JP2016112103A - 昇降装置及び座椅子昇降装置 - Google Patents

昇降装置及び座椅子昇降装置 Download PDF

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宏幸 田中
Hiroyuki Tanaka
宏幸 田中
広剛 江川
Hirotake Egawa
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Abstract

【課題】人の体重がかかった着座部を小さい電力で昇降させる昇降装置及び座椅子昇降装置を提供する。【解決手段】この昇降装置は、対象物を昇降させる昇降装置であって、付勢部材による付勢力を駆動力とする主駆動部と、前記対象物が配置され、昇降移動する移動部と、前記主駆動部の駆動力を前記移動部に伝達する駆動力伝達機構と、前記駆動力伝達機構に駆動力を与える補助駆動部と、前記補助駆動部の駆動力を前記移動部に伝達する補助駆動力伝達機構と、を備え、前記補助駆動力伝達機構はセルフロック機構を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、昇降装置及び座椅子昇降装置に関する。
足腰の弱い人にとっては、座椅子から立ち上がる動作が大きいため、ベッドから床面に立つ動作に比べて大きな負担となる。座椅子とは、座面と背もたれとを有し、座面が床面近傍に配置された椅子である。座椅子から立ち上がるときの足腰にかかる負担を軽減する構成として、例えば、特許文献1には、座椅子として用いることのできる椅子において、電動モータの駆動により着座部を昇降できる構成が開示されている。
特開2000−300375号公報
特許文献1に開示の椅子は、人が座った着座部を電動モータの駆動力で昇降させるため、大きな電力を必要とするという課題がある。一方、特許文献1に開示の椅子において、電動モータと昇降機構との間に、大きな減速比を有する減速機を介在させることで、着座部を昇降させる電力を小さくすることができる。しかし、この場合には、着座部の昇降に非常に長い時間がかかるという課題が生じる。
本発明の目的は、小さな電力で、且つ、複雑な制御を要さずに、対象物を昇降させることができる昇降装置及び座椅子昇降装置を提供することである。
本発明の一態様に係る昇降装置は、対象物を昇降させる昇降装置であって、付勢部材による付勢力を駆動力とする主駆動部と、前記対象物が配置され、昇降移動する移動部と、前記主駆動部の駆動力を前記移動部に伝達する駆動力伝達機構と、前記駆動力伝達機構に駆動力を与える補助駆動部と、前記補助駆動部の駆動力を前記移動部に伝達する補助駆動力伝達機構と、を備え、前記補助駆動力伝達機構はセルフロック機構を有する。
本発明の一態様に係る座椅子昇降装置は、上記の昇降装置を備え、前記対象物が着座部である構成を採る。
本発明によれば、小さな電力で、且つ、複雑な制御を要さずに、対象物を昇降させることかできる。
本発明の実施の形態に係る座椅子昇降装置を示す正面図 図1の座椅子昇降装置を示す側面図 図1の座椅子昇降装置において駆動部および動力伝達機構を示す正面図 図1の座椅子昇降装置において駆動部および動力伝達機構を示す側面図 図1の座椅子昇降装置においてモータと補助駆動力伝達機構とドラムとを示すもので、図5(a)はその正面図、図5(b)はその上面図 図1の座椅子昇降装置において移動部が上昇した状態を示す正面図 図1の座椅子昇降装置において移動部が上昇した状態を示す側面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る座椅子昇降装置を示す正面図である。図2は、図1の座椅子昇降装置を示す側面図である。図3は、図1の座椅子昇降装置において駆動部および動力伝達機構を示す正面図である。図4は、図1の座椅子昇降装置において駆動部および動力伝達機構を示す側面図である。以下の説明において、前後、左右、上下と言った場合には、背もたれ18を背にして着座部17に着座した人から見た前後、左右、上下の各方向を示す。なお、図1および図4の側面図では、モータおよび補助駆動力伝達機構が省かれている。
座椅子昇降装置10は、座椅子を昇降する装置である。座椅子昇降装置10は、フレーム部28、昇降移動する移動部15、主駆動部としての渦巻きバネ駆動装置22、補助駆動部としてのモータ23、駆動力伝達機構33、および、補助駆動力伝達機構34を備える。
[フレーム部の構成]
フレーム部28は、座椅子昇降装置10を床上に安定的に据え、且つ、座椅子昇降装置10の各部を支持する構成である。フレーム部28は、下部フレーム11、縦フレーム12、上部フレーム13、ガイドフレーム14、および、プレート29を備える。
下部フレーム11は、座椅子昇降装置10を下方から支えるフレームである。下部フレーム11は、例えばU字状の部材であり、U字の端部が前方を向くように配置される。下部フレーム11には、縦フレーム12の下部とガイドフレーム14の下部が連結されている。
縦フレーム12は、後方で上下方向に延設されるフレームであり、左右に2つ設けられている。左右一対の縦フレーム12は、下部フレーム11に下端が連結されている。
ガイドフレーム14は、縦フレーム12より前方で上下方向に延設されるフレームであり、左右に2つ設けられ、移動部15の昇降移動をガイドする。ガイドフレーム14のガイド部分は直線状に形成されている。
上部フレーム13は、左右方向に長いフレームであり、左右一対の縦フレーム12の上部および左右一対のガイドフレーム14の上部に連結されている。上部フレーム13と、左右一対の縦フレーム12と、左右一対のガイドフレーム14と、下部フレーム11とが連結されることで、フレーム部28の剛性が向上する。
プレート29は、渦巻きバネ駆動装置22、モータ23、駆動力伝達機構33、および、補助駆動力伝達機構34を、フレーム部28に固定するための部材である。プレート29は、具体的には上下方向および左右方向に広がりを有する板状の部材であり、プーリ支持部30と駆動機構支持部31とを有する。プレート29は、複数の箇所がガイドフレーム14と下部フレーム11とにそれぞれ接続されて固定されている。
プーリ支持部30は、プレート29の上部にあり、プレート29の後方の面にプーリ38を回転可能に支持する。具体的には、プーリ支持部30には、プレート29の後方の面に突出する支軸が取り付けられ、この支軸にプーリ38が回転可能に軸支される。
駆動機構支持部31は、プレート19の後方の面に、渦巻きバネ駆動装置22、モータ23、および、補助駆動力伝達機構34等を支持する。
[移動部の構成]
移動部15は、人が着座し、且つ、昇降移動する部位である。移動部15は、着座フレーム16、着座部17、背もたれ18、リフター19、被ガイド部20を備える。なお、移動部15は、人が直接に着座する構成でなくてもよく、例えば、着座部と背もたれとを有する座椅子を固定できる構成としてもよい。移動部15は、駆動力伝達機構33の一部が接続され、駆動力伝達機構33から伝達された駆動力によって昇降移動する。
着座フレーム16は、人が着座するための着座部17及び背もたれ18を保持するフレームであり、例えば上下左右の4箇所に、被ガイド部20が固定的に接続されている。着座フレーム16は、着座部17を前方に向けて、プレート29より前方に配置される。
着座部17は、人が着座するための面を有し、着座フレーム16に固定される。背もたれ18は、着座部17に着座した人の背中がもたれかかる面を有し、着座フレーム16に固定される。
リフター19は、駆動力伝達機構33からの駆動力を直接に受ける部材である。リフター19は、上昇用ケーブル36の一端と連結され、上昇用ケーブル36から上方の駆動力を受ける。また、リフター19は、下降用ケーブル37の一端と連結され、下降用ケーブル37から下方の駆動力を受ける。リフター19は、着座フレーム16の左右方向の中央で、着座フレーム16に直接または接続部材を介して連結される。リフター19は、上方の駆動力または下方の駆動力を受けて上方または下方に移動し、これに伴って、リフター19に接続されている着座フレーム16が上方または下方に移動する。リフター19は、背もたれ18の後方に配置される。
被ガイド部20は、着座フレーム16をガイドフレーム14に沿って移動可能にするために、ガイドフレーム14にガイドされる部材である。被ガイド部20は、ガイドフレーム14に沿って摺動可能で、且つ、ガイドフレーム14から分離されないように、ガイドフレーム14に接続されている。被ガイド部20はフランジ部を有し、このフランジ部が着座フレーム16に固定される。被ガイド部20は、着座フレーム16の昇降時の揺動を抑制するために、着座フレーム16の左右上下の4箇所に設けられている。
[主駆動部の構成]
渦巻きバネ駆動装置22は、主駆動部として機能するもので、ハウジング24、付勢手段としての、第1渦巻きバネ25および第2渦巻きバネ26、ならびに、主出力軸27を備えている。渦巻きバネ駆動装置22は、第1渦巻きバネ25および第2渦巻きバネ26の付勢力により、主出力軸27を介して回転駆動力を外部に出力する。渦巻バネ駆動装置22は、プレート29の後方にドラム35を挟んで配置されている。主駆動部は、付勢力を出力することができれば特に限定されるものではなく、コイルバネや渦巻きバネを用いることができるが、大きな付勢力の出力をすることができることから渦巻きバネを用いることが好ましい。
ハウジング24は、内部に第1渦巻きバネ25と第2渦巻きバネ26とを並列させて収容し、主出力軸27を対向する2つの面に貫通させた状態で回転可能に支持する。第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26は、各々の外端がハウジング24の内壁に固定的に接続されている。第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26の内端は、第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26の中央を通る主出力軸27に接続されている。
第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26は、バネを緩める方向に回転するときに、蓄積した力を放出する。また、第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26は、バネを締める方向に巻くと、力を蓄積する。第1渦巻バネ25および第2渦巻バネ26は、共に同じ方向に巻かれており、主出力軸27に同じ方向の付勢力を与える。第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26は、移動部15が最も低い位置に移動したときから最も高い位置に移動したときまで、移動部15を上昇させる方向の付勢力を発生させるように巻かれている。第1渦巻きバネ25及び第2渦巻きバネ26により移動部15を上昇させる方向の付勢力は、例えば、移動部15の重量と、着座部に座る使用者の平均的な体重とを加算した荷重と均衡する大きさに設定されている。
主出力軸27は、軸方向が前後方向を向くように配置され、主出力軸27の一方は、駆動力伝達機構33のドラム35の回転軸と固定的に連結されている。主出力軸27によって、主駆動部としての出力がなされる。
[補助駆動部の構成]
モータ23は、補助駆動部として機能するもので、補助駆動力伝達機構34に駆動力を与える。モータ23は、電力の供給を受けて、駆動力を出力する。モータ23は、回転駆動するモータ出力軸を有する。モータ23は、モータ出力軸を正回転と逆回転とに駆動可能な構成である。モータ23は、プレート29の後方で、渦巻きバネ駆動装置22の横に配置されている。モータ23は、図示しないスイッチによって駆動と停止とが切り換えられる。なお、補助駆動部は、モータに限定されるものではなく、上昇または降下のいずれか一方についての移動部15の移動を補助できればよいために、主駆動部よりも出力が小さければ渦巻きバネでもよいが、正逆駆動が可能な駆動部であることが上昇および降下の両方について駆動の補助ができるので好ましい。
[駆動力伝達機構の構成]
駆動力伝達機構33は、渦巻きバネ駆動装置22の駆動力を移動部15に伝達する機構である。駆動力伝達機構33は、ドラム35、上昇用ケーブル36、下降用ケーブル37、プーリ38を備え、プレート29の後方に配置されている。駆動力伝達機構33は、主駆動部の駆動力を伝達できる機構であれば、特に限定されるものではなく、本実施形態においては、長尺部材であるケーブルが用いられているが、移動部15を昇降させることができれば棒状部材であってもよく、上昇用ケーブルのみであってもよい。
ドラム35は、上昇用ケーブル36及び下降用ケーブル37を捲回する。ドラム35の回転軸は、渦巻きバネ駆動装置22の主出力軸27と固定的に連結され、さらに、大ギア42の回転軸と固定的に連結されている。
ドラム35は、渦巻きバネ駆動装置22の主出力軸27が、移動部15を上昇させる方向に回転したときに、上昇用ケーブル36を巻き取り、下降用ケーブル37を引き出す。ドラム35は、渦巻きバネ駆動装置22の主出力軸27が、移動部15を下降させる方向に回転したときに、上昇用ケーブル36を引き出し、下降用ケーブル37を巻き取る。ドラム35は、回転軸の軸方向が前後方向を向いて、渦巻きバネ駆動装置22とプレート29との間に配置されている。
上昇用ケーブル36は、移動部15を上昇させるためのケーブルであり、一端がリフター19の上部に接続され、他端がドラム35に接続されている。上昇用ケーブル36は、プーリ38を介してドラム35からリフター19へ渡されている。
下降用ケーブル37は、移動部15を下降させるためのケーブルであり、一端がリフター19の下部に接続され、他端がドラム35に接続されている。
プーリ38は、上昇用ケーブル36の移動方向を転換する方向転換部材である。プーリ38は、プレート29の後方で、且つ、リフター19の上方に配置されている。プーリ38は、円状の面が前後方向を向いて配置されている。プーリ38は、プーリ38とドラム35との間において上昇用ケーブル36を下方に引く方向の駆動力を、プーリ38とリフター19との間において上昇用ケーブル36を上方に引く方向の駆動力に転換する。
[補助駆動力伝達機構の構成]
図5は、図1の座椅子昇降装置においてモータと補助駆動力伝達機構とドラムとを示すもので、(a)はその正面図、(b)はその上面図である。
補助駆動力伝達機構34は、モータ23の駆動力を駆動力伝達機構33に伝達する機構であり、モータ23から駆動力が出力されていないときに、駆動力伝達機構33の回転を停止させるセルフロック機能を有する。補助駆動力伝達機構34は、ウォーム39、ウォームホイール40、小ギア41、大ギア42を備え、プレート29の後方に配置されている。補助駆動力伝達機構34は、補助駆動部の駆動力を移動部15に伝達できれば、移動部15に直接または間接的に接続することができる。本実施形態においては、補助駆動力伝達機構34が主駆動力についての駆動力伝達機構33に接続しており、補助駆動部に接続することによって、移動部15に直接接続した場合に必要な部品を削減することができる。なお、補助駆動力伝達機構34が主駆動力についての駆動力伝達機構33に接続する場合には、前記セルフロック機構がロック状態のときに、駆動力伝達機構33及び補助駆動力伝達機構34は、駆動力を移動部15に伝達しない構成を採ることができる。
ウォーム39とウォームホイール40とは、互いに歯合して、セルフロック機構となるウォームギアを構成する。ウォームギアは、所定の減速比を有し、セルフロック機構を構成する。セルフロック機構は、回転比の小さな側に駆動力が加えられていない状態でロック状態となり、ロック状態において回転比の大きな側に駆動力が加わっても、その回転を制止する。一方、セルフロック機構は、回転比の小さな側に駆動力が加えられることで、ロック状態が解除され、回転比の小さな側が駆動力に応じた方向に回転し、この回転に応じた方向に、回転比の大きな側の回転を可能とする。
ウォーム39は、モータ23の、モータ出力軸に固定的に連結され、モータ23のモータ出力軸から軸心を中心に回転する回転力が与えられる。ウォームギアは、ウォーム39にモータ23から回転駆動力が加えられていない状態ではロック状態となり、渦巻きバネ駆動装置22からウォームホイール40に回転力が加わってもウォームホイール40を回転させない。また、ロック状態では、移動部15に下向きの力が掛かって、駆動力伝達機構33を介してウォームホイール40に回転力が加わってもウォームホイール40を回転させない。一方、ウォーム39にモータ23から回転駆動力が加えられるとロック状態が解除され、ウォーム39が回転駆動力に応じて回転し、この回転に応じた方向にウォームホイール40が回転する。
ウォームホイール40は、小ギア41と大ギア42とを介して、ドラム35の回転軸と接続されている。小ギア41の回転軸はウォームホイール40の回転軸と固定的に連結され、大ギア42の回転軸はドラム35の回転軸と固定的に連結されている。小ギア41と大ギア42とは歯合している。なお、ギア比によっては、ウォームホイール40が主出力軸27と接続してもよい。
[動作]
次に、上述した座椅子昇降装置10の動作について説明する。図6は、図1の座椅子昇降装置において移動部が上昇した状態を示す正面図である。図7は、図1の座椅子昇降装置において移動部が上昇した状態を示す側面図である。なお、図7の側面図では、モータおよび補助駆動力伝達機構が省かれている。
先ず、図1及び図2に示すように、移動部15が最も低い高さに位置しているとする。また、図示せぬスイッチの切替えによりモータ23が停止しているものとする。このとき、モータ23が回転していないので、ウォーム39とウォームホイール40とを有するセルフロック機構がロック状態となり、移動部15の昇降が制限される。このとき、渦巻バネ駆動装置22からドラム35へは回転力が加わっているが、セルフロック機構のロック状態により大ギア42の回転が制止されることで、ドラム35は回転しない。
図示せぬスイッチの切替えにより、モータ23が一方向(移動部15を上昇させる方向)に回転駆動されると、モータ23の回転によりセルフロック機構のロック状態が解除される。ロック状態が解除されると、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力およびモータ23の駆動力により、ドラム35が回転駆動される。
回転駆動されたドラム35は、上昇用ケーブル36を巻き取り、下降用ケーブル37を繰り出す。上昇用ケーブル36がドラム35に巻き取られることによって、移動部15のリフター19が上方に引っ張られ、移動部15が上昇する。
移動部15が上昇する際、移動部15に下向きの荷重が掛かっていない、或いは、体重の軽い人程度の下向きの荷重が掛かっている小荷重状態では、これらの荷重が上昇用ケーブル36を介してドラム35に伝達されて得られるトルクよりも、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によるトルクの方が大きくなる。したがって、このときの移動部15の移動に必要な駆動力は、ほぼ渦巻きバネ駆動装置22の付勢力から得られる。その結果、モータ23の駆動回転に必要な電力は非常に小さくなる。
また、この小荷重状態では、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によりドラム35の回転速度が増加しても、モータ23の回転速度に対応する回転速度よりも大きくなろうとすると、セルフロック機構のロック機能が働く。これにより、ドラム35の回転速度は、モータ23の回転速度により制御される。
一方、移動部15が上昇する際に、移動部15に体重の重い人が着座している場合など、移動部15に大きな下向きの荷重が掛かっている大荷重状態では、これらの荷重が上昇用ケーブル36を介してドラム35に伝達されて得られるトルクよりも、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によるトルクの方が小さくなる。したがって、この場合には、モータ23の回転駆動力が渦巻きバネ駆動装置22の付勢力に加算されることで、ドラム35が回転駆動される。この場合でも、移動部15の移動に必要な駆動力のうち、比較的に大きな割合の駆動力が渦巻きバネ駆動装置22の付勢力から得られる。よって、モータ23の駆動回転に必要な電力は、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力が無い場合に比べて、大幅に小さくなる。
また、この大荷重状態では、移動部15の下向きの荷重が大きいため、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によって、ドラム35の回転が加速されることはない。よって、ドラム35の回転速度は、モータ23の回転速度により制御される。
次に、図6及び図7に示すように、移動部15が最も高い高さに位置しているとする。また、図示せぬスイッチの切替えによりモータ23が停止しているものとする。このとき、モータ23が回転していないので、ウォーム39とウォームホイール40とを有するセルフロック機構がロック状態となり、移動部15の昇降が制限される。
図示せぬスイッチの切替えにより、モータ23が逆方向(移動部15を下降させる方向)に回転駆動されると、モータ23の回転によりセルフロック機構のロック状態が解除される。ロック状態が解除されると、モータ23の駆動力により、ドラム35が回転駆動される。
回転駆動されたドラム35は、上昇用ケーブル36を繰り出し、下降用ケーブル37を巻き取る。下降用ケーブル37がドラム35に巻き取られることによって、移動部15のリフター19が下方に引っ張られ、移動部15が下降する。
移動部15が下降する際、移動部15に下向きの荷重が掛かっていない、或いは、体重の軽い人程度の下向きの荷重が掛かっている小荷重状態では、このような荷重が上昇用ケーブル36を介してドラム35に伝達されて得られるトルクよりも、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によるトルクの方が大きくなる。したがって、移動部15を移動させるのに必要となるモータ23の駆動力は、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によるトルクから、移動部15の荷重から得られるトルクを減算した、トルクに応じた力となる。両者のトルクの差はさほど大きくならないように、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力を設定できることから、この場合でも、モータ23の駆動回転に必要な電力は大きくならない。
また、この小荷重状態では、ドラム35の回転方向が、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力に抗する回転方向であることから、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力により、ドラム35の回転が加速されることがない。よって、ドラム35の回転速度は、モータ23の回転速度により制御される。
移動部15が下降する際、移動部15に体重の重い人が着座している場合など、移動部15に大きな下向きの荷重が掛かっている大荷重状態では、このような荷重が上昇用ケーブル36を介してドラム35に伝達されたときのトルクよりも、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によるトルクの方が小さくなる。したがって、移動部15を移動させるのに必要となるモータ23の駆動力は、移動部15の荷重から得られるトルクから、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力によるトルクを減算した、トルクに応じた力となる。両者のトルクの差はさほど大きくならないように、渦巻きバネ駆動装置22の付勢力を設定できることから、この場合でも、モータ23の駆動回転に必要な電力は大きくならない。
また、この大荷重状態では、移動部15の下向きの大きな荷重によりドラム35の回転速度が大きくなって、モータ23の回転速度に対応するドラム35の回転速度よりも大きくなろうとすると、セルフロック機構のロック機能が働く。これにより、ドラム35の回転速度は、モータ23の回転速度により制御される。
上述したように移動部15が上昇または下降する際、移動部15の被ガイド部20は直線状のガイドフレーム14にガイドされるため、移動部15は上方へ直線的に移動することができる。
以上のように、本実施の形態の座椅子昇降装置10によれば、渦巻きバネ駆動装置22が主駆動部として移動部15を上昇させる駆動力を大きな割合で担うことができる。よって、モータ23が補助駆動部として移動部15の昇降を補助することにより、人が着座した移動部15の昇降をモータだけで駆動する場合に比べて、電力の消費を大幅に低減でき、且つ、昇降の速度が遅くならない。
また、本実施の形態の座椅子昇降装置10によれば、補助駆動力伝達機構34がセルフロック機構を備えることにより、モータ23の回転が停止した状態でセルフロック機構が自動的にロック状態になるため、複雑なブレーキ制御などを必要とせずに、移動部15の移動を容易に制御することができる。また、モータ23が回転した状態において、移動部15に大きな荷重がかかったり、移動部15の荷重が小さくなったりした場合でも、ドラム35の回転速度が過大になるまえに、セルフロック機構のロック状態が機能して、移動部15の昇降スピードをモータ23の回転速度により制御することができる。
なお、本実施の形態では、補助駆動部としてモータを例に挙げて示したが、本発明はこれに限らず、補助駆動部として手動で回転可能なハンドルを用いてもよい。
また、本実施の形態では、渦巻きバネを2つ用いた場合を示したが、1つまたは3つ以上であってもよい。また、渦巻きバネの強さは、実施の形態に具体的に示した設定に限られず、適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、上昇用ケーブルと下降用ケーブルの2本のケーブルを用いたように説明したが、1本のケーブルの一端側を上昇用ケーブルとし、他端側を下降用ケーブルとしてもよい。
また、本実施の形態では、駆動力伝達機構において回転運動を昇降運動に変換する構成として、プーリとケーブルとを用いた例を示したが、駆動力伝達機構の回転運動を昇降運動に変換する構成としてラックアンドピニオンを採用してもよい。さらに、本実施の形態では、ロック機構としてウォームギアを採用した例をとって説明したが、減速比の大きな種々のギアによりロック機構を構成してもよい。
また、本実施の形態では、座椅子を昇降させる装置を説明したが、昇降させる対象物は、様々に変更可能である。
本発明は、昇降装置及び座椅子昇降装置に適用できる。
10 座椅子昇降装置
11 下部フレーム
12 縦フレーム
13 上部フレーム
14 ガイドフレーム
15 移動部
16 着座フレーム
17 着座部
18 背もたれ
19 リフター
20 被ガイド部
22 渦巻きバネ駆動装置
23 モータ
24 ハウジング
25 第1渦巻きバネ
26 第2渦巻きバネ
27 主出力軸
28 フレーム部
29 プレート
30 プーリ支持部
31 駆動機構支持部
33 駆動力伝達機構
34 補助駆動力伝達機構
35 ドラム
36 上昇用ケーブル
37 下降用ケーブル
38 プーリ
39 ウォーム
40 ウォームホイール
41 小ギア
42 大ギア

Claims (5)

  1. 対象物を昇降させる昇降装置であって、
    付勢部材による付勢力を駆動力とする主駆動部と、
    前記対象物が配置され、昇降移動する移動部と、
    前記主駆動部の駆動力を前記移動部に伝達する駆動力伝達機構と、
    前記駆動力伝達機構に駆動力を与える補助駆動部と、
    前記補助駆動部の駆動力を前記移動部に伝達する補助駆動力伝達機構と、
    を備え、
    前記補助駆動力伝達機構はセルフロック機構を有する、
    昇降装置。
  2. 前記駆動力伝達機構は、
    前記移動部が上昇するように前記補助駆動部が駆動すると、前記セルフロック機構のロック状態が解除され、前記主駆動部の駆動力を前記移動部に伝達し、
    前記補助駆動部の駆動がないと、前記セルフロック機構により前記移動部の移動を制限する、
    請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記付勢部材が渦巻きバネである、
    請求項1または請求項2に記載の昇降装置。
  4. 前記補助駆動部がモータを有し、
    前記セルフロック機構が、前記モータの駆動軸に接続するウォームと、前記ウォームと歯合するギアとを含む、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の昇降装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の昇降装置を備え、
    前記対象物が着座部である、
    座椅子昇降装置。
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