JP2016101623A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】装着した電池パックの風窓からの異物の侵入を従来と比較して効果的に抑制することの可能な電動工具を提供する。
【解決手段】ハウジング10は、装着した電池パック20の風窓22を覆うように延びる保護部13を有する。保護部13は弾性体14によって被覆されている。弾性体14はハウジング10と一体成形される。弾性体14の電池接触部14aは、保護部13の電池パック20側の面に設けられる。電池接触部14aは、装着した電池パック20の風窓22から電池パック20内に粉塵や切粉等の異物が侵入するのを防止するように、電池パック20の風窓形成面に接触する。
【選択図】図4
【解決手段】ハウジング10は、装着した電池パック20の風窓22を覆うように延びる保護部13を有する。保護部13は弾性体14によって被覆されている。弾性体14はハウジング10と一体成形される。弾性体14の電池接触部14aは、保護部13の電池パック20側の面に設けられる。電池接触部14aは、装着した電池パック20の風窓22から電池パック20内に粉塵や切粉等の異物が侵入するのを防止するように、電池パック20の風窓形成面に接触する。
【選択図】図4
Description
本発明は、電池パックを着脱可能に装着する電動工具に関する。
従来より、ハウジングに着脱可能に設けられた電池パックからの供給電力で動作し、様々な作業を行うセーバソーやジグソー等のコードレス電動工具が知られている。下記特許文献1は、大きな電力を供給することができるリチウムイオン電池を使用する電動工具において、過放電又は過電流状態を防止する保護手段を冷却ファンが発生する冷却風の通路内に配置している。
電池パックは、一般に、充電時の発熱対策のために、冷却風を流す風窓を有している。この風窓は、電動工具で例えば金属板や木材等を切断する作業を行う場合には、材料の切粉や粉塵等の異物が電池パック内に侵入する経路になる。異物の侵入対策のために、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を本体ハウジングに設けた電動工具も存在する。
電池パックと本体ハウジングとの間には、余裕を持って装着できるように、装着状態でも多少の隙間が残るように設計されているのが通常である。そのため、電池パックの風窓と本体ハウジングの保護部との間にも隙間が残ることになる。よって、従来の保護部の構成では、作業時における風窓からの異物の侵入を防止する効果が十分でなかった。
一方、保護部は、電池パックを装着していないときは突出状態となるため、電動工具を誤って落下させた場合に破損しやすいという問題があった。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その第1の目的は、装着した電池パックの風窓からの異物の侵入を従来と比較して効果的に抑制することの可能な電動工具を提供することにある。
本発明の第2の目的は、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部の破損を抑制することの可能な電動工具を提供することにある。
本発明の第1の態様は、電動工具である。この電動工具は、
電池パックを着脱可能に装着するハウジングを備え、
前記ハウジングは、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を有し、
前記保護部は、前記電池パックの風窓からの異物の侵入を防止するように前記電池パックに接触する弾性体を有する。
電池パックを着脱可能に装着するハウジングを備え、
前記ハウジングは、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を有し、
前記保護部は、前記電池パックの風窓からの異物の侵入を防止するように前記電池パックに接触する弾性体を有する。
前記弾性体が気密性を有する材質からなってもよい。
前記弾性体が、装着した電池パックに圧縮され前記電池パックのがたつきを防止してもよい。
前記保護部は、前記電池パックと反対側の面に弾性体を有してもよい。
本発明の第2の態様は、電動工具である。この電動工具は、
電池パックを着脱可能に装着するハウジングを備え、
前記ハウジングは、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を有し、
前記保護部は、前記電池パックと反対側の面に弾性体を有する。
電池パックを着脱可能に装着するハウジングを備え、
前記ハウジングは、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を有し、
前記保護部は、前記電池パックと反対側の面に弾性体を有する。
前記保護部は、前記電池パックの風窓からの異物の侵入を防止するように前記電池パックに接触する弾性体を有してもよい。
前記ハウジングのハンドル部に弾性体が設けられ、前記保護部の前記電池パックと反対側の面に設けられた弾性体が、前記ハンドル部に設けられた弾性体より厚くてもよい。
前記弾性体が前記ハウジングと一体成形されていてもよい。
前記ハウジングのハンドル部に弾性体が設けられ、前記保護部の弾性体と前記ハンドル部の弾性体が同時成形されていてもよい。
前記ハンドル部の弾性体と前記保護部の弾性体が連続していてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の第1の態様によれば、装着した電池パックの風窓からの異物の侵入を従来と比較して効果的に抑制することの可能な電動工具を提供することができる。
本発明の第2の態様によれば、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部の破損を抑制することの可能な電動工具を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る電動工具1の側面図である。図2は、図1の電池パック(バッテリ)20の三面図である。図3は、電池パック20を取り外した状態における図1の要部断面図である。図4は、電池パック20を装着した状態における図1の要部断面図である。
電動工具1は、セーバソーであり、ハウジング10と、電池パック20と、ブレード(鋸刃)30とを備える。ハウジング10は、硬質の例えば樹脂成形体であり、電池パック20を着脱可能に装着する。ハウジング10のハンドル部11に設けられたトリガスイッチ12を使用者が操作すると、電池パック20からの供給電力により、ハウジング10に内蔵された不図示のモータが回転駆動され、ハウジング10に内蔵された不図示のカム機構等の機械要素により前記モータの回転がブレード30の往復動に変換される。往復動するブレード30により、木材や金属の切断作業が可能である。
図2に示すように、電池パック20は、ケース21の一つの面、ここでは装着時のスライド方向の前面に、風窓22を有する。風窓22は、図示の例では6個に分かれて設けられ、充電時の空気流通口となる。ケース21の左右両面にはそれぞれ、装着時のスライドガイドとなるレール部23と、ハウジング10のラッチ凹部15(図3)と係合して電池パック20をハウジング10に係止するラッチ凸部24と、取外し時にラッチ凸部24を一時的に引っ込めるラッチ操作部25とが設けられる。電池パック20をハウジング10に装着すると、電池パック20と電動工具1本体の端子同士が接触し、電力供給が可能となる。
図3及び図4に示すように、ハウジング10は、装着した電池パック20の風窓22を覆うように延びる保護部13を有する。保護部13は、弾性体14によって被覆されている。弾性体14は、好ましくは、エラストマ(例えば熱可塑性エラストマ)等の気密性を有する材質からなり、ハウジング10と一体成形されたものである。弾性体14は、電池接触部14a、反電池側圧肉部14b、及びハンドル被覆部14cを含み、それらは好ましくは同時成形され、図示の例では連続している。
弾性体14の電池接触部14aは、保護部13の電池パック20側の面に、図示の例では全面的に設けられる。電池接触部14aは、装着した電池パック20の風窓22から電池パック20内に粉塵や切粉等の異物が侵入するのを防止するように、電池パック20の風窓形成面に接触(密着)する。なお、電池接触部14aは、風窓22を塞ぐように前記風窓形成面に面接触してもよいし、風窓22の少なくとも保護部13先端側及び側端側を囲むように前記風窓形成面に線状に接触してもよい。電池接触部14aは、好ましくは装着した電池パック20に圧縮され、電池パック20のがたつきを防止する。
弾性体14の反電池側圧肉部14bは、保護部13の電池パック20と反対側の面から保護部13の先端及び両側端にかけて、図示の例では全面的に設けられる。反電池側圧肉部14bは、電動工具1の落下時に保護部13の破損を防止する役割を持つ。すなわち、電池パック20を装着していないときは保護部13は突出状態となり、電動工具1の落下時には保護部13の電池パック20と反対側の面あるいは先端が床面や地面と衝突して保護部13が破損しやすいところ、本実施の形態では、反電池側圧肉部14bを設けることで、電動工具1の落下による保護部13の破損を抑制している。反電池側圧肉部14bは、このような破損抑制の観点から好ましくは、主に滑り止めとして機能するハンドル被覆部14cよりも厚く形成される。
図5は、比較例に係る電動工具の、電池パック20を装着した状態における要部断面図である。この電動工具は、ハンドル部11を被覆する弾性体814(図3及び図4のハンドル被覆部14cに対応)を有するものの、保護部13は弾性体に被覆されず露出している。この場合、保護部13は、電池パック20の風窓形成面を覆うものの、保護部13と前記風窓形成面との間に隙間19があり、隙間19を通って風窓22から電池パック20内に粉塵や切粉等の異物が侵入する恐れがある。また、電池パック20を装着していないときに電動工具が落下した際には、硬質の保護部13が床面や地面に直接衝突するため、保護部13が破損しやすい。
これに対し本実施の形態では、弾性体14の電池側接触部14aが電池パック20の風窓形成面に接触(弾接)するため、図5に示す隙間19を無くすことができ、電池パック20の風窓22から電池パック20内に粉塵や切粉等の異物が侵入することを効果的に抑制することができる。また、電池パック20を装着していないときに電動工具1が落下しても、弾性体14の反電池側圧肉部14bが緩衝材として機能し硬質の保護部13が床面や地面に直接衝突することを防止するため、保護部13の破損を抑制することができる。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 保護部13の電池パック20側の面に設けられた弾性体14(電池側接触部14a)が電池パック20の風窓形成面に接触するため、風窓22から電池パック20内に粉塵や切粉等の異物が侵入することを抑制できる。
(2) 保護部13の電池パック20と反対側の面から保護部13の先端及び両側端にかけて設けられた弾性体14(反電池側圧肉部14b)が、電池パック20を装着していないときに電動工具1が落下した際に保護部13と床面や地面との直接衝突を防止するため、保護部13の破損を抑制することができる。
(3) 弾性体14はハウジング10と一体成形されるため、事後的にハウジング10に弾性体を接着等する場合と比較して製造工程が簡略である。また、弾性体14のうち保護部13を被覆する電池側接触部14a及び反電池側圧肉部14bは、通常ハンドル部11に設けられるグリップ部(ハンドル被覆部14c)と同時成形されるため、保護部13の被覆のために別途工程を追加する必要がない。
(4) 弾性体14は気密性を有する材質からなるため、スポンジのように通気性のある材質のものと比較して、異物侵入防止効果が高い。
(5) 弾性体14の電池側接触部14aが、装着した電池パック20によって圧縮されるため、電池パック20のがたつきを抑制することができる。また、これにより電池パック20と電動工具1本体の端子間でチャタリングが発生することを抑制できる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
電動工具は、実施の形態で例示したセーバソーに限定されず、作業時に粉塵や切粉等が発生し得る他の種類のコードレス電動工具であってもよい。図6に示す電動工具2はジグソーであり、図7に示す電動工具3は丸鋸である。電動工具2,3は共に、上述の実施の形態で例示した電動工具1(セーバソー)と同様に、ハウジング10の保護部13に弾性体14を有し、上述の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
弾性体14は、ハンドル被覆部14cが電池接触部14a及び反電池側圧肉部14bから分離されていてもよい(連続でなくてもよい)。この場合も、電池接触部14a及び反電池側圧肉部14bは、ハンドル被覆部14cと同時成形されたものであるとよい。
1〜3 電動工具、10 ハウジング、11 ハンドル部、12 トリガスイッチ、13 保護部、14 弾性体、14a 電池接触部、14b 反電池側圧肉部、14c ハンドル被覆部、15 ラッチ凹部、19 隙間、20 電池パック(バッテリ)、21 ケース、22 風窓、23 レール部、24 ラッチ凸部、25 ラッチ操作部、30 ブレード(鋸刃)
Claims (10)
- 電池パックを着脱可能に装着するハウジングを備え、
前記ハウジングは、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を有し、
前記保護部は、前記電池パックの風窓からの異物の侵入を防止するように前記電池パックに接触する弾性体を有する、電動工具。 - 前記弾性体が気密性を有する材質からなる、請求項1に記載の電動工具。
- 前記弾性体が、装着した電池パックに圧縮され前記電池パックのがたつきを防止する、請求項1又は2に記載の電動工具。
- 前記保護部は、前記電池パックと反対側の面に弾性体を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の電動工具。
- 電池パックを着脱可能に装着するハウジングを備え、
前記ハウジングは、装着した電池パックの風窓を覆うように延びる保護部を有し、
前記保護部は、前記電池パックと反対側の面に弾性体を有する、電動工具。 - 前記保護部は、前記電池パックの風窓からの異物の侵入を防止するように前記電池パックに接触する弾性体を有する、請求項5に記載の電動工具。
- 前記ハウジングのハンドル部に弾性体が設けられ、前記保護部の前記電池パックと反対側の面に設けられた弾性体が、前記ハンドル部に設けられた弾性体より厚い、請求項4から6のいずれか一項に記載の電動工具。
- 前記弾性体が前記ハウジングと一体成形されている、請求項1から7のいずれか一項に記載の電動工具。
- 前記ハウジングのハンドル部に弾性体が設けられ、前記保護部の弾性体と前記ハンドル部の弾性体が同時成形されている、請求項8に記載の電動工具。
- 前記ハンドル部の弾性体と前記保護部の弾性体が連続している、請求項9に記載の電動工具。
Priority Applications (1)
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| JP2014241087A JP2016101623A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 電動工具 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018176385A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 株式会社マキタ | 電気機器 |
| WO2020066901A1 (ja) | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 工機ホールディングス株式会社 | 電池パック及び電気機器 |
| JP2022528092A (ja) * | 2019-03-27 | 2022-06-08 | 浙江飛越机電有限公司 | 電動式拡管機 |
-
2014
- 2014-11-28 JP JP2014241087A patent/JP2016101623A/ja active Pending
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