JP2016177601A - 硬貨処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨の外周面に形成されたギザの検出精度を向上させることが可能な硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】硬貨処理装置1は硬貨Cを搬送する搬送部30と、硬貨Cの金種を判別する金種センサ50と、硬貨Cの外周面のギザCgを検出する硬貨識別センサ60とを備える。硬貨識別センサ60は硬貨Cの外周面に照射される照射光を出射する発光素子61aと、発光素子61aに対して硬貨Cの厚み方向に並設されるとともに硬貨Cの外周面の反射光を受光する受光素子61bと、硬貨Cの厚み方向に延びて発光素子61a及び受光素子61bに面して配される第1スリット63aと、硬貨Cの厚み方向に延びて硬貨Cの外周面に面して配される第2スリット63bと、第1スリット63aと第2スリット63bとの間に配して照射光及び反射光を集光するレンズ64とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、硬貨の外周面に形成されたギザを検出する硬貨識別センサを備えた硬貨処理装置に関する。
従来、硬貨の真偽を識別する方法のひとつとして、硬貨の外周面に形成されたギザ(ぎざぎざ、刻み目)を検出して識別する方法が知られている。このように硬貨の外周面のギザを検出する硬貨識別センサを備えた硬貨処理装置が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された硬貨識別装置には硬貨の厚み方向とほぼ垂直をなす方向に硬貨を搬送する搬送路が設けられ、搬送路上を搬送される硬貨の外周面に対向して硬貨識別センサが配される。硬貨識別センサはレーザーダイオードから成る発光素子と、集光レンズが一体のフォトダイオードから成る受光素子とを有する。発光素子は硬貨の外周面に照射される照射光を出射し、受光素子は硬貨の外周面の反射光を受光する。発光素子及び受光素子は硬貨の搬送方向に沿って配され、例えば発光素子に対して搬送方向の下流側に受光素子が配される。このとき、発光素子及び受光素子の光軸は搬送方向に対して相反する方向に傾斜する。
また、硬貨識別センサは発光素子の出射方向前方に配したコリメートレンズ及びスリットを有する。コリメートレンズは発光素子の出射光を平行光に変換し、スリットは対象の硬貨(例えば500円硬貨)のギザの周期よりも狭い幅でギザに対して平行に形成される。
発光素子から所定の照射ポイントに向けて搬送方向に対して斜め方向に照射光が出射され、搬送される硬貨が照射ポイントを通過する際に反射光が受光素子により受光される。このとき、受光素子がギザによって周期的なパルス波形を検出し、所定数のパルス波形が検出されるか否かによってギザの有無が判別される。
特許第4266481号公報
上記従来の硬貨処理装置によると、照射ポイントに硬貨の外周面が最も接近するときに受光素子の検出レベルが最大値となる。しかしながら、照射ポイントに対して硬貨が接近する接近期間と遠ざかってゆく離隔期間とのいずれか一方で照射光が受光素子から離れる方向に反射し易くなる。例えば、発光素子が受光素子の上流側に配置されると、照射光が離隔期間では受光素子の方向に反射し易く、接近期間では受光素子から離れる方向に反射し易い。この場合、接近期間ではパルス波形を正確に判別することが困難となるため、離隔期間のパルス数によってギザが判別される。
このため、外光や異物等によって離隔期間で所定数のパルス波形が検出できない場合に、ギザがある硬貨をギザがない硬貨と判別することが増加する。したがって、硬貨識別センサの検出精度が低くなる場合があった。
また、発光素子から出射される照射光はスリットによって絞られるため、搬送される硬貨の外周面の所望の領域に照射される。一方、受光素子には集光レンズの集光によって、硬貨の外周面の反射光に加えて外光等の不要光も入射し易くなる。このため、パルス波形を正確に検出できず、硬貨識別センサの検出精度が低くなる場合もあった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、ギザを検出する硬貨識別センサの検出精度を向上させることが可能な硬貨処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、硬貨を搬送する搬送部と、硬貨の金種を判別する金種センサと、硬貨の外周面のギザを検出する硬貨識別センサとを備えた硬貨処理装置において、前記硬貨識別センサが、硬貨の外周面に照射される照射光を出射する発光素子と、前記発光素子に対して硬貨の厚み方向に並設されるとともに硬貨の外周面の反射光を受光する受光素子と、硬貨の厚み方向に延びて前記発光素子及び前記受光素子に面して配される第1スリットと、硬貨の厚み方向に延びて硬貨の外周面に面して配される第2スリットと、第1スリットと第2スリットとの間に配して前記照射光及び前記反射光を集光するレンズとを有することを特徴とする。
この構成によると、発光素子及び受光素子が硬貨の厚み方向に並設され、発光素子から所定の照射ポイントに向けて搬送部の搬送面に対して斜め方向に照射光が出射される。照射光は第1スリットで絞られてレンズにより集光され、照射ポイントを通過する硬貨の外周面に照射される。照射光は硬貨の外周面で搬送面に対して斜め方向に反射し、反射光が第2スリットを通過した後にレンズにより集光されて受光素子に入射する。このとき、外光等の不要光の受光素子への入射が第2スリットにより抑制される。受光素子に入射した反射光から硬貨のギザに対応する波形が検出され、ギザの有無が判別される。
また、上記構成の硬貨処理装置において、硬貨の厚み方向の端面に対して垂直な方向から見て前記発光素子の光軸と前記受光素子の光軸とを同軸に配したことを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、硬貨の周方向に第2スリットが第1スリットよりも広い幅を有することを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、前記発光素子及び前記受光素子を一体に形成した反射型フォトセンサの実装基板と前記レンズとを支持する樹脂成形品の支持部材を有し、前記支持部材により第1スリット及び第2スリットが一体に形成されることを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、前記搬送部は硬貨の厚み方向の端面を載置する搬送路の一方の側壁を形成するガイド部に硬貨を片寄せて硬貨を搬送し、前記発光素子及び前記受光素子が前記ガイド部上に設けた光通過部に臨むことを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、第1スリット及び第2スリットを検出対象の硬貨のギザに平行に配置して、所定の検出期間内に前記受光素子により受光した前記反射光のレベルを検出し、前記反射光のレベルの最大値に対して前後のいずれか一方に所定数以上のパルスを検出した際にギザがあると判定することを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、前記検出期間の開始時のレベルと終了時のレベルのうち低い方を待機レベルとし、前記待機レベルに対して所定量低い第1閾値よりも低い検出値が所定数以上検出された際に異常と判定してギザの判定を行わないことを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、前記検出期間の末尾の所定期間内において前記待機レベルに対して所定量高い第2閾値よりも高い検出値が所定数以上検出された際に異常と判定してギザの判定を行わないことを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、前記金種センサが硬貨の磁気を検出する磁気センサを有することを特徴とする。
また、上記構成の硬貨処理装置において、前記金種センサが硬貨の画像を取得する画像センサ及び硬貨の色または光反射率を検出する光センサの少なくとも一方をさらに有することを特徴とする。
本発明によると、硬貨の厚み方向に発光素子及び受光素子が並設されるため、照射光の照射ポイントに対する硬貨の接近期間及び離隔期間の両方でギザに対応する波形を検出できる。これにより、接近期間及び離隔期間の一方で外光や異物等によって正確な波形が検出できなくてもギザを判別することが可能である。また、発光素子及び受光素子に面した第1スリットと硬貨に面した第2スリットとの間にレンズを配したので、外光等の不要光の受光素子への入射が第2スリットによって抑制される。これにより、ギザに対応する波形をより正確に検出できる。したがって、ギザを検出する硬貨識別センサの検出精度を向上させることが可能である。
本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の部分平面図である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の硬貨識別センサの水平断面平面図である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の硬貨識別センサの垂直断面側面図である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の硬貨識別センサのギザ検出信号の実施例を示す波形である。 図5に対する比較例としての従来の硬貨識別センサのギザ検出信号を示す波形である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の硬貨識別センサのギザ検出信号から異常を識別するための仕様の説明図である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置による硬貨のギザの検出処理の一例を示すフローチャートである。 外光の影響を受けた硬貨識別センサのギザ検出信号を示す波形である。 異物の影響を受けた硬貨識別センサのギザ検出信号を示す波形である。 異物の影響を受けた状態または硬貨滞留状態の硬貨識別センサのギザ検出信号を示す波形である。 硬貨滞留状態の硬貨識別センサのギザ検出信号を示す波形である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図12に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置について、図1及び図2を用いてその全体構造の概略を説明する。図1は硬貨処理装置の部分平面図であり、図2は硬貨処理装置の構成を示すブロック図である。
硬貨処理装置1は例えば貨幣入出金機に搭載され、図1及び図2に示すホッパー部10、繰り出し部20、搬送部30及び識別部40を備える。また、硬貨処理装置1は識別部40による硬貨の金種の識別結果に基づいて硬貨を振り分ける振り分け部70(図1では不図示、図2参照)を備える。なお、制御部2が識別部40から硬貨Cに係る情報を得るとともに、繰り出し部20、搬送部30、識別部40及び振り分け部70の動作を制御する。
ホッパー部10は硬貨Cを収容する貯留容器11を備える。貯留容器11は硬貨投入口(不図示)を介して貨幣入出金機に投入された硬貨Cを受け止めて貯留する。
繰り出し部20はホッパー部10と搬送部30との間に配され、回転盤21、案内部材22、23、送り込みカム24及び規制レバー25を備える。
回転盤21は貯留容器11の内底部に略水平にして配され、その上面で硬貨Cを受け止める。回転盤21は不図示のモータ等の駆動部に連結され、垂直方向に延びる軸部21aを中心として図1における反時計回りに回転する。回転盤21は貯留容器11にて貯留される硬貨Cを攪拌し、遠心力によりその外周縁方向に硬貨Cを移動させる。回転盤21の外周縁領域の表面にはゴム材(不図示)が設けられ、硬貨Cが滑り難くなっている。
案内部材22、23は回転盤21の外周縁領域に近接して配される。案内部材22、23は互いにホッパー部10から搬送部30へと続く硬貨Cの搬送経路(図1の一点鎖線)を挟んで対向するように離隔して配される。回転盤21の回転に伴って回転盤21の外周縁領域に移動した硬貨Cは先ず回転盤21の外周縁の外側に配された案内部材22に接触する。続いて、硬貨Cは回転盤21の外周縁の内側に配された案内部材23に接触し、案内部材23によって送り込みカム24及び規制レバー25の箇所に案内される。
送り込みカム24は回転盤21の外周縁より外側であって、案内部材22に隣接して配される。送り込みカム24は平面視円形をなして不図示のモータ等の駆動部に連結され、垂直方向に延びる軸部24aを中心として図1における時計回りに回転する。送り込みカム24は硬貨Cの搬送経路に対して上下方向に突出する複数の突起部24bをその外周縁近傍に備える。複数の突起部24bは互いが周方向に関して等間隔に配される。送り込みカム24が回転すると、案内部材22、23の間を通って回転盤21の外に出た硬貨Cが突起部24bに接触して押され、搬送部30に送り込まれる。
規制レバー25は案内部材23に隣接し、硬貨Cの搬送経路を隔てて送り込みカム24と対向する箇所に配される。規制レバー25は不図示のモータ等の駆動部に連結され、垂直方向に延びる軸部25aを中心として図1における時計回り及び反時計回りに揺動する。規制レバー25は硬貨Cの搬送部30への送り込みを許容する許容位置と、硬貨Cの搬送部30への送り込みを停止する停止位置との間で揺動する。なお、図1には許容位置にある規制レバー25を実線で描画し、停止位置にある規制レバー25を破線で描画している。
制御部2によって送り込みカム24の回転と、規制レバー25の揺動とが制御され、繰り出し部20は案内部材22、23の間を通過した硬貨Cを1枚ずつ搬送部30へと送り出す。
搬送部30は硬貨Cの搬送経路の、繰り出し部20の下流側に配され、循環ベルト31、プーリ32、33、ガイド部34、片寄せレバー35及び付勢バネ36を備える。なお、搬送部30において、硬貨Cはその厚み方向の一端面が図1における左右横方向に沿って延びる搬送路30a上に載置される。
循環ベルト31は無端状のベルトからなり、プーリ32、33を含む複数のプーリに巻き掛けられる。複数のプーリのいずれか一つが不図示のモータ等の駆動部に連結され、循環ベルト31は図1における反時計回りに回転移動する。搬送路30aにおいて、循環ベルト31は硬貨Cの厚さと、さらに幾分かの硬貨Cとの隙間とを隔てて、搬送路30aの上方を搬送路30aが延びる方向に沿って移動する。
また、循環ベルト31は複数のピン等の突起部31aを備える。複数の突起部31aは互いが周方向に関して等間隔に配され、循環ベルト31の底面から下方に向かって突出する。突起部31aは硬貨Cに接触し、且つ下端が搬送路30aに接触しない突出長さを有する。搬送部30に送り出された硬貨Cはその上方を回転移動する循環ベルト31の突起部31aに接触して押され、1枚ずつ搬送路30aに沿って搬送される。
ガイド部34は搬送路30aの一方の側壁(図1における上側の側壁)を形成し、搬送路30aに沿って図1における左右横方向に延びる。
片寄せレバー35は硬貨Cの搬送経路の、搬送部30への入口近くであって、識別部40の上流側に設けられる。片寄せレバー35は硬貨Cの搬送経路を隔ててガイド部34と対向する箇所に配される。片寄せレバー35は垂直方向に延びる軸部35aを中心として図1における時計回り及び反時計回りに揺動する。片寄せレバー35の一端には硬貨Cの搬送経路に向かって延びる硬貨接触部35bが設けられ、他端には付勢バネ36が連結される。
付勢バネ36は硬貨接触部35bが硬貨Cに接触する方向(図1における反時計方向)に、片寄せレバー35を常時付勢している。硬貨Cは片寄せレバー35の箇所を通過するとき、硬貨接触部35bに接触してガイド部34側に片寄せられて搬送される。
識別部40は搬送部30の搬送路30aに隣接して配され、金種センサ50及び硬貨識別センサ60を備える。
金種センサ50は硬貨Cの搬送経路の、片寄せレバー35よりも下流側、且つ硬貨識別センサ60よりも上流側に配される。金種センサ50は搬送路30aを通過する硬貨Cの磁気を検出してその金種を判別する。また、金種センサ50は硬貨Cの画像を取得する画像センサ及び硬貨Cの色または光反射率を検出する光センサの少なくとも一方をさらに有していても良い。
硬貨識別センサ60は硬貨Cの搬送経路の、金種センサ50のすぐ下流側に配され、硬貨Cの外周面のギザを検出する。
続いて、硬貨識別センサ60の詳細な構成について、図3及び図4を用いて説明する。図3及び図4は硬貨識別センサ60の水平断面平面図及び垂直断面側面図である。なお、図3は硬貨Cの厚み方向から見た図であり、硬貨Cが図の左方から右方に向かって搬送される。また、図4は硬貨Cの搬送経路の上流側から搬送路30aが延びる方向に向かって見た図であり、硬貨Cが図の奥行き方向手前側から奥側に向かって搬送される。
硬貨識別センサ60は、図3及び図4に示す反射型フォトセンサ61、実装基板62、支持部材63、レンズ64及び光透過部材65を備える。
反射型フォトセンサ61は実装基板62の表面に実装され、樹脂成形品である支持部材63に支持される。反射型フォトセンサ61は発光素子61a及び受光素子61bが一体に形成される。反射型フォトセンサ61の実装基板62は発光素子61a及び受光素子61bがガイド部34に設けた光通過部34a(図1参照)に臨むように支持部材63に取り付けられる。
発光素子61aは例えば発光ダイオードからなり、硬貨Cの外周面に照射される照射光を出射する。受光素子61bは例えばフォトトランジスタからなり、硬貨Cの外周面の反射光を受光する。発光素子61aと受光素子61bとは互いに硬貨Cの厚み方向に並設され、硬貨Cの厚み方向の端面に対して垂直な方向から見て同軸の光軸を有する。すなわち、発光素子61aの光軸と受光素子61bの光軸とは図3の紙面奥行き方向に沿って、また図4の垂直方向に沿って同軸をなす。
支持部材63には第1スリット63a及び第2スリット63bが一体に形成される。第1スリット63aは硬貨Cの厚み方向に延びて発光素子61a及び受光素子61bに面して配される。第1スリット63aは支持部材63の、発光素子61a及び受光素子61bの配置空間からレンズ64の配置空間まで連通する。第2スリット63bは硬貨Cの厚み方向に延びて硬貨Cの外周面に面して配される。第2スリット63bは支持部材63の、レンズ64の配置空間から光透過部材65の配置空間まで連通する。第1スリット63a及び第2スリット63bは検出対象である硬貨CのギザCgに平行に配置される。また、硬貨Cの周方向に関して、第2スリット63bの幅w2が第1スリット63aの幅w1よりも広く形成される。
レンズ64は第1スリット63aと第2スリット63bとの間に配され、支持部材63に支持される。レンズ64は円柱形状をなし、その軸線が硬貨Cの厚み方向の端面に対して垂直な方向と平行をなすように支持部材63に設けられる。レンズ64は支持部材63への取り付けに際し、支持部材63のレンズ配置空間に対して支持部材63の外部からレンズ64の高さ方向(図4における上下方向)に沿って挿入される。レンズ64は発光素子61aが出射して第1スリット63aを通過した照射光を集光する。また、レンズ64は硬貨Cの外周面で反射して第2スリット63bを通過した反射光を集光する。
光透過部材65は第2スリット63bと硬貨Cの搬送路30aとの間で、且つ搬送路30aに面して配され、支持部材63に支持される。光透過部材65及び支持部材63の搬送路30aに面する表面は面一になるよう形成される。光透過部材65の搬送路30aに面する表面には搬送中の硬貨Cが接触することがある。このため、光透過部材65は例えばガラスやサファイアガラス(単結晶サファイア)などの硬質部材により形成されることが好ましい。
この硬貨識別センサ60の構成によると、発光素子61a及び受光素子61bが硬貨Cの厚み方向に並設され、発光素子61aから所定の照射ポイント(ギザCgの検出ポイント、光通過部34a)に向けて搬送路30aの表面に対して斜め方向に照射光が出射される。照射光は第1スリット63aで絞られてレンズ64により集光され、照射ポイントを通過する硬貨Cの外周面に照射される。照射光は硬貨Cの外周面で搬送路30aの表面に対して斜め方向に反射し、反射光が第2スリット63bを通過した後にレンズ64により集光されて受光素子61bに入射する。このとき、外光等の不要光の受光素子61bへの入射が第2スリット63bにより抑制される。受光素子61bに入射した反射光から硬貨CのギザCgに対応する波形が検出され、ギザCgが判別される。
図5は硬貨識別センサ60のギザ検出信号の実施例を示す波形である。図5の横軸は搬送される硬貨Cの直径にほぼ対応する時間を表し、縦軸は受光素子61bが検出した反射光の検出信号のレベルを表す。硬貨Cの外周面のギザCgによって反射光の光量が変化するため、図5に示すように検出波形はギザCgの谷部と山部とに対応して複数の略規則的なパルス状の凹凸をなすとともに大きくうねる振幅を有する波形となる。硬貨識別センサ60によるギザCgの検出ポイント(硬貨Cに対する照射光の照射ポイント、光通過部34a)に対して硬貨Cが最も接近したときに反射光の検出信号のレベルは最大値を示す。
硬貨処理装置1は所定の検出期間内に受光素子61bにより受光した反射光のレベルを検出し、反射光のレベルの最大値に対して前後のいずれか一方に所定数(例えば5個)以上のパルスを検出した際にギザCgがあると判定する。
本実施形態の硬貨識別センサ60の場合、硬貨Cの厚み方向に発光素子61a及び受光素子61bが並設されるため、硬貨識別センサ60によるギザCgの検出ポイントに対して硬貨Cが接近する接近期間Ta(図5参照)と、離隔する離隔期間Tb(図5参照)とで検出信号波形がほぼ同じになる。これにより、接近期間Taと、離隔期間Tbとの両方でギザCgの検出が可能である。
一方、図6は図5に対する比較例としての従来の硬貨識別センサ(例えば特許文献1)のギザ検出信号を示す波形である。図5と同様に、図6の横軸は搬送される硬貨の直径にほぼ対応する時間を表し、縦軸は受光素子が検出した反射光の検出信号のレベルを表す。従来の硬貨識別センサの場合、発光素子及び受光素子が硬貨の搬送方向に沿って並べて配されるので、硬貨識別センサによるギザの検出ポイントに対する硬貨の接近期間Ta(図6参照)と、離隔期間Tb(図6参照)とで検出信号波形が異なる。これにより、例えば離隔期間Tbでのみギザが検出される。
続いて、硬貨処理装置1による硬貨CのギザCgの検出精度のさらなる向上に係る構成について、図7〜図12を用いて説明する。図7は硬貨識別センサ60のギザ検出信号から異常を識別するための仕様の説明図である。図8は硬貨CのギザCgの検出処理の一例を示すフローチャートである。図9及び図10は外光の影響及び異物の影響を受けた硬貨識別センサ60のギザ検出信号を示す波形である。図11は異物の影響を受けた状態または硬貨滞留状態の硬貨識別センサのギザ検出信号を示す波形である。図12は硬貨滞留状態の硬貨識別センサ60のギザ検出信号を示す波形である。
本実施形態の硬貨処理装置1は図7に示すようにギザCgの検出期間T0のうち、開始時の所定の設定期間T1の最小の信号レベルと、終了時の所定の設定期間T2の最小の信号レベルとを比較し、低い方を待機レベルL0に設定する。待機レベルL0は設定期間T1の信号レベルの平均値と設定期間T2の信号レベルの平均値とを比較して低い方としても良い。また、待機レベルL0に対して、所定量βだけ低い閾値L1(第1閾値)及び所定量δだけ高い閾値L2(第2閾値)を設定する。
そして、検出期間T0から設定期間T1、T2を省いたギザ判定期間T3内で閾値L1よりも低い検出値が所定数以上検出された際に、後述するようにギザCgの判定を行わない。また、検出期間T0の末尾の所定の遅延判別期間T4内で閾値L2よりも高い検出値が所定数以上検出された場合、後述するようにギザCgの判定を行わない。なお、遅延判別期間T4は設定期間T2よりも長い期間として設定される。
続いて、硬貨処理装置1による硬貨CのギザCgの検出処理の一例について、図8に示すフローに沿って図7を用いて説明する。なお、図8の処理開始前には金種センサ50の信号から金種判定処理が行われ、硬貨Cの仮金種が確定している。
搬送路30aを搬送される硬貨Cが硬貨識別センサ60に接近すると検出動作が開始される。ステップ#101では、硬貨識別センサ60によって光通過部34aを通過する硬貨Cの検出信号が取得される。このとき、硬貨識別センサ60では発光素子61aが硬貨Cの外周面に向けて照射光を出射し、その反射光を受光素子61bが受光する。硬貨Cが光通過部34aを通過する間(ギザCgの検出期間T0)、一定周期ごとに信号の検出が行われる。これにより、硬貨処理装置1はギザCgの谷部と山部とに対応して複数の略規則的なパルス状の凹凸をなすとともに大きくうねる振幅を有する検出波形を得る。
ステップ#102では設定期間T1の信号レベルと設定期間T2の信号レベルとを比較し、待機レベルL0、閾値L1及び閾値L2が設定される。
ステップ#103では閾値L1よりも低レベルの検出値が所定数(例えば3個)以上か否かが判定される。閾値L1よりも低レベルの検出値が所定数以上の場合はステップ#107に移行し、所定数よりも少ない場合はステップ#104に移行する。
ステップ#104では遅延判別期間T4で閾値L2よりも高レベルの検出値が所定数(例えば1個)以上か否かが判定される。閾値L2よりも高レベルの検出値が所定数以上の場合はステップ#107に移行し、所定数よりも少ない場合はステップ#105に移行する。
ステップ#105では接近期間Ta及び離隔期間Tb(ともに図5参照)のいずれか一方に所定数以上のパルスを検出したか否かによりギザCgの有無を判定する。ステップ#106ではギザCgの有無によって硬貨Cが正常か否かを判断する。例えば、500ウォン硬貨と旧500円硬貨とを判別する場合は、仮金種は旧500円と確定した上で、ギザCgがないと判定した場合に正常な旧500円硬貨と判断する。そして、硬貨Cが異常と判断した場合はステップ#107に移行し、正常と判断した場合は検出処理を終了する。
ステップ#107では搬送時の異常や硬貨Cの異常のため振り分け部70により硬貨Cを排除して検出処理を終了する。
第2スリット63bにより外光等の不要光が抑制されずに硬貨識別センサ60に外光が入射すると、図9に示すように設定期間T1及び設定期間T2の信号レベルが正常時と比較して上昇する。これにより、待機レベルL0も正常時より上方に設定される。そして、硬貨Cにより外光が遮蔽されて待機レベルL0に対して所定量βだけ低い閾値L1よりも低レベルの検出値が所定数以上検出された際に異常と判定して(図8のステップ#103のYes)ギザCgの判定を行わず、その硬貨Cを排除する(図8のステップ#107)。したがって、誤検出を低減させることができる。
また、例えばギザCgの検出ポイントに対して硬貨Cが接近する期間に硬貨識別センサ60が搬送路30a上の硬貨粉の付着といった異物の影響を受けると、異物で反射する光を検出して図10に示すように設定期間T1の信号レベルが正常時と比較して上昇する。一方、設定期間T2の信号レベルは異物が脱落などして異物の影響を受けず、正常時と同等となっている。この場合、レベルがより低い設定期間T2の信号レベルが待機レベルL0に設定されるので、待機レベルL0よりも所定量βだけ低い信号が検出されない。これにより、硬貨識別センサ60が搬送路30a上の異物の影響を受けても、ギザCgの検出ポイントに対する離隔期間でギザCgを正確に検出することができる。したがって、正常な硬貨Cを異常と判別する誤検出を低減させることが可能である。
また、例えばギザCgの検出ポイントに対して硬貨Cが離隔する期間に硬貨識別センサ60が搬送路30a上の異物の影響を受ける、または硬貨Cが滞留すると、異物や硬貨Cで反射する光を検出して図11に示すように設定期間T2の信号レベルが正常時と比較して上昇する。これにより、設定期間T2において、設定した待機レベルL0対して所定量δだけ高い閾値L2よりも高レベルの検出値が所定数以上検出された際に異常と判定して(図8のステップ#104のYes)ギザCgの判定を行わず、その硬貨Cを排除する(図8のステップ#107)。したがって、誤検出を低減させることができる。
また、例えば硬貨Cが滞留するなどしてギザCgの検出ポイントへの硬貨Cの到達が遅れた場合、図12に示すように検出信号波形が途中で切れてしまうことがある。これにより、ギザCgの検出期間T0の末尾の遅延判別期間T4内において、設定した待機レベルL0対して所定量δだけ高い閾値L2よりも高レベルの検出値が所定数以上検出された際に異常と判定して(図8のステップ#104のYes)ギザCgの判定を行わず、その硬貨Cを排除する(図8のステップ#107)。したがって、誤検出を低減させることができる。
上記のように、硬貨処理装置1は硬貨Cを搬送する搬送部30と、硬貨Cの金種を判別する金種センサ50と、硬貨Cの外周面のギザCgを検出する硬貨識別センサ60とを備える。そして、硬貨識別センサ60が硬貨Cの外周面に照射される照射光を出射する発光素子61aと、発光素子61aに対して硬貨Cの厚み方向に並設されるとともに硬貨Cの外周面の反射光を受光する受光素子61bと、硬貨Cの厚み方向に延びて発光素子61a及び受光素子61bに面して配される第1スリット63aと、硬貨Cの厚み方向に延びて硬貨Cの外周面に面して配される第2スリット63bと、第1スリット63aと第2スリット63bとの間に配して照射光及び反射光を集光するレンズ64とを有する。
この構成によると、硬貨Cの厚み方向に発光素子61a及び受光素子61bが並設されるため、照射光の照射ポイント(ギザCgの検出ポイント、光通過部34a)に対する硬貨Cの接近期間Ta及び離隔期間Tbの両方でギザCgに対応する波形を検出できる。これにより、接近期間Ta及び離隔期間Tbの一方で外光や異物等によって正確な波形が検出できなくてもギザCgの有無を判別することが可能である。また、発光素子61a及び受光素子61bに面した第1スリット63aと硬貨Cに面した第2スリット63bとの間にレンズ64を配したので、外光等の不要光の受光素子61bへの入射が第2スリット63bによって抑制される。これにより、ギザCgに対応する波形をより正確に検出できる。したがって、ギザCgを検出する硬貨識別センサ60の検出精度を向上させることが可能である。
また、硬貨処理装置1において、硬貨Cの厚み方向の端面に対して垂直な方向から見て発光素子61aの光軸と受光素子61bの光軸とが同軸に配される。
この構成によると、硬貨Cの厚み方向の端面に対して垂直な方向に延びるギザCgに対応する波形を正確に検出することができる。したがって、例えば500ウォン硬貨や100円硬貨のギザを容易に判別することが可能である。
なお、上記実施形態では発光素子61aと受光素子61bとが互いに硬貨Cの厚み方向の端面に対して垂直な方向から見て同軸の光軸を有することとしたが、同軸の光軸であることに限定されるわけではない。発光素子61aと受光素子61bとが互いに硬貨Cの厚み方向に並設されていれば良く、例えばそれらの光軸が硬貨Cの端面と垂直をなす方向に対して傾斜していても構わない。また、発光素子61a及び受光素子61bの配置に対応して、第1スリット63a及び第2スリット63bが硬貨Cの端面と垂直をなす方向に対して傾斜して延びていても良い。これにより、新500円硬貨のように硬貨Cの端面と垂直をなす方向に対して傾斜したギザが硬貨Cの外周面に形成されていても、ギザを硬貨処理装置1で精度良く検出することが可能である。
また、硬貨処理装置1は硬貨Cの周方向に第2スリット63bが第1スリット63aよりも広い幅を有する。
この構成によると、細い照射光を実現することができ、より細かいギザCgの検出に対応することが可能になる。また、反射により広がる反射光をレンズ64に導くことができ、受光時の検出レベルの向上を図ることが可能である。
そして、硬貨識別センサ60が発光素子61a及び受光素子61bを一体に形成した反射型フォトセンサ61の実装基板62とレンズ64とを支持する樹脂成形品の支持部材63を有し、支持部材63により第1スリット63a及び第2スリット63bが一体に形成される。
この構成によると、スリット・発光・受光の位置合せが容易になり、硬貨識別センサ60を容易に製造することが可能である。
また、搬送部30は硬貨Cの厚み方向の端面を載置する搬送路30aの一方の側壁を形成するガイド部34に硬貨Cを片寄せて硬貨を搬送し、発光素子61a及び受光素子61bがガイド部34上に設けた光通過部34aに臨む。
この構成によると、硬貨Cの径に関係なく正確にギザCgを検出することができる。
そして、硬貨処理装置1は第1スリット63a及び第2スリット63bを検出対象の硬貨CのギザCgに平行に配置して、所定の検出期間T0内に受光素子61bにより受光した反射光のレベルを検出し、反射光のレベルの最大値に対して前後のいずれか一方に所定数以上のパルスを検出した際にギザCgがあると判定する。
この構成によると、ギザCgの有無を判定する硬貨処理装置1を容易に実現することができる。また、ギザCgの検出ポイントに対する硬貨Cの接近期間Taと、離隔期間Tbとの両方でギザCgの検出が可能になる。したがって、正常を異常と判定する誤検出を低減させることができる。
また、硬貨処理装置1は検出期間T0の開始時の設定期間T1の信号レベルと終了時の設定期間T2の信号レベルのうち低い方を待機レベルL0とし、待機レベルL0に対して所定量低い閾値L1(第1閾値)よりも低い検出値が所定数(例えば3個)以上検出された際に異常と判定してギザCgの判定を行わない。
この構成によると、外光の受光素子61bへの入射による誤検出や異物の存在による誤検出を低減させることができる。
さらに、硬貨処理装置1は検出期間T0の末尾の遅延判別期間T4内において待機レベルL0に対して所定量高い閾値L2(第2閾値)よりも高い検出値が所定数(例えば1個)以上検出された際に異常と判定してギザCgの判定を行わない。
この構成によると、搬送不良を起こした硬貨Cを排除することにより誤検出を低減させることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、硬貨処理装置1の繰り出し部20、搬送部30、振り分け部70の詳細な構成は上記実施形態で説明した構成に限定されるわけではなく、他の構成を採用しても構わない。
本発明は硬貨処理装置において利用可能である。
1 硬貨処理装置
10 ホッパー部
20 繰り出し部
30 搬送部
30a 搬送路
34 ガイド部
34a 光通過部
40 識別部
50 金種センサ
60 硬貨識別センサ
61 反射型フォトセンサ
61a 発光素子
61b 受光素子
62 実装基板
63 支持部材
63a 第1スリット
63b 第2スリット
64 レンズ
65 光透過部材

Claims (10)

  1. 硬貨を搬送する搬送部と、硬貨の金種を判別する金種センサと、硬貨の外周面のギザを検出する硬貨識別センサとを備えた硬貨処理装置において、
    前記硬貨識別センサが、硬貨の外周面に照射される照射光を出射する発光素子と、前記発光素子に対して硬貨の厚み方向に並設されるとともに硬貨の外周面の反射光を受光する受光素子と、硬貨の厚み方向に延びて前記発光素子及び前記受光素子に面して配される第1スリットと、硬貨の厚み方向に延びて硬貨の外周面に面して配される第2スリットと、第1スリットと第2スリットとの間に配して前記照射光及び前記反射光を集光するレンズとを有することを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 硬貨の厚み方向の端面に対して垂直な方向から見て前記発光素子の光軸と前記受光素子の光軸とを同軸に配したことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 硬貨の周方向に第2スリットが第1スリットよりも広い幅を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の硬貨処理装置。
  4. 前記発光素子及び前記受光素子を一体に形成した反射型フォトセンサの実装基板と前記レンズとを支持する樹脂成形品の支持部材を有し、前記支持部材により第1スリット及び第2スリットが一体に形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の硬貨処理装置。
  5. 前記搬送部は硬貨の厚み方向の端面を載置する搬送路の一方の側壁を形成するガイド部に硬貨を片寄せて硬貨を搬送し、前記発光素子及び前記受光素子が前記ガイド部上に設けた光通過部に臨むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の硬貨処理装置。
  6. 第1スリット及び第2スリットを検出対象の硬貨のギザに平行に配置して、所定の検出期間内に前記受光素子により受光した前記反射光のレベルを検出し、前記反射光のレベルの最大値に対して前後のいずれか一方に所定数以上のパルスを検出した際にギザがあると判定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の硬貨処理装置。
  7. 前記検出期間の開始時のレベルと終了時のレベルのうち低い方を待機レベルとし、前記待機レベルに対して所定量低い第1閾値よりも低い検出値が所定数以上検出された際に異常と判定してギザの判定を行わないことを特徴とする請求項6に記載の硬貨処理装置。
  8. 前記検出期間の末尾の所定期間内において前記待機レベルに対して所定量高い第2閾値よりも高い検出値が所定数以上検出された際に異常と判定してギザの判定を行わないことを特徴とする請求項7に記載の硬貨処理装置。
  9. 前記金種センサが硬貨の磁気を検出する磁気センサを有することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の硬貨処理装置。
  10. 前記金種センサが硬貨の画像を取得する画像センサ及び硬貨の色または光反射率を検出する光センサの少なくとも一方をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の硬貨処理装置。
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