JP2016016400A - 乾式クリーニング筐体及び乾式クリーニング装置 - Google Patents

乾式クリーニング筐体及び乾式クリーニング装置 Download PDF

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Kisen Shin
輝鮮 秦
杉山 恵介
Keisuke Sugiyama
恵介 杉山
岳久 島津
Takehisa Shimazu
岳久 島津
武志 赤井
Takeshi Akai
武志 赤井
藤田 厚
Atsushi Fujita
厚 藤田
正隆 福地
Masataka Fukuchi
正隆 福地
敦史 菊地
Atsushi Kikuchi
敦史 菊地
拓也 佐野
Takuya Sano
拓也 佐野
竜二 吉田
Ryuji Yoshida
竜二 吉田
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洋平 新妻
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Abstract

【課題】筐体構成の大型化を回避できるとともにコストアップを抑制でき、洗浄媒体の一部又は全部排出を容易に行うことができる乾式クリーニング筐体を提供する。
【解決手段】開口部18が洗浄対象物で塞がれた状態で筐体4の内部空間が吸気手段で吸引されると、インレット24から外部空気が高速で流入し、旋回気流を生じる。内部空間に収容された薄片状の洗浄媒体は旋回気流で飛翔し、開口部18で洗浄対象物に衝突する。これが繰り返されることにより洗浄がなされる。除去された汚れや洗浄媒体の破片は、分離板14を介して吸気口側に回収される。分離板14は複数の可動分離板14aから構成され、各可動分離板14aは流路制限部材52に一辺を回動可能に支持されている。吸気口側に配置された分離板押さえ部材64を移動させると、各可動分離板14aは吸気の気流圧で吸気口側に回動し、筐体内の使用済みの洗浄媒体は吸気口側に排出される。
【選択図】図6

Description

本発明は、飛翔する洗浄媒体を洗浄対象物に接触ないし衝突させて洗浄する乾式クリーニング装置に関し、詳しくは、洗浄対象物の任意の部位に当てて洗浄することが可能で特にハンディタイプとして好適な乾式クリーニング装置及び該乾式クリーニング装置に用いられる乾式クリーニング筐体に関する。
プリント基板製造におけるフローはんだ槽によるはんだ付け工程において、はんだ付け処理する領域以外をマスクする治具が多く用いられている。
このようなマスク治具(ディップパレット、キャリアパレットと呼ばれる)は、繰り返し使用されるうちに、表面にフラックスが堆積して固着しマスクの精度を下げるために、定期的に洗浄する必要があった。
一般的には、このような洗浄はマスク治具を溶剤に浸漬して行うため、大量の溶剤を消費しており、コストアップを避けられず、作業者や環境への負荷も大きい。
浸漬せずに装置内で溶剤を洗浄対象物に噴射する方式も知られているが、溶剤を大量に使用するという点に変わりはない。
この問題を解消する技術として、乾式クリーニング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この装置は、開口部を有する筐体に吸気手段を接続し、開口部が洗浄対象物で塞がれた状態で開口部とは別に設けられた通気路(インレット)を介して筐体外部から空気を内部へ高速で流入させ、筐体内部に旋回気流を生じさせる構成を有している。
旋回気流によって薄片状の洗浄媒体を循環飛翔させ、開口部に露出する洗浄対象物に洗浄媒体が衝突する動作が繰り返えされることにより洗浄対象物の表面(被洗浄面)の汚れが除去される。
筐体の内部空間の吸気手段側には多数の孔を有する分離板が配置されており、除去された汚れや洗浄媒体の小さな破片等は分離版を通過して吸気手段側へ回収されるようになっている。
換言すれば、洗浄に寄与する大きさの洗浄媒体は分離版で吸気手段側への通過を阻止され、筐体内に留まる。
この種の乾式クリーニング装置では、一般的に、洗浄対象物の母材を傷付けずに洗浄するために、洗浄媒体としては洗浄対象物よりも硬度の小さいものが用いられる。
このため、洗浄媒体は洗浄対象物に繰り返し衝突することで徐々に摩耗したり欠けたりして洗浄能力が時間の経過とともに低下する。
乾式クリーニングでは、洗浄媒体の辺(エッジ)や角部が洗浄対象物の汚れ面に食い込んで削り取ることにより洗浄がなされるメカニズムとなっており、洗浄媒体のエッジや角部が潰れてくると、削り取り作用が低下し、洗浄能力が低下する。
洗浄対象物よりも硬度の大きい洗浄媒体を用いる場合でも、洗浄媒体に汚れが付着すると汚れ面への食い込み作用が低下し、洗浄能力が低下する。
上記のように、除去された汚れや洗浄媒体の破片等は分離板を介して内部空間から選択的に排出されるようになってはいるが、分離版を通過しない大きさの洗浄媒体であっても、エッジや角部が潰れていたり汚れが付着していると洗浄能力は低下する。
洗浄媒体の破片等が排出されることにより筐体内の洗浄媒体の数量は減少する。
良好な洗浄能力が維持されるには洗浄媒体の適正な数量が必要であることが知られており、洗浄媒体の数量の減少に応じて新たな洗浄媒体を適宜補給する必要がある。
しかしながら、内部空間内に留まる大きさの洗浄媒体であっても、エッジや角部が潰れていたり汚れが付着して洗浄能力が低下している洗浄媒体に未使用の洗浄媒体を補給して数量調整をしても、良好な洗浄能力は期待できない。
このような場合には、内部空間内に留まっている洗浄能力が低下した洗浄媒体の一部又は全部を意図的に排出して新たな洗浄媒体と入れ替えた方が良好な洗浄能力を得ることができる。
特許文献1には、開閉弁を備えた洗浄媒体回収手段を筐体の内部空間に臨むように配置し、旋回気流のエネルギーを利用して洗浄媒体回収手段内に洗浄媒体を収容した後に、洗浄対象物から開口部を離すことにより開口部からの洗浄媒体の漏れを防止する技術が開示されている。
この構成によれば、洗浄能力の低下した洗浄媒体を意図的に一部又は全部回収することができ、回収後に新たな洗浄媒体を筐体内に補給することにより洗浄媒体の入れ替えを行うことができる。
しかしながら、筐体の内部空間に連通する洗浄媒体回収手段を設ける方式では、筐体構成の大型化を来たすとともに、コストアップを避けられないという問題があった。
本発明は、このような現状に鑑みてなされたもので、筐体構成の大型化を回避できるとともにコストアップを抑制でき、洗浄媒体の一部又は全部排出を容易に行うことができる乾式クリーニング筐体の提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の乾式クリーニング筐体は、洗浄媒体が収容される内部空間と、前記内部空間に連通し、洗浄対象物の被洗浄面に当接される開口部と、前記開口部とは別に設けられ、外部の空気を前記内部空間へ導入するための通気路と、前記内部空間に連通し、吸気手段に接続される吸気口と、一定の大きさ以下の物を前記内部空間から前記吸気口側へ選択的に通す多孔手段と、を備え、前記内部空間は、前記開口部が前記被洗浄面で塞がれた状態で前記吸気手段により吸気したとき、前記通気路から流入した空気が旋回気流となる形状を有し、前記開口部は、前記旋回気流により飛翔する洗浄媒体が前記被洗浄面に繰り返し衝突するように配置され、前記内部空間内の洗浄媒体を前記吸気口側へ排出可能な洗浄媒体排出手段を有している。
本発明によれば、筐体構成の大型化を回避できるとともにコストアップを抑制でき、洗浄媒体の一部又は全部排出を容易に行うことができる。
本発明の乾式クリーニング装置の基本となる構成を示す概要断面図である。 同乾式クリーニング装置の洗浄動作を示す図である。 同乾式クリーニング装置の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る乾式クリーニング筐体の概要断面図で、(a)は(b)のB−B’線における概要断面図、(b)は(a)のA−A’線における概要断面図である。 洗浄媒体補給手段の補給構造を示す図で、(a)は補給時の状態を示す図、(b)は非補給時の状態を示す図、(c)は洗浄媒体補給手段に洗浄媒体を補充する状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る洗浄媒体排出手段を示す図で、(a)は洗浄中における構成の内部空間側から見た斜視図、(b)は同吸気口側から見た斜視図である。 洗浄媒体を排出する際の構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は同内部空間側から見た斜視図である。 第2の実施形態における洗浄媒体排出手段の構成を示す図で、(a)は洗浄中における構成の内部空間側から見た斜視図、(b)は洗浄媒体を排出する際の内部空間側から見た斜視図である。 第3の実施形態における洗浄媒体排出手段の構成を示す図で、(a)は分離板の分解斜視図、(b)は洗浄中における構成の内部空間側から見た正面図である。 洗浄媒体を排出する際の構成を示す図で、(a)は第1の部材又は第2の部材を途中まで回転させた状態の図、(b)は全開した状態を示す図である。 第4の実施形態における洗浄媒体排出手段の構成を示す図で、(a)は多孔板の斜視図、(b)は洗浄中における構成の斜視図である。 洗浄媒体を排出する際の構成を示す図で、(a)は閉塞プレートを少し移動させた状態の図、(b)は閉塞プレートを約90度移動させた状態の図、(c)は全開した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1乃至図6に基づいて第1の実施形態を説明する。
まず、図1乃至図3に基づいて、本発明の基本的構成について説明する。ハンディタイプの乾式クリーニング装置への適用例である。
図1に基づいて、ハンディタイプの乾式クリーニング装置2の構成の概要を説明する。図1(a)はA−A線での横断面図、(b)はB−B線での縦断面図である。
乾式クリーニング装置2は、内部に洗浄媒体5の飛翔空間(内部空間)を有する乾式クリーニング筐体(以下、単に「筐体」ともいう)4と、筐体4内を負圧化する吸気手段6とを備えている。
筐体4は、筐体本体部としての円筒形状の上部筐体4Aと、逆円錐形状の下部筐体4Bとから一体として構成されている。ここでの上部、下部は図面上の便宜的呼称であって、実機上の上下とは必ずしも関係はない。
下部筐体4Bは、その円錐形状の頂部に吸気口8を一体に備えており、吸引ダクトとして機能する。
吸気手段6は、吸気口8に一端を接続されたフレキシブルな吸引ホース10と、該吸引ホース10の他端に接続された吸引装置12とを有している。
吸引装置12としては、家庭用掃除機、真空モータや真空ポンプ、あるいは流体の圧送により間接的に低圧化ないし負圧化を生じさせる装置などを適宜用いることができる。
なお、部材の上面、底面等の上下の位置関係は図面上の基準にすぎない。
上部筐体4Aの底面部は、下部筐体4Bの上端部を結合する嵌合凹部4A−1となっており、上部筐体4Aと下部筐体4Bは分離可能となっている。上部筐体4Aの上面4A−2は密閉されている。
上部筐体4Aの底面部における下部筐体4Bとの境界部分には、多孔手段としての多孔性の分離板14が設けられている。
分離板14は、パンチングメタルのような穴が空いた板状の部材である。
分離板14は、内部空間が吸引されたときの洗浄媒体5の下部筐体4B側(吸気口側)への移動を阻止するものである。
図1(a)では分離板14の表示を一部省略している。なお、洗浄媒体5は分かり易くするためにその大きさを誇張表示している。
多孔手段としては、洗浄媒体5を通さずに空気及び粉塵(洗浄対象物から除去された除去物)を通過させる大きさの細孔を多く備える多孔形状であればよい。
多孔手段は、一定の大きさ以下の物を内部空間から吸気口側へ選択的に通すフィルタ機能を有し、除去物だけでなく、割れたり潰れたりして小さくなった洗浄媒体も通過させる。
多孔手段としては、スリット板や網などを用いてもよく、材質も洗浄媒体との接触抵抗が小さい滑らかな面を備えていれば、樹脂や金属などを自由に選択してもよい。
多孔手段は旋回気流の旋回軸と直交する面として配置されている。これにより、多孔手段に沿う方向に気流が流れることにより、洗浄媒体5の滞留を防ぐ効果がある。
旋回気流の減衰を抑えるために、筐体内面は段差、凹凸がなく平滑であることが望ましい。
多孔手段は、旋回気流に沿った面に配置されることにより、表面に吸着した洗浄媒体を再飛翔させることができる。
筐体4の材質は特に限定されないが、異物の付着や洗浄媒体との摩擦による消耗を防ぐために、例えばアルミ二ウムやステンレスなどの金属製が好適であるが、樹脂製のものを用いることもできる。
上部筐体4Aの内部中心には、上部筐体4Aの円筒軸を共通の軸とするように、円筒状の流路制限部材16が筐体の一部として設けられ、流路制限部材16の下端は分離板14に固定されている。
流路制限部材16は旋回気流の流路断面積を絞って流速を向上させる目的で設けられている。
流路制限部材16により上部筐体4A内には滑らかな壁面を有するリング状の旋回気流移動空間(洗浄媒体の飛翔空間としての内部空間)が形成されている。
上部筐体4Aの形状によっては、流路制限部材16の中心軸と上部筐体4Aの中心軸を必ずしも共通にする必要はなく、リング状の空間が確保できていれば偏芯していても良い。
上部筐体4Aの側面の一部には、旋回気流で飛翔する洗浄媒体5を洗浄対象物に接触ないし衝突させるための開口部18が形成されている。
上部筐体4Aは直径に対して高さが極めて小さい円筒形状であり、その高さを形成する側面の一部に開口部18が設けられている。
筐体4全体としては、図1(b)に示すように、開口部18以外の外周部分が洗浄対象物20から大きく逃げる(離れる)レイアウトとなり、洗浄対象物20に対する局所的当接、換言すればピンポイントクリーニングの自由度が高められている。
開口部18は、上部筐体4Aの側面を円筒軸に平行な平断面により切断した形状であり、円筒軸と直交する方向から見て矩形形状をなしている。
上部筐体4Aの側面には空気流入口22が形成されており、空気流入口22には、通気路としてのインレット24が上部筐体4Aの外方から接続されて上部筐体4Aに一体に固定されている。
インレット24は分離板14に略平行に設定されており、その通気方向は、上部筐体4Aの半径方向に対して傾き、その通気路中心の延長線が開口部18に達するように位置している。
インレット24は、上部筐体4Aの高さ方向に延びる幅を有している。
インレット24は上部筐体4Aの高さよりも径又は幅が小さいものを1つ配置してもよく、単体のインレットを高さ方向に複数配置する構成としてもよい。
図1に示すように、開口部18が洗浄対象物20の被洗浄面に当接して塞がれると、筐体4内が閉空間としてなり、インレット24を介して内部空間26に導入された空気が吸気口8側に吸引される。
このため、インレット24から外気が高速で流入し、この高速気流は洗浄媒体5を開口部18へ向けて加速させるとともに旋回気流30を生成する。円環状の内部空間26は旋回流路でもある。
閉空間が形成された時に生じる旋回気流は、吸気による負圧で分離板14上に吸着保持された洗浄媒体を吹き払い、再飛翔させる効果を有する。
開口部18は、洗浄対象物20から離されて開放されたときに、空気流入口22における内圧を、大気圧もしくはその近傍にするために十分な大きさの面積を備える。
また、空気流入口22も、開口部18の開放時に大気圧もしくはその近傍になりやすい位置に配置される。
このような構成を備えることにより、乾式クリーニング装置2を洗浄対象物に当てていない間は、空気流入口22が大気圧に近づくことによって、外部との差圧が低下し、その結果流入する気流が劇的に低減する。
一方、開口部18から流入する気流は多くなるため、洗浄媒体5が筐体4内から漏れ出ることを防ぐことができる。
また、開口部18が開放されている状態では、閉塞されている場合に比べて流入する気流の総量が2〜3倍になるため、とくに薄片状の洗浄媒体では多孔手段上に吸着されるため、再飛翔せず筐体の外に漏れることがない。
これを開口部開放時における洗浄媒体吸着効果という。
洗浄媒体5は、薄片状の洗浄片の集合であるが、ここでは薄片状の洗浄片単体としての意味でも用いている。
薄片状の洗浄媒体とは、面積が1mm以上200mm以下の薄片である。
また、洗浄媒体の材質はポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタラート、アクリル、セルロース樹脂などの耐久性のある素材からなるフィルムであり、厚みは0.02mm以上1.0mm以下である。
但し、洗浄対象物によっては洗浄媒体の厚みやサイズや材質を変えることが効果的な場合もあり、これらの洗浄媒体を使用する場合も本発明の範囲に含まれるため、前記洗浄媒体条件にはとらわれないものとする。
洗浄媒体の材質に関しては、樹脂だけにとどまらず、紙、布などの薄片や、あるいは、雲母などの鉱物、セラミックやガラス、金属箔であっても、薄く軽量で飛翔しやすい形状にすることで使用することができる。
上部筐体4Aのリング状の内部空間26は、洗浄媒体5が収容される空間であるとともに、旋回気流によって洗浄媒体5が飛翔し開口部18に露出する洗浄対象物20に衝突するための空間である。
流路制限部材16の内部34は、旋回気流が作用しない空間である。
以上のように構成される乾式クリーニング装置2による洗浄動作(以下、「クリーニング動作」ともいう)を、図2を参照して説明する。
なお、図2では、部材の厚み等を省略し、分かり易くするために静空間としての内部34をハッチングで表示している。
図2(b)は、開口部18を洗浄対象物20から離して開口部18を開放し吸気を行っている状態を、図2(a)は、開口部18を洗浄対象物20に当てて閉塞した状態を示している。
クリーニング動作に先立って、洗浄媒体5を筐体4内に供給する。
洗浄媒体の供給方法としては、吸引装置12が作動している状態で、開口部18から所定量の洗浄媒体を吸い込んでもよく、開口部18が塞がれた状態でインレット24から投入してもよい。
筐体4内に供給された洗浄媒体5は、図2(b)下図に示すように、分離板14に吸い付けられて筐体4内に保持される。
筐体4内は吸気により負圧状態となっているので、筐体外部の空気がインレット24を通して筐体4内に流入するが、このときのインレット24内の流れは流速・流量ともに小さいので、筐体4内に発生する旋回気流30は洗浄媒体5を飛翔させる強さには至らない。
筐体4内に洗浄媒体5が供給・保持されたら、図2(a)に示すように、開口部18を洗浄対象物20の表面のクリーニングすべき部位に当てて閉塞状態にする。
開口部18が塞がれると、開口部18からの吸気が止まるので、筐体4内の負圧は一気に増大し、インレット24を通じて吸い込まれる空気量・流速ともに増大し、インレット24内で整流され、インレット出口(空気流入口22)から筐体4内に高速空気流となって吹き出す。
吹き出した空気流は、分離板14上に保持されている洗浄媒体5を剥がして開口部18に露出する洗浄対象物20の表面に向けて飛翔させる。
上記空気流は、旋回気流30となって、筐体4の内壁に沿って円環状に流れつつ、一部は分離板14の穴を通って吸気手段6により吸気される。
筐体4内を円環状に流れた旋回気流30がインレット24の出口部に戻ると、インレット24から入り込む空気流が旋回気流30に合流しつつ加速する。
このようにして筐体4内に安定した旋回気流30が形成される。
洗浄媒体5は、旋回気流により筐体4内で旋回(循環飛翔)し、洗浄対象物20の表面に繰り返し衝突する。
この衝突による衝撃で、洗浄対象物20の表面から汚れが微小粒状あるいは粉状となって分離する。
分離した汚れは、分離板14の穴を通って吸気手段6により筐体4の外部へ排出される。
筐体4内に形成される旋回気流30は、その旋回軸が分離板14の表面に直交しており、分離板14の表面に平行な気流となる。
このため、旋回気流30は分離板表面に吸い着けられた洗浄媒体5に、横方向から吹き付けて洗浄媒体5と分離板14の間に入り込み、分離板14に吸い付けられている洗浄媒体5を分離板14から引き剥がして再度飛翔させる効果が生じる。
また、開口部18が塞がれて上部筐体4A内の負圧が増大して、下部筐体4B内の負圧に近くなるため、洗浄媒体5を分離板14の表面に吸い付ける力も低下して、洗浄媒体5の飛翔がより容易になる効果が生じる。
旋回気流30は、一定の方向に気流が加速されるため高速の気流が生成しやすく、洗浄媒体5の高速飛翔運動も容易となる。
高速で旋回移動する洗浄媒体5は、分離板14に吸い付けられにくく、洗浄媒体5に付着した汚れが、遠心力により洗浄媒体5から分離され易い。
図3に上述した乾式クリーニング装置2によるクリーニングの実際的な例を示す。
洗浄対象物は前述したフローはんだ槽工程で用いられるディップパレットであり、符号100で示す。
ディップパレット100には、マスク開口部101、102、103が開口しており、これらマスク開口部の穴周辺にフラックスFLが堆積・固化している。この堆積・固化したフラックスFLが除去すべき汚れである。
下部筐体4Bの根元部(吸気口8の部位)を手HDで握り、吸気状態で、筐体4の開口部18を被クリーニング部位に押し当てる。
開口部18が被クリーニング部位に押し当てられる以前は、筐体4内は吸気され、洗浄媒体5は分離板14に吸い付けられているので(洗浄媒体吸着効果)、開口部18は下方を向いているものの、筐体4内から洗浄媒体5が外部へ漏れることは無い。
勿論、開口部18が被クリーニング部位に押し当てられた以後は、筐体内が気密状態となり、洗浄媒体の漏れ出しはない。
開口部18を被クリーニング部位に押し当てると、インレット24による流入気流が急増し、筐体4内に強い旋回気流30を発生させ、分離板14に吸い付けられた洗浄媒体5を飛翔させる。
洗浄媒体5は、ディップパレット100の被クリーニング部位に付着固化したフラックスFLに衝突し、これによりフラックスFLが除去される。
作業者は、上述の如く下部筐体4Bの根元を手HDに持ち、ディップパレット100に対して移動させて、被クリーニング部位を順次移動させ、付着・固化したフラックスFLを全て除去することができる。
図3の状態では、ディップパレット100のマスク開口部101の周辺部がクリーニングされ、マスク開口部102、103の周辺部がクリーニング途上である。
被クリーニング部位に対して開口部を移動させる時に被クリーニング部位から開口部18が離されても、前述の洗浄媒体吸着効果により、洗浄媒体5が筐体内から漏れ出さないため、洗浄媒体数が維持され、洗浄媒体量の減少によるクリーニング性能の低下は生じない。
洗浄媒体5は、繰り返し使用される間にクリーニング部位に対する衝突による衝撃により次第に破壊され、被クリーニング部位のディップパレット100から除去したフラックス(汚れ)と共に、吸引装置12に吸引回収される。
このため、乾式クリーニング装置を長時間使用していると、筐体内に保持された洗浄媒体の量が減少する。このような場合は、新しい洗浄媒体群を筐体4内に補給する。
洗浄媒体の補給は、筐体4に一体に設けられた洗浄媒体補給手段によって行われる。図4及び図5に基づいてその構成を説明する。
上記基本的構成と同一ないし同等部分は適宜同一符号で示す。洗浄動作及び洗浄媒体の飛翔原理は上記基本的構成と同様であるので説明は適宜省略する。
図4に示すように、本実施形態における乾式クリーニング筐体4は、筐体中心部に、筒状の洗浄媒体補給手段50を備えている。
洗浄媒体補給手段50は、上記流路制限部材16と同様に旋回気流30の旋回軸を規定する円筒状の流路制限部材52と、流路制限部材52に筐体外方から挿入された円筒状の洗浄媒体保持容器54とから構成されている。
洗浄媒体保持容器54には洗浄媒体5が収容されており、その内部は洗浄媒体保持空間としてなる。
流路制限部材52の底面側、すなわち分離板14側には、内部空間26に洗浄媒体5を補給するための補給口52aが形成されているとともに、補給口52aから周方向に位置をずらして、洗浄媒体5を通過させずに気流を通す通気部52bが形成されている。
洗浄媒体保持容器54は、流路制限部材52に装着される本体部56と、本体部56から旋回軸心60の方向に延び、先端に向かって徐々に径が小さくなる吸い込み部58とから構成されている。
吸い込み部58は先端に吸い込み口58aを有している。
本体部56の底面側には、旋回軸心60を中心に洗浄媒体保持容器54を回転させて補給口52aと対向したときに、補給口52aに連通する連通口56aが形成されている。連通口56aは通気部52bにも対向できるようになっている。
本体部56の底面側(分離板14側)には、洗浄媒体保持空間の洗浄媒体5を連通口56aに移動させやすくするために、傾斜面56bが形成されている。
図4に示す状態は、(a)から明らかなように、連通口56aが補給口52a、通気部52bのいずれにも対向せず、流路制限部材52で塞がれた非補給位置を示している。
薄片状の洗浄媒体は、筐体内で飛翔し、洗浄対象物に衝突することにより、徐々に摩耗もしくは破損し、その結果生じた小片が分離板14を経由して吸引装置側に排出される。
このため、筐体内部の洗浄媒体は時間と共に減少し、洗浄媒体の減少の度合いは、洗浄媒体の素材やサイズ、吸引手段の吸引力などによって変化する。
洗浄媒体の補給タイミングとなったら、図4に示す非補給位置から、図5(a)に示すように、作業者は洗浄媒体保持容器54を図中左側に回転させ、補給口52aと連通口56aとを対向させる。
補給口52aと連通口56aとが対向すると、吸い込み口58aと筐体内部が連通し、洗浄媒体保持容器54内に吸い込み気流が生じて洗浄媒体保持容器54内の洗浄媒体5が筐体の内部空間に補給され、旋回気流30で飛翔して洗浄に寄与する。
洗浄媒体5の補給を停止する場合には、図5(b)に示すように、連通口56aが補給口52aと通気部52bのいずれにも対向しない非補給位置に洗浄媒体保持容器54を回転させる。
洗浄媒体保持容器54内に洗浄媒体5を補充する場合には、図5(c)に示すように、連通口56aを通気部52bに対向させ、洗浄媒体補給手段50の吸い込み部58を用意された洗浄媒体群に近付けて吸い込む。
図5(a)に示した場合と同様に、吸い込み口58aと筐体内部が連通し、洗浄媒体保持容器54内に吸い込み気流が生じるが、吸い込まれた洗浄媒体5は通気部52bを通過できないので、洗浄媒体保持容器54内に留まる。
補充が終わったら、洗浄媒体保持容器54を回転させて非補給位置又は補給位置に設定する。
従来行われているブラスト加工方法では、ブラスト用の媒体は1回きりしか洗浄対象物に衝突しないため、途切れなく連続でブラスト装置に補給される必要がある。
これに比べて、洗浄媒体を循環飛翔させる乾式クリーニングでは、旋回空気流により洗浄媒体が繰り返し何度も洗浄対象物に衝突するため、洗浄媒体を連続で補給する必要がなく、洗浄媒体の消耗が抑えられるという利点がある。
しかしながら、長時間の洗浄を行う場合には、洗浄媒体の適正量を維持するために、定期的または間欠的に磨耗して減った分量の洗浄媒体を補給する必要がある。
補給が必要なタイミングで洗浄媒体を補給することにより、洗浄動作を中断することなく、洗浄能力を略一定に維持することができる。
上述のように、新たな洗浄媒体を単に追加補給するのではなく、筐体内に残っている洗浄媒体の一部又は全部を意図的に排出して新たな洗浄媒体と入れ替えて適正な量とすることで洗浄能力の低下を抑制できる。
図6及び図7に基づいて、本実施形態に係る乾式クリーニング筐体の洗浄媒体排出手段について説明する。
本実施形態における洗浄媒体排出手段62Aは、複数の可動分離板14aで構成された分離板14と、分離板14の吸気口側に配置されたリング状の分離板押さえ部材64と、筐体4の外面(筐体外部)に設けられ、分離板押さえ部材64を旋回軸心方向に移動させる図示しない操作部材としての操作レバーとを有している。
洗浄媒体排出手段62Aは、内部空間内の洗浄媒体を吸気口側へ排出可能な構成を有している。
各可動分離板14aは、放射状に延びる2辺のうち1辺側を流路制限部材52に対して吸気口側へ回動自在に軸支されている。すなわち、内部空間と吸気口との間を開閉可能に設けられている。
流路制限部材52には可動分離板14aの他辺側に当接して可動分離板14aの回動を所定角度で止める図示しないストッパが形成されている。
可動分離板14aを回動自在に支持する構成は、筐体側に設けてもよく、筐体と流路制限部材52との両方に設けてもよい。ストッパ構成も同様である。
図6は各可動分離板14aが閉じた状態を示している。すなわち、各可動分離板14aは分離板押さえ部材64で回動を規制されている。
この状態は、洗浄時の分離板14として機能する構成である。
筐体4の内部空間内の洗浄能力が低下した洗浄媒体を排出する場合には、図7に示すように、操作レバーによって分離板押さえ部材64を吸気口側(洗浄媒体の排出方向又は旋回軸心方向)に移動させる。
分離板押さえ部材64が移動すると、各可動分離板14aは吸気による気流の圧力で吸気口側に回動し、図7(b)に示すように、分離板14の部位が開放されて排出路が形成される。
この状態で吸気を続けると、洗浄媒体は分離板14で保持されることなく吸気口側へ吸引され、筐体内の洗浄媒体は全部排出される。
このとき、インレット24を閉じると旋回気流が消失するため、さらに効率よく洗浄媒体を排出(回収)できる。
分離板押さえ部材64はリング状に形成されているので、洗浄媒体の排出を妨げることはほとんどない。
分離板押さえ部材64は、旋回軸心方向の移動により可動分離板14aを開閉位置に任意に設定可能である。
洗浄媒体が排出された後は操作レバーを操作して分離板押さえ部材64を逆方向に移動させることにより、各可動分離板14aは閉じられ、1つの分離板14として機能する。
各可動分離板14aの回動角度を制限しない場合、可動分離板14aが旋回軸心方向に平行となり分離板押さえ部材64での閉じ位置への設定が困難となる。
各可動分離板14aの開閉を確実に行えるように、各可動分離板14aの回動が所定角度(分離板押さえ部材によって閉じ位置に戻せる角度)で止まるように設定されている。
本実施形態では洗浄媒体の全部排出(全量入れ替え)を目的としているが、分離板押さえ部材64を少しだけ且つ短い時間移動させて元に戻すことにより一部を排出することも可能である。
洗浄媒体を排出した後は、各可動分離板14aを閉じた状態で洗浄媒体補給手段50により新しい洗浄媒体を筐体内に適正量補給する。
本実施形態では洗浄媒体補給手段50により補給する構成としているが、洗浄媒体補給手段50を設けずに、吸引状態下で開口部18から吸い込んで補給したり、インレット24から投入するようにしてもよい。
本実施形態では各可動分離板14aを吸気による気流で回動させる構成としたが、トーションバネ等の付勢手段により常時開放するように構成し、分離板押さえ部材64で押圧して閉じるようにしてもよい。
また、分離板押さえ部材64の移動は操作レバーにより手動で行う構成としたが、電動で行う構成としてもよい。この場合、一定時間ごとに自動的に洗浄媒体を全排出し、且つ補給するモードを追加することで洗浄力を自動的に一定に保つこともできる(他の実施形態おいて同じ)。
上記のように、乾式クリーニング筐体を構成する要素としての分離板を改良し、吸気による気流で洗浄媒体を排出する構成としたので、従来のように洗浄媒体回収手段を新たに付加する構成に比べて構成のコンパクト化、低コスト化に寄与できる。
図8に基づいて第2の実施形態を説明する。上記実施形態と同一部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の説明は適宜省略する(以下の他の実施形態において同じ)。
本実施形態における洗浄媒体排出手段62Bは、分離板14の一部である可動分離板14bと、筐体4の外面に設けられ、可動分離板14bを開閉する図示しない操作レバーとを有している。
洗浄媒体を排出する際には、操作レバーを操作して図8(b)に示すように、可動分離板14bを内部空間側に変位させて排出路を形成する。
可動分離板14bは旋回気流を吸気口側に案内するように機能するので、洗浄媒体はその気流に乗って吸気口側に排出される。
可動分離板14bを吸気口側に変位させて排出路を形成するようにしてもよいが、上記のように内部空間側に変位させる構成とすれば、可動分離板14aが旋回気流を止めるように位置するので、旋回気流の向きを強制的に変えることができ、排出効率がよい。
本実施形態では分離板14の一部を開閉する構成であるので、第1の実施形態に比べて構成の簡易化、コストダウンを図ることができる。
図9及び図10に基づいて第3の実施形態を説明する。
図9(a)に示すように、本実施形態における分離板14は、流路制限部材52に嵌合されるリング部材14cに遮蔽面部14dと空間部14eとが周方向に交互に形成された第1の部材66と、リング部材14cに多孔面部14fと空間部14eとが周方向に交互に形成された第2の部材68とを旋回軸心方向に重ねた構成を有している。
本実施形態における洗浄媒体排出手段62Cは、分離板14と、筐体4の外面に設けられ、第1の部材66と第2の部材68のいずれか一方を旋回軸心回りに回転させる図示しない操作レバーとを有している。
洗浄中は、図9(b)、(c)に示すように、第1の部材66と第2の部材68は、遮蔽面部14dと多孔面部14fとが重ならないように配置されている。
洗浄媒体を排出する際には、図10に示すように、操作レバーの操作で第1の部材66と第2の部材68のいずれか一方を旋回軸心回りに相対的に回転させることで排出路を形成できる。
図10(b)は排出路が最大の状態を示しており、多孔面部14fは遮蔽面部14dの背面に隠れた状態となっている。
本実施形態では排出路が分離板14の領域で均等に割り振られるので、第2の実施形態に比べて洗浄媒体の全排出の効率が良くなる。
分離板14を構成する部材の旋回軸心回りの回転によって洗浄媒体の排出路を形成できるので、上記各実施形態に比べてスペース的に有利であり、構成のさらなるコンパクト化を図れる。
図11及び図12に基づいて第4の実施形態を説明する。
図11に示すように、本実施形態における分離板14は、洗浄媒体の排出方向に積層される複数の多孔板70から構成されている。
各多孔板70は、流路制限部材52に嵌合されるリング状の支持部材14gと、支持部材14gの径方向の対向位置に固定された一対の多孔板本体部14hとからなる。
各多孔板70は2群に分かれており、各群の1つの多孔板70には閉塞プレート72が固定されている。
各多孔板70は扇子状に連結されており、図12に示すように、1つの閉塞プレート72を周方向に移動させると、他群も同期して移動し、洗浄媒体の排出路が形成される。
本実施形態における洗浄媒体排出手段62Dは、複数の多孔板70と、筐体4の外面に設けられ、1つの閉塞プレート72を旋回軸心回りに移動させる図示しない操作レバーとを有している。
本実施形態では排出路の面積を大きく取れる優位性があり、排出効率の向上が見込める。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を例示したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
2 乾式クリーニング装置
4 乾式クリーニング筐体
5 洗浄媒体
6 吸気手段
8 吸気口
14 多孔手段としての分離板
14a、14b 分割片としての可動分離板
14d 遮蔽面部
14e 空間部
14f 多孔面部
14g 支持部材
18 開口部
20 洗浄対象物
24 通気路としてのインレット
26 内部空間
62A、62B、62C、62D 洗浄媒体排出手段
64 分割片押さえ部材としての分離板押さえ部材
66 第1の部材
68 第2の部材
70 多孔板
特開2012−81422号公報

Claims (7)

  1. 洗浄媒体が収容される内部空間と、
    前記内部空間に連通し、洗浄対象物の被洗浄面に当接される開口部と、
    前記開口部とは別に設けられ、外部の空気を前記内部空間へ導入するための通気路と、
    前記内部空間に連通し、吸気手段に接続される吸気口と、
    一定の大きさ以下の物を前記内部空間から前記吸気口側へ選択的に通す多孔手段と、
    を備え、
    前記内部空間は、前記開口部が前記被洗浄面で塞がれた状態で前記吸気手段により吸気したとき、前記通気路から流入した空気が旋回気流となる形状を有し、
    前記開口部は、前記旋回気流により飛翔する洗浄媒体が前記被洗浄面に繰り返し衝突するように配置され、
    前記内部空間内の洗浄媒体を前記吸気口側へ排出可能な洗浄媒体排出手段を有している乾式クリーニング筐体。
  2. 請求項1に記載の乾式クリーニング筐体において、
    前記洗浄媒体排出手段が、前記多孔手段の少なくとも一部を開閉する構成を有している乾式クリーニング筐体。
  3. 請求項2に記載の乾式クリーニング筐体において、
    前記多孔手段が複数の分割片から構成され、前記各分割片の少なくとも一部は前記内部空間と前記吸気口との間を開閉可能に設けられ、
    前記分割片を開閉位置に任意に設定可能な分割片押さえ部材を有している乾式クリーニング筐体。
  4. 請求項2に記載の乾式クリーニング筐体において、
    前記多孔手段が、遮蔽面部と空間部とが周方向に交互に形成された第1の部材と、多孔面部と空間部とが周方向に交互に形成された第2の部材とを洗浄媒体の排出方向に重ねた構成を有し、
    第1の部材と第2の部材とを相対的に回転させることにより、第1の部材と第2の部材の前記空間部が重なることにより、洗浄媒体の排出路が形成される乾式クリーニング筐体。
  5. 請求項2に記載の乾式クリーニング筐体において、
    前記多孔手段が、複数の多孔板を洗浄媒体の排出方向に積層して構成されているとともに、各多孔板が連結されて周方向に折り畳み可能である乾式クリーニング筐体。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の乾式クリーニング筐体において、
    筐体外部に前記多孔手段を開閉をするための操作部材を有している乾式クリーニング筐体。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の乾式クリーニング筐体と、前記吸気手段と、前記洗浄媒体と、を有する乾式クリーニング装置。
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