JP2016000002A - 植物工場装置及びパレット移動制御方法 - Google Patents

植物工場装置及びパレット移動制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016000002A
JP2016000002A JP2012226299A JP2012226299A JP2016000002A JP 2016000002 A JP2016000002 A JP 2016000002A JP 2012226299 A JP2012226299 A JP 2012226299A JP 2012226299 A JP2012226299 A JP 2012226299A JP 2016000002 A JP2016000002 A JP 2016000002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
shelf
plant factory
shelves
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012226299A
Other languages
English (en)
Inventor
青山 雅彦
Masahiko Aoyama
雅彦 青山
和興 齋藤
Yorioki Saito
和興 齋藤
一昭 山下
Kazuaki Yamashita
一昭 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SENECOM Inc
Mitsubishi Electric Information Network Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
SENECOM Inc
Mitsubishi Electric Information Network Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SENECOM Inc, Mitsubishi Electric Information Network Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical SENECOM Inc
Priority to JP2012226299A priority Critical patent/JP2016000002A/ja
Priority to PCT/JP2013/075758 priority patent/WO2014057800A1/ja
Priority to TW102136478A priority patent/TW201424577A/zh
Publication of JP2016000002A publication Critical patent/JP2016000002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/14Greenhouses
    • A01G9/1423Greenhouse bench structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

【課題】植物工場装置内部において栽培されている植物の栽培環境を均一化することで、バラツキのない高品質な農産物を育成する。【解決手段】上下方向に所定の間隔で配置された複数の長手形状の棚220と、植物400が植えられるパレット150であって前記複数の棚の少なくともいずれかに少なくともひとつ配置されるパレット150とを内部に収納する外郭ケース110を備え、外郭ケース110の内部の管理された栽培環境のもとでパレット150に植えられた植物を栽培する植物工場装置100において、パレット150を棚220の長手方向に移動させる水平移動機構221と、上下に位置する一方の棚220から他方の棚220に移動させる上下移動機構230と、水平移動機構221及び上下移動機構230に対する制御によって、パレット150を停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返す可動制御部300とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、植物工場装置及びパレット移動制御方法に関する。
近年、施設内で、植物の生育に必要な環境を照明、空調、風量、養液供給等により人工的に制御し、季節を問わず連続的に安全な農産物を生産できるシステム(植物工場)が開発されている。植物工場は、安全な食料の供給、食材の周年供給などを目的とした、環境保全型の生産システムである。
また、このような植物工場では、内部の栽培環境の管理として、照明、温度、湿度、CO2濃度、風量等を適切に制御しているので、生産される農産物は高品質で安心・安全であり、かつ、短期間で出荷することができることも特徴である。
従来技術として、植物を栽培しているベッドに供給する養液量を適切に制御する技術がある(特許文献1参照)。
特開2005−021065号公報
植物工場では、内部で栽培される植物をできるだけ均一に生育するために、内部の栽培環境を均一な状態にする必要がある。しかし、LEDライトの位置、空気攪拌機の吹き出し口の位置や風向、養液の供給方法等により、植物工場において必ずしも均一な環境を作り出すことができないという課題があった。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、植物工場内部において均一な環境を提供することにより、植物栽培の育成不良や育成のバラツキ等を解消し、バラツキのない高品質な農産物を育成することができる植物工場装置を提供する。
本発明に係る植物工場装置は、
上下方向に所定の間隔で配置された複数の長手形状の棚と、植物が植えられるパレットであって前記複数の棚の少なくともいずれかに少なくともひとつ配置されるパレットとを内部に収納する外郭ケースを備え、前記外郭ケースの内部の管理された栽培環境のもとで前記パレットに植えられた植物を栽培する植物工場装置において、
制御を受けることによって、前記パレットを、前記パレットが配置された棚の長手方向に移動させるとともに、前記パレットを上下に位置する2つの棚の一方の棚から他方の棚に移動させるパレット移動機構と、
前記パレット移動機構に対する前記制御によって、前記パレットを停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返す制御部と
を備えることを特徴とする。
前記制御部は、
前記パレット移動機構に対する前記制御によって、前記パレットを間歇的に移動させることで、前記複数の棚のいずれかの棚の所定の位置から移動を始め、前記複数の棚の全ての棚を移動して前記所定の位置に戻る循環動作を前記パレットにさせることを特徴とする。
前記植物工場装置は、
前記複数の棚の少なくともいずれかに備えられた養液パンであって、当該棚に配置されている前記パレットに植えられた植物に養液を供給する養液パンを備えることを特徴とする。
前記植物工場装置は、
前記養液パンが備えられた棚である養液棚に設置され、前記パレット移動機構により前記パレットが前記養液棚から前記養液棚の上方の棚に移動する場合に、前記パレットを傾斜させて前記養液パンから供給される養液の液切りをするパレット傾斜機構を備えることを特徴とする。
前記植物工場装置は、
前記複数の棚のうち最下段の棚の下方に設置された空気攪拌機であって、前記最下段の棚の下方に形成された吹き出し口から上方に向けて空気を吹き出すことにより、外郭ケースの内部の空気を攪拌する空気攪拌機を備え、
前記空気攪拌機は、
前記最下段の棚により形成される面の法線方向から所定の角度の範囲内に向けて、前記吹き出し口から空気を吹き出すことを特徴とする。
前記空気攪拌機は、
前記最下段の棚により形成される面の法線方向から45度の範囲内に向けて、前記吹き出し口から空気を吹き出すことを特徴とする。
前記外郭ケースは、
前記複数の棚のいずれかの棚の端部近傍に開閉扉を備えることを特徴とする。
前記制御部は、
前記パレットの移動と停止とを定期と不定期とのいずれかで繰り返させることを特徴とする。
前記パレットは、前記複数の棚の各棚に所定数配置されており、
前記複数の棚の各棚は、
前記制御部が前記パレットを停止した場合に、前記パレットがすき間なく配置され、
前記外郭ケースの内部は、前記パレットがすき間なく配置された各棚により複数の空間領域に仕切られることを特徴とする。
前記パレットがすき間なく配置された各棚により仕切られた各空間領域は、密閉されていることを特徴とする。
本発明に係るパレット移動制御方法は、
上下方向に所定の間隔で配置された複数の長手形状の棚と、植物が植えられるパレットであって前記複数の棚の少なくともいずれかに少なくともひとつ配置されるパレットとを内部に収納する外郭ケースを備え、前記外郭ケースの内部の管理された環境のもとで前記パレットに植えられた植物を栽培する植物工場装置のパレット移動制御方法において、
前記パレットを停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返すパレット移動制御工程を備えることを特徴とする。
前記パレット移動制御工程は、
前記パレットを、前記パレットが配置された棚の長手方向へ移動させるとともに、上下に位置する2つの棚の一方の棚から他方の棚へ移動させることを特徴とする。
前記パレット移動制御工程は、
前記パレットを間歇的に移動させることで、複数の棚のいずれかの棚の所定の位置から移動を始め、前記複数の棚の全ての棚を移動して前記所定の位置に戻る循環動作を前記パレットにさせることを特徴とする。
本発明に係る植物工場装置によれば、上下方向に所定の間隔で配置された複数の長手形状の棚と、植物が植えられるパレットであって前記複数の棚の少なくともいずれかに少なくともひとつ配置されるパレットとを内部に収納する外郭ケースを備え、前記外郭ケースの内部の管理された栽培環境のもとで前記パレットに植えられた植物を栽培する植物工場装置において、制御を受けることによって、前記パレットを、前記パレットが配置された棚の長手方向に移動させるとともに、前記パレットを上下に位置する2つの棚の一方の棚から他方の棚に移動させるパレット移動機構と、前記パレット移動機構に対する前記制御によって、前記パレットを停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返す制御部とを備えるので、植物工場装置内部において栽培されている植物の栽培環境を均一化することができる。したがって、植物栽培の育成不良や育成のバラツキ等を解消し、バラツキのない高品質な農産物を育成することができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る植物工場装置100の斜視図である。 実施の形態1に係る植物工場装置100の構成及び下部機器収納部120の内部の構成を模式的に表している図である。 図2に示す植物工場装置100において、空気攪拌機360の空気吹き出し方向を示した図である。 実施の形態2に係る植物工場装置101のパレット傾斜機構160を示す図である。 実施の形態2に係る植物工場装置101のパレット傾斜機構160の一例の詳細図である。 実施の形態3に係る植物工場装置102の構成及び下部機器収納部120の内部の構成を模式的に表している図である。 実施の形態4に係る植物工場装置103の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった方向は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る植物工場装置100の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る植物工場装置100の構成及びパレット150の移動を示す正面図であり、下部機器収納部120については内部の構成を模式的に表している図である。図3は、図2に示す植物工場装置100において、空気攪拌機360の空気の吹き出し方向を示した図である。
図1〜図3を用いて、植物工場装置100の全体構造について説明する。
図1に示すように、植物工場装置100は、外郭ケース110(外殻ケース)を備える。
外郭ケース110は、スチール製の枠組み部111と、枠組み部111の開口を塞ぐ透明あるいは半透明の樹脂製の板等によるカバー部112から構成されている。枠組み部111は、スチール製の他に、他の金属製、樹脂製、木製などでもよい。また、カバー部112は、透明、半透明、あるいは不透明でもよく、樹脂製フィルム、金属板、木製板、ガラス板などでもよい。
外郭ケース110は、内部が密閉されるように形成されている。外郭ケース110は、直方体である。外郭ケース110のサイズは、例えば、高さ2000mm、幅2400mm、奥行き1000mm程度である。このサイズは一例であり、このサイズよりも大きくても小さくても、本実施の形態は適用可能である。
植物工場装置100は、外郭ケース110の内部に、複数の棚220、パレット150が収納される。また、複数の棚220の最下段の棚220aの下部は、下部機器収納部120となっている。
複数の棚220は、上下方向に所定の間隔で配置されている。図1及び図2に示すように、植物工場装置100は、4段の棚220a,220b,220c,220dを備える。
棚220は、例えば、長方形をなし、外郭ケース110の幅方向(長手方向)に沿って長手形状に形成される。棚220は、少なくとも2段あればよいが、3段、4段、5段以上でもよい。
パレット150は、植物の苗をセットする苗パレット、栽培プレート、栽培ベッド、苗ベッドなどども呼ばれるものである。
複数の棚220の各棚には、少なくともひとつのパレット150が配置されている。本実施の形態では、図2に示すように、1つの棚220に、5つのパレット150が配置されている。5つのパレット150は任意の間隔で棚220に並べられていてもよいが、好ましくは一定の間隔で棚220に並べられるのがよい。
本実施の形態に係る植物工場装置100は、パレット150を棚220の長手方向へ移動させる水平移動機構221と、パレット150を棚から棚へ上下方向に移動させる上下移動機構230とを備えている。
また、植物工場装置100は、これらの水平移動機構221、上下移動機構230を制御することにより、パレット150を間歇的に移動させる可動制御部300を備える。可動制御部300は、パレット150を間歇的に移動させることにより、パレット150を植物工場装置100の内部において循環させ、内部で栽培されている植物400の栽培環境の均一化を図る。
可動制御部300は、例えば、ネットワーク600を介して端末装置500と接続される。植物工場装置100の管理者(ユーザともいう)は、端末装置500から植物工場装置100の可動制御部300に制御信号(制御命令510)を送信する。あるいは、植物工場装置100の管理者は、植物工場装置100が備える入力部(図示していない)から可動制御部300に制御命令510を入力してもよい。
制御命令510とは、植物工場装置100の内部の栽培環境を制御するための信号である。制御命令510には、光合成を促進するLEDライト、温度・湿度を制御するエアコン、CO2濃度を制御するCO2濃度コントローラー、風量を制御する空気攪拌機を制御する信号が含まれる。また、制御命令510には、パレット150の移動に関する制御信号が含まれる。
パレット150は、植物400の苗ポットを設置するための苗ポット用開口151が形成されている。本実施の形態では、1つのパレット150に6つの苗ポット用開口151が形成されている。
パレット150の長手方向(以下、パレット長手方向)の長さは、棚220の短手方向の長さよりもやや短い。また、パレット150の短手方向(以下、パレット短手方向)の長さは、例えば、棚220の長手方向の長さの約7分の1程度である。これにより、パレット150の短手方向の長さの2分の1程度の間隔を有して、5つのパレット150を棚220に配置することができる。
ただし、上記以外の間隔で並べても構わないし、1つの棚220に並べるパレット150の数も、パレット150のサイズも、上記以外の数やサイズであっても本実施の形態は適用可能である。
また、パレット150は、全て同一形状であることが好ましいが、大きさや苗ポット用開口の数が異なるパレットが混在していても、本実施の形態は適用することができる。
ここで、パレット150を棚220に配置する方法の一例について説明する。
例えば、棚220は、長方形の枠部から構成されているものとする。すなわち、棚220は、枠のみであり、ほぼ全面が開口しているものとする。
図1に示すように、パレット150は、パレット長手方向の両端部の両縁部が、棚220の短手方向端部の両枠部に取り付けられる。図2に示すように、パレット150の裏面(下方の面)は枠の開口から露出しており、パレット150に設置されている植物400が植わっているポットも植物400の根側がパレット150の下方の面から露出している。
図2に示すように、最下段の棚220aの下部には、養液パン330が設置されている。養液パン330には、植物の栽培に必要な栄養分を配合した養液が投入されている。養液パン330の中の養液に、最下段の棚220aに配置されているパレット150に植えられている植物400の根側が浸されることにより、植物400に養液が供給される。
言い換えると、パレット150の植物400は、最下段の棚220aを通過する際に、養液パン330の養液を吸収する。
上記の説明では、棚220は枠のみで形成されているものとしたが、パレット150に植えられている植物400の根側が棚200の開口から露出して養液パン330の養液に浸される構造であれば、枠だけの構造でなくてもよい。
例えば、棚220は、枠のところどころに短手方向に渡って細い板等が渡されていてもよい。枠のところどころの短手方向に細い板等が渡されていることにより、棚220の重量に対する耐久性が増す。
図2に示すように、水平移動機構221は、各棚220a,220b,220c,220dに配設されている。図2に示すように、水平移動機構221は、各棚220a,220b,220c,220dの点線で囲んだ位置(水平移動機構221a,221b,221c,221d)に配設されている。水平移動機構221は、各棚220a,220b,220c,220dに配置されているパレット150を長手方向(以下、左右方向ともいう)に移動させる機構である。
水平移動機構221は、例えば、棚220を形成する枠のうち、向かい合う長手方向に伸びた枠225(図1の枠225d参照)の内面に、レールやベルトなどの左右方向ガイド部を配設することにより実現することができる。水平移動機構221は、この左右方向ガイド部がパレット150のパレット長手方向両側の端部と係合し、パレット150のパレット長手方向両側の端部を左右方向にガイドすることで、パレット150を左右方向へ移動させる。
また、図2に示すように、棚220aと棚220bとの間に上下移動機構230aが配設される。上下移動機構230aは、棚220aから棚220bにパレット150を移動させる機構である。
棚220bと棚220cとの間に上下移動機構230bが配設される。上下移動機構230bは、棚220bから棚220cにパレット150を移動させる機構である。
棚220cと最上段の棚220dとの間に上下移動機構230cが配設される。上下移動機構230cは、棚220cから棚220dにパレット150を移動させる機構である。
さらに、図2に示すように、棚220dと棚220aとの間を結ぶ上下移動機構230dが配設される。上下移動機構230dは、棚220dから棚220aにパレット150を移動させる機構であり、下方移動機構240とする。
上下移動機構230は、例えば、上下方向に配設されたレールやベルトなどから構成される上下方向ガイド部により実現することができる。
上下移動機構230は、水平移動機構221の左右方向ガイド部により、上下方向ガイド部の位置まで移動してきたパレット150を上下方向に移動させる。
例えば、パレット150は、水平移動機構221の左右方向ガイド部による移動により上下方向ガイド部の位置まで移動されると、左右方向ガイド部との係合が外れ、上下方向ガイド部と係合する構造とする。そして、パレット150は、上下方向ガイド部と係合した状態で、上下方向ガイド部により上下方向に移動することができる。
パレット150は、上下移動機構230の上下方向ガイド部による移動により別の棚220まで移動されると、上下方向ガイド部との係合が外れ、左右方向ガイド部と係合する構造とする。そして、パレット150は、左右方向ガイド部と係合した状態で、左右方向ガイド部により左右方向に移動することができる。
次に、植物工場装置100の内部の環境を適切に保つための環境調整機器について説明する。図2に示す下部機器収納部120は、内部の構成をわかりやすくするために模式的に図示したものである。
図2に示すように、下部機器収納部120には、植物工場装置100の内部の環境を適切に保つための環境調整機器が収納される。図1に示すように、外郭ケース110の上部の上部機器収納部121に環境調整機器が収納されていても構わない。
外郭ケース110の上面の内側には、天面LEDライト371が設置されている。上部機器収納部121には、例えば、天面LEDライト371の光量を調節するための点灯装置、電源装置等が収納されていてもよい。
また、パレット150の裏面には、防水構造を施した各段LEDライト372が配設されている。各段LEDライト372は、パレット150が停止した状態では、下段のパレット150の植物400に対して、光合成に必要な光を放射することができる。
図2においては、パレット150の裏面の各段LEDライト372についての説明をわかりやすくするために、パレット150の裏面(底面)が棚220の下面から下方に露出している状態に記載している。しかし、パレット150の裏面と棚220の下面とは略同一平面状にあるような位置関係でもよい。あるいは、パレット150の裏面の方が、棚220の下面よりも上方に位置するような位置関係でもよい。
植物工場装置100は、環境調整機器として、エアコン310(エア・コンディショナー)、液肥タンク320、養液パイプ322、開閉バルブ323(自動養液投入機)、空気攪拌機360を下部機器収納部120に収納する。
また、上述したように、植物工場装置100は、パレット150を棚220の長手方向へ移動させる水平移動機構221、棚から棚へ上下方向に移動させる上下移動機構230を備えている。
これらの水平移動機構221、上下移動機構230を制御する可動制御部300も、下部機器収納部120に収納されている。
図1に示すように、下部機器収納部120のカバー部112は、不透明な板材となっており、内部の機器を隠して植物工場装置100の意匠性が向上するようにしている。
エアコン310(エア・コンディショナー)は、植物工場装置100内部の温度・湿度を制御する。
液肥タンク320は、養液を貯留するタンクである。養液パン330には、養液パイプ322を介して液肥タンク320から養液が投入される。
養液パイプ322には、開閉バルブ323(自動養液投入機)が設置されている。例えば、外部からの制御命令510により開閉バルブ323(自動養液投入機)が制御され、養液パン330に投入される養液の量が自動的に調節される。また、手動により養液パン330に投入される養液の量を調節することもできる構成としてもよい。
空気攪拌機360は、植物工場装置100(外郭ケース110)の内部の空気を攪拌する。空気攪拌機360は、空気吹き出し口361を備える。空気攪拌機360は、例えば、最下段の棚200aの下方の2箇所に設置される。あるいは、空気攪拌機360は、3箇所、4箇所に設置されていてもよい。
図3に示すように、空気攪拌機360は、空気吹き出し口361から上方に向けて空気を吹き出すことにより、外郭ケース110内部の空気を攪拌する。このように、空気の攪拌を下方から上方への垂直方向に実施することにより、植物工場装置100内部の温度・湿度・CO2・風量を均一化することができる。
空気攪拌機360は、最下段の棚200aにより形成される面の法線方向Pから所定の角度(α度)の範囲内に向けて、空気吹き出し口361から空気を吹き出す。
空気攪拌機360は、例えば、法線方向Pから45度(α=45度)の範囲内に向けて、空気吹き出し口361から空気を吹き出す。
空気攪拌機360が空気を吹き出す角度としては、45度以内が好ましいが、50度、60度以内でも効果がある。あるいは、空気攪拌機360を3台以上にして、空気を吹き出す角度を30度以内としてもよい。
図3に示すように、空気攪拌機360が所定の角度(α度)の範囲内に向けて空気吹き出し口361から空気を吹き出すことにより、効果的に植物工場装置100内に空気が行き渡り、植物工場装置100内の環境の均一化に効果がある。
次に、図2を用いて、植物工場装置100の可動制御部300によるパレット移動制御方法について説明する。
上述したように、水平移動機構221及び上下移動機構230は、制御を受けることによって、パレット150を、パレット150が配置された棚220の長手方向に移動させるとともに、パレット150を上下に位置する2つの棚の一方の棚から他方の棚に移動させるパレット移動機構の一例である。
また、可動制御部300は、水平移動機構221及び上下移動機構230に対する制御によって、パレット150を停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返す。これは、電源をオンオフすることではなく、電源はオンの状態のままで停止状態から移動させ、移動状態から停止させる制御をする。すなわち、可動制御部300は、間歇的にパレット150を移動させる。
可動制御部300は、水平移動機構221及び上下移動機構230に対する制御によって、パレット150を間歇的に移動させることで、複数の棚220のいずれかの棚の所定の位置から移動を始め、複数の棚の全ての棚を移動して所定の位置に戻る循環動作をパレット150にさせる。
可動制御部300は、このようなパレット150の移動と停止とを、定期あるいは不定期に繰り返す制御を実行する。
次に、可動制御部300によりパレット150を間歇的に循環させる具体例について説明する。
可動制御部300に対しては、ユーザは、例えば、ネットワーク600を介して端末装置500から制御命令510を送信することができる。あるいは、植物工場装置100に可動制御部300に制御命令510を入力する入力部を備えていてもよい。あるいは、予め植物工場装置100の可動制御部300に可動制御プログラムをインストールしておき、全て自動で制御するものとしてもよい。
制御命令510としては、例えば、間歇モードか連続移動モードかの選択、間歇モードの場合のパレット150の移動の時間間隔、パレット150の移動時の速さなどが設定できるものとする。
間歇モードは、パレット150の移動が移動と停止とを定期あるいは不定期に繰り返す方式である。
連続移動モードは、パレット150の移動が連続して移動する方式である。植物工場装置100に対して、間歇的な移動でなく、連続移動をするように連続移動モードの制御命令510を入力することができる。パレット150の連続移動あるいは移動の停止を指示することができることにより、栽培を開始するにあたり、植物工場装置100内部に全てのパレット150(図2では20個のパレット)を設定する際に便利となる。
速さは、実際の速さを指定できてもよいし、「速い、普通、遅い」などの所定の複数段階から選択可能としてもよい。また、間歇モードの場合は定期間歇モード、不定期間歇モードの選択を可能としてもよい。
また、外郭ケース110は、複数の棚220の少なくともいずれかの棚の端部近傍に密閉型自動開閉扉140を備える(図1,図2,図3参照)。植物工場装置100では、取り除かなければいけない不良品の植物400が発生する場合がある。このような場合に、ユーザは、連続移動モードを用いて取り除きたい不良の植物400を密閉型自動開閉扉140の近傍まで移動させ、密閉型自動開閉扉140から速やかに不良の植物400を取り出すことができる。
ここで、ユーザは、間歇モードかつ定期モードで、移動の時間間隔は1時間、移動の速さは「普通」と指定したとする。なお、間歇モードでかつ不定期モードの場合は、例えば、複数の移動の時間間隔を入力するものとする。あるいは、不定期モードで1つの移動の時間間隔を入力した場合には、可動制御部300は入力された移動の時間間隔をもとに自動的に不定期に制御するものとしてもよい。
間歇モードかつ定期モードで、移動の時間間隔は1時間、移動の速さは「普通」と指定されると、可動制御部300により、P1に位置するパレット150(図2参照)は、1時間後にP1からP2へ普通の速さで移動して停止する。そして、2時間後にはP2からP3へ普通の速さで移動して停止する。同様に、P3からP4、P4からP5、・・・と移動していき、20時間後には、再びP1の位置に戻る。
P2に位置するパレット150(図2参照)も同様に、1時間後にP2からP3へ普通の速さで移動して停止する。そして、2時間後にはP3からP4へ普通の速さで移動して停止する。同様に、P4からP5、P5からP6、・・・と移動していき、20時間後には、再びP2の位置に戻る。
このように、全ての位置のパレット150が同様に移動することで、植物工場装置100内部のパレット150は、20時間で全ての棚を移動して元の位置に戻る循環動作を繰り返す。
このように、パレット150を間歇的に循環させることで、植物工場装置100内部の空気が動き、空気の淀みを効果的に防ぐことができる。また、パレット150は、植物工場装置100内を循環するので、各パレット150の環境の均一化を図ることができ、バラツキのない高品質な植物を生育することができる。
図2では、パレット150は、上下移動機構230d(下方移動機構240)、水平移動機構221a、上下移動機構230a、水平移動機構221b、上下移動機構230b、水平移動機構221c、上下移動機構230c、水平移動機構221dの順でP1からP19間を移動し、P19からP1まで再び上下移動機構230dで移動して元の位置(P1)に戻ったが、パレット150の移動のルートは他のルートでもよい。
上下移動機構230と水平移動機構221との組合せを異なるものとすることにより、異なるルートで初めの位置から全ての棚を移動して元の位置に戻る循環動作をパレット150にさせてもよい。
本実施の形態では、パレット150が所定の位置から再び元の位置(所定の位置)に戻るまで、パレット150が同じルートを2回通らないように(いわゆる一筆書きのように)循環させた。このようにパレット150の循環方法を制御することにより、よりパレット150の環境の均一化の精度が向上する。
しかし、コストや装置の大きさなどに応じて、必ずしもパレット150が同じルートを2回通らないように循環させなくてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る植物工場装置100は、完全密閉人工光型植物工場装置であって、ネットワークを通じ送られてきた制御情報によって、光合成を促進するLEDライト(光の量)、温度・湿度を制御するエアコン、CO2濃度を制御するCO2濃度コントローラー、風量を制御する空気攪拌機を自動に制御する。また、パレットを設置している棚の枠に設置されたパレット移動機構が、制御情報により指定された速度で植物工場装置内部を図2に示す通り自動で可動や停止するなどして循環する。このとき、植物工場装置内部におけるパレットの循環の方向やルートは異なっていても効果は同じである。
このように、本実施の形態に係る植物工場装置100は、LEDライト(光の量)、温度・湿度、CO2濃度のムラを解消し、育成に重要なこれらの条件を均一化できる完全密閉人工光型植物工場装置である。
図2では、棚220が4段構造の例を示しているが、2段以上の構造であれば、同様にパレットを内部において循環させる事で、4段構造と同様の効果を得る。
また、本実施の形態に係る植物工場装置100は、パレットが自動で循環する構造の完全密閉人工光型植物工場装置である。この植物工場装置100は、育成を完了した農産物(植物)を取り出す自動あるいは手動の開閉口を側面に備えている。これにより、高齢者や身体にハンディキャップを持つ人でも、農産物の収穫に当たり装置周辺を動き回ること無く、例えば、装置サイドに座った状態のままで容易に農産物の収穫をすることができる。
また、本実施の形態に係る植物工場装置100によれば、育成不良の農産物がパレット内で発生した場合に、強制的にパレットを循環させ、取り出し口(開閉口)にて育成不良品を取り除く事が出来る。
不良農産物を取り除く事で、このパレットのエリアのLEDの光の照射量や空気の流れ、CO2濃度のムラを改善し均一化する事ができ、その結果、不良農産物の周りの農産物の同様な育成不良を回避する事ができる。
以上のように、本実施の形態に係る植物工場装置100によれば、植物栽培の育成不良や育成のバラツキ等を解消し、植物工場装置の内部で植物が育つ際に、より均一な温度・湿度、CO2、風量を提供することができ、バラツキのない農産物を育成出来る。
例えば、植物工場装置の内部へ設置するパレットのパレット間を一部接続し、パレット全体を図2に示す通り植物工場装置の内部において、指定した時間間隔にて循環させることで、全ての苗に均一化した温度・湿度、CO2、風量を提供することができ、育成のバラツキを解消することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図4は、本実施の形態に係る植物工場装置100のパレット傾斜機構160を示す図である。図5は、本実施の形態に係る植物工場装置100のパレット傾斜機構160の一例の詳細図である。
本実施の形態では、実施の形態1で説明した機能構成と同様の機能構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4及び図5を用いて、本実施の形態に係る植物工場装置100のパレット傾斜機構160について説明する。
図4に示すように、植物工場装置101は、養液パン330が備えられた棚220a(養液棚)に設置され、上下移動機構230aによりパレット150が棚220aから棚220aの上方の棚220bに移動する場合に、パレット150を傾斜させて養液パン330から供給される養液の液切りをするパレット傾斜機構160を備える。
図5に示すように、パレット傾斜機構160は、例えば、パレット傾斜部161を備える。パレット傾斜部161は、棚220aの端部近傍に形成された突起部である。パレット傾斜部161(突起部)の表面は滑らかな曲面に形成されており、パレット150が水平移動機構221aによりQ方向に移動してきた場合に、パレット150の端部の底面がスムーズにパレット傾斜部161の突起に乗り上げるように形成されている。パレット傾斜部161の突起は、例えば、樹脂等により形成される。
パレット150の端部の底面がスムーズにパレット傾斜部161の突起に乗り上げることで、パレット150が傾斜する。パレット150のQ方向側の端部がパレット傾斜部161の突起に乗り上げることで持ち上がり、パレット150のQ方向側の反対側が下方になるように傾斜する。パレット150は、養液パン330に浸されながらQ方向に移動してくるが、上下移動機構230aにより上方に移動する前に、図2に示すように傾斜し、余分な養液をパレット150のQ方向側の反対側から養液パン330に戻すことができる。
以上のように、本実施の形態に係る植物工場装置101は、最下段に設置されたパレットが最下段を通過し、上段へ移動(可動)する際に、パレットの移動するQ方向のパレット側面を上方に持ち上げて傾斜を作るパレット傾斜機構を有する。これにより、最下段の養液パンで吸い込んだ余分な養液を最下段の養液パンへ戻す構造となっている。パレットが最下段の養液パンを離れる時には、パレットの傾斜は戻され、水平の状態にて上段へ移動する。
本実施の形態に係る植物工場装置101は、パレット傾斜機構160を備えているので、簡単な構成で、養液の量を適切な量に調整をすることができる。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1及び実施の形態2との差異を説明する。
図6は、本実施の形態に係る植物工場装置102のブロック構成及びパレット150の移動を示す正面図であり、下部機器収納部120については内部の構成を模式的に表している図である。
本実施の形態では、実施の形態1及び実施の形態2で説明した機能構成と同様の機能構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6を用いて、本実施の形態に係る植物工場装置102について説明する。
本実施の形態に係る植物工場装置102は、各棚220a,220b,220c,220dにそれぞれ養液パン330a,330b,330c,330dを備える。
パレット150が下方から移動してくる位置(P7,P11,P15)と、パレット150が通過する位置(P19,P20,P1)とは、養液パン330を設置することはできないが、それ以外の位置に養液パンを設置することができる。
また、このとき、棚220a,220b,220cは、左右方向の移動方向側の端部に実施の形態2で説明したパレット傾斜機構160を設置するのが好ましい。つまり、P6,P10,P14の位置にパレット傾斜機構160を設置するのが好ましい。
ただし、全ての棚220にパレット傾斜機構160を備えている必要はない。例えば、P6,P14の位置のみにパレット傾斜機構160を設置しても、養液を調節する効果がある。
以上のように、本実施の形態に係る植物工場装置102よれば、各段に養液パンを設置しているので、どの段も同様に農産物は養液パンより養分を吸収する事ができ、よりパレットの育成環境の均一化を図ることができる。
実施の形態4.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図7は、本実施の形態に係る植物工場装置103の斜視図である。
本実施の形態では、実施の形態1で説明した機能構成と同様の機能構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7を用いて、本実施の形態に係る植物工場装置103について説明する。
植物工場装置103では、密閉型自動開閉扉140が図1とは反対側に記載されている。密閉型自動開閉扉140が設けられている外郭ケース110の側面をケース側面Aとする。また、外郭ケース110の前面をケース前面とし、ケース前面に対向する面はケース後面であるものとする。
密閉型自動開閉扉140が閉じられた状態では、ケース側面Aの内面は凹凸のない平面状であるものとする。
植物工場装置103は、可動制御部300によりパレット150aの移動を完全に停止した状態で使用するものである。つまり、植物工場装置103では、パレット150aが移動しない。
植物工場装置103では、パレット150aがすき間無く配置されている。パレット150aは、複数の棚220の各棚に所定数(図7では、8個)配置されている。複数の棚220の各棚220は、パレット150aがすき間なく配置され、外郭ケース110の内部は、すき間なく配置された連続するパレット150aにより複数の栽培室700(700a〜700d)(空間領域)に仕切られる。この各栽培室700は、密閉されている。
本実施の形態に係る植物工場装置103は、実施の形態1で説明した植物工場装置100を用いて、実現することができる。植物工場装置103のパレット150aの可動制御を停止し、パレット150aをすき間無く並べることにより、4つの密閉空間である栽培室700を得ることができる。
パレット150は、周縁に環状に渡ってパッキン152が設けられている。パレット150aのパレット短手方向の両側の側部のパッキン152は、隣のパレット150aの側部のパッキン152と密着する。
外郭ケース110の左右方向の一方の側面(ケース側面A)と当接するパレット150aのパッキン152は、外郭ケース110のケース側面Aの内面と密着する。
外郭ケース110の左右方向の他方の側面の内側には、後述する環境調整機器を収納する側部機器収納部122が設けられる。側部機器収納部122の内側の面と当接するパレット150aのパッキン152は、側部機器収納部122の内側の面と密着する。
パレット150aのパレット長手方向の両側の端部のパッキン152は、一方の端部のパッキン152が外郭ケース110のケース前面の内面と密着するとともに、他方の端部のパッキン152がケース後面の内面と密着する。
以上のように、すき間無く並べられたパレット150aにより、密閉された栽培室700a〜700dを得ることができる。
4つの栽培室700には、環境を調整するためそれぞれ環境調整機器が必要となる。それぞれの環境調整機器を配置するために、外郭ケース110の左右方向の他方の側面内側に側部機器収納部122を設ける。
側部機器収納部122に配置した各栽培室700用の環境調整機器による環境の調整により、4つの異なる環境の栽培室700を得ることができる。複数の栽培室700では、例えば、栽培環境の異なる4種類の植物400,401,402,403を栽培することができる。
以上のように、本実施の形態に係る植物工場装置103によれば、パレットが自動で循環する構造の完全密閉人工光型植物工場装置において、装置内部を循環するパレットを停止することにより、別の用途にも使用することができる。
パレットの横(パレット短手方向)の長さの合計が、植物工場装置内部の内側の長手方向の長さと略同じ寸法に予め設計する。また、パレットの縦(パレット長手方向)の長さを植物工場装置の内部の内側の奥行き(短手方向)の長さの寸法と略同じになるように予め設計する。これにより、各棚220同士の間の空間領域を連結されたパレットにより密閉された空間とし、独立した栽培室として用いることができる。
栽培環境を栽培室ごとに異なるものとするために、光合成を促進するLEDライト、温度・湿度を制御するエアコン、CO2濃度を制御するCO2濃度コントローラー、風量を制御する空気攪拌機は、各栽培室毎に配置する。また、これらの環境調整機器の制御も各栽培室(各段)(パレットにより密閉された空間)毎に実施できる配置構造とする。
以上のように、本実施の形態に係る植物工場装置103によれば、同じひとつの完全密閉人工光型植物工場装置内部を用いて、栽培に必要な環境条件(光合成を促進するLEDライト、温度・湿度を制御するエアコン、CO2濃度を制御するCO2濃度コントローラー、風量を制御する空気攪拌機の制御)の異なる空間が提供可能となり、例えばレタスとトマトなど異なる農産物を同一の完全密閉人工光型植物工場装置で育成することを実現できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100,101,102,103 植物工場装置、110 外郭ケース、111 枠組み部、112 カバー部、120 下部機器収納部、121 上部機器収納部、122 側部機器収納部、140 密閉型自動開閉扉、150 パレット、151 苗ポット用開口、152 パッキン、160 パレット傾斜機構、161 パレット傾斜部、220 棚、221 水平移動機構、225 枠、230 上下移動機構、240 下方移動機構、300 可動制御部、310 エアコン、320 液肥タンク、322 養液パイプ、323 開閉バルブ、330 養液パン、360 空気攪拌機、361 空気吹き出し口、371 天面LEDライト、372 各段LEDライト、400,401,402,403 植物、500 端末装置、510 制御命令、600 ネットワーク、700 栽培室。

Claims (13)

  1. 上下方向に所定の間隔で配置された複数の長手形状の棚と、植物が植えられるパレットであって前記複数の棚の少なくともいずれかに少なくともひとつ配置されるパレットとを内部に収納する外郭ケースを備え、前記外郭ケースの内部の管理された栽培環境のもとで前記パレットに植えられた植物を栽培する植物工場装置において、
    制御を受けることによって、前記パレットを、前記パレットが配置された棚の長手方向に移動させるとともに、前記パレットを上下に位置する2つの棚の一方の棚から他方の棚に移動させるパレット移動機構と、
    前記パレット移動機構に対する前記制御によって、前記パレットを停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返す制御部と
    を備えることを特徴とする植物工場装置。
  2. 前記制御部は、
    前記パレット移動機構に対する前記制御によって、前記パレットを間歇的に移動させることで、前記複数の棚のいずれかの棚の所定の位置から移動を始め、前記複数の棚の全ての棚を移動して前記所定の位置に戻る循環動作を前記パレットにさせることを特徴とする請求項1に記載の植物工場装置。
  3. 前記植物工場装置は、
    前記複数の棚の少なくともいずれかに備えられた養液パンであって、当該棚に配置されている前記パレットに植えられた植物に養液を供給する養液パンを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の植物工場装置。
  4. 前記植物工場装置は、
    前記養液パンが備えられた棚である養液棚に設置され、前記パレット移動機構により前記パレットが前記養液棚から前記養液棚の上方の棚に移動する場合に、前記パレットを傾斜させて前記養液パンから供給される養液の液切りをするパレット傾斜機構を備えることを特徴とする請求項3に記載の植物工場装置。
  5. 前記植物工場装置は、
    前記複数の棚のうち最下段の棚の下方に設置された空気攪拌機であって、前記最下段の棚の下方に形成された吹き出し口から上方に向けて空気を吹き出すことにより、外郭ケースの内部の空気を攪拌する空気攪拌機を備え、
    前記空気攪拌機は、
    前記最下段の棚により形成される面の法線方向から所定の角度の範囲内に向けて、前記吹き出し口から空気を吹き出すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の植物工場装置。
  6. 前記空気攪拌機は、
    前記最下段の棚により形成される面の法線方向から45度の範囲内に向けて、前記吹き出し口から空気を吹き出すことを特徴とする請求項5に記載の植物工場装置。
  7. 前記外郭ケースは、
    前記複数の棚のいずれかの棚の端部近傍に開閉扉を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の植物工場装置。
  8. 前記制御部は、
    前記パレットの移動と停止とを定期と不定期とのいずれかで繰り返させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の植物工場装置。
  9. 前記パレットは、前記複数の棚の各棚に所定数配置されており、
    前記複数の棚の各棚は、
    前記制御部が前記パレットを停止した場合に、前記パレットがすき間なく配置され、
    前記外郭ケースの内部は、前記パレットがすき間なく配置された各棚により複数の空間領域に仕切られることを特徴とする請求項1に記載の植物工場装置。
  10. 前記パレットがすき間なく配置された各棚により仕切られた各空間領域は、密閉されていることを特徴とする請求項9に記載の植物工場装置。
  11. 上下方向に所定の間隔で配置された複数の長手形状の棚と、植物が植えられるパレットであって前記複数の棚の少なくともいずれかに少なくともひとつ配置されるパレットとを内部に収納する外郭ケースを備え、前記外郭ケースの内部の管理された環境のもとで前記パレットに植えられた植物を栽培する植物工場装置のパレット移動制御方法において、
    前記パレットを停止状態から移動させ、移動状態から停止させることを繰り返すパレット移動制御工程を備えることを特徴とするパレット移動制御方法。
  12. 前記パレット移動制御工程は、
    前記パレットを、前記パレットが配置された棚の長手方向へ移動させるとともに、上下に位置する2つの棚の一方の棚から他方の棚へ移動させることを特徴とする請求項11に記載のパレット移動制御方法。
  13. 前記パレット移動制御工程は、
    前記パレットを間歇的に移動させることで、複数の棚のいずれかの棚の所定の位置から移動を始め、前記複数の棚の全ての棚を移動して前記所定の位置に戻る循環動作を前記パレットにさせることを特徴とする請求項12に記載のパレット移動制御方法。
JP2012226299A 2012-10-11 2012-10-11 植物工場装置及びパレット移動制御方法 Pending JP2016000002A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012226299A JP2016000002A (ja) 2012-10-11 2012-10-11 植物工場装置及びパレット移動制御方法
PCT/JP2013/075758 WO2014057800A1 (ja) 2012-10-11 2013-09-24 植物工場装置及びパレット移動制御方法
TW102136478A TW201424577A (zh) 2012-10-11 2013-10-09 植物工廠裝置及托盤移動控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012226299A JP2016000002A (ja) 2012-10-11 2012-10-11 植物工場装置及びパレット移動制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016000002A true JP2016000002A (ja) 2016-01-07

Family

ID=50477271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012226299A Pending JP2016000002A (ja) 2012-10-11 2012-10-11 植物工場装置及びパレット移動制御方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2016000002A (ja)
TW (1) TW201424577A (ja)
WO (1) WO2014057800A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017192335A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 司ゴム電材株式会社 水耕栽培棚
JP2019170391A (ja) * 2019-06-10 2019-10-10 司ゴム電材株式会社 水耕栽培棚
JPWO2019208279A1 (ja) * 2018-04-23 2021-07-15 株式会社プランテックス 栽培装置
WO2021182221A1 (ja) * 2020-03-10 2021-09-16 株式会社ファームシップ 栽培装置
WO2022038882A1 (ja) * 2020-08-17 2022-02-24 株式会社ファームシップ 栽培装置及び栽培設備
JP2022517969A (ja) * 2019-01-09 2022-03-11 オカド・イノベーション・リミテッド 生育システム及び方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104604598B (zh) * 2015-01-19 2017-06-13 同济大学 一种可调节透光率的自动移动立体苗床系统
HK1203026A2 (en) * 2015-06-26 2015-10-09 冯志华 Vertical tower for organic farming
WO2019030428A1 (en) * 2017-08-07 2019-02-14 Netled Oy METHOD AND ARRANGEMENT FOR CULTIVATING PLANTS BASED ON MULTILAYER PRINCIPLE
US12262667B2 (en) 2017-08-07 2025-04-01 Netled Technology Oy Arrangement for growing plants on multilayer principle
CN110637647A (zh) * 2019-09-18 2020-01-03 福建永德吉灯业股份有限公司 一种人工光植物工厂循环移动栽培方法及植物建筑

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145743A (en) * 1975-06-11 1976-12-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd Tower type farming device
JPS58198232A (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 伊東 璋 水耕栽培装置
JPS62126919A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 諏訪 賢太郎 野菜等植物の育成装置
JP3026502U (ja) * 1995-12-29 1996-07-16 會田 文男 温室内に配設される栽培用トレイ及び 栽培用トレイの移動・循環手段
JP3045030U (ja) * 1997-07-02 1998-01-23 至 六反田 回転式日照装置
JP2000069858A (ja) * 1998-07-16 2000-03-07 Satoshi Takano 植物の温室栽培方法とその装置
JP2001095404A (ja) * 1999-09-27 2001-04-10 Kaise Rika Kk 植物の自動化栽培方法及び自動化栽培装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017192335A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 司ゴム電材株式会社 水耕栽培棚
JPWO2019208279A1 (ja) * 2018-04-23 2021-07-15 株式会社プランテックス 栽培装置
JP7403442B2 (ja) 2018-04-23 2023-12-22 株式会社プランテックス 栽培装置
US12593763B2 (en) 2018-04-23 2026-04-07 Plantx Corp. Cultivation device
JP2022517969A (ja) * 2019-01-09 2022-03-11 オカド・イノベーション・リミテッド 生育システム及び方法
JP7423637B2 (ja) 2019-01-09 2024-01-29 オカド・イノベーション・リミテッド 生育システム及び方法
JP2019170391A (ja) * 2019-06-10 2019-10-10 司ゴム電材株式会社 水耕栽培棚
WO2021182221A1 (ja) * 2020-03-10 2021-09-16 株式会社ファームシップ 栽培装置
WO2022038882A1 (ja) * 2020-08-17 2022-02-24 株式会社ファームシップ 栽培装置及び栽培設備
JP2022033467A (ja) * 2020-08-17 2022-03-02 スペースファームテクノロジー株式会社 栽培装置及び栽培設備

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014057800A1 (ja) 2014-04-17
TW201424577A (zh) 2014-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016000002A (ja) 植物工場装置及びパレット移動制御方法
KR101719400B1 (ko) 공기정화 및 공기청정 기능이 부가된 식물재배장치
KR101986139B1 (ko) 스마트팜 재배 시스템
JP5467438B2 (ja) 植物栽培施設
KR101009461B1 (ko) 다단 수경재배장치
KR20180074665A (ko) 고밀도 원예 재배 시스템, 방법 및 장치
JP5735749B2 (ja) 植物栽培機
JP2011177130A (ja) 水耕栽培システム及び水耕栽培方法
JP2013034402A (ja) 水耕栽培装置
US20130340338A1 (en) Hydroponic Device for Liquid Supply
KR20200002432A (ko) 식물 재배 장치
JP6713107B2 (ja) 多段式育苗装置
KR102091765B1 (ko) 수직 재배대의 수평 순환을 이용하는 컨테이너 팜
US20250160264A1 (en) Automatic warehouse for indoor cultivations and relative cultivation method
KR20170050428A (ko) 수위조절 모듈 및 이를 포함하는 수경재배장치
US20200245567A1 (en) Tray for growing agricultural products
JPH10215701A (ja) 植物工場
KR102457286B1 (ko) 식물과 버섯 겸용 재배장치
WO2011067548A1 (en) Apparatus for growing plants
JP2000023574A (ja) 植物工場
KR101524686B1 (ko) 온도 및 습도를 자동으로 조절하는 버섯재배장치
US20200120855A1 (en) Method for controlling the germination of seeds and germination device
KR20140107020A (ko) 어항 겸용 식물재배기
JP2016178887A (ja) 水耕栽培装置、植物工場、及び、水耕栽培方法
KR20110051917A (ko) 송풍수단을 갖는 케비넷형 식물 재배기