JP2016101896A - 車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】AMT機能の有無に関わらず、大型化を抑制することによりレイアウトの自由度を高めることができる車両を提供する。
【解決手段】ROV1は、少なくとも3輪以上の車輪を支持する車体フレーム20と、車体フレーム20に取り付けられたエンジン60と、車体フレーム20に取り付けられ、エンジン60からの回転力を変速して出力する変速機と、エンジン60に設けられ、燃料を供給するインジェクタと、インジェクタを制御するエンジン制御ユニット61と、変速機のギアポジションを制御する変速機制御ユニット81とを備えている。エンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81とは、互いに離間して配設されている。
【選択図】図1
【解決手段】ROV1は、少なくとも3輪以上の車輪を支持する車体フレーム20と、車体フレーム20に取り付けられたエンジン60と、車体フレーム20に取り付けられ、エンジン60からの回転力を変速して出力する変速機と、エンジン60に設けられ、燃料を供給するインジェクタと、インジェクタを制御するエンジン制御ユニット61と、変速機のギアポジションを制御する変速機制御ユニット81とを備えている。エンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81とは、互いに離間して配設されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、不整地を走行するのに適した車両に関する。
従来より、不整地を走行するのに適した車両として、不整地走行車両(All Terrain Vehicle(以下、ATVと称する)およびRecreational Off-Highway Vehicle(以下、ROVと称する))が知られている。ATVおよびROVの中には、変速操作に応じてアクチュエータにより変速段を制御する電子制御式変速装置、いわゆるAMT(Automated Manual Transmission)を備えているものがある。このような車両では、変速を行うアクチュエータに制御信号を与えることで変速動作を行わせることができる。例えば、特許文献1には、エンジンを制御するECU(Electric Control Unit)に変速機制御機能を付加させたAMT車が開示されている。
しかしながら、上記従来の車両では、ECUがエンジン制御機能および変速機制御機能を併せ持つので、ECUの大型化が免れない。同じ車種において、AMTを備える車両(以下、AMT車と呼ぶ)と、AMTを備えない車両(以下、非AMT車と呼ぶ)とを設計する場合がある。このような場合、AMT車および非AMT車の双方に同じスペックのECUを用いることが通常である。その場合、AMT車のECUのみならず、非AMT車のECUも大型なものとなる。そのため、非AMT車において、ECUを含めた車両部品のレイアウトが複雑になったり、コストアップの問題が生じる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、AMT機能の有無に関わらず、大型化を抑制することにより車両部品のレイアウトの自由度を高めることができる車両を提供することである。
本発明に係る車両は、少なくとも3輪以上の車輪を支持する車体フレームと、車体フレームに取り付けられたエンジンと、車体フレームに取り付けられ、エンジンからの回転力を変速して出力する変速機と、エンジンに設けられ、燃料を供給するインジェクタと、インジェクタを制御するエンジン制御ユニットと、変速機のギアポジションを制御する変速機制御ユニットと、を備え、エンジン制御ユニットと変速機制御ユニットとは、互いに離間して配設されている。
本発明に係る車両では、エンジンは車体フレームに取り付けられている。変速機は車体フレームに取り付けられている。エンジンのインジェクタを制御するエンジン制御ユニットと、変速機のギアポジションを制御する変速機制御ユニットとは、互いに離間して配設されている。このため、エンジン制御機能および変速機制御機能を併せ持つECUと比較して、エンジン制御ユニットおよび変速機制御ユニットのそれぞれの大きさを小さくすることができる。したがって、エンジン制御ユニットおよび変速機制御ユニットのそれぞれのレイアウトの自由度が高くなるとともに、車両の大型化を抑制することができる。また、同じ車種においてAMT車および非AMT車のバリエーションを設定する場合に、従来ではエンジン制御機能および変速機制御機能を併せ持つECUを搭載しなければならなかった。本発明では、エンジン制御ユニットと変速機制御ユニットとは互いに離間して配設される、すなわちエンジン制御ユニットと変速機制御ユニットとが互いに別体として配設されるので、非AMT車に変速機制御ユニットを搭載する必要がない。このため、非AMT車においてレイアウト自由度が向上するとともに、コストも抑えることができる。
本発明の一態様によれば、変速機制御ユニットは、エンジンより上方に配設されている。
上記態様によれば、変速機制御ユニットがエンジンより下方に配設される場合と比較して、変速機制御ユニットが水没する可能性を低くすることができる。
本発明の一態様によれば、車体フレームに支持され、乗員が着座する着座部をさらに備え、変速機制御ユニットは、着座部より上方に配設されている。
上記態様によれば、変速機制御ユニットが着座部より下方に配設される場合と比較して、変速機制御ユニットが水没する可能性を低くすることができる。
本発明の一態様によれば、変速機制御ユニットは、変速機より上方に配設されている。
上記態様によれば、変速機制御ユニットが変速機より下方に配設される場合と比較して、変速機制御ユニットが水没する可能性を低くすることができる。
本発明の一態様によれば、エンジン制御ユニットおよび変速機制御ユニットに電流を供給するバッテリーと、バッテリーに接続された第1端部と変速機制御ユニットに接続された第2端部とを有する配線と、をさらに備え、エンジン制御ユニットは、上記配線の第1端部と第2端部との間の接続点に電気的に接続されている。
上記態様によれば、エンジン制御ユニットからの配線と、変速機制御ユニットからの配線とが電気的に接続される。このため、エンジン制御ユニットと変速機制御ユニットとの各電位を等電位化することができる。その結果、いわゆるグランド浮き、すなわち、グランドに対して電位がずれてしまうことを解消することができる。これにより、各ユニットにおいてセンサ値の誤認識を防ぐことができる。
本発明の一態様によれば、パワーステアリングを制御するステアリング制御ユニットをさらに備え、上記バッテリーは、ステアリング制御ユニットに電流を供給し、ステアリング制御ユニットは、上記接続点に電気的に接続されている。
上記態様によれば、エンジン制御ユニットからの配線と、変速機制御ユニットからの配線と、ステアリング制御ユニットからの配線とが電気的に接続される。このため、エンジン制御ユニットと変速機制御ユニットとステアリング制御ユニットとの各電位を等電位化することができる。その結果、いわゆるグランド浮き、すなわち、グランドに対して電位がずれてしまうことを解消することができる。これにより、各ユニットにおいてセンサ値の誤認識を防ぐことができる。
本発明の一態様によれば、変速機制御ユニットに供給される電流の値およびステアリング制御ユニットに供給される電流の値は、エンジン制御ユニットに供給される電流の値より大きく、変速機制御ユニットから接続点までの配線の電気抵抗値は、エンジン制御ユニットから接続点までの配線の電気抵抗値より小さく、ステアリング制御ユニットから接続点までの配線の電気抵抗値は、エンジン制御ユニットから接続点までの配線の電気抵抗値より小さい。
上記態様によれば、変速機制御ユニットから上記接続点までの配線の電気抵抗値およびステアリング制御ユニットから上記接続点までの配線の電気抵抗値が比較的小さいので、比較的大きい値の電流が供給された場合でも、各ユニットのローレベル出力電圧が閾値を超えるといった誤検出の現象を発生し難くすることができる。
本発明の一態様によれば、変速機制御ユニットに供給される電流の値およびステアリング制御ユニットに供給される電流の値は、エンジン制御ユニットに供給される電流の値より大きく、変速機制御ユニットから上記接続点までの配線長さは、エンジン制御ユニットから上記接続点までの配線長さより短く、ステアリング制御ユニットから上記接続点までの配線長さは、エンジン制御ユニットから上記接続点までの配線長さより短い。
上記態様によれば、変速機制御ユニットから上記接続点までの配線長さおよびステアリング制御ユニットから上記接続点までの配線長さが比較的短いので、配線長さに起因した抵抗成分を小さくすることができる。これにより、各ユニットのローレベル出力電圧が閾値を超えるといった誤検出の現象を発生し難くすることができる。
本発明の一態様によれば、エンジン制御ユニットから接続点までの配線長さを1とする場合、変速機制御ユニットから接続点までの配線長さは0.2〜0.8であり、ステアリング制御ユニットから接続点までの配線長さは0.1〜0.4である。
上記態様によれば、変速機制御ユニットから上記接続点までの配線長さがエンジン制御ユニットから上記接続点までの配線長さの0.2〜0.8倍であり、ステアリング制御ユニットから上記接続点までの配線長さがエンジン制御ユニットから上記接続点までの配線長さの0.1〜0.4倍であるので、配線長さに起因した抵抗成分を小さくすることができる。これにより、各ユニットのローレベル出力電圧が閾値を超えるといった誤検出の現象を発生し難くすることができる。
本発明の一態様によれば、車速を検出する速度センサをさらに備え、変速機制御ユニットは、少なくとも速度センサからの速度情報を取得する。
上記態様によれば、AMT車において速度センサからの速度情報を容易に取得することができる。
本発明の一態様によれば、変速機のギアポジションを検出するギアポジションセンサをさらに備え、変速機制御ユニットは、少なくともギアポジションセンサからのギアポジション情報を取得する。
上記態様によれば、AMT車においてギアポジションセンサからのギアポジション情報を容易に取得することができる。
本発明の一態様によれば、変速機はエンジンの前方に配設されている。
上記態様によれば、変速機とエンジンとが車幅方向に配設される場合と比較して、車幅方向のレイアウト自由度が向上する。
本発明の一態様によれば、エンジンと変速機とは別体で構成されている。
上記態様によれば、エンジンと変速機を収容する変速機ケースとを一体に構成している場合と比較して、エンジンおよび変速機ケースのそれぞれのレイアウトの自由度が高い。すなわち、エンジンおよび変速機ケースが一体に構成されている場合と比較して、それぞれをコンパクトに配置することができるため、車両の大型化を抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、AMT機能の有無に関わらず、大型化を抑制することにより車両部品のレイアウトの自由度を高め得る車両を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る車両について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る車両は、ROV1である。ROV1は、不整地を走行するのに適している。なお、本発明に係る車両は、ROVに限定されない。
以下の説明において、特に断らない限り、前、後、左、右、上、下は、それぞれROV1の着座部14Lに着座した乗員から見た前、後、左、右、上、下を意味するものとする。上、下は、それぞれROV1が水平面上に停止しているときの鉛直方向の上、下を意味するものとする。図面に付した符号F、Re、L、R、U,Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を示している。
図1に示すように、ROV1は、パイプ状のフレームで構成される車体フレーム20を備えている。車体フレーム20は、車両前後方向に延びるメインフレーム22と、メインフレーム22より上方に配置されたセンターフレーム24と、センターフレーム24の前方に配置されたフロントフレーム30と、センターフレーム24の後方に配置されたリアフレーム38とを備えている。
センターフレーム24は、上センターフレーム26と下センターフレーム28とを備えている。上センターフレーム26は、下センターフレーム28の上方に配置されている。上センターフレーム26は下センターフレーム28と接続されている。上センターフレーム26は、車両前後方向に延びる第1部分26Aと、第1部分26Aの前端から前斜め下方に延びる第2部分26Bと、第1部分26Aの後端から後斜め下方に延びる第3部分26Cと、第3部分26Cの中途部から前斜め下方に延びる第4部分26Dとを備えている。下センターフレーム28はメインフレーム22より上方に配置されている。下センターフレーム28はメインフレーム22と連結されている。下センターフレーム28は、車両前後方向に延びる第1部分28Aと、第1部分28Aの前端から前斜め上方に延びる第2部分28Bと、第1部分28Aの後端から後斜め上方に延びる第3部分28Cとを備えている。第1部分28Aはメインフレーム22と連結されている。第2部分28Bは上センターフレーム26の第2部分26Bと接続されている。第3部分28Cは上センターフレーム26の第4部分26Dと接続されている。
図2に示すように、車体フレーム20は、クロスメンバ50、51、52を備えている。各クロスメンバ50、51、52は、車幅方向に延びるように配設されている。クロスメンバ51は、クロスメンバ50より後方に配置されている。クロスメンバ52は、クロスメンバ51より後方に配置されている。クロスメンバ50およびクロスメンバ51は、左の下センターフレーム28および右の下センターフレーム28にそれぞれ接続されている。クロスメンバ52は、左の上センターフレーム26および右の上センターフレーム26に接続されている。
フロントフレーム30は、当該フロントフレーム30の上方部分を構成する上フロントフレーム32を備えている。上フロントフレーム32は、クロスメンバ50に接続されている。上フロントフレーム32は、車両中心線(図示せず)の左方に配置される左上フロントフレーム32Lと、車両中心線の右方に配置される右上フロントフレーム32Rとを備えている。左上フロントフレーム32Lの右端と右上フロントフレーム32Rの左端とは連結されていることで一体となっている。一方、左上フロントフレーム32Lの左端と右上フロントフレーム32Rの右端とは、上記のクロスメンバ50に連結されている。
ROV1は、ステアリングホイール2を備えている。このステアリングホイール2は、クロスメンバ50の後方に配設されている。ステアリングホイール2は、ステアリング軸2aに連結されている。ステアリング軸2aは、軸支持部35に回転可能に支持されている。軸支持部35は、U字状に形成された支持フレーム37に固定されている。支持フレーム37は、U字状に形成されたクロスメンバ36に固定されている。クロスメンバ36は、上述のクロスメンバ50に固定されている。軸支持部35には、ステアリングホイール2の操作力を補助するパワーステアリング装置39が設けられている。パワーステアリング装置39は、ステアリング軸2aより左方に配置されている。ステアリングホイール2は、軸支持部35に対してステアリング軸2aを中心に回転可能となっている。ステアリング軸2aの前端部には、ステアリングシャフト3が取り付けられている。ステアリングホイール2の前方には、手動で変速段(ギアポジション)を変更できるパドルシフト21が設けられている。このパドルシフト21は、左シフト部21Lと、当該左シフト部21Lと別体で形成された右シフト部21Rとを備えている。左シフト部21Lは、ステアリング軸2aより左方に配置されている。右シフト部21Rは、ステアリング軸2aより右方に配置されている。パドルシフト21の左シフト部21Lには、シフトダウン操作部21LAが設けられている。パドルシフト21の右シフト部21Rには、シフトアップ操作部21RAが設けられている。シフトダウン操作部21LAは、乗員が変速段を小さくする(シフトダウン)ためのものである。シフトアップ操作部21RAは、乗員が変速段を大きくする(シフトアップ)ためのものである。シフトダウン操作部21LAには、例えば「−」のように刻印が設けられ、シフトアップ操作部21RAには、例えば「+」のように刻印が設けられている。乗員は、ステアリングホイール2によりROV1の進行方向を調整することができ、パドルシフト21により変速段を変更することができる。
図1に戻って、ROV1は、左右の前輪7と左右の後輪9とを備えている。左右の前輪7は、フロントフレーム30に設けられた車軸(図示せず)に取り付けられている。左右の後輪9は、リアフレーム38に設けられた車軸(図示せず)に取り付けられている。左右の前輪7がステアリングホイール2によって操作されることで、ROV1の進行方向が調整される。
図2に示すように、ステアリングホイール2より後方には、左シート10Lおよび右シート10Rが配設されている。左シート10Lは、メインフレーム22に支持されている。同様に、右シート10Rは、メインフレーム22に支持されている。右シート10Rは、左シート10Lの右方に配置されている。左シート10Lは、乗員が着座する着座部14Lと、背もたれ部18Lとを備えている。同様に、右シート10Rは、乗員が着座する着座部14Rと、背もたれ部18Rとを備えている。
ROV1は、エンジン60を備えている。このエンジン60は、図6で後述するインジェクタ69を備えている。エンジン60は、車体フレーム20のメインフレーム22の後部に支持されている。エンジン60は、左シート10Lの着座部14Lおよび右シート10Rの着座部14Rより後方に配置されている。また、図1に示すように、ROV1は、エンジン60から排出される排ガスが流れる排気管74と、サイレンサ75とを備えている。この排気管74は、エンジン60に連結されている。排気管74は、図7において後述する第1シリンダ71Aと連通する第1排気管74Aと、同図の第2シリンダ71Bと連通する第2排気管74Bと、同図の第3シリンダ71Cと連通する第3排気管74Cとで構成されている。各排気管74A〜74Cは、図7で後述するシリンダヘッド63から前斜め下向きに延びる第1部分74Xと、第1部分74Xから後方に延びる第2部分74Yとを有している。第2部分74Yの後端部において、各排気管74A〜74Cは一体となる。この一体となった第3部分74Zの後端部に、上記のサイレンサ75が接続されている。なお、図2において排気管74およびサイレンサ75の図示は便宜上省略している。
図1に示すように、ROV1は、エンジン60からの回転力を変速して出力する変速機80(図7を参照)と、当該変速機80が収容された変速機ケース82とを備えている。変速機ケース82は、エンジン60と同様に、車体フレーム20のメインフレーム22に取り付けられている。図2に示すように、変速機ケース82は、左シート10Lと右シート10Rとの間に配置されている。すなわち、変速機80(図7を参照)は、左シート10Lと右シート10Rとの間に配置されている。変速機ケース82は、ケース本体82Xとケースカバー82Yとを備えている。変速機ケース82は、エンジン60とは別体に形成されている。すなわち、変速機80はエンジン60とは別体で構成されている。また、変速機ケース82は車体フレーム20の前部に支持され、エンジン60は当該車体フレーム20の後部に支持されている。すなわち、変速機80はエンジン60から離間して配設されている。変速機80は車体フレーム20の前部に配設され、エンジン60は当該車体フレーム20の後部に配設されている。
ROV1は、車幅方向の略中央において左右のサブフレーム40を備えている。このサブフレーム40は、ステアリングホイール2の下方に設けられ、メインフレーム22から上方に延びる第1部分40Xと、この第1部分40Xから後方に延びる第2部分40Yとを備えている。左のサブフレーム40の第2部分40Yの後方部分と右のサブフレーム40の第2部分40Yの後方部分との間には、図示しない保持部材を介してバッテリーボックス65が保持されている。このバッテリーボックス65は、前面と上面とを有しておらず、前部および上部が開口した状態となっている。
ROV1は、エンジン制御ユニット61と、変速機制御ユニット81と、ステアリング制御ユニット31とを備えている。エンジン制御ユニット61は、インジェクタ69に供給される電流、換言すれば、通電時間を制御する。エンジン制御ユニット61は、点火制御を行う。変速機制御ユニット81は、エンジン回転数および車速などに応じて、後述する図5のシフトアクチュエータ16のモータ16aの回転動作とクラッチアクチュエータ17のモータ17aの回転動作とを制御するための信号を出力する。シフトアクチュエータ16は、後述する図8のシフトドラム87を回転させる。また、クラッチアクチュエータ17は、後述する図8のクラッチ100を切断状態および接続状態にさせる。ステアリング制御ユニット31は、パワーステアリング装置39を制御するための信号を出力する。これらのエンジン制御ユニット61、変速機制御ユニット81およびステアリング制御ユニット31の外装の形状はそれぞれ箱型となっている。
図1に示すように、変速機制御ユニット81は、エンジン60よりも上方に配設されている。変速機制御ユニット81は、着座部14L、14Rよりも上方に配設されている。変速機制御ユニット81は、変速機ケース82に収容された変速機80よりも上方かつ前方に配設されている。
図1、図3および図4に示すように、エンジン制御ユニット61は、バッテリーボックス65内に固定されている。図2に示すように、エンジン制御ユニット61は、車両前後方向においてエンジン60の後端60Bと変速機ケース82の前端82Fとの間に配設されている。変速機制御ユニット81は、図示しない板金部材を介してクロスメンバ50の左部に固定されている。変速機制御ユニット81は、図示しないフロントパネルの内部に配設されている。変速機制御ユニット81は、ステアリングホイール2の前方に配設されている。
図3に示すように、左上フロントフレーム32Lおよび右上フロントフレーム32Rには、車幅方向に延びるフロントフェンダー33が固定されている。フロントフェンダー33は、ROV1の外装の一部を構成しており、例えば樹脂により形成されている。フロントフェンダー33には、上記のステアリング制御ユニット31が嵌合される凹部33aが形成されている。フロントフェンダー33におけるこの凹部33aは、車幅方向の中心よりも左方、つまり、ステアリングホイール2の近傍に設けられている。ステアリング制御ユニット31は、フロントフェンダー33の凹部33aに嵌められて固定されている。なお、図4は図3のフロントフェンダー33を取り除いた状態の構成を示している。
エンジン制御ユニット61は、エンジン60の近傍に配設される。変速機制御ユニット81は、変速機80の近傍に配設される。ステアリング制御ユニット31は、ステアリングホイール2またはパドルシフト21の近傍に配設される。
各ユニットの固定方法は何ら限定されない。エンジン制御ユニット61を例えば板金部材を介してクロスメンバ51またはクロスメンバ52に固定してもよい。また、変速機制御ユニット81を例えばクロスメンバ50の中央部分または右方部分に固定してもよい。また、ステアリング制御ユニット31が固定されるフロントフェンダー33の凹部33aの近傍に別の凹部を形成し、当該凹部に変速機制御ユニット81を固定してもよい。さらに、クロスメンバ50の左方部分に固定された変速機制御ユニット81に近接させて、ステアリング制御ユニット31をクロスメンバ50に固定してもよい。
次に、各ユニットに接続されるハーネスについて説明する。図5に示すように、複数の配線を束ねるハーネス11が車両前後方向に沿って配設されている。ハーネス11は、図6のバッテリー46に接続されている。ハーネス11は、別のハーネスが分岐する分岐点11Aおよび分岐点11Bを備えている。分岐点11Bは、分岐点11Aよりも前方に設けられている。ハーネス11の分岐点11Aから、ハーネス12が分岐している。すなわち、ハーネス11を構成する複数の配線とハーネス12を構成する複数の配線とは分岐点11Aで連結されている。ハーネス12は、エンジン制御ユニット61に接続された4つのハーネス12A、12B、12C、12Dを結束している。また、ハーネス11の分岐点11Bから、ハーネス13とハーネス15とが分岐している。すなわち、ハーネス11を構成する複数の配線とハーネス13を構成する複数の配線とは分岐点11Bで連結されている。また、ハーネス11を構成する複数の配線とハーネス15を構成する複数の配線とは分岐点11Bで連結されている。これにより、ハーネス13を構成する複数の配線とハーネス15を構成する複数の配線も、分岐点11Bで連結されている。ハーネス13は、途中でハーネス13Aとハーネス13Bとに分岐している。このハーネス13Aおよびハーネス13Bは、ステアリング制御ユニット31に接続されている。ハーネス15は、変速機制御ユニット81に接続されている。また、ハーネス15からハーネス15Aが分岐している。このハーネス15Aは変速機制御ユニット81に接続されている。このような構成において、エンジン制御ユニット61、変速機制御ユニット81およびステアリング制御ユニット31に電流が供給されるようになっている。
次に、図6を参照しながら、エンジン制御ユニット61と、変速機制御ユニット81と、ステアリング制御ユニット31との間における電気的接続について説明する。エンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81との間では、例えばCAN(Controller Area Network)通信などのデータ通信によって情報のやり取りが行われる。CAN通信を実現する際には、各ユニットを2本の配線で繋ぐ。それにより、多くの情報を少ない配線で通信することが可能である。
図6に示すように、本実施形態に係るROV1は、上述したエンジン制御ユニット61、変速機制御ユニット81およびステアリング制御ユニット31の他に、シフトアップスイッチ41と、シフトダウンスイッチ42と、DNRスイッチ43と、速度センサ44と、ギアポジションセンサ45とを備えている。シフトアップスイッチ41は、乗員によりシフトアップ操作部21RA(図2を参照)が操作された場合にオンに切り替えられる。シフトダウンスイッチ42は、乗員によりシフトダウン操作部21LA(図2を参照)が操作された場合にオンに切り替えられる。DNRスイッチ43は、3つのスイッチ、すなわち、ROV1を前進させる第1スイッチ43aと、ROV1のギアをニュートラル状態にする第2スイッチ43bと、ROV1を後進させる第3スイッチ43cとを備えている。乗員により図示しないDNR操作部が選択的に操作された場合に、DNRスイッチ43の上記各スイッチが選択的にオンに切り替えられる。速度センサ44は、ROV1の車速を検出する。ギアポジションセンサ45は、後述する図7の変速機80の変速段を検出する。詳しくは、ギアポジションセンサ45は、後述する図8のシフトドラム87の回転角度を検出することにより、上記変速段を検出する。変速機制御ユニット81は、ギアポジションセンサ45からギアポジション情報を取得する。なお、ギアポジションセンサ45の代わりに、エンジン制御ユニット61が、シフトアップスイッチ41およびシフトダウンスイッチ42の各電圧情報を取得し、当該電圧情報から上記ギアポジションを推定することも可能である。
ステアリング制御ユニット31は、端子312〜315を備えている。端子315は接地端子であり、コネクタC1、C2と電気的に接続されている。変速機制御ユニット81は、端子810〜825を備えている。エンジン制御ユニット61は、端子610〜618を備えている。なお、変速機制御ユニット81およびエンジン制御ユニット61は、コネクタが一体化されたユニットである。ギアポジションセンサ45には、コネクタC10が電気的に接続されている。バッテリー46には、配線T0が接続されている。この配線T0は、接続点P4、P5を備えている。なお、上記の配線T0を含め、以下の各配線の構成材料および太さは同一とする。
上記のような構成において、変速機制御ユニット81の端子810とエンジン制御ユニット61の端子610とが配線T1で接続されている。これにより、各ユニット間でロースピードのCAN通信を実行できる。変速機制御ユニット81の端子811とエンジン制御ユニット61の端子611とが配線T2で接続されている。これにより、各ユニット間でハイスピードのCAN通信を実行できる。
変速機制御ユニット81の端子825とエンジン制御ユニット61の端子617とが配線T32で接続されている。これにより、変速機制御ユニット81とエンジン制御ユニット61との間で情報のやり取りを行うことができる。ステアリング制御ユニット31の端子312とエンジン制御ユニット61の端子612とがコネクタC6、C7を介して配線T3で接続されている。また、変速機制御ユニット81の端子812と配線T3上の接続点P1とが配線T7で接続されている。これにより、各ユニット間でタコパルス情報のやり取りが行われ、エンジン回転数情報が取得される。ステアリング制御ユニット31の端子313とエンジン制御ユニット61の端子618とがコネクタC6、C7を介して配線T4で接続されている。また、変速機制御ユニット81の端子820と配線T4上の接続点P2とが配線T22で接続されている。さらに、速度センサ44の端子442と上記接続点P2とが配線T24で接続されている。これにより、各ユニット間で速度情報のやり取りが行われる。
ステアリング制御ユニット31の端子314と変速機制御ユニット81の端子818とが配線T20で接続されている。これにより、ステアリング制御ユニット31と変速機制御ユニット81との間で各種情報のやり取りが行われる。変速機制御ユニット81の端子819と速度センサ44の端子440とが配線T21で接続されている。これにより、速度センサ44に電源が供給される。変速機制御ユニット81の端子821と速度センサ44の端子441とが配線T23で接続されている。これにより、速度センサ44の接地が取られている。ステアリング制御ユニット31の端子315と上記配線T0上の接続点P5とがコネクタC1、C2を介して配線T8で接続されている。
シフトアップスイッチ41の端子410と変速機制御ユニット81の端子813とがコネクタC31、C32を介して配線T9で接続されている。これにより、変速機制御ユニット81はシフトアップスイッチ41の切り替えを制御できる。配線T0上の接続点P5には、配線T19が接続されている。配線T19は、接続点P3を備えている。シフトアップスイッチ41の端子411と接続点P3とがコネクタC31、C32を介して配線T10で接続されている。シフトダウンスイッチ42の端子420と変速機制御ユニット81の端子814とがコネクタC41、C42を介して配線T11で接続されている。これにより、変速機制御ユニット81はシフトダウンスイッチ42の切り替えを制御できる。シフトダウンスイッチ42の端子421と接続点P3とがコネクタC41、C42を介して配線T12で接続されている。
DNRスイッチ43の端子430と変速機制御ユニット81の端子815とがコネクタC51、C52を介して配線T13で接続されている。これにより、変速機制御ユニット81はDNRスイッチ43の第1スイッチ43aの切り替えを制御できる。DNRスイッチ43の端子431と変速機制御ユニット81の端子816とがコネクタC51、C52を介して配線T14で接続されている。これにより、変速機制御ユニット81はDNRスイッチ43の第2スイッチ43bの切り替えを制御できる。DNRスイッチ43の端子432と変速機制御ユニット81の端子817とがコネクタC51、C52を介して配線T15で接続されている。これにより、変速機制御ユニット81はDNRスイッチ43の第3スイッチ43cの切り替えを制御できる。DNRスイッチ43は、第1スイッチ43a、第2スイッチ43b、第3スイッチ43cの各々に接続された端子433〜435を備えている。これらの端子433〜435は、それぞれ配線T16〜T18によりコネクタC51、C52を介して接続点P3に接続されている。これにより、配線T16〜T18は、配線T19を介してそれぞれ接続点P5に接続されている。
変速機制御ユニット81の端子822〜824には、それぞれ配線T25〜T27が接続されている。これらの配線T25〜T27は、それぞれ接続点P5に接続されている。また、エンジン制御ユニット61の端子613〜616には、それぞれ配線T28〜T31が接続されている。これらの配線T28〜T31は、それぞれ接続点P4に接続されている。
以上説明したように、ステアリング制御ユニット31に接続された配線T8、変速機制御ユニット81に接続された配線T25〜T27およびエンジン制御ユニット61に接続された配線T28〜T31が、バッテリー46に接続された配線T0上の接続点P5でそれぞれ接続されている。このため、ステアリング制御ユニット31と変速機制御ユニット81とエンジン制御ユニット61との各電位を等電位化することができる。なお、シフトアップスイッチ41に接続された配線T10、シフトダウンスイッチ42に接続された配線T12およびDNRスイッチ43に接続された配線T16〜T18はそれぞれ配線T19を介して上記の接続点P5に接続されている。このため、シフトアップスイッチ41とシフトダウンスイッチ42とDNRスイッチ43との各電位も上記各ユニットの電位と等電位化される。
ここで、ステアリング制御ユニット31の端子315と接続点P5とを接続する配線T8の長さを、以下、「ステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さ」と定義する。また、エンジン制御ユニット61の各端子613〜616と接続点P4とをそれぞれ接続する配線T28〜T31の長さと、配線T0における接続点P4から接続点P5までの部分の長さとを合算した長さのうち、最長の配線の長さを、以下、「エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線長さ」と定義する。さらに、変速機制御ユニット81の各端子822〜824と接続点P5とをそれぞれ接続する配線T25〜T27のうち、最長の配線の長さを、以下、「変速機制御ユニット81から接続点P5までの配線長さ」と定義する。
本実施形態において、シフトアクチュエータ16およびクラッチアクチュエータ17を制御する変速機制御ユニット81には、図6のバッテリー46から例えば60Aの比較的大きな電流が供給される。ステアリング制御ユニット31には、バッテリー46から例えば30Aの電流が供給される。エンジン制御ユニット61には、バッテリー46から例えば10Aの電流が供給される。このように、エンジン制御ユニット61、ステアリング制御ユニット31および変速機制御ユニット81の順で大きな電流が供給される。オームの法則(V=RI)より、電流値が大きければ大きいほど、電圧値も大きくなる。抵抗値が同一であっても、電流値Iが大きいほど電圧値Vは大きくなる。変速機制御ユニット81、ステアリング制御ユニット31およびエンジン制御ユニット61は配線を介してバッテリー46に接続されているが、配線の長さによって抵抗値が相違する。配線が長いほど、抵抗値は大きくなる傾向がある。そのため、各ユニットの配線の電気的な接続箇所によっては、配線長さに基づく抵抗が影響して、電圧信号を誤検出する現象が生じる可能性がある。例えば、通常のローレベル出力電圧が0.5Vであり、ハイレベル出力電圧が4.5Vであり、ローレベルとハイレベルを判定する出力電圧の閾値が3.0Vである場合を想定する。この場合において、配線長さに基づく抵抗が大きい場合には、ローレベル出力電圧が例えば3.5Vになってしまうことが想定される。このような事態を避けるため、バッテリー46と各ユニットとをつなぐ配線の抵抗値を小さくすることが望まれる。上述の通りV=RIであるので、電流値Iが大きいほど、抵抗値Rを小さくする効果が大きくなる。そこで本実施形態では、各ユニットに流れる電流の大きさに基づいて、各ユニットの配線長さを決定することとした。詳細には、電流値の大きい順に配線長さを短くする。つまり、変速機制御ユニット81から接続点P5までの配線長さ、ステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さ、エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線長さの順で、配線長さを短くする。これにより、比較的大きな電流が流れる変速機制御ユニット81およびステアリング制御ユニット31について、配線長さに基づく抵抗が低下する効果が奏される。また、エンジン制御ユニット61には比較的小さい電流が流れることから、配線長さに基づく抵抗はあまり影響しない。したがって、各ユニットにおいて上記のようなローレベル出力電圧が上昇する事態が起きるのを防ぐことができる。
次に、本実施形態のROV1のエンジン60および変速機80などを含む動力伝達機構について詳細に説明する。図7に示すように、エンジン60は、クランクケース66と、シリンダボディ64と、シリンダヘッド63と、シリンダヘッドカバー62とを備えている。クランクケース66の下方には、エンジン60の内部を循環したオイルを回収するオイルパン68が配置されている。シリンダボディ64は、クランクケース66から上方に延びている。シリンダヘッド63は、シリンダボディ64の上方に配置され、シリンダボディ64の上部に連結されている。シリンダヘッドカバー62は、シリンダヘッド63の上方に配置され、シリンダヘッド63の上部に連結されている。
エンジン60は、車両前後方向に延びるクランク軸67を備えている。クランク軸67は、クランクケース66内に配置されている。クランク軸67の前端部には連結軸70が連結されている。連結軸70は、後述の入力軸108と連結されている。
シリンダボディ64の内部には、第1シリンダ71A、第2シリンダ71Bおよび第3シリンダ71Cが設けられている。第1シリンダ71A、第2シリンダ71Bおよび第3シリンダ71Cは、クランクケース66の側部から上方に延びている。第1シリンダ71A、第2シリンダ71Bおよび第3シリンダ71Cは、車両前後方向に並んで配列されている。第2シリンダ71Bは、第1シリンダ71Aの後方に配置されている。第3シリンダ71Cは、第2シリンダ71Bの後方に配置されている。これにより、エンジン60は3気筒のエンジンで構成されている。第1シリンダ71A、第2シリンダ71Bおよび第3シリンダ71Cのそれぞれには、ピストン72が収容されている。各ピストン72は、各々に対応するコンロッド73を介してクランク軸67に接続されている。本実施形態に係るエンジン60は、3つのシリンダ71A〜71Cを備える3気筒のエンジンであるが、1つのシリンダを備える単気筒のエンジンであってもよいし、2つのシリンダあるいは4つ以上のシリンダを備える多気筒のエンジンであってもよい。
変速機80は、入力軸108と、クラッチ100と、メイン軸83と、ドライブ軸85と、出力軸110とを備えている。入力軸108は、車両前後方向に延びる。入力軸108は、変速機ケース82内に収容されている。入力軸108は、クランク軸67と同軸上に配置されている。なお、入力軸108の軸心(図示せず)とクランク軸67の軸心(図示せず)とは異なっていてもよい。入力軸108は、連結軸70に連結されている。入力軸108は、クランク軸67の駆動力を受けて回転する。入力軸108には、ギア108Gが設けられている。なお、入力軸108は、連結軸70を介してクランク軸67に連結されているが、入力軸108とクランク軸67とを直接連結してもよい。
クラッチ100は例えば湿式多板の摩擦クラッチである。クラッチ100には、クランク軸67で発生したトルクが入力軸108を介して伝達される。クラッチ100は、クランク軸67で発生したトルクを断続可能に伝達する。クラッチ100は、変速機ケース82内に配置されている。クラッチ100は、変速機ケース82のケースカバー82Yをケース本体82Xから取り外すことによって、外部に露出する。クラッチ100は、メイン軸83の後端部に設けられている。図8に示すように、クラッチ100は、メイン軸83に設けられたメイン軸ギア83A〜83Fより後方に位置する。クラッチ100は、ドライブ軸85に設けられたドライブ軸ギア85A〜85Fより後方に位置する。図2に示すように、クラッチ100は、左シート10Lと右シート10Rとの間に配置されている。図8に示すように、クラッチ100は、クラッチハウジング101と、クラッチボス103と、複数の駆動プレート102と、複数の従動プレート104とを備えている。駆動プレート102は、クラッチハウジング101の内方に設けられている。駆動プレート102は、クラッチハウジング101と共に回転する。駆動プレート102には、図7のクランク軸67のトルクが伝達される。従動プレート104は、クラッチボス103の外方に設けられている。従動プレート104は、クラッチボス103と共に回転する。駆動プレート102と従動プレート104は、車両前後方向において交互に配置されている。クラッチハウジング101には、ギア101Gが設けられている。図7に示すように、ギア101Gは、入力軸108に設けられたギア108Gと噛み合っている。このような構成により、クラッチハウジング101は入力軸108に連結されている。なお、クラッチ100は、単板の摩擦クラッチであってもよいし、乾式の摩擦クラッチであってもよい。
メイン軸83は、車両前後方向に延びる。メイン軸83は、変速機ケース82内に収容されている。メイン軸83は、入力軸108と平行に配置されている。メイン軸83は、クラッチボス103に固定されている。メイン軸83は、クラッチボス103と共に回転する。メイン軸83は、クランク軸67の駆動力を受けて回転する。図8に示すように、メイン軸83には、メイン軸ギア83A〜83Fが設けられている。メイン軸ギア83A、83B、83E、83Fは、メイン軸83の軸方向に移動不能な固定ギアである。メイン軸ギア83C、83Dは、メイン軸83の軸方向に移動可能な移動ギアである。メイン軸ギア83A〜83Fは、メイン軸83と一体となって回転する。メイン軸ギア83B、83Eは噛み合い状態によってはメイン軸83に対して相対回転する。
ドライブ軸85は、変速機ケース82内に設けられ、車両前後方向に延びる。ドライブ軸85は、メイン軸83と平行に配置されている。図8に示すように、ドライブ軸85には、ドライブ軸ギア85A〜85Fが設けられている。ドライブ軸ギア85A〜85Fは、それぞれメイン軸ギア83A〜83Fに噛み合うように構成されている。ドライブ軸ギア85A、85C、85D、85Fは、ドライブ軸85の軸方向に移動不能な固定ギアである。ドライブ軸ギア85B、85Eは、ドライブ軸85の軸方向に移動可能な移動ギアである。ドライブ軸ギア85A〜85Fは、ドライブ軸85と一体となって回転する。ドライブ軸85A、85C、85D、85Fは噛み合い状態によってはドライブ軸85に対して相対回転する。ドライブ軸85の前端部には、ギア85Gが設けられている。ギア85Gは、ドライブ軸ギア85Fより前方に配置されている。
出力軸110は、変速機ケース82内に設けられ、車両前後方向に延びる。出力軸110には、ギア110Gが設けられている。ギア110Gは、ドライブ軸85に設けられたギア85Gと噛み合っている。このような構成により、出力軸110は、ドライブ軸85に連結されている。出力軸110は、ドライブ軸85の駆動力を受けて回転する。出力軸110の前端部には、前プロペラシャフト112が連結されている。前プロペラシャフト112は、車両前後方向に延びる。前プロペラシャフト112は、出力軸110の駆動力を受けて回転する。前プロペラシャフト112は、図1のフロントディファレンシャル113を介して同図の左右の前輪7に連結されている。出力軸110の後端部には、後プロペラシャフト114が連結されている。後プロペラシャフト114は、車両前後方向に延びる。後プロペラシャフト114は、出力軸110の駆動力を受けて回転する。後プロペラシャフト114は、ファイナルギア115を介して図1の左右の後輪9に連結されている。このように、本実施形態に係るROV1は、四輪駆動の車両であるが、これに限定されるものではない。
図8に示すように、変速機80は、シフトドラム87とシフトフォーク86とを備えている。シフトドラム87には、シフトドラム87の回転角に応じて軸方向の位置が変化する複数の溝87Gが形成されている。各溝87Gには、シフトフォーク86が係合されている。シフトフォーク86は、メイン軸ギア83C、83Dおよびドライブ軸ギア85B、85Eと係合されている。シフトドラム87を回転させると、シフトフォーク86が当該シフトドラム87の軸方向に移動する。そして、シフトフォーク86は、メイン軸ギア83C、83D、ドライブ軸ギア85B、85Eの少なくともいずれかを移動させる。これにより、互いに噛み合うメイン軸ギア83およびドライブ軸ギア85の組み合わせが変更され、変速比が変更される構成になっている。
図9に示すように、変速機80は、車両前後方向に延びる回転自在のシフトシャフト90を備えている。このシフトシャフト90は、変速機ケース82に支持されている。シフトシャフト90の後端部90Rには、シフトレバー89が固定されている。シフトシャフト90の前端部90Fは、変速機ケース82の外方に位置し、図5のシフトアクチュエータ16に接続されたシフトロッド91に接続されている。
変速機80は、回転プレート88と、シフトレバー89とを備えている。回転プレート88は、複数のピン88Pを有している。回転プレート88は、シフトドラム87の後端に固定されている。回転プレート88は、シフトドラム87と共に回転する。シフトレバー89は、回転プレート88に係合されている。シフトレバー89には、回転プレート88のピン88Pと係合可能なフック89Fが形成されている。
乗員が図1のパドルシフト21を操作した場合に、変速機制御ユニット81によりシフトアクチュエータ16のモータ16aが駆動する。それにより、シフトシャフト90が回転し、シフトレバー89が回転する。このとき、シフトレバー89のフック89Fと回転プレート88のピン88Pとが係合するため、回転プレート88と共にシフトドラム87が回転する。これにより、変速比が変更される。
以上のように、本実施形態に係るROV1によれば、エンジン60のインジェクタ69を制御するための信号を出力するエンジン制御ユニット61と、変速機80のギアポジションを制御するための信号を出力する変速機制御ユニット81とは、互いに離間して配設されている。このため、エンジン制御機能および変速機制御機能を併せ持つECUと比較して、エンジン制御ユニット61および変速機制御ユニット81のそれぞれの大きさを小さくすることができる。したがって、エンジン制御ユニット61および変速機制御ユニット81のそれぞれのレイアウトの自由度が高くなるとともに、車両の大型化を抑制することができる。また、同じ車種においてAMT車および非AMT車のバリエーションを設定する場合に、従来では非AMT車に対しても、エンジン制御機能および変速機制御機能を併せ持つECUを搭載しなければならなかった。これに対して、本実施形態ではエンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81とは互いに離間して配設される、すなわちエンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81とが互いに別体として配設されるので、非AMT車に変速機制御ユニット81を搭載する必要がない。このため、レイアウト自由度が向上するとともに、コストも抑えることができる。
本実施形態のROV1によれば、エンジン制御ユニット61は、変速機制御ユニット81とバッテリー46とを接続する配線T0の途中の接続点P5に電気的に接続されている。すなわち、エンジン制御ユニット61からの配線T28〜T31と、変速機制御ユニット81からの配線T25〜T27とが接続点P5で電気的に接続される。よって、エンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81との各電位を等電位化することができる。その結果、いわゆるグランド浮き、すなわち、グランドに対して電位がずれてしまうことを解消することができる。これにより、各ユニットにおいてセンサ値の誤認識を防ぐことができる。
本実施形態のROV1によれば、ステアリング制御ユニット31は、上記接続点P5に電気的に接続されている。すなわち、エンジン制御ユニットからの配線T28〜T31と、変速機制御ユニット81からの配線T25〜T27と、ステアリング制御ユニット31からの配線T8とが接続点P5で電気的に接続される。よって、エンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81とステアリング制御ユニット31との各電位を等電位化することができる。その結果、いわゆるグランド浮き、すなわち、グランドに対して電位がずれてしまうことを解消することができる。これにより、各ユニットにおいてセンサ値の誤認識を防ぐことができる。
本実施形態のROV1によれば、変速機制御ユニット81に供給される電流の値およびステアリング制御ユニット31に供給される電流の値は、エンジン制御ユニット61に供給される電流の値より大きい。また、変速機制御ユニット81から上記接続点P5までの配線長さは、エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線長さより短い。さらに、ステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さは、エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線長さより短い。このため、比較的大きい電流が供給される変速機制御ユニット81およびステアリング制御ユニット31の上記接続点P5までの配線長さが比較的短いので、配線長さに起因した抵抗を小さくすることができる。これにより、各ユニットのローレベル出力電圧が閾値を超えるといった事態を発生し難くすることができる。
本実施形態のROV1によれば、変速機80はエンジン60の前方に配設されている。言い換えると、エンジン60は変速機80の後方に配設されている。このため、変速機80とエンジン60とが車幅方向に配設される場合と比較して、車幅方向のレイアウト自由度が向上する。
本実施形態のROV1によれば、エンジン60と変速機80とは別体で構成されている。これにより、エンジン60と変速機80を収容する変速機ケース82とを一体に構成している場合と比較して、エンジン60および変速機ケース82のそれぞれのレイアウトの自由度が高い。すなわち、エンジン60および変速機ケース82が一体に構成されている場合と比較して、それぞれをコンパクトに配置することができるため、車両の大型化を抑制することができる。
本実施形態のROV1によれば、変速機制御ユニット81は、エンジン60よりも上方に配設されている。これにより、変速機制御ユニット81がエンジン60より下方に配設される場合と比較して、変速機制御ユニット81が水没する可能性を低くすることができる。
本実施形態のROV1によれば、変速機制御ユニット81は、着座部14L、14Rよりも上方に配設されている。これにより、変速機制御ユニット81が着座部14L、14Rより下方に配設される場合と比較して、変速機制御ユニット81が水没する可能性を低くすることができる。
本実施形態のROV1によれば、変速機制御ユニット81は、変速機ケース82に収容された変速機80よりも上方に配設されている。これにより、変速機制御ユニット81が変速機80より下方に配設される場合と比較して、変速機制御ユニット81が水没する可能性を低くすることができる。
なお、上記実施形態では、ROV1が、パワーステアリングを制御するための信号を出力するステアリング制御ユニット31を備え、このステアリング制御ユニット31と、エンジン制御ユニット61と、変速機制御ユニット81とが共通の接続点P5で接続される場合について説明したが、これに限定されるものではない。ROV1はステアリング制御ユニット31を備えていなくてもよい。この場合、エンジン制御ユニット61と変速機制御ユニット81とが接続点P5で接続される。
上記実施形態では、乗員によるパドルシフト21の操作によってシフトアクチュエータ16のモータ16aが駆動し、当該モータ16aにより変速機80の変速を実現するAMTを採用したが、これに限定されない。乗員の意思とは無関係に車両の運転状態に応じて、変速機の変速をモータによって自動的に行うオートマチックトランスミッションであってもよい。
上記実施形態では、変速機制御ユニット81から上記接続点P5までの配線長さおよびステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さが、エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線長さより短いことを説明した。変速機制御ユニット81から上記接続点P5までの配線長さとステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さとの大小関係については特に問わない。つまり、変速機制御ユニット81から上記接続点P5までの配線長さおよびステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さの双方が、エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線長さより短ければよい。しかしながら、変速機制御ユニット81に供給される電流の値が、ステアリング制御ユニット31に供給される電流の値よりも大きい点に鑑みれば、変速機制御ユニット81から上記接続点P5までの配線長さが、ステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線長さより短いことが好ましい。
上記実施形態では、変速機80が前方に配設され、エンジン60が後方に配設される場合を説明したが、これに限定されるものではない。変速機80がエンジン60の後方に配設され、エンジン60が変速機80の前方に配設されてもよい。この場合、変速機制御ユニット81は後方に配設され、エンジン制御ユニット61は前方に配設される。
上記実施形態では、ステアリング制御ユニット31、エンジン制御ユニット61および変速機制御ユニット81に接続された各配線の構成材料および太さを同一とした。しかし、これに限定されるものではない。エンジン制御ユニット61から接続点P5までの配線の電気抵抗値、ステアリング制御ユニット31から接続点P5までの配線の電気抵抗値、変速機制御ユニット81から接続点P5までの配線の電気抵抗値の順で電気抵抗値が小さければ、各配線の構成材料または太さが異なってもよい。
ここに用いられた用語及び表現は、説明のために用いられたものであって限定的に解釈するために用いられたものではない。ここに示されかつ述べられた特徴事項の如何なる均等物をも排除するものではなく、本発明のクレームされた範囲内における各種変形をも許容するものであると認識されなければならない。本発明は、多くの異なった形態で具現化され得るものである。この開示は本発明の原理の実施形態を提供するものと見なされるべきである。それらの実施形態は、本発明をここに記載しかつ/又は図示した好ましい実施形態に限定することを意図するものではないという了解のもとで、実施形態がここに記載されている。ここに記載した実施形態に限定されるものではない。本発明は、この開示に基づいて当業者によって認識され得る、均等な要素、修正、削除、組み合わせ、改良及び/又は変更を含むあらゆる実施形態をも包含する。クレームの限定事項はそのクレームで用いられた用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書あるいは本願のプロセキューション中に記載された実施形態に限定されるべきではない。
1 車両
2 ステアリングホイール
7 前輪
9 後輪
14L,14R 着座部
20 車体フレーム
21 パドルシフト
31 ステアリング制御ユニット
44 速度センサ
45 ギアポジションセンサ
46 バッテリー
60 エンジン
61 エンジン制御ユニット
63 シリンダヘッド
64 シリンダボディ
66 クランクケース
67 クランク軸
69 インジェクタ
80 変速機
81 変速機制御ユニット
82 変速機ケース
100 クラッチ
P5 接続点
2 ステアリングホイール
7 前輪
9 後輪
14L,14R 着座部
20 車体フレーム
21 パドルシフト
31 ステアリング制御ユニット
44 速度センサ
45 ギアポジションセンサ
46 バッテリー
60 エンジン
61 エンジン制御ユニット
63 シリンダヘッド
64 シリンダボディ
66 クランクケース
67 クランク軸
69 インジェクタ
80 変速機
81 変速機制御ユニット
82 変速機ケース
100 クラッチ
P5 接続点
Claims (13)
- 少なくとも3輪以上の車輪を支持する車体フレームと、
前記車体フレームに取り付けられたエンジンと、
前記車体フレームに取り付けられ、前記エンジンからの回転力を変速して出力する変速機と、
前記エンジンに設けられ、燃料を供給するインジェクタと、
前記インジェクタを制御するエンジン制御ユニットと、
前記変速機のギアポジションを制御する変速機制御ユニットと、を備え、
前記エンジン制御ユニットと前記変速機制御ユニットとは、互いに離間して配設されている、車両。 - 前記変速機制御ユニットは、前記エンジンより上方に配設されている、請求項1に記載の車両。
- 前記車体フレームに支持され、乗員が着座する着座部をさらに備え、
前記変速機制御ユニットは、前記着座部より上方に配設されている、請求項1に記載の車両。 - 前記変速機制御ユニットは、前記変速機より上方に配設されている、請求項1に記載の車両。
- 前記エンジン制御ユニットおよび前記変速機制御ユニットに電流を供給するバッテリーと、
前記バッテリーに接続された第1端部と前記変速機制御ユニットに接続された第2端部とを有する配線と、をさらに備え、
前記エンジン制御ユニットは、前記配線の前記第1端部と前記第2端部との間の接続点に電気的に接続されている、請求項1に記載の車両。 - パワーステアリングを制御するステアリング制御ユニットをさらに備え、
前記バッテリーは、前記ステアリング制御ユニットに電流を供給し、
前記ステアリング制御ユニットは、前記接続点に電気的に接続されている、請求項5に記載の車両。 - 前記変速機制御ユニットに供給される電流の値および前記ステアリング制御ユニットに供給される電流の値は、前記エンジン制御ユニットに供給される電流の値より大きく、
前記変速機制御ユニットから前記接続点までの配線の電気抵抗値は、前記エンジン制御ユニットから前記接続点までの配線の電気抵抗値より小さく、
前記ステアリング制御ユニットから前記接続点までの配線の電気抵抗値は、前記エンジン制御ユニットから前記接続点までの配線の電気抵抗値より小さい、請求項6に記載の車両。 - 前記変速機制御ユニットに供給される電流の値および前記ステアリング制御ユニットに供給される電流の値は、前記エンジン制御ユニットに供給される電流の値より大きく、
前記変速機制御ユニットから前記接続点までの配線長さは、前記エンジン制御ユニットから前記接続点までの配線長さより短く、
前記ステアリング制御ユニットから前記接続点までの配線長さは、前記エンジン制御ユニットから前記接続点までの配線長さより短い、請求項6に記載の車両。 - 前記エンジン制御ユニットから前記接続点までの配線長さを1とする場合、前記変速機制御ユニットから前記接続点までの配線長さは0.2〜0.8であり、前記ステアリング制御ユニットから前記接続点までの配線長さは0.1〜0.4である、請求項8に記載の車両。
- 車速を検出する速度センサをさらに備え、
前記変速機制御ユニットは、少なくとも前記速度センサからの速度情報を取得する、請求項1に記載の車両。 - 前記変速機のギアポジションを検出するギアポジションセンサをさらに備え、
前記変速機制御ユニットは、少なくとも前記ギアポジションセンサからのギアポジション情報を取得する、請求項1に記載の車両。 - 前記変速機は前記エンジンの前方に配設されている、請求項1に記載の車両。
- 前記エンジンと前記変速機とは別体で構成されている、請求項1に記載の車両。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP2014242313A JP2016101896A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2016101896A true JP2016101896A (ja) | 2016-06-02 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014242313A Pending JP2016101896A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 車両 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2016101896A (ja) |
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-
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- 2014-11-28 JP JP2014242313A patent/JP2016101896A/ja active Pending
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