JP2016200260A - ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル - Google Patents

ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2016200260A
JP2016200260A JP2015082504A JP2015082504A JP2016200260A JP 2016200260 A JP2016200260 A JP 2016200260A JP 2015082504 A JP2015082504 A JP 2015082504A JP 2015082504 A JP2015082504 A JP 2015082504A JP 2016200260 A JP2016200260 A JP 2016200260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable outer
terminal member
cable
terminal
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015082504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6566299B2 (ja
Inventor
茂正 高橋
Shigemasa Takahashi
茂正 高橋
徹 片桐
Toru Katagiri
徹 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2015082504A priority Critical patent/JP6566299B2/ja
Publication of JP2016200260A publication Critical patent/JP2016200260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6566299B2 publication Critical patent/JP6566299B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Flexible Shafts (AREA)

Abstract

【課題】ケーブルアウターが剛体部を備えていない場合に、ケーブルアウターの内径への影響を抑えつつ、ケーブルアウターと端末部材とを良好に結合可能なケーブルアウターと端末部材との結合構造を得る。
【解決手段】ケーブルアウターと端末部材との結合構造では、少なくとも外層が樹脂により形成されたケーブルアウター12の端末12Aが、筒状に形成された端末部材16の孔部27に挿入されている。端末部材16とケーブルアウター12の間に結合部材15を介在させ、結合部材15の爪部46A、46Bを端末部材16の貫通孔24に係止させると共に、結合部材15の爪部48A、48Bをケーブルアウター12のアウターコート20に食い込ませることによって係止する。これによって、ケーブルアウター12が端末部材16と良好に結合できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車等において操作力や駆動力を伝達するために用いられるコントロールケーブルを構成するケーブルアウターと端末部材との結合構造に関する。
下記特許文献1に記載されたコントロールケーブルの端末部材組み付け構造では、樹脂により筒状に形成された端末部材の内側に、アウターケーシング(ケーブルアウター)の端末が挿入される。ケーブルアウターは、鋼線を密に螺旋状に巻いて筒状に形成したコイルを備えており、鋼線の末端がコイルの表面より外側に突出した突出部とされている。この突出部は、端末部材の内周面に形成された係合孔に係合する。これにより、ケーブルアウターと端末部材とを結合するようにしている。
特開2011−27240号公報
ところで、コントロールケーブルのケーブルアウターには、上記のコイルのような剛体の筒状部(以下、「剛体部」と称する)を備えていないものがある。そのようなケーブルアウターと、樹脂製の端末部材とを結合する方法としては、リングカシメ、ピンコーキング、超音波溶着などの方法が挙げられるが、何れの方法にも課題がある。
すなわち、リングカシメでは、端末部材の外周に装着した金属製のリングによって端末部材をケーブルアウターの端末に加締めるが、剛体部を備えていないケーブルアウターは、加締めによる径方向の押し力に耐えられない。このため、ケーブルアウターと端末部材との引抜強度が不十分になったり、ケーブルアウターの内径が潰れてしまう等の問題が生じる。
また、ピンコーキングでは、端末部材の一部をコーキングピンにより径方向に押圧して変形させることにより、端末部材の内周部に凸部を形成し、当該凸部をケーブルアウターの外周部に食い込ませるが、剛体部を備えていないケーブルアウターは、ピンコーキングによる径方向の押し力に耐えられない。このため、リングカシメと同様の問題が生じてしまう。
また、超音波溶着では、ケーブルアウターの外層と端末部材とが同じ種類の樹脂であれば問題なく結合することができるが、両者が異なる種類の樹脂である場合、互いの樹脂が溶け合わず、両者を結合することができない。
さらに、これらの結合方法の場合には、プレス機や溶着機、あるいは射出成形機等の設備が必要となり、これらの設備がないと結合ができない。
本発明は上記事実を考慮し、ケーブルアウターが剛体部を備えていない場合でも、ケーブルアウターの内径への影響を抑えつつ、ケーブルアウターと端末部材とを良好に結合可能なケーブルアウターと端末部材との結合構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造は、外層が樹脂により形成されたケーブルアウターと、前記ケーブルアウターの端末が挿入される孔部が形成された端末部材と、前記ケーブルアウターと前記端末部材の間に介在し、前記ケーブルアウターの端末に対して前記端末部材からの引き抜き方向に荷重が作用したときに、前記外層を変形させて前記ケーブルアウターを前記端末部材に係止させる係止手段と、を備える。
請求項1に記載の発明では、少なくとも外層が樹脂により形成されたケーブルアウターの端末が、端末部材の孔部に挿入されている。ケーブルアウターに対して端末部材からの引き抜き方向に荷重が作用しても、係止手段によってケーブルアウターが端末部材に係止される。すなわち、ケーブルアウターが端末部材から離脱することが防止される。このように、ケーブルアウターと端末部材の間に係止手段を介在させるだけで、端末部材とケーブルアウターを良好に結合させることができる。
また、ケーブルアウターの樹脂製の外層を変形させることにより係止手段がケーブルアウターに係止されているので、結合作業によるケーブルアウターの内径への影響を抑制することができる。
このように、係止手段を手動でケーブルアウターと端末部材の間に介在させるだけでケーブルアウターを端末部材に係止できるため、組み付け作業性が良好になる。
請求項2に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造は、請求項1に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造において、前記係止手段は、前記ケーブルアウターの外周面から径方向外側に弾性的に突出した第1係止部と、前記端末部材の内周面から径方向内側に弾性的に突出した第2係止部を有すると共に、前記端末部材の孔部には、前記第1係止部が係止される被係止部が設けられている。
請求項2に記載の発明では、係止手段がケーブルアウターの外周面から径方向外側に弾性的に突出した第1係止部と、端末部材の内周面から径方向内側に弾性的に突出した第2係止部を有する。したがって、端末部材とケーブルアウターの間に係止手段を介在させた場合、係止手段の第2係止部がケーブルアウターの樹脂からなる外層に突き刺さり、ケーブルアウターが係止手段に係止される。また、係止手段の第1係止部が端末部材の孔部の内周面に形成されていた被係止部に係止されることにより、係止手段が端末部材に係止される。この結果、ケーブルアウターが端末部材に係止されることになる。このように、径方向外側と径方向内側に突出した第1係止部と第2係止部が形成されている係止手段をケーブルアウターと端末部材の間に介在させるだけで、ケーブルアウターと端末部材を容易に結合することができる。
請求項3に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造は、請求項2に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造において、前記端末部材の孔部には、前記孔部の端部から前記被係止部まで前記孔部の軸方向に沿って延在し前記第1係止部を案内する案内溝が形成されている。
請求項3に記載の発明では、前記端末部材の孔部には、前記孔部の端部から前記被係止部まで前記孔部の軸方向に沿って延在して第1係止部を案内する案内溝が形成されている。したがって、前記端末部材の内部に弾性部材を配置する場合に、第1係止部を案内溝に沿って案内させるだけで第1係止部を被係止部と係止状態とすることができる。すなわち、端末部材の孔部に係止手段を容易に位置決めすることができる。
請求項4に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造は、請求項2又は3に記載の発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造において、前記係止手段は、前記第1係止部及び前記第2係止部が形成された側面部と、前記ケーブルアウターの端末の先端面に装着される先端部とを備える。
請求項4に記載の発明では、係止手段がケーブルアウターの先端面に装着される先端部を有する。これにより、ケーブルアウターに金属線材が含まれている場合でも、金属線材がケーブルアウターの先端から突出することが回避される。
請求項5に記載の発明に係るコントロールケーブルは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のケーブルアウター、端末部材、及び係止手段と、前記ケーブルアウター内に挿入されたインナーケーブルと、を備える。
請求項5に記載の発明では、インナーケーブルが挿入されたケーブルアウターの端末に係止手段を介して端末部材が結合されている。これらのケーブルアウター及び端末部材は、請求項1〜4のいずれか1項に記載されたものであるため、前述した効果を奏する。
以上説明したように、本発明に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブルでは、ケーブルアウターが剛体部を備えていない場合に、ケーブルアウターの内径への影響を抑えつつ、ケーブルアウターと端末部材とを良好に結合可能である。
第1実施形態に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造の分解斜視図である。 第1実施形態に係る端末部材の縦断面図である。 第1実施形態に係る弾性部材の縦断面図である。 第1実施形態に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造の結合前の各構成部品の縦断面図である。 第1実施形態に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造の弾性部材装着時の状態を示す縦断面である。 第1実施形態に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造における結合状態を示す縦断面である。 第2実施形態に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造の分解斜視図である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図4を用いて、本発明の第1実施形態に係るケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブルについて説明する。
(コントロールケーブルの構成)
図5には、本実施形態に係るコントロールケーブル10の部分的な構成が断面図にて示されている。このコントロールケーブル10は、例えば自動車等おいて操作力又は駆動力の伝達用に適用される。このコントロールケーブル10の適用例としては、サンルーフ開閉ケーブル、シートケーブル、ウインドウ開閉ケーブル、パーキングブレーキケーブル、トランクオープンケーブル、燃料オープンケーブル、ボンネットケーブル、キーロックケーブル、ヒータ調整ケーブル、オートマ変則ケーブル、スロットルケーブル、アクセルケーブルなどが挙げられる。
このコントロールケーブル10は、図1及び図5に示されるように、ケーブルアウター(アウターケーシング)12と、ケーブルアウター12の端末12Aに結合(固定)された端末部材16と、ケーブルアウター12内に摺動自在に挿入(挿通)されたインナーケーブル14とによって構成されている。
本実施形態に係るケーブルアウター12は、図1及び図4に示されるように、内層(内側樹脂層)であるライナー18と、ライナー18の外周を被覆する外層(外側樹脂層)であるアウターコート20と、アウターコート20内に埋設された複数の金属線材22とによって構成されている。なお、図示は省略するが、アウターコート20の外周がプロテクターと称される保護用の樹脂等によって更に被覆された構成にしてもよい。
ライナー18は、熱可塑性樹脂が押出し成形されることにより管状に形成されており、内側にインナーケーブル14が摺動自在に挿入されている。このライナー18を構成する樹脂を例示すると、66ナイロン、6ナイロン、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシメチレン、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、高密度ポリエチレンなどが挙げられる。
アウターコート20は、ライナー18とは異なる種類の熱可塑性樹脂がライナー18の外周に押出し成形されることにより管状に形成されている。このアウターコート20を構成する樹脂を例示すると、軟質塩化ビニル、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリオキシメチレン、熱可塑性エラストマーとしてスチレン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、エステル系熱可塑性エラストマー、ポリエチレン系熱可塑性エラストマー、EPDMやエチレン−プロピレン共重合体が分散されたオレフィン系熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
複数の金属線材22は、アウターコート20内に軸方向に沿って埋設されている。これらの金属線材22としては、硬鋼線、軟鋼線、ステンレス線などが挙げられる。これらの金属線材22は、例えば、予め成形しておいたライナー18とともに押出し成形機のダイス内に挿入される。そして、ダイスからライナー18と複数の金属線材22を送り出しながらライナー18の外周に樹脂を押出すことにより、複数の金属線材22が埋設されたアウターコート20を成形する。なお、図1では、金属線材22が2本の例を示しているが、金属線材22の数は2本に限定されるものではなく、例えば3本であってもよい。
端末部材16は、例えば射出成形により形成されたものであり、アウターコート20とは異なる種類の熱可塑性樹脂により筒状に形成されている。この端末部材16を構成する樹脂としては、例えばポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレートなどが挙げられる。この端末部材16は、軸方向一端側(基端側)がケーブルアウター12を固定するアウター固定部23とされている。端末部材16の軸方向中間部には、図2に示すように、径方向に貫通した貫通孔24が形成されている。端末部材16の軸方向他端側(先端側)には、径方向に突出した環状凸部26が形成されている。
端末部材16には、孔部27が形成されている。図2に示すように、孔部27は、軸方向一端側が大径部28とされ、軸方向他端側が大径部28よりも径の小さい小径部30とされており、大径部28と小径部30との間には段部32が形成されている。大径部28は、後述する結合部材15の端部形状に対応して断面略十字型に形成されており、その上端と下端に結合部材15の後述する結合面42A、42B(爪部46A、46B)を案内するための上溝34Aと下溝34Bが形成されている。この大径部28には、ケーブルアウター12の端末12Aが挿入されており、ケーブルアウター12の端面が段部32に当接している。小径部30の内径は、ライナー18の内径よりも若干大きく形成されており、ライナー18内に挿入されたインナーケーブル14を挿通可能とされている。大径部28内に挿入されたケーブルアウター12の端末12Aは、以下の結合構造によって端末部材16に結合されている。
次に、ケーブルアウター12と端末部材16を結合する際に、ケーブルアウター12に装着される結合部材15について説明する。図1及び図3に示すように、結合部材15は、金属板を略U字型に折り曲げて形成されたものであり、端面40と、端面40の上下端から90度折り曲げられた結合面42A、42Bとを有している。
端面40は、軸方向視において略十字型に形成されており、その中央部分にインナーケーブル14挿通用の孔部44が形成されている。なお、結合面42A、42B間の距離は、ケーブルアウター12の外径と等しく設定されている。
結合面42A、42Bは、端面40の孔部44の軸方向に沿って延在するものであり、結合面42A、42Bに切り込みが入れられることによって、結合面42Aの外側かつ端面40と反対側に立ち上げられた爪部46Aと、結合面42Aの内側かつ端面40側に立ち上げられた爪部48Aとが形成されている。爪部46A、48Aは、結合面42Aに対して弾性的に形成されている。また、結合面42Bにも、結合面42Aと同様に、爪部46B、48Bが形成されている。
以下、ケーブルアウター12と端末部材16との結合方法について説明する。
(ケーブルアウターと端末部材との結合方法)
ケーブルアウター12と端末部材16とを結合する際には、先ずケーブルアウター12の先端に結合部材15を装着する。具体的には、図4及び図5に示すように、ケーブルアウター12を結合部材15の端面40と反対側から結合面42A、42B間に挿入する。挿入されたケーブルアウター12は、内側に突出している爪部48A、48Bを外側に押し上げつつ、端面40に突き当たるまで挿入される。
図5に示すように、この状態で、指または器具で結合部材15の結合面42A、42B(爪部48A、48B)を挟持することにより、金属からなる爪部48A、48Bの先端がケーブルアウター12の樹脂製のアウターコート20の外周面に食い込むことになる。これにより、結合部材15がケーブルアウター12に装着されることになる。この際、ケーブルアウター12のアウターコート20を変形させるが、ライナー18の内径を変化させることはない。
このように、先端に結合部材15が装着された状態でケーブルアウター12を端末部材16の大径部28に挿入する。この場合、大径部28の上溝34A、下溝34Bに結合部材15の結合面42A、42Bがそれぞれ挿入される。この際、爪部46A、46Bは上溝34A、下溝34Bに押圧され、内側に弾性変形する。結合部材15が先端に装着されたケーブルアウター12を奥まで挿入することにより、結合部材15の端面40が段部32に当接される。この結果、図6に示すように、上溝34A、下溝34Bによって内側に押圧されていた(弾性変形していた)爪部46A、46Bは、貫通孔24の開口部分に位置することにより、原型(径方向外側且つ端面40と反対側に立ち上げられた形状)に戻り、先端が貫通孔24に係止された状態となる。
(作用及び効果)
次に、本実施形態に係るケーブルアウターと端末部材の結合構造の作用及び効果を説明する。
本実施形態では、アウターコート20が樹脂により形成されたケーブルアウター12の外表面に結合部材15の爪部48A、48Bを食い込ませることにより、ケーブルアウター12の端部に結合部材15を装着させ、その状態でケーブルアウター12を端末部材16の大径部28に挿入することにより、結合部材15の爪部46A、46Bが端末部材16の貫通孔24に係止される。したがって、ケーブルアウター12に端末部材16の孔部27から引き抜く方向への荷重が作用した場合、径方向内側及び端面40側に傾斜した結合部材15の爪部48A、48Bがケーブルアウター12のアウターコート20に一層食い込み、ケーブルアウター12と端末部材16の結合状態が良好に維持される。
また、結合部材15がケーブルアウター12に係止される際、ケーブルアウター12のアウターコート20に爪部48A、48Bが食い込む(変形させる)だけなので、ライナー18の内径への影響を最小限に抑制する(内径が変形しないようにする)ことができる。
特に、本実施形態では、ケーブルアウター12が、アウターコート20とライナー18との2層構造を有する。このため、例えばアウターコート20の材料として軟らかい樹脂を用いた場合でも、ライナー18によって寸法精度を確保できる。これにより、ケーブルアウター12内に挿入されるインナーケーブル14の摺動性と、ケーブルアウター12の配策性との両立が可能になる。
さらに、端末部材16に対するケーブルアウター12の結合作業が、結合部材15をケーブルアウター12の先端に装着して、端末部材16に挿入するだけで完了するので、組付け作業性が向上する。特に、結合部材15の装着については、特別な設備を要せずに行えるので、作業性が向上する。また、超音波溶着と異なり、ケーブルアウター12(アウターコート20)や端末部材16の樹脂の種類を問わず、結合することができる。
また、結合部材15は、端面40を有するため、結合時にケーブルアウター12の先端面から金属線材22が突き出すことを防止できる。すなわち、結合部材15がワッシャの機能も有している。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係るコントロールケーブル50について説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、第1実施形態と異なるのは結合部材のみなので、該当部分を説明する。
図7に示すように、結合部材52は、略円筒形状であり、その外周面の上側と下側に第1実施形態と同様の爪部46A、48A、爪部46B、48Bが形成されている。また、結合部材52の一方の端部には、孔部44(不図示)が形成された端面54が形成され、他方の端部が開口されている。
また、端末部材16の上溝34A、34Bは、爪部46A、46Bが内側に若干弾性変形されつつ挿入されることにより、結合部材52の位置決めをして、爪部46A、46Bを端末部材16の貫通孔24位置に案内している。
このように、コントロールケーブル50の結合部材52を構成することによっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、ケーブルアウター12に結合部材15を装着した後、端末部材16の大径部28に挿入することによって、ケーブルアウター12と端末部材16を結合したが、大径部28に結合部材15を挿入した後、ケーブルアウター12を大径部28に挿入することでケーブルアウター12と端末部材16を結合しても良い。
また、上記実施形態では、ケーブルアウター12が内側樹脂層であるライナー18と、外側樹脂層であるアウターコート20と、アウターコート20内に埋設された金属線材22とから形成された場合について説明したが、ケーブルアウター12は、少なくとも外層が樹脂により形成されたものであればよい。例えば、単層の樹脂層からなる管状体に複数の金属線材が軸方向に沿って埋設された構成の鋼筋アウターや、管状のライナーの外周に多数の金属線材が緩いピッチで螺旋状に巻き付けられてシールド線層が形成されると共に当該シールド線層が外側樹脂層(外層)によって被覆された構成のシールドアウター、或いは、短繊維等によって補強された樹脂の管状体からなる樹脂アウター等でも良い。
さらに、上記実施形態では、結合部材15の二箇所に爪部46A、46Bを設けたが、これに限るものではない。例えば、結合部材15において、周方向に並んだ複数箇所、軸方向に並んだ複数箇所、又は周方向及び軸方向に対して傾斜した方向に並んだ複数箇所に爪部46A、46Bが設けられる構成にしてもよい。この場合には、端末部材16の対応した箇所に貫通孔又は凹部を設ければよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10、50 コントロールケーブル
12 ケーブルアウター
12A 端末
14 インナーケーブル
15、52 結合部材(係止手段)
16 端末部材
20 アウターコート(外層)
24 貫通孔(被係止部)
28 大径部(孔部)
34A 上溝(案内溝)
34B 下溝(案内溝)
40 端面(先端部)
46A、46B 爪部(第1係止部)
48A、48B 爪部(第2係止部)

Claims (5)

  1. 外層が樹脂により形成されたケーブルアウターと、
    前記ケーブルアウターの端末が挿入される孔部が形成された端末部材と、
    前記ケーブルアウターと前記端末部材の間に介在し、前記ケーブルアウターの端末に対して前記端末部材からの引き抜き方向に荷重が作用したときに、前記外層を変形させて前記ケーブルアウターを前記端末部材に係止させる係止手段と、
    を備えるケーブルアウターと端末部材との結合構造。
  2. 前記係止手段は、前記ケーブルアウターの外周面から径方向外側に弾性的に突出した第1係止部と、前記端末部材の内周面から径方向内側に弾性的に突出した第2係止部を有すると共に、前記端末部材の孔部には、前記第1係止部が係止される被係止部が設けられている請求項1記載のケーブルアウターと端末部材との結合構造。
  3. 前記端末部材の孔部には、前記孔部の端部から前記被係止部まで前記孔部の軸方向に沿って延在し前記第1係止部を案内する案内溝が形成されている請求項2記載のケーブルアウターと端末部材との結合構造。
  4. 前記係止手段は、前記第1係止部及び前記第2係止部が形成された側面部と、前記ケーブルアウターの端末の先端面に装着される先端部とを備える請求項2又は3記載のケーブルアウターと端末部材との結合構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のケーブルアウター、端末部材、及び係止手段と、
    前記ケーブルアウター内に挿入されたインナーケーブルと、
    を備えたコントロールケーブル。
JP2015082504A 2015-04-14 2015-04-14 ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル Expired - Fee Related JP6566299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015082504A JP6566299B2 (ja) 2015-04-14 2015-04-14 ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015082504A JP6566299B2 (ja) 2015-04-14 2015-04-14 ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016200260A true JP2016200260A (ja) 2016-12-01
JP6566299B2 JP6566299B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=57424127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015082504A Expired - Fee Related JP6566299B2 (ja) 2015-04-14 2015-04-14 ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6566299B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0955236A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Japan Aviation Electron Ind Ltd 圧着コンタクト
JPH10323251A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Nippon Cable Syst Inc 流体圧ロック装置用レバーの取付機構
JP2008106886A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Chuo Spring Co Ltd コントロールケーブルの結合機構

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0955236A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Japan Aviation Electron Ind Ltd 圧着コンタクト
JPH10323251A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Nippon Cable Syst Inc 流体圧ロック装置用レバーの取付機構
JP2008106886A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Chuo Spring Co Ltd コントロールケーブルの結合機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP6566299B2 (ja) 2019-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4814947B2 (ja) コルゲートチューブの接続部材
US7048562B2 (en) Connection between a cable end piece and a cable end
US5582074A (en) Park brake cable end fitting
US20220136557A1 (en) Cable end fitting and cable abutment and method of securement
US10486625B1 (en) Grommet and wire harness
WO2009147762A1 (ja) グロメット
JP5248873B2 (ja) ホース口金具用樹脂製ニップルおよびホース口金具接続構造
DE102014221104A1 (de) Befestigungsvorrichtung für eine Leitung in einem Fahrzeug
CN108288772B (zh) 防水用保护器以及带保护器的线束
JP2018120743A (ja) ワイヤハーネス
CN112751296A (zh) 护线套
JP2013534435A (ja) ベルトバックル用バックルキャップおよびその組み立て方法
JP2018191472A (ja) ワイヤーハーネスの固定構造、及びワイヤーハーネス
CN112744167A (zh) 护线套
KR101354219B1 (ko) 그로밋
JP2011226508A (ja) ブラケット及び金属カラー
US6035090A (en) Optical fiber cable terminal structure and cap member used in the same
CN112751295B (zh) 护线套
JP6566299B2 (ja) ケーブルアウターと端末部材との結合構造及びコントロールケーブル
JP5486895B2 (ja) 管継手
KR20130062688A (ko) 자동차 케이블용 소켓 유니트
JP6429150B2 (ja) ケーブルアウターと端末部材との結合構造及び結合方法並びにコントロールケーブル
JP2021151137A (ja) ワイヤハーネス
US20070056654A1 (en) Fuel filler pipe retainer
JP4832603B1 (ja) 外壁貫通パイプの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6566299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees