JP2016111496A - 処理実行システム、処理実行装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リムーバブルメディアの取り忘れが発生した場合であっても記録情報の漏洩を防止することが可能な技術の提供。【解決手段】リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する制御部を備える処理実行システムであって、制御部は、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合に、識別情報と記録情報とを関連づけてリムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録し、リムーバブルメディアから記録情報を削除し、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されている場合には、利用者の連絡先に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする通知を行い、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されていない場合には、識別情報に基づいて認証が行われた場合に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする処理実行システムを構成する。【選択図】図2
Description
本発明は、処理実行システム、処理実行装置に関する。
従来、利用者が所定の媒体を利用して所定の処理を行う装置において、媒体の取り忘れを防止するための技術が開発されている。例えば、特許文献1,2には、取り忘れを防止するために利用者が離れると警告する技術が開示されている。
従来の技術においては、実際に媒体の取り忘れが発生した場合の対策がとられていなかった。すなわち、警告が行われる場合であっても、取り忘れを完全に防止することはできない。そして、媒体が情報を記録するリムーバブルメディアである場合、取り忘れた媒体が本来の所有者以外の者に持ち去られた場合には、情報の漏洩が懸念される。
本発明は、リムーバブルメディアの取り忘れが発生した場合であっても記録情報の漏洩を防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、リムーバブルメディアの取り忘れが発生した場合であっても記録情報の漏洩を防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための処理システムは、個人の識別情報と連絡先とを関連づけた連絡先情報が記録された連絡先記録部と、識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じて、リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する制御部と、を備え、制御部は、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合に、識別情報と記録情報とを関連づけてリムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録し、リムーバブルメディアから記録情報を削除し、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されている場合には、利用者の連絡先に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする通知を行い、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されていない場合には、識別情報に基づいて認証が行われた場合に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする。
すなわち、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合、リムーバブルメディアに記録された記録情報は、一旦、リムーブバルメディアから削除される。そして、利用者の連絡先が明らかである場合には記録情報を利用可能にする通知が当該連絡先に対して送信され、連絡先が明らかではない場合には識別情報に基づいて認証が行われなければ記録媒体に記録された記録情報が利用できないように構成される。従って、リムーバブルメディアの取り忘れが発生した場合であっても記録情報の漏洩を防止することが可能である。
また、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されている場合には、利用者の連絡先に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする通知が行われるため、利用者は、当該通知に基づいてリムーバブルメディアを取り忘れたことに気づくことができる。さらに、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されている場合、通知が行われる段階ではリムーバブルメディアから記録情報は削除され、リムーバブルメディアと異なる記録媒体に当該記録情報が記録されているため、仮にリムーバブルメディアが他者に持ち去られたとしても、当該記録情報が漏洩することはない。さらに、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする通知が行われると、利用者は、当該通知に基づいて記録情報を再度利用することが可能である。当該記録情報を再度利用するための手法としては、種々の手法を想定可能であり、識別情報に基づいて認証が行われた場合にリムーバブルメディアに再度記録情報が記録される構成であってもよいし、識別情報に基づいて認証が行われた場合にリムーバブルメディアと異なる記録媒体にアクセスして記録情報を取得できるように構成されていても良い。
さらに、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されていない場合には、利用者の連絡先に通知を行うことが不可能であるため、後に、利用者が認証を行えば、当該記録情報が利用できるようになる。
ここで、連絡先記録部は、個人の識別情報と連絡先とを関連づけた連絡先情報を保持していればよい。連絡先は、処理実行システムから通知を行うことができるように定義されていればよく、通信先を識別するための情報、例えば、メールアドレスやIPアドレス、電話番号等であってもよいし、通信以外の連絡手段を利用した連絡における連絡先、例えば、居所や所属名、住所等であってもよい。
制御部は、各種の処理を実行可能に構成されていれば良く、その処理の一つとして、識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じて、リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する。すなわち、制御部は、所定の処理を行う前に識別情報に基づく利用者の識別を行い、利用者が識別された状態で所定の処理を実行する。ここで、識別情報は、個人を特定可能な情報であればよく、例えば、個人に割り当てられたID等が挙げられる。
むろん、識別情報に基づいて認証が行われた後に制御部が所定の処理を実行する構成であっても識別情報に基づいて利用者が識別された状態である。すなわち、識別情報に基づいて利用者が識別された状態とは、少なくとも、個人を特定可能なID等によって、利用者が特定の個人であると識別された状態であればよい。識別情報が適正に使用されているか否かをチェックするためには、識別情報と他の情報(例えば、パスワード等)との組み合わせが適正であるか否かを照合することによって認証を行えばよいが、当該認証が行われた状態は、識別情報に基づいて利用者が識別された状態であるとともに、当該識別された情報が適正であると確認された状態である。
所定の処理は、処理実行システムで実行可能な任意の処理であればよく、リムーバブルメディアの記録情報を利用した処理や、処理結果がリムーバブルメディアの記録情報となる処理である。例えば、リムーバブルメディアの記録情報に基づく印刷処理や、任意の走査対象のスキャン結果をリムーバブルメディアに記録情報として記録するスキャン処理等が当該所定の処理に該当する。
さらに、制御部は、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去ったか否かを判定することができる。リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去ったか否かの判定は種々のセンサーによって実行可能であり、例えば、リムーバブルメディアが端子に取り付けられた状態で、当該センサーで利用者が処理実行システムから離れたことを検出した場合に、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去ったと判定する構成等を採用可能である。センサーは、種々のセンサーを採用可能であり、感熱センサーや光学センサー(可視光、非可視光を含む)であってもよいし、処理実行システムにおいて任意の操作が行われない状態で所定時間が経過したことを検出するセンサーであってもよい。
リムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録情報が記録される際には、識別情報と記録情報とが関連づけられる。すなわち、当該記録情報が、特定の利用者が使用した情報であると特定できるように識別情報と記録情報とが関連づけられていればよい。リムーバブルメディアと異なる記録媒体は、仮に、リムーバブルメディアが持ち去られた場合であっても、当該記録媒体が持ち去られないように、リムーバブルメディアとともに持ち去られることがない媒体によって構成されていれば良い。従って、当該記録媒体は、リムーバブルメディアの端子が備えられた所定の処理を実行する装置の内部に、取り外しができないまたは困難な状態で設けられた記録媒体であってもよいし、所定の処理を実行する装置の外部に存在する他の装置(サーバー等)が備える記録媒体であってもよい。
さらに、制御部は、リムーバブルメディアから記録情報を削除することができる。当該削除は、復元できないように(例えば、記録情報が記録されていた領域に他の情報を記録するなど)行われる。
さらに、制御部は、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されているか否かを判定する。すなわち、制御部は、連絡先記録部を参照し、所定の処理を実行した利用者(識別情報によって識別された利用者)の識別情報が連絡先記録部に記録され、当該識別情報に連絡先が関連づけられている場合、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されていると判定する。
さらに、制御部は、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されている場合には、利用者の連絡先に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする通知を行う。当該通知は、利用者が当該通知を受け取ることによって、記録媒体に記録された記録情報を利用できるようになるような通知であればよい。従って、通知の種類は限定されず、電子メールであってもよいし、通話等の各種の通信であってもよいし、郵送であってもよい。いずれにしても、記録媒体に記録された記録情報を通知によって利用できるようにするための構成としては、例えば、通知とともに、記録媒体に記録された記録情報へのアクセスを実行するための情報を連絡先に送信する構成を採用してもよい。
記録情報へのアクセスを実行するための情報としては、種々の構成を採用可能であり、例えば、記録媒体上の記録位置(保存フォルダを示すパスや記録領域を示すアドレス等)が含まれていてもよいし、アプリケーションプログラムによる記録情報へのアクセスを可能にする情報(HTTPやFTPなど、各種のプロトコルを利用した記録情報の転送を可能にするための情報(URL等))が含まれていてもよい。むろん、記録情報の取得を行うためのアプリケーションプログラムが通知とともに送信(メール添付等)され、当該アプリケーションプログラムを実行することによって記録媒体の取得が行われる構成であってもよいし、記録情報が通知に添付されてもよい。さらに、記録媒体の取得が行われる前には、識別情報に基づく認証が行われてもよい。
認証は、記録情報に関連づけられた識別情報に基づいて実行されればよく、種々のタイミングで実行可能である。例えば、記録情報が記録された記録媒体にアクセスされた場合に認証が求められる構成や、アプリケーションプログラムによる記録情報へのアクセスを行う場合において当該アプリケーションプログラムを実行すると認証が求められる構成や、通知とともに送信された記録情報にアクセスする際に認証が求められる構成等を採用可能である。
さらに、制御部は、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されていない場合には、識別情報に基づいて認証が行われた場合に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする。すなわち、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合にはリムーバブルメディアから記録情報が削除され、他の記録媒体に記録情報が記録されている。この状態において、後に利用者がリムーバブルメディアの取り忘れに気づいたり、他者からリムーバブルメディアが利用者に届けられたりした場合等に、利用者は、単にリムーバブルメディアにアクセスするだけでは記録情報を取得することはできない。
しかし、この状態においても記録情報を再度使用できるようにするため、認証が行われた場合には、リムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録された記録情報が利用可能になるように構成されている。ここでも、種々の態様で認証を行うことが可能であり、例えば、制御部が、認証と記録媒体に記録された記録情報へのアクセスを実行するための情報を、リムーバブルメディアに記録する構成を採用してもよい。この構成によれば、利用者が当該リムーバブルメディアを任意の端末(パーソナルコンピューターや処理実行システム)に接続し、当該リムーバブルメディアに記録された情報を利用して認証を行うことで、記録情報にアクセスすることが可能になる。
ここで、認証と記録媒体に記録された記録情報へのアクセスを実行するための情報は、種々の情報を想定可能であり、認証とアクセスとを行うためのプログラムであってもよいし、認証とアクセスのためのプログラムで利用される情報であってもよい。前者としては、例えば、認証およびアクセスを行うアプリケーションプログラムを示す情報が想定される。すなわち、この構成においては、利用者が、任意の端末でアプリケーションプログラムを実行すると当該プログラムの実行下で認証が求められ、認証を行うことで、利用者は記録情報にアクセス可能になる。後者としては、例えば、認証を行う他のコンピューター(サーバー等)のアクセス先を示す情報等が想定される。すなわち、この構成においては、利用者が、任意のプログラム(OSやブラウザ)の機能を利用して他のコンピューターのアクセス先にアクセスすることで認証が求められ、認証を行うことで、利用者は記録情報を利用可能になる。
むろん、利用者が取り忘れたリムーバブルメディアに記録情報を再記録できるように構成されていても良い。このための構成としては、例えば、制御部が識別情報の入力を受け付けられるように構成されており、当該識別情報に基づいて認証が行われた場合に、記録媒体に記録された記録情報を、制御部がリムーバブルメディアに記録する構成であってもよい。すなわち、処理実行システムにおいて、識別情報に基づく認証を行えるような入力部が備えられており、当該入力部への入力情報(パスワード等)に基づいて識別情報が適正であると制御部が判定した場合に、一旦削除されていた記録情報を制御部が再度リムーバブルメディアに記録する。この構成によれば、リムーバブルメディアを取り忘れた利用者がすぐに取り忘れに気づいて処理実行システムのリムーバブルメディアの接続部に戻った場合に、別の端末で操作することなく記録情報をリムーバブルメディアに再記録することが可能になる。
なお、制御部は、1個の装置に備えられていてもよいし、複数の装置に分散して存在してもよい。例えば、制御部が実行する各種の機能が1個の制御部で実現される場合、処理実行システムがスタンドアローン型のシステムとして提供されることになる。各種の機能が2個以上の制御部で実現される場合、複数の装置がネットワーク接続された状態で複数の装置が備える制御部で処理実行システムが実現されることになる。
さらに、本発明のように、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合に、リムーバブルメディアから記録情報を削除し、連絡先の有無に応じて記録情報の再取得法を分ける手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のような装置、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、複合的な機能を有する装置において共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)コンピューターの構成:
(2)選択受付処理:
(3)他の実施形態:
(1)コンピューターの構成:
(2)選択受付処理:
(3)他の実施形態:
(1)コンピューターの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる処理実行システム1の構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる処理実行システム1は、複合機10とサーバー100とによって構成される。
図1は、本発明の一実施形態にかかる処理実行システム1の構成を示すブロック図である。本実施形態にかかる処理実行システム1は、複合機10とサーバー100とによって構成される。
サーバー100は、CPU、RAM、ROM等を備えるサーバー制御部200と記録媒体300と通信部400とを備えており、サーバー制御部200は、ROMや記録媒体300に記録されたプログラムを実行することにより、各種の処理を実行することができる。記録媒体300は、任意の情報を記録可能な記録媒体であり、本実施形態においては、予め連絡先情報300aが記録されている。連絡先情報300aは、個人の識別情報と連絡先とを関連づけた情報であり、本実施形態においては、個人の識別情報としてのIDと、識別情報が適正であるか否かを判定するための認証情報としてのパスワードと、識別情報で識別される個人の連絡先(各個人が利用しているメールアドレス)とを対応づけた情報である。従って、本実施形態においては、記録媒体300が連絡先記録部として機能する。
通信部400は、外部の装置と通信を行うための装置であり、本実施形態において通信部400は、複合機10およびクライアント101と通信を行うことが可能である。なお、本実施形態において、通信部400は、有線通信によって複合機10およびクライアント101と通信を行うが、むろん、通信部400は任意の端末と有線通信、無線通信によって通信可能に構成されて良い。また、通信経路の一部が有線、一部が無線であってもよい。
クライアント101は、利用者が利用する据え置き型のコンピューターであり、図示しない通信部によりサーバー100と通信を行うことができる。また、クライアント101は、図示しないメディア接続部を備えており、当該メディア接続部にはリムーバブルメディア42aを取り付けることが可能である。従って、メディア接続部にリムーバブルメディア42aが取り付けられた状態で、利用者はクライアント101を操作してリムーバブルメディア42aに記録された情報を参照し、また、任意の情報をリムーバブルメディア42aに記録することが可能である。
携帯端末102は、利用者が利用する過般型のコンピューターであり、図示しない通信部により複合機10と通信を行うことができる。携帯端末102は各種の態様で通信を行うことが可能であるが、本実施形態において携帯端末102は複合機10が送信した電子メールを受信することが可能である。
複合機10は、CPU、RAM、ROM等を備える複合機制御部20とスキャン部40とユーザーI/F41とメディア接続部42と通信部43と感熱センサー44とを備えており、複合機制御部20は、ROMに記録されたプログラムを実行することにより、スキャン部40等の制御や各種の処理を実行することができる。
スキャン部40は、ラインセンサー等の読取部によって任意の媒体上の記録内容を画像化する装置である。すなわち、複合機制御部20は、当該スキャン部40を制御することにより、媒体上の記録内容をスキャンさせ、スキャン部40が出力する画像情報を取得することができる。当該スキャン部40を利用したスキャン処理は、複合機制御部20が実行可能な所定の処理の1種であるが、本実施形態にかかる複合機10は、他にも種々の処理を実行することが可能である。すなわち、複合機10は、図示しない印刷部等を備えており、複合機制御部20は、当該印刷部を制御することによって、印刷データが示す印刷内容を印刷媒体に印刷させることができる。むろん、複合機制御部20が、通信部43を制御してファクシミリ送受信を実行してもよいし、複合機10が実行可能な機能としては他にも種々の機能が想定可能であるが、本明細書では、スキャン部40を例にして処理実行システム1の動作を説明する。
ユーザーI/F41は、任意の画像を表示するディスプレイと利用者が各種の入力を行う入力部とを備えており、複合機制御部20は、ユーザーI/F41を制御して表示部上に任意の画像を表示することが可能である。また、複合機制御部20は、入力部が出力する出力結果を取得し、利用者が入力した入力内容を取得することが可能である。
メディア接続部42は、リムーバブルメディア42aを着脱可能な端子である。複合機制御部20は、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが取り付けられた状態で、リムーバブルメディア42aに記録された記録情報42bを読み出し、また、任意の情報を記録情報42bとしてリムーバブルメディア42aに記録することができる。本実施形態において、複合機制御部20は、スキャン部40におけるスキャン結果を示す画像情報を記録情報42bとしてリムーバブルメディア42aに対して記録する。なお、複合機制御部20は、メディア接続部42に制御信号を出力することにより、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが取り付けられているか否かを判定することができる。
通信部43は、外部の装置と通信を行うための装置であり、本実施形態において通信部43は、サーバー100および携帯端末102と通信を行うことが可能である。なお、本実施形態において、通信部43は、有線通信によってサーバー100と通信を行い、無線通信によって携帯端末102と通信を行うが、むろん、通信部43は任意の端末と有線通信、無線通信によって通信可能に構成されて良い。また、通信経路の一部が有線、一部が無線であってもよい。
感熱センサー44は、複合機10を操作する際に利用者が存在する位置を検出範囲として赤外線を検出するセンサーである。複合機制御部20は、感熱センサー44の出力信号を取得し、当該出力信号に基づいて、利用者が複合機10を操作可能な範囲に存在するか否かを判定することができる。
本実施形態において複合機制御部20は、識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じてリムーバブルメディア42aの記録情報42bに関する所定の処理であるスキャン処理を実行する。すなわち、複合機制御部20は、ユーザーI/F41を制御し、利用者の識別情報を認証するための画面を表示部に表示させる。利用者が、ユーザーI/F41の入力部によって識別情報とパスワードを入力すると、複合機制御部20は、サーバー100と通信を行って連絡先情報300aを参照し、入力された識別情報とパスワードとの組み合わせが適正である場合に認証がなされたと見なし、ログインを許可する。このようにログインが許可された状態において、複合機制御部20は、認証を行った利用者が入力するスキャン指示に応じてスキャン部40を制御し、任意の媒体の記録内容を画像化した画像情報を生成する。画像情報が生成されると、複合機制御部20は、当該画像情報をリムーバブルメディア42aに記録情報42bとして記録する。
このように、認証された利用者が複合機10において任意の処理を実行する構成において、リムーバブルメディア42aには複合機10で実行されたスキャン結果を示す記録情報42bが記録され得る。従って、スキャン終了後に利用者がリムーバブルメディア42aをメディア接続部42から取り外すことを忘れると、情報漏洩が発生し得る。そこで、本実施形態にかかる複合機10においては、情報漏洩の発生を防止するための構成が備えられている。
すなわち、複合機制御部20は、リムーバブルメディア42aを取り外すことなく利用者が去った場合に、識別情報と記録情報とを関連づけてリムーバブルメディア42aと異なる記録媒体300に記録し、リムーバブルメディア42aから記録情報42bを削除し、利用者の連絡先情報が記録媒体300に記録されている場合には、利用者の連絡先に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする通知を行い、利用者の連絡先情報が記録媒体300連絡先記録部に記録されていない場合には、識別情報に基づいて認証が行われた場合に、記録媒体に記録された記録情報を利用可能にする。
具体的には、複合機制御部20は、リムーバブルメディア42aを取り外すことなく利用者が去ったか否かを判定する。すなわち、複合機制御部20は、感熱センサー44の出力信号に基づいて、利用者が複合機10を操作可能な範囲に存在するか否かを判定することが可能である。利用者が複合機10を操作可能な範囲に存在すると判定されない場合、複合機制御部20は、さらに、制御信号を出力することにより、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが取り付けられているか否かを判定する。そして、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが取り付けられている場合、複合機制御部20は、リムーバブルメディア42aを取り外すことなく利用者が去ったと判定する。
リムーバブルメディア42aを取り外すことなく利用者が去ったと判定された場合、複合機制御部20は、利用者の識別情報と記録情報42bとを関連づけてリムーバブルメディア42aと異なる記録媒体300に記録し、リムーバブルメディア42aから記録情報42bを削除する。すなわち、複合機制御部20は、利用者の識別情報と記録情報42bとを関連づけることにより、記録情報42bが、特定の利用者が使用した情報であると特定できるように情報を定義する。そして、複合機制御部20は、通信部43を介してサーバー100に当該情報を出力する。当該情報が送信されると、サーバー制御部200は、通信部400を制御して当該情報を取得し、記録媒体300に記録情報300bとして記録する(図2参照)。
さらに、複合機制御部20は、メディア接続部42に制御信号を出力し、リムーバブルメディア42aから記録情報42bを復元できないように、リムーバブルメディア42aから記録情報42bを削除する。すなわち、複合機制御部20は、記録情報42bが記録されていた記録領域に他の情報を記録して、リムーバブルメディア42aから記録情報42bを削除する。
以上のように、本実施形態においては、リムーバブルメディア42aを取り外すことなく利用者が去った場合、リムーバブルメディア42aに記録された記録情報42bが、リムーブバルメディアから削除される。従って、リムーバブルメディア42aの取り忘れが発生した場合であっても記録情報42bの漏洩を防止することが可能である。
さらに、複合機制御部20は、利用者の連絡先情報300aが記録媒体300に記録されているか否かを判定する。すなわち、複合機制御部20は、通信部43を介してサーバー100と通信を行って連絡先情報300aを参照し、直前まで複合機10を利用していた利用者の識別情報(ログインされた利用者の識別情報)が連絡先情報300aに含まれるか否かを判定する。
利用者の連絡先情報300aが記録媒体300に記録されている場合、複合機制御部20は、記録情報300b(図2参照)を利用可能にするための通知を利用者の連絡先に対して行う。本実施形態においては、電子メールのメールアドレスによって連絡先が定義されているため、複合機制御部20は、利用者に電子メールを送信することによって当該通知を行う。電子メールが送信されると、利用者が携帯端末102を操作して当該電子メールを視認することにより、利用者はリムーバブルメディア42aを取り忘れたことに気づくことができる。
本実施形態において、当該通知には、サーバー100における記録情報300bの記録位置を示す情報(例えば、ファイルのパスやURL等)が含まれている。従って、電子メールが送信されると、利用者が携帯端末102を操作して当該電子メールを視認することにより、利用者はサーバー100における記録情報300bの記録位置を把握することができる。このため、利用者がクライアント101を操作してサーバー100にアクセスし、当該記録位置に記録された記録情報300bをクライアント101に転送するなどにより、利用者は、再度リムーバブルメディア42aに記録されていた記録情報を利用することが可能になる。
なお、本実施形態においてサーバー100は、当該サーバー100に外部からアクセスするクライアント101に対して認証を要求する。すなわち、クライアント101から記録位置のファイルへのアクセス要求があると、サーバー制御部200は、通信部400を介して識別情報とパスワードの入力を要求する信号をクライアント101に送信する。当該信号が送信されると、クライアント101においては、識別情報とパスワードの入力画面を表示部(図示せず)に表示する。利用者が当該画面において識別情報とパスワードとを入力すると、クライアント101は識別情報とパスワードとをサーバー100に送信する。
サーバー制御部200は、通信部400を介して当該識別情報とパスワードとを取得し、連絡先情報300aを参照し、これらの識別情報とパスワードとが適正な組み合わせであるか否かを判定する。識別情報とパスワードとが適正な組み合わせである場合、サーバー制御部200は、クライアント101からの記録情報300bへのアクセスを許可する。すなわち、記録情報300bは識別情報に関連づけられているため、サーバー制御部200は、認証が行われた識別情報が対応づけられた記録情報300bについてのみ、クライアント101からのアクセスを許可する。
以上の構成においては、電子メールによる通知が行われる段階ではリムーバブルメディア42aから記録情報42bは削除され、リムーバブルメディア42aと異なる記録媒体300に当該記録情報300bが記録されているため、仮にリムーバブルメディア42aが他者に持ち去られたとしても、記録情報42bが漏洩することはない。さらに、電子メールによる通知が行われると、利用者は、当該通知に基づいて記録情報を再度利用することが可能である。
一方、利用者の連絡先情報300aが記録媒体300に記録されていない場合、複合機制御部20は、リムーバブルメディア42aにアクセス情報42c(図2参照)を記録し、当該アクセス情報42cに基づいてサーバー100にアクセスした利用者が適正に認証を行った場合に、記録媒体300に記録された記録情報300bを利用可能にする。すなわち、リムーバブルメディア42aを取り外すことなく利用者が去った場合にはリムーバブルメディア42aから記録情報が削除され、記録媒体300に記録情報300bが記録されている。この状態において、後に利用者がリムーバブルメディア42aの取り忘れに気づいたり、他者からリムーバブルメディア42aが利用者に届けられたりした場合等に、利用者は、単にリムーバブルメディア42aにアクセスするだけでは記録情報300bを取得することはできない。
しかし、この状態においても認証された利用者が記録情報を再度使用できるようにするため、本実施形態において複合機制御部20は、認証と記録媒体300に記録された記録情報300bへのアクセスを実行するためのアクセス情報42cを、リムーバブルメディア42aに記録する。本実施形態において、アクセス情報42cは、認証とアクセスとを行うためのアプリケーションプログラムを示す情報である。当該アプリケーションプログラムを示す情報は、クライアント101で実行可能な形式である。従って、リムーバブルメディア42aがクライアント101に運ばれ(図2に示す破線の矢印)、利用者がクライアント101の図示しないメディア接続部に接続して、アクセス情報42cとしてのアプリケーションプログラムを実行すると、利用者は、クライアント101を利用してサーバー100に記録された記録情報300bへのアクセスに必要な認証と、記録情報300bへのアクセスを実行することが可能になる。
アプリケーションプログラムは、クライアント101にて認証とアクセスを実行可能にするプログラムであればよく、例えば、クライアント101に識別情報とパスワードとを入力させる画面を表示させ、当該画面を利用して入力された識別情報とパスワードとをサーバー100に送信し、適正に認証が行われた場合に、識別情報が関連づけられた記録情報300bをサーバー制御部200がリムーバブルメディア42aに転送する処理を実行させるプログラムによって構成可能である。この構成によれば、利用者は、再度、記録情報にアクセスすることが可能になる。
(2)選択受付処理:
次に、複合機制御部20が実行する処理を、図3に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。図3に示す処理は、利用者が、複合機10を利用する際(例えば、初期起動時やスリープ状態からの復帰時等)に実行される。当該処理が開始されると、複合機制御部20は、認証処理を行う(ステップS100)。すなわち、複合機制御部20は、ユーザーI/F41を制御し、利用者の識別情報を認証するための画面を表示部に表示させる。利用者が、ユーザーI/F41の入力部によって識別情報とパスワードを入力すると、複合機制御部20は、サーバー100と通信を行って連絡先情報300aを参照し、入力された識別情報とパスワードとの組み合わせが適正である場合に認証がなされたと見なす。認証がなされた場合、入力された識別情報に対応する利用者によってログインされた状態となる。
次に、複合機制御部20が実行する処理を、図3に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。図3に示す処理は、利用者が、複合機10を利用する際(例えば、初期起動時やスリープ状態からの復帰時等)に実行される。当該処理が開始されると、複合機制御部20は、認証処理を行う(ステップS100)。すなわち、複合機制御部20は、ユーザーI/F41を制御し、利用者の識別情報を認証するための画面を表示部に表示させる。利用者が、ユーザーI/F41の入力部によって識別情報とパスワードを入力すると、複合機制御部20は、サーバー100と通信を行って連絡先情報300aを参照し、入力された識別情報とパスワードとの組み合わせが適正である場合に認証がなされたと見なす。認証がなされた場合、入力された識別情報に対応する利用者によってログインされた状態となる。
次に、利用者は、ユーザーI/F41の入力部を操作して、所定の処理を実行する。図3においては、スキャン処理(ステップS105)が例示されており、この場合、複合機制御部20は、利用者のスキャン開始指示に応じてスキャン部40を制御し、スキャンされた媒体の記録内容を画像化した画像情報を生成する。次に、複合機制御部20は、スキャン結果である画像情報を記録情報42bとしてリムーバブルメディア42aに記録する(ステップS110)。
次に、複合機制御部20は、リムーバブルメディア42aの取出を促す画面を表示する(ステップS115)。すなわち、複合機制御部20は、ユーザーI/F41を制御し、リムーバブルメディア42aの取出を促す文字を表示部に表示させる。むろん、ここでは、文字以外の画像が表示されてもよいし、音声で警告がなされてもよい。
次に、複合機制御部20は、利用者が去ったか否かを判定する(ステップS120)。すなわち、複合機制御部20は、感熱センサー44の出力信号に基づいて、利用者が複合機10を操作可能な範囲に存在すると判定されない場合、複合機制御部20は、利用者が去ったとみなす。ステップS120において、利用者が去ったと判定されない場合、複合機制御部20は、ステップS120の判定を所定時間毎に繰り返すことで待機する。むろん、ここでは、割込処理が実行可能であってもよく、例えば、複合機10において再度スキャン処理を行う指示がなされた場合に複合機制御部20がステップS105に戻って処理を続けてもよい。
ステップS120において、利用者が去ったと判定された場合、複合機制御部20は、利用者がリムーバブルメディア42aを取り忘れたか否かを判定する(ステップS125)。すなわち、複合機制御部20は、メディア接続部42に制御信号を出力することにより、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが取り付けられているか否かを判定し、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが取り付けられている場合に利用者がリムーバブルメディア42aを取り忘れたと判定する。
ステップS125において、利用者がリムーバブルメディア42aを取り忘れたと判定されない場合、複合機制御部20は、利用者がリムーバブルメディア42aを持ち去ったと見なし、ログアウト処理を行う(ステップS130)。すなわち、複合機10は、所定の処理を実施できない状態となり、この状態で次に認証が行われるまで待機する。この場合、スキャン結果である画像情報がリムーバブルメディア42aに記録された状態で利用者にリムーバブルメディア42aが運ばれることになる。
一方、ステップS125において、利用者がリムーバブルメディア42aを取り忘れたと判定された場合、複合機制御部20は、サーバー100の記録媒体300に記録情報300bを記録する(ステップS135)。すなわち、複合機制御部20は、通信部43を介してサーバー100と通信を行い、リムーバブルメディア42aに記録された記録情報42bをサーバー100に送信する。サーバー制御部200は、通信部400を介して当該記録情報42bを取得し、図2に示すように、記録情報300bとして記録媒体300に記録する。
次に、複合機制御部20は、リムーバブルメディア42aから記録情報42bを削除する(ステップS140)。従って、ステップS140以後、リムーバブルメディア42aが他者に持ち去れたとしても、リムーバブルメディア42aによって記録情報が漏洩することはない。
次に、複合機制御部20は、利用者の連絡先が連絡先情報300aに含まれるか否かを判定する(ステップS145)。すなわち、複合機制御部20は、ステップS100で認証された識別情報を、通信部43を介してサーバー100に送信する。サーバー制御部200は、通信部400を介して当該識別情報を取得し、記録媒体300に記録された連絡先情報300aを参照する。サーバー制御部200は、ステップS100で認証された識別情報が連絡先情報300aに含まれているか否かを判定し、当該識別情報が連絡先情報300aに含まれていると判定された場合、当該識別情報に対して連絡先が関連づけられているか否かを判定する。当該識別情報に対して連絡先が関連づけられている場合、サーバー制御部200は、利用者の連絡先が連絡先情報300aに含まれると判定する。さらに、サーバー制御部200は、利用者の連絡先が連絡先情報300aに含まれるか否かの判定結果を複合機10に対して送信し、複合機制御部20は、当該判定結果に基づいて、利用者の連絡先が連絡先情報300aに含まれるか否かを判定する。
ステップS145において、利用者の連絡先が連絡先情報300aに含まれると判定された場合、複合機制御部20は、取り忘れの発生と記録情報の記録位置とを利用者に通知する(ステップS150)。すなわち、複合機制御部20は、通信部43を介してサーバー100に対して利用者の連絡先の要求を行う。当該要求が行われると、サーバー制御部200は連絡先情報300aを参照し、利用者の識別情報に関連づけられた利用者の連絡先を取得し、通信部400を介して複合機10に送信する。
複合機制御部20が通信部43を介して当該利用者の連絡先を取得すると、取り忘れが発生したことを示す文面と、記録情報300bの記録位置を示す情報を示す文面の電子メールを作成し、利用者の連絡先としての電子メールアドレスに対して電子メールを送信する。電子メールが送信されると、利用者が携帯端末102を操作して当該電子メールを視認することにより、利用者はリムーバブルメディア42aを取り忘れたことに気づくことができる。また、利用者は、クライアント101を操作して、記録情報300bの記録位置にアクセスし、利用者の識別情報が関連づけられた記録情報300bを利用することが可能になる。
一方、ステップS145において、利用者の連絡先が連絡先情報300aに含まれると判定されない場合、複合機制御部20は、アプリケーションプログラムをリムーバブルメディア42aに記録する(ステップS155)。すなわち、複合機制御部20は、メディア接続部42に制御信号を出力し、認証とアクセスとを行うためのアプリケーションプログラムを示す情報をアクセス情報42cとしてリムーバブルメディア42aに記録する。この状態において、図2に示す破線の矢印のように、リムーバブルメディア42aがクライアント101に運ばれ、利用者がクライアント101でアプリケーションプログラムを実行すると、利用者は、記録情報300bへのアクセスに必要な認証を行った上で、利用者の識別情報が関連づけられた記録情報300bを利用することが可能になる。
ステップS150またはS155が実行されると、複合機制御部20は、ログアウト処理を行う(ステップS160)。すなわち、複合機10は、所定の処理を実施できない状態となり、この状態で次に認証が行われるまで待機する。次に、複合機制御部20は、ユーザーI/F41を制御し、取り忘れの発生を示す画面を表示部に表示する(ステップS165)。すなわち、複合機制御部20は、ステップS100で認証された識別情報とともに、メディア接続部42にリムーバブルメディア42aが忘れられたままであることを示す情報をユーザーI/F41の表示部に表示させる。従って、仮に、利用者が複合機10までリムーバブルメディア42aを取りに戻るよりも早く、他者が複合機10を利用する場合であっても、当該他者はリムーバブルメディア42aの所有者を確認することができる。このため、他者を通じてリムーバブルメディア42aが利用者に返却される可能性が高くなる。
なお、本実施形態にかかる処理実行システム1を構成する複合機10は、個人の識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じて、リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する制御部を備える処理実行装置であって、制御部は、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合に、識別情報と記録情報とを関連づけてリムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録し、リムーバブルメディアから記録情報を削除し、識別情報と連絡先とを関連づけた連絡先情報が記録された連絡先記録部に、利用者の連絡先情報が記録されている場合には、利用者の連絡先に通知を行い、連絡先記録部に利用者の連絡先情報が記録されていない場合には、識別情報に基づく認証と記録媒体に記録された記録情報へのアクセスを実行するための情報を、リムーバブルメディアに記録する、処理実行装置であると捉えることも可能である。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合に、リムーバブルメディアから記録情報を削除し、連絡先の有無に応じて記録情報の再取得法を分ける限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、リムーバブルメディアを取り外すことなく利用者が去った場合に、リムーバブルメディアから記録情報を削除し、連絡先の有無に応じて記録情報の再取得法を分ける限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。
例えば、利用者の連絡先情報が連絡先記録部に記録されていない場合には、複合機制御部20が利用者による識別情報の入力を受け付け、当該識別情報に基づいて認証が行われた場合に、記録媒体に記録された記録情報をリムーバブルメディアに記録する構成としてもよい。具体的には、複合機制御部20は、ステップS155の代わり、または、ステップS165において、認証を促す画面をユーザーI/F41の表示部に表示する構成とする。この画面を利用して利用者が適正に認証を行った場合、複合機制御部20は、認証された識別情報に関連づけられた記録情報300bをサーバー100から取得し、リムーバブルメディア42aに記録する。この構成によれば、リムーバブルメディア42aの取り忘れに気がついてリムーバブルメディア42aを取りに戻った利用者が、複合機10を操作することによって、一旦削除された記録情報をリムーバブルメディア42aに再度を記録させることができる。このため、利用者は、クライアント101や携帯端末102の操作をすることなく、記録情報を利用することが可能になる。むろん、この構成は、処理実行システムとして捉えることができるとともに、処理実行装置(複合機10単独の発明)と捉えることも可能である。
さらに、図3に示す処理に対して種々の処理を付加してもよい。例えば、ステップS150やステップS155の実行後に、アクセス情報42cの受け渡し態様(メールによる受け渡しまたはリムーバブルメディア42aへの記録)を他者、例えば、IT管理者に通知する処理が付加されてもよい。
さらに、アクセス情報42cを利用したサーバー100へのアクセス態様は、上述の構成以外にも種々の構成を採用可能であり、例えば、利用者がクライアント101を利用せずに携帯端末102でサーバー100にアクセスし、記録媒体300に記録された記録情報300bを取得する構成であってもよい。さらに、各構成要素が異なる装置に備えられていてもよい。例えば、連絡先情報300aが複合機10に備えられた記録媒体に記録されていてもよい。
10…複合機、20…複合機制御部、40…スキャン部、42…メディア接続部、42a…リムーバブルメディア、42b…記録情報、42c…アクセス情報、43…通信部、44…感熱センサー、100…サーバー、101…クライアント、102…携帯端末、200…サーバー制御部、300…記録媒体、300a…連絡先情報、300b…記録情報、400…通信部
Claims (6)
- 個人の識別情報と連絡先とを関連づけた連絡先情報が記録された連絡先記録部と、
前記識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じて、リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する制御部と、を備える処理実行システムであって、
前記制御部は、
前記リムーバブルメディアを取り外すことなく前記利用者が去った場合に、前記識別情報と前記記録情報とを関連づけて前記リムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録し、前記リムーバブルメディアから前記記録情報を削除し、
前記利用者の前記連絡先情報が前記連絡先記録部に記録されている場合には、前記利用者の連絡先に、前記記録媒体に記録された前記記録情報を利用可能にする通知を行い、
前記利用者の前記連絡先情報が前記連絡先記録部に記録されていない場合には、前記識別情報に基づいて認証が行われた場合に、前記記録媒体に記録された前記記録情報を利用可能にする、
処理実行システム。 - 前記制御部は、
前記利用者の前記連絡先情報が前記連絡先記録部に記録されていない場合には、
前記認証と前記記録媒体に記録された前記記録情報へのアクセスを実行するための情報を、前記リムーバブルメディアに記録する、
請求項1に記載の処理実行システム。 - 前記制御部は、
前記利用者の前記連絡先情報が前記連絡先記録部に記録されていない場合には、
前記識別情報の入力を受け付け、当該識別情報に基づいて前記認証が行われた場合に、前記記録媒体に記録された前記記録情報を、前記リムーバブルメディアに記録する、
請求項1または請求項2のいずれかに記載の処理実行システム。 - 前記制御部は、
前記利用者の前記連絡先情報が前記連絡先記録部に記録されている場合には、
前記通知とともに、前記記録媒体に記録された前記記録情報へのアクセスを実行するための情報を前記連絡先に送信する、
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の処理実行システム。 - 個人の識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じて、リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する制御部を備える処理実行装置であって、
前記制御部は、
前記リムーバブルメディアを取り外すことなく前記利用者が去った場合に、前記識別情報と前記記録情報とを関連づけて前記リムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録し、前記リムーバブルメディアから前記記録情報を削除し、
前記識別情報と連絡先とを関連づけた連絡先情報が記録された連絡先記録部に、前記利用者の前記連絡先情報が記録されている場合には、前記利用者の連絡先に通知を行い、
前記連絡先記録部に前記利用者の前記連絡先情報が記録されていない場合には、前記識別情報に基づく認証と前記記録媒体に記録された前記記録情報へのアクセスを実行するための情報を、前記リムーバブルメディアに記録する、
処理実行装置。 - 個人の識別情報に基づいて識別された利用者の指示に応じて、リムーバブルメディアの記録情報に関する所定の処理を実行する制御部を備える処理実行装置であって、
前記制御部は、
前記リムーバブルメディアを取り外すことなく前記利用者が去った場合に、前記識別情報と前記記録情報とを関連づけて前記リムーバブルメディアと異なる記録媒体に記録し、前記リムーバブルメディアから前記記録情報を削除し、
前記識別情報と連絡先とを関連づけた連絡先情報が記録された連絡先記録部に、前記利用者の前記連絡先情報が記録されている場合には、前記利用者の連絡先に通知を行い、
前記連絡先記録部に前記利用者の前記連絡先情報が記録されていない場合には、前記識別情報の入力を受け付け、当該識別情報に基づいて認証が行われた場合に、前記記録媒体に記録された前記記録情報を、前記リムーバブルメディアに記録する、
処理実行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014246583A JP2016111496A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 処理実行システム、処理実行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014246583A JP2016111496A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 処理実行システム、処理実行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016111496A true JP2016111496A (ja) | 2016-06-20 |
Family
ID=56125016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014246583A Pending JP2016111496A (ja) | 2014-12-05 | 2014-12-05 | 処理実行システム、処理実行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2016111496A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10757298B2 (en) | 2018-08-21 | 2020-08-25 | Kyocera Document Solutions Inc. | Information processing apparatus to which storage device correlated to user is attached in detachable manner |
| US10866761B2 (en) | 2018-08-08 | 2020-12-15 | Kyocera Document Solutions Inc. | Information processing device, information management method and computer readable medium storing information managing program for information processing device |
-
2014
- 2014-12-05 JP JP2014246583A patent/JP2016111496A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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