JP2016009042A - 走査光学装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザ出射口から流出入する気流による光学部品の汚れを低減させ、画像劣化を抑制する走査光学装置を提供する。
【解決手段】光源と、前記光源から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段によって走査される光束を被走査体上に結像させるための少なくとも一つの光学部品と、前記光源、前記偏向手段および前記光学部品を配置した光学箱と、前記光学箱を閉塞する蓋と、を有し、前記光学箱もしくは前記蓋には光束を被走査体へ出射させるための光出射口が設けてあり、前記少なくとも一つの光学部品は前記出射口の近傍に設けてある走査光学装置において、前記光出射口を設けてある前記光学箱もしくは前記蓋の、前記光出射口の近傍に少なくとも一つの通気孔が前記光出射口に並んで設けられている。
【選択図】図5
【解決手段】光源と、前記光源から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段によって走査される光束を被走査体上に結像させるための少なくとも一つの光学部品と、前記光源、前記偏向手段および前記光学部品を配置した光学箱と、前記光学箱を閉塞する蓋と、を有し、前記光学箱もしくは前記蓋には光束を被走査体へ出射させるための光出射口が設けてあり、前記少なくとも一つの光学部品は前記出射口の近傍に設けてある走査光学装置において、前記光出射口を設けてある前記光学箱もしくは前記蓋の、前記光出射口の近傍に少なくとも一つの通気孔が前記光出射口に並んで設けられている。
【選択図】図5
Description
本発明は、レーザビームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、デジタルFAX等の画像形成装置において、レーザビームを使用して光書き込みを行う走査光学装置に関するものである。
従来、画像形成装置内部の風路の影響で、大気中に存在する粉塵などが走査光学装置内に進入し、レンズやミラーなどの光学部品を汚すことにより、経時的な画像劣化が起きてしまうことが知られている。とりわけ大気中の粉塵量が非常に多い地域での使用を想定した走査光学装置の防塵性能は特に重要視されている。
例えば特許文献1に記載の技術では、走査光学装置のハウジングの相対向する側面に開口部を2箇所設け、底部に露光開口部が形成されたハウジング内の空間に風路を形成している。これにより、前記露光開口部が形成されたハウジング内の空間に浮遊する粉塵を滞留させることなく、スムーズに装置外へ排出することができる。
しかしながら特許文献1に記載の技術では、空気がハウジングの露光開口部(レーザ出射口)を通って空間に流入する箇所、もしくは空間から流出する箇所においては、折り返しミラーの反射面に向かう気流が形成されている。そのため、その気流がミラーに吹き付けられて、空気中に含まれる粉塵量が多い場合は、気流に含まれた粉塵がミラーに付着して、ミラーが汚れてしまう可能性があり、防塵能力が不十分であった。
また特許文献1に記載の技術に限らず、コストダウンの観点からレーザ出射口に防塵ガラスを設けず、レーザ出射口を開放したままの走査光学装置は数多くある。そのような構成の場合、レーザ出射口から流出入する気流によって、出射口付近の光学部品を汚してしまう可能性がある。
そこで本発明の目的は、レーザ出射口から流出入する気流による光学部品の汚れを低減させ、画像劣化を抑制できる走査光学装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、光源と、前記光源から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段によって走査される光束を被走査体上に結像させるための少なくとも一つの光学部品と、前記光源、前記偏向手段および前記光学部品を配置した光学箱と、前記光学箱を閉塞する蓋と、を有し、前記光学箱もしくは前記蓋には光束を被走査体へ出射させるための光出射口が設けてあり、前記少なくとも一つの光学部品は前記出射口の近傍に設けてある走査光学装置において、前記光出射口を設けてある前記光学箱もしくは前記蓋の、前記光出射口の近傍に少なくとも一つの通気孔が前記光出射口に並んで設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、走査光学装置の光出射口から流出入する空気を、通気孔を設けることによって分岐させ、光出射口付近の近傍に設けてある光学部品に吹き付ける風の流量を低減させることができる。すなわち、流出入する空気に含まれる粉塵などによる光学部品の汚れを低減でき、画像劣化を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
(画像形成装置D)
図1は走査光学装置3を具備した画像形成装置Dの模式断面説明図である。図1を用いて実施例1に係る画像形成装置Dの構成及び動作の概略を説明する。
(画像形成装置D)
図1は走査光学装置3を具備した画像形成装置Dの模式断面説明図である。図1を用いて実施例1に係る画像形成装置Dの構成及び動作の概略を説明する。
本実施例の画像形成装置Dは電子写真方式のLBP(レーザビームプリンタ)である。図1に示すように、感光体ドラム1の周囲に帯電ローラ2、走査光学装置3、現像装置4、クリーニング装置5が配置されている。そして、帯電ローラ2からのバイアス電圧印加によって一様に帯電された感光体ドラム1の表面に、走査光学装置3から画像情報に応じた光走査をすることで、被走査体としての感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像装置4によってトナー現像して可視像化する。そのトナー像は、搬送ローラ6によって搬送される記録媒体Pが、感光体ドラム1と転写ローラ7のニップ部に搬送されたときに、転写ローラ7へバイアス電圧を印加することで、記録媒体Pに転写される。トナー像が転写された記録媒体Pは、定着器8に搬送され、トナー定着された後に装置上部の排出部9へと排出される。一方、記録媒体Pへトナー像転写後に感光体ドラム1に残留したトナーは、クリーニング装置5によって除去される。
また、図2は本実施例における画像形成装置Dの斜視図である。図2に示すように、走査光学装置3、トナーカートリッジ20、ファン30は、それぞれ画像形成装置Dの筐体上に配置されている。走査光学装置3は、保持部材であるスキャナステー10の上面に固定され画像形成装置Dに対して保持されている。スキャナステー10は、走査光学装置3より出射されたレーザを通過させるためのステー出射口11を有している。トナーカートリッジ20は、上述した感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像装置4、クリーニング装置5を包有しており、スキャナステー下部に取り外し可能に設置されている。ファン30は画像形成装置Dの側面に固定されている。ファン30は、画像形成装置D内部の空気を外部へ排出する機能を有し、画像形成装置D内の各部品を冷却する役割を担っている。
(走査光学装置3)
次に図3を用いて、本実施例の走査光学装置3の全体構成について説明する。走査光学装置3は、光源装置40、複合レンズ50、光偏向器60、走査レンズ70、折り返しミラー80などの光学部品が、筐体としての光学箱100に設置される構成からなる。光源装置40は、光源である半導体レーザ(不図示)を有する。偏向手段である光偏向器60は、回転多面鏡61と駆動モータ62からなる。光源から出射された光束であるレーザ光L1は、結像レンズである複合レンズ50などの光学部品によって、回転多面鏡61の反射面上に線状に結像される。回転多面鏡61は、駆動モータ62によって高速で回転し、レーザ光L1を被走査体である感光体ドラム1上に偏向走査する。走査されたレーザ光L2は、感光体ドラム上を等速で移動させる、いわゆるfθ特性を有する走査レンズ70を透過し、折り返しミラー80で反射された後に、光学箱100に設けてある出射口101を通過し、感光体ドラム1上に結像する。上述したプロセスにより、画像情報に応じてレーザ光L1が出射されると、感光体ドラム1上に潜像が形成される。光源装置40に一体で搭載されている検知センサ(不図示)は、画像の書き出し位置を制御するものであり、回転多面鏡61によって走査された画像域外のレーザ光L3を受光して水平同期信号を発生させる。また光学箱100の上部開口は、蓋110によって閉塞される。
次に図3を用いて、本実施例の走査光学装置3の全体構成について説明する。走査光学装置3は、光源装置40、複合レンズ50、光偏向器60、走査レンズ70、折り返しミラー80などの光学部品が、筐体としての光学箱100に設置される構成からなる。光源装置40は、光源である半導体レーザ(不図示)を有する。偏向手段である光偏向器60は、回転多面鏡61と駆動モータ62からなる。光源から出射された光束であるレーザ光L1は、結像レンズである複合レンズ50などの光学部品によって、回転多面鏡61の反射面上に線状に結像される。回転多面鏡61は、駆動モータ62によって高速で回転し、レーザ光L1を被走査体である感光体ドラム1上に偏向走査する。走査されたレーザ光L2は、感光体ドラム上を等速で移動させる、いわゆるfθ特性を有する走査レンズ70を透過し、折り返しミラー80で反射された後に、光学箱100に設けてある出射口101を通過し、感光体ドラム1上に結像する。上述したプロセスにより、画像情報に応じてレーザ光L1が出射されると、感光体ドラム1上に潜像が形成される。光源装置40に一体で搭載されている検知センサ(不図示)は、画像の書き出し位置を制御するものであり、回転多面鏡61によって走査された画像域外のレーザ光L3を受光して水平同期信号を発生させる。また光学箱100の上部開口は、蓋110によって閉塞される。
なお座標系は、図3に示した矢印X、Y、Z方向の通りに定める。このうち、矢印X方向は感光体ドラム上にレーザ光を走査する主走査方向であり、矢印Y方向は前記主走査方向と直交する副走査方向である。
(光学箱100)
続いて、本実施例の特徴的な構成である光学箱100の構成、および本実施例の効果について、図4〜図7を用いて詳細に説明する。図4は本実施例における光学箱100の斜視図、図5は本実施例における発明の効果の説明図、図6は図5のA−A断面図、図7は本実施例の解析モデルに用いた走査光学装置3、200の斜視図、図8は本実施例の効果を示す解析結果である。
続いて、本実施例の特徴的な構成である光学箱100の構成、および本実施例の効果について、図4〜図7を用いて詳細に説明する。図4は本実施例における光学箱100の斜視図、図5は本実施例における発明の効果の説明図、図6は図5のA−A断面図、図7は本実施例の解析モデルに用いた走査光学装置3、200の斜視図、図8は本実施例の効果を示す解析結果である。
まず図4を用いて、本実施例の特徴的な構成である光学箱100の構成について説明する。光学箱100は、基体部104に出射口101、通気孔102、リブ(壁)103が配置されている構成からなる。出射口101は矢印X方向に長尺な開口部(光射出口)であり、光学箱100の底面に設けてある。通気孔102は、出射口101が設けられた光学箱100の底面に出射口101と並んで設けられている。通気孔102は、光学箱内へ空気を流入させる第1通気孔102aと、光学箱内から空気を流出させる第2通気孔102bを備えている。前記第1通気孔102aと前記第2通気孔102bは主走査方向に並んで配置されている。すなわち、通気孔102は、出射口101の両端部近傍に主走査方向に並んで設けられた2つの貫通孔102a(第1通気孔)、102b(第2通気孔)である。また通気孔102の矢印Y方向の幅(長さ)は、出射口101の矢印Y方向の幅より大きい。リブ103は、出射口101と通気孔102の間に、基体部104と一体成型で設けてあり、走査されたレーザ光L2を遮蔽しない高さを有する。リブ103は、出射口101と通気孔102を隔てるように、矢印X方向にわたって設けられている。
続いて図5、図6を用いて、本実施例における発明の効果について説明する。尚、図5は効果を説明する斜視図、図6は図5のA−A断面図である。図5に示すように、ファン30が駆動すると、トナーカートリッジ20などを冷却するために、スキャナステー10の下側の空気を積極的に画像形成装置Dの外部へ排気する。すると、ファン30周辺のスキャナステー10の下側の空間は負圧領域になる。一方、スキャナステー10の下側と走査光学装置3の内部は、ステー出射口11および出射口101、通気孔102によって連通しているため、走査光学装置3の内部の空気がスキャナステー10の下側の負圧領域に流出させられる。それにより、走査光学装置3の内部に風F1、F2が流れる。風F1は、通気孔102aから走査光学装置3内部に流入し、通気孔102bから走査光学装置3の外部に流出する。風F2は、出射口101のうち、ファン30が設けられている側とは反対側(以下、反ファン側という)の端部付近から走査光学装置3内部に流入し、ファン30が設けられている側(以下、ファン側という)の端部付近から走査光学装置3の外部に流出する。
図6に示すように、例えば反ファン側の流入部においては、スキャナステー10の下側の空気がステー出射口11を通過したのち、光学箱100の底面に並んで配置された通気孔102aと出射口101からそれぞれ風F1と風F2に分岐して走査光学装置3内部(光学箱100内)に入り込む。この際、通気孔102aは、出射口101の近傍に並んで配置されつつ、出射口101に比べ矢印Y方向の開口幅が大きく、空気が通過する際の抵抗が小さいため、ステー出射口11からの空気の大部分が、風F1として通気孔102aから光学箱100内へ流入する。すなわち、風F2として出射口101から光学箱100内へ流入する空気はわずかである。ここで、ファン側の流出部においても、同様のメカニズムにより光学箱100内から大部分が通気孔102bを通って流出するため、光学箱100内から出射口101を通って流出する空気はわずかである。また、通気孔102aはステー出射口11と対向する位置に設けられていることで、ステー出射口11を通った空気が通気孔102aへ流入しやすい。なお、通気孔102aと出射口101とが近傍に並んでいるとは、所定の方向(本実施例では矢印Z方向)から見て並んで隣り合って配置されていることである。
ここで、通気孔102が出射口101を挟んで折り返しミラー80と矢印Y方向に対向する側に設けてあることによって、風F1は光学箱100内で折り返しミラー80の長手方向と略平行の風路を流れることとなる。このため光学箱100内で風F1の風路中には光学部品は配置されていない。また、折り返しミラー80の長手方向に延びたリブ103によって光学箱100内で風F1の風路と折り返しミラー80とが隔離されるため、風F1が折り返しミラー80に直接吹き付けにくい。したがって、風F1が粉塵などを含んでいたとしても、風F1によって光学部品を汚すことがないため、風F1によって画像劣化は引き起こさない。また、出射口101の上部には、光学部品である折り返しミラー80を設けてあるが、上述したように光学箱100内への流出入については大部分が風F1として流出するため、風F2として流出入する流量を低減できる。このため、折り返しミラー80の光線を担う(反射する)M面の汚れを微量に抑えることができる。したがって、風F2によっても画像劣化を抑制することができる。
以上述べたように、本実施例の特徴的な構成である通気孔102を有する光学箱100を用いることにより、風F1、F2が粉塵などを含んでいたとしても、光学部品の汚れを低減できるため、画像劣化を抑制することができる。
続いて、図7および図8を用いて本実施例の効果を示す解析結果について説明する。ここでは、通気孔102を設けたことによる効果を示すため、通気孔102を設けた走査光学装置3および通気孔102を設けない走査光学装置200において同様の解析を行い、その結果を比較して示す。
解析方法は以下の通りである。解析モデルは、簡素化した画像形成装置Dに本実施例の走査光学装置3および比較例の走査光学装置200をそれぞれ搭載したものを用いた。図7は解析モデルに用いた走査光学装置3、200の斜視図である。図7(a)は走査光学装置3、図7(b)は走査光学装置200を示しており、図7(c)は走査光学装置3における領域E1の拡大図、図7(d)は走査光学装置200における領域E2の拡大図である。両走査光学装置の出射口101の両端部に解析用の平面m、nをそれぞれ設け、ファン30を駆動させた際に平面m、nを垂直方向(矢印Z方向)に通過する流量をそれぞれFin、Foutとした。なお、流量Finは空気が流入する方向(矢印Z方向)を正方向、流量Foutは空気が流出する方向(矢印Z方向とは逆方向)を正方向とした。
解析結果を図8に示す。グラフの縦軸は、単位時間当たりの空気の流量[m3/sec]を示している。図8に示すグラフより、走査光学装置200に比べ走査光学装置3の方が流量Fin、Foutともに30%程度小さくなっていることがわかる。走査光学装置3における流量Fin、Foutはそれぞれ、図5に示した風F2の流入量、流出量を模擬している。すなわち光学箱に通気孔102を設けることで、出射口101の流量を低減できることから、折り返しミラー80の汚れを低減できると言える。
以上述べたように、本実施例の走査光学装置3は、光学箱100に通気孔102を設けたことにより、出射口101の流出入部における風F2の流量を低減できることを示した。これにより、前述したように、光学部品の汚れを低減できるため、画像劣化を抑制することができる。
(実施例1の変形例)
実施例1では2つの通気孔を設けた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば1つの通気孔を設けた構成であってもよい。図9に実施例1の変形例を示す。図9に示す光学箱301は、通気孔302が主走査方向に長尺の、一つの貫通孔で構成されている形態である。本変形例の構成でも、実施例1の光学箱100を用いた場合と同様の効果が得られる。
実施例1では2つの通気孔を設けた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば1つの通気孔を設けた構成であってもよい。図9に実施例1の変形例を示す。図9に示す光学箱301は、通気孔302が主走査方向に長尺の、一つの貫通孔で構成されている形態である。本変形例の構成でも、実施例1の光学箱100を用いた場合と同様の効果が得られる。
〔実施例2〕
図10に実施例2に係る走査光学装置の光学箱を示す。図10(a)に示す光学箱401は、出射口101の両端部付近に、小径の通気孔402が多数密集して設けられている。図10(b)に示す光学箱411は、出射口101の両端部付近に、スリット形状の通気孔412が複数密集して設けられている。実施例1では通気孔102を有する光学箱100について述べたが、さらなる部品強度が必要な場合や、作業者の手またはゴミなど、外部からの侵入を防ぐ必要がある場合は、光学箱401または光学箱411のような形態をとることも可能である。光学箱401、411いずれの構成においても、実施例1の光学箱100を用いた場合と同様の効果が得られる。さらに、実施例1に比べて、さらなる部品強度が得られ、ゴミなどの外部からの侵入を低減することができる。
図10に実施例2に係る走査光学装置の光学箱を示す。図10(a)に示す光学箱401は、出射口101の両端部付近に、小径の通気孔402が多数密集して設けられている。図10(b)に示す光学箱411は、出射口101の両端部付近に、スリット形状の通気孔412が複数密集して設けられている。実施例1では通気孔102を有する光学箱100について述べたが、さらなる部品強度が必要な場合や、作業者の手またはゴミなど、外部からの侵入を防ぐ必要がある場合は、光学箱401または光学箱411のような形態をとることも可能である。光学箱401、411いずれの構成においても、実施例1の光学箱100を用いた場合と同様の効果が得られる。さらに、実施例1に比べて、さらなる部品強度が得られ、ゴミなどの外部からの侵入を低減することができる。
〔実施例3〕
(画像形成装置D2)
図11は走査光学装置3を具備した画像形成装置D2の模式断面説明図である。図11を用いて実施例3に係る画像形成装置D2の構成及び動作の概略を説明する。なお、以下の説明において、前述した実施例1と同一の部材には同一の符号を付している。
(画像形成装置D2)
図11は走査光学装置3を具備した画像形成装置D2の模式断面説明図である。図11を用いて実施例3に係る画像形成装置D2の構成及び動作の概略を説明する。なお、以下の説明において、前述した実施例1と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施例の画像形成装置D2は電子写真方式のLBP(レーザビームプリンタ)である。図11に示すように、感光体ドラム1の周囲に帯電ローラ2、走査光学装置3、現像装置4、クリーニング装置5が配置されている。そして、帯電ローラ2からのバイアス電圧印加によって一様に帯電された感光体ドラム1の表面に、走査光学装置3から画像情報に応じた光走査をすることで、被走査体としての感光体ドラム1に静電潜像を形成する。その潜像を現像装置4によってトナー現像して可視像化する。そのトナー像は、搬送ローラ6によって搬送される記録媒体Pが、感光体ドラム1と転写ローラ7のニップ部に搬送されたときに、転写ローラ7へバイアス電圧を印加することで、記録媒体Pに転写される。トナー像が転写された記録媒体Pは、定着器8に搬送され、トナー定着された後に装置上部の排出部9へと排出される。一方、記録媒体Pへトナー像転写後に感光体ドラム1に残留したトナーは、クリーニング装置5によって除去される。
また、図12は本実施例における画像形成装置D2の斜視図である。図12に示すように、走査光学装置3、トナーカートリッジ20、ファン30は、それぞれ画像形成装置D2の筐体上に配置されている。走査光学装置3は、保持部材であるスキャナステー500の上面に固定され画像形成装置D2に対して保持されている。スキャナステー500は、走査光学装置3より出射されたレーザを通過させるためのステー出射口11を有している。トナーカートリッジ20は、上述した感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像装置4、クリーニング装置5を包有しており、スキャナステー下部に取り外し可能に設置されている。ファン30は画像形成装置D2の側面に固定されている。ファン30は、画像形成装置D2内部の空気を外部へ排出する機能を有し、画像形成装置D2内の各部品を冷却する役割を担っている。
なお座標系は、図12に示した矢印X、Y、Z方向の通りに定める。このうち、矢印X方向は感光体ドラム上にレーザ光を走査する主走査方向であり、矢印Y方向は前記主走査方向と直交する副走査方向である。
(走査光学装置3)
次に図13を用いて、本実施例の走査光学装置3の全体構成について説明する。走査光学装置3は、光源装置40、複合レンズ50、光偏向器60、走査レンズ70、折り返しミラー80などの光学部品が、筐体としての光学箱100に設置される構成からなる。光源装置40は、光源である半導体レーザ(不図示)を有する。偏向手段である光偏向器60は、回転多面鏡61と駆動モータ62からなる。光源から出射された光束であるレーザ光L1は、結像レンズである複合レンズ50などの光学部品によって、回転多面鏡61の反射面上に線状に結像される。回転多面鏡61は、駆動モータ62によって高速で回転し、レーザ光L1を被走査体である感光体ドラム1上に偏向走査する。走査されたレーザ光L2は、感光体ドラム上を等速で移動させる、いわゆるfθ特性を有する走査レンズ70を透過し、折り返しミラー80で反射された後に、光学箱100に設けてある出射口101を通過し、感光体ドラム1上に結像する。上述したプロセスにより、画像情報に応じてレーザ光L1が出射されると、感光体ドラム1上に潜像が形成される。光源装置40に一体で搭載されている検知センサ(不図示)は、画像の書き出し位置を制御するものであり、回転多面鏡61によって走査された画像域外のレーザ光L3を受光して水平同期信号を発生させる。また光学箱100の上部開口は、蓋110によって閉塞される。
次に図13を用いて、本実施例の走査光学装置3の全体構成について説明する。走査光学装置3は、光源装置40、複合レンズ50、光偏向器60、走査レンズ70、折り返しミラー80などの光学部品が、筐体としての光学箱100に設置される構成からなる。光源装置40は、光源である半導体レーザ(不図示)を有する。偏向手段である光偏向器60は、回転多面鏡61と駆動モータ62からなる。光源から出射された光束であるレーザ光L1は、結像レンズである複合レンズ50などの光学部品によって、回転多面鏡61の反射面上に線状に結像される。回転多面鏡61は、駆動モータ62によって高速で回転し、レーザ光L1を被走査体である感光体ドラム1上に偏向走査する。走査されたレーザ光L2は、感光体ドラム上を等速で移動させる、いわゆるfθ特性を有する走査レンズ70を透過し、折り返しミラー80で反射された後に、光学箱100に設けてある出射口101を通過し、感光体ドラム1上に結像する。上述したプロセスにより、画像情報に応じてレーザ光L1が出射されると、感光体ドラム1上に潜像が形成される。光源装置40に一体で搭載されている検知センサ(不図示)は、画像の書き出し位置を制御するものであり、回転多面鏡61によって走査された画像域外のレーザ光L3を受光して水平同期信号を発生させる。また光学箱100の上部開口は、蓋110によって閉塞される。
(スキャナステー500、光学箱100)
続いて、本実施例の特徴的な構成であるスキャナステー500、光学箱100の構成、および本実施例の効果について、図14〜図18を用いて詳細に説明する。図14は本実施例におけるスキャナステー500、光学箱100の斜視図である。図15は本実施例における発明の効果の説明図、図16は図15のB−B断面図である。図17は本実施例の解析モデルに用いたアセンブリA、Bの斜視図、図18は本実施例の効果を示す解析結果である。
続いて、本実施例の特徴的な構成であるスキャナステー500、光学箱100の構成、および本実施例の効果について、図14〜図18を用いて詳細に説明する。図14は本実施例におけるスキャナステー500、光学箱100の斜視図である。図15は本実施例における発明の効果の説明図、図16は図15のB−B断面図である。図17は本実施例の解析モデルに用いたアセンブリA、Bの斜視図、図18は本実施例の効果を示す解析結果である。
まず図14を用いて、本実施例の特徴的な構成であるスキャナステー500および光学箱100の構成について説明する。
板金製のスキャナステー500は、ステー出射口11、ステー通気孔502を有している。ステー出射口11は矢印X方向に長尺な開口部(出射口)である。ステー通気孔502は、ステー出射口11の両端部近傍に主走査方向に並んで設けられた2つの貫通孔502a、502bである。またステー通気孔502の矢印Y方向の幅(長さ)は、ステー出射口11の矢印Y方向の幅より大きい。またステー通気孔502は、光学箱100の出射口101が設けられた面と対向する面内に位置している。
また、光学箱100は、基体部104に出射口101、通気孔102、リブ103が配置されている構成からなる。出射口101は矢印X方向に長尺な開口部(光出射口)であり、光学箱100の底面に設けてあり、ステー出射口11の上部に位置する。通気孔102は、出射口101の両端部近傍に主走査方向に並んで設けられた2つの貫通孔102a(第1通気孔)、102b(第2通気孔)であり、それぞれステー通気孔502(第1ステー通気孔502a、第2ステー通気孔502b)と対向する位置にある。また通気孔102の矢印Y方向の幅(長さ)は、出射口101の矢印Y方向の幅より大きい。リブ103は、出射口101と通気孔102の間に、基体部104と一体成型で設けてあり、走査されたレーザ光L2を遮蔽しない高さを有する。リブ103は、出射口101と通気孔102を隔てるように、矢印X方向にわたって設けられている。
続いて図15、図16を用いて、本実施例における発明の効果について説明する。尚、図15は効果を説明する斜視図、図16は図15のB−B断面図である。図15に示すように、ファン30が駆動すると、トナーカートリッジ20などを冷却するために、スキャナステー500の下側の空気を積極的に画像形成装置D2の外部へ排出する。すると、ファン30周辺のスキャナステー500の下側の空間Sは負圧領域になる。一方、スキャナステー500の下側と走査光学装置3の内部は、ステー出射口11および出射口101、ステー通気孔502および通気孔102によって連通しているため、走査光学装置3の内部の空気が空間Sに流出させられる。それにより、走査光学装置3の内部に風F3、F4が流れる。風F3は、スキャナステー500の下側からステー通気孔502a、通気孔102aを経由して走査光学装置3内部に流入し、通気孔102b、ステー通気孔502bを経由してスキャナステー500の下側へ流出する。ここで通気孔102は、ステー通気孔502の上部に風F3の風路を積極的に形成させるために設けてある。風F4は、スキャナステー500の下側から、ステー出射口11および出射口101の反ファン側の端部付近を経由して走査光学装置3内部に流入し、ステー出射口11および出射口101のファン側の端部付近を経由してスキャナステー500の下側に流出する。
図16に示すように、例えば反ファン側の流入部においては、スキャナステー500の下側の空気がステー通気孔502aと通気孔102a、ステー出射口11と出射口101からそれぞれ風F3と風F4に分岐して走査光学装置3内部に入り込む。この際、通気孔102aがステー通気孔502aと対向する位置にあることによって、ステー通気孔502を通過した空気が走査光学装置3の下部に滞留することがない。さらには、ステー通気孔502aは、ステー出射口11の近傍に並んで配置されつつ、ステー出射口11に比べ矢印Y方向の開口幅が大きいため、ステー出射口11に比べ空気が通過する際の抵抗が小さい。したがって、スキャナステー500の下側からの空気の大部分が、風F3として積極的にステー通気孔502aから、対向する通気孔102を通って光学箱100内へ流入する。すなわち、風F4としてステー出射口11から、対向する出射口101を通って光学箱100内に流入する空気はわずかである。ここで、ファン側の流出部においても、同様のメカニズムにより光学箱100内から大部分が通気孔102bとステー通気孔502bを通って流出するため、光学箱100内から出射口101とステー出射口11を通って流出する空気はわずかである。
ここで、光学箱100内で風F3の風路中に光学部品は配置されていない。また、折り返しミラー80の長手方向に延びたリブ103によって光学箱100内で風F3の風路と折り返しミラー80とが隔離されるため、風F3が折り返しミラー80に直接吹き付けにくい。したがって、風F3が粉塵などを含んでいたとしても、風F3によって光学部品を汚すことがないため、風F3によって画像劣化は引き起こさない。また、ステー出射口11および出射口101の上部には、光学部品である折り返しミラー80を設けてあるが、上述したように光学箱100内への流出入については大部分が風F3として流出するため、風F4として流出入する流量を低減できる。このため、折り返しミラー80の光線を担う(反射する)M面の汚れを微少に押さえることができる。したがって、風F4による画像劣化を抑制することができる。
以上述べたように、本実施例の特徴的な構成であるステー通気孔502を有するスキャナステー500および通気孔102を有する光学箱100を用いることにより、風F3、F4が粉塵などを含んでいたとしても、光学部品の汚れを低減できる。そのため、画像劣化を抑制することができる。
続いて、図17および図18を用いて本実施例の効果を示す解析結果について説明する。解析方法は以下の通りである。ここでは、ステー通気孔502および通気孔102を設けたことによる効果を示すため、簡素化した画像形成装置D2に、本実施例のアセンブリAと比較例のアセンブリBをそれぞれ搭載したモデルにおいて同様の解析を行い、その結果を比較して示す。図17(a)に示すアセンブリAは、本実施例のステー通気孔502を設けたスキャナステー500と通気孔102を設けた光学箱100である。図17(b)に示すアセンブリBは、ステー通気孔502を設けないスキャナステー10と通気孔102を設けない光学箱201である。図17(c)は光学箱100の出射口101付近の拡大図である。図17(c)に示すように、両光学箱の出射口101の両端部に解析用の平面m、nをそれぞれ設け、ファン30を駆動させた際に平面m、nを垂直方向(矢印Z方向)に通過する流量をそれぞれFin、Foutとした。なお、流量Finは空気が流入する方向(矢印Z方向)を正方向、流量Foutは空気が流出する方向(矢印Z方向とは逆方向)を正方向とした。
解析結果を図18に示す。グラフの縦軸は、単位時間当たりの空気の流量[m3/sec]を示している。図18に示すグラフより、比較例のアセンブリBに比べ本実施例のアセンブリAの方が流量Finが50%程度、流量Foutが30%程度小さくなっていることがわかる。アセンブリAにおける流量Fin、Foutはそれぞれ、図15に示した風F4の流入量、流出量を模擬している。すなわちスキャナステーにステー通気孔502を、さらには光学箱に通気孔102を設けることで、出射口101の流量を低減できることから、折り返しミラー80の汚れを低減できると言える。
以上述べたように、本実施例の画像形成装置D2は、スキャナステー500にステー通気孔502を、さらには光学箱100に通気孔102を設けたことにより、出射口101の流出入部における風F4の流量を低減できることを示した。これにより、前述したように、光学部品の汚れを低減できるため、画像劣化を抑制することができる。
(実施例3の変形例)
続いて、図19、図20を用いて実施例3の変形例について説明する。図19は本変形例のスキャナステー510および光学箱601の斜視図である。スキャナステー510のステー通気孔512は、ステー出射口11から矢印Y方向に離間した箇所に設けられている。また光学箱601の通気孔602は、出射口101から矢印Y方向に離間した箇所に設けられ、ステー通気孔512の上部に位置にしている。
続いて、図19、図20を用いて実施例3の変形例について説明する。図19は本変形例のスキャナステー510および光学箱601の斜視図である。スキャナステー510のステー通気孔512は、ステー出射口11から矢印Y方向に離間した箇所に設けられている。また光学箱601の通気孔602は、出射口101から矢印Y方向に離間した箇所に設けられ、ステー通気孔512の上部に位置にしている。
図20は本変形例の構成において、図17および図18を用いて説明したものと同様の解析を行った結果である。本変形例のスキャナステー510と光学箱601をアセンブリCとした。比較のため、図18で示したアセンブリA、Bの解析結果も併記した。グラフより、比較例のアセンブリBに比べ本変形例のアセンブリCの方が流量Finが40%程度、流量Foutが10%程度小さくなっていることがわかる。すなわち本変形例の構成は、本実施例と同様のメカニズムにより、折り返しミラー80の汚れを低減でき、画像劣化を抑制することができる。
〔実施例4〕
図21に実施例4に係る走査光学装置のスキャナステーおよび光学箱を示す。図21(a)に示すスキャナステー700は、ステー出射口11の両端部付近に、小径のステー通気孔702が多数密集して設けられている。図21(b)に示すスキャナステー710は、ステー出射口11の両端部付近に、スリット形状のステー通気孔712が複数密集して設けられている。実施例3では、ステー出射口11よりも矢印Y方向の開口幅が大きいステー通気孔502を有するスキャナステー500について述べた。しかし、さらなる部品強度が必要な場合や、作業者の安全確保が必要な場合、また作業者が走査光学装置3の光学部品に触れてしまうことを防ぐ必要がある場合は、スキャナステー700、710のような形態を取ることも可能である。スキャナステー700、710いずれの構成においても、実施例3のスキャナステー500を用いた場合と同様の効果が得られる。
図21に実施例4に係る走査光学装置のスキャナステーおよび光学箱を示す。図21(a)に示すスキャナステー700は、ステー出射口11の両端部付近に、小径のステー通気孔702が多数密集して設けられている。図21(b)に示すスキャナステー710は、ステー出射口11の両端部付近に、スリット形状のステー通気孔712が複数密集して設けられている。実施例3では、ステー出射口11よりも矢印Y方向の開口幅が大きいステー通気孔502を有するスキャナステー500について述べた。しかし、さらなる部品強度が必要な場合や、作業者の安全確保が必要な場合、また作業者が走査光学装置3の光学部品に触れてしまうことを防ぐ必要がある場合は、スキャナステー700、710のような形態を取ることも可能である。スキャナステー700、710いずれの構成においても、実施例3のスキャナステー500を用いた場合と同様の効果が得られる。
〔実施例5〕
図22および図23を用いて、実施例5に係る走査光学装置800を用いた構成について説明する。図22は実施例5の光学箱801の斜視図である。本実施例の光学箱801には、底面に凹部である凹形状のダクト802が設けてある。図23は実施例5における発明の効果を示す断面図である。実施例5では、ダクト802がスキャナステー500のステー通気孔502aの上部に位置しているため、ダクト802内部に積極的に風F5の風路が形成される。その結果、風F6の流量を低減でき、実施例3の走査光学装置3を用いた場合と同様の効果が得られる。実施例3では、走査光学装置3の内部に風F3の風路を形成する構成について述べた。一方、実施例5は、風F5の風路を走査光学装置800の外部に形成しているので、風F5による光学部品の汚れを完全に防ぐことができる。また光学箱801は、出射口101以外の開口部を設けていないため、さらなる部品強度が確保でき、外部からのゴミなどが侵入してしまうことを防ぐことができる。
図22および図23を用いて、実施例5に係る走査光学装置800を用いた構成について説明する。図22は実施例5の光学箱801の斜視図である。本実施例の光学箱801には、底面に凹部である凹形状のダクト802が設けてある。図23は実施例5における発明の効果を示す断面図である。実施例5では、ダクト802がスキャナステー500のステー通気孔502aの上部に位置しているため、ダクト802内部に積極的に風F5の風路が形成される。その結果、風F6の流量を低減でき、実施例3の走査光学装置3を用いた場合と同様の効果が得られる。実施例3では、走査光学装置3の内部に風F3の風路を形成する構成について述べた。一方、実施例5は、風F5の風路を走査光学装置800の外部に形成しているので、風F5による光学部品の汚れを完全に防ぐことができる。また光学箱801は、出射口101以外の開口部を設けていないため、さらなる部品強度が確保でき、外部からのゴミなどが侵入してしまうことを防ぐことができる。
〔他の実施例〕
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
また実施例1〜5では、出射口101の近傍に光学部品である折り返しミラー80を設置している構成について述べたが、これに限定するものではなく、レンズなど折り返しミラー以外の光学部品を設置している構成であっても同様の効果が得られる。
また通気孔の数、位置、形状、大きさに関しては、実施例1、2の構成に限定するものではない。
またステー通気孔の数、位置、形状、大きさに関しては、実施例3、4の構成に限定するものではない。
また実施例1、2では、ファンが画像形成装置内部の空気を外部へ排気する機能を有している構成について述べたが、本発明はこれに限定されるものではない。ファンの形態やファンの有無に関わらず、走査光学装置の出射口から空気が流出入する構成であれば、前述したように通気孔を設けることによって同様の効果が得られる。
また実施例3〜5では、ファンが画像形成装置内部の空気を外部へ排気する機能を有している構成について述べたが、本発明はこれに限定されるものではない。ファンの形態やファンの有無に関わらず、スキャナステーの下側の空気が、ステー出射口を経由して走査光学装置に流出入する構成であれば、ステー通気孔とその上部に風路を設けることによって、同様の効果が得られる。
またリブは、実施例1〜4の形態に限定するものではなく、別の形状でもよい。当然のことながら、リブは光学箱と一体の構成に限定されるものではなく、別部材であってもよい。
また、実施例1、2では、光学箱に出射口および通気孔を設けた構成について述べたが、これに限定するものではなく、出射口および通気孔が蓋に設けてある構成であっても同様の効果が得られる。
またダクトの数、位置、形状、大きさに関しては、実施例5の構成に限定するものではない。当然のことながら、光学箱の底面がスキャナステーから離間している構成であってもよい。
また前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置および画像形成装置に用いられる走査光学装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
D,D2‥‥画像形成装置
1‥‥感光体ドラム
3,200,800‥‥走査光学装置
10,500,700,710‥‥スキャナステー
11‥‥ステー出射口
30‥‥ファン
80‥‥折り返しミラー
100,201,301,401,411,601,801‥‥光学箱
101‥‥出射口
102,402,412,602‥‥通気孔
103‥‥リブ
110‥‥蓋
502,512,702,712‥‥ステー通気孔
802‥‥ダクト
L1〜L3‥‥レーザ光
F1,F2,F3,F4,F5,F6‥‥風
m,n‥‥解析用の平面
Fin、Fout‥‥流量
S‥‥空間
1‥‥感光体ドラム
3,200,800‥‥走査光学装置
10,500,700,710‥‥スキャナステー
11‥‥ステー出射口
30‥‥ファン
80‥‥折り返しミラー
100,201,301,401,411,601,801‥‥光学箱
101‥‥出射口
102,402,412,602‥‥通気孔
103‥‥リブ
110‥‥蓋
502,512,702,712‥‥ステー通気孔
802‥‥ダクト
L1〜L3‥‥レーザ光
F1,F2,F3,F4,F5,F6‥‥風
m,n‥‥解析用の平面
Fin、Fout‥‥流量
S‥‥空間
Claims (14)
- 光源と、前記光源から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段によって走査される光束を被走査体に結像させるための少なくとも一つの光学部品と、前記光源、前記偏向手段および前記光学部品を配置した光学箱と、前記光学箱を閉塞する蓋と、を有し、前記光学箱もしくは前記蓋には光束を被走査体へ出射させるための光出射口が設けてあり、前記少なくとも一つの光学部品は前記出射口の近傍に設けてある走査光学装置において、
前記光出射口を設けてある前記光学箱もしくは前記蓋の、前記光出射口の近傍に少なくとも一つの通気孔が前記光出射口に並んで設けられていることを特徴とする走査光学装置。 - 前記光学箱もしくは前記蓋には、前記光出射口と前記通気孔の間にリブが設けてあることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
- 前記通気孔は、前記光出射口の主走査方向の少なくとも端部付近に設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走査光学装置。
- 複数の前記通気孔が密集して設けてあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記通気孔は、前記光出射口に比べて、主走査方向と直交する副走査方向の開口幅が大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記通気孔は、前記光出射口が設けられている面に設けられており、前記光出射口を挟んで前記光学部品とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記通気孔は、前記光学箱内へ空気を流入させる第1通気孔と、前記光学箱内から空気を流出させる第2通気孔を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の走査光学装置。
- 前記第1通気孔と前記第2通気孔は主走査方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項7に記載の走査光学装置。
- 光束を被走査体に走査させる走査光学装置と、前記走査光学装置を保持する保持部材と、を有する画像形成装置であって、
前記走査光学装置として、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の走査光学装置を有し、
前記保持部材は、前記光出射口から出射した光束を通過させるための出射口を有し、前記出射口は前記光出射口及び前記通気孔と連通していることを特徴とする画像形成装置。 - 前記通気孔は前記出射口と対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 光源と、前記光源から出射された光束を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段によって走査される光束を被走査体に結像させるための少なくとも一つの光学部品と、前記光源、前記偏向手段および前記光学部品を配置した光学箱と、前記光学箱を閉塞する蓋と、を有し、前記光学箱もしくは前記蓋には光束を被走査体へ出射させるための光出射口が設けてあり、前記少なくとも一つの光学部品は前記出射口の近傍に設けてある走査光学装置と、
前記光出射口から出射した光束を通過させるための出射口を有し、前記走査光学装置を保持する保持部材と、
を有する画像形成装置において、
前記保持部材は、前記出射口のほかに少なくとも一つの通気孔を有し、前記通気孔は前記光学箱の前記光出射口が設けられた面と対向する面内に位置していることを特徴とする画像形成装置。 - 前記光学箱は前記光出射口が設けられた底面に凹部を有し、前記凹部は前記保持部材が有する通気孔の近傍に位置していることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記走査光学装置として請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の走査光学装置を有することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記光学箱が有する少なくとも一つの通気孔は、前記保持部材が有する通気孔の近傍に位置していることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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