JP2015504875A - 放射性フッ素化方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、放射性同位体18Fによる生体ターゲティング分子(BTM)の放射性フッ素化の方法を提供する。また、18F−放射性フッ素化方法に有用な新規なコンジュゲート、並びにかかるコンジュゲート及び該方法を実施するためのカセットを含む自動合成装置の使用も提供する。
【選択図】 なし
【選択図】 なし
Description
本発明は、生体ターゲティング分子(BTM)を放射性同位体18Fで放射性フッ素化する方法を提供する。また、その18F−放射性フッ素化方法に有用な新規なコンジュゲート、かかるコンジュゲートの使用、及び本方法を実施するためのカセットを含む自動合成装置も提供する。
18F−フルオロアルキル置換トリアゾールを含む生成物を生じる標的ペプチドの18Fクリック標識がLiら[Bioconj.Chem.,18(6),1987−1994(2007)]、及びHausnerら[J.Med.Chem.,51(19),5901−5904(2008)]により報告されている。
放射化学を含む生体医学研究における「クリックケミストリー」の応用が、Nweら[Cancer Biother.Radiopharm.,24(3),289−302(2009)]により検討された。そこに注記されているように、主たる関心は、PET用の放射性同位体18F(及びそれよりは少ないが11C)、及び99mTc又は111InのようなSPECTイメージングに適した放射性金属のための「クリックによりキレート化する」アプローチにある。Glaser及びRobinsは放射性同位体18F及び11Cに焦点を当ててPET放射化学標識反応におけるクリックケミストリーの使用を検討している[J.Lab.Comp.Radiopharm.,52,407−414(2009)]。
国際公開第2006/067376号は、Cu(I)触媒の存在下における、以下の式(I)の化合物と式(II)の化合物、又は、式(III)の化合物と式(IV)の化合物の反応を含み、それぞれ式(V)又は(VI)のコンジュゲートを生成することを含むベクターの標識方法を開示している。
国際公開第2006/067376号のR*は放射性核種、例えば陽電子放出性放射性核種を含むレポーター部分である。この目的に適した陽電子放出性放射性核種は11C、18F、75Br、76Br、124I、82Rb、68Ga、64Cu及び62Cuを包含し、そのうち11C及び18Fが好ましいとされている。
国際公開第2006/116629号(Siemens Medical Solutions USA,Inc.)は、標的生体高分子に対する親和性を有する放射標識リガンド又は基質の製造方法を開示しており、この方法は、
(a)(i)第1の分子構造、
(ii)脱離基、
(iii)クリックケミストリー反応に関与することができる第1の官能基、及び場合により、
(iv)第1の官能基と分子構造の間のリンカー
を含む第1の化合物を放射性試薬と、脱離基を放射性試薬の放射性成分で置き換えるのに充分な条件下で反応させて、第1の放射性化合物を形成し、
(b)(i)第2の分子構造、
(ii)第1の官能基とのクリックケミストリー反応に関与することができる第2の補足官能基
を含む第2の化合物であって、場合により第2の化合物と第2の官能基の間にリンカーを含む、第2の化合物を準備し、
(c)第1の放射性化合物の第1の官能基を第2の化合物の補足官能基とクリックケミストリー反応によって反応させて放射性のリガンド又は基質を形成し、
(d)放射性のリガンド又は基質を単離する
ことを含んでいる。
(a)(i)第1の分子構造、
(ii)脱離基、
(iii)クリックケミストリー反応に関与することができる第1の官能基、及び場合により、
(iv)第1の官能基と分子構造の間のリンカー
を含む第1の化合物を放射性試薬と、脱離基を放射性試薬の放射性成分で置き換えるのに充分な条件下で反応させて、第1の放射性化合物を形成し、
(b)(i)第2の分子構造、
(ii)第1の官能基とのクリックケミストリー反応に関与することができる第2の補足官能基
を含む第2の化合物であって、場合により第2の化合物と第2の官能基の間にリンカーを含む、第2の化合物を準備し、
(c)第1の放射性化合物の第1の官能基を第2の化合物の補足官能基とクリックケミストリー反応によって反応させて放射性のリガンド又は基質を形成し、
(d)放射性のリガンド又は基質を単離する
ことを含んでいる。
国際公開第2006/116629号は、開示されている方法が放射性同位体124I、18F、11C、13N及び15Oと共に使用するのに適切であることを教示している。
国際公開第2010/026388号は、次式の化合物が18Fで標識されると有用なイメージング剤であることを教示している。
R3は、フェニル、3−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル、場合により置換されていてもよいテトラヒドロピラン、場合により置換されていてもよいジアジン、又は場合により置換されていてもよいトリアゾールであり、
R4は、場合により置換されていてもよいフェニル又は場合により置換されていてもよいトリアゾールであり、
Rがフェニルである場合、R4は場合により置換されていてもよいトリアゾールである。
国際公開第2010/026388号の好ましい化合物は[18F]−ICMT−11である。
Glaserら[Biorg.Med.Chem.Lett,21,6945−6949(2011)]は、式のアセタールで保護されたアルキン官能化イサチン前駆体、及びフルオロエチルアジドを用いるクリック反応を用いた[18F]−ICMT−11の改良放射性合成を記載している。
Smithら[Poster 354 entitled 「Fully Automated Synthesisw of [18F]−ICMT−11 for Imaging Apoptosis」;19th International Symposium on Radiopharmaceutical Sciences,Amsterdam,28th August to 2nd September 2011; Abstract S443]は、トシレートの[18F]−フッ素置換、その後の脱保護による[18F]−ICMT−11の自動合成を記載している。
従って、インビボイメージングに適した放射性フッ素化生体ターゲティング分子を提供するという代わりの放射性フッ素化方法が未だに必要とされている。理想的には、この方法は自動化に適していて、放射性医薬組成物は再現可能な方法で、良好な放射化学及び化学的純度で得ることができる。
本発明は、18F−標識トリアゾール−官能化生体ターゲティング分子の製造のための別の放射性フッ素化方法を提供する。
本発明は、臨床用途に特に有用な単純化された、よりたくましい調製用の方法論を提供する。本放射性フッ素化方法は、改良された比放射能を提供し、生体内の放射性トレーサー/受容体相互作用からの信号、及び潜在的に競合する安定な不純物の存在下における低下を最大にする。本方法は自動化に容易に適応可能である。本方法は、放射性の反応体として[18F]−フッ素を用い、従って揮発性の18F−フルオロエチルアジドを製造し取り扱う必要性を回避するという利点を有する。これは、放射能が関わる合成工程を最小にすることによりオペレーターに対する放射線量を最小にし、また合成経過時間中の放射性壊変による放射能の損失を最小にする(18Fは110分の半減期を有する)ので有益である。
加えて、クリック反応工程は非放射性に行われるので、クリック触媒として用いられる銅によって生ずる可能な不純物の問題(Glaserら[Biorg.Med.Chem.Lett,21,6945−6949(2011)])を、放射能に関する追加の問題を伴うことなく解決することができる。
本方法はGood Manufacturing Production(GMP)条件下での放射性合成を容易にし、純度プロフィールが改良されると共に放射化学収率が増大するので、単一の調製で複数の患者のスキャンが可能になる。
[18F]ICMT−11の場合、本発明者らは、フルオロエチルアジド経路が、安定なイサチン類似体不純物の濃度が14μg/mLで、適度な比放射能(1.2GBq/μMol)を提供することを確立した。Glaserらの改良方法(上掲)は、壊変補正してない合成終了時(EOS)の放射化学収率3.0±2.6%(n=3)、比放射能24±19GBq/μmol及び安定なイサチン不純物濃度4.1±4.1μg/mLで[18F]ICMT−11を提供した。本方法は、標的を空にし無菌の分配の完了まで90分で放射化学収率4.6±0.4GBq(EOSで壊変補正してない放射化学収率9.3±1.7%)の[18F]ICMT−11を提供する。放射化学純度は全てのバッチで合成終了時98〜99%であり、比放射能は685±237GBq/μmolであった。非放射性のICMT−11及び他の不純物の総量はそれぞれ0.32±0.11μg/mL及び1.06±0.24μg/mLであることが示された。ICMT−11前駆体は検出されなかった。これらの特徴は相俟って[18F]ICMT−11への従来技術の経路と比べて有意な改良を表す。
本発明の好ましい態様の詳細な説明
第1の態様において、本発明は、生体ターゲティング部分の18F−放射性フッ素化方法を提供する。この方法は、式(I)の化合物と式(II)のアジドのクリック反応により、式(III)のコンジュゲートを生成させ、式(III)のコンジュゲートと[18F]−フッ化物の反応により、式(IV)の放射性フッ素化生成物を得ることを含む。
第1の態様において、本発明は、生体ターゲティング部分の18F−放射性フッ素化方法を提供する。この方法は、式(I)の化合物と式(II)のアジドのクリック反応により、式(III)のコンジュゲートを生成させ、式(III)のコンジュゲートと[18F]−フッ化物の反応により、式(IV)の放射性フッ素化生成物を得ることを含む。
L1は、存在してもしなくてもよいリンカー基であり、
nは、2、3又は4であり、
R1は、C1-4アルキル、C1-4フルオロアルキル、又は−C6H4−R2であり、R2はH、CH3、Br又はNO2から選択され、
BTMは、場合により1以上の保護基により保護されていてもよい生体ターゲティング部分である。
用語「放射性フッ素化」は慣用の意味を有し、すなわち、放射標識に用いられる放射性同位体がフッ素の放射性同位体、ここでは18Fである放射標識プロセスを意味する。
リンカー基(L1)が存在しない場合とは、式(I)のアルキン基が直接BTMに結合していることを意味する。例えば、アルキンが、BTMペプチド又はタンパク質のアミノ酸の側鎖に、又は直接BTMペプチドのN−又はC−末端に結合していることを意味することができる。存在する場合、各リンカー基(L1)は好ましくは合成であり、独立に式−(A)m−の基を含み、ここで各Aは独立に−CR2−、−CR=CR−、−CoC−、−CR2CO2−、−CO2CR2−,−NRCO−、−CONR−、−NR(C=O)NR−、−NR(C=S)NR−、−SO2NR−、−NRSO2−、−CR2OCR2−、−CR2SCR2−、−CR2NRCR2−、C4-8シクロヘテロアルキレン基、C4-8シクロアルキレン基、C5-12アリーレン基、若しくはC3-12ヘテロアリーレン基、アミノ酸、糖又は単分散のポリエチレングリコール(PEG)構成ブロックであり、各Rは独立にH、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C1-4アルコキシアルキル又はC1-4ヒドロキシアルキルから選択され、mは値1〜20の整数である。
用語「生体ターゲティング部分」(BTM)は、投与後、哺乳類の身体内の特定の部位に選択的に取り込まれるか又は局在化する化合物を意味する。かかる部位は、例えば、特定の疾病状態に関係するか、又はある臓器又は代謝過程がどのように機能しているかを示し得る。
用語「クリック反応」は、その通常の意味を有し、ここでは特にトリアゾール環を生成するアルキンとアジドの反応を指す。さらなる詳細は、J.Lahann(編),Click Chemistry for Biotechnology and Materials Science,Wily(2009)にある。
用語「フルオロアルキル」は、ペルフルオロアルキル基まで含めて少なくとも1つのフッ素置換基を有するアルキル基を意味する。
用語「保護基」はその通常の意味を有しており、望ましくない化学反応を阻害又は抑制するが、分子の残りの部分を変化させない十分に温和な条件下で当の官能基から開裂され得るように充分反応性に設計されている基を指す。脱保護後目的の生成物が得られる。適切な保護基はProtective Groups in Organic Synthesis,Theodora W.Greene及びPeter G.M.Wuts,4th edition(John Wiley & Sons,2007)に記載されている。
好ましい態様
R1がフルオロアルキルである場合、好ましいかかる基は−CF3(トリフレート)、−C4F9(ノナフラート)及び−CH2CF3(トレシレート)から選択される。R1は好ましくは−C6H4CH3(トシレート)、−CH3(メシレート)、C6H4NO2(ノシレート)及び−CF3から選択され、最も好ましくはトシレートである。
R1がフルオロアルキルである場合、好ましいかかる基は−CF3(トリフレート)、−C4F9(ノナフラート)及び−CH2CF3(トレシレート)から選択される。R1は好ましくは−C6H4CH3(トシレート)、−CH3(メシレート)、C6H4NO2(ノシレート)及び−CF3から選択され、最も好ましくはトシレートである。
クリック反応は好ましくはクリック触媒の存在下で行われる。用語「クリック触媒」はクリック(アルキン+アジド)反応を触媒することが知られている触媒を意味する。適切なかかる触媒は当技術分野でクリック反応に使用することが知られている。好ましいクリック触媒はCu(I)を含む。Cu(I)触媒は反応が進行するのに充分な量で、通例式(II)のアジドに対して0.02〜1.5モル当量のような触媒量で又は過剰に存在する。適切なCu(I)触媒には、CuI又は[Cu(NCCH3)4][PF6]のようなCu(I)塩が包含されるが、有利には硫酸銅(II)のようなCu(II)塩を還元剤の存在下で使用してその場でCu(I)を生成させ得る。適切な還元剤としては、アスコルビン酸又はその塩、例えばアスコルビン酸ナトリウム、ヒドロキノン、金属銅、グルタチオン、システイン、Fe2+、又はCo2+がある。Cu(I)はまた元素状銅粒子の表面上に本来存在しており、従って例えば粉末又は顆粒の形態の元素状の銅も触媒として使用され得る。制御された粒度の元素状銅は好ましいCu(I)触媒源である。より好ましいかかる触媒は0.001〜1mm、好ましくは0.1mm〜0.7mmの範囲、より好ましくはおよそ0.4mmの粒度を有する銅粉末としての元素状の銅である。或いは、0.01〜1.0mm、好ましくは0.05〜0.5mmの範囲の直径、より好ましくは0.1mmの直径のコイル状銅線を使用することができる。Cu(I)触媒は場合により、クリックケミストリーでCu(I)を安定化するのに使用されるバソフェナントロリンの存在下で使用してもよい。
適切な触媒のさらなる詳細はWu及びFokin[Aldrichim.Acta,40(1),7−17(2007)]並びにMeldal及びTornoe[Chem.Rev.,108,2952−3015(2008)]により記載されている。
第1の態様の方法において、式(I)の化合物は場合により、BTMを保護するための1以上の保護基で保護BTMの1以上の官能基を有していてもよい。かかる保護基上記定義の通りである。通例、異なる保護基が異なる官能基に対して使用される。本発明の方法はBTMにおいて広範囲の官能基を許容する。しかしながら、BTMが遊離のチオール基を含む場合(例えば還元型システインを含有するペプチド)、かかるチオール基は第1の態様の反応を実施する前に保護するのが好ましい。同様に、銅(I)によく配位するキレート化機能性又は基は保護を必要とし得る。様々な官能基に適した保護基の導入及び除去の条件はGreeneらによるテキストブック(上掲)に記載されている。かかる保護基を使用する場合、工程(iii)の後に除去(すなわち脱保護)される。
BTMは合成でも天然起源でもよいが、好ましくは合成である。用語「合成」はその通常の意味を有し、すなわち天然起源、例えば哺乳類の身体から単離されたのではなく人工である。かかる化合物は、その製造及び不純物プロフィールを完全に制御することができるという利点を有する。従って、天然起源のモノクローナル抗体及びその断片は本明細書で使用する用語「合成」の範囲外である。BTMは好ましくは非タンパク性であり、すなわちタンパク質を含まない。
BTMの分子量は好ましくは10000ダルトン以下である。より好ましくは、分子量は200〜9000ダルトン、最も好ましくは300〜8000ダルトンの範囲であり、400〜6000ダルトンが殊に好ましい。BTMが非ペプチドである場合、BTMの分子量は好ましくは3000ダルトン以下、より好ましくは200〜2500ダルトン、最も好ましくは300〜2000ダルトンであり、400〜1500ダルトンが殊に好ましい。
生体ターゲティング部分は好ましくは、3〜80量体ペプチド、ペプチド類似体、ペプトイド又はペプチドミメティック(線状又は環状ペプチド又はこれらの組合せであり得る)、単一のアミノ酸、酵素基質、酵素アンタゴニスト 酵素アゴニスト(部分アゴニストを含む)又は酵素阻害剤、受容体結合性化合物(受容体基質、アンタゴニスト、アゴニスト又は基質を含む)、オリゴヌクレオチド、又はオリゴ−DNA又はオリゴ−RNA断片を含む。より好ましくは、BTMはヌクレオシド又はニトロイミダゾールを含まない。
BTMは最も好ましくは3〜80量体ペプチド又は酵素阻害剤である。
用語「ペプチド」は、以下に定義するようにペプチド結合(すなわち1つのアミノ酸のアミンともう1つ別のアミノ酸のカルボキシルを連結するアミド結合)により連結された2以上のアミノ酸を含む化合物を意味する。用語「ペプチドミメティック」又は「ミメティック」とは、ペプチド又はタンパク質の生物学的活性を模倣するが化学的性質がもはやペプチド性ではない、すなわち、もはやペプチド結合(すなわち、アミノ酸間のアミド結合)を含有しない生物学的に活性な化合物をいう。ここで、用語ペプチドミメティックはより広い意味で使用されており、擬似ペプチド、半ペプチド及びペプトイドのように性質がもはや完全にペプチド性ではない分子を包含する。用語「ペプチド類似体」とは、以下に記載するように1以上のアミノ酸類似体を含むペプチドをいう。「Methods in Oragnic Chemistry」,Thieme(2004)のSynthesis of Peptides and Peptidomimetics,M.Goodmanら,Houben−Weyl Vol E22cも参照されたい。
用語「アミノ酸」はL−又はD−アミノ酸、アミノ酸類似体(例えばナフチルアラニン)又はアミノ酸ミメティックを意味し、これらは天然起源でも純粋に合成起源でもよく、光学的に純粋、すなわち単一のエナンチオマー、従ってキラルでもよく、又はエナンチオマーの混合物でもよい。アミノ酸に対した慣用の3文字又は1文字略記を本明細書では使用する。好ましくは、本発明のアミノ酸は光学的に純粋である。用語「アミノ酸ミメティック」は、アイソスター、すなわち天然の化合物の立体及び電子構造を模倣するように設計されている天然起源のアミノ酸の合成の類似体を意味する。かかるアイソスターは当業者に周知であり、限定されることはないがデプシペプチド、レトロインベルソペプチド、チオアミド、シクロアルカン又は1,5−二置換テトラゾールが包含される[M.Goodman,Biopolymers,24,137(1985)参照]。放射標識チロシン、ヒスチジン、メチオニン又はプロリンのようなアミノ酸は有用な生体内イメージング剤であることが知られている。
BTMがペプチドである場合、好ましくは4〜30量体のペプチド、最も好ましくは5〜28量体のペプチドである。
BTMが酵素基質、酵素アンタゴニスト、酵素アゴニスト、酵素阻害剤又は受容体結合性化合物である場合、好ましくは非ペプチドであり、より好ましくは合成である。用語「非ペプチド」はペプチド結合、すなわち2つのアミノ酸残基間のアミド結合を含まない化合物を意味する。適切な酵素基質、アンタゴニスト、アゴニスト又は阻害剤には、グルコース及びフルオロデオキシグルコースのようなグルコース類似体、脂肪酸、又はエラスターゼ、アンジオテンシンII又はメタロプロテイナーゼ阻害剤がある。好ましい非ペプチドアンジオテンシンIIアンタゴニストはロサルタンである。適切な合成の受容体結合性化合物には、エストラジオール、エストロゲン、黄体ホルモン、プロゲステロン及びその他のステロイドホルモン、ドーパミンD−1又はD−2受容体のリガンド、又はトロパンのようなドーパミン輸送体、及びセロトニン受容体のためのリガンドがある。
BTMが酵素基質、酵素アンタゴニスト、酵素アゴニスト又は酵素阻害剤である場合、本発明の好ましいかかる生体ターゲティング分子は合成の薬物様小分子、すなわち医薬分子である。好ましいドーパミン輸送体リガンド、例えばトロパン、脂肪酸、ドーパミンD−2受容体リガンド、ベンズアミド、アンフェタミン、ベンジルグアニジン、イオマゼニル、ベンゾフラン(IBF)又は馬尿酸。
BTMがペプチドである場合、好ましいかかるペプチドには以下のものがある。
・ソマトスタチン、オクトレオチド及び類似体、
・ST受容体に結合するペプチド(ここで、STは、大腸菌(E.coli)その他の微生物により産生される熱安定性毒素をいう)、
・ボンベシン、
・血管作用性腸ペプチド、
・ニューロテンシン、
・ラミニン断片、例えば、YIGSR、PDSGR、IKVAV、LRE、及びKCQAGTFALRGDPQG、
・白血球蓄積の標的部位に対するN−ホルミル走化性ペプチド、
・血小板因子4(PF4)及びその断片、
・例えば血管新生を標的とし得るRGD(Arg−Gly−Asp)含有ペプチド[R.Pasqualiniら.,Nat Biotechnol. 1997 Jun;15(6):542−6]、[E.Ruoslahti,Kidney Int. 1997 May;51(5):1413−7]、
・α2−抗プラスミン、フィブロネクチン又はベータ−カゼイン、フィブリノーゲン又はトロンボスポンジンのペプチド断片。(α2−抗プラスミン、フィブロネクチン、ベータ−カゼイン、フィブリノーゲン及びトロンボスポンジンのアミノ酸配列は、次の文献に見ることができる。a2−抗プラスミン前駆体[M.Toneら.,J.Biochem,102,1033(1987)]、ベータ−カゼイン[L.Hanssonら,Gene,139,193(1994)]、フィブロネクチン[A.Gutmanら,FEBS Lett.,207,145(1996)]、トロンボスポンジン−1前駆体[V.Dixitら,Proc.Natl.Acad.Sci.,USA,83,5449(1986)]、R.F.Doolittle,Ann.Rev.Biochem.,53,195(1984))。
・アンジオテンシンII Asp−Arg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Phe(E.C.Jorgensenら,J.Med.Chem.,1979,Vol 22,9,1038−1044)[Sar、Ile]アンジオテンシンII:Sar−Arg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Ile(R.K.Turkerら.,Science,1972,177,1203)のようなアンジオテンシンの基質又は阻害剤であるペプチド、
・アンジオテンシンI:Asp−Arg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Phe−His−Leu。
・ソマトスタチン、オクトレオチド及び類似体、
・ST受容体に結合するペプチド(ここで、STは、大腸菌(E.coli)その他の微生物により産生される熱安定性毒素をいう)、
・ボンベシン、
・血管作用性腸ペプチド、
・ニューロテンシン、
・ラミニン断片、例えば、YIGSR、PDSGR、IKVAV、LRE、及びKCQAGTFALRGDPQG、
・白血球蓄積の標的部位に対するN−ホルミル走化性ペプチド、
・血小板因子4(PF4)及びその断片、
・例えば血管新生を標的とし得るRGD(Arg−Gly−Asp)含有ペプチド[R.Pasqualiniら.,Nat Biotechnol. 1997 Jun;15(6):542−6]、[E.Ruoslahti,Kidney Int. 1997 May;51(5):1413−7]、
・α2−抗プラスミン、フィブロネクチン又はベータ−カゼイン、フィブリノーゲン又はトロンボスポンジンのペプチド断片。(α2−抗プラスミン、フィブロネクチン、ベータ−カゼイン、フィブリノーゲン及びトロンボスポンジンのアミノ酸配列は、次の文献に見ることができる。a2−抗プラスミン前駆体[M.Toneら.,J.Biochem,102,1033(1987)]、ベータ−カゼイン[L.Hanssonら,Gene,139,193(1994)]、フィブロネクチン[A.Gutmanら,FEBS Lett.,207,145(1996)]、トロンボスポンジン−1前駆体[V.Dixitら,Proc.Natl.Acad.Sci.,USA,83,5449(1986)]、R.F.Doolittle,Ann.Rev.Biochem.,53,195(1984))。
・アンジオテンシンII Asp−Arg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Phe(E.C.Jorgensenら,J.Med.Chem.,1979,Vol 22,9,1038−1044)[Sar、Ile]アンジオテンシンII:Sar−Arg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Ile(R.K.Turkerら.,Science,1972,177,1203)のようなアンジオテンシンの基質又は阻害剤であるペプチド、
・アンジオテンシンI:Asp−Arg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Phe−His−Leu。
好ましいBTMペプチドはRGDペプチドである。より好ましいかかるRGDペプチドは次式の断片を含む。
式Aで、aは好ましくは1である。
BTMがペプチドである場合、そのペプチドの一方又は両方、好ましくは両方の末端に代謝阻害基(MIG)が結合している。このように両方のペプチド末端が保護されていることはインビボイメージング用途にとって重要である。すなわち、そうでないと、急速な代謝が予期され、その結果としてBTMペプチドに対する選択的な結合親和性が失われるからである。用語「代謝阻害基」(MIG)は、酵素、殊にカルボキシペプチダーゼのようなペプチダーゼ、アミノ末端又はカルボキシ末端でのBTMペプチドの代謝を阻害又は抑制する生体適合性の基を意味する。かかる基は特にインビボ用途で重要であって、当業者には周知であり、ペプチドアミン末端の場合次のものから適宜選択される。
N−アシル化基−NH(C=O)RG、ここでアシル基−(C=O)RGはC1-6アルキル、C3-10アリール基から選択されるRGを有するか、又はポリエチレングリコール(PEG)構成ブロックを含む。適切なPEG基は下記リンカー基(L1)に対して記載するものである。好ましいかかるPEG基は式Bio1又はBio2(下記)の生体修飾基である。好ましいかかるアミノ末端MIG基はアセチル、ベンジルオキシカルボニル又はトリフルオロアセチル、最も好ましくはアセチルである。
ペプチドのカルボキシル末端に対して適切な代謝阻害基としては、カルボキサミド、tert−ブチルエステル、ベンジルエステル、シクロヘキシルエステル、アミノアルコール又はポリエチレングリコール(PEG)構成ブロックがある。BTMペプチドのカルボキシ末端のアミノ酸残基に対して適切なMIG基は、アミノ酸残基の末端アミンがC1-4アルキル基、好ましくはメチル基でN−アルキル化されている場合である。好ましいかかるMIG基はカルボキサミド又はPEGであり、最も好ましいかかる基はカルボキサミドである。
BTMが酵素阻害剤である場合、好ましくはカスパーゼ−3阻害剤である。かかる阻害剤は当技術分野で公知である[Smithら,Anti−Cancer Agents in Medicinal Chemistry,9,958−967(2009)]。
好ましいカスパーゼ−3阻害剤は次式Aのイサチン誘導体である。
Y1はO又はOPGPであり、ここでOPGPは保護ケトン基である。
BTMが式(A)のイサチンである場合、L1は好ましくはCH2であって、式(I)の化合物は次式IAとなる。
式(A)で、R3は好ましくは2,4−ジフルオロフェニルであり、すなわちイサチン誘導体はより好ましくは次式Bである。
式中、pは1〜10の整数である。或いは、式Bio2のプロピオン酸誘導体に基づくPEG様構造体を使用することができる。
リンカー基がPEG又はペプチド鎖を含まない場合、好ましいL1基は2〜10の原子、最も好ましくは2〜5の原子、殊に好ましくは2又は3の原子の−(A)m−部分を構成する結合した原子の骨格鎖を有する。市販されていないBTMペプチドはP.Lloyd−Williams,F.Albericio及びE.Girald; Chemical Approaches to the Synthesis of Peptides and Proteins,CRC Press,1997に記載されているように固相ペプチド合成により合成することができる。
第1の態様の工程(II)のクリック反応は、適切な溶媒、例えばアセトニトリル、C1-4アルキルアルコール、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、又はジメチルスルホキシド、又はこれらの任意の水性混合物中で、又は水中で行い得る。水性バッファーを4〜8、より好ましくは5〜7のpH範囲で使用することができる。反応温度は好ましくは5〜100℃、より好ましくは75〜85℃、最も好ましくは周囲温度(通例15〜37℃)である。クリック反応は、場合により、Meldal及びTornoeによって記載されているように[Chem.Rev.108,2952,Table 1(2008)]、有機塩基の存在下で行ってもよい。
BTMがペプチド又はタンパク質である式(I)の化合物は、ペプチド合成の標準的な方法、例えば、Atherton,E.及びSheppard,R.C.;Solid Phase Synthesis;IRL Press:Oxford,1989に記載されているように、固相ペプチド合成によって調製することができる。式(I)の化合物におけるアルキン基の組み込みは、ペプチドのN又はC−末端の反応又はペプチド配列内に含有されるある種の他の官能基との反応によって達成することができ、その変更はベクターの結合特性に影響を及ぼさない。アルキン基は好ましくは安定なアミド結合の形成によって導入され、例えばペプチドのアミン官能基と活性化酸との反応或いはペプチドの酸官能基とアミン官能基との反応により形成され、ペプチド合成中又はその後に導入される。アルキン基を細胞、ウィルス、バクテリアのようなベクター中に組み込む方法はH.C.Kolb及びK.B.Sharpless,Drug Discovery Today,Vol 8(24),1128 December 2003及びその引用文献に見ることができる。
アルキン誘導体はGlaser及びArstadにより記載されている[Bioconj.Chem.,18,989−993(2007)]。また、同じ著者がアルキン基をペプチド中に導入する方法も記載している。式(IB)のアルキン官能化イサチンはGlaserの方法により製造することができる[Biorg.Med.Chem.Lett,21,6945−6949(2011)]。Smithらはアルキン官能化イサチン前駆体の合成を提供しており、ここでイサチン化合物はカスパーゼ−3及びカスパーゼ−7に特異的である[J.Med.Chem.,51(24),8057−8067(2008)]。アルキン基でBTMを官能化するためのさらなるアプローチがNweら[Cancer Biother.Radiopharm.,24(3),289−302(2009)]及びGlaserら[J.Lab.Comp.Radiopharm.,52,407−414(2009)]により記載されている。De Graafら[Bioconj.Chem.,20(7),1281−1295(2009)]は、アルキン側鎖を有する非天然のアミノ酸及びその後のクリックコンジュゲーションのためのペプチド又はタンパク質へのそれらの部位特異的な組み込みを記載している。実施例4(後記)は、チオールを含有するBTMのチオール基と結合させてその後のクリック反応に適切なアルキン基を導入するのに使用することができる二官能性のアルキン−マレイミドを提供する。
式(II)のアジドは、記載されているように、式Br−(CH2)n−OHの対応するブロモ−アルコールを対応するアジド−アルコールN3−(CH2)n−OHに変換した後トリエチルアミンの存在下でトルエンスルホニルクロリドを用いてトシレートに変換することにより得ることができる[Org.Lett.,3(25),4091−4094(2001)]。別の方法は下記式(反応1)に詳細を示すジトシレート化学種のアジドによるSN2置換である。さらに別の方法はPEG化鎖についてSvedhemら,J.Org.Chem.,2001,p4494(反応2)に記載されている。
Demkoの方法を用いる式(II)のN3−(CH2)n−OSO2R1アジドの合成は、容易なプロトコルと精製の容易さのために好ましい。
第1の態様の方法は、式(IV)の放射性フッ素化生成物が放射性医薬組成物として得られるように、無菌的に実施するのが好ましい。放射性医薬組成物は生体適合性の担体媒体と共に有効量の式(IV)の化合物を含む。
「生体適合性の担体媒体」は、1以上の薬学的に許容可能なアジュバント、賦形剤又は希釈剤からなる。好ましくは、組成物が生理学的に容認可能になり、すなわち毒性又は過度の不快を伴うことなく哺乳類の身体に投与することができるように、式(IV)の化合物が懸濁又は溶解される流体、殊に液体である。生体適合性の担体媒体は、適宜、無菌で発熱物質を含まない注射用の水のような注射可能な担体液体、生理的食塩水のような水溶液(有利なことに、最終の注射用生成物が等張であるか、又は低張でないように、平衡させることができる)、1以上の張度−調節性物質(例えば血漿カチオンと生体適合性の対イオンとの塩)、糖(例えばグルコース又はショ糖)、糖アルコール(例えばソルビトール又はマンニトール)、グリコール(例えばグリセロール)、又はその他の非イオン性ポリオール材料(例えばポリエチレングリコール、プロピレングリコールなど)の水溶液である。生体適合性の担体媒体はまた、エタノールのような生体適合性の有機溶媒からなってもよい。かかる有機溶媒はより親油性の化合物又は製剤を可溶化するのに有用である。好ましくは、生体適合性の担体媒体は発熱物質を含まない注射用水、等張の生理的食塩水又は水性エタノール溶液である。静脈内注射用の生体適合性の担体媒体のpHは4.0〜10.5の範囲が適切である。
生成物が放射性医薬組成物である場合、第1の態様の方法は、目的とする無菌で非発熱性の放射性医薬品生成物を得るために無菌の製造条件下で行う。従って、装置の重要な構成要素、殊に式(IV)の生成物と接触するあらゆる部分(例えばバイアル及び移動配管)が無菌であるのが好ましい。構成要素及び試薬は、当技術分野で公知の方法、例えば、滅菌ろ過、例えばガンマ線照射、オートクレーブ処理、乾式加熱又は化学的処理(例えばエチレンオキシド)を用いる最終滅菌によって滅菌することができる。非放射性構成要素は予め滅菌しておいて、放射性医薬品生成物に対して行う必要がある取扱い操作の数を最小にするのが好ましい。しかしながら、用心のため、少なくとも最終の滅菌ろ過工程を含むのが好ましい。
式(I)及び(II)又は(III)の化合物、並びに任意のクリック触媒及びその他のかかる試薬及び溶媒は、各々、密封容器を含む適切なバイアル又は容器に入れて供給され、この密封容器は、無菌完全性及び/又は放射能安全性、並びに場合により不活性なヘッドスペースガス(例えば窒素又はアルゴン)の維持を可能にする一方で、注射器又はカニューレによる溶液の添加及び抜き出しを可能にする。好ましいかかる容器は隔膜密封バイアルであり、気密な蓋がオーバーシール(通例アルミニウム製)でクリンプされている。この蓋は、無菌完全性を維持したままでの皮下注射針による単一又は複数の穿刺に適している(例えばクリンプ式セプタム封止蓋)。かかる容器は、蓋が、所望の場合(例えば、ヘッドスペースガスを変更するか又は溶液のガスを抜くため)真空に耐えることができ、また圧力の低下のような圧力変化に耐えることができ、一方では酸素又は水蒸気のような外部の大気ガスの進入を許容することがないという追加の利点を有する。反応容器は適宜かかる容器、及びその好ましい実施形態から選択される。反応容器は好ましくは生体適合性のプラスチック(例えばPEEK)で作成される。
第1の態様の放射性医薬組成物方法は好ましくは自動合成装置を用いて行われる。用語「自動合成装置」は、Satyamurthyら[Clin.Positr.Imag.,2(5),233−253(1999)]により記載されているように、単位操作の原理に基づいて自動化モジュールを意味する。用語「単位操作」は、複雑なプロセスが、ある範囲の材料に応用することができる一連の簡単な操作又は反応に分解されていることを意味する。かかる自動合成装置は、殊に放射性医薬品生成物が所望の場合本発明の方法にとって好ましく、GE Healthcare、CTI Inc、Ion Beam Applications S.A.(Chemin du Cyclotron 3,B−1348 Louvain−La−Neuve,Belgium)、Raytest(Germany)及びBioscan(USA)を始めとする幾つかの供給業者から市販されている[Satyamurthyら、上掲]。
工業用の自動化合成装置はまた、放射性医薬品の製造の結果として生じた液体の放射性廃棄物のための適切な容器も提供する。自動合成装置は、適切に設定された放射性作業セルで使用するように設計されているので、通例放射線遮蔽を備えていない。放射性作業セルは、オペレーターを潜在的な放射線量から保護するのに適した放射線遮蔽、並びに化学的及び/又は放射性の蒸気を除去するための換気装置を提供する。
本発明の好ましい自動合成装置は、所与のバッチの放射性医薬品の製造を実施するのに必要な全ての試薬、反応容器及び装置を含む使い捨て式又は一回使用のカセットを含むものである。かかるカセットは第5の態様(下記)に記載される。このようなカセットは、自動合成装置が、単にカセットを交換することによって、交差汚染のリスクを最小にして、様々な異なる放射性医薬品を作成することができるという柔軟性を有することを意味する。カセットアプローチはまた、単純化されたセットアップ、従ってオペレーターエラーのリスクの低下、改良されたGMP(Good Manufacturing Practice)コンプライアンス、複数のトレーサー能力、生産運転間の迅速な変更、カセット及び試薬の予め実施された自動診断検査、化学試薬対実施される合成の自動化されたバーコード相互チェック、試薬の追跡可能性、単回使用、従って交差汚染のリスクがないこと、改竄及び乱用防止という利点を有する。
第2の態様において、本発明は、式(III)のコンジュゲートの製造方法を提供する。
第2の態様におけるBTM、L1、n及びR1の好ましい実施形態は第1の態様(上記)で定義した通りである。
或いは、式(III)のコンジュゲートは、アジド−アルコールN3−(CH2)n−OHのクリック反応に続き、スルホネートエステルの形成によって製造することができよう。この経路には幾つかの不利がある。先ず、スルホネートエステルの形成はBTMの存在下で行わなければならず、副反応のリスクがあり、BTMの活性が減じられ、失われる可能性がある。次に、アジド−アルコール(n=1〜4)は潜在的に爆発性である小分子の化学種である。第3に、かかるアジド−アルコール化学種は発色団を欠き、従ってTLCのような一般的な有機化学実験技術によって可視化することはより困難である。このため、生成物の精製には有害な影響がある。
第3の態様において、本発明は、第1の態様において定義された式(III)のコンジュゲートの、第1の態様の放射性フッ素化方法における使用を提供する。
第3の態様における式(III)のコンジュゲートの好ましい実施形態は第1の態様(上記)で定義されている通りである。
第4の態様において、本発明は、第1の態様において定義された式(II)のアジドの、第1の態様の放射性フッ素化方法、又は第2の態様の製造方法における使用を提供する。第4の態様における式(II)のアジドの好ましい実施形態は第1の態様(上記)で定義されている通りである。
第5の態様において、本発明は、第1の態様の好ましい自動化合成装置放射性医薬組成物製造方法で使用するのに適した一回使用の無菌カセットを提供し、カセットは、
(i)第1の態様で定義された式(I)の化合物及び式(II)のアジドの別個の供給、又は
(ii)第1の態様で定義された式(III)のコンジュゲート
を含む。
(i)第1の態様で定義された式(I)の化合物及び式(II)のアジドの別個の供給、又は
(ii)第1の態様で定義された式(III)のコンジュゲート
を含む。
第5の態様における式(I)の化合物、式(II)のアジド及び式(III)のコンジュゲートの好ましい実施形態は第1の態様(上記)で定義されている通りである。第5の態様において、好ましくは式(III)のコンジュゲートのBTMは第1の態様で定義された式(A)又は(B)のイサチン誘導体からなることはない。
用語「カセット」は、自動化合成装置(上記定義)に着脱可能かつ交換可能に嵌合するように設計された装置の1つの部品であり、合成装置の可動部品の機械的な移動がカセットの操作をカセットの外部、すなわち外から制御するようになっていることを意味する。適切なカセットは線状に並んだバルブを含んでおり、各々、逆隔膜密封バイアルの針穿刺により、又は気密な結合接合部により、試薬又はバイアルを取り付けることができる口に連結される。各バルブは、自動合成装置の対応する可動アームと接続する雌雄接合部を有する。こうして、カセットが自動合成装置に取り付けられているとき、アームの外からの回転がバルブの開閉を制御する。自動合成装置の追加の可動部品が、注射器のプランジャーチップ上に留められ、従って注射器のバレルを上下するように設計されている。
カセットは汎用性であり、通例、試薬を取り付けることができる幾つかの位置、及び試薬の注射器バイアル又はクロマトグラフィーカートリッジ(例えばSPE)の取り付けに適した幾つかの位置を有する。カセットは常に反応容器を含んでいる。かかる反応容器は体積が好ましくは1〜10cm3、最も好ましくは2〜5cm3であり、カセットの3以上の口が接続されるように構成されていて、カセットの様々な口から試薬又は溶媒を移すことができるようになっている。好ましくは、カセットは線状に並んだ15〜40、最も好ましくは20〜30のバルブを有しており、25が殊に好ましい。カセットのバルブは好ましくは各々同じであり、最も好ましくは3方バルブである。本発明のカセットは放射性医薬品の製造に適するように設計されており、従って医薬グレードであり、理想的には放射線分解に耐性でもある材料から製造される。
第6の態様において、本発明は、第1の態様の放射性フッ素化方法を実施するための自動合成装置の使用を提供する。第6の態様における自動合成装置、及び放射性フッ素化方法の好ましい実施形態は第1の態様(上記)で記載した通りである。第7の態様の自動合成装置は好ましくは第6の態様(上記)で説明したカセットを含む。
以下の実施例により本発明を例証する。実施例1は、アルキン官能化イサチンを用いたトシル−アジド誘導体のクリック環化による本発明の化合物2の合成を提供する。実施例2は、カセットの構成又はFastLab(商標)自動合成装置を用いる化合物4の自動化された合成を提供する。実施例3は、本発明の化合物4の自動化された合成を提供する。実施例4は、アルキン基を導入するための、BTMのチオール基との共有結合に適した二官能性のアルキン−マレイミドの合成を提供する。
略号
BPDS:二ナトリウム4,4’−(1,10−フェナントロリン−4,7−ジイル)ジベンゼンスルホネート
DCM:ジクロロメタン
DIEA:ジイソプロピルエチルアミン
DMF:ジメチルホルムアミド
HPLC:高性能液体クロマトグラフィー
MeCN:アセトニトリル
PAA:過酢酸
RCP:放射化学純度
RT:室温
tR:保持時間。
BPDS:二ナトリウム4,4’−(1,10−フェナントロリン−4,7−ジイル)ジベンゼンスルホネート
DCM:ジクロロメタン
DIEA:ジイソプロピルエチルアミン
DMF:ジメチルホルムアミド
HPLC:高性能液体クロマトグラフィー
MeCN:アセトニトリル
PAA:過酢酸
RCP:放射化学純度
RT:室温
tR:保持時間。
化合物2の合成
化合物1はGlaser[Biorg.Med.Chem.Lett,21,6945−6949(2011)]及びSmith[J.Med.Chem.,51,8057−8067(2008)]の方法により得た。トルエン−4−スルホン酸−2−アジドエチルエステルはDemko及びSharpless[Org.Lett.,3(25),4091−4094(2001)]の方法により得た。
DMF(2mL)中の化合物1(52mg、0.1mmol)の溶液に、撹拌しながら、水(0.2mL)中の硫酸銅(13mg、0.05mmol)、続いて水(0.2mL)中のアスコルビン酸(18mg、0.1mmol)、次いで乾燥DMF(0.5mL)中のトルエン−4−スルホン酸−2−アジドエチルエステル(29mg、0.12mmol)を加え、混合物をアルゴン下で撹拌し続けた。4時間後、TLCが反応の完了を示し、混合物を水(10mL)上に注ぎ入れ、DCM(3×10mL)で抽出し、Na2SO4上で乾燥した。クロマトグラフィー(4:1 酢酸エチル/ヘキサン)により、第2の画分(第1の画分は未反応のトルエン−4−スルホン酸−2−アジドエチルエステル)として無色の油1が得られ、これはさらに残留する溶媒(61mg、80%)を除去すると白色の泡になった。
1H NMR(400MHz、CDCl3):δ 7.88(d、J=1.8Hz、1H)、7.81(dd、J=8.2Hz、1.8Hz、1H)、7.65(d、J=8.6Hz、2H)、7.62(s、1H)、7.28(d、J=8.6Hz、2H)、7.21(d、J=8.2Hz、1H)、7.03−6.96(m、1H)、6.88−6.77(m、2H)、4.99−4.96(m、2H)、4.92(s、2H)、4.60(t、J=5.2Hz、2H)、4.36(t、J=5.2Hz、2H)、4.30−4.26(m、1H)、4.02−3.88(m、4H)、3.53−3.47(m、1H)、3.10−3.03(m、1H)、2.43(s、3H)、2.41−2.37(m、1H)、2.06−1.93(m、2H)、1.75−1.63(m、3H)。
1H NMR(400MHz、CDCl3):δ 7.88(d、J=1.8Hz、1H)、7.81(dd、J=8.2Hz、1.8Hz、1H)、7.65(d、J=8.6Hz、2H)、7.62(s、1H)、7.28(d、J=8.6Hz、2H)、7.21(d、J=8.2Hz、1H)、7.03−6.96(m、1H)、6.88−6.77(m、2H)、4.99−4.96(m、2H)、4.92(s、2H)、4.60(t、J=5.2Hz、2H)、4.36(t、J=5.2Hz、2H)、4.30−4.26(m、1H)、4.02−3.88(m、4H)、3.53−3.47(m、1H)、3.10−3.03(m、1H)、2.43(s、3H)、2.41−2.37(m、1H)、2.06−1.93(m、2H)、1.75−1.63(m、3H)。
実施例2
化合物4の自動合成のためのカセット構造
放射性合成のための試薬を、図1に示したような小さい密封バイアル又は密封ボトルに入れた。試薬を調製し、表1に示すように配置した。これらの試薬を標準的な[18F]FASTlab(商標)合成マニホルド(GE Healthcare Limited)中に挿入し、シリコーンチューブを介して接続した。tC18 Sep−Pakカートリッジ(Waters)を2mLの1:1エタノール:水で、続いて10mLの水で予備調節し、10mLの空気で乾燥した。
化合物4の自動合成のためのカセット構造
放射性合成のための試薬を、図1に示したような小さい密封バイアル又は密封ボトルに入れた。試薬を調製し、表1に示すように配置した。これらの試薬を標準的な[18F]FASTlab(商標)合成マニホルド(GE Healthcare Limited)中に挿入し、シリコーンチューブを介して接続した。tC18 Sep−Pakカートリッジ(Waters)を2mLの1:1エタノール:水で、続いて10mLの水で予備調節し、10mLの空気で乾燥した。
化合物4の自動合成
濃縮18O水中の担体を加えてない[18F]フッ化物水溶液(1.5mL、40GBq〜56GBq)を標的のヘリウム過圧によりTeflonラインを通してサイクロトロンから直接FastLab(商標)合成装置に送り込んだ。活性はWaters QMA−カーボネートSep−Pak SPEカートリッジにトラップされ、[18O]H2Oは後の回収のために別個のバイアルに捕獲された。700μLの溶離剤溶液(7.5mgのKryptofix 2.2.2、7mgの炭酸水素カリウム、560μLのアセトニトリル、140μLのH2O)を注射器1で採り、COC反応器中に活性を溶離するために使用した。[18F]フッ化物溶液を真空(〜1000mbar)と窒素流(1200mbar)の組合せにより120℃の温度で8分かけて蒸発乾固させて、Karl Fisher滴定により測定して250〜375ppmの水を含有するフッ化物/Kryptofix 2.2.2/カーボネート混合物を得た。
蒸発後、1mLの無水アセトニトリル中の化合物2(2.85mg、3.75μmol)を、中央配管接続を介して反応器中に加え、標識反応を密封反応容器中110℃で12.5分行って、化合物3を78±3%の収率(分析)で得た。アセタール保護基の除去は、1.2mLの4N HClの添加及び110℃で15分の加熱によって定量的に達成された。70℃に冷却し、1.8mLの3N酢酸ナトリウムの添加によって反応溶液を中和した。
Phenomenex Ultracarb ODS(30)250×10mm(7μm)HPLCカラムを流量5mL/minの0.05M酢酸アンモニウムとエタノール(58:42 v/v)の均一濃度の移動相を用いて化合物4を精製した。試料の注入、生成物の単離及びデータ収集は内部のMultistream HPLCシステム及び特注のソフトウェアパッケージ(Hammersmith Imanet Ltd.,UK)を用いて行った。
調製用のHPLC精製の後、単離生成物をFASTlabカセット中に入れた水の100mLのボトルに移して10倍に希釈した。窒素流により均質化の後、希釈生成物をtC18 Sep−Pakカートリッジ(Waters)にトラップした。カートリッジを窒素流中で乾燥し、生成物を2mLの1:1エタノール:水混合物により、10mLの0.9%注射用生理的食塩水を含有する無菌の生成物収集バイアル中に溶離した。ヘッドスペースGC残留溶媒分析の後、エタノール以外の溶媒は検出されなかった(8〜9.2%w/v)。
実施例4
マレイミド−アルキン二官能性リンカー(5)の合成
マレイミド−アルキン二官能性リンカー(5)の合成
1H−NMR(500MHz、CDCl3):δ 2.02(s、1H)、2.41(t、J=5Hz、2H)、2.57(t、J=5Hz、2H)、3.42(dt、J=5Hz、2H)、3.88(t、J=5Hz)、5.90(bs、1H)、6.73(s、2H)。
Claims (18)
- L1が式−(A)m−の基であり、式中、各Aは独立に−CR2−、−CR=CR−、−CoC−、−CR2CO2−、−CO2CR2−,−NRCO−、−CONR−、−NR(C=O)NR−、−NR(C=S)NR−、−SO2NR−、−NRSO2−、−CR2OCR2−、−CR2SCR2−、−CR2NRCR2−、C4-8シクロヘテロアルキレン基、C4-8シクロアルキレン基、C5-12アリーレン基、又はC3-12ヘテロアリーレン基、アミノ酸、糖又は単分散のポリエチレングリコール(PEG)構成ブロックであり、各Rは独立にH、C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、C1-4アルコキシアルキル又はC1-4ヒドロキシアルキルから選択され、mは値1〜20の整数である、請求項1記載の方法。
- 工程(ii)のクリック反応を、銅を含むクリック触媒の存在下で実施する、請求項1又は請求項2記載の方法。
- 式(I)の化合物が1以上の保護基で保護BTMの1以上の官能基を有し、保護基を工程(iii)の後に除去する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の方法。
- BTMが単一のアミノ酸、3〜80量体ペプチド、酵素基質、酵素アンタゴニスト、酵素アゴニスト、酵素阻害剤又は受容体結合性化合物である、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の方法。
- BTMがRGDペプチドである、請求項5記載の方法。
- BTMがカスパーゼ−3阻害剤である、請求項5記載の方法。
- 無菌的に実施して、式(IV)、(IVA)又は(IVB)の放射性フッ素化生成物を放射性医薬組成物として得る、請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の方法。
- 自動合成装置を用いて実施する、請求項11記載の方法。
- 請求項1で定義されている式(III)のコンジュゲートの、請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載の放射性フッ素化方法における使用。
- 請求項1で定義されている式(II)のアジドの、請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載の放射性フッ素化方法又は請求項13記載の製造方法における使用。
- 請求項11記載の自動合成方法に使用するのに適した一回使用の無菌カセットであって、
(i)請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の式(I)の化合物及び式(II)のアジドの別々の供給器、又は
(ii)請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載の式(III)のコンジュゲート
を含む、カセット。 - 自動合成装置の、請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載の放射性フッ素化方法を実施するための使用。
- 合成装置が請求項16記載のカセットを含む、請求項18記載の使用。
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