JP2016002776A - 車両用制動システム - Google Patents

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貴史 島田
Takashi Shimada
貴史 島田
和治 木寺
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【課題】バイ・ワイヤ・ブレーキで遮断弁として用いる常開弁においてセルフロックが発生するのを防止する。
【解決手段】差圧検出部201は、第1液圧センサPp、第2液圧センサPmの検出値に基づいて差圧を検出する。遮断圧設定部202は、マスタカットバルブ60a(60b)が閉弁可能な最大差圧である遮断圧を設定する。比較部203は、差圧検出部201で検出した差圧と、遮断圧設定部202で設定する遮断圧とを比較する。この比較で、前者が後者より大きな状態が所定時間以上継続した場合は、バックアップ制御部204が、バックアップ制御を行う。すなわち、前者が後者より大きな状態が所定時間以上継続した場合は、そうでない場合よりも、モータ72の作動を低減し、通電を停止してマスタカットバルブ60a(60b)を開弁させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用制動システムに関する。
車両の制動装置として用いられる所謂バイ・ワイヤ・ブレーキにおいては、マスタシリンダと、バイ・ワイヤ・ブレーキを駆動するアクチュエータとなるスレーブシリンダとの間の連通路に、マスタカットバルブと呼ばれる遮断弁が設けられている(特許文献1などを参照)。マスタカットバルブは、常開弁であり、運転者がブレーキペダルを操作すると通電されて閉弁し、運転者がブレーキペダルを踏んだときのマスタシリンダの液圧(油圧)は、正常時には、マスタカットバルブより下流側(スレーブシリンダ側)には伝達されない。その代り、ブレーキペダルストロークセンサで検出したブレーキペダルのストローク量などに基づいてスレーブシリンダが駆動し、バイ・ワイヤ・ブレーキとしての動作を行う。
特開2014−19243号公報
しかしながら、マスタカットバルブは、内蔵のスプリングの付勢力により常開を維持している。そして、マスタカットバルブより下流のスレーブシリンダ側における液圧が当該スプリングの付勢力よりも大きくなってしまうと、マスタカットバルブが開かなくなってしまう現象であるセルフロックが発生するおそれがある。そして、セルフロックが発生すると、マスタカットバルブより下流側(スレーブシリンダ側)に残圧が生じ、ブレーキの引きずりによる燃費の悪化などの不具合が発生する。
本発明の課題は、バイ・ワイヤ・ブレーキで遮断弁として用いる常開弁を適切に作動させることである。
本発明は、マスタシリンダと、前記マスタシリンダと連通されて液圧を発生させるアクチュエータと、閉弁することで前記マスタシリンダと前記アクチュエータとの間の経路を遮断し、前記マスタシリンダ側の液圧が開弁方向に作用する常開弁と、前記常開弁より前記アクチュエータ側の液圧を検出する第1液圧センサと、少なくとも前記第1液圧センサで検出する液圧が前記常開弁の閉弁状態を維持できる予め定められた遮断圧以上のときには、そうでないときよりも前記アクチュエータの作動を低減し、また、前記常開弁を開弁させる制御を行う第1制御部と、を備えることを特徴とする車両用制動システムである。
本発明によれば、常開弁の不適切な作動の発生を未然に防止することができる。
この本発明において、前記常開弁より前記マスタシリンダ側の液圧を検出する第2液圧センサを備え、前記第1制御部は、前記第2液圧センサの検出した液圧と前記第1液圧センサの検出した液圧との差圧が所定圧以上となったときに、前記アクチュエータの作動の低減および前記常開弁の開弁を行うようにしてもよい。
本発明によれば、常開弁の不適切な作動の発生を未然に防止することができる。
前記の本発明において、前記遮断圧を前記常開弁の駆動電圧に応じて設定する遮断圧設定部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、不用意に第1制御部による制御が行われることを防止することができる。
前記の本発明において、前記アクチュエータが初期位置の状態にあり、また、前記常開弁が非通電状態にある場合に、前記第1液圧センサの検出する液圧が当該常開弁の開放圧以上であるときには、そうでないときよりも前記アクチュエータの作動を低減し、かつ、前記常開弁を開弁させる制御を行う第2制御部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、常開弁の不適切な作動の発生を解消することができる。
本発明によれば、バイ・ワイヤ・ブレーキで遮断弁として用いる常開弁において不適切な作動が発生するのを防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる車両用制動システムの概要を表す構成図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用制動システムのマスタカットバルブの概略構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる車両用制動システムのECUの電気的な接続を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
[車両用制動システム10の概略構成]
図1は、本実施形態にかかる車両用制動システム10の概要を表す構成図である。
車両用制動システム10は、車両の摩擦制動力を発生するための装置である。車両用制動システム10は、ブレーキペダル12の操作により運転者が入力した踏力をブレーキ液の液圧(油圧)に変換するマスタシリンダ34などを備えた入力装置14、マスタシリンダと連通され、マスタシリンダ34で発生したブレーキ液圧に応じて、または、そのブレーキ液圧とは無関係にブレーキ液圧を発生させて、バイ・ワイヤ・ブレーキを駆動するアクチュエータとなるスレーブシリンダ装置16、車両挙動安定化装置(VSA(登録商標)装置など)18、ディスクブレーキ機構30a〜30dなどを備える。スレーブシリンダ装置16は、モータ72の駆動力を受けてブレーキ液圧を発生させる第1及び第2スレーブピストン77a,77bを備える。
なお、配管22a〜22fには、各部のブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧センサPm,Pp,Phが設けられている。また、VSA装置18は、ブレーキ液加圧用のポンプ73を備える。
スレーブシリンダ装置16には(VSA装置18を介して)、図示しない車両の右側前輪に設けられたディスクブレーキ機構30aで液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32FRと、左側後輪に設けられたディスクブレーキ機構30bに液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32RLと、右側後輪に設けられたディスクブレーキ機構30cに液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32RRと、左側前輪に設けられたディスクブレーキ機構30dに液圧により摩擦制動力を発生させるホイールシリンダ32FLと、が接続される。
[車両用制動システム10の基本動作]
次に、車両用制動システム10の基本動作について説明する。
車両用制動システム10では、スレーブシリンダ装置16やバイ・ワイヤの制御を行う制御系(後述のECU200など)の正常作動時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、いわゆるバイ・ワイヤ式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、正常作動時の車両用制動システム10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと(図示しないブレーキペダルストロークセンサで検出)、それぞれマスタカットバルブと呼ばれる第1遮断弁60aおよび第2遮断弁60bが、マスタシリンダ34と各車輪を制動するディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)との連通を遮断した状態で、スレーブシリンダ装置16が、モータ72の駆動により発生するブレーキ液圧を用いてディスクブレーキ機構30a〜30dを作動させて、各車輪を制動する。
また、正常作動時は、マスタカットバルブ(第1遮断弁)60aおよびマスタカットバルブ(第2遮断弁)60bが遮断される一方、第3遮断弁62が開弁され、ブレーキ液は、マスタシリンダ34からストロークシミュレータ64に流れ込むようになり、第1遮断弁60aおよび第2遮断弁60bが遮断されていても、ブレーキ液が移動し、ブレーキペダル12操作時にはストロークが生じ、ペダル反力が発生するようになる。
一方、車両用制動システム10では、スレーブシリンダ装置16などが不作動である異常時において、運転者がブレーキペダル12を踏むと、既存の油圧式のブレーキシステムがアクティブになる。具体的には、異常時の車両用制動システム10では、運転者がブレーキペダル12を踏むと、マスタカットバルブ60aおよびマスタカットバルブをそれぞれ開弁状態とし、かつ、第3遮断弁62を閉弁状態として、マスタシリンダ34で発生するブレーキ液圧をディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)に伝達して、ディスクブレーキ機構30a〜30d(ホイールシリンダ32FR,32RL,32RR,32FL)を作動させて各車輪を制動する。すなわち、この場合は、車両用制動システム10をコンベンショナルブレーキとして動作させることができる。
その他の入力装置14、スレーブシリンダ装置16、VSA装置18の構成や動作は公知であるため、詳細な説明は省略する。
[マスタカットバルブの構成について]
図2は、マスタカットバブルの概略構成を示す説明図である。前記のとおり、マスタカットバルブ60aおよびマスタカットバルブ60b(両者は同じ構成である)は、運転者がブレーキペダル12を踏んだときなどに閉じる常開弁である。マスタカットバルブ60a(60b)は、それぞれ前記の配管22a(22d)のマスタシリンダ34側(ブレーキ液の上流側)である上流側配管22a1(22d1)と、スレーブシリンダ16側(ブレーキ液の下流側)である下流側配管22a2(22d2)との間にそれぞれ介装されている。
マスタカットバルブ60a(60b)の内部には、図2において上下方向に移動可能な可動コア101と、この可動コア101の先端部に設けられてマスタカットバルブ60a(60b)を開閉する弁子102とが設けられている。すなわち、可動コア101は、その軸方向に移動することでマスタカットバルブ60a(60b)を開閉する。また、マスタカットバルブ60a(60b)の内部にはバネ103が設けられていて、このバネ103は、弁子102でマスタカットバルブ60a(60b)を開くように可動コア101を図2で矢印111方向に付勢している。さらに、マスタカットバルブ60a(60b)には弁子102を駆動する励磁コイル104が設けられている。符号105は弁子102を受ける弁座である。
マスタカットバルブ60a(60b)は、励磁コイル104が通電されずに駆動されていないときには、通常は、バネ103で弁子102が矢印111側に付勢されて開弁されている。また、マスタカットバルブ60a(60b)は、マスタシリンダ34側の液圧が開弁方向に作用する。一方、励磁コイル104に通電されると、弁子102は電磁力によりバネ103の弾性力に抗して図2の矢印112方向に移動して、マスタカットバルブ60a(60b)は閉じる。
ここで、マスタシリンダ34側(ブレーキ液の上流側)と、スレーブシリンダ16側(ブレーキ液の下流側)との液圧の差を、以下では単に「差圧」と呼ぶことにする。そして、マスタカットバルブ60a(60b)が非通電状態にあるときは、開放圧(非通電状態でマスタカットバルブ60a(60b)を開放できる最大差圧)により自己開弁することによりマスタカットバルブ60a(60b)は開弁して、前記のように車両用制動システム10をコンベンショナルブレーキとして動作させることができる。
しかし、マスタカットバルブ60a(60b)が非通電状態であっても(運転者がブレーキペダル12の踏み込みを開放しても)、スレーブシリンダ16側(下流側)の液圧によるセルフシール力が前記の開放圧より大きい状態になると、マスタカットバルブ60a(60b)は通電停止でも自己開弁できない状態であるセルフロック(矢印112の方向に弁子102がロックする)の状態に陥る。このセルフロックの状態では、ブレーキ液の液圧がスレーブシリンダ16側(ブレーキ液の下流側)で残存するため、車両においてはブレーキの引きずりによる燃費の悪化などの不具合を生じることになる。
セルフロックは部品の故障ではないため、運転者のブレーキペダル12の操作によりマスタシリンダ34側(上流側)で液圧を発生させた場合は、差圧が低下して開放圧以下になればマスタカットバルブ60a(60b)は開弁可能となる。しかし、この場合に、セルフロック状態でバイ・ワイヤ・ブレーキの液圧の制御を継続すれば、ブレーキペダル12の操作の際にスレーブシリンダ16側(下流側)の液圧が上昇するため、運転者の操作によるマスタカットバルブ60a(60b)の自己開弁の可能性は大きく減少する。
そこで、以下では、前記のセルフロックの発生可能性が高い状態、または、セルフロックの発生を検出した場合に、当該状態を解消する制御の内容について説明する。
[バックアップ制御について]
図3は、ECU200の電気的な接続を示すブロック図である。ECU(Electronic Control Unit)200は、所謂ESB(Electric Servo Brake)−ECUであり、車両用制動システム10によるバイ・ワイヤ・ブレーキ動作などの制御を行う。特に、ECU200には、前記ブレーキ液圧センサPm,Pp,Phのうち、マスタカットバルブ60a(60b)よりスレーブシリンダ16側(下流側)の液圧を検出するブレーキ液圧センサ(第1液圧センサ)Pp、および、マスタカットバルブ60a(60b)よりマスタシリンダ34側(上流側)の液圧を検出するブレーキ液圧センサ(第2液圧センサ)Pmの検出値が入力される。また、ECU200は、バイ・ワイヤ・ブレーキを駆動するアクチュエータとなるスレーブシリンダ16のモータ72を駆動する駆動回路211と、マスタカットバルブ60a(60b)の励磁コイル104を駆動する駆動回路212とを備えている。
ECU200において、第1制御部205は、少なくとも第1液圧センサPpで検出するスレーブシリンダ16側(下流側)の液圧がマスタカットバルブ60a(60b)の閉弁状態を維持できる遮断圧以上か否かを判断する。そして、遮断圧以上のときには、そうでないときよりもモータ72の作動を低減し(または停止し)、また、励磁コイル104への通電を停止してマスタカットバルブ60a(60b)を開弁させるバックアップモードに移行するバックアップ制御を行う。
より具体的には、第1制御部205は、差圧検出部201、遮断圧設定部202、比較部203、および、バックアップ制御部204を備えている。差圧検出部201は、第1液圧センサPp、第2液圧センサPmの検出値に基づいて差圧を検出する。遮断圧設定部202は、マスタカットバルブ60a(60b)が励磁コイル104で発生する磁界により閉弁可能な最大差圧である所定圧(遮断圧)を設定する。比較部203は、差圧検出部201で検出した差圧と、遮断圧設定部202で設定する遮断圧とを比較する。そして、比較部203で、差圧検出部201で検出した差圧と、遮断圧設定部202で設定する遮断圧とを比較して、前者が後者より大きな状態が所定時間以上継続した場合は、バックアップ制御部204が、バックアップ制御を行う。すなわち、バックアップ制御部204は、前者が後者より大きな状態が所定時間以上継続した場合は、そうでない場合よりも、モータ72の作動を低減し(または停止し)、また、励磁コイル104への通電を停止してマスタカットバルブ60a(60b)を開弁させるバックアップモードに移行するバックアップ制御を行う。なお、バックアップモードで、モータ72の作動を停止し、励磁コイル104への通電を停止してマスタカットバルブ60a(60b)を開弁させる場合には、車両用制動システム10は、前記のコンベンショナルブレーキとして動作する。
すなわち、制御中に遮断圧以上の差圧(マスタシリンダ34側(上流側)の液圧が高い状態)が発生すると、一度、マスタカットバルブ60a(60b)は開弁して、ブレーキ液がマスタシリンダ34側(上流側)からスレーブシリンダ16側(下流側)に流れ、これにより差圧が減少するとマスタカットバルブ60a(60b)は閉弁する。そして、前記のマスタカットバルブ60a(60b)の開弁中に上流側から下流側に流れるブレーキ液の液量が一定量より多いと、スレーブシリンダ16側(下流側)の液圧が高まり、その後の閉弁後にセルフロックが発生するおそれがある。
そこで、差圧(スレーブシリンダ16側(下流側)の液圧が高い場合)が遮断圧より大きな状態が所定時間以上継続した場合にバックアップモードに移行することで、セルフロックの発生を未然に防止することができる。
また、遮断圧を設定する遮断圧設定部202は、駆動回路212によるマスタカットバルブ60a(60b)の駆動電圧に応じて、当該遮断圧を様々に設定することができる。
例えば、マスタカットバルブ60a(60b)の駆動電圧が高い場合には遮断圧が高くなるので、この場合には遮断圧設定部202で設定する遮断圧を下げることで、セルフロックを防止することができる。
また、マスタカットバルブ60a(60b)の駆動電圧が低い場合には遮断圧が低くなるので、この場合には遮断圧設定部202で設定する遮断圧を上げることで不必要にバックアップモードに移行することを防止することができる。
第2制御部221は、バイ・ワイヤ・ブレーキのアクチュエータとなるスレーブシリンダ16が初期位置の状態にあり(スレーブシリンダ16のストロークが0の状態)、スレーブシリンダ16側(下流側)の液圧が最大限に減圧された状態のときは、次の判断を行う。すなわち、第2制御部221は、マスタカットバルブ60a(60b)が非通電状態で、かつ、第1液圧センサPpで検出するスレーブシリンダ16側(下流側)の液圧が前記の開放圧(マスタカットバルブ60a(60b)が非通電状態のときに、マスタカットバルブ60a(60b)を開弁できる最大差圧)以上になっていないかを判断する。当該条件を満たすときは、セルフロックが発生しているので、そうでない場合よりも、モータ72の作動を低減し(または停止し)、また、励磁コイル104への通電を停止してマスタカットバルブ60a(60b)を開弁させるバックアップモードに移行するバックアップ制御を行う。この場合も、車両用制動システム10は、前記のコンベンショナルブレーキとして動作する。
この場合には、モータ72の作動を低減(または停止)して、マスタカットバルブ60a(60b)を開弁させる方向に制御することで、差圧を低減し、セルフロックの発生を解消することができる。
10 車両用制動システム
16 スレーブシリンダ(アクチュエータ)
34 マスタシリンダ
60a,60b マスタカットバルブ(常開弁)
202 遮断圧設定部
205 第1制御部
221 第2制御部
Pp 第1液圧センサ
Pm 第2液圧センサ

Claims (4)

  1. マスタシリンダと、
    前記マスタシリンダと連通されて液圧を発生させるアクチュエータと、
    閉弁することで前記マスタシリンダと前記アクチュエータとの間の経路を遮断し、前記マスタシリンダ側の液圧が開弁方向に作用する常開弁と、
    前記常開弁より前記アクチュエータ側の液圧を検出する第1液圧センサと、
    少なくとも前記第1液圧センサで検出する液圧が前記常開弁の閉弁状態を維持できる予め定められた遮断圧以上のときには、そうでないときよりも前記アクチュエータの作動を低減し、また、前記常開弁を開弁させる制御を行う第1制御部と、
    を備えることを特徴とする車両用制動システム。
  2. 前記常開弁より前記マスタシリンダ側の液圧を検出する第2液圧センサを備え、
    前記第1制御部は、前記第2液圧センサの検出した液圧と前記第1液圧センサの検出した液圧との差圧が所定圧以上となったときに、前記アクチュエータの作動の低減および前記常開弁の開弁を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用制動システム。
  3. 前記遮断圧を前記常開弁の駆動電圧に応じて設定する遮断圧設定部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用制動システム。
  4. 前記アクチュエータが初期位置の状態にあり、かつ、前記常開弁が非通電状態にある場合に、前記第1液圧センサの検出する液圧が当該常開弁の開放圧以上であるときには、そうでないときよりも前記アクチュエータの作動を低減し、また、前記常開弁を開弁させる制御を行う第2制御部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載の車両用制動システム。
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