JP2016509602A - C型肝炎の処置のためのスクアリン酸誘導体 - Google Patents
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Abstract
その医薬的に許容される塩を含む式Iで示される化合物、更にこれら化合物を用いた組成物および方法を提供する。該化合物はC型肝炎ウイルス(HCV)に対して活性を有しHCV感染者の処置に有用となり得る。I
Description
(関連出願の相互参照)
本願は引用により本明細書中に取り込む、2013年1月25日出願の米国仮出願番号61/756,557の優先権を主張する。
本願は引用により本明細書中に取り込む、2013年1月25日出願の米国仮出願番号61/756,557の優先権を主張する。
(発明の分野)
本発明は、式Iで示される新規な化合物およびその医薬的に許容される塩で、C型肝炎ウイルス(HCV)に対して活性を有し、HCV感染者の処置に有用である化合物に関する。本発明はまた、これら化合物を用いた組成物および方法に関する。
本発明は、式Iで示される新規な化合物およびその医薬的に許容される塩で、C型肝炎ウイルス(HCV)に対して活性を有し、HCV感染者の処置に有用である化合物に関する。本発明はまた、これら化合物を用いた組成物および方法に関する。
C型肝炎ウイルス(HCV)は世界中で推計一億七千万人が慢性的に感染しており、米国だけで三〜四百万人が感染している(非特許文献1、非特許文献2)。1990年代半ば以前において、感染した血液製剤の輸血がHCV感染の主要経路であった。血液検査方法の導入により、注射剤の使用を介した感染が主たる危険因子となった。慢性感染症は、線維症、肝硬変および肝細胞癌を含む重篤な肝臓の合併症の発症をしばしばもたらす。HCV感染は、米国における同所性肝移植の主要原因でもある。疾患の進行がウイルスおよび細胞の要因に関連する度合は完全には解明されていない。
かなりの数の異種が、HCV遺伝子のヌクレオチドおよびエンコードされたアミノ酸の配列中に見受けられる。(非特許文献3)。この配列多様性に基づいて6種の主たる遺伝子型および多数の関連亜種が説明されている。HCVの遺伝子型は世界中の分布により異なり、HCVの遺伝的異種の臨床的有意性は、発症機序および治療における遺伝子型の可能性がある影響についての多数の試験にもかかわらず、未だ解明されていない。
HCVの医療処置はウイルスを特に標的とするワクチンまたは承認された治療の欠如によって制限される。現在、患者は非経口投与されるペグ化インターフェロンαと経口投与されるリバビリンの併用処置を受ける。遺伝子型1のHCVが最も処置が困難であり、ウイルスの除去(持続性ウイルス陰性化)がわずか約50%の患者において達成されている(非特許文献4、非特許文献5)。この不十分な処置反応は、治療によって生じる重篤な副作用をしばしば伴い、より良い有効性および安全性を有する改善された抗ウイルス薬の必要性を明らかにしている。
HCVは一本鎖のプラス鎖RNAゲノムを持つウイルスのフラビウイルス科の一つである。宿主細胞が感染すると、9.6Kbのゲノムが約3000個のアミノ酸のポリタンパク質前駆物質に翻訳される(非特許文献6、非特許文献7参照)。細胞およびウイルスプロテアーゼ両方による翻訳後プロセシングにより、少なくとも10個の分離したウイルスタンパク質が発生する。構造タンパク質(定義上、成熟ビリオンで見られる)は、コア、E1、E2および場合によりp7を含み、ポリタンパク質のアミノ末端領域から生じる。コアタンパク質はウイルスヌクレオカプシド中に構築する。E1およびE2糖タンパク質は、ウイルス粒子を取り囲む脂質エンベロープ内に見られるヘテロダイマーを形成し、宿主細胞受容体結合および細胞へのウイルスの侵入を媒介する。p7が構造タンパク質であるかは明らかでなく、複製におけるその役割はまだ明確にされていない。しかしながらp7は、ビリオンが構築される細胞内コンパートメントの酸性化を妨げることで細胞膜にイオンチャネルを形成すると考えられており、ウイルスの複製およびアセンブリーに不可欠であると示されている。非構造タンパク質であるNS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5AおよびNS5Bは、ポリタンパク質のカルボキシ末端領域の成熟切断によって作り出される。NS3のアミノ末端と一緒にNS2はNS2−NS3結合部を切断するNS2−3メタロプロテアアーゼを形成する。更に、NS2は新生ビリオンのアセンブリーおよびエグレスに関連する。NS3タンパク質はアミノ末端領域にセリンプロテアーゼを、カルボキシ末端領域にヌクレオチド依存性RNAヘリカーゼを、両方含む。NS3はNS4Aタンパク質とヘテロダイマーを形成し、NS3−NS4A切断部位についてシス、および残りのNS4A−NS4B、NS4B−NS5A、NS5A−NS5B部位についてトランスの両方にて、NS3のポリタンパク質下流の切断を媒介する活性プロテアーゼを含む。NS4AとNS3タンパク質の複合体形成は、プロセシング事象、すなわち全ての部位における分解効率の増加に必要であると思われる。NS3タンパク質はまた、ヌクレオシドトリホスファターゼおよびRNAヘリカーゼ活性を示す。NS4Bタンパク質は、細胞内で改変した膜構造における複製複合体へのHCVタンパク質の局在化において重要であると分かっている。NS5Bは、HCVの複製に関係するRNA依存性RNAポリメラーゼをエンコードする。
非構造タンパク質または完全鎖ポリタンパク質に縮合するコード配列への非翻訳領域5’および3’を含む、サブゲノムHCVレプリコンは、翻訳、ウイルスタンパク質発現および培養細胞内での複製において有能である(非特許文献8、非特許文献9)。レプリコンシステムは、これら機能に関連する非構造タンパク質を標的とする阻害剤の同定に対し有益であることがわかっている。しかしながら、HCV遺伝子型の制限サブセットだけは機能的レプリコンを発生させるために用いられている。
他のシステムは、宿主細胞への侵入を媒介するHCV構造タンパク質の生物学を研究するために用いられている。例えば、HCVコア、E1およびE2タンパク質との組み換えバキュロウイルス感染細胞で作られたウイルス様粒子もまた、HCV E1およびE2タンパク質の機能を研究するために用いられている(非特許文献10)。更に、E1およびE2糖タンパク質がレトロウイルスの糖タンパク質を機能的に置き換えるために用いられている偽型システムが、開発されている。(非特許文献11、非特許文献12)。これらのシステムは、天然ウイルスに類似していると考えられる方法で宿主細胞と結合しそこに侵入するHCV疑似粒子を生じさせ、そのため、ウイルスの侵入過程を研究するとともにこのプロセスを遮断する阻害剤を同定するための便利な道具となる。
現在、完全鎖遺伝子型2aHCVクローン、JFH1は、単離され、インビトロで複製する能力を示している。細胞培養において反復した継代および適応にもかかわらず、感染ウイルスの力価の増加を生じた(非特許文献13、非特許文献14)。HCVレプリコンまたは偽型システムに対比して、感染ウイルスは、複製タンパク質だけでなく、ウイルス感染(アセンブリーおよび脱殻)および子孫ウイルスの生成(ゲノムパッケージング、ヌクレオカプシドアセンブリー、ビリオンエンベロープメント、エグレス)における初期段階に関連するものの阻害剤を同定することを含む、完全なHCV複製周期を研究することに有用である。
トリアジンは特許文献1、特許文献2で開示されている。
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本発明は、例えば、化合物が新規でありC型肝炎に対して効果的である技術的利点を提供する。加えて、該化合物は、例えば、作用機序、結合性、阻害有効性、標的選択性、溶解性、安全性またはバイオアベイラビリティの一以上に関して、医薬品用途の利点を提供する。
発明の概要
本発明の一の態様は式I:
I
[式中
a、bおよびcは窒素であり;
aおよびbは窒素であり、cは−CHであり;
bおよびcは窒素であり、aは−CHであり;
またはaおよびcは窒素であり、bは−CHであり;
R1は、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルケニル、インダニル、アルキルカルボニル、およびベンジルより選択され、ここで、ベンジル部分は、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R2は、アルキル、シクロアルキル、(Ar2)アルキル、(Ar2)シクロアルキル、((Ar2)シクロアルキル)アルキル、((Ar2)アルキル)シクロアルキル、および(((Ar2)アルキル)シクロアルキル)アルキルより選択され;
R3は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R4は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R5は、
であり、ここで、環Aは、Lで置換された4〜7員のアルキレン環であり;
R6は、水素、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ハロシクロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択され;
R7は、ヒドロキシ、アルキルオキシ、フェノキシ、SO2R9、SO2 N(R10)(R11)、CN、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、((アルキル))シクロアルキル)アルキル、または架橋ビシクロアルキルであり、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、エーテル、環状エーテル、ベンゾ環状エーテル、二環式エーテル、CO2R9、NR9CO2R11、N(R10)(R11)、CON(R10)(R11)、NR9CON(R10)(R11)、SO2N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7は、水素、N−アルコキシカルボニルピペリジニル、ピペリジノニル、またはAr4であり;
R8は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり、アルキルまたはシクロアルキルは、ハロ、アルキル、シクロアルキル、結合二環式アルキル、架橋二環式アルキル、スピロ 二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、CO2R9、N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7およびR8は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R9は、水素、Ar3、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、((ヒドロキシアルキル)アルコキシ)アルコキシ、または((アルコキシ)アルコキシ)アルコキシであり;
R10は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり;
R11は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R12は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
R13は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R15)(R16)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R14は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR13およびR14は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R15は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、またはアルコキシカルボニルであり;
R16は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
またはR15およびR16は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
Lは、アルキレン、シクロアルキレン、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、およびアルキル(シクロアルキル)アルキルの群より選択され、0〜1個のCO2R12またはCONR13R14で置換され;
Ar1は、1個のCON(R5)(R6)、OR5、N(R5)(R6)またはR5で、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で、置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジニルまたはピラゾリルであり;
Ar2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar3は、フェニル、ビフェニル、テルフェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、フルオレニル、フルオレノニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾイソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、インドリニル、クロメノニル、またはジベンゾフラニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、Ar5、OAr5、NR13Ar5、N(R13)COAr5、N(R13)SO2Ar5、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、およびPhCONHSO2より選択された0〜5個の置換基で置換され;および上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルキニルまたはAr5は、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、PhCONHSO2およびAr6より選択された0〜5個の置換基で更に置換され;
またはAr3は、ベンジル、フェノキシ、ピリジルオキシ、ピリミジルオキシ、テトラゾリルオキシ、チアゾリル、フェニルピラゾリル、メチルオキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、メチルトリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ジメトキシピリミジニル、インドリル、インドリニル、およびイソインドリニルより選択された1個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar4は、フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、イソクロマニル、ベンゾジオキソリル、ピリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、またはトリアゾリルであり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R13)(R14)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
Ar5は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、OAr6、NR13Ar6、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換され;そして、
Ar6は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、エステル、ケトン、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換される]
で示される化合物およびその医薬的に許容される塩である。
本発明の一の態様は式I:
[式中
a、bおよびcは窒素であり;
aおよびbは窒素であり、cは−CHであり;
bおよびcは窒素であり、aは−CHであり;
またはaおよびcは窒素であり、bは−CHであり;
R1は、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルケニル、インダニル、アルキルカルボニル、およびベンジルより選択され、ここで、ベンジル部分は、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R2は、アルキル、シクロアルキル、(Ar2)アルキル、(Ar2)シクロアルキル、((Ar2)シクロアルキル)アルキル、((Ar2)アルキル)シクロアルキル、および(((Ar2)アルキル)シクロアルキル)アルキルより選択され;
R3は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R4は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R5は、
であり、ここで、環Aは、Lで置換された4〜7員のアルキレン環であり;
R6は、水素、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ハロシクロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択され;
R7は、ヒドロキシ、アルキルオキシ、フェノキシ、SO2R9、SO2 N(R10)(R11)、CN、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、((アルキル))シクロアルキル)アルキル、または架橋ビシクロアルキルであり、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、エーテル、環状エーテル、ベンゾ環状エーテル、二環式エーテル、CO2R9、NR9CO2R11、N(R10)(R11)、CON(R10)(R11)、NR9CON(R10)(R11)、SO2N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7は、水素、N−アルコキシカルボニルピペリジニル、ピペリジノニル、またはAr4であり;
R8は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり、アルキルまたはシクロアルキルは、ハロ、アルキル、シクロアルキル、結合二環式アルキル、架橋二環式アルキル、スピロ 二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、CO2R9、N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7およびR8は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R9は、水素、Ar3、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、((ヒドロキシアルキル)アルコキシ)アルコキシ、または((アルコキシ)アルコキシ)アルコキシであり;
R10は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり;
R11は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R12は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
R13は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R15)(R16)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R14は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR13およびR14は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R15は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、またはアルコキシカルボニルであり;
R16は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
またはR15およびR16は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
Lは、アルキレン、シクロアルキレン、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、およびアルキル(シクロアルキル)アルキルの群より選択され、0〜1個のCO2R12またはCONR13R14で置換され;
Ar1は、1個のCON(R5)(R6)、OR5、N(R5)(R6)またはR5で、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で、置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジニルまたはピラゾリルであり;
Ar2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar3は、フェニル、ビフェニル、テルフェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、フルオレニル、フルオレノニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾイソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、インドリニル、クロメノニル、またはジベンゾフラニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、Ar5、OAr5、NR13Ar5、N(R13)COAr5、N(R13)SO2Ar5、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、およびPhCONHSO2より選択された0〜5個の置換基で置換され;および上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルキニルまたはAr5は、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、PhCONHSO2およびAr6より選択された0〜5個の置換基で更に置換され;
またはAr3は、ベンジル、フェノキシ、ピリジルオキシ、ピリミジルオキシ、テトラゾリルオキシ、チアゾリル、フェニルピラゾリル、メチルオキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、メチルトリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ジメトキシピリミジニル、インドリル、インドリニル、およびイソインドリニルより選択された1個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar4は、フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、イソクロマニル、ベンゾジオキソリル、ピリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、またはトリアゾリルであり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R13)(R14)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
Ar5は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、OAr6、NR13Ar6、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換され;そして、
Ar6は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、エステル、ケトン、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換される]
で示される化合物およびその医薬的に許容される塩である。
本発明はまた、その医薬的に許容される塩を含む式Iで示される化合物、および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物に関する。
更に本発明は、式Iで示される化合物の治療上有効な量の患者への投与を含む、C型感染を処置する一以上の方法を提供する。
本発明の一部分として提供されるものはまた、式Iで示される化合物を製造するための一以上の方法である。
本発明は、これらの目的、ならびに他の重要な目的に関するものであって、以下に記載する。
実施態様の詳細な記載
本明細書中の他所において他に明確に断らない限り、これら用語は以下の意味を有する。「H」は、水素を意味し、同位体例えば重水素を含む。「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素をいう。「アルキル」は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキル基を意味する。「アルケニル」は、少なくとも1つの二重結合を有する2〜6個の炭素原子の直鎖または分枝鎖のアルキル基を意味する。「シクロアルキル」は、3〜8個の炭素原子を有する単環環式を意味する。「アルキレン」は、直鎖または分枝鎖の二価のアルキル基を意味する。「アルケニレン」は、少なくとも1つの二重結合を有する直鎖または分枝鎖の二価のアルキル基を意味する。「シクロアルキレン」は、3〜7個の炭素を有する二価のシクロアルカン部分を意味し、ジェミナル二価性(例えば、1,1−シクロプロパンジイル)および非ジェミナル二価性(例えば、1,4−シクロヘキサンジイル)を含む。「アルキリジニル」は、アルケンの同一炭素において二価性がある二価のアルケン置換基を意味する。「ヒドロキシアルキル」、「アルコキシ」および置換されたアルキル部分を有する他の用語は、アルキル部分に1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の異性体を含む。「ハロアルキル」および「ハロアルコキシ」は、モノハロで置換されたアルキルからペルハロで置換されたアルキルまでの全てのハロゲン化された異性体を含む。「アリール」は、炭環式および複素環式の芳香族置換基を含む。フェニレンは二価のベンゼン環である。「1,4−フェニレン」は、二価の部分の位置化学について1,4−ベンゼンジイルを意味する。括弧でくくられたおよび複数の括弧でくくられた用語は、当業者に対し結合関係を明確にすることを意図する。例えば、((R)アルキル)という用語は、アルキル置換基が更にR置換基で置換されたことを意味する。
本明細書中の他所において他に明確に断らない限り、これら用語は以下の意味を有する。「H」は、水素を意味し、同位体例えば重水素を含む。「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素をいう。「アルキル」は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキル基を意味する。「アルケニル」は、少なくとも1つの二重結合を有する2〜6個の炭素原子の直鎖または分枝鎖のアルキル基を意味する。「シクロアルキル」は、3〜8個の炭素原子を有する単環環式を意味する。「アルキレン」は、直鎖または分枝鎖の二価のアルキル基を意味する。「アルケニレン」は、少なくとも1つの二重結合を有する直鎖または分枝鎖の二価のアルキル基を意味する。「シクロアルキレン」は、3〜7個の炭素を有する二価のシクロアルカン部分を意味し、ジェミナル二価性(例えば、1,1−シクロプロパンジイル)および非ジェミナル二価性(例えば、1,4−シクロヘキサンジイル)を含む。「アルキリジニル」は、アルケンの同一炭素において二価性がある二価のアルケン置換基を意味する。「ヒドロキシアルキル」、「アルコキシ」および置換されたアルキル部分を有する他の用語は、アルキル部分に1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の異性体を含む。「ハロアルキル」および「ハロアルコキシ」は、モノハロで置換されたアルキルからペルハロで置換されたアルキルまでの全てのハロゲン化された異性体を含む。「アリール」は、炭環式および複素環式の芳香族置換基を含む。フェニレンは二価のベンゼン環である。「1,4−フェニレン」は、二価の部分の位置化学について1,4−ベンゼンジイルを意味する。括弧でくくられたおよび複数の括弧でくくられた用語は、当業者に対し結合関係を明確にすることを意図する。例えば、((R)アルキル)という用語は、アルキル置換基が更にR置換基で置換されたことを意味する。
上記の置換基は、他に明記されていない限り、適切な結合位で結合され得る。また、本発明に包含される化合物は、当業者に明らかであるような化学的に安定なものであると解釈される。更に、本明細書に包含される化合物は、医薬品としての用途のために適切に安定なものである。
上述したように、本発明は、化合物の医薬的に許容される全ての塩の形態を含む。医薬的に許容される塩とは、カウンターイオンが化合物の生理活性または毒性に有意に寄与することがなく、薬理学的同等物として機能するものである。これらの塩は、市販の試薬を用いた一般的な有機化学的技法により製造できる。陰イオン塩の形態は、例えば、酢酸塩、アシストレート、ベンシル酸塩、臭化物塩、カンシル酸塩、塩化物塩、クエン酸塩、フマル酸塩、グルクロン酸塩、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヨウ化水素酸塩、ヨウ化物塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシル酸塩、硝酸塩、パモ酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、およびキシナホ酸塩である。陽イオン塩の形態は、例えば、アンモニウム塩、アルミニウム塩、ベンザチン塩、ビスマス塩、カルシウム塩、コリン塩、ジエチルアミン塩、ジエタノールアミン塩、リチウム塩、マグネシウム塩、メグルミン塩、4−フェニルシクロヘキシルアミン塩、ピペラジン塩、カリウム塩、ナトリウム塩、トロメタミン塩、および亜鉛塩である。
本願に記載の化合物には、不斉炭素原子を有するもの(例えば、以下の構造参照)もある。本発明は、エナンチオマー、ジアステレオマー、およびラセミ体のような立体異性の混合物であるものを含む、全ての立体異性体を含む。立体異性体には、公知の方法を用いて製造できるものもある。化合物および関連する中間体の立体異性混合物は、当該分野で慣用的に知られる方法により、個々の異性体に分離できる。以下のスキームおよび表での分子構造の表現におけるくさび形または破線の使用は、相対的な立体化学を示すことのみを意図し、絶対的な立体化学の帰属を含意するとして解釈されるべきではない。
本発明は、本願に記載の化合物に現れる原子全ての同位体を含むことを意図する。同位体には、原子番号が同一であるが質量数が異なる原子が含まれる。一般的な例として、限定されることなく、水素の同位体には重水素および三重水素が含まれる。炭素の同位体としては13Cおよび14Cが挙げられる。同位体で標識された本願に記載の化合物は、一般に、当業者に公知の通常の技法によってか、または本明細書に記載されたものと類似した方法によって、他で用いられる非標識試薬の代わりに適切な同位体-標識試薬を用いて、製造することができる。そのような化合物は、例えば、生物活性の測定における標準物質および試薬として、様々な使用可能性を有し得る。安定な同位体の場合、そのような化合物は、生物学的、薬理学的または薬物動態学的特性を都合よく修飾する能力を有し得る。
上述したように、本発明は式I:
I
[式中
a、bおよびcが窒素であり;
aおよびbが窒素であり、cは−CHであり;
bおよびcが窒素であり、aは−CHであり;
またはaおよびcが窒素であり、bは−CHであり;
R1は、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルケニル、インダニル、アルキルカルボニル、およびベンジルより選択され、ここで、ベンジル部分は、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R2は、アルキル、シクロアルキル、(Ar2)アルキル、(Ar2)シクロアルキル、((Ar2)シクロアルキル)アルキル、((Ar2)アルキル)シクロアルキル、および(((Ar2)アルキル)シクロアルキル)アルキルより選択され;
R3は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R4は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R5は、
であり、ここで、環Aは、Lで置換された4〜7員のアルキレン環であり;
R6は、水素、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ハロシクロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択され;
R7は、ヒドロキシ、アルキルオキシ、フェノキシ、SO2R9、SO2N(R10)(R11)、CN、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、((アルキル))シクロアルキル)アルキル、または架橋ビシクロアルキルであり、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、エーテル、環状エーテル、ベンゾ環状エーテル、二環式エーテル、CO2R9、NR9CO2R11、N(R10)(R11)、CON(R10)(R11)、NR9CON(R10)(R11)、SO2N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7は、水素、N−アルコキシカルボニルピペリジニル、ピペリジノニル、またはAr4であり;
R8は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり、アルキルまたはシクロアルキルは、ハロ、アルキル、シクロアルキル、結合二環式アルキル、架橋二環式アルキル、スピロ二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、CO2R9、N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7およびR8は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R9は、水素、Ar3、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、((ヒドロキシアルキル)アルコキシ)アルコキシ、または((アルコキシ)アルコキシ)アルコキシであり;
R10は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり;
R11は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R12は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
R13は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R15)(R16)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R14は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR13およびR14は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R15は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、またはアルコキシカルボニルであり;
R16は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
またはR15およびR16は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
Lは、アルキレン、シクロアルキレン、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、およびアルキル(シクロアルキル)アルキルの群より選択され、0〜1個のCO2R12またはCONR13R14で置換され;
Ar1は、1個のCON(R5)(R6)、OR5、N(R5)(R6)またはR5で、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で、置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジニルまたはピラゾリルであり;
Ar2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar3は、フェニル、ビフェニル、テルフェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、フルオレニル、フルオレノニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾイソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、インドリニル、クロメノニル、またはジベンゾフラニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、Ar5、OAr5、NR13Ar5、N(R13)COAr5、N(R13)SO2Ar5、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、およびPhCONHSO2より選択された0〜5個の置換基で置換され;および上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルキニルまたはAr5は、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、PhCONHSO2およびAr6より選択された0〜5個の置換基で更に置換され;
またはAr3は、ベンジル、フェノキシ、ピリジルオキシ、ピリミジルオキシ、テトラゾリルオキシ、チアゾリル、フェニルピラゾリル、メチルオキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、メチルトリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ジメトキシピリミジニル、インドリル、インドリニル、およびイソインドリニルより選択された1個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar4は、フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、イソクロマニル、ベンゾジオキソリル、ピリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、またはトリアゾリルであり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R13)(R14)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
Ar5は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、OAr6、NR13Ar6、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換され;そして、
Ar6は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、エステル、ケトン、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換される]
で示される化合物およびその医薬的に許容される塩に関する。
[式中
a、bおよびcが窒素であり;
aおよびbが窒素であり、cは−CHであり;
bおよびcが窒素であり、aは−CHであり;
またはaおよびcが窒素であり、bは−CHであり;
R1は、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルケニル、インダニル、アルキルカルボニル、およびベンジルより選択され、ここで、ベンジル部分は、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R2は、アルキル、シクロアルキル、(Ar2)アルキル、(Ar2)シクロアルキル、((Ar2)シクロアルキル)アルキル、((Ar2)アルキル)シクロアルキル、および(((Ar2)アルキル)シクロアルキル)アルキルより選択され;
R3は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R4は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R5は、
であり、ここで、環Aは、Lで置換された4〜7員のアルキレン環であり;
R6は、水素、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ハロシクロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択され;
R7は、ヒドロキシ、アルキルオキシ、フェノキシ、SO2R9、SO2N(R10)(R11)、CN、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、((アルキル))シクロアルキル)アルキル、または架橋ビシクロアルキルであり、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、エーテル、環状エーテル、ベンゾ環状エーテル、二環式エーテル、CO2R9、NR9CO2R11、N(R10)(R11)、CON(R10)(R11)、NR9CON(R10)(R11)、SO2N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7は、水素、N−アルコキシカルボニルピペリジニル、ピペリジノニル、またはAr4であり;
R8は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり、アルキルまたはシクロアルキルは、ハロ、アルキル、シクロアルキル、結合二環式アルキル、架橋二環式アルキル、スピロ二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、CO2R9、N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7およびR8は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R9は、水素、Ar3、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、((ヒドロキシアルキル)アルコキシ)アルコキシ、または((アルコキシ)アルコキシ)アルコキシであり;
R10は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり;
R11は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R12は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
R13は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R15)(R16)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R14は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR13およびR14は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R15は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、またはアルコキシカルボニルであり;
R16は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
またはR15およびR16は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
Lは、アルキレン、シクロアルキレン、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、およびアルキル(シクロアルキル)アルキルの群より選択され、0〜1個のCO2R12またはCONR13R14で置換され;
Ar1は、1個のCON(R5)(R6)、OR5、N(R5)(R6)またはR5で、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で、置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジニルまたはピラゾリルであり;
Ar2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar3は、フェニル、ビフェニル、テルフェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、フルオレニル、フルオレノニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾイソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、インドリニル、クロメノニル、またはジベンゾフラニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、Ar5、OAr5、NR13Ar5、N(R13)COAr5、N(R13)SO2Ar5、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、およびPhCONHSO2より選択された0〜5個の置換基で置換され;および上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルキニルまたはAr5は、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、PhCONHSO2およびAr6より選択された0〜5個の置換基で更に置換され;
またはAr3は、ベンジル、フェノキシ、ピリジルオキシ、ピリミジルオキシ、テトラゾリルオキシ、チアゾリル、フェニルピラゾリル、メチルオキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、メチルトリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ジメトキシピリミジニル、インドリル、インドリニル、およびイソインドリニルより選択された1個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar4は、フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、イソクロマニル、ベンゾジオキソリル、ピリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、またはトリアゾリルであり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R13)(R14)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
Ar5は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、OAr6、NR13Ar6、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換され;そして、
Ar6は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、エステル、ケトン、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換される]
で示される化合物およびその医薬的に許容される塩に関する。
医薬組成物および処置方法
化合物はHCV NS5Bに対して活性を示し、HCVおよびHCV感染の治療に有用であり得る。したがって、本発明の別の一態様は、化合物、またはその医薬的に許容される塩、および医薬的に許容される担体を含む組成物である。
化合物はHCV NS5Bに対して活性を示し、HCVおよびHCV感染の治療に有用であり得る。したがって、本発明の別の一態様は、化合物、またはその医薬的に許容される塩、および医薬的に許容される担体を含む組成物である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する化合物を更に含む組成物である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する化合物がインターフェロンまたはリバビリンである組成物である。本発明の別の一態様にて、インターフェロンは、インターフェロン・アルファ2B、ペグ化インターフェロン・アルファ、コンセンサスインターフェロン、インターフェロン・アルファ2A、インターフェロン・ラムダ、およびリンパ芽球様インターフェロン・タウより選択される。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する化合物がシクロスポリンである組成物である。本発明の別の一態様にて、シクロスポリンは、シクロスポリンAである。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する化合物が、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を亢進する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン5’−モノホスフェート脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンからなる群より選択される組成物である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する化合物が、HCV感染症の処置のために、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4Bタンパク質、HCVエントリー、HCVアセンブリー、HCVエグレス、HCV NS5Aタンパク質、IMPDH、およびヌクレオシド類似体より選択される標的の機能を阻害するのに有効である組成物である。
本発明の別の一態様は、化合物、またはその医薬的に許容される塩、医薬的に許容される担体、インターフェロンおよびリバビリンを含む組成物である。
本発明の別の一態様は、HCVレプリコンの機能を阻害する方法であって、HCVレプリコンを化合物またはその医薬的に許容される塩と接触させることを含む該方法である。
本発明の別の一態様は、HCV NS5Bタンパク質の機能を阻害する方法であって、HCV NS5Bタンパク質を化合物またはその医薬的に許容される塩と接触させることを含む該方法である。
本発明の別の一態様は、患者においてHCV感染症を処置する方法であって、化合物またはその医薬的に許容される塩の治療上有効な量を患者に投与することを含む該方法である。別の一実施態様において、化合物はHCVレプリコンの機能を阻害するのに有効である。別の一実施態様において、化合物はHCV NS5Bタンパク質の機能を阻害するのに有効である。
本発明の別の一態様は、患者においてHCV感染症を処置する方法であって、化合物またはその医薬的に許容される塩の治療上有効な量を、抗HCV活性を有する別の化合物と(先に、後に、または同時に)併せて患者に投与することを含む該方法である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する他の化合物がインターフェロンまたはリバビリンである方法である。
本発明の別の一態様は、インターフェロンが、インターフェロン・アルファ2B、ペグ化インターフェロン・アルファ、コンセンサスインターフェロン、インターフェロン・アルファ2A、インターフェロン・ラムダ、およびリンパ芽球様インターフェロン・タウより選択される方法である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する他の化合物がシクロスポリンである方法である。
本発明の別の一態様は、シクロスポリンがシクロスポリンAである方法である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する他の化合物が、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を亢進する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン5’−モノホスフェート脱水素酵素阻害剤、アマンタジン、およびリマンタジンより選択される方法である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する他の化合物が、HCV感染症の処置のために、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4Bタンパク質、HCVエントリー、HCVアセンブリー、HCVエグレス、HCV NS5Aタンパク質、IMPDH、およびヌクレオシド類似体からなる群より選択される標的の機能を阻害するのに有効である方法である。
本発明の別の一態様は、抗HCV活性を有する他の化合物が、HCV NS5Bタンパク質以外のHCV生活環における標的の機能を阻害するのに有効である方法である。
「治療上有効な」は、肝炎およびHCV感染の分野における医療従事者によって理解されるような有意義な患者利益をもたらすために必要とされる、薬剤の量を意味する。
「患者」は、肝炎およびHCV感染の分野における医療従事者によって理解されるようにHCVウイルスに感染し、治療に適した人を意味する。
「処置」、「治療」、「処方」「HCV感染」および関連する用語は、肝炎およびHCV感染の分野における医療従事者によって理解されるように用いられる。
本願に記載の化合物は、治療上有効な量の化合物またはその医薬的に許容される塩および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物として一般的に提供され、従来の賦形剤を含み得る。医薬的に許容される担体は、許容される安全性を有する従来知られている担体である。組成物は、全ての一般的な固形および液体の形態を含み、例えば、カプセル剤、錠剤、トローチ剤、および散剤、ならびに懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤、および液剤を含む。組成物は、一般的な製剤技術を用いて作られ、従来の賦形剤(例えば、結合剤および湿潤剤)およびビークル(例えば、水およびアルコール)は、組成物に一般的に用いられる。例えば、Remington's Pharmaceutical Sciences, Mack Publishing Company, Easton, PA, 17th edition, 1985参照。
固形組成物は、用量単位で通常製剤化され、投与当たり約1〜1000mgの有効成分を提供する組成物が好ましい。用量のいくつかの例は、1mg、10mg、100mg、250mg、500mg、および1000mgである。一般的に、他の薬剤が、臨床的に用いられるその分類の薬剤と同様の単位範囲に存在している。典型的には、0.25〜1000mg/単位である。
液体組成物は、通常、用量単位範囲にある。一般的に液体組成物は、約1〜100mg/mLの単位用量範囲にある。用量のいくつかの例は、1mg/mL、10mg/mL、25mg/mL、50mg/mL、および100mg/mLである。一般的に、他の薬剤が、臨床的に用いられるその分類の薬剤と同様の単位範囲に存在している。典型的には、1〜100mg/mLである。
本発明は、全ての従来の投与方法を含み、経口および非経口方法が好ましい。一般的に、投与する処方は、臨床的に用いられる他の薬剤と同様である。典型的には、1日用量は約1〜100mg/kg体重である。一般的には、経口投与ではより多くの化合物が、非経口投与ではより少ない化合物が必要とされる。しかしながら、具体的な投与する処方は、正常な医学的判断を用いて医師により決定される。
本発明はまた、化合物が併用療法において供される方法を含む。すなわち、化合物は、肝炎およびHCV感染の処置において有用な他の薬剤との併用で用いることができるが、別に離して用いることができる。これら併用の方法において、化合物は、約1〜100mg/kg体重の1日用量で、他の薬剤と併用して一般的に供される。他の薬剤は、治療上用いられる量で一般的に供される。しかしながら、具体的な投与する処方は、正常な医学的判断を用いて医師により決定される。
合成方法
化合物は、当該技術分野で利用できる方法、ならびに以下で説明された方法および当該技術範囲内での改変を含む方法によって製造され得る。いくつかの試薬および中間体は、当該技術分野で公知である。他の試薬および中間体は、容易に入手可能な材料を用いた当該技術分野で公知な方法によって製造されることができる。化合物の合成の説明に用いられる可変基(例えば、番号付けされた「R」置換基)は、化合物をどのように製造するかを示すことのみを意図し、請求項または明細書の他の部分で用いられる可変基と混同しない。以下の方法は、例証目的であり、本発明の範囲を制限することを意図しない。
化合物は、当該技術分野で利用できる方法、ならびに以下で説明された方法および当該技術範囲内での改変を含む方法によって製造され得る。いくつかの試薬および中間体は、当該技術分野で公知である。他の試薬および中間体は、容易に入手可能な材料を用いた当該技術分野で公知な方法によって製造されることができる。化合物の合成の説明に用いられる可変基(例えば、番号付けされた「R」置換基)は、化合物をどのように製造するかを示すことのみを意図し、請求項または明細書の他の部分で用いられる可変基と混同しない。以下の方法は、例証目的であり、本発明の範囲を制限することを意図しない。
スキームで用いられる略語は、通常、当該分野の慣例に従うものとする。本明細書および実施例で用いられる化学略語は以下のように定義される:「NaHMDS」はナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド;「DMF」はN,N−ジメチルホルムアミド;「MeOH」はメタノール;「NBS」はN−ブロモスクシンイミド;「Ar」はアリール;「TFA」はトリフルオロ酢酸;「LAH」は水素化アルミニウムリチウム;「BOC」、「DMSO」はジメチルスルホキシド;「h」は時間;「rt」は室温または保持時間(文脈による);「min」は分;「EtOAc」は酢酸エチル;「THF」はテトラヒドロフラン;「EDTA」はエチレンジアミン四酢酸;「Et2O」はジエチルエーテル;「DMAP」は4−ジメチルアミノピリジン;「DCE」は1,2−ジクロロエタン;「ACN」はアセトニトリル;「DME」は1,2−ジメトキシエタン;「HOBt」は1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物;「DIEA」はジイソプロピルエチルアミン;「Nf」はCF3(CF2)3SO2−;および「TMOF」はオルトギ酸トリメチル。
略語は以下のように定義される:「1x」は1回;「2x」は2回;「3x」は3回;「℃」は摂氏;「eq」は当量;「g」はグラム;「mg」はミリグラム;「L」はリットル;「mL」はミリリットル;「μL」はマイクロリットル;「N」は規定度;「M」はモル濃度;「mmol」はミリモル;「min」は分;「h」は時間;「rt」は室温;「RT」は保持時間;「atm」は気圧;「psi」はポンド毎平方インチ;「conc.」は濃度;「sat」または「sat’d」は飽和;「MW」は分子量;「mp」は融点;「ee」は鏡像体過剰率;「MS」または「Mass Spec」は質量分析;「ESI」はエレクトロスプレーイオン化;「HR」は高分解能;「HRMS」は高分解能質量分析;「LCMS」は液体クロマトグラフィー質量分析;「HPLC」は高速液体クロマトグラフィー;「RP HPLC」は逆相高速液体クロマトグラフィー;「TLC」または「tlc」は薄層クロマトグラフィー;「NMR」は核磁気共鳴;「1H」はプロトン;「δ」はデルタ;「s」は一重項;「d」は二重項;「t」は三重項;「q」は四重項;「m」は多重項;「br」はブロードな;「Hz」はヘルツ;「α」、「β」;、「R」、「S」、「E」、および「Z」は当業者に周知の立体化学記号。
LCMS法(すなわち化合物の同定)
全ての液体クロマトグラフィー(LC)データは、SPD−10AVまたはSPD−20A紫外可視検出器を用いた島津製LC−10ASまたはLC−20AS液体クロマトグラムで記録され、質量分析(MS)データは、Micromass Platformを用いてLCのエレクトロスプレーモードで測定された。
全ての液体クロマトグラフィー(LC)データは、SPD−10AVまたはSPD−20A紫外可視検出器を用いた島津製LC−10ASまたはLC−20AS液体クロマトグラムで記録され、質量分析(MS)データは、Micromass Platformを用いてLCのエレクトロスプレーモードで測定された。
HPLC法(すなわち化合物の分離)
分取HPLCによって精製された化合物は、メタノール(1.2mL)で希釈され、島津製LC−8AまたはLC−10A自動分取HPLCシステムを用いて精製された。
分取HPLCによって精製された化合物は、メタノール(1.2mL)で希釈され、島津製LC−8AまたはLC−10A自動分取HPLCシステムを用いて精製された。
4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)安息香酸の製造
工程1:2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(15g)のTHF(300mL)中溶液に2,2,2−トリフルオロエタノール(8.14g)およびヒューニッヒ塩基(15.63mL)を加えた。得られた混合物を16時間撹拌した。THFで洗浄したプラグにより大部分の沈殿物THFを除去後、ろ液を濃縮し、そのまま用いられる粗製物を得た。
工程1:2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン(15g)のTHF(300mL)中溶液に2,2,2−トリフルオロエタノール(8.14g)およびヒューニッヒ塩基(15.63mL)を加えた。得られた混合物を16時間撹拌した。THFで洗浄したプラグにより大部分の沈殿物THFを除去後、ろ液を濃縮し、そのまま用いられる粗製物を得た。
工程2:上記工程1生成物(10g)のTHF(100mL)中溶液にtert−ブチル 4−アミノベンゾエート(7.79g)およびヒューニッヒ塩基(7.04mL)を加えた。得られた混合物を16時間撹拌した。沈殿物をろ過し、Et2Oで洗浄し、乾燥して、その後水で洗浄し、乾燥して、10.6gのtert−ブチル 4−(4−クロロ−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンゾエートを固体として得た。
工程3:tert−ブチル 4−(4−クロロ−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンゾエート(3.6g)および1−(4−クロロフェニル)シクロプロパンアミン(1.49g)のTHF(50mL)中スラリーを5時間80℃で撹拌した。沈殿物をTHFで洗浄したプラグによりろ過し、粗生成物を得て、これを4:1のヘキサン/酢酸エチルで溶出したBiotageで精製し、1.8gのtert−ブチル 4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンゾエートを固体として得た。
工程4:上記tert−ブチル 4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンゾエート(4g)および塩酸のジオキサン(7.46mL、4M)中溶液を4時間撹拌した。濃縮し、3.58gの4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)安息香酸を固体として得た。
(S)−メチル 3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエートの製造:
4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)安息香酸(50mg)のDMF(2mL)中溶液にO−(ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム テトラフルオロホウ酸塩(23.82mg)、(S)−メチル 2−アミノ−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロパノエート 塩酸塩(18.90mg)およびiPr2NEt(0.052mL)を加えた。室温で4時間撹拌後、混合物を分取HPLCで精製し、(S)−メチル 3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエートを得た。
4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)安息香酸(50mg)のDMF(2mL)中溶液にO−(ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム テトラフルオロホウ酸塩(23.82mg)、(S)−メチル 2−アミノ−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)プロパノエート 塩酸塩(18.90mg)およびiPr2NEt(0.052mL)を加えた。室温で4時間撹拌後、混合物を分取HPLCで精製し、(S)−メチル 3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエートを得た。
(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエートの製造:
(S)−メチル 3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(1g)のCH2Cl2(10mL)中溶液にTFA(3mL)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。全ての溶媒を真空下除去し、(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(0.8g)を得た。
(S)−メチル 3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(1g)のCH2Cl2(10mL)中溶液にTFA(3mL)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。全ての溶媒を真空下除去し、(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(0.8g)を得た。
請求項Iの合成
化合物1001、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−メトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエートの合成:
(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(20mg)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(7.35mg)のメタノール(2mL)中混合物を100℃で16時間加熱した。室温に冷却後、混合物を分取HPLCで精製し、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−メトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(4mg)を得た。
化合物1001、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−メトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエートの合成:
(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(20mg)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(7.35mg)のメタノール(2mL)中混合物を100℃で16時間加熱した。室温に冷却後、混合物を分取HPLCで精製し、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−メトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(4mg)を得た。
化合物1002、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエートおよび化合物1003、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエートの合成:
(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(50mg)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(22.01mg)のエタノール(2mL)中の混合物を100℃で16時間加熱した。室温に冷却後、混合物を分取HPLCで精製し、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(8mg)および(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(12mg)を得た。
(S)−メチル 3−アミノ−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)プロパノエート(50mg)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(22.01mg)のエタノール(2mL)中の混合物を100℃で16時間加熱した。室温に冷却後、混合物を分取HPLCで精製し、(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(8mg)および(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(12mg)を得た。
化合物1004、(S)−2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロピオン酸の合成:
(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(10mg)およびK2CO3(7.85mg、0.057mmol)のアセトン/水(2mL,体積比1:1)中混合物を100℃で3時間加熱した。全ての溶媒を真空下除去し、残渣を分取HPLCで精製して、(−)-2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロピオン酸(3.8mg)を得た。
(S)−メチル 2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロパノエート(10mg)およびK2CO3(7.85mg、0.057mmol)のアセトン/水(2mL,体積比1:1)中混合物を100℃で3時間加熱した。全ての溶媒を真空下除去し、残渣を分取HPLCで精製して、(−)-2−(4−(4−(1−(4−クロロフェニル)シクロプロピルアミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)ベンズアミド)−3−(2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エンイルアミノ)プロピオン酸(3.8mg)を得た。
化合物1005、4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)−N−(3−((2−エトキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エン−1−イル)アミノ)−2,2−ジメチルプロピル)ベンズアミドの合成:
化合物1005を、化合物1002を製造する同じ手順を用いて、N−(3−アミノ−2,2−ジメチルプロピル)−4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミドを出発物質として用い製造した。
化合物1005を、化合物1002を製造する同じ手順を用いて、N−(3−アミノ−2,2−ジメチルプロピル)−4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミドを出発物質として用い製造した。
化合物1006、4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)−N−(3−((2−ヒドロキシ−3,4−ジオキソシクロブタ−1−エン−1−イル)アミノ)−2,2−ジメチルプロピル)ベンズアミドの合成:
K2CO3(5.2mg)を化合物1005(25mg)のEtOH(2mL)および水(2mL)中溶液に加えた。反応を室温で16時間行った。全ての溶媒を真空下除去し、残渣を分取HPLCで精製して、化合物1006を得た。
K2CO3(5.2mg)を化合物1005(25mg)のEtOH(2mL)および水(2mL)中溶液に加えた。反応を室温で16時間行った。全ての溶媒を真空下除去し、残渣を分取HPLCで精製して、化合物1006を得た。
化合物1005からの請求項Iを製造する基本手順:
iPr2NEtまたはEt3N(1〜20eq.)およびアミンを化合物1005の溶液に加え、MeOH、EtOH、THFまたはDMF中で合わせた。混合物を室温または115℃で17時間撹拌した。溶媒を減圧下エバポレーションで除去し、残渣を分取HPLCシステムで精製した。
iPr2NEtまたはEt3N(1〜20eq.)およびアミンを化合物1005の溶液に加え、MeOH、EtOH、THFまたはDMF中で合わせた。混合物を室温または115℃で17時間撹拌した。溶媒を減圧下エバポレーションで除去し、残渣を分取HPLCシステムで精製した。
(S)−メチル 4−アミノ−2−(4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミド)ブタノエートからの請求項Iを製造する基本手順:
(S)−メチル 4−アミノ−2−(4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミド)ブタノエート(1eq.)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオンまたは3,4−ジメトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(1〜2eq.)のエタノール中混合物を100℃〜130℃で16時間加熱した。その後、アミン(10〜20eq.)およびiPr2NEt(20eq.)を加え、得られた混合物を100℃〜130℃で1〜16時間加熱した。混合物を分取HPLCシステムで精製した。
(S)−メチル 4−アミノ−2−(4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミド)ブタノエート(1eq.)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオンまたは3,4−ジメトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(1〜2eq.)のエタノール中混合物を100℃〜130℃で16時間加熱した。その後、アミン(10〜20eq.)およびiPr2NEt(20eq.)を加え、得られた混合物を100℃〜130℃で1〜16時間加熱した。混合物を分取HPLCシステムで精製した。
(S)−メチル 4−アミノ−2−(4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミド)ブタノエートからの請求項Iを製造する基本手順:
(S)−メチル 4−アミノ−2−(4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミド)ブタノエート(1eq.)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオンまたは3,4−ジメトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(1〜2eq.)のエタノール中混合物を100℃〜130℃で16時間加熱した。その後、アミン(10〜20eq.)およびiPr2NEt(20eq.)を加え、得られた混合物を室温で16〜72時間加熱した。混合物を分取HPLCシステムで精製した。
(S)−メチル 4−アミノ−2−(4−((4−((1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)ベンズアミド)ブタノエート(1eq.)および3,4−ジエトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオンまたは3,4−ジメトキシシクロブタ−3−エン−1,2−ジオン(1〜2eq.)のエタノール中混合物を100℃〜130℃で16時間加熱した。その後、アミン(10〜20eq.)およびiPr2NEt(20eq.)を加え、得られた混合物を室温で16〜72時間加熱した。混合物を分取HPLCシステムで精製した。
エステルからの請求項Iを製造する基本手順:
K2CO3(2eq.)をメチルエステル誘導体および/またはエチルエステル誘導体(1eq.)のEtOHおよび水中溶液に加えた。反応液を室温で16時間撹拌し、固体をろ過により除去した。ろ液を分取HPLCシステムで精製した。
K2CO3(2eq.)をメチルエステル誘導体および/またはエチルエステル誘導体(1eq.)のEtOHおよび水中溶液に加えた。反応液を室温で16時間撹拌し、固体をろ過により除去した。ろ液を分取HPLCシステムで精製した。
生物学的方法
感染試験 標準化された方法(Bartosch, B., Dubuisson, J. and Cosset, F.-L. J. Exp. Med. 2003, 197:633-642)を用いて製造されたHCV疑似粒子を、マウス白血病ウイルスカプシドおよびポリメラーゼタンパク質を発現するプラスミド、ルシフェラーゼ受容体遺伝子をエンコードしているMLVゲノム、ならびにHCVまたは水疱性口内炎ウイルス(VSV)いずれか由来のエンベロープ糖タンパク質を用いて293T細胞のリポソームに基づくトランスフェクション手順によって作成した。遺伝子型1a HCV E1およびE2のエンベロープのコード配列を、H77C単離株(GenBank 登録番号AF009606)から得た。疑似粒子を含む培地をトランスフェクション3日後に採取し、ろ過して、ウイルスストックとして−20℃で保存した。感染を384ウェルプレートで1 x 104Huh7細胞/ウェルと疑似粒子を試験阻害剤の有無で混合することにより実施し、その後37℃でインキュベートした。宿主細胞への疑似粒子の侵入程度を反映するルシフェラーゼ活性を感染2日後に測定した。HCV阻害に対する化合物の特異性を、VSV疑似粒子感染の阻害を評価することにより測定した。
感染試験 標準化された方法(Bartosch, B., Dubuisson, J. and Cosset, F.-L. J. Exp. Med. 2003, 197:633-642)を用いて製造されたHCV疑似粒子を、マウス白血病ウイルスカプシドおよびポリメラーゼタンパク質を発現するプラスミド、ルシフェラーゼ受容体遺伝子をエンコードしているMLVゲノム、ならびにHCVまたは水疱性口内炎ウイルス(VSV)いずれか由来のエンベロープ糖タンパク質を用いて293T細胞のリポソームに基づくトランスフェクション手順によって作成した。遺伝子型1a HCV E1およびE2のエンベロープのコード配列を、H77C単離株(GenBank 登録番号AF009606)から得た。疑似粒子を含む培地をトランスフェクション3日後に採取し、ろ過して、ウイルスストックとして−20℃で保存した。感染を384ウェルプレートで1 x 104Huh7細胞/ウェルと疑似粒子を試験阻害剤の有無で混合することにより実施し、その後37℃でインキュベートした。宿主細胞への疑似粒子の侵入程度を反映するルシフェラーゼ活性を感染2日後に測定した。HCV阻害に対する化合物の特異性を、VSV疑似粒子感染の阻害を評価することにより測定した。
化合物およびデータ解析 試験化合物をジメチルスルホキシド(DMSO)で3倍に段階希釈し、50.0μM〜0.04pMの試験における最終濃度範囲を得た。最大活性(100%の対照群)およびバックグランドを、DMSOを含むが阻害剤を含まない対照群のウェルまたは感染させていないウェルからそれぞれ得た。化合物の試験ウェルそれぞれにおける個々のシグナルをバッググランド除去後の平均化した対照群の値で割り算し、活性のパーセントを決めるために100%換算した。試験を繰り返し回数2回で実施し、平均EC50値(50%のウイルス複製阻害が達成された濃度を表す)を計算した。化合物のEC50データを、0.01〜10以下nMのときはAと、10未満〜1000nMのときはBと表記する。化合物の代表的なデータを表2に記載する。
本発明は前述の例示的な実施例に限定されず、そしてその本質的特性から逸脱することなく他の特定の形態において具体化することができることが当業者には明白であろう。従って該実施例は、あらゆる点で、制限するものではなく例示的なものとしてみなされ、そして、前述の実施例に対してよりはむしろ特許請求の範囲を参照すべきであり、従って、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内となる全ての変更を包含すると意図することが望ましい。
Claims (9)
- 式I:
I
[式中
a、bおよびcは窒素であり;
aおよびbは窒素であり、cは−CHであり;
bおよびcは窒素であり、aは−CHであり;
またはaおよびcは窒素であり、bは−CHであり;
R1は、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルケニル、インダニル、アルキルカルボニル、およびベンジルの群より選択され、ここで、ベンジル部分は、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R2は、アルキル、(Ar2)アルキル、(Ar2)シクロアルキル、((Ar2)シクロアルキル)アルキル、((Ar2)アルキル)シクロアルキル、および(((Ar2)アルキル)シクロアルキル)アルキルの群より選択され;
R3は、水素またはアルキルであり;
R4は、水素またはアルキルであり;
R5は、
であり、ここで、環Aは、Lで置換された4〜7員のアルキレン環であり;
R6は、水素またはアルキルであり;
R7は、アルキル、シクロアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、((アルキル))シクロアルキル)アルキル、および架橋ビシクロアルキルの群より選択され、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、CO2R9、N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、およびAr4の群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7は、水素、N−アルコキシカルボニルピペリジニル、ピペリジノニル、またはAr3であり;
R8は、水素またはアルキルであり;
またはR7およびR8は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニルであり、アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R9は、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、((ヒドロキシアルキル)アルコキシ)アルコキシ、および((アルコキシ)アルコキシ)アルコキシの群より選択され;
R10は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルの群より選択され;
R11は、水素またはアルキルであり;
またはR10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニルであり、アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R12は、水素またはアルキルであり;
R13は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルの群より選択され;
R14は、水素またはアルキルであり;
またはR13およびR14は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニルであり、アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
Lは、アルキレン、シクロアルキレン、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、またはアルキル(シクロアルキル)アルキルであり、0〜1個のCO2R12またはCONR13R14で置換され;
Ar1は、1個のCON(R5)(R6)、OR5、N(R5)(R6)で、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で、置換された、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルであり;
Ar2は、ハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar3は、フェニル、インダニル、フルオレニル、ビフェニル、テルフェニル、ピリジニル、ピラゾリル、イソオキサザリル、イミダゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、ベンゾオキサザリル、インドリニル、およびジベンゾフラニルの群より選択され、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルカルボニル、CO2R12、CON(R13)(R14)、およびPhCONHSO2の群より選択された0〜3個の置換基で置換され;
またはAr3は、ベンジル、テトラゾリルオキシ、チアゾリル、フェニルピラゾリル、メチルオキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、メチルトリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、およびジメトキシピリミジニルの群より選択された1個の置換基で置換されたフェニルであり;そして、
Ar4は、フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、イソクロマニル、ベンゾジオキソリル、ピリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、およびトリアゾリルの群より選択され、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R13)(R14)、およびアルキルCOの群より選択された0〜3個の置換基で置換される]
で示され、
式I:
I
[式中
a、bおよびcは窒素であり;
aおよびbは窒素であり、cは−CHであり;
bおよびcは窒素であり、aは−CHであり;
またはaおよびcは窒素であり、bは−CHであり;
R1は、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、ヒドロキシシクロアルキル、アルコキシシクロアルキル、ハロシクロアルキル、シクロアルケニル、インダニル、アルキルカルボニル、およびベンジルより選択され、ここで、ベンジル部分は、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R2は、アルキル、シクロアルキル、(Ar2)アルキル、(Ar2)シクロアルキル、((Ar2)シクロアルキル)アルキル、((Ar2)アルキル)シクロアルキル、および(((Ar2)アルキル)シクロアルキル)アルキルより選択され;
R3は、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R4は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり;
R5は、
であり、環Aは、Lで置換された4〜7員のアルキレン環であり;
R6は、水素、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、ハロシクロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択され;
R7は、ヒドロキシ、アルキルオキシ、フェノキシ、SO2R9、SO2 N(R10)(R11)、CN、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、((アルキル))シクロアルキル)アルキル、または架橋ビシクロアルキルであり、ハロ、アルキル、シクロアルキル、ベンゾシクロアルキル、二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、エーテル、環状エーテル、ベンゾ環状エーテル、二環式エーテル、CO2R9、NR9CO2R11、N(R10)(R11)、CON(R10)(R11)、NR9CON(R10)(R11)、SO2N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7は、水素、N−アルコキシカルボニルピペリジニル、ピペリジノニル、またはAr4であり;
R8は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり、アルキルまたはシクロアルキルは、ハロ、アルキル、シクロアルキル、結合二環式アルキル、架橋二環式アルキル、スピロ二環式アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ベンジルオキシ、CO2R9、N(R10)(R11)、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、Ar3、OAr3、NR13Ar3、N(R13)COAr3、およびN(R13)SO2Ar3からなる群より選択された0〜4個の置換基で置換され;
またはR7およびR8は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニルおよびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R9は、水素、Ar3、アルキル、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、((ヒドロキシアルキル)アルコキシ)アルコキシ、または((アルコキシ)アルコキシ)アルコキシであり;
R10は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり;
R11は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニルまたはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R12は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
R13は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、またはAr6であり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R15)(R16)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
R14は、水素、アルキル、シクロアルキル、またはAr6であり;
またはR13およびR14は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
R15は、水素、アルキル、シクロアルキル、アルキルカルボニル、またはアルコキシカルボニルであり;
R16は、水素、アルキル、またはシクロアルキルであり;
またはR15およびR16は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チオモルホリン 1,1−ジオキシド、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、インドリニル、またはイソインドリニルであり、アルキル、(アリール)アルキル、アルキルカルボニル、およびアルコキシカルボニルより選択された0〜2個の置換基で置換され;
Lは、アルキレン、シクロアルキレン、(シクロアルキル)アルキル、(アルキル)シクロアルキル、およびアルキル(シクロアルキル)アルキルの群より選択され、0〜1個のCO2R12またはCONR13R14で置換され;
Ar1は、1個のCON(R5)(R6)、OR5、N(R5)(R6)またはR5で、またはハロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で、置換された、フェニル、ピリジル、ピリミジニルまたはピラゾリルであり;
Ar2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシより選択された0〜3個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar3は、フェニル、ビフェニル、テルフェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、フルオレニル、フルオレノニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインドリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾイソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、インドリニル、クロメノニル、またはジベンゾフラニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、Ar5、OAr5、NR13Ar5、N(R13)COAr5、N(R13)SO2Ar5、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、およびPhCONHSO2より選択された0〜5個の置換基で置換され;および上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルキニルまたはAr5は、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホン、スルファミド、PhCONHSO2およびAr6より選択された0〜5個の置換基で更に置換され;
またはAr3は、ベンジル、フェノキシ、ピリジルオキシ、ピリミジルオキシ、テトラゾリルオキシ、チアゾリル、フェニルピラゾリル、メチルオキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、メチルトリアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ジメトキシピリミジニル、インドリル、インドリニル、およびイソインドリニルより選択された1個の置換基で置換されたフェニルであり;
Ar4は、フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、イソクロマニル、ベンゾジオキソリル、ピリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、またはトリアゾリルであり、シアノ、ハロ、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、N(R13)(R14)、およびアルキルCOより選択された0〜3個の置換基で置換され;
Ar5は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、(CO2R12)アルキル、(CO2R12)アルケニル、(CON(R13)(R14))アルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、OAr6、NR13Ar6、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、CO2R12、COR12、SO2R12、CON(R13)(R14)、SO2N(R13)(R14)、N(R13)(R14)、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換され;そして、
Ar6は、フェニル、ナフタレニル、フラニル、ベンゾフラニル、アザベンゾフラニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、アザベンゾチオフェニル、ピロリル、インドリル、アザインドリル、インダニル、ピリジニル、キノリニル、アザキノリニル、イソキノリニル、アザイソキノリニル、キノキサリニル、アザキノキサリニル、ピリミジニル、キナゾリニル、アザキナゾリニル、ピラゾリル、インダゾリル、アザインダゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、アザベンゾイソオキサゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、アザベンゾイミダゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、アザベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、ベンゾトリアゾリル、アザベンゾトリアゾリル、テトラゾリル、またはインドリニルであり、シアノ、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、アルキルカルボニル、エステル、ケトン、アミジン、ウレア、ケトン、スルホンおよびスルファミドより選択された0〜5個の置換基で置換される]
で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。 - 請求項1記載の化合物、および医薬的に許容される担体を含む組成物。
- 請求項2記載の化合物、および医薬的に許容される担体を含む組成物。
- 請求項3記載の化合物、および医薬的に許容される担体を含む組成物。
- HCVの治療効果を有する少なくとも1つの追加の化合物を更に含む請求項4記載の組成物であって、該化合物が、インターフェロン、シクロスポリン、インターロイキン、HCVメタロプロテアーゼ阻害剤、HCVセリンプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCV NS4Bタンパク質阻害剤、HCVエントリー阻害剤、HCVアセンブリー阻害剤、HCVエグレス阻害剤、HCV NS5Aタンパク質阻害剤、HCV NS5Bタンパク質阻害剤およびHCVレプリコン阻害剤の群より選択される、該組成物。
- 治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物を患者に投与することを含む、C型肝炎感染の処置方法。
- HCVの治療効果を有する少なくとも1つの追加の化合物を投与することを更に含む請求項8記載の方法であって、該化合物が、インターフェロン、シクロスポリン、インターロイキン、HCVメタロプロテアーゼ阻害剤、HCVセリンプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCV NS4Bタンパク質阻害剤、HCVエントリー阻害剤、HCVアセンブリー阻害剤、HCVエグレス阻害剤、HCV NS5Aタンパク質阻害剤、HCV NS5Bタンパク質阻害剤およびHCVレプリコン阻害剤の群より選択される、該方法。
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