JP2017005387A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な無線帯域割当を可能とする技術を提供する。
【解決手段】通信装置は、他の通信装置から撮像画像に係る情報を第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信手段と、情報に基づいて撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成手段と、CG画像を第2の無線帯域を用いた無線通信によって他の通信装置に送信する送信手段と、第1及び第2の無線帯域のそれぞれに対して割り当てる無線帯域を決定する決定手段と、を有する。決定手段は、使用可能な無線帯域が複数存在する場合は、第1及び第2の無線帯域のそれぞれに対して個別の無線帯域を割り当て、使用可能な無線帯域が複数存在せずに1つ存在する場合は、第1及び第2の無線帯域に対して当該1つの無線帯域を割り当てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信技術、特に無線帯域の割り当て技術に関するものである。
近年、現実世界の映像にCG(Computer Graphics)画像で表現した仮想世界の映像を重畳して表示するMR(Mixed Reality)技術が知られている。また、MR技術を利用した装置としてビデオシースルー型のHMD(Head Mounted Display)がある。ビデオシースルー型のHMDでは、HMD使用者の瞳位置から観察される映像と略一致する映像をビデオカメラなどで撮像し、その撮像画像にCG画像を重畳表示している。
ビデオシースルー型では、HMDに搭載された撮像ユニットが撮像した撮像画像を、PC(Personal Computer)などの画像処理装置に伝送し、PCは取得した撮像画像に基づいてCG画像の描画処理を行う。PCが描画したCG画像をHMDに伝送し、HMDが撮像画像とCG画像とを合成し表示を行うことで、HMDを装着しているユーザーにMR空間の体験を提供することが出来る。
また、近年の無線通信技術の発達・高速化に伴い、HMDとPC間のデータ伝送を無線で行う無線MRシステムが登場している。無線化に伴う利便性の増加により、今後はより一層幅広い分野で無線MRシステムの適用が見込まれている。ところで、一般に無線通信は有線通信に比べ実効伝送速度が低速であり、また無線通信プロトコル処理に伴う伝送遅延が発生する。そのため、無線MRシステムにおいてはHMDの撮像カメラが撮像処理を行ってからHMDのディスプレイにMR画像を表示するまでのタイムラグが大きくなる。タイムラグが大きくなると、MRシステムにおけるユーザーの没入感を損ねてしまう可能性がある。したがって無線MRシステムに適用する無線通信は、遅延時間が少なく、高速な実効伝送速度が実現できるものが好ましい。
そこで、例えば特許文献1では、無線局から接続要求に伴う帯域割当要求があったとき使用していない無線帯域が無い場合に、すでに使用している無線帯域を減じる技術が開示されている。具体的には、複数の無線帯域を割り当てている無線局に対する無線帯域の割当数を減じて、空いた無線帯域を、帯域割当を要求した無線局に割り当てている。
特開平10−276468号公報
しかしながら、上述の特許文献1の方法は、必ずしも無線MRシステムに対して有効ではない。例えば、単純に複数割り当てていた無線帯域を減少させるように動作した場合、無線帯域数の減少に伴うシステム遅延時間の増加を複数のユーザーに対して一律に強いることになる。すなわち、システム遅延時間が長いユーザーと、システム遅延時間が短いユーザーとの両方に同様のシステム遅延時間の増加を強いることになる。そのため、システム遅延時間が一定の範囲以内に収まらないユーザーが生じてきてしまい、無線帯域数の減少に伴い一部のユーザーが著しく不利益を被ることになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、無線帯域を公平かつ効率的に利用可能とする技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る通信装置は以下の構成を備える。すなわち、他の通信装置と無線通信が可能な通信装置において、前記他の通信装置から、撮像画像に係る情報を第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信手段と、前記情報に基づいて、前記撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成手段と、前記CG画像を第2の無線帯域を用いた無線通信によって前記他の通信装置に送信する送信手段と、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域のそれぞれに対して割り当てる無線帯域を決定する決定手段と、を有し、前記決定手段は、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が複数存在する場合は、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域のそれぞれに対して個別の無線帯域を割り当て、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が複数存在せずに1つ存在する場合は、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域に対して該1つの無線帯域を割り当てる。
あるいは、他の通信装置と無線通信が可能な通信装置において、前記他の通信装置から、撮像画像に係る情報を第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信手段と、前記情報に基づいて、前記撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成手段と、前記CG画像を前記第1の無線帯域を用いた無線通信によって前記他の無線通信装置に送信する送信手段と、前記第1の無線帯域に割り当てる無線帯域幅を決定する決定手段と、を有し、前記決定手段は、前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域幅が所定の閾値を超える場合は、該第1の無線帯域に対して第1の無線帯域幅を割り当て、前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域幅が前記所定の閾値以下である場合は、該第1の無線帯域に対して前記第1の無線帯域幅より狭い第2の無線帯域幅を割り当てる。
本発明によれば、無線帯域を公平かつ効率的に利用可能とする技術を提供することができる。
第1実施形態に係るMRシステムの構成図である。 第1実施形態におけるHMDの動作を説明する図である。 第1実施形態におけるPCの動作を説明する図である。 HMD装着者の視野範囲、撮像画像、MR画像を例示的に示す図である。 無線帯域を例示的に示す図である。 第2実施形態に係るMRシステムの構成図である。 第2実施形態におけるHMDの動作を説明する図である。 第2実施形態におけるPCの動作を説明する図である。 無線帯域を例示的に示す図である。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る通信システムの第1実施形態として、HMDとPCを含むMRシステムを例に挙げて以下に説明する。
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係るMRシステムの構成図である。MRシステムは利用者の頭部に装着する、撮像機能付表示装置であるHMD100と、画像処理装置であるPC110で構成する。
HMD100とPC110間の通信はHMD100の無線I/F部109、PC110の無線I/F部122による無線通信を介して接続される。通信方式として例えば無線LAN規格である802.11acや802.11adなどの任意の無線方式が用いられるが、その他の通信方式が用いられても構わない。
まず、HMD100の構成について説明する。HMD100は、撮像部101、画像情報生成部102、メモリー103、画像情報取得部104、表示部105を含んでいる。更に、要求信号生成部106、割当信号解析部107、端末情報生成部108、無線I/F部109を含んでいる。
撮像部101は、HMD装着者の左右の視線と略一致する周辺環境をステレオ撮像する機能部である。撮像部101は、撮像画像および当該撮像画像の撮像時刻を示すフレーム番号を取得する。撮像部101は、ステレオ画像を生成するための右目用、左目用の2つの撮像素子と光学系、および、画像処理を行うためのDSPなどによる信号処理回路から構成される。
画像情報生成部102は、HMD100の位置姿勢をPC110が検出できる情報を生成する。例えば、画像情報生成部102は、非圧縮の撮像画像、圧縮された撮像画像、撮像画像における特徴点に関する情報を選択的に生成する。特徴点は、HMD装着者の位置姿勢を求めることが可能な指標であればよく、例えばそれぞれが異なる色を有する円形状のマーカーによって構成してもよい。また、それぞれが異なる特徴量を有する座標で、ある程度の面積を有する四角形領域によって形成されるような四角形指標を用いることも可能である。
特徴点検出技術としては、たとえば公知の特徴点検出技術であるFAST(Features from Accelerated Segment Test)が挙げられ、FASTを用いることで特徴点の座標および特徴量の算出が可能となる。また、マーカーを使用せずに特徴点検出を行う自然特徴点検出技術では、特徴量の閾値を変更することで、検出する特徴点の数を任意に設定することができる。そのため検出した特徴点の中から、無線帯域の逼迫状況や使用状況に応じて例えばコントラスト比などのパラメータに基づいて無線送信を行う特徴点を選択することも可能である。
メモリー103は、撮像部101が取得したステレオ撮像画像を、撮像画像時刻を示すフレーム番号とともに保持する。
画像情報取得部104は、無線I/F部109が受信した、PC110が生成したMR画像情報を取得する。詳細は後述するが、MR画像情報は非圧縮MR画像または圧縮MR画像であるため、後段の表示部105が表示できるデータ形式にして、表示部105に出力する。
なお、MR画像が無線I/F部109において所定の時間までに受信されない場合には、メモリー103から出力された撮像画像をそのまま表示部105に出力する。なお、圧縮方式としては、例えば、フレーム毎に非可逆圧縮を行うJPEG(JOINT Photographic Experts Group)方式やGIF(Graphics Interchange Format)方式が用いられる。また、フレーム間の圧縮を併せて行うH.264方式なども用いられる。
表示部105は、画像情報取得部104が出力したMRステレオ画像を左右の目それぞれに対応したディスプレイに表示する。表示デバイスは小型の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどが使用される。
要求信号生成部106は、PC110に無線MRシステム構築を要求する信号を生成する。要求信号は自身のMACアドレス等のID情報を含み、要求信号の送信はPC110により通知されるタイミングで実行される。
要求信号の送信は、HMD100が、無線LANで標準的に利用されるCSMA/CAプロトコルに則り、使用可能と判断した無線帯域を使用してPC110に対して行う。つまり、HMD100が3つの無線帯域が使用可能であると判断した場合には、HMD100がPC110に対して少なくとも3回、要求信号を無線帯域を変えて送信することになる。PC110は、HMD100が無線帯域を変えて送信することを想定し、それぞれの無線帯域で一定時間、受信状態を保つように動作する。それぞれの無線帯域の受信品質を算出し、撮像画像伝送およびMR画像伝送の実行に使用可能な無線帯域であるかを判定する。
要求信号は、例えば無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、無線パケットのヘッダ部のリサーブビットを使用する方法でも、RTS信号でもよい。つまり、受信するPC110が、HMD100が使用可能と判断した無線帯域を特定できればよい。
割当信号解析部107は、PC110が生成した割当信号を解析し、無線MRシステムに必要な撮像画像伝送用およびMR画像伝送用にそれぞれどの帯域が割り当てられているかを取得する。
どの帯域が割り当てられたかを通知する方法は、例えば無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、無線パケットのヘッダ部のリサーブビットを使用する方法でもよい。また、RTS信号に対する応答としてのCTS信号を利用する方法でもよい。つまり、受信するHMD100が、PC110が使用可能と判断した無線帯域を特定できればよい。
また、HMD100の状況に応じて、割当信号に指定されている無線帯域の削減要求または拡張要求を拒絶することもできる。これにより、HMDのユーザー毎に遅延時間に対する要求や、電源残量値に対する要求を設定することができる。そのため、より自由度の高い無線MRシステムを構築することができる。
端末情報生成部108は、HMD100自身に関する端末情報を生成する機能部である。端末情報生成部108は、例えば、撮像部101が撮像処理を行った時刻から、同一フレームのMR画像を受信した時刻までを「システム遅延時間」として取得する。さらに、HMD100を駆動する電源の「電源残量値情報」を取得する。そして、それぞれを端末情報として無線I/F部109に出力する。
無線I/F部109は、無線通信帯域を使用してPC110との無線通信を行う。無線I/F部109は、画像情報信号・端末情報信号・要求信号にCRC(Cyclic Redundancy Check)などのエラー検出符号を付加した無線パケットをPC110に無線送信する。また、PC110が送信する、画像情報信号・割当信号を受信し、CRCなどのエラー検出符号を除去したデータ信号をHMD100内の各機能部に出力する。
次に、PC110の構成について説明する。PC110は、画像情報取得部111、位置姿勢取得部112、CG_DB部113、CG描画部114、画像情報生成部115を含んでいる。更に、要求信号解析部116、端末情報取得部117、使用状況取得部118、割当部119、割当信号生成部120、変更指示部121、無線I/F部122を含んでいる。
画像情報取得部111は、HMD100が生成した画像情報を取得する。画像情報が非圧縮撮像画像の場合はそのまま位置姿勢取得部112に出力する。画像情報が圧縮撮像画像の場合は伸長処理を行った後、位置姿勢取得部112に出力する。画像情報が特徴点だった場合にはそのまま位置姿勢取得部112に出力する。
位置姿勢取得部112では、HMDの位置姿勢検出処理を行う。画像情報取得部111から取得した情報が撮像画像であれば特徴点検出を行い、得られた特徴点に基づいてHMDの位置姿勢特定を行う。位置姿勢特定は、特徴点の移動をフレームにまたがって追跡することで実現でき、装着者の位置・姿勢の変化が算出され、現在のHMD装着者の位置姿勢が算出できる。
CG_DB部113は、仮想物体の形状・質感・色・大きさ・座標に関する情報を保持する。CG描画部114は、CG_DB部113が保存する仮想物体を、位置姿勢取得部112が取得したHMD装着者の位置姿勢情報に基づき、HMD装着者が観察した場合のCG画像を描画するCG画像生成のための機能部である。そして、対応する撮像画像に対する重畳表示に利用可能なMR画像を生成し、画像情報生成部115に送信する。
画像情報生成部115は、CG描画部114が生成したMR画像を非圧縮MR画像、または圧縮MR画像に変換した後、無線I/F部122に出力する。
要求信号解析部116は、HMD100が生成した要求信号を解析し、要求信号に基づき、HMD100が使用可能と判断した無線帯域に関する情報を取得する。
端末情報取得部117は、HMD100が生成した端末情報を取得する。また、無線MRシステムに存在する他のHMDの端末情報も同様に取得する。端末情報の取得は、例えば、無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、無線パケットのヘッダ部のリザーブビットを使用する方法でもよい。また、PC間が有線LANで接続している場合であれば、有線LANを介して通知する方法でもよい。
使用状況取得部118は、他のHMDおよびPCが使用している無線帯域の情報を取得する。また、現在他のHMDおよびPCが使用している無線帯域の情報に加え、要求信号解析部116が取得した要求信号も含めて無線帯域の使用状況として取得する。無線帯域の使用状況は、キャリアセンスにより取得する方法でも、他のHMDおよびPCとの無線通信・有線通信により取得する方法でもよい。つまり、無線MRシステムに参加しているHMDおよびPCが撮像画像伝送およびMR画像伝送に用いている無線帯域が特定できればよい。また、無線局間の距離が離れていれば、無線局間での電波干渉の割合は減少するので、無線帯域の使用状況を判定するのに無線局の位置を考慮に加えることができる。
ところで、無線MRシステムに参加しているPCは、HMDの位置姿勢情報を、MR画像の描画のために保持している。そのため、位置姿勢情報に基づき、HMD同士が一定の距離に離れていれば、同一の無線帯域を使用しても影響が無いと判定し、距離が近づけば同一の無線帯域では干渉が生じると判定して、無線帯域の使用状況を決定してもよい。特にミリ波無線通信で指向性アンテナを用いる場合、指向性アンテナにより電波放射領域が限定されるのに加え、自由空間での減衰が大きい。そのため、例えば数10メートル離れていれば影響を与えないと決定してもよい。
割当部119は、無線帯域の使用状況・端末情報・変更指示信号に基づき、撮像画像伝送用およびMR画像伝送用に使用する無線帯域を決定する。詳細については後述する。
割当信号生成部120は、割当部119が決定した撮像画像伝送用およびMR画像伝送用に使用する無線帯域をHMD100に通知する信号を生成する。どの帯域が割り当てられたかを通知する方法は、例えば無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、無線パケットのヘッダ部のリサーブビットを使用する方法でもよい。つまり、受信するHMD100が、PC110が割り当てた無線帯域を特定できればよい。
変更指示部121は、無線MRシステムに存在する他のPCからの変更指示信号を解析する。変更指示部121は、HMDから無線MRシステム構築要求があり、割り当てる無線帯域が存在しない場合、認識している全HMDの端末情報を比較する。そして、変更指示部121は、最も余裕のあるHMDまたはHMDが接続しているPCに対して、変更指示信号を通知することで割当無線帯域の削減を要求する。
ここで述べる「余裕のあるHMD」とは、例えば、システム遅延時間が短いHMDや、電源残量値が多いHMDを指す。変更指示信号は、無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、無線パケットのヘッダ部のリサーブビットを使用する方法でもよい。また、PC間が有線LANで接続されている場合であれば、有線LANを介して通知する方法でもよい。
また、PCもしくはHMDが一定時間使用されていない無線帯域を検出した場合も同様に、PCもしくはHMDは全HMDの端末情報を比較してもよい。そして、最も余裕の無いHMDまたはHMDが接続しているPCに対して、変更指示信号を通知することで、割当無線帯域を増やすように指示する。
尚、図1に示す各機能部は、ハードウェア又はソフトウェアとして装置に実装される。機能部がソフトウェアとして実装される場合には、これらの機能を実行するためのプログラムが、HMD100又はPC110が備える記憶部(ROM,RAM等のメモリ)に記憶されることになる。そして、HMD100又はPC110が備えるCPUが、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、これらの機能部が提供する機能が実現されることになる。
<システムの動作>
図2は、第1実施形態におけるHMD100の動作を説明する図である。また、図3は、第1実施形態におけるPC110の動作を説明する図である。なお、以下の処理は、例えば、ユーザにより開始指示を受け付けることにより開始される。
ステップS201およびS301では、HMD100とPC110が無線リンクの確立を行う。S201およびS301の段階では、撮像画像情報およびMR画像情報を双方向に通信できる回線速度である必要はなく、制御信号などの低レート信号が伝送できる無線リンクであればよい。
ステップS202では、無線I/F部109は、キャリアセンスを行い、一定時間使用されておらずPC110とのデータ通信に使用可能な無線周波数帯域の判定を行う。同様に、ステップS302では、無線I/F部122は、キャリアセンスを行い、一定時間使用されておらずHMD100とのデータ通信に使用可能な無線周波数帯域の判定を行う。
ステップS203では、要求信号生成部106は、S202で取得した使用可能と判定した無線周波数帯域の情報をPC110に通知する。すなわち、実施の撮像画像情報の送信に先立って、無線周波数帯域の情報を通知する。例えば、PC110への通知は、使用可能と判定した無線周波数帯域でのRTS信号で行う。もしくは、S201で確立した無線リンクを用いて、無線パケットのペイロード部またはリサーブビットを用いて行う。ステップS204では、無線I/F部109は、S203で生成した要求信号をPC110に送信する。
ステップS303では、端末情報取得部117は、他のHMDの端末情報を取得する。これは後述のステップで、割当無線帯域が存在しない状態で割当無線帯域を減じるHMDを選択するために端末情報を取得する。同様に、使用されていない無線帯域が存在する状態で割当無線帯域を増やすHMDを選択するためにもこの端末情報は使用される。他のHMDの端末情報はPCとの間の無線通信または有線通信で取得する。
ステップS304では、PC110は、HMD100と既に無線MRシステムを構築しているかを判定する。構築していない場合はS305に進み、HMD100からの無線MRシステム構築を要求する要求信号がHMD100により送信されるのを待つ。既に無線MRシステムを構築している場合には、S307に進む。
ステップS305では、無線I/F部122は、HMD100から要求信号を受信したかを判定し、受信した場合にはS306に進み、一定時間受信しなかった場合にはS302に戻る。ステップS306では、要求信号解析部116は、HMD100がキャリアセンスした結果、使用可能と判定した無線帯域の情報を取得する。
ステップS307では、変更指示部121は、他のPCからの変更指示信号が存在するか否かを判定する。変更指示信号は、新たにHMD100に割り当てる無線帯域が存在しない場合で、端末情報の比較結果に基づき他のPCから指示されるものである。具体的には、PC110が既に無線MRシステムを構築しているHMD100の無線帯域割当を減じる必要がある場合に他のPCから指示される。あるいは、変更指示信号は、一定時間使用されていない無線帯域があり、端末情報の比較結果に基づき他のPCから指示されるものである。具体的には、PC110が既に無線MRシステムを構築しているHMD100の無線帯域割当を増やすことが可能である場合に他のPCから指示される。変更指示信号がある場合にはS308に進み、変更指示信号が無い場合にはS316に進む。
ステップS308では、変更指示部121は、変更指示信号の解析を行い、使用可能な無線帯域の割当数を取得する。
ステップS309では、割当部119は、HMD100が撮像画像伝送に使用可能な帯域と、PC110がMR画像伝送に使用可能な帯域が、それぞれ取得できるかを判定し、無線帯域の割当数を決定する。HMD100が新規に無線MRシステムを構築する場合、PC110とHMD100がキャリアセンスして双方が使用可能である帯域が複数存在する場合(2つ以上の場合)は、S310に進み、割当無線帯域数を”2”とする。すなわち、撮像画像情報の送信及びMR画像の送信それぞれに対して個別の無線帯域を割り当てる。PC110とHMD100がキャリアセンスして双方が使用可能な無線帯域が1つしかない場合、S311に進み、割当無線帯域数を”1”とする。すなわち、撮像画像情報の送信及びMR画像の送信に対して無線帯域を1つ割り当てる。PC110とHMD100がキャリアセンスして双方が使用可能である帯域が存在しない場合、S312に進む。
なお、HMD100が既に無線MRシステムを構築している場合には、S308で取得した変更指示信号の割当無線帯域数を上限として、双方使用可能な帯域が存在するかを決定する。例えば、変更指示信号で割当られた無線帯域数が1つだった場合において、PC110とHMD100との双方がキャリアセンスした結果使用可能な無線帯域が2つ以上あったとしても、割当無線帯域数は”1”となる。
ステップS312では、変更指示部121は、他のHMDの端末情報を比較し、最も余裕のあるHMDまたは当該HMDが接続しているPCに対して、無線帯域割当数の削減を指示する。そして、空いた無線帯域をHMD100に割り当てるため、S311に進み、割当無線帯域数を”1”にする。
ステップS313では、割当信号生成部120は、S310またはS311で設定した割当無線帯域数・無線帯域番号を含めた割当信号を生成する。
図5は、無線帯域を例示的に示す図である。ここでは、各無線帯域に対して無線帯域番号を示す図である。無線帯域にはそれぞれチャネル番号が付されている。例えば、チャネル番号をPC110がHMD100に通知することで、HMD100は使用可能な無線帯域を特定することが可能となる。
なお、図5においては、同一の帯域幅である9つの無線帯域の例を示しているが、同一の帯域幅である必要はない。また、無線帯域は複数個あればよく、9個より少なくてもよいし多くてもよい。
ステップS205では、無線I/F部109は、PC110が送信した割当信号を受信し、S206に進む。割当信号が受信できなかった場合には、S202に戻り、再度要求信号を生成する。
ステップS206では、割当信号解析部107は、HMD撮像画像伝送およびMR画像伝送に用いる無線帯域を決定する。
ステップS207では、撮像部101は、周辺の撮像を行い撮像画像を取得する。さらに、HMD100は、撮像画像時刻を示すフレーム番号とともに、撮像画像をメモリー103に保存する。
ステップS208では、割当信号解析部107は、S206で取得した割当無線帯域情報における割当無線帯域数を取得する。割当無線帯域数が”2”である場合は、撮像画像伝送およびMR画像伝送にそれぞれ別の無線帯域が割り当てられているため、低遅延でユーザーの没入感を損ねることのない無線MRシステムを提供することができる。一方、割当無線帯域数が”1”の場合は、撮像画像伝送およびMR画像伝送に同一の無線帯域が割り当てられていることになる。割当無線帯域数が”2”の場合はS211に進み、割当無線帯域数が”1”の場合はS209に進む。
ステップS209では、割当信号解析部107は、データ量削減指示情報を取得する。データ量削減指示情報の詳細についてはS316〜S325において後述する。
無線MRシステムは双方向画像伝送システムであるが、必ずしも撮像画像のデータ量とMR画像のデータ量とが同一のデータ量になるわけではない。図4を参照して、撮像画像データ量とMR画像データ量について説明する。
図4は、HMD装着者の視野範囲状態、撮像画像、MR画像を例示的に示す図である。図4における視野範囲状態4011〜4014はHMD装着者・視野範囲・仮想物体の位置関係を例示的に示す図である。
視野範囲状態4011(状態1)は、視野範囲内の比較的遠い位置に仮想物体が存在する状態を示す。視野範囲状態4012(状態2)は、視野範囲内の比較的近い位置に仮想物体の中心および仮想物体が存在する状態を示す。視野範囲状態4013(状態3)は、視野範囲内の比較的近い位置に仮想物体が存在するが、中心は視野範囲外に存在する状態を示す。視野範囲状態4014(状態4)は、HMD装着者の視野外に仮想物体が存在する状態を示す。
視野範囲状態4011〜4014において、HMD装着者400、403、406、409は各状態におけるHMD装着者を示す。マーカー401、404、407、410は各状態におけるマーカーを示す。視野範囲402、405、408、411は各状態における視野範囲を示す。
撮像画像4021〜4024は、各状態において、HMD装着者が観察している画像を示す。MR画像4031〜4034は、各状態において、描画されるMR画像を示す。
撮像画像4021〜4024において、マーカー412,413は装着者が観察するマーカーを示す。MR画像4031〜4034において、CG画像414、415、416は装着者が観察するCG画像を示す。
なお、ここで、「CG画像」とは、重畳表示されることになるオブジェクト画像を意味する。一方、「MR画像」とは、重畳表示の対象となる撮像画像と同一の解像度で生成された画像を意味する。MR画像4031〜4033のようにCG画像を含む場合もあるが、MR画像4034のようにCG画像を含まない場合もある。
状態1、状態2、状態3、状態4において、HMD装着者の視野範囲におけるMR画像の大きさが異なるため、MR画像のデータ量も異なる。しかしながら、撮像画像のデータ量は、撮像画像の画素数・色階調度・フレームレートが決まればほぼ一意に決定できる。そのため、無線MRシステムは、撮像画像のデータ量が固定値でMR画像のデータ量が大きく変動するシステムであるといえる。
前述したようにS209では、割当信号解析部107は、データ量削減指示情報を取得して、データ量削減指示があった場合には、S210に進み、データ量削減指示が無い場合にはS211に進む。
ステップS210では、画像情報生成部102は、データ量削減指示に基づき、撮像画像のデータ量削減を行う。撮像画像のデータ量を削減する方法としては、撮像画像を圧縮処理して画像情報を圧縮撮像画像とする方法と、撮像画像から特徴点情報を検出して画像情報を特徴点情報とする方法の主に2つがある。特徴点情報は特徴点の座標、特徴量により構成され、データ量は、「特徴点の座標情報および特徴量を表すのに必要なデータ量」×「特徴点の個数」になる。
特徴点の座標情報は撮像画像の画素位置を表現できるビット数であればよく、特徴量は例えばFASTであれば、定義された最大の輝度差を分解能で表現できるビット数であればよい。ゆえに一般に、画像情報のデータ量としては
非圧縮撮像画像 > 圧縮撮像画像 > 特徴点情報
であるが、処理負荷は
特徴点情報 > 圧縮撮像画像 > 非圧縮撮像画像
である。そこで、HMD100の端末情報に基づいて適切な撮像画像情報のデータ形式をPC110が指定するとよい。
ステップS211では、無線I/F部109は、S210で生成した画像情報および端末情報を含む無線パケットを生成し、PC110に送信する。
ステップS314では、無線I/F部122は、S211でHMD100が送信した無線パケットを受信する。そして、端末情報取得部117が受信パケット内の端末情報を他のPCに通知する。
ステップS315では、CG描画部114は、HMD100の位置姿勢で仮想物体を観察した場合のCG画像を描画しMR画像を生成する。また、生成したMR画像のデータ量の算出を行う。具体的には、画像情報取得部111が取得したHMD100からの受信パケットにおける撮像画像情報に基づき、特徴点情報を取得する。そして、位置姿勢取得部112は、特徴点情報に基づき、HMD100の位置姿勢を算出し、CG描画部114は、MR画像を生成する。
ステップS316では、画像情報生成部115は、割当無線帯域が1つであり、かつ、MR画像のデータ量が閾値を超えて大きい場合にはS317に進む。閾値より小さい場合にはS319に進む。
ステップS317では、画像情報生成部115は、S315で生成したMR画像のデータ量の削減を行う。すなわち、無線割当帯域が1つであり、かつ、MR画像のデータ量が閾値を超えて大きい場合、1つの無線帯域で非圧縮撮像画像および非圧縮MR画像による双方向通信を一定の時間の範囲内で実行するのは困難であるからである。
なお、無線MRシステムは双方向通信システムであるため、PC110からHMD100へのMR画像のデータ量のみを削減するのはシステムの構成上効果的な方法ではない。そのため、撮像画像のデータ量も同時に削減するのが好ましい。
また、更に、S317では、端末情報取得部117は、HMD100のシステム遅延時間および電源残量値に基づき、撮像画像のデータ量の削減する。削減方法として、撮像画像圧縮処理による削減、または撮像画像から特徴点検出までをHMD100側で実行するかを指定する。指定方法は、後述のS319で無線I/F部122が送信するMR画像情報を含む無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、ヘッダ部のリザーブビットを使用する方法でもよい。
ステップS318では、画像情報生成部115は、MR画像のデータ量の削減を行う。データ量の削減方法は、圧縮・解像度の削減・フレームレートの削減などが用いられる。
ステップS319では、無線I/F部122は、S317で生成したMR画像情報、および、もしあれば、撮像画像情報量の削減指示信号を含んだ無線パケットを生成する。また、MR画像情報には、MR画像情報を生成する基になった撮像画像のフレーム番号も含める。
ステップS320では、使用状況取得部118は、キャリアセンスを行い、一定時間使用されていない無線帯域が存在するかを検出する。すなわち追加で使用可能な無線帯域が存在するか否かを確認する。一定時間使用されていない無線帯域が存在した場合には、無線MRシステムにおいて現在最も余裕が少ないHMDに無線帯域を割り当てる必要があるため、S321に進む。一定時間使用されていない無線帯域が存在しない場合には、S325に進む。
ステップS321では、端末情報取得部117は、全HMDの端末情報を比較し、最も余裕が少ないHMDを特定する。そして、ステップS322では、端末情報取得部117は、特定されたHMDは、HMD100であるか他のHMDであるかを判定する。HMD100であれば、後述のS325でHMDにMR画像情報を含むパケットを送信するタイミングで、新たに無線帯域が割り当てられることを通知するため、S323に進む。他のHMDであれば、そのHMDと無線MRシステムを構築しているPCに通知する必要があるため、S324に進む。
ステップS323では、無線I/F部122は、HMD100に対して新たに無線帯域が割り当てられることを通知するため、変更指示信号を含む無線パケットを生成する。一方、ステップS324では、変更指示部121は、S321で決定したHMDと無線MRシステムを構築しているPCに対して、新たに無線帯域が割り当てられることを通知する。
ステップS325では、無線I/F部122は、S319で生成したMR画像情報を含む無線パケットをHMD100に送信する。もしあれば、S323で生成した変更指示信号を併せてHMD100に送信する。
ステップS212では、無線I/F部109は、PC110が送信した無線パケットを受信し、受信パケット内のMR画像情報を画像情報取得部104に出力する。さらに、MR画像情報に存在するフレーム番号に基づき、撮像画像を行ったフレーム番号の時刻と、無線パケットを受信した時刻の差をシステム遅延時間として端末情報生成部108に出力する。他にも、無線パケット内にPCが生成した撮像画像情報量削減指示信号および変更指示信号があれば、それぞれ画像情報生成部102および割当信号解析部107に出力する。
ステップS213では、割当信号解析部107は、S212で受信した無線パケット内に変更指示信号が存在するかを判定し、存在すればS214に進み、存在しなければS215に進む。
ステップS214では、割当信号解析部107は、S212で受信した変更指示信号に基づき、撮像画像伝送帯域およびMR画像伝送帯域として用いる無線帯域を更新する。
前述の通り、変更指示信号は、割り当てる無線帯域が存在しない場合に”割当無線帯域を減じる指示”か、一定時間使用されない無線帯域を検出した場合に”割当無線帯域を増やす指示”のいずれかを指示する信号である。
割当無線帯域指示情報は、新しい撮像画像伝送用無線帯域、新しいMR画像伝送用無線帯域、および無線帯域の切替タイミングを含んでいる。変更指示信号があった場合には、無線I/F部109が、使用する無線帯域を切り替える。
ステップS215では、画像情報取得部104は、受信した無線パケット内に存在するMR画像情報を取得し、表示部105に出力する。MR画像情報が圧縮MR画像情報であれば、伸長処理を行い、表示部105が表示できるデータ形式で出力する。また、所定の時間までMR画像が受信されない場合には、メモリー103が保存する撮像画像を表示部105に出力し、表示部105がディスプレイにMR画像または撮像画像を表示する。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、適応的に撮像画像伝送用帯域およびMR画像伝送用帯域を決定する。具体的には、通常時には、撮像画像伝送帯域およびMR画像伝送帯域で異なる帯域を割り当てる。一方、無線帯域逼迫時には、同一の無線帯域を割り当てる。また、無線帯域の使用状況および遅延時間情報や電源残量値などの無線MRシステム状況に応じて、帯域割当を適応的に変更する。
この構成により、参加するユーザーが経験することになるシステム遅延時間を一定の範囲以内に収めつつ、無線MRシステム内のユーザー数をより多くすることが可能となる。すなわち、無線帯域を公平かつ効率的に利用可能とすることが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、無線帯域逼迫時において割当無線帯域の周波数帯域幅を適応的に減じる構成について説明する。
<前提技術>
まず、無線LAN規格であるIEEE802.11nやIEEE802.11ac、IEEE802.11adで規格化されているRD(Reverse Direction)プロトコルについて説明する。RDプロトコルは、送信局と受信局の間での双方向伝送の高効率化を実現するプロトコルである。
RDプロトコルは、CSMA/CAに基づき送信局が送信期間を獲得し、獲得した送信期間の一部を受信局がACK伝送およびデータ伝送を実行する送信期間として、送信局が受信局に譲渡することを規定している。
RDプロトコルを用いない場合で二つの無線局が双方向通信を行うには、まず無線局AがRTS(Request to Send)信号を送信し、宛先局である無線局BがRTS信号を受信する。そして、無線局BがCTS(Clear to Send)信号を送信し、無線局AがCTS信号を受信することで無線局Aが送信期間を獲得する。同様に無線局Bが送信期間を獲得するには、上述の手順における無線局Aの動作を実行する必要があり、双方向通信を実行するにはRTS信号とCTS信号が最低でも2回ずつ送信されることになる。
RDプロトコルを用いる場合、一方の無線局AがRTS信号を送信し、宛先局である他方の無線局BがRTS信号を受信する。そして、無線局BがCTS信号を送信し、無線局AがCTS信号を受信することで無線局Aが送信期間を獲得する。送信期間を獲得した無線局Aは無線局Bに、RDG(Reverse Direction Grant)を含んだデータを送信する。一方、RDGを受信した無線局Bは、無線局AがRTS/CTSで獲得した送信期間の一部が譲渡されたことを認識し、無線局Aに対してACKとともにデータを送信する。
RDプロトコルを用いることで、無線局Bが送信期間を獲得するためのRTS信号/CTS信号の送信が不要になる。そのため、ネットワークのオーバーヘッド低減が可能になる。また、RTS/CTS信号の送信回数を減少により、ネットワークにおけるパケット衝突が生じる可能性を減少させることができる。
<システム構成>
図6は、第2実施形態に係るMRシステム構成図である。HMD600は、撮像部601、画像情報生成部602、メモリー603、画像情報取得部604、表示部605を含んでいる。更に、要求信号生成部606、割当信号解析部607、端末情報生成部608、譲渡信号生成部609、無線I/F部610を含んでいる。
すなわち、第1実施形態のHMD100に対して、HMD600は、HMD600が獲得した無線帯域の一部を譲渡する譲渡信号を生成する譲渡信号生成部609を更に含んでいる。
また、PC620は、画像情報取得部621、位置姿勢取得部622、CG_DB部623、CG描画部624、画像情報生成部625を含んでいる。更に、要求信号解析部626、端末情報取得部627、使用状況取得部628、割当部629、割当信号生成部630、変更指示部631、譲渡信号解析部632、無線I/F部633を含んでいる。
すなわち、第1実施形態のPC110に対して、PC620は、HMD600が送信した譲渡信号を解析する譲渡信号解析部632を更に含んでいる。
<システムの動作>
図7は、第2実施形態におけるHMD600の動作を説明する図である。また、図8は、第2実施形態におけるPC620の動作を説明する図である。なお、以下の処理は、例えば、ユーザにより開始指示を受け付けることにより開始される。
ステップS701およびS801では、HMD600とPC620が無線リンクの確立を行う。
図9は、無線帯域を例示的に示す図である。具体的には、無線MRシステムで用いられる周波数バンドプランを示す。ここでは、3種類の帯域幅があることを想定する。無線帯域901は、もっとも狭帯域である狭帯域周波数幅を示している。無線帯域902は、狭帯域周波数幅を2つチャネルボンディングした中帯域周波数幅を示している。無線帯域903は、中帯域周波数幅を2つチャネルボンディングした広帯域周波数幅を示している。S701およびS801の段階では、狭帯域周波数幅での無線リンクが確立できていればよい。
ステップS702では、無線I/F部610は、キャリアセンスを行い、一定期間使用されておらずPC620とのデータ通信に使用可能な無線周波数帯域の判定を行う。ここでは、狭帯域周波数幅の無線帯域901の特定を行うものとする。同様に、ステップS802では、無線I/F部633は、キャリアセンスを行い、一定期間使用されていない狭帯域周波数幅の無線帯域901の特定を行う。
ステップS703では、要求信号生成部606は、S702で取得した使用可能と推定される狭帯域周波数幅の無線帯域901を用いて、周波数を変えたRTS信号を要求信号を、それぞれ生成する。ステップS704では、無線I/F部610は、S703で生成したRTS信号をPC620に送信する。
ステップS803では、端末情報取得部627は、他のHMDの端末情報を取得する。
ステップS804では、PC620は、HMD600と既に無線MRシステムを構築しているかを判定する。構築していない場合はS805に進み、HMDからのMRシステム構築を要求する要求信号がHMDにより送信されるのを待つ。既に無線MRシステムを構築している場合には、S807に進む。
ステップS805では、無線I/F部633は、HMDから要求信号を受信したかを判定し、受信した場合にはS806に進み、一定時間受信しなかった場合にはS802に戻る。
ステップS806では、要求信号解析部626は、HMD600が送信した要求信号としてのRTS信号を受信し、受信品質を取得する。受信品質を判定した結果、画像伝送が可能な品質であれば、RTS信号への応答としてのCTS信号を生成する。
ステップS807では、変更指示部631は、他のPCからの変更指示信号を取得する。変更指示信号がある場合にはS808に進み、変更指示信号が無い場合にはS816に進む。
ステップS808では、変更指示部631は、変更指示信号の解析を行い、使用可能な無線帯域の周波数帯域幅を取得する。
ステップS809では、割当部629は、使用可能な周波数帯域幅を決定する。HMD600が新規に無線MRシステムを構築する場合であれば、PC620とHMD600がキャリアセンスして双方が使用可能である無線帯域があれば、S810に進む。S810では、使用可能な無線帯域の帯域幅に応じて”広帯域幅”または”中帯域幅”とする。PC620とHMD600がキャリアセンスして双方が使用可能な無線帯域の周波数幅が狭帯域周波数幅しかない場合、S811に進み、”狭帯域幅”とする。更に、双方が使用可能な無線帯域が存在しない場合、S812に進む。
なお、HMD600が既に無線MRシステムを構築している場合には、S808で取得した変更指示信号の割当無線帯域幅を上限として、双方使用可能な帯域幅を決定する。
ステップS812では、変更指示部631は、他のHMDの端末情報を比較し、最も余裕のあるHMDまたはHMDが接続しているPCに対して割当無線帯域幅の削減を指示する。そして、空いた無線帯域をHMD600に割り当てるため、S811に進み、割当無線帯域幅を”狭帯域幅”とする。
ステップS813では、割当信号生成部630は、S810またはS811で設定した割当無線帯域幅に基づいて、S806で生成したCTS信号のうちHMD600に送信するCTS信号を決定する。
ステップS705では、無線I/F部610は、PC620が送信した割当信号を受信し、S706に進む。連続したCTS信号が受信できなかった場合には、S702に戻り、再度RTS信号を生成する。ステップS706では、割当信号解析部607は、画像伝送に使用する無線帯域を決定する。
ステップS707では、撮像部601は、周辺の撮像を行い、撮像画像を取得する。さらに、HMD600は、撮像画像時刻を示すフレーム番号とともに、撮像画像をメモリー603に保存する。
ステップS708では、割当信号解析部607は、S706で取得した割当無線帯域情報における割当無線帯域幅が所定の閾値以下であるか否かを判定する。割当無線帯域幅が閾値を超える場合はS711に進み、割当無線帯域幅が閾値以下の場合はS709に進む。
ステップS709では、割当信号解析部607は、後述のS715で取得したデータ量削減指示情報を取得する。データ量削減指示があった場合には、S710に進み、データ量削減指示が無い場合にはS711に進む。ステップS710では、画像情報生成部602は、データ量削減指示に基づき、撮像画像のデータ量削減を行う。
ステップS711では、無線I/F部610は、S706で割り当てられた無線周波数帯域を使用して、RTS信号をPC620に送信する。
ステップS814では、無線I/F部633は、RTS信号を受信すると、S813で決定したCTS信号を送信する。CTS信号の送信は、チャネルボンディングした無線帯域で双方向通信を行うため、連続した無線帯域のCTS信号を送信する。例えば、割り当てられた無線帯域が、中帯域周波数幅であれば2つの連続したCTS信号を送信する。一方、割り当てられた無線帯域が、広帯域周波数幅であれば4つの連続したCTS信号を送信する。これにより、HMD600およびPC620で画像伝送に使用する周波数帯域を確定する。
ステップS712では、無線I/F部610は、S710で生成した画像情報および端末情報を含む無線パケットを生成し、さらに、譲渡信号生成部609は、譲渡信号を加えて、PC620に送信する。譲渡信号の付与は、例えば無線パケットのペイロードデータ部を使用する方法でも、無線パケットのヘッダ部のリサーブビットを使用する方法でもよい。他にもRDGを含めたPPDU(PLCP Protocol Data Unit)により通知される方法でもよい。つまり、CSMA/CAに基づきHMD600が送信局として有している送信期間を、PC620が送信局として使用することをHMD600とPC620が互いに認識できる方法であれば、これら方式に限定されない。
ステップS815では、無線I/F部633は、S711でHMD600が送信した無線パケットを受信し、譲渡信号解析部632は、無線パケット内の譲渡信号を解析する。そして、端末情報取得部627は、受信パケット内の端末情報を他PCに通知する。
ステップS816では、画像情報取得部621は、HMD600からの受信パケットにおける撮像画像情報に基づき、特徴点情報を取得する。取得した特徴点情報に基づき、位置姿勢取得部622は、HMD600の位置姿勢を算出する。その後、CG描画部624は、HMD600の位置姿勢で仮想物体を観察した場合のCG画像を描画しMR画像を生成する。また、生成したMR画像のデータ量算出を行う。
ステップS817では、CG描画部624は、割当無線帯域幅が狭帯域幅であり、かつ、MR画像のデータ量が所定の閾値を超えて大きい場合にはS817に進む。一方、閾値より小さい場合にはS819に進む。
ステップS818では、画像情報生成部625は、MR画像のデータ量の削減を指示するための削減指示信号の生成を行う。そして、ステップS819では、画像情報生成部625は、MR画像のデータ量の削減を行う。画像データの削減方法は、圧縮・解像度の削減・フレームレートの削減などが用いられる。
ステップS820では、無線I/F部633は、S816で生成したMR画像情報、および、もしあれば、撮像画像情報量削減指示信号を含んだ無線パケットを生成する。また、MR画像情報には、MR画像情報を生成する基になった撮像画像のフレーム番号も含める。
ステップS821では、使用状況取得部628は、キャリアセンスを行い、一定時間使用されていない無線帯域が存在するかを検出する。一定時間使用されていない無線帯域が存在した場合には、S822に進む。一定時間使用されていない無線帯域が存在しない場合には、S826に進む。
ステップS822では、端末情報取得部627は、全HMDの端末情報を比較し、最も余裕が少ないHMDを特定する。そして、ステップS823では、端末情報取得部627は、特定されたHMDは、HMD600であるか他のHMDであるかを判定する。HMD600であれば、S824に進む。他のHMDであれば、そのHMDと無線MRシステムを構築しているPCに通知する必要があるため、S825に進む。
ステップS824では、無線I/F部633は、HMD600に対して新たに無線帯域が割り当てられることを通知するため、変更指示信号を含む無線パケットを生成する。一方、ステップS825では、変更指示部631は、S821で決定したHMDと無線MRシステムを構築しているPCに対して、新たに無線帯域が割り当てられることを通知する。
ステップS826では、無線I/F部633は、S819で生成したMR画像情報を含む無線パケットと、もしあれば、S823で生成した変更指示信号を含む無線パケットをHMD600に送信する。
ステップS713では、無線I/F部610は、PC620が送信した無線パケットを受信し、受信パケット内のMR画像情報を画像情報取得部604に出力する。さらに、MR画像情報に存在するフレーム番号に基づき、撮像画像を行ったフレーム番号の時刻と、無線パケットを受信した時刻の差をシステム遅延時間として端末情報生成部608に出力する。他にも、無線パケット内にPCが生成した撮像画像情報量削減指示信号および変更指示信号があれば、それぞれ画像情報生成部602および割当信号解析部607に出力する。
ステップS714では、割当信号解析部607は、S713で受信した無線パケット内に変更指示信号が存在するかを判定し、存在すればS715に進み、存在しなければS716に進む。
ステップS715では、無線I/F部610は、S714で受信した変更指示信号に基づき、撮像画像伝送帯域およびMR画像伝送帯域として用いる無線帯域を更新する。
ステップS716では、画像情報取得部604は、受信した無線パケット内に存在するMR画像情報を取得し、表示部605に出力する。MR画像情報が圧縮MR画像情報であれば、伸長処理を行い、表示部605が表示できるデータ形式で出力する。また、所定の時間までMR画像が受信されない場合には、メモリー603が保存する撮像画像を表示部605に出力し、表示部605がディスプレイにMR画像または撮像画像を表示する。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、割当無線帯域の周波数帯域幅を適応的に更新する。また、当該構成には、双方向無線通信システムを構築するためのRDプロトコルを適用できる。この構成により、第1実施形態の構成よりさらにシステム遅延時間を低減することが可能となり、ユーザーの没入感を損ねることのない無線MRシステムを提供することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 HMD; 101 撮像部; 102 画像情報生成部; 103 メモリー; 104 画像情報取得部; 105 表示部; 106 要求信号生成部; 107 割当信号解析部; 108 端末情報生成部; 109 無線I/F部; 110 PC; 111 画像情報取得部; 112 位置姿勢取得部; 113 CG_DB部; 114 CG描画部; 115 画像情報生成部; 116 要求信号解析部; 117 端末情報取得部; 118 使用状況取得部; 119 割当部; 120 割当信号生成部; 121 変更指示部; 122 無線I/F部

Claims (14)

  1. 他の通信装置と無線通信が可能な通信装置であって、
    前記他の通信装置から、撮像画像に係る情報を第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信手段と、
    前記情報に基づいて、前記撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成手段と、
    前記CG画像を第2の無線帯域を用いた無線通信によって前記他の通信装置に送信する送信手段と、
    前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域のそれぞれに対して割り当てる無線帯域を決定する決定手段と、
    を有し、
    前記決定手段は、
    前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が複数存在する場合は、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域のそれぞれに対して個別の無線帯域を割り当て、
    前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が複数存在せずに1つ存在する場合は、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域に対して該1つの無線帯域を割り当てる
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記他の通信装置は、前記撮像画像に係る情報の送信に先立って、前記第1の無線帯域として使用可能な無線帯域に関する第1の情報を前記通信装置に無線通信によって送信するよう構成されており、
    前記通信装置は、前記送信手段による前記CG画像の送信に先立って、前記第2の無線帯域として使用可能な無線帯域に関する第2の情報を取得するよう構成されており、
    前記決定手段は、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域がいくつ存在するかを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記決定手段は、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が存在しない場合は、無線帯域を使用している他装置に対して、使用する無線帯域を変更するよう指示し、該指示の後に使用可能となった1以上の無線帯域を前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して割り当てる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記CG画像のデータ量を削減する削減手段を更に有し、
    前記削減手段は、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して前記決定手段が前記1つの無線帯域を割り当てており、かつ、前記CG画像のデータ量が所定の閾値より大きい場合に、前記CG画像のデータ量を削減する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記決定手段による無線帯域の割り当てを更新する更新手段を更に有し、
    前記更新手段は、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して前記決定手段が前記1つの無線帯域を割り当てており、かつ、前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して追加で使用可能な無線帯域が存在する場合に、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域に対する無線帯域の割り当てを更新するよう前記決定手段に指示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 他の通信装置と無線通信が可能な通信装置であって、
    前記他の通信装置から、撮像画像に係る情報を第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信手段と、
    前記情報に基づいて、前記撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成手段と、
    前記CG画像を前記第1の無線帯域を用いた無線通信によって前記他の無線通信装置に送信する送信手段と、
    前記第1の無線帯域に割り当てる無線帯域幅を決定する決定手段と、
    を有し、
    前記決定手段は、
    前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域幅が所定の閾値を超える場合は、該第1の無線帯域に対して第1の無線帯域幅を割り当て、
    前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域幅が前記所定の閾値以下である場合は、該第1の無線帯域に対して前記第1の無線帯域幅より狭い第2の無線帯域幅を割り当てる
    ことを特徴とする通信装置。
  7. 前記他の通信装置は、前記撮像画像に係る情報の送信に先立って、前記第1の無線帯域として使用可能な無線帯域に関する第1の情報を前記通信装置に無線通信によって送信するよう構成されており、
    前記送信手段は、前記CG画像の送信に先立って、前記第1の無線帯域として使用可能な無線帯域に関する第2の情報を取得し、
    前記決定手段は、前記第1の情報と前記第2の情報とに基づいて、前記第1の無線帯域として使用可能な無線帯域幅を判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記決定手段は、前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が存在しない場合は、無線帯域を使用している他装置に対して、使用する無線帯域を変更するよう指示し、該指示の後に使用可能となった無線帯域幅を含む無線帯域を前記第1の無線帯域に対して割り当てる
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の通信装置。
  9. 前記CG画像のデータ量を削減する削減手段を更に有し、
    前記削減手段は、前記第1の無線帯域に対して前記決定手段が前記第2の無線帯域幅を割り当てており、かつ、前記CG画像のデータ量が所定の閾値より大きい場合に、前記CG画像のデータ量を削減する
    ことを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の通信装置。
  10. 前記決定手段による無線帯域幅の割り当てを更新する更新手段を更に有し、
    前記更新手段は、前記第1の無線帯域に対して前記決定手段が前記第2の無線帯域幅を割り当てており、かつ、前記第1の無線帯域に対して追加で使用可能な無線帯域が存在する場合に、該第1の無線帯域に対する無線帯域幅の割り当てを更新するよう前記決定手段に指示する
    ことを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  11. 前記撮像画像に係る情報は、非圧縮の撮像画像、圧縮された撮像画像、撮像画像における特徴点に関する情報の少なくとも何れかを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の通信装置。
  12. 他の通信装置と無線通信が可能な通信装置の制御方法であって、
    前記他の通信装置による無線送信に用いられる第1の無線帯域及び前記通信装置による無線送信に用いられる第2の無線帯域のそれぞれに対して割り当てる無線帯域を決定する決定工程と、
    前記他の通信装置から、撮像画像に係る情報を前記第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信工程と、
    前記情報に基づいて、前記撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成工程と、
    前記CG画像を前記第2の無線帯域を用いた無線通信によって前記他の通信装置に送信する送信工程と、
    を含み、
    前記決定工程では、
    前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が複数存在する場合は、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域のそれぞれに対して個別の無線帯域を割り当て、
    前記第1の無線帯域及び前記第2の無線帯域に対して使用可能な無線帯域が複数存在せずに1つ存在する場合は、該第1の無線帯域及び該第2の無線帯域に対して該1つの無線帯域を割り当てる
    ことを特徴とする制御方法。
  13. 他の通信装置と無線通信が可能な通信装置の制御方法であって、
    前記他の通信装置による無線送信及び前記通信装置による無線送信に用いられる第1の無線帯域に割り当てる無線帯域幅を決定する決定工程と、
    前記他の通信装置から、撮像画像に係る情報を前記第1の無線帯域を用いた無線通信によって受信する受信工程と、
    前記情報に基づいて、前記撮像画像に重畳表示されるCG画像を生成するCG画像生成工程と、
    前記CG画像を前記第1の無線帯域を用いた無線通信によって前記他の無線通信装置に送信する送信工程と、
    を含み、
    前記決定工程では、
    前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域幅が所定の閾値を超える場合は、該第1の無線帯域に対して第1の無線帯域幅を割り当て、
    前記第1の無線帯域に対して使用可能な無線帯域幅が前記所定の閾値以下である場合は、該第1の無線帯域に対して前記第1の無線帯域幅より狭い第2の無線帯域幅を割り当てる
    ことを特徴とする制御方法。
  14. 請求項1乃至11の何れか1項に記載の通信装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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