JP2016533221A - 棘突起固定システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

埋め込み型装置は、上部及び下部を有するバレルを備え得る。バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ移行するように構成され得、第2の高さは、第1の高さより大きい。本埋め込み型装置は、バレル内に配置されたアクチュエータアセンブリをさらに含み得、アクチュエータアセンブリは、バレルと係合状態の前面傾斜アクチュエータ、前面傾斜アクチュエータを通じる背面傾斜アクチュエータを備える。本埋め込み型装置は、第1のプレート及び第2のプレートをさらに備え得る。

Description

発明の詳細な説明
関連出願の相互参照
本出願は、「Spinous Process Fixation System and Methods Thereof」と題す2012年12月31日出願の米国特許出願第13/371,504号、及び米国特許出願第の一部継続出願である、「Spinous Process Fixation System and Methods Thereof」と題す2013年3月13日出願の米国特許出願第13/799,364号の一部継続出願であり、これらの全開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
〔技術分野〕
本明細書は、医療装置及びシステムに関し、より具体的には、棘突起固定システム及びその方法に関する。具体的には、1つ以上の実装形態において、本明細書は、隣接する椎骨の棘突起を伸延及び/または固定化する棘突起融合装置に関する。
〔背景技術〕
多様な医療装置及び医療装置システムは、患者の身体の部分(単数または複数)に支持を提供するために、患者の体内に埋め込まれ得る。例えば、いくつかの医療装置は、患者の背骨または脊椎の部分に埋め込まれ、かつ連結され得、患者の脊椎骨構造に支持を提供するように構成され得る。
典型的には、脊椎の衰弱は、1つ以上の椎骨をともに融合する装置を使用して矯正される。隣接する椎骨間の構造的安定性を提供する埋め込み型装置を有し、かつ変性椎間板疾患、脊椎すべり症、外傷(すなわち、骨折または脱臼)、腫瘍、及び/または他の原因に起因する脊椎の衰弱を治療するために補助的融合を達成することが望ましくあり得る。
〔発明の概要〕
1つの一般的態様に従い、埋め込み型装置は、バレルを含む。バレルは、第1の部分及び第2の部分を有する。本埋め込み型装置は、第1のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有する第1のプレートを含み、第1のプレートは、バレルの第1の部分に運動可能に連結するように構成される。本埋め込み型装置は、第2のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有する第2のプレートを含み、第2のプレートは、バレルの第2の部分に運動可能に連結するように構成される。バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ移行するように構成され、第2の高さは、第1の高さより大きい。
実装形態は、以下の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。例えば、バレルは、フレーム、湾曲形状を有する第1のエンドプレート、及び湾曲形状を有する第2のエンドプレートを含むことができる。第1のエンドプレート及び第2のエンドプレートは、バレルを形成するようにフレームに連結され得、バレルは、横方向及び後方向の両方で弾丸形状を有する。バレルは、フレームと、第1のエンドプレートと、第2のエンドプレートと、フレーム内に挿入された分割傾斜板(split ramp)を有する第1のアクチュエータと、フレーム内に挿入された分割傾斜板を有する第2のアクチュエータと、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータを通じて挿入された中心ネジと、を含むことができ、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータは、中心ネジの回転に応答して、第1のエンドプレート及び第2のエンドプレートに作用するように構成される。バレルは、第1の窓及び第2の窓を含むことができ、第1の窓及び第2の窓は、移植片充填材料を受容するように構成され得る。バレルは、成形溝を有する第1のエンドプレート、及び成形溝を有する第2のエンドプレートを含むことができる。
例えば、一実装形態において、第1の部分及び第2の部分は、バレルの同じ側面から延在するレールであり得る。例えば、別の実装形態において、第1の部分及び第2の部分は、各々がバレルの異なる側面から延在するレールであり得る。
例えば、第1のプレート及び第2のプレートは各々、前湾形状に成形される。第1のプレートは、第1のプレートがブッシングを中心に角度を持つことを可能にするブッシングを含むことができ、第2のプレートは、第2のプレートがブッシングを中心に角度を持つことを可能にするブッシングを含むことができる。第1のプレートは、第1のプレートの可動域内の任意の位置に第1の位置決めネジを使用して定置に係止され得、第2のプレートは、第2のプレートの可動域内の任意の位置に第2の位置決めネジを使用して定置に係止され得る。第1の位置決めネジは、第1のプレートを定置に係止するようにカップ形状の端部を含むことができ、第2の位置決めネジは、第2のプレートを定置に係止するようにカップ形状の端部を含むことができる。
別の一般的態様において、埋め込み型装置は、第1の部分及び第2の部分を有するバレルと、第1のプレートであって、第1のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有し、バレルの第1の部分に運動可能に連結し、かつ第1の部分の軸を中心に角度を持つように構成される、第1のプレートと、第2のプレートであって、第2のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有し、バレルの第2の部分に運動可能に連結し、かつ第2の部分の軸を中心に角度を持つように構成される、第2のプレートと、を含む。第1のプレート及び第2のプレートは各々、前湾形状に成形される。
実装形態は、以下の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。例えば、第1のプレートは、第1の部分の軸を中心に最大約25度まで角度を持つように構成され得、第2のプレートは、第2の部分の軸を中心に最大約25度まで角度を持つように構成され得る。一実装形態において、第1の部分及び第2の部分は、バレルの同じ側面から延在するレールであり得る。別の実装形態において、第1の部分及び第2の部分は、各々がバレルの異なる側面から延在するレールであり得る。
例えば、バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ移行するように構成され得、第2の高さは、第1の高さより大きい。第1のプレートは、第1のプレートの可動域内の任意の位置に第1の位置決めネジを使用して定置に係止され得、第1の位置決めネジは、カップ形状の端部を有し、第2のプレートは、第2のプレートの可動域内の任意の位置に第2の位置決めネジを使用して定置に係止され得、第2の位置決めネジは、カップ形状の端部を有する。
別の一般的態様において、方法は、埋め込み型装置のバレルを棘間空間内へ挿入することを含む。本埋め込み型医療装置は、第1の部分及び第2の部分を有するバレルと、第1のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有する第1のプレートと、第2のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有する第2のプレートと、を含む。本方法は、バレルを、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ展開することであって、第2の高さが第1の高さよりも大きい、展開することと、棘突起に係合するように第1の部分上の第1のプレートを移動させることと、棘突起に係合するように第2の部分上の第2のプレートを移動させることと、を含む。
実装形態は、以下の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。例えば、本方法は、第1のプレート及び第2のプレートを定置に係止するように、第1のプレート及び第2のプレート内で位置決めネジを係合させることを含むことができる。本方法は、第1のプレートを第1の部分に対して所望の角度に位置付けることと、第2のプレートを第2の部分に対して所望の角度に位置付けることと、第1のプレート及び第2のプレートを定置に係止するように、第1のプレート及び第2のプレート内で位置決めネジを係合させることと、を含むことができる。
別の一般的態様において、埋め込み型装置は、上部及び下部を有するバレルを含むことができる。本埋め込み型装置は、バレル内に配置されたアクチュエータアセンブリをさらに含むことができ、アクチュエータアセンブリは、バレルと係合状態の前面傾斜アクチュエータ、バレルと係合状態の背面傾斜アクチュエータ、及び前面傾斜アクチュエータを通じて背面傾斜アクチュエータから延在する中心ネジを備える。本埋め込み型装置は、第1のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有する第1のプレートをさらに含むことができ、第1のプレートは、上部から延在する第1の部分、及び下部から延在する第2の部分を備える。本埋め込み型装置は、第2のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部を有する第2のプレートをさらに含むことができ、第2のプレートは、中心ネジ上で受容されるように構成される。バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ移行するように構成され得、第2の高さは、第1の高さより大きい。
別の一般的態様において、方法は、患者に医療装置を埋め込むことを含むことができ、本方法は、装置のバレルを隣接する棘突起間に挿入することであって、医療装置が、バレルの一端上に配置された第1のプレートを備える、挿入することと、バレル内に配置された中心ネジを回転させて、バレルを、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態に展開させることと、第1のプレート及び第2のプレートが隣接する棘突起に係合するように、第2のプレートを中心ネジ上へ歯止めで動かすことであって、第2のプレートが、可動域内のその中心点を中心に自由に回転する、歯止めで動かすことと、を含む。
別の一般的態様において、埋め込み型装置は、上部及び下部を有するバレルを備えることができる。本埋め込み型装置は、バレル内に配置されたアクチュエータアセンブリでさらによく、アクチュエータアセンブリは、バレルと係合状態の前面傾斜アクチュエータ、バレルと係合状態の背面傾斜アクチュエータ、及び前面傾斜アクチュエータを通じて背面傾斜アクチュエータから延在する中心ネジを備える。本埋め込み型装置は、第1のプレートをさらに備え得る。第1のプレートは、上部から延在する第1の部分、下部から延在する第2の部分、及び第1のプレート内に配置された旋回スパイクアセンブリを備え得る。旋回スパイクアセンブリは、第1のプレートの第1の側面から延在する複数の突出部を備え得る。本埋め込み型装置は、第2のプレートの第1の側面から延在する複数の突出部を有する第2のプレートをさらに備えることができ、第2のプレートは、中心ネジ上で受容されるように構成される。バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ移行するように構成され得、第2の高さは、第1の高さより大きい。
別の一般的態様において、患者に医療装置を埋め込むための方法は、装置のバレルを隣接する棘突起間に挿入することであって、医療装置が、バレルの一端上に配置された第1のプレートを備える、挿入することと、バレル内に配置された中心ネジを回転させて、バレルを、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態に展開させることと、第1のプレート及び第2のプレートが隣接する棘突起に係合するように、第2のプレートを中心ネジ上へ挿入することと、を含み得、第1のプレートまたは第2のプレートのうちの少なくとも1つは、隣接する棘突起との係合が旋回スパイクアセンブリを圧迫して旋回スパイクアセンブリを定置に係止するまで自由に接合することができる旋回スパイクアセンブリを備える。
別の一般的態様において、医療装置を組み立てる方法は、中心バレルの少なくとも1つの側面から延在する第1のプレートを備える医療装置を提供することと、スパイクアセンブリ内の穴が第1のプレート内の穴と整列するように、第1のプレートの開口部内にスパイクアセンブリを挿入することと、留め具のローブがスパイクアセンブリに係合するように、スパイクアセンブリ内の穴及び第1のプレート内の穴を通じて留め具を挿入することと、留め具がスパイクアセンブリの板ばね特徴を展開させるように、スパイクアセンブリの穴及び第1のプレート内の穴内に配置されたまま留め具を回転させることと、スパイクアセンブリ内の穴及び第1のプレート内の穴を通じて留め具をさらに挿入して、ローブを板ばね特徴の下に、そしてスパイクアセンブリ内の溝内に押し込むことと、を含み得る。
1つ以上の実装形態の詳細は、添付の図面及び以下の説明に記載される。他の特徴は、説明及び図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図2は、図1の医療装置の上面図である。
図3は、図1の医療装置の前面図である。
図4は、図1の医療装置の側面図である。
図5は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図6は、図5の医療装置の上面図である。
図7は、図5の医療装置の前面図である。
図8は、図5の医療装置の側面図である。
図9は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図10は、図9の医療装置の上面図である。
図11は、図9の医療装置の前面図である。
図12は、図9の医療装置の側面図である。
図13は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図14は、図13の医療装置の上面図である。
図15は、図13の医療装置の前面図である。
図16は、図13の医療装置の側面図である。
図17は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図18は、図17の医療装置の上面図である。
図19は、図17の医療装置の前面図である。
図20は、図17の医療装置の側面図である。
図21は、例示的な一実装形態に従う医療装置の上面図である。
図22は、図21の医療装置の側面図である。
図23は、図22の差込図Aの詳細図である。
図24〜27は、例示的な一実装形態に従う医療装置のプレートの側面図である。
図28は、例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの上面図である。
図29は、例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの分解前面図である。
図30は、例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの分解上面図である。
図31は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図32は、図31の医療装置の上面図である。
図33は、図31の医療装置の前面図である。
図34は、図31の医療装置の側面図である。
図35は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図36は、図35の医療装置の上面図である。
図37は、図35の医療装置の前面図である。
図38は、図35の医療装置の側面図である。
図39は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図40は、図39の医療装置の上面図である。
図41は、図39の医療装置の前面図である。
図42は、図39の医療装置の側面図である。
図43は、例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図44は、図43の医療装置の上面図である。
図45は、図43の医療装置の前面図である。
図46は、図43の医療装置の側面図である。
図47は、例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの分解上面図である。
図48は、図1の医療装置を含む例示的方法を示すフローチャートである。
図49は、一実装形態に従う医療装置の斜視図である。
図50は、一実装形態に従う、係止プレートを外した図49の医療装置の分解図である。
図51は、図50の医療装置の側面図である。
図52は、図50の医療装置の前面図である。
図53は、図50の医療装置の背面図である。
図54は、図50の医療装置の上面図である。
図55は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図49の医療装置の側面図である。
図56は、図55の医療装置の前面図である。
図57は、図55の医療装置の背面図である。
図58は、図55の医療装置の上面図である。
図59〜62は、例示的な一実装形態に従う医療装置の展開可能な中心バレルのアセンブリを示す。
図63〜65は、図59〜62の医療装置のスパイクのアセンブリを示す。
図66は、例示的な一実装形態に従う医療装置の係止プレートの側面図である。
図67は、図66の係止プレートの前面図である。
図68は、例示的な一実装形態に従う医療装置のトラニオンアセンブリの断面図である。
図69は、図68のトラニオンアセンブリの前面図である。
図70は、例示的な一実装形態に従う、図68のトラニオンアセンブリのツメを解放するために使用され得る管の断面図である。
図71〜73は、例示的な一実装形態に従う医療装置の係止プレートのアセンブリを示す。
図74は、1つの例示的な埋め込みに従う医療装置の係止プレートの回転を示す側面図である。
図75は、図74の係止プレートのスパイクアセンブリの角度を示す斜視図である。
図76は、例示的な一実装形態に従う医療装置の端面図である。
図77は、図76の医療装置の側面図である。
図78は、図76の医療装置の上面図である。
図79は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図76の医療装置の端面図である。
図80は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図76の医学的見解の側面図である。
図81は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図76の医学的見解の上面図である。
図82〜85は、例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のバレルのアセンブリを示す。
図86〜90は、例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリのアセンブリを示す。
図91及び92は、例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリを示す。
図93及び94は、例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置の係止プレートを示す。
図95及び96は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートとともに使用するためのトラニオンアセンブリを示す。
図97は、例示的な一実装形態に従う、トラニオンアセンブリとともに使用され得る管を示す。
図98〜100は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートのアセンブリを示す。
図101は、例示的な一実装形態に従う、係止プレートの回転を示す。
〔発明を実施するための形態〕
本発明の詳細な実装形態が本明細書に開示されるが、開示される実装形態は、様々な形態において具現化され得る本発明の実施例に過ぎないことを理解されたい。したがって、本明細書に開示される特定の構造及び機能的詳細は、限定として解釈されてはならず、特許請求の範囲の基礎、及び適切に詳述される実質的にあらゆる構造において本発明を様々に用いる当業者を教示するための代表的基礎としてのみ解釈されるものとする。さらに、本明細書に使用される用語及び表現は、限定を意図するものではなく、むしろ本発明の理解可能な説明を提供することを目的とする。
本明細書に使用される「1つ」(aまたはan)という用語は、1つまたは2つ以上として定義される。本明細書に使用される「別の」(another)という用語は、少なくとも第2以上として定義される。本明細書に使用される「含む」(including)及び/または「有する」(having)という用語は、「備える」(comprising)(すなわち、開放移行)として定義される。
本明細書に記載される装置及び方法は、広義には、患者の体内の解剖学的構造を支持、安定化、及び/または置換するために使用され得る医療装置に関する。いくつかの実装形態において、本明細書に記載される装置及び方法は、患者の脊椎または背中の2つの椎骨間の支持を提供することを含む、患者の脊椎または背中に支持を提供するように構成される。他の実装形態では、本明細書に記載される装置によって、患者の身体の他の部分を支持することができる。
本明細書に記載される医療装置は、患者の脊椎の正常な生理学的運動の維持を助けるように患者の体内に埋め込まれ得る。
患者という用語は、以下、本発明に開示される医療装置または方法から利益を受ける人に関して使用され得る。例えば、患者は、その身体が外科的治療で本発明によって開示される医療装置を受容する人であり得る。例えば、いくつかの実施形態において、患者は、ヒト女性、ヒト男性、または任意の他の哺乳動物であり得る。
本明細書は、非頸椎で使用するための、非椎弓根の後方補助固定装置として使用され得る埋め込み型医療装置の実装形態を記載する。本医療装置は、棘間融合装置として使用され得る。本医療装置は、棘上靭帯を除去して、または除去することなく埋め込まれ得る。1つ以上の実装形態において、棘上靭帯が保存され得る。本医療装置は、棘間空間の上及び下の棘突起にしっかりと取り付けられ得る。本医療装置は、いかなる他の装置も埋め込むことなく、後方で腰椎動的分節を固定化することができる。本医療装置は、腰椎において見られる圧迫、ねじり、及びずれ負荷に耐えることができる。本医療装置は、補助的融合を達成するために、かつ例えば、変性椎間板疾患、脊椎すべり症、外傷(すなわち、骨折または脱臼)、腫瘍、及び/または他の疾患などの脊椎の疾患を治療するために使用され得る。
本明細書は、埋め込み型医療装置の実装形態を記載し、本医療装置は、ポリエーテルエーテケトン(PEEK)骨接触エンドプレートを備える展開可能な中心バレルを含むことができ、中心バレルには2枚のスパイク付きプレートが取り付けられる。例えば、2枚のスパイク付きプレートは、後方レール上で一緒に保持され得る。さらなる例として、スパイク付きプレートのうちの1枚は、展開可能な中心バレルの一端上にあっても(例えば、中心バレルと一体的に形成されても)よく、スパイク付きプレートのうちのもう1枚は、バレルが棘間空間内に挿入された後に取り付けられて、装置を定置に挾着する。プレートは、装置を定置に挾着するように棘突起内に食い込む突出部(例えば、スパイク)を含むことができる。プレートの各々は、患者の骨格と一致するように角度を持つことができる。プレートは、位置決めネジを用いて係止され得、腰の骨格と整合するように前湾形状を有することができる。展開可能なバレルは、棘間伸延をもたらし、プレート上のスパイクの負荷を解放し、棘突起を破壊する可能性を低減することができる。バレルは、抵抗なく棘間空間内に適合するように寸法決定され、次いで、展開され得る。バレルは、展開後に移植片材料が充填され得る移植片窓を(例えば、前方及び後方に)含むことができる。いくつかの実施形態において、バレルは、前方及び後方に移植片窓を含み、後方窓を使用して移植片材料が充填され得る。PEEKエンドプレートは、最適な骨の接触及び適合のために解剖学的に成形された溝を含むことができる。
図1〜4は、例示的な一実装形態に従う医療装置10を示す。医療装置10は、患者に埋め込まれ得、棘突起融合装置と称され得る。図1は、医療装置10の斜視図であり、バレルが、折り畳まれたまたは収縮された位置で示され、プレートは互いに対して分離した位置にある。図2〜4は、それぞれ、図1の医療装置10の上面図、前面図、及び側面図を示し、折り畳まれたまたは収縮された位置のバレルを示す。
医療装置10は、第1のプレート12、第2のプレート14、及び展開可能な中心バレル(バレルとも称される)16を含む。バレル16は、折り畳まれた状態で示される。バレル16は、第1の部分18(例えば、第1のレール18)、及び第2の部分20(例えば、第2のレール20)を含む。第1のレール18及び第2のレール20は、レール18及び20とも称され得る。第1のレール18及び第2のレール20は、バレル16と一体的に形成され得る。第1のレール18及び第2のレール20は、後方レールとも称され得る。第1のプレート12及び第2のプレート14(プレート12及び14とも称される)は、第1のプレート12を第1のレール18に、かつ第2のプレート14を第2のレール20に連結することによって、バレル16に固定され得る。第1のプレート12及び第2のプレート14は各々、プレート12及び14へと組み立てられたブッシング22(例えば、球体ブッシング)を含むことができ、プレート12及び14は、ブッシング22を通じてそれぞれのレール18及び20上を摺動し、位置決めネジ24を使用して固定される。以下により詳細に記載されるように、各プレート12及び14は、棘間空間の上及び下の隣接する椎骨の棘突起に係合するように、そのそれぞれのレール18及び20に沿って横方向に移動することができる。図1〜4は、互いに対して分離した位置にあるプレート12及び14を示す。また、以下により詳細に記載されるように、各プレート12及び14は、患者に埋め込まれたとき、患者の骨格とより良好に一致するように、レール18及び20に対してある範囲の角度で角度を持つことができる。
他の例示的な実装形態(図示せず)において、第1の部分18及び第2の部分20は、バレル16上の溝であり得る。この例において、第1のプレート12及び第2のプレート14は各々、バレル16上の対応する溝内に運動可能に挿入される、突出部(例えば、レール)を含むことができる。この例示的な実装形態は、レールの構造がプレート12及び14上に実装され、次いで、バレル16の第1の部分18及び第2の部分20に受容され、第1の部分18及び第2の部分20がバレル16の溝であることを除き、上記及び下記と同じ方式で機能することができる。
第1のプレート12は、上部26及び下部28を含むことができる。第2のプレート14は、上部30及び下部32を含むことができる。プレート12及び14は、上部26及び30、ならびに下部28及び32の両方の上に複数の突出部34(例えば、スパイク)を含むことができる。スパイクという用語は突出部34に使用され得るが、突出部に対してよりテーパー形状の突端、または丸い突端、あるいは他の種類の端部を有し得る他の種類の突出部が使用されてもよい。スパイク34は、棘間空間の上及び下の棘突起にしっかりと取り付けられ、その中に食い込むように使用され得る。スパイク34は、プレート12及び14と一体的に形成され得るか、またはスパイク34は、プレート12及び14に固定される別々の構成要素であり得る。スパイク34は、プレート12及び14上に固定または一体的に形成された基部を備えるピラミッド形状であり得る。スパイク34の側面は、ピラミッドの形状の突端を形成するように、基部から延在することができる。他の例示的な実装形態では、スパイク34は、スパイクが棘突起に係合することを可能にするように、突端まで起立する他の形状に形成されてもよい。上記のように、スパイク34の端部は、例えば、丸い先端、四角い先端、または他の形状の先端などの、突端以外の先端を含むことができる。
プレート12及び14ならびにスパイク34は、チタンから作製され得る。他の実装形態では、プレート12及び14ならびにスパイク34は、他の生体適合性材料から作製されてもよい。
医療装置10の例示的な図は、プレート12及び14の各部分26、28、30、及び32上の4つのスパイク34を含む。他の例示的な実装形態では、より少ない、またはより多くのスパイク34が含まれてもよい。例示的な一実装形態において、対向部分(すなわち、上部26及び30、ならびに下部28及び32)上のスパイク34は、互いの向かいに整列され得る。他の例示的な実装形態では、対向部分上のスパイク34は、互いからずれていてもよい。
第1のプレート12及び第2のプレート14は、腰の骨格と整合するように、前湾形状に成形され得る。第1のプレート12に関して、上部26は、中心部36によって下部28に接続される。上部26、下部28、及び中心部36は、単一のプレート構成要素として一体的に形成され得る。中心部36は、図24〜27により詳細に示されるように、ブッシング22を受容する開口側面(例えば、C形状の開口部)、及び位置決めネジ24を受容する開口部(例えば、穴)を含む。他の例示的な実装形態では、第1のプレート12及び第2のプレート14は、特定の用途に適した他の形状であり得る。
第1のプレート12と同様に、第2のプレート14は、上部30を下部32に接続する中心部38を含む。上部30、下部32、及び中心部38は、単一のプレート構成要素として一体的に形成され得る。中心部38は、図24〜27により詳細に示されるように、ブッシング22を受容する開口側面(例えば、C形状の開口部)、及び位置決めネジ24を受容する開口部(例えば、穴)を含む。位置決めネジ24は、それらの角運動域内の任意の位置で、ある角度位置にプレート12及び14を係止するために使用される。
中心バレル16は、抵抗なく棘間空間内で患者に挿入されるための折り畳まれた位置にあり、次いで、バレルの最大高さまで展開することができる、展開可能なバレルである。例示的な一実装形態において、バレルの最大の展開した高さは、折り畳まれた高さより約4mm大きくてもよい。
中心バレル16は、図3に最良に示されるように、第1のエンドプレート40及び第2のエンドプレート42(エンドプレート40及び42とも称される)を含む。エンドプレート40及び42の各々は、それぞれの溝44及び46を含む。溝44及び46は、患者の最適な骨接触及び適合の解剖学的形状の溝であり得る。エンドプレート40及び42は、PEEK骨接触エンドプレートであり得る。バレル16は、患者への挿入を容易にするように、横及び後方方向において両端上で弾丸形状であり得る。展開可能なバレル16は、棘間伸延を提供することができ、棘突起を破壊する可能性を低減するように、プレート12及び14上のスパイク34の力の負荷を解放することができる。バレル16は、より小さい高さにおいて、横方向または後方に挿入され、次いで、伸延を提供するように展開されて、棘突起に対する力、及び埋め込みを実施している外科医の潜在的なフラストレーションを排除することができる。
バレル16は、第1の窓48(例えば、開口部または前方窓とも称される)及び第2の窓50(例えば、開口部または後方窓とも称される)を含む。第1の窓48及び第2の窓50は、患者に医療装置10を挿入及び配置した後に、骨移植片材料を充填するための移植片窓として使用され得る。一実装形態において、バレル16が展開された後、バレル16に、第2の窓50を使用して骨移植片が充填され得る。この様式において、窓48及び50によってアクセスされる移植片格納領域は、より大きい移植領域を提供することができ、バレル16の展開後に充填され得る。
図5〜8を参照すると、図1〜4の医療装置10の例示的な実装形態が示されており、バレル16は展開された状態で示され、プレート12及び14は互いに対して分離した位置で示されている。すなわち、プレート12及び14は各々、レール18及び20の外側端に向かって位置付けられる。バレル16は、エンドプレート40及び42を、それぞれ、側面12及び14の上部26及び30ならびに下部28及び32に向かう方向に展開及び収縮させることによって、展開及び収縮する。バレル16を展開及び収縮させる機構は、以下の図28〜30により詳細に示される。
概して、中心ネジ52は、2つの独立した内部アクチュエータを作動するように回転される。アクチュエータは、中心ネジ52が回転するとエンドプレート40及び42を上昇及び下降させる分割傾斜板を含む。図7及び8は、完全に展開された状態のバレル16を示す図を提供する。上記のように、バレル16は、棘間空間内への挿入後に展開され得る。展開後、バレル16に、窓50を使用して骨移植片材料が充填され得る。展開前、いくつかの骨移植片材料が、窓48を使用してバレル16内に充填され得る。
図9〜12を参照すると、図1〜4の医療装置10の例示的な一実装形態が示されており、バレル16は折り畳まれた状態で示され、プレート12及び14は閉鎖した位置で示されている。すなわち、プレート12及び14は、互いに向かってレール18及び20に沿って横移動している。プレート12及び14は、レール18及び20に沿って摺動することができ、位置決めネジ24を使用してレール18及び20に沿って任意の点で定置に固定され得る。プレート12及び14がレール18及び20に沿って一緒に摺動されると、プレート12及び14上のスパイク34が、棘突起に係合し、挾着する(または食い込む)。この様式において、上部26及び30上のスパイク34は、棘突起を一緒に挾着して1つの棘突起にすることができ、下部28及び32のスパイク34は、棘突起を一緒に挾着して1つの隣接する棘突起にすることができる。
図9〜12に示されるように、一方のプレート上のスパイク34は、対向するプレート上のスパイク34と同じ点で嵌合するように整列する。他の例示的な実装形態では、一方のプレート上のスパイク34は、対向するプレート上のスパイク34に対してずれていてもよい。
図13〜16を参照すると、図1〜4の医療装置10の例示的な一実装形態が示されており、バレル16は展開された状態で示され、プレート12及び14は閉鎖した位置で示されている。この様式において、これは、プレート12及び14がレール18及び20に沿って横移動して、隣接する椎骨の棘突起上に挾着し、バレル16が中心ネジ52を使用して展開されているように、患者に挿入された後の状態にある医療装置10を示す。
図17〜23を参照すると、図1〜4の医療装置10の例示的な一実装形態が示されており、バレル16は展開された状態で示され、プレート12及び14は、開放したまたは分離した位置において、かつ角度を持つ構成において示されている。上記のように、プレート12及び14は、レール18及び20に対して角度をつけて回転することができる。プレート12及び14は、ブッシング22の周りに旋回することができ、位置決めネジ24を使用して定置に係止され得る。例示的な一実装形態において、プレート12及び14は、レール18及び20に対して約25度ずれている可動域を有し得る。プレート12及び14の角度によって、各プレートが独立して特定の患者の骨格と一致することが可能になる。各プレート12及び14は、他のプレートから独立して、旋回し、それらの可動域内の任意の位置で係止され得る。
図22及び23において、側面図(図22)及び差込図Aの詳細図(図23)は、プレート12及び14が位置決めネジ24を使用して係止されていることを示す。レール18及び20は、C形状または湾曲形状であり得、溝領域60を含む。位置決めネジ24は、先端62上に湾曲したカップ形状の設計を含むことができる。湾曲した先端62は、レール14内の開口部を、そしてブッシング22を貫通して、レール20の溝領域62に係合して、プレート14を定置に固定かつ係止する。湾曲した先端62は、プレート14がその可動域の全体を旋回すると、レール20の溝領域62との表面接触を最大にする。以下の図24〜27もまた、位置決めネジ24の湾曲した(またはカップ形状もしくは弾丸状の)先端62を示す。
図24〜27を参照すると、プレート12及び14のアセンブリが示されている。これらの例示的な図において、プレート14は、説明目的のために参照される。プレート14は、ブッシング22を、最初はその最終位置から90度ずらしてプレート内に位置付けることによって組み立てられ得る。上記のように、ブッシング22は、バレル16上のレール20上に位置付けられ、横移動するように成形される球状ブッシングであり得る。ブッシング22は、位置決めネジ24を受容するように、ブッシングの後ろにスロット64または開口部を含むことができる。
ブッシング22がプレート14内に挿入されると(図25)、ブッシング22は、プレート14内のその最終位置まで90度回転される(図26)。次いで、湾曲した先端62を有する位置決めネジ24が、プレート14の後ろの開口部を通じ、ブッシング22内のスロット64を通じて挿入され得る。位置決めネジ24は、ブッシング22がプレート14から外へ逆回転することを防止するように機能する。
図28〜30を参照すると、バレル16及びバレル16のアセンブリが詳細に示されている。上記のように、バレル16は、第1のエンドプレート40及び第2のエンドプレート42を含む。エンドプレート40及び42は、PEEKエンドプレートであり得る。バレル16は、第1のねじ山部分66及び第2のねじ山部分68を有する中心ネジ52を含む。バレル16は、フレーム65、第1のアクチュエータ70及び第2のアクチュエータ72(アクチュエータ70及び72とも称される)、ならびに2つのアセンブリピン(図示せず)を含む。例示的な一実装形態において、フレーム65、アクチュエータ70及び72、ならびに中心ネジ52は、チタンから作製され得る。他の例示的な実装形態では、構成要素は、他の生体適合性材料から作製されてもよい。
アクチュエータ70及び72の各々は、バレル16の湾曲形状に対応するように、分割傾斜板74及び76を含むことができる。バレル16は湾曲形状であり、棘間空間内へのより容易な挿入を可能にするように各端部上で弾丸状(または卵形状)であってもよい。バレル16の湾曲形状は、最大の移植片充填容積を提供することができる。
アクチュエータ70及び72は、バレル16のフレーム65内に緩く組み立てられ得、74及び76が、アクチュエータ70及び72の上に配置される。中心ネジ52は、アクチュエータ70及び72内に挿入され、アクチュエータがネジ52の1回転当たり特定の間隙を有するように、時間調整され得る。ネジ52が完全に挿入されると、2本のピン(図示せず)は、ネジ52を捕捉してその分解を防止するように、後方でフレーム65内へ押し込まれる。
ネジ52の回転によって、アクチュエータ70及び72が回転し、アクチュエータ70及び72上の傾斜板74及び76がエンドプレート40及び42に押し付けられ、エンドプレート40及び42が折り畳まれた位置から展開する。ネジ52の逆回転によって、アクチュエータ70及び72が回転し、アクチュエータ70及び72上の傾斜板74及び76のエンドプレート40及び42に対する押し付けが弱まり、エンドプレート40及び42が展開された位置から折り畳まれる。
図31〜34は、例示的な一実装形態に従う医療装置100を示す。医療装置10と同様に、医療装置100は、患者に埋め込まれ得、棘突起融合装置と称され得る。図1〜30及び図31〜34と医療装置100を説明する以下の他の図との間で同様の参照番号は、2つの医療装置間の同じまたは同様の構成要素及び特徴を指す。医療装置100は、医療装置10と同じ特徴及び機能性を有し得る。
医療装置100は、第1のプレート12及び第2のプレート14を含む。医療装置100は、バレル116を含む。図31〜34の例において、バレル116は、医療装置10内のバレル16のレール18及び20のように同じ側面から延在する代わりに、各々がバレル116の異なる側面から延在するレール118及び120を含む。バレル116は、バレル16と比較して本質的に90度回転される。他の態様において、バレル116は、展開可能なバレルであり、バレル16と同じ機能性を有する。バレル116は、棘間空間において患者に横方向に挿入され得る。バレル116は、より小さい高さで(または折り畳まれた状態で)挿入され、次いで、伸延を提供するように展開されて、棘突起に対する力、及び外科医のフラストレーションを排除することができる。
図31〜34において、医療装置100は、開放した状態のプレート12及び14、ならびに折り畳まれた状態のバレル116を示す。この様式において、医療装置100が患者に挿入され、次いでバレル116が展開することができる。
図35〜38を参照すると、展開された状態のバレル116とともに医療装置100が示されている。例示的な一実装形態において、バレル116の展開されたバレルの高さは、折り畳まれた高さより約7mm大きくてもよい。側面12及び14は、開放した状態で示される。バレル116は、中心ネジ152を使用して、折り畳まれた状態から展開された状態に展開され得る。同様に、バレル116は、中心ネジ152を使用して、展開された状態から折り畳まれた状態に折り畳まれ得る。
図39〜42を参照すると、医療装置100が、展開された状態のバレル116、ならびに閉鎖した位置のプレート12及び14とともに示されている。医療装置10に関して上記したように、医療装置100上のプレート12及び14もまた、開放した位置と閉鎖した位置との間で、バレルのレール118及び120を横移動することができる。閉鎖した位置において、プレート12及び14は、上に詳細に記載したように、棘突起を挾着し、その中に食い込むように設計される。
図43〜46を参照すると、医療装置100が、展開された状態のバレル116、ならびに、閉じられ、かつ角度がつけられた位置のプレート12及び14とともに示されている。図17〜20に関して上記したように、プレート12及び14は、患者の骨格とより良好に一致するように、レール118及び120に対して約25度の角度を持つことができる。プレート12及び14は、位置決めネジ24を使用して定置に係止され得る。
図47を参照すると、バレル116は、図28〜30に関して上記したように、バレル16と同様の様式で組み立てられる。バレル116は、第1のエンドプレート140及び第2のエンドプレート142、傾斜板を備える2つの独立したアクチュエータ、ならびに中心ネジ152を含む。エンドプレート140及び142は、アクチュエータ傾斜板内に緩く組み立てられ、中心ネジ152が、アクチュエータ傾斜板内に挿入され、アセンブリを一緒につなぎとめる。
図48を参照すると、例示的なフローチャートは、医療装置10及び100を使用するための例示的な工程200を示す。例えば、工程200は、それぞれ、医療装置10または100のバレル16または116を、棘間空間内へ挿入することを含む(210)。上記のように、本医療装置は、第1の部分(例えば、レール18または118)及び第2の部分(例えば、レール20または120)を有するバレル16または116と、第1のプレート12の1つの側面から延在する複数の突出部34を有する第1のプレート12と、第2のプレートの1つの側面から延在する複数の突出部34を有する第2のプレート14と、を含む(210)。
工程200は、バレル16または116を、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ展開することを含み、第2の高さは、第1の高さより大きい(220)。上記のように、中心ネジ52または152を回転させて、棘間空間内で折り畳まれた形態から展開された形態にバレル16または116を展開することができる。
この工程は、棘突起に係合するように第1の部分(例えば、レール18または118)上で第1のプレート12を移動させること(230)と、棘突起に係合するように第2の部分(例えば、レール20または120)上で第2のプレート14を移動させること(240)と、を含む。例えば、プレート12及び14の各々の上の突出部34は、プレート12及び14がそれぞれのレールに沿って摺動されると、隣接する椎骨の棘突起に係合することができる。
任意選択的に、工程200は、第1のプレート12を第1の部分に対して所望の角度に位置付けることと、第2のプレート14を第2の部分に対して所望の角度に位置付けることと、を含むことができる。プレート12及び14がそれらの所望の角度に位置付けられると、プレート12及び14は、位置決めネジ24を使用して定置に係止され得る。
図49は、例示的な一実装形態に従う医療装置300を示す。図49は、医療装置300の斜視図である。医療装置300は、患者に埋め込まれ得、棘突起融合装置と称され得る。図示される実施形態において、医療装置300は、第1のプレート302、第2のプレート304(例えば、係止プレート304)、及び展開可能な中心バレル(バレルとも称される)306を含む。
図50〜54をさらに参照して、図49の医療装置300がより詳細に記載される。図50〜54はそれぞれ、医療装置300の分解図、側面図、前面図、背面図、及び上面図を示し、係止プレート304が外され、折り畳まれたまたは収縮された位置のバレル306を示している。バレル306は、係止プレート304を用いずに棘間空間内に挿入され、次いで展開され得る。次いで、挿入後に係止プレート304をバレル306に取り付けて、医療装置300を棘突起と係合状態に定置に係止することができる。
図示された実施形態に勝ち、バレル306は、第1の部分308(例えば、上部308)及び第2の部分310(例えば、下部310)を含む。第1の部分308は、1対の傾斜上部側壁312を含むことができる。傾斜上部側壁312は、傾斜側壁314の両端上に傾斜部分316を含むことができる。第2の部分312もまた、1対の傾斜下部側壁314を含むことができる。傾斜下部側壁314は、両端上に傾斜部分318を含むことができる。図51に最良に示されるように、傾斜下部側壁314及び傾斜上部側壁312は、医療装置10が折り畳まれると重なり合うことができる。傾斜上部側壁312及び傾斜下部側壁314は、バレル306内の中心チャンバを画定し得る。中心チャンバ315は、患者に医療装置10を挿入及び配置した後に、骨移植片材料を充填するために使用され得る。一実装形態において、バレル306が展開された後、バレル306に、中心チャンバ315を使用して骨移植片が充填され得る。この様式において、中心チャンバ315は、より大きい移植領域を提供することができ、バレル306の展開後に充填され得る。
中心バレル306は、抵抗なく棘間空間内で患者に挿入されるための折り畳まれた位置にあり、次いで、バレルの最大高さまで展開することができる、展開可能なバレルである。例示的な一実装形態において、バレルの最大の展開した高さは、折り畳まれた高さより約4mm大きくても、または代替として、折り畳まれた高さより約6mm大きくてもよい。中心バレル306は、棘間伸延を提供することができ、棘突起を破壊する可能性を低減するように、プレート302及び304上のスパイク328、362の力の負荷を解放することができる。バレル306は、より小さい高さにおいて、横方向または後方に挿入され、次いで、伸延を提供するように展開されて、棘突起に対する力、及び埋め込みを実施している外科医の潜在的なフラストレーションを排除することができる。
第1のプレート302は、上部320及び下部322を含むことができる。第1のプレート302の上部320は、バレル306の第1の部分308から概して縦方向に延在することができる。上部320は、第1の部分308と一体的に形成され得る。第1のプレート302の下部322は、上部320の概して反対方向に、バレル306の第2の部分310から延在することができる。下部322は、第2の部分310と一体的に形成され得る。第1のプレート302は、腰の骨格と整合するように、前湾形状に成形され得る。
第1のプレート302は、上部320及び下部322の両方の上にスパイクアセンブリ324を含むことができる。スパイクアセンブリ324は各々、上部320及び下部322の両方の中の開口部326内に受容され得る。各スパイクアセンブリ324は、スパイク球体330から延在する複数の突出部(例えば、スパイク328)を含むことができる。スパイク球体330は各々、完全な球体、半球、または球状の断片であり得る。各スパイクアセンブリ324は、くさび332及び柱334をさらに備えることができる。くさび332は、柱334上に固定され得、スパイク球体330が柱334の上からくさび332上に適合する。ピン(図示せず)は、第1のプレート302に対するスパイク球体330の接合を可能にしながら、開口部326内のスパイク球体330の回転を防止するために開口部326内で使用され得る。スロット336は、図49に最良に示されるように、スパイク球体330内に配置され得る。
「スパイク」という用語が突出部に使用され得るが、突出部に対してよりテーパー形状の突端、または丸い突端、あるいは他の種類の端部を有し得る他の種類の突出部が使用されてもよい。スパイク328は、棘間空間の上及び下の棘突起にしっかりと取り付けられ、その中に食い込むように使用され得る。スパイクアセンブリ324が示されるが、他の実施形態は、第1のプレート302と一体的に形成されるスパイク328を含み得る。スパイク328は、スパイク球体330上に固定または一体的に形成された基部を備えるピラミッド形状であり得る。スパイク328の側面は、ピラミッドの形状の突端を形成するように、基部から延在することができる。他の例示的な実装形態では、スパイク328は、スパイクが棘突起に係合することを可能にするように、突端まで起立する他の形状に形成されてもよい。上記のように、スパイク328の端部は、例えば、丸い先端、四角い先端、または他の形状の先端などの、突端以外の先端を含むことができる。医療装置10の例示的な図は、第1のプレート302の各旋回スパイクアセンブリ324上に3つのスパイク328を含む。他の例示的な実装形態では、より少ない、またはより多くのスパイク328が含まれてもよい。第1のプレート302及びスパイク328は、チタンから作製され得る。他の実装形態では、第1のプレート302及びスパイク328は、他の生体適合性材料から作製されてもよい。
医療装置10は、バレル306の第1の部分308及び第2の部分310を、ひいては第1のプレート302の上部320及び下部322を上昇及び下降させるための、アクチュエータアセンブリ338(図50に最良に示される)をさらに含むことができる。アクチュエータアセンブリ338は、バレル306の第1の部分308と第2の部分310との間に配置され得る。図示されるように、アクチュエータアセンブリ338は、中心ネジ340、前面傾斜アクチュエータ342、及び背面傾斜アクチュエータ344を備えることができる。前面傾斜アクチュエータ342は、患者への挿入を容易にするように、その前端上で弾丸形状であり得る。前面傾斜アクチュエータ342は、傾斜展開部分346、及び伸長部分348を有し得る。傾斜展開部分346は、バレル306の前端に位置し得、伸長部分348は、傾斜展開部分346からバレル306の後端に向かって延在する。中心ネジ340は、バレル306を通って延在し、伸長部分348に係合することができる。バレル306の第1の部分308及び第2の部分310は、傾斜展開部分346に摺動可能に係合することができる。例えば、傾斜展開部分346は、バレル306の前端で、第1の部分308及び第2の部分310の傾斜表面316に係合することができる。傾斜展開部分346は、それぞれ、第1の部分308及び第2の部分310と蟻継ぎ接続を有することができる。背面傾斜アクチュエータ344は、バレル306の後端に配置され得る。バレル306の第1の部分308及び第2の部分310は、背面傾斜アクチュエータ344に摺動可能に係合することができる。例えば、背面傾斜アクチュエータ344は、バレルの第1の部分308及び第2の部分310の傾斜表面316にも係合することができる。背面傾斜アクチュエータ344は、それぞれ、第1の部分308及び第2の部分310と蟻継ぎ接続を有することができる。中心ネジ340は、背面傾斜アクチュエータ344を通って延在し、伸長部分348に係合することができる。
図56〜58を参照すると、図49〜55の医療装置の例示的な一実装形態が示されており、バレル306は展開された状態で示されている。バレル306は、第1の部分308及び第2の部分310を、互いから離れる方向に縦方向に外向きに押すことによって展開する。この様式において、第1のプレート302の上部320及び下部322もまた、縦方向に外向きに展開される。バレル306は、第1の部分308及び第2の部分310を、互いに向かう方向に収縮するように押し、したがって、第1のプレート302の上部320及び下部322も一緒に移動させることによって収縮する。いくつかの実施形態において、アクチュエータアセンブリ338は、第1の部分308及び第2の部分310を上昇及び下降させるために使用され得る。例として、中心ネジ340は、アクチュエータアセンブリ338に接触するように回され得る。背面傾斜アクチュエータ342は、中心ネジ340が回される間定置に保持されて、前面傾斜アクチュエータ340を背面傾斜アクチュエータ342に向かって近づけさせることができる。背面傾斜アクチュエータ342及び前面傾斜アクチュエータ340は、第1の部分308及び第2の部分310内の傾斜上部側壁312及び傾斜下部側壁314に係合して、第1の部分308及び第2の部分310を折り畳まれた位置から展開させることができる。中心ネジ340の逆回転によって、前面傾斜アクチュエータ340及び背面傾斜アクチュエータ342を分離させ、第1の部分308及び第2の部分310を、展開された状態から折り畳むことができる。
図59〜62を参照して、図49〜58に示される医療装置300のバレル306のアセンブリが、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。図59に示されるように、バレル306は、第1の部分308及び第2の部分310を備えることができる。第1のプレート302は、上部320及び下部322によって画定され得る。上部320は、バレル306の第1の部分308から延在することができ、下部322は、バレル306の第2の部分310から反対方向に延在することができる。図59にさらに示されるように、アクチュエータアセンブリ338は、中心ネジ340、前面傾斜アクチュエータ342、及び背面傾斜アクチュエータ344を備えることができる。図60において、背面傾斜アクチュエータ344は、バレル306の第1の部分308上に摺動され得る。図示されるように、背面傾斜アクチュエータ344は、第1の部分308の上部傾斜側壁312の後端に(例えば、蟻継ぎ接続を通じて)係合され得る。図61において、前面傾斜アクチュエータ342は、次いで、バレル306の第2の部分310上に摺動され得る。図示されるように、傾斜展開部分346は、第2の部分310の下部傾斜側壁314の前端に(例えば、蟻継ぎ接続を通じて)係合され得る。図62において、バレル306の第1の部分308及び第2の部分310は、収縮された位置で一緒に配置されており、上部傾斜側壁312の前端が、傾斜展開部分346に係合し、下部傾斜側壁314の後端が、背面傾斜アクチュエータ344に係合する。
図63〜65を参照して、図49〜58に示される医療装置300のスパイクアセンブリ324のアセンブリが、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。図63に示されるように、スパイクアセンブリ324は各々、スパイク球体330、くさび332、及び柱334を備える。図64において、柱334は、くさび332内に挿入され、柱334及びくさび332を連結することができる。くさび332は、柱334の一端上に固定され得る。柱334及びくさび332の各アセンブリは、次いで、第1のプレート302の上部320及び下部322内の開口部326内に配置され得る。図65に示されるように、スパイク球体330は、次いで、柱334の他方の端部上に配置され得、これは次いで、開口326内に押し戻され得る。一実施形態において、スナップ接続が、スパイク球体330柱334を固定することができる。ピン(図示せず)は、第1のプレート302に対するスパイク球体330の接合を可能にしながら、開口部326内のスパイク球体330アセンブリ324の回転を防止するために開口部326内で使用され得る。いくつかの実施形態において、スパイク球体330内のスロット336は、スパイク球体330の展開及び折り畳みを可能にする。スパイク球体330を特定の配向で係止するために、くさび332は、開口部326内にさらに圧迫され、スパイク球体330を外向きに展開させ、係止させることができる。
図49及び66〜67を参照して、第2または係止プレート304が、例示的な一実装形態に関して以降により詳細に記載される。図49は、係止プレート304を備える医療装置10の斜視図である。図66及び67は、それぞれ、係止プレート304の側面図及び前面図である。係止プレート304は、バレル306が展開された後、中心ネジ340上に挿入されて、バレル306を定置に係止することができる。
図示されるように、係止プレート304は、上部350及び下部352を備えることができる。中心部354は、上部350を下部352に接続することができる。上部350、下部352、及び中心部354は、単一のプレート構成要素として一体的に形成され得る。中心部354は、トラニオンアセンブリ356を受容するための開口部(例えば、中心開口部)を含む(図67に最良に示される)。係止プレート304は、トラニオンアセンブリ356を中心に回転することができ、その可動域内の任意の位置で様々な角度で係止され得る。いくつかの実施形態において、トラニオンアセンブリ356は、係止プレート304がその中心点を中心に回転するように構成され得る。係止プレート304は、上部350及び下部352の両方の上にスパイクアセンブリ358を含むことができる。スパイクアセンブリ358は各々、係止プレート304の上部350及び下部352の両方の中の開口部内に受容され得る。各スパイクアセンブリ358は、スパイク362などの複数の突出部を有するスパイク球体360を備えることができる。各スパイクアセンブリ358は、くさび364及び柱366をさらに備えることができる。スパイクアセンブリ358及びその様々な構成要素は、機能及び組み立てにおいて、図49〜58及び63〜65に関して上記した第1のプレート302のスパイクアセンブリ324と同様であってもよい。
図68及び69をさらに参照して、トラニオンアセンブリ356が、例示的な一実装形態に関してより詳細に記載される。図示されるように、トラニオンアセンブリ356は、収容部368を備えることができる。収容部368は、係止プレート304がトラニオンアセンブリ368に対して回転することを可能にしながら、係止プレート304の中心部354にトラニオンアセンブリ368を回転可能に連結するために横方向に延在する突出部370を有することができる。図示されるように、収容部368の対向側から延在し、各々が中心部354内の対応する開口部372内に受容される、1対の突出部370が存在し得る。収容部368は、中心ネジ340を受容するための貫通孔374をさらに有することができる。収容部368は、貫通孔374の両側上に1対のチャンバ376をさらに備えることができる。収容部368は、各チャンバ376内に歯止めツメ378をさらに含むことができる。歯止めツメ378の実施形態は、係止プレート304がトラニオンアセンブリ368を中心に回転しながら、歯止めツメ378が中心ネジ340との接触を維持し得るように、ばね仕掛けであり得る。歯止めツメ378は、収容部368の側面から組み立てられ得る。歯止めツメ378は各々、歯止めツメ378がチャンバ376内にさらに圧迫されることを可能にするばねカットを有することができる。ばねカットは、それ自体の上に折り畳まれると自己制御する歯止めツメ378の各リーフ内部に小さい間隙を作り出すように、放電加工ワイヤの高さであり得る。中心ネジ340を貫通孔374内に(例えば、図68の右から左へ)挿入すると、中心ネジ340の歯(またはねじ切り)が歯止めツメ378に係合し、歯止めツメ378がチャンバ376内に陥没することになる。歯止めツメ378上の歯の角度が、貫通孔374内への挿入後に、中心ネジ340の逆方向の移動に抵抗することになる。この様式において、歯止めツメ378は、トラニオンアセンブリ368を、ひいては係止プレート304を中心ネジ340上に固定するように操作可能であり得る。
図70は、1つの例示的な埋め込みに従い、歯止めツメ378を解放するために使用され得る管380を示す。管380は、中心ネジ340上に適合するように寸法決定され得る。管380は、管380の先端または鼻部382が歯止めツメ378に係合するまで、中心ネジ340を超えて貫通孔374の後端内に到るまで前進することができる。管380からの圧力を歯止めツメ上の大きい面と組み合わせると、歯止めツメ378が圧迫されることになる。完全に挿入されると、管380は、歯止めツメ378内にスナップするよう構成された1つ以上の歯384を含み、中心ネジ340の完全な解放を可能にする。
図68及び69に示されるように、収容部368は、上面386及び下面388を有することができる。実施形態において、上面386及び下面388は各々、湾曲していてもよい。図示されるように、上面386及び下面388は、収容部368の背面から前面に内向きに傾斜していてもよい。いくつかの実施形態において、上面386及び下面388は各々、突出部390を備えることができる。突出部390は、係止プレート304に係合して、トラニオンアセンブリ356を中心としたその回転を制限することができる。
図71〜75を参照して、図66及び67に示される係止プレート304のアセンブリが、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。図71に示されるように、係止プレート304は、上部350、下部352、ならびに上部350及び下部352を連結する中心部354を備えることができる。トラニオンアセンブリ356は、収容部368及び1対の歯止めツメ378を備えることができる。収容部368は、歯止めツメ378をチャンバ376内に受容するための1対の窓392を備えることができる(図68)。図72に示されるように、歯止めツメ378は、窓392を介して側方から収容部368内に挿入され得る。図73に最良に示されるように、中に配置された歯止めツメ378を有する収容部368を備えるトラニオンアセンブリ356は、次いで、係止プレート302の中心部354内の開口部内に挿入され得る。トラニオンアセンブリは、トラニオンアセンブリ356を中心部354内に固定するように、中心部354内の開口部372内に受容される突出部370を備えることができる。突出部370は、開口部372内への挿入を可能にするように、それらの先端上で面取り状であるか、または別様に斜めであってもよい。次いで、プレートアセンブリ358が、係止プレート304の上部350及び下部352内に挿入され得る。実施形態において、スパイクアセンブリ358は、図63〜65に関して上記した様式と同様の様式で係止プレート304内に組み立てられ、かつ挿入されることができる。
前述のように、係止プレート304は、トラニオンアセンブリ356が中心ネジ340と係合状態である場合であっても、トラニオンアセンブリ356を中心に自由に回転することができる。図74は、例示的な一実装形態に従う係止プレート304の回転を示す係止プレート304の側面図である。さらに、スパイク球体360もまた、係止プレート304に対して自由に接合することができる。図74は、1つの例示的な埋め込みに従い、スパイク球体360の接合を示す。係止プレート304の回転及び/またはスパイク球体360の接合は、例えば、前方及び固定配置の目的で、棘突起形状の差異に対処することができる適合可能な医療装置10を提供することができる。
医療装置300を使用するための一実施形態が、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。例えば、方法は、医療装置300のバレル306を棘間空間内へ挿入することを含み得る。本方法は、バレル306を、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ展開することをさらに含み得、第2の高さは、第1の高さより大きい。上記のように、中心ネジ340を回転させて、棘間空間内で折り畳まれた形態から展開された形態にバレル306を展開することができる。この工程は、係止プレート304を中心ネジ340上に挿入することと、係止プレート304及び第1のプレート302が棘突起に係合するように、係止プレート304を第1のプレートに向かって移動させることと、をさらに含み得る。係止プレート304は、棘突起形状に対応するように、その中心(例えば、トラニオンアセンブリ356)を中心に自由に回転することができる。さらに、第1のプレート302及び係止プレート304のスパイク球体324及び360もそれぞれ、棘突起形状に対応するように自由に接合することができる。スパイク球体324及び360は、棘突起内への圧迫中に定置に係止され得る。
図76〜78は、例示的な一実装形態に従う医療装置400を示す。図76〜78は、それぞれ、医療装置400の端面図、側面図、及び上面図である。医療装置400は、患者に埋め込まれ得、棘突起融合装置と称され得る。図示される実施形態において、医療装置400は、第1のプレート402、第2のプレート404(例えば、係止プレート404とも称される)、及び展開可能な中心バレル(バレルとも称される)406を含む。第1のプレート402及び第2のプレート404は、医療装置400が展開するにつれて全高に展開する。第1のプレート402及び第2のプレート404は各々、図77に最良に示されるスパイク428を含み、これが棘突起に係合する。
図79〜81は、それぞれ、医療装置400の端面図、側面図、及び上面図を示し、係止プレート404が外され、展開された位置のバレル406を示している。係止プレート404は、第1のプレート402を備えるバレル406が挿入されて装置400を定置に係止した後に取り付けられ得る。バレル406は、係止プレート404を用いずに棘間空間内に挿入され、次いで展開され得る。次いで、挿入後に係止プレート404をバレル406に取り付けて、医療装置400を棘突起と係合状態に定置に係止することができる。図78に最良に示されるように、医療装置400は、挿入の前または後に充填され得る骨移植片材料を充填するための中心チャンバ415(または移植片窓)を含み得る。医療装置400の設計は、例えば外科医の好みに応じて、棘上靭帯を除去して、または除去することなく配置を可能にし得る。
ここで図82〜85を参照して、バレル406が本実施形態に従って以降により詳細に記載される。図82〜85は、バレル406のアセンブリのための例示的な技術を示す。図示される実施形態において、バレル406は、第1の部分408(例えば、上部408)及び第2の部分410(例えば、下部410)を含む。第1の部分408は、上部側壁412を含み得る。傾斜上部側壁412は、傾斜側壁414の両端上に傾斜部分416を含むことができる。第2の部分412もまた、傾斜下部側壁414を含むことができる。傾斜下部側壁414は、両端上に傾斜部分418を含むことができる。図85に最良に示されるように、傾斜下部側壁414及び傾斜上部側壁412は、医療装置400が折り畳まれると重なり合うことができる。
図示される実施形態におけるバレル406は、抵抗なく棘間空間内で患者に挿入されるための折り畳まれた位置にあり、次いで、バレルの最大高さまで展開することができる、展開可能なバレルであり得る。例示的な一実装形態において、バレルの最大の展開した高さは、折り畳まれた高さより約4mm大きくても、または代替として、折り畳まれた高さより約6mm大きくてもよい。中心バレル406は、棘間伸延を提供することができ、棘突起を破壊する可能性を低減するように、プレート402及び404上のスパイク428の力の負荷を解放することができる。バレル406は、より小さい高さにおいて、横方向または後方に挿入され、次いで、伸延を提供するように展開されて、棘突起に対する力、及び埋め込みを実施している外科医の潜在的なフラストレーションを排除することができる。
続けて図82〜85を参照すると、第1のプレート402は、上部420及び下部422を含むことができる。第1のプレート402の上部420は、バレル406の第1の部分408から概して縦方向に延在することができる。図示されるように、上部420は、バレル406の一端から延在することができる。上部420は、第1の部分408と一体的に形成され得る。第1のプレート402の下部422は、上部420の概して反対方向に、バレル406の第2の部分410から延在することができる。図示されるように、下部420は、上部420と同様だが反対方向にバレル406の同じ端部から延在することができる。下部422は、第2の部分410と一体的に形成され得る。第1のプレート402は、腰の骨格と整合するように、前湾形状に成形され得る。
医療装置400は、バレル406の第1の部分408及び第2の部分410を、ひいては第1のプレート402の上部420及び下部422を上昇及び下降させるための、アクチュエータアセンブリ438(図82〜85に最良に示される)をさらに含むことができる。アクチュエータアセンブリ438は、バレル406の第1の部分408と第2の部分410との間に配置され得る。図示されるように、アクチュエータアセンブリ438は、中心ネジ440、前面傾斜アクチュエータ446、及び背面傾斜アクチュエータ444を備えることができる。前面傾斜アクチュエータ446は、患者への挿入を容易にするように、その前端上で弾丸形状であり得る。前面傾斜アクチュエータ446は、傾斜展開部分442、及び伸長部分448を有し得る。傾斜展開部分442は、バレル406の前端に位置し得、伸長部分448は、傾斜展開部分442からバレル406の後端に向かって延在する。中心ネジ440は、バレル406を通って延在し、伸長部分448に係合することができる。バレル406の第1の部分408及び第2の部分410は、傾斜展開部分442に摺動可能に係合することができる。例えば、傾斜展開部分442は、バレル406の前端で、第1の部分408及び第2の部分410の傾斜表面416に係合することができる。傾斜展開部分442は、それぞれ、第1の部分408及び第2の部分410と蟻継ぎ接続を有することができる。背面傾斜アクチュエータ444は、バレル406の後端に配置され得る。バレル406の第1の部分408及び第2の部分410は、背面傾斜アクチュエータ444に摺動可能に係合することができる。例えば、背面傾斜アクチュエータ444は、バレルの第1の部分408及び第2の部分410の傾斜表面416にも係合することができる。背面傾斜アクチュエータ444は、それぞれ、第1の部分408及び第2の部分410と蟻継ぎ接続を有することができる。中心ネジ440は、背面傾斜アクチュエータ444を通って延在し、伸長部分448に係合することができる。
バレル406を展開するための例示的な一実施形態が以降に記載される。バレル406は、第1の部分408及び第2の部分410を、互いから離れる方向に縦方向に外向きに押すことによって展開することができる。この様式において、第1のプレート402の上部420及び下部422もまた、縦方向に外向きに展開され得る。バレル406は、第1の部分408及び第2の部分410を、互いに向かう方向に収縮するように押し、したがって、第1のプレート402の上部420及び下部422も一緒に移動させることによって、収縮することができる。いくつかの実施形態において、アクチュエータアセンブリ438は、第1の部分408及び第2の部分410を上昇及び下降させるために使用され得る。例として、中心ネジ440は、アクチュエータアセンブリ438に接触するように回され得る。背面傾斜アクチュエータ442は、中心ネジ440が回される間定置に保持されて、前面傾斜アクチュエータ440を背面傾斜アクチュエータ442に向かって近づけさせることができる。背面傾斜アクチュエータ442及び前面傾斜アクチュエータ440は、第1の部分408及び第2の部分410内の傾斜上部側壁412及び傾斜下部側壁414に係合して、第1の部分408及び第2の部分410を折り畳まれた位置から展開させることができる。中心ネジ440の逆回転によって、前面傾斜アクチュエータ440及び背面傾斜アクチュエータ442を分離させて、第1の部分408及び第2の部分410を展開した状態から折り畳むことができる。
図82〜85を参照して、医療装置400のバレル406のアセンブリが、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。図82に示されるように、バレル406は、第1の部分408及び第2の部分410を備えることができる。第1のプレート402は、上部420及び下部422によって画定され得る。上部420は、バレル406の第1の部分408から延在することができ、下部422は、バレル406の第2の部分410から反対方向に延在することができる。図83にさらに示されるように、アクチュエータアセンブリ438は、中心ネジ440、前面傾斜アクチュエータ442、及び背面傾斜アクチュエータ444を備えることができる。図83において、背面傾斜アクチュエータ444は、バレル406の第1の部分408上に摺動され得る。図示されるように、背面傾斜アクチュエータ444は、第1の部分408の上部傾斜側壁412の後端に(例えば、蟻継ぎ接続を通じて)係合され得る。図84において、前面傾斜アクチュエータ442は、次いで、バレル406の第2の部分410上に摺動され得る。図示されるように、傾斜展開部分446は、第2の部分410の下部傾斜側壁414の前端に(例えば、蟻継ぎ接続を通じて)係合され得る。図85において、バレル406の第1の部分408及び第2の部分410は、収縮された位置で一緒に配置されており、上部傾斜側壁412の前端が、傾斜展開部分446に係合し、下部傾斜側壁414の後端が、背面傾斜アクチュエータ444に係合する。
図86〜90を参照して、医療装置400の旋回スパイクアセンブリ424が、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。図86〜90は、第1のプレート402内の旋回スパイクアセンブリ424のアセンブリを示す。図88〜90はまた、スパイクアセンブリ424の側面図、断面図、及び上面図を示す。図示されるように、第1のプレート402は、上部420及び下部422の両方の上に旋回スパイクアセンブリ424を含むことができる。旋回スパイクアセンブリ424は各々、上部420及び下部422の両方の中の開口部426(図86に最良に示される)内に受容され得る。各旋回スパイクアセンブリ424は、複数の突出部(例えば、スパイク428)を含むことができる。各スパイクアセンブリ424は、第1のプレート402の上部420または下部422のいずれかへの取り付けのための穴432を有する基部429(図86に最良に示される)を備えることができる。スパイクアセンブリ424は、板ばね特徴431をさらに備えてもよい。
第1のプレート402内の旋回スパイクアセンブリ424のアセンブリが、例示的な一実施形態に従って以降に記載される。以下の説明は、第1のプレートの上部420内への旋回スパイクアセンブリ424の挿入を記載するが、旋回スパイクアセンブリ424は同様の様式で下部422内にも挿入され得ることを理解されたい。図86及び87に示されるように、留め具433は、穴432内に挿入されて、スパイクアセンブリ424を第1のプレート402に保持することができる。旋回スパイクアセンブリ424が第1のプレート402の上部420及び下部422内に配置されると、アセンブリ424の穴432が第1のプレート402の穴434と整列することができる。図88に示されるように、留め具433は、第1のプレート402の上部420及び下部422の穴434内にまず挿入され得る。留め具433は、ローブ435を含むカム式構成で構成され得る。留め具433を横向きに挿入することで、ローブ435が第1のプレート402の穴434を通過することができる。ローブ435は、旋回スパイクアセンブリ424上で静止することができる。図89に示されるように、留め具433を90度回転させると、ローブ435が板ばね特徴431内に押し入れられ、それを展開させることができる。板ばね特徴431が展開する間、留め具433を、アセンブリ424内の穴432内にさらに前進させることができる。図90に示されるように、留め具433をさらに前進させると、留め具433のローブ435を、板ばね特徴431の下に、旋回スパイクアセンブリ424の穴432内に見出される溝436内に押し込むことができる。旋回スパイクアセンブリ424の溝436内にローブ435が入ると、板ばね特徴431が、留め具433に対して定置に跳ね返ることができる。これにより、留め具433を旋回スパイクアセンブリ424に固定し、第1のプレート402の上部420または下部422からのアセンブリ424の係脱を防止することができる。板ばね特徴431が定置に跳ね返る際に聞こえる音は、いくつかの実施形態において、医療装置400が適切に組み立てられたことを組立工に知らせるために使用され得る。
図91及び92は、第1のプレート402内に固定された旋回スパイクアセンブリ424を、例示的な実施形態に従ってより詳細に示す。図91及び92に示されるように、旋回スパイクアセンブリ424は、留め具433を中心に自由に移動することができる。留め具433及び内部穴432は、それぞれ、整合する鋸歯状縁436及び437を有し得る。板ばね特徴431は、鋸歯状縁436及び437が咬合することを防止して、旋回スパイクアセンブリ424が可動性であるようにすることができる。図92に示されるように、圧迫力がスパイクアセンブリ424に適用されると、板ばね特徴431が留め具433の上に折り畳まれ、鋸歯状縁436及び437を咬合させて移動を制限することができる。図91に示されるように、埋め込み装置が緩められるかまたは外されると、板ばね特徴431が留め具433を押し付け、旋回スパイクアセンブリ424を効果的に再び可動性にする。
「スパイク」という用語は、旋回スパイクアセンブリ424内の突出部のために使用され得るが、突出部に対してよりテーパー形状の突端、または丸い突端、あるいは他の種類の端部を有し得る他の種類の突出部が使用されてもよい。スパイク428は、棘間空間の上及び下の棘突起にしっかりと取り付けられ、その中に食い込むように使用され得る。スパイク428は、旋回スパイクアセンブリ424上に固定または一体的に形成された基部を備えるピラミッド形状であり得る。スパイク428の側面は、ピラミッドの形状の突端を形成するように、基部から延在することができる。他の例示的な実装形態では、スパイク428は、スパイクが棘突起に係合することを可能にするように、突端まで起立する他の形状に形成されてもよい。上記のように、スパイク428の端部は、例えば、丸い先端、四角い先端、または他の形状の先端などの、突端以外の先端を含むことができる。医療装置400の例示的な図は、第1のプレート402の各旋回スパイクアセンブリ424上に3つのスパイク428を含む。他の例示的な実装形態では、より少ない、またはより多くのスパイク428が含まれてもよい。第1のプレート402及びスパイク428は、チタンから作製され得る。他の実装形態では、第1のプレート402及びスパイク428は、他の生体適合性材料から作製されてもよい。
図93及び94を参照して、第2または係止プレート404が、例示的な一実装形態に関して以降により詳細に記載される。図93及び94は、例示的な実施形態に従う係止プレート404の側面図及び前面図である。図78に最良に示されるように、係止プレート404は、バレル406が展開された後、中心ネジ440上へ挿入されて、バレル406を定置に係止することができる。図93及び94に示されるように、係止プレート404は、上部450及び下部452を備えることができる。中心部454は、上部450を下部452に接続することができる。上部450、下部452、及び中心部454は、いくつかの実施形態において単一のプレート構成要素として一体的に形成され得る。中心部454は、トラニオンアセンブリ456を受容するための開口部(例えば、中心開口部)を含む。係止プレート404は、トラニオンアセンブリ456を中心に回転することができ、その可動域内の任意の位置で様々な角度で係止され得る。いくつかの実施形態において、トラニオンアセンブリ456は、係止プレート404がその中心点を中心に回転するように構成され得る。係止プレート404は、上部450及び下部452の両方の上にスパイク428を含むことができる。
図95及び96をさらに参照して、トラニオンアセンブリ456が、例示的な一実装形態に関してより詳細に記載される。図示されるように、トラニオンアセンブリ456は、収容部468を備えることができる。収容部468は、係止プレート404がトラニオンアセンブリ468に対して回転することを可能にしながら、係止プレート404の中心部454にトラニオンアセンブリ468を回転可能に連結するために横方向に延在する突出部470を有することができる。図示されるように、収容部468の対向側から延在し、各々が中心部454内の対応する開口部472(図93に最良に示される)内に受容される、1対の突出部470が存在し得る。収容部468は、中心ネジ440を受容するための貫通孔474をさらに有することができる。収容部468は、貫通孔474の両側上に1対のチャンバ476をさらに備えることができる。収容部468は、各チャンバ476内に歯止めツメ478をさらに含むことができる。歯止めツメ478の実施形態は、係止プレート404がトラニオンアセンブリ468を中心に回転しながら、歯止めツメ478が中心ネジ440との接触を維持し得るように、ばね仕掛けであり得る。歯止めツメ478は、収容部468の側面から組み立てられ得る。歯止めツメ478は各々、歯止めツメ478がチャンバ476内にさらに圧迫されることを可能にするばねカットを有することができる。ばねカットは、それ自体の上に折り畳まれると自己制御する歯止めツメ478の各リーフ内部に小さい間隙を作り出すように、放電加工ワイヤの高さであり得る。中心ネジ440を貫通孔474内に(例えば、図78の右から左へ)挿入すると、中心ネジ440の歯(またはねじ切り)が歯止めツメ478に係合し、歯止めツメ478がチャンバ476内に陥没することになる。歯止めツメ478上の歯の角度が、貫通孔474内への挿入後に、中心ネジ440の逆方向の移動に抵抗することになる。この様式において、歯止めツメ478は、トラニオンアセンブリ468を、ひいては係止プレート404を中心ネジ440上に固定するように操作可能であり得る。
図97は、1つの例示的な埋め込みに従い、歯止めツメ478を解放するために使用され得る管480を示す。管480は、中心ネジ440上に適合するように寸法決定され得る。管480は、管480の先端または鼻部482が歯止めツメ478に係合するまで、中心ネジ440を超えて貫通孔474の後端内に到るまで前進することができる。管480からの圧力を歯止めツメ上の大きい面と組み合わせると、歯止めツメ478が圧迫されることになる。完全に挿入されると、管480は、歯止めツメ478内にスナップするよう構成された1つ以上の歯484を含み、中心ネジ440の完全な解放を可能にする。
図96に示されるように、収容部468は、上面486及び下面488を有することができる。実施形態において、上面486及び下面488は各々、湾曲していてもよい。図示されるように、上面486及び下面488は、収容部468の背面から前面に内向きに傾斜していてもよい。いくつかの実施形態において、上面486及び下面488は各々、突出部490を備えることができる。突出部490は、係止プレート404に係合して、トラニオンアセンブリ456を中心としたその回転を制限することができる。
図98〜100を参照して、図93及び94に示される係止プレート404のアセンブリが、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。図示されるように、係止プレート404は、上部450、下部452、ならびに上部450及び下部452を連結する中心部454を備えることができる。トラニオンアセンブリ456は、収容部468及び1対の歯止めツメ478を備えることができる。収容部468は、歯止めツメ478をチャンバ476内に受容するための1対の窓492を備えることができる(図95)。図99に示されるように、歯止めツメ478は、窓492を介して側方から収容部468内に挿入され得る。図100に最良に示されるように、中に配置された歯止めツメ478を有する収容部468を備えるトラニオンアセンブリ456は、次いで、係止プレート404の中心部454内の開口部479内に挿入され得る。
前述のように、係止プレート404は、トラニオンアセンブリ456が中心ネジ440と係合状態である場合であっても、トラニオンアセンブリ456を中心に自由に回転することができる。図101は、例示的な一実装形態に従う係止プレート404の回転を示す医療装置400の図である。係止プレート404はまた、第1のプレート402に関して上記した様式と同様の様式で組み立てられ、かつ機能することができる、旋回スパイクアセンブリ424を含むことができる。図示されるように、第1のプレート402及び係止プレート404の旋回スパイクアセンブリ424もまた、係止プレート404に対して自由に接合することができる。係止プレート404の回転及び/または旋回スパイクアセンブリ424の接合は、例えば、前方及び固定配置の目的で、棘突起形状の差異に対処することができる適合可能な医療装置400を提供することができる。
医療装置400を使用するための一実施形態が、例示的な一実装形態に従って以降に記載される。例えば、方法は、医療装置400のバレル406を棘間空間内へ挿入することを含み得る。本方法は、バレル406を、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ展開することをさらに含み得、第2の高さは、第1の高さより大きい。上記のように、中心ネジ440を回転させて、棘間空間内で折り畳まれた形態から展開された形態にバレル406を展開することができる。この工程は、係止プレート404を中心ネジ440上に挿入することと、係止プレート404及び第1のプレート402が棘突起に係合するように、係止プレート404を第1のプレートに向かって移動させることと、をさらに含み得る。係止プレート404は、棘突起形状に対応するように、その中心(例えば、トラニオンアセンブリ456)を中心に自由に回転することができる。さらに、旋回スパイクアセンブリ424、第1のプレート402、及び係止プレート404もそれぞれ、棘突起形状に対応するように自由に接合することができる。旋回スパイクアセンブリ424は、棘突起内への圧迫中に定置に係止され得る。
本明細書に記載される医療装置10、医療装置100、医療装置300、及び医療装置400の様々な構成要素は、このような医療装置に使用される任意の生体適合性材料を用いて形成され得る。例えば、様々な構成要素の各々は、1つ以上の生体適合性プラスチック、ならびに/または、例えばチタン及びステンレス鋼などの1つ以上の生体適合性金属を用いて形成され得る。
本明細書に記載したように、記載された実装形態のある特定の特徴を例示したが、当業者であれば直ちに、多数の修正形態、代用形態、変更形態、及び同等物を発案するであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、実施形態の範囲内に該当するこのような修正形態及び変更形態のすべてを網羅するよう意図されることを理解されたい。これらは限定ではなく単なる例として提示されており、形態及び詳細の様々な変更が行われ得ることを理解されたい。本明細書に記載された装置及び/または方法の任意の部分は、相互に排他的な組み合わせを除いて、任意の組み合わせで組み合わされてもよい。本明細書に記載された実施形態は、記載された異なる実施形態の機能、構成要素、ならびに/または特徴の様々な組み合わせ及び/もしくは部分的組み合わせを含むことができる。
例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図1の医療装置の上面図である。 図1の医療装置の前面図である。 図1の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図5の医療装置の上面図である。 図5の医療装置の前面図である。 図5の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図9の医療装置の上面図である。 図9の医療装置の前面図である。 図9の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図13の医療装置の上面図である。 図13の医療装置の前面図である。 図13の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図17の医療装置の上面図である。 図17の医療装置の前面図である。 図17の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の上面図である。 図21の医療装置の側面図である。 図22の差込図Aの詳細図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のプレートの側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のプレートの側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のプレートの側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のプレートの側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの上面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの分解前面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの分解上面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図31の医療装置の上面図である。 図31の医療装置の前面図である。 図31の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図35の医療装置の上面図である。 図35の医療装置の前面図である。 図35の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図39の医療装置の上面図である。 図39の医療装置の前面図である。 図39の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 図43の医療装置の上面図である。 図43の医療装置の前面図である。 図43の医療装置の側面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のバレルの分解上面図である。 図1の医療装置を含む例示的方法を示すフローチャートである。 一実装形態に従う医療装置の斜視図である。 一実装形態に従う、係止プレートを外した図49の医療装置の分解図である。 図50の医療装置の側面図である。 図50の医療装置の前面図である。 図50の医療装置の背面図である。 図50の医療装置の上面図である。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図49の医療装置の側面図である。 図55の医療装置の前面図である。 図55の医療装置の背面図である。 図55の医療装置の上面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の展開可能な中心バレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う医療装置の展開可能な中心バレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う医療装置の展開可能な中心バレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う医療装置の展開可能な中心バレルのアセンブリを示す。 図59〜62の医療装置のスパイクのアセンブリを示す。 図59〜62の医療装置のスパイクのアセンブリを示す。 図59〜62の医療装置のスパイクのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う医療装置の係止プレートの側面図である。 図66の係止プレートの前面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置のトラニオンアセンブリの断面図である。 図68のトラニオンアセンブリの前面図である。 例示的な一実装形態に従う、図68のトラニオンアセンブリのツメを解放するために使用され得る管の断面図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の係止プレートのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う医療装置の係止プレートのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う医療装置の係止プレートのアセンブリを示す。 1つの例示的な埋め込みに従う医療装置の係止プレートの回転を示す側面図である。 図74の係止プレートのスパイクアセンブリの角度を示す斜視図である。 例示的な一実装形態に従う医療装置の端面図である。 図76の医療装置の側面図である。 図76の医療装置の上面図である。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図76の医療装置の端面図である。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図76の医学的見解の側面図である。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートを外した図76の医学的見解の上面図である。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のバレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のバレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のバレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のバレルのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置のスパイクアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置の係止プレートを示す。 例示的な一実装形態に従う、図76の医療装置の係止プレートを示す。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートとともに使用するためのトラニオンアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートとともに使用するためのトラニオンアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、トラニオンアセンブリとともに使用され得る管を示す。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートのアセンブリを示す。 例示的な一実装形態に従う、係止プレートの回転を示す。

Claims (20)

  1. 埋め込み型装置であって、
    上部及び下部を有するバレルと、
    前記バレル内に配置されたアクチュエータアセンブリであって、前記バレルと係合状態の前面傾斜アクチュエータ、前記バレルと係合状態の背面傾斜アクチュエータ、及び前記前面傾斜アクチュエータを通じて前記背面傾斜アクチュエータから延在する中心ネジを備える、アクチュエータアセンブリと、
    第1のプレートであって、前記上部から延在する第1の部分、前記下部から延在する第2の部分、及び前記第1のプレート内に配置された旋回スパイクアセンブリを備え、前記旋回スパイクアセンブリが、前記第1のプレートの第1の側面から延在する複数の突出部を備える、第1のプレートと、
    第2のプレートであって、前記第2のプレートの第1の側面から延在する複数の突出部を有し、前記中心ネジ上で受容されるように構成される、第2のプレートと、を備え、
    前記バレルが、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態へ移行するように構成され、前記第2の高さが、前記第1の高さより大きい、前記埋め込み型装置。
  2. 前記バレルの前記上部が、前記背面傾斜アクチュエータ及び前記前面傾斜アクチュエータと係合状態の傾斜上部側壁を備え、前記バレルの前記下部が、前記背面傾斜アクチュエータ及び前記前面傾斜アクチュエータと係合状態の傾斜下部側壁を備える、請求項1に記載の前記埋め込み型装置。
  3. 前記傾斜上部側壁及び前記傾斜下部側壁が重なり合っている、請求項2に記載の前記埋め込み型装置。
  4. 前記傾斜上部側壁及び前記傾斜下部側壁が、移植片充填材料を受容するように構成された中心開口部を画定する、請求項2に記載の前記埋め込み型装置。
  5. 前記第1のプレートの前記第1の部分が、前記バレルの前記上部と一体的に形成され、前記第1のプレートの前記第2の部分が、前記バレルの前記下部と一体的に形成される、請求項1に記載の前記埋め込み型装置。
  6. 前記旋回スパイクアセンブリが、前記第1のプレートの前記第1の部分内に配置され、第2の旋回スパイクアセンブリが、前記第1のプレートの前記第2の部分内に配置され、前記第2の旋回スパイクアセンブリが、前記第1のプレートの前記第1の側面から延在する複数の突出部を備える、請求項1に記載の前記埋め込み型装置。
  7. 前記旋回スパイクアセンブリが、前記突出部が延在する基部であって、前記第1のプレートの前記上部の開口部内に配置される、基部と、前記第1のプレートの前記第1の部分内の対応する穴と整列される前記基部内の穴と、前記基部内の前記穴及び前記第1の部分内の前記穴を通じて配置される留め具と、を備える、請求項1に記載の前記埋め込み型装置。
  8. 前記留め具が、前記第1のプレート内に前記旋回スパイクアセンブリを固定するように、第1のプレートの前記第1の部分内の溝内に配置可能なローブを備える、請求項7に記載の前記埋め込み型装置。
  9. 前記留め具及び前記基部内の前記穴が各々、鋸歯状縁を備え、前記旋回スパイクアセンブリが、前記鋸歯状縁が係合状態になる係止位置を有する、請求項7に記載の前記埋め込み型装置。
  10. 前記基部が、前記留め具と係合状態の板ばね特徴をさらに備える、請求項7に記載の前記埋め込み型装置。
  11. 前記第2の高さが、前記第1の高さより約6mm大きい最大高さを有することができる、請求項1に記載の前記埋め込み型装置。
  12. 前記第2のプレートが、
    上部と、
    下部と、
    前記上部及び前記下部を接続する中心部と、
    前記中心部内の開口部内に配置されたトラニオンアセンブリと、を備える、請求項1に記載の前記埋め込み型装置。
  13. 前記上部、前記下部、及び前記中心部が、単一のプレート構成要素として一体的に形成される、請求項12に記載の前記埋め込み型装置。
  14. 前記トラニオンアセンブリが、前記中心ネジを受容するための収容部と、貫通孔の両側上の1対のチャンバと、1対の歯止めツメと、を備え、前記歯止めツメの各々が、前記チャンバのうちの1つ内に個々に配置され、前記貫通孔内で前記中心ネジに係合するように構成される、請求項12に記載の前記埋め込み型装置。
  15. 前記収容部が、前記トラニオンアセンブリを前記第2のプレートに回転可能に連結するように、前記第2のプレートの前記中心部の開口部内に受容される突出部を備える、請求項14に記載の前記埋め込み型装置。
  16. 前記収容部の上面及び下面が湾曲しており、各々が、前記第2のプレートの回転を制限する1つ以上の突出部を備える、請求項14に記載の前記埋め込み型装置。
  17. 医療装置を患者に埋め込むための方法であって、
    隣接する棘突起の間に前記装置のバレルを挿入することであって、前記医療装置が、前記バレルの一端上に配置された第1のプレートを備える、挿入することと、
    前記バレル内に配置された中心ネジを回転させて、前記バレルを、第1の高さを有する折り畳まれた形態から、第2の高さを有する展開された形態に展開させることと、
    前記第1のプレート及び第2のプレートが前記隣接する棘突起に係合するように、前記第2のプレートを前記中心ネジ上に挿入することと、を含み、
    前記第1のプレートまたは前記第2のプレートのうちの少なくとも1つが、前記隣接する棘突起との係合が前記旋回スパイクアセンブリを圧迫して前記旋回スパイクアセンブリを定置に係止するまで自由に接合することができる旋回スパイクアセンブリを備える、前記方法。
  18. 前記第2のプレートの中心部内の貫通孔内に管を挿入して、前記中心ネジから前記第2のプレートを解放することを含む、請求項17に記載の前記埋め込むための方法。
  19. 医療装置を組み立てる方法であって、
    中心バレルの少なくとも1つの側面から延在する第1のプレートを備える医療装置を提供することと、
    スパイクアセンブリ内の穴が前記第1のプレート内の穴と整列するように、前記第1のプレートの開口部内に前記スパイクアセンブリを挿入することと、
    留め具のローブが前記スパイクアセンブリに係合するように、前記スパイクアセンブリ内の前記穴及び前記第1のプレート内の前記穴を通じて前記留め具を挿入することと、
    前記留め具が前記スパイクアセンブリの板ばね特徴を展開させるように、前記スパイクアセンブリの前記穴及び前記第1のプレート内の前記穴内に配置されたまま前記留め具を回転させることと、
    前記スパイクアセンブリ内の前記穴及び前記第1のプレート内の前記穴を通じて前記留め具をさらに挿入して、前記ローブを前記板ばね特徴の下に、そして前記スパイクアセンブリ内の溝内に押し込むことと、を含む、前記方法。
  20. 前記スパイクアセンブリを前記第1のプレート内に圧迫して、前記スパイクアセンブリを定置に係止することをさらに含む、請求項19に記載の前記方法。
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