JP2015224497A - スクリーン装置の取付機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン装置の取り付けのための構造を簡単化すると共に、その設置作業を簡易化して設置コストを低廉化した取付機構を提供する。
【解決手段】縦引きのスクリーン装置1の取付機構であって、スクリーンの両側端をガイドする一対のガイド枠7を建物開口部の左右の側枠2aに設けた取付金具15に取付具30を用いて取り付ける。取付金具は、建物開口部に向けて突出す固定板16に複数の固定孔19を有し、ガイド枠には長手方向に沿って口部26を狭窄化した取付溝25を設け、取付具30は、固定板16に当接させる基板31の表面から突出する軸部33の先端に矩形状の係止部片34を連結して構成する。取付具によるガイド枠の固定は、その係止部片を固定孔を通してガイド枠の取付溝に挿入したうえで、操作部の回転により係止部片を取付溝における溝蓋の内側面に係止させて行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として窓等の建物開口部の室内側に縦引きのスクリーン装置を取り付ける場合に適した該スクリーン装置の取付機構に関するものである。
特許文献1に開示されているように、建物開口部における左右の側枠の室内側に、該建物開口部に張設するスクリーンの両側端の昇降をガイドする一対のガイド枠を備えたスクリーン装置を取り付けるに当たり、上記建物開口部の側枠に対して、スクリーン装置における上記一対のガイド枠を、簡素化した構造の取付具を用いる取付機構により、特別の工具を使用することなく取り付け可能にしたものが、既に知られている。
この特許文献1に開示の取付機構は、具体的には、上記スクリーンの両側端をガイドするガイド枠に、その長手方向に沿って口縁を狭窄化した取付溝を設け、一方、建物開口部に取り付けた取付金具に、上記取付溝の口縁の幅に相当する径の固定孔及び該孔を上記取付溝の方向に向けて外側に開かせる開溝を設け、上記取付金具に上記ガイド枠を固定するための取付具を、ハンドル状の操作部から側方に突出する軸部の先端に係止部片を連結し、上記軸部が、ガイド枠における上記取付溝の口縁の幅内及び上記取付金具における固定孔内に収まる径を有し、且つ上記ガイド枠の溝蓋及び取付金具をハンドル状の操作部と係止部片との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとし、上記係止部片が、ガイド枠の上記取付溝の狭窄化した口縁の幅よりも大きい周縁部を有することにより、該取付溝に嵌入係止可能で、該溝内でハンドル状の操作部がガイド枠に交差する姿勢からガイド枠に沿う姿勢をとる範囲で回転可能な板状に形成されたものとしている。
そのため、上記ガイド枠の取付溝に係止部片を嵌入した取付具の軸部を取付金具の固定板における開溝を通してその固定孔に嵌入したのち、該取付具のハンドル状の操作部を軸部の周りで回転させ、該ハンドル状の操作部にガイド枠に沿う姿勢を保持させて該ガイド枠を取付金具に固定可能にしている。
しかしながら、上記取付機構では、ガイド枠の長手方向に沿って口縁を狭窄化した取付溝を設け、上記取付具における係止部片が、ガイド枠の取付溝の狭窄化した口縁の幅よりも大きい周縁部を有するものとしているので、上記取付具の係止部片はガイド枠の取付溝の溝端から該取付溝に嵌入させる必要があり、上記溝端が建物の一部等の何らかの障害物により閉鎖された状態にあれば、取付具の係止部片を取付溝に嵌入させることができず、そのような場合には、ガイド枠の取り付けが不能ないしは困難になるため、予め必要数の取付具の係止部片をガイド枠の取付溝の溝端から嵌入しておくなどの対応を考慮しておく必要がある。
また、上記の問題が解決できたとしても、一般に、上記スクリーンの両側端をガイドするガイド枠間の長さと建物開口部の横幅とは、所期の寸法的関係を持つように設定されているとは限らず、その寸法調整に苦慮することもあり、そのため、何らかの手段で容易に一対のガイド枠の取付位置を調整可能にすることが望まれている。
特開2010−159616号公報
本発明の主たる技術的課題は、スクリーン装置の取り付けのための構造を簡単化すると共に、その設置作業を簡易化して設置コストを低廉化することにある。
また、本発明の他の技術的課題は、スクリーン装置の取り付けのための構造が上述のように簡単なものでありながら、建物開口部枠に対して位置調整可能で、しかも、そのスクリーン装置を左右方向の調整位置に安定的に設置できるようにした取付機構を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、建物開口部にスクリーンを縦引きで張設するスクリーンの収納ボックスの両端部に、該収納ボックスから導出されるスクリーンの両側端をガイドする一対のガイド枠を備え、該一対のガイド枠を上記建物開口部の左右の側枠に設けた取付金具に対し、取付具を用いて取り付けるようにした該スクリーン装置の取付機構において、上記側枠に取り付ける取付金具は、上記建物開口部側に向けて突出する上記ガイド枠の固定板を備え、該固定板に対して上記ガイド枠を上記取付具で固定する部位に、固定孔を開設してなり、一方、該固定板を介して上記側枠に取り付ける上記ガイド枠には、該固定板に対向する当接面に、該ガイド枠の長手方向に沿って口部を狭窄化した取付溝を設け、上記取付具は、上記固定板に当接させる基板上に操作部を備えると共に、該基板表面から突出する軸部の先端に、上記取付溝の口部を通して該取付溝に挿入できる係止部片を連結することにより構成し、上記取付具による上記ガイド枠の固定板に対する固定は、該固定板の固定孔を通して、ガイド枠の取付溝の狭窄化した口部から該取付具の係止部片を該取付溝に挿入したうえで、操作部の回転により係止部片を上記ガイド枠の取付溝に係止させることによって行うように構成していることを特徴とするスクリーン装置の取付機構が提供される。
本発明に係るスクリーン装置の取付機構の好ましい実施形態においては、上記取付具の係止部片が矩形状をなし、その短辺側の幅は、上記ガイド枠の取付溝の口部における対向する溝蓋間の開口幅よりも僅かに小さく、これに対し上記固定板の固定孔におけるガイド枠の長手方向に直交する方向の幅は、上記係止部片における短辺側の幅に対して、ガイド枠の取付溝に直交する方向での該ガイド枠の取付位置の調整分を付加した幅とし、上記ガイド枠の取付溝における溝蓋内の溝幅は、上記取付具の係止部片における長辺側の幅よりも大きく、また、上記取付金具の固定孔におけるガイド枠の長手方向の幅は、上記取付具の係止部片における長辺側の幅よりも僅かに大きいものとし、上記取付具の軸部は、上記ガイド枠の取付溝における狭窄化した口部を通して該取付溝内に係止部片を嵌入した状態において、該取付具の回転により、取付金具の固定板とガイド枠の溝蓋とを、取付具の基板と係止部片との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとして構成される。
本発明に係るスクリーン装置の取付機構の他の好ましい実施形態においては、上記固定板におけるガイド枠の取付面と、それに当接させるガイド枠の当接面とのいずれか一方に、当接する両面間の摩擦力を高める弾性材製のテープを、少なくとも部分的に貼着し、上記弾性材製のテープを、上記取付具により上記固定板の取付面と上記ガイド枠の当接面との間に挟み着けることによって該両面間の固定を行うものとして構成される。
また、本発明に係るスクリーン装置の取付機構の他の好ましい実施形態においては、上記取付具における基板に、その延長部として形成した弾性的に復帰傾向を有する係止板を連設し、該係止板に上記軸部側に突出する突子を設け、一方、上記取付金具の固定板に、それに開設した固定孔のそれぞれに対し一定距離を介して隣接させた上記突子が嵌入する係止孔を開設し、上記固定板の固定孔及び上記ガイド枠の取付溝に上記取付具の係止部片を嵌入し、該係止部片を上記ガイド枠の取付溝における溝蓋の内側面に係止させた状態において、上記係止板に設けた突子が取付金具の固定板の係止孔に嵌入し、該取付具の復帰回転を抑制するものとして構成される。この場合においては、上記係止板に設けた突子が取付金具の固定板の係止孔に嵌入した状態において、取付具のハンドル状の操作部がガイド枠の長手方向を向き、且つ係止板が固定板の係止孔を閉鎖する位置にあるようにすることが望ましい。
更に、本発明に係るスクリーン装置の取付機構の他の好ましい実施形態においては、上記収納ボックスの背面両端部に、該収納ボックスを上記取付金具の固定板に掛け止めする掛鉤を設け、上記ガイド枠に、その取付溝に直交する方向での取付位置が調整可能である横幅をもつ掛孔を設けたものとして構成される。
上述した本発明の取付機構によれば、スクリーン装置の取り付けのための構造を簡単化すると共に、その設置作業を簡易化して設置コストを低廉化することができ、また、スクリーン装置の取り付けのための構造が上述のように簡単なものでありながら、建物開口部枠に対して位置調整可能で、しかも、そのスクリーン装置を左右方向の調整位置に安定的に設置できるようにした取付機構を提供することができる。
本発明に係るスクリーン装置の取付機構の実施例における要部のみの分解斜視図である。 同逆方向から見た分解斜視図である。 本発明の取付機構によるスクリーン装置の取付状態を示す従断面図である。 建物開口部枠の取付金具に上記スクリーン装置を取り付けるための取付具の拡大斜視図である。 上記取付具を反対方向から見た同拡大斜視図である。 本発明の取付機構によるスクリーン装置の取付状態を示す背面図である。 同正面図である。 (a)及び(b)は、取付具により取付金具に対してガイド枠の左右位置を調整して固定する態様を説明するための説明図である。
図1及び図2は、本発明に係るスクリーン装置の取付機構の要部のみを相互に逆方向から見た状態を示し、また、図3はスクリーン装置の一例を縦断面によって示し、更に、図6及び図7は、上記スクリーン装置1を建物開口部枠2に取り付けた状態を背面図及び正面図によって示している。本発明に基づいて建物開口部枠2に取り付けるスクリーン装置1は、図示の実施例では特殊なスクリーン6を巻取りボックス4内の巻取軸5に巻き取るようにした巻取り式のものを例示しているが、本発明はそれらに限るものではなく、建物開口部に各種スクリーンを縦引きで張設するものであって、スクリーンの収納ボックスの両端部に、該収納ボックスから導出されるスクリーンの両側端をガイドする一対のガイド枠7を備え、該一対のガイド枠7を上記建物開口部の左右の側枠に対して取り付けるものであればよい。
スクリーン装置1の図示した実施例について簡単に説明すると、当該実施例では、スクリーンを収納しておく収納ボックスとして、特殊なスクリーン6を巻き取る巻取軸5を回転自在に支持させて収容した巻取りボックス4を用い、それを建物開口部枠2の上部に配置するようにしている。上記巻取軸5は、その端部に設けた図示しないスプロケットを操作チェーン9(図7参照)の操作により回転させるものである。また、上記特殊なスクリーン6は、図6に示すように、巻取軸5により巻き取られる第1のスクリーン6a、及びそれと共に重ねて巻き取られる第2のスクリーン6bとを備えると共に、両スクリーンの間に連結されて、両端が該両スクリーンに対して同じ一定の間隔で起倒自在とされた可撓性を有する一定幅の多数の調光用のスラット6cとによって構成されたものであり、巻取軸5からの巻き戻しの程度によってスラット6cの傾斜角度が調整可能なものである。なお、上記スクリーン6としては、周知のように、1枚の防虫網状のものを巻取軸5に巻き取るようにしたものであってもよいことは勿論である。
建物開口部枠2の上部に設置した巻取りボックス4の両端部には、該巻取りボックスから導出されるスクリーン6の両側端をガイドする一対のガイド枠7を備えている。このガイド枠7は、上記第1のスクリーン6の左右側端に設けた多数の係合子を左右のガイド枠7におけるガイドレール11のスリット12に摺動自在に係合させることにより、その昇降をガイドするように構成したものであり、また、上記第1及び第2のスクリーン6a,6bの下端にそれぞれ取り付けたボトムバー13a,13bの上下摺動も上記ガイド枠7のガイド溝14a,14bによりガイドさせている。更に、上記ガイド枠7には、以下に詳述するように、スクリーン装置1自体を建物開口部枠2に対して位置調整可能で、しかも、そのスクリーン装置1を左右方向の調整位置に安定的に設置可能にする機能をも具備させている。
上記スクリーン装置1のガイド枠7を上記建物開口部枠2の対向する一対の側枠2aに取り付けるため、図1及び図2に明示しているように、該側枠2aには、断面がL型をなすように固定板16に取付部17を付した取付金具15が、該固定板が建物開口部の内側に向けて突出するようにネジ等で固定される。この取付金具15として図示したものは、建物開口部内の上下方向の全長にわたって設置しているが、スクリーン装置1の固定に必要な範囲のみに部分的に設置することもできる。
なお、図示の実施例では、スクリーン装置1を一般的に窓用サッシの内側に設置される建物開口部枠2の左右の側枠2aに取り付けるような形態にしているが、上記取付金具15は建物開口部枠状に形成されるサッシ等に取り付けることもでき、その場合には、取付金具における取付部17をサッシへの取り付けに適した形態にすればよい。
上記取付金具15の固定板16には、図1及び図2に明瞭に示すように、ガイド枠7を後述する取付具30で固定しようとする複数の部位に固定孔19を開設し、また、複数の該固定孔19のそれぞれに対して下方に一定距離を介して隣接する部位に、係止孔20を開設している。更に、上記固定板16におけるガイド枠7の取付面16aには、ガイド枠7の当接面7aとの間の摩擦力を高める弾性材製のテープ22を貼着している。
上記固定孔19は、後述するように取付具30によるガイド枠7の取り付けに供するものであり、また、上記係止孔20は、後述する取付具30の突子36を、該取付具30の回転の抑止のために嵌入させるものである。更に、上記弾性材製のテープ22は、少なくとも部分的に貼着すればよく、上記取付具30により上記固定板16の取付面16aと上記ガイド枠7の当接面7aとの間に挟み着けることによって、該両面間の固定を確実に行うものとして構成される。なお、図示の実施例では、上記弾性材製のテープ22を上記固定板16に貼着しているが、ガイド枠7の当接面7aに貼着することもできる。
一方、上記固定板16を介して建物開口部枠2の一対の側枠2aに取り付けられるガイド枠7には、上記固定板16に対向する当接面7aに、該ガイド枠7の長手方向に沿って、対向する一対の溝蓋25aによりそれらの間の口部26を狭窄化した取付溝25を設けている。
合成樹脂の成形品のより形成される上記取付具30は、図4及び図5に明瞭に示すように、上記取付金具15の固定板16に当接させる基板31上にハンドル状の操作部32を備えると共に、該基板31表面から上記操作部32とは反対側に突出する軸部33の先端に矩形状の係止部片34を連結することにより構成し、更に、上記基板31に、その延長部として形成した部分細幅化により弾性的に復帰傾向をもたせた係止板35を連設し、該係止板35に上記軸部33側に突出する突子36を設けている。
次に、図8等を参照して、上記取付具30の各部と、取付金具15における固定板16の固定孔19と、上記ガイド枠7における取付溝25との関連性について説明する。
上記取付具30は、その係止部片34における短辺側の幅aが、上記ガイド枠7の取付溝25の口部26における対向する溝蓋25a間の開口幅cよりも僅かに小さく、これに対し、上記固定板16の固定孔19におけるガイド枠7の長手方向に直交する方向の幅dは、上記係止部片34における短辺側の幅aに対して、後述するように、ガイド枠7の取付溝25に直交する方向での該ガイド枠7の取付位置の調整分を付加した幅とし、上記ガイド枠7の取付溝25における溝蓋25a内の溝幅は、上記取付具30の係止部片34における長辺側の幅bよりも十分に大きく、また、上記取付金具15の固定孔19におけるガイド枠7の長手方向の幅eは、上記取付具30の係止部片34における長辺側の幅bよりも僅かに大きいものとし、上記取付具30の軸部33は、上記ガイド枠7の取付溝25における狭窄化した口部26を通して該取付溝25内に係止部片34を嵌入した状態において、該取付具30の軸部33の周りでの回転により、取付金具15の固定板16とガイド枠7の溝蓋25aとを、取付具30の基板31と係止部片34との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとしている。
従って、上記取付具30による上記ガイド枠7の固定板16に対する固定は、該固定板16の固定孔19を通して、ガイド枠7の取付溝25の狭窄化した口部26から取付具30の係止部片34を該取付溝25に挿入したうえで、ハンドル状の操作部32により軸部33を中心とする取付具30の90°の回転により、係止部片34を上記ガイド枠7の取付溝25における溝蓋25aの内側面に係止させ、取付金具15の固定板16とガイド枠7の溝蓋25aとを取付具30の基板31と係止部片34との間に挟み着けることによって行うことができる。取付金具15からのガイド枠7の取り外しは、上記と全く逆の操作を行えばよい。
また、上記取付具30における基板31には、その延長部として形成した弾性的に復帰傾向を有する係止板35を連設し、該係止板35に上記軸部33側に突出する突子36を設け、一方、上記取付金具15の固定板16には、複数の固定孔19のそれぞれに隣接させた上記突子36が嵌入する前述の係止孔20を開設しているが、上述した取付具30の回転により、上記突子36が係止孔20に系脱することになる。
そして、上記固定板16の固定孔19及び上記ガイド枠7の取付溝25に上記取付具30の係止部片34を嵌入し、該係止部片34を上記ガイド枠7の取付溝25における溝蓋25aの内側面に係止させた状態において、上記係止板35に設けた突子36が取付金具15の固定板16の係止孔20に嵌入させておくと、取付具30に何らかの外力が作用しても、上記突子36が係止孔20の内縁によって該孔から脱出するのを阻止され、結果的に、該取付具30の復帰回転が抑制され、固定板16に対するガイド枠7の取り付けが確実なものになる。この場合に、上記係止板35に設けた突子36が取付金具15の固定板16の係止孔20に嵌入した状態において、取付具30のハンドル状の操作部32がガイド枠7の長手方向を向き、且つ係止板35が固定板16の係止孔20閉鎖する位置にあるようにすることが望ましい。
また、一般的に、上記スクリーン6の両側端をガイドするガイド枠7間の長さと建物開口部の横幅とが、所期の寸法的関係を持つように設定されているとは限らず、建物開口部内においてどのような位置にスクリーン装置を設置するかに苦慮することがある。更に、建物開口部枠2内に上記取付金具15を用いてスクリーン装置を設置しても、左右いずれかに若干ずらしたいこともある。このような問題に対処するため、上記スクリーン装置の取付機構においては、前述した取付金具15の固定板16の固定孔19におけるガイド枠7の取付溝25に直交する方向の幅が、本来は取付具30の係止部片34における短辺側の幅より僅かに大きいものであればよいところを、それにガイド枠7の取付位置の調整分を付加したものとしている。
そのため、図8の(a)に示すように、取付金具15に対してガイド枠7を十分に左側に寄せた状態で、図示のように取付具30の係止部片34をガイド枠7の取付溝25に嵌入し、そのうえで該取付具30を操作部32によって回転させることにより、同図に示すような位置にガイド枠7を取り付けることができる。また、図8の(b)に示すように、取付金具15に対してガイド枠7を十分に右側に寄せた状態で、同様な操作を行うことにより、同図に示すような右方位置にガイド枠7を取り付けることができる。
なお、取付金具15における固定板16の係止孔20についても、ガイド枠7の取付溝25に直交する方向の幅について、上記固定孔19と同様な調整分の付加を行っているので、同様に係止板35の突子36の係止孔20に対する位置調整が行われる。
更に、スクリーン装置はその巻取りボックス4の重量が他の部分の重量に比して大きいのが通例であり、そのため、上記ガイド枠7の取付機構を利用して巻取りボックスの取り付けも強固に行えることが望まれる。上記取付金具15によるガイド枠7の取付機構は、このような要求を充たすためにも利用できるようにするため、上記巻取りボックス4の背面両端部に、該巻取りボックス4を上記取付金具15の固定板16に掛け止めする掛鉤40を設け、上記取付金具15に、ガイド枠7の取付溝25に直交する方向での取付位置が調整可能である横幅をもつ掛孔41を設けている。そのため、この掛鉤40による巻取りボックス4の固定は、上記ガイド枠7の位置調整に対しても対応させることができる。
上述したスクリーン装置の取付機構は、既知の同種の取付機構に比して、スクリーン装置の取り付けのための構造が簡単なものであり、特に、ガイド枠7の長手方向に沿って設けた取付溝25の狭窄化した口部26の幅に対し、上記取付具30における矩形状の係止部片34の短辺側の幅を小さくしているので、上記取付具30の係止部片34は、ガイド枠7の取付溝25に対して任意位置で嵌脱してガイド枠7の固定、離脱を行うことができ、そのため、スクリーン装置の設置或いは離脱の作業を簡易化して設置コストを低廉化することができ、しかも、建物開口部枠に対して横方向の位置調整が可能で、そのスクリーン装置を左右方向の調整位置に対しても安定的に設置することができる。
1 スクリーン装置
2 建物開口部枠
2a 側枠
4 巻取りボックス
6 スクリーン
7 ガイド枠
7a 当接面
15 取付金具
16 固定板
19 固定孔
25 取付溝
25a 溝蓋
26 口部
30 取付具
31 基板
32 操作部
33 軸部
34 係止部片

Claims (6)

  1. 建物開口部にスクリーンを縦引きで張設するスクリーンの収納ボックスの両端部に、該収納ボックスから導出されるスクリーンの両側端をガイドする一対のガイド枠を備え、該一対のガイド枠を上記建物開口部の左右の側枠に設けた取付金具に対し、取付具を用いて取り付けるようにした該スクリーン装置の取付機構において、
    上記側枠に取り付ける取付金具は、上記建物開口部側に向けて突出する上記ガイド枠の固定板を備え、該固定板に対して上記ガイド枠を上記取付具で固定する部位に、固定孔を開設してなり、
    一方、該固定板を介して上記側枠に取り付ける上記ガイド枠には、該固定板に対向する当接面に、該ガイド枠の長手方向に沿って口部を狭窄化した取付溝を設け、
    上記取付具は、上記固定板に当接させる基板上に操作部を備えると共に、該基板表面から突出する軸部の先端に、上記取付溝の口部を通して該取付溝に挿入できる係止部片を連結することにより構成し、
    上記取付具による上記ガイド枠の固定板に対する固定は、該固定板の固定孔を通して、ガイド枠の取付溝の狭窄化した口部から該取付具の係止部片を該取付溝に挿入したうえで、操作部の回転により係止部片を上記ガイド枠の取付溝に係止させることによって行うように構成している、
    ことを特徴とするスクリーン装置の取付機構。
  2. 上記取付具の係止部片が矩形状をなし、その短辺側の幅は、上記ガイド枠の取付溝の口部における対向する溝蓋間の開口幅よりも僅かに小さく、これに対し上記固定板の固定孔におけるガイド枠の長手方向に直交する方向の幅は、上記係止部片における短辺側の幅に対して、ガイド枠の取付溝に直交する方向での該ガイド枠の取付位置の調整分を付加した幅とし、
    上記ガイド枠の取付溝における溝蓋内の溝幅は、上記取付具の係止部片における長辺側の幅よりも大きく、また、上記取付金具の固定孔におけるガイド枠の長手方向の幅は、上記取付具の係止部片における長辺側の幅よりも僅かに大きいものとし、
    上記取付具の軸部は、上記ガイド枠の取付溝における狭窄化した口部を通して該取付溝内に係止部片を嵌入した状態において、該取付具の回転により、取付金具の固定板とガイド枠の溝蓋とを、取付具の基板と係止部片との間に挟み着けるに必要な長さを有するものとしている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置の取付機構。
  3. 上記固定板におけるガイド枠の取付面と、それに当接させるガイド枠の当接面とのいずれか一方に、当接する両面間の摩擦力を高める弾性材製のテープを、少なくとも部分的に貼着し、
    上記弾性材製のテープを、上記取付具により上記固定板の取付面と上記ガイド枠の当接面との間に挟み着けることによって該両面間の固定を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスクリーン装置の取付機構。
  4. 上記取付具における基板に、その延長部として形成した弾性的に復帰傾向を有する係止板を連設し、該係止板に上記軸部側に突出する突子を設け、
    一方、上記取付金具の固定板に、それに開設した固定孔のそれぞれに対し一定距離を介して隣接させた上記突子が嵌入する係止孔を開設し、
    上記固定板の固定孔及び上記ガイド枠の取付溝に上記取付具の係止部片を嵌入し、該係止部片を上記ガイド枠の取付溝における溝蓋の内側面に係止させた状態において、上記係止板に設けた突子が取付金具の固定板の係止孔に嵌入し、該取付具の復帰回転を抑制するものとした、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクリーン装置の取付機構。
  5. 上記係止板に設けた突子が取付金具の固定板の係止孔に嵌入した状態において、取付具のハンドル状の操作部がガイド枠の長手方向を向き、且つ係止板が固定板の係止孔を閉鎖する位置にある、
    ことを特徴とする請求項4に記載のスクリーン装置の取付機構。
  6. 上記収納ボックスの背面両端部に、該収納ボックスを上記取付金具の固定板に掛け止めする掛鉤を設け、上記ガイド枠に、その取付溝に直交する方向での取付位置が調整可能である横幅をもつ掛孔を設けた、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスクリーン装置の取付機構。
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