JP2017007152A - 印刷システム - Google Patents
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Description
しかし、従来のインクジェットプリンタは、本来の印刷のために必要なインクの他に、透明インクが必要になってしまう。
・第2の発明は、第1の発明の印刷システムにおいて、前記印刷部(10)は、複数の吐出部(11K,11C,11Y,11M)を備え、多色印刷可能なものであり、1つの前記加熱部(21)が、前記複数の吐出部に対応して設けられ、前記複数の吐出部から印刷領域へのインクの総吐出量に基づいて、前記加熱部による加熱量を算出する加熱量算出部(26b)を備えること、を特徴とする印刷システムである。
・第3の発明は、第1の発明の印刷システムにおいて、前記印刷部(10)は、複数の吐出部(11K,11C,11Y,11M)を備え、多色印刷可能なものであり、複数の加熱部(221K,221C,221Y,221M)が、各吐出部に対応して設けられ、前記制御部は、各吐出部に対応した前記加熱部を制御すること、を特徴とする印刷システムである。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の印刷システムにおいて、前記加熱部(21,221K,221C,221Y,221M)は、被印刷体(5,6,306)の印刷面とは反対側の面に接触し、印刷領域を加熱すること、を特徴とする印刷システムである。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の印刷システムにおいて、前記加熱部は、被印刷体に接触した状態で印刷領域を加熱し、前記印刷部がインクを吐出後、前記加熱部が加熱するまでの間に、前記印刷部が吐出したインクを非接触で予備乾燥する予備乾燥部とを備えること、を特徴とする印刷システムである。
・第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明の印刷システムにおいて、前記加熱部(21,221K,221C,221Y,221M)の加熱後に、被印刷体(5,6,306)の周囲の雰囲気を加湿し、被印刷体の水分含有量を調整する加湿部(30)を備えること、を特徴とする印刷システムである。
・第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明の印刷システムにおいて、前記制御部は、印刷領域のうち面積当たりのインクの吐出量が判定基準値以上の部分(306K)を、前記加熱部(21)によって加熱すること、を特徴とする印刷システムである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の印刷システム1の構成を示す図である。
図1(A)は、印刷システム1を、上側Z2から見た状態の各装置の配置を説明する図である。
図1(B)は、印刷システム1を、幅方向Yから見た構成を示す図である。
図2は、第1実施形態の印刷情報、加熱情報を説明する表である。
実施形態、図面では、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系は、図1の状態を基準に、印刷用紙5の送り方向X、幅方向Y、厚さ方向Zを表す。送り方向Xは、図中右側X2が上流側、左側X1が下流側である。
印刷システム1は、印刷用紙5(被印刷体)を送り方向Xに送りながら印刷用紙5に印刷し、帳票6を製造するシステムの一部である。印刷システム1は、印刷内容を、帳票6毎に可変(バリアブル)にすることができる。
また、詳細な説明は省略するが、印刷システム1は、マージナル孔5aに係合する突起を有し、印刷用紙5を送るためのローラ等を備える。
印刷システム1は、印刷装置10(印刷部)、加熱装置20、加湿装置30(加湿部)、制御装置40を備える。印刷装置10、加熱装置20、加湿装置30は、右側X2から左側X1に向けてこの順番で配置されている。
各装置(印刷装置10、加熱装置20、制御装置40)の各記憶部15,25,45は、各装置の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。また、各装置の各制御部16,26,46は、それぞれ各装置を統括的に制御する装置であり、CPU等から構成される。
印刷装置10は、IJヘッド11(吐出部)、記憶部15、制御部16を備える。
IJヘッドは、IJ印刷用のヘッドである。
IJヘッド11は、印刷情報(後述する)に基づいて印刷用紙5にインクを吐出することにより、印刷用紙5の印刷領域に順次印刷する。
IJヘッド11は、4つのIJヘッド11K,11C,11Y,11Mが、右側X2から左側X1に順に配置されている。
IJヘッド11K,11C,11Y,11Mは、それぞれ、黒(K)、シアン(C)、イエロ(Y)、マゼンダ(M)の4色のインクを吐出するものである。
各IJヘッド11K,11C,11Y,11Mは、複数の吐出口11aを備える。これら複数の吐出口11aは、幅方向Yに平行に配置されている。
印刷情報は、各帳票6に印刷するための情報である。
印刷情報は、例えば、制御装置40又は他の装置から通信ケーブルを介して取得をしたり、CDROM等の記憶媒体に記憶したものを読み取り装置(図示せず)で読み取って取得等をする。
図2(A)に示すように、印刷領域は、帳票6上の印刷位置に関する情報である。例えば、帳票6Gの文字「MG」は、文字「MG」の形状の印刷領域の座標に関する情報である。
なお、実際には、記憶部15は、複数枚(例えば数万枚)の帳票6の印刷情報を有する。
図2(A)、図2(B)に示すように、印刷色に関する情報は、印刷位置と、印刷位置に印刷する色とが対応付けられている。例えば、帳票6Gの文字「M」の印刷位置と印刷色「マゼンダ(M)」とが対応付いており、また、文字「G」の印刷位置と印刷色「緑(G)」とが対応付いている。
なお、実施形態では、便宜上、文字「K」の印刷色は「黒(K)」、文字「C」の印刷色は「シアン(C)」、文字「Y」の印刷色は「イエロ(Y)」、文字「G」の印刷色は「緑(G)」とする。
加熱装置20は、加熱ヘッド21(加熱部)、記憶部25、制御部26を備える。
加熱ヘッド21は、例えば、熱転写式、感熱式のサーマルプリンタ用のサーマルヘッドを流用できる。加熱ヘッド21は、発熱体21aが幅方向Yに複数配列されている。加熱ヘッド21は、印刷用紙5よりも下側Z1に配置されており、印刷用紙5の下面に接触する。このため、加熱ヘッド21は、印刷用紙5を、印刷面とは反対側から加熱する。
なお、加熱ヘッド21の上側Z2には、印刷用紙5を挟んで、受けローラ21bが配置されている。
加熱情報25aは、印刷用紙5を加熱するための情報である。
加熱情報25aの詳細は、後述する。
吐出量算出部26aは、印刷領域のインクの総吐出量を算出する。
加熱量算出部26bは、印刷領域の単位面積当たりの加熱量を算出する。
加熱ヘッド制御部26cは、加熱ヘッド21を制御する。
これらの制御部の詳細は、後述する。
制御装置40は、印刷システム1を統括して制御するコンピュータである。
印刷システム1の動作について説明する。
(加熱量の算出処理)
最初に、加熱装置20が加熱量を算出する処理について説明する。
吐出量算出部26aは、以下のように、印刷情報に基づいて印刷領域の総吐出量を算出し、記憶部25に記憶する。印刷情報は、印刷装置10と同様に、制御装置40等を介して取得することができる。
実施形態では、便宜上、吐出量の度合を数値で表す。1つのIJヘッド11は、単位面積当たりに一定量である吐出量「1」のインクを吐出するものとする。
図2(A)、図2(B)に示すように、例えば、帳票6Gの文字「M」の印刷領域の吐出量は、文字色がマゼンダ(M)の1色であるので、総吐出量「1」である。文字「G」は、文字色が緑(G)であるので、イエロ(Y)、シアン(C)の2色である。このため、文字「G」の印刷領域の吐出量は、総吐出量「2」である。つまり、後者は、前者の2倍の量のインクが吐出される。
なお、吐出量は、印刷装置10が吐出するインクの量であるため、印刷装置10でも算出する。このため、吐出量算出部26aは、印刷装置10から吐出量を取得し、総吐出量を算出してもよい。
実施形態では、便宜上、加熱量の度合を数値で表す。加熱量算出部26bは、総吐出量「1」に対応した加熱量を、加熱量「1」と算出するものとする。
図2(B)に示すように、例えば、前述した帳票6Gの文字「M」の印刷領域は、吐出量は、総吐出量「1」であるので、加熱量「1」である。帳票6Gの文字「G」の印刷領域は、総吐出量「2」であるので、加熱量「2」である。
つまり、帳票6Gの文字「G」は、文字「M」の2倍の加熱量で加熱される。
なお、実施形態では、総吐出量、加熱量は、比例関係にある例を説明するが、これに限定されない。加熱量は、総吐出量に対応付いたものであればよく、つまり、総吐出量に基づいて算出できれば、例えば、適宜補正してもよい。
印刷システム1の全体の動作を説明する。
図3は、第1実施形態の帳票6Gの印刷領域を拡大して示す図である。
図3(A)、図3(B)は、IJヘッド11、加熱ヘッド21の解像度を示すために、帳票6G上にマトリクスを示した。
(1)印刷工程
印刷装置10は、記憶部15の印刷情報に基づいて、印刷用紙5に印刷をする。
印刷位置の判定方法の詳細は説明するが、例えば、印刷用紙5に設けられた基準マークの位置、ローラの送り量等に基づいて算出できる。
帳票6Gの文字「M」の印刷領域である各マスは、マゼンダ(M)のインク50Mのみ吐出量「1」ずつ吐出されている。一方、文字「G」の印刷領域である各マスには、シアン(C)、イエロ(Y)のインク50C,50Yが吐出量「1」ずつ吐出される。このため、文字「G」の各マスは、総吐出量「2」である。
加熱装置20の制御部26は、加熱ヘッド21が印刷用紙5の印刷領域に重なると、吐出量に対応した熱量で印刷領域を順次加熱する。印刷位置は、印刷装置10と同様に、基準マーク等に基づいて算出できる。
加熱ヘッド制御部26cは、記憶部25を参照し、加熱ヘッド21を制御することにより、各印刷領域を、総吐出量に対応した加熱量で加熱する。
文字「M」の印刷領域である各マスは、総吐出量「1」であるので、加熱ヘッド制御部26cは、これらの各マスを、加熱量「1」で加熱する。文字「G」の印刷領域である各マスは、総出量「2」であるので、加熱ヘッド制御部26cは、こられ各マスを、加熱量「2」で加熱する。
なお、実施形態では詳細は省略するが、3色又は4色のインクが吐出される領域は、総吐出量「3」又は「4」となる。このため、加熱装置20は、これらの領域を加熱量「3」又は「4」で加熱する。
実施形態では、印刷用紙5の水分分布を均一することができるため、印刷用紙5の伸びのバラツキを小さくできるので、印刷用紙5の全長の制御が容易である。
さらに、印刷面とは反対側の面から加熱するので、加熱ヘッド21には、インクが付着しない。これにより、印刷用紙5の印刷が進行にともなう加熱量の変化を抑制でき、また、印刷用紙5の汚れを抑制できる。
また、加熱ヘッド21は、IJ部の4つのIJヘッド11K,11C,11Y,11Mで印刷した印刷領域を加熱する。つまり、1つの加熱ヘッド21が4つのIJヘッド11K,11C,11Y,11Mに対応して設けられている。このため、印刷システム1は、1つの加熱ヘッド21を設ければよいので、構成が簡単である。
加湿装置30は、湿度検出部(図示せず)の出力に基づいて、印刷用紙5の周囲の雰囲気の湿度を制御する。このため、印刷用紙5は、加湿装置30によって均一に水分が付加される。
作業者は、例えば、印刷用紙5の伸びが小さいときには、湿度を高くすることにより、印刷用紙5の水分含有量を多くすればよい。
これにより、加湿装置30は、印刷用紙5の全体の伸びを調整できる。なお、印刷用紙5は、加湿装置30に加湿される状態では、加熱装置20を通過した後であるので、水分分布のバラツキが小さい。このため、印刷用紙5は、加湿装置30によって水分を付加された後においても、水分分布のバラツキが小さいため、印刷用紙5の伸びのバラツキを小さくできる。
さらに、印刷システム1は、従来のサーマルヘッドを流用できるので、低コストで導入できるし、また、透明インク等を吐出せずに水分分布を均一にできるので、低コストで印刷できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図4は、第2実施形態の印刷システム201の加熱工程時の状態を示す図(図3(B)に対応する図)である。
本実施形態の加熱装置は、4つの加熱ヘッド221K,221C,221Y,221Mを備える。
加熱ヘッド221K,221C,221Y,221Mは、それぞれ、4つのIJヘッド11K,11C,11Y,11M(図1参照)に対応している。つまり、加熱装置の制御部は、各色の吐出部が吐出量「1」のインクを吐出したマスを、加熱ヘッド221K,221C,221Y,221Mを制御して、加熱量「1」ずつ熱する。
例えば、IJヘッド11C、11Yは、文字「G」の各マスを、インクを吐出量「1」ずつ吐出するので、総吐出量「2」を吐出する。このため、加熱ヘッド221C,221Yは、文字「G」の各マスを、加熱量「1」ずつ加熱することにより、総加熱量「2」で加熱する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図5は、第3実施形態の印刷システム301を、上側Z2から見た状態の各装置の配置を説明する図(図1(A)に対応する図)である。
本実施形態の加熱装置320の制御部は、印刷情報に基づいて、各帳票306への総吐出量を算出する。
そして、加熱装置320の制御部は、総吐出量が判定基準以上の帳票306を、加熱装置320による加熱処理を行い、一方、総吐出量が判定基準未満の帳票を、加熱装置320による加熱処理を行わない。総吐出量が判定基準未満の帳票は、伸縮が小さいからである。
図5の例では、帳票306Kの文字「KK」は、他の帳票306の文字よりも小さい。帳票306C,306Y,306M,306Gは、総吐出量が判定基準以上であり、一方、帳票306Kは、総吐出量が判定基準未満である。
このため、本実施形態の加熱装置320の制御部は、帳票306C,306Y,306M,306Gの加熱処理を行うが、帳票306Kの加熱処理を行わない。
なお、実施形態では、加熱装置320は、各帳票の総吐出量によって加熱処理するか否かを判定したが、これに限定されない。加熱装置は、1つの帳票内であっても、面積当たりの総吐出量を算出し、判定基準値以上の領域のみを、加熱部によって加熱してもよい。この場合には、印刷システムは、1つの帳票内における、伸縮のバラツキを小さくできる。
(1)実施形態において、1つの吐出部からの1マス当たりの吐出量は、「1」である例を示したが、これに限定されない。例えば、この吐出量は、マス毎に異なっていてもよく、また、色毎に異なっていてもよい。
この場合にも、加熱装置は、インクの総吐出量に応じて、加熱量を制御することにより、印刷用紙の水分分布を均一にできる。
5 印刷用紙
6(6K,6C,6Y,6M,6G),306(306K,306C,306Y,306M,306G) 帳票
10 印刷装置
11(11K,11C,11Y,11M) IJヘッド
20,320 加熱装置
21,221K,221C,221Y,221M 加熱ヘッド
25 記憶部
26 制御部
26a 吐出量算出部
26b 加熱量算出部
26c 加熱ヘッド制御部
30 加湿装置
Claims (7)
- 印刷情報に基づいて被印刷体にインクジェット方式によりインクを吐出することにより、印刷領域に順次印刷する印刷部と、
被印刷体を加熱する加熱部と、
前記印刷部からのインクの吐出量に基づいて前記加熱部を制御することにより、吐出量に対応した加熱量で印刷領域を順次加熱する制御部と、
を備える印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
前記印刷部は、複数の吐出部を備え、多色印刷可能なものであり、
1つの前記加熱部が、前記複数の吐出部に対応して設けられ、
前記複数の吐出部から印刷領域へのインクの総吐出量に基づいて、前記加熱部による加熱量を算出する加熱量算出部を備えること、
を特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムにおいて、
前記印刷部は、複数の吐出部を備え、多色印刷可能なものであり、
複数の加熱部が、各吐出部に対応して設けられ、
前記制御部は、各吐出部に対応した前記加熱部を制御すること、
を特徴とする印刷システム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の印刷システムにおいて、
前記加熱部は、被印刷体の印刷面とは反対側の面に接触し、印刷領域を加熱すること、
を特徴とする印刷システム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の印刷システムにおいて、
前記加熱部は、被印刷体に接触した状態で印刷領域を加熱し、
前記印刷部がインクを吐出後、前記加熱部が加熱するまでの間に、前記印刷部が吐出したインクを非接触で予備乾燥する予備乾燥部とを備えること、
を特徴とする印刷システム。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の印刷システムにおいて、
前記加熱部の加熱後に、被印刷体の周囲の雰囲気を加湿し、被印刷体の水分含有量を調整する加湿部を備えること、
を特徴とする印刷システム。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の印刷システムにおいて、
前記制御部は、印刷領域のうち面積当たりのインクの吐出量が判定基準値以上の部分を、前記加熱部によって加熱すること、
を特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200512 |