JP2017006455A - 吸い口部材および流動食供給ボトル - Google Patents

吸い口部材および流動食供給ボトル Download PDF

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Abstract

【課題】近年、介護人の負担軽減と効率化を図るために介護ロボットも開発され目覚ましい発展を遂げている。そのような中においても、被介護者に一口ずつ食事を運んでやる方法が取り続けられており、この分野での改善が望まれている。すなわち、上を向いて寝たまま自分では横を向けないほどの重度認知症の被介護者であっても、上を向いたまま自分でおかゆやあめ玉などを食することができ、しかも事前に用意すれば、多人数の被介護者に対しても同じ時刻に対応することのできる吸い口部材およびこれを用いた流動食供給ボトルが求められていた。
【解決手段】吸い口部材1は、筒両端が開口して形成された筒状本体2と、筒状本体2の先端開口2Aを被って設けられていて流動食Mの固形分が通過可能な貫通孔3Aを有する吸い口部3と、筒状本体2の末端開口2Bの周縁部2Eに設けられていて流動食容器における出し入れ口周縁部の出し入れ側係合部と係脱自在に係合する末端側係合部4と、を備えているものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、幼い子供には安心してあめ玉等を食させることのできる吸い口部材を、寝たきりの老人や病人には、吸い口部材と、寝た状態で流動食を食させることのできる流動食供給ボトルを提供する。すなわち、本発明は、吸い口部材およびこれを用いた流動食供給ボトルに関するものである。
従来、寝たきりの老人、病人、幼い子供に、あめ玉を与えると、喉に詰める恐れがあるので好ましくないとされている。そのために、寝たきりの老人や、病人、幼い子供が、あめ玉を食する機械がなかった。一方で、寝たきりの老人や病人におかゆなどの流動食を与える時は、半身を支えた状態で食べさせるか、それが出来ない時は、スプーン等で一口ずつ与えなければならないので、介護人による介助を必要としていた。
一方で、下記の特許文献1には、容器に詰めた飲料を与える事の出来る吸い口部材が提案されている。この吸い口部材は、ペットボトルの飲み口の雄ネジに螺合する雌ネジが、蓋部の内周面に形成されており、蓋部の先端部に小孔を有する吸い口部が設けられている。
特開2000−344268号公報
従来、寝たきりの老人、病人や、幼い子供は、あめ玉を食したくても与えて貰えず我慢するしかなかった。また、得たきりの老人や病人が、お粥、ポタージュ等の流動性の食品を食する時は、介護人の介助で、半身を起こしてもらうか、それがかなわぬ時は、スプーン等で、一口ずつ口に運んでもらって食していた。このことは、食に要する時間など、被介護者としての遠慮が生じる事は否めなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
本発明に係る吸い口部材は、筒両端が開口して形成された筒状本体と、筒状本体の先端開口を被って設けられているとともに流動食中の柔軟な固形分が通過可能な貫通孔を有する吸い口部と、筒状本体の末端開口の周縁部に設けられているとともに流動食容器の出し入れ口の周縁部に設けられている出し入れ側係合部と係脱自在に係合する末端側係合部と、を備えて成る構成にしてある。
また、前記構成において、吸い口部の筒内、筒状本体の筒内および末端開口が菓子粒を通過可能な大きさに形成されているとともに、更に、筒状本体の末端側係合部と係脱自在に係合する蓋側係合部を有しているとともに末端開口を蓋止する末端開口蓋部材を備えているものである。
そして、前記した各構成において、前記吸い口部の筒内および前記筒状本体の筒内が、複数の菓子粒を収容する大きさに形成されているものである。
更に、本発明に係る流動食供給ボトルは、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の吸い口部材と、出し入れ口を有していて流動食を収容する流動食容器と、を備えて成るものである。
また、前記構成の流動食供給ボトルにおいて、流動食容器の底面が開口して形成され、当該底面開口の周縁部に底面側係合部が設けられ、更に、流動食容器の底面側係合部と係脱自在に係合する底側係合部を有して底面開口を蓋止する底面蓋部材と、流動食容器の出し入れ側係合部と係脱自在に係合して出し入れ口を蓋止する出し入れ口蓋部材と、を備えているものである。
本発明に係る吸い口部材によれば、流動食中の柔軟な固形分が通過可能な貫通孔を有する吸い口部と、末端開口の末端側係合部とを備えているので、末端側係合部を流動食容器の出し入れ口に係合させることにより、流動食容器内の流動食を吸い口部の貫通孔から吸い出して食することができる。
また、吸い口部の筒内、筒状本体の筒内および末端開口が菓子粒を通過可能な大きさに形成されているとともに、蓋側係合部と末端開口蓋部材とを備えているものでは、末端開口から筒状本体の筒内を経て吸い口部の筒内に菓子粒を装入し、末端開口蓋部材で末端開口を蓋止することにより、吸い口部を口に入れて吸い込めば菓子粒が溶け出して食することができる。
そして、前記吸い口部の筒内および前記筒状本体の筒内が、複数の菓子粒を収容する大きさに形成されているものでは、多数の菓子粒を長時間食することができる。
更に、本発明に係る流動食供給ボトルは、吸い口部材と、流動食を収容する流動食容器と、を備えて成るので、流動食を収容した流動食容器の出し入れ口に吸い口部材を装着し、吸い口部材の吸い口部を口に入れて吸い込むことにより、上を向いて寝たまま自分では横を向けないほどの重度認知症の被介護者であっても、上を向いたまま自分で、固形分を含む流動食を貫通孔から取り出して食することができる。
また、前記の流動食供給ボトルにおいて、流動食容器の底面開口の周縁部に底面側係合部が設けられ、底面蓋部材と出し入れ口蓋部材とを備えているものでは、出し入れ口蓋部材で蓋止した流動食容器を天地逆向きに配置し、底面蓋部材を取り外して底面開口を開口させることにより、上向きになっている底面開口から流動食容器内に流動食を容易に収容することができる。アイスキャンディーなども同様に収容して食用に供することができる。
本発明の一実施形態に係る吸い口部材を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。 前記吸い口部材を示す図であって、(a)は吸い口部および筒状本体の一部分を平たく展開した状態を示す展開図、(b)は図1(a)におけるA−A線矢視断面図、(c)は前記吸い口部材に末端開口蓋部材を装着して使用する態様を示す側断面図である。 前記吸い口部材を流動食容器に装着した状態の流動食供給ボトルを示す正面図である。 前記流動食供給ボトル内に流動食を詰めた状態を示す側断面図である。 前記流動食供給ボトルの流動食容器に流動食を詰めている態様を示す側断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。図1は本発明の一実施形態に係る吸い口部材を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、図2は前記吸い口部材を示す図であって、(a)は吸い口部および筒状本体の一部分を平たく展開した状態を示す展開図、(b)は図1(a)におけるA−A線矢視断面図、(c)は前記吸い口部材に末端開口蓋部材を装着して使用する態様を示す側断面図である。
各図において、この実施形態に係る吸い口部材1は、先端開口2Aと末端開口2Bが開口して形成された円筒状の筒状本体2と、筒状本体2の先端開口2Aを被って設けられた吸い口部3と、筒状本体2の末端開口2Bの周縁部2Eに設けられた例えば雄ネジ部から成る末端側係合部4と、末端側係合部4に隣接した筒状本体2の外周面に全周にわたり外向きに突出して形成された周鍔部5と、から一体的に構成されている。
前記の吸い口部材1は、筒心方向の全長が例えば50mm程度であり、筒状本体2の外径が例えば20mm程度に設定されている。これらの寸法はあくまでも例示である。この吸い口部材1の材質は特に限定されないが、例えば弾性を有するシリコーンゴムやウレタンゴムなどで全体を構成することが、経口用途における触感の良さや衛生面から好ましい。但し、末端側係合部4と一体の筒状本体2と、吸い口部3と、周鍔部5とをいずれも別部品で構成し、それぞれの端部を連結して、吸い口部材1全体を構成することも可能である。そのような構成の場合でも、少なくとも吸い口部3は、弾性を有するシリコーンゴムやウレタンゴムで構成することが望ましい。
前記の吸い口部3は、先端が半円ドーム筒状に形成されていて、筒内3Bと外部とを連通する貫通孔3A,3A,3A,・・・が多数形成されている。これらの貫通孔3A,3A,3A,・・・は、いずれも、指で潰せるほどに柔軟な固形分Kと液状分Lとから成る流動食M中の固形分Kが通過可能な大きさの開き目に形成されている。各貫通孔3Aの開き目は、形状が例えば正六角形であり対角寸法が例えば5mm程度に設定されている。各貫通孔3Aの形状および対角寸法の数値はあくまでも例示であり、本発明を限定するものでない。各貫通孔3Aの開き目形状を、例えば三角形、四角形、五角形、円形、楕円形、長円形、或いはその他で固形分Kが通過しやすい形状に形成しても構わない。そして、吸い口部3の筒内3B、筒状本体2の筒胴部2Dの筒内2C、および末端開口2Bは、いずれも菓子粒Fを通過可能な口径dに形成されている。すなわち、吸い口部3の筒内3Bおよび筒状本体2の筒内2Cは、少なくとも2つの菓子粒F,Fを収容できる大きさに形成されている(図2(c)参照)。
そうして、本実施形態に係る流動食供給ボトル20は、図3および図4に示すように、既述した吸い口部材1と、流動食Mを収容する流動食容器10と、底面蓋部材13と、から主として構成され、更には吸い口部材1用の末端開口蓋部材6(図2(c)参照)と、流動食Mの充填に使用されるジョウゴ8(図5参照)と、出し入れ口蓋部材9(図5参照)と、支え用容器14(図5参照)と、を含んで構成されている。
前記の流動食容器10は、底部開口10Eを有する竪型円筒状の胴部10Aの上部に出し入れ口10Cが形成され、出し入れ口10Cの周縁部10Dの内周面に例えば雌ネジ部から成る出し入れ側係合部11が形成されている。この出し入れ側係合部11は、吸い口部材1の末端側係合部4と係脱自在に係合して出し入れ口10Cが蓋止されるようになっている。そして、流動食容器10は、その底面開口10Eの周縁部10Fの外周面に、例えば雄ネジ部から成る底面側係合部15が形成されている。前記の底面蓋部材13は、流動食容器10の底面側係合部15と係脱自在に係合する例えば雌ネジ部から成る蓋側係合部16を有している。これら蓋側係合部16と底面側係合部15との係合により、底面蓋部材13が流動食容器10の底面開口10Eを開閉可能に蓋止するようになっている。上記した流動食容器10は手の力で簡単に変形するような軟質素材、例えば低密度ポリエチレンなどで構成されている。流動食容器10の内容量は、例えば略一人前分のおかゆを収容できる量に設定されている。
前記の出し入れ口蓋部材9は、図5に示すように、流動食容器10を使用しないとき或いは容器使用前の出し入れ口10Cを蓋止するために用いられ、流動食容器10の出し入れ側係合部11と係合する例えば雄ネジ部から成る蓋側係合部12を有している。前記の末端開口蓋部材6は、吸い口部材1の末端側係合部4(雄ネジ部)と係脱自在に係合する蓋側係合部7(雌ネジ部)を有していて、吸い口部材1の筒状本体2の末端開口2Bを着脱可能に蓋止するようになっている。前記のジョウゴ8は上向きに拡開して形成されており、その下部に大口の挿入口8Fを有している。この挿入口8Fは、流動食容器10の底面開口10Eに挿通可能な大きさに形成されている。
上記のように構成された吸い口部材1を有する流動食供給ボトル20の作用を、次に説明する。
図5に示すように、利用者は、先ず流動食容器10の出し入れ口10Cを出し入れ口蓋部材9で蓋止したのち、流動食容器10を天地反転させて支え用容器14内に格納する。そして、おかゆなどの流動食Mを充填するときは、ジョウゴ8の挿入口8Fを流動食容器10の底面開口10Eに差し込んで使用される。すなわち、図5に示した形態において、利用者は、例えば一人前用の流動食Mが封入されているパウチ袋Gの一部分を開封し、パウチ袋Gの開封口から流動食Mを大口のジョウゴ8内に流下させて流動食容器10内に詰めていくのである。
このように、流動食容器10は、底面蓋部材13を外されて開口した広い底面開口10Eを有しているので、ジョウゴ8を併用することにより、簡単、迅速かつ洩れなく確実に、全量の流動食Mを流動食容器10内に充填することができる。
前記のように流動食Mの充填が終わると、利用者はジョウゴ8を流動食容器10の底面開口10Eから取り外し、更に底面開口10Eを底面蓋部材13で蓋止する。その状態で、流動食容器10を天地反転させ、出し入れ口蓋部材9を出し入れ口10Cから取り外す。そうして、吸い口部材1の末端側係合部4を流動食容器10の出し入れ側係合部11に係合させて、出し入れ口10Cを蓋止する。すると、図4に示した状態になる。
以上の手順で用意された流動食供給ボトル20によれば、寝たきりの老人、病人が、おかゆやポタージュなどの流動食Mを食する時に、吸い口部材1の吸い口部3を口に含み、弾性に富む材質の流動食容器10を掴む手の力の強弱の加減で、口内に送り込む流動食の量を加減できるので、介護人の介助を要せず、自分のペースで食することができる。すなわち、上を向いて寝たまま自分では横を向けないほどの重度認知症の被介護者であっても、上を向いたまま自分でおかゆなどを食し得るのである。この場合、流動食M入りの複数の流動食供給ボトル20,20,20,・・・を事前に用意しておけば、多人数の被介護者に対しても同時刻に食事をさせることができる。
また、流動食供給ボトル20において、市販のプリン、玉子豆腐は少し箸でかき混ぜ、甘酒はそのままで、流動食容器10に移し替えて用いることにより、これらの食品を利用者は寝た状態で上を向いて食することができる。従って、寝たままの老人、病人の食生活を豊かにすることができる。
尚、アイスキャンディーを食する場合は、天地逆向きの流動食容器10内に底面開口10Eからアイスキャンディーを収容し、半分位溶けた頃に棒を抜き取り、底面開口10Eを底面蓋部材13で蓋止する。その後、出し入れ口蓋部材9を取り外し、吸い口部材1の末端側係合部4を出し入れ側係合部11に螺合させることにより、食に供することができる。
一方、幼児、まだ言葉にして伝えることができぬ幼い子供は、何かを要求したい時や不満があると、泣くことで訴える。その要求を理解し、答えてやれないと、尚いっそう声を上げて泣き続け、子育てに未熟な母親等を悩ませる。果ては、イライラが募り虐待への一歩にも成りかねない。このとき、あめ玉を与えるにはタブーとされてきた、幼児、幼い子供にも、安心して本実施形態の吸い口部材1および末端開口蓋部材6を使用してあめ玉を与え、少時間でも機嫌がよくなれば、母親としての余裕を取り戻し、虐待になりかねない場面を解消できる一助となる。
例えば、図2(c)に示すように、吸い口部材1の末端開口2Bから吸い口部3の筒内3Bにあめ玉(菓子粒F)を入れたのちに、吸い口部材1の末端側係合部4に末端開口蓋部材6の蓋側係合部7を係合させて末端開口2Bを蓋止する。その後、利用者が吸い口部3を口にくわえてしゃぶると、菓子粒Fから溶け出したあめ成分が貫通孔3A,3A,3A,・・・から出でて口内に広がるのである。
すなわち、この吸い口部材1および末端開口蓋部材6によれば、寝たままの姿勢で上を向いてあめ玉など(菓子粒F)を食しても、喉に詰める恐れが無いので、寝たきりの老人、病人、幼児などであっても、安心して菓子粒Fを食することができる。
そして、この吸い口部材1は、2つ以上の菓子粒F,F(図2(c)中で、1つ目は実線で示し、2つ目は2点鎖線で示してある)を同時に吸い口部3の筒内3B内および筒状本体2の筒内2C内に収容して、長時間味わいながら食させることもできる。また、種類の異なる菓子粒F,Fを混在させることで、異種の味がブレンドされたものを賞味することも可能になる。
既述した流動食供給ボトル20で扱われる食品の種類およびそれらの調理態様などの例を、下記の表1に示す。
Figure 2017006455
前記の表1に示したように、吸い口部材1と共に流動食容器10を使用する流動食Mとしては、例えばおかゆ、アイスキャンデー、プリン、ヨーグルト、甘酒、葛湯、山芋、長いも、スムージー、ポタージュなどが挙げられる。
一方、流動食容器10を使用せず、吸い口部材1と共に末端開口蓋部材6を使用する菓子粒Fとしては、例えばあめ玉、ドロップス、キャラメル、キャンディー、チョコレートボールなどが挙げられる。
尚、上記では、吸い口部材1の末端側係合部4、出し入れ口蓋部材9の蓋側係合部12、および流動食容器10の底面側係合部15を雄ネジ部で構成し、流動食容器10の出し入れ側係合部11、末端開口蓋部材6の蓋側係合部7、および底面蓋部材13の蓋側係合部16を雌ネジ部で構成したが、本発明はそれらに限定されない。すなわち、前記雄ネジ部の要素を雌ネジ部に取り替えるとともに、これらと係合する前記雌ネジ部の要素を雄ネジ部に取り替えたものも、本発明に含まれる。
1 吸い口部材
2 筒状本体
2A 先端開口
2B 末端開口
2C 筒内
2E 周縁部
3 吸い口部
3A 貫通孔
3B 筒内
4 末端側係合部
6 末端開口蓋部材
7 蓋側係合部
8 挿入口
9 出し入れ口蓋部材
10 流動食容器
10C 出し入れ口
10D 周縁部
10E 底面開口
10F 周縁部
11 出し入れ側係合部
12 蓋側係合部
13 底面蓋部材
15 底面側係合部
16 蓋側係合部
20 流動食供給ボトル
d 口径
F 菓子粒
K 固形分
M 流動食
従来、寝たきりの老人、病人、幼い子供に、あめ玉を与えると、喉に詰める恐れがあるので好ましくないとされている。そのために、寝たきりの老人や、病人、幼い子供が、あめ玉を食する機がなかった。一方で、寝たきりの老人や病人におかゆなどの流動食を与える時は、半身を支えた状態で食べさせるか、それが出来ない時は、スプーン等で一口ずつ与えなければならないので、介護人による介助を必要としていた。
方で、下記の特許文献1には、容器に詰めた飲料を与える事の出来る吸い口部材が提案されている。この吸い口部材は、ペットボトルの飲み口の雄ネジに螺合する雌ネジが、蓋部の内周面に形成されており、蓋部の先端部に小孔を有する吸い口部が設けられている。
従来、寝たきりの老人、病人や、幼い子供は、あめ玉を食したくても与えて貰えず我慢するしかなかった。また、たきりの老人や病人が、お粥、ポタージュ等の流動性の食品を食する時は、介護人の介助で、半身を起こしてもらうか、それがかなわぬ時は、スプーン等で、一口ずつ口に運んでもらって食していた。このことは、食に要する時間など、被介護者としての遠慮が生じる事は否めなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

Claims (5)

  1. 筒両端が開口して形成された筒状本体と、
    前記筒状本体の先端開口を被って設けられているとともに流動食中の柔軟な固形分が通過可能な貫通孔を有する吸い口部と、
    前記筒状本体の末端開口の周縁部に設けられているとともに流動食容器の出し入れ口の周縁部に設けられている出し入れ側係合部と係脱自在に係合する末端側係合部と、
    を備えて成ることを特徴とする吸い口部材。
  2. 前記吸い口部の筒内、前記筒状本体の筒内および末端開口が菓子粒を通過可能な大きさに形成されているとともに、
    更に、前記筒状本体の末端側係合部と係脱自在に係合する蓋側係合部を有しているとともに前記末端開口を蓋止する末端開口蓋部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の吸い口部材。
  3. 前記吸い口部の筒内および前記筒状本体の筒内が、複数の菓子粒を収容する大きさに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の吸い口部材。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の吸い口部材と、前記出し入れ口を有していて流動食を収容する流動食容器と、を備えて成ることを特徴とする流動食供給ボトル。
  5. 流動食容器の底面が開口して形成され、
    当該底面開口の周縁部に底面側係合部が設けられ、
    更に、前記流動食容器の底面側係合部と係脱自在に係合する底側係合部を有して前記底面開口を蓋止する底面蓋部材と、
    前記流動食容器の出し入れ側係合部と係脱自在に係合して前記出し入れ口を蓋止する出し入れ口蓋部材と、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載の流動食供給ボトル。
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