JP2016162006A - 座標入力システム - Google Patents

座標入力システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016162006A
JP2016162006A JP2015037516A JP2015037516A JP2016162006A JP 2016162006 A JP2016162006 A JP 2016162006A JP 2015037516 A JP2015037516 A JP 2015037516A JP 2015037516 A JP2015037516 A JP 2015037516A JP 2016162006 A JP2016162006 A JP 2016162006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
coordinate input
voltage
wave signal
sine wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015037516A
Other languages
English (en)
Inventor
高柳 博一
Hiroichi Takayanagi
博一 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP2015037516A priority Critical patent/JP2016162006A/ja
Publication of JP2016162006A publication Critical patent/JP2016162006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】 省電力と、入力ペンによる指示位置の検出精度の高さとを両立させた座標入力システムを提供すること。
【解決手段】 面抵抗体で形成された平行四辺形の座標入力領域内の位置を座標指示器の先端部で指示したときに、前記平行四辺形の座標入力領域の4個の頂点に設けた駆動電極を所定の複数の組み合わせで正弦波信号に基づいて駆動し、前記座標指示器の先端部が前記面抵抗体と静電容量結合した結果流れる交流電流を交流電圧に変換し、該交流電圧と、前記正弦波信号及び該正弦波信号の位相を90度ずらした余弦波信号とを、それぞれ掛け合わせてからローパスフィルタを適用し、該ローパスフィルタの出力信号の電圧の測定値を用いて、前記座標指示器で指示した前記座標入力領域内の位置を計算することを特徴とする、座標入力システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、座標指示器によりタッチされた位置を検出する座標入力システムに関する。
まず、表面型の静電結合方式座標入力システムについて説明する。図9に示すのは、長方形の座標入力領域8を有する座標入力パネル1であり、面抵抗体2に、面抵抗体2と電気的に接続するように、面抵抗体2を取り囲む抵抗性周囲電極3を配設しており、4頂点に駆動電極4、5、6、及び7を備えている。駆動電極4、5、6、及び7は、抵抗性周囲電極3と電気的に接続されている。座標入力領域8は、面抵抗体2上にあり、抵抗性周囲電極3の内側である。
上記座標入力パネル1を用いた座標入力システムの座標検出方法として、座標入力パネル1が発信側であって、面抵抗体2の各部を電気的に駆動し、座標指示器(以下入力ペンと呼称するが、必ずしもペンの形状である必要はない)で受信する方法が知られている。
面抵抗体2に、駆動電極4、5、6、及び7のうちのいずれかを所定の振幅を持つ交流電圧で駆動したり接地したりすることによって外部から電位勾配を与え、入力ペンの指示位置の電圧レベルを検出する。入力ペンで指示した座標入力領域8内の位置の座標は、4頂点を駆動した際に入力ペンで測定した電圧を用いて、計算することができる。
4頂点の駆動の仕方としては、例えば、4頂点の隣り合う2頂点を駆動し、残りの2頂点を接地する方法が知られている。このようにして、等電位線が長方形の座標入力領域8の対向する辺に対して平行になるような電位勾配を、縦横の対向辺の組毎に形成することにより、指示位置の座標を計算することができる。
また、4頂点を、対角にある2個を1組として2組に組分けし、2組を交互に選択してそれらの対角の2頂点を所定の振幅を持つ交流電圧と接地して対角方向に電位勾配を与えるような、対角方式が知られている(特許4168537号(特許文献1)、及び特開2012−014681号(特許文献2))。
これらの方法を用いる場合、座標入力領域8の形状としては、正方形や長方形だけでなく、菱形を含む平行四辺形を用いることができる
また、例えば特開2010−86088号(特許文献3)に開示されているような、4頂点のうちの1頂点を駆動し、残りの3頂点を接地する方法を用いれば、平行四辺形に限らず、台形を含む一般的な四角形、及び四角形以外の多角形についても、座標を計算することが可能である。
特許4168537号 特開2012−014681号 特開2010−86088号
近年、電子機器は省電力を要請される傾向があり、入力ペンを用いる座標入力システムにしても例外ではない。動作電圧を低下させることによって、省電力を実現することができる。しかし、このように省電力にすることによって、面抵抗体2に与える電位勾配が小さくなり、入力ペンに流れる電流が少なくなるために、耐ノイズ性能が悪化し、入力ペンの指示位置の座標計算結果に悪影響を及ぼすことがあった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、省電力と入力ペンによる指示位置の検出精度の高さとを両立させた座標入力システムを提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも均一な面抵抗体で形成された平行四辺形の座標入力領域と、該平行四辺形の座標入力領域の外縁を構成する4辺上に前記面抵抗体と電気的に接触するように設けられた抵抗性周囲電極と、前記平行四辺形の座標入力領域の4個の頂点に前記抵抗性周囲電極と電気的に接触するように設けられた駆動電極と、
正弦波信号発生手段と、前記4個の駆動電極を、駆動電極毎に、前記正弦波信号発生手段によって発生させた正弦波信号に基づく交流電圧印加、該交流電圧の中間電位もしくは接地、及び非接続のいずれかの状態にするような駆動電極接続手段と、
座標指示器と、該座標指示器の先端部が前記面抵抗体と静電容量結合した結果流れる交流電流を交流電圧に変換する電流・電圧変換回路と、
前記正弦波信号発生手段によって発生させた正弦波信号及び該正弦波信号の位相を90度ずらした余弦波信号を、それぞれ、前記電流・電圧変換回路の出力信号と掛け合わせる掛け算回路と、該掛け算回路の出力を平滑化するローパスフィルタと、ローパスフィルタの出力信号の電圧を測定する電圧測定手段と、
前記座標入力領域内の位置を前記座標指示器の先端部で指示したときに、前記4個の駆動電極を所定の複数の組み合わせで駆動して測定した複数の電圧値から、前記座標指示器で指示した前記座標入力領域内の位置を、前記平行四辺形の座標入力領域に対して任意の位置関係で設定された直交座標系において計算する座標計算手段とを持つ座標入力システムを要旨とする。
本発明による座標入力システムによれば、正弦波信号に基づく交流電圧を面抵抗体に印加することによって面抵抗体を交流振動させて入力ペンの先端部と静電容量結合させ、前記正弦波信号及び該正弦波信号の位相を90度ずらした余弦波信号を、それぞれ、入力ペンに接続した電流・電圧変換回路の出力信号と掛け合わせ、ローパスフィルタを通すことによって、元の正弦波信号と同じ周波数の信号のみを抽出し、その大きさを測定することができる。元の正弦波信号と異なる周波数のノイズは除去されるため、省電力にするために動作電圧を低下させた構成であっても、入力ペンの指示位置の座標を精確に求めることができる。
座標入力システムの例を示す模式図 平行四辺形の座標入力領域と座標系との関係を示す図 正6角形の座標入力領域と座標系との関係を示す図 実施例1の評価結果 実施例2の評価結果 実施例3の評価結果 比較例の評価結果 実施例2と比較例の結果 長方形の座標入力パネルを示す模式図
以下、添付図面に従って、本発明に係る座標入力システムの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本実施の形態になる座標入力システムの一例を示す模式図である。入力ペン(座標指示器)21が座標入力パネル11の座標入力領域18内で指示した位置の座標(X,Y)を検出する座標入力システムである。
面抵抗体12は、透明なガラス、樹脂、または不透明な絶縁基材の片面に塗布、蒸着等により均一に形成したものである。面抵抗体12の表面は、入力ペン21の導電性の先端部が面抵抗体12に直接触れない様に絶縁処理することによって、入力ペン21の導電性の先端部と面抵抗体12との静電容量結合による信号伝達をさせる。入力ペン21の先端部は、導電性の部品が露出していてもいいし、導電性の部品を樹脂等の絶縁物で被覆したものでも構わない。入力ペン21の先端部を絶縁物で被覆した場合は、面抵抗体12の表面を絶縁処理する必要はないが、その場合でも、面抵抗体12を保護するためのコーティングをする方が好ましい。また、面抵抗体12を、絶縁基材の裏面に形成してもよく、その場合は、前記のような観点からの絶縁処理の必要はない。
入力ペン21の先端部が、面抵抗体12の表面もしくは裏面に面抵抗体12を形成した絶縁基材の表面に当接した際に、そのことを検出することができるよう、入力ペン21は先端部にスイッチを備えるのが好ましい。スイッチとしては、モーメンタリースイッチや、圧力センサの出力を閾値に基づいてオンオフ判断する仕組み等を用いることができる。
面抵抗体12の周囲又は内部に、各辺が直線である長方形の抵抗性周囲電極13を密着配設し、抵抗性周囲電極13の内部を平行四辺形の座標入力領域18とする(図1では長方形)。座標入力領域18の形状としては、長方形が一般的であるが、ここで説明する座標入力システムは、長方形よりもより制約の少ない四角形である平行四辺形に適用できる。また、後述する多角形方式は、平行四辺形よりも制約の少ない四角形である台形や一般的な四角形、及び四角形以外の多角形にも適用することができる。抵抗性周囲電極13上の、平行四辺形の座標入力領域18の各頂点に当たる位置に駆動電極14〜17を形成し、そこにそれぞれ1本ずつ引き出し線22〜25を接続する。引き出し線22〜25を、駆動電極切り替えスイッチ34に接続する。
面抵抗体12は、不透明なカーボン膜、または、スパッタ法によって形成した透明なITO(インジウム錫酸化物)膜、CVD法によって形成したNESA(酸化錫)膜、等を、基材上に均一に成膜したものであり、面抵抗値は約1kΩ/□程度が好ましい。基材は、例えば、ソーダガラスを使用することができるが、特に材質が限定されるものではなく、任意のガラス素材あるいはアクリル樹脂、ポリエチレン樹脂などの透明な樹脂素材を使用できる。用途によっては不透明な絶縁性の基材を用いてもよい。
面抵抗体12は単連結である。ここで単連結とは、面抵抗体12の内部に孤立した穴が存在しないような形状であり、ひとつながりになっていることを意味するものである。ただし、成膜方法に応じて面抵抗体12上に生じるピンホール程度の大きさの小さな欠陥(面抵抗体12を形成する物質が固着しなかった領域)のような、面抵抗体12上の巨視的な電位勾配の形成を阻害しないものであれば、あっても何ら問題にならない。また、受傷などによってより大きな穴が生じた場合は、少なくともその穴の周りで、穴の大きさに応じて座標が歪むものの、穴から離れるほど入力ペン21の指示位置の座標計算に及ぼす影響は小さくなるため、穴が小さければ、実用上の問題は生じない。
面抵抗体12の周囲又は内部に、各辺が直線である平行四辺形の抵抗性周囲電極13を、全ての辺が面抵抗体12と電気的に接触する様に設ける。面抵抗体12を取り囲む抵抗性周囲電極13は、カーボン、銀カーボン、又は銀等を密着配設したものであり、例えば、銀インクのような導電性インクをスクリーン印刷し、焼成する等の手法で作成する。抵抗性周囲電極13の各辺は、幅を持った直線形状でもよいし、低抵抗の導電性エレメントを互いに分離させて配列し、面抵抗体12の抵抗を活用して形成するようにしたものでもよい。抵抗性周囲電極13は、少なくとも平行四辺形の各辺毎に、長さ当たりの抵抗値を一定にする。好ましくは、平行四辺形の対辺同士の長さ当たりの抵抗値を等しくする。
また、抵抗性周囲電極13の抵抗値は面抵抗体12の抵抗値に比べて低い方がよく、面抵抗体12の面抵抗値を1kΩ/□程度とした場合は、抵抗性周囲電極13の隣り合う頂点間の抵抗値を、20〜200Ω程度にするのが好ましい。
各頂点の駆動電極14〜17は、引き出し線を接続するためのものであり、ハンダ付け可能な導電性インクを印刷・焼成して形成する。駆動電極14〜17を形成するための導電性インクとして、抵抗性周囲電極13と同じものを使用することができる場合には、駆動電極14〜17と、抵抗性周囲電極13は、一回の処理で印刷・焼成して形成することが可能である。
抵抗性周囲電極13及び面抵抗体12の形状は、基材に収まるものであればよく、必ずしも抵抗性周囲電極13及び面抵抗体12と基材の形状を略一致させる必要はないが、抵抗性周囲電極13及び面抵抗体12と基材の形状を同じようにした方が、座標入力システムを何らかの製品に組み込む際に、組み込む製品のデザイン上の自由度が大きくなるため好ましい。
引き出し線22〜25、駆動電極切り替えスイッチ34、正弦波信号発生手段である発振器及び増幅器33といった要素には抵抗成分が含まれるため、駆動電極14〜17の各々から発する経路毎のそれらの抵抗成分の合計として、外部抵抗成分が存在する。一般に、引き出し線22〜25に内在する抵抗がそのうちの大きな部分を占める。引き出し線22〜25として、充分に低抵抗のリード線等を使用する場合は、外部抵抗成分は、抵抗性周囲電極13の抵抗値よりも極めて小さくなり、座標を検出する上で、独立して考慮しなくても済む程度になる。一方で、例えば、引き出し線22〜25の延長が長かったり、引き出し線22〜25の材質や形状によって抵抗が比較的高い場合などには、外部抵抗成分が大きくなる場合があるが、これらは、各部の抵抗値が既知ならば、計算によって補正することが可能である。
座標を検出するには、駆動電極14〜17を、所定の振幅を持つ交流電圧で駆動したり接地したりすることによって、面抵抗体12に、外部から電位勾配を与え、入力ペン21によって指示位置の電圧レベルを検出する。入力ペン21の導電性の先端部と面抵抗体12との静電容量結合の大きさは、同一形状の入力ペン21及び同一形状の面抵抗体12に関して、入力ペン21の導電性の先端部と面抵抗体12との距離が離れるほど小さくなる(厳密には、入力ペン21の傾きにも依存する)。つまり、入力ペン21の先端が、面抵抗体12の表面もしくは裏面に面抵抗体12を形成した絶縁基材の表面に当接した状態では、入力ペン21の導電性の先端部と面抵抗体12との静電容量結合の大きさは、一定とみなすことができる。このため、面抵抗体12から入力ペン21の導電性の先端部に流れる交流電流の大きさは、指示位置における面抵抗体12の交流電圧レベルに比例する。従って、その交流電流の大きさを測定することにより、入力ペン21の指示位置における面抵抗体12の交流電圧レベルの代替測定値とすることができる。
駆動電極14〜17の駆動、及び入力ペン21で検出した信号の測定は、次のように行う。正弦波信号発生手段である発振器(図示せず)によって生成した正弦波信号31を、増幅器33で増幅し、駆動電極接続手段である駆動電極切り替えスイッチ34を通して、駆動電極14〜17のうちの所定の電極に印加するとともに、印加しない電極を、駆動電極切り替えスイッチ34によって、どこにも接続しないオープン状態にするか、前記正弦波信号31を増幅器33で増幅した信号の中間電位に接続するか、もしくは接地する。以下では、駆動電極14〜17に正弦波信号31を増幅器33で増幅した信号を印加することを、当該電極を「駆動する」、中間電位に接続するか接地することを「接地する」、オープン状態にすることを「非接続にする」と呼称する。座標を検出するために、駆動電極14〜17の接続状態を変えて、複数の接続状態に対して、測定を行う。駆動電極14〜17の接続状態については、後述する。
各接続状態において、面抵抗体12の、入力ペン21の導電性の先端部と相対する位置の交流電圧レベルが、面抵抗体12と入力ペン21の先端部との静電容量結合を介して、交流電流の大きさという形で入力ペン21に伝達され、更に電流・電圧変換回路36に伝達される。
電流・電圧変換回路36の出力は、増幅器37及びバンドパスフィルタ38を介して、2つの掛け算回路39及び40に入力される。電流・電圧変換回路36、増幅器37及びバンドパスフィルタ38は、ペン21の内部に実装しても構わない。掛け算回路39には、正弦波信号31が、また掛け算回路40には、正弦波信号31と位相を90度ずらして生成した余弦波信号32が、それぞれ入力され、バンドパスフィルタ38の出力と掛け合わされる。
入力ペン21に入力された信号のうち、正弦波発生手段によって生成した正弦波信号31の周波数と等しい周波数を持つ成分、つまり入力ペン21の導電性の先端部と面抵抗体12との静電容量結合に基づく成分は、掛け算回路39及び40により、位相差に基づく大きさを持つ直流成分と、正弦波発生手段によって生成した正弦波信号の周波数の2倍の周波数の交流成分との和に変換される。
掛け算回路39及び40の出力にそれぞれローパスフィルタ41を適用することによって、交流成分を除去し、直流成分のみを抽出することができる。ローパスフィルタ41の出力をそれぞれADC(アナログ・デジタル変換器)42で変換することにより、CPU43が扱うことのできるデジタル値を得ることができる。掛け算回路39及び40の出力の直流成分は、それぞれ正弦波信号31、及び正弦波信号31と位相を90度ずらして生成した余弦波信号32と同じ位相を持つ成分であるので、両者を2次元直交座標系における各軸の成分として、ベクトルの長さを計算すれば、入力ペン21の指示位置における面抵抗体12の交流電圧レベルに対応する数値を得ることができる。CPU43は、これらの数値を用いて座標を計算するとともに、計算した座標を出力し、座標は後段の装置によって利用される。
入力ペン21に、面抵抗体12との静電容量結合に基づく交流電流以外の信号が混入した場合、正弦波発生手段によって生成した正弦波信号31の周波数と等しい周波数以外の周波数成分は、掛け算回路39及び40、ローパスフィルタ41によって除去される。しかし、より正確に測定するために、駆動電極14〜17を全て非接続にして行った測定値を基準値とし、駆動電極14〜17のいずれかを駆動した際の測定値から基準値を差し引いた値を、正味の測定値としてもよい。
次に、駆動電極14〜17の接続状態、及び、接続状態に対応する座標計算方法について、説明する。
図2に示すように、平行四辺形の座標入力領域18の左上の頂点から時計回りに、頂点の名称をA、B、C、及びDとする。A〜Dは、それぞれ駆動電極14〜17の位置に対応する。平行四辺形の座標入力領域18は、辺AB及び辺DCの長さを2a、辺AD及び辺BCの長さを2bとし、内角ABCの角度をθとする。
直交座標系XYは、利用者の都合に応じ、平行四辺形の座標入力領域18に対して任意の位置関係で設定することができ、平行四辺形の座標入力領域18に対して、原点を任意の位置とし、X軸を任意の方向に、またY軸をX軸と直交した方向にとることができる。平行四辺形の座標入力領域18の中心に対する座標系の原点のオフセットが既知であり、また平行四辺形の座標入力領域18のいずれかの辺に対するX軸の傾きが既知であれば、よく知られたアフィン変換によって、直交座標系XYの座標を求めることができる。本実施の形態では、説明のため、図2に示すように、直交座標系XYの原点を平行四辺形の座標入力領域18の中心と同一とし、X軸を平行四辺形の座標入力領域18の辺ABと平行として右向きに正、Y軸を下向きに正とした場合を例とすることにするが、構成をこの関係に限定するものではない。
〈辺駆動方式〉
駆動電極14及び17(頂点A及びD)を駆動し、駆動電極15及び16(頂点B及びC)を接地したときの測定値(もしくは正味の測定値、以下同)を、Hとする。駆動電極15及び16(頂点B及びC)を駆動し、駆動電極14及び17(頂点A及びD)を接地したときの測定値を、Hとする。駆動電極14及び15(頂点A及びB)を駆動し、駆動電極16及び17(頂点C及びD)を接地したときの測定値を、Vとする。駆動電極16及び17(頂点C及びD)を駆動し、駆動電極14及び15(頂点A及びB)を接地したときの測定値を、Vとする。これらは、CPU43が、駆動電極切り替えスイッチ34を前記のような接続状態となるよう制御することによって行う。このとき、座標(X,Y)は、数式1によって計算することができる。
Figure 2016162006
座標入力領域18が長方形であれば、θ=π/2、sinθ=1、cosθ=0であるので、数式1のX座標を計算する式の第2項が消えるとともに、Y座標を計算する式の係数がbのみになって、より簡単な式になる。
〈対角方式〉
駆動電極14(頂点A)を駆動し、駆動電極16(頂点C)を接地し、駆動電極15及び17(頂点B及びD)を非接続にしたときの測定値(もしくは正味の測定値、以下同)を、Aとする。駆動電極15(頂点B)を駆動し、駆動電極17(頂点D)を接地し、駆動電極14及び16(頂点A及びC)を非接続にしたときの測定値を、Bとする。駆動電極16(頂点C)を駆動し、駆動電極14(頂点A)を接地し、駆動電極15及び17(頂点B及びD)を非接続にしたときの測定値を、Cとする。駆動電極17(頂点D)を駆動し、駆動電極15(頂点B)を接地し、駆動電極14及び16(頂点A及びC)を非接続にしたときの測定値を、Dとする。このとき、座標(X,Y)は、数式2によって計算することができる。
Figure 2016162006
座標入力領域18が長方形であれば、θ=π/2、sinθ=1、cosθ=0であるので、数式2は、より簡単な式になる。
〈多角形方式〉
駆動電極14(頂点A)を駆動し、駆動電極15、16、及び17(頂点B、C、及びD)を接地したときの測定値(もしくは正味の測定値、以下同)を、Aとする。駆動電極15(頂点B)を駆動し、駆動電極14、16、及び17(頂点A、C、及びD)を接地したときの測定値を、Bとする。駆動電極16(頂点C)を駆動し、駆動電極14、15、及び17(頂点A、B、及びD)を接地したときの測定値を、Cとする。駆動電極17(頂点D)を駆動し、駆動電極14、15、及び16(頂点A、B、及びC)を接地したときの測定値を、Dとする。このとき、座標(X,Y)は、数式3によって計算することができる。
Figure 2016162006
座標入力領域18が長方形であれば、θ=π/2、sinθ=1、cosθ=0であるので、数式3は、より簡単な式になる。
また、多角形方式においては、平行四辺形よりも一般的な形状の座標入力領域を扱うことができる。座標入力領域を、内部が単連結であり、外周が、N個の頂点と、少なくとも互いに隣り合う頂点間を直線で結んだN角形(N≧3)とする。直交座標系XYにおいて、N個の頂点のうち、j個めの頂点の座標を(x,y)とし、j個めの頂点を駆動し、残りのN−1個の頂点を接地したときの測定値をVとすると、座標入力領域内で入力ペン21によって指示した位置の座標(X,Y)は、数式4によって計算することができる。
Figure 2016162006
数式4は、図2に示すような平行四辺形の座標入力領域18を想定すると、当然のことながら、数式3と同一になる。
例えば、図3に示すように、座標入力領域を、対向する2頂点間の長さが2aであるような正6角形とし、直交座標系XYの原点を正6角形の中心に、X軸を右向きに正、Y軸を下向きに正として、正6角形の対向する2頂点がY軸上に乗るようにする。このとき、(0,−a)を1個めの頂点、そこから時計回りに2〜6個めの頂点を定義すると、座標計算式は、数式5のようになる。
Figure 2016162006
以下、実施例により、本発明を説明する。本発明は、以下の実施例に限定されるものでなく、本発明の技術範囲において、種々の変形例を含むものである。
(実施例1)
本実施例は、辺駆動方式によるものである。図1に座標入力システムの構成を示す。座標指示器(入力ペン)21が座標入力パネル11の長方形の座標入力領域18内で指示した位置の座標(X,Y)を検出する。面抵抗体12としては、四角いガラス基材の上に、長方形の形状にNESA(酸化錫)膜を形成した。抵抗性周囲電極13は、(株)アサヒ化学研究所製銀ペーストLS−504(樹脂バインダー)にカーボンを混合したペーストをスクリーン印刷し、加熱硬化させることで形成した。このとき、座標入力領域18の形状に関するパラメータを2a=530mm、2b=310mm、θ=π/2ラジアンとし、長方形とした。抵抗性周囲電極13の幅は、抵抗性周囲電極13の頂点AB間及びCD間の抵抗値が約70Ω、頂点AD間及びBC間の抵抗値が約40Ωになるよう調整し、530/310=1.71≒70/40=1.75とすることによって、抵抗性周囲電極13の全ての辺の長さ当たりの抵抗値をほぼ等しくした。
また、面抵抗体12及び抵抗性周囲電極13は、ガラス基材の裏面に形成し、入力ペン21の導電性の先端部と面抵抗体12とを、ガラス基材を介して静電容量結合させるようにした。
このように作成した座標入力パネル11を、図1に示した構成図のように作成したハードウエアに接続した。ハードウエアの電源電圧は3.3Vとし、その電源から生成した交流電圧を用いて、駆動電極14〜17を駆動した。CPU35から出力される座標データを、シリアル通信によってパソコンに取り込むようにした。直交座標系XYは、図2のように設定し、駆動電極14〜17を辺駆動方式で接続して、H、H、V、及びVを測定し、座標計算式として、数式1に前記パラメータを代入して求めた数式を使用した。
この座標入力システムを評価したところ、図4に示すような結果を得た。図4(a)は、座標入力領域18内で、外周部を、A→B→C→D→Aの順に、ペン21でなぞったときの、測定値H、H、V、及びVの変化であり、図4(b)は座標計算結果である。なお、入力ペン21は手で把持し、基材表面に先端部を当接させて移動させた。図4(b)のグラフの範囲は、座標入力パネル11の入力可能範囲におおよそ合わせてある。各辺の中央部に見られる内側への歪みは、駆動方式や座標計算方法によるものではなく、面抵抗体12の抵抗値と抵抗性周囲電極13の抵抗値の比率によってその歪みの程度が決まる現象であり、これを修正したり補正したりする方法は一般的に知られている。
(実施例2)
本実施例は、対角方式によるものである。実施例1の座標入力システムを一部変更し、駆動電極14〜17を対角方式で接続して、A、B、C、及びDを測定し、座標計算式として、数式2に実施例1のパラメータを代入して求めた数式を使用した。
この座標入力システムを評価したところ、図5に示すような結果を得た。図5(a)は、座標入力領域18内で、外周部を、A→B→C→D→Aの順に、ペン21でなぞったときの、測定値A〜Dの変化であり、図5(b)は座標計算結果である。
また、図8(a)に、座標入力領域18内の左下部をなぞったときの座標計算結果を示す。
(実施例3)
本実施例は、多角形方式によるものである。実施例1の座標入力システムを一部変更し、駆動電極14〜17を多角形方式で接続して、A、B、C、及びDを測定し、座標計算式として、数式3に実施例1のパラメータを代入して求めた数式を使用した。
この座標入力システムを評価したところ、図6に示すような結果を得た。図6(a)は、座標入力領域18内で、外周部を、A→B→C→D→Aの順に、ペン21でなぞったときの、測定値A〜Dの変化であり、図6(b)は座標計算結果である。
(比較例)
座標入力パネル11は、実施例1と同じものを用いた。また、駆動電極14〜17の接続状態と座標計算方法としては、対角方式を用いた。
ハードウエアとしては、次のようなものを用いた。駆動電極14〜17のいずれかを、対角方式に則って駆動することにより、面抵抗体12に形成した電位勾配の中で、入力ペン21で指示した位置の電圧レベルを、面抵抗体12と入力ペン21の導電性の先端部との静電容量結合によって、交流電流として検出する。検出した交流電流を、電流・電圧変換回路、増幅器、バンドパスフィルタ、AC/DC変換器(AM検波器)等を通して直流電圧に変換し、ADCで変換して、デジタル値にするようにした。駆動電極14〜17を対角方式で接続して、A、B、C、及びDを測定し、座標計算式として、数式2に実施例1のパラメータを代入して求めた数式を使用した。
このようなハードウエアを、座標入力パネル11に接続した。ハードウエアの電源電圧は5Vとし、その電源から生成した交流電圧を用いて、駆動電極14〜17を駆動した。
この座標入力システムを評価したところ、図7に示すような結果を得た。
また、図8(b)に、座標入力領域18内の左下部をなぞったときの座標計算結果を示す。
実施例1〜3、及び比較例は、いずれも、入力ペンの指示位置の座標を同様に検出することができており、実施例2の結果である図8(a)と比較例の結果である図8(b)とを比較しても、座標の品質はほぼ同等である。
これらの結果により、本座標システムが、5Vの電源電圧を用いた比較例に対して、電源電圧を3.3Vと低下させ、省電力とした構成であっても、入力ペンの指示位置の座標を精確に検出できることが確認された。
1 座標入力パネル
2 面抵抗体
3 抵抗性周囲電極
4、5、6、7 検出電極
8 座標入力面
11 座標入力パネル
12 面抵抗体
13 抵抗性周囲電極
14、15、16、17 駆動電極
18 座標入力領域
21 入力ペン
22、23、24、25 引き出し線
31 正弦波信号
32 余弦波信号
33 増幅器
34 駆動電極切り替えスイッチ
36 電流・電圧変換回路
37 増幅器
38 バンドパスフィルタ
39、40 掛け算回路
41 ローパスフィルタ
42 ADC
43 CPU

Claims (1)

  1. 少なくとも均一な面抵抗体で形成された平行四辺形の座標入力領域と、該平行四辺形の座標入力領域の外縁を構成する4辺上に前記面抵抗体と電気的に接触するように設けられた抵抗性周囲電極と、前記平行四辺形の座標入力領域の4個の頂点に前記抵抗性周囲電極と電気的に接触するように設けられた駆動電極と、
    正弦波信号発生手段と、前記4個の駆動電極を、駆動電極毎に、前記正弦波信号発生手段によって発生させた正弦波信号に基づく交流電圧印加、該交流電圧の中間電位もしくは接地、及び非接続のいずれかの状態にするような駆動電極接続手段と、
    座標指示器と、該座標指示器の先端部が前記面抵抗体と静電容量結合した結果流れる交流電流を交流電圧に変換する電流・電圧変換回路と、
    前記正弦波信号発生手段によって発生させた正弦波信号及び該正弦波信号の位相を90度ずらした余弦波信号を、それぞれ、前記電流・電圧変換回路の出力信号と掛け合わせる掛け算回路と、該掛け算回路の出力を平滑化するローパスフィルタと、ローパスフィルタの出力信号の電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記座標入力領域内の位置を前記座標指示器の先端部で指示したときに、前記4個の駆動電極を所定の複数の組み合わせで駆動して測定した複数の電圧値から、前記座標指示器で指示した前記座標入力領域内の位置を、前記平行四辺形の座標入力領域に対して任意の位置関係で設定された直交座標系において計算する座標計算手段とを持つことを特徴とする座標入力システム。
JP2015037516A 2015-02-27 2015-02-27 座標入力システム Pending JP2016162006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037516A JP2016162006A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 座標入力システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037516A JP2016162006A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 座標入力システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016162006A true JP2016162006A (ja) 2016-09-05

Family

ID=56847057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015037516A Pending JP2016162006A (ja) 2015-02-27 2015-02-27 座標入力システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016162006A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100921813B1 (ko) 터치 패널 장치 및 이의 접촉위치 검출방법
US10331263B2 (en) OLED display panel with touch sensing electrodes
KR101327451B1 (ko) 노이즈 영향 감소 방법 및 이를 이용한 터치 검출 장치
EP1656608B1 (en) Anisotropic touch screen element
JP5542155B2 (ja) タッチスクリーンコントローラ
JP5035205B2 (ja) タッチパネル装置
US20110279410A1 (en) Touch screen input apparatus
KR20130120815A (ko) 터치스크린 패널 및 터치스크린 장치
JP2000047808A (ja) 押圧検出兼用静電容量式座標検出装置
US10572082B2 (en) Force-touch panel, force-touch sensing device and display system having the same
JP5853681B2 (ja) 静電容量結合方式静電センサー
JP5426429B2 (ja) 入力装置及びそれを備えた表示装置
KR100753797B1 (ko) 선형성 확보를 위한 정전용량방식의 터치 패널의 배선구조
JP5768386B2 (ja) 座標入力システム
KR100681157B1 (ko) 정전용량방식의 터치 패널의 구조 및 그 제조방법
US20120050204A1 (en) Touch panel with impedance adjusting structure and impedance adjusting method thereof
JP2014230226A (ja) 静電容量結合方式静電センサー
JP6029088B2 (ja) 静電容量結合方式静電センサー
JP5919767B2 (ja) 静電容量結合方式静電センサー
JP5845661B2 (ja) 入力装置
JP2014106836A (ja) 座標入力システム
JP2016103122A (ja) 静電容量型タッチパネル
JP2016033698A (ja) 座標入力システム
JP6295651B2 (ja) 有線接続された座標指示ペンを使用した静電容量結合型座標検出装置
JP5083149B2 (ja) 座標入力システム