JP2016200656A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化できるプロジェクターを提供すること。【解決手段】プロジェクター1は、第1冷却対象及び第2冷却対象と、第1密閉筐体を有し、第1密閉筐体内の第1冷却気体を循環させて、第1密閉筐体内に配置された第1冷却対象を冷却する第1循環冷却装置5と、第2密閉筐体を有し、第2密閉筐体内の第2冷却気体を循環させて、第2密閉筐体内に配置された第2冷却対象を冷却する第2循環冷却装置6と、を備え、第1冷却対象は、入射される光を変調して画像を形成する光変調装置を有する画像形成部(電気光学装置34)であり、第2冷却対象は、光変調装置による画像の形成に寄与する光学部品に含まれる第1光学部品(偏光変換素子325)である。【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源装置と、当該光源装置から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成する光変調装置と、形成された画像をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する投射光学装置と、を備えたプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターとして、光学装置(光変調装置としての液晶パネルを含む)及び偏光変換素子を、外装筐体内を循環する空気によって冷却する冷却装置を備える構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のプロジェクターは、2台のシロッコファン及びダクトを備えている。この2台のシロッコファンのそれぞれから送風された冷却風は、ダクトにより分割され、複数の冷却対象(光学装置及び偏光変換素子)のそれぞれに供給される。
特開2009−86197号公報
ところで、特許文献1に記載のプロジェクターでは、複数の冷却対象(例えば、光学装置及び偏光変換素子等)が密閉空間に配置されていないため、塵埃の多いところで当該プロジェクターを使用すると、光学装置等に塵埃が付着し、投射画像に影が見えるなどして画像が劣化するおそれがある。これに対し、上記塵埃の光学装置等への付着を抑制するため、複数の冷却対象を密閉筐体内に保持し、冷却風を当該密閉筐体内に流通させることで冷却することが考えられる。
しかしながら、密閉筐体内に複数(例えば、2つ)の冷却対象が保持されている場合、当該密閉筐体内を循環する冷却風の熱を吸熱する吸熱器及び当該吸熱器からの熱を当該密閉筐体外に放出するためには、装置が大型化するという問題がある。また、複数の冷却対象のそれぞれを適切な温度で管理することが難しいという問題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、小型化できるプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るプロジェクターは、第1冷却対象及び第2冷却対象と、第1密閉筐体を有し、前記第1密閉筐体内の第1冷却気体を循環させて、前記第1密閉筐体内に配置された前記第1冷却対象を冷却する第1循環冷却装置と、第2密閉筐体を有し、前記第2密閉筐体内の第2冷却気体を循環させて、前記第2密閉筐体内に配置された前記第2冷却対象を冷却する第2循環冷却装置と、を備え、前記第1冷却対象は、入射される光を変調して画像を形成する光変調装置を有する画像形成部であり、前記第2冷却対象は、前記光変調装置による前記画像の形成に寄与する光学部品に含まれる第1光学部品であることを特徴とする。
上記一態様によれば、第1冷却対象及び第2冷却対象がそれぞれ別個の第1循環冷却装置及び第2循環冷却装置により冷却されるので、第1冷却対象及び第2冷却対象のそれぞれを適切に冷却し、かつ、適切な温度で管理できる。
ここで、第1冷却対象及び第2冷却対象のそれぞれが離間した位置に配置されている場合、当該第1及び第2冷却対象を1つの循環冷却装置により冷却する場合、当該循環冷却装置が大型化する。これに対し、上記一態様によれば、上記1つの循環冷却装置により第1冷却対象(画像形成部)及び第2冷却対象を冷却する場合に比べて、第1循環冷却装置及び第2循環冷却装置を小型化できる。また、第1循環冷却装置及び第2循環冷却装置をそれぞれ設けることにより、プロジェクター内における第1及び第2循環冷却装置の配置の自由度が高まる。従って、プロジェクターを小型化できる。
上記一態様では、前記第1光学部品は、偏光変換素子であることが好ましい。
上記一態様によれば、偏光変換素子を第2循環冷却装置により個別に冷却できる。これにより、画像形成部及び偏光変換素子のそれぞれの温度をより適切に管理できる。
上記一態様では、前記第1光学部品は、入射された励起光によって励起され蛍光光を出射する波長変換素子であることが好ましい。
上記一態様によれば、波長変換素子を第2循環冷却装置により個別に冷却できる。これにより、画像形成部及び波長変換素子のそれぞれの温度をより適切な温度で管理できる。
上記一態様では、前記第1密閉筐体及び前記第2密閉筐体は、隔壁により分断され、前記隔壁は、前記光学部品を保持する光学部品用筐体と、前記光学部品に含まれる第2光学部品と、により構成されていることが好ましい。
上記一態様によれば、隔壁が光学部品用筐体と第2光学部品とにより構成されるので、第1密閉筐体及び第2密閉筐体を他の部品のみで構成する場合に比べて、部品点数を削減でき、かつ、小型化できる。また、光学部品用筐体及び第2光学部品により第1密閉筐体及び第2密閉筐体が分断されるので、確実に第1冷却対象及び第2冷却対象を冷却し、かつ、適切な温度で管理できる。
上記一態様では、前記第2光学部品は、入射される光を反射する反射部材を含むことが好ましい。
なお、上記反射部材としては、全反射ミラーの他、ダイクロイックミラー等を例示できる。
上記一態様によれば、反射部材が隔壁の一部を構成するので、当該反射部材により確実に第1密閉筐体及び第2密閉筐体を構成できる。
上記一態様では、前記第2光学部品は、レンズを含むことが好ましい。
上記一態様によれば、レンズが隔壁の一部を構成するので、当該レンズにより確実に第1密閉筐体及び第2密閉筐体を構成できる。
上記一態様では、前記第1循環冷却装置は、前記第1冷却気体を前記第1密閉筐体内で循環させる第1循環ファンと、循環される前記第1冷却気体を冷却する第1冷却器と、を備え、前記第2循環冷却装置は、前記第2冷却気体を前記第2密閉筐体内で循環させる第2循環ファンと、循環される前記第2冷却気体を冷却する第2冷却器と、を備えることが好ましい。
なお、上記冷却器としては、熱交換器や吸熱器等を例示できる。
上記一態様では、第1密閉筐体及び第2密閉筐体内において循環する第1冷却気体及び第2冷却気体を第1冷却器及び第2冷却器により冷却できる。従って、第1冷却気体及び第2冷却気体により確実に第1冷却対象及び第2冷却対象を冷却できる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクターを示す概要斜視図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの内部構成を示す模式図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの第1循環冷却装置のブロック図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの第2循環冷却装置の流路を示す断面図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの第2循環冷却装置及び光学部品用筐体を光の出射方向の反対側から見た斜視図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの第2循環冷却装置及び光学部品用筐体を図5とは異なる方向から見た斜視図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの光学部品用筐体の平面図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの光学部品用筐体の一部を拡大して示す斜視図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの第2循環冷却装置を光の出射方向の反対側から見た断面斜視図。 上記第1実施形態に係るプロジェクターの第2循環冷却装置を図9とは異なる角度から見た断面斜視図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの第2循環冷却装置の冷却対象及び流路を示す断面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの外観構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1を示す概要斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、後述する照明装置31から出射される光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、当該画像をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する投射型表示装置である。
このプロジェクター1は、詳しくは後述するが、第1冷却対象及び第2冷却対象を備え、当該第1及び第2冷却対象のそれぞれが密閉筐体内に配置され、当該第1及び第2冷却対象に対して冷却空気(冷却気体)を循環させて冷却する機能を有する。
このプロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2を備える。
外装筐体2は、天面部21、底面部22、正面部23、背面部24及び左右の側面部25,26を有する略直方体形状に形成されている。
天面部21には、使用者がプロジェクター1を把持したり、天井等に設置された器具にプロジェクター1を固定したりする際に利用される一対の把手211が設けられている。また、天面部21には、後述する光源装置31A,31Bを外装筐体2内に交換可能に収納するための開口部(図示省略)が形成され、当該開口部は、カバー部材212によって覆われている。
底面部22には、図示を省略するが、設置台等の設置面上に載置される際に、当該設置面と接触する脚部が設けられている。
正面部23には、後述する画像形成装置3を構成する投射光学装置35の一部が露出する開口部231が形成されている。
これらの他、図示を省略するが、右側の側面部26には、外装筐体2外の空気を内部に導入する導入口が形成され、左側の側面部25には、外装筐体2内の空気を外部に排出する排気口が形成されている。
なお、以下の図及び説明において、Z方向は、投射光学装置35から投射された光の進行方向(投射方向)を示し、X方向及びY方向は、当該Z方向に直交し、かつ、互いに直交する方向を示す。これらのうち、Y方向は、平面視でZ方向が水平方向に沿うようにプロジェクター1が配置された場合に、鉛直方向とは反対方向である上方(すなわち、外装筐体2の底面部22から天面部21に向かう方向)を示し、X方向は、Z方向側(光の進行方向側)から見て左から右に向かう方向を示す。
[プロジェクターの内部構成]
図2は、プロジェクター1の内部構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、上記外装筐体2の他、図2に示すように、当該外装筐体2内に配置される画像形成装置3、冷却装置4を備える。この他、図示を省略するが、プロジェクター1は、当該プロジェクター1を制御する制御装置、及び、当該プロジェクター1を構成する電子部品に電力を供給する電源装置を備える。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置3は、上記制御装置から入力される画像情報に応じた画像を形成及び投射する。この画像形成装置3は、照明装置31、均一化装置32、色分離装置33、電気光学装置34、投射光学装置35及び光学部品用筐体36を備える。
これらのうち、光学部品用筐体36は、内部に照明光軸Axが設定された箱状筐体であり、照明装置31、均一化装置32及び色分離装置33は、光学部品用筐体36内における照明光軸Ax上の位置に配置される。また、電気光学装置34及び投射光学装置35は、光学部品用筐体36外に位置するものの当該照明光軸Axに応じて配置される。なお、光学部品用筐体36の詳しい構成については、後述する。
照明装置31は、互いに対向配置される一対の光源装置31A,31Bと、当該一対の光源装置31A,31Bの間に配置される反射ミラー31Cと、を備える。
一対の光源装置31A,31Bは、それぞれ光源ランプ311及びリフレクター312と、これらを内部に収納する収納体313とを備える。そして、これら光源装置31A,31Bは、反射ミラー31Cに向けて光を出射する。
反射ミラー31Cは、光源装置31A,31Bから入射される光をそれぞれ同方向に反射させ、これにより、当該光を均一化装置32に入射させる。
均一化装置32は、照明装置31から出射された光束の中心軸に対する直交面内の照度を均一化する。この均一化装置32は、シネマフィルター321、第1レンズアレイ322、UVフィルター323、第2レンズアレイ324、偏光変換素子325及び重畳レンズ326を有する。
これらのうち、偏光変換素子325は、入射された光の偏光方向を一種類に揃えるものであり、本発明の偏光変換部に相当する。
色分離装置33は、均一化装置32から入射される光束を、赤(R)、緑(G)及び青(B)の3つの色光に分離する。この色分離装置33は、ダイクロイックミラー331,332、反射ミラー333〜336及びリレーレンズ337〜339を有する。
電気光学装置34は、分離された各色光を画像情報に応じて変調した後、変調された各色光を合成する。この電気光学装置34は、フィールドレンズ340、それぞれ色光毎に設けられる光変調装置としての液晶パネル341(赤、緑及び青用の液晶パネルを、それぞれ341R,341G,341Bとする)、入射側偏光板342及び出射側偏光板343と、1つの色合成装置344と、を有する。これらのうち、色合成装置344としては、ダイクロイックプリズムを採用できる。なお、電気光学装置34は、本発明の画像形成部に相当する。
投射光学装置35は、色合成装置344により合成された光束(画像を形成する光束)を上記被投射面上に拡大投射する投射レンズである。このような投射光学装置35としては、鏡筒内に複数のレンズが配置された組レンズを採用できる。
[冷却装置の構成]
プロジェクター1は、上記構成の他、外装筐体2内に配置される冷却装置4を備える。この冷却装置4は、図2に示すように、第1冷却対象(例えば、電気光学装置34)が、密閉筐体内に配置され、当該第1冷却対象に冷却空気を循環させて冷却する第1循環冷却装置5と、第2冷却対象(例えば、偏光変換素子325)が、密閉筐体内に配置され、当該第2冷却対象に冷却空気を循環させて冷却する第2循環冷却装置6とを備える。このため、第1冷却対象及び第2冷却対象のそれぞれは、各循環冷却装置5,6により個別に冷却される。
[第1循環冷却装置の構成]
図3は、第1循環冷却装置5の概略構成を示すブロック図である。
第1循環冷却装置5は、第1密閉筐体511により形成される密閉空間S1内の冷却空気を循環させて流通させることにより、当該密閉空間S1内に配置された第1冷却対象を冷却し、第1冷却対象の冷却に供せられた第1冷却空気の熱を、循環流路を循環する第1液体に伝導して第1密閉筐体511外に流出させ、当該第1液体から他の循環流路を流通する第2液体に伝導して放熱するものである。なお、第1液体及び第2液体は、それぞれ異なる循環流路を流通する液体であることを示す呼称であり、それぞれ同じ成分の液体であってもよい。このような液体としては、水やプロピレングリコール等の不凍液を例示できる。
この第1循環冷却装置5は、図3に示すように、冷却装置51、吸熱装置52、放熱装置53及び冷却ファン54を備える。
[冷却装置の構成]
冷却装置51は、第1密閉筐体511内の第1冷却空気を循環させて、当該第1密閉筐体511内に配置された上記第1冷却対象を冷却する循環冷却装置である。この冷却装置51は、第1密閉筐体511の他、循環ファン512及び冷却ファン513を備える。
第1密閉筐体511は、冷却対象である電気光学装置34と、循環ファン512及び冷却ファン513と、後述する吸熱装置52を構成する吸熱器521と、が収納される筐体であり、これらが配置される密閉空間S1を形成する。この第1密閉筐体511は、当該第1密閉筐体511外の空気が内部に流入しにくい密閉構造として構成されている。
この第1密閉筐体511は、当該第1密閉筐体511の外縁を構成する外壁部511Aと、内側の面を構成する内壁部511Bと、を有し、これら外壁部511A及び内壁部511Bの一部は、光学部品用筐体36の一部である外側面部367(図7参照)により構成される。これら外壁部511A及び内壁部511Bが組み合わされることにより、第1密閉筐体511内には、環状の循環流路が形成されている。この循環流路上に、上記第1冷却対象(電気光学装置34)は、配置されている。
循環ファン512は、本発明の第1循環ファンに相当し、第1密閉筐体511内の冷却空気を吸引して吐出することにより、当該第1密閉筐体511内を循環させる。この循環ファン512は、本実施形態では軸流ファンにより構成され、後述する吸熱器521近傍に2つ設けられている。しかしながら、これに限らず、循環ファン512は、シロッコファンにより構成されていてもよく、循環ファン512の数も適宜変更可能であり、更には分散して配置してもよい。
冷却ファン513は、第1密閉筐体511内の冷却空気を吸引して、ダクト(図示省略)を介して上記第1冷却対象に送出する。この冷却ファン513は、上記電気光学装置34の各液晶パネル341に応じて設けられ、当該各液晶パネル341に冷却空気を送出する冷却ファン513R,513G,513Bを含む。このような冷却ファン513は、本実施形態ではシロッコファンにより構成されているが、軸流ファンにより構成されてもよく、冷却ファン513の数も適宜変更可能である。
[吸熱装置の構成]
吸熱装置52は、上記第1密閉筐体511内の冷却空気から熱を吸熱し、当該熱が伝導された第1液体を、第1密閉筐体511外に位置する放熱装置53に流通させるものである。この吸熱装置52は、吸熱器521、タンク522及びポンプ523と、複数の流通管524と、を有する。なお、吸熱器521は、本発明の第1冷却器に相当する。
これらのうち、流通管524(5241〜5244)は、吸熱器521、タンク522及びポンプ523と、後述する放熱装置53とを、第1液体が内部を流通可能に接続する。
吸熱器521は、本発明の第1冷却器に相当し、上記第1密閉筐体511内に配置され、タンク522及びポンプ523は、当該第1密閉筐体511外に配置されている。
これらのうち、吸熱器521は、流通管5241を介してタンク522と接続され、また、流通管5244を介して放熱装置53と接続されている。この吸熱器521は、第1密閉筐体511内を循環する冷却空気から熱を吸熱して当該冷却空気を冷却し、吸熱した熱を、内部を流通する第1液体に伝導させる。この吸熱器521により熱せられた第1液体は、流通管5241を介してタンク522に向けて流通する。
タンク522は、流通管5242を介してポンプ523と接続されている。このタンク522は、流通管5241〜5244を介して循環する第1液体を一時的に貯留する。これにより、空気や不純物が混入した第1液体が、ポンプ523に流入されることが抑制される。
ポンプ523は、流通管5242を介して流入された第1液体を、流通管5243を介して放熱装置53に圧送する。
[放熱装置及び冷却ファンの構成]
そして、放熱装置53に流通した第1液体は、当該放熱装置53に冷却ファン54から流通される冷却風によって冷却されて、流通管5244を介して吸熱器521に再度流通する。これにより、温度が低い第1液体が吸熱器521に流通し、当該吸熱器521にて第1密閉筐体511内の冷却空気から吸熱された熱を帯びた第1液体が、吸熱器521から流通管5241を介してタンク522に流入される。このように、吸熱装置52では、ポンプ523が駆動されることによって第1液体が循環される。
このように、第1循環冷却装置5では、吸熱器521により冷却空気が冷却されつつ、上記第1冷却対象である電気光学装置34が循環流路内で冷却される。
[第2循環冷却装置の構成]
図4は、第2循環冷却装置6及び第2循環冷却装置6を循環する冷却空気の流路を示す断面図である。
第2循環冷却装置6は、第2密閉筐体7により形成される密閉空間S2内の冷却空気を循環させて流通させることにより、当該密閉空間S2に配置された第2冷却対象(例えば、偏光変換素子325)を冷却し、第2冷却対象の冷却に供せられた第2冷却空気の熱をヒートパイプ622(図5参照)へ循環する第3液体に伝導して第2密閉筐体7外に流出させ、当該ヒートパイプ622に接続されたヒートシンク631に冷却ファン(図示省略)から冷却風が送風されることにより、当該ヒートパイプ622内の第3液体が冷却され、上記熱が放熱されるものである。なお、第3液体は、それぞれ同じ成分の液体であってもよい。このような液体としては、水やプロピレングリコール等の不凍液を例示できる。
この第2循環冷却装置6は、図4に示すように、冷却装置61、吸熱装置62、放熱装置63及び冷却ファン(図示省略)を備える。
[冷却装置の構成]
図5は、光学部品用筐体36及び第2循環冷却装置6をZ方向とは反対方向側から見た斜視図であり、図6は、光学部品用筐体36及び第2循環冷却装置6をY方向とは反対方向側から見た斜視図である。
冷却装置61は、第2密閉筐体7内の第2冷却空気を循環させて、当該第2密閉筐体7内に配置された上記第2冷却対象を冷却する循環冷却装置である。この冷却装置61は、図5及び図6において、第2密閉筐体7を構成する複数のダクト71〜73の他、循環ファン612を備える。
第2密閉筐体7は、冷却対象である偏光変換素子325と、循環ファン612と、後述する吸熱装置62を構成する吸熱器621と、が収納される筐体であり、これらが配置される密閉空間S2を形成する。この第2密閉筐体7は、当該密閉筐体7外の空気が内部に流入しにくい密閉構造として構成されている。
この第2密閉筐体7は、第1ダクト71、第2ダクト72、第3ダクト73及び光学部品用筐体36の一部により構成される。この光学部品用筐体36の一部は、詳しくは後述するが、光学部品用筐体36の外側面部361,362、ダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337(図7参照)により構成される。このような構成により、第2密閉筐体7内には、環状の循環流路が形成されている。すなわち、上記第2冷却対象(偏光変換素子325)は、図4に示すように、この循環流路上に配置されている。
循環ファン612は、本発明の第2循環ファンに相当し、密閉筐体7内の冷却空気を吸引して吐出することにより、当該第2密閉筐体7内を循環させる。この循環ファン612は、本実施形態ではシロッコファンにより構成され、後述する吸熱器621近傍に設けられている。しかしながら、これに限らず、循環ファン612は、軸流ファンにより構成されていてもよく、循環ファン612の数も適宜変更可能であり、更には分散して配置してもよい。
[吸熱装置及び放熱装置の構成]
吸熱装置62は、上記第2密閉筐体7内の冷却空気から熱を吸熱し、当該熱が伝導された第3液体を、第2密閉筐体7外に位置する放熱装置63に流通させるものである。この吸熱装置62は、吸熱器621及びヒートパイプ622を有する。なお、吸熱器621は、本発明の第2冷却器に相当する。
これらのうち、ヒートパイプ622は、内部に第3液体が流通する流路を備える。このヒートパイプ622には、放熱装置63としてのヒートシンク631が接続され、当該ヒートシンク631に冷却風が供給されることにより、当該ヒートシンク631に接続されたヒートパイプ622が冷却される。これにより、吸熱器621により吸熱された熱が第2密閉筐体7内から放熱される。
このように、第2循環冷却装置6では、吸熱器621により冷却空気が冷却されつつ、上記第2冷却対象である偏光変換素子325が循環流路内で冷却される。
[光学部品用筐体の構成]
図7は、プロジェクター1の光学部品用筐体36をY方向側から見た平面図であり、図8は、光学部品用筐体36の一部を拡大して示す斜視図である。なお、図7及び図8の光学部品用筐体36は、天面部369を取り外した状態である。
光学部品用筐体36は、図7及び図8に示すように底面部360、外側面部361〜367、内側面部368及び天面部369(図5参照)を備える。
底面部360は、略U字状に形成される。この底面部360の外側の外縁のそれぞれからは、Y方向に延出する上記外側面部361〜367が設けられている。また、底面部360の中央部分には、Y方向に延出する略三角柱状の内側面部368が設けられている。これら底面部360、外側面部361〜367及び内側面部368は、一体成形されている。しかしながら、本発明は、これに限られず、それぞれが別部材として形成されていてもよい。
また、底面部360の偏光変換素子325が配置される位置に対応する部分には、開口部H1が形成されている。
外側面部361は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、最もX方向側に位置する側面部である。この外側面部361のZ方向とは反対方向側の端部が外側面部362と接続されており、Z方向側の端部が外側面部367と接続されている。この外側面部361には、溝部3611,3612,3613が形成されている。また、内側面部368の上記溝部3611,3612に対向する位置には、溝部3681,3682が形成されている。また、外側面部366の上記溝部3613に対向する位置には、溝部3661が形成されている。これら溝部3611,3681には、上記ダイクロイックミラー331がY方向側から嵌め込まれる。また、溝部3612,3682には、重畳レンズ326がY方向側から嵌め込まれる。更に、溝部3613,3661には、ダイクロイックミラー332がY方向側から嵌め込まれる。これにより、ダイクロイックミラー331,332及び重畳レンズ326が光学部品用筐体36に確実に固定される。
これらのうち、ダイクロイックミラー331は、光学部品用筐体36に固定されることで、当該光学部品用筐体36とともに、本発明の隔壁を形成する。すなわち、ダイクロイックミラー331は、第2循環冷却装置6の第2密閉筐体7の一部を構成する。なお、ダイクロイックミラー331は、本発明の第2光学部品及び反射部材に相当する。
外側面部362は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、最もZ方向とは反対方向側に位置する側面部である。この外側面部362のX方向側の端部は、前述したように外側面部361と接続されており、X方向とは反対方向側の端部が外側面部363と接続されている。この外側面部362は、Z方向と反対方向に突出する突出部3620を有する。この突出部3620には、図7及び図8に示すように、上記シネマフィルター321、第1レンズアレイ322、UVフィルター323、第2レンズアレイ324及び偏光変換素子325が配置される。第1レンズアレイ322は、本発明の第2光学部品及びレンズに相当する。
また、外側面部362には、溝部3621が形成されている。また、内側面部368の上記溝部3621に対向する位置には、溝部3683が形成されている。これら溝部3621,3683には、上記リレーレンズ337がY方向側から嵌め込まれる。これにより、リレーレンズ337は、光学部品用筐体36に固定されることで、当該光学部品用筐体36とともに、本発明の隔壁を形成する。すなわち、リレーレンズ337は、第2循環冷却装置6の第2密閉筐体7の一部を構成する。なお、リレーレンズ337は、本発明の第2光学部品及びレンズに相当する。
外側面部363は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、最もX方向とは反対方向側で、かつ、最もZ方向とは反対側に位置する側面部である。この外側面部363のX方向側の端部は、前述したように外側面部362と接続され、X方向とは反対方向側の端部は、外側面部364と接続されている。この外側面部363の両端部には、溝部3631,3632が形成され、当該溝部3631,3632には、反射ミラー333がY方向側から嵌め込まれる。これにより、反射ミラー333が確実に光学部品用筐体36に固定される。
外側面部364は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、最もX方向とは反対方向側に位置し、かつ、上記外側面部361と対向する位置に配置される側面部である。この外側面部364のZ方向とは反対方向側の端部は、前述したように外側面部363と接続され、Z方向側の端部は、外側面部365と接続されている。この外側面部364には、溝部3641,3642が形成されている。また、内側面部368の当該溝部3641,3642に対向する位置には、溝部3684,3685が形成されている。これら溝部3641,3684には、リレーレンズ338がY方向側から嵌め込まれ、溝部3642,3685には、リレーレンズ339がY方向側から嵌め込まれる。これにより、リレーレンズ338,339が確実に光学部品用筐体36に固定される。
外側面部365は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、X方向とは反対方向側で、かつ、最もZ方向側に位置する側面部である。この外側面部365のZ方向とは反対方向側の端部は、前述したように外側面部364と接続され、Z方向側の端部は、外側面部366と接続されている。この外側面部365には、反射ミラー334が固定されている。
外側面部366は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、最もZ方向側に位置するU字状の側面部である。この外側面部366のZ方向とは反対方向側の端部は、前述したように外側面部365と接続され、Z方向側の端部は、外側面部366と接続されている。この外側面部365には、反射ミラー334が固定されている。
また、外側面部366には、一対の溝部3661,3662,3663が形成され、それぞれフィールドレンズ340がY方向側から嵌め込まれ、固定されている。
外側面部367は、光学部品用筐体36をY方向側から見て、最もXZ方向側に位置する側面部であり、上記外側面部363に対向する位置に配置されている。この外側面部367のZ方向とは反対方向側の端部は、前述したように外側面部361と接続され、Z方向側の端部は、外側面部366と接続されている。この外側面部367には、反射ミラー336が固定されている。
また、内側面部368のXZ方向側の面には、反射ミラー335が固定されている。
[光学部品用筐体内における密閉空間]
上述したように、底面部360には、開口部H1が形成され、当該開口部H1を囲むように、ダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337が光学部品用筐体36に固定されている。これにより、開口部H1から流通した第2冷却空気は、突出部3620、第1レンズアレイ322及び光学部品用筐体36におけるダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337により囲まれた空間、すなわち、密閉空間S2内を流通する。
なお、天面部369には、偏光変換素子325のY方向側に開口部H2(図9参照)が設けられている。また、当該開口部H1,H2の形状は、略同形状に形成される。
[冷却装置の循環流路]
図9は、第2循環冷却装置6を光の出射方向の反対側から見た断面斜視図であり、図10は、第2循環冷却装置6を図9とは異なる角度から見た断面斜視図である。
冷却装置61の第2密閉筐体7は、図9及び図10に示すように、第1ダクト71、第2ダクト72及び第3ダクト73を備える。第1ダクト71の一方の端部は、底面部360の開口部H1に接続される。また、第1ダクト71の他方の端部は、循環ファン612に接続される。
第2ダクト72の一方の端部は、循環ファン612の吸引口に接続される。また、第2ダクト72の他方の端部は、第3ダクト73の端部に接続される。この第2ダクト72内には、上述したように、吸熱器621が配置され、当該吸熱器621により当該第2ダクト72を流通する第2冷却空気が冷却される。
第3ダクト73の一方の端部は、第2ダクト72に接続され、他方の端部は、天面部369に形成された開口部H2に接続される。また、上述したように、光学部品用筐体36内に配置されたダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337が第2密閉筐体7の一部を構成している。
このような構成により、各ダクト71〜73、第1レンズアレイ322、ダイクロイックミラー331、リレーレンズ337及び光学部品用筐体36により密閉空間S2が形成される。そして、循環ファン612が駆動することにより、当該密閉空間S2内を図4に示すように、第2冷却空気が循環する。従って、第2冷却対象としての偏光変換素子325が冷却される。
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1は、以下の効果を奏する。
第1冷却対象である電気光学装置34及び第2冷却対象である偏光変換素子325がそれぞれ別個の第1循環冷却装置5及び第2循環冷却装置6により冷却されるので、第1冷却対象及び第2冷却対象のそれぞれを適切に冷却し、かつ、適切な温度で管理できる。
ここで、第1冷却対象及び第2冷却対象のそれぞれが離間した位置に配置されている場合、当該第1及び第2冷却対象を1つの循環冷却装置により冷却する場合、当該循環冷却装置が大型化する。これに対し、本実施形態によれば、上記1つの循環冷却装置により第1冷却対象(電気光学装置34)及び第2冷却対象(偏光変換素子325)を冷却する場合に比べて、第1循環冷却装置5及び第2循環冷却装置6を小型化できる。また、第1循環冷却装置5及び第2循環冷却装置6をそれぞれ設けることにより、プロジェクター1内における第1循環冷却装置5及び第2循環冷却装置6の配置の自由度が高まる。従って、プロジェクター1を小型化できる。
偏光変換素子325を第2循環冷却装置6により個別に冷却できるので、電気光学装置34及び偏光変換素子325のそれぞれの温度をより適切に管理できる。
第2密閉筐体7を構成する隔壁が光学部品用筐体36とダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337とにより構成されるので、第2密閉筐体7を他の部品のみで構成する場合に比べて、部品点数を削減でき、かつ、小型化できる。また、光学部品用筐体36、ダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337により第1密閉筐体511及び第2密閉筐体7が分断されるので、確実に電気光学装置34及び偏光変換素子325を冷却し、かつ、適切な温度で管理できる。
ダイクロイックミラー331が隔壁(第2密閉筐体7)の一部を構成するので、当該ダイクロイックミラー331により確実に第2密閉筐体7を構成できる。
また、リレーレンズ337が隔壁(第2密閉筐体7)の一部を構成するので、当該リレーレンズ337により確実に第1密閉筐体511及び第2密閉筐体7を構成できる。
第1密閉筐体511及び第2密閉筐体7内において循環する第1冷却空気及び第2冷却空気を吸熱器521及び吸熱器621により冷却できる。従って、第1冷却空気及び第2冷却空気により確実に電気光学装置34及び偏光変換素子325を冷却できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態のプロジェクターは、上記プロジェクター1と同様の構成を備えるが、第2循環冷却装置6の冷却装置61により冷却する冷却対象が異なる。すなわち、本実施形態では、偏光変換素子325に代えて、蛍光体ホイールが第2冷却対象である点が上記第1実施形態と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、本実施形態の冷却装置61における第2冷却空気の循環流路及び冷却対象を示す模式図である。
本実施形態に係る第2循環冷却装置6Aを構成する冷却装置61は、第2密閉筐体7内を第2冷却空気を流通させることにより、蛍光体ホイール8を冷却する。このため、本実施形態では、光源装置31A及び光源装置31Bに代えて、固体レーザー光源(図示省略)を光源として用いる。
蛍光体ホイール8は、基板81、波長変換層82及びモーター83を備える。基板81は、Z方向側から見て円板状に形成され、かつ、透光性を有する部材により構成される。また、円板状の基板81のZ方向側の面には、ドーナツ状の波長変換層82が形成されている。この波長変換層82は、励起光が入射されることにより励起し、当該励起光を蛍光光(黄色光)出射する機能を有する。すなわち、波長変換層82は、上記励起光により励起される蛍光体を含んでいる。
また、基板81の略中央部分には、モーター83が接続され、当該モーター83が駆動することにより、当該基板81が回転するようになっている。
この第2循環冷却装置6Aの冷却装置61において、循環ファン612が駆動すると、第2冷却空気が、図11に示すように、第2密閉筐体7内を循環する。また、モーター83の駆動により、回転中の基板81にY方向に向けて上記第2冷却空気が流通するので、効率よく蛍光体ホイール8を冷却できる。
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターによれば、上記第1実施形態に係るプロジェクター1の効果に加え、以下の効果を奏する。
蛍光体ホイール8(波長変換層82)を第2循環冷却装置6により個別に冷却できる。これにより、電気光学装置34及び蛍光体ホイール8のそれぞれの温度をより適切な温度で管理できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、第2循環冷却装置6により偏光変換素子325及び蛍光体ホイール8を冷却することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、冷却対象として、第1レンズアレイ322又は第2レンズアレイ324を冷却することとしてもよい。すなわち、第2循環冷却装置6により冷却される第2冷却対象は、光学部品であれば、どのような光学部品であってもよい。
上記各実施形態では、第1冷却対象及び第2冷却対象の冷却にそれぞれ第1冷却空気及び第2冷却空気を循環させるとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。空気以外の気体を循環させて各冷却対象を冷却してもよい。
上記各実施形態では、第1密閉筐体511が光学部品用筐体36の外側面部367により分断され、第2密閉筐体7が光学部品用筐体36、ダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337により分断されることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。第1密閉筐体511の一部及び第2密閉筐体7の一部が光学部品用筐体36、若しくは光学部品用筐体36、ダイクロイックミラー331及びリレーレンズ337により構成されていなくてもよい。例えば、第2密閉筐体7は、リレーレンズ337を設けなくてもよい。この場合、リレーレンズ338が上記隔壁として機能する。
上記各実施形態では、第1循環冷却装置5の冷却装置51が吸熱器521を備え、第2循環冷却装置6の冷却装置61が吸熱器621を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、これら吸熱器521,621を備えなくてもよい。この場合、例えば、第1密閉筐体511及び第2密閉筐体7のそれぞれを冷却する冷却部を別途設けてもよい。
上記第2実施形態では、蛍光体ホイール8の基板81は、モーター83の駆動により回転することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、基板81のZ方向とは反対方向側の面に、上記第2密閉筐体7内を流通する第2冷却空気が衝突するフィン等を設けるようにしてもよい。これによれば、モーター83を備えなくても、上記基板81が上記第2冷却空気により回転するので、蛍光体ホイール8を冷却できる。
上記各実施形態では、光変調装置として透過型の液晶パネル341(341R,341G,341B)を用いることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、透過型の液晶パネル341(341R,341G,341B)に代えて、反射型の液晶パネルを用いてもよい。この場合、色分離装置33を設けることなく、当該色合成装置344により、色分離及び色合成を実行するようにしてもよい。
上記各実施形態では、プロジェクター1は、3つの液晶パネル341(341R,341G,341B)を備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、2つ以下、あるいは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクターにも、本発明を適用可能である。
また、液晶パネルに代えて、デジタルマイクロミラーデバイス等を用いてもよい。
上記第1実施形態では、プロジェクター1は、一対の光源装置31A,31Bを備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、光源装置は1つであってもよいし4つであってもよい。
上記各実施形態では、画像形成装置3は略U字状に構成されていたが、本発明はこれに限らない。例えば、略L字状に構成された画像形成装置を採用してもよい。
1…プロジェクター、322…第1レンズアレイ(第1光学部品)、325…偏光変換素子(第1光学部品)、331…ダイクロイックミラー(第2光学部品)、337…リレーレンズ(第2光学部品)、34…電気光学装置(画像形成部)、36…光学部品用筐体、5…第1循環冷却装置、511…第1密閉筐体、512…循環ファン(第1循環ファン)、521…吸熱器(第1冷却器)、6,6A…第2循環冷却装置、612…循環ファン(第2循環ファン)、621…吸熱器(第2冷却器)、7…第2密閉筐体、8…蛍光体ホイール(第1光学部品/波長変換素子)。

Claims (7)

  1. 第1冷却対象及び第2冷却対象と、
    第1密閉筐体を有し、前記第1密閉筐体内の第1冷却気体を循環させて、前記第1密閉筐体内に配置された前記第1冷却対象を冷却する第1循環冷却装置と、
    第2密閉筐体を有し、前記第2密閉筐体内の第2冷却気体を循環させて、前記第2密閉筐体内に配置された前記第2冷却対象を冷却する第2循環冷却装置と、を備え、
    前記第1冷却対象は、入射される光を変調して画像を形成する光変調装置を有する画像形成部であり、
    前記第2冷却対象は、前記光変調装置による前記画像の形成に寄与する光学部品に含まれる第1光学部品であることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1光学部品は、偏光変換素子であることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1光学部品は、入射された励起光によって励起され蛍光光を出射する波長変換素子であることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1密閉筐体及び前記第2密閉筐体は、隔壁により分断され、
    前記隔壁は、前記光学部品を保持する光学部品用筐体と、前記光学部品に含まれる第2光学部品と、により構成されていることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第2光学部品は、入射される光を反射する反射部材を含むことを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第2光学部品は、レンズを含むことを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記第1循環冷却装置は、
    前記第1冷却気体を前記第1密閉筐体内で循環させる第1循環ファンと、
    循環される前記第1冷却気体を冷却する第1冷却器と、を備え、
    前記第2循環冷却装置は、
    前記第2冷却気体を前記第2密閉筐体内で循環させる第2循環ファンと、
    循環される前記第2冷却気体を冷却する第2冷却器と、を備えることを特徴とするプロジェクター。
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