JP2015199033A - 廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘性土が付着した廃棄物を効率的にリサイクルすることができる廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法を提供する。
【解決手段】廃棄物のリサイクルシステム1及びリサイクル方法は、廃棄物を破砕する破砕手段(破砕工程)と、大きさの異なる廃棄物が混合された廃棄物群を大きさによって2種類以上のクラスに分ける分級手段(分級工程)と、廃棄物から少なくとも可燃物、不燃物及び金属のいずれか一つを選別する選別手段(選別手段)と、を含む、少なくとも廃棄物から細粒物を選別する破砕選別手段(破砕選別工程S100)と、破砕選別手段によって選別された細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚水として分離する洗浄手段(洗浄工程S200a)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法に関し、特に津波災害によって発生した廃棄物に対する廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法に関する。
従来、廃棄物からリサイクル可能なものを選別する廃棄物のリサイクルシステムが考案されている。例えば特許文献1には、回転式篩機とその後段に設けられる磁力選別機及び不燃物精選機とを備え、回転式篩機で選別された混合不燃物から磁力選別機により金属類を取り除いた後、この混合不燃物から不燃物精選機により砂・砕石を選別するシステムが開示されている。このような従来のシステムでは、処理の対象となる廃棄物の組成や状態がある程度限定されている。
特開2003−275687号公報
しかしながら、例えば津波災害によって発生した廃棄物においては、組成や大きさが多岐に亘っており、さらに、津波堆積物に含まれる粘性土が可燃物や不燃物に付着した状態で混在している。そのため、従来のシステムでは、このような状態の廃棄物をリサイクル可能な状態に選別することが困難であり、効率的にリサイクルすることができなかった。
本発明は、粘性土が付着した廃棄物を効率的にリサイクルすることができる廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法を提供することを目的とする。
本発明による廃棄物のリサイクルシステムは、廃棄物を破砕する破砕手段と、大きさの異なる廃棄物が混合された廃棄物群を大きさによって2種類以上のクラスに分ける分級手段と、廃棄物から少なくとも可燃物、不燃物及び金属のいずれか一つを選別する選別手段と、を含む、少なくとも廃棄物から細粒物を選別する破砕選別手段と、破砕選別手段によって選別された細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚水として分離する洗浄手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明による廃棄物のリサイクル方法は、廃棄物を破砕する破砕工程と、大きさの異なる廃棄物が混合された廃棄物群を大きさによって2種類以上のクラスに分ける分級工程と、廃棄物から少なくとも可燃物、不燃物及び金属のいずれか一つを選別する選別工程と、を含み、少なくとも廃棄物から細粒物を選別する破砕選別工程と、破砕選別工程によって選別された細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚水として分離する洗浄工程と、を有することを特徴とする。
このような廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法によれば、破砕選別手段によって、可燃物、不燃物及び金属といったリサイクル材から細粒物を効率的に選別することができる。そして、選別された細粒物を洗浄することで、細粒物に含まれるリサイクル可能な可燃物や不燃物から粘性土が除去されるため、細粒物から可燃物及び不燃物を効率的に選別することができる。このように、粘性土が付着した廃棄物を効率的にリサイクルすることができる。
また、選別手段(選別工程)は、少なくとも、廃棄物から可燃物を風力によって選別する風力選別手段(風力選別工程)、又は、廃棄物から可燃物を回転棒によって掃き出す回転棒選別手段(回転棒選別工程)を備えていてもよい。この構成によれば、より効率的に廃棄物から可燃物を選別することができる。
また、洗浄手段(洗浄工程)は、細粒物から可燃物を浮力によって選別する浮力選別手段(浮力選別工程)を備えていてもよい。この構成によれば、より効率的に細粒物から可燃物を選別することができる。
また、少なくとも選別手段(選別工程)によって選別された可燃物を焼却する可燃物焼却手段(可燃物焼却工程)と、可燃物焼却手段によって生じた主灰を造粒固化する造粒固化手段(造粒固化工程)と、可燃物焼却手段によって生じた飛灰を分離する飛灰分離手段(飛灰分離工程)と、を含む焼却手段(焼却工程)をさらに備えてもよい。この構成によれば、可燃物を焼却した際の焼却灰をリサイクル可能な状態にすることができ、リサイクル率を高めることができる。
また、洗浄手段(洗浄工程)によって分離された汚水の濁度に基いて汚水に凝集剤を投入し、汚泥を含むスラリーを分離する凝集手段(凝集工程)と、凝集手段によって分離されたスラリーの流量及び比重を計測し、計測された流量及び比重に基いて不溶化剤を前記スラリーに投入する不溶化手段(不溶化工程)と、不溶化手段によって不溶化剤が投入されたスラリーを脱水固化する固化手段(固化工程)と、を含む汚泥処理手段をさらに備えてもよい。この構成によれば、汚水に含まれる汚泥をリサイクル可能な状態にすることができ、リサイクル率を高めることができる。
本発明によれば、粘性土が付着した廃棄物を効率的にリサイクルすることができる。
混合廃棄物のリサイクルシステムの概要を示すフロー図である。 破砕選別工程を示すフロー図である。 土壌洗浄工程を示すフロー図である。 焼却工程を示すフロー図である。 風力選別装置を示す部分断面図である。 回転棒選別装置を示す斜視図である。 浮力選別装置を示す斜視図である。 津波堆積物のリサイクルシステムの概要を示すフロー図である。 津波堆積物のリサイクルシステムの概要を示すフロー図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。なお、本発明は、細粒物を含む廃棄物に対するリサイクルシステム及びリサイクル方法に広く適用可能であるが、ここでは津波災害によって発生した廃棄物に対するリサイクルシステム及びリサイクル方法に適用した場合の一例について説明する。
津波災害における廃棄物は、大きく、災害廃棄物と津波堆積物とに分類することができる。本実施形態において、災害廃棄物は、さらにコンクリートガラ、木くず及び混合廃棄物に分類される。また、津波堆積物は、規定以上の有害物を含む津波堆積物と、規定以上の有害物を含まない津波堆積物とに分類される。混合廃棄物及び津波堆積物は、いずれも、津波災害に由来しているため、海底から巻き上げられた土砂分を含んでいる。以下、それぞれについてのリサイクルシステムに関して説明する。
まず、災害廃棄物の処理方法について説明する。コンクリートの破片であるコンクリートガラは、破砕選別されることで利用可能なリサイクル材となる。コンクリートガラは、まず、ジョークラッシャ等の破砕機によって一次破砕される。続いて、磁力によって鉄くずを選別する磁力選別が行われる。選別された鉄くずは、スクラップとしてリサイクル可能な状態となっている。磁力選別によって鉄くずが除去されたコンクリートガラは、インパクトクラッシャ等を用いた二次破砕によって、さらに破砕される。二次破砕後のコンクリートガラは、振動篩によって40mm以下のものが選別される。選別されたコンクリートガラは、土木資材としてリサイクル可能な状態となっている。40mmより大きなコンクリートガラは、40mm以下の大きさになるまで二次破砕の工程が繰り返される。
木くずは、泥の付着状況、腐敗状況、浸透した海水による塩分濃度等により再生資材としての利用可否が判断され、利用可能な場合にはリサイクル可能なものとして選別される。それ以外の場合では、破砕された後、磁力選別によって鉄くずが選別される。磁力選別によって選別された鉄くずは、スクラップとしてリサイクル可能な状態となる。そして、磁力選別によって鉄くずが除去された木くずは、バイオマスボイラで焼却される。バイオマスボイラでは、木くずを燃料とした発電によって、サーマルリサイクルが行われる。なお、焼却によって発生した主灰は、後述する造粒固化工程と同様の方法によって固化物にされ、土木資材としてリサイクル可能な状態となる。
混合廃棄物は、可燃物(木くず、廃プラスティック、紙、布等)、不燃物(土砂、石、コンクリートガラ、ガラス、陶磁器くず、金属等)、危険物(石綿含有物、PBC等の有害物を含む廃棄物、ガスボンベ、消火器等)、思い出の品(写真、アルバム、位牌、貴重品等の個人にとって特別な意味をもつ物品)等と、津波に由来する土砂分とが雑多に混合された状態となっている。
図1に示されるように、混合廃棄物のリサイクルシステム1は、破砕選別工程S100、土壌洗浄工程S200及び焼却工程S300を備えている。破砕選別工程は、そのままリサイクル材となる廃棄物と、リサイクル材となるまでにさらに工程が必要な細粒物及び可燃物とが破砕選別手段によって選別される工程である。土壌洗浄工程S200は、洗浄手段によって細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚水・汚泥として分離する洗浄工程S200aと、洗浄工程S200によって分離された汚水・汚泥を汚泥処理手段によって処理する汚泥処理工程200bとを含んでいる。焼却工程S300は、破砕選別工程S100等によって選別された可燃物を可燃物焼却手段によって焼却し、リサイクル材に加工する工程である。以下、各工程について、詳細に説明する。
図2は、破砕選別工程S100の詳細を示すフロー図である。図2に示されるように、破砕選別工程S100は、所定の大きさ以上の廃棄物を破砕する工程(粗破砕工程S102、破砕工程S107)と、大きさの異なる廃棄物が混合された廃棄物群を大きさによって複数のクラスに分ける工程(分級工程S103、S108)と、廃棄物から可燃物、不燃物、金属等を選別する工程(粗選別工程S101、手選別工程S104、磁力選別工程S105,S106,S111、風力選別工程S109、回転棒選別工程S110)と、を含んでいる。
破砕選別工程S100では、まず、混合廃棄物が粗選別工程S101に送られる。この粗選別工程S101では、混合廃棄物から、燃料・原料として利用可能な木くず、スクラップとして利用可能な金属くず、再生砕石として利用可能なコンクリートガラ・石及び燃料として利用可能な廃プラスティックが、リサイクル材として取り除かれる。また、粗選別工程S101では、リサイクルに適さない危険物及び思い出の品も取り除かれる。
粗選別工程S101を経た長尺物を含む廃棄物は、粗破砕工程S102によって約300mm以下に粗粉砕される。粗破砕工程S102では、例えば、二軸せん断式破砕機のような破砕手段としての破砕機が用いられる。この二軸せん断式破砕機は、平行に設置された2本の回転軸のそれぞれに複数設けられた鎌形の回転刃と、隣接する回転刃の間に配置された固定刃との間で対象物をせん断して破砕するものである。
粗破砕された廃棄物は、分級工程S103によって100mmより大きなものと、30mm〜100mmのものと、30mm以下のものとに分けられる。この分級工程S103では、例えば分級手段としての振動篩が用いられる。
100mmより大きなものは、手選別工程S104によって、非鉄金属、コンクリートガラ・石、瓦・煉瓦及びガラス・陶磁器が選別される。非鉄金属、コンクリートガラ・石は、スクラップとして利用可能なリサイクル材となる。瓦・煉瓦、ガラス・陶磁器は土木資材として利用可能なリサイクル材となる。このようなリサイクル材が取り除かれた廃棄物は、続いて磁力選別工程S105に送られる。この磁力選別工程S105によって、鉄くずが、利用可能なリサイクル材として選別される。磁力選別工程S105によって鉄くずが除去されたものは、可燃物として焼却工程S300に送られる。
分級工程S103によって30mm〜100mmに分級されたものは、磁力選別工程S106によって鉄くずがスクラップとして利用可能なリサイクル材として選別される。鉄くずが除去された廃棄物は、破砕工程S107において、ハンマークラッシャ等の破砕機によって破砕される。破砕後のものは、振動篩を用いた分級工程S108によって30mm以下のものと、30mmより大きなものとに分けられる。そして、30mm以下のものは、細粒物として選別され、土壌洗浄工程S200に送られる。
分級工程S108によって30mmより大きいとして分級された廃棄物は、風力選別工程S109に送られる。風力選別工程S109では、風力選別手段としての風力選別装置100を用いた選別によって、可燃物が選別される。図5に示されるように、風力選別装置100は、廃棄物Dが投入される110投入部と、廃棄物Dが選別される120選別部とを備えている。投入部110は、投入された廃棄物Dを受け入れるホッパ112と、ホッパ112から供給される廃棄物Dを選別部120まで移動させるフィーダ113とを有している。このフィーダ113は、選別部120側に向かって下側に傾斜している。ホッパ112からフィーダ113に廃棄物Dが供給されると、フィーダ113が図示しない振動源によって振動することで、廃棄物Dがフィーダ113を滑りながら選別部120側に移動する。フィーダ113の選別部120側の端部113aは、櫛刃状又は網状に形成されているため、下方からの空気流が上方に流通するようになっている。
選別部120は、フィーダ113から廃棄物Dが供給される箱状の風洞部121と、風洞部121の下側に隣接して設けられる不燃物回収部122及び可燃物回収部123と、風洞部121の上側に設けられる吸引部124とを備えている。不燃物回収部122は、フィーダ113の端部113aの下方に設けられている。可燃物回収部123は、フィーダ113の端部113aから廃棄物Dの移動方向A側に離れた位置に設けられている。不燃物回収部122と可燃物回収部123との間には、板状の仕切部材127が設けられている。仕切部材127の上端は、フィーダ113の端部113aと同程度の高さとなっている。また、選別部120には、フィーダ113の下方からフィーダ113の端部113aに向けて空気流を送る送風部128が設けられている。送風部128から吐出される空気流Bは、フィーダ113の端部113aを通り、吸引部124から吸引される。フィーダ113の端部113aから吸引部124までの流路が直線状となるように、風洞部121における端部113aの上方の壁面121aは、空気流Bに沿うように傾斜して形成されている。
ホッパ112に供給された廃棄物Dは、フィーダ113を滑りながらフィーダ113の端部113aまで移動する。フィーダ113の端部113aでは、送風部128からの空気流Bが上側に抜けるため、比重が小さく、質量の小さい廃棄物d2が可燃物回収部123側に飛ばされ、回収される。一方、比重が大きく、質量の大きい廃棄物d1は、フィーダ113の端部113aから不燃物回収部122に落下し、回収される。このように、風力選別装置では、空気流Bによって飛ばされた廃棄物d2が、可燃物として選別される。選別された可燃物は、焼却工程S300に送られる。
風力選別工程S109において不燃物回収部に回収されたものは、その多くが不燃物(廃棄物d1)であるが、風力選別装置100で選別しきれなかった可燃物(廃棄物d2)を含んでいる。そこで、さらに回転棒選別手段としての回転棒選別装置200によって精選別されることで、一部が可燃物として選別され、焼却工程S300に送られる。残った廃棄物(不燃物)は、土木資材として利用可能なリサイクル材として回収される。
図6に示されるように、回転棒選別装置200は、供給コンベア201、回収コンベア202、送風部203及び回転棒選別部210を備えている。供給コンベア201は、風力選別工程S109で不燃物回収部に回収された廃棄物d1、d2を搬送するためのものである。回収コンベア202は、供給コンベア201で搬送される廃棄物d1、d2から回転棒選別部210によって選別された廃棄物d2を回収するものである。供給コンベア201及び回収コンベア202は、互いに平行となるように配置され、いずれも一方側(図示例では、右奥から左手前の方向)に一定の速度で廃棄物d1、d2を搬送する。供給コンベア201と、回収コンベア202との間には、架渡部206が設けられている。架渡部206は、供給コンベア201と回収コンベア202との隙間を塞ぐように設けられた板状部材である。架渡部206は、幅方向における中央付近が所定の高さとなるように、上側に凸状に形成されている。また、架渡部206の供給コンベア201側の端部206aには、この端部206aを覆うように補助板207が設けられている。
回転棒選別部210は、駆動部211によって方向Cの向きに回転する回転軸212と、回転軸212から放射状に延びる棒状体213とを備えている。回転軸212は、供給コンベア201の上方において、供給コンベア201の延在方向に沿って設けられている。棒状体213は、所定の弾性を備えており、回転軸212の回転にともなって供給コンベア201に当接しながら回転する。
送風部203は、供給コンベア201から回収コンベア202へ向かう方向に沿って配置されている。送風部203は、供給コンベア201の上部に向けて、供給コンベア201から回収コンベア202へ向かう方向に沿って空気を送風する。
廃棄物d1、d2が供給コンベア201によって搬送されると、回転する棒状体213によって廃棄物d1、d2が回収コンベア202側に弾かれるようにして掃き出される。また、掃き出された廃棄物d1、d2には、送風部203から回収コンベア202側に向かう空気流が当てられる。これにより、比重の小さな廃棄物d2(可燃物)のみが、架渡部206を越えて、効率的に回収コンベア202に移動する。なお、補助板207が設けられているため、廃棄物d2が架渡部206の端部206aに引っかかってしまうことが防止される。
分級工程S103によって30mm以下として分級された廃棄物は、磁力選別によって鉄くずが除去された後、細粒物(篩下)として選別される。なお、鉄くずはスクラップとしてリサイクルされる。破砕選別工程S100によって選別された細粒物は、土壌洗浄工程S200に送られる。
土壌洗浄工程S200では、細粒物から、土木資材として利用可能な礫・砂と、同じく土木資材として利用可能な固化物(脱水汚泥)とがリサイクル材として選別される。図3は、土壌洗浄工程S200の詳細を示すフロー図である。図3に示されるように、土壌洗浄工程S200は、細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚泥として分離する洗浄工程S200aと、汚泥に含有される有害物を不溶化・脱水固化する汚泥処理工程S200bとを有している。
細粒物は、30mm以下の混合廃棄物であり、例えば、礫、砂、鉄くず等の不燃物と、可燃物との混合物に粘性土(シルト、粘土)が付着したものである。また、この細粒物には、ヒ素、ホウ素、フッ素等の有害物が含有されている。これらの有害物は、礫や砂よりも粒径の小さな粘性土に付着しやすい性質をもっている。なお、以下の浮力選別装置300の説明では、便宜上、細粒物が比重の大きい不燃物からなる細粒物d3と比重の小さい可燃物からなる細粒物d4とによって構成されているものとして説明する。
洗浄工程S200aでは、まず、浮力選別手段としての浮力選別装置300を用いた浮力選別工程S201によって可燃物が選別される。図7に示されるように、浮力選別装置300は、細粒物d3、d4が供給されるすべり板318と、すべり板318から滑り落ちた細粒物d3、d4が投入される洗浄プール302と、洗浄プール302で沈降した不燃物(細粒物d3)を洗浄プール302外に搬送する搬送部307と、洗浄プール302で浮遊した可燃物(細粒物d4)を越流させる越流部308とを備えている。
すべり板318は、水面WFへ向かって斜め下方に傾斜しているため、すべり板318に供給された細粒物d3、d4は、すべり板318の下端318aから落下して洗浄プール302に投入される。また、すべり板318には振動機構(不図示)が設けられている。そのため、細粒物d3、d4は、すべり板318を滑りやすくなるとともに、左右方向D2に拡がりやすくなる。
洗浄プール302は、細粒物d3、d4を浮力によって選別するための水を貯留する槽である。洗浄プール302には、長さ方向D1に向かい合うように対向する壁部312と壁部313とが形成されている。この壁部312と壁部313との間の領域は、水流部302Aであり、投入された細粒物d3、d4を浮力の違いによって可燃物と不燃物とに選別する部分である。水流部302Aには、図示しない水流発生機構によって、越流部308へ向かう水流WSが発生している。そのため、浮遊物が越流部308側に流れやすくなっている。また、壁部313の下端付近には、水流部302Aに気泡を発生させるエアー供給部306が配置されている。これにより、水流部302A内において可燃物が浮かび上がりやすくなっている。
搬送部307は、洗浄プール302内から洗浄プール320外にかけて配置されることで、不燃物(細粒物d3)を洗浄プール302外へ搬送するものである。搬送部307は、洗浄プール302の底壁に設けられたベルトコンベアによって構成されている。搬送部307における洗浄プール302内側の端部307aは、水流部302Aの下方まで延びている。これにより、水流部302Aで沈降した不燃物が搬送部307によって洗浄プール302外に搬送されることになる。
越流部308は、壁部312の上縁部312aが洗浄プール302を構成する他の壁部(不図示)よりも低い位置とされることによって構成されている。これにより、洗浄プール302の水は、最も低く形成された越流部308から流れ出ることになる。そのため、洗浄プール302で浮遊した可燃物(細粒物d4)は、越流と共に洗浄プール302外に流れ出ることになる。このように、浮力選別工程S201によって、細粒物から可燃物が取り除かれる。
続いて、可燃物が取り除かれた細粒物は、磁力選別工程S202に送られる。磁力選別工程S202では、細粒物から鉄くずが選別される。鉄くずが除去された細粒物は、解泥洗浄工程S203に送られる。解泥洗浄工程S203では、ドラムスクラバ等によって、細粒物に付着した粘性土が解きほぐされることで、細粒物から粘性土が汚水として除去(選別)される。なお、図3では、汚水の流れが破線によって示されている。
粘性土が除去された細粒物は、分級工程S204に送られる。分級工程S204では、トロンメル等によって、10mm以上のものと、2mmより大きく10mm未満のものと、2mm以下のものとに分級される。10mm以上のものは、浮力選別装置300を用いた浮力選別工程S205によって可燃物と不燃物とに分けられる。不燃物は土木資材としてリサイクル可能な礫として選別される。同様に、2mmより大きく10mm未満のものは、浮力選別装置300を用いた浮力選別工程S206によって可燃物と不燃物とに分けられる。不燃物は土木資材としてリサイクル可能な礫として選別される。2mm以下のものは、さらにハイメッシュセパレータを用いた分級工程S207によって0.074mmより大きなものと、0.074mm以下のものを含んだ汚水とに分級される。0.074mmより大きなものは、ロッグウォッシャを用いたもみ洗い工程S208によって洗浄され、土木資材としてリサイクル可能な砂として選別される。0.074mm以下のものを含んだ汚水は、解泥洗浄工程S203で発生した汚水と共に、汚泥処理工程S200bに送られる。
汚泥処理工程S200bでは、まず排水処理工程(凝集工程)S210が行われる。排水処理工程S210では、まず汚水が原水槽に貯留される。原水槽に貯留された汚水は、一定量ごとに凝集反応槽に移され、ここで凝集剤が添加される(凝集工程)。凝集剤が添加された汚水は、凝集手段としてのシックナーに移される。シックナーでは、沈殿した汚泥を含む懸濁液(スラリー)が中継槽に移される。汚泥が除去された水は、所定の処理がなされた後に、循環水として浮力選別装置300等で利用される。
本実施形態では、凝集反応槽として、例えば、第1の凝集反応槽と第2の凝集反応槽とを備えてもよい。この場合、原水槽に貯留された汚水は、一定量ごとに第1の凝集反応槽に移され、ここで凝集剤が添加される。この凝集剤には、無機系凝集剤と高分子凝集剤を組み合わせたものが用いられる。無機系凝集剤としては、例えば、硫酸バンド、塩化アルミ、PAC(ポリ塩化アルミ)、塩化第二鉄、ポリ硫酸第二鉄等を利用することができる。また、高分子凝集剤としては、例えば、アニオン性凝集剤、ノニオン性凝集剤、カチオン性凝集剤等を利用することができる。このとき、第1の凝集反応槽のpHは、アルカリ性となるように、pH調整剤によって制御されている。凝集剤が添加された汚水は、第1のシックナーに移され、沈殿した汚泥を含むスラリーが中継槽に移される。続いて、スラリーが引き抜かれた汚水は、第2の凝集反応槽に移され、ここで凝集剤が添加される。このとき、第2の凝集反応槽のpHは、第1の凝集反応槽とは異なり、酸性となるように、pH調整剤によって制御される。凝集剤が添加された汚水は、第2のシックナーに移され、沈殿した汚泥を含むスラリーが中継槽に移される。このように、第1の凝集反応槽と第2の凝集反応槽とを、異なるpHに制御することで、効率的に凝集させることができる。特に、第1の凝集反応槽をアルカリ側に制御し、第2の凝集反応槽を酸性側に制御することで、効率的に凝集させることができる。
排水処理工程S210で生じた汚泥を含むスラリーは、不溶化工程・脱水固化工程S211によって、ヒ素、ホウ素、フッ素等の有害物が溶出しないように処理される。不溶化工程・脱水固化工程S211では、中継槽に貯留されたスラリーが、不溶化手段としての不溶化反応槽にポンプによって移される。このとき、流量計及び比重計によってスラリーの流量と比重とが計測される。そして、不溶化反応槽では、計測されたスラリーの流量及び比重に基いて不溶化剤が投入され、均一になるまで混合される。不溶化剤が混合されたスラリーは、スラリー槽に移され、貯留される。不溶化剤としては、例えば、鉄塩系、キレート系、マグネシウム系、アルミニウム塩系、無機鉱物系等の不溶化剤が用いられ、これらには、生石灰、二水石膏、半水石膏、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等、有害物質や重金属溶出を抑制する物質が含まれる。なお、例えば、不溶化反応槽には、計測されたスラリーの流量及び比重に基いて不溶化剤を計量し、不溶化反応槽に不溶化剤を投入するシステムが用いられる。
スラリー層に移されたスラリーは、フィルタープレス等の脱水装置(固化手段)による固化工程によって脱水される。これにより、スラリーは、脱水ケーキと水分(脱離液)とに分離される。脱水ケーキは、例えば石膏系の固化材が添加されることで、固化され、固化物となる。この固化物は、土木資材としてリサイクルすることが可能となる。
このように、土壌洗浄工程S200では、土木資材としてリサイクル可能な礫、砂及び固化物が選別される。土壌洗浄工程S200で選別された可燃物は、破砕選別工程S100で選別された可燃物と共に焼却工程S300によって焼却される。焼却工程S300において、可燃物は焼却され、主灰と飛灰とに分けられる。主灰は、造粒固化によって固化物にされ、土木資材としてリサイクル可能な状態となる。飛灰は、管理型埋め立て処分場に埋め立てられる。
図4は、焼却工程S300を詳細に示したフロー図である。図4に示されるように、焼却工程S300は、可燃物を焼却する可燃物焼却工程S301と、可燃物焼却工程S301によって生じた主灰を造粒固化する造粒固化工程S302とを有している。また、可燃物焼却工程S301では、焼却によって生じた焼却灰から飛灰を分離する工程を有している(飛灰分離工程)。
まず、可燃物焼却工程S301によって、可燃物が可燃物焼却手段としての焼却炉で焼却される。この可燃物焼却工程S301で用いられる焼却炉には、例えば、ストーカー式焼却炉、流動式焼却炉、ロータリーキルン式焼却炉などがある。可燃物焼却工程S301によって可燃物が焼却されると、焼却灰が発生する。焼却灰は、燃焼炉に堆積する主灰と飛灰分離手段としてのバグフィルタ等によって回収される飛灰とに分離される(飛灰分離工程)。この主灰には、金属くずや、焼却炉において焼却した際に生じる大きな塊(クリンカ)などが含有されている。これら金属くずやクリンカはリサイクル材の生成に用いる素材として適当ではない。そので、所定の大きさ以上の金属くずやクリンカといった固形物が、主灰から除去される。これにより、リサイクル材の生成に適した主灰が得られる。
続いて、造粒固化工程S302が行われる。主灰には、強度を付与するためにセメントを混合すると共に、ヒ素、ホウ素、フッ素等の有害物の溶出を抑制する不溶化剤を混合する。セメントは、主灰の重量に対して3〜30%程度混合する。セメントには、例えばポルトランドセメント、高炉セメントなどを用いることができる。不溶化剤としては、例えば、鉄塩系、キレート系、マグネシウム系、アルミニウム塩系、無機鉱物系等の不溶化剤が用いられ、これらには、生石灰、二水石膏、半水石膏、酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等、有害物質や重金属溶出を抑制する物質が含まれる。続いて、例えば造粒固化手段としてのバッチ式混練装置によって、主灰、セメント及び不溶化剤が均質になるように混練される。これにより、土木資材としてリサイクル可能な固化物が得られる。以上が、災害廃棄物のリサイクルシステム(方法)である。
次に、津波堆積物の処理方法について説明する。津波堆積物は、土砂分の中に基準値以上の有害物が含有されているかの土壌分析が所定量(例えば、約900m)ごとに行われる。基準値は、例えば土壌汚染対策法によって規定されるものである。土壌分析の結果、基準値を超過したしたものは津波堆積物(汚染有)に分類され、基準値を超過しなかったものは津波堆積物(汚染無)に分類される。津波堆積物(汚染有)と津波堆積物(汚染無)とは、それぞれ別のシステムによってリサイクルが行われる。
まず、津波堆積物(汚染有)のリサイクルシステム4について説明する。津波堆積物(汚染有)は、その多くが土砂によって構成されているが、土砂以外の廃棄物も含まれている。そのため、図8に示されるように、津波堆積物(汚染有)は、振動篩を用いた分級工程S401によって、100mm以下のものが選別される。100mmより大きな津波堆積物(汚染有)は、廃棄物として、混合廃棄物の処理工程における破砕選別工程S100に送られる。
100mm以下の津波堆積物(汚染有)は、磁力選別工程S402に送られ、スクラップとしてリサイクル可能な鉄くずが除去される。鉄くずが除去された津波堆積物(汚染有)は、解泥洗浄工程S403に送られる。解泥洗浄工程S403では、ドラムスクラバ等によって、津波堆積物(汚染有)に付着した粘性土が解きほぐされることで、津波堆積物(汚染有)から粘性土が汚水として除去(選別)される。なお、図8では、汚水の流れが破線によって示されている。
粘性土が除去された津波堆積物(汚染有)は、分級工程S404に送られる。分級工程S404では、トロンメル等によって、40mm以上のものと、2mmより大きく40mm未満のものと、2mm以下のものとに分級される。40mm以上のものは、可燃物として焼却工程S300に送られる。2mmより大きく40mm未満のものは、浮力選別装置300を用いた浮力選別工程S405によって可燃物と不燃物とに分けられる。不燃物は土木資材としてリサイクル可能な礫として選別される。2mm以下のものは、ロッグウォッシャを用いたもみ洗い工程S406によって洗浄され、分級工程S407に送られる。分級工程S407では、2mm以下のものが、洗浄分級機によって0.074mmより大きなものと、0.074mm以下のものを含んだ汚水とに分級されるとともに、さらに洗浄が行われる。0.074mmより大きなものは、土木資材としてリサイクル可能な砂として選別される。0.074mm以下のものを含んだ汚水は、解泥洗浄工程S403で発生した汚水等と共に、排水処理工程(凝集工程)S408に送られる。排水処理工程(凝集工程)S408及び不溶化・脱水固化工程S409は、汚泥処理工程S200bと同様であるため、説明を省略する。
次に、津波堆積物(汚染無)のリサイクルシステム5について説明する。津波堆積物(汚染無)は、基準値以上の有害物が含有されていないため、不溶化処理を含む土壌洗浄工程を行うことなくリサイクルすることができる。しかし、津波堆積物(汚染有)と同様に土砂以外の廃棄物も含まれている。そこで、図9に示されるように、津波堆積物(汚染無)は、振動篩を用いた分級工程S501によって、100mm以下のものが選別される。100mmより大きな津波堆積物(汚染無)は、廃棄物として、混合廃棄物の処理工程における破砕選別工程S100に送られる。
100mm以下の津波堆積物(汚染無)は、磁力選別工程S502に送られ、スクラップとしてリサイクル可能な鉄くずが除去される。鉄くずが除去された津波堆積物(汚染無)は、土質改質工程S503に送られる。土質改質工程S503において、津波堆積物(汚染無)は、土質改質剤と共に混合機(ミキシングドラム)に投入され、撹拌されながら混合される。土質改質剤は、例えば生石灰(酸化カルシウム)であり、土砂の含水率を低下させることにより、津波堆積物(汚染無)に含まれる土砂分と、その他の廃棄物とを分離しやすくさせるものである。
土質改質された津波堆積物(汚染無)は、振動篩を用いた分級工程S504によって、40mm以下のものが選別される。40mmより大きな津波堆積物(汚染無)は、廃棄物として破砕選別工程S100に送られる。40mm以下の津波堆積物(汚染無)は、振動篩を用いた分級工程S505に送られる。分級工程S505では、20mm以上のものと20mm以下のものとに分級される。20mm以上の津波堆積物(汚染無)は、廃棄物として破砕選別工程S100に送られる。20mm以下の津波堆積物(汚染無)は、磁力選別工程S506を経て、土砂と鉄くずとに分別される。土砂は、土木資材として利用可能なリサイクル材として、鉄くずはスクラップとして利用可能なリサイクル材として回収される。
以上説明した廃棄物のリサイクルシステム及び廃棄物のリサイクル方法によれば、破砕選別工程S100によって、可燃物、不燃物及び金属といったリサイクル材から細粒物を効率的に選別することができる。また、このような細粒物は、粘性土や有害物が付着していることから、従来のシステムではリサイクルすることが困難であった。しかし、選別された細粒物を洗浄工程S200aによって洗浄することで、細粒物に含まれるリサイクル可能な可燃物や不燃物から粘性土が除去されるため、細粒物から可燃物及び不燃物を効率的に選別することができる。これにより、粘性土が付着した廃棄物を効率的にリサイクルすることができる。
また、破砕選別工程S100においては、風力選別工程S109を備えているため、より効率的に廃棄物から可燃物を選別することができる。特に、本実施形態では、所定の範囲の大きさ(30mm〜100mm)の廃棄物に対して風力選別工程S109が実行されるため、比重差による質量差が明確であり、選別がより効果的に行われる。
また、破砕選別工程S100においては、回転棒選別工程S110を備えているため、より効率的に細粒物から可燃物を選別することができる。特に、本実施形態では、風力選別工程S109の後に、回転棒選別工程S110が実行されており、選別の対象が比較的限定できるため、選別がより効果的に行われる。
また、本実施形態の廃棄物のリサイクルシステムでは、主灰を造粒固化してリサイクルする焼却工程S300を備えている。これにより、可燃物を焼却した際の焼却灰をリサイクル可能な状態にすることができ、リサイクル率を高めることができる。
また、本実施形態の廃棄物のリサイクルシステムでは、有害物を含有する汚泥を不溶化してリサイクルする汚泥処理工程S200bを備えている。この構成によれば、汚水に含まれる汚泥をリサイクル可能な状態にすることができ、リサイクル率を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更等を行ってもよい。
1,4,5…リサイクルシステム、S100…破砕選別工程、S101…粗選別工程(選別工程)、S102…粗破砕工程(破砕工程)、S103,S108,…分級工程、S104…手選別工程(選別工程)、S105,S106,S111…磁力選別工程(選別工程)、S107…破砕工程、S109…風力選別工程、S110…回転棒選別工程、S200…土壌洗浄工程、S200a…洗浄工程、S200b…汚泥処理工程、S201,S205,S206…浮力選別工程、S300…焼却工程、S301…可燃物焼却工程、S302…造粒固化工程。

Claims (10)

  1. 廃棄物を破砕する破砕手段と、大きさの異なる廃棄物が混合された廃棄物群を大きさによって2種類以上のクラスに分ける分級手段と、廃棄物から少なくとも可燃物、不燃物及び金属のいずれか一つを選別する選別手段と、を含む、少なくとも廃棄物から細粒物を選別する破砕選別手段と、
    前記破砕選別手段によって選別された細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚水として分離する洗浄手段と、を有することを特徴とする、廃棄物のリサイクルシステム。
  2. 前記選別手段は、少なくとも、廃棄物から可燃物を風力によって選別する風力選別手段、又は、廃棄物から可燃物を回転棒によって掃き出す回転棒選別手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のリサイクルシステム。
  3. 前記洗浄手段は、細粒物から可燃物を浮力によって選別する浮力選別手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の廃棄物のリサイクルシステム。
  4. 少なくとも前記選別手段によって選別された可燃物を焼却する可燃物焼却手段と、
    前記可燃物焼却手段によって生じた主灰を造粒固化する造粒固化手段と、
    前記可燃物焼却手段によって生じた飛灰を分離する飛灰分離手段と、
    を含む焼却手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のリサイクルシステム。
  5. 前記洗浄手段によって分離された汚水の濁度に基いて汚水に凝集剤を投入し、汚泥を含むスラリーを分離する凝集手段と、
    前記凝集手段によって分離された前記スラリーの流量及び比重を計測し、前記計測された流量及び比重に基いて不溶化剤を前記スラリーに投入する不溶化手段と、
    前記不溶化手段によって不溶化剤が投入されたスラリーを脱水固化する固化手段と、
    を含む汚泥処理手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリサイクルシステム。
  6. 廃棄物を破砕する破砕工程と、大きさの異なる廃棄物が混合された廃棄物群を大きさによって2種類以上のクラスに分ける分級工程と、廃棄物から少なくとも可燃物、不燃物及び金属のいずれか一つを選別する選別工程と、を含み、少なくとも廃棄物から細粒物を選別する破砕選別工程と、
    前記破砕選別工程によって選別された細粒物を洗浄し、付着した粘性土を汚水として分離する洗浄工程と、を有することを特徴とする、廃棄物のリサイクル方法。
  7. 前記選別工程は、少なくとも、廃棄物から可燃物を風力によって選別する選別工程、又は、廃棄物から可燃物を回転棒によって掃き出す選別工程を備えていることを特徴とする請求項6に記載のリサイクル方法。
  8. 前記洗浄工程は、細粒物から可燃物を浮力によって選別する浮力選別工程を備えていることを特徴とする請求項6又は7に記載の廃棄物のリサイクル方法。
  9. 少なくとも前記選別工程によって選別された可燃物を焼却する可燃物焼却工程と、
    前記可燃物焼却工程によって生じた主灰を造粒固化する造粒固化工程と、
    前記可燃物焼却工程によって生じた飛灰を分離する飛灰分離工程と、
    を含む焼却工程をさらに備えたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載のリサイクル方法。
  10. 前記洗浄工程によって分離された汚水の濁度に基いて汚水に凝集剤を投入し、汚泥を含むスラリーを分離する凝集工程と、
    前記凝集工程によって分離された前記スラリーの流量及び比重を計測し、前記計測された流量及び比重に基いて不溶化剤を前記スラリーに投入する不溶化工程と、
    前記不溶化工程によって不溶化剤が投入されたスラリーを脱水固化する固化工程と、
    を含む汚泥処理工程をさらに備えたことを特徴とする、請求項6〜9のいずれか一項に記載のリサイクル方法。
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