JP2016212794A - 位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラム - Google Patents

位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器の現在位置の管理先を柔軟に変更する。
【解決手段】1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムにおいて、前記第2の機器が移動したことを検知すると、前記第1の機器から前記無線通信の電波を受信する受信手段と、前記受信手段により前記第1の機器から前記電波を受信すると、該電波の強度を測定する測定手段と、前記測定手段により測定された前記電波の強度に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手段と、前記特定手段により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手段とを有する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、位置管理システム、位置管理装置、位置管理方法、及びプログラムに関する。
物品に貼り付け等された無線タグ等の通信機器が受信する電波を用いて、屋内における物品の位置情報を推定する技術が従来から知られている。このような技術を用いて、例えば物品の管理者等のユーザが、設置場所や保管場所等の物品の位置を把握することが行われている。
また、複数の位置測位装置を組み合わせた屋内測位システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術では、物品の位置情報を柔軟に管理することができない場合があった。例えば、物品の位置情報をサーバで管理する場合において、物品の種類や重要度等に応じて、位置情報を管理するサーバを柔軟に変更することができなかった。
本発明の一実施形は、機器の現在位置の管理先を柔軟に変更できることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムにおいて、前記第2の機器が移動したことを検知すると、前記第1の機器から前記無線通信の電波を受信する受信手段と、前記受信手段により前記第1の機器から前記電波を受信すると、該電波の強度を測定する測定手段と、前記測定手段により測定された前記電波の強度に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手段と、前記特定手段により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手段とを有する。
本発明の一実施形態によれば、機器の現在位置の管理先を柔軟に変更できる。
第1の実施形態に係る位置管理システムの一例のシステム構成図である。 第1の実施形態に係る無線タグの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る位置管理システムの利用シーンを説明するための図である。 第1の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。 設置エリアデータベースの一例を示す図である。 格納先情報データベースの一例を示す図である。 認証情報データベースの一例を示す図である。 移動履歴情報データベースの一例を示す図である。 地図情報データベースの一例を示す図である。 物品情報データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る位置情報の表示処理の一例のシーケンス図である。 物品の選択画面の一例を示す図である。 物品の位置表示画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る位置管理システムの一例のシステム構成図である。 第2の実施形態に係る無線タグの一例のハードウェア構成図である。 第2の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。 移動履歴情報データベースの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。 第2の実施形態に係る位置情報の表示処理の一例のシーケンス図である。 物品の位置表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
まず、本発明の第1の実施形態に係る位置管理システム1について、図1を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係る位置管理システムの一例のシステム構成図である。第1の実施形態に係る位置管理システム1は、無線タグ10と、無線通信装置20と、変換装置30と、管理装置40と、利用者端末50とを有する。また、変換装置30、管理装置40、及び利用者端末50は、例えばインターネットや電話回線網等のネットワークNを介して通信可能に接続される。
無線タグ10は、設置場所や保管場所等の位置が管理される管理対象の物品毎に貼り付け等される機器である。無線タグ10が貼り付け等された物品が移動された場合、無線タグ10は、無線通信装置20から受信した無線通信の電波強度を測定して、測定した電波強度に関する情報(電波強度情報)を変換装置30に送信する。
無線通信装置20は、所定の無線通信規格により無線タグ10等と無線通信を行う装置である。無線通信装置20は、管理対象の物品が設置や保管等される部屋又はフロア等(すなわち、後述する「エリア」)に複数台設置され、所定の時間毎に、周囲の所定の範囲内に無線通信の電波を送信している。ここで、所定の無線通信規格としては、例えば、Zigbee(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identifier)、Bluetooth(登録商標)、赤外線、Wi−Fi(登録商標)、超音波等の各種無線通信の規格を用いることができる。
変換装置30は、無線タグ10から受信した電波強度情報を位置情報に変換する情報処理装置である。これにより、位置管理システム1では、変換装置30において管理対象の物品の位置情報が取得される。また、変換装置30は、変換された位置情報を格納する格納先の管理装置40を特定し、特定された管理装置40に位置情報を送信する。
管理装置40は、変換装置30から受信した位置情報を管理する記憶装置又は情報処理装置である。また、管理装置40は、管理対象の物品が設置や保管等される部屋又はフロア等の地図に関する情報も管理しており、利用者端末50からの要求に応じて、物品の位置情報及び地図に関する情報を要求元の利用者端末50に送信する。
なお、以降では、複数の管理装置40のそれぞれを区別するときは、「管理装置40−1」、「管理装置40−2」等と表す。
また、位置管理システム1は、管理装置40の代わりに、例えば、外部のサービス提供者により提供されるクラウドストレージ等を用いてもよいし、ASP(Application Service Provider)、Webサービスなどと称されるさまざまな提供形態に適合することができる。このとき、複数の管理装置40のうちの一部の管理装置40に外部のサービス提供者により提供されるクラウドストレージを用いてもよい。例えば、管理装置40−1はオンプレミス型のストレージを用いる一方で、管理装置40−2はクラウド型のストレージを用いてもよい。
利用者端末50は、管理対象の物品の位置を表示するために利用者(ユーザ)が利用する情報処理装置である。利用者端末50は、管理装置40から探索を所望する物品の位置情報及び地図に関する情報を取得することで、地図上に物品の位置を表示させる。これにより、利用者は、物品の設置場所や保管場所等を知ることができる。ここで、利用者端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、デスクトップPC等を用いることができる。
なお、以降では、複数の利用者端末50のそれぞれを区別するときは、「利用者端末50−1」、「利用者端末50−2」等と表す。
図1に示される位置管理システム1の構成は一例であって、他の構成であってもよい。例えば、変換装置30及び管理装置40は、それぞれ複数台の装置で構成されていてもよいし、変換装置30及び管理装置40が一台の装置で構成されていてもよい。
<ハードウェア構成>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1のハードウェア構成について、説明する。
まず、無線タグ10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、第1の実施形態に係る無線タグの一例のハードウェア構成図である。無線タグ10は、RAM(Random Access Memory)101と、ROM(Read Only Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、センサ104と、無線モジュール105とを有し、バスB1で相互に接続されている。
RAM101は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM102は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU103は、例えばROM102からプログラムやデータをRAM101上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
センサ104は、例えば、加速度センサやジャイロセンサ等であり、無線タグ10が貼り付け等された物品の振動等により移動が開始されたことや物品が移動中であることを検知する各種センサである。
無線モジュール105は、所定の無線通信規格により無線通信装置20と無線通信を行うモジュールである。
本実施形態に係る無線タグ10は、図2に示すハードウェア構成により、後述する各種処理が実現される。
次に、変換装置30、管理装置40、及び利用者端末50のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。コンピュータ200は、入力装置201と、表示装置202と、外部I/F203と、RAM204と、ROM205と、CPU206と、通信I/F207と、HDD(Hard Disk Drive)208とを有する。また、これら各ハードウェア構成は、バスB2で相互に接続されている。
入力装置201は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、コンピュータ200に各種信号を入力するのに用いられる。表示装置202は、ディスプレイ等を含み、各種の処理結果を表示する。なお、変換装置30及び管理装置40は、入力装置201及び/又は表示装置202を必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203a等がある。これにより、コンピュータ200は、外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aには、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
RAM204は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM205は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU206は、例えばHDD208やROM205等からプログラムやデータをRAM204上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
通信I/F207は、コンピュータ200をネットワークNに接続するためのインタフェースである。また、変換装置30の通信I/F207には、無線タグ10又は/及び無線通信装置20と所定の無線通信規格により無線通信を行うための無線モジュールが含まれる。
HDD208は、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリである。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ200の全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やOS上で動作する各種プログラムがある。なお、コンピュータ200は、HDD208に代えて、例えばSSD(Solid State Drive)等の不揮発性のメモリを有していてもよい。
本実施形態に係る変換装置30、管理装置40、及び利用者端末50は、図3に示すコンピュータ200により、後述する各種処理が実現される。
<利用シーン>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1の利用シーンについて、図4を参照しながら説明する。図4は、第1の実施形態に係る位置管理システムの利用シーンを説明するための図である。
第1の実施形態に係る位置管理システム1は、例えば、工場における金型や各種部品又は備品等の物品管理に用いられる。管理対象の物品には、それぞれ無線タグ10が貼り付け等されている。また、工場における所定の1区画(例えば、1部屋や1フロア等)を示す1エリアには、複数台の無線通信装置20が設置されており、所定の間隔毎に、無線通信の電波を周囲に送信している。このとき、工場の作業者等が管理対象の物品を移動させる場合について説明する。
S1)まず、作業者が物品を移動させると、この物品に貼り付け等されている無線タグ10が移動を検知し、複数の無線通信装置20から電波を受信する。そして、無線タグ10は、受信した電波の電波強度を測定し、電波強度情報を変換装置30に送信する。
なお、無線タグ10は、物品が移動している間、所定の間隔(例えば、数ミリ秒ないし数秒といった時間間隔)毎に、複数の無線通信装置20から電波を受信して、受信した電波の電波強度情報を変換装置30に送信する。また、無線タグ10は、この無線タグ10を一意に識別するタグIDも変換装置30に送信する。
S2)変換装置30は、無線タグ10から受信した電波強度情報に基づき、この無線タグ10の位置情報を取得する。すなわち、変換装置30は、受信した電波強度情報を位置情報に変換する。本実施形態に係る位置管理システム1では、このような変換が電波強度情報を受信する都度行われることにより、無線タグ10が貼り付け等された物品が移動された場合における所定の間隔毎の位置情報(すなわち、移動履歴情報)が得られる。
そして、変換装置30は、取得された位置情報を管理装置40に送信する。このとき、変換装置30は、無線タグ10から受信したタグIDに基づき、位置情報を格納する格納先の管理装置40を特定し、特定した管理装置40に位置情報を送信する。なお、変換装置30が取得した位置情報を管理装置40に送信する処理は、管理装置40から変換装置30に対する問い合わせ処理に対する応答として行われる形態を採用してもよい。
S3)管理装置40は、変換装置30から受信した位置情報を記憶領域に格納する。これにより、管理装置40では、無線タグ10の移動履歴情報が管理される。
S4)一方、物品の位置を知りたいと所望する利用者は、利用者端末50を操作して、管理装置40で管理されている無線タグ10の移動履歴情報から該当の物品に貼り付け等されている無線タグ10の最新の位置情報を取得する。そして、利用者端末50は、地図上に、取得した位置情報に基づく位置Pを表示させることで、該当の物品の位置を知ることができる。
以上のように、第1の実施形態に係る位置管理システム1は、物品が移動されたことを契機として、無線タグ10が受信する電波の電波強度情報に基づく位置情報の履歴(移動履歴情報)を取得する。そして、第1の実施形態に係る位置管理システム1は、無線タグ10に応じた管理装置40において移動履歴情報を管理する。これにより、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、例えば物品の種類や物品の重要度等に応じた管理装置40で移動履歴情報を管理することができる。
また、物品の保管場所等を知りたい利用者は、利用者端末50を用いて、管理装置40から所望の物品の最新の位置情報を取得することで、当該物品の保管場所等を知ることができる。
<機能構成>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、第1の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。無線タグ10は、移動検知部11と、無線通信部12と、電波強度測定部13とを有する。
移動検知部11は、例えばCPU103、センサ104等により実現され、無線タグ10が貼り付け等された物品の移動が開始されたことや物品が移動中であることを検知する。
無線通信部12は、例えばCPU103、無線モジュール105等により実現され、無線通信装置20等と無線通信を行う。
電波強度測定部13は、例えばCPU103、無線モジュール105等により実現され、無線通信部12から受信した無線通信の電波の電波強度を測定して、電波強度情報を生成する。
また、変換装置30は、無線通信部31と、位置情報取得部32と、格納先特定部33と、ネットワーク通信部34、設置エリアデータベース35と、予測モデルデータベース36と、格納先情報データベース37とを有する。
無線通信部31は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、無線タグ10又は無線通信装置20と無線通信を行い、電波強度情報やタグIDを受信する。なお、タグIDは、無線タグ10を一意に識別する情報である。
位置情報取得部32は、例えばCPU206等により実現され、無線通信部31により受信した電波強度情報と、設置エリアデータベース35に記憶された設置エリア情報と、予測モデルデータベース36に記憶された予測モデルとに基づき、位置情報を取得する。
格納先特定部33は、例えばCPU206等により実現され、無線通信部31により受信したタグIDと、格納先情報データベース37に記憶された格納先情報とに基づき、位置情報取得部32により取得した位置情報の格納先の管理装置40を特定する。
ネットワーク通信部34は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、ネットワークNを介して、位置情報取得部32により取得した位置情報を、格納先特定部33により特定した管理装置40に送信する。
設置エリアデータベース35は、例えばHDD208又は変換装置30とネットワークを介して接続された記憶装置により実現され、設置エリア情報を記憶する。設置エリア情報の詳細については、後述する。
予測モデルデータベース36は、例えばHDD208又は変換装置30とネットワークを介して接続された記憶装置により実現され、電波強度情報に基づき無線タグ10の位置情報を推定するための予測モデルを記憶する。このような予測モデルは、例えば、ランダムフォレスト(Random Forest)やサポートベクターマシン(Support Vector Machine)等の機械学習アルゴリズムを用いた学習器により、複数の位置の電波強度の情報を予め学習させることで生成された、ある電波強度が計測される位置の位置情報を推定するための電波強度の距離減衰モデルである。
格納先情報データベース37は、例えばHDD208又は変換装置30とネットワークを介して接続された記憶装置により実現され、格納先情報を記憶する。格納先情報の詳細については、後述する。
また、管理装置40は、ネットワーク通信部41と、情報管理部42と、認証部43と、認証情報データベース44と、移動履歴情報データベース45と、地図情報データベース46と、物品情報データベース47とを有する。
ネットワーク通信部41は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、ネットワークNを介して、変換装置30から位置情報を受信する。また、ネットワーク通信部41は、ネットワークNを介して、利用者端末50から物品の位置情報等の取得要求を受信する。
情報管理部42は、例えばCPU206等により実現され、各種データベースから情報の読み出しや各種データベースへの情報の書き込み(格納)を行う。例えば、情報管理部42は、ネットワーク通信部41により利用者端末50から物品の位置情報の取得要求が受信されると、当該取得要求に応じて、当該物品の最新の位置情報を移動履歴情報データベース45から取得する。
認証部43は、例えばCPU26等により実現され、認証情報データベース44に記憶された認証情報に基づき、ネットワーク通信部41により受信された物品の位置情報の取得要求が正当な利用者端末50からされたものであるか否かの認証を行う。なお、認証部43は、物品の位置情報の取得要求に含まれる端末IDが認証情報に格納されているか否かにより、正当な利用者端末50か否かの認証を行う。ここで、端末IDとは、利用者端末50を一意に識別する情報である。
認証情報データベース44、移動履歴情報データベース45、地図情報データベース46、及び物品情報データベース47は、例えばHDD208又は管理装置40とネットワークを介して接続された記憶装置により実現される。認証情報データベース44、移動履歴情報データベース45、地図情報データベース46、及び物品情報データベース47は、それぞれ認証情報、移動履歴情報、地図情報、及び物品情報を記憶する。認証情報、移動履歴情報、地図情報、及び物品情報の詳細については、後述する。
また、利用者端末50は、ネットワーク通信部51と、入力部52と、表示部53とを有する。
ネットワーク通信部51は、例えばCPU206、通信I/F207等により実現され、ネットワークNを介して、管理装置40に物品の位置情報の取得要求を送信する。また、ネットワーク通信部51は、当該取得要求に応じて管理装置40から送信される物品の位置情報等を受信する。
入力部52は、例えばCPU206、入力装置201等により実現され、利用者(ユーザ)により入力を受け付ける。例えば、入力部52は、入力装置201から入力された物品(位置を表示させる物品)の指定を受け付ける。
表示部53は、例えばCPU206、表示装置202等により実現され、ネットワーク通信部51により位置情報及び地図に関する情報等を受信すると、地図に関する情報に基づく地図上に、位置情報に基づく物品の位置を表示させる。
ここで、設置エリアデータベース35に記憶される設置エリア情報について、図6を参照しながら説明する。図6は、設置エリアデータベースの一例を示す図である。設置エリア情報は、無線通信装置20が設置されるエリアを管理する情報であり、装置ID及び設置エリアIDのデータ項目を有する。装置IDは、無線通信装置20を一意に識別するための識別情報である。設置エリアIDは、例えば、工場における所定の1区画を示す1エリアを識別する識別情報である。
例えば、図6では、装置ID「AP1」と「AP2」が設置エリアID「A001」に対応付けられている。これは、設置エリアID「A001」のエリアには、装置ID「AP1」及び「AP2」の2台の無線通信装置20が設置されている意味している。このように設置エリアデータベース35に記憶される設置エリア情報には、無線通信装置20が設置されているエリアが管理されている。
次に、格納先情報データベース37に記憶される格納先情報について、図7を参照しながら説明する。図7は、格納先情報データベースの一例を示す図である。格納先情報は、タグID及び格納先のデータ項目を有する。タグIDは、無線タグ10を一意に識別する識別情報である。格納先は、位置情報の格納先である管理装置40の名称とホスト名の組である。ここで、ホスト名は、変換装置30が管理装置40に位置情報を送信するために用いるアドレス情報である。図7では、アドレス情報としてホスト名を用いているが、これに限られず、例えばIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレス、製造固有番号等であってもよい。
例えば、図7では、タグID「T001」に、格納先として名称「ストレージシステムA」及びホスト名「hosta.xxx.co.jp」が対応付けられている。また、タグID「T101」に、格納先として名称「ストレージシステムB」及びホスト名「hostb.xxx.co.jp」が対応付けられている。
これにより、変換装置30は、タグID「T001」の無線タグ10から受信した電波強度情報に基づき取得した位置情報の格納先を、名称「ストレージシステムA」及びホスト名「hosta.xxx.co.jp」で示される管理装置40−1と特定する。
同様に、変換装置30は、タグID「T101」の無線タグ10から受信した電波強度情報に基づき取得した位置情報の格納先を、名称「ストレージシステムB」及びホスト名「hostb.xxx.co.jp」で示される管理装置40−2と特定する。
このように、本実施形態に係る位置管理システム1では、無線タグ10のタグIDに応じた管理装置40に位置情報を格納させる。これにより、例えば物品の種類や物品の重要度等に応じて、異なる管理装置40で物品の位置情報を管理することができる。しかも、例えば、物品の重要度が変更になった場合等には、管理者等が格納先情報を変更することより、位置情報の格納先の管理装置40を容易に変更することができる。
次に、認証情報データベース44に記憶される認証情報について、図8を参照しながら説明する。図8は、認証情報データベースの一例を示す図である。図8では、一例として、管理装置40−1の認証情報データベース44−1に記憶される認証情報と、管理装置40−2の認証情報データベース44−2に記憶される認証情報とを示している。
認証情報は、管理装置40が利用者端末50から物品の位置情報の取得要求を受信した場合に認証に用いる情報であり、端末IDのデータ項目を有する。端末IDは、利用者端末50を一意に識別する識別情報である。なお、図8では、端末IDとして、例えば管理者等により予め設定された識別情報(例えば、ユーザID)を用いているが、これに限られず、例えばMACアドレスや製造固有番号等であってもよい。
例えば、図8では、管理装置40−1の認証情報データベース44−1に記憶される認証情報には、端末ID「DEV001」、「DEV002」、「DEV003」等が格納されている。これにより、管理装置40−1は、例えば、端末ID「DEV001」の利用者端末50−1から物品の位置情報の取得要求を受信した場合、当該取得要求を正当な利用者端末50からされたものであると判定する。同様に、管理装置40−1は、端末ID「DEV002」、「DEV003」等の利用者端末50から物品の位置情報の取得要求を受信した場合、当該取得要求を正当な利用者端末50からされたものであると判定する。
一方、管理装置40−2の認証情報データベース44−2に記憶される認証情報には、端末ID「DEV101」、「DEV102」、「DEV103」等が格納されている。これにより、管理装置40−2は、例えば、端末ID「DEV101」の利用者端末50−2から物品の位置情報の取得要求を受信した場合、当該取得要求を正当な利用者端末50からされたものであると判定する。同様に、管理装置40−2は、端末ID「DEV102」、「DEV103」等の利用者端末50から物品の位置情報の取得要求を受信した場合、当該取得要求を正当な利用者端末50からされたものであると判定する。
このように、本実施形態に係る位置管理システム1では、管理装置40毎に、物品の位置情報を取得することができる利用者端末50(すなわち、管理装置40にアクセス可能な利用者端末50)を管理する。
次に、移動履歴情報データベース45に記憶される移動履歴情報について、図9を参照しながら説明する。図9は、移動履歴情報データベースの一例を示す図である。図9では、一例として、管理装置40−1の移動履歴情報データベース45−1に記憶される移動履歴情報と、管理装置40−2の移動履歴情報データベース45−2に記憶される移動履歴情報とを示している。
移動履歴情報は、無線タグ10の位置情報の時間毎の履歴を管理する情報であり、タグID毎に、日時及び位置情報のデータ項目を有する。タグIDは、無線タグ10を一意に識別する識別情報である。日時は、例えば無線タグ10が電波強度情報を変換装置30に送信した日付及び時刻に関する情報である。位置情報は、エリアID及び座標情報を含み、エリアIDは図6で説明した設置エリアIDと同様に、例えば、工場における所定の1区画を示す1エリアを識別する識別情報である。エリアIDと設置エリアIDとで管理される区画エリアの情報は同じ区画割りによる区画エリア情報であってもよいし、エリアIDと設置エリアIDとで異なる区画割りによる区画エリア情報であってもよい。座標情報は、対応付けられたエリアIDが示すエリアにおいて位置を示す座標の情報である。ここで、このような座標は、エリアIDが示すエリアにおいて予め設定された基準点からの相対座標である。
例えば、図9では、タグID「T001」の無線タグ10の日時「2015/1/31 14:01:02」における位置情報は、エリアID「A001」及び「Xn−1,Yn−1」で特定される。また、タグID「T001」の無線タグ10の日時「2015/1/31 14:01:03」における位置情報は、エリアID「A001」及び「X,Y」で特定される。
同様に、例えば、タグID「T101」の無線タグ10の日時「2015/1/31 9:30:00」における位置情報は、エリアID「A002」及び「Xm−1,Ym−1」で特定される。また、タグID「T001」の無線タグ10の日時「2015/1/31 9:30:01」における位置情報は、エリアID「A002」及び「X,Y」で特定される。
このように、移動履歴情報データベース45に記憶される移動履歴情報には、無線タグ10の移動履歴情報(換言すれば、この無線タグ10が貼り付け等された物品の移動履歴情報)が管理されている。なお、図9において、日時は、年月日及び時分秒としているが、これに加えて、例えば、1000分の1秒(ミリ秒)単位まで管理してもよい。
次に、地図情報データベース46に記憶される地図情報について、図10を参照しながら説明する。図10は、地図情報データベースの一例を示す図である。地図情報は、エリアIDにより示されるエリアの地図表示データを管理する情報であり、エリアID及び地図表示データのデータ項目を有する。エリアIDは、図9で説明したエリアIDと同様である。地図表示データは、上述した地図に関する情報であり、対応付けられたエリアIDにより示されるエリアの地図を表示させるためのデータである。地図表示データは、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、BMP(Bit Map)、PNG(Portable Network Graphics)等のラスタ形式のデータである場合に限られず、ベクタ形式のデータであってもよい。
例えば、図10では、エリアID「A001」が地図表示データ「X棟1階」に対応付けられている。これは、エリアID「A001」のエリアの地図は、地図表示データ「X棟1階」であることを意味している。
なお、図10では、管理装置40が共通の地図情報データベース46を有している場合について説明したが、管理装置40毎に異なる地図情報データベース46を有していてもよい。例えば、エリアID「A001」〜「A100」のエリアにある物品の移動履歴情報を管理装置40−1が管理する場合、管理装置40−1は、管理対象のエリアの地図情報が記憶された地図情報データベース46−1を有していればよい。
次に、物品情報データベース47に記憶される物品情報について、図11を参照しながら説明する。図11は、物品情報データベースの一例を示す図である。図11では、一例として、管理装置40−1の物品情報データベース47−1に記憶される物品情報と、管理装置40−2の物品情報データベース47−2に記憶される物品情報とを示している。
物品情報は、無線タグ10と物品とを対応付けて管理する情報であり、タグID及び物品名のデータ項目を有する。タグIDは、無線タグ10を一意に識別する識別情報である。物品名は、対応付けられたタグIDの無線タグ10が貼り付け等されている物品の名称である。
例えば、図11では、管理装置40−1の物品情報データベース47−1に記憶される物品情報には、タグID「T001」が物品名「ABC社の○○の金型」に対応付けられている。これは、タグID「T001」の無線タグ10が、物品名「ABC社の○○の金型」に貼り付け等されていることを意味している。
同様に、図11では、管理装置40−2の物品情報データベース47−2に記憶される物品情報には、タグID「T101」が物品名「XYZ社の○△の金型」に対応付けられている。これは、タグID「T101」の無線タグ10が、物品名「XYZ社の○△の金型」に貼り付け等されていることを意味している。
このように、本実施形態に係る位置管理システム1では、管理装置40毎に、移動履歴情報を管理している無線タグ10が貼り付け等されている物品の情報を管理している。
なお、図11において、物品情報は、データ項目「物品名」の代わりに、又は「物品名」に加えて、物品を一意に識別するための識別情報である「物品ID」等のデータ項目を有していてもよい。
<処理の詳細>
次に、第1の実施形態に係る位置管理システム1の処理の詳細について説明する。
まず、例えば工場の作業者等が、無線タグ10が貼り付け等された物品を移動させた場合において、この無線タグ10の移動履歴情報を管理装置40に格納する処理について、図12を参照しながら説明する。図12は、第1の実施形態に係る移動履歴の格納処理の一例のシーケンス図である。
作業者等は、無線タグ10が貼り付け等された物品の移動を開始する。すると、無線タグ10の移動検知部11は、物品の移動が開始されたことを検知する(ステップS1201)。このとき、無線タグ10は、移動検知部11による移動開始の検知を契機として、電源から無線モジュール105に電力を供給する。そして、無線通信部12は、無線通信装置20から送信される無線通信の電波を受信する。このように、無線タグ10の無線モジュール105には、移動検知部11による移動開始の検知を契機として電力が供給されるため、無線モジュール105の消費電力を抑えることができる。
次に、無線タグ10の電波強度測定部13は、無線通信部12により受信された電波の電波強度を測定し、電波強度情報を生成する(ステップS1202)。このとき、電波強度測定部13は、複数の無線通信装置20から送信された複数の電波を無線通信部12により受信して、それぞれの電波の電波強度を測定して、電波強度情報を生成する。
すなわち、電波強度測定部13により生成される電波強度情報には、装置IDと電波強度の値との組が複数含まれる。例えば、電波強度情報には、(装置ID,電波強度の値)=(AP1,50)、(AP2,60)等の複数の装置IDと電波強度の値との組が含まれる。また、電波強度情報には、電波強度測定部13が当該電波強度情報を生成した日時(日付及び時刻に関する情報)が含まれてもよい。
次に、無線タグ10の無線通信部12は、電波強度測定部13により生成された電波強度情報と、無線タグ10のタグIDとを変換装置30に送信する(ステップS1203)。なお、無線通信部12は、電波強度情報を直接に変換装置30に送信してもよいし、1以上の無線通信装置20を介して変換装置30に送信してもよい。
例えば、無線タグ10と変換装置30とが直接に無線通信を行うことができない距離に存在する場合には、無線タグ10の無線通信部12は、付近の無線通信装置20に電波強度情報とタグIDを送信する。そして、無線通信装置20は、変換装置30に直接に送信できる場合は変換装置30に電波強度情報とタグIDを送信し、直接に送信することができない場合は他の無線通信装置20に電波強度情報とタグIDを送信する。このように、無線タグ10の無線通信部12は、1以上の無線通信装置20を中継して、電波強度情報とタグIDを変換装置30に送信してもよい。
次に、変換装置30の位置情報取得部32は、無線通信部31により電波強度情報とタグIDを受信すると、電波強度情報と、設置エリア情報と、予測モデルとに基づき位置情報を取得する(ステップS1204)。
より具体的には、位置情報取得部32は、設置エリア情報を参照して、電波強度情報に含まれる無線通信装置20の装置IDを設置エリアIDに変換する。すなわち、電波強度情報に含まれる各(装置ID,電波強度の値)をそれぞれ(設置エリアID,電波強度の値)に変換する。そして、位置情報取得部32は、各(設置エリアID,電波強度の値)と、予測モデルとに基づき、無線タグ10の位置情報を推定して、この推定された位置情報を取得する。このとき取得される位置情報は、上述したように、エリアIDと、このエリアIDが示すエリアにおける基準点からの座標(相対座標)情報とが含まれる。これにより、変換装置30において電波強度情報が位置情報に変換される。
なお、本実施形態では、ステップS1204において無線通信装置20の装置IDを設置エリアIDに変換したが、この変換は後述するステップS1207において行われてもよい。すなわち、ステップS1204において、位置情報取得部32は、各(装置ID,電波強度の値)と、予測モデルとに基づき、無線タグ10の位置情報を推定して、この推定された位置情報を取得してもよい。
次に、変換装置30の格納先特定部33は、無線通信部31により受信したタグIDと、格納先情報データベース37に記憶された格納先情報とに基づき、位置情報の格納先の管理装置40を特定する(ステップS1205)。すなわち、変換装置30の格納先特定部33は、タグIDに対応する格納先を格納先情報から取得することで、格納先の管理装置40を特定する。
なお、本実施形態では、無線タグ10のタグIDに応じて格納先の管理装置40を特定したが、これに限られない。例えば、無線タグ10の数が増加した場合に、格納先の管理装置40を変更して格納するようにしてもよい。また、例えば、管理装置40−1に故障や不具合等が発生し、管理装置40−1に位置情報を格納することができない場合に、管理装置40−2に位置情報を格納するようにしてもよい。
さらに、例えば、無線タグ10の位置情報に基づいて格納先の管理装置40を特定してもよい。より具体的には、工場内等の屋内を示す位置情報である場合には格納先として管理装置40−1を特定し、工場外等の屋外を示す位置情報である場合には格納先として管理装置40−2を特定する等である。
また、例えば、電波強度情報等を変換装置30が受信した時刻に基づいて格納先の管理装置40を特定しもよい。より具体的には、工場の営業時間内を示す時刻に電波強度情報等を受信した場合には格納先として管理装置40−1を特定し、工場の営業時間外を示す時刻に電波強度情報等を受信した場合には格納先として管理装置40−2を特定する等である。
そして、変換装置30のネットワーク通信部34は、格納先特定部33により特定された格納先の管理装置40に対して、位置情報を管理装置40に送信する(ステップS1206)。すなわち、変換装置30のネットワーク通信部34は、格納先特定部33により特定された格納先に含まれるホスト名(アドレス情報)に対して、位置情報を送信する。
管理装置40の情報管理部42は、ネットワーク通信部41により変換装置30から位置情報を受信すると、位置情報を、日時(日付及び時刻に関する情報)と対応付けて移動履歴情報データベース45に記憶される移動履歴情報に格納する(ステップS1207)。このとき、位置情報と対応付ける日時は、無線タグ10が電波強度情報を送信した日時とすればよい。ただし、これに限られず、例えば、管理装置40が変換装置30から位置情報を受信した日時を当該位置情報と対応付けて移動履歴情報に格納してもよい。
以上で説明したステップS1202〜ステップS1207の処理は、無線タグ10が貼り付け等された物品を作業者等が移動させている間、所定の間隔(例えば、数ミリ秒ないし数秒といった時間間隔)毎に行われる。すなわち、物品に貼り付け等された無線タグ10の移動検知部11により物品が移動中であることが検知されている間、所定の間隔毎に行われる。
なお、無線タグ10は、移動検知部11により物品の移動開始や移動中が検知されないで所定の時間(例えば、60秒)経過すると、電源から無線モジュール105への電力の供給を停止させる。このため、例えば物品が静止してから所定の時間経過すると、無線通信部12は、無線通信装置20から送信される無線通信の電波の受信を停止する。
以上により、物品が移動された場合における移動履歴情報が管理装置40において管理される。しかも、本実施形態では、無線タグ10のタグIDに応じて、移動履歴情報を管理する管理装置40を特定する。これにより、例えば物品の種類や物品の重要度に応じて、移動履歴情報を管理する管理装置40を異ならせることができる。
例えば、ABC社の物品に貼り付け等された無線タグ10の移動履歴情報は管理装置40−1で管理し、XYZ社の物品に貼り付け等された無線タグ10の移動履歴情報は管理装置40−2で管理することができる。
また、例えば、重要度の高い物品に貼り付け等された無線タグ10の移動履歴情報はオンプレミス型の管理装置40−1で管理し、重要度が高くない物品に貼り付け等された無線タグ10の移動履歴情報はクラウド型の管理装置40−2で管理することもできる。
このように、本実施形態に係る位置管理システム1の管理者等のユーザは、物品の種類や性質等に応じて、位置情報の格納先を変更することができる。しかも、位置管理システム1の管理者等のユーザは、格納先情報を更新することで、位置情報の格納先を容易に変更することができる。
次に、利用者(ユーザ)が物品の保管場所等の位置を利用者端末50に表示させる処理について、図13を参照しながら説明する。図13は、第1の実施形態に係る位置情報の表示処理の一例のシーケンス図である。
まず、ユーザは、利用者端末50を操作して、例えば図14に示す物品の選択画面1000を表示装置202に表示させる。そして、ユーザは、物品の選択画面1000において、探したい物品(すなわち、現在の位置を表示させたい物品)を選択する(ステップS1301)。これは、例えば、ユーザが物品の選択画面1000に表示された物品名の一覧1100から所望の物品名を選択することにより行うことができる。
次に、利用者端末50のネットワーク通信部51は、入力部52により物品名の選択を受け付けると、選択された物品名の物品の位置情報の取得要求を管理装置40に送信する(ステップS1302)。ここで、利用者端末50のネットワーク通信部51は、選択された物品の位置情報が管理されている管理装置40に対して、物品の位置情報の取得要求を送信する。
例えば、物品の選択画面1000において、利用者端末50のユーザが物品名「ABC社の○○の金型」を選択した場合、利用者端末50のネットワーク通信部51は、物品の位置情報の取得要求を管理装置40−1に送信する。一方、物品選択画面1000において、利用者端末50のユーザが物品名「XYZ社の○△の金型」を選択した場合、利用者端末50のネットワーク通信部51は、物品の位置情報の取得要求を管理装置40−2に送信する。
なお、物品の位置情報の取得要求には、利用者端末50の端末ID、選択された物品の物品名が含まれる。ただし、物品名の代わりに、選択された物品を一意に識別する物品IDが含まれていてもよい。
次に、管理装置40の認証部43は、ネットワーク通信部41を介して、利用者端末50から物品の位置情報の取得要求を受信すると、この取得要求に含まれる端末IDに基づき認証を行う(ステップS1303)。すなわち、管理装置40の認証部43は、物品の位置情報の取得要求に含まれる端末IDが、認証情報データベース44に記憶された認証情報に含まれるか否かを判定することで、当該取得要求が正当な利用者端末50からされたものであるか否かの認証を行う。
ここで、ステップS1303において認証が成功する場合とは、物品の位置情報の取得要求に含まれる端末IDが、認証情報データベース44に記憶された認証情報に格納されている場合である。
例えば、物品の位置情報の取得要求に含まれる端末IDが「DEV001」であり、当該取得要求を管理装置40−1が受信した場合、管理装置40−1の認証部43は、認証が成功したとする。一方、物品の位置情報の取得要求に含まれる端末IDが「DEV001」であり、当該取得要求を管理装置40−2が受信した場合、管理装置40−2の認証部43は、認証が失敗したとする。以降では、認証が成功したものとして説明を続ける。
なお、認証が失敗した場合、管理装置40の認証部43は、ネットワーク通信部41を介して、物品の位置情報を取得することができないことを示す通知を、物品の位置情報の取得要求の送信元の利用者端末50に送信する。
管理装置40の情報管理部42は、該当の位置情報と地図表示データを取得する(ステップS1304)。
すなわち、まず、情報管理部42は、物品名に対応付けられたタグIDを物品情報データベース47に記憶された物品情報から取得する。次に、情報管理部42は、取得したタグIDに対応付けられた最新の位置情報(つまり、日時が最も新しい位置情報)を、移動履歴情報データベース45に記憶された移動履歴情報から取得する。最後に、情報管理部42は、取得した位置情報に含まれるエリアIDに対応付けられた地図表示データを、地図情報データベース46に記憶された地図情報から取得する。このようにして、情報管理部42は、ユーザにより選択された物品名の物品の最新の位置情報と、エリアの地図を表示させるための地図表示データとを取得する。
そして、管理装置40のネットワーク通信部41は、情報管理部42により取得された位置情報及び地図表示データを利用者端末50に送信する(ステップS1305)。
なお、このとき、管理装置40のネットワーク通信部41は、情報管理部42により取得された位置情報の誤差を示す誤差情報を利用者端末50に送信する。このような誤差情報は、例えば、予測モデルデータベース36に記憶された予測モデルの予測精度や無線通信装置20が用いる無線通信の規格等に基づいて、位置管理システム1の管理者等により予め設定された値を用いればよい。
最後に、利用者端末50の表示部53は、ネットワーク通信部51により位置情報及び地図表示データ等を受信すると、例えば図15に示す物品の位置表示画面2000を表示装置202に表示させる(ステップS1306)。
図15に示す物品の位置表示画面2000では、図14に示す物品の選択画面1000においてユーザにより選択された物品名の物品の最新の位置が、受信した地図表示データに基づき表示された地図上に位置Pで表示されている。また、物品の位置表示画面2000では、受信した誤差情報に基づき、物品の位置の誤差を示す誤差範囲Rが表示されている。これにより、ユーザは、物品の選択画面1000において選択した物品名の物品が、誤差範囲Rを含む位置Pの付近に存在することを知ることができる。したがって、ユーザは、表示された誤差範囲Rを含む位置Pの付近を探索することにより、所望の物品を見つけることができる。
なお、ステップS1306において、利用者端末50は、最新の位置情報に加えて、過去の所定の時間内の位置情報を取得してもよい。これにより、利用者端末50の表示部53には、過去の所定の時刻における位置から最新の位置までの物品の移動軌跡を表示させることができる。したがって、ユーザは、表示された移動軌跡から誤差範囲R内のどの辺りに物品が存在するのかを予測することが容易になる。
以上により、ユーザは、利用者端末50を用いて、物品の現在の位置を知ることができる。しかも、本実施形態では、利用者端末50が位置情報を取得するに際して、管理装置40で認証を行う。これにより、例えば物品の重要度や性質等に応じて、位置情報を取得することができる利用者端末50を異ならせることができる。
本実施形態では、ユーザAが用いる利用者端末50−1は、管理装置40−1から物品の位置情報を取得することができる一方、ユーザBが用いる利用者端末50−2では管理装置40−1からは物品の位置情報を取得できない。したがって、例えば、ある特定のユーザグループが用いる利用者端末50に限り、重要な物品の位置情報が管理された管理装置40から位置情報を取得可能とさせることもできる。
以上で説明したように、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、物品に貼り付け等された無線タグ10の移動履歴情報を管理する。
しかも、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、無線タグ10のタグIDに応じて、移動履歴情報を管理する管理装置40を異ならせることができる。これにより、位置管理システム1の管理者等は、管理対象の物品の重要度や性質等に応じて、位置情報の格納先の管理装置40を柔軟に変更することができる。
また、第1の実施形態に係る位置管理システム1では、利用者端末50に応じて、位置を表示させることができる物品を制限することもできる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る位置管理システム1の処理の詳細について説明する。第2の実施形態に係る位置管理システム1は、IMES(Indoor Messaging System)規格に準じた位置情報を送信するIMES送信機を有する点が第1の実施形態と異なる。これにより、第2の実施形態に係る位置管理システム1では、屋内の位置情報と屋外の位置情報とを管理することができるようになる。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と実質的に同様の機能構成を有する箇所については同一の符号を付することにより重複した説明を省くこととする。
<システム構成>
まず、第2の実施形態に係る位置管理システム1について、図16を参照しながら説明する。図16は、第2の実施形態に係る位置管理システムの一例のシステム構成図である。第2の実施形態に係る位置管理システム1は、IMES送信機60を有する。
IMES送信機60は、IMES規格に準じた位置情報を送信する装置である。IMES送信機60は、エリアに1台以上設置され、所定の時間毎に、周囲の所定の範囲内に位置情報を送信している。ここで、IMES規格に準じた位置情報には、予め設定されたIMES送信機60の緯度及び経度情報、フロア情報等が含まれる。フロア情報とは、建物等の階層に関する情報であり、例えば0.5階単位で設定される。これにより、位置情報に含まれる緯度及び経度情報が示す緯度及び経度において、建物内の何階に無線タグ10が貼り付け等された物品があるのかを知ることができるようになる。
また、第2の実施形態に係る位置管理システム1に含まれる無線タグ10Aは、IMES送信機60から送信される位置情報を受信する。
ここで、以降では、第1の実施形態で説明した位置情報(電波強度情報に基づき推定される位置情報)を、便宜上、「第1の位置情報」と表し、IMES送信機60から送信される位置情報を「第2の位置情報」と表す。
<ハードウェア構成>
次に、第2の実施形態に位置管理システム1に含まれる無線タグ10Aのハードウェア構成について、図17を参照しながら説明する。図17は、第2の実施形態に係る無線タグの一例のハードウェア構成図である。無線タグ10Aは、IMES受信モジュール106を有する。
IMES受信モジュール106は、第2の位置情報が含まれるIMES規格に準じたフレームをIMES送信機60から受信するモジュールである。
本実施形態に係る無線タグ10Aは、図17に示すハードウェア構成により、後述する各種処理が実現される。なお、本実施形態に係る無線タグ10Aは、IMES送信モジュールを有していない。このため、本実施形態に係る無線タグ10Aは、IMES送信モジュールを有している場合と比べて、低コストで実現することができる。
<機能構成>
次に、第2の実施形態に係る位置管理システム1の機能構成について、図18を参照しながら説明する。図18は、第2の実施形態に係る位置管理システムの一例の機能構成図である。無線タグ10Aは、IMES受信部14を有する点が第1の実施形態と異なる。
IMES受信部14は、例えばCPU103、IMES受信モジュール106等により実現され、IMES送信機60からIMES規格に準じた電波を受信し、この電波に含まれる第2の位置情報を取得する。
また、管理装置40Aは、移動履歴情報データベース45Aが異なる。移動履歴情報データベース45Aに記憶される移動履歴情報について、図19を参照しながら説明する。図19は、移動履歴情報データベースの一例を示す図である。第2の実施形態に係る移動履歴情報は、無線タグ10Aの第1の位置情報と第2の位置情報の時間毎の履歴を管理する情報であり、タグID毎に、日時、第1の位置情報、及び第2の位置情報のデータ項目を有する。タグID、日時、及び第1の位置情報は、第1の実施形態において説明した通りである。第2の位置情報は、無線タグ10AがIMES送信機60から受信した緯度・経度情報及びフロア情報等である。このように、第2の実施形態に係る移動履歴情報は、第1の位置情報と第2の位置情報の履歴を管理する。これにより、例えば、工場内等の屋内を表す地図では第1の位置情報を用いて物品の位置を表示させる一方、工場外を含めた屋外を表す地図では第2の地図情報を用いて物品の位置を表示させることができる。さらに、第2の位置情報には、緯度及び経度情報に加えて、フロア情報を含めることで、物品が工場内の何階にあるかを表示させることができる。
<処理の詳細>
次に、第2の実施形態に係る位置管理システム1の処理の詳細について説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、例えば工場の作業者等が、無線タグ10Aが貼り付け等された物品を移動させた場合において、この無線タグ10Aの移動履歴情報を管理装置40Aに格納する処理について、図20を参照しながら説明する。図20は、第2の実施形態に係る移動履歴情報の格納処理の一例のシーケンス図である。
作業者等は、無線タグ10Aが貼り付け等された物品の移動を開始する。すると、無線タグ10Aの移動検知部11は、物品の移動が開始されたことを検知する(ステップS2001)。このとき、無線タグ10Aは、移動検知部11による移動開始の検知を契機として、電源から無線モジュール105及びIMES受信モジュール106に電力を供給する。そして、無線通信部12は、無線通信装置20から送信される無線通信の電波を受信する。また、IMES受信部14は、IMES送信機60から送信されるIMES規格に準じた電波を受信する。このように、無線タグ10Aの無線モジュール105及びIMES受信モジュール106には、移動検知部11による移動開始の検知を契機として電力が供給されるため、無線モジュール105及びIMES受信モジュール106の消費電力を抑えることができる。
無線タグ10AのIMES受信部14は、IMES送信機60から受信した電波に含まれる第2の位置情報を取得する(ステップS2002)。なお、IMES受信部14は、複数のIMES送信機60からIMES規格に準じた電波を受信した場合、電波強度(受信強度)が強い電波に含まれる第2の位置情報を取得する。
無線タグ10Aの無線通信部12は、電波強度測定部13により生成された電波強度情報と、無線タグ10AのタグIDと、IMES受信部14により取得された第2の位置情報とを変換装置30に送信する(ステップS2003)。なお、無線通信部12は、電波強度情報と、タグIDと、第2の位置情報とを直接に変換装置30に送信してもよいし、1以上の無線通信装置20を介して変換装置30に送信してもよい。
変換装置30のネットワーク通信部34は、格納先特定部33により特定された格納先の管理装置40に対して、第1の位置情報と第2の位置情報を送信する(ステップS2004)。このように、第2の実施形態では、変換装置30は、受信した第2の位置情報をそのまま管理装置40に送信する。
最後に、管理装置40の情報管理部42は、ネットワーク通信部41により変換装置30から第1の位置情報及び第2の位置情報を受信すると、第1の位置情報及び第2の位置情報を、日時と対応付けて移動履歴情報に格納する(ステップS2005)。このとき、第1の位置情報及び第2の位置情報と対応付ける日時は、無線タグ10Aが電波強度情報を送信した日時とすればよい。ただし、これに限られず、例えば、管理装置40が変換装置30から第1の位置情報及び第2の位置情報を受信した日時を、当該第1の位置情報及び第2の位置情報と対応付けて移動履歴情報に格納してもよい。
なお、ステップS2005において、第1の位置情報に含まれるエリアIDは、変換装置30で電波強度情報に含まれる装置IDに基づき変換された設置エリアIDとしたが、これに限られず、第2の位置情報に基づき取得されたエリアIDとしてもよい。すなわち、ステップS2002で取得した第2の位置情報が示すIMES送信機60が設置されているエリアのエリアIDを、第1の位置情報に含まれるエリアIDとしてもよい。このようにすることで、無線タグ10Aがエリアとエリアの境界付近に保管等される場合(又は通過等する場合)においても、適切なエリアIDを取得することができる。
以上で説明した図20の処理は、無線タグ10Aが貼り付け等された物品を作業者等が移動させている間、所定の間隔(例えば、数ミリ秒ないし数秒といった時間間隔)毎に行われる。
なお、無線タグ10Aは、移動検知部11により物品の移動開始や移動中が検知されないで所定の時間(例えば、60秒)経過すると、無線モジュール105及びIMES受信モジュール106への電力の供給を停止させる。このため、例えば物品が静止してから所定の時間経過すると、IMES受信部14は、IMES送信機60から送信される第2の位置情報の受信を停止する。
以上により、物品が移動された場合における移動履歴情報が管理装置40において管理される。しかも、本実施形態では、IMES規格に準じた位置情報を示す第2の位置情報も管理することができる。
次に、利用者(ユーザ)が物品の保管場所等の位置を利用者端末50に表示させる処理について、図21を参照しながら説明する。図21は、第2の実施形態に係る位置情報の表示処理の一例のシーケンス図である。
管理装置40Aの情報管理部42は、該当の第1の位置情報及び第2の位置情報と、地図表示データとを取得する(ステップS2101)。
すなわち、まず、情報管理部42は、物品名に対応付けられたタグIDを物品情報データベース47に記憶された物品情報から取得する。次に、情報管理部42は、取得したタグIDに対応付けられた最新の第1の位置情報及び第2の位置情報を、移動履歴情報データベース43Aに記憶された移動履歴情報から取得する。最後に、情報管理部42は、取得した位置情報に含まれるエリアIDに対応付けられた地図表示データを、地図情報データベース46に記憶された地図情報から取得する。このようにして、情報管理部42は、ユーザにより選択された物品名の物品の最新の第1の位置情報及び第2の位置情報と、エリアの地図を表示させるための地図表示データとを取得する。
そして、管理装置40Aのネットワーク通信部41は、情報管理部42により取得された第1の位置情報及び第2の位置情報と、地図表示データとを利用者端末50に送信する(ステップS2102)。
なお、このとき、管理装置40Aのネットワーク通信部41は、情報管理部42により取得された第1の位置情報の誤差を示す第1の誤差情報と、第2の位置情報の誤差を示す第2の誤差情報とを利用者端末50に送信する。このような第1の誤差情報は、例えば、予測モデルデータベース36に記憶された予測モデルの予測精度や無線通信装置20が用いる無線通信の規格等に基づいて、位置管理システム1の管理者等により予め設定された値を用いればよい。また、第2の誤差情報は、IMES規格に準じた位置情報の測位誤差を用いればよい。
最後に、利用者端末50の表示部53は、ネットワーク通信部51により第1の位置情報及び第2の位置情報並びに地図表示データ等を受信すると、例えば図22に示す物品の位置表示画面3000を表示装置202に表示させる(ステップS2103)。
図22に示す物品の位置表示画面3000では、屋内の位置表示画面3100と、屋外の位置表示画面3200とをタブ3001又はタブ3002で切り替えて表示させることができる。屋内の位置表示画面3100は、図15に示す物品の位置表示画面2000と同様に、第1の位置情報に基づく物品の最新の位置が、地図表示データに基づき表示された地図上に位置Pで表示されている。また、屋内の位置表示画面3100では、第1の誤差情報に基づき、物品の位置の誤差を示す誤差範囲Rが表示されている。これにより、ユーザは、工場内等の屋内の地図上に表示された物品の位置を知ることができる。ここで、屋内の位置表示画面3100において、タブ3002を選択することにより、屋外の位置表示画面3200に表示を切り替えることができる。
一方、屋外の位置表示画面3200は、第2の位置情報に基づく物品の最新の位置が、屋外を含むより広域的な範囲を示す地図上に位置P'で表示されている。また、屋外の位置表示画面3200では、第2の誤差情報に基づき、物品の位置の誤差を示す誤差範囲R'が表示されている。これにより、ユーザは、工場外を含む屋外の地図上に表示された物品の位置を知ることができる。
さらに、屋外の位置表示画面3200では、フロア情報Fが表示されている。これにより、誤差R'を含む位置P'で示される範囲内の緯度及び経度において、建物内の何階に物品があるのかを知ることができる。
ここで、屋外の位置表示画面3200において、タブ3001を選択することにより、屋内の位置表示画面3100に表示を切り替えることができる。なお、屋外の位置表示画面3200で表示される地図の地図表示データは、例えば、外部の地図表示データ提供サービスから取得してもよいし、利用者端末50に予め格納された地図表示データを用いてもよい。
以上で説明したように、第2の実施形態に係る位置管理システム1では、無線通信装置20から無線タグ10Aが受信した電波強度に基づく第1の位置情報と、IMES送信機60から無線タグ10Aが受信した第2の位置情報との履歴を管理する。これにより、ユーザが利用者端末50を用いて、所望の物品の位置を表示させる際に、工場内等の屋内における物品の位置は第1の位置情報に基づき表示させる一方で、工場外等の屋外における物品の位置は第2の位置情報に基づき表示させることができる。したがって、第2の実施形態に係る位置管理システム1では、屋内おける物品の位置表示と屋外における物品の位置情報をシームレスに切り替えることができるようになる。さらに、ユーザは、物品が屋外に持ち出されたような場合においても、第2の位置情報に基づき物品の位置を表示させることができるようになる。
なお、本実施形態に係る無線タグ10Aが貼り付け等された物品が屋外に持ち出されたような場合には、IMES受信モジュール106がGPS(Global Positioning System)から受信した電波に基づき測定される緯度及び経度情報を変換装置30に送信すればよい。このとき、無線タグ10Aは、例えば3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の規格により定められる通信を用いて、緯度及び経度情報を変換装置30に送信すればよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 位置管理システム
10 無線タグ
11 移動検知部
12 無線通信部
13 電波強度測定部
20 無線通信装置
30 変換装置
31 無線通信部
32 位置情報取得部
33 格納先特定部
34 ネットワーク通信部
35 設置エリアデータベース
36 予測モデルデータベース
37 格納先情報データベース
40 管理装置
41 ネットワーク通信部
42 情報管理部
43 移動履歴情報データベース
44 地図情報データベース
45 物品情報データベース
50 利用者端末
51 ネットワーク通信部
52 入力部
53 表示部
N ネットワーク
特許第5225242号公報

Claims (8)

  1. 1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムにおいて、
    前記第2の機器が移動したことを検知すると、前記第1の機器から前記無線通信の電波を受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記第1の機器から前記電波を受信すると、該電波の強度を測定する測定手段と、
    前記測定手段により測定された前記電波の強度に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手段と
    を有する位置管理システム。
  2. 前記特定手段は、
    前記第2の機器に応じて前記位置情報の格納先の記憶部を示すアドレス情報を特定し、
    前記記憶手段は、
    前記特定されたアドレス情報に前記位置情報を送信して、該位置情報を時刻情報と対応付けて前記記憶部に格納する、請求項1記載の位置管理システム。
  3. 前記記憶手段は、
    前記特定されたアドレス情報に基づいて、前記位置管理システムとネットワークを介して接続される外部ストレージに前記位置情報を送信して、該位置情報を時刻情報と対応付けて格納する、請求項2記載の位置管理システム。
  4. 前記特定手段は、前記第2の機器を識別する機器IDに応じて前記格納先を特定する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の位置管理システム。
  5. 屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理装置であって、
    前記第2の機器の移動に応じて、前記第2の機器が前記第1の機器から受信した前記無線通信の電波の強度を示す情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記電波の強度を示す情報に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶制御手段と
    を有する位置管理装置。
  6. 1以上の情報処理装置を含む位置管理システムであって、屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理システムに用いられる位置管理方法において、
    前記第2の機器が移動したことを検知すると、前記第1の機器から前記無線通信の電波を受信する受信手順と、
    前記受信手順により前記第1の機器から前記電波を受信すると、該電波の強度を測定する測定手順と、
    前記測定手順により測定された前記電波の強度に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手順と
    を有する位置管理方法。
  7. 屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理装置に用いられる位置管理方法であって、
    前記第2の機器の移動に応じて、前記第2の機器が前記第1の機器から受信した前記無線通信の電波の強度を示す情報を受信する受信手順と、
    前記受信手順により受信された前記電波の強度を示す情報に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶手順と
    を有する位置管理方法。
  8. 屋内に設置された所定の第1の機器と無線通信を行う第2の機器の位置情報を管理する位置管理装置を、
    前記第2の機器の移動に応じて、前記第2の機器が前記第1の機器から受信した前記無線通信の電波の強度を示す情報を受信する受信手段、
    前記受信手段により受信された前記電波の強度を示す情報に基づき、前記第2の機器の位置を推定して、該推定された位置を示す位置情報を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された前記位置情報の格納先を前記第2の機器に応じて特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された格納先に基づいて、前記位置情報を時刻情報と対応付けて所定の記憶部に格納する記憶制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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