JP2015200405A - 掃除口継手の蓋体及び掃除口継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】掃除口継手10の掃除口部13に挿入される挿入筒部と、挿入筒部の一端から径方向外方に延びるよう形成された環状のフランジ部23と、挿入筒部の中心軸周りに回転させることによって掃除口部13に形成された複数の係合溝に係合される複数の係合突起と、フランジ部23において、フランジ部23の中心を挟んだ両側に形成された一対の工具係合溝40と、を備える。
【選択図】図11
Description
しかし、この蓋体を工具で開閉させるには、把持部の先端部に形成された治具孔に挿入可能な専用の棒状治具を用いる必要がある。この場合、専用の治具を用意しなければならないのはコストもかかり不便である。
そこで、本発明は、省スペース化を図りつつ、汎用工具を用いて容易に開閉操作を行うことのできる掃除口継手の蓋体及びそれを用いた掃除口継手を提供する。
この発明に係る掃除口継手の蓋体は、前記掃除口部に挿入される挿入部と、前記挿入部の一端から径方向外方に延びるよう形成された環状のフランジ部と、前記挿入部の中心軸周りに回転させることによって前記掃除口部に形成された複数の係合溝に係合される複数の係合突起と、前記フランジ部において、前記フランジ部の中心を挟んだ両側に形成された一対の工具係合溝と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、工具係合溝は、フランジ部の中心を挟んだ両側に形成されているため、例えばドライバーの軸部等、棒状の工具を工具係合溝に係合させることで、蓋体を回転させることができる。また、工具を回すことによる力は、蓋体の最外周部であるフランジ部に伝達されるので、軽い力で蓋体を回転させることが可能となる。
そして、蓋体には、ドライバーの軸部等の棒状の工具を係合できる程度の深さを有した工具係合溝を形成すれば良いので、フランジ部からの突出寸法を最小限に抑えることができる。
このように構成することで、蓋体のフランジ部からの突出寸法を最小限に抑えることができる。
このような構成では、一対の立ち上がり壁の間に工具を係合させて蓋体を回転させることができる。この立ち上がり壁は、棒状の工具を係合させるだけの高さを有していれば良く、蓋体のフランジ部からの突出寸法を最小限に抑えることができる。
このような構成では、摘まみ部を把持して蓋体を回転させることが可能となる。また、工具挿入部に工具を挿入して工具を回転させることにより蓋体を回転させることも可能となる。
このような掃除口継手によれば、棒状の工具を工具係合溝に係合させることで、蓋体を回転させることができる。また、軽い力で蓋体を回転させることが可能となる。しかも、蓋体は、フランジ部からの突出寸法を最小限に抑えることができるので、掃除口継手の小型化を図ることができる。
このような掃除口継手によれば、通し孔に紐状部材を挿通させて蓋体と継手本体とを連結させることができる。
図1に示すように、掃除口継手10は、排水管の一部に組み込まれるもので、継手本体11と、蓋体20と、環状のパッキン30と、を備えている。
主管部材12は、管状をなし、排水管を構成するパイプ(図示無し)が接続させるパイプ接続部12p,12pを両端部に備えている。この実施形態では、主管部材12は、一方のパイプ接続部12pと他方のパイプ接続部12pとが直線的に配置されたストレート形状をなしているが、主管部材12は湾曲または屈曲していてもよい。
また、掃除口部13の管路13kと被係合部14との間には、管路13kの軸線方向に直交する受け面16が形成されている。
終端定着部15dは、掃除口部13の先端部13s側の溝内周面15fが掃除口部13の軸線方向に直交するよう形成されている。
ここで、図3に示すように、3組の係合溝15のうちの一つは、掃除口部13の周方向に沿った方向の開口部15aおよび導入溝15bの幅W1が、他の二つの係合溝15の開口部15aおよび導入溝15bの幅W2よりも大きくなるよう設定されている。
摘まみ部26は、その先端部26sが、フランジ部23よりも閉塞板24側に位置するよう形成されている。これにより、後述する工具係合溝40に係合させる工具が摘み部26に干渉しないようになっている。また、摘まみ部26は蓋体20の挿入筒部21内に収まり、挿入筒部21は掃除口継手10の掃除口部13内部に収まるため、掃除口継手10全体として省スペース化できる。
この実施形態において、摘まみ部26は、二個一対で、挿入筒部21の中心を挟んでその両側に、挿入筒部21の直径方向に沿って配置されている。
工具係合溝40は、フランジ部23において、挿入筒部21の中心軸を挟んで対向する位置にそれぞれ形成された、切欠き41および立ち上がり壁42と、から形成されている。
ここで、立ち上がり壁42のフランジ部23からの立ち上がり寸法は、フランジ部23の厚さと立ち上がり壁42の立ち上がり寸法の合計が、使用が想定されるドライバーの軸部の径寸法の1/2程度となるように設定するのが好ましい。
図7、図8に示すように、蓋体20をそのまま掃除口部13に押し込むと、係合突起27が係合溝15の導入溝15bに沿って移動し、導入溝15bの終端に突き当たることによって、蓋体20の移動が規制される。
蓋体20を挿入口部13内に押し込んで挿入した状態では、蓋体20の挿入筒部21の先端部21tおよび閉塞板24が、メイン管路12k内に突出する。
このとき、図7に示すように、パッキン30は、蓋体20の段部25と、掃除口部13の受け面16との間に挟み込まれており、蓋体20が主管部材12側に変位するにしたがって徐々に押しつぶされる。
蓋体20をさらに回転させ、図1に示す係合突起27が係合溝15の終端定着部15dに到達すると、蓋体20のそれ以上の回転が規制される。これにより、蓋体20は閉状態となる。
また、この閉状態において、係合突起27は、圧縮されたパッキン30の反力により、係合溝15の終端定着部15dにおいて、掃除口部13の先端部13s側の溝内周面15f側に押圧されている。この溝内周面15fは、摺動溝15cのように傾斜しておらず、掃除口部13の軸線L2方向に直交するよう形成されているので、パッキン30の反力によって係合突起27が摺動溝15c側に変位して蓋体20が緩むのを防止できるようになっている。
図4に示す係合突起27が係合溝15の導入溝15bに到達すると、蓋体20のそれ以上の回転が規制される。そこで、蓋体20を掃除口部13から引き抜くと、係合突起27が係合溝15の導入溝15bに沿ってスライドする。そして、係合突起27が、開口部15aから離脱することにより、蓋体20が掃除口部13から取り外される。
また、蓋体20を閉状態から開くときには、長期間閉状態を継続したために蓋体20が掃除口部13に固着している場合や、パッキン30の反力によって係合突起27が係合溝15の溝内周面15fに押圧されることで生じる摩擦力が大きい場合、摘み部26を掴んだのでは蓋体20を回転させるのが困難なことがある。そのような場合には、図11に示すように、ドライバーの軸部等の棒状の工具Tを、フランジ部23の径方向両側にそれぞれ形成された立ち上がり壁42,42の間から切欠き41に挿入する。そして、ドライバーの軸部等を、挿入筒部21の中心軸周りに旋回させる。すると、工具Tから、フランジ部23の径方向両側の立ち上がり壁42および切欠き41に力が伝達され、蓋体20を回転させることができる。
工具係合溝40は、フランジ部23の中心を挟んだ両側に形成されているため、例えばドライバーの軸部等、棒状の工具Tを工具係合溝40に係合させることで、蓋体20を回転させることができる。また、力点となる工具Tの持ち手は蓋体20の最外周部であるフランジ部23よりも外側になり、蓋体20の中心軸からもっとも離れた位置にあるので、てこの原理によって軽い力で蓋体20を回転させることが可能となる。このようにして、ドライバーの軸部等、棒状の工具、すなわち汎用工具を係合させることによって、蓋体20を容易に開閉操作することが可能となる。
このようにして、蓋体20のフランジ部23からの突出寸法を最小限に抑えて小型化を図ることによって、掃除口継手10の小型化および省スペース化を図ることができる。
なお、本発明の掃除口継手の蓋体、及びそれを用いた掃除口継手は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
このように工具Tと摘み部26との干渉を回避できる場合には、摘まみ部26の先端部26sがフランジ部23以上に突出していてもよいし、摘まみ部26は二個一対でなく閉塞板24側で連通して一個の摘まみ部となっていてもよい。
こうすることで、パイプスペースの開口部やパイプスペース自体が狭いためにフランジ部23の外側となる工具Tの持ち手を持って回転することができない場合や、さらなる省スペース化のため蓋体20の突出寸法を縮小し力を入れて回すのに困難なほど摘まみ部26を小さくした場合でも、工具係合溝40の間の工具Tを把持して蓋体20を回転させることができる。
さらには、係合溝15と係合突起27をそれぞれ雌ネジ、雄ネジとしたネジ構造としてもよい。
摘まみ部50の長手方向が水平方向に向けられているとともに、第2の切欠51,51が切欠41,41と同一径上に形成されており、かつ、摘まみ部50の先端50aがフランジ部23と略同一面上に形成されていてもよい。この場合、切欠41,41と第2の切欠51,51のいずれか又は全てに蓋体20を回転させる棒状部材を嵌合させることが可能となる。
蓋体20において、通し孔56は、切欠41,41に棒状部材を嵌合させて蓋体20を回転させる際に邪魔ないならないように蓋体20の下方寄りの位置に形成されているとよい。
このように通し孔56,57を形成することで、蓋体20を掃除口部13から取り外した際に、掃除口部13の下方に蓋体20を吊下させておくことができ、閉塞板24の管路側の面が汚れた蓋材20の置き場に困ることがなくなるという効果が得られる。また、蓋体20を誤って落としてしまうということを防止することができる。
12p パイプ接続部
13 掃除口部
15 係合溝
20 蓋体
21 挿入筒部(挿入部)
23 フランジ部
27 係合突起
40 工具係合溝
41 切欠き部
42 立ち上がり壁
50 摘まみ部
56 通し孔
57 通し孔
S 内空(工具挿入部)
Claims (6)
- 前記掃除口部に挿入される挿入部と、
前記挿入部の一端から径方向外方に延びるよう形成された環状のフランジ部と、
前記挿入部の中心軸周りに回転させることによって前記掃除口部に形成された複数の係合溝に係合される複数の係合突起と、
前記フランジ部において、前記フランジ部の中心を挟んだ両側に形成された一対の工具係合溝と、を備えることを特徴とする掃除口継手の蓋体。 - 前記工具係合溝は、前記フランジ部の中心を挟んだ両側において、それぞれ前記フランジ部の周方向の一部に形成された切欠き部または凹部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の掃除口継手の蓋体。
- 前記工具係合溝は、前記フランジ部の中心を挟んだ両側のそれぞれにおいて、前記フランジ部の周方向に間隔を空けて前記フランジ部から立ち上がる一対の立ち上がり壁を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の掃除口継手の蓋体。
- 前記フランジ部の内側には、偏平な筒状に形成された摘まみ部が形成され、
前記摘まみ部の内空が工具挿入部であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の掃除口継手の蓋体。 - 両端部にパイプが接続されるパイプ接続部を有するとともに、前記パイプ接続部どうしの間に形成された掃除口部を備えた継手本体と、
前記継手本体の前記掃除口部に装着可能な請求項1から3のいずか一項に記載の蓋体と、
を備えることを特徴とする掃除口継手。 - 前記継手本体及び前記蓋体には、それぞれ紐状部材を挿通可能な通し孔が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の掃除口継手。
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