JP2017002599A - 屋根用補助カバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各建物間の水平方向の相対変位を許容し、屋根カバー体の端部の開口を塞いだ状態にすることができる屋根用補助カバー装置を提供する。【解決手段】 第1水平方向Xに空隙4をあけて隣接する2つの建物2,3の各躯体5,6に、各建物2,3の第1水平方向Xおよび第2水平方向Yの変位を許容し、かつ空隙4を上方から覆うように屋根カバー体7が設置され、この屋根カバー体7の端部に、固定カバー体9が固定され、固定カバー体9の端部に可撓性および弾発性を有するヒンジ部材11によって可動カバー体10が連結される。【選択図】 図1

Description

本発明は、屋根用伸縮継手装置の屋根カバー体の端部に設けられ、端部に生じた開口を塞ぐための屋根用補助カバー装置に関する。
従来から、互いに隣接する2つの建物の各躯体間には、目地として空隙が設けられ、この空隙に外部から風雨が侵入することを防止するために、屋根用伸縮継手装置が設けられている。
このような屋根用伸縮継手装置の従来技術は、たとえば特許文献1に記載されている。この従来技術の屋根用伸縮継手装置は、急激な地震または地盤の不等沈下などによって、各躯体間の互いに近接および離反する第1水平方向、および第1水平方向に垂直な第2水平方向の相対変位を許容し、各躯体間にわたって設けられた屋根カバー体によって、空隙を塞いだ状態に維持できるように構成されている。
また、屋根カバー体の小口とも呼ばれる第2水平方向の端部においては、屋根カバー体の下方に開口が生じるので、屋根カバー体の端部に下方に屈曲して連なる固定カバー体を設けて、開口を覆うように構成されている。
特開平7−292789号公報
前述の従来技術では、第2水平方向に延びる屋根カバー体によって、各躯体間の第1水平方向および第2水平方向の相対変位を許容し、各躯体間の空隙を塞いだ状態に維持することができるが、第2水平方向の相対変位が大きくなると、屋根カバー体の端部から下方に立ち下がるように設けられた固定カバー体に一方の躯体が干渉してしまうという問題ある。
本発明の目的は、各躯体間の第2水平方向の相対変位を許容し、屋根カバー体の端部の開口を塞いだ状態に維持することができる屋根用補助カバー装置を提供することである。
本発明は、第1水平方向に空隙をあけて隣接する2つの建物の各躯体に、前記空隙を上方から覆うように設置された屋根カバー体に設けられる屋根用補助カバー装置であって、
前記屋根カバー体の、前記第1水平方向に垂直な第2水平方向一方側の端部に固定され、少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部と、前記空隙とを、上方から覆う固定カバー体と、
前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部から下方に延び、上端部が前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に連結される可動カバー体であって、前記少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部と、前記空隙とを、第2水平方向一方側から覆う可動カバー体と、
合成ゴムから成り、第1水平方向に延びる帯状のヒンジ部材であって、前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部と、前記可動カバー体の上端部とを、第1水平方向に延びる軸線まわりに角変位可能に連結するヒンジ部材と、を含むことを特徴とする屋根用補助カバー装置である。
また本発明は、前記ヒンジ部材は、
前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に固定される第1取付け部と、
前記可動カバー体の上端部に固定され、該ヒンジ部材の長手方向に垂直な断面において、前記第1取付け部に屈曲して連なる第2取付け部と、を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記長手方向に延びる金属製の板状体から成り、前記第1取付け部の、前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に臨む部分とは反対側に設けられる第1押圧部材と、
前記長手方向に延びる金属製の板状体から成り、前記第2取付け部の、前記可動カバー体の上端部とは反対側に設けられる第2押圧部材と、
前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部および前記第1取付け部を挿通して、前記第1押圧部材に螺着される第1ねじ部材と、
前記可動カバー体の上端部および前記第2取付け部を挿通して、前記第2押圧部材に螺着される第2ねじ部材と、をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記可動カバー体に設けられ、前記可動カバー体の上端部から下端部に向かうにつれて、前記少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部に近接する方向に傾斜した案内部材を、さらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記固定カバー体には、前記可動カバー体の角変位を制限する角変位制限手段が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、第1水平方向に空隙をあけて隣接する2つの建物の各躯体に、各建物の第1水平方向および第1水平方向に垂直な第2水平方向の変位を許容し、かつ空隙を上方から覆うように屋根カバー体が設置される。屋根カバー体の第2水平方向一方側の端部には、少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部と、前記空隙とを、上方から覆う固定カバー体が固定される。固定カバー体の第2水平方向一方側の端部には、該端部から下方に延びる可動カバー体の上端部が連結される。このような可動カバー体によって、少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部と空隙とが、第2水平方向一方側から覆われる。
固定カバー体の第2水平方向一方側の端部と、可動カバー体の上端部とは、合成ゴムから成り、第1水平方向に延びる帯状のヒンジ部材によって、第1水平方向に延びる軸線まわりに角変位可能に連結されるので、各躯体間の第2水平方向の相対変位を許容し、屋根カバー体の端部の開口を塞いだ状態に維持することができる。
また本発明によれば、ヒンジ部材は、固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に固定される第1取付け部と、可動カバー体に固定される第2取付け部とが、該ヒンジ部材の長手方向に垂直な断面において屈曲して連なる構成であるので、固定カバー体に対して可動カバー体が角変位していない平常時において、ヒンジ部材の弾性復元力によって、可動カバー体に第2水平方向他方側、すなわち閉鎖する角変位方向にばね性を付与し、一方の躯体が他方の躯体に対して第2水平方向他方側に変位しても、可動カバー体を一方の躯体に追従させ、可動カバー体を一方の躯体に対して閉鎖した状態とすることができる。
また本発明によれば、第1取付け部の固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に臨む部分とは反対側に、第1押圧部材が設けられ、第1ねじ部材が固定カバー体の第2水平方向一方側の端部および第1取付け部を挿通して、第1押圧部材に螺着される。また第2取付け部の可動カバー体の上端部とは反対側に、第2押圧部材が設けられ、第2ねじ部材が可動カバー体の上端部および第2取付け部を挿通して、第2押圧部材に螺着される。
これによって、第1ねじ部材の締付け力は、第1押圧部材によって第1取付け部に分散して作用し、第1ねじ部材から第1取付け部への局部的に大きな締付け力の作用によって、第1取付け部が損傷することが防がれる。また第2ねじ部材の締付け力は、第2押圧部材によって第2取付け部に分散して作用し、第2ねじ部材から第2取付け部への局部的に大きな締付け力の作用によって、第2取付け部が損傷することが防がれる。
また本発明によれば、可動カバー体に案内部材が設けられるので、一方の躯体の第2水平方向の変位を、案内部材を設けない場合に比べて早期に伝え、可動カバー体を角変位させることができる。これによって各躯体の相対変位に対して、応答性に優れた可動カバー体を実現することができる。
また本発明によれば、固定カバー体に角変位制限手段が設けられるので、風によって可動カバー体が不用意に角変位してしまうことが防がれる。
本発明の一実施形態の屋根用補助カバー装置1を示す斜視図である。 屋根用補助カバー装置1の建物2,3への設置位置を示す斜視図である。 屋根用補助カバー装置1の正面図である。 屋根用補助カバー装置1を図3の切断面線IV−IVから見た断面図である。 ヒンジ部材11の拡大断面図である。 屋根用補助カバー装置1を図3の切断面線VI−VIから見た断面図である。 磁気吸着装置27を示す側面図である。 磁気吸着装置27の正面図である。 屋根用補助カバー装置1の動作を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態の屋根用補助カバー装置1aを示す斜視図である。 屋根用補助カバー装置1aの建物2a,3への設置位置を示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態の屋根用補助カバー装置1bを示す斜視図である。 屋根用補助カバー装置1bの建物2b,3への設置位置を示す斜視図である。
図1は本発明の一実施形態の屋根用補助カバー装置1を示す斜視図であり、図2は屋根用補助カバー装置1の建物2,3への設置位置を示す斜視図である。本実施形態の屋根用補助カバー装置1は、第1水平方向Xに空隙4をあけて隣接する2つの建物2,3の各躯体5,6に、各建物2,3の急激な地震または地盤沈下などによって生じる第1水平方向Xおよび第1水平方向Xに垂直な第2水平方向Yの相対変位を許容し、かつ風雨の侵入を防ぐために空隙4を上方から覆うように設置された屋根カバー体7に設けられる。
各建物2,3は、高さが同一のコンクリート構造物であり、地震または地盤沈下による相対変位は、第1水平方向X、第2水平方向Yおよび鉛直方向Zの3方向が合成された方向へ生じるが、説明の便宜上、第1水平方向Xおよび第2水平方向Yの変位について述べる。また、第1水平方向一方側X1および第1水平方向他方側X2を総称して、第1水平方向Xと記し、第2水平方向一方側Y1および第2水平方向他方側Y2を総称して、第2水平方向Yと記す。各躯体5,6は、各建物2,3の屋根スラブから立上がるパラペットである。
図3は屋根用補助カバー装置1の正面図であり、図4は屋根用補助カバー装置1を図3の切断面線IV−IVから見た断面図である。屋根用補助カバー装置1は、固定カバー体9と、可動カバー体10と、固定カバー体9と可動カバー体10とを連結するヒンジ部材11とを含んで構成される。固定カバー体9および可動カバー体10は、アルミニウム合金板の曲げ加工材から成る。
固定カバー体9は、屋根カバー体7の第2水平方向一方側Y1の端部12に固定され、少なくとも一方の躯体5を含む両方の躯体5,6の第2水平方向一方側Y1の端部、すなわち上記パラペットの出隅角部と空隙4とを上方から覆う。固定カバー体9は、天板13と、天板13の第1水平方向Xの両側部にほぼ垂直に屈曲して連なる一対の側板14,15とを有する。
可動カバー体10は、固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19から下方に延び、上端部16が固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19に連結され、少なくとも一方の躯体5を含む両方の躯体5,6の第2水平方向一方側Y1の端部と空隙4とを、第2水平方向一方側Y1から覆う。
ヒンジ部材11は、可撓性および弾発性を有する合成ゴムである、たとえばシリコーンゴムから成り、第1水平方向Xに延びる帯状の部材によって実現され、固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19と可動カバー体10の上端部16とを、第1水平方向Xに延びる軸線L1まわりに矢符A1,A1方向に角変位可能に連結する。
図5は、ヒンジ部材11の拡大断面図である。ヒンジ部材11は、固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19に固定される第1取付け部17と、可動カバー体10の上端部16に固定され、図5のヒンジ部材11の長手方向に垂直な断面において、第1取付け部17に角度θを成して略「く」字状に屈曲して連なる第2取付け部18とを有する。角度θは、たとえば162°に選ばれる。第1および第2取付け部17,18には、互いに最も離れた各端部から屈曲方向の内側(すなわち、図5の右側)に突出する係合凸部17a,18aがそれぞれ形成される。
このようなヒンジ部材11は、次の固定手段によって固定カバー体9および可動カバー体10に固定される。すなわち、固定手段は、ヒンジ部材11の長手方向に延びる金属製の板状体から成り、第1取付け部17の、固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部に臨む部分とは反対側に設けられる第1押圧部材21と、ヒンジ部材11の長手方向に延びる金属製の板状体から成り、第2取付け部18の、可動カバー体10の上端部16とは反対側に設けられる第2押圧部材22と、固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19および第1取付け部17を挿通して、第1押圧部材21に螺着される第1ねじ部材である複数の第1ビス23と、可動カバー体10の上端部16および第2取付け部18を挿通して、第2押圧部材22に螺着される第2ねじ部材である複数の第2ビス24と、を含んで構成される。
図6は、屋根用補助カバー装置1を図3の切断面線VI−VIから見た断面図である。可動カバー体10には、可動カバー体10の上端部16から下端部25に向かうにつれて、少なくとも一方の躯体5を含む両方の躯体5,6の第2水平方向一方側Y1の端部に近接する方向に傾斜した案内部材26が設けられる。案内部材26は、高い耐腐食性を有する金属材料、たとえば溶融亜鉛−アルミニウム−マグネシウム合金めっき鋼板から成る。
図7は磁気吸着装置27を示す側面図であり、図8は磁気吸着装置27の正面図である。固定カバー体9の側板14,15の可動カバー体10寄りの部分には、風および振動などによって可動カバー体10が固定カバー体9に対して不所望に開かないようにするための角変位制限手段として、一対の磁気吸着装置27が設けられる。磁気吸着装置27は、ケーシング28内に永久磁石を内蔵し、鉄などの強磁性材料から成る鉄心部29によって可動カバー体10を磁気吸着することができる。このような鉄心部29による可動カバー体10の磁気吸着力は、可動カバー体10に作用する風圧に対して可動カバー体10がヒンジ部材11の弾性復元力に抗して角変位しないように、適切な強さに選ばれている。
図9は、屋根用補助カバー装置1の動作を説明するための断面図である。以上のように構成される屋根用補助カバー装置1において、図9(1)に示されるように、第1水平方向Xに空隙4をあけて隣接する2つの建物2,3の各躯体5,6に、各建物2,3の第1水平方向Xおよび第2水平方向Yの変位を許容し、かつ空隙4を上方から覆うように屋根カバー体7が設置され、この屋根カバー体7の端部に、固定カバー体9が固定され、固定カバー体9の端部12に可撓性および弾発性を有するヒンジ部材11によって可動カバー体10が連結されて、屋根用補助カバー装置1が設置される。
このような設置当初の状態から、各建物2,3が急激な地震または地盤沈下によって、一方の躯体5が他方の躯体6に対して第2水平方向一方側Y1へ相対変位を生じると、図9(2)に示されるように、可動カバー体10は第2水平方向一方側Y1へ一方の躯体5、詳しくは躯体5,6の外壁に設けられる外壁用伸縮継手装置の外壁カバー体30によって押圧されて矢符A1方向に角変位する。さらに一方の躯体5が第2水平方向一方側Y1へ相対変位すると、図9(3)に示されるように、同方向へ角変位して各躯体5,6間の第2水平方向一方側Y1への大きな相対変位を許容することができるとともに、空隙4に連通する開口、すなわち屋根カバー体7と躯体5,6と外壁カバー体30との間に生じた開口を塞いだ状態に維持し、外部から空隙4内へ風雨が侵入することを防ぐことができる。
また、ヒンジ部材11は、第1取付け部17と第2取付け部とが、ヒンジ部材11の長手方向に垂直な断面において、屈曲して連なる構成であるので、固定カバー体9に対して可動カバー体10が角変位していない平常時である設置当初の状態(すなわち、図9(1)の状態)において、ヒンジ部材11の弾性復元力によって、可動カバー体10に第2水平方向他方側Y2、すなわち閉鎖する角変位方向にばね力を付与し、一方の躯体5が他方の躯体6に対して第2水平方向他方側Y2に変位しても、可動カバー体10を一方の躯体に追従させ、可動カバー体10を一方の躯体5に対して閉鎖した状態とすることができる。
さらに、第1取付け部17の固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19に臨む部分とは反対側に、第1押圧部材21が設けられ、第1ビス23が固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部19および第1取付け部17を挿通して、第1押圧部材21に螺着され、また第2取付け部18の可動カバー体10の上端部16とは反対側の部分に、第2押圧部材22が設けられ、第2ビス24が可動カバー体10の上端部16および第2取付け部を挿通して、第2押圧部材22に螺着される。
これによって、第1ビス23の締付け力が第1押圧部材21によって第1取付け部17に分散して作用し、第1ビス23から第1取付け部17への局部的な大きな締付け力が作用して、第1取付け部17が損傷することが防がれる。また、第2ビス24の締付け力は、第2押圧部材22によって第2取付け部18に分散して作用し、第2ビス24から第2取付け部18への局部的な大きな締付け力によって、第2取付け部18が損傷することが防がれる。
さらに、可動カバー体10に案内部材26が設けられるので、一方の躯体5の第2水平方向Yの変位を、案内部材26が設けられない場合に比べて早期に伝え、可動カバー体10を角変位させることができ、各躯体5,6の第2水平方向Yの相対変位に対して、高い応答性を実現することができる。
さらに、固定カバー体9に角変位制限手段として磁気吸着装置27が設けられるので、風によって可動カバー体10が不用意に角変位してしまうことが防がれる。
図10は本発明の他の実施形態の屋根用補助カバー装置1aを示す斜視図であり、図11は屋根用補助カバー装置1の建物2a,3への設置位置を示す斜視図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。本実施形態の屋根用補助カバー装置1aは、第1水平方向Xに空隙4をあけて隣接し、一方が他方に対して高層の2つの建物2a,3の各躯体5a,6に、各建物2a,3の急激な地震または地盤沈下などによって生じる第1方向および第1水平方向Xに垂直な第2水平方向Yの相対変位を許容し、かつ風雨の侵入を防ぐために空隙4を上方から覆うように設置された屋根カバー体7に設けられる。なお、本実施形態では、一方の躯体が躯体6であり、他方の躯体が躯体5aである。
このような屋根用補助カバー装置1aにおいても、前述の実施形態と同様に、可動カバー体10がヒンジ部材11によって固定カバー体9に角変位可能に設けられ、同様な効果を奏することができる。
図12は本発明のさらに他の実施形態の屋根用補助カバー装置1bを示す斜視図であり、図13は屋根用補助カバー装置1bの建物2b,3への設置位置を示す斜視図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。本実施形態の屋根用補助カバー装置1bは、第1水平方向Xに空隙4をあけて隣接し、一方が他方に対して高層でかつ第2水平方向一方側Y1に突出した2つの建物2b,3の各躯体5b,6に、各建物2b,3の急激な地震または地盤沈下などによって生じる第1方向および第1水平方向Xに垂直な第2水平方向Yの相対変位を許容し、かつ風雨の侵入を防ぐために空隙4を上方から覆うように設置された屋根カバー体7に設けられる。なお、本実施形態では、一方の躯体が躯体6であり、他方の躯体が躯体5bである。
このような屋根用補助カバー装置1bにおいても、前述の実施形態と同様に、可動カバー体10がヒンジ部材11によって固定カバー体9に角変位可能に設けられ、同様な効果を奏することができる。
1,1a,1b 屋根用補助カバー装置
2,3 建物
4 空隙
5,6 躯体
7 屋根カバー体
9 固定カバー体
10 可動カバー体
12 屋根カバー体7の第2水平方向一方側Y2の端部
11 ヒンジ部材
13 天板
14,15側板
16 上端部
17 第1取付け部
18 第2取付け部
19 固定カバー体9の第2水平方向一方側Y1の端部
17a,18a 係合凸部
21 第1押圧部材
22 第2押圧部材
23 第1ビス
24 第2ビス
25 下端部
26 案内部材
27 磁気吸着装置
X 第1水平方向
Y 第2水平方向
X1 第1水平方向一方側
X2 第1水平方向他方側
Y1 第2水平方向一方側
Y2 第2水平方向他方側

Claims (5)

  1. 第1水平方向に空隙をあけて隣接する2つの建物の各躯体に、前記空隙を上方から覆うように設置された屋根カバー体に設けられる屋根用補助カバー装置であって、
    前記屋根カバー体の、前記第1水平方向に垂直な第2水平方向一方側の端部に固定され、少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部と、前記空隙とを、上方から覆う固定カバー体と、
    前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部から下方に延び、上端部が前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に連結される可動カバー体であって、前記少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部と、前記空隙とを、第2水平方向一方側から覆う可動カバー体と、
    合成ゴムから成り、第1水平方向に延びる帯状のヒンジ部材であって、前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部と、前記可動カバー体の上端部とを、第1水平方向に延びる軸線まわりに角変位可能に連結するヒンジ部材と、を含むことを特徴とする屋根用補助カバー装置。
  2. 前記ヒンジ部材は、
    前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に固定される第1取付け部と、
    前記可動カバー体の上端部に固定され、該ヒンジ部材の長手方向に垂直な断面において、前記第1取付け部に屈曲して連なる第2取付け部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の屋根用補助カバー装置。
  3. 前記長手方向に延びる金属製の板状体から成り、前記第1取付け部の、前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部に臨む部分とは反対側に設けられる第1押圧部材と、
    前記長手方向に延びる金属製の板状体から成り、前記第2取付け部の、前記可動カバー体の上端部とは反対側に設けられる第2押圧部材と、
    前記固定カバー体の第2水平方向一方側の端部および前記第1取付け部を挿通して、前記第1押圧部材に螺着される第1ねじ部材と、
    前記可動カバー体の上端部および前記第2取付け部を挿通して、前記第2押圧部材に螺着される第2ねじ部材と、をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の屋根用補助カバー装置。
  4. 前記可動カバー体に設けられ、前記可動カバー体の上端部から下端部に向かうにつれて、前記少なくとも一方の躯体の第2水平方向一方側の端部に近接する方向に傾斜した案内部材を、さらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の屋根用補助カバー装置。
  5. 前記固定カバー体には、前記可動カバー体の角変位を制限する角変位制限手段が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の屋根用補助カバー装置。
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