JP2016170936A - 発光素子、電気光学装置、電子機器、及び発光素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反射電極35と、絶縁膜61,62,63,64と、絶縁膜65,66と、画素電極31と、発光機能層32と、対向電極33と、が積層され、反射電極35と画素電極31とを電気的に接続する第2の中継電極41と、絶縁膜61,62,63,64を貫くコンタクトホール75と、絶縁膜65,66を貫くコンタクトホール72と、を含み、第2の中継電極41は、コンタクトホール75内及びコンタクトホール75の周囲の絶縁膜61,62,63,64上の少なくとも一部に位置し、コンタクトホール75内に凹部81を有し、コンタクトホール72は、第2の中継電極41上であって、凹部81と平面視で重ならない場所に位置することを特徴とする。
【選択図】図7
Description
ところが、第1コンタクトホールを第2コンタクトホールの内側に配置する構成では、第2コンタクトホールが大きくなり、コンタクト部を小さくすることが難しい。このため、表示に寄与しないコンタクト部(非発光部)を小さくし、発光部を大きくすることが難しいという課題があった。
発光部の輝度を高めるためには、発光部を第2の辺に沿った方向に長くなった長方形状とし、発光部の面積が大きくなるように第1のコンタクトホール及び第2のコンタクトホールを配置することが好ましい。
従って、発光部の面積を大きくし、発光部の輝度(発光素子の輝度)を高めるためには、第1のコンタクトホール及び第2のコンタクトホールを第1の辺に沿った方向に配置することが好ましい。
「有機エレクトロルミネッセンス装置の概要」
図1は、実施形態1に係る有機EL装置の概要を示す概略平面図である。図2は、本実施形態に係る有機EL装置の電気的な構成を示す図である。図3は、画素回路の電気的な構成を示す図である。
まず、図1乃至図3を参照して、本実施形態に係る有機EL装置100の概要について説明する。
なお、有機EL装置100は、「電気光学装置」の一例である。
なお、有機EL素子30R及び有機EL素子30Gは、「発光素子」の一例である。
以降の説明では、画素20Rと画素20Gと画素20Bとをまとめて画素20として扱う場合があり、有機EL素子30Rと有機EL素子30Gと有機EL素子30Bとをまとめて有機EL素子30として扱う場合がある。
さらに、図中で各方向を示す矢印の先端側を(+)とし、基端側を(−)とする。また、Z方向から見ることを平面視と称す。すなわち、本願における平面視とは、Z方向から見た状態をさす。
なお、画素20Rの画素回路110におけるトランジスター124,125、及び画素20Gの画素回路110におけるトランジスター124,125は、「トランジスター」の一例である。
なお、画素電極31は「第1の電極」の一例であり、発光機能層32は「発光層」の一例であり、対向電極33は「第2の電極」の一例である。
次に、有機EL素子の概要について説明する。
図4は、有機EL素子の主要な構成要素の状態を示す概略平面図である。図5(a)は、本実施形態に係る赤色の光を発する有機EL素子の概略平面図である。図5(b)は、比較例1に係る赤色の光を発する有機EL素子の概略平面図である。
なお、図5(b)において、実施形態1と同一の構成部位には同一の符号が附されている。
なお、有機EL素子30Rにおける第2の中継電極41、及び有機EL素子30Gにおける第2の中継電極41は、「コンタクト電極」の一例である。
画素20の反射電極35と、隣り合う画素20の隣り合う反射電極35との間には、第1の溝74が形成されている。
なお、有機EL素子30Rにおけるコンタクトホール75、及び有機EL素子30Gにおけるコンタクトホール75は、「第1のコンタクトホール」の一例である。
なお、有機EL素子30Rにおける画素電極31の辺31X、及び有機EL素子30Gにおける画素電極31の辺31Xは、「第1の辺」の一例である。有機EL素子30Rにおける画素電極31の辺31Y、及び有機EL素子30Gにおける画素電極31の辺31Yは、「第2の辺」の一例である。
なお、有機EL素子30Rにおけるコンタクトホール72は、「第2のコンタクトホール」の一例である。
なお、有機EL素子30Gにおけるコンタクトホール73は、「第2のコンタクトホール」の一例である。
なお、コンタクトホール72、コンタクトホール73、及びコンタクトホール75は、成膜工程、フォトリソ工程、及びエッチング工程などを経て形成されており、これら工程で形成可能な最小寸法(工程限界に相当する小さな寸法)W1で形成されている。つまり、コンタクトホール72、コンタクトホール73、及びコンタクトホール75は、正方形状をなし、一辺の長さは工程限界に相当する小さな寸法W1である。
このように、第2の中継電極41が形成された部分は、画素回路110の信号が供給される画素コンタクトを形成し、以降コンタクト部と称す。
以降、開口71が形成された部分を、発光部と称す。
図5(b)に示すように、比較例1に係る有機EL素子30Rは、コンタクトホール72及びコンタクトホール75がY方向に沿って配置されている。つまり、コンタクトホール72及びコンタクトホール75は、画素電極31の辺31Yに沿った方向に配置されている。コンタクトホール72及びコンタクトホール75をY方向に沿って配置すると、コンタクト部のY方向寸法が大きくなり、発光部(開口71)のY方向寸法が小さくなるため、発光部の面積が小さくなる。
図6は、図4の線分A−A’に沿った有機EL素子の発光部の概略断面図である。図7は、図4の線分B−B’に沿った有機EL素子のコンタクト部の概略断面図である。なお、図6及び図7では、上述した発光機能層32及び対向電極33の図示が省略されている。
図6に示すように、基板11の上には、反射電極35が有機EL素子30のそれぞれに島状に形成されている。反射電極35は、光反射性を有し、発光機能層32で発せられた光をZ(+)方向に反射する。
有機EL素子30Gの発光部は、反射電極35と、第1絶縁膜61と、第2絶縁膜62と、第3絶縁膜63と、第6絶縁膜66と、画素電極31と、発光機能層32と、対向電極33とが順に積層された構造を有している。
有機EL素子30Bの発光部は、反射電極35と、第1絶縁膜61と、第2絶縁膜62と、第3絶縁膜63と、画素電極31と、発光機能層32と、対向電極33とが順に積層された構造を有している。
発光機能層32で発せられた光は、対向電極33と反射電極35との間で繰り返し反射され、対向電極33と反射電極35との間の光学的距離に対応する特定波長(共振波長)の光が増幅される。さらに、対向電極33と反射電極35との間で共振波長に増幅された光は、対向電極33からZ(+)方向に射出され、カラーフィルター層50を通過し、表示光となる。
図7に示すように、基板11の上には、反射電極35が、画素20毎に島状に配置されている。有機EL素子30のコンタクト部において、反射電極35の上に、第1絶縁膜61と、第2絶縁膜62と、第3絶縁膜63と、第4絶縁膜64と、第2の中継電極41とが順に積層されている。
なお、第1絶縁膜61、第2絶縁膜62、第3絶縁膜63、及び、第4絶縁膜64は、「絶縁層」の一例である。
なお、有機EL素子30のコンタクト部は、第4絶縁膜64を含まない構成であってもよい。
第2の中継電極41は、コンタクトホール75を覆うように形成され、コンタクトホール75内に凹部81を有している。つまり、コンタクトホール75の形状が反映された凹部81が、コンタクトホール75の内側に形成されている。
第2の中継電極41では、第1のコンタクト部41aが反射電極35に接し、反射電極35に電気的に接続されている。
なお、第5絶縁膜65及び第6絶縁膜66は、有機EL素子30Rにおける「光学調整層」の一例である。
なお、第6絶縁膜66は、有機EL素子30Gにおける「光学調整層」の一例である。
図8は、図4に対応する図であり、比較例2に係る有機EL素子の主要な構成要素の状態を示す概略平面図である。図9は、図7に対応する図であり、図8の線分C−C’に沿った有機EL素子のコンタクト部の概略断面図である。
比較例2では、コンタクトホール72及びコンタクトホール73の形成位置が、実施形態1と異なる。他の構成は、比較例2と本実施形態とで同じである。
なお、図8及び図9において、実施形態1と同一の構成部位には同一の符号が附されている。
よって、有機EL素子30Rのコンタクト部において、画素電極31が覆う必要がある段差は、本実施形態と比べて、比較例2の方が大きい。
よって、有機EL素子30Gのコンタクト部において、画素電極31が覆う必要がある段差は、本実施形態と比べて、比較例2の方が大きい。
図10は、図4に対応する図であり、比較例3に係る有機EL素子の主要な構成要素の状態を示す概略平面図である。図11は、図7に対応する図であり、図10の線分D−D’に沿った有機EL素子のコンタクト部の概略断面図である。
比較例3では、コンタクトホール72及びコンタクトホール73の形成位置が、実施形態1と異なる。他の構成は、比較例3と本実施形態とで同じである。
なお、図10及び図11において、実施形態1と同一の構成部位には同一の符号が附されている。
図12は、本実施形態に係る有機EL素子の製造方法を示す工程フローである。図13乃至図15は、図7に対応する図であり、図12に示す工程フローの主要な工程を経た後の有機EL素子の状態を示す概略断面図である。
以下、図12乃至図15を参照し、本実施形態に係る有機EL素子30の製造方法を説明する。
換言すれば、ステップS7は、コンタクトホール75内に第2の中継電極41の凹部81を形成する工程である。
同時に、有機EL素子30Rの第2の中継電極41を露出するコンタクトホール72と、有機EL素子30Gの第2の中継電極41を露出するコンタクトホール73とを形成する。
よって、ステップS9及びステップS11は、凹部81と平面視で重ならない位置に、コンタクトホール72を有機EL素子30Rに形成する工程である。
よって、ステップS11は、凹部81と平面視で重ならない位置に、コンタクトホール73を有機EL素子30Gに形成する工程である。
図16は、実施形態2に係るヘッドマウントディスプレイの構成を示す概略図である。
図16に示すように、ヘッドマウントディスプレイ1000は、「電子機器」の一例であり、左右の目に対応して設けられた2つの表示部1001を有している。観察者Mはヘッドマウントディスプレイ1000を眼鏡のように頭部に装着することにより、表示部1001に表示された文字や画像などを見ることができる。例えば、左右の表示部1001に視差を考慮した画像を表示すれば、立体的な映像を見て楽しむこともできる。
具体的には、本発明を適用した電気光学装置としては、上述した発光素子としての有機EL素子30を備えた有機EL装置100に限定されず、例えば無機EL素子やLEDなどの自発光型の発光素子備えた電気光学装置に対して本発明を幅広く適用することが可能である。
Claims (5)
- 反射電極と、絶縁層と、光学調整層と、第1の電極と、発光層と、第2の電極と、が積層され、
前記反射電極と前記第1の電極とを電気的に接続するコンタクト電極と、
前記絶縁層を貫く第1のコンタクトホールと、
前記光学調整層を貫く第2のコンタクトホールと、
を含み、
前記コンタクト電極は、前記第1のコンタクトホール内及び前記第1のコンタクトホールの周囲の前記絶縁層上の少なくとも一部に位置し、前記第1のコンタクトホール内に凹部を有し、
前記第2のコンタクトホールは、前記コンタクト電極上であって、前記凹部と平面視で重ならない場所に位置することを特徴とする発光素子。 - 前記第1の電極は、第1の辺と、前記第1の辺よりも長い第2の辺と、を有し、
前記第1のコンタクトホール及び前記第2のコンタクトホールは、前記第1の辺に沿った方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。 - 請求項1または2に記載の発光素子を備えていることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項3に記載の電気光学装置を備えていることを特徴とする電子機器。
- 反射電極と、絶縁層と、光学調整層と、第1の電極と、発光層と、第2の電極と、が積層され、前記反射電極と前記第1の電極とを電気的に接続するコンタクト電極を含む発光素子の製造方法であって、
前記反射電極上に前記絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層を貫く第1のコンタクトホールを形成する工程と、
前記第1のコンタクトホール内及び前記第1のコンタクトホールの周囲の前記絶縁層上の少なくとも一部に、コンタクト電極を形成する工程と、
前記絶縁層及び前記コンタクト電極上に光学調整層を形成する工程と、
前記光学調整層を貫く第2のコンタクトホールを形成する工程と、
を含み、
前記コンタクト電極を形成する工程では、前記第1のコンタクトホール内に前記コンタクト電極の凹部を形成し、
前記第2のコンタクトホールを形成する工程では、前記第2のコンタクトホールが前記コンタクト電極上であって前記凹部と平面視で重ならない位置に形成することを特徴とする発光素子の製造方法。
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