JP2016204251A - 自己治癒性重量コンクリート及びプレキャストコンクリート - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1のコンクリートでは、セメント、膨張材、及び無機質セメント結晶増殖材の混合物に対する水の重量比が、60%以下となるように配合される。また、膨張材の重量が10〜80kg/m3となるように配合される。また、無機質セメント結晶増殖材の重量を0.1〜10kg/m3となるように配合される。
本発明の自己治癒性重量コンクリートは、水と前記粉体との重量比が17〜40%であることを特徴とする。
本発明の自己治癒性重量コンクリートは、脱型後に蒸気養生されることを特徴とする。
本発明の自己治癒性重量コンクリートは、前記蒸気養生は、35〜45℃で行われることを特徴とする。
本発明の自己治癒性重量コンクリートは、空気量が3.0〜6.0%であることを特徴とする。
本発明の自己治癒性重量コンクリートは、補強繊維が含まれることを特徴とする。
本発明の自己治癒性重量コンクリートは、前記補強繊維は、ポリプロピレン短繊維、ナイロン短繊維、及びビニロン短繊維からなる群の一種であることを特徴とする。
本発明のプレキャストコンクリートは、前記自己治癒性重量コンクリートで製造されたことを特徴とする。
本発明のプレキャストコンクリートは、放射線遮蔽用格納容器であることを特徴とする。
本発明のプレキャストコンクリートは、遠心力成形で締め固めて製造することを特徴とする。
以下、図面により、本発明の実施の形態に係る自己治癒性重量コンクリート、プレキャストコンクリート、及び放射線遮蔽用格納容器の製造方法について説明する。
本発明の発明者らは、重量コンクリートについて、ひび割れの自己修復機能を持たせるため鋭意実験を行い、自己治癒性能を高めた自己治癒性重量コンクリートを完成させるに至った。
なお、膨張材として、石灰系膨張材を混合させて使用することも可能である。また、後述の実施例で示すように、フライアッシュを使用しない場合、エトリンガイト系よりも石灰系の膨張材の方が透水量を減少させられる。
また、本実施形態の重量骨材は、特に放射性遮蔽性能が高いものを用いることが好適である。
なお、本実施形態に係る重量骨材は、重量細骨材と、重量粗骨材とから構成される。このうち、重量細骨材は、10mmふるいを全部通り、5mmふるいを重量で85%以上留まる骨材であり、後述するように、混和材と重量置換して加えられてもよい。また、重量細骨材は、5mmふるいで85%以上留まる骨材である。また、この重量細骨材と、重量粗骨材とは、異なる成分の骨材を用いてもよい。また、本実施形態の重量コンクリートの密度が、あまり高くなくても良い場合には、重量粗骨材に砕石等の密度の低い粗骨材を混合してもよい。
また、本実施形態に係る水粉体比を特定の割合とする際に、セメント、フライアッシュ、及び膨張材のうち、セメントを除くフライアッシュと膨張材とは、重量細骨材と容積置換して加えることが好適である。
また、本実施形態において、この空気量は、AE(Air Entraining)剤等の空気量調整剤により調整可能である。このAE剤の例として、陰イオン系、陽イオン系、非イオン系、及び両性系の各種界面活性剤が挙げられる。また、この陰イオン系の界面活性剤の例として、樹脂系、アルキルベンゼンスルホン酸系、高級アルコールエステル系等の界面活性剤が挙げられる。本実施形態においては、特に、変性ロジン酸化合物系陰イオン界面活性剤を用いることが好適である。なお、AE剤と減水剤との両方の性質をもつ、AE減水剤を用いることも可能である。
この補強繊維の例としては、ポリプロピレン短繊維、ナイロン短繊維、ビニロン短繊維からなる群の一種を含むことが好適である。ここで、初期透水量が0.25cm3/s等の場合には、自己治癒性能の向上率が、ビニロン短繊維、ポリプロピレン短繊維、ナイロン短繊維の順に高くなる。また、初期透水量が0.55cm3/s等の場合には、自己治癒性能の向上率が、ポリプロピレン短繊維、ナイロン短繊維、ビニロン短繊維の順に高くなる。
なお、補強繊維の種類に関わらず、自己治癒効果があるため、経済性とコンクリート練混ぜ時の作業性から判断して、補強繊維を選択することが好適である。
また、繊維の長さが長いと、練混ぜ時に繊維の塊が生成されて十分混入されなくなるため、補強繊維の繊維長さについても適宜選択することが好適である。
また、補強繊維として、パルプ繊維、アクリル繊維、炭素繊維等の繊維状物質を用いることも可能である。
また、本実施形態において、蒸気養生は、比較的低温である、35〜45℃であることが好ましい。この蒸気養生の実行方式としては、例えば、前置き4時間、昇温を15〜20℃/時間、35〜45℃で2〜3時間以上保持し、その後、約12時間程度かけて試験室温度にて徐冷して、気中養生するといった条件を用いることができる。
このように、比較的低温で蒸気養生させることで、膨張材を活性化させ、フライアッシュと膨張剤とによるカルシウムの結晶物を生成させやすくすることができる。
また、この条件により、完全に水和反応していない未反応の状態の物質を含むため、自己治癒性能を高められる。
また、本実施形態に係るプレキャストコンクリートは、放射線遮蔽用格納容器であることが好適である。
上述のように構成することで、本実施形態に係る自己治癒性重量コンクリートは、十分な放射性遮蔽性能を備えた上で自己治癒能力を発揮させ、特定の止水性能を獲得、維持させることが可能である。また、専用工場においてコンクリート製品を製造する際の製造効率を高めることができる。このため、本実施形態に係る自己治癒性重量コンクリートで、特に、放射線遮蔽用格納容器を好適に製造することが可能である。
また、この際、本実施形態に係るプレキャストコンクリートを、以下の表1の例に示すような条件の遠心力成形で製造することも可能である。
従来の土木構造物で用いられるコンクリートやモルタルは、水、セメント、骨材から成り水和反応により硬化する性質をもつ。しかしながら、硬化後は応力の作用、乾燥、温度変化、体積変化等によってひび割れが生じる。ひび割れは、水の浸入により漏水や構造物の耐久性の低下に結びつく原因となる。通常のコンクリートの場合、ひび割れに薬注する等して補修工事を行う。しかしながら、放射能汚染物質を格納するための重量コンクリート製の格納容器の場合、地下施設に埋設後に、ひび割れ等の補修が事実上困難となっていた。
また、特許文献1の従来の自己治癒性コンクリートにおいては、そのままの組成では、このような重量コンクリートに用いることができなかった。
これに対して、本実施形態の自己治癒性重量コンクリートは、フライアッシュと膨張材とを混入させることで、重量コンクリートであっても、自己治癒能力を発揮させ、止水性を向上させることができる。具体的には、本実施形態の自己治癒性重量コンクリートでは、乾燥時等にたとえひび割れが発生しても、当該ひび割れから水分が入り込み、フライアッシュと膨張材とが水和反応を起こし、カルシウムの結晶物を生成させ、ひび割れの空隙を埋めて閉塞させる。結果として、本実施形態の重量コンクリートでは、自己治癒機能を発揮して、止水性能を回復させることができる。
これに対して、本実施形態の重量コンクリートは、特定の止水性能として、下記の実施例1で示すように、重量コンクリートであっても、透水量が0.30cm3/s以下で、0.2mm以下の貫通ひび割れ等について、21日程度で確実に止水することが可能である。また、下記の実施例2で示すように、補強繊維を混入させることで、この止水効果を更に高めることができる。
これにより、本実施形態の重量コンクリートにより、確実に特定の止水性能を備えた放射線遮蔽用格納容器を製造することができる。
(使用材料及び配合)
各供試体で使用した材料、使用した製品や特性(物理的性質等)を、下記の表2に示す。
また、重量細骨材(S)のDSM0−5、重量粗骨材(G)のSM20−05も、太平洋セメント株式会社製の重量骨材である。
また、表2及び以下の表においては、それぞれの材料を、セメント(C)、エトリンガイト系膨張材(EX1)、石灰系膨張材(EX2)、フライアッシュ(AF)、重量細骨材(S)、重量粗骨材(G)、水(W)、高性能減水剤(SP)、空気量調整剤(AE)のように記号で示す。
コンクリートの練混ぜは、強制二軸型ミキサーを用いて合計15分練り混ぜて排出し、100×100×L400mmの角柱の供試体に打設した。蒸気養生は前置き4時間、昇温20℃/h、最高温度40℃で3時間保持し、その後、翌日(約12時間)まで試験室温度にて徐冷し、脱型して20℃、60%R.H.環境下で気中養生を材齢14日まで実行した。
供試体中央にひび割れを設け、当該部の透水試験を行い自己治癒性能の確認をした。ひび割れは、試験面を角柱型枠の側面部とし、測定部以外の3面の中央部周方向に5mm程度の切れ込みを入れて生じさせた。ひび割れ幅の保持具として、0.2mmの塩化ビニル樹脂製のプラスチック板(以下、「プラ板」と称する。)を中央部に挟み込み、治具により両端をトルクレンチで一定の力で締めて固定した。プラ板を挟みこんだ部分についてはシーリング加工し、一方向に透水させる構造とした。
また、上述のA−5の配合においては、ひび割れ幅を0.2mm(A−5−1)の供試体と、それ以上に増大(A−5−2、A−5−3)させた供試体を作成した。なお、ひび割れ幅を増大させると、初期の透水量が増大する。
図1に示すように、角柱の供試体試験面の上に平たいゴム輪(内径80mm、外形90mm、厚さ4mm)を配置し、その上に塩化ビニル樹脂製の管(以下、「塩ビ管」と称する。)を配置して、透水試験装置を構成した。透水量は、水位の変化を、所定のレーザー変位計により計測した。測定方法は、水位の下降を0.5mm毎に10mm下降した所まで測定して、1秒間当たりの平均透水量を試験値とした。なお、試験では供試体をすべて水中浸漬とし、24時間浸漬後の透水量を初期値とした。以降、7日、14日、21日、及び28日の浸漬日数で評価した。
試験面のひび割れ部をクラックスケールで計測し、0.15〜0.2mm幅の部分に目印をつけて、所定の浸漬日数で観察した。観察方法は、水中から取り出した供試体のひび割れ部をドライヤーで乾燥させてからマイクロスコープでひび割れの閉塞状況を記録した。
(ひび割れ透水試験結果)
図2により、配合を変えた各供試体の透水試験の試験結果について説明する。
すべての供試体の試験値において、透水量は0日から21日にかけて減少し、21日から28日では、ほぼ変わらない傾向を示した。
混和材を加えない配合の供試体(A−1)では、透水量の減少は少なかった。つまり、重量コンクリートにおいて、A−1配合では、ひび割れ閉塞等の自己治癒効果は、殆ど期待できないことを確認した。
また、混和材として膨張材のみを加えた供試体(A−2、A−3)、フライアッシュのみを加えた供試体(A−4)では、透水量の減少は少なかった。つまり、それぞれ単体の配合では、十分な止水性能は得られなかった。なお、膨張材のみ加えた供試体(A−2、A−3)においては、膨張材の種類として石灰系の方が、透水量が減少した。
これに対して、膨張材とフライアッシュとを混合した配合の供試体(A−5−1、B−1)では、21日で透水量が大きく減少した。すなわち、フライアッシュと膨張材を混合した配合では、透水性が大きく減少し、ひび割れの自己治癒効果が認められた。
また、混和材は同量を混入させて、セメント量のみ減らした配合(B−1)でも、透水量は変わらなかった。すなわち、フライアッシュと膨張材を混合することで、ひび割れの自己治癒効果が得られることが認められた。
図3に示すように、初期の透水量が0.30cm3/s程度以下であれば(A−5−1、A−5−3、B−1)、21日で0.05cm3/s以下となり大幅な止水傾向が見られた。すなわち、脱型後14日経過してから、ひび割れを発生させて水に浸漬後、28日でひび割れ幅0.2mmのひび割れが自己治癒した。
しかし、本実施例において0.30cm3/s以上となった場合、自己治癒による止水性能は十分ではなかった。これは、ひび割れ部の隙間が大きい場合、結晶物が生成されても隙間を充填することができないためと考えられる。これに対して、後述する実施例2に示すように、繊維混入等により、隙間を密とする事で結晶物をより充填させやすくすることができた。
次に、図4により、0日目(イニシャル)と材齢28日(28d)まで浸水させた状態の供試体(A−1、A−5)のひび割れの観察結果の比較について説明する。
結果として、A−1配合の供試体では、ひび割れに僅かに白い結晶が生じたものの、閉塞は確認できなかった。一方、A−5(FA+膨張材)配合の供試体(A−5−1)では、ひび割れに結晶による閉塞が確認された。これはカルシウムの結晶物が埋まって閉塞したものであった。
次に、フライアッシュと膨張材(EX1、エトリンガイト系)の配合比を変えた供試体C1〜C24を作成し、水粉体比の適正量について評価を行った。
各供試体の作成方法及びひび割れ透水試験時の条件は、上述の供試体A1〜A5に対する試験と同様である。結果を、下記の表4に示す。
また、自己治癒評価として、ここでは、28日目における透水量が減少した量(減少量)を測定した。すなわち、0.2mmのひび割れの作成時から28日経過した際に、透水量の減少量の絶対値が2.50cm3/sより大きかったものを「◎」、2.01〜2.50cm3/sであったものを「○」、1.50〜2.00cm3/sであったものを「△」、1.5cm3/s未満であったものを「×」として示した。
また、スランプフローの評価として、JIS A 1101で規定されたスランプ試験の結果を示した。具体的には、スランプフローが、プレキャストコンクリートの放射線遮蔽用格納容器に良好〜不適かについての評価を「◎」〜「×」の4段階で示した。具体的には、450〜500mm又は500〜550mmのものを「◎」、400〜449mm又は551〜600mmのものを「○」、350〜399mm又は601〜650mmのものを「△」、350mm未満又は650mm超過のものを「×」として示した。
また、圧縮強度の評価として、JIS A 1108で規定されたコンクリートの圧縮強度試験方法に準拠した試験の結果について、良好〜不適の評価を「◎」〜「×」の4段階で示した。具体的には、14日における圧縮強度の評価として、60N/mm2より大きかったものを「◎」、51〜60N/mm2のものを「○」、40〜50N/mm2のものを「△」、40N/mm2未満又はひび割れ等の異常が生じたものを「×」として示した。
これによると、重量コンクリートにおいて、水粉体比が17〜40%、フライアッシュが120〜200kg、膨張材が30〜80kg配合されることで、自己治癒能力を発揮させ、止水性を向上させることができる。
次に、初期の透水量が比較的大きい場合においても、更にひび割れの自己治癒性能を高めるため、補強繊維を添加する繊維補強を行った。この際、ひび割れ幅を一定とし、なおかつ初期の透水量もコントロールできる供試体の作成方法を開発した。
さらに、初期の透水量が大きい場合の自己治癒性能を高めるために、効果的な補強繊維の種類について検討した。
本実施例で使用した材料を、下記の表5に示す。セメントには普通ポルトランドセメントを用いた。骨材には細骨材、粗骨材ともに、重量骨材として鉄分を多く含むダストと還元スラグを混合溶融し、破砕、粒度調整したものをそれぞれ用いた。いずれも骨材として国内で流通しているものを用いた。
補強繊維としてポリプロピレン短繊維(F1)、ナイロン短繊維(F2)、ビニロン短繊維(F3)を用い、それぞれコンクリートの容積に対する割合とした。ポリプロピレン短繊維(F1)としては、萩原工業株式会社製のバルチップ(密度0.91g/cm3、繊維長30mm)を使用した。また、ナイロン短繊維(F2)としては、株式会社エイオービーアンドダヴィンテインターナショナル製ニュークリート(密度1.16g/cm3、繊維長12mm)を使用した。また、ビニロン短繊維(F3)としては、株式会社クラレ製クラテックRF4000×30(密度1.30g/cm3、繊維長30mm)を使用した。
重量コンクリートは、強制二軸型ミキサーで1バッチの容積を35Lとし、水以外の材料にて空練りを1分間行ない、水を加えてから補強繊維がファイバーボールにならないように分散させながら入れ、高性能減水剤でフロー調整した。その後、100mm×100mm×L400mmの型枠に打設した。透水試験用の供試体は、調合毎に2本作製した。成型方法は2層詰めとし、振動により各層20秒程度締め固めた。また、各層締め固め後には、モルタルナイフで型枠側面部をスページングして気泡を取り除いた。
蒸気養生は、前置き4時間、昇温20℃/h、最高温度40℃で3時間保持し、翌日まで約12時間、自然降温で徐冷した。脱型後は、20±2℃、60±5%R.H.環境下で気中養生を材齢14日まで実行した。
(透水試験用供試体作製方法)
実施例1と同様に、透水試験用の供試体は、気中養生14日間後の角柱供試体の中央部を曲げ試験治具により割裂し、模擬ひび割れを作製した。
この際、図5に示すように、ひび割れ幅を保持するために、厚さ0.2mmのプラスチック板を割裂部の両側に挟み込み、供試体の両端から、鋼製治具と鋼棒を用いてトルクレンチで40N・m一定として仮に固定した。また、プラスチック板を挟み込んだ両側部分はシーリング加工を施し、一方向に透水させる構造とした。
ひび割れ透水試験は、模擬ひび割れ部分のひび割れの閉塞状態を定量評価するために実行した。この透水試験装置は、図1に記載したものと同様である。具体的には、供試体の試験面上(供試体作成時の側面)に平滑なゴム板(内径80mm、外形90mm、厚さ2mm)、その上に塩化ビニル管を置き、塩化ビニル管中に浮体部(φ70×厚さ10mmの発泡スチロール)を入れて透水試験装置とした。
なお、図6に示すように、本試験では恒温室(20±2℃、60±5%R.H.)の一定環境下の中に水槽(80L程度)を置いて、供試体すべてを水中に浸せきした。
実施例1では、同じひび割れ幅でも初期透水量は大きく異なり、その初期値の違いによって自己治癒性能も異なっていた。そこで、初期透水量のコントロールを高めるため、供試体の両端から、鋼製治具と鋼棒を用いて締め付ける力を加減し、初期透水量が0.25±0.05cm3/sと、0.55±0.05cm3/sとなるように調整した。
図7(a)に示すように、透水試験面のひび割れ部をクラックスケールで計測し、0.15〜0.2mm幅の部分に目印をつけて、観察個所とした。以降、7日、14日、21日、28日、及び35日の浸せき日数で観察した。
また、図7(b)に示したように、観察方法は、水中から取り出した供試体のひび割れ部をドライヤーで乾燥させてから、マイクロスコープでひび割れの閉塞状況を確認し、その状況を記録した。
(コンクリートの物性)
下記の表7にコンクリートのフレッシュ性状と圧縮強度について示す。なお、スランプフローの目標値は500±100mm、空気量は4.5±1.5%とした。
本試験におけるひび割れは、構造的に発生したものではなく、乾燥収縮等の体積変化によるものを対象とした。そのため、ひび割れ幅を0.2mmと固定して実験を進め、先に示したように初期透水量が0.25cm3/s又は0.55cm3/sとなるように調整した。
これらの結果において、D−0は補強繊維なしのコントロール、D−1はF1、D−2はF2、D−3はF3の補強繊維を添加したものである。
透水量の減少が自己治癒性能を評価するものと仮定すると、D−1〜D−3の全てにおいて自己治癒性能は見られたが、初期透水量が0.55cm3/sでは完全な自己治癒には至らなかった。
自己治癒性能に対する繊維補強の効果を見ると、初期透水量が0.25cm3/sの場合ではF3>F1>F2であり、初期透水量が0.55cm3/sの場合ではF1>F2>F3という結果であった。ただし、初期透水量0.25cm3/sのF2は、浸漬7日以降に透水量が増えていた。これは、透水試験時に供試体を水中から出し入れする際と、透水試験時の水圧等により、ひび割れ部分の脆弱な析出物が取れ、その後の析出が少ないためにこのようになったと考えられる。特に、析出物の生成速度は透水試験の結果から見ても浸漬14日程度までがピークと考えられ、その間に早く析出する水和物の調合と、水に流れない繊維補強の方式等が重要である事が分かる。また、補強繊維の種類に関わらず、自己治癒への効果は認められ、その差は僅差であった。そのため、補強繊維の選定は、経済性とコンクリート練混ぜ時の作業性から判断する必要がある。
いずれも、透水量の減少傾向と近似していた。特に、透水量は浸漬7日頃までに大きく減少し、その後は徐々に減少して行くのに対し、ひび割れの閉塞は、浸漬28日頃まで平均的に進行していることが注目される。これは、析出物による自己治癒がひび割れの内部で進行しており、透水量に影響を与えるのに対し、マイクロスコープによる観察は表面部のみに限られるためである。
すなわち、コンクリートの自己治癒はひび割れ内部のセメント水和物等の析出によって進行しているものであり、浸漬水中のゴミ等の浮遊物による目詰まり等ではないことを示している。また、ひび割れの自己治癒が比較的早い段階である、浸せき3週間以内で収束に近づくことは、実施例1とほぼ同様であった。
次に図12〜図15により、マイクロスコープによる観察結果について説明する。結果として、補強繊維を入れたほぼ全ての供試体で自己治癒によるひび割れの閉塞が見られた。図12(a)〜図15(a)に、初期透水量0.25cm3/sにおけるD−0〜D−3の供試体の状況を示す。
初期透水量0.25cm3/sにおいて、D−0の補強繊維なしの供試体では、浸漬35日が経過した段階においても、部分的に閉塞されない箇所が見られた。D−2では先に述べたように、浸漬7日頃にひび割れ内部の析出物が洗い流されたと思われ、その後、ひび割れを閉塞させるには至らなかった。D−2の補強繊維はナイロン短繊維であるが、下記に示すように、図14(b)の初期透水量0.55cm3/sにおいてはD−2も閉塞が見られることから、繊維種類が自己治癒性能に与える影響は少ないものと考えられる。
D−0の補強繊維なしの供試体では、浸漬35日が経過した段階においても、ほとんど閉塞状況が見られなかった。これは、補強繊維等の使用なしでは初期透水量0.30cm3/sを超えた場合に、十分な自己治癒性能が得られない従来の結果と同一であった。また、D−1からD−3までのF1からF3の補強繊維を使用したものについては、マイクロスコープによりひび割れの閉塞が確認された。しかし、図9に示す透水試験の結果では、完全な自己治癒には至っていない。この違いについては、マイクロスコープが表面部のみの観察しかできないことに対して、透水試験はひび割れ内部の自己治癒の状況を正確に判定できるためである。このことからも、自己治癒性能を透水試験によって定量的に判断する手法は、適切なものであると考えられる。
本実施例では、繊維補強した重量コンクリートのひび割れの自己治癒性能について検討し、その結果、以下に示すことが明らかとなった。
(1)重量コンクリートに膨張材、フライアッシュを同時に混合することにより、ひび割れ部の透水係数は小さくなり、自己治癒性能が上がる。これに加えて、補強繊維を使用することにより、更にその性能を高めることができた。
(2)補強繊維としてポリプロピレン短繊維、ナイロン短繊維、ビニロン短繊維を比較検討したが、いずれの繊維も自己治癒性能の向上には効果的であった。このため、経済性、作業性を踏まえた上で選定することが可能である。
(3)ひび割れの自己治癒性能の定量的評価において、透水試験方法による透水量を用いた結果、定量的な評価ができた。
Claims (10)
- セメント、フライアッシュ、及び膨張材を含む粉体と、水と、重量骨材とが配合され、
体積1立方メートルあたり、前記フライアッシュは120〜200kg、及び前記膨張材は30〜80kg配合される
ことを特徴とする自己治癒性重量コンクリート。 - 水と前記粉体との重量比が17〜40%である
ことを特徴とする請求項1に記載の自己治癒性重量コンクリート。 - 脱型後に蒸気養生される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自己治癒性重量コンクリート。 - 前記蒸気養生は、35〜45℃で行われる
ことを特徴とする請求項3に記載の自己治癒性重量コンクリート。 - 空気量が3.0〜6.0%である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自己治癒性重量コンクリート。 - 補強繊維が含まれる
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自己治癒性重量コンクリート。 - 前記補強繊維は、ポリプロピレン短繊維、ナイロン短繊維、及びビニロン短繊維からなる群の一種である
ことを特徴とする請求項6に記載の自己治癒性重量コンクリート。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の自己治癒性重量コンクリートで製造された
ことを特徴とするプレキャストコンクリート。 - 放射線遮蔽用格納容器である
ことを特徴とする請求項8に記載のプレキャストコンクリート。 - 遠心力成形で締め固めて製造する
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のプレキャストコンクリート。
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