JP2017006082A - 農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性板の撓みによる破損を防止できる農作業機を提供する。【解決手段】農作業機11は、走行車に連結する機体12を備える。機体12には、耕耘体および整地体31を設ける。耕耘体の上方部は、弾性変形可能な弾性板41で覆う。機体12には、弾性板41を下方から支持する前後方向長手状の複数の支持部材42を取り付ける。機体12には、弾性板41のうち支持部材42間に位置する部分を下方から支持する複数の追加支持部材43を取り付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、弾性板の撓みによる破損を防止できる農作業機に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された農作業機が知られている。
この従来の農作業機は、例えば図12(a)および(b)に示すように、所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体(図示せず)の上方部を覆う弾性変形可能な弾性板1と、この弾性板1を下方から支持する前後方向長手状の複数の支持部材2とを備えている。
特開2010−284106号公報
しかしながら、上記従来の農作業機では、例えば弾性板1の下面に土が付着した場合に、その付着した土の重さで弾性板1が下方へ撓み、その結果、弾性板1が回転中の耕耘体に接触して破損するおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、弾性板の撓みによる破損を防止できる農作業機を提供することを目的とする。
請求項1記載の農作業機は、走行車に連結される機体と、この機体に回転可能に設けられ、耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、前記耕耘体の上方部を覆う弾性変形可能な弾性板と、前記機体に取り付けられ、前記弾性板を下方から支持する前後方向長手状の複数の支持部材と、前記機体に取り付けられ、前記弾性板のうち前記支持部材間に位置する部分を下方から支持する複数の追加支持部材とを備えるものである。
請求項2記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、弾性板は、左右方向に並ぶ複数の前取付用孔部と、平面視で前記前取付用孔部の後方位置に位置する複数の後取付用孔部と、平面視で前記前取付用孔部間の中間部の後方位置に位置しかつ側面視で前記前取付用孔部および前記後取付用孔部と一致しない位置に位置する複数の中間取付用孔部とを有するものである。
請求項3記載の農作業機は、請求項2記載の農作業機において、前取付用孔部、後取付用孔部および中間取付用孔部は、いずれも長孔状に形成されているものである。
請求項4記載の農作業機は、請求項2または3記載の農作業機において、追加支持部材は、弾性板の中間取付用孔部の周囲部分を下方から支持するものである。
請求項5記載の農作業機は、請求項4記載の農作業機において、追加支持部材は、座金であるものである。
本発明によれば、弾性板の下面に土が付着しても弾性板は撓みにくいため、弾性板の撓みによる破損を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る農作業機の平面図である。 同上農作業機の側面図である。 同上農作業機の部分平面図である。 (a)は弾性板の部分平面図、(b)は弾性板の中間取付用孔部の拡大図である。 (a)は同上農作業機の部分側面図、(b)はA矢視図、(c)は部分断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る農作業機の側面図である。 同上農作業機の部分平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る農作業機の側面図である。 同上農作業機の部分平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る農作業機の側面図である。 同上農作業機の部分平面図である。 (a)は従来の農作業機の部分側面図で、(b)はB矢視図である。
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図5を参照して説明する。
図中の11は農作業機で、この農作業機11は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、そのトラクタの前進走行により圃場を進行方向である前方に移動しながら農作業(耕耘整地作業等)をする牽引式のロータリー作業機である。
農作業機11は、図示しないトラクタの後部の3点リンク部に脱着可能に連結された機体12を備えている。
機体12は、トラクタの3点リンク部に脱着可能に連結された3点連結部13を前側に有している。機体12は、前後方向の入力軸14が前方に向かって突設されたミッションケース15を左右方向中央部に有している。なお、入力軸14は、トラクタのPTO軸にジョイントを介して接続され、トラクタ側からの動力を農作業機11側に入力する。
ミッションケース15の左右の側面部には、左右方向長手状の主フレームであるフレームパイプ16の内端部がそれぞれ取り付けられている。
左側のフレームパイプ16の外端部である左端部にはチェーンケース(耕耘体支持部)17の上部が取り付けられている。右側のフレームパイプ16の外端部である右端部には板状のブラケット(耕耘体支持部)18の上部が取り付けられている。
そして、チェーンケース17の下部およびブラケット18の下部間には、入力軸14側からの動力によって所定の回転方向(例えばダウンカット方向)に回転しながら耕耘作業をする耕耘体(ロータリー)21が架設されている。つまり、機体12には、回転しながら耕耘作業をする耕耘体21が回転可能に設けられている。
耕耘体21は、チェーンケース17およびブラケット18にて回転可能に支持された左右方向の耕耘軸22と、この耕耘軸22に脱着可能に取り付けられた複数の耕耘爪23とを有している。
また、機体12は、左右方向長手状で筒状の前フレーム24と、左右方向長手状で板状の後フレーム25とを有している。前フレーム24は、フレームパイプ16に固着したフレーム取付板26の前部に、前取付板27を介して取り付けられている。後フレーム25は、フレームパイプ16に固着したフレーム取付板26の後部に、後取付板28を介して取り付けられている。
そして、機体12の後フレーム25には、耕耘体21の後方で整地作業をする板状の整地体(均平板)31が蝶番29を介して左右方向の軸30を中心として上下方向に回動可能に設けられている。この整地体31の左右方向両端部には、延長整地体32が折畳み可能に設けられている。
ここで、前フレーム24の複数箇所(例えば5箇所)には、前取付部である前取付ピン36が固設されている。各前取付ピン36には、下方に向かって開口するねじ孔部36aが形成されている。
後フレーム25の後部下面の複数箇所(例えば5箇所)には、後取付部である後取付ピン37が前取付ピン36と前後に対応して位置するように固設されている。各後取付ピン37には、下方に向かって開口するねじ孔部37aが形成されている。
後フレーム25の前部下面の複数箇所(例えば4箇所)には、中間取付部である中間取付ピン38が後取付ピン37とずれて位置するように固設されている。各中間取付ピン38には、下方に向かって開口するねじ孔部38aが形成されている。なお、後取付ピン37および中間取付ピン38は、前後方向に並んでおらず、互いに隣り合う両後取付ピン37間の中央部前方に配設されている。
また、農作業機11は、耕耘体21の上方部を覆う左右方向長手状で板状の弾性変形可能な弾性板(例えばゴム板)41と、機体12に脱着可能に取り付けられ弾性板41を下方から支持する前後方向長手状で板状の複数(例えば5つ)の支持部材(例えばゴム受け板)42と、機体12に脱着可能に取り付けられ弾性板41のうち互いに隣り合う両支持部材42間に位置する部分を下方から局部的に支持する複数(例えば4つ)の追加支持部材43とを備えている。
なお、支持部材42は、弾性板41をその前後方向の略全長にわたって支持するものであるが、追加支持部材43は、弾性板41の前後方向の一部分のみを支持するものである。
弾性板41は、図1および図4等に示されるように、例えば1枚のゴム製の板状部材のみからなり、左右方向に細長く、平面視矩形状をなすものである。
弾性板41の前端部には、互いに間隔(例えば等間隔)をおいて左右方向に並ぶ複数(例えば5つ)の前取付用孔部46が形成されている。また、弾性板41の後端部には、平面視で前取付用孔部46の後方位置にこの前取付用孔部46と前後に対応するように位置し、互いに間隔(例えば等間隔)をおいて左右方向に並ぶ複数(例えば5つ)の後取付用孔部47が形成されている。
さらに、弾性板41の後端部近傍には、平面視で互いに隣り合う両前取付用孔部46間の中間部である中央部の後方位置に位置しかつ側面視で前取付用孔部46および後取付用孔部47と一致しない位置に位置し、互いに間隔(例えば等間隔)をおいて左右方向に並ぶ複数(例えば4つ)の中間取付用孔部48が形成されている。
これら各孔部46,47,48は、いずれも同じ大きさの長孔で、前後方向に細長い長孔状に形成されている。そして、図4(b)に示すように、長孔状の孔部46,47,48には、円筒状の取付ピン36,37,38が遊挿される。
このため、取付ピン36,37,38は、長孔状の孔部46,47,48内において、弾性板41に対して相対的に前後方向および左右方向に移動可能である。つまり、弾性板41は、支持部材42および追加支持部材43上に載置された状態となっており、これら支持部材42および追加支持部材43に対して前後左右にスライド移動可能である。
なお、両部材42,43で支えられた弾性板41は、全体として上方に向かって凸の略湾曲板状となっているが、その一部(例えば弾性板41の後部)は平板状であり、この平板状の部分が撓みやすい部分である。
各支持部材42は、図1および図5等に示されるように、例えば中間の複数箇所で屈曲した1枚の金属製の板状部材のみからなり、前後方向に長手状であるが、その前後方向長さ寸法は、弾性板41の前後方向長さ寸法よりも少し小さい。また、各支持部材42の前後方向両端部には、円形状の取付用孔部51,52が形成されている。
そして、支持部材42の前端部は、取付具であるボルト53によって機体12の前取付ピン36の下面に脱着可能に取り付けられている。つまり、前取付ピン36が弾性板41の前取付用孔部46に遊挿され、この遊挿された前取付ピン36のねじ孔部36aに対して、ボルト53が支持部材42の取付用孔部51を通って螺着されている。
また同様に、支持部材42の後端部は、取付具であるボルト54によって機体12の後取付ピン37の下面に脱着可能に取り付けられている。つまり、後取付ピン37が弾性板41の後取付用孔部47に遊挿され、この遊挿された後取付ピン37のねじ孔部37aに対して、ボルト54が支持部材42の取付用孔部52を通って螺着されている。
こうして、支持部材42は、機体12の前取付ピン36および後取付ピン37に取り付けられており、この取り付けられた支持部材42によって弾性板41の下面が支持されている。
各追加支持部材43は、図1および図5等に示されるように、例えば弾性板41の中間取付用孔部48の周囲部分のみを下方から支持する円形環状で板状の座金50にて構成されている。
すなわち例えば、追加支持部材43は、弾性板41のうち中間取付用孔部48の周囲に位置する部分のみを下方から支持する金属製の座金(小片部材)50である。なお、座金50の外径寸法は、例えば中間取付用孔部48の左右方向長さ寸法(幅寸法)よりも大きいが、中間取付用孔部48の前後方向長さ寸法よりも小さい。なお図示しないが、座金50の外径寸法を中間取付用孔部48の前後方向長さ寸法よりも大きくしてもよい。
そして、追加支持部材(座金50)43は、取付具であるボルト55によって機体12の中間取付ピン38の下面に脱着可能に取り付けられている。つまり、中間取付ピン38が弾性板41の中間取付用孔部48に遊挿され、この遊挿された中間取付ピン38のねじ孔部38aに対して、ボルト55が座金50の内周側を通って螺着されている。
こうして、追加支持部材43は、機体12の中間取付ピン38に取り付けられており、この取り付けられた追加支持部材43によって弾性板41の下面が支持されている。つまり、弾性板41は、互いに形状が異なる支持部材42および追加支持部材43とによって下方から支持されている。
なお、図2に示されるように、機体12の前フレーム24には、耕耘体21の耕耘深さを設定するための左右1対のゲージ輪手段60が設けられている。
次に、上記農作業機11の作用等を説明する。
農作業機11をトラクタの後部に連結してそのトラクタの走行によりを前方に移動させると、耕耘体21が回転しながら耕耘作業をし、その後方で整地体31が整地作業をする。
このとき、耕耘体21の上方部は、弾性板41にて覆われているため、この弾性板41によって耕耘体21からの土が上方へ飛散することが防止される。
また、土が弾性板41の下面に付着しても、弾性板41は、複数の支持部材42と複数の追加支持部材43とにて下方から支持されているため、下方へ撓みにくく、弾性板41が回転中の耕耘爪23に接触して破損することはない。
そして、このような農作業機11によれば、前後方向長手状の複数の支持部材42のみならず、弾性板41のうち左右に互いに隣り合う両支持部材42間に位置する部分を下方から局部的に支持する複数の追加支持部材43である座金50を備えているため、弾性板41の下面に土が付着しても弾性板41は下方へ撓みにくく、弾性板41の撓みによる破損を防止できる。
また、中間取付ピン38を通す中間取付用孔部48が弾性板41の後端部近傍に形成されていることから、作業時において、弾性板41の前端側が大きく振動する一方、弾性板41の後端側が小刻みに小さく振動するため、この振動の差によって土が弾性板41の下面に付着しにくく、弾性板41への土付着を抑制できる。
さらに、前取付用孔部46、後取付用孔部47および中間取付用孔部48がいずれも長孔状に形成されているため、弾性板41は、支持部材42および追加支持部材43に対して長孔分だけ前後左右にスライド移動でき、弾性板41への土付着をさらに抑制できる。
なお、上記第1の実施の形態では、中間取付ピン38が機体12の後フレーム25に固設された構成であるが、この構成には限定されず、例えば以下の第2ないし第4の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
図6および図7には、第2の実施の形態に係る農作業機11が示されている。
この実施形態では、中間取付ピン38は、機体12のフレームパイプ(センターフレーム)16に固設されている。これに対応して、中間取付用孔部48は、弾性板41の前後方向中央部(略中央部を含む)に形成されている。
図8および図9には、第3の実施の形態に係る農作業機11が示されている。
この実施形態では、中間取付ピン38は、機体12のフレーム取付板26に固設されている。
これに対応して、中間取付用孔部48は、弾性板41の前後方向中央部よりも少し後方側に形成されている。
図10および図11には、第4の実施の形態に係る農作業機11が示されている。
この実施形態では、中間取付ピン38は、機体12の前フレーム24に固設されている。これに対応して、中間取付用孔部48は、弾性板41の前端部に形成されている。
また、上記いずれの実施の形態においても、支持部材41や追加支持部材42の数は、複数であれば任意であり、例えば支持部材41を6本以上有する構成や、追加支持部材(座金)42を4個以上有する構成等でもよい。
さらに、各孔部46,47,48は、前後方向長手状の長孔には限定されず、例えば取付ピン36,37,38を嵌挿可能な円形状の孔等でもよい。
また、追加支持部材43は、座金50には限定されず、例えばボルト頭部で弾性板41の中間取付用孔部48の周囲部分を下方から支持する支持用ボルト等でもよい。
なお、本発明のいくつかの実施の形態およびその変形例について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、前記各実施の形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
11 農作業機
12 機体
21 耕耘体
31 整地体
41 弾性板
42 支持部材
43 追加支持部材
46 前取付用孔部
47 後取付用孔部
48 中間取付用孔部
50 座金

Claims (5)

  1. 走行車に連結される機体と、
    この機体に回転可能に設けられ、耕耘作業をする耕耘体と、
    この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、
    前記耕耘体の上方部を覆う弾性変形可能な弾性板と、
    前記機体に取り付けられ、前記弾性板を下方から支持する前後方向長手状の複数の支持部材と、
    前記機体に取り付けられ、前記弾性板のうち前記支持部材間に位置する部分を下方から支持する複数の追加支持部材と
    を備えることを特徴とする農作業機。
  2. 弾性板は、
    左右方向に並ぶ複数の前取付用孔部と、
    平面視で前記前取付用孔部の後方位置に位置する複数の後取付用孔部と、
    平面視で前記前取付用孔部間の中間部の後方位置に位置しかつ側面視で前記前取付用孔部および前記後取付用孔部と一致しない位置に位置する複数の中間取付用孔部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
  3. 前取付用孔部、後取付用孔部および中間取付用孔部は、いずれも長孔状に形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の農作業機。
  4. 追加支持部材は、弾性板の中間取付用孔部の周囲部分を下方から支持する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の農作業機。
  5. 追加支持部材は、座金である
    ことを特徴とする請求項4記載の農作業機。
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