JP2015203323A - 車両用電源装置 - Google Patents

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Takashi Ogino
崇 荻野
忍足 俊一
Shunichi Oshitari
俊一 忍足
寛之 福田
Hiroyuki Fukuda
寛之 福田
晴輝 森田
Haruki Morita
晴輝 森田
行宣 犬田
Yukinobu Inuda
行宣 犬田
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Abstract

【課題】電源システムの小型化・簡素化・低コスト化を図りながら、スタータモータの電源供給用バッテリとして任意のバッテリを優先して用いること。【解決手段】駆動系にスタータモータ1と横置きエンジン2を有し、強電バッテリ21と14Vバッテリ22を含む2個以上のバッテリを備える。このFFハイブリッド車両用電源装置において、スタータモータ1のスタータ電源回路30を、強電バッテリ21とスタータモータ1を断接するスタータスイッチ31と、14Vバッテリ22とスタータスイッチ31を断接するリレー32と、強電バッテリ21から14Vバッテリ22へと向かう方向にのみ電流を流すダイオード33と、を有する回路とした。【選択図】図2

Description

本発明は、駆動系にスタータモータとエンジンを有し、スタータモータのスタータ電源回路に2個以上のバッテリを備える車両用電源装置に関する。
従来、2つのバッテリを有し、マグネットスイッチを通して2つのバッテリから又は1つのバッテリからスタータモータへ電力を供給できる車両用電源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用電源装置では、冷間時は2つのバッテリを用いたエンジン始動モードとし、暖気後は1つのバッテリをエンジン始動モードに切り替える。そして、バッテリの切り替えはダイオードとマグネットスイッチにより行う回路を備える。
特開2003−161239号公報
しかしながら、従来の車両用電源装置にあっては、他方のバッテリからの電力の持ち出しを防止できるダイオードを設けたものであるが、2つのバッテリを充電するために2つのリレーが必要である。このリレーは、スタータ駆動用電力供給に必要な容量が必要であるため、大きく高価になってしまう、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、電源システムの小型化・簡素化・低コスト化を図りながら、スタータモータの電源供給用バッテリとして任意のバッテリを優先して用いることができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両用電源装置は、駆動系にスタータモータとエンジンを有し、前記スタータモータのスタータ電源回路に、第1バッテリと第2バッテリを含む2個以上のバッテリを備える。
この車両用電源装置において、前記スタータ電源回路は、スタータスイッチと、リレーと、ダイオードと、を有する。
前記スタータスイッチは、前記第1バッテリと前記スタータモータを接続する第1接続ラインのモータ側下流位置に設けられ、前記第1バッテリと前記スタータモータを断接する。
前記リレーは、前記第2バッテリと前記スタータスイッチを接続する第2接続ラインの途中位置に設けられ、前記第2バッテリと前記スタータスイッチを断接する。
前記ダイオードは、前記第1バッテリと前記第2バッテリを接続する第3接続ラインの途中位置に設けられ、前記第1バッテリから前記第2バッテリへと向かう方向にのみ電流を流す。
よって、第1バッテリによるスタータ始動時は、スタータスイッチをオンにし、リレーをオフにすると、第1バッテリから第1接続ラインを介してスタータモータへモータ駆動電力が供給される。このとき、スタータモータの駆動による電圧降下で生じる電圧差によりダイオードが設けられた第3接続ラインを介して第2バッテリに電流が流れない。
第2バッテリの充電時には、スタータスイッチをオフにし、リレーをオフにすると、第1バッテリから、ダイオードが設けられた第3接続ラインを介して流れるバッテリ電力により第2バッテリが充電される。
第2バッテリによるスタータ始動時は、スタータスイッチをオンにし、リレーをオンにすると、第2バッテリから第2接続ラインを介してスタータモータへモータ駆動電力が供給される。
このように、第1バッテリと第2バッテリの何れかでスタータ始動ができるため、スタータモータで必要な電力のみ確保すればよく、バッテリ・モータ出力の小型化が可能になるし、スタータモータ専用のサブバッテリが不要で、システムを簡素化できる。また、ダイオードとして、第2バッテリが充電できる程度の小電流ダイオードで良いし、大電流用リレーの追加も不要となるため、コストアップを抑制できる。
この結果、電源システムの小型化・簡素化・低コスト化を図りながら、スタータモータの電源供給用バッテリとして任意のバッテリを優先して用いることができる。
実施例1の電源装置が適用されたFFハイブリッド車両(車両の一例)を示す全体システム図である。 実施例1のスタータモータの電源装置を示す電源システム図である。 比較例のスタータモータの電源装置を示す電源システム図である。 実施例1のFF車両用電源装置において強電バッテリを用いたスタータ始動作用を示す作用説明図である。 実施例1のFFハイブリッド車両においてEV走行におけるモータ出力削減効果を示すモータ回転数/モータトルク特性図である。 実施例1のFFハイブリッド車両において強電バッテリによる14Vバッテリの充電作用を示す作用説明図である。 実施例1のFF車両用電源装置において14Vバッテリを用いたスタータ始動作用を示す作用説明図である。
以下、本発明の車両の車両用電源装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1の車両用電源装置が適用されたFFハイブリッド車両(車両の一例)の構成を、「全体システム構成」、「スタータモータの電源システム構成」に分けて説明する。
[全体システム構成]
図1はFFハイブリッド車両の全体システムを示す。以下、図1に基づいて、FFハイブリッド車両の全体システム構成を説明する。
FFハイブリッド車両の駆動系には、図1に示すように、スタータモータ1と、横置きエンジン2と、第1クラッチ3(略称「CL1」)と、モータ/ジェネレータ4(略称「MG」)と、第2クラッチ5(略称「CL2」)と、ベルト式無段変速機6(略称「CVT」)と、を備えている。ベルト式無段変速機6の出力軸は、終減速ギヤトレイン7と差動ギヤ8と左右のドライブシャフト9R,9Lを介し、左右の前輪10R,10Lに駆動連結される。なお、左右の後輪11R,11Lは、従動輪としている。
前記スタータモータ1は、そのモータ軸に、横置きエンジン2のクランク軸に設けられたリングギア17と噛み合うピニオンギア18を有し、横置きエンジン2のスタータ始動時、リングギア17に対しピニオンギア18が噛み合い、クランク軸を回転駆動する。
前記横置きエンジン2は、クランク軸方向を車幅方向としてフロントルームに配置したエンジンであり、電動ウォータポンプ12と、横置きエンジン2の逆転を検知するクランク軸回転センサ13と、を有する。この横置きエンジン2は、始動方式としてスタータモータ1によりクランキングする「スタータ始動モード」を有する。
前記モータ/ジェネレータ4は、第1クラッチ3を介して横置きエンジン2に連結された三相交流の永久磁石型同期モータである。このモータ/ジェネレータ4は、後述する強電バッテリ21を電源とし、ステータコイルには、力行時に直流を三相交流に変換し、回生時に三相交流を直流に変換するインバータ26が、ACハーネス27を介して接続される。
前記第2クラッチ5は、モータ/ジェネレータ4と駆動輪である左右の前輪10R,10Lとの間に介装された油圧作動による湿式の多板摩擦クラッチであり、第2クラッチ油圧により完全締結/スリップ締結/開放が制御される。実施例1の第2クラッチ5は、遊星ギヤによるベルト式無段変速機6の前後進切替機構に設けられた前進クラッチ5aと後退ブレーキ5bを流用している。つまり、前進走行時には、前進クラッチ5aが第2クラッチ5とされ、後退走行時には、後退ブレーキ5bが第2クラッチ5とされる。
前記ベルト式無段変速機6は、プライマリ油室とセカンダリ油室への変速油圧によりベルトの巻き付き径を変えることで無段階の変速比を得る変速機である。このベルト式無段変速機6には、メインオイルポンプ14(メカ駆動)と、サブオイルポンプ15(モータ駆動)と、メインオイルポンプ14からのポンプ吐出圧を調圧することで生成したライン圧PLを元圧として第1,第2クラッチ油圧及び変速油圧を作り出す図外のコントロールバルブユニットと、を有する。なお、メインオイルポンプ14は、モータ/ジェネレータ4のモータ軸(=変速機入力軸)により回転駆動される。サブオイルポンプ15は、主に潤滑冷却用油を作り出す補助ポンプとして用いられる。
前記第1クラッチ3とモータ/ジェネレータ4と第2クラッチ5により1モータ・2クラッチの駆動システムが構成され、この駆動システムによる主な駆動態様として「EVモード」と「HEVモード」と「HEV WSCモード」を有する。「EVモード」は、第1クラッチ3を開放し、第2クラッチ5を締結してモータ/ジェネレータ4のみを駆動源に有する電気自動車モードであり、「EVモード」による走行を「EV走行」という。「HEVモード」は、両クラッチ3,5を締結して横置きエンジン2とモータ/ジェネレータ4を駆動源に有するハイブリッド車モードであり、「HEVモード」による走行を「HEV走行」という。「HEV WSCモード」は、「HEVモード」において、モータ/ジェネレータ4をモータ回転数制御とし、第2クラッチ5を要求駆動力相当の容量にてスリップ締結するCL2スリップ締結モードである。この「HEV WSCモード」は、駆動系にトルクコンバータのような回転差吸収継手を持たないことで、「HEVモード」での停車からの発進域等において、横置きエンジン2(アイドル回転数以上)と左右前輪10L,10Rの回転差をCL2スリップ締結により吸収するために選択される。
なお、図1の回生協調ブレーキユニット16は、ブレーキ操作時、原則として回生動作を行うことに伴い、トータル制動トルクをコントロールするデバイスである。この回生協調ブレーキユニット16には、ブレーキペダルと、横置きエンジン2の吸気負圧を用いる負圧ブースタと、マスタシリンダと、を備える。そして、ブレーキ操作時、ペダル操作量に基づく要求制動力から回生制動力を差し引いた分を液圧制動力で分担するというように、回生分/液圧分の協調制御を行う。
FFハイブリッド車両の電源システムとしては、図1に示すように、強電バッテリ21と、14Vバッテリ22と、を備えている。
前記強電バッテリ21は、主にモータ/ジェネレータ4の電源として搭載された二次電池であり、例えば、多数のセルにより構成したセルモジュールを、バッテリパックケース内に設定したリチウムイオンバッテリが用いられる。この強電バッテリ21には、強電の供給/遮断/分配を行うリレー回路を集約させたジャンクションボックスが内蔵され、さらに、バッテリ冷却機能を持つ冷却ファンユニット24と、バッテリ充電容量(バッテリSOC)やバッテリ温度を監視するリチウムバッテリコントローラ86と、が付設される。
前記強電バッテリ21とモータ/ジェネレータ4は、DCハーネス25とインバータ26とACハーネス27を介して接続される。インバータ26には、力行/回生制御を行うモータコントローラ83が付設される。つまり、インバータ26は、強電バッテリ21の放電によりモータ/ジェネレータ4を駆動する力行時、DCハーネス25からの直流をACハーネス27への三相交流に変換する。また、モータ/ジェネレータ4での発電により強電バッテリ21を充電する回生時、ACハーネス27からの三相交流をDCハーネス25への直流に変換する。
前記14Vバッテリ22は、主に14V系負荷である電装機器35(図2)の電源として搭載された二次電池であり、例えば、エンジン車等で搭載されている鉛バッテリが用いられる。DC/DCコンバータ35は、強電バッテリ21からの数百ボルト電圧を15Vに変換するものであり、このDC/DCコンバータ35を、ハイブリッドコントロールモジュール81により制御することで、14Vバッテリ22の充電量を管理する構成としている。
FFハイブリッド車両の制御システムとしては、図1に示すように、車両全体の消費エネルギーを適切に管理する機能を担う統合制御手段として、ハイブリッドコントロールモジュール81(略称:「HCM」)を備えている。このハイブリッドコントロールモジュール81に接続される制御手段として、エンジンコントロールモジュール82(略称:「ECM」)と、モータコントローラ83(略称:「MC」)と、CVTコントロールユニット84(略称:「CVTCU」)と、リチウムバッテリコントローラ86(略称:「LBC」)と、を有する。ハイブリッドコントロールモジュール81を含むこれらの制御手段は、CAN通信線90(CANは「Controller Area Network」の略称)により双方向情報交換可能に接続される。
前記ハイブリッドコントロールモジュール81は、各制御手段、イグニッションスイッチ91、アクセル開度センサ92、車速センサ93等からの入力情報に基づき、様々な制御を行う。エンジンコントロールモジュール82は、横置きエンジン2の燃料噴射制御や点火制御や燃料カット制御等を行う。モータコントローラ83は、インバータ26によるモータジェネレータ4の力行制御や回生制御等を行う。CVTコントロールユニット84は、第1クラッチ3の締結油圧制御、第2クラッチ5の締結油圧制御、ベルト式無段変速機6の変速油圧制御等を行う。リチウムバッテリコントローラ86は、強電バッテリ21のバッテリSOCやバッテリ温度等を管理する。
[スタータモータの電源システム構成]
図2は、スタータモータ1の電源装置を示す。以下、図2に基づいて、スタータモータ1の電源システム構成を説明する。
FFハイブリッド車両の駆動系には、スタータモータ1と、横置きエンジン2と、第1クラッチ3と、モータ/ジェネレータ4と、第2クラッチ5と、を有する。
前記スタータモータ1のスタータ電源回路30には、図2に示すように、車載バッテリとして、強電バッテリ21(第1バッテリ)と、14Vバッテリ22(第2バッテリ、弱電バッテリ)と、を備える。スタータ電源回路30には車載バッテリ以外に、スタータスイッチ31と、リレー32と、ダイオード33と、DC/DCコンバータ34と、電装機器35と、を備えている。さらに、スタータスイッチ31とリレー32とDC/DCコンバータ34の作動制御を行うハイブリッドコントロールモジュール81(スタータ電源制御手段)を備えている。
前記スタータ電源回路30は、強電バッテリ21と14Vバッテリ22の何れかをスタータモータ1の電源とする回路であると共に、14Vバッテリ22を、強電バッテリ21により充電する回路である。以下、スタータ電源回路30の各構成要素を説明する。
前記スタータスイッチ31は、強電バッテリ21とスタータモータ1を接続する第1接続ライン36のモータ側下流位置に設けられ、強電バッテリ21とスタータモータ1を断接するスイッチである。このスタータスイッチ31は、スタータ始動要求時、ハイブリッドコントロールモジュール81からのオン指令により閉じ、スタータ始動が完了するとオフ指令により開くスイッチである。スタータスイッチ31を閉じると、スタータモータ1と電気的に接続するだけでなく、リングギア17から外れていたピニオンギア18が突出し、リングギア17にピニオンギア18が噛み合う。第1接続ライン36は、強電バッテリ21からDC/DCコンバータ34までの接続ライン部36aと、DC/DCコンバータ34からスタータスイッチ31までの接続ライン部36bと、スタータスイッチ31からスタータモータ1までの接続ライン部36cと、により構成される。なお、スタータスイッチ31は、スタータモータ1に内蔵しても良い。
前記リレー32は、14Vバッテリ22とスタータスイッチ31を接続する第2接続ライン37の途中位置に設けられ、14Vバッテリ22とスタータスイッチ31を断接するリレーである。このリレー32は、14Vバッテリ22を電源として横置きエンジン2を始動するスタータ始動要求時、ハイブリッドコントロールモジュール81からのオン指令により閉じ、スタータ始動が完了するとオフ指令により開くスイッチである。第2接続ライン37は、14Vバッテリ22からリレー32までの接続ライン部37aと、リレー32からスタータスイッチ31までの接続ライン部37bと、により構成される。
前記ダイオード33は、DC/DCコンバータ34と14Vバッテリ22を接続する第3接続ライン38の途中位置に設けられ、DC/DCコンバータ34から14Vバッテリ22へと向かう方向にのみ電流を流す半導体素子である。このダイオード33は、DC/DCコンバータ34の端子電圧が14Vバッテリ22の端子電圧よりも高いときに電流を流すが、DC/DCコンバータ34の端子電圧が14Vバッテリ22の端子電圧よりも低いときには電流を流さない。第3接続ライン38は、DC/DCコンバータ34からダイオード33までの接続ライン部38aと、ダイオード33から14Vバッテリ22までの接続ライン部38bと、により構成される。なお、このダイオード33としては、14Vバッテリ22を充電できる程度の小電流ダイオードが用いられる。
前記DC/DCコンバータ34は、第1接続ライン36のうち、スタータスイッチ31よりバッテリ側上流位置に設けられ、強電バッテリ21の直流電圧をスタータモータ1の駆動電圧に変換する。このDC/DCコンバータ34は、強電バッテリ21を電源として横置きエンジン2を始動するスタータ始動要求時、又は、14Vバッテリ22への充電要求時、ハイブリッドコントロールモジュール81からの変換作動指令により変換作動する。なお、DC/DCコンバータ34は、接続ライン部36aと接続ライン部36bとの接続位置に設けられる。
前記電装機器35は、DC/DCコンバータ34と14Vバッテリ22を接続する第3接続ライン38のうち、ダイオード33と14Vバッテリ22を接続する接続ライン部38bからの分岐ライン39に接続される。この電装機器35としては、照明器やモータやソレノイド等の各種の14V負荷をいう。
前記ハイブリッドコントロールモジュール81は、スタータスイッチ31とリレー32とDC/DCコンバータ34の作動制御を行うスタータ電源制御デバイスである。このハイブリッドコントロールモジュール81は、強電バッテリ21を用いたスタータ始動要求があると、スタータスイッチ31に対するオン指令と、リレー32に対するオフ指令と、DC/DCコンバータ34に対する変換作動指令を出力する。また、14Vバッテリ22への充電要求があると、スタータスイッチ31に対するオフ指令と、リレー32に対するオフ指令と、DC/DCコンバータ34に対する変換作動指令を出力する。さらに、14Vバッテリ22を用いたスタータ始動要求があると、スタータスイッチ31に対するオン指令と、リレー32に対するオン指令と、DC/DCコンバータ34に対する停止指令を出力する。なお、14Vバッテリ22を電源とする「スタータ始動モード」は、極低温時条件又は強電バッテリ21のSOC低下条件の成立により選択される。
次に、作用を説明する。
実施例1のFFハイブリッド車両用電源装置における作用を、「比較例の課題」、「スタータ電源回路の特徴作用」、「強電バッテリを用いたスタータ始動作用」、「14Vバッテリの充電作用」、「14Vバッテリを用いたスタータ始動作用」に分けて説明する。
[比較例の課題]
図3は、比較例のスタータモータの電源装置を示し、強電バッテリを用いたスタータ始動機能と弱電バッテリの充電機能と弱電バッテリを用いたスタータ始動機能を満足する回路として設計したスタータ電源回路を比較例とする。
比較例の場合、図3に示すように、バッテリとして、強電バッテリ(Li-ionBATT)と弱電バッテリ(14V-BATT)を備え、スタータ電源回路は、スタータスイッチと、DC/DCコンバータと、第1リレー(RLY1)と、第2リレー(RLY2)と、を有するものとなる。このうち、第2リレー(RLY2)は、弱電バッテリの充電時、図3に示すように、DC/DCコンバータと弱電バッテリ(14V-BATT)を接続する側に切り替える。そして、強電バッテリ(Li-ionBATT)を用いたスタータ始動時、DC/DCコンバータとスタータモータを接続する側に切り替える。
この比較例のスタータ電源回路の場合、強電バッテリ(Li-ionBATT)を用いたスタータ始動時において、第2リレー(RLY2)に大電流(例えば、ピーク電流=600A)が流れる。このため、第2リレー(RLY2)は、スタータモータを駆動する電力供給に必要な容量が必要になり、大きく高価になってしまうという問題がある。
[スタータ電源回路の特徴作用]
上記比較例のスタータ電源回路に対し、大電流用の第2リレー(RLY2)の追加を不要としたのが本発明のスタータ電源回路30である。
すなわち、バッテリとして、強電バッテリ21と14Vバッテリ22を含む2個以上のバッテリを備えるものにおいて、スタータ電源回路30は、スタータスイッチ31と、リレー32と、ダイオード33と、を有する構成とした。
よって、強電バッテリ21によるスタータ始動時は、スタータスイッチ31をオンにし、リレー32をオフにすると、強電バッテリ21から第1接続ライン36を介してスタータモータ1へモータ駆動電力が供給される。このとき、スタータモータ1の駆動による電圧降下で生じる電圧差によりダイオード33が設けられた第3接続ライン38を介して14Vバッテリ22に電流が流れない。
14Vバッテリ22の充電時には、スタータスイッチ31をオフにし、リレー32をオフにすると、強電バッテリ21から、ダイオード33が設けられた第3接続ライン38を介して流れるバッテリ電力により14Vバッテリ22が充電される。
14Vバッテリ22によるスタータ始動時は、スタータスイッチ31をオンにし、リレー32をオンにすると、14Vバッテリ22から第2接続ライン37を介してスタータモータ1へモータ駆動電力が供給される。
このように、強電バッテリ21と14Vバッテリ22の何れかで横置きエンジン2のスタータ始動ができる。このため、スタータモータ1で必要な電力のみ確保すればよく、バッテリ出力やスタータモータ出力の小型化が可能になるし、スタータモータ1に専用のサブバッテリが不要で、システムを簡素化できる。また、ダイオード33として、14Vバッテリ22が充電できる程度の小電流ダイオードで良いし、比較例のような大電流用リレー(第2リレー)の追加も不要となるため、コストアップを抑制できる。
この結果、電源システムの小型化・簡素化・低コスト化を図りながら、スタータモータ1の電源供給用バッテリとして、強電バッテリ21と14Vバッテリ22のうち、任意のバッテリを優先して用いることができる。
[強電バッテリを用いたスタータ始動作用]
図4は、強電バッテリ21を用いたスタータ始動作用を示し、図5は、EV走行におけるモータ出力削減効果を示すモータ回転数/モータトルク特性図である。以下、図4及び図5に基づき、強電バッテリ21を用いたスタータ始動作用を説明する。
例えば、走行中に強電バッテリ21を用いたスタータ始動要求があると、ハイブリッドコントロールモジュール81からは、スタータスイッチ31に対するオン指令と、リレー32に対するオフ指令と、DC/DCコンバータ34に対する変換作動指令が出力される。
よって、強電バッテリ21から、接続ライン部36a→DC/DCコンバータ34→接続ライン部36b→スタータスイッチ31→接続ライン部36cを介してスタータモータ1へモータ駆動電力が供給される。このときのスタータモータ1の駆動電力は2KW〜3KW程度であり、大電流が流れることで第1接続ライン36の電圧が降下する。この電圧降下により、DC/DCコンバータ34の端子電圧(例えば、5V〜12V)になるのに対し、14Vバッテリ22の端子電圧(14V程度)であることで、電圧差(バッテリ端子電圧>コンバータ端子電圧)が生じる。このため、強電バッテリ21でスタータモータ1にモータ駆動電力を供給するとき、ダイオード33が設けられた第3接続ライン38を介して14Vバッテリ22に電流が流れない。
したがって、走行中等において強電バッテリ21を用いたスタータ始動要求があると、強電バッテリ21を用いたスタータ始動を行うことができる。加えて、強電バッテリ21でスタータモータ1にモータ駆動電力を供給できるため、モータ/ジェネレータ4の出力トルクをエンジン始動用に確保する必要がなく、EV走行におけるモータ/ジェネレータ4の出力低下を抑え、モータ/ジェネレータ4の最大出力まで使ったEV走行を行うことができる。
すなわち、強電バッテリ21を用いたスタータ始動方式としては、第1クラッチ3を滑り締結しながらモータ/ジェネレータ4によりクランキングする「MG始動モード」により行うことが可能である。しかし、この「MG始動モード」とした場合、図5の矢印Aに示すように、走行駆動に用いることが可能なモータ/ジェネレータ4のトルクが、エンジン始動トルク分だけダウンする。つまり、図5の矢印Bに示す分だけ、EV走行で使用できる出力が低下する。
[14Vバッテリの充電作用]
図6は、強電バッテリ21による14Vバッテリ22の充電作用を示す。以下、図6に基づき、14Vバッテリ22の充電作用を説明する。
例えば、走行中に14Vバッテリ22への充電要求があると、ハイブリッドコントロールモジュール81からは、スタータスイッチ31に対するオフ指令と、リレー32に対するオフ指令と、DC/DCコンバータ34に対する変換作動指令が出力される。
よって、強電バッテリ21から、接続ライン部36a→DC/DCコンバータ34→接続ライン部36b→接続ライン部38a→ダイオード33→接続ライン部38b→接続ライン部37aを介して流れるバッテリ電力により14Vバッテリ22が充電される。このときのDC/DCコンバータ34の端子電圧を、14Vバッテリ22の端子電圧より高い電圧(例えば、15V程度)しておくと、14Vバッテリ22の端子電圧(14V程度)より高電圧となり、電圧差(バッテリ端子電圧<コンバータ端子電圧)が生じる。このため、強電バッテリ21により14Vバッテリ22を充電するとき、DC/DCコンバータ34からダイオード33が設けられた第3接続ライン38を介して14Vバッテリ22に向かって電流が流れる。
したがって、走行中等において14Vバッテリ22への充電要求があると、14Vバッテリ22より充電容量が大きくて十分に余裕がある強電バッテリ21を用い、14Vバッテリ22を充電することができる。
[14Vバッテリを用いたスタータ始動作用]
図7は、14Vバッテリ22を用いたスタータ始動作用を示す。以下、図7に基づき、14Vバッテリ22を用いたスタータ始動作用を説明する。
14Vバッテリ22を用いたスタータ始動要求があると、ハイブリッドコントロールモジュール81からは、スタータスイッチ31に対するオン指令と、リレー32に対するオン指令と、DC/DCコンバータ34に対する停止指令が出力される。
よって、14Vバッテリ22から、接続ライン部37a→リレー32→接続ライン部37b→接続ライン部36b→スタータスイッチ31→接続ライン部36cを介してスタータモータ1へモータ駆動電力が供給される。このときのスタータモータ1の駆動電力は2KW〜3KW程度であり、大電流が流れることで第1接続ライン36の電圧が降下する。このときのDC/DCコンバータ34の端子電圧は、0Vであるため、14Vバッテリ22の端子電圧(14V)より低電圧となり、電圧差(バッテリ端子電圧>コンバータ端子電圧)が生じる。このため、14Vバッテリ22を用いてスタータ始動するとき、DC/DCコンバータ34からダイオード33が設けられた第3接続ライン38を介して14Vバッテリ22に向かって電流が流れことはない。
この電圧降下により、DC/DCコンバータ34の端子電圧(例えば、5V〜12V)になるのに対し、14Vバッテリ22の端子電圧(14V程度)であることで、電圧差(バッテリ端子電圧>コンバータ端子電圧)が生じる。このため、強電バッテリ21でスタータモータ1にモータ駆動電力を供給するとき、ダイオード33が設けられた第3接続ライン38を介して14Vバッテリ22に電流が流れない。
したがって、走行中等において14Vバッテリ22を用いたスタータ始動要求があると、14Vバッテリ22を用いたスタータ始動を行うことができる。加えて、強電バッテリ21を用いたスタータ始動を行うエンジン始動制御をベースにすると、エンジン始動に伴う電装機器35の瞬低を防止できる。しかし、バッテリ性能が大幅に低下する極低温時やバッテリSOCが低下したとき、エンジン始動に長時間を要したり、エンジン始動できなかったりすることがある。これに対し、極低温時条件、又は、強電バッテリ21のSOC低下条件の成立により、14Vバッテリ22を用いたスタータ始動を選択すると、確実に横置きエンジン2を始動することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のFFハイブリッド車両用電源装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 駆動系にスタータモータ1とエンジン(横置きエンジン2)を有し、
スタータモータ1のスタータ電源回路30に、第1バッテリ(強電バッテリ21)と第2バッテリ(14Vバッテリ22)を含む2個以上のバッテリを備える車両用電源装置(FFハイブリッド車両用電源装置)において、
スタータ電源回路30は、
第1バッテリ(強電バッテリ21)とスタータモータ1を接続する第1接続ライン36のモータ側下流位置に設けられ、第1バッテリ(強電バッテリ21)とスタータモータ1を断接するスタータスイッチ31と、
第2バッテリ(14Vバッテリ22)とスタータスイッチ1を接続する第2接続ライン37の途中位置に設けられ、第2バッテリ(14Vバッテリ22)とスタータスイッチ31を断接するリレー32と、
第1バッテリ(強電バッテリ21)と第2バッテリ(14Vバッテリ22)を接続する第3接続ライン38の途中位置に設けられ、第1バッテリ(強電バッテリ21)から第2バッテリ(14Vバッテリ22)へと向かう方向にのみ電流を流すダイオード33と、
を有する(図2)。
このため、電源システムの小型化・簡素化・低コスト化を図りながら、スタータモータ1の電源供給用バッテリとして任意のバッテリを優先して用いることができる。
(2) 車両は、駆動系にスタータモータ1とエンジン(横置きエンジン2)とモータ/ジェネレータ4を有するハイブリッド車両であり、
第1バッテリは、モータ/ジェネレータ4とスタータモータ1の電源として用いられる強電バッテリ21であり、
第2バッテリは、スタータモータ1の電源として用いられ、強電バッテリ21により充電される弱電バッテリ(14Vバッテリ22)であり、
スタータ電源回路30は、
強電バッテリ21とスタータモータ1を接続する第1接続ライン36のモータ側下流位置に設けられ、強電バッテリ21とスタータモータ1を断接するスタータスイッチ31と、
第1接続ライン36のうち、スタータスイッチ31よりバッテリ側上流位置に設けられ、強電バッテリ21の直流電圧をスタータモータ1の駆動電圧に変換するDC/DCコンバータ34と、
弱電バッテリ(14Vバッテリ22)とスタータスイッチ31を接続する第2接続ライン37の途中位置に設けられ、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)とスタータスイッチ31を断接するリレー32と、
DC/DCコンバータ34と弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を接続する第3接続ライン38の途中位置に設けられ、DC/DCコンバータ34から弱電バッテリ(14Vバッテリ22)へと向かう方向にのみ電流を流すダイオード33と、
を有する(図2)。
このため、(1)の効果に加え、エンジン(横置きエンジン2)とモータ/ジェネレータ4を有するハイブリッド車両において、既存の強電バッテリ21と弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を活用した電源システムを構築することができる。
(3) スタータスイッチ31とリレー32とDC/DCコンバータ34の作動制御を行うスタータ電源制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)を設け、
スタータ電源制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、強電バッテリ21を用いたスタータ始動要求があると、スタータスイッチ31に対するオン指令と、リレー32に対するオフ指令と、DC/DCコンバータ34に対する変換作動指令を出力する(図4)。
このため、(2)の効果に加え、強電バッテリ21を用いたスタータ始動要求があると、強電バッテリ21を用いたスタータ始動を行うことができる。加えて、エンジン始動モードとして「MG始動モード」を選択する場合に対し、EV走行におけるモータ/ジェネレータ4の出力低下が抑えられ、モータ/ジェネレータ4の最大出力まで使ったEV走行を行うことができる。
(4) スタータ電源制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)への充電要求があると、スタータスイッチ31に対するオフ指令と、リレー32に対するオフ指令と、DC/DCコンバータ34に対する変換作動指令を出力する(図6)。
このため、(3)の効果に加え、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)への充電要求があると、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)より充電容量が大きくて十分に余裕がある強電バッテリ21を用い、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を充電することができる。
(5) スタータ電源制御手段(ハイブリッドコントロールモジュール81)は、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を用いたスタータ始動要求があると、スタータスイッチ31に対するオン指令と、リレー32に対するオン指令と、DC/DCコンバータ34に対する停止指令を出力する(図7)。
このため、(3)又は(4)の効果に加え、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を用いたスタータ始動要求があると、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を用いたスタータ始動を行うことができる。加えて、極低温時条件、又は、強電バッテリ21のSOC低下条件の成立により、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を用いたスタータ始動を選択すると、確実に横置きエンジン2を始動することができる。
(6) スタータ電源回路30は、DC/DCコンバータ34と弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を接続する第3接続ライン38のうち、ダイオード33と弱電バッテリ(14Vバッテリ22)を接続する接続ライン部38bからの分岐ライン39に車載の電装機器35を接続した(図2)。
このため、(2)〜(5)の効果に加え、強電バッテリ21を用いたスタータ始動を行うエンジン始動制御を行うと、弱電バッテリ(14Vバッテリ22)が電装機器35の専用電源となり、エンジン始動に伴う電装機器35の瞬低を防止することができる。
以上、本発明の車両用電源装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、バッテリとして、強電バッテリ21と14Vバッテリ22の2個のバッテリを備えた例を示した。しかし、バッテリとしては、例えば、同程度の容量を持つバッテリを3個以上の複数個備える例であっても良い。
実施例1では、本発明の車両用電源装置を、駆動系にスタータモータ1と横置きエンジン2とモータ/ジェネレータ4を有するFFハイブリッド車両に適用する例を示した。しかし、本発明の車両用電源装置は、駆動系にスタータモータとエンジンを有し、アイドルストップ制御を行うエンジン車に対しても適用することができる。この場合、エンジン再始動用バッテリとの切り替え構造を簡素にすることができる。
1 スタータモータ
2 横置きエンジン(エンジン)
3 第1クラッチ
4 モータ/ジェネレータ
5 第2クラッチ
21 強電バッテリ(第1バッテリ)
22 14Vバッテリ(第2バッテリ、弱電バッテリ)
30 スタータ電源回路
31 スタータスイッチ
32 リレー
33 ダイオード
34 DC/DCコンバータ
35 電装機器
36 第1接続ライン
37 第2接続ライン
38 第3接続ライン
39 分岐ライン
81 ハイブリッドコントロールモジュール(スタータ電源制御手段)

Claims (6)

  1. 駆動系にスタータモータとエンジンを有し、
    前記スタータモータのスタータ電源回路に、第1バッテリと第2バッテリを含む2個以上のバッテリを備える車両用電源装置において、
    前記スタータ電源回路は、
    前記第1バッテリと前記スタータモータを接続する第1接続ラインのモータ側下流位置に設けられ、前記第1バッテリと前記スタータモータを断接するスタータスイッチと、
    前記第2バッテリと前記スタータスイッチを接続する第2接続ラインの途中位置に設けられ、前記第2バッテリと前記スタータスイッチを断接するリレーと、
    前記第1バッテリと前記第2バッテリを接続する第3接続ラインの途中位置に設けられ、前記第1バッテリから前記第2バッテリへと向かう方向にのみ電流を流すダイオードと、
    を有することを特徴とする車両用電源装置。
  2. 請求項1に記載された車両用電源装置において、
    前記車両は、駆動系にスタータモータとエンジンとモータ/ジェネレータを有するハイブリッド車両であり、
    前記第1バッテリは、前記モータ/ジェネレータと前記スタータモータの電源として用いられる強電バッテリであり、
    前記第2バッテリは、前記スタータモータの電源として用いられ、前記強電バッテリにより充電される弱電バッテリであり、
    前記スタータ電源回路は、
    前記強電バッテリと前記スタータモータを接続する第1接続ラインのモータ側下流位置に設けられ、前記強電バッテリと前記スタータモータを断接するスタータスイッチと、
    前記第1接続ラインのうち、前記スタータスイッチよりバッテリ側上流位置に設けられ、前記強電バッテリの直流電圧を前記スタータモータの駆動電圧に変換するDC/DCコンバータと、
    前記弱電バッテリと前記スタータスイッチを接続する第2接続ラインの途中位置に設けられ、前記弱電バッテリと前記スタータスイッチを断接するリレーと、
    前記DC/DCコンバータと前記弱電バッテリを接続する第3接続ラインの途中位置に設けられ、前記DC/DCコンバータから前記弱電バッテリへと向かう方向にのみ電流を流すダイオードと、
    を有することを特徴とする車両用電源装置。
  3. 請求項2に記載された車両用電源装置において、
    前記スタータスイッチと前記リレーと前記DC/DCコンバータの作動制御を行うスタータ電源制御手段を設け、
    前記スタータ電源制御手段は、前記強電バッテリを用いたスタータ始動要求があると、前記スタータスイッチに対するオン指令と、前記リレーに対するオフ指令と、前記DC/DCコンバータに対する変換作動指令を出力する
    ことを特徴とする車両用電源装置。
  4. 請求項3に記載された車両用電源装置において、
    前記スタータ電源制御手段は、前記弱電バッテリへの充電要求があると、前記スタータスイッチに対するオフ指令と、前記リレーに対するオフ指令と、前記DC/DCコンバータに対する変換作動指令を出力する
    ことを特徴とする車両用電源装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載された車両用電源装置において、
    前記スタータ電源制御手段は、前記弱電バッテリを用いたスタータ始動要求があると、前記スタータスイッチに対するオン指令と、前記リレーに対するオン指令と、前記DC/DCコンバータに対する停止指令を出力する
    ことを特徴とする車両用電源装置。
  6. 請求項2から請求項5での何れか一項に記載された車両用電源装置において、
    前記スタータ電源回路は、前記DC/DCコンバータと前記弱電バッテリを接続する第3接続ラインのうち、前記ダイオードと前記弱電バッテリを接続する接続ライン部からの分岐ラインに車載の電装機器を接続した
    ことを特徴とする車両用電源装置。
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