JP2016105374A - 密閉型電池 - Google Patents

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Kazuyuki Kusama
和幸 草間
圭一郎 小林
Keiichiro Kobayashi
圭一郎 小林
幸志郎 米田
Koshiro Yoneda
幸志郎 米田
崇正 梶原
Takamasa Kajiwara
崇正 梶原
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Abstract

【課題】シール性能が良好な密閉型電池を提供すること。【解決手段】ここで提案される密閉型電池100は、端子引出孔22を有する電池ケース20と、台座部34から突設したリベット部32を有する電極端子30と、ケース20と電極端子30との隙間をシールするシール部材50とを備える。シール部材50は、筒部52の一端から外径方向に平板状に延びた平板部54を備える。平板部54は、ケース20の内面24と、電極端子30の台座部34との間に挟まれている。ケース20の内面24は、平板部54と接触している部位に突起26が形成されている。リベット部32の先端は、平板部54を端子軸方向に圧縮するように一定圧にてかしめられている。【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池等の密閉型電池に関し、詳しくは、電極端子と電池ケースとの隙間がシール部材でシールされた構造の密閉型電池に関する。
近年、リチウムイオン二次電池その他の密閉型電池(例えば特許文献1)は、車両搭載用電源あるいはパソコンや携帯端末等の電源として重要性が高まっている。特に、軽量で高エネルギー密度が得られるリチウムイオン二次電池は、車両搭載用高出力電源として好ましく用いられている。
特開2012−028246号公報
密閉型電池の一つの代表的な構成として、電極体および電解質(典型的には非水電解質)が電池ケース(外装容器)に収容され、電極端子(正極端子および負極端子のうち少なくとも一方)が上記ケースに設けられた端子引出孔を貫通して該ケースの内部から外部に引き出された構成が挙げられる。上記端子引出孔は、典型的には、前記端子引出孔の開口部を囲むケース壁面と電極端子との間に介在された環状のシール部材(ガスケット)によってシールされている(例えば特許文献1等)。
この種のシール構造の一つとして、図5に示したシール構造が検討されている。図5の例では、ケース210の端子引出孔212に電極端子230のリベット部234を貫通させ、ケース210の内面214と電極端子230の台座部232との間にシール部材220の平板部222を配置する。そして、かしめ治具を用いてリベット部234の先端234aを端子軸方向に加圧してかしめることにより、ケース210の内面214と電極端子230の台座部232との間でシール部材220の平板部222を圧縮する。これにより、ケース210と電極端子230との隙間を塞いで端子引出孔212のシール性(気密性)を確保している。
しかしながら、図5に示した構造では、シール部材220の圧縮を平板部222で行っているため、圧縮範囲が広い。そのため、シール部材220全体の反力は大きくなるものの、単位面積当たりの反力が小さく、十分なシール性能が得られないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、シール性能が良好な密閉型電池を提供することである。
本発明によって提供される密閉型電池は、端子引出孔を有する電池ケースと、台座部から突設したリベット部を有するリベット状の電極端子であって、該リベット部がケース内側から前記ケースの端子引出孔を貫通するように設けられた電極端子と、前記ケースと前記電極端子との間に設けられ、前記ケースと前記電極端子との隙間をシールするシール部材とを備える。前記シール部材は、前記リベット部の外周に装着される筒部と、該筒部の一端から外径方向に平板状に延びた平板部とを備える。前記平板部は、前記ケースの内面と、前記電極端子の台座部との間に挟まれている。前記ケース内面および前記台座部の少なくとも一方は、前記平板部と接触している部位に突起が形成されている。そして、前記リベット部の先端は、前記平板部を端子軸方向に圧縮するように一定圧にてかしめられている。かかる構成によれば、シール性能が良好な密閉型電池を提供することができる。
なお、本明細書では、上下方向を規定する際に、電池ケースに固定したリベット端子の軸方向において、リベット部が位置する側を上方向とし、台座部が位置する側を下方向として規定する。また、本明細書において「電池」とは、電気エネルギーを取り出し可能な蓄電デバイス一般を指す用語であって、一次電池および二次電池を含む概念である。また、本明細書において「二次電池」とは、リチウムイオン二次電池、金属リチウム二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等のいわゆる蓄電池ならびに電気二重層キャパシタ等の蓄電素子を包含する概念である。ここに開示される技術は、典型的には二次電池およびその製造に適用される。
一実施形態に係る電池の電極端子周辺の要部断面を模式的に示す図である。 一実施形態に係る電池の電極端子周辺の要部断面を模式的に示す図である。 一実施形態に係る電池の電極端子周辺の要部断面を模式的に示す図である。 一実施形態に係る電池の寸法を示す図である。 従来の電池の電極端子周辺の要部断面を模式的に示す図である。
以下、本発明のいくつかの好適な実施形態例を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
特に限定することを意図したものではないが、以下では捲回型の電極体(捲回電極体)と非水系の液状電解質(電解液)とを扁平な角形(箱形)のケースに収容した形態の密閉型リチウムイオン二次電池を製造する場合を例として本発明を詳細に説明する。また、以下の図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。
図1および図2に、本実施形態に係る密閉型電池100の要部断面を示す。図2は、図1の要部断面をさらに拡大した図である。なお、図2では、便宜上、各部材20、50、30に隙間を開けた状態で図示している。図1および図2に示すように、密閉型電池100は、電池ケース20と第1シール部材(ガスケット)50と電極端子30とを備えている。また、第2シール部材(ガスケット)70と外部端子40とを備えている。
電池ケース(ここでは蓋体)20は、電極体80を電解液とともに収容するケースであり、その一部に端子引出孔22が設けられている。端子引出孔22は、電極端子30をケースの内部から外部に引き出すための引出孔であり、ケース20の外面と内面24とを貫通するように設けられている。電池ケース20を構成する材質としては、一般的なリチウムイオン二次電池で使用されるものと同様のもの等を適宜使用することができ、特に制限はない。放熱性等の観点から、金属製(例えばアルミニウム製)のケース20を好ましく使用し得る。
電極端子30は、リベット状の電極端子であり、端子引出孔22の外形よりも外周側に広がった台座部34と、台座部34から突設したリベット部32を有する。台座部34は、ケース20の引出孔22の外形よりも外周側に広がった板状部材であり、その下面に集電部36が取り付けられている。集電部36は、電極体80の正極または負極と電気的に接続されている。ここでは台座部34と集電部36とが一体に形成されているが、台座部34と集電部36とを別体としてもよい。電極端子30の構成材料としては導電性のよい金属材料が好ましく、例えばアルミニウムが用いられる。
リベット部32は、ケース内側から端子引出孔22を貫通するように配置されている。そして、リベット部32の先端を放射状に拡径し、外部端子40の上面に押し広げることによりリベット部32がかしめられている。図1の二点鎖線は、かしめる前のリベット部33を表している。
第1シール部材50と第2シール部材70とは、それぞれフッ素ゴム(例えば、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、フッ化ビニリデン系(FKM)、テトラフルオロエチレン−プロピレン系(FEPM)、等のフッ素ゴム)、エチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム(EPDM)、ブチルゴムなどの絶縁性を有する弾性部材である。第1シール部材50と第2シール部材70とは、電極端子30と、電池ケース20との隙間に装着され、電極端子30と電池ケース20とを絶縁するとともに、当該電極端子30が装着される部位において電池ケース20のシール性を確保している。
この実施形態では、第2シール部材70は、電池ケース20の外側において端子引出孔22の周囲を覆うように配置される略円板状の部材である。
第1シール部材50は、筒部52と、平板部54とを備えている。筒部52は、第1シール部材50の一端(上端)に設けられている。平板部54は、筒部52の一端(下端)から外径方向に平板状(この実施形態では、円板状)に延びている。第1シール部材50の筒部52は、電極端子30のリベット部32の外周に装着され、電極端子30のリベット部32とともに、端子引出孔22に挿し込まれる。第1シール部材50の平板部54は、端子引出孔22からケース20の内側に沿って延び、ケース20の内面24と、電極端子30の台座部34との間に挟まれている。
電池ケース20の内面24のうち第1シール部材50の平板部54と接触している部位には、突起26が形成されている。この実施形態では、突起26は、端子引出孔22の周縁に沿ってリング状に形成されている。突起26の先端は面取りされている。
電極端子30と、第1シール部材50と、第2シール部材70と、外部端子40とは、電池ケース20の端子引出孔22に取り付けられている。
ここでは、例えば、電極端子30のリベット部32に、第1シール部材50の筒部52を装着する。そして、第1シール部材50とともに、電極端子30のリベット部32を、電池ケース20の端子引出孔22にケース20の内側から挿し込む。そして、端子引出孔22から突出した、電極端子30のリベット部32に第2シール部材70を取り付け、電池ケース20の上に配置する。さらに、リベット部32に外部端子40を取り付け、第2シール部材70の上に配置する。この状態で、かしめ治具(例えば回転ヘッドを有するロータリかしめ機)を用いて、リベット部32の先端が外径側に広がるように、リベット部32の先端を一定圧(例えば2500N〜3000N)にて押しつぶし、電極端子30を電池ケース20にかしめる。これにより、電極端子30と、第1シール部材50と、第2シール部材70と、外部端子40とが、電池ケース20の端子引出孔22に取り付けられている。
その際、リベット部32のかしめ部分と台座部34との間で、第1シール部材50の平板部54、ケース20、第2シール部材70および外部端子40を挟持してこれらを押圧することにより、第1シール部材50の平板部54が端子軸方向に圧縮され、ケース20の内面24と台座部34とが平板部54を挟んで密着する。また、ケース20の内面24のうち平板部54と接触している部位には、突起26が形成されているので、該突起26によって平板部54がさらに圧縮され、平板部54に高圧縮部56(図2)が形成される。このことによって、ケース20と電極端子30間のシール性が確保されている。
本実施形態に係る密閉型電池100は、端子引出孔22を有する電池ケース20と、台座部34から突設したリベット部32を有するリベット状の電極端子30であって、該リベット部32がケース内側からケース20の端子引出孔22を貫通するように設けられた電極端子30と、ケース20と電極端子30との間に設けられ、ケース20と電極端子30との隙間をシールする第1シール部材50とを備える。第1シール部材50は、リベット部32の外周に装着される筒部52と、該筒部52の一端(下端)から外径方向に平板状に延びた平板部54とを備える。平板部54は、ケース20の内面24と、電極端子30の台座部34との間に挟まれている。ケース20の内面24は、平板部54と接触している部位に突起26が形成されている。そして、リベット部32の先端は、第1シール部材50の平板部54を端子軸方向に圧縮するように一定圧にてかしめられている。
かかる構成によれば、図2に示すように、ケース20の内面24に形成された突起26によって平板部54に高圧縮部56が形成され、高圧縮部56から高い反力C1が得られる。そのため、ケース20と電極端子30間の十分なシール性を確保することができる。また、図3に示すように、何らかの事情で突起26の高さが低くなり、高圧縮部56からの反力C1が不十分になった場合でも、リベット部32を一定圧にてかしめているため、高圧縮部56以外の部位での圧縮率が上がり(反力C1が小さくなった分、反力C2が大きくなり)、シール性能の低下を補うことができる。したがって、高圧縮部56からの反力C1が不十分になった場合でも、ケース20と電極端子30間の高いシール性を維持することができる。
突起26の高さH(図2)としては特に限定されないが、シール性確保の観点から、未圧縮のときの平板部54の厚みD(図4)に対する突起26の高さHの比(D/H)が、概ね1/5≦(D/H)であることが適当であり、好ましくは1/4≦(D/H)であり、特に好ましくは1/3≦(D/H)である。(D/H)の上限値は特に限定されないが、圧縮容易性等の観点から(D/H)≦1/2であることが好ましく、(D/H)≦2/5であることがより好ましい。未圧縮のときの平板部54の厚みDの具体例としては、概ね0.3mm〜1mmであり、好ましくは0.5mm〜0.8mm(例えば0.6mm)である。突起26の高さHの具体例としては、概ね0.06mm〜0.5mmであり、好ましくは0.1mm〜0.3mm(例えば0.2mm)である。
突起26の幅W1(図2)としては特に限定されないが、シール性確保の観点から、平板部54の幅W2に対する突起26の幅W1の比(W1/W2)が、概ね1/10≦(W1/W2)であることが適当であり、好ましくは1/8≦(W1/W2)であり、特に好ましくは1/7≦(W1/W2)である。(W1/W2)の上限値は特に限定されないが、圧縮容易性等の観点から(W1/W2)≦1/5であることが好ましく、(W1/W2)≦1/6であることがより好ましい。平板部54の幅W2の具体例としては、概ね2mm〜4mmであり、好ましくは2.5mm〜3mm(例えば2.8mm)である。突起26の幅W1の具体例としては、概ね0.2mm〜0.8mmであり、好ましくは0.3mm〜0.5mm(例えば0.4mm)である。
この実施形態では、図2に示すように、電極端子30の台座部34に段差(更なる突起)38が形成されている。この段差38によって第1シール部材50の高圧縮部56をさらに圧縮することができる。段差38の高さとしては、概ね0.05mm〜0.3mmあり、好ましくは0.08mm〜0.2mm(例えば0.1mm)である。なお、ケース20、電極端子30および第1シール部材50の各寸法の一例を図4に示している。
以上、本発明を好適な実施形態により説明したが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん種々の改変が可能である。
20 電池ケース
22 端子引出孔
24 電池ケ―スの内面
26 突起
30 電極端子
32 リベット部
34 台座部
36 集電部
38 段差
40 外部端子
50 第1シール部材
52 筒部
54 平板部
56 高圧縮部
70 第2シール部材
80 電極体
100 密閉型電池

Claims (1)

  1. 端子引出孔を有する電池ケースと、
    台座部から突設したリベット部を有するリベット状の電極端子であって、該リベット部がケース内側から前記ケースの端子引出孔を貫通するように設けられた電極端子と、
    前記ケースと前記電極端子との間に設けられ、前記ケースと前記電極端子との隙間をシールするシール部材と
    を備え、
    前記シール部材は、前記リベット部の外周に装着される筒部と、該筒部の一端から外径方向に平板状に延びた平板部とを備え、
    前記平板部は、前記ケースの内面と、前記電極端子の台座部との間に挟まれており、
    前記ケースの内面および前記台座部の少なくとも一方は、前記平板部と接触している部位に突起が形成されており、
    前記リベット部の先端は、前記平板部を端子軸方向に圧縮するように一定圧にてかしめられている、密閉型電池。
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