JP2016108257A - インドリン誘導体 - Google Patents

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雅敏 永持
Masatoshi Nagamochi
雅敏 永持
建徳 五反田
Takenori Gotanda
建徳 五反田
哲司 野口
Tetsuji Noguchi
哲司 野口
泰治 後藤
Yasuharu Goto
泰治 後藤
潤子 佐々木
Junko Sasaki
潤子 佐々木
宗史 鳥羽田
Munefumi Torihata
宗史 鳥羽田
利治 吉野
Toshiji Yoshino
利治 吉野
崇 磯部
Takashi Isobe
崇 磯部
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Abstract

【課題】レチノイン酸受容体関連オーファン受容体を阻害し、Th17細胞分化の抑制及び/又はIL−17産生の抑制による、乾癬、又は多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息、大腸癌等の治療、及び/又は予防に有効な化合物、又はその薬理上許容される塩、該化合物を含有する医薬組成物の提供。【解決手段】下記式に代表される化合物、又はその薬理上許容される塩、該化合物を含有する医薬組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、優れたレチノイン酸受容体関連オーファン受容体γt(本明細書中ではRORγtと略すことがある)の阻害作用を有し、乾癬等の治療薬として有用な化合物又はその薬理上許容される塩に関する。
自己免疫疾患の多くは原因不明とされているが、多くの疾患でT 細胞異常と関連が深いことが以前から知られている。特にIFN-γ高産生のヘルパーT 細胞(Th1 細胞)は、古くからその関連性が報告されていたが、Th1 細胞の異常では疾患の発症機序を完全に説明できない点もあり、Th1 細胞関与の定説に疑問がもたれていた。2006 年にIL-17 高産生のヘルパーT細胞(Th17 細胞)の存在が報告され、自己免疫疾患はTh17 細胞の異常と関連が深いと提唱された。それ以来、Th17 細胞に関する研究が精力的に行われ、幾つかの自己免疫疾患でその関連性が明らかになり、Th17 細胞の重要性が注目されるようになった。Th17 細胞がナイーブT 細胞より分化する過程、およびTh17細胞がIL-17を産生する過程で、核内受容体のRORγtが機能する。RORγtノックアウトマウスのナイーブT 細胞では、Th17 細胞への分化が抑制され、IL-17産生が抑制され、多発性硬化症の病態モデルであるExperimental Autoimmune Encephalomyelitisの発症が抑制された結果が得られた(非特許文献1)。また別の病態モデルにおいても、RORγtがTh17 細胞への分化、IL-17の産生および病態発症に重要な役割を果たしている報告がある(非特許文献2−3)。これらの知見から、RORγtの転写活性を抑制する物質、つまりRORγt阻害剤は自己免疫疾患などの治療薬になる可能性が考えられる。
自己免疫疾患の原因はこれまで不明であったことから、その治療法には、免疫全般を抑制する免疫抑制剤が用いられてきた。しかしこの治療法では自己免疫疾患の原因そのものに対する効果が期待されず、対処療法に過ぎないことから、十分な治療効果が認められなかったり、寛解に至らず再燃することが多かった。そのため十分な治療効果を出し寛解に至るには、自己免疫疾患の原因に適した治療法が必要であった。最近になって幾つかの自己免疫疾患の原因としてIL-17産生が亢進するTh17細胞の異常が確認された。しかし現時点ではTh17細胞の異常を治療できる方法が存在しないことから、Th17細胞の異常を改善できる新たな治療法が必要とされていた。
Cell, 126, 1121-1133(2006) The Journal of Clinical Investigation, 122, 2252-2256(2012) Arthritis and Rheumatology, 66, 579-588(2014)
発明者らは、RORγt阻害作用を有する化合物について鋭意研究を行った結果、特定の化学構造を有するインドリン化合物が、選択的かつ優れたTh17細胞の分化阻害作用及びIL-17産生阻害作用を有し、自己免疫疾患などのRORγtが関わる疾患の予防及び治療に有用であることを見出した。本発明者らは、このインドリン化合物が、乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌の治療及び/又は予防のための医薬の有効成分として有用であることを見出した。本発明は上記の知見を基にして完成された。
本発明は、以下である。
(1)一般式(I)
[式中、
は、C−Cアルキル基、C−Cシクロアルキル基又はフェニル基を示し、
Aは、カルボニル基、スルフィニル基又はスルホニル基を示し、
Qは、窒素原子又は式=C(R)−で表される基を示し、
は、水素原子、ハロゲン原子、C−Cアルキル基又はC−Cアルコキシ基を示し、
は、水素原子、C−Cカルボキシアルキル基又は水酸基を示し、
式−U−T−で表される基は、式−CH−CH−で表される基又は式−CH=CH−で表される基を示し、
は、ハロゲン原子又はC−Cアルキル基を示し、
Yは、メチレン基又は酸素原子を示し、
Lは、置換基群Aから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい1,4−フェニレン基又は6員環と6員環から成る二環式ヘテロアリレン基を示し、
置換基群Aは、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、C−Cアルコキシ基及びオキソ基からなる群を示し、
Eは、水素原子、C−Cハロゲン化アルキル基、C−Cアルコキシカルボニル基、モノ−C−Cアルキルアミノカルボニル基、ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニル基、(C−Cアルコキシカルボニル)−(C−Cアルケニル)基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基、フェニル基、単環式複素環基、5員環と5員環から成る二環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基を示し、
ただし、式−A−Rで表される基が2位に置換し、かつQを含む6員環の4位が水素原子である場合、Eからピペリジン−1−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル基、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル基、モルホリン−4−イル基、ピロリジン−1−イル基及びピロリジン−3−イル基は除き、
置換基群Bは、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、C−Cハロゲン化アルキル基、C−Cヒドロキシアルキル基、C−Cアルコキシ基、C−Cヒドロキシアルコキシ基、(C−Cアルコキシ)−(C−Cアルキル)基、水酸基、カルボキシ基、C−Cカルボキシアルキル基、C−Cアルキルカルボニル基、モノ−C−Cカルボキシアルキルアミノカルボニル基、ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニルメチルオキシ基、(C−Cカルボキシアルキル)(C−Cアルキルカルボニル)アミノ基、モルホリン−4−イル基、(モルホリン−4−イル)メチル基、(1,4−ジオキサン−2−イル)メチル基、(1,4−ジオキサン−2−イル)メチルオキシ基及びオキソ基からなる群を示し、
ただし、Aがスルホニル基の場合、置換基群BからC−Cカルボキシアルキル基は除く。]で表される化合物又はその薬理上許容される塩。
本発明において、好適には、以下を挙げることができる。
(2) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)である化合物又はその薬理上許容される塩。
(3) (1)又は(2)において、
が、C−Cアルキル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(4) (1)又は(2)において、
が、メチル基又はエチル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(5) (1)乃至(4)から選択されるいずれか一項において、
Aが、スルフィニル基又はスルホニル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(6) (1)乃至(4)から選択されるいずれか一項において、
Aが、スルホニル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(7) (1)乃至(6)から選択されるいずれか一項において、
Qが、窒素原子である化合物又はその薬理上許容される塩。
(8) (1)乃至(6)から選択されるいずれか一項において、
Qが、式=CH−で表される基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(9) (1)乃至(8)から選択されるいずれか一項において、
Yが、酸素原子である化合物又はその薬理上許容される塩。
(10) (1)乃至(9)から選択されるいずれか一項において、
Lが、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基(式中、C及びCは、単結合を示し、Cは、式Eで表わされる基に結合し、Cは、式Yで表わされる基に結合する。)である化合物又はその薬理上許容される塩。
(11) (1)乃至(10)から選択されるいずれか一項において、
Eが、水素原子、C−Cアルコキシカルボニル基又はメチル基、水酸基、カルボキシ基及び(モルホリン−4−イル)メチル基から選択される基で独立に1又は2個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、単環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(12) (1)乃至(10)から選択されるいずれか一項において、
Eが、水素原子、エトキシカルボニル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、ピリジン−4−イル基、6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル基、1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル基又は4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(13) (1)乃至(9)から選択されるいずれか一項において、
式E−L−で表される基が、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(14) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、C−Cアルキル基であり、Aが、スルフィニル基又はスルホニル基であり、Qが、窒素原子であり、Yが、酸素原子であり、Lが、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基であり、Eが、水素原子、C−Cアルコキシカルボニル基又はメチル基、水酸基、カルボキシ基及び(モルホリン−4−イル)メチル基から選択される基で独立に1又は2個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、単環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(15) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、メチル基又はエチル基であり、Aが、スルホニル基であり、Qが、窒素原子であり、Yが、酸素原子であり、Lが、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基であり、Eが、水素原子、エトキシカルボニル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、ピリジン−4−イル基、6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル基、1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル基又は4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(16) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、C−Cアルキル基であり、Aが、スルフィニル基又はスルホニル基であり、Qが、式=CH−で表される基であり、Yが、酸素原子であり、Lが、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基であり、Eが、水素原子、C−Cアルコキシカルボニル基又はメチル基、水酸基、カルボキシ基及び(モルホリン−4−イル)メチル基から選択される基で独立に1又は2個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、単環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(17) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、メチル基又はエチル基であり、Aが、スルホニル基であり、Qが、式=CH−で表される基であり、Yが、酸素原子であり、Lが、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基であり、Eが、水素原子、エトキシカルボニル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、ピリジン−4−イル基、6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル基、1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル基又は4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(18) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、C−Cアルキル基であり、Aが、スルフィニル基又はスルホニル基であり、Qが、窒素原子であり、Yが、酸素原子であり、式E−L−で表される基が、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(19) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、メチル基又はエチル基であり、Aが、スルホニル基であり、Qが、窒素原子であり、Yが、酸素原子であり、式E−L−で表される基が、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(20) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、C−Cアルキル基であり、Aが、スルフィニル基又はスルホニル基であり、Qが、式=CH−で表される基であり、Yが、酸素原子であり、式E−L−で表される基が、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(21) (1)において、
一般式(I)が、一般式(II)であり、Rが、メチル基又はエチル基であり、Aが、スルホニル基であり、Qが、式=CH−で表される基であり、Yが、酸素原子であり、式E−L−で表される基が、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
(22) 1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−{5−[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン、
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−(4−メチル−5−{3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェノキシ}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−{5−[3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン、
1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−メチル−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸、
6−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]−1−[4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]エタノン、又は、
エチル 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート
である化合物又はその薬理上許容される塩。
(23) (22)に記載してある化合物又はその薬理上許容される塩のうちの化合物。
(24) 1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン、
2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン、
1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
6−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]−1−[4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]エタノン、又は、
エチル 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート
である化合物又はその薬理上許容される塩。
(25) (24)に記載してある化合物又はその薬理上許容される塩のうちの化合物。
(26) (1)乃至(25)から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。
(27) 医薬組成物が、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害作用を有する(26)に記載の医薬組成物。
(28) 医薬組成物が、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害作用により、治療及び/又は予防される疾病の治療及び/又は予防のための(26)に記載の医薬組成物。
(29) 医薬組成物が、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体を阻害させ、Th17細胞分化の抑制及び/又はIL−17産生の抑制により、症状の治療、改善、軽減及び/又は予防がなされる疾病の治療及び/又は予防のための(26)に記載の医薬組成物。
(30) 医薬組成物が、乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌の治療及び/又は予防のための(26)に記載の医薬組成物。
(31) 医薬組成物が、乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患又は慢性閉塞性肺疾患の治療及び/又は予防のための(26)に記載の医薬組成物。
(32) 医薬組成物が、乾癬の治療及び/又は予防のための(26)に記載の医薬組成物。
(33) 炎症性腸疾患が、クローン病又は潰瘍性大腸炎である(30)又は(31)に記載の医薬組成物。
(34) (1)乃至(25)から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有するレチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害剤。
(35) 医薬組成物を製造するための、(1)乃至(25)から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の使用。
(36) 医薬組成物がレチノイン酸受容体関連オーファン受容体を阻害するための組成物である(35)に記載の使用。
(37) 医薬組成物が乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌の治療及び/又は予防のための組成物である(35)に記載の使用。
(38) 医薬組成物が乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患又は慢性閉塞性肺疾患の治療及び/又は予防のための組成物である(35)に記載の使用。
(39) 医薬組成物が乾癬の治療及び/又は予防のための組成物である(35)に記載の使用。
(40) 炎症性腸疾患が、クローン病又は潰瘍性大腸炎である(37)又は(38)に記載の使用。
(41) (1)乃至(25)から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の薬理的な有効量を温血動物に投与するレチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害方法。
(42) (1)乃至(25)から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の薬理的な有効量を温血動物に投与する疾病の治療及び/又は予防方法。
(43) 疾病が乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌である(42)に記載の方法。
(44) 疾病が乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患又は慢性閉塞性肺疾患である(42)に記載の方法。
(45) 疾病が乾癬である(42)に記載の方法。
(46) 炎症性腸疾患が、クローン病又は潰瘍性大腸炎である(43)又は(44)に記載の方法。
(47) 温血動物がヒトである(41)乃至(46)から選択されるいずれか一項に記載の方法。
本発明において、「ハロゲン原子」は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又は沃素原子である。好適には、塩素原子又は臭素原子である。
本発明において、「C−Cアルキル基」は、炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基である。例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、2−メチルブチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、4−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−メチルペンチル、1−メチルペンチル、3,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、1,1−ジメチルブチル又は1,2−ジメチルブチル基である。好適には、炭素数1乃至4個の直鎖又は分枝鎖アルキル基(C−Cアルキル基)であり、より好適には、メチル基又はエチル基(C−Cアルキル基)であり、更により好適には、メチル基である。
本発明において、「C−Cシクロアルキル基」は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基である。好適には、シクロヘキシル基である。
本発明において、「C−Cハロゲン化アルキル基」は、同一又は異なる1乃至5個の前記「ハロゲン原子」が前記「C−Cアルキル基」に結合した基である。例えば、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、3,3−ジフルオロプロピル、2,2,2−トリクロロエチル、2−ブロモエチル又は2−フルオロエチル基である。好適には、同一又は異なる1乃至5個の「ハロゲン原子」が「C−Cアルキル基」に結合した基(C−Cハロゲン化アルキル基)であり、より好適には、トリフルオロメチル基である。
本発明において、「C−Cアルコキシ基」は、前記「C−Cアルキル基」が酸素原子に結合した基であり、炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基である。例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ、t−ブトキシ、ペントキシ、2−メチルブトキシ、3−エチルプロポキシ、ネオペントキシ、ヘキシルオキシ又は2,3−ジメチルブトキシ基である。好適には、炭素数1乃至4個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基(C−Cアルコキシ基)であり、より好適には、メトキシ基又はエトキシ基(C−Cアルコキシ基)であり、更により好適には、メトキシ基である。
本発明において、「(C−Cアルコキシ)−(C−Cアルキル)基」は、1個の前記「C−Cアルコキシ基」が前記「C−Cアルキル基」に結合した基である。例えば、メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、イソプロポキシメチル、ブトキシメチル、t−ブトキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、2−ブトキシエチル、1−ブトキシエチル、1−イソブトキシエチル又は3−イソプロポキシプロピル基であり、好適には、1個の前記「C−Cアルコキシ基」が前記「C−Cアルキル基」に結合した基((C−Cアルコキシ)−(C−Cアルキル)基)であり、より好適には、1個の前記「C−Cアルコキシ基」が前記「C−Cアルキル基」に結合した基((C−Cアルコキシ)−(C−Cアルキル)基)であり、更により好適には、メトキシメチル基である。
本発明において、「C−Cカルボキシアルキル基」は、1個のカルボキシ基が前記「C−Cアルキル基」に結合した基である。例えば、カルボキシメチル、2−カルボキシエチル、1−カルボキシエチル又は3−カルボキシプロピル基である。好適には、1個のカルボキシ基が「C−Cアルキル基」に結合した基であり、より好適には、カルボキシメチル基である。
本発明において、「C−Cヒドロキシアルキル基」は、1個のヒドロキシ基が前記「C−Cアルキル基」に結合した基である。例えば、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロキシプロピル基である。好適には、1個のヒドロキシ基が「C−Cアルキル基」に結合した基(C−Cヒドロキシアルキル基)であり、より好適には、1−ヒドロキシエチル基である。
本発明において、「C−Cヒドロキシアルコキシ基」は、1個のヒドロキシ基が前記「C−Cアルコキシ基」に結合した基である。例えば、2−ヒドロキシエトキシ、1−ヒドロキシエトキシ又は3−ヒドロキシプロポキシ基である。好適には、1個のヒドロキシ基が「C−Cアルコキシ基」に結合した基(C−Cヒドロキシアルコキシ基)であり、より好適には、2−ヒドロキシエトキシ基である。
本発明において、「C−Cアルキルカルボニル基」は、1個の前記「C−Cアルキル基」がカルボニル基に結合した基である。例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、ピバロイル又はバレリル基である。好適には、1個の「C1−Cアルキル基」がカルボニル基に結合した基(C−Cアルキルカルボニル基)であり、より好適には、アセチル基又はプロピオニル基(C−Cアルキルカルボニル基)であり、更により好適には、アセチル基である。
本発明において、「C−Cアルコキシカルボニル基」は、1個の前記「C−Cアルコキシ基」がカルボニル基に結合した基である。例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、s−ブトキシカルボニル又はt−ブトキシカルボニル基であり、好適には、1個の前記「C−Cアルコキシ基」がカルボニル基に結合した基(C−Cアルコキシカルボニル基)であり、より好適には、メトキシカルボニル基又はエトキシカルボニル基(C−Cアルコキシカルボニル基)であり、更により好適には、エトキシカルボニル基である。
本発明において、「モノ−C−Cアルキルアミノカルボニル基」は、1個の前記「C−Cアルキル基」が結合したアミノ基がカルボニル基に結合した基である。例えば、メチルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、プロピルアミノカルボニル、イソプロピルアミノカルボニル又はブチルアミノカルボニル基であり、好適には、メチルアミノカルボニル基又はエチルアミノカルボニル基(モノ−C−Cアルキルアミノカルボニル基)であり、より好適には、メチルアミノカルボニル基である。
本発明において、「ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニル基」は、同一又は異なる2個の前記「C−Cアルキル基」が結合したアミノ基がカルボニル基に結合した基である。例えば、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノカルボニル、ジプロピルアミノカルボニル、N−エチル−N−メチルアミノカルボニル又はN−メチル−N−プロピルアミノカルボニル基であり、好適には、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基又はN−エチル−N−メチルアミノカルボニル基(ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニル基)であり、より好適には、N−エチル−N−メチルアミノカルボニル基である。
本発明において、「(C−Cアルコキシカルボニル)−(C−Cアルケニル)基」は、1個の前記「C−Cアルコキシカルボニル基」が前記「C−Cアルケニル基」に結合した基である。(「C−Cアルケニル基」は、前記「C−Cアルキル基」のうち、1個の二重結合を有する炭素数2乃至6個の基である。)例えば、メトキシカルボニルエテニル、エトキシカルボニルエテニル又はプロポキシカルボニルエテニル基であり、好適には、エトキシカルボニルエテニル基である。
本発明において、「モノ−C−Cカルボキシアルキルアミノカルボニル基」は、1個の前記「C−Cカルボキシアルキル基」が結合したアミノ基がカルボニル基に結合した基である。例えば、カルボキシメチルアミノカルボニル、2−カルボキシエチルアミノカルボニル又は1−カルボキシエチルアミノカルボニル基であり、好適には、カルボキシメチルアミノカルボニル基である。
本発明において、「ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニルメチルオキシ基」は、1個の前記「ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニル基」がメチルオキシ基に結合した基である。例えば、ジメチルアミノカルボニルメチルオキシ、ジエチルアミノカルボニルメチルオキシ又はN−エチル−N−メチルアミノカルボニルメチルオキシ基であり、好適には、ジメチルアミノカルボニルメチルオキ基である。
本発明において、「(C−Cカルボキシアルキル)(C−Cアルキルカルボニル)アミノ基」は、1個の前記「C−Cカルボキシアルキル基」及び1個の前記「C−Cアルキルカルボニル基」がアミノ基に結合した基である。例えば、N−(アセチル)−N−(カルボキシメチル)アミノ、N−(アセチル)−N−(2−カルボキシエチル)アミノ又はN−(カルボキシメチル)−N−(3,3−ジメチルブタノイル)アミノである。好適には、N−(カルボキシメチル)−N−(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ基である。
本発明において、「C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基」は、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基である。好適には、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているシクロヘキシル基である。
本発明において、「単環式複素環基」は、硫黄原子、酸素原子又は/及び窒素原子を1乃至3個含み、更に1又は2個の窒素原子を含有してよく、当該硫黄原子は2個の酸素原子が結合してよい4乃至7員単環式複素環基である。例えば、フリル、チエニル、ピロリル、アゼピニル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、ピラニル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル若しくはピラジニル基のような「芳香族複素環基」、又は、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、ピペラジル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、イソキサゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、ピラゾリジニル、ジオキソラニル、ジオキサニル若しくは5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン基のような「部分若しくは完全還元型の飽和複素環基」である。好適には、ピリジル基、テトラヒドロ−2H−ピラニル基又は3,6−ジヒドロ−2H−ピラニル基であり、より好適には、ピリジン−4−イル基、ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基又は3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基であり、更により好適には、ピリジン−4−イル基又はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基である。
本発明において、「5員環と5員環から成る二環式複素環基」は、2個の上記5員単環式複素環が縮環している基である。例えば、チエノフラニル、イミダゾチアゾリル、ピラゾロオキサゾリル又は6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール基である。好適には、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル基である。
本発明において、「5員環と6員環から成る二環式複素環基」は、上記5員単環式複素環と上記6員単環式複素環又は上記5員単環式複素環とベンゼン環が縮環している基である。例えば、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、イソベンゾフラニル、インドリジニル、イソインドリル、インドリル基、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジル又はイミダゾ[1,2−a]ピリジル基である。好適には、ベンズイミダゾール−6−イル基又はインドール−5−イル基である。
本発明において、「6員環と6員環から成る二環式複素環基」は、2個の上記6員単環式複素環又は上記6員単環式複素環とベンゼン環が縮環している基である。例えば、クロメニル、キノリル、イソキノリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリル、キノキサリル、キナゾリニル又は3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン基である。好適には、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である。
本発明において、「6員環と6員環から成る二環式ヘテロアリレン基」は、前記「6員環と6員環から成る二環式複素環基」の炭素原子から水素1原子を取去ってできる2価の基である。好適には、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリレン基、キノキサリレン基又はイソキノリレン基であり、より好適には、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリレン基又はキノキサリレン基である。
本発明において、「置換基群Aから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい1,4−フェニレン基」は、1,4−フェニレン又は置換基群Aから選択される基で独立に1乃至4個置換されている1,4−フェニレン基である。好適には、1,4−フェニレン基又は1個のメチル基若しくはメトキシ基で置換されている1,4−フェニレン基であり、より好適には、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基である。
本発明において、「置換基群Aから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい6員環と6員環から成る二環式ヘテロアリレン基」は、6員環と6員環から成る二環式ヘテロアリレン基又は置換基群Aから選択される基で独立に1乃至4個置換されている6員環と6員環から成る二環式ヘテロアリレン基である。好適には、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリレン基、キノキサリレン基、イソキノリレン基又は2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリレン基であり、より好適には、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基である
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基」は、C−Cシクロアルキル基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されているC−Cシクロアルキル基である。好適には、C−Cヒドロキシアルコキシ基、水酸基、カルボキシ基又はジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニルメチルオキシ基が4位に置換しているシクロヘキシル基であり、より好適には、4−ヒドロキシシクロヘキシル基である。
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよいC−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基」は、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換され更にC−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基である。好適には、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているシクロヘキシル基であり、より好適には、4−カルボキシメチルシクロヘキシル基である。
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよいフェニル基」は、フェニル基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されているフェニル基である。好適には、モルホリン−4−イル−3−フェニル基又は水酸基、カルボキシ基、C−Cカルボキシアルキル基、モノ−C−Cカルボキシアルキルアミノカルボニル基若しくは(C−Cカルボキシアルキル)(C−Cアルキルカルボニル)アミノ基が4個に置換しているフェニル基であり、より好適には、モルホリン−4−イル−3−フェニル基又は4−ヒドロキシフェニル基である。
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい単環式複素環基」は、単環式複素環基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されている単環式複素環基である。好適には、ピリジン−4−イル基、6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基又は3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基であり、より好適には、ピリジン−4−イル基又はテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基である。
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい5員環と5員環から成る二環式複素環基」は、5員環と5員環から成る二環式複素環基置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されている5員環と5員環から成る二環式複素環基である。好適には、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル基である。
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい5員環と6員環から成る二環式複素環基」は、5員環と6員環から成る二環式複素環基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されている5員環と6員環から成る二環式複素環基である。好適には、1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル基又は2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル基である。
本発明において、「置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい6員環と6員環から成る二環式複素環基」は、6員環と6員環から成る二環式複素環基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されている6員環と6員環から成る二環式複素環基である。好適には、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である。
本発明において、好適なRは、C−Cアルキル基であり、より好適なRは、メチル基又はエチル基である。
本発明において、好適なAは、スルフィニル基又はスルホニル基であり、より好適なRは、スルホニル基である。
本発明において、好適なQは、窒素原子又は式=CH−で表される基である。
本発明において、好適なRは、水素原子である。
本発明において、好適なRは、水素原子である。
本発明において、好適な式−U−T−で表される基は、式−CH−CH−で表される基である。
本発明において、好適なRは、C−Cアルキル基であり、より好適なRは、メチル基である。
本発明において、好適なYは、酸素原子である。
本発明において、好適な置換基群Aは、メチル基、メトキシ基又はオキソ基である。
本発明において、好適なLは、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基である。
本発明において、好適な置換基群Bは、メチル基、水酸基、カルボキシ基又は(モルホリン−4−イル)メチル基である。
本発明において、好適なEは、水素原子、C−Cアルコキシカルボニル基又はメチル基、水酸基、カルボキシ基及び(モルホリン−4−イル)メチル基から選択される基で独立に1又は2個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、単環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基であり、より好適なEは、水素原子、エトキシカルボニル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、ピリジン−4−イル基、6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル基、1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル基又は4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である。
本発明において、好適な式E−L−で表される基は、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である。
発明において、好適な一般式(I)は、一般式(II)である。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、全ての異性体(ケト−エノール異性体、ジアステレオ異性体、光学異性体、回転異性体等)を有する。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、その分子内に不斉炭素原子が存在するので、種々の異性体を有する。本発明の化合物においては、これらの異性体およびこれらの異性体の混合物がすべて単一の式、即ち一般式(I)で示されている。従って、本発明はこれらの異性体およびこれらの異性体の任意の割合の混合物をもすべて含むものである。
上記のような立体異性体は、光学活性な原料化合物を用いるか、又は不斉合成若しくは不斉誘導の手法を用いて本発明に係る化合物を合成するか、或いは合成した本発明に係る化合物を所望により通常の光学分割法又は分離法を用いて単離することにより得ることができる。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、このような化合物を構成する原子の1以上に、原子同位体の非天然割合も含有し得る。原子同位体としては、例えば、重水素(H)、トリチウム(H)、ヨウ素−125(125I)又は炭素−14(14C)などが挙げられる。また、前記化合物は、例えば、トリチウム(H)、ヨウ素−125(125I)又は炭素−14(14C)などの放射性同位体で放射性標識され得る。放射性標識された化合物は、治療又は予防剤、研究試薬、例えば、アッセイ試薬、及び診断剤、例えば、インビボ画像診断剤として有用である。本発明の化合物の全ての同位体変異種は、放射性であると否とを問わず、本発明の範囲に包含されるものとする。
「その薬理上許容される塩」とは、著しい毒性を有さず、医薬として使用され得る塩をいう。本発明の一般式(I)で表される化合物は、塩基性の基を有する場合には酸と反応させることにより、又、酸性の基を有する場合には塩基と反応させることにより、塩にすることができる。
塩基性基に基づく塩としては、例えば、弗化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩のようなハロゲン化水素酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩のようなC−Cアルキルスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩のようなアリールスルホン酸塩、酢酸塩、りんご酸塩、フマ−ル酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、アスコルビン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マレイン酸塩等の有機酸塩;及び、グリシン塩、リジン塩、アルギニン塩、オルニチン塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のようなアミノ酸塩を挙げることができる。
一方、酸性基に基づく塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩のようなアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、鉄塩等の金属塩;アンモニウム塩のような無機塩、t−オクチルアミン塩、ジベンジルアミン塩、モルホリン塩、グルコサミン塩、フェニルグリシンアルキルエステル塩、エチレンジアミン塩、N−メチルグルカミン塩、グアニジン塩、ジエチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、プロカイン塩、ジエタノールアミン塩、N−ベンジルフェネチルアミン塩、ピペラジン塩、テトラメチルアンモニウム塩、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩のような有機塩等のアミン塩;及び、グリシン塩、リジン塩、アルギニン塩、オルニチン塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のようなアミノ酸塩を挙げることができる。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、大気中に放置したり、又は、再結晶をすることにより、水分を吸収し、吸着水が付いたり、水和物となる場合があり、そのような水和物も本発明の塩に包含される。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、他のある種の溶媒を吸収し、溶媒和物となる場合があり、そのような溶媒和物も本発明の塩に包含される。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、選択的かつ優れたTh17細胞の分化阻害作用及びIL-17産生阻害作用を有し、自己免疫疾患などのRORγtが関わる疾患の治療及び/又は予防に有用である。具体的な疾患としては、乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌である。好ましい疾患としては、乾癬である。また、本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、既存治療法では不可能であったTh17細胞の異常を選択的に予防及び治療できる効果が期待される。
本発明の一般式(I)で表される化合物は、以下に記載するA法乃至O法に従って製造することができる。
下記A法乃至O法の各工程の反応において使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発原料をある程度溶解するものであれば特に限定はなく、例えば、下記溶媒群より選択される。溶媒群は、ペンタン、ヘキサン、オクタン、石油エーテル、リグロイン、シクロヘキサンのような炭化水素類;ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリジノン、ヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテルのようなエーテル類;メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、2−ブタノール、2−メチル−1−プロパノール、t−ブタノール、イソアミルアルコール、ジエチレングリコール、グリセリン、オクタノール、シクロヘキサノール、メチルセロソルブのようなアルコール類;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類;スルホランのようなスルホン類;アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;アセトン、メチルエチルケトン、4-メチル-2-ペンタノン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノンのようなケトン類;ニトロエタン、ニトロベンゼンのようなニトロ化合物類;ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸、蟻酸、プロピオン酸、ブチリル酸、トリフルオロ酢酸のようなカルボン酸類;N−メチルモルホリン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、N−メチルピペリジン、ピリジン、2,6−ルチジン、4−ピロリジノピリジン、ピコリン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルピリジン、キノリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、ピペリジンのようなアミン類;水;及び、これらの混合溶媒からなる。
下記A法乃至O法の各工程の反応において使用される塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸セシウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属炭酸水素塩類;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸リチウム、酢酸セシウムのようなアルカリ金属酢酸塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化リチウムのようなアルカリ金属水酸化物類;リン酸ナトリウム、リン酸カリウムのようなアルカリ金属リン酸塩類;L−プロリンナトリウム、L−プロリンカリウムのようなアルカリ金属塩類;弗化ナトリウム、弗化カリウムのようなアルカリ金属弗化物類等の無機塩基類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウム−t−ブトキシド、カリウム−t−ブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類;ナトリウムトリメチルシロキシド、カリウムトリメチルシロキシド、リチウムトリメチルシロキシドのようなアルカリ金属トリアルキルシロキシド類;N−メチルモルホリン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、N−メチルピペリジン、ピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ピロリジノピリジン、ピコリン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチルピリジン、キノリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)のような有機塩基類;リチウム ジイソプロピルアミド、ヘキサメチルジシラザンリチウム、ヘキサメチルジシラザンナトリウムのようなアルカリ金属アミド類;又は、プロリンのようなアミノ酸である。
下記A法乃至O法の各工程の反応において使用される縮合剤は、例えば、アゾジカルボン酸ジエチルエステル−トリフェニルホスフィンのようなアゾジカルボン酸ジ低級アルキルエステル−トリフェニルホスフィン類;1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドのようなカルボジイミド誘導体;2−クロル−1−メチルピリジニウムヨージドのような2−ハロ−1−低級アルキルピリジニウムハライド類;ジフェニルホスホリルアジドのようなジアリールホスホリルアジド類;ジエチルホスホリルクロリドのようなホスホリルクロリド類;N,N’−カルボジイミダゾールのようなイミダゾール誘導体;O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、(1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェートのようなベンゾトリアゾール誘導体;又は、4-(4,6−ジメトキシ−1,3,5-トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロリドのようなモルホリニウムクロリド誘導体である。
下記A法乃至O法の各工程の反応において、反応温度は、溶媒、出発原料、試薬等により異なり、反応時間は、溶媒、出発原料、試薬、反応温度等により異なる。
下記A法乃至O法の各工程の反応において、反応終了後、各目的化合物は常法に従って、反応混合物から採取される。例えば、反応混合物を適宜中和し、又、不溶物が存在する場合には濾過により除去した後、水と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、目的化合物を含む有機層を分離し、水等で洗浄後、無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナトリウム等で乾燥、ろ過後、溶剤を留去することによって得られる。得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈殿、クロマトグラフィー(例えば、シリカゲル、アルミナ、マグネシウム−シリカゲル系のフロリジル、SO3H−シリカ(富士シリシア製)のような担体を用いた吸着カラムクロマトグラフィー法;セファデックスLH−20(ファルマシア社製)、アンバーライトXAD−11(ローム・アンド・ハース社製)、ダイヤイオンHP−20(三菱化学社製)のような担体を用いた分配カラムクロマトグラフィー等の合成吸着剤を使用する方法;イオン交換クロマトを使用する方法;シリカゲル若しくはアルキル化シリカゲルによる順相・逆相カラムクロマトグラフィー法(好適には、高速液体クロマトグラフィー)を適宜組合せ、適切な溶離剤で溶出する)等の通常、有機化合物の分離精製に慣用されている方法を適宜組合せ、分離、精製することができる。溶媒に不溶の目的化合物では、得られた固体の粗生成物を溶媒で洗浄して、精製することができる。また、各工程の目的化合物は精製することなくそのまま次の反応に使用することもできる。
下記A法乃至O法の各工程の反応において、R、A、Q、R、R、R、Y及びLは、前述したものと同意義を示す。Eは、水素原子、C−Cハロゲン化アルキル基、C−Cアルコキシカルボニル基、モノ−C−Cアルキルアミノカルボニル基、ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニル基又は(C−Cアルコキシカルボニル)−(C−Cアルケニル)基を示し、Eは、置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基、フェニル基、単環式複素環基、5員環と5員環から成る二環式複素環基又は5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基を示す。R3aは、Rの基に含まれるヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基が、保護されてもよいヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基ある他、Rの基の定義における基と同様の基を示す。E2aは、Eの基に含まれるヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基が、保護されてもよいヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基を示す。Rは、C−Cアルキル基又はベンジル基を示す。X、X、X、X及びXは、ハロゲン原子又はトリフルオロメタンスルホニル基を示す。Xが、臭素原子又は沃素原子である場合、Xは、好適には、塩素原子又は臭素原子である。Xは、好適には、臭素原子又は沃素原子であり、より好適には、沃素原子である。Xは、好適には、臭素原子、沃素原子又はトリフルオロメタンスルホニル基である。Tfは、トリフルオロメタンスルホニル基を示す。
A法は、一般式(I)で表される化合物の中で、式−U−T−で表される基が式−CH−CH−で表される基であり、EがEである一般式(Ia)で表される化合物を製造する方法である。
(A法)
A−I工程
本工程は、溶媒中、一般式(IV)で表される化合物を、酸と反応させることにより、一般式(V)で表される化合物の塩を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、ハロゲン化炭化水素類であり、より好適には、ジクロロメタンである。
本工程において使用される酸は、好適には、酢酸類又はプロトン酸類であり、より好適には、トリフルオロ酢酸又は塩酸の1,4−ジオキサン溶液である。一般式(V)で表される化合物の塩は、塩酸類を使用した場合を示す。
本工程における反応温度は、通常、−10℃乃至50℃であり、好適には、0℃乃至30℃である。
本工程における反応時間は、通常、1分間乃至24時間であり、好適には、10分間乃至6時間である。
A−II工程
本工程は、溶媒中、縮合剤及び塩基の存在下、一般式(V)で表される化合物の塩を、一般式(VI)で表される化合物又はその塩と反応させた後、所望によりR3aにおけるヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基の保護基を除去することにより、一般式(Ia)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される一般式(VI)で表される化合物の塩は、例えばアルカリ金属塩、有機塩基塩又はアンモニウム塩であり、好適には、ナトリウム塩である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類、エーテル類、ニトリル類又はハロゲン化炭化水素類であり、より好適には、N,N−ジメチルホルムアミドである。
本工程において使用される縮合剤は、好適には、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド又は4-(4,6−ジメトキシ−1,3,5-トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロリドである。
本工程において使用される塩基は、好適には、有機塩基類であり、より好適には、N−メチルモルホリン、トリエチルアミン又はジイソプロピルエチルアミンである。
本工程における反応温度は、通常、0℃乃至60℃であり、好適には、10℃乃至30℃である。
本工程における反応時間は、通常、5分間乃至48時間であり、好適には、1時間乃至24時間である。
B法は、一般式(I)で表される化合物の中で、式−U−T−で表される基が式−CH−CH−で表される基であり、EがEである一般式(Ib)で表される化合物を製造する方法である。
(B法)
B−I工程
本工程は、溶媒中、一般式(VII)で表される化合物を、酸と反応させることにより、A法のA−I工程と同様に行われ、一般式(VIII)で表される化合物の塩を製造する工程である。一般式(VIII)で表される化合物の塩は、塩酸類を使用した場合を示す。
B−II工程
本工程は、溶媒中、縮合剤及び塩基の存在下、一般式(VIII)で表される化合物の塩を、一般式(VI)で表される化合物又はその塩と反応させることにより、A法のA−II工程と同様に行われ、一般式(IX)で表される化合物を製造する工程である。
B−III工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(IX)で表される化合物を、一般式(X)で表される化合物と反応させた後、所望によりR3a及び/又はE2aにおけるヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基の保護基を除去することにより、一般式(Ib)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、エーテル類又は芳香族炭化水素類であり、より好適には、1,2−ジメトキシエタン又はトルエンである。
本工程において使用されるパラジウム触媒は、好適には、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド ジクロロロメタン錯体又はXPhos−Pd−G2(II)である。
本工程において使用される塩基は、好適には、アルカリ金属炭酸塩類又はアルカリ金属リン酸塩類であり、より好適には、炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム水溶液、リン酸カリウム又はリン酸カリウム水溶液である。
本工程における反応温度は、通常、室温乃至200℃であり、好適には、50℃乃至130℃である。
本工程における反応時間は、通常、5分間乃至24時間であり、好適には、20分間乃至15時間である。
本工程は、マイクロウェーブの照射下で行うことができる。
C法は、一般式(I)で表される化合物の中で、式−U−T−で表される基が式−CH−CH−で表される基であり、EがEである一般式(Ib)で表される化合物を製造する方法である。
(C法)
C−I工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(IX)で表される化合物を、化合物(XI)と反応させることにより、一般式(XII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程は、J.Org.Chem.1995,60,7508に記載されている方法に準じて実施することができる。
C−II工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(XII)で表される化合物を、一般式(XIII)で表される化合物と反応させることにより、B法のB−III工程と同様に行った後、所望によりR3a及び/又はE2aにおけるヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基の保護基を除去することにより、一般式(Ib)で表される化合物を製造する工程である。
D法は、一般式(I)で表される化合物の中で、式−U−T−で表される基が式−CH−CH−で表される基であり、EがEである一般式(Ib)で表される化合物を製造する方法である。
(D法)
D−I工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(VII)で表される化合物を、一般式(X)で表される化合物と反応させることにより、B法のB−III工程と同様に行われ、一般式(XIV)で表される化合物を製造する工程である。
D−II工程
本工程は、溶媒中、一般式(XIV)で表される化合物を、酸と反応させることにより、A法のA−I工程と同様に行われ、一般式(XV)で表される化合物の塩を製造する工程である。一般式(XV)で表される化合物の塩は、酸として、塩酸類を使用した場合を示す。
D−III工程
本工程は、溶媒中、塩基の存在下、一般式(XV)で表される化合物の塩を、一般式(VI)で表される化合物又はその塩と反応させることにより、A法のA−II工程と同様に行った後、所望によりR3a及び/又はE2aにおけるヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基の保護基を除去することにより、一般式(Ib)で表される化合物を製造する工程である。
E法は、一般式(I)で表される化合物の中で、式−U−T−で表される基が式−CH=CH−で表される基であり、EがEである一般式(Ic)で表される化合物を製造する方法である。
(E法)
E−I工程
本工程は、溶媒中、一般式(Ia)で表される化合物を、酸化剤と反応させることにより、一般式(Ic)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される一般式(Ia)で表される化合物は、A法を用いて製造することができる。
本工程において使用される溶媒は、好適には、ハロゲン化炭化水素類であり、より好適には、ジクロロメタン又はクロロホルムである。
本工程において使用される酸化剤は、好適には、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノンである。
本工程における反応温度は、室温乃至加熱還流温度であり、加熱還流温度は、溶媒によって異なる。通常、5℃乃至150℃であり、好適には、10℃乃至70℃である。
本工程における反応時間は、通常、30分間乃至72時間であり、好適には、1時間乃至24時間である。
F法は、一般式(I)で表される化合物の中で、式−U−T−で表される基が式−CH=CH−で表される基であり、EがEである一般式(Id)で表される化合物を製造する方法である。
(F法)
F−I工程
本工程は、溶媒中、一般式(Ib)で表される化合物を、酸化剤と反応させることにより、E法のE−I工程と同様に行われ、一般式(Id)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される一般式(Ib)で表される化合物は、B法乃至D法を用いて製造することができる。
G法は、A法のA−I工程で用いる一般式(IV)で表される化合物の中で、Yがメチレン基である一般式(XX)で表される化合物を製造する方法である。
(G法)
G−I工程
本工程は、溶媒中、塩基の存在下、一般式(XVI)で表される化合物を、トリフルオロメタンスルホニル化剤と反応させることにより、一般式(XVII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、ハロゲン化炭化水素類であり、より好適には、ジクロロメタンである。
本工程において使用される塩基は、好適には、有機塩基類であり、より好適には、ピリジンである。
本工程において使用されるトリフルオロメタンスルホニル化剤は、好適には、トリフルオロメタンスルホニル化合物であり、より好適には、トリフルオロメタンスルホン酸無水物である。
本工程における反応温度は、通常、−20℃乃至50℃であり、好適には、0℃乃至20℃である。
本工程における反応時間は、通常、1分間乃至24時間であり、好適には、10分間乃至6時間である。
G−II工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(XVII)で表される化合物を、化合物(XI)と反応させることにより、C法のC−I工程と同様に行われ、一般式(XVIII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類、エーテル類、スルホキシド類又はこれらの混合溶媒であり、より好適には、ジメトキシエタンとジメチルスルホキシドの混合溶媒である。
G−III工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(XVIII)で表される化合物を、一般式(XIX)で表される化合物と反応させることにより、B法のB−III工程と同様に行われ、一般式(XX)で表される化合物を製造する工程である。
H法は、B法のB−I工程及びD法のD−I工程で用いる一般式(VII)で表される化合物の中で、Yがメチレン基である一般式(XXII)で表される化合物を製造する方法である。
(H法)
H−I工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(XVIII)で表される化合物を、一般式(XXI)で表される化合物と反応させることにより、B法のB−III工程と同様に行われ、一般式(XXII)で表される化合物を製造する工程である。
I法は、A法のA−I工程で用いる一般式(IV)で表される化合物の中で、Yが酸素原子である一般式(XXV)で表される化合物を製造する方法である。
(I法)
I−I工程
本工程は、溶媒中、銅触媒、助触媒及び塩基の存在下、一般式(XVI)で表される化合物を、一般式(XXIV)で表される化合物と反応させることにより、一般式(XXV)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類又はエーテル類であり、より好適には、N,N−ジメチルホルムアミド又は1,4−ジオキサンである。
本工程において使用される銅触媒は、好適には、ヨウ化銅(I)である。
本工程において使用される助触媒は、好適には、N,N−ジメチルグリシンである。
本工程において使用される塩基は、好適には、アルカリ金属炭酸塩類であり、より好適には、炭酸セシウムである。
本工程における反応温度は、通常、50℃乃至150℃であり、好適には、80℃乃至110℃である。
本工程における反応時間は、通常、3時間乃至72時間であり、好適には、12時間乃至48時間である。
また、本工程は、溶媒中、塩基の存在下、一般式(XVI)で表される化合物を、一般式(XXIV)で表される化合物と反応させることにより、一般式(XXV)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類又はエーテル類であり、より好適には、N,N−ジメチルホルムアミド又は1,4−ジオキサンである。
本工程において使用される塩基は、好適には、アルカリ金属炭酸塩類であり、より好適には、炭酸セシウムである。
本工程における反応温度は、通常、50℃乃至200℃であり、好適には、80℃乃至160℃である。
本工程における反応時間は、通常、3時間乃至72時間であり、好適には、12時間乃至48時間である。
本工程はマイクロウェーブ照射下で行うことができる。その際の反応時間は、通常、10分間乃至3時間であり、好適には、15分間乃至90分間である。
J法は、B法のB−I工程及びD法のD−I工程で用いる一般式(VII)で表される化合物の中で、Yが酸素原子である一般式(XXVII)で表される化合物を製造する方法である。
(J法)
J−I工程
本工程は、溶媒中、銅触媒、助触媒及び塩基の存在下、一般式(XVI)で表される化合物を、一般式(XXVI)で表される化合物と反応させることにより、I法のI−I工程と同様に行われ、一般式(XXVII)で表される化合物を製造する工程である。
また、本工程は、溶媒中、塩基の存在下、一般式(XVI)で表される化合物を、一般式(XXVI)で表される化合物と反応させることにより、I法のI−I工程と同様に行われ、一般式(XXVII)で表される化合物を製造する工程である。
K法は、D法のD−II工程で用いる一般式(XIV)で表される化合物の中で、Yが酸素原子である一般式(XXIX)で表される化合物を製造する方法である。
(K法)
K−I工程
本工程は、溶媒中、パラジウム触媒及び塩基の存在下、一般式(X)で表される化合物を、一般式(XXVI)で表される化合物と反応させることにより、B法のB−III工程と同様に行われ、一般式(XXVIII)で表される化合物を製造する工程である。
K−II工程
本工程は、溶媒中、銅触媒、助触媒及び塩基の存在下、一般式(XXVIII)で表される化合物を、一般式(XVI)で表される化合物と反応させることにより、I法のI−I工程と同様に行われ、一般式(XXIX)で表される化合物を製造する工程である。
また、本工程は、溶媒中、塩基の存在下、一般式(XXVIII)で表される化合物を、一般式(XVI)で表される化合物と反応させることにより、I法のI−I工程と同様に行われ、一般式(XXIX)で表される化合物を製造する工程である。
L法は、A法のA−II工程、B法のB−II工程及びD法のD−III工程で用いる一般式(VI)で表される化合物又はその塩の中で、Aがスルホニル基である一般式(XXXIII)で表される化合物又はその塩を製造する方法である。
(L法)
L−I工程
本工程は、溶媒中、銅触媒と塩基の存在下、一般式(XXX)で表される化合物を、一般式(XXXI)で表される化合物と反応させることにより、一般式(XXXII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類又はスルホキシド類であり、より好適には、N,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドである。
本工程において使用される銅触媒は、好適には、ヨウ化銅(I)である。
本工程において使用される塩基は、好適にはL−プロリンのアルカリ金属塩類であり、より好適には、L−プロリンナトリウムである。
本工程における反応温度は、通常、50℃乃至150℃であり、好適には、70℃乃至110℃である。
本工程における反応時間は、通常、10分間乃至48時間であり、好適には、30分間乃至12時間である。
L−II工程
本工程は、溶媒中、一般式(XXXII)で表される化合物を、塩基と反応させることにより、一般式(XXXIII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、エーテル類、アルコール類又はこれらの混合溶媒であり、より好適には、テトラヒドロフランとメタノールの混合溶媒又はテトラヒドロフランとエタノールの混合溶媒である。
本工程において使用される塩基は、好適には、アルカリ金属水酸化物であり、より好適には、水酸化ナトリウム、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化リチウム又は水酸化リチウム水溶液である。
本工程における反応温度は、通常、0℃乃至80℃であり、好適には、15℃乃至45℃である。
本工程における反応時間は、通常、5分間乃至48時間であり、好適には、10分間乃至24時間である。
一般式(XXXIII)で表される化合物の塩は、反応終了後、塩基性の反応混合物から採取される。採取される塩は、反応に使用される塩基によって異なる。
M法は、A法のA−II工程、B法のB−II工程及びD法のD−III工程で用いる一般式(VI)で表される化合物又はその塩の中で、Aがスルホニル基であり、R3aが水素原子である一般式(XXXVIII)で表される化合物又はその塩を製造する方法である。
(M法)
M−I工程
本工程は、溶媒中、塩基の存在下、一般式(XXXIV)で表される化合物を、一般式(XXXV)で表される化合物と反応させることにより、一般式(XXXVI)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類又はスルホキシド類であり、より好適には、ジメチルスルホキシドである。
本工程において使用される塩基は、好適には、無機塩基類であり、より好適には、アルカリ金属炭酸塩類であり、更により好適には、炭酸セシウムである。
本工程における反応温度は、通常、30℃乃至200℃であり、好適には、80℃乃至120℃である。
本工程における反応時間は、通常、1時間乃至24時間であり、好適には、5時間乃至10時間である。
M−II工程
本工程は、溶媒中、銅触媒と塩基の存在下、一般式(XXXVI)で表される化合物を、一般式(XXXI)で表される化合物と反応させることにより、L法のL−I工程と同様に行われ、一般式(XXXVII)で表される化合物を製造する工程である。
M−III工程
本工程は、溶媒中、一般式(XXXVII)で表される化合物を、塩基と反応させることにより、L法のL−II工程と同様に行われ、一般式(XXXVIII)で表される化合物又はその塩を製造する工程である。
一般式(XXXVIII)で表される化合物の塩は、反応終了後、塩基性の反応混合物から採取される。採取される塩は、反応に使用される塩基によって異なる。
また、Rがベンジル基の場合、本工程は、溶媒中、パラジウム触媒の存在下、一般式(XXXVII)で表される化合物を、水素雰囲気下反応させることにより、一般式(XXXVIII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、エーテル類、アルコール類、エステル類又はこれらの混合溶媒であり、より好適には、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、酢酸エチル又はこれらの混合溶媒である。
本工程において使用されるパラジウム触媒は、好適には、パラジウム−炭素である。
本工程における反応温度は、通常、0℃乃至80℃であり、好適には、室温乃至50℃である。
本工程における反応時間は、通常、10分間乃至60時間であり、好適には、1時間乃至24時間である。
また、2箇所のRのうちの一方がtert−ブチル基の場合、本工程は、溶媒中、一般式(XXXVII)で表される化合物を、酸と反応させた後、溶媒中、塩基と反応させることにより、L法のL−II工程と同様に行われ、一般式(XXXVIII)で表される化合物又はその塩を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、ハロゲン化炭化水素類であり、より好適には、ジクロロメタンである。
本工程において使用される酸は、好適には、トリフルオロ酢酸である。
本工程における反応温度は、通常、−10℃乃至100℃であり、好適には、0℃乃至30℃である。
本工程における反応時間は、通常、1分間乃至24時間であり、好適には、1時間乃至8時間である。
N法は、M法のM−III工程で用いる一般式(XXXVII)で表される化合物を製造する方法である。
(N法)
N−I工程
本工程は、溶媒中、塩基、銅触媒及び助触媒の存在下、一般式(XXXIX)で表される化合物を、一般式(XXXV)で表される化合物と反応させることにより、一般式(XXXVII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類、エーテル類又はスルホキシド類であり、より好適には、1,4−ジオキサンである。
本工程において使用される塩基は、好適には、無機塩基類であり、より好適には、アルカリ金属炭酸塩類であり、更により好適には、炭酸セシウムである。
本工程において使用される銅触媒は、好適には、ヨウ化銅(I)又は塩化銅(I)である。
本工程において使用される助触媒は、好適には、ピコリン酸である。
本工程における反応温度は、通常、30℃乃至200℃であり、好適には、80℃乃至120℃である。
本工程における反応時間は、通常、1時間乃至24時間であり、好適には、5時間乃至12時間である。
O法は、A法のA−II工程、B法のB−II工程及びD法のD−III工程で用いる一般式(VI)で表される化合物又はその塩の中で、Aがスルホニル基である一般式(XXXIII)で表される化合物又はその塩を製造する方法である。
(O法)
O−I工程
本工程は、溶媒中、銅触媒と塩基の存在下、一般式(XL)で表される化合物を、一般式(XXXI)で表される化合物と反応させることにより、一般式(XXXIII)で表される化合物を製造する工程である。
本工程において使用される溶媒は、好適には、アミド類又はスルホキシド類であり、より好適には、N,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドである。
本工程において使用される銅触媒は、好適には、ヨウ化銅(I)である。
本工程において使用される塩基は、好適にはアルカリ金属水酸化物であり、より好適には、水酸化ナトリウム又は水酸化ナトリウム水溶液である。
本工程における反応温度は、通常、50℃乃至150℃であり、好適には、70℃乃至110℃である。
本工程における反応時間は、通常、10分間乃至48時間であり、好適には、30分間乃至12時間である。
一般式(IV)、(VI)、(VII)、(X)、(XIII)、(XVI)、(XIX)、(XXI)、(XXIV)、(XXVI)、(XXX)、(XXXI)、(XXXIV)、(XXXV)、(XXXIX)及び(XL)で表される化合物は、公知化合物であるか、或いは公知化合物を出発原料に公知の方法又はそれに類似した方法に従って容易に製造される。
上記において、R3a及びEの定義における「保護されてもよいヒドロキシ基及び/又はカルボキシ基」の保護基とは、加水素分解、加水分解、電気分解、光分解のような化学的方法により開裂し得る保護基をいい、有機合成化学で一般的に用いられる保護基を示す(例えば、T. W. Greeneら,Protective Groups in Organic Synthesis, 3rd Edition, John Wiley & Sons, Inc. (1999年)参照)。
上記において、保護されてもよいヒドロキシ基の「保護基」は、有機合成化学の分野で使用されるヒドロキシ基の保護基であれば特に限定はされないが、例えば、ホルミル基、前記「C−Cアルキルカルボニル基」、2,2,2−トリクロロエチルカルボニルのようなC−Cハロゲン化アルキルカルボニル基、メトキシアセチルのようなアルコキシアルキルカルボニル基、アクリロイル、プロピオロイル、メタクリロイル、クロトノイル、イソクロトノイル、(E)−2−メチル−2−ブテノイルのような不飽和アルキルカルボニル基等の「アルキルカルボニル基」;ベンゾイル、α−ナフトイル、β−ナフトイルのようなアリールカルボニル基、2−ブロモベンゾイル、4−クロロベンゾイルのようなハロゲン化アリールカルボニル基、2,4,6−トリメチルベンゾイル、4−トルオイルのようなC−Cアルキル化アリールカルボニル基、4−アニソイルのようなC−Cアルコキシ化アリールカルボニル基、4−ニトロベンゾイル、2−ニトロベンゾイルのようなニトロ化アリールカルボニル基、2−(メトキシカルボニル)ベンゾイルのようなC−Cアルコキシカルボニル化アリールカルボニル基、4−フェニルベンゾイルのようなアリール化アリールカルボニル基等の「アリールカルボニル基」;メトキシカルボニル、エトキシカルボニルのようなC−Cアルコキシカルボニル基、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエトキシカルボニルのようなハロゲン又はトリ−(C−Cアルキル)シリル基で置換されたC−Cアルコキシカルボニル基等の「アルコキシカルボニル基」;テトラヒドロピラン−2−イル、3−ブロモテトラヒドロピラン−2−イル、4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル、テトラヒドロチオピラン−2−イル、4−メトキシテトラヒドロチオピラン−4−イルのような「テトラヒドロピラニル又はテトラヒドロチオピラニル基」;テトラヒドロフラン−2−イル、テトラヒドロチオフラン−2−イルのような「テトラヒドロフラニル又はテトラヒドロチオフラニル基」;トリメチルシリル、トリエチルシリル、イソプロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、メチルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシリル、トリイソプロピルシリルのようなトリ−(C−Cアルキル)シリル基、ジフェニルメチルシリル、ジフェニルブチルシリル、ジフェニルイソプロピルシリル、フェニルジイソプロピルシリルのような(C−Cアルキル)ジアリールシリル又はジ−(C−Cアルキル)アリールシリル基等の「シリル基」;メトキシメチル、1,1−ジメチル−1−メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、イソプロポキシメチル、ブトキシメチル、t−ブトキシメチルのような(C−Cアルコキシ)メチル基、2−メトキシエトキシメチルのような(C−Cアルコキシ)−(C−Cアルコキシ)メチル基、2,2,2−トリクロロエトキシメチル、ビス(2−クロロエトキシ)メチルのような(C−Cハロゲン化アルコキシ)メチル等の「アルコキシメチル基」;1−エトキシエチル、1−(イソプロポキシ)エチルのような(C−Cアルコキシ)エチル基、2,2,2−トリクロロエチルのようなハロゲン化エチル基等の「置換エチル基」;ベンジル、α−ナフチルメチル、β−ナフチルメチル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、α−ナフチルジフェニルメチル、9−アンスリルメチルのような1乃至3個のアリール基で置換されたC−Cアルキル基、4−メチルベンジル、2,4,6−トリメチルベンジル、3,4,5−トリメチルベンジル、4−メトキシベンジル、4−メトキシフェニルジフェニルメチル、2−ニトロベンジル、4−ニトロベンジル、4−クロロベンジル、4−ブロモベンジル、4−シアノベンジルのようなC−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ、ハロゲン、シアノ基でアリール環が置換された1乃至3個のアリール基で置換されたC−Cアルキル基等の「アラルキル基」;ビニルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニルのような「アルケニルオキシカルボニル基」;ベンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニルのような、1又は2個のC−Cアルコキシ又はニトロ基でアリール環が置換されていてもよい「アラルキルオキシカルボニル基」であり、好適には、アルキルカルボニル基、シリル基又はアラルキル基である。
上記において、保護されてもよいカルボキシ基の「保護基」は、有機合成化学の分野で使用されるカルボキシ基の保護基であれば特に限定はされないが、例えば、前記「C−Cアルキル基」;ビニル、アリルのようなC−Cアルケニル基;エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−メチル−2−プロピニル、1−ブチニルのようなC−Cアルキニル基;前記「C−Cハロゲン化アルキル基」;前記「C−Cヒドロキシアルキル基」;アセチルメチルのような(C−Cアルキルカルボニル)−(C−Cアルキル)基;前記「アラルキル基」;又は前記「シリル基」であり、好適には、C−Cアルキル基又はアラルキル基である。
保護・脱保護が必要な工程は、既知の方法(例えば、”Protective Groups in Organic Synthesis” (Theodora W. Greene、Peter G. M.Wuts著、 1999年、Wiley-Interscience Publication発行)等に記載の方法)に準じて行われる。
本発明の化合物又はその薬理上許容される塩は、種々の形態で投与することができる。その投与形態としては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、乳剤、丸剤、散剤、シロップ剤(液剤)等による経口投与、または注射剤(静脈内、筋肉内、皮下または腹腔内投与)、点滴剤、坐剤(直腸投与)等による非経口投与を挙げることができる。これらの各種製剤は、常法に従って主薬に賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味矯臭剤、溶解補助剤、懸濁剤、コーティング剤等の医薬の製剤技術分野において通常使用し得る補助剤を用いて製剤化することができる。
錠剤として使用する場合、担体として、例えば、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、グルコース、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤;水、エタノール、プロパノール、単シロップ、グルコース液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤;乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、寒天末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤;白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤;第4級アンモニウム塩類、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤;グリセリン、デンプン等の保湿剤;デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤;精製タルク、ステアリン酸塩、硼酸末、ポリエチレングリコール等の潤沢剤等を使用することができる。また、必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。
丸剤として使用する場合、担体として、例えば、グルコース、乳糖、カカオバター、デンプン、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤;アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤;ラミナラン、寒天等の崩壊剤等を使用することができる。
坐剤として使用する場合、担体としてこの分野で従来公知のものを広く使用でき、例えばポリエチレングリコール、カカオバター、高級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセリド等を挙げることができる。
注射剤として使用する場合、液剤、乳剤または懸濁剤として使用することができる。これらの液剤、乳剤または懸濁剤は、殺菌され、血液と等張であることが好ましい。これら液剤、乳剤または懸濁剤の製造に用いる溶媒は、医療用の希釈剤として使用できるものであれば特に限定はなく、例えば、水、エタノール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を挙げることができる。なお、この場合、等張性の溶液を調製するのに充分な量の食塩、グルコースまたはグリセリンを製剤中に含んでいてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を含んでいてもよい。
また、上記の製剤には、必要に応じて、着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等を含めることもでき、更に、他の医薬品を含めることもできる。
上記製剤に含まれる有効成分化合物の量は、特に限定されず広範囲に適宜選択されるが、通常、全組成物中0.5乃至70重量%、好ましくは1乃至30重量%含む。
その使用量は患者(温血動物、特に人間)の症状、年齢等により異なるが、経口投与の場合には、1回当り、下限として0.001mg/kg体重(好ましくは、0.01mg/kg体重)、上限として、500mg/kg体重(好ましくは、50mg/kg体重)を、静脈内投与の場合には、1回当り、下限として0.005mg/kg体重(好ましくは、0.05mg/kg体重)、上限として、50mg/kg体重(好ましくは、5mg/kg体重)を1日当り1乃至数回症状に応じて投与することが望ましい。
以下、実施例及び試験例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
実施例中、カラムクロマトグラフィーにおける溶出はTLC(Thin Layer Chromatography,薄層クロマトグラフィー)による観察下に行われた。TLC観察においては、TLCプレートとしてメルク(Merck)社製のシリカゲル60F254を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラフィーで溶出溶媒として用いられた溶媒を、検出法としてUV検出器を採用した。カラム用シリカゲルはメルク社製のシリカゲルSK−85(230〜400メッシュ)、山善社製のシリカゲル(Hi−FlashTMColumn、INJECT COLUMNTM)、バイオタージ社製のシリカゲル(SNAP、SNAP Ultra)あるいは富士シリシア化学社製のシリカゲル(FL100B、クロマトレックス−SO3H)を用いた。通常のカラムクロマトグラフィーの他に、山善社の自動クロマトグラフィー装置(YFLC−5405−FC−GRII、W−Prep 2XY)、及びバイオタージ社の自動クロマトグラフィー装置(Isolera、SP−1)を適宜使用した。尚、実施例で用いる略号は、次のような意義を有する。
mg:ミリグラム、g:グラム、mL:ミリリットル、MHz:メガヘルツ、Hz:ヘルツ
以下の実施例において、核磁気共鳴(以下、1H-NMR)スペクトルは、テトラメチルシランを標準物質として、ケミカルシフト値をδ値(ppm)にて記載した。測定溶媒は、CDCl3:重クロロホルム、MeOH−d:重メタノールあるいは、DMSO−d:重ジメチルスルホキシドを用いた。分裂パターンは一重線をs、二重線をd、三重線をt、四重線をq、五重線をquint、六重線をsext、七重線をhept、多重線をm、ブロードをbrで示した。
質量分析(以下、MS)は、APCI(Atmospheric Pressure Chemical Ionization)法、FAB(Fast Atom Bombardment) 法、EI(Electron Ionization)法、もしくはESI(Electron Spray Ionization)法で行った。また、一部測定にはイオン化法としてESIとAPCIを自動で使い分け測定している機種を用いた。
(実施例1)
1−(4−メチル−5−{[3’−(モルホリン−4−イル)ビフェニル−4−イル]オキシ}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例1a) tert−ブチル 5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
公知(国際公開番号WO2007/129745)のtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(10.0 g)及び1−ブロモ−4−ヨードベンゼン(13.6 g)のジオキサン(150 mL)溶液にヨウ化銅(I)(1.53 g)、N,N−ジメチルグリシン(1.66 g)、炭酸セシウム(26.1 g)を加え、100℃で24時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(60 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30 mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をヘキサンで洗浄後、ろ取、乾燥することで、標記化合物(12.8 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55 (9H, s), 2.04 (3H, s), 2.95-3.09 (2H, m), 3.93-4.07 (2H, br m), 6.68-6.81 (3H, m), 7.30-7.39 (2H, m), 7.62-7.75 (1H, br m)。
(実施例1b) 1−[5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1aで得られた化合物(12.8 g)のジクロロメタン(10 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(20 mL)を加え、室温で5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、減圧乾燥することで、粗製の5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール塩酸塩(11.0 g)を灰色固体として得た。
得られた化合物(11.0 g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30 mL)溶液にトリエチルアミン(8.9 mL)を加え、室温で5分間攪拌した。4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(13.3 g)及び2−(2−メチルスルホニルフェニル)酢酸(8.27 g)を加え、さらに室温で12時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、水(100 mL)を加え、析出した固体をろ取した。得られた固体をヘキサンで洗浄することで、標記化合物(15.2 g)を淡褐色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 2.03 (3H, s), 3.13-3.22 (5H, m), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.33 (2H, s), 6.77-6.85 (3H, m), 7.44-7.51 (3H, m), 7.52-7.62 (1H, m), 7.65-7.74 (1H, m), 7.87 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz).
MS(APCI) m/z: 500, 502 (M+H)+
(実施例1c) 1−(4−メチル−5−{[3’−(モルホリン−4−イル)ビフェニル−4−イル]オキシ}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(80.0 mg)、3−(モルホリノ)フェニルボロン酸(463 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に炭酸ナトリウム(50.8 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(13.1 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で1時間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(69.8 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.16-3.29 (6H, m), 3.88 (4H, t, J= 4.9 Hz), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.83 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.85-6.98 (3H, m), 7.02-7.11 (2H, m), 7.31-7.38 (2H, m), 7.45-7.56 (3H, m), 7.60-7.64 (1H, m), 8.00 (1H, d, J= 8.5 Hz), 8.08 (1H, t, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 583 (M+H)+
(実施例2)
1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、4−ピリジンボロン酸(18.4 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に炭酸ナトリウム(31.8 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.2 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で1時間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(26.7 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.31 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.38 (2H, s), 6.86 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.97-7.01 (2H, m), 7.37 (1H, d, J= 7.3 Hz), 7.50-7.67 (6H, m), 8.03 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.62-8.65 (2H, m).
MS(APCI) m/z: 499 (M+H)+
(実施例3)
1−{5−[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−ボロン酸(31.5 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に炭酸ナトリウム(31.8 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.2 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で40分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(37.7 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.12 (3H, s), 2.45-2.53 (2H, br m), 3.12 (3H, s), 3.15-3.26 (2H, m), 3.93 (2H, t, J = 5.5 Hz), 4.25-4.34 (4H, m), 4.37 (2H, s), 6.04 (1H, s), 6.79 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.84 (2H, d, J = 9.2 Hz), 7.31 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.98 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 8.5 Hz).
MS(APCI) m/z: 504 (M+H)+
(実施例4)
1−{4−メチル−5−[4−(2−メチルピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、4−ピコリン−4−ボロン酸(20.5 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に炭酸ナトリウム(31.8 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.2 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で40分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(25.0 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 2.61 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.31 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.85 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.93-7.00 (2H, m), 7.25-7.28 (1H, br m), 7.33 (1H, s), 7.37 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.50-7.58 (3H, m), 7.62 (1H, t, J = 7.9 Hz), 8.02 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.51 (1H, d, J = 9.2 Hz).
MS(APCI) m/z: 513 (M+H)+
(実施例5)
1−{5−[(4’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)オキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例5a) 1−{5−[4−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−7−エン−8−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(100 mg)、1,4−ジオキサ−スピロ[4,5]デカ−7−エン−8−ボロン酸 ピナコールエステル(79.8 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に炭酸ナトリウム(63.6 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(16.3 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で40分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(108 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.91 (2H, t, J = 6.7 Hz), 2.11 (3H, s), 2.41-2.49 (2H, br m), 2.57-2.68 (2H, m), 3.12 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.02 (4H, s), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 5.88-5.95 (1H, m), 6.74-6.84 (3H, m), 7.31 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J= 7.3 Hz), 7.50-7.54 (1H, m), 7.60-7.64 (1H, m), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.3 Hz).
MS(APCI) m/z: 560 (M+H)+
(実施例5b) 1−{5−[(4’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)オキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例5aで得られた化合物(98.0 mg)のテトラヒドロフラン(3 mL)溶液に5N塩酸水溶液(213 μL)を加え、70℃で7時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、2N水酸化ナトリウム水溶液(1 mL)を加えて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(32.1 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 2.07 (3H, s), 3.11-3.27 (5H, m), 4.23-4.35 (4H, m), 6.81 (2H, d, J = 8.5 Hz), 6.87 (1H, d, J= 9.2 Hz), 7.41 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.45-7.52 (3H, m), 7.58 (1H, t, J= 7.0 Hz), 7.70 (1H, t, J = 7.0 Hz), 7.87 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.97 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 514 (M+H)+
(実施例6)
エチル (2E)−3−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}プロプ−2−エノエート
実施例1bで得られた化合物(100 mg)、2−(エトキシカルボニル)ビニルボロン酸ピナコールエステル(67.8 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に炭酸ナトリウム(63.6 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(16.3 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で15分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(92.5 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.33 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.09 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.19-3.27 (2H, m), 4.21-4.33 (4H, m), 4.37 (2H, s), 6.32 (1H, d, J = 15.9 Hz), 6.80-6.91 (3H, m), 7.37 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.45 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.53 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.61-7.65 (2H, m), 8.01 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 520 (M+H)+
(実施例7)
1−{5−[4−(3−クロロピリジン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、3−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(47.9 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.16 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(31.8 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で25分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(36.1 mg)を薄茶色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.31 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.88 (1H, d, J = 9.1 Hz), 7.25-7.29 (1H, m), 6.96 (2H, d, J= 8.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.43 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.53 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.63 (1H, t, J = 7.3 Hz), 8.03 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.50 (1H, d, J = 4.9 Hz), 8.65 (1H, s).
MS (APCI) m/z: 533 (M+H)+
(実施例8)
1−{4−メチル−5−[4−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例8a) 2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン
実施例1bで得られた化合物(500 mg)の1,4−ジオキサン(8 mL)溶液に[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(14.6 mg)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン(381 mg)及び酢酸カリウム(294 mg)を加え、100℃で7時間攪拌した。室温に冷却後、反応液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(401 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.33 (12H, s), 2.08 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.21 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.78-6.88 (3H, m), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.49-7.55 (1H, m), 7.59-7.65 (1H, m), 7.73 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.99 (1H, d, J = 9.1 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz)。
(実施例8b) 1−{4−メチル−5−[4−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例8aで得られた化合物(40.0 mg)、5−ブロモ−1−メチル−1H−イミダゾール(23.5 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(5.97 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(23.2 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)及びシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(17.6 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.23 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.64 (3H, s), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.84 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.93 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.04 (1H, s), 7.29 (2H, d, J= 8.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.47-7.55 (2H, m), 7.58-7.65 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz).
MS (APCI) m/z: 502 (M+H)+
(実施例9)
1−{4−メチル−5−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(40.0 mg)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(33.3 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(6.53 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(25.4 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(34.8 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.23 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.87 (3H, s), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.24-6.28 (1H, m), 6.85 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.94 (2H, d, J= 8.5 Hz), 7.32 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.48-7.56 (2H, m), 7.59-7.65 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz).
MS (APCI) m/z: 502 (M+H)+
(実施例10)
1−(5−{4−[2−(1,4−ジオキサン−2−イルメトキシ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例10a) 4−ブロモ−2−(1,4−ジオキサン−2−イルメトキシ)ピリジン
4−ブロモピリジン−2−オール(200 mg)のトルエン(3 mL)溶液に1,4−ジオキサン−2−イルメタノール(136 mg)及びシアノメチレントリブチルホスホラン(555 mg)を加え、100℃で4時間攪拌した。室温に冷却後、反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(185 mg)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 3.47-3.54 (1H, m), 3.62-3.89 (5H, m), 3.95-4.02 (1H, m), 4.27-4.36 (2H, m), 7.00-7.06 (2H, m), 7.96 (1H, d, J = 5.5 Hz).
MS (APCI) m/z: 274 (M+H)+
(実施例10b) 1−(5−{4−[2−(1,4−ジオキサン−2−イルメトキシ)ピリジン−4−イル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例10aで得られた化合物(40.1 mg)、実施例8aで得られた化合物(40.0 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(5.97 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(23.2 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(41.8 mg)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.23 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.50-3.59 (1H, m), 3.63-3.93 (5H, m), 3.99-4.07 (1H, m), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.34-4.42 (4H, m), 6.85 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.91-7.00 (3H, m), 7.06-7.10 (1H, m), 7.37 (1H, d, J= 7.3 Hz), 7.50-7.57 (3H, m), 7.60-7.65 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.14 (1H, d, J = 5.5 Hz).
MS (APCI) m/z: 615 (M+H)+
(実施例11)
1−{5−[4−(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例8aで得られた化合物(40.0 mg)、3−ブロモ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(27.3 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(5.97 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(23.2 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(8.0 mg)を茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 2.58-2.69 (2H, m), 2.89-2.99 (2H, m), 3.12 (3H, s), 3.23 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.08-4.15 (2H, m), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.81 (1H, d, J = 9.1 Hz), 6.90 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.12-7.18 (1H, m), 7.33-7.39 (3H, m), 7.52 (1H, t, J= 7.6 Hz), 7.60-7.65 (1H, m), 8.00 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J= 7.9 Hz)。
(実施例12)
1−{4−メチル−5−[4−(1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、(1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル)ボロン酸(35.2 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.16 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(31.8 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン→酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(44.6 mg)を黄色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.17 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 7.9 Hz), 3.13 (3H, s), 3.88 (3H, s), 4.30 (2H, t, J = 7.9 Hz), 4.38 (2H, s), 6.85 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.91-7.01 (2H, m), 7.32-7.66 (7H, m), 7.76-7.91 (2H, m), 8.01 (1H, d, J = 9.1 Hz), 8.08 (1H, d, J = 8.5 Hz).
MS (APCI) m/z: 552 (M+H)+
(実施例13)
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例13a) tert−ブチル 5−(4−ブロモ−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
1−ブロモ−4−ヨード−2−メチルベンゼン(12.5 g)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(7.00 g)のジオキサン(250 mL)溶液にヨウ化銅(I)(107 mg)、N,N−ジメチルグリシン(116 mg)及び炭酸セシウム(18.3 g)を加え、100℃で5時間30分攪拌した。室温に冷却後に一晩静置し、再度100℃で9時間攪拌し、反応液をセライトろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(5.26 g)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.56 (9H, s), 2.04 (3H, s), 2.32 (3H, s), 3.03 (2H, t, J = 8.8 Hz), 3.97-4.10 (2H, m), 6.55 (1H, dd, J= 8.8, 2.7 Hz), 6.69-6.83 (2H, m), 7.20-7.74 (2H, m)。
(実施例13b) 1−[5−(4−ブロモ−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例13aで得られた化合物(5.25 g)のジクロロメタン(50 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(50 mL)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液を濃縮し、粗製の5−(4−ブロモ−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール 塩酸塩(4.54 g)を得た。
得られた化合物(4.54 g)のN,N−ジメチルホルムアミド(100 mL)溶液にN−メチルモルホリン(2.07 mL)を加え、室温で10分間攪拌した。反応液に4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(4.51 g)及び[2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(2.82 g)を加え、室温で14時間30分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン→酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(7.14 g)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.10 (3H, s), 2.33 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.55-6.59 (1H, m), 6.74-6.80 (2H, m), 7.34-7.42 (2H, m), 7.50-7.55 (1H, m), 7.60-7.65 (1H, m), 7.99 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.06-8.10 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 514 (M+H)+
(実施例13c) 1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例13bで得られた化合物(50.0 mg)、4−ピリジンボロン酸(23.9 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.0 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(30.9 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で25分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(47.8 mg)を薄茶色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 2.25 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.73-6.78 (1H, m), 6.79-6.82 (1H, m), 6.84 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.13 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.22-7.27 (2H, m), 7.34-7.39 (1H, m), 7.49-7.56 (1H, m), 7.60-7.65 (1H, m), 8.02 (1H, d, J = 9.1 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz), 8.63 (2H, s).
MS (APCI) m/z: 513 (M+H)+
(実施例14)
2−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン
(実施例14a) 4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル
1−ヨード−4−(トリフルオロメチル)ベンゼン(0.035 mL)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(0.040 g)の1,4−ジオキサン(1.5 mL)溶液にヨウ化銅(I)(0.0061 g)、N,N−ジメチルグリシン(0.0066 g)及び炭酸セシウム(0.052 g)を加え、90℃で4時間30分攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した後、有機層を水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.029 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55 (9H, s), 2.03 (3H, s), 2.98-3.09 (2H, m), 3.95-4.11 (2H, m), 6.77-6.95 (3H, m), 7.51 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.64-7.78 (1H, m)。
(実施例14b) 2−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン
実施例14aで得られた化合物(0.0286 g)の1,4−ジオキサン(0.5 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(0.5 mL)を加え、室温で終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮することで粗製の4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドールを得た。
得られた化合物及び[4−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(0.017 g)のN,N−ジメチルホルムアミド(1 mL)溶液にトリエチルアミン(0.030 mL)、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド 塩酸塩(0.021 g)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(0.0049 g)を加え、室温で6時間30分攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.0319 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.07 (3H, s), 3.06 (3H, s), 3.14-3.23 (2H, m), 3.92 (2H, s), 4.16-4.25 (2H, m), 6.83-6.95 (3H, m), 7.48-7.57 (4H, m), 7.91-7.98 (2H, m), 8.06-8.13 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 490 (M+H)+
(実施例15)
1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例15a) tert−ブチル 4−メチル−5−[4−(ピリジン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例1aで得られた化合物(70 mg)、3−ピリジルボロン酸(26 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に炭酸ナトリウム(44.8 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(11.5 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で1時間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(62.6 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.59 (9H, s), 2.09 (3H, s), 3.05 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.99-4.12 (2H, br m), 6.80-6.89 (1H, br m), 6.95 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.31-7.37 (1H, m), 7.48 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.65-7.80 (1H, br m), 7.83 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.54-8.56 (1H, m), 8.80-8.82 (1H, m)。
(実施例15b) 1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例15aで得られた化合物(62.6 mg)のジクロロメタン(1 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(2 mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、減圧乾燥することで、粗製の4−メチル−5−[4−(ピリジン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール塩酸塩(83.6 mg)を黄色固体として得た。
得られた化合物(83.6 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3 mL)溶液にトリエチルアミン(43.3 μL)を加え、室温で5分間攪拌した。4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(64.5 mg)及び2−(2−メチルスルホニルフェニル)酢酸(40 mg)を加え、さらに室温で18時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(58.1 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.31 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.38 (2H, s), 6.85 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.97 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.31-7.41 (2H, m), 7.46-7.56 (3H, m), 7.63 (1H, t, J= 7.3 Hz), 7.83 (1H, d, J = 7.3 Hz), 8.02 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.56 (1H, s), 8.81 (1H, s).
MS(APCI) m/z: 499 (M+H)+
(実施例16)
1−{4−メチル−5−[2−メチル−4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例16a) tert−ブチル 5−(4−ブロモ−2−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
tert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(250 mg)及び5−ブロモ−2−ヨードトルエン(212 μL)のジオキサン(5 mL)溶液にヨウ化銅(I)(38.1 mg)、N,N−ジメチルグリシン(41.2 mg)、炭酸セシウム(651 mg)を加え、100℃で24時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(6 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(3 mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をヘキサンで洗浄後、ろ取、乾燥することで、標記化合物(57.5 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55 (9H, s), 2.06 (3H, s), 2.30 (3H, s), 3.02 (2H, t, J= 8.9 Hz), 3.98-4.07 (2H, br m), 6.38-6.48 (1H, br m), 6.60-6.80 (1H, m), 7.14 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.33 (1H, s), 7.63 (1H, d, J = 8.5 Hz)。
(実施例16b) 1−[5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例16aで得られた化合物(57.5 mg)のジクロロメタン(1 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(2 mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、減圧乾燥することで、粗製の5−(4−ブロモ−2−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール塩酸塩(48.8 mg)を黄色固体として得た。
得られた化合物(48.8 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2 mL)溶液にトリエチルアミン(38.3 μL)を加え、室温で5分間攪拌した。4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(57.1 mg)及び2−(2−メチルスルホニルフェニル)酢酸(35.3 mg)を加え、さらに室温で5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(57.5 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.13 (3H, s), 2.28 (3H, s), 3.11 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.48 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.62 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.17 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (2H, d, J = 7.3 Hz), 7.48-7.56 (1H, m), 7.58-7.68 (1H, m), 7.90-8.00 (1H, m), 8.04-8.11 (1H, m).
MS(APCI) m/z: 514, 516 (M+H)+
(実施例16c) 1−{4−メチル−5−[2−メチル−4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例16bで得られた化合物(40 mg)、4−ピリジンボロン酸(14.3 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に炭酸ナトリウム(24.7 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(6.3 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で1時間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(21.1 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 2.41 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.18-3.30 (2H, m), 4.25-4.34 (2H, m), 4.37 (2H, s), 6.68-6.85 (2H, m), 7.32-7.39 (2H, br m), 7.47 (2H, s), 7.50-7.58 (2H, br m), 7.59-7.67 (1H, m), 7.96-8.03 (1H, m), 8.05-8.12 (1H, m), 8.56-8.67 (2H, br m).
MS(APCI) m/z: 513 (M+H)+
(実施例17)
1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン
(実施例17a) tert−ブチル 5−[4−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−7−エン−8−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
8−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−7−エン(987 mg)、実施例1aで得られた化合物(1.00 g)、クロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)(97.3 mg)、リン酸三カリウム(1.05 g)、トルエン(10 mL)、水(5 mL)の混合物を100℃で撹拌した。10時間後、室温まで冷却し、水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(1.25 g)を白色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.50-1.65 (9H, m), 1.88-1.95 (2H, m), 2.06 (3H, s), 2.42-2.49 (2H, m), 2.60-2.67 (2H, m), 2.98-3.07 (2H, m), 3.96-4.09 (6H, m), 5.88-5.93 (1H, m), 6.75-6.83 (3H, m), 7.26-7.33 (2H, m), 7.57-7.76 (1H, m)。
(実施例17b) tert−ブチル 5−[4−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例17aで得られた化合物(835 mg)のジクロロメタン(4 mL)、エタノール(10 mL)溶液に7.5%パラジウム炭素(80 mg)を加えて水素雰囲気下室温で撹拌した。10時間後、セライトろ過、減圧濃縮することで標記化合物(841 mg)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.48-1.91 (17H, m), 2.08 (3H, s), 2.46-2.57 (1H, m), 2.98-3.07 (2H, m), 3.91-4.09 (6H, m), 6.69-6.85 (3H, m), 7.05-7.18 (2H, m), 7.55-7.76 (1H, m)。
(実施例17c) [3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]プロパン二酸ジエチルエステル
2−クロロ−3−(メチルスルホニル)ピリジン(0.300 g)、ヨウ化銅(I)(0.149 g)、マロン酸ジエチル(0.476 mL)、炭酸セシウム(1.53 g)及びピコリン酸(0.193 g)を1,4−ジオキサン(7.5 mL)に懸濁し、100℃で7時間攪拌した。反応液を室温で終夜静置した後、100℃で4時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.091 g)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.30 (6H, t, J = 7.3 Hz), 3.12 (3H, s), 4.30 (4H, q, J = 7.3 Hz), 5.85 (1H, s), 7.50-7.54 (1H, m), 8.32-8.36 (1H, m), 8.83-8.85 (1H, m)。
(実施例17d) [3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]酢酸
実施例17cで得られた化合物(0.0533 g)をメタノール(1.5 mL)に溶解し、2N水酸化ナトリウム水溶液(0.75 mL)を加えた後、50℃で2時間30分攪拌した。反応液を室温で終夜静置した後、1N塩酸を加えて中和させた。反応液をジクロロメタン/エタノール(19:1)混合溶媒で3回抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機層を減圧下で濃縮することで標記化合物(0.0322 g)を黄色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 3.20 (3H, s), 4.45 (2H, s), 7.47-7.53 (1H, m), 8.36-8.39 (1H, m), 8.79-8.82 (1H, m)。
(実施例17e) 1−{5−[4−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン
実施例17bで得られた化合物(841 mg)のジクロロメタン溶液(3 mL)に4N塩酸ジオキサン溶液(6 mL)を加えて室温で撹拌した。3時間後、減圧濃縮し、酢酸エチルを加えて懸濁させ、ろ取することで5−[4−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール 塩酸塩(694 mg)を得た。
得られた化合物(523 mg)、実施例17dで得られた化合物(309 mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボキシイミド塩酸塩(374 mg)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(177 mg)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.680 mL)、N,N−ジメチルホルムアミド(4 mL)の混合物を室温で撹拌した。12時間後、反応液を直接シルカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(653 mg)を白色アモルファス固体として得た。
MS (APCI) m/z: 563 (M+H)+
(実施例17f) 4−{4−[(4−メチル−1−{[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキサノン
実施例17eで得られた化合物(653 mg)のアセトン(8 mL)溶液に35%塩酸水溶液(4 mL)を加えて室温で5時間撹拌した。飽和重曹水で中和後、減圧濃縮によりアセトンを留去し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(362 mg)をアモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.83-1.99 (3H, m), 2.14 (3H, s), 2.16-2.26 (2H, m), 2.45-2.54 (4H, m), 3.18-3.29 (5H, m), 4.30-4.38 (2H, m), 4.61 (2H, s), 6.75-6.79 (1H, m), 6.80-6.86 (2H, m), 7.12-7.18 (2H, m), 7.45-7.51 (1H, m), 7.92-7.97 (1H, m), 8.34-8.38 (1H, m), 8.78-8.82 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 519 (M+H)+
(実施例17g) 1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン
実施例17fで得られた化合物(362 mg)のテトラヒドロフラン(3 mL)、メタノール(3 mL)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(26.4 mg)を氷浴下加えて30分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて室温に戻した後、減圧濃縮した。残渣に水を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(220 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.35-1.56 (5H, m), 1.86-1.96 (2H, m), 2.04-2.17 (5H, m), 2.39-2.52 (1H, m), 3.18-3.28 (5H, m), 3.62-3.73 (1H, m), 4.30-4.38 (2H, m), 4.61 (2H, s), 6.73-6.83 (3H, m), 7.07-7.13 (2H, m), 7.44-7.50 (1H, m), 7.90-7.96 (1H, m), 8.33-8.38 (1H, m), 8.77-8.82 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 521 (M+H)+
(実施例18)
1−(5−{4−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)シクロヘキシル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例18a) tert−ブチル 4−メチル−5−[4−(4−オキソシクロヘキシル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例17bで得られた化合物(248 mg)のアセトン(1.5 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(3 mL)を加えて室温で12時間撹拌した。反応液を減圧濃縮することで粗製の4−{4−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキサノン塩酸塩を得た。
得られた化合物のN,N−ジメチルホルムアミド(4 mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.278 mL)、ジ−tert−ブチル ジカーボネート(174 mg)を加えて室温で2時間撹拌した。飽和重曹水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(152 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.49-1.64 (9H, m), 1.83-1.97 (2H, m), 2.08 (3H, s), 2.16-2.26 (2H, m), 2.44-2.54 (4H, m), 2.93-3.06 (3H, m), 3.97-4.10 (2H, m), 6.75-6.85 (3H, m), 7.10-7.16 (2H, m), 7.60-7.76 (1H, m)。
(実施例18b) tert−ブチル 5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例18aで得られた化合物(152 mg)のテトラヒドロフラン(1 mL)、メタノール(2 mL)溶液に水素化ホウ素ナトリウム(13.6 mg)を加えて0℃で撹拌した。1時間後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて減圧濃縮した。酢酸エチルで抽出し、有機層を水と飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(75 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.35-1.63 (14H, m), 1.87-1.96 (2H, m), 2.04-2.13 (5H, m), 2.40-2.51 (1H, m), 2.98-3.07 (2H, m), 3.62-3.73 (1H, m), 3.97-4.09 (2H, m), 6.73-6.83 (3H, m), 7.06-7.11 (2H, m), 7.60-7.72 (1H, m)。
(実施例18c) tert−ブチル 5−{4−[4−(2−エトキシ−2−オキソエトキシ)シクロヘキシル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例18bで得られた化合物(72 mg)のジクロロメタン溶液にロジウム(II)アセテート ダイマー(2.25 mg)を加えた後、エチル ジアゾアセテート(0.0358 mL)をゆっくり滴下し室温で3時間撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した後、有機層を水と飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(47 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.25-1.33 (3H, m), 1.38-1.61 (13H, m), 1.88-1.98 (2H, m), 2.07 (3H, s), 2.14-2.22 (2H, m), 2.41-2.52 (1H, m), 2.98-3.06 (2H, m), 3.35-3.45 (1H, m), 3.97-4.08 (2H, m), 4.15 (2H, s), 4.23 (2H, q, J = 7.2 Hz), 6.74-6.81 (3H, m), 7.05-7.10 (2H, m), 7.58-7.74 (1H, m)。
(実施例18d) エチル [(4−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)オキシ]アセテート
実施例18cで得られた化合物(45.0 mg)のジクロロメタン(1 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(1 mL)を加え、室温で撹拌した。3時間後、反応液を濃縮することで粗製のエチル [(4−{4−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)オキシ]アセテート塩酸塩を得た。
得られた化合物と[2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(38.0 mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボキシイミド塩酸塩(34.0 mg)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(12.0 mg)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.046 mL)、ジクロロメタン(3 mL)の混合物を室温で撹拌した。12時間後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(45.0 mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.24-1.33 (3H, m), 1.38-1.52 (4H, m), 1.88-1.99 (2H, m), 2.11-2.23 (5H, m), 2.42-2.54 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.17-3.25 (2H, m), 3.35-3.46 (1H, m), 4.15 (2H, s), 4.19-4.32 (4H, m), 4.36 (2H, s), 6.74-6.82 (3H, m), 7.06-7.12 (2H, m), 7.34-7.38 (1H, m), 7.49-7.55 (1H, m), 7.59-7.64 (1H, m), 7.94-7.98 (1H, m), 8.05-8.09 (1H, m)。
(実施例18e) 1−(5−{4−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)シクロヘキシル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例18dで得られた化合物(44.0 mg)のテトラヒドロフラン(2 mL)溶液を0℃に冷却し、水素化ホウ素リチウム(2.4 mg)を加えた。室温まで昇温した後、2時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで標記化合物(29.0 mg)を白色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.33-1.52 (4H, m), 1.90-1.99 (2H, m), 2.12-2.21 (5H, m), 2.42-2.53 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.17-3.25 (2H, m), 3.27-3.40 (2H, m), 3.59-3.64 (2H, m), 3.70-3.77 (2H, m), 4.25-4.32 (2H, m), 4.36 (2H, s), 6.74-6.83 (3H, m), 7.08-7.13 (2H, m), 7.34-7.38 (1H, m), 7.49-7.55 (1H, m), 7.59-7.65 (1H, m), 7.94-7.98 (1H, m), 8.06-8.10 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 564 (M+H)+
(実施例19)
N,N−ジメチル−2−[(4−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)オキシ]アセトアミド
実施例18dで得られた化合物(329 mg)の1,4−ジオキサン(2 mL)溶液に1N水酸化ナトリウム水溶液(1.09 mL)を加えて室温で3時間撹拌した。1N塩酸水溶液で中和後、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ろ過、減圧濃縮することで粗製の[(4−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)オキシ]酢酸を得た。
得られた化合物(95 mg)のジクロロメタン(5 mL)溶液にジメチルアミン塩酸塩(40.2 mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボキシイミド塩酸塩(63.1 mg)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(22.4 mg)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.0638 mL)を加えて室温で撹拌した。12時間後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル)で精製することで標記化合物(77.0 mg)を白色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.35-1.52 (4H, m), 1.87-1.97 (2H, m), 2.10-2.24 (5H, m), 2.41-2.52 (1H, m), 2.97 (3H, s), 3.06 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.18-3.25 (2H, m), 3.36-3.47 (1H, m), 4.21 (2H, s), 4.25-4.32 (2H, m), 4.36 (2H, s), 6.74-6.82 (3H, m), 7.06-7.11 (2H, m), 7.34-7.38 (1H, m), 7.49-7.55 (1H, m), 7.59-7.65 (1H, m), 7.94-7.99 (1H, m), 8.05-8.10 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 605 (M+H)+
(実施例20)
1−{5−[4−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−メチルフェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例8aで得られた化合物(200 mg)、2−クロロ−4−ヨードピリジン(171 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(29.1 mg)の1,2−ジメトキシエタン(8 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(113 mg)の水溶液(2 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン→酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(86.7 mg)を淡黄色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 2.25 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.31 (2H, t, J= 8.2 Hz), 4.37 (2H, s), 6.76 (1H, dd, J= 8.2, 2.7 Hz), 6.79-6.82 (1H, m), 6.84 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.11 (1H, d, J= 7.9 Hz), 7.15-7.20 (1H, m), 7.25-7.30 (1H, m), 7.34-7.40 (1H, m), 7.50-7.56 (1H, m), 7.59-7.66 (1H, m), 8.02 (1H, d, J= 8.5 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz), 8.40 (1H, d, J = 5.5 Hz).
MS (APCI) m/z: 547 (M+H)+
(実施例21)
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、4−メチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン(40.3 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.94 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(30.9 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(38.3 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.15 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.15 (3H, s), 3.23 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.45-3.51 (2H, m), 4.26-4.32 (4H, m), 4.37 (2H, s), 6.70 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 6.76-6.80 (1H, m), 6.83 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.88-6.92 (1H, m), 7.09 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.49-7.55 (1H, m), 7.59-7.65 (1H, m), 7.71 (1H, d, J= 2.4 Hz), 8.00 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz).
MS (APCI) m/z: 584 (M+H)+
(実施例22)
1−(4−メチル−5−{3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェノキシ}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]ボロン酸(32.4 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.94 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(30.9 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)及びシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン→メタノール/酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(59.5 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.16 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.52-2.61 (4H, m), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 8.2 Hz), 3.70 (2H, s), 3.74-3.80 (4H, m), 4.30 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.37 (2H, s), 6.73-6.79 (1H, m), 6.80-6.87 (2H, m), 7.12 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.34-7.55 (3H, m), 7.57-7.65 (2H, m), 8.01 (1H, d, J= 8.5 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz), 8.50-8.56 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 612 (M+H)+
(実施例23)
1−{5−[4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)−3−メチルフェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例8aで得られた化合物(50.0 mg)、3−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン(35.1 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.27 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(28.3 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン、酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(20.6 mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.10 (3H, s), 2.17 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.25 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.31 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.38 (2H, s), 6.74-6.82 (2H, m), 6.86-6.90 (2H, m), 7.15-7.26 (1H, m), 7.37 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.50-7.56 (1H, m), 7.58 (1H, s), 7.60-7.65 (1H, m), 7.67 (1H, d, J = 9.1 Hz), 7.76 (1H, d, J = 7.3 Hz), 8.04 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz).
MS (APCI) m/z: 552 (M+H)+
(実施例24)
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例8aで得られた化合物(50.0 mg)、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(35.1 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.27 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(28.3 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン、酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(26.1 mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.17-2.23 (6H, m), 3.13 (3H, s), 3.25 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.31 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.38 (2H, s), 6.26-6.40 (1H, m), 6.75-6.82 (1H, m), 6.84-6.91 (2H, m), 6.99 (1H, d, J = 5.5 Hz), 7.28-7.32 (1H, m), 7.37 (1H, d, J= 7.9 Hz), 7.53 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.63 (1H, t, J = 7.3 Hz), 8.03 (1H, d, J = 9.1 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.33 (1H, d, J = 4.9 Hz), 9.03 (1H, s).
MS (APCI) m/z: 552 (M+H)+
(実施例25)
1−[(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチル]−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピリジン−2(1H)−オン
(実施例25a) 5−ブロモ−1−[(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチル−2(1H)−オン
5−ブロモピリジン−2(1H)−オン(200 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5 mL)溶液に水素化ナトリウム(50.6 mg)を加え、室温で15分間攪拌した。反応液に(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチルメタンスルホネート(271 mg)を添加し、100℃に加熱し、2時間攪拌した。反応液を室温に冷却後、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣にジクロロメタンを添加し、生じた不溶固体をろ取、乾燥することで、標記化合物(230 mg)を固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: δ: 3.22 (1H, dd, J = 11.2, 9.4 Hz), 3.40-3.54 (2H, m), 3.63 (1H, d, J = 10.3 Hz), 3.69-3.87 (4H, m), 3.95-4.03 (1H, m), 6.39 (1H, d, J = 9.7 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 9.7, 3.0 Hz), 7.88 (1H, d, J = 3.0 Hz).
MS (APCI) m/z: 274 (M+H)+
(実施例25b) 1−[(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチル]−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピリジン−2(1H)−オン
実施例8aで得られた化合物(60.0 mg)、実施例25aで得られた化合物(58.6 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(8.73 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(34.0 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(21.8 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.23 (2H, t, J= 8.2 Hz), 3.27-3.37 (1H, m), 3.51-3.61 (1H, m), 3.63-3.79 (4H, m), 3.87-3.99 (2H, m), 4.20-4.33 (3H, m), 4.37 (2H, s), 6.60 (1H, d, J = 9.1 Hz), 6.71 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 6.76-6.79 (1H, m), 6.81 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.07 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.25-7.38 (3H, m), 7.53 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.6 Hz), 8.00 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS (APCI) m/z: 629 (M+H)+
(実施例26)
1−[5−(4−{1−[(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチル]−1H−インドール−5−イル}−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例26a) 1−[(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチル]−5−ヨード−1H−インドール
5−ヨード−1H−インドール(500 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(6 mL)溶液に水素化ナトリウム(90.5 mg)を加え、室温で15分間攪拌した。反応液に(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチルメタンスルホネート(484 mg)を添加し、60℃に加熱し、7時間攪拌した。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルとヘキサンの1:1(v/v)混合溶媒で3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(523 mg)を薄茶色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 3.29 (1H, dd, J = 11.5, 10.3 Hz), 3.52-3.61 (1H, m), 3.64-3.73 (3H, m), 3.76-3.82 (1H, m), 3.87-3.95 (1H, m), 4.06-4.17 (2H, m), 6.45 (1H, d, J = 3.6 Hz), 7.10 (1H, d, J = 3.6 Hz), 7.21 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.29 (1H, dd, J = 8.5, 1.8 Hz), 7.74 (1H, d, J = 1.8 Hz)。
(実施例26b) 1−[5−(4−{1−[(2S)−1,4−ジオキサン−2−イルメチル]−1H−インドール−5−イル}−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例8aで得られた化合物(50.0 mg)、実施例26aで得られた化合物(45.8 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.27 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(28.3 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(11.1 mg)を淡黄色アモルファス固体として得た。
MS (APCI) m/z: 651 (M+H)+
(実施例27)
1−{5−[3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例27a) tert−ブチル 5−(4−ブロモ−3−メトキシフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
1−ブロモ−4−ヨード−2−メトキシベンゼン(1.51 g)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(600 mg)のジオキサン(8 mL)溶液にヨウ化銅(I)(22.9 mg)、N,N−ジメチルグリシン(24.8 mg)及び炭酸セシウム(1.57 g)を加え、100℃で6時間攪拌した。室温に冷却後に一晩静置し、再度100℃で9時間攪拌し、反応液をセライトろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(529 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55 (9H, s), 2.05 (3H, s), 3.03 (2H, t, J = 8.8 Hz), 3.83 (3H, s), 3.97-4.09 (2H, m), 6.24 (1H, dd, J= 8.5, 2.4 Hz), 6.54 (1H, br s), 6.75-6.84 (1H, m), 7.20-7.74 (2H, m)。
(実施例27b) 1−[5−(4−ブロモ−3−メトキシフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例27aで得られた化合物(400 mg)のジクロロメタン(4 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(4 mL)を加え、室温で2時間30分攪拌した。反応液を濃縮し、粗製の5−(4−ブロモ−3−メトキシフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール 塩酸塩(336 mg)を得た。
得られた化合物(336 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10 mL)溶液にN−メチルモルホリン(0.202 mL)を加え、室温で15分間攪拌した。反応液に4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(382 mg)及び[2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(256 mg)を加え、室温で16時間30分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン→酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(534 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.11 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.84 (3H, s), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.25-6.29 (1H, m), 6.54-6.56 (1H, m), 6.80 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.34-7.39 (2H, m), 7.50-7.55 (1H, m), 7.60-7.65 (1H, m), 7.99 (1H, d, J = 9.1 Hz), 8.06-8.09 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 530 (M+H)+
(実施例27c) 1−{5−[3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例27bで得られた化合物(50.0 mg)、(1−メチル−1H−ベンゾイミダゾール−6−イル)ボロン酸(24.9 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.70 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(30.0 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)及びNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(18.3 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.19 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.78 (3H, s), 3.85 (3H, s), 4.31 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.45 (1H, dd, J= 8.5, 2.4 Hz), 6.64-6.67 (1H, m), 6.88 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.22-7.26 (1H, m), 7.37 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.39-7.43 (1H, m), 7.46-7.57 (2H, m), 7.60-7.66 (1H, m), 7.80 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.86 (1H, s), 8.02 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J= 7.9 Hz).
MS (APCI) m/z: 582 (M+H)+
(実施例28)
1−(メトキシメチル)−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピリジン−2(1H)−オン
(実施例28a) 1−(メトキシメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン
5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−オール(200 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5 mL)溶液に水素化ナトリウム(36.2 mg)を加え、室温で15分間攪拌した。反応液にクロロ(メトキシ)メタン(0.136 mL)を添加し、室温で16時間攪拌した。反応液に水を注ぎ、ジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去することで、粗製の標記化合物(240 mg)を油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.31 (12H, s), 3.41 (3H, s), 5.31 (2H, s), 6.53 (1H, d, J= 9.1 Hz), 7.60 (1H, dd, J = 9.1, 2.4 Hz), 7.84 (1H, d, J = 2.4 Hz).
MS (APCI) m/z: 266 (M+H)+
(実施例28b) 1−(メトキシメチル)−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピリジン−2(1H)−オン
実施例1bで得られた化合物(50.0 mg)、実施例28aで得られた化合物(51.5 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.94 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(20.6 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)及びNHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(15.4 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.23 (2H, t, J= 8.5 Hz), 3.44 (3H, s), 4.30 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 5.35 (2H, s), 6.61 (1H, d, J = 9.8 Hz), 6.72 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 6.76-6.84 (2H, m), 7.07 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.26-7.71 (5H, m), 8.00 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 6.7 Hz).
MS (APCI) m/z: 573 (M+H)+
(実施例29)
2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン
実施例3で得られた化合物(24 mg)をエタノール(1 mL)及び酢酸エチル(1 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(4.8 mg)を加え、水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応液中の不溶物をろ去し、減圧下で溶媒を留去することで標記化合物(20.6 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.71-1.82 (4H, m), 2.13 (3H, s), 2.62-2.74 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.17-3.25 (2H, m), 3.48-3.56 (2H, m), 4.03-4.10 (2H, m), 4.29 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.77 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.82 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.0 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 506 (M+H)+
(実施例30)
1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例30a) 1−{5−[4−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカ−8−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例5aで得られた化合物(55.6 mg)をメタノール(3 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(11.1 mg)を加え、水素雰囲気下、室温で18時間撹拌後、60℃で4.5時間撹拌した。反応液中の不溶物をろ去し、減圧下で溶媒を留去することで標記化合物(84.8 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.61-1.90 (8H, m), 2.13 (3H, s), 2.47-2.58 (1H, br m), 3.12 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.2 Hz), 3.98 (4H, s), 4.28 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.36 (2H, s), 6.74-6.84 (3H, m), 7.14 (2H, d, J= 7.9 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.96 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例30b) 4−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキサノン
実施例30aで得られた化合物(84.8 mg)のアセトン(5mL)溶液にp−トルエンスルホン酸一水和物(10 mg)を加え、45℃で4時間攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて反応液を中和し、残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(26.9 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.84-1.96 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.16-2.27 (2H, m), 2.44-2.54 (4H, m), 2.94-3.04 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.77 (1H, d, J = 9.2 Hz), 6.83 (2H, d, J = 9.2 Hz), 7.15 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例30c) 1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例30bで得られた化合物(26.9 mg)をメタノール(2 mL)とテトラヒドロフラン(2 mL)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(0.98 mg)を氷冷下で加え、室温で2時間攪拌した。反応液に1N塩酸(3 mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(24.7 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.36-1.57 (4H, m), 1.85-1.96 (2H, m), 2.04-2.16 (5H, m), 2.40-2.50 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.64-3.74 (1H, m), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.71-6.84 (3H, m), 7.10 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J= 7.3 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.60-7.64 (1H, m), 7.96 (1H, d, J= 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 520 (M+H)+
(実施例31)
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例31a) 1−{5−[4−(3、4−ジヒドロ−2H−ピラン−5−イル)−3−メチルフェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例13bで得られた化合物(60 mg)、2−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−5−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(36.8 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に炭酸ナトリウム(37.1 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。次に[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(9.53 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で40分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(31.3 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.92-2.01 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.18-2.24 (2H, m), 2.26 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.99-4.07 (2H, m), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.33 (1H, s), 6.62 (1H, dd, J= 8.5, 2.4 Hz), 6.70 (1H, d, J= 2.4 Hz), 6.79 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.01 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.49-7.56 (1H, m), 7.62 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例31b) 1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例31aで得られた化合物(31.3 mg)をメタノール(3 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(6.26 mg)を加え、水素雰囲気下、室温で5時間撹拌した。反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去後、ろ液を減圧下で濃縮することで、標記化合物(10.6 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.66-1.84 (2H, m), 1.90-1.99 (1H, m), 2.13 (3H, s), 2.31 (3H, s), 2.94-3.04 (1H, br m), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.32 (1H, t, J = 10.7 Hz), 3.42-3.51 (1H, m), 3.67-3.77 (1H, m), 3.85-3.93 (1H, m), 3.98-4.05 (1H, m), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.63-6.72 (2H, m), 6.76 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.08 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 520 (M+H)+
(実施例32)
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例32a) 1−{5−[4−(3、4−ジヒドロ−2H−ピラン−6−イル)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例13bで得られた化合物(60.0 mg)、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−6−ボロン酸(36.8 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に炭酸ナトリウム(37.1 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。次に[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(9.5 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で40分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(31.6 mg)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.88-1.94 (2H, m), 2.11 (3H, d, J = 9.2 Hz), 2.14-2.21 (2H, m), 2.30 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.07-4.17 (2H, m), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 4.78 (1H, t, J = 4.0 Hz), 6.59-6.63 (1H, m), 6.65-6.70 (1H, m), 6.78 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.14-7.19 (1H, m), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例32b) 1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例32aで得られた化合物(31.6 mg)をメタノール(3 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(6.3 mg)を加え、水素雰囲気下、60℃で5時間撹拌した。反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去後、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(8.5 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.56-1.81 (4H, m), 1.91-1.98 (1H, m), 2.10 (3H, s), 2.29 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.56-3.66 (1H, m), 4.09-4.16 (2H, m), 4.28 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 4.39-4.45 (1H, m), 6.63-6.72 (2H, m), 6.75 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.31-7.38 (2H, m), 7.49-7.54 (1H, m), 7.59-7.64 (1H, m), 7.95 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J= 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 520 (M+H)+
(実施例33)
1−(5−{4−[1−(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例33a) 5−(4−ブロモフェニル)−1−(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール
(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)ヒドラジン 塩酸塩(624 mg)のエタノール(5 mL)溶液にトリエチルアミン(650 μL)、1−(4−ブロモフェニル)−3−(ジメチルアミノ)プロップ−2−エン−1−オン(CAS番号:73387−60−7)(300 mg)のエタノール(5 mL)溶液を加え、室温で18時間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮して溶媒を留去し、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物と3−(4−ブロモフェニル)−1−(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)−1H−ピラゾールの混合物(322 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 3.21-3.37 (1H, m), 3.62-3.77 (4H, m), 3.95-4.21 (4H, m), 6.28 (1H, s), 7.35 (2H, d, J = 7.9 Hz), 7.55-7.61 (3H, m)。
(実施例33b) tert−ブチル 5−{4−[1−(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
tert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(205 mg)及び実験例33aで得られた化合物(322 mg)のジオキサン(10 mL)溶液にヨウ化銅(I)(31.3 mg)、N,N−ジメチルグリシン(33.9 mg)、炭酸セシウム(535 mg)を加え、100℃で6時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(6 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(3 mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(148 mg)を黄色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.24 (9H, br s), 2.09 (3H, s), 2.98-3.10 (1H, m), 3.27-3.36 (1H, m), 3.51-3.61 (1H, m), 3.62-3.77 (4H, m), 3.99-4.22 (6H, m), 6.26 (1H, dd, J = 17.1, 1.8 Hz), 6.83-6.96 (2H, m), 7.35 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.53-7.62 (2H, m), 7.65-7.70 (1H, br m)。
(実施例33c) 1−(5−{4−[1−(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例33bで得られた化合物(148 mg)のジクロロメタン(1 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(2 mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、減圧乾燥することで、粗製の5−{4−[1−(1,4−ジオキサン−2−イルメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]フェノキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール塩酸塩(130 mg)を黄色固体として得た。
得られた化合物(130 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3 mL)溶液にトリエチルアミン(130 μL)を加え、室温で5分間攪拌した。4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(126 mg)及び2−(2−メチルスルホニルフェニル)酢酸(78.1 mg)を加え、さらに室温で15時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(76.9 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.14 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.18-3.35 (3H, m), 3.51-3.60 (1H, m), 3.63-3.77 (4H, m), 3.99-4.21 (3H, m), 4.30 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.37 (2H, s), 6.24 (1H, s), 6.86 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.93 (2H, d, J= 8.5 Hz), 7.37 (3H, d, J = 7.9 Hz), 7.49-7.58 (2H, m), 7.62 (1H, t, J= 7.6 Hz), 8.02 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 588 (M+H)+
(実施例34)
2’−メチル−4’−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ビフェニル−4−カルボン酸ナトリウム塩
(実施例34a) 2’−メチル−4’−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ビフェニル−4−カルボン酸エチルエステル
実施例13bで得られた化合物(50.0 mg)、4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸エチルエステル(53.7 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.9 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(20.6 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で15分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン→酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(50.8 mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.41 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.16 (3H, s), 2.22 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.35-4.44 (4H, m), 6.72-6.77 (1H, m), 6.78-6.81 (1H, m), 6.84 (1H, d, J = 9.1 Hz), 7.13 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.35-7.41 (3H, m), 7.49-7.55 (1H, m), 7.60-7.66 (1H, m), 8.01 (1H, d, J = 9.1 Hz), 8.05-8.10 (3H, m).
MS (APCI) m/z: 584 (M+H)+
(実施例34b) 2’−メチル−4’−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ビフェニル−4−カルボン酸ナトリウム塩
実施例34aで得られた化合物(49.0 mg)をテトラヒドロフラン(1 mL)及びエタノール(1 mL)に溶解させ、そこへ1N水酸化ナトリウム水溶液(0.252 mL)を加えた。反応液を室温で19時間30分攪拌後、析出した固体をろ取、乾燥させることで、標記化合物(36.6 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 2.09 (3H, s), 2.18 (3H, s), 3.17-3.25 (5H, m), 4.29 (2H, t, J = 7.9 Hz), 4.34 (2H, s), 6.67 (1H, dd, J= 8.5, 2.4 Hz), 6.77-6.80 (1H, m), 6.83 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.13 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.16 (2H, d, J = 7.9 Hz), 7.47-7.51 (1H, m), 7.55-7.61 (1H, m), 7.67-7.73 (1H, m), 7.84 (2H, d, J = 7.9 Hz), 7.87 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.97 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz).
MS (APCI) m/z: 556 (M+H)+
(実施例35)
1−メチル−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸
(実施例35a) 5−ブロモ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル
5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル(500 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(6 mL)溶液に水素化ナトリウム(82.0 mg)を加え、室温で50分間攪拌した。反応液にヨードメタン(0.139 mL)を添加し、60℃に加熱し、さらに3時間攪拌した。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルとヘキサンの1:1(v/v)混合溶媒で3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(544 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.41 (3H, t, J = 7.3 Hz), 4.06 (3H, s), 4.38 (2H, q, J = 7.3 Hz), 7.25-7.29 (1H, m), 7.22 (1H, s), 7.42 (1H, dd, J= 9.1, 1.8 Hz), 7.78-7.82 (1H, m)。
(実施例35b) 1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル
実施例35aで得られた化合物(300 mg)の1,4−ジオキサン(8 mL)溶液に、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(15.6 mg)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン(405 mg)及び酢酸カリウム(313 mg)を加え、100℃で3時間10分攪拌した。室温に冷却後、反応液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(278 mg)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.37 (12H, s), 1.42 (3H, t, J = 7.3 Hz), 4.08 (3H, s), 4.38 (2H, q, J = 7.3 Hz), 7.30 (1H, s), 7.37 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.77 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.20 (1H, s).
MS (APCI) m/z: 330 (M+H)+
(実施例35c) エチル 1−メチル−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボキシレート
実施例13bで得られた化合物(50.0 mg)、実施例35bで得られた化合物(48.0 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(7.9 mg)の1,2−ジメトキシエタン(2 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(20.6 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(44.1 mg)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.42 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.18 (3H, s), 2.23 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.2 Hz), 4.11 (3H, s), 4.30 (2H, t, J= 8.2 Hz), 4.35-4.44 (4H, m), 6.72-6.76 (1H, m), 6.81 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.85 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.18 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.27-7.33 (2H, m), 7.35-7.43 (2H, m), 7.49-7.55 (1H, m), 7.57 (1H, s), 7.59-7.64 (1H, m), 8.00 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS (APCI) m/z: 637 (M+H)+
(実施例35d) 1−メチル−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸
実施例35cで得られた化合物(43.0 mg)をテトラヒドロフラン(2 mL)及びエタノール(2 mL)に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(0.203 mL)を加え室温で16時間攪拌後、反応液を50℃に昇温し4時間攪拌した。1N水酸化ナトリウム水溶液(0.200 mL)を添加し、さらに3時間40分、50℃で攪拌した。反応液を室温へ冷却後、1N塩酸(0.420 mL)を添加し、有機溶媒を減圧下で留去した。残渣に水を加え、ジクロロメタンで3回抽出を行った。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去することで、標記化合物(42.0 mg)を薄茶色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.18 (3H, s), 2.24 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.12 (3H, s), 4.30 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.38 (2H, s), 6.75 (1H, dd, J= 8.5, 2.4 Hz), 6.82 (1H, d, J= 2.4 Hz), 6.86 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.18 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.32-7.39 (2H, m), 7.40-7.46 (2H, m), 7.52 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.58-7.65 (2H, m), 8.01 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS (APCI) m/z: 609 (M+H)+
(実施例36)
1−メチル−6−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸
(実施例36a) エチル 5−ブロモ−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキシレート
エチル 6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(500 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5 mL)溶液に水素化ナトリウム(82.0 mg)を加え、室温で20分間攪拌した。反応液にヨードメタン(0.139 mL)を添加し、60℃に加熱し、さらに1時間15分攪拌した。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、析出した固体をろ取、乾燥させることで、標記化合物(444 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.41 (3H, t, J = 7.1 Hz), 4.04 (3H, s), 4.38 (2H, q, J = 7.1 Hz), 7.22-7.27 (2H, m), 7.53 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.55-7.57 (1H, m)。
(実施例36b) 1−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル
実施例36aで得られた化合物(220 mg)の1,4−ジオキサン(8 mL)溶液に、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(11.4 mg)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン(297 mg)及び酢酸カリウム(230 mg)を加え、100℃で3時間30分攪拌した。室温に冷却後、反応液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(232 mg)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.38 (12H, s), 1.41 (3H, t, J = 7.3 Hz), 4.12 (3H, s), 4.38 (2H, q, J = 7.3 Hz), 7.28 (1H, s), 7.57 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.67 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.91 (1H, s).
MS (APCI) m/z: 330 (M+H)+
(実施例36c) 1−メチル−6−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル
実施例13bで得られた化合物(80.0 mg)、実施例実施例36bで得られた化合物(102 mg)及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(12.7 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に、炭酸ナトリウム(33.0 mg)の水溶液(0.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で25分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(94.2 mg)を淡黄色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.42 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.18 (3H, s), 2.25 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.08 (3H, s), 4.30 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.34-4.42 (4H, m), 6.76 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 6.82 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.86 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.11 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.21 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.25-7.31 (1H, m), 7.33 (1H, s), 7.37 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.53 (1H, t, J= 7.9 Hz), 7.63 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.67 (1H, d, J = 7.9 Hz), 8.01 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS (APCI) m/z: 637 (M+H)+
(実施例36d) 1−メチル−6−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸
実施例36cで得られた化合物(93.0 mg)をテトラヒドロフラン(2 mL)及びエタノール(2 mL)に溶解させ、そこへ1N水酸化ナトリウム水溶液(0.438 mL)を加えた。室温で20時間40分攪拌後、1N塩酸(0.450 mL)を添加し、有機溶媒を減圧下で留去した。残渣に水を加え、析出した固体をろ取、乾燥させることで、標記化合物(78.9 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.18 (3H, s), 2.26 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.24 (2H, t, J= 8.2 Hz), 4.09 (3H, s), 4.31 (2H, t, J= 8.2 Hz), 4.38 (2H, s), 6.76 (1H, dd, J= 8.2, 2.7 Hz), 6.81-6.83 (1H, m), 6.86 (1H, d, J = 9.1 Hz), 7.10-7.15 (1H, m), 7.21 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.30 (1H, s), 7.37 (1H, d, J = 6.7 Hz), 7.46 (1H, s), 7.50-7.55 (1H, m), 7.59-7.65 (1H, m), 7.70 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.01 (1H, d, J= 9.1 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz).
MS (APCI) m/z: 609 (M+H)+
(実施例37)
シス−4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキサンカルボン酸
(実施例37a) メチル 4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキ−3−エン−1−カルボキシレート
実施例13bで得られた化合物(300 mg)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸 メチルエステル(232 mg)の1,2−ジメトキシエタン(8 mL)溶液に炭酸ナトリウム(185 mg)の水溶液(2 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。次に[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(47.7 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で20分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(178 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.78-1.90 (1H, m), 2.08-2.13 (4H, m), 2.20 (3H, s), 2.23-2.32 (2H, br m), 2.37-2.46 (2H, br m), 2.59-2.70 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.16-3.26 (2H, m), 3.72 (3H, s), 4.29 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.36 (2H, s), 5.50-5.58 (1H, br m), 6.62 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.68 (1H, s), 6.78 (1H, d, J= 8.5 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例37b) メチル 4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキサンカルボキシレート
実施例37aで得られた化合物(178 mg)をメタノール(5 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(35.6 mg)を加え、水素雰囲気下、50℃で4時間撹拌した。放冷後、反応液にメタノールを加え、不溶物をろ去後、ろ液を減圧下で濃縮することで、標記化合物(150 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.58-1.75 (3H, m), 1.85-1.95 (1H, m), 2.05-2.19 (4H, m), 2.22-2.34 (5H, m), 2.61-2.69 (1H, m), 2.71-2.79 (1H, br m), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.45-3.54 (1H, m), 3.73 (3H, s), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.65 (2H, d, J = 7.9 Hz), 6.75 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.07 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.53 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.61 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.95 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例37c) シス−4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキサンカルボン酸
実施例37bで得られた化合物のテトラヒドロフラン(2 mL)、メタノール(2 mL)の混合溶液にに溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(655 μL)を加え、60℃で13時間撹拌した。放冷後、反応液に1N塩酸を加えて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン→メタノール/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(36.7 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.36-1.74 (4H, m), 1.85-1.92 (2H, m), 2.10-2.19 (5H, m), 2.27 (3H, s), 2.37-2.48 (1H, m), 2.61-2.71 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.14-3.26 (2H, m), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.63-6.70 (2H, m), 6.76 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.06 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.96 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 562 (M+H)+
(実施例38)
(4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)酢酸
(実施例38a) メチル (4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキ−3−エン−1−イル)アセテート
実施例13bで得られた化合物(100 mg)、メチル 2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロヘキサ−3−エニル)アセテート(CAS番号 1109277−66−8)(81.7 mg)の1,2−ジメトキシエタン(3 mL)溶液に炭酸ナトリウム(61.8 mg)の水溶液(1 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。次に[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(15.9 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で1時間30分反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(38.7 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.39-1.49 (1H, m), 1.81-1.88 (1H, m), 2.10-2.24 (8H, m), 2.25-2.37 (5H, m), 3.12 (3H, s), 3.16-3.25 (2H, m), 3.70 (3H, s), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 5.45-5.52 (1H, br m), 6.59-6.64 (1H, m), 6.67 (1H, s), 6.78 (1H, d, J= 9.2 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.97 (1H, d, J = 9.2 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例38b) メチル (4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)アセテート
実施例38aで得られた化合物(48.4 mg)をメタノール(2 mL)と酢酸エチル(2 mL)の混合溶媒に溶解し、7.5%パラジウム炭素(10.2 mg)を加え、水素雰囲気下、50℃で5時間30分撹拌した。放冷後、反応液にメタノールを加え、不溶物をろ去後、ろ液を減圧下で濃縮することで、標記化合物(48.4 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.09-1.22 (1H, m), 1.36-1.63 (1H, m), 1.64-1.74 (2H, m), 1.79-1.92 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.27 (3H, s), 2.32-2.42 (1H, m), 2.49 (1H, d, J= 7.9 Hz), 2.56-2.73 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.68 (3H, s), 3.68 (3H, s), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.64-6.70 (2H, br m), 6.76 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.04-7.16 (1H, m), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.96 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.08 (1H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例38c) (4−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}シクロヘキシル)酢酸
実施例38bで得られた化合物(2 mL)をテトラヒドロフラン(2 mL)とメタノール(2 mL)に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(410 μL)を加え、50℃で13時間撹拌した。放冷後、反応液に1N塩酸を加えて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン→メタノール/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(25.8 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.15-1.23 (1H, m), 1.41-1.69 (3H, m), 1.71-1.77 (2H, m), 1.78-1.98 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.26 (3H, s), 2.28-2.32 (1H, m), 2.36-2.44 (1H, m), 2.54 (1H, d, J = 7.3 Hz), 2.59-2.70 (1H, m), 3.12 (3H, s), 3.17-3.27 (2H, m), 4.28 (2H, t, J= 8.2 Hz), 4.36 (2H, s), 6.66 (2H, d, J= 7.3 Hz), 6.76 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.07-7.15 (1H, m), 7.36 (1H, d, J= 7.9 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.62 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.96 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.3 Hz).
MS(APCI) m/z: 576 (M+H)+
(実施例39)
N−(3,3−ジメチルブタノイル)−N−{4’−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2’−メチルビフェニル−4−イル}グリシン
(実施例39a) エチル N−(3,3−ジメチルブタノイル)−N−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]グリシネート
公知のエチル N−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]グリシネート(WO2009148052)(110 mg)のジクロロメタン(1 mL)溶液に3,3−ジメチルブチリルクロリド(0.0601 mL)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.0942 mL)、4−ジメチルアミノピリジン(2.20 mg)を加え、室温にて3時間反応させた。反応液に水を加え、ジクロロメタンで抽出し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物(109 mg)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 0.96 (9H, s), 1.26 (3H, t, J = 6.7 Hz), 1.36 (12H, s), 2.10 (2H, s), 4.20 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.33 (2H, s), 7.30 (2H, d, J= 7.9 Hz), 7.84 (2H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例39b) 1−[5−(4−ブロモ−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例(13b)で得られた5−(4−ブロモ−3−メチルフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール 塩酸塩(300 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5 mL)溶液にN−メチルモルホリン(0.184 mL)を加え、室温で25分間攪拌した。次いで、反応液に4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(348 mg)及び[2−(エチルスルホニル)フェニル]酢酸(229 mg)を加え、室温で15時間30分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/ヘキサン→酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(421 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.09 (3H, s), 2.33 (3H, s), 3.17-3.25 (4H, m), 4.28 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.56 (1H, dd, J= 8.5, 3.0 Hz), 6.74-6.79 (2H, m), 7.37-7.41 (2H, m), 7.48-7.53 (1H, m), 7.60-7.65 (1H, m), 7.98 (1H, d, J= 9.1 Hz), 8.01-8.04 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 528 (M+H)+
(実施例39c) エチル N−(3,3−ジメチルブタノイル)−N−{4’−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2’−メチルビフェニル−4−イル}グリシネート
実施例39bで得られた化合物(200 mg)の1,2−ジメトキシエタン(5 mL)溶液に実施例39aで得られたボロン酸エステル(229 mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(30.9 mg)、炭酸ナトリウム(120 mg)、水(1.5 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて130℃で30分反応させた。反応液に水(3 mL)と飽和食塩水(3 mL)を加え、酢酸エチルで抽出し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物(207 mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 0.99 (9H, s), 1.21-1.33 (6H, m), 2.12-2.17 (5H, m), 2.20-2.25 (3H, m), 3.18-3.26 (4H, m), 4.22 (2H, q, J = 7.1 Hz), 4.26-4.33 (2H, m), 4.35-4.39 (4H, m), 6.72-6.77 (1H, m), 6.78-6.82 (1H, m), 6.85 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.15 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.29-7.34 (4H, m), 7.38-7.42 (1H, m), 7.48-7.54 (1H, m), 7.59-7.66 (1H, m), 7.98-8.05 (2H, m).
MS (APCI) m/z: 725 (M+H)+
(実施例39d) N−(3,3−ジメチルブタノイル)−N−{4’−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2’−メチルビフェニル−4−イル}グリシン
実施例39cで得られた化合物(205 mg)のエタノール/テトラヒドロフラン(1:1)溶液(2 mL)に2M水酸化ナトリウム水溶液(0.848 mL)を加え、室温で7時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、水(6 mL)を加えて懸濁液とした後、2M塩酸(0.860 mL)を加えて30分撹拌後、不溶物をろ取し、50℃にて減圧乾燥することで標記化合物(181 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 0.90 (9H, s), 1.11 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.05-2.10 (5H, m), 2.20 (3H, s), 3.17-3.25 (2H, m), 3.26-3.36 (2H, m), 4.23-4.34 (6H, m), 6.67-6.71 (1H, m), 6.80-6.85 (2H, m), 7.18 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.34-7.41 (4H, m), 7.48-7.52 (1H, m), 7.55-7.61 (1H, m), 7.68-7.75 (1H, m), 7.86 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.89-7.93 (1H, m), 12.68 (1H, s).
MS (APCI) m/z: 697 (M+H)+
(実施例40)
N−({4’−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2’−メチルビフェニル−4−イル}カルボニル)グリシン
(実施例40a) エチル N−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾイル]グリシネート
グリシンエチルエステル塩酸塩(293 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(4 mL)懸濁液に4−メチルモルホリン(0.230 mL)を加えて室温で40分撹拌した。この反応液に4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)安息香酸(400 mg)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(580 mg)とN,N−ジメチルホルムアミド(2 mL)を加え、室温にて3時間反応させた。反応液に水(16 mL)を加え、酢酸エチルで抽出後、水、飽和食塩水で順次洗浄し、溶媒を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物(253 mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.32 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.36 (12H, s), 4.22-4.31 (4H, m), 6.64-6.73 (1H, m), 7.80 (2H, d, J= 7.9 Hz), 7.88 (2H, d, J = 7.9 Hz)。
(実施例40b) エチル N−({4’−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2’−メチルビフェニル−4−イル}カルボニル)グリシネート
実施例13bで得られた化合物(150 mg)の1,2−ジメトキシエタン(4 mL)溶液に実施例40aで得られた化合物(142 mg)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(23.2 mg)、炭酸ナトリウム(90.2 mg)、水(1 mL)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて130℃で20分反応させた。反応液に水(1 mL)を加え、酢酸エチルとジクロロメタンで抽出し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製し、標記化合物(105 mg)を乳白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 1.11 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.21 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.08 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.16-3.37 (4H, m), 3.99-4.03 (2H, m), 4.13 (2H, q, J = 7.0 Hz), 4.25-4.35 (4H, m), 6.69-6.75 (1H, m), 6.81-6.87 (2H, m), 7.18 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.44 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.48-7.53 (1H, m), 7.55-7.61 (1H, m), 7.68-7.75 (1H, m), 7.84-7.95 (4H, m), 8.99 (1H, t, J = 5.8 Hz).
MS (APCI) m/z: 655 (M+H)+
(実施例40c) N−({4’−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2’−メチルビフェニル−4−イル}カルボニル)グリシン
実施例40bで得られた化合物(102 mg)をエタノール(5.5 mL)とテトラヒドロフラン(5.5 mL)に溶解し、2M水酸化ナトリウム水溶液(0.312 mL)を加え、室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、水(10 mL)を加えて懸濁液とした後、2M塩酸(0.320 mL)を加えた。不溶物をろ取し、65℃にて減圧乾燥することで標記化合物(90.3 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 1.11 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.09 (3H, s), 2.20 (3H, s), 3.16-3.41 (4H, m), 3.93 (2H, d, J= 5.5 Hz), 4.23-4.37 (4H, m), 6.68-6.76 (1H, m), 6.80-6.87 (2H, m), 7.18 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.44 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.50 (1H, d, J = 6.7 Hz), 7.54-7.63 (1H, m), 7.68-7.76 (1H, m), 7.83-7.96 (4H, m), 8.84-8.91 (1H, m), 12.63 (1H, br s).
MS (APCI) m/z: 627 (M+H)+
(実施例41)
7−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
(実施例41a) tert−ブチル 4−メチル−5−[(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−1−オン(1.09 g)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(1.00 g)の1,4−ジオキサン(15 mL)溶液にヨウ化銅(I)(0.153 g)、N,N−ジメチルグリシン(0.166 g)及び炭酸セシウム(2.61 g)を加え、95℃で12時間攪拌した。放冷後、反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去した。減圧下、溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.960 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.51-1.61 (9H, m), 2.05 (3H, s), 2.91-3.05 (4H, m), 3.52-3.59 (2H, m), 4.08 (2H, br s), 5.94 (1H, br s), 6.78 (1H, d, J = 9.1 Hz), 7.01 (1H, br s), 7.12 (2H, t, J= 8.8 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.4 Hz)。
(実施例41b) tert−ブチル 4−メチル−5−[(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例41aで得られた化合物(380 mg)及びヨウ化メチル(0.120 mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(8 mL)溶液に、室温にて水素化ナトリウム(46.2 mg)を加え、同温で6時間攪拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルを加え、分液した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(370 mg)を含む混合物を得た。
(実施例41c) 7−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
実施例41bで得られた混合物(250 mg)をジクロロメタン(5 mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(8.00 mL)を加え室温で3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、乾燥して粗製の2−メチル−7−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン トリフルオロ酢酸塩(259 mg)を褐色油状物として得た。
得られた化合物(160 mg)及び[2−(エチルスルホニル)フェニル]酢酸(95.1 mg)の1,4−ジオキサン(8 mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.175 mL)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(128 mg)を順次加え、室温で12時間攪拌した。反応液に酢酸エチル、水を加え分液した。水層を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を水、及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(196 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.10 (3H, s), 2.95 (2H, t, J = 6.7 Hz), 3.12 (3H, s), 3.16-3.25 (4H, m), 3.54 (2H, t, J= 6.7 Hz), 4.27 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.39 (2H, s), 6.77 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.00 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.41 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.50 (2H, dd, J = 9.1, 6.1 Hz), 7.63 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.96 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.03 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS (APCI) m/z: 519 (M+H)+
(実施例42)
6−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
(実施例42a) tert−ブチル 4−メチル−5−[(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−1−オン(1.09 g)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(1.00 g)の1,4−ジオキサン(15 mL)溶液にヨウ化銅(I)(0.153 g)、N,N−ジメチルグリシン(0.166 g)、炭酸セシウム(2.61 g)を加え、95℃で12時間攪拌した。放冷後、反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去した。減圧下、溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(1.58 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 1.51 (9H, s), 2.00 (3H, s), 2.79-2.95 (4H, m), 3.04 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.97 (2H, t, J= 8.8 Hz), 6.69-6.76 (2H, m), 6.85 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.52-7.59 (2H, m), 8.02 (1H, br s)。
(実施例42b) tert−ブチル 4−メチル−5−[(2−メチル−1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例42aで得られた化合物(360 mg)とヨウ化メチル(0.114 mL)のN,N−ジメチルホルムアミド(8 mL)溶液に、室温で水素化ナトリウム(43.8 mg)を加え、同温にて3時間攪拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、酢酸エチルを加え、分液した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(373 mg)を含む混合物を得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.24-1.63 (9H, m), 2.03 (3H, s), 2.91 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.03 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.13 (3H, s), 3.53 (2H, t, J = 6.7 Hz), 4.04 (2H, br s), 6.58 (1H, s), 6.76 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 6.83 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.71 (1H, br s), 7.99 (1H, d, J = 8.5 Hz).
MS (APCI) m/z: 409 (M+H)+
(実施例42c) 6−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
実施例42bで得られた化合物(70.0 mg)をジクロロメタン(5 mL)に溶解し、室温にてトリフルオロ酢酸(8.00 mL)を加え3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、乾燥して粗製の2−メチル−6−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン トリフルオロ酢酸塩(73.0 mg)を褐色油状物として得た。
得られた化合物(72.0 mg)及び[2−(エチルスルホニル)フェニル]酢酸(42.8 mg)の1,4−ジオキサン(8 mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.079 mL)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(57.8 mg)を順次加え、室温で6時間攪拌した。反応液に酢酸エチル、水を加え分液した。水層を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を水、及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(76.0 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.27 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.08 (3H, s), 2.92 (2H, t, J = 6.4 Hz), 3.13 (3H, s), 3.16-3.26 (4H, m), 3.53 (2H, t, J= 6.7 Hz), 4.29 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.38 (2H, s), 6.60 (1H, d, J= 1.8 Hz), 6.77 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 6.84 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.40 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.51 (1H, dd, J = 10.1, 5.2 Hz), 7.61-7.65 (1H, m), 7.98-8.05 (3H, m).
MS (APCI) m/z: 519 (M+H)+
(実施例43)
1−{4−メチル−5−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例43a) tert−ブチル 4−メチル−5−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
実施例42bで得られた化合物(56 mg)のテトラヒドロフラン(5 mL)溶液にボラン−テトラヒドロフラン錯体(1Mテトラヒドロフラン溶液、720 μL)を加え、2時間加熱還流した。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(63.6 mg)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.57 (9H, s), 2.06 (3H, s), 2.62 (3H, s), 2.83-2.95 (2H, br m), 3.03 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.10-3.25 (2H, m), 3.80 (1H, d, J = 15.9 Hz), 3.97-4.09 (2H, br m), 4.14-4.21 (1H, m), 6.62 (1H, s), 6.71-6.76 (1H, m), 6.76-6.82 (1H, br m), 6.93 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.61-7.76 (1H, br m)。
(実施例43b) 1−{4−メチル−5−[(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)オキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例43aで得られた化合物(63.6 mg)のジクロロメタン(1 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(2 mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、減圧乾燥することで、粗製の2−メチル−6−[(4−methyl−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 塩酸塩(53.3 mg)を無色油状物として得た。
得られた化合物(53.3 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(2 mL)溶液にトリエチルアミン(45 μL)を加え、室温で5分間攪拌した。4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(66.9 mg)及び2−(2−エチルスルホニルフェニル)酢酸(44.1 mg)を加え、さらに室温で5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(62.8 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.26 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.05 (3H, s), 2.69 (3H, s), 2.86-3.02 (2H, m), 3.16-3.28 (5H, m), 3.30-3.38 (1H, m), 3.87 (1H, d, J = 15.3 Hz), 4.24-4.33 (3H, m), 4.37 (2H, s), 6.65 (1H, s), 6.73-6.81 (2H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.39 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.51 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.63 (1H, t, J = 7.9 Hz), 7.96-8.06 (2H, m).
MS(APCI) m/z: 505 (M+H)+
(実施例44)
2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]−1−[4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]エタノン
(実施例44a) tert−ブチル 4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
6−ブロモキノキサリン(4.61 g)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(5.00 g)の1,4−ジオキサン(15 mL)溶液にヨウ化銅(I)(0.763 g)、N,N−ジメチルグリシン(0.827 g)及び炭酸セシウム(13.1 g)を加え、90℃で25時間攪拌した。放冷後、反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去した。減圧下、溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン→メタノール/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(0.370 g)を含む混合物を得た。
(実施例44b) 2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]−1−[4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]エタノン
実施例44aで得られた混合物(365 mg)のジクロロメタン(7 mL)溶液にトリフルオロ酢酸(7.00 mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、乾燥することにより粗製の6−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]キノキサリン トリフルオロ酢酸塩(378 mg)を得た。
得られた化合物(350 mg)及び[2−(エチルスルホニル)フェニル]酢酸(225 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(7 mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.413 mL)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(303 mg)を順次加え、室温で12時間攪拌した。反応液に酢酸エチル、水を加え分液した。水層を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を水、及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(110 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.29 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.11 (3H, s), 3.18-3.27 (4H, m), 4.31 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.41 (2H, s), 6.94 (1H, d, J= 8.5 Hz), 7.17 (1H, d, J = 3.1 Hz), 7.42 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.50-7.66 (3H, m), 8.04-8.08 (3H, m), 8.73 (2H, d, J = 4.3 Hz).
MS (APCI) m/z: 488 (M+H)+
(実施例45)
1−[5−(イソキノリン−6−イルオキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例45a) tert−ブチル 5−(イソキノリン−6−イルオキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
6−ブロモイソキノリン(250 mg)のジオキサン(2.0 mL)溶液に、tert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(150 mg)、ヨウ化銅(I)(15.0 mg)、N,N−ジメチルグリシン(16.2 mg)、及び炭酸セシウム(262 mg)を加えた。100℃で8時間撹拌後、反応液を濾過し、濾液に水(8.0 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 (2.0 mL)、及び酢酸エチル (3.0 mL)を加え分液し、水層を酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することにより、標記化合物(126 mg)を白色固体として得た。
NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55 (9H, br s), 2.03 (3H, s), 3.04 (2H, t, J = 8.8 Hz), 4.05 (2H, br s), 6.85 (1H, s), 6.88 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.32 (1H, dd, J = 2.5, 8.5 Hz), 7.38 (1H, d, J = 6.0 Hz), 7.73 (1H, br s), 7.90 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.38 (1H, d, J = 6.0 Hz), 9.11 (1H, s).
MS (m/z) 377 (M+H)+
(実施例45b) 6−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]イソキノリン 二塩酸塩
実施例45aで得られた化合物(124 mg)のジクロロメタン(3.0 mL)溶液に、4N塩酸ジオキサン溶液(3.00 mL)を加え、室温にて6時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、乾燥することで、標記化合物(108 mg)を白色固体として得た。
NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 2.08 (3H, s), 3.19 (2H, t, J = 7.8 Hz), 3.76 (2H, t, J = 7.8 Hz), 7.19 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.31 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 2.5 Hz), 7.79 (1H, dd, J = 2.5, 9.0 Hz), 8.30 (1H, d, J = 6.5 Hz), 8.55 (1H, d, J = 6.5 Hz), 8.56 (1H, d, J = 9.5 Hz), 9.75 (1H, s).
MS (m/z) 277 (M+H)+
(実施例45c) 1−[5−(イソキノリン−6−イルオキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例45bで得られた化合物(54.5 mg)に、N,N−ジメチルホルムアミド (1.0 mL)、[2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(50.0 mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボキシイミド塩酸塩(45.0 mg)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(32.0 mg)、及びジイソプロピルエチルアミン (0.136 mL)を加え、室温で攪拌した。18時間後、反応液に酢酸エチル (3.0 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 (1.0 mL)、及び水 (7.0 mL) を加え、分液後、水層を酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて、減圧下濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル)にて精製し、標記化合物(68.7 mg)を白色固体として得た。
NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.08 (3H, s), 3.12 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 6.86-6.90 (2H, m), 7.31-7.37 (2H, m), 7.40 (1H, d, J = 6.0 Hz), 7.48-7.53 (1H, m), 7.58-7.63 (1H, m), 7.91 (1H, d, J = 9.0 Hz), 8.03-8.07 (2H, m), 8.39 (1H, d, J = 6.0 Hz), 9.12 (1H, s).
MS (m/z) 473 (M+H)+
(実施例46)
1−[5−(イソキノリン−6−イルオキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルフィニル)フェニル]エタノン
実施例45bで得られた化合物(45.0 mg)に、N,N−ジメチルホルムアミド(1.0 mL)、[2−(メチルスルフィニル)フェニル]酢酸(30.0 mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボキシイミド塩酸塩(37.0 mg, 0.193 mmol)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(26.0 mg)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.0665 mL)を加えた。20時間後、反応液に酢酸エチル(3.0 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1.0 mL)、及び水(7.0 mL)を加え、分液後、水層を酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせて、減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/酢酸エチル)を用いて精製し、標記化合物(50.7 mg)を白色固体として得た。
NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.08 (3H, s), 2.84 (3H, s), 3.16-3.27 (2H, m), 3.94 (1H, d, J = 16.5 Hz), 4.10 (1H, d, J = 16.5 Hz), 4.22-4.36 (2H, m), 6.86 (1H, d, J = 2.5 Hz), 6.90 (1H, d, J = 9.0 Hz), 7.27 (1H, d, J = 7.0 Hz), 7.32 (1H, dd, J = 2.5, 8.5 Hz), 7.38 (1H, d, J = 6.0 Hz), 7.46-7.50 (1H, m), 7.56-7.57 (1H, m), 7.91 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.01-8.05 (2H, m), 8.39 (1H, d, J = 6.0 Hz), 9.12 (1H, s).
MS (m/z) 457 (M+H)+
(実施例47)
1−{5−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例47a) tert−ブチル 5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
tert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(10 g)及び1−ブロモ−4−ヨードベンゼン(13.6 g)のジオキサン(150 mL)溶液にヨウ化銅(I)(1.53 g)、N,N−ジメチルグリシン(1.66 g)、炭酸セシウム(26.1 g)を加え、100℃で24時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(60 mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30 mL)を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をヘキサンで洗浄後、ろ取、乾燥することで、標記化合物(12.8 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55 (9H, s), 2.04 (3H, s), 2.95-3.09 (2H, m), 3.93-4.07 (2H, br m), 6.68-6.81 (3H, m), 7.30-7.39 (2H, m), 7.62-7.75 (1H, br m)。
(実施例47b) 1−[5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例47aで得られた化合物(12.8 g)のジクロロメタン(10 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(20 mL)を加え、室温で5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、減圧乾燥することで、粗製の5−(4−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール塩酸塩(11 g)を灰色固体として得た。
得られた化合物(11 g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30 mL)溶液にトリエチルアミン(8.9 mL)を加え、室温で5分間攪拌した。4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(13.3 g)及び[2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(CAS番号142336−20−7)(8.27 g)を加え、さらに室温で12時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、水(100 mL)を加え、析出した固体をろ取した。得られた固体をヘキサンで洗浄することで、標記化合物(15.2 g)を淡褐色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ: 2.03 (3H, s), 3.13-3.22 (5H, m), 4.28 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.33 (2H, s), 6.77-6.85 (3H, m), 7.44-7.51 (3H, m), 7.52-7.62 (1H, m), 7.65-7.74 (1H, m), 7.87 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.97 (1H, d, J = 8.5 Hz).
MS(APCI) m/z: 500 (M+H)+
(実施例47c) tert−ブチル 4−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
実施例47bで得られた化合物(500 mg)、1−tert−ブトキシカルボニル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン(463 mg)の1,2−ジメトキシエタン(10 mL)溶液に炭酸ナトリウム(317 mg)の水溶液(3 mL)を加え、室温で5分間撹拌した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(81.6 mg)を加え、マイクロウェーブ反応装置にて、130℃で30分間反応させた。反応液を室温に冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(219 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.49 (9H, s), 2.12 (3H, s), 2.45-2.54 (2H, m), 3.12 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.5 Hz), 3.56-3.69 (2H, m), 4.08 (2H, d, J = 15.3 Hz), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.36 (2H, s), 5.96 (1H, br s), 6.79 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.83 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.24-7.33 (2H, m), 7.36 (1H, d, J= 7.9 Hz), 7.47-7.55 (1H, m), 7.60-7.64 (1H, m), 7.98 (1H, d, J = 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 603 (M+H)+
(実施例47d) tert−ブチル 4−{4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピペリジン−1(2H)−カルボキシレート
実施例47cで得られた化合物(219 mg)をテトラヒドロフラン(4 mL)及び酢酸エチル(4 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(77.5 mg)を加え、水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応液中の不溶物をろ去し、減圧下で溶媒を留去することで標記化合物(205 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.48 (9H, s), 1.54-1.64 (2H, m), 1.74-1.85 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.53-2.64 (1H, m), 2.73-2.86 (2H, m), 3.12 (3H, s), 3.21 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.13-4.33 (4H, m), 4.36 (2H, s), 6.71-6.85 (3H, m), 7.10 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.48-7.55 (1H, m), 7.57-7.66 (1H, m), 7.97 (1H, d, J= 8.5 Hz), 8.07 (1H, d, J = 7.9 Hz).
MS(APCI) m/z: 549 (M+H)+
(実施例47e) 4−{4−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例47dで得られた化合物(0.100 g)をエタノール(1.5 mL)及び水(0.5 mL)に懸濁し、水酸化カリウム(0.557 g)を加えた後、90℃で7.5時間攪拌した。反応混合物に水を加えて酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.0521 g)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.48 (9H, s), 1.50-1.64 (2H, m), 1.74-1.83 (2H, m), 2.05 (3H, s), 2.52-2.64 (1H, m), 2.70-2.85 (2H, m), 2.95-3.02 (2H, m), 3.57-3.64 (2H, m), 4.14-4.30 (2H, m), 6.47 (1H, d, J = 7.9 Hz), 6.67 (1H, d, J = 7.9 Hz), 6.78 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.07 (2H, d, J = 8.5 Hz).
(実施例47f) 4−{4−[(4−メチル−1−{[3−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例47eで得られた化合物(0.052 g)、[3−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(0.027 g)のジクロロメタン(2 mL)溶液にトリエチルアミン(0.035 mL)、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド 塩酸塩(0.037 g)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(0.0086 g)を加え、室温で1時間30分攪拌した。反応混合物に水を加えて酢酸エチル及びジクロロメタンの混合溶媒(4:1)で抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.035 g)を白色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.48 (9H, s), 1.51-1.64 (2H, m), 1.75-1.85 (2H, m), 2.12 (3H, s), 2.55-2.65 (1H, m), 2.72-2.84 (2H, m), 3.08 (3H, s), 3.14-3.21 (2H, m), 3.90 (2H, s), 4.16-4.30 (4H, m), 6.77-6.83 (3H, m), 7.10 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.55-7.68 (2H, m), 7.84-7.89 (2H, m), 8.00-8.04 (1H, m)。
(実施例47g) 1−{4−メチル−5−[4−(ピペリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例47fで得られた化合物(0.0337 g)をジクロロメタン(0.8 mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(0.2 mL)を加えた後、室温で終夜攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和させ、ジクロロメタン及びエタノールの混合溶媒(19:1)で3回抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮することで、標記化合物(0.0326 g)を淡黄色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.76-1.90 (2H, m), 1.91-2.00 (2H, m), 2.11 (3H, s), 2.62-2.73 (1H, m), 2.84-2.94 (2H, m), 3.09 (3H, s), 3.15-3.22 (2H, m), 3.34-3.42 (2H, m), 3.91 (2H, s), 4.18-4.25 (2H, m), 6.77-6.84 (3H, m), 7.12 (2H, d, J= 8.5 Hz), 7.56-7.67 (2H, m), 7.85-7.89 (2H, m), 8.01 (1H, d, J = 8.5 Hz)。
(実施例47h) 1−{5−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例47gで得られた化合物(0.0326 g)のジクロロメタン(1.5 mL)溶液に0℃でトリエチルアミン(0.0269 mL)、無水酢酸(0.0122 mL)、4−ジメチルアミノピリジン(0.0008 g)を加え、室温で2時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した後、有機層を水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン→エタノール/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(0.0242 g)を白色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.55-1.66 (2H, m), 1.81-1.94 (2H, m), 2.11 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.55-2.75 (2H, m), 3.08 (3H, s), 3.10-3.21 (3H, m), 3.86-3.96 (3H, m), 4.17-4.24 (2H, m), 4.72-4.82 (1H, m), 6.77-6.84 (3H, m), 7.06-7.11 (2H, m), 7.55-7.68 (2H, m), 7.85-7.90 (2H, m), 8.02 (1H, d, J = 8.5 Hz).
MS (APCI) m/z: 547 (M+H)+
(実施例48)
1−{5−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[4−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例48a) [4−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル]アセトニトリル
シアン化ナトリウム(0.451 g)をN,N−ジメチルホルムアミド(25 mL)及び水(1 mL)に溶解し、4−ブロモ−1−(ブロモメチル)−2−(メチルスルホニル)ベンゼン(2.00 g)を加えた後、75℃で1時間攪拌した。反応混合物に水を加えて酢酸エチルで抽出した後、有機層を水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.395 g)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ: 3.18 (3H, s), 4.27 (2H, s), 7.51-7.57 (1H, m), 7.80-7.85 (1H, m), 8.21-8.26 (1H, m)。
(実施例48b) [4−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸
実施例48aで得られた化合物(0.395 g)をエタノール(2 mL)及び水(2 mL)に溶解し、水酸化カリウム(0.486 g)を加えた後、80℃で2時間攪拌した。反応混合物に0℃で1N塩酸を加えて酢酸エチルで希釈した後、飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣にジクロロメタンを加えて生じた固形物を濾取することにより標記化合物(0.202 g)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3 + MeOH-d4) δ: 3.17 (3H, s), 4.15 (2H, s), 7.27-7.36 (1H, m), 7.69-7.80 (1H, m), 8.16-8.25 (1H, m)。
(実施例48c) 4−{4−[(1−{[4−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例47eで得られた化合物(0.0846 g)、実施例48bで得られた化合物(0.0878 g)のジクロロメタン(2 mL)溶液にトリエチルアミン(0.0574 mL)、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド 塩酸塩(0.0596 g)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(0.0141 g)を加え、室温で終夜攪拌した。反応混合物に水を加えて酢酸エチル及びジクロロメタンの混合溶媒(4:1)で抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.112 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ: 1.48 (9H, s), 1.52-1.61 (2H, m), 1.75-1.85 (2H, m), 2.14 (3H, s), 2.55-2.65 (1H, m), 2.73-2.84 (2H, m), 3.14 (3H, s), 3.18-3.26 (2H, m), 4.18-4.33 (6H, m), 6.75-6.84 (3H, m), 7.08-7.13 (2H, m), 7.21-7.25 (2H, m), 7.71-7.76 (1H, m), 7.92-7.97 (1H, m), 8.19-8.22 (1H, m)。
(実施例48d) 2−[4−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(ピペリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン
実施例48cで得られた化合物(0.110 g)をジクロロメタン(1.6 mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸(0.4 mL)を加えた後、室温で終夜攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和させ、酢酸エチル及びジクロロメタンの混合溶媒(4:1)で抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮することで、標記化合物(0.119 g)を無色油状物として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.68-1.81 (2H, m), 1.83-1.92 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.57-2.67 (1H, m), 2.76-2.86 (2H, m), 3.14 (3H, s), 3.18-3.33 (4H, m), 4.23-4.32 (4H, m), 6.75-6.84 (3H, m), 7.13 (2H, d, J= 8.5 Hz), 7.21-7.25 (1H, m), 7.71-7.75 (1H, m), 7.92-7.96 (1H, m), 8.19-8.22 (1H, m)。
(実施例48e) 1−{5−[4−(1−アセチルピペリジン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[4−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例48dで得られた化合物(0.119 g)のジクロロメタン(3 mL)溶液に0℃でトリエチルアミン(0.0848 mL)、無水酢酸(0.0386 mL)、4−ジメチルアミノピリジン(0.0025 g)を加え、室温で2時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した後、有機層を水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン→メタノール/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(0.0988 g)を白色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.56-1.65 (2H, m), 1.82-1.93 (2H, m), 2.13 (3H, s), 2.13 (3H, s), 2.56-2.75 (2H, m), 3.10-3.26 (6H, m), 3.88-3.96 (1H, m), 4.23-4.32 (4H, m), 4.73-4.82 (1H, m), 6.75-6.84 (3H, m), 7.10 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.23 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.71-7.75 (1H, m), 7.93-7.96 (1H, m), 8.19-8.21 (1H, m).
MS (APCI/ESI) m/z: 625, 627 (M+H)+
(実施例49)
[4’−({1−[(2−アセチルフェニル)アセチル]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル}オキシ)−2’−メチルビフェニル−4−イル]酢酸
(実施例49a) tert−ブチル 5−{[4’−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−2−メチルビフェニル−4−イル]オキシ}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
2−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]酢酸エチル(1.53 g)、実施例1aで得られた化合物(2.00 g)、クロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)(0.376 g)及びリン酸カリウム(3.04 g)をトルエン(38 mL)及び水(2 mL)に懸濁し、100℃で3時間30分攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(2.27 g)を淡黄色アモルファス固体として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ: 1.28 (3H, t, J = 7.0 Hz), 1.57 (9H, s), 2.11 (3H, s), 2.22 (3H, s), 3.01-3.08 (2H, m), 3.65 (2H, s), 3.99-4.22 (4H, m), 6.64-6.90 (3H, m), 7.11 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.21-7.35 (4H, m), 7.62-7.75 (1H, m)。
(実施例49b) {2’−メチル−4’−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ビフェニル−4−イル}酢酸エチルエステル
実施例49aで得られた化合物(2.27 g)のジクロロメタン(30 mL)溶液にトリフルオロ酢酸(3 mL)を加え、室温で6時間攪拌した。反応液に0℃で飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和させ、酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮することで、標記化合物(1.84 g)を淡褐色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ: 1.28 (3H, t, J = 7.0 Hz), 2.09 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.98-3.09 (2H, m), 3.58-3.73 (4H, m), 4.16-4.24 (2H, m), 6.47-6.81 (4H, m), 7.09 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.24-7.36 (4H, m)。
(実施例49c) [4’−({1−[(2−アセチルフェニル)アセチル]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル}オキシ)−2’−メチルビフェニル−4−イル]酢酸エチル
実施例49bで得られた化合物(0.240 g)、2−(2−アセチルフェニル)酢酸(0.140 g)のジクロロメタン(6 mL)溶液にトリエチルアミン(0.166 mL)、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−エチルカルボジイミド 塩酸塩(0.172 g)、3H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(0.0407 g)を加え、室温で終夜攪拌した。反応混合物に水を加えて酢酸エチル及びジクロロメタンの混合溶媒(4:1)で抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(0.153 g)を淡黄色油状物として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3) δ: 1.28 (3H, t, J = 7.3 Hz), 2.14 (3H, s), 2.22 (3H, s), 2.61 (3H, s), 3.18-3.26 (2H, m), 3.65 (2H, s), 4.10-4.22 (4H, m), 4.29-4.37 (2H, m), 6.69-6.85 (3H, m), 7.11 (1H, d, J= 7.9 Hz), 7.23-7.33 (5H, m), 7.38-7.53 (2H, m), 7.84-7.89 (1H, m), 7.98-8.02 (1H, m)。
(実施例49d) [4’−({1−[(2−アセチルフェニル)アセチル]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル}オキシ)−2’−メチルビフェニル−4−イル]酢酸
実施例49cで得られた化合物(0.050 g)をテトラヒドロフラン(0.3 mL)及びエタノール(0.3 mL)に溶解させ、そこへ0℃で2N水酸化ナトリウム水溶液(0.6 mL)を加えた後、室温で30分間攪拌した。反応混合物に1N塩酸を加えて中和させ、酢酸エチル及びジクロロメタンの混合溶媒(4:1)で希釈した後、飽和食塩水で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン→エタノール/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(0.033 g)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl3 + MeOH-d4) δ: 2.15 (3H, s), 2.21 (3H, s), 2.62 (3H, s), 3.19-3.27 (2H, m), 3.64 (2H, s), 4.12 (2H, s), 4.30-4.37 (2H, m), 6.68-6.85 (3H, m), 7.10 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.23-7.34 (5H, m), 7.39-7.54 (2H, m), 7.86-7.90 (1H, m), 7.95-8.00 (1H, m).
MS (APCI) m/z: 534 (M+H)+
(実施例50)
エチル 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート
(実施例50a) 4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボン酸tert−ブチル
p−ブロモ安息香酸 エチルエステル(5.97 mL)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(5.00 g)の1,4−ジオキサン(15 mL)溶液にヨウ化銅(I)(0.763 g)、N,N−ジメチルグリシン(0.827 g)及び炭酸セシウム(13.1 g)を加え、95℃で26時間攪拌した。放冷後、反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去した。減圧下、溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(1.81 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.37 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.56 (9H, s), 2.02 (3H, s), 3.03 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.04 (2H, br s), 4.35 (2H, q, J= 7.1 Hz), 6.80-6.89 (4H, m), 7.96 (2H, d, J = 8.5 Hz)。
(実施例50b) エチル 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート
実施例50aで得られた化合物(1.07 g)のジクロロメタン(5 mL)溶液にトリフルオロ酢酸(8.00 mL)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、乾燥することにより粗製のエチル 4−[(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート トリフルオロ酢酸塩(1.11 g)を得た。
得られた化合物(1.05 g)及び[2−(エチルスルホニル)フェニル]酢酸(0.641 g)の1,4−ジオキサン(8 mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.18 mL)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(0.865 g)を順に加え、室温で36時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水、及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(1.06 g)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d) δ: 1.02-1.16 (6H, m), 2.00 (3H, d, J = 9.8 Hz), 3.15-3.39 (5H, m), 4.24-4.35 (4H, m), 6.85-6.91 (3H, m), 7.48-7.54 (1H, m), 7.55-7.61 (1H, m), 7.69-7.75 (1H, m), 7.85-7.95 (4H, m)。
(実施例51)
4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−N−メチル−N−プロピルベンズアミド
(実施例51a) 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]安息香酸
実施例50bで得られた化合物(1.20 g)にテトラヒドロフラン(5 mL)、エタノール(5 mL)、1N水酸化ナトリウム水溶液(4.00 mL)を加え、室温にて5日間、次いで50℃で12時間攪拌した。1N塩酸(4.00 mL)を加え、減圧下溶媒を留去した。酢酸エチル及び水を加え分液し、水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた残渣にジクロロメタン(2 mL)及びジエチルエーテル(2 mL)を加え室温で5時間攪拌後、ろ取、乾燥することで、標記化合物(0.700 g)を白色固体として得た。
(実施例51b) 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−N−メチル−N−プロピルベンズアミド
実施例51aで得られた化合物(98.0 mg)及びN−メチルプロピルアミン(62.9 μL)のN,N−ジメチルホルムアミド(8 mL)溶液にN,N−ジイソプロピルエチルアミン(94.4 μL)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(69.3 mg)を順次加え、室温で15時間攪拌した。酢酸エチル及び水を加え分液し、水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(109 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 0.70-1.04 (3H, m), 1.23-1.31 (3H, m), 2.09 (3H, s), 2.92-3.09 (3H, br m), 3.17-3.29 (5H, m), 3.48 (1H, br s), 3.40-3.54 (2H, m), 4.28 (2H, t, J = 8.2 Hz), 4.38 (2H, s), 6.79-6.91 (3H, m), 7.29-7.43 (3H, m), 7.51 (1H, td, J = 7.6, 1.2 Hz), 7.63 (1H, td, J = 7.5, 1.4 Hz), 7.97-8.06 (2H, m).
MS (APCI) m/z: 535 (M+H)+
(実施例52)
1−[5−(3−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
(実施例52a) tert−ブチル 5−(3−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート
1−ブロモ−3−ヨードベンゼン(1.70 g)及びtert−ブチル 5−ヒドロキシ−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−カルボキシレート(1.00 g)のジオキサン(12 mL)溶液にヨウ化銅(I)(76.4 mg)、N,N−ジメチルグリシン(82.7 mg)及び炭酸セシウム(2.61 g)を加え、100℃で3時間30分攪拌した。室温に冷却後、反応液をセライトろ過した。得られたろ液を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(455 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 1.52-1.60 (9H, m), 2.04 (3H, s), 3.03 (2H, t, J = 8.8 Hz), 3.95-4.10 (2H, m), 6.75-6.86 (2H, m), 6.96 (1H, s), 7.08-7.16 (2H, m), 7.25-7.76 (1H, m)。
(実施例52b) 1−[5−(3−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例52aで得られた化合物(450 mg)のジクロロメタン(3 mL)溶液に4N塩酸ジオキサン溶液(3 mL)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を濃縮し、粗製の5−(3−ブロモフェノキシ)−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール塩酸塩(374 mg)を得た。
得られた化合物(374 mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5 mL)溶液にN−メチルモルホリン(0.184 mL)を加え、室温で10分間攪拌した。反応液に4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(616 mg)及び[2−(メチルスルホニル)フェニル]酢酸(286 mg)を加え、室温で20時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン)で精製することで、標記化合物(538 mg)を無色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.09 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.22 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.30 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.78-6.85 (2H, m), 6.96-7.00 (1H, m), 7.14 (2H, d, J = 5.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 6.7 Hz), 7.50-7.55 (1H, m), 7.60-7.65 (1H, m), 8.01 (1H, d, J= 9.1 Hz), 8.08 (1H, dd, J = 7.9, 1.2 Hz)。
(実施例53)
1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン
実施例32aで得られた化合物(31.6 mg)をメタノール(3 mL)に溶解し、7.5%パラジウム炭素(6.32 mg)を加え、水素雰囲気下、60℃で5時間撹拌した。反応液に酢酸エチルを加え、不溶物をろ去後、ろ液を減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)で精製することで、標記化合物(7.4 mg)を白色固体として得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3) δ: 2.12 (3H, s), 2.30 (3H, s), 3.13 (3H, s), 3.22 (2H, t, J= 8.5 Hz), 4.29 (2H, t, J = 8.5 Hz), 4.37 (2H, s), 6.63-6.72 (2H, m), 6.78 (1H, d, J = 8.5 Hz), 6.83 (1H, d, J= 7.3 Hz), 7.16 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.36 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.52 (1H, t, J = 7.6 Hz), 7.59-7.66 (1H, m), 7.97 (1H, d, J= 8.5 Hz), 8.04-8.11 (1H, m).
MS(APCI) m/z: 436 (M+H)+
(試験例1)
RORγt遺伝子導入細胞のIL-17産生に対する阻害効果
(1)RORγt遺伝子導入細胞の作製
マウス(Mus musculus)RORgamma t 蛋白質の全長アミノ酸配列をコードするmRNAの塩基配列(GenBank Accession Number AF163668:
)を基に全長蛋白質をコードするmRNAのcDNAをPCR法により取得した。得られたcDNAは、発現ベクターであるpUNOベクター(InvivoGen社)に挿入し、マウスRORγt発現ベクターを構築した。構築したマウスRORγt発現ベクターは、EL4細胞(マウスTリンパ腫細胞株)に導入し、選択培地(DMEM培地にウシ胎児血清、Blasticidin S、ペニシリン、ストレプトマイシンを添加したもの)で培養することでRORγt遺伝子導入細胞を取得した。
(2)IL-17産生阻害作用の評価
試験化合物のIL-17産生阻害作用は、前述のRORγt遺伝子導入細胞をphorbol 12-Myristate 13-acetate(PMA)とionomycinで刺激した際のIL-17産生で測定した。すなわち、RORγt遺伝子導入細胞を前述の選択培地にて調製し、1穴当たり75000個ずつ96穴平底プレート(Corning社)内に分注した。このとき、種々の濃度の試験化合物を同時に添加した。5%CO2濃度のインキュベーター中で37℃にて1時間培養した後、PMAを終濃度25ng/mL、ionomycinを終濃度125ng/mL、各穴に添加し合計100μLで5%CO2濃度のインキュベーター中で37℃にて20時間培養した。その後、培養上清を回収し、上清中のマウスIL-17濃度を、HTRFマウスIL-17キット(Cisbio社)を用いて、EnVison(パーキンエルマー社)にて時間分解蛍光として測定した。試験化合物によるIL-17産生阻害作用については、試験化合物存在下のIL-17産生量に対して試験化合物濃度を片対数プロットしたグラフから、試験化合物非存在下のIL-17産生量の50%に相当するIL-17産生量の試験化合物濃度をIC50値として算出した。IL-17産生阻害作用の結果を表1に示す。
(表1)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例 IC50値(nM) 実施例 IC50値(nM) 実施例 IC50値(nM)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1 33.9 2 14 3 17.7
4 25.9 5 36.3 6 36.6
7 39.4 8 83.6 9 55
10 19 11 84.1 12 48
13 37.4 14 318 15 43
16 15.3 17 6.1 18 37.1
19 91.7 20 20.4 21 22.1
22 27.2 23 36.3 24 85.3
25 37.1 26 27.4 27 25.9
28 31.2 29 16.8 30 17.5
31 15.8 32 29.9 33 35.6
34 172 35 24.3 36 66.2
37 117 38 352 39 51.2
40 545 41 43.4 42 26.6
43 82.7 44 34.8 45 62.5
46 50.7 47 485 48 118
49 406 50 10.3 51 79.96
52 120 53 133
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――。
本試験において、本発明の化合物は、優れたIL-17産生阻害作用を示した。従って、乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌の治療剤及び/又は予防剤として有用である。
製剤例1:カプセル剤
実施例1又は2の化合物 50mg
乳糖 128mg
トウモロコシデンプン 70mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
−−−−−−−−−−−−−−−−−
250mg
上記処方の粉末を混合し、60メッシュのふるいを通した後、この粉末を250mgのゼラチンカプセルに入れ、カプセル剤とする。
製剤例2:錠剤
実施例1又は2の化合物 50mg
乳糖 126mg
トウモロコシデンプン 23mg
ステアリン酸マグネシウム 1mg
−−−−−−−−−−−−−−−−−
200mg
上記処方の粉末を混合し、トウモロコシデンプン糊を用いて造粒、乾燥した後、打錠機により打錠して、1錠200mgの錠剤とする。この錠剤は必要に応じて糖衣を施すことができる。
本発明の一般式(I)で表される化合物又はその薬理上許容される塩は、優れたレチノイン酸受容体関連オーファン受容体γt阻害作用を有し、医薬として有用である。

Claims (30)

  1. 一般式(I)
    [式中、
    は、C−Cアルキル基、C−Cシクロアルキル基又はフェニル基を示し、
    Aは、カルボニル基、スルフィニル基又はスルホニル基を示し、
    Qは、窒素原子又は式=C(R)−で表される基を示し、
    は、水素原子、ハロゲン原子、C−Cアルキル基又はC−Cアルコキシ基を示し、
    は、水素原子、C−Cカルボキシアルキル基又は水酸基を示し、
    式−U−T−で表される基は、式−CH−CH−で表される基又は式−CH=CH−で表される基を示し、
    は、ハロゲン原子又はC−Cアルキル基を示し、
    Yは、メチレン基又は酸素原子を示し、
    Lは、置換基群Aから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよい1,4−フェニレン基又は6員環と6員環から成る二環式ヘテロアリレン基を示し、
    置換基群Aは、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、C−Cアルコキシ基及びオキソ基からなる群を示し、
    Eは、水素原子、C−Cハロゲン化アルキル基、C−Cアルコキシカルボニル基、モノ−C−Cアルキルアミノカルボニル基、ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニル基、(C−Cアルコキシカルボニル)−(C−Cアルケニル)基又は置換基群Bから選択される基で独立に1乃至4個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、C−Cカルボキシアルキル基で1個置換されているC−Cシクロアルキル基、フェニル基、単環式複素環基、5員環と5員環から成る二環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基を示し、
    ただし、式−A−Rで表される基が2位に置換し、かつQを含む6員環の4位が水素原子である場合、Eからピペリジン−1−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル基、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル基、モルホリン−4−イル基、ピロリジン−1−イル基及びピロリジン−3−イル基は除き、
    置換基群Bは、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、C−Cハロゲン化アルキル基、C−Cヒドロキシアルキル基、C−Cアルコキシ基、C−Cヒドロキシアルコキシ基、(C−Cアルコキシ)−(C−Cアルキル)基、水酸基、カルボキシ基、C−Cカルボキシアルキル基、C−Cアルキルカルボニル基、モノ−C−Cカルボキシアルキルアミノカルボニル基、ジ−(C−Cアルキル)アミノカルボニルメチルオキシ基、(C−Cカルボキシアルキル)(C−Cアルキルカルボニル)アミノ基、モルホリン−4−イル基、(モルホリン−4−イル)メチル基、(1,4−ジオキサン−2−イル)メチル基、(1,4−ジオキサン−2−イル)メチルオキシ基及びオキソ基からなる群を示し、
    ただし、Aがスルホニル基の場合、置換基群BからC−Cカルボキシアルキル基は除く。]で表される化合物又はその薬理上許容される塩。
  2. 請求項1において、一般式(I)が、一般式(II)である化合物又はその薬理上許容される塩。
  3. 請求項1又は2において、Rが、メチル基又はエチル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
  4. 請求項1乃至3から選択されるいずれか一項において、Aが、スルホニル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
  5. 請求項1乃至4から選択されるいずれか一項において、Qが、窒素原子である化合物又はその薬理上許容される塩。
  6. 請求項1乃至4から選択されるいずれか一項において、Qが、式=CH−で表される基である化合物又はその薬理上許容される塩。
  7. 請求項1乃至6から選択されるいずれか一項において、Yが、酸素原子である化合物又はその薬理上許容される塩。
  8. 請求項1乃至7から選択されるいずれか一項において、Lが、式(III−I)で表される基、式(III−II)で表される基、式(III−III)で表される基、式(III−IV)で表される基又は式(III−V)で表される基(式中、C及びCは、単結合を示し、Cは、式Eで表わされる基に結合し、Cは、式Yで表わされる基に結合する。)である化合物又はその薬理上許容される塩。
  9. 請求項1乃至8から選択されるいずれか一項において、Eが、水素原子、C−Cアルコキシカルボニル基又はメチル基、水酸基、カルボキシ基及び(モルホリン−4−イル)メチル基から選択される基で独立に1又は2個置換されていてもよいC−Cシクロアルキル基、単環式複素環基、5員環と6員環から成る二環式複素環基若しくは6員環と6員環から成る二環式複素環基である化合物又はその薬理上許容される塩。
  10. 請求項1乃至8から選択されるいずれか一項において、Eが、水素原子、エトキシカルボニル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、ピリジン−4−イル基、6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル基、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル基、2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル基、1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル基又は4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
  11. 請求項1乃至7から選択されるいずれか一項において、式E−L−で表される基が、4−エトキシカルボニルフェニル基、4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェニル基、4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェニル基、4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル基、3−メチル−4−(2−カルボキシ−1−メチル−1H−インドール−5−イル)フェニル基、3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェニル基、3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェニル基、2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン−6−イル基又はキノキサリン−6−イル基である化合物又はその薬理上許容される塩。
  12. 1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−{5−[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン、
    1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−(4−メチル−5−{3−メチル−4−[6−(モルホリン−4−イルメチル)ピリジン−3−イル]フェノキシ}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル)−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−{5−[3−メトキシ−4−(1−メチル−1H−ベンズイミダゾール−6−イル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン、
    1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−{4−メチル−5−[3−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−メチル−5−{2−メチル−4−[(4−メチル−1−{[2−(メチルスルホニル)フェニル]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]フェニル}−1H−インドール−2−カルボン酸、
    6−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
    2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]−1−[4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]エタノン、又は、
    エチル 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート
    である化合物又はその薬理上許容される塩。
  13. 1−{4−メチル−5−[4−(ピリジン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[3−(メチルスルホニル)ピリジン−2−イル]エタノン、
    2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]−1−{4−メチル−5−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェノキシ]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}エタノン、
    1−{5−[4−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)フェノキシ]−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル}−2−[2−(メチルスルホニル)フェニル]エタノン、
    6−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]−2−メチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン、
    2−[2−(エチルスルホニル)フェニル]−1−[4−メチル−5−(キノキサリン−6−イルオキシ)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]エタノン、又は、
    エチル 4−[(1−{[2−(エチルスルホニル)フェニル]アセチル}−4−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−5−イル)オキシ]ベンゾエート
    である化合物又はその薬理上許容される塩。
  14. 請求項1乃至13から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物。
  15. 医薬組成物が、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害作用を有する請求項14に記載の医薬組成物。
  16. 医薬組成物が、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害作用により、治療及び/又は予防される疾病の治療及び/又は予防のための請求項14に記載の医薬組成物。
  17. 医薬組成物が、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体を阻害させ、Th17細胞分化の抑制及び/又はIL−17産生の抑制により、症状の治療、改善、軽減及び/又は予防がなされる疾病の治療及び/又は予防のための請求項14に記載の医薬組成物。
  18. 医薬組成物が、乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌の治療及び/又は予防のための請求項14に記載の医薬組成物。
  19. 医薬組成物が、乾癬の治療及び/又は予防のための請求項14に記載の医薬組成物。
  20. 炎症性腸疾患が、クローン病又は潰瘍性大腸炎である請求項18に記載の医薬組成物。
  21. 請求項1乃至13から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩を有効成分として含有するレチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害剤。
  22. 医薬組成物を製造するための、請求項1乃至13から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の使用。
  23. 医薬組成物がレチノイン酸受容体関連オーファン受容体を阻害するための組成物である請求項22に記載の使用。
  24. 医薬組成物が乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌の治療及び/又は予防のための組成物である請求項22に記載の使用。
  25. 医薬組成物が乾癬の治療及び/又は予防のための組成物である請求項22に記載の使用。
  26. 請求項1乃至13から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の薬理的な有効量を温血動物に投与するレチノイン酸受容体関連オーファン受容体阻害方法。
  27. 請求項1乃至13から選択されるいずれか一項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩の薬理的な有効量を温血動物に投与する疾病の治療及び/又は予防方法。
  28. 疾病が乾癬、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、慢性閉塞性肺疾患、喘息又は大腸癌である請求項27に記載の方法。
  29. 疾病が乾癬である請求項22に記載の方法。
  30. 温血動物がヒトである請求項26乃至29から選択されるいずれか一項に記載の方法。
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