JP2017006238A - 調剤薬局業務処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】調剤時の過誤等を確実に防止可能であり、容易に運用等を行うことのできる調剤薬局業務処理システムを提供する。【解決手段】処方箋8をイメージとして読み取るイメージ読取部2と、このイメージを受信して送信する処理部3と、処理部3から処方箋8のイメージを受信して表示する表示部4と、を有し、表示部4は、複数のディスプレイ装置4a,4bから構成され、このディスプレイ装置4a,4bの各々は、調剤開始情報入力部5と調剤終了情報入力部6とを有し、処理部3は、一のディスプレイ装置4aの調剤開始情報入力部5から一の処方箋8aに対する調剤開始情報が入力された場合には、他のディスプレイ装置4bの調剤開始情報入力部からの一の処方箋8aに対する調剤開始情報の入力を遮断する。【選択図】図1

Description

本発明は、調剤薬局業務処理システムに係り、特に、複数の処方箋のイメージのうち所望のイメージを一のディスプレイ装置で表示させつつ調剤可能であるが、他のディスプレイ装置ではこの所望のイメージに対する調剤を不可能とする調剤薬局業務処理システムに関する。
従来、調剤薬局においては、複数人の薬剤師が、それぞれ1台若しくは複数台のディスプレイ装置上にイメージとして表示された処方箋の記載に従い、調剤を行っていた。しかし、処方箋のイメージはこれを読み取った順に表示されるのみであり、これらのうちいずれが未処理か、調剤中か、あるいは調剤完了か、といった経過情報等をディスプレイ装置上で入力する機能や、入力した経過情報等をリアルタイムでディスプレイ装置に表示する機能を有していなかった。
そのため、複数の薬剤師間で必要な情報を共有することが困難であり、例えば一の薬剤師がすでに調剤を完了した処方箋にしたがい、他の薬剤師が同一の患者に対し二重に調剤してしまうという課題や、特定の処方箋が未処理で放置される事態が発生し処方薬が患者に届くのが遅延するといった課題があった。
そこで、このような課題を解決する目的で、近年、調剤時の過誤等を防止するシステム等が開発されており、それに関して既にいくつかの発明が開示されている。
特許文献1には「処方箋処理システム」という名称で、効率的に処方箋の処理を行う処方箋処理システムに関する発明が開示されている。
以下、特許文献1に開示された発明について説明する。特許文献1に開示された発明は、受け付けた処方箋をイメージとして読取るイメージ読取り部と、このイメージ読取り部により読取られたイメージデータに受付番号とバーコード付与する受付番号等付与部と、受付番号等を付与された受付コード付与処方箋イメージデータを送信する送信部と、この送信部から送信された受付コード付与処方箋イメージデータを受信しこの受付コード付与処方箋イメージを薬袋に印刷出力する調剤部署に置かれた調剤部署端末装置と、からなることを特徴とする。
このような特徴を備えた処方箋処理システムによれば、受け付けた処方箋は受付コード付与処方箋イメージデータとして、直ちに調剤部署端末装置から調剤士が目視できる状態に出力されるので、出力された内容をそのまま調剤士が見て正確な調剤を行なうことができる。
次に、特許文献2には「調剤薬局業務支援システム」という名称で、薬剤師による調剤内容のミス等をチェックできる調剤薬局業務支援システムに関する発明が開示されている。特許文献2に開示された発明は、処方箋画像取得手段と、処方箋画像データからの患者ID認識手段と、各患者別にその患者ID、氏名などを記録するためのデータベースと、各患者ID入力枠を表示し、この入力枠に入力された各患者IDを検索キーとして、該当患者の処方箋データをデータベースに入力するための患者別入力フォーム呼出し手段と、患者ID認識手段が患者IDを認識したとき、患者別入力フォームを検索して呼び出すため患者別入力フォーム呼出し指示手段と、を備えることを特徴とする。
このような特徴を有する調剤薬局業務支援システムにおいては、薬剤師による調剤のためのピッキング内容と処方箋内容との照合及びその照合結果の出力を行うようにしているので、薬剤師による調剤内容のミスやオペレータによる処方箋データの入力のミスを有効にチェックすることができる。
特開2003−76790号公報 特開2005−10904号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明においては、1名の調剤士が1台の調剤部署端末装置に表示された受付コード付与処方箋イメージデータを確認し、その後の薬品の流れを制御可能とするものであって、複数名の調剤士が複数の処方箋を処理する場合については、特に記載がない。したがって、前述したように、複数の調剤士が同時に調剤する場合における、二重調剤等の事態は想定されていない。すなわち、特許文献1に開示された発明は、上記のような事態の防止を解決すべき課題としておらず、そのため二重調剤等の発生を防止することは困難であると考えられる。
次に、特許文献2に開示された発明においては、スキャナからパソコンに送られた処方箋画像が自動的にマルチモニタの一方の画像に表示される。このとき、複数の薬剤師がそれぞれ別の処方箋画像を確認する場合については、特に記載がない。したがって、特許文献1に開示された発明と同様に、二重調剤等の発生を防止することは困難であると考えられるとともに、複数の処方箋を並行して処理できない可能性が高いので、調剤時の業務効率が良好であるとは言えない。
また、薬剤師がICタグリーダーで読み取った薬剤の情報(ピッキングデータ)と、オペレータによって入力された処方箋データ等の照合を行うことで、調剤の過誤の有無のチェックが行われることから、比較的大掛かりなシステムが必要となる。このような大掛かりなシステムを、調剤薬局毎に導入することは、運用や保守管理、コスト面においても容易ではないものと考えられる。小規模な調剤薬局であればなおさらである。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、調剤時の業務効率が良好であって過誤等を確実に防止可能であり、しかも簡易な構成のために容易に運用や保守管理を行うことのできる調剤薬局業務処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、処方箋をイメージとして読み取るイメージ読取部と、処方箋のイメージを受信して送信する処理部と、この処理部から処方箋のイメージを受信して表示する表示部と、を有し、表示部は、複数のディスプレイ装置から構成され、このディスプレイ装置の各々は、調剤開始情報入力部と調剤終了情報入力部とを有し、処理部は、一のディスプレイ装置の調剤開始情報入力部から一の処方箋に対する調剤開始情報が入力された場合には、他のディスプレイ装置に調剤開始情報が入力されたことを表示させつつ、他のディスプレイ装置の調剤開始情報入力部からの一の処方箋に対する調剤開始情報の入力を遮断し、一のディスプレイ装置から一の処方箋に対する調剤終了情報の入力を受けた場合には、複数のディスプレイ装置すべてにおいて調剤が終了したことを表示させることを特徴とする。
なお、第1の発明が記述された本願請求項1においては、「一の前記ディスプレイ装置」と「前記一のディスプレイ装置」、「他の前記ディスプレイ装置」と「前記他のディスプレイ装置」をそれぞれ区別して記載している。前者は、構成要素としての表示部を構成する「複数のディスプレイ装置」に含まれる1つのディスプレイ装置あるいはその以外のディスプレイ装置を選択するために、「一の前記ディスプレイ装置」あるいは「他の前記ディスプレイ装置」としているが、後者は、選択された後の1つのディスプレイ装置あるいはそれ以外のディスプレイ装置を指すために「前記一のディスプレイ装置」あるいは「前記他のディスプレイ装置」としている。
このような構成の第1の発明においては、イメージ読取部によって読み取られた処方箋のイメージは、例えば、リアルタイムに処理部へ送信される。次に、処理部は、これらのイメージを順次表示部に送信し、複数のディスプレイ装置によってそれぞれ視認可能とする。なお、複数のディスプレイ装置は、少なくとも1名の薬剤師によって視認される。
なお、処理部は処方箋のイメージを受信して送信するが、この処方箋のイメージは直接イメージ読取部から受信する場合のみならず、例えばデータベースのような記憶部を備える場合には、その記憶部から受信して送信する場合も含む。
次に、一のディスプレイ装置の調剤開始情報入力部に「一の処方箋」に対する調剤開始情報が入力されると、処理部は、他のディスプレイ装置の調剤開始情報入力部からの一の処方箋に対する調剤開始情報の入力を遮断することから、一の処方箋についてのみ調剤可能となる。なお、一のディスプレイ装置に調剤開始情報が入力されたことは、この一のディスプレイ装置に表示されても、表示されなくても良い。また、いずれのディスプレイ装置からも調剤開始情報が入力されない際に、処理部が処方箋のイメージを表示部に表示し続ける構成の場合には、特定の処方箋が未処理で放置されてしまうことが防止される。
一方で、他のディスプレイ装置の調剤開始情報入力部からの「他の処方箋」に対する調剤開始情報の入力は処理部によって遮断されないため、他のディスプレイ装置の調剤開始情報入力部に他の処方箋に対する調剤開始情報が入力されると、他の処方箋について調剤可能となる。
さらに、一の処方箋のみについて調剤が完了した後に、処理部が一のディスプレイ装置から一の処方箋に対する調剤終了情報の入力を受けた場合には、複数のディスプレイ装置すべてにおいて一の処方箋に対する調剤が終了したことを表示させる。したがって、他の複数の薬剤師によって一の処方箋に基づく処方薬の完成が認識される。
次に、第2の発明は、第1の発明において、処理部は、複数の処方箋のイメージを受信して、表示部に送信し、複数のディスプレイ装置で、複数の処方箋のイメージのうち所望の処方箋のイメージを独立に表示させ、調剤開始情報の入力の処理及び調剤終了情報の処理を所望の処方箋毎に実行することを特徴とする。
なお、第2の発明が記述された本願請求項2においても、「複数の前記処方箋」と「前記複数の処方箋」を区別して記載しており、その考え方は請求項1と同様である。
このような構成の第2の発明においては、第1の発明の作用に加え、複数の処方箋のイメージは、処理部により、例えば、それぞれ読み取り時刻や患者情報と関連付けられた後、表示部に送信される。
次に、処理部により、複数の処方箋のイメージのうち「所望の処方箋のイメージ」、すなわち上記の例では、読み取り時刻が最も早い処方箋のイメージや、特定の患者の処方箋のイメージが、一のディスプレイ装置に選択的に表示される。また、他のディスプレイ装置は、例えば、読み取り時刻が二番目、三番目に早い処方箋のイメージ等をそれぞれディスプレイ装置毎に選択的に表示可能である。
なお、各ディスプレイ装置において、選択された処方箋のイメージのみが表示される場合には、同時期に同一の処方箋のイメージが複数のディスプレイ装置に亘って重複して表示されることが防止される。
もちろん、当初は読み取り時刻が一番目のものを複数のディスプレイ装置のそれぞれに同時に表示させ、一のディスプレイ装置で選択されて調剤開始情報が入力された後に、他のディスプレイ装置では二番目に早い処方箋のイメージを表示させて、さらに、その二番目のものが他のディスプレイ装置の中のいずれかで選択されて調剤開始情報が入力された場合には、さらにその他のディスプレイ装置で三番目に早い処方箋のイメージを表示させるような処理も可能である。しかも、これらの表示処理はいずれかのディスプレイ装置で処方箋のイメージが選択されて調剤開始情報が入力されたことを契機として自動で表示させる処理も可能であるし、調剤開示情報の入力とは別個に処方箋のイメージ表示に関する頁めくりの操作部を薬剤師が触れたり押したりする動作によって表示させる処理がなされるものであってもよい。
また、一のディスプレイ装置と他のディスプレイ装置では、それぞれ調剤開始情報の入力の処理及び調剤終了情報の処理を所望の処方箋毎、すなわち選択された処方箋のイメージ毎に実行することから、例えば、各ディスプレイ装置において、それぞれ選択された処方箋のイメージのみが表示される場合はもちろんのこと、選択された処方箋のイメージと選択されない処方箋のイメージが表示される場合であっても、選択されない処方箋のイメージについて調剤を行うことはできない。したがって、このような場合にも所望の処方箋について、二重に調剤を行うことが防止される。
さらに、第3の発明は、第1又は第2の発明において、表示部は、調剤中情報入力部を有し、処理部は、調剤中情報入力部から一の処方箋に対する調剤中情報が入力された場合には、少なくとも一のディスプレイ装置に調剤中情報を表示させることを特徴とする。
なお、第3の発明が記述された本願請求項3における「前記一のディスプレイ装置」についても考え方は請求項1と同様であり、請求項1中に記載される「前記一のディスプレイ装置」とは同一のものを指している。
このような構成の第3の発明において、調剤中情報とは、例えば処方箋に複数種類の処方薬が記載されている場合に、調剤が完了した処方薬を識別するために、処理部が少なくとも一のディスプレイ装置に表示させる目印等が考えられる。
上記構成の第3の発明においては、第1又は第2の発明の作用に加え、調剤中情報が一のディスプレイ装置のみに表示される場合には、一のディスプレイ装置を視認する薬剤師が一の処方箋に記載されている複数種類の処方薬のうちの一種類について、二重に調剤したり、調剤し忘れることが防止される。さらに、調剤中情報が他のディスプレイ装置にも表示される場合には、他の薬剤師によっても、上記のような調剤ミスが把握される。
第1の発明によれば、処理部により、一の処方箋について、同時期に複数のディスプレイ装置からそれぞれ別々に調剤されることを防止可能である。一方で、他の処方箋については調剤可能であることから、複数のディスプレイ装置を介し複数の処方箋を並行して処理可能である。したがって、調剤時の業務効率が良好であるとともに、一の処方箋について二重に調剤するといった調剤の過誤等を防止することができる。
また、他の複数の薬剤師によって一の処方箋に基づく処方薬の完成が認識されるため、一の処方箋について、再度調剤を開始しようとすることを防ぐことができる。
さらに、第1の発明は、イメージ読取部と、処理部と、表示部と、を有する簡易な構成であることから、容易に運用や保守管理を行うことができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、各ディスプレイ装置において、所望の処方箋のイメージを独立に表示させることができるため、イメージを独立に表示させることができない場合と比較して、各薬剤師がその時点で調剤すべき処方箋を正確に認識することができる。また、複数の処方箋のイメージをそれぞれ別のディスプレイ装置に表示させて処理することが可能であり、さらに、各ディスプレイ装置において、選択されない処方箋について調剤を行うことはできないため、複数のディスプレイ装置により複数の処方箋を並行して処理している場合であっても、調剤の過誤等を確実に防止できる。
第3の発明によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて、薬剤師による所望の調剤中情報が入力、表示可能であるので、調剤途中の気付きをメモ書きしたり、調剤ミスを予防するためのチェックをマークすることが可能であり、一の処方箋に記載された処方薬の調剤ミスがないことを、薬剤師自身が処方薬毎に確認できる。また、他の薬剤師によってもこのような調剤ミスが把握される場合には、一の処方箋に関する調剤を多重にチェックすることとなるので、より精度の高い調剤が可能である。
実施例に係る調剤薬局業務処理システムのシステム構成図である。 実施例に係る調剤薬局業務処理システムの処理工程を示すフローチャートである。 一のディスプレイ装置の調剤開始時の画面である。 一のディスプレイ装置の調剤中の画面である。 (a)及び(b)は、それぞれ他のディスプレイ装置の調剤開始時の画面であって、(a)は一の処方箋のイメージであり、図5(b)は他の処方箋のイメージである。 (a)及び(b)は、それぞれ他のディスプレイ装置の調剤中の画面であって、(a)は一の処方箋のイメージであり、図5(b)は他の処方箋のイメージである。
本発明の実施の形態に係る調剤薬局業務処理システムの実施例について、図1乃至図6を参照しながら説明する。図1は、実施例に係る調剤薬局業務処理システムのシステム構成図である。
図1に示すように、本実施例に係る調剤薬局業務処理システム1は、処方箋8をイメージI(図2参照)として読み取るイメージ読取部2と、処方箋8のイメージIをイメージ読取部2から受信して送信する処理部3と、この処理部3からのイメージIを受信して表示する表示部4と、を有する。
これらのうち、イメージ読取部2としては、例えば、スキャナ装置が使用される。なお、スキャナ装置の台数は、特に限定されない。
表示部4は、複数のディスプレイ装置4a,4bから構成され、このディスプレイ装置4a,4bの各々は、調剤開始情報入力部5と調剤終了情報入力部6とを有する。さらに、表示部4は、一の処方箋8a(図3参照)に対する調剤中情報M(図2参照)が入力される調剤中情報入力部7を有する。なお、処理部3は、例えば、パソコンの中央演算処理部である。
処理部3は、一のディスプレイ装置4a(図3及び図4参照)の調剤開始情報入力部5から一の処方箋8aに対する調剤開始情報S(図2参照)が入力された場合には、他のディスプレイ装置4b(図5及び図6参照)に調剤開始情報Sが入力されたことを表示させつつ、他のディスプレイ装置4bの調剤開始情報入力部5からの一の処方箋8aに対する調剤開始情報Sの入力を遮断し、一のディスプレイ装置4aから一の処方箋8aに対する調剤終了情報E(図2参照)の入力を受けた場合には、他のディスプレイ装置4bすべてにおいて調剤が終了したことを表示させる。なお、表示部4は、例えば、処理部3を構成するパソコンに通信回線を介して接続される複数のモニタである。
より詳細には、処理部3は、複数の処方箋8のイメージI(図2参照)を受信して、表示部4に送信し、複数のディスプレイ装置4a,4bで、複数の処方箋8のイメージIのうち所望の処方箋8のイメージIを独立に表示させ、調剤開始情報S(図2参照)の入力の処理及び調剤終了情報E(図2参照)の処理を所望の処方箋8毎に実行する。
また、処理部3は、調剤開始情報入力部5から一の処方箋8aに対する調剤中情報M(図2参照)が入力された場合には、ディスプレイ装置4a,4bに調剤中情報Mを表示させる。
また、調剤薬局業務処理システム1においては、処理部3により、イメージ読取部2で読み取った処方箋8のイメージIを記録するためのデータベース9を有する。処理部3は、この記録された処方箋8のイメージIをデータベース9から読み出して、表示部4に送信してもよい。さらに、処理部3は、調剤開始情報入力部5から入力された一の処方箋8aに対する調剤開始情報Sと、調剤終了情報入力部6から入力された一の処方箋8aに対する調剤終了情報Eと、調剤中情報入力部7から入力された一の処方箋8aに対する調剤中情報Mと、をデータベース9に対して記録する。もちろん、調剤中情報Mは一の処方箋8aに加えられる情報であるので、処理部3によって一の処方箋8aのイメージIと合成して記録されるようにしてもよい。その際には、調剤中情報Mは担当薬剤師による個人的な付加情報であることから、保存・管理の際には、調剤中情報Mを含まない一の処方箋8aとは別個に合成処方箋を記録するようにすることが望ましい。
次に、本実施例に係る調剤薬局業務処理システムの処理工程について、図2乃至図4を参照しながら説明する。図2は、実施例に係る調剤薬局業務処理システムの処理工程を示すフローチャートである。図3は、一のディスプレイ装置の調剤開始時の画面である。図4は、一のディスプレイ装置の調剤中の画面である。なお、図1で説明した構成要素と同一の構成要素は、図2乃至図4においても同一の符号を付してその説明を省略する。
図2に示すように、処理部3による調剤薬局業務処理システム1の処理工程は、ステップS1のイメージ読み取り工程と、ステップS2のイメージ表示工程と、ステップS3の調剤開始情報入力工程と、ステップS4の調剤中表示工程と、ステップS5の調剤開始情報入力遮断工程と、ステップS6の調剤中情報入力工程と、ステップS7の調剤中情報表示工程と、ステップS8の調剤終了情報入力工程と、ステップS9の調剤終了表示工程と、を有する。なお、処理部3により、データベース9にイメージIを記録する工程と、データベース9からイメージIを読み出す工程と、データベース9に一の処方箋8aに対する調剤開始情報S、調剤終了情報E及び調剤中情報Mを記録する工程は、図示を省略する。
図2に示すように、まず、ステップS1のイメージ読み取り工程では、イメージ読取部2によって複数の処方箋8のイメージIが読み取られる。
次のステップS2のイメージ表示工程では、処理部3が読み取られたイメージIをイメージ読取部2から受信して、あるいはイメージ読取部2が一旦データベース9に記録する場合には、処理部3はデータベース9から読み取られたイメージIを読み出して、例えば読み取り時刻と関連付けた後、表示部4へ送信する。これにより、複数のイメージIは、処理部3によりそれぞれディスプレイ装置4a,4bに表示される。
また、処理部3は、一のディスプレイ装置4aで、複数の処方箋8のイメージIのうち所望の時刻に読み取られた一の処方箋8aのイメージIを独立に表示させる(図3参照)ことも可能である。なお、一の処方箋8aのイメージIを独立に表示させることは、後述する選択情報入力部13(図3参照)から選択情報を入力することによって行われる。
なお、いずれのディスプレイ装置4a,4bからも調剤開始情報Sが入力されない際には、処理部3が処方箋8のイメージIをディスプレイ装置4a,4bにそれぞれ表示し続ける。したがって、複数の処方箋8のうち特定の処方箋8が未処理で放置されてしまうことが防止される。
ここで、図3に示すように、選択情報が入力された後、一のディスプレイ装置4aには、一の処方箋8aのイメージIのみが独立に表示されている。このイメージIには、患者氏名10、3種類の処方薬11a〜11c等が表示されている。なお、処理部3が、一の処方箋8aのイメージIをより拡大して表示させる等、一の処方箋8aのイメージIを特に識別容易に表示可能な場合は、一のディスプレイ装置4aの一つの画面に他の処方箋8b(図5(b)及び図6(b)参照)のイメージIが同時に表示される構成としても良い。
また、一の処方箋8aのイメージIの側方には、調剤開始情報入力部5として調剤作業中を表す「作」の文字5aと、調剤終了情報入力部6として調剤済を表す「済」の文字6aと、が表示されている。
さらに、イメージIを挟んで調剤開始情報入力部5等と反対の側方には、調剤中情報入力部12が表示されている。この調剤中情報入力部12は、一の処方箋8aのイメージIに対し調剤中情報Mを書き込むための色や線の太さがそれぞれ異なるペンツール12a〜12fと、書き込んだ調剤中情報Mを消去するための消しゴムツール12gと、以前の画面(図示せず)に戻るための矢印ツール12hと、からなる。矢印ツール12hによって戻る以前の画面とは、一操作前の画面の意味である。例えば、ペンツール12a〜12fを用いてペン書きをした直後に矢印ツール12hを用いると、ペン書きする前の状態に戻ることを意味している。この矢印ツール12hを用いることでペン書きや消しゴムのミスを帳消しにすることが可能で作業効率を向上させることができる。
なお、調剤開始情報入力部5、調剤終了情報入力部6及び調剤中情報入力部12は、いずれもタッチパネル式であり、操作者(薬剤師)が指や入力用ペンでこれらのアイコンにタッチすることで、それぞれ調剤開始情報S、調剤終了情報E及び調剤中情報Mが、一のディスプレイ装置4aから発信され処理部3によって受信される。
また、調剤中情報入力部12については、操作者が指や入力用ペンでそれぞれのアイコンにタッチすることで、ペンツール12a〜12fや消しゴムツール12gについての選択情報が処理部3に発信され、その後に指や入力用ペンで触れるとその箇所にペン書きやペン書き消去の情報が同様に発信されるものである。
ペンツール12d〜12fは線の太さからマーカーツールとして利用することも可能である。
そして、イメージIの下方には、複数の処方箋8のイメージIのうち一の処方箋8aのイメージIを選択するための選択情報入力部13が表示されている。選択情報入力部13は、一の処方箋8aよりも早く読み取られた処方箋のイメージIを選択するための戻りボタン13aと、一の処方箋8aよりも遅く読み取られた処方箋のイメージIを選択するための送りボタン13bと、からなる。
戻りボタン13a又は送りボタン13bから入力された選択情報が入力されると、入力された選択情報が処理部3に送信されて、処理部3はデータベース9に記録された複数のイメージIから選択情報に従って一のイメージIを選択して読み出し、選択情報表示部14に選択情報を付しながら一のディスプレイ装置4aに表示する。
この選択情報表示部14は、具体的には、イメージ読取部2で読み取った複数の処方箋8のイメージIの積算枚数14aと、選択したイメージIのイメージ読取部2における読み取り順14bと、調剤が未処理の処方箋8の枚数14cと、調剤済の処方箋8の枚数14dと、を表示するものである。なお、選択情報入力部13と選択情報表示部14も、タッチパネル式であり、操作者のタッチにより、それぞれ選択情報が処理部3によって受信され、一のディスプレイ装置4aに一のイメージI及びその選択情報が表示される。
なお、後述する図5及び図6に示すように、一の処方箋8aと他の処方箋8bの記載様式は同一であることが望ましく、他の処方箋8bのイメージI、調剤開始情報入力部5、調剤終了情報入力部6、調剤中情報入力部12、選択情報入力部13及び選択情報表示部14の構成は、一のディスプレイ装置4aのものとそれぞれ同様である。
これは、調剤開始情報入力部5、調剤終了情報入力部6、調剤中情報入力部12、選択情報入力部13及び選択情報表示部14が、予めタッチパネル式のディスプレイ装置4a,4bの画面上に処方箋8a,8bのイメージI,I毎に表示されるように構成されているためであり、これらの調剤開始情報入力部5、調剤終了情報入力部6、調剤中情報入力部12、選択情報入力部13及び選択情報表示部14に関する表示情報は処理部3に格納されて処方箋8a,8bのイメージI,I毎に表示される。
しかしながら、これらの調剤開始情報入力部5、調剤終了情報入力部6、調剤中情報入力部12及び選択情報入力部13は例えばタッチパネル式ではないディスプレイ装置では、ディスプレイ装置の枠体や付属物として設けられたハードウェアである操作部に設けられる場合もある。その場合、1つのディスプレイ装置の画面に1つの処方箋8aのイメージIを表示する際には1通りの入力部でよいが、複数の処方箋8a,8bのイメージI,Iを表示する場合にはそれぞれ対応した入力部を設けることが必要となる。
再び図2に戻ると、ステップS3の調剤開始情報入力工程では、処理部3は、一のディスプレイ装置4aの調剤開始情報入力部5から一の処方箋8aに対する調剤開始情報Sが入力されると、ステップS4の調剤中表示工程において、一のディスプレイ装置4aに調剤開始情報Sが入力されたことを表示させる。これと同時に、他のディスプレイ装置4bに調剤開始情報Sが入力されたことを表示させる。
具体的には、図4に示すように、一のディスプレイ装置4aにおいて、一の処方箋8aに対する調剤開始情報Sが入力されると、処理部3によって「作」の文字5aの色が変化して表示される(図4中破線による斜線部分)ことで、一のディスプレイ装置4aを視認する薬剤師は、一の処方箋8aに対して自分が入力した調剤開始情報Sが受け入れられたことが認識できる。
一方、他のディスプレイ装置4bでは、図5(a)に示されるように、処理部3によって「作」の文字5a上に「バツ印」が上書きされるように表示されるため、他のディスプレイ装置4bを視認する薬剤師は、一の処方箋8aに対しては、他の薬剤師が既に選択を済ませたことが認識できる。
そして、図2に示すように、ステップS3の調剤開始情報入力工程において調剤開始情報Sが入力されたとき、処理部3はステップS5の調剤開始情報入力遮断工程において、他のディスプレイ装置4bの調剤開始情報入力部5からの一の処方箋8aに対する調剤開始情報Sの入力を遮断する。すなわち、たとえ、他のディスプレイ装置4bに一の処方箋8aのイメージIを表示し、このイメージIの調剤開始情報入力部5をタッチした場合であっても、調剤開始情報Sが処理部3によって受信されることはない。したがって、ディスプレイ装置4a,4b中、一のディスプレイ装置4aによって一の処方箋8aについてのみ調剤が可能となる。従って、他のディスプレイ装置4bを視認する薬剤師は一の処方箋8aについて自分が調剤できないことも認識できる。
なお、他のディスプレイ装置4bの調剤開始情報入力部5からの他の処方箋8bに対する調剤開始情報Sの入力は遮断されない(図5(b)参照)ため、他のディスプレイ装置4bの調剤開始情報入力部5に他の処方箋8bに対する調剤開始情報Sが入力されると、他の処方箋8bについて調剤可能となり、図4に示される一のディスプレイ装置4aのように、処理部3によって「作」の文字5aの色が変化して表示される(図6(b)参照)。
続いて、ステップS6の調剤中情報入力工程では、一のディスプレイ装置4aにおいて一の処方箋8aに対する調剤開始情報Sが入力された場合に限り、調剤中情報入力部12から入力された調剤中情報Mが処理部3によって受信される。
具体的には、図4に示すように、一のディスプレイ装置4aにおいて、操作者が調剤中情報入力部12からペンツール12cを選択すると、図4に示されるようにペンツール12cの色が変化する。その状態で、処方薬11a,11b上に「レ点」や処方薬11cに「下線」を書き込んだ場合には、処理部3は、これらの書き込みを調剤中情報Mが入力されたものと認識し、直ちにステップS7の調剤中情報表示工程に進んで一のディスプレイ装置4aに表示させる。また、これらの調剤中情報Mは、処理部3によってデータベース9に送信され読み出し可能に記録される。また、前述のとおり、処理部3によって一の処方箋8aのイメージIと合成して記録されるようにしてもよい。さらに、データベース9に記録された調剤中情報Mあるいは処方箋8aのイメージIと合成されたものは、処理部3によって一のディスプレイ装置4aの他にも他のディスプレイ装置4bから読み出されるようにしてもよい。
なお、調剤中情報入力部12は、一のディスプレイ装置4aにおいて、一の処方箋8aのイメージIの範囲と一致するよう広く設定されているため、処方薬11a〜11cの付近のみならず、患者氏名10の付近にも「レ点」等を書き込むことができる。
これに対し、再び図2に戻ると、一の処方箋8aに対する調剤中情報Mが入力されない場合には、ステップS8の調剤終了情報入力工程に進む。
ステップS8の調剤終了情報入力工程では、処方薬11a〜11cの調剤が完了した場合に、調剤終了情報入力部6における「済」の文字6aを指や入力用ペンでタッチすると、一のディスプレイ装置4aから一の処方箋8aに対する調剤終了情報Eが処理部3によって受信される。
処理部3は、調剤終了情報Eの入力を受けた場合には、ステップS9の調剤終了表示工程で、一のディスプレイ装置4aにおいて一の処方箋8aに対する調剤が終了したことを表示させる。この表示は、例えば図6(a)に示されるように処方箋8aのイメージI上に円形の枠で囲まれた「済」の文字15を表示してもよいし、図4で「作」の文字5aの色を変化させたように「済」の文字6aの色を変化させるようにしてもよい。また、他のディスプレイ装置4bにおいても、一の処方箋8aに対する調剤が終了したことを一のディスプレイ装置4aと同様に表示させる。「済」の文字の場合は「作」の文字の場合とは異なり、既にその処方箋8aに対する薬剤師が特定されており、ディスプレイ装置4a,4b間で調剤終了に対する表示の識別を行う必要がないためである。
なお、調剤終了情報Eの入力を受けた一の処方箋8aについては、処理部3により、他のディスプレイ装置4bのみならず一のディスプレイ装置4aにおいても調剤開始情報Sの入力が遮断される構成である。また、一のディスプレイ装置4aにおいては、選択情報入力部13の送りボタン13bをタッチすることで、処理部3が、処方箋8のイメージIのうち未だ調剤されていない新たな他の処方箋のイメージIを選択して表示するため、この新たな他の処方箋のイメージIについては、ステップS3の調剤開始情報入力工程からの調剤を再開することができる。
次に、他のディスプレイ装置4bの表示について、図5を用いながら、より詳細に説明する。図5(a)及び図5(b)は、それぞれ他のディスプレイ装置の調剤開始時の画面であって、図5(a)は一の処方箋8aのイメージIであり、図5(b)は他の処方箋8bのイメージIである。なお、他のディスプレイ装置の画面は、図5(a)のイメージIと図5(b)のイメージIを同時に一つの画面で表示可能に構成されている。また、図1乃至図4で説明した構成要素と同一の構成要素は、図5においても同一の符号を付してその説明を省略する。
図5(a)に示すように、他のディスプレイ装置4bにおいて、ステップS4の調剤中表示工程で処理部3が一の処方箋8aに対する調剤開始情報S(図2参照)の入力を受けた場合には、一の処方箋8aのイメージIの側方における「作」の文字5aに「バツ印」が重ねて表示される。
また、図5(b)に示すように、他のディスプレイ装置4bの選択情報入力部13から選択情報が入力され、処理部3がこの選択情報を受信した場合には、他のディスプレイ装置4bに他の処方箋8bのイメージIが表示される。この他の処方箋8bのイメージIには、一の処方箋8aとは別の患者氏名10aと処方薬11dが表示されている。ただし、他のディスプレイ装置4bにおける他の処方箋8bに対する調剤開始情報Sは未だ入力されておらず、「作」の文字5aの色は変化していない。
さらに、他のディスプレイ装置4bの表示について、図6を用いながら、より詳細に説明する。図6(a)及び図6(b)は、それぞれ他のディスプレイ装置の調剤中の画面であって、図6(a)は一の処方箋8aのイメージIであり、図6(b)は他の処方箋8bのイメージIである。また、図1乃至図5で説明した構成要素と同一の構成要素は、図6においても同一の符号を付してその説明を省略する。
図6(a)に示すように、他のディスプレイ装置4bにおいて、ステップS8の調剤終了情報入力工程で、処理部3が一の処方箋8aに対する調剤終了情報E(図2参照)の入力を受けた場合には、ステップS5の調剤開始情報入力遮断工程で「作」の文字5aに「バツ印」が重ねて表示されたことに加え、一の処方箋8aのイメージIの右下角部に円形の枠で囲まれた「済」の文字15が表示される。
また、図6(b)に示すように、他のディスプレイ装置4bにおいて、他の処方箋8bに対する調剤開始情報Sが入力されると、処理部3によって図4と同様に「作」の文字5aの色が変化して表示される(図6(b)中破線による斜線部分)ことで、調剤開始情報Sが入力されたことが認識できる。
以上説明したように、本実施例に係る調剤薬局業務処理システム1によれば、処理部3により、一の処方箋8aについて、同時期に複数のディスプレイ装置4a,4bからそれぞれ別々に調剤されることを防止可能である。一方で、他のディスプレイ装置4bにより他の処方箋8bについては調剤可能であることから、ディスプレイ装置4a,4bを介し複数の処方箋8を並行して処理可能である。したがって、調剤時の業務効率が良好であるとともに、一の処方箋8aについて同時に二重に調剤するといった調剤の過誤等を防止することができる。
また、他のディスプレイ装置4bでは、選択されない一の処方箋8aについて調剤を行うことはできないため、ディスプレイ装置4a,4bにより複数の処方箋8を並行して処理している場合であっても、調剤の過誤等を確実に防止できる。
さらに、他の複数の薬剤師によって一の処方箋8aに基づく処方薬の完成が認識されるため、一の処方箋8aについて、再度調剤を開始しようとすることを防ぐことができる。したがって、時間を空けて二重に調剤されることを防止可能である。
加えて、例えば、図4、図5及び図6に示したように、一の処方箋8aに記載された処方薬の調剤ミスがないことを、薬剤師自身と他の薬剤師がそれぞれ一のディスプレイ装置4aと他のディスプレイ装置4bにおいて処方薬毎に確認できるので、より精度の高い調剤が可能である。一の処方箋8aに対して他のディスプレイ装置4bでは入力はできないものの表示は可能であるため、他の薬剤師も他のディスプレイ装置4bを用いて処方薬をチェックすることは可能なのである。
そして、調剤薬局業務処理システム1は、イメージ読取部2と、処理部3と、表示部4と、等からなる簡易な構成である。また、これらは、具体的にはスキャナやパソコンを利用することが可能であって特殊な装置を必要としないため、コストが安価であり、規模の小さい調剤薬局でも容易に導入や運用が可能である。
また、調剤薬局業務処理システム1を稼働させる操作としては、ディスプレイ装置4a,4bにおいて調剤開始情報Sや、調剤中情報M及び調剤終了情報Eを入力するのみで良い。そしてこれらは、それぞれ「作」の文字5aやペンツール12a〜12f等、単純化されたレイアウトの調剤開始情報入力部5や調剤中情報入力部12等から入力することができる。そのため、操作が容易であり、処方薬の調剤を速やかに完了することができる。したがって、処方薬の患者への手渡しや会計等の以降の工程へスムーズに移行することができる。
なお、本発明の調剤薬局業務処理システム1は本実施例に示すものに限定されない。例えば、表示部4は、3台以上のディスプレイ装置が備えられていても良い。また、処理部3によって複数の処方箋8のイメージIは、例えば、患者IDと関連付けられても良い。これにより医薬の処方歴等も検索することが可能となり、同一の患者に対して過度な処方を行ったり、履歴データと比較することでより調剤ミスをなくすことも可能である。さらに、処方箋8の原紙管理のみで十分な場合等には、複数の処方箋8のイメージIと調剤中情報Mは、データベース9に必ずしも記録されなくても良い。そして、調剤開始情報入力部5、調剤終了情報入力部6、調剤中情報入力部12、選択情報入力部13及び選択情報表示部14は、図3乃至図6に開示された以外の構成でも良い。また、選択情報表示部14は省略されても良い。さらに、一のディスプレイ装置4aに調剤開始情報Sが入力されたことは、この一のディスプレイ装置4aに「作」の文字5aとして必ずしも表示されなくても良い。
本発明は、調剤薬局に導入し、容易に運用等を行うことのできる調剤薬局業務処理システムとして利用可能である。
1…調剤薬局業務処理システム 2…イメージ読取部 3…処理部 4…表示部 4a…一のディスプレイ装置 4b…他のディスプレイ装置 5…調剤開始情報入力部 5a…「作」の文字 6…調剤終了情報入力部 6a…「済」の文字 7…調剤中情報入力部 8…処方箋 8a…一の処方箋 8b…他の処方箋 9…データベース 10,10a…患者氏名 11a〜11d…処方薬 12…調剤中情報入力部 12a〜12f…ペンツール 12g…消しゴムツール 12h…矢印ツール 13…選択情報入力部 13a…戻りボタン 13b…送りボタン 14…選択情報表示部 14a…積算枚数 14b…読み取り順 14c…未処理の処方箋の枚数 14d…調剤済の処方箋の枚数 15…「済」の文字 I…イメージ S…調剤開始情報 E…調剤終了情報 M…調剤中情報

Claims (3)

  1. 処方箋をイメージとして読み取るイメージ読取部と、
    前記処方箋のイメージを受信して送信する処理部と、
    この処理部から前記処方箋のイメージを受信して表示する表示部と、を有し、
    前記表示部は、複数のディスプレイ装置から構成され、このディスプレイ装置の各々は、調剤開始情報入力部と調剤終了情報入力部とを有し、
    前記処理部は、一の前記ディスプレイ装置の前記調剤開始情報入力部から一の処方箋に対する調剤開始情報が入力された場合には、他の前記ディスプレイ装置に前記調剤開始情報が入力されたことを表示させつつ、前記他のディスプレイ装置の前記調剤開始情報入力部からの前記一の処方箋に対する調剤開始情報の入力を遮断し、前記一のディスプレイ装置から前記一の処方箋に対する調剤終了情報の入力を受けた場合には、前記複数のディスプレイ装置すべてにおいて調剤が終了したことを表示させることを特徴とする調剤薬局業務処理システム。
  2. 前記処理部は、複数の前記処方箋のイメージを受信して、前記表示部に送信し、前記複数のディスプレイ装置で、前記複数の処方箋のイメージのうち所望の処方箋のイメージを独立に表示させ、前記調剤開始情報の入力の処理及び前記調剤終了情報の処理を前記所望の処方箋毎に実行することを特徴とする請求項1記載の調剤薬局業務処理システム。
  3. 前記表示部は、調剤中情報入力部を有し、
    前記処理部は、前記調剤中情報入力部から前記一の処方箋に対する調剤中情報が入力された場合には、少なくとも前記一のディスプレイ装置に前記調剤中情報を表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の調剤薬局業務処理システム。
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