JP2016009608A - 照明装置と、それを搭載した自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、照明装置と、それを搭載した自動車に関するもので、運転注意対象物に対する照明状態を変更可能とすることで、照明装置として、安全運転に貢献できるようにすることを目的とするものである。
【解決手段】レンズの光入射側に配置されたデジタル・ミラー・デバイス8と、このデジタル・ミラー・デバイス8に向けて光を供給する照明器9と、この照明器9およびデジタル・ミラー・デバイス8に接続した制御部10と、この制御部10に接続した赤外線カメラと11を備え、照明器9は、青色レーザー素子12と、この青色レーザー素子12とデジタル・ミラー・デバイス8間に配置され、青色レーザー素子12の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すとともに、これらの赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)と、赤外光(IR)を、デジタル・ミラー・デバイス8に向けて供給する色変換素子とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】レンズの光入射側に配置されたデジタル・ミラー・デバイス8と、このデジタル・ミラー・デバイス8に向けて光を供給する照明器9と、この照明器9およびデジタル・ミラー・デバイス8に接続した制御部10と、この制御部10に接続した赤外線カメラと11を備え、照明器9は、青色レーザー素子12と、この青色レーザー素子12とデジタル・ミラー・デバイス8間に配置され、青色レーザー素子12の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すとともに、これらの赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)と、赤外光(IR)を、デジタル・ミラー・デバイス8に向けて供給する色変換素子とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、例えば、自動車のヘッドライトとして活用される照明装置と、それを搭載した自動車に関するものである。
照明装置の一例である自動車用ヘッドライトとして、照明だけでなく、運転注意対象物の検出も行えるようにしたものが提案されている。
すなわち、本体ケースの内部に、照明器以外に、赤外光発光素子(IR発光素子)と、赤外線受光素子を、別途配置することにより、照明だけでなく、運転注意対象物を検出できるようにしている(これに類似する先行文献としては下記特許文献1が存在する)。
上記従来例では、赤外光発光素子(IR発光素子)から赤外光を前方側に照射し、運転注意対象物から反射される赤外光を赤外線受光素子(IR受光素子)によって検出することで、運転注意対象物の有無や距離を検出するようにしている。
しかしながら、従来例のものは、運転注意対象物の有無を検出しても、前記運転注意対象物に対する照明状態を変更するようにはなっておらず、この点では、更なる改善が求められる。
例えば、運転注意対象物が対向車や歩行者であった場合には、その運転注意対象物に対する照明状態を変更することで、眩しさを抑制することが出来るが、この従来例では、そのような照明状態の変更は、行われていない。
そこで、本発明は、運転注意対象物に対する照明状態を変更可能とすることで、照明装置として、安全運転に貢献できるようにすることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、前方側に開口部を有する本体ケースと、この本体ケースの前記開口部を覆った透光性のカバーと、前記本体ケース内において前記カバーに対向する部分に配置されたレンズと、このレンズの光入射側に配置されたデジタル・ミラー・デバイス(Digital Micromirror Device)と、このデジタル・ミラー・デバイスに向けて光を供給する照明器と、この照明器および前記デジタル・ミラー・デバイスに接続した制御部と、この制御部に接続した赤外線カメラとを備え、前記照明器は、少なくとも一つ発光素子と、この発光素子と前記デジタル・ミラー・デバイス間に配置され、前記発光素子の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すとともに、これらの赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)と、赤外光(IR)を前記デジタル・ミラー・デバイスに向けて供給する色変換素子とを有する構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、前方側に開口部を有する本体ケースと、この本体ケースの前記開口部を覆った透光性のカバーと、前記本体ケース内において前記カバーに対向する部分に配置されたレンズと、このレンズの光入射側に配置されたデジタル・ミラー・デバイス(Digital Micromirror Device)と、このデジタル・ミラー・デバイスに向けて光を供給する照明器と、この照明器および前記デジタル・ミラー・デバイスに接続した制御部と、この制御部に接続した赤外線カメラとを備え、前記照明器は、少なくとも一つ発光素子と、この発光素子と前記デジタル・ミラー・デバイス間に配置され、前記発光素子の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すとともに、これらの赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)と、赤外光(IR)を前記デジタル・ミラー・デバイスに向けて供給する色変換素子とを有する構成としたので、照明装置として、安全運転に貢献できるものとなる。
すなわち、本発明においては、照明器から色変換素子を介してデジタル・ミラー・デバイスに供給された赤外光(IR)を、前方に照射し、また、運転注意対象物から反射した赤外線は、赤外線カメラで捉え、これによって、運転注意対象物を検出することができる。
また、運転注意対象物検出時には、照明器と色変換素子によって、運転注意対象物への照明状態を変更することが出来るので、安全運転に貢献することが出来る。
以下、本発明の一実施形態にかかる照明装置を自動車に搭載した例を、添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1において、自動車1において、その本体ボディ2の前方両側には、ヘッドライトといわれる照明装置3が配置されている。
図1において、自動車1において、その本体ボディ2の前方両側には、ヘッドライトといわれる照明装置3が配置されている。
照明装置3は、図2、図3のごとく、前方側に開口部4を有する本体ケース5と、この本体ケース5の前記開口部4を覆った透光性のカバー6と、前記本体ケース5内において前記カバー6に対向する部分に配置されたレンズ7と、このレンズ7の光入射面側に配置されたデジタル・ミラー・デバイス8と、このデジタル・ミラー・デバイス8に向けて光を供給する照明器9と、この照明器9および前記デジタル・ミラー・デバイス8に接続した制御部10と、この制御部10に接続した赤外線カメラ11、およびメモリ14、操作
器15とを備えている。
器15とを備えている。
前記照明器9は、図4、図5に示すように、発光素子の一例として用いた青色レーザー素子12と、この青色レーザー素子12と前記デジタル・ミラー・デバイス8間に配置され、前記青色レーザー素子12の光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)を作り出すとともに、これらの赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)を前記デジタル・ミラー・デバイス8に向けて供給する回転ホイール13(色変換素子の一例)とを有する構成とした。
前記回転ホイール13は、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)を作り出すもので、円板を90度ごとに4つのエリアに分割し、各エリアには、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)を作り出す蛍光物質等が設けられている。
なお、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)を作り出す蛍光物質等は、既に知られているもので、前記青色光が照射され、この回転ホイール13を通過するときに、各エリアに設けた蛍光物質等の反射により、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)が作り出されるようになっている。
なお、赤外線カメラ11の受光部分は、図2に示すように、レンズ7の光照射範囲16外に配置された状態になっている。
本実施形態の特徴は、図7に示した対向車17や、図8に示した歩行者18等の運転注意対象物を検出することが出来ることと、これらの運転注意対象物の種類によって、照明状態を変更することが可能であると言うことである。
以下、この点を中心に詳細な説明を行う。
先ず、操作器15でヘッドライト3のON操作を行うと(図6のS1)、制御部10は回転ホイール13を回転駆動し(図6のS2)、その後、デジタル・ミラー・デバイス(DMD)8を起動する(図6のS3)。
続いて制御部10は、光源となる青色レーザー素子12、赤外線カメラ11を起動し、図2に示す光照射範囲16に光が照射され、図7や図8の照明が行われる(図6のS4)。
具体的には、青色レーザー素子12から供給された青色光が、回転ホイール13に照射されると、この回転ホイール13では、この回転ホイール13が高速で回転していることにより、図4の右上のように、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)が連続的に作り出され、これらの光がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射される。
この状態は、図4の右上の記載からも理解されるように、赤色光(R)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射される。次に、緑色光(G)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射され、次に、青色光(B)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射され、次に、赤外光(IR)がデジタル・ミラー・デバイス8で面とし
て反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射される状態となっている。
て反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射される状態となっている。
このとき、回転ホイール13は高速で回転しているので、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)は高速で連続的に変化することとなり、その結果、運転者や歩行者18にとっては、白色光が光照射範囲16に向けて照射され、白色光で照明された状態と感ずることになる。
また、赤外光(IR)も、高速に、断続的に、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射されるようになっているが、この赤外光(IR)は人間には見えぬもので、上記白色光の照明には影響を与えない。
但し、この赤外光(IR)も、高速に、断続的に、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射されているので、実質的には常時、光照射範囲16における運転注意対象物の存在を検出することができる(図6のS5)。
つまり、赤外線カメラ11によって、運転注意対象物からの反射映像が捕らえられ、次に、その映像が図5のメモリ14に記憶された運転注意対象物の種類と比較され、その結果として、制御部10は、運転注意対象物が、図7に示す対向車17や、図8に示した歩行者18であることが判定できる。
また、この制御部10は、運転注意対象物の種類によって、減光をしたり、色を変更したりすることもできる。
具体的には、運転注意対象物が、図7に示す対向車17であった場合には、対向車17の近傍エリアは非照明状態とすることが必要で(図6のS6)、そのようにするためには、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、その部分には、デジタル・ミラー・デバイス8からの反射光が照射されないようにする(図6のS7)。
また、対向車17の近傍エリアを照明減光状態ともすることができる。
具体的には、デジタル・ミラー・デバイス8の、対向車17の近傍エリアに該当する部分については、光を反射させる時間を短く(間引く状態)することで、対向車17の近傍エリアを減光状態ともすることができる。
また、図8のように、運転注意対象物が歩行者18であった場合も、同様に、特に顔の部分は、非照明状態または減光状態とすることが必要で(図6のS6)、そのようにするためには、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、その部分には、光が照射されないようにしたり、光を反射させる時間を短く(間引く状態)したりする(図6のS7)。
なお、歩行者18の顔の部分を判定するのは、カメラ等で行われている画像認識技術を用いれば、簡単に行うことができる。
また、歩行者18の存在を運転者に分かりやすくするために、歩行者18の顔よりも下のエリア部分に、例えば黄色の光を照射させる場合には、調色すべき場所が存在するとなる(図8のS8)。
この場合には、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、前記歩行者18の顔よりも下のエリア部分に、赤色光(R)と緑色光(G)を反射により照射し、青色
光(B)は非反射で非照射状態とすれば、この歩行者18の顔よりも下のエリア部分には、黄色光が照射される状態となる(図6のS9)。
光(B)は非反射で非照射状態とすれば、この歩行者18の顔よりも下のエリア部分には、黄色光が照射される状態となる(図6のS9)。
また、(図6のS6)において、遮光、減光する場所がない判断されたときには、次に、調色すべき場所が存在するか、否かが判定される(図6のS8)。
この場合は、例えば、(図6のS7)において、運転注意対象物として、前方移動への自転車が存在すると判断した場合で、このときにも、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、前記自転車エリア部分に、赤色光(R)と緑色光(G)を反射により照射し、青色光(B)は非反射で、非照射状態とすれば、自転車エリア部分は、黄色光が照射される状態となる(図6のS9)
また、(図6のS8)において、調色すべきエリアが存在しないと判断された場合には、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分は駆動せず、全面的な反射となる(図6のS10)。
また、(図6のS8)において、調色すべきエリアが存在しないと判断された場合には、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分は駆動せず、全面的な反射となる(図6のS10)。
また、操作器15でヘッドライト3のOFF操作を行うと、制御部10は、青色レーザー素子12、赤外線カメラ11、回転ホイール13、デジタル・ミラー・デバイス8をOFF状態とする(図6のS11)。
また、この実施形態の変形例ではあるが、操作器15でヘッドライト3のOFF操作をしている状態でも、制御部10により、青色レーザー素子12、赤外線カメラ11、回転ホイール13、デジタル・ミラー・デバイス8を駆動し、赤外光(IR)による運転注意対象物検出だけを行わせることもできる。
例えば、昼間で、照明が必要ない状態が、そのときで、この場合には、回転ホイール13の赤外光(IR)発生ポイント時だけ、青色レーザー素子12を駆動すれば、図4の右下のように、赤外光(IR)だけをデジタル・ミラー・デバイス8によって光照射範囲16に向けて照射し、運転注意対象物も検出を行うことができる。
(実施の形態2)
図9は本発明の他の実施形態を示している。
図9は本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態では、上記(実施の形態1)の照明器9を、青色レーザー素子12と赤外光発光素子19(IR発光素子)によって構成したものである。
つまり、赤外光(IR)は、この赤外光発光素子19によって発生させ、ミラー20、21で反射させて、回転ホイール13側に供給する構成とした。
また、回転ホイール13は、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すもので、円板を90度ごとに4つのエリアに分割し、三つのエリアには、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出す蛍光物質等がそれぞれ設けられている。
また、残りの一つのエリアは、赤外光(IR)が通過できるように透明の状態とした。つまり、この実施形態は、図9の右上のように、回転ホイール13が回転し、青色レーザー素子12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、ON状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはOFF状態とする。
これに対して、赤外光発光素子19は、回転ホイール13が回転し、青色レーザー素子
12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、OFF状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはON状態とする。
12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、OFF状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはON状態とする。
また、昼間で照明の必要がない時には、図9の右下のように、青色レーザー素子12はOFFとし、赤外光発光素子19は、回転ホイール13が回転し、青色レーザー素子12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、OFF状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはON状態とする。
なお、ミラー21は、青色レーザー素子12からの青色光は通過可能なものとしている。
また、図6〜図8を用いて説明した基本的な動作は、上記(実施の形態1)と同様となっている。
(実施の形態3)
図10〜図13は本発明の他の実施形態を示している。
図10〜図13は本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態では、(実施の形態1)で用いた赤外線カメラ11を、TOF(Time
Of Flight)方式の距離画像カメラ22とした。
Of Flight)方式の距離画像カメラ22とした。
この距離画像カメラ22は、既に知られているように、映像から、運転注意対象物までの距離を判定することが可能なもので、これによれば、自動車1の本体ボディ2から運転注意対象物までの距離を測定することが可能となるので、図11の警報器23から警報を発することができる。
つまり、この実施形態では、例えば、図13のごとく、運転者からは死角の場所に居る歩行者18の存在と、その距離を検出し、危険であると判断される場合には、警報器23から警報を発する構成としたものである。
そして、そのような動作をさせるために、この距離画像カメラ22と警報器23を、前記デジタル・ミラー・デバイス8、青色レーザー素子12、回転ホイール13、メモリ14とともに制御部10に、接続している。
この実施形態では、先ず、操作器15で自動車1のエンジン(図示せず)を起動すると(図12のS1)、制御部10は、先ず、青色レーザー素子12と距離画像カメラ22を起動し、回転ホイール13を回転駆動し(図12のS2)、次に、デジタル・ミラー・デバイス8を起動する(図12のS3)。
次に、制御部10は、操作器15によって、ヘッドライト3がON操作されているか否かを判定する(図12のS4)。
ヘッドライト3をON状態にしていると判定された場合には、回転ホイール13の全域において青色レーザー素子12をON状態とする。
すると、青色レーザー素子12から供給された青色光が、回転ホイール13に照射され、この回転ホイール13が高速で回転していることにより、図10の右上のように、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)が連続的に作り出され、これらの光がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射される。
この状態は、図10の右上の記載からも理解されるように、赤色光(R)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射される。次に、緑色光(G)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射され、次に、青色光(B)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射され、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射され、次に、赤外光(IR)がデジタル・ミラー・デバイス8で面として反射される状態、その後、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射されとなっている。
このとき、回転ホイール13は高速で回転しているので、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)は高速で連続的に変化することとなり、その結果、運転者や歩行者18にとっては、白色光が光照射範囲16に向けて照射され、白色光で照明された状態と感ずることができる。
また、赤外光(IR)も、高速に、断続的に、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射されるようになっているが、この赤外光(IR)は人間には見えぬもので、上記白色光の照明には影響を与えない。
但し、この赤外光(IR)も、高速に、断続的に、レンズ7を介して光照射範囲16に向けて照射されているので、実質的には常時、光照射範囲16における運転注意対象物の存在を検出することができる(図12のS6)。
つまり、距離画像カメラ22によって、運転注意対象物からの反射映像が捕らえられ、次に、その映像が図5のメモリ14に記憶された運転注意対象物の種類と比較され、その結果として、制御部10は、運転注意対象物が、図7に示す対向車17や、図8に示した歩行者18であること、および、それらの運転注意対象物までの距離を検出することができる。
また、この制御部10は、上記(実施の形態1)と同じように、運転注意対象物の種類によって、減光をしたり、色を変更したりすることもできる。
具体的には、運転注意対象物が、図7に示す対向車17であった場合には、対向車17の近傍エリアは非照明状態とすることが必要で、そのようにするためには、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、その部分には、デジタル・ミラー・デバイス8からの反射光が照射されないようにする。
また、対向車17の近傍エリアを照明減光状態ともすることができる。
具体的には、デジタル・ミラー・デバイス8の、対向車17の近傍エリアに該当する部分については、光を反射させる時間を短く(間引く状態)することで、対向車17の近傍エリアを減光状態ともすることができる。
また、図8のように、運転注意対象物が歩行者18であった場合も、同様に、特に顔の部分は、非照明状態または減光状態とすることが必要で、そのようにするためには、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、その部分には、光が照射されないようにしたり、光を反射させる時間を短く(間引く状態)したりする。
なお、歩行者18の顔の部分を判定するのは、カメラ等で行われている画像認識技術を用いれば、簡単に行うことができる。
また、歩行者18の存在を運転者に分かりやすくするために、歩行者18の顔よりも下のエリア部分に、例えば黄色の光を照射させる場合には、調色すべき場所が存在するとなる。
この場合には、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、前記歩行者18の顔よりも下のエリア部分に、赤色光(R)と緑色光(G)を反射により照射し、青色光(B)は非反射、非照射状態とすれば、この歩行者18の顔よりも下のエリア部分には、黄色光が照射される状態となる。
また、遮光、減光する場所がないと言うときには、次に、調色すべき場所が存在するか、否かが判定される。
この場合は、例えば、運転注意対象物として、前方移動への自転車が存在すると判断した場合で、このときにも、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分を駆動して、前記自転車エリア部分に、赤色光(R)と緑色光(G)を反射により照射し、青色光(B)は非反射、非照射状態とすれば、自転車エリア部分は、黄色光が照射される状態となる。
また、調色すべきエリアが存在しないと判断された場合には、デジタル・ミラー・デバイス8のミラー部分は駆動せず、全面的な反射となる。
また、本実施形態では、(図12のS6)で、距離画像カメラ22によって、運転注意対象物(障害物)からの反射映像が捕らえられ、次に、その映像が図5のメモリ14に記憶された運転注意対象物の種類と比較され、その結果として、制御部10は、運転注意対象物が、図7に示す対向車17や、図8に示した歩行者18であること、および、それらの運転注意対象物までの距離が検出できる。
(図12のS6)では、運転注意対象物の種類と、距離も検出できるので、危険状態にあると判定されると、警報器23から警報を発することができる(図12のS7)。
また、(図12のS6)において検出した、運転注意対象物の種類と、距離により、危険状態ではないと判定されると、警報器23からの警報は発せられない(図12のS8)。
一方、操作器15によって、ヘッドライト3がON操作されていない場合には、図10の右下のように、回転ホイール13の赤外光(IR)発生ポイント時だけ、青色レーザー素子12を駆動する(図12のS9)。
すると、図10の右下のように、赤外光(IR)だけをデジタル・ミラー・デバイス8によって光照射範囲16に向けて照射し、運転注意対象物の検出を行うことができる。
つまり、昼間においても、運転注意対象物の検出を行うことができるのである。
(実施の形態4)
図14は本発明の他の実施形態を示している。
図14は本発明の他の実施形態を示している。
この実施形態では、上記(実施の形態3)の照明器9を、青色レーザー素子12と赤外光発光素子19(IR発光素子)によって構成したものである。
つまり、赤外光(IR)は、この赤外光発光素子19によって発生させ、ミラー20、21で反射させて、回転ホイール13側に供給する構成とした。
また、回転ホイール13は、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すもので、円板を90度ごとに4つのエリアに分割し、三つのエリアには、青色レーザー素子12から供給された青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出す蛍光物質等がそれぞれ設けられている。
また、残りの一つのエリアは、赤外光(IR)が通過できるように透明の状態とした。
つまり、この実施形態は、図14の右上のように、回転ホイール13が回転し、青色レーザー素子12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、ON状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはOFF状態とする。
これに対して、赤外光発光素子19は、回転ホイール13が回転し、青色レーザー素子12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、OFF状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはON状態とする。
また、昼間で照明の必要がない時には、図14の右下のように、青色レーザー素子12はOFFとし、赤外光発光素子19は、回転ホイール13が回転し、青色レーザー素子12の青色光から、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を形成するときには、OFF状態とするが、赤外光(IR)の照射時にはON状態とする。
なお、ミラー21は、青色レーザー素子12からの青色光は通過可能なものとしている。
また、図10〜図13を用いて説明した基本的な動作は、上記(実施の形態3)と同様となっている。
以上のように本発明は、照明器から色変換素子を介してデジタル・ミラー・デバイスに供給された赤外光(IR)を、前方に照射し、また、運転注意対象物から反射した赤外線は、赤外線カメラで捉え、これによって、運転注意対象物を検出することができる。
また、運転注意対象物検出時には、照明器と色変換素子によって、運転注意対象物への照明状態を変更することが出来るので、安全運転に貢献することが出来る。
したがって、照明装置と、それを搭載した自動車としての活用が期待される。
1 自動車
2 本体ボディ
3 照明装置(ヘッドライト)
4 開口部
5 本体ケース
6 カバー
7 レンズ
8 デジタル・ミラー・デバイス
9 照明器
10 制御部
11 赤外線カメラ
12 青色レーザー素子(光源)
13 回転ホイール(色変換素子)
14 メモリ
15 操作器
16 光照射範囲
17 対向車
18 歩行者
19 赤外光発光素子
20 ミラー
21 ミラー
22 距離画像カメラ
23 警報器
2 本体ボディ
3 照明装置(ヘッドライト)
4 開口部
5 本体ケース
6 カバー
7 レンズ
8 デジタル・ミラー・デバイス
9 照明器
10 制御部
11 赤外線カメラ
12 青色レーザー素子(光源)
13 回転ホイール(色変換素子)
14 メモリ
15 操作器
16 光照射範囲
17 対向車
18 歩行者
19 赤外光発光素子
20 ミラー
21 ミラー
22 距離画像カメラ
23 警報器
Claims (10)
- 前方側に開口部を有する本体ケースと、この本体ケースの前記開口部を覆った透光性のカバーと、前記本体ケース内において前記カバーに対向する部分に配置されたレンズと、このレンズの光入射側に配置されたデジタル・ミラー・デバイス(Digital Micromirror Device)と、このデジタル・ミラー・デバイスに向けて光を供給する照明器と、この照明器および前記デジタル・ミラー・デバイスに接続した制御部と、この制御部に接続した赤外線カメラとを備え、前記照明器は、少なくとも一つ発光素子と、この発光素子と前記デジタル・ミラー・デバイス間に配置され、前記発光素子の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出すとともに、これらの赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)と、赤外光(IR)を前記デジタル・ミラー・デバイスに向けて供給する色変換素子とを有する構成とした照明装置。
- 前記照明器の発光素子は、レーザー素子によって構成した請求項1に記載の照明装置。
- 前記照明器の発光素子は、青色レーザー素子によって構成した請求項2に記載の照明装置。
- 前記色変換素子は、前記発光素子の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、赤外光(IR)を作り出す回転ホイールによって構成した請求項1から3のいずれか一つに記載の照明装置。
- 前記照明器の発光素子は、レーザー素子と、赤外光発光素子(IR発光素子)によって構成した請求項1に記載の照明装置。
- 前記レーザー素子は、青色レーザー素子によって構成した請求項5に記載の照明装置。
- 前記色変換素子は、前記発光素子の光から、少なくとも赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)を作り出し、赤外光(IR)は通過させる回転ホイールによって構成した請求項5または6に記載の照明装置。
- 前記赤外線カメラは、TOF(Time Of Flight)方式の距離画像カメラとした請求項1から7のいずれか一つに記載の照明装置。
- 前記赤外線カメラの入射側は、本体ケース内のレンズ出射面前方側に配置した請求項1から8のいずれか一つに記載の照明装置。
- 請求項1〜9のいずれか一つに記載の照明装置を、本体ボディの前方側に配置した自動車。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2014130009A JP2016009608A (ja) | 2014-06-25 | 2014-06-25 | 照明装置と、それを搭載した自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014130009A JP2016009608A (ja) | 2014-06-25 | 2014-06-25 | 照明装置と、それを搭載した自動車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016009608A true JP2016009608A (ja) | 2016-01-18 |
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ID=55227030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014130009A Pending JP2016009608A (ja) | 2014-06-25 | 2014-06-25 | 照明装置と、それを搭載した自動車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2016009608A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
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