JP2016199225A - 無人搬送車の駆動システム - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電装置の劣化を抑制することができる無人搬送車の駆動システムを提供する。【解決手段】車載コンピュータ21は、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車11の積載重量および無人搬送車11の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置35のSOCの低下量を推定する。車載コンピュータ21は、推定結果に基づいて無人搬送車11が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車11の走行により蓄電装置35のSOCが閾値より小さくならないようにエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。【選択図】図3
Description
本発明は、無人搬送車の駆動システムに関するものである。
ハイブリッド自動車においては、バッテリを用いてエンジン動作点を高効率領域に移動させる基本的な手段である。また、バッテリの力行電力を用いることでエンジンのピーク負荷を低減することが可能となり、エンジンダウンサイジングによるイニシャルコスト低減でもメリットがある。しかし、バッテリにも寿命があり、使用状況により、性能が劣化して交換が必要となってしまう。
特許文献1では、ハイブリッド自動車においてバッテリを保護する目的で、エンジンにより発電機を駆動して発電した発電電力と駆動用バッテリから供給される電力により駆動用モータを駆動する。この際、モータ要求出力とバッテリの最大許容入出力電力とに基づいて発電機の目標発電電力を設定するとともに発電機の実発電電力とバッテリの最大許容入出力電力とに基づいてモータを制御している。
ところで、港湾用無人搬送車等の大型AGV車両においては、コンテナ積載時と非積載時で車両重量が約3倍異なる(例えば、コンテナ非積載時には20tであるがコンテナ積載時は60tになる)。これは自動車とは大きく異なる点である。車両重量ごとに加速時の力行電力も異なってくるため、蓄電装置のSOCの変動幅が大きく変化する。すると、蓄電装置の寿命を決める電流の2乗値が大きくなり、寿命が極端に短くなる。また、力行が大きくSOC下限まで使用した場合、蓄電装置の寿命を促進する領域を使用することになってしまう。
本発明の目的は、蓄電装置の劣化を抑制することができる無人搬送車の駆動システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、駆動輪を駆動する第1の発電電動機と、エンジンと、前記エンジンの駆動力により発電して電力を前記第1の発電電動機に供給可能な第2の発電電動機と、電力を前記第1の発電電動機に供給可能な蓄電装置と、が無人搬送車に搭載され、当該無人搬送車を、予め定められた走行路を走行させる無人搬送車の駆動システムであって、前記第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、前記無人搬送車の積載重量および前記無人搬送車の走行パターンに基づいて前記走行区間における前記蓄電装置のSOCの低下量を推定する推定手段と、前記推定手段の推定結果に基づいて前記無人搬送車が前記走行区間に到達する前において、前記走行区間での無人搬送車の走行により前記蓄電装置のSOCが閾値より小さくならないように前記エンジン又は前記第2の発電電動機の回転数を予め上昇させる回転制御手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、推定手段により、無人搬送車の積載重量および無人搬送車の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置のSOCの低下量が推定される。そして、回転制御手段により、推定手段の推定結果に基づいて無人搬送車が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車の走行により蓄電装置のSOCが閾値より小さくならないようにエンジン又は第2の発電電動機の回転数が予め上昇される。
よって、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間を走行する際において、蓄電装置の劣化要因であるSOCが低下し易い場合には当該走行区間に到達する前にエンジン又は第1の発電電動機の回転数を上昇させることにより第2の発電電動機および蓄電装置から供給される電力を調整でき当該走行区間における蓄電装置のSOCを制御することができる。これにより、蓄電装置の劣化を抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、駆動輪を駆動する第1の発電電動機と、エンジンと、前記エンジンの駆動力により発電して電力を前記第1の発電電動機に供給可能な第2の発電電動機と、電力を前記第1の発電電動機に供給可能な蓄電装置と、が無人搬送車に搭載され、当該無人搬送車を、予め定められた走行路を走行させる無人搬送車の駆動システムであって、前記第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、前記無人搬送車の積載重量および前記無人搬送車の走行パターンに基づいて前記走行区間における前記蓄電装置の電流値を推定する推定手段と、前記推定手段の推定結果に基づいて前記無人搬送車が前記走行区間に到達する前において、前記走行区間での無人搬送車の走行により前記蓄電装置の電流値が閾値を超えないように前記エンジン又は前記第2の発電電動機の回転数を予め上昇させる回転制御手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、推定手段により、無人搬送車の積載重量および無人搬送車の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置の電流値が推定される。そして、回転制御手段により、推定手段の推定結果に基づいて無人搬送車が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車の走行により蓄電装置の電流値が閾値を超えないようにエンジン又は第2の発電電動機の回転数が予め上昇される。
よって、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間を走行する際において、蓄電装置の劣化要因である電流値が大きくなり易い場合には当該走行区間に到達する前にエンジン又は第1の発電電動機の回転数を上昇させることにより第2の発電電動機および蓄電装置から供給される電力を調整でき当該走行区間における蓄電装置の電流値を制御することができる。これにより、蓄電装置の劣化を抑制することができる。
本発明によれば、蓄電装置の劣化を抑制することができる。
以下、無人搬送車の駆動システムを港湾のコンテナターミナルに適用した一実施形態について説明する。
まず、コンテナターミナルの全体像について説明する。図1に示すように、コンテナターミナルには、コンテナ船S付近に配置され、コンテナの積み降ろしを行うガントリークレーンC1と、コンテナヤードに配置され、コンテナの積み降ろしを行うラバータイヤクレーンC2とが設けられている。
まず、コンテナターミナルの全体像について説明する。図1に示すように、コンテナターミナルには、コンテナ船S付近に配置され、コンテナの積み降ろしを行うガントリークレーンC1と、コンテナヤードに配置され、コンテナの積み降ろしを行うラバータイヤクレーンC2とが設けられている。
また、コンテナターミナルにおいては、無人搬送車(AGV)11が予め定められた走行路Rを走行して、例えば反時計回りで周回する。無人搬送車11は、コンテナを積載可能に構成されており、コンテナ船S付近およびコンテナヤード間のコンテナの搬送を行う。例えば、ガントリークレーンC1にてコンテナが無人搬送車11に積まれた場合には、無人搬送車11はそのコンテナをコンテナヤードに搬送する。そして、無人搬送車11がコンテナヤードに到着すると、そのコンテナはラバータイヤクレーンC2にて降ろされる。コンテナが降ろされた後は、無人搬送車11は再度ガントリークレーンC1に向けて走行する。なお、本実施形態では、走行路Rは傾斜がなく平坦であるとする。
次に、上記のように無人搬送車11を予め定められた走行路Rを走行させる無人搬送車11の駆動システム10について説明する。
図2に示すように、無人搬送車11の駆動システム10は、無人搬送車11に搭載された車載コンピュータ21と、当該車載コンピュータ21と無線通信可能な運行管理コンピュータ22とを備えている。運行管理コンピュータ22は、車載コンピュータ21に各種指令を送信することにより、無人搬送車11の走行を制御する。また、運行管理コンピュータ22は、ガントリークレーンC1およびラバータイヤクレーンC2の駆動制御を行う。
図2に示すように、無人搬送車11の駆動システム10は、無人搬送車11に搭載された車載コンピュータ21と、当該車載コンピュータ21と無線通信可能な運行管理コンピュータ22とを備えている。運行管理コンピュータ22は、車載コンピュータ21に各種指令を送信することにより、無人搬送車11の走行を制御する。また、運行管理コンピュータ22は、ガントリークレーンC1およびラバータイヤクレーンC2の駆動制御を行う。
次に、無人搬送車11の具体的な構成について説明する。本実施形態の無人搬送車11は、所謂シリーズ方式のハイブリッド車両である。詳細には、図3に示すように、無人搬送車11には、駆動輪30を駆動する第1の発電電動機(第1のモータジェネレータ)31と、エンジン32と、エンジン32の駆動力により発電して電力を第1の発電電動機31に供給可能な第2の発電電動機(第2のモータジェネレータ)33が搭載されている。さらに、無人搬送車11には、第2の発電電動機33に接続された発電インバータ34と、電力を第1の発電電動機31に供給可能な蓄電装置(バッテリ)35と、蓄電装置35および発電インバータ34に接続された走行インバータ36が搭載されている。第1の発電電動機31は走行インバータ36に接続されている。各インバータ34,36は、直流電力が入力された場合には交流電力に変換して出力し、交流電力が入力された場合には直流電力に変換して出力する。
第2の発電電動機33は、そのロータがエンジン32の駆動軸に連結されており、エンジン32の駆動軸の回転にともなってロータが回転することにより、交流電力を発生させる。一方、第2の発電電動機33は、交流電力が入力された場合、エンジン32を回転させることで、負荷として動作することも可能である。
ここで、エンジン32の回転数と第2の発電電動機33の回転数とは相関しており、詳細には両者の回転数は同一となっている。例えば、エンジン32の回転数が上昇すれば、第2の発電電動機33の回転数も上昇する。
第1の発電電動機31は、走行に用いられるものである。詳細には、第1の発電電動機31は、無人搬送車11の駆動輪30に接続されており、走行インバータ36を介して、発電インバータ34(第2の発電電動機33)および蓄電装置35の少なくとも一方から電力が入力された場合には、駆動輪30を回転させる。即ち、第1の発電電動機31は、電気エネルギを運動エネルギに変換する力行機能を有しており、無人搬送車11の加速時等において力行電力で駆動輪30を駆動して走行に供する。また、第1の発電電動機31は、運動エネルギを電気エネルギに変換する回生機能を有しており、無人搬送車11の減速時等において発電する。
蓄電装置35は、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池で構成され、発電インバータ34を介して第2の発電電動機33に電力を供給可能であるとともに、走行インバータ36を介して第1の発電電動機31に電力を供給可能である。また、蓄電装置35は、各発電電動機33,31にて発電された電力が各インバータ34,36を介して入力されることにより充電される。なお、蓄電装置35のSOC(充電状態、充電率)には予め定められた基準SOCが設定されており、蓄電装置35の電流値には予め定められた基準電流値が設定されている。蓄電装置35のSOCおよび電流値はそれぞれ、基準SOCおよび基準電流値に近づくように制御される。
図3に示すように、無人搬送車11は、蓄電装置35のSOCを測定するとともに、その測定結果を車載コンピュータ21に送信するSOCセンサ37を備えている。さらに、無人搬送車11は、当該無人搬送車11の積載重量(荷重)を測定するとともに、その測定結果を車載コンピュータ21に送信する荷重センサ38と、エンジン32の回転数を測定し、その測定結果を車載コンピュータ21に送信する回転数センサ39とを備えている。これにより、車載コンピュータ21は、蓄電装置35のSOC、積載重量およびエンジン32の回転数を把握可能となっている。
車載コンピュータ21は、蓄電装置35の充放電を制御することにより、無人搬送車11の加減速を好適に行う。例えば、加速時には、車載コンピュータ21は、エンジン32の駆動によって第2の発電電動機33にて発電し、その発電された電力を第1の発電電動機31に供給させるとともに、蓄電装置35の放電を行いその放電電力を第1の発電電動機31に供給させる。一方、減速時には、車載コンピュータ21は、第1の発電電動機31にて発生した回生電力の一部又は全部を蓄電装置35に供給させて蓄電装置35の充電を行う。
車載コンピュータ21は、エンジン32および第2の発電電動機33の双方の回転数を個別に制御することが可能となっている。この場合、車載コンピュータ21は、エンジン32の回転数を制御する場合には燃料噴射量の制御等を行い、第2の発電電動機33の回転数を制御する場合には発電インバータ34により制御を行う。
ここで、図4に示すように、第1の発電電動機31への力行電力は、第2の発電電動機33および蓄電装置35から供給される。この場合、力行電力Pmの分配比は、第2の発電電動機33およびエンジン32の回転数に依存する。詳細には、第2の発電電動機33およびエンジン32の回転数が高くなるほど、第1の発電電動機31に供給される力行電力Pgが高くなり、蓄電装置35から供給される力行電力値Pbが低くなる(図8参照)。
運行管理コンピュータ22は、無人搬送車11を走行させる場合、走行指令とともに、無人搬送車11の加減速のパターンが設定された走行パターンを車載コンピュータ21に送信する。車載コンピュータ21は、運行管理コンピュータ22から上記走行指令および走行パターンを受信した場合には、受信した走行パターンに従って無人搬送車11を走行させる。この場合、通常は、無人搬送車11のエンジン32の回転数は、燃費等を考慮して、走行パターンに対応させて設定されている。
走行パターンには、走行路Rを走行する無人搬送車11の走行距離、走行速度および加速度等が設定されており、無人搬送車11は加減速を繰り返しながら走行するように設定されている。例えば、走行路R中、コーナ部分の走行速度は、直線部分の走行速度よりも低く設定されている。つまり、走行路Rには、加速区間と減速区間とが設定されている。そして、車載コンピュータ21は、走行パターンを把握することを通じて、無人搬送車11が加速区間および減速区間に到達するよりも前のタイミングにて加速区間および減速区間を把握することができる。
ここで、蓄電装置35の劣化に起因するパラメータとして、蓄電装置35のSOCおよび蓄電装置35の電流値がある。詳細には、蓄電装置35は、蓄電装置35のSOCが予め定められた許容値を超えた状態が続いた場合、又は蓄電装置35の電流値が予め定められた許容値を超えた状態が続いた場合、劣化し得る。特に、蓄電装置35の電流値は、蓄電装置35の劣化に大きな影響を及ぼすものであり、例えば蓄電装置35の劣化を示す指標には、蓄電装置35の電流値の2乗が含まれている。
無人搬送車11の駆動システム10は、加速時に発生する力行電力に起因する蓄電装置35の劣化を抑制するべく、エンジン32の回転数を制御する力行電力対応処理を実行する。力行電力対応処理は、無人搬送車11が加速区間に到達する前、例えば無人搬送車11が加速区間に到達するタイミングよりも所定時間(例えば10秒)前に開始される処理である。力行電力対応処理では、エンジン32および第2の発電電動機33の回転数を、通常の回転数とは異なる回転数に設定する。
次に、作用について図5,6,7を用いて説明する。
図7に示すタイムチャートにおいて、比較のため、事前にエンジン32の回転数を上昇させない比較例を二点鎖線で示す。また、図7においては、t3以前の無人搬送車11が一定速で走行する定速区間Ta、t3〜t4までの無人搬送車11が加速する加速区間Tb、t4〜t5までの無人搬送車11が一定速で走行する定速区間Tcを併せて示す。また、図7においては、t5〜t6までの無人搬送車11が減速する減速区間Td、および、t6以降の無人搬送車11が一定速で走行する定速区間Teを併せて示す。この際、各区間Ta,Tb,Tc,Td,Teの範囲は、各区間Ta,Tb,Tc,Td,Teを走行する無人搬送車11の走行区間を示す。
図7に示すタイムチャートにおいて、比較のため、事前にエンジン32の回転数を上昇させない比較例を二点鎖線で示す。また、図7においては、t3以前の無人搬送車11が一定速で走行する定速区間Ta、t3〜t4までの無人搬送車11が加速する加速区間Tb、t4〜t5までの無人搬送車11が一定速で走行する定速区間Tcを併せて示す。また、図7においては、t5〜t6までの無人搬送車11が減速する減速区間Td、および、t6以降の無人搬送車11が一定速で走行する定速区間Teを併せて示す。この際、各区間Ta,Tb,Tc,Td,Teの範囲は、各区間Ta,Tb,Tc,Td,Teを走行する無人搬送車11の走行区間を示す。
図7(a)に示すように、走行路R上を走行する無人搬送車11の走行パターンが、定速→加速→定速→減速→定速に切り換わる。これに対応させて、図7(d)および図7(e)に示すように、エンジン32の回転数が変動するとともに、第2の発電電動機33の許容電力が変動する。
図5に示すように、力行電力対応処理では、まずステップS101〜ステップS108にて、積載重量および走行パターンに基づいて、加速時の蓄電装置35の電流Ib0および加速時の蓄電装置35のSOCを推定する推定処理を実行する。
詳細には、まずステップS101にて、荷重センサ38により無人搬送車11の積載重量を把握する。その後、ステップS102にて走行パターンを把握して、加速区間の距離(又は加速時間)や加速度等を把握する。
ステップS103では、上記ステップS101およびステップS102にて把握された積載重量および走行パターンに基づいて、即ち、数秒先の負荷情報(走行パターン・積載量)に基づいて、加速時の力行電力Pmを推定する。さらに、ステップS104にて、回転数センサ39により現在のエンジン32の回転数を把握することを通じて現在の第2の発電電動機33の回転数Rg0を把握する。現在の第2の発電電動機33の回転数Rg0を、図6において800(1/min)とする。
引き続き、ステップS105にて、車載コンピュータ21の所定の記憶領域に記憶されたN−P特性マップ21a(図3参照)を参照して、現在の第2の発電電動機33およびエンジン32の出力可能な電力値である発電機力行可能電力Pg0を導出する。
図6に示すように、N−P特性マップ21aは、第2の発電電動機33の回転数と出力電力とが対応付けて設定されたマップデータである。ステップS105では、N−P特性マップ21aを参照することにより、図6における現在の第2の発電電動機33の回転数Rg0に対応する電力Pg0を導出する。図6においては、矢印Aに示すように現在の回転数Rg0が800(1/min)である場合には、100(kW)を導出する。なお、図示の関係上、図6においては、最大出力を実線で示し、定格出力を破線で示す。また、最大トルクを一点鎖線で示し、定格トルクを二点鎖線で示す。
ここで、N−P特性マップ21aについて簡単に説明すると、低回転領域では、第2の発電電動機33の最大トルクは一定となっている。このため、出力電力はトルクと回転数との乗算で得られることから、低回転領域ではN−P特性はリニアとなる。
さらに、ステップS106にて、蓄電装置35からの力行電力Pb0を推定する。具体的には、加速時の力行電力Pmから現在の発電機力行可能電力Pg0を減算(Pm−Pg0)して蓄電装置35からの力行電力Pb0を算出する。
そして、ステップS107にて、加速時の蓄電装置35からの電流(蓄電装置35の力行電流)Ib0を推定する。具体的には、力行電力Pb0を蓄電装置35の開放電圧OCVで割って求める(Pb0/OCV)。即ち、力行電力(Pb0)/OCVにより、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の加速走行区間の走行に先立ち、無人搬送車11の積載重量および無人搬送車11の走行パターンに基づいて加速走行区間における蓄電装置35の電流値を推定する。
さらに、ステップS108にて、SOCセンサ37により現在のSOCを把握して、現在のSOC−(力行電流和/蓄電装置35の容量)から、加速時のSOCb、即ち、無人搬送車11が加速区間を走行する時のSOCを導出する。力行電流和は、図7(b)においてハッチングを付した領域の面積であり、加速時蓄電装置電流Ib0の和である。このようにして、(力行時の電流和)/(蓄電装置35の容量)により、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の加速走行区間の走行に先立ち、無人搬送車11の積載重量および無人搬送車11の走行パターンに基づいて加速走行区間における蓄電装置35のSOCの低下量を推定する。
推定処理を行った後に、推定結果に基づいて無人搬送車11が加速走行区間に到達する前において、加速走行区間での無人搬送車11の走行により蓄電装置35のSOCが閾値としての許容値より小さくならないようにエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。つまり、推定された加速時のSOCbが、予め定められた許容値SOCadjよりも低いか否か判定して必要に応じてエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。また、推定結果に基づいて無人搬送車11が加速走行区間に到達する前において、加速走行区間での無人搬送車11の走行により蓄電装置35の電流値が閾値としての許容値を超えないようにエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。つまり、推定された加速時蓄電装置電流Ib0が、予め定められた許容値Iadjよりも高いか否か判定して必要に応じてエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。
具体的には、次の処理を実行する。
まず、ステップS109にて、加速時の蓄電装置35の電流Ib0>許容値Iadj、又は、加速時の蓄電装置のSOCb>許容値SOCadjの場合、次のステップS110に移行する。
まず、ステップS109にて、加速時の蓄電装置35の電流Ib0>許容値Iadj、又は、加速時の蓄電装置のSOCb>許容値SOCadjの場合、次のステップS110に移行する。
ステップS110にて、蓄電装置35が出力可能な最大電力である蓄電装置力行可能電力Pb1を、許容値Iadjと蓄電装置35の開放電圧OCVの積(Pb1=Iadj×OCV)から求める。ステップS110において、この蓄電装置力行可能電力Pb1と、加速時の力行電力Pmとの差(Pm−Pb1)を、加速時に第2の発電電動機33が出力すべき電力である発電機力行必要電力Pg1として導出する。
さらに、ステップS111にて、図6のN−P特性マップ21aを参照して、発電機力行必要電力Pg1に対応する加速時の発電機力行出力必要回転数Rg1を導出する。詳しくは、図6において、矢印Bに示すように発電機力行必要電力Pg1が200(kW)である場合には、必要回転数Rg1として1500(1/min)を設定する。
ステップS112にて、エンジン31(第2の発電電動機33)回転数が、現在の回転数Rg0から必要回転数Rg1まで上昇するのに要する時間である回転数上昇必要時間Tupを導出する。回転数上昇必要時間Tupは、エンジン32の特性および第2の発電電動機33の特性等に基づいて導出される。
その後、ステップS113にて、回転数の上昇開始タイミング、即ち、無人搬送車11が加速区間に到達するタイミングである加速開始タイミングに対して回転数上昇必要時間Tupだけ前のタイミングであると、燃料噴射量等を制御して、エンジン32の回転数を上昇させる。詳しくは、図7のt1〜t2およびt2〜t3の2段階で、力行の前までにエンジン回転数を、加速時の発電機力行出力必要回転数Rg1にまで上げる。具体的には、エンジン32において燃料噴射量を増やしてエンジンの回転数を上げる。なお、回転数を上げるタイミングが早いと燃費が悪化するので、燃費向上の観点から、ぎりぎりまでエンジンの回転は上げないほうが好ましい。
ステップS114にて、図7のt3〜t4の力行時は、発電機での発電を最大限利用して、蓄電装置アシスト量を極力さげる。つまり、加速開始タイミングとなったことに基づいて、加速中の回転数を制御する加速中処理を実行する。
その後、加速区間が終了した場合には、エンジン32の回転数を通常の回転数に設定して、本力行電力対応処理を終了する。
図8,9を用いて、事前にエンジン発電機回転数アップで発電機での力行準備をし、蓄電装置の負荷低減を図ることについて説明する。
図8,9を用いて、事前にエンジン発電機回転数アップで発電機での力行準備をし、蓄電装置の負荷低減を図ることについて説明する。
図9に示す比較例においては、エンジン発電機の回転数が上がりきるまで力行(Pg)が小さい。この場合には、蓄電装置の電流値が大きくなり、寿命の悪化を招く。
これに対し、図8に示す本実施形態においては、エンジン発電機の回転数が高いため力行が大きくなる。その結果、蓄電装置の電流値を適量にして長寿命化が図られる。
これに対し、図8に示す本実施形態においては、エンジン発電機の回転数が高いため力行が大きくなる。その結果、蓄電装置の電流値を適量にして長寿命化が図られる。
図7を用いて、蓄電装置の長寿命化について説明する。
定速走行からt3のタイミングで加速する場合、一気に加速するので比較例においては蓄電装置35の電流は急峻に大きくなり、その時のエンジン発電機回転数は「0」から徐々に大きくなり、その時はエンジン回転数は低いままであり、図7(e)のごとく発電機許容電力も始め低いところから徐々に高くなっていく。よって、加速時には蓄電装置35から電流を多く必要となる。同様に、加速時には蓄電装置35のSOCについても、急激に電流が必要となることから、SOCが低下して最悪下限値に達してしまう。
定速走行からt3のタイミングで加速する場合、一気に加速するので比較例においては蓄電装置35の電流は急峻に大きくなり、その時のエンジン発電機回転数は「0」から徐々に大きくなり、その時はエンジン回転数は低いままであり、図7(e)のごとく発電機許容電力も始め低いところから徐々に高くなっていく。よって、加速時には蓄電装置35から電流を多く必要となる。同様に、加速時には蓄電装置35のSOCについても、急激に電流が必要となることから、SOCが低下して最悪下限値に達してしまう。
これに対し本実施形態では、蓄電装置35の電流やSOCが許容値を超えそうであることが分れば事前に図7(d)のごとくエンジン発電機回転数を加速が始まる前に上げておき、図7(e)の発電機許容電力を上げる。それによって、加速が始まっても発電機の方からパワーが出るので蓄電装置35から多くの力行をしなくてもよく、また、図7(c)のごとくSOCが低くならず下限値に達することもない。
つまり、図7(c)に示すように、蓄電装置35のSOCについて、積極的に使用していい領域Z1と、寿命のためには使用を控えるべき領域Z2,Z3とを有する。図7(c)に示すように比較例では加速時にSOCが下限付近となり、蓄電装置の寿命が短くなる。
本実施形態では、図7(b)および図7(c)に示すように、走行路Rを走行する無人搬送車11の走行パターンに対応させて蓄電装置35の電流値およびSOCが変動する。詳細には、加速区間Tbの前半においては蓄電装置35の放電が行われることに起因して、蓄電装置35の電流値が大きくなるとともにSOCが低下し、その後、加速区間Tbの後半においては、第2の発電電動機33の発電によって蓄電装置35の充電が行われ、蓄電装置35の電流値が低下するとともにSOCが上昇する。加速前のt1のタイミングより前にて、回生電力対応処理が開始される。なお、t1のタイミングにおいては、蓄電装置35の電流値は予め定められた基準電流値近傍にあり、蓄電装置35のSOCは予め定められた基準SOC近傍にある。そして、加速開始タイミングであるt3のタイミングよりも回転数上昇必要時間Tupだけ前のタイミングであるt1のタイミングにてエンジン32の回転数が上昇し、その後、t3のタイミングにて無人搬送車11の加速が開始される。この場合、t3のタイミングの前からエンジン32の回転数が高くなっているため加速区間Tbにて発生する力行電力はエンジン32および第2の発電電動機33に供給され易くなっている。このため、図7(b)および図7(c)に示すように、事前にエンジン32の回転数を上昇させない構成と比較して、加速区間Tbにおける蓄電装置35の電流値が低くなるとともにSOCが高くなっている。詳しくは、蓄電装置35の電流値が許容値Iadjよりも低くなっているとともに、蓄電装置35のSOCが許容値SOCadjよりも高くなっている。
このようにして、本実施形態では、加速前は先読みで力行電力を計算し、第2の発電電動機33の力行出力アップのため図7(d)に示すごくエンジン発電機を高回転化する。この第2の発電電動機33での力行出力アップにより図7(c)に示すごく本実施形態では蓄電装置のSOC変動を低減することができる。これにより蓄電装置の長寿命化が図られる。
図7(b)に示すように、比較例では蓄電装置の電流が大きいと負荷(電流2乗和)が大きくなり、寿命が短くなる。これに対し本実施形態では、加速前は先読みで力行電力を計算し、第2の発電電動機33の力行出力アップのため図7(d)に示すごくエンジン発電機を高回転化する。このエンジンでの力行出力アップにより図7(b)に示すごく本実施形態では蓄電装置の負荷(電流)を低減して長寿命化が図られる。
図7(e)に示すように、本実施形態では、加速時の発電機力行必要電力は許容電力を超えないように制御しており、第2の発電電動機33の力行アップにより蓄電装置の力行電力を低減して長寿命化が図られる。
このように、発電機はN−P特性より、回転数に比例し力行できる電力が決まり、積載重量・走行パターンを入手した後に、加速時力行電力(Pm)を事前推定し、発電機力行可能電力Pg0と加速時蓄電装置電流Ib0とSOCを考慮したエンジン発電機の回転数の制御を行う。具体的には、力行電流(Pg0)が大きい場合、蓄電装置の寿命の指標となる電流2乗和(I^2)が大きくなるので、エンジン発電機回転数(Rg1)を事前に上げ、エンジン発電機が出力できる電力を増加させ(Pg0からPg1に増加させ)、蓄電装置のアシスト電流(Ib0)を下げ電流2乗和を低減し蓄電装置寿命を延ばす。また、SOC下限付近まで力行を行う場合、蓄電装置の寿命の劣化を促進する領域を使うことになるので、エンジン発電機回転数(Rg1)を事前に上げ、エンジン発電機が出力できる電力(Pg0,Pg1)を増加させ、加速時蓄電装置電流Ib0を下げ、SOC下限域の利用を低減し蓄電装置の寿命を伸ばす。
このようにして、図7における本実施形態と比較例との対比において、蓄電装置35に対する電流負荷を抑え、蓄電装置の長寿命化が図られる。また、蓄電装置35のSOC変動幅を制御し、蓄電装置の長寿命化が図られる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)無人搬送車の駆動システム10の構成として、車載コンピュータ21を備えている。そして、推定手段としての車載コンピュータ21は、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車11の積載重量および無人搬送車11の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置35のSOCの低下量を推定する。回転制御手段としての車載コンピュータ21は、推定結果に基づいて無人搬送車11が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車11の走行により蓄電装置35のSOCが閾値より小さくならないようにエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。よって、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間を走行する際において、蓄電装置35の劣化要因であるSOCが低下し易い場合には当該走行区間に到達する前にエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を上昇させる。これによって第2の発電電動機33および蓄電装置35から供給される電力を調整でき、当該走行区間における蓄電装置35のSOCを制御することができる。これにより、蓄電装置35の劣化を抑制することができる。
(1)無人搬送車の駆動システム10の構成として、車載コンピュータ21を備えている。そして、推定手段としての車載コンピュータ21は、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車11の積載重量および無人搬送車11の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置35のSOCの低下量を推定する。回転制御手段としての車載コンピュータ21は、推定結果に基づいて無人搬送車11が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車11の走行により蓄電装置35のSOCが閾値より小さくならないようにエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。よって、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間を走行する際において、蓄電装置35の劣化要因であるSOCが低下し易い場合には当該走行区間に到達する前にエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を上昇させる。これによって第2の発電電動機33および蓄電装置35から供給される電力を調整でき、当該走行区間における蓄電装置35のSOCを制御することができる。これにより、蓄電装置35の劣化を抑制することができる。
(2)無人搬送車の駆動システム10の構成として、車載コンピュータ21を備えている。そして、推定手段としての車載コンピュータ21は、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車11の積載重量および無人搬送車11の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置35の電流値を推定する。回転制御手段としての車載コンピュータ21は、推定結果に基づいて無人搬送車11が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車11の走行により蓄電装置35の電流値が閾値を超えないようにエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を予め上昇させる。よって、第1の発電電動機31において力行電力を必要とする無人搬送車11の走行区間を走行する際において、蓄電装置35の劣化要因である電流値が大きくなり易い場合には当該走行区間に到達する前にエンジン32又は第2の発電電動機33の回転数を上昇させる。これによって第2の発電電動機33および蓄電装置35から供給される電力を調整でき、当該走行区間における蓄電装置35の電流値を制御することができる。これにより、蓄電装置35の劣化を抑制することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 実施形態では、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車の積載重量および無人搬送車の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置のSOCの低下量および蓄電装置の電流値を推定する。この推定結果に基づいて無人搬送車が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車の走行により蓄電装置のSOCが閾値より小さくならないように、又、蓄電装置の電流値が閾値を超えないようにエンジン又は第2の発電電動機の回転数を予め上昇させた。
○ 実施形態では、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車の積載重量および無人搬送車の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置のSOCの低下量および蓄電装置の電流値を推定する。この推定結果に基づいて無人搬送車が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車の走行により蓄電装置のSOCが閾値より小さくならないように、又、蓄電装置の電流値が閾値を超えないようにエンジン又は第2の発電電動機の回転数を予め上昇させた。
これに限られず、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車の積載重量および無人搬送車の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置のSOCの低下量のみを推定する。そして、この推定結果に基づいて無人搬送車が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車の走行により蓄電装置のSOCが閾値より小さくならないようにエンジン又は第2の発電電動機の回転数を予め上昇させてもよい。
あるいは、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、無人搬送車の積載重量および無人搬送車の走行パターンに基づいて走行区間における蓄電装置の電流値のみを推定する。そして、この推定結果に基づいて無人搬送車が走行区間に到達する前において、走行区間での無人搬送車の走行により蓄電装置の電流値が閾値を超えないようにエンジン又は第2の発電電動機の回転数を予め上昇させてもよい。
○ 運行管理コンピュータ22は、走行路Rの傾斜に関する傾斜情報を所定の記憶領域に記憶させておく構成としてもよい。そして、運行管理コンピュータ22は、走行パターンに加えて、走行路Rの傾斜情報を車載コンピュータ21に送信する構成としてもよい。この場合、車載コンピュータ21は、加速区間における傾斜を把握し、積載重量、走行パターンおよび傾斜に基づいて力行電力Pmを推定する構成としてもよい。
○ 実施形態では、第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間は加速区間であったが、これに限られず、例えば登坂走行を行う場合であってもよい。
○ 実施形態では、荷重センサ38を用いて積載重量を測定する構成であったが、積載重量を把握する構成は任意である。例えば、加速時に要した電力値から積載重量を推定する構成としてもよいし、運行管理コンピュータ22から無線通信で取得する構成としてもよいし、ガントリークレーンC1又はラバータイヤクレーンC2にて測定された測定結果を取得する構成であってもよい。
○ 実施形態では、必要回転数Rg1を導出する構成であったが、これに限られず、必要回転数Rg1を導出せず、現状の回転数Rg0よりも高い所定の回転数に上昇させる構成としてもよい。
○ 実施形態では、蓄電装置35はニッケル水素電池やリチウムイオン電池であったが、これに限られず、例えば電気二重層キャパシタ等であってもよい。
○ 実施形態では、車載コンピュータ21が一連の制御を行う構成であったが、これに限られず、複数の制御部が各種制御を行う構成であってもよい。つまり、エンジン32および各発電電動機33,31の制御主体は任意である。
○ 実施形態では、車載コンピュータ21が一連の制御を行う構成であったが、これに限られず、複数の制御部が各種制御を行う構成であってもよい。つまり、エンジン32および各発電電動機33,31の制御主体は任意である。
○ 実施形態では、第1の発電電動機31は1つ設けられていたが、これに限られず、複数であってもよい。
○ 実施形態では、運行管理コンピュータ22が各クレーンC1,C2の駆動制御を行う構成であったが、これに限られず、別の管理コンピュータがこれらの駆動制御を行う構成であってもよい。
○ 実施形態では、運行管理コンピュータ22が各クレーンC1,C2の駆動制御を行う構成であったが、これに限られず、別の管理コンピュータがこれらの駆動制御を行う構成であってもよい。
10…無人搬送車の駆動システム、11…無人搬送車、21…車載コンピュータ、30…駆動輪、31…第1の発電電動機、32…エンジン、33…第2の発電電動機、35…蓄電装置、R…走行路。
Claims (2)
- 駆動輪を駆動する第1の発電電動機と、
エンジンと、
前記エンジンの駆動力により発電して電力を前記第1の発電電動機に供給可能な第2の発電電動機と、
電力を前記第1の発電電動機に供給可能な蓄電装置と、
が無人搬送車に搭載され、当該無人搬送車を、予め定められた走行路を走行させる無人搬送車の駆動システムであって、
前記第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、前記無人搬送車の積載重量および前記無人搬送車の走行パターンに基づいて前記走行区間における前記蓄電装置のSOCの低下量を推定する推定手段と、
前記推定手段の推定結果に基づいて前記無人搬送車が前記走行区間に到達する前において、前記走行区間での無人搬送車の走行により前記蓄電装置のSOCが閾値より小さくならないように前記エンジン又は前記第2の発電電動機の回転数を予め上昇させる回転制御手段と、
を備えたことを特徴とする無人搬送車の駆動システム。 - 駆動輪を駆動する第1の発電電動機と、
エンジンと、
前記エンジンの駆動力により発電して電力を前記第1の発電電動機に供給可能な第2の発電電動機と、
電力を前記第1の発電電動機に供給可能な蓄電装置と、
が無人搬送車に搭載され、当該無人搬送車を、予め定められた走行路を走行させる無人搬送車の駆動システムであって、
前記第1の発電電動機において力行電力を必要とする無人搬送車の走行区間の走行に先立ち、前記無人搬送車の積載重量および前記無人搬送車の走行パターンに基づいて前記走行区間における前記蓄電装置の電流値を推定する推定手段と、
前記推定手段の推定結果に基づいて前記無人搬送車が前記走行区間に到達する前において、前記走行区間での無人搬送車の走行により前記蓄電装置の電流値が閾値を超えないように前記エンジン又は前記第2の発電電動機の回転数を予め上昇させる回転制御手段と、
を備えたことを特徴とする無人搬送車の駆動システム。
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