JP2016524943A - 支持された回収器具および関連する使用方法 - Google Patents

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Abstract

組織を取り扱うための医療器具が開示される。器具は、近位端、遠位端、および近位端と遠位端との間の第1のルーメンを有する長尺状シャフトを備える。長尺状シャフトは、第1のルーメンと連通する開口部を有する。長尺状シャフトは更に長尺状シャフトの外面に配置される第2のルーメンあるいは開口を含む。器具は、支持トラスと、スネア・ループと、遠位端を有する駆動部材とを更に備える。駆動部材は、第1のルーメン内に移動可能に配置される。支持トラスは第1のルーメン、第2のルーメン、あるいは開口内に受承されるように構成され、これにより、支持トラスの近位端は、第1のルーメン、第2のルーメン、あるいは開口の近位部に隣接して、長尺状シャフトに作動的に接続される。スネア・ループは、支持トラスの遠位端に接続される第1の部分、および駆動部材の遠位端に接続される第2の部分を有する。

Description

本開示の実施形態は、医療器具および処置に関する。特に、本開示の実施形態は、侵襲性を最小限に抑えた医療処置時に組織の切除および/または回収を行うための医療器具に関する。
結腸内視鏡検査およびポリープ切除術のような組織切除処置は、切開口あるいは自然の組織の開口部(例えば、口、膣、および/または肛門の穴)を介して患者の体内に内視鏡または腹腔鏡のような導入シースを挿入することにより行われる。一般に、そのような器具は、組織切除処置を行うためにループとして通常構成されるスネアを使用する。スネアは、目的の組織からスリップする傾向を有するが、通常切除処置が成功裡に行われるに先立って、組織を捕捉しようとする作業を繰り返し行う必要がある。
共通の1つのアプローチは、スネアと望ましくない組織との間の牽引を改善するためにスネア上に下方への力を作用させることにある。しかしながら、この下方への力は、通常スネア・ループにおける堅固さの不足により制限され、その結果スネア・ループの遠位端は組織から離間するように偏向される。この偏向を制御するために、組織がスネアに捕捉されるまで、下方への力が継続して作用されるか、増加される。継続して作用されるか、作用される力が増加することにより、周囲の組織を偶然に損傷する可能性が高まる他、処置を完了するのに必要な時間が増加する。付加的に、幾何学的および物理的な制限により、必要な下方への力を作用させることが時に困難である。
別のアプローチでは、スネア・ループの剛性は、作用される力によって生じる偏向の量を低減するために高められる。しかしながら、剛性のそのような増加により、スネア・ループの必要とされる可撓性が低減され、その機能が干渉される。
従って、よりよい牽引と制御の能力を備える改善されたスネアに対する要求が存在し、これにより、望ましくない組織は、一貫して捕捉され、切除され、かつ/または取り払われる。
本開示の実施形態は、例えば、患者の体内からの組織の切除時に、組織をスネアに捕捉する処置を行うための医療器具に関する。
本開示の態様に従って、医療器具は、駆動部材と、支持トラスと、スネア・ループと、近位端、遠位端、および近位端と遠位端との間のルーメンを有する長尺状シャフトとを備える。長尺状シャフトは、支持トラスを受承するように構成されるとともにシャフトの外側壁部に配置されるスロットを含む。支持トラスの近位端は、スロットの近位部に隣接してシャフトに作動的に接続され、シャフトは、ルーメンと連通する遠位側開口部を有する。ルーメンは移動可能な駆動部材を含み、駆動部材の遠位端は、スネア・ループの一部に接続され、また、スネア・ループの他の一部は支持トラスの遠位端に固定される。更に、スネア・ループは、折り畳まれた配置と拡張した配置との間を移行するように構成される。医療器具は、体内に導入され、所望の位置に向かって前進される。ここでスネア・ループは操作のために組織を受承するように拡張される。
いくつかの実施形態では、支持トラスは、長尺状シャフトのルーメン内に嵌入するように折り畳まれ、これにより、スロットの必要性がなくなる。そのような実施形態において、折り畳まれた配置では、支持トラス、スネア・ループ、および駆動部材は、長尺状シャフトのルーメンに嵌入する。拡張した配置では、支持トラス、スネア・ループ、および駆動部材は、遠位側の開口部のような長尺状シャフトの単一の開口部から延びる。具体的には、長尺状シャフトは、長尺状シャフトの遠位端における遠位側開口部まで(例えば直通のスロットなしで)その長さに沿って、完全に環状または円筒状である。本実施形態では、支持トラス、スネア・ループ、および駆動部材は、長尺状シャフトのルーメンの内径よりも小さい外径を有する輸送配置に折り畳まれる。折り畳まれる支持トラス、スネア・ループ、および駆動部材のうちのいくつかあるいはすべてが、遠位側開口部を通して遠位側に拡張されると、これらは1つ以上の場所において長尺状シャフトのルーメンの内径よりも幅広の断面を有する、展開した配置に拡張される。
いくつかの実施形態では、器具は、以下の1つ以上の付加的な特徴を含む。支持トラスはスロット内を遠位側に進むように構成され、かつ/またはスロットの近位端に枢動自在に取り付けられる。トラスは実質的に剛性を備える。駆動部材は、エネルギーを導くとともに組織を焼灼するように構成される、単一のまたは編み組みされたワイヤである。器具は、長尺状導入シースの複数の作業チャネルのうちの1つの内部に配置されるように構成される道具を更に備え、この道具は撮像器具および照明器具を含む。なお更に、支持トラスの遠位部は、支持トラスに取り付けられる第1の延伸アームを含み、第1の延伸アームは、支持トラスに取り付けられる第2の延伸アームに対して角度をなす。第1の延伸アームは第2の延伸アームに対して枢動自在に構成される。また、第1および第2の延伸アームの各々は、延伸アームの遠位端から遠位側に延びるように構成される少なくとも1本のロッドに取り付けられる。
本開示の付加的な課題および効果は、以下の詳細な説明に部分的に開示され、部分的に明細書から理解され、あるいは特許請求の範囲に記載の発明を実施することにより得られる。特許請求の範囲に記載の発明の課題および効果は、添付の特許請求の範囲で特に指摘された要素および組み合わせによって実現され得られる。
先の通常の説明および以下の詳細な説明の両者は例示的かつ説明的であり、特許請求の範囲に記載のような発明を制限するものではないものといえる。
本開示の実施形態による折り畳まれた配置における例示的な回収器具の遠位部を示す斜視図。 開放された配置における図1の例示的な回収器具を示す斜視図。 拡張した配置における図1の例示的な回収器具を示す側面図。 拡張した配置における図1の使用のための例示的な回収器具を示す遠位端面図。 本開示の第1の実施形態による図1の折り畳まれた配置から図2A乃至2Cの拡張した配置に至る例示的な回収器具の駆動を示す図。 本開示の第1の実施形態による図1の折り畳まれた配置から図2A乃至2Cの拡張した配置に至る例示的な回収器具の駆動を示す図。 本開示の第2の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。 本開示の第2の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。 本開示の第2の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。 本開示の第3の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。 本開示の第3の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。 本開示の第3の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。 本開示の第3の実施形態による例示的な回収器具の作動を示す図。
本明細書の一部に含まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本開示の例示的な実施形態を示し、明細書と組み合わせて本開示の原理を説明するように機能する。
本開示の実施形態を詳細に参照する。これらの例は添付の図面に示される。可能であれば、同じまたは同様の部分には、図面全体にわたって同じ参照符号が使用される。用語「遠位」は、患者に器具を導入する際の、使用者から最も遠く離間する側を示す。用語「近位」は、患者に器具を配置する際の、使用者のもっとも近傍の側を示す。
(概観)
本開示の実施形態は、患者の体内の望ましくない組織の他、石のような他の望ましくない物質を回収および/または切断することに使用される医療器具に関する。
例えば、実施形態において、開示される器具は、例えば結腸、食道、胃や、十二指腸の粘膜の壁部上に配置される組織を含む癌のポリープや病変部位などの望ましくない組織を患者の体内から取り除くことを促進する。医師は、生検あるいは他の検査を行うために組織を切除することを更に所望する。本開示で示される器具は、目的の組織あるいは物質の回収および切断の両者に使用することができるものといえる。便宜上、ここで述べた医療器具は「回収器具」と呼ばれ、そのような器具は、望ましくない組織を切断するのに等しく有用であるものといえる。
いくつかの実施形態では、回収器具は、遠位側開口部、支持トラス、およびスネア・ループを有する長尺状シャフトを備える。長尺状シャフトは、シャフトの外側壁部に、かつ遠位側開口部の近位側に配置されるスロットを含む。支持トラスは、支持トラスの近位端がスロットの近位端に(例えば枢動自在に)取り付けられるように、スロット内に受承されるように構成される。スネア・ループは、支持トラスの遠位端に取り付けられる第1の部分、および長尺状シャフトに関連付けられる第2の部分を有する。いくつかの実施形態において、第2の部分は、これに代えて駆動要素に作動的に連結される。支持トラスはスネア・ループを補強し、回収および/または除去のためにスネア・ループと目的とされる物質(例えば組織)との間の牽引を改善する。
(例示的な実施形態)
図1は、本開示の実施形態による折り畳まれた配置における例示的な回収器具100の遠位部を示す斜視図である。回収器具100は切開口あるいは適切な自然の開口部を通じて患者の体内に導入されるように構成される。付加的に、回収器具100は、内視鏡10のような適切な導入シースの支援により、患者の体内の所望の位置に進められるように構成される。内視鏡10は、操作可能な長尺状シース12を備え、長尺状シース12は、遠位端14、近位端(図示しない)、および遠位端と近位端との間を延びる1本以上の作業チャネル(参照符号を付さない)を有する。
上述したように、内視鏡10は1本以上の作業チャネルを含み、これにより操作する者は、長尺状シース12の遠位端14外に延びるように1つ以上の医療器具を導入する。例えば、切除(resectomy)処置中に、操作する者は1本のチャネル内に吸引器具を導入し、別のチャネル内に回収器具100のような別の道具を導入する。付加的に、処置時に、操作する者は、1本以上のチャネル内に、発光源、カメラ、注射器、および/またはモルセレータ(morcellator)を挿入する。長尺状シース12の近位端は、内視鏡10の操作のためにハブアセンブリかハンドル(図示しない)に接続される。ハンドルは人間工学で設計され、遠位端14を選択的に位置決めするために、操作制御部のような様々な要素を含む。更に、ハンドルは、内視鏡10内に1つ以上の医療器具を挿入するために、1本以上の作業チャネルと連通する1つ以上のポートを含む。
回収器具100のような回収器具は、患者の体内の望ましくない組織あるいはその他の物質を切断し、かつ/または捕捉するために使用される器具として形成される。図1および図2A乃至2Cに示すように、回収器具100は、長尺状シャフト102、支持トラス104、およびスネア・ループ202(図2A乃至2C)を備える。長尺状シャフト102は、近位端(図示しない)、遠位端105、および近位端と遠位端105との間を延びるルーメン204(図2A乃至2C)を含む。ルーメン204は、シャフト102の遠位端で遠位側開口部206(図2A乃至2C)と連通する。ルーメン204は、シャフト102の全長を延びる。しかしながら、シャフト102は、医療器具の挿入や光学レンズの展開などの様々な目的のための、複数のルーメンおよび/または対応する開口部を含む。長尺状シャフト102は、例えば制御ワイヤを使用して、内視鏡10と個別に操作可能に構成される。
長尺状シャフト102は、シャフト102の外側壁部106に形成されるスロット208(図2A乃至2C)を更に含む。スロット208は、シャフト102の外側壁部106を完全に通って延び、これによりスロット208がルーメン204と連通する。しかしながら、いくつかの実施形態では、スロット208は外側壁部106を部分的にのみ通って延びる。更に、スロット208はシャフト102の遠位部に配置される。図示のように、スロット208は、シャフト102の遠位端よりも近位側の位置から遠位側に延びる。そのような実施形態では、遠位側開口部206は、スロット208と連通する。スロット208は、トラス104の一部を受承するように構成される任意の適切な開口部および/または凹みである。いくつかの実施形態では、スロット208は支持トラス104の全体を内部に受承するように構成される。
いくつかの実施形態では、支持トラス104は、長尺状シャフト102のルーメン204内に嵌入するように折り畳まれ、これにより、スロット208の必要性がなくなる。そのような実施形態において、折り畳まれた配置では、支持トラス104、スネア・ループ202、および駆動部材は、長尺状シャフト102のルーメン204に嵌入する。拡張した配置では、支持トラス104、スネア・ループ202、および駆動部材は、遠位側開口部206のような長尺状シャフト102の単一の開口部から延びる。具体的には、長尺状シャフト102は、長尺状シャフト102の遠位端における遠位側開口部まで(例えば直通のスロットなしで)その長さに沿って、完全に環状または円筒状である。本実施形態では、支持トラス104、スネア・ループ202、および駆動部材は、長尺状シャフト102のルーメン204の内径よりも小さい外径を有する輸送配置に折り畳まれる。折り畳まれる支持トラス104、スネア・ループ202、および駆動部材のうちのいくつかあるいはすべてが、遠位側開口部を通して遠位側に拡張されると、これらは1つ以上の場所において長尺状シャフト102のルーメン204の内径よりも幅広の断面を有する展開した配置に拡張される。
更に、支持トラス104は、例えば使用時にループ202の望ましくない偏向を低減するように、スネア・ループ202を支持するように構成される剛性部材である。支持トラス104は近位端108のような近位部を含み、これは、周知の任意の様々な機構を使用して、スロット208の近位端210(図2Aおよび図2B)のような近位部に着脱自在に接続されるか、恒久的に連結されるか、あるいは一体的に形成される。これらの機構の例は、溶接、モールド成形、スナップ嵌合、ネジ嵌合、および接着を含むが、これらに限定されるものではなく、これらのうちの任意のものが、支持トラス104が形成される材料に応じて選択される。
一例において、支持トラス104の近位端108は、1つ以上の回り継手あるいはヒンジを使用して、スロット208の近位端210に枢動自在に取り付けられる。別の例において、トラス104は、長尺状シャフト102と一体的に形成され、可撓性を備えた材料片によって接合され、これによりトラス104の近位端108を中心として枢動自在である。支持トラス104の可撓性の度合いは、様々な要因に基づいて予め定められる。そのような要因は、(1)トラス104がシャフト102から離間するように枢動した後にトラス104がシャフト102の壁部106内のスロット208内に格納される能力、および(2)スネア・ループ202を補強する補強量を含むが、これらに限定されるものではない。
一実施形態では、スネア・ループ202は望ましくない組織を切断するか回収するように構成されるワイヤである。スネア・ループ202のワイヤは、編み組みしたワイヤ、複数のワイヤ、あるいは当業者に周知の他の適切なワイヤを含む。付加的に、そのようなワイヤを製造するために使用される材料は、剛性を備えた、可撓性を備えた、あるいは半剛性を備えた材料を含むが、これらに限定されるものではない。例示的な材料は、金属、ポリマ、合成物、合金などを含む。更に、スネア・ループ202は、連続的なループ、複数のループ、かごなどのような様々な形状に構成される。一実施において、スネア・ループ202は、形状が略円形である。他の実施形態は楕円面、あるいは他の形状および寸法を示す。周知のタイプのスネア・ループと同様に、スネア・ループ202は、トラス104に、かつスネア駆動要素302(図3Aおよび図3B)に接続され、これらを後述する。スネア・ループ202は、スネア・ループ202の周囲に沿って、例えば遠位側のような任意の位置で支持トラス104に取り付けられる。
折り畳まれた配置において、図1に示すように、スネア・ループ202はシャフト102のルーメン204内に配置され、また、支持トラス104はシャフト102のスロット208内に配置される。これにより、回収器具100の径は、シャフト102の径と略同じである。更に、折り畳まれた配置では、シャフト102の断面は、スロット208内に配置されるトラス104とともに、略円形に構成されるが、例えば、長円形、楕円形、多角形、不規則な形状などの他の好適な断面形状が使用されてもよい。
図2Aは本開示の実施形態による拡張した配置における例示的な回収器具100の斜視図であり、図2Bはその側面図であり、図2Cは、その遠位端面図である。回収器具100は、スネア・ループ202を輸送するためのその内部のルーメン204、および支持トラス104を受承するような寸法に形成されるスロット208を有する長尺状シャフト102を含む。
拡張した配置に達するために、トラス104はスロット208から離間するようにかつ長尺状シャフト102から離間するように径方向に枢動し、スネア・ループ202をルーメン204から張引する。トラス104がシャフト102に対して付勢され、これにより、シャフト102外にスネア・ループ202が展開されると、トラス104は枢動し、ルーメン204からスネア・ループ202を張引することを支援するものと考えられる。付加的に、あるいはこれに代えて、後述するように、スネア・ループ202が例えば駆動要素302によってルーメン204外に展開されると、スネア・ループ202により、トラス104は枢動する。スネア・ループ202を形成するワイヤは、開放時に好ましくは円形または楕円形などの設定された形状を提示するように、十分に堅固である。従って、スネア・ループ202のアンカ固定されない部分、例えばスネア駆動要素302(図3Aおよび図3B)あるいは支持トラス104に接続されない部分などに、結果として応力が生じる。この結果として生じる応力により、スネア・ループ202は、シャフト102および支持トラス104の結合部から離間するように外方にたわむ。従って、スネア・ループ202は単一の面外にたわむが、これに代えて、スネア・ループ202は単一の面に保持されてもよい。更に、スネア・ループ202の遠位端214がトラス104の遠位端212に取り付けられるため、スネア・ループ202は、シャフト102に対して支持トラス104がなす角度の位置に関する方向に、その近位端を中心として枢動するように構成される。
スネア・ループ202が、支持トラス104の影響下でその近位端を中心として枢動する場合、スネア・ループ202と支持トラス104との間の、これらの遠位端214および212における接続部の点は、この接続部の点近傍においてスネア・ループ202およびトラス104に作用される張力を低減するための枢動結合部を含む。当業者は、支持トラス104がシャフト102の長手方向面以外の任意の面で枢動するように形成されることを認識するであろう。更に、スネア・ループ202へのトラス104の取り付けにより、スネア・ループ202の遠位端214が補強され、また、スネア・ループ202の近位端は、シャフト102とのその相互作用により、かつ/またはスネア駆動要素302の遠位端とのその固定により、補強される。いくつかの実施形態では、スネア・ループ202の近位端は、スネア・ループ202の近位端の厚みを増加させることにより補強される。
一実施形態では、スネア・ループ202は、鋭くされた外側縁を含み、更に研磨被覆や、とげ部、鋸刃や、刃などの突起を含むが、そのような突出部は、ルーメン204を通してスネア・ループ202を移動させることができる寸法に形成されるべきである。
スネア・ループ202は電気焼灼処置のために構成される。本実施形態では、スネア・ループ202は電気焼灼に必要な熱を発するために十分な電流を輸送するように構成される。スネア・ループ202は、略中空であり、表面(例えば内面)に穴を有し、電気焼灼あるいは他の医学的処置中に、例えば灌水を行ったり潤滑させたりする。更に、スネア・ループ202は、「ホット・スポット」を展開したり故障することなく繰り返される加熱サイクルに耐久可能であるべきである。スネア・ループ202のための適切な材料および配置の一般的特徴は、本技術において周知である。一実施形態では、スネア・ループ202は例えばステンレス鋼や、ニチノールなどの適切な生体適合性を備えた材料から形成される。一方、シャフト102および支持トラス104は、ニチノール、ステンレス鋼、あるいはポリイミドなどの、本技術において利用可能な様々な適切な生体適合性を備えた材料から形成される。当業者によって理解されるように、選択される材料は、所望の堅固さ、弾性、および他の特性に基づく。
シャフト102および支持トラス104は、目的の組織にアクセスするためのそれらの要素の各々に望まれる可撓性の度合いに基づいて、上述したものを含む同じか異なるタイプの材料から形成される。シャフト102および支持トラス104は、周囲の組織との表面の摩擦を低減するためにTEFLON(登録商標)、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ナイロン、ポリエチレン、あるいは他の滑らかなポリマ・コーティングのような好適な摩擦低減材料で被覆される。支持トラス104は、周囲の組織への不注意による焼灼を防ぐために、隔離層、例えば、本技術において周知のポリマの親水性を備える層から形成されるか、これにより被覆される。
更に、シャフト102、支持トラス104、およびスネア・ループ202は、その表面上における任意の微生物の成長を妨げるために抗菌剤カバーで被覆される。例えば、被覆は、抗菌性の被覆を含み、これは、スネア・ループ202の表面上に抗生剤を付着させるポリマ・マトリックスに配置される、無機の抗生剤を含む。更に、薬を解放する被覆が、処置中に目的の組織に薬を輸送することを支援するためにスネア・ループ202の表面に適用される。
図3Aおよび図3Bは、本開示の第1の実施形態による図1の折り畳まれた配置から図2A乃至2Cの拡張した配置に至る例示的な回収器具の駆動を示す。回収器具100は、ポリープなどの組織や、例えば腎臓結石などの他の目的の物質を切断し、かつ/または体腔から捕捉するために使用される。折り畳まれた配置では、支持トラス104はシャフト102のスロット208内に少なくとも部分的に受承され、スネア・ループ202はシャフト102のルーメン204内に配置される。これにより、スネア・ループ202の遠位端214がトラス104の遠位端212に接続される。スネア・ループ202の近位端はスネア駆動要素302に接続される。スネア駆動要素302は、駆動ハンドル、制御ロッド、あるいは他の従来の器具などのスネア制御装置(図示しない)にスネア・ループ202を作動的に接続する。所定の実施形態では、トラス104は、長尺状シャフト102内のルーメン306内に配置されるトラス駆動要素304に連結される。トラス駆動要素304は、トラス104を駆動するトラス制御装置406(図4A乃至4C)にトラス104を作動的に接続する。トラス制御装置406については後述する。更に、スネア制御装置は、シャフト102の遠位側開口部206に対してスネア・ループ202を遠位側に拡張するとともに近位側に後退させることに使用される。スネア制御装置は内視鏡器具10のハブアセンブリ内に配置されるか、ハブアセンブリ内に受承される。
図示の実施形態では、スネア駆動要素302は、スネア・ループ202からシャフト102の近位端まで延びる中実または編み組みされるワイヤである。要素302は、要素302上に近位側に指向する力によりスネア・ループ202が閉鎖され、トラス104をスロット208に向かって張引し、また、遠位側の力によりトラス104が開放されるとともにスネア・ループ202が展開されるように配置される。従って、スネア駆動要素302上の遠位側への力により、支持トラス104は、スロット208から径方向に離間するように移動し、トラス104は、その近位端210を中心として枢動する。スネア駆動要素302は焼灼用の電気的な通路として機能するように、ニチノール、ステンレス鋼、およびポリイミドなどの導体材料で形成される。
当業者は、例えば係止要素402(図4A乃至4C)のような係止要素が、スネア・ループ202とトラス104との接続点の反対側のスネア・ループ202の周囲端部でスネア・ループ202の近位端の近傍に取り付けられることを理解するであろう。遠位側への力がスネア・ループ202に作用されると、係止要素402は、シャフト102の遠位側開口部206に対するスネア・ループ202の遠位側への運動を制限するように構成される。このタスクについて、シャフト102は、シャフト102のルーメン204に指向する突出部(図示しない)を備え、これにより、係止要素402は、突出部に対して押圧され、シャフト102の遠位側開口部206などの所定の位置を超えるスネア・ループの近位部の更なる遠位側への運動を防止する。
本技術において周知の様々な機構が、遠位側開口部206に対してスネア・ループ202を選択的に拡張するか後退させることに使用される。一例において、シャフト102のルーメン204から、あるいはルーメン204内に、スネア・ループ202を手動でまたは自動的に拡張および/または後退させるためのスネア駆動要素302を使用する単純なプッシュプル式の機構が採用される。開放された配置において、上述したように、スネア・ループ202はスネア・ループ202の面積に基づき目的の捕捉領域を提示する。
図4A、図4B、および図4Cは、本開示の第2の実施形態による例示的な回収器具400の作動を示し、これらを参照する。第2の実施形態では、トラス104の近位部はトラス104が拡張した配置にある場合に、シャフト102のスロット208内で遠位側に進むように構成される。トラス104のそのような遠位側への移動は、トラス制御装置406に接続される主係止部404の支援により制御される。トラス制御装置406は、駆動ハンドルなどの、スネア制御装置と同じか同様である。主係止部404は、シャフト102に沿ってスロット208内の予め定められた位置を越えてトラス104が遠位側に拡張することを防止するために使用される。この予め定められた位置は、シャフト102の遠位端近傍、あるいはその遠位端である。第1の例において、主係止部404は、長尺状シャフト102のスロット208内に含まれ、これにより、トラス104の遠位端212が折り畳まれた配置において主係止部404と連通する。
第2の例において、主係止部404は、任意の位置に配置され、例えば、トラス104の近位部近傍に、支持トラス104の長さに沿って配置され、予め定められた位置を超えるトラス104の遠位側への移動を制限する。上記の例において、シャフト102の断面は、トラス104および主係止部404の両者とともに、略円形に構成されるが、例えば、長円形、楕円形、多角形、不規則形状などの他の適切な断面形状に構成されてもよい。
主係止部404に付加的に、回収器具400は、スネア・ループ202が完全に拡張される場合に、支持トラス104がスロット208内を近位側に後退することを防止するように構成される副係止部(図示しない)を含む。当業者は、主係止部404および副係止部が、作用される力の量、および支持トラス104と連通する回収器具400上のそれらの位置に基づき、適切な寸法、形状、および材料から製造されることを理解するであろう。スロット208は図4Aおよび図4Bの実施形態において省略されることが考えられる。付加的に、スネア駆動要素302は、上述したものと同様の方法で、係止要素402の支援による制御された遠位側への移動のためのスネア制御装置を使用して操作される。
拡張した配置(上述した)における処置時に、トラス104は、スネア駆動要素302、トラス駆動要素304のいずれか、あるいはスネア駆動要素302およびトラス駆動要素304の両者上に遠位側への力を作用させることにより遠位側に進められるように構成される。一例において、スネア駆動要素302に作用される遠位側への力は、遠位側にスネア・ループ202を拡張する。ループ202は、トラス104の遠位端303にアンカ固定されるスネア・ループ202の部分により、続いて遠位側にトラス104を張引する。別の例において、遠位側への力が同時にスネア駆動要素302およびトラス駆動要素304の両者に作用され、これにより、トラス104が遠位側に進んでもよい。トラス駆動要素304が駆動される一方、スネア駆動要素302が使用者、あるいは主係止部404の係合によって静止した状態を保持することや、その逆も考えられる。
更に、スネア駆動要素302およびトラス駆動要素304は、互い排他的に遠位側への力により作用される。例えば、図3Bに示すように、支持トラス104は、スネア・ループ202が遠位側に拡張するとともに、スネア・ループ202をトラス104に取り付けることによりシャフト102から離間するように外方に偏向するように、拡張した配置において静止する。支持トラス104あるいはスネア・ループ202のいずれかに作用される遠位側への力により、スネア・ループ202と長尺状シャフト102との間の角度は変化する。
図5A、図5B、図5C、および図5Dは、本開示の更なる実施形態による例示的な回収器具500の作動を例示する。ここで、トラス104の遠位部は、遠位側に延びるとともにトラス104の長手方向軸線に対して角度をなす延伸アーム502−1および502−2のような複数の延伸アームを含む。延伸アームの各々あるいは少なくとも1本、例えば延伸アーム502−1は、延伸アーム502−2のような他の延伸アームに対して枢動するように構成される。これらの延伸アーム502−1および502−2並びにトラス104は一体的にY字状の部材を形成し、延伸アーム502−1および502−2は、それらの近位端504−1および504−2で枢動自在に取り付けられる。後述するように、枢動する力はスネア・ループ202の作用によって適用される。
一例において、延伸アーム502−1および502−2の近位端504−1および504−2は、1つ以上の回り継手あるいはヒンジを使用して、それぞれトラス104の遠位部に枢動自在に取り付けられる。別の例において、延伸アーム502−1および502−2は、トラス104と一体的に形成され、また、可撓性を備えた材料片によって接合される近位端504−1および504−2を有し、これにより、アーム502−1および502−2は、近位端504−1および504−2を中心として枢動自在である。延伸アーム502−1および502−2の可撓性の度合いは、延伸アーム502−1および502−2が長手方向において互いに接するように、それらの近位端504−1および504−2において折り畳まれる能力などの様々な要因に基づいて予め定められる。折り畳まれるというこの作動により、アーム502はがトラス104の遠位部と並ぶことが促進され、これにより、トラス104は、スネア・ループ202と平行な略線形の位置に配置される。これにより、トラス104は、折り畳まれた配置中にスロット208内に格納可能である。これに代えて、トラス104、並びに延伸アーム502−1および502−2は、道具シャフト102の第2のルーメン(図示しない)から延びるとともにこれに格納されてもよい。延伸アーム502−1および502−2のそれぞれの遠位端506−1および506−2は、スネア・ループ202に取り付けられる。例えば、遠位端506−1はポイントAでスネア・ループ202に取り付けられ、遠位端506−2はポイントBでスネア・ループ202に取り付けられる。
図5Cおよび図5Dは、図5Aおよび図5Bの実施形態と同様の別例を例示する。延伸アーム502は第1のロッド510−1および第2のロッド510−2を更に含む。第1のロッド510−1の遠位端514−1および第2のロッド510−2の遠位端514−2は、スネア・ループ202の周囲に沿って対応するポイントAおよびポイントBに取り付けられる。ロッド510−1および510−2はそれぞれの近位端508−1および508−2を中心として枢動するように構成され、これらの近位端508−1および508−2は、延伸アーム502−1および502−2の対応する遠位端506−1および506−2の近傍に配置される。ロッド510−1および510−2の近位端508−1および508−2は、延伸アーム502−1および502−2の遠位端506−1および506−2に取り付けられる。
図5A乃至5Dの実施形態は、上述した実施形態と同様に作動する。拡張した配置への操作時に、トラス駆動要素304のようなトラス駆動要素に作用される遠位側への力は、延伸アーム502−1および502−2を遠位側に(これにより、トラス104に)移動させる。これに代えて、ルーメン204からスネア・ループ202を拡張するように作用される力が、延伸アーム502−1および502−2を遠位側に(あるいは、通常トラス104に)移動させてもよい。延伸アーム502−1および502−2は、スネア・ループ202がルーメン204外に延びると、開放されるように付勢される。これに代えて、延伸アーム502−1および502−2は、互いに角度をなして延びるように個別に駆動されてもよい。延伸アーム502−1および502−2のそのような遠位側への移動により、スネア・ループ202は、遠位側に延びるとともにたわみ、また、延伸アーム502−1および502−2は、長尺状シャフト102から径方向に離間するように移動する。スネア・ループ202は、長尺状シャフト102を含む面とは異なる面でたわむ。
第2の例において、遠位側への力がスネア駆動要素302に作用され、これによりスネア・ループ202は、長尺状シャフト102の軸線に対して角度をなす面において遠位側に延びるとともにたわむ。スネア・ループ202のこの遠位側への移動により、延伸アーム502−1の遠位端506−1および延伸アーム502−2の遠位端506−2は応答して駆動され、延伸アーム502−1および502−2が長尺状シャフト102から離間するように移動するとともにトラス104の近位部が遠位側に延びると、外方に枢動する。
第3の例において、図5Cに例示するように、トラス104上に作用される遠位側への力により、ロッド510−1および510−2は、長尺状シャフト102外に遠位側に移動する。ロッド510−1および510−2のこのような遠位側への移動により、スネア・ループ202も応答して駆動され、長尺状シャフト102外に遠位側に移動する。この拡張した配置中に、ロッド510−1および510−2の枢動する近位端508−1および508−2は、スネア牽引を改善するようにスネア・ループ202上に下方への力を作用させる。いくつかの実施形態では、ロッド510−1および510−2は、スネア・ループ202を駆動して、長尺状シャフト102を含む面と平行な面に至らしめる。このポイントでは、トラス104とともに例えばY字状を形成するために、延伸アーム502−1は延伸アーム502−2に角度をなして配向される。延伸アーム502−1および502−2のそのような配向により、延伸アーム502−1および502−2は回収器具500の通常の操作を確実に干渉しないようにされる。更に、スネア・ループ202のアプローチの角度は、長尺状シャフト102の外側に延伸アーム502−1および502−2、並びにロッド510−1および510−2の長さを操作することにより調整される。
拡張した配置において、シャフト102が目的の組織に対してスネア・ループ202を押圧付勢するように操作されると、トラス104あるいはスネア駆動要素302とのアンカ固定から外されるスネア・ループ202の部分は、スネア・ループ202の長手方向平面内に戻るように偏向される。従って、スネア・ループ202を偏向可能な力は、組織に対して作用され、また、スネア・ループ202のアンカ固定が外された部分の全体にわたって分配される。所定の力がスネア・ループ202の部分からトラス104、およびシャフト102に関連付けられるものに直接作用されるものといえる。組織に対して作用される上記分配された垂直力により、スネア・ループ202が遠位側開口部206外に拡張されると、スネア・ループ202と組織との間の摩擦力が高められる。更に、分配された垂直力により、組織とスネア・ループ202との間の牽引が改善され、また、スネア・ループ202が目的の組織からスリップして離れる可能性が低減される。
従って、目的の組織が捕捉される場合、スネア・ループ202は拡張した配置に拡張される。スネア・ループ202は目的の組織を受承するために案内され、目的の組織が把持されるまで、シャフト102のルーメン204内に後退される。一方、目的の組織が切断される場合、スネア・ループ202は、目的の組織を受承するために駆動され、これに続き、スネア・ループ202がシャフト102のルーメン204内に完全に格納される。処置の両者は、スネア・ループ202上への下方でない力により行われ、目的の組織上のスネア・ループ202の牽引を改善し、また、支持トラス104によってスネア・ループ202にもたらされる高められた堅固さによる周囲の組織への偶然の損傷の危険性を低減する。更に、スネア・ループ202がスネア・ループ202の面積に基づいてシャフト102から所定の角度をなして延びるため、目的の組織を上からよりよく視認可能である。
本開示の回収器具100、400、および500が、外科的、診断的、および治療的処置を様々な体の位置で行うことに有用であることは明白である。例えば、結腸内視鏡検査ルーチンにおいて検知されたポリープの除去は、上述した方法を使用して、迅速に行われる。付加的に、石や望ましくない堆積物と係合し、これらを尿管、膀胱、あるいは尿道などの様々な体腔から取り除くことができる。これらおよび他の処置は、本開示の範囲内で遂行可能である。
本開示の実施形態は、望ましくない体の組織の適切な切除が要求される任意の医学的処置を含む任意の医学的または非医学的な処置において使用される。付加的に、上述した実施形態の少なくともある態様は、実施形態の他の態様と組み合わされるか、あるいは本開示の範囲から逸脱することなく削除されてもよい。
本開示の他の実施形態は、ここに開示される実施形態の明細書の考慮および実施により、当業者に明白であろう。明細書および例は例示的なものと考えられることが意図され、本発明の実際の範囲および趣旨は、後述の特許請求の範囲によって示される。

Claims (20)

  1. 組織を取り扱うための医療器具であって、
    近位端、遠位端、およびその間に延びる第1のルーメンを有する長尺状シャフトであって、前記長尺状シャフトは同長尺状シャフトの外面に配置される第2のルーメンあるいは開口を含む、長尺状シャフトと、
    遠位端を含むとともに前記第1のルーメン内に移動可能に配置される駆動部材と、
    前記第1のルーメン、前記第2のルーメン、あるいは前記開口内に受承されるように構成される支持トラスと、
    同支持トラスの遠位端に接続される第1の部分、および前記駆動部材の前記遠位端に接続される第2の部分を有するスネア・ループとを備える、医療器具。
  2. 前記支持トラスの遠位部は、前記支持トラスに取り付けられる第1の延伸アーム、および前記支持トラスに取り付けられる第2の延伸アームを含み、前記第1の延伸アームは前記第2の延伸アームに対して角度をなす、請求項1に記載の医療器具。
  3. 前記第1の延伸アームは、前記第2の延伸アームに対して枢動自在に構成される、請求項2に記載の医療器具。
  4. ロッドが前記第1の延伸アームの遠位端および前記第2の延伸アームの遠位端の各々から遠位側に延びる、請求項2に記載の医療器具。
  5. 前記支持トラスは、前記第1のルーメン、前記第2のルーメン、あるいは前記開口の近位端に枢動自在に取り付けられる、請求項1に記載の医療器具。
  6. 前記支持トラスは、前記第1のルーメン、前記第2のルーメン、あるいは前記開口内を長手方向に移動させるように構成される、請求項1に記載の医療器具。
  7. 前記支持トラスは、前記長尺状シャフト内の前記第2のルーメン内に配置されるトラス駆動要素によって駆動される、請求項1に記載の医療器具。
  8. 前記支持トラスは、実質的に剛性を備えた一体的な部材である、請求項1に記載の医療器具。
  9. 前記支持トラスの近位端は、前記第1のルーメン、前記第2のルーメン、あるいは前記開口の近位部に隣接して前記シャフトに作動的に接続される、請求項1に記載の医療器具。
  10. 組織を取り扱うための医療器具であって、
    遠位側に面する開口部に至る遠位端で長尺状開口部を形成する長尺状部材と、
    前記長尺状開口部内に配置される実質的に剛性を備える部材と、
    折り畳まれた配置と拡張した配置との間を移行するように構成される拡張可能なワイヤ・ループとを備え、前記拡張可能なワイヤ・ループの一部は前記実質的に剛性を備える部材に接続される、医療器具。
  11. 前記剛性部材は、前記長尺状開口部内を遠位側に延びるように構成される、請求項10に記載の医療器具。
  12. 前記剛性部材は、前記長尺状開口部の近位端に枢動自在に取り付けられる、請求項10に記載の医療器具。
  13. 前記剛性部材の遠位部は、前記剛性部材に取り付けられる第1の延伸アーム、および前記剛性部材に取り付けられる第2の延伸アームを含み、前記第1の延伸アームは前記第2の延伸アームに対して角度をなす、請求項10に記載の医療器具。
  14. 前記第1の延伸アームは、前記第2の延伸アームに対して枢動自在に構成される、請求項13に記載の医療器具。
  15. 前記剛性部材は、前記長尺状部材の第1のルーメン内に配置される駆動要素によって駆動され、前記ワイヤ・ループは、前記長尺状部材の第2のルーメン内に配置されるワイヤ・ループ駆動要素によって駆動される、請求項10に記載の医療器具。
  16. 前記長尺状開口部内の予め定められた位置を超える前記剛性部材の遠位側への移動を制限するように構成される係止部を更に備える、請求項10に記載の医療器具。
  17. 前記拡張された配置時の前記長尺状開口部内の予め定められた位置を超える前記拡張可能なワイヤ・ループの遠位側への移動を制限するように構成される係止要素を更に備える、請求項10に記載の医療器具。
  18. 前記医療器具は、撮像および照明を含む長尺状導入シースを備える、請求項10に記載の医療器具。
  19. 前記長尺状シャフトの前記遠位端は、第1のルーメンおよび前記長尺状開口部と連通する開口部を含む、請求項10に記載の医療器具。
  20. 組織を取り扱う方法であって、
    体内に医療器具を導入する工程であって、該医療器具は、
    近位端、遠位端、およびその間に延びる第1のルーメンを有する長尺状シャフトであって、前記長尺状シャフトをの前記遠位端は、前記ルーメンと連通する開口部を含み、前記長尺状シャフトは、同長尺状シャフトの外面に配置される第2のルーメンあるいは開口を更に含む、長尺状シャフトと、
    遠位端を含むとともに前記第1のルーメン内に移動可能に配置される駆動部材と、
    前記第1のルーメン、前記第2のルーメン、あるいは前記開口内に受承されるように構成される支持トラスであって、同支持トラスの近位端は、前記第1のルーメン、前記第2のルーメン、あるいは前記開口の近位部に隣接して、前記シャフトに作動的に接続される、支持トラスと、
    同支持トラスの遠位端に接続される第1の部分、および前記駆動部材の前記遠位端に接続される第2の部分を有するスネア・ループとを備える、体内に医療器具を導入する工程と、
    前記体内の所望の位置に前記医療器具を進める工程と、
    前記組織を受承するために前記スネア・ループを拡張する工程と、
    前記医療器具により前記組織を操作する工程とを含む、方法。
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