JP2017007710A - 保温容器 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、特許文献1に記載の従来の技術には、蓋体は、容器本体に螺着する螺着部を設けた螺着体とこの螺着体の内側に配設し容器本体の上部開口部を閉塞する封止体とからなり、この封止体を螺着体に抜け止め状態に垂設すると共に螺着体に上下方向に移動自在且つ空転自在に設けて、容器本体の上部開口部を開蓋する際、螺着体を開蓋方向に回動しても封止体がこの螺着体と共回りしない構成とすると共に、螺着体を容器本体から取り外す際、抜け止め係止部が抜け止め係合部に係止して螺着体と共に封止体が取り外される構成とてしている。
押動操作部と通気孔閉塞部との間に付勢体を設けて、押動操作部を付勢体の付勢力に抗して押動して通気孔閉塞部を下方に押し下げ移動し通気孔閉塞部が容器本体内に突出することで通気孔の開口部が開口して開弁状態となり、この押動操作部の押動操作を解除すると、付勢体の戻り付勢によって押動操作部が押し上げられて通気孔閉塞部が上方に移動し通気孔を自動的に閉塞するように構成して、容器本体内の圧力が陰圧状態にあっても、弁体を押動操作することで通気孔が開弁状態となって容器本体内と外部とが連通状態となり、容器本体内に空気が流入して容器本体内の圧力が陰圧状態から常圧となって封止体の密着状態を緩和するように構成したものである。
そして、開栓時は、外蓋を開けることでまず外蓋内側の空気路閉塞パッキンが内蓋から離れ、内蓋の空気孔の封止が解除され、保温容器本体の内部が減圧状態であっても外気が空気孔から内部に導入されて常圧状態に戻り、外蓋をスムーズに開くことができると共に、内蓋も減圧状態から解放されるために容易に持ち上げることができる。
そして、負圧状態の密閉容器を開蓋するには、外蓋と容器本体の螺合を緩めると、弁体は外蓋とともに中蓋から徐々に離間し、外気が通気孔を介して容器内に吸い込まれ、負圧が解消され、外蓋を取外した後、中蓋は力を加えなくても容易に取外すことができる。
したがって、弁体の通気孔閉塞部をシール材内に確実に位置させて通気孔を閉じるためには、付勢体の付勢力を強くしなければならず、かつ、通気孔を開くためには通気孔閉塞部の所定の下降距離を確保しなければならないため、弁体の押動操作にかなりの力が必要となるという課題があった。
次に、特許文献2に記載の従来の技術は、外蓋を開けることでまず外蓋内側の空気路閉塞パッキンが内蓋から離れ、内蓋の空気孔の封止が解除され、外蓋をスムーズに開くことができ、次に内蓋も減圧状態から解放されるために容易に持ち上げることができるが、外蓋と内蓋とを分離しているために、保温容器本体にスープ等を収納する際はスープ等を保温容器本体に入れて内蓋と外蓋とを別個に取付けなければならず、スープ等を食する際は外蓋と内蓋とを別個に取外さなければならず、取扱いが煩わしいという課題があった。
次に、特許文献3に記載の従来の技術は、外蓋と容器本体の螺合を緩めると、弁体は外蓋とともに中蓋から徐々に離間し、負圧が解消され、外蓋を取外した後、中蓋は力を加えなくても容易に取外すことができるが、特許文献2に記載の従来の技術と同様に、外蓋と中蓋とを別個に容器本体に着脱しなければならず、取扱いが煩わしいという課題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術が有していた課題を解決しようとするものであり、開閉蓋を、外蓋と、中栓と、通気栓と、固定具とから構成して、開栓時にまず中栓に設けた通気栓を操作することにより保温容器内に空気を流入させて開閉蓋を開方向に容易に回すことができるようにすることを目的としている。
前記容器本体は上部外周に第一雄ねじを形成し、
前記開閉蓋は、外蓋と、中栓と、通気栓と、固定具とを備えており、
前記外蓋は、側周部内側に形成した前記容器本体の第一雄ねじと螺合する第一雌ねじと、頂部中央に形成した円状孔と、前記円状孔の内周に形成した内側係合部とを備えており、
前記中栓は、前記外蓋の側周部内側と間隙を有するとともに内部に環状空間を有する円柱状の中栓本体と、前記中栓本体の下方外周に設けた前記容器本体の内周に密着する第一パッキンと、前記中栓本体の中心に上下を貫通して形成した通気孔と、前記通気孔の内周に形成した第二雌ねじと、前記中栓本体の頂部中央に形成した上方に突出する第一円筒部と、前記第一円筒部の外周に形成した前記外蓋の内側係合部と係合する外側係合部と、前記第一円筒部の内周に形成した第三雌ねじとを備えており、
前記通気栓は、上端に操作摘みを形成した通気栓本体と、前記通気栓本体の下方に設けた前記通気孔を閉止する第二パッキンと、前記通気栓本体の中間に形成した前記第二雌ねじに螺合する第二雄ねじとを備えており、
前記固定具は、内周が前記通気孔の第二雌ねじの外方に位置する円環状部と、前記円環状部の下方に突出する第二円筒部と、前記第二円筒部の外周に形成した前記第一円筒部の第三雌ねじと螺合する第三雄ねじとを備えており、前記中栓を前記外蓋の下方から前記外側係合部を前記内側係合部に係合させた状態で、前記第三雄ねじを前記第三雌ねじに螺合させることにより固定可能としたものである。
しかも、開閉蓋を開ける際には、まず通気栓を開方向に回して容器本体内の負圧状態を容易に確実に解消することができるのである。
図1〜図6は本発明の実施の形態に係る図面であり、図1は保温容器の斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は保温容器の縦断面図、図4は中栓本体の分解斜視図、図5は第一パッキンの拡大縦断面図及び図6は通気栓の操作状態図である。
保温容器1の内容積は、内径が約75mmで高さが約90mmであり、約400mlとしている。
また、容器本体2における外筒22は上部外周に第一雄ねじ26を形成しており、容器本体2における内筒23は上端から20mm下方の内周を内方に膨出させて環状の膨出部27を形成している。
外蓋4は、ポリプロピレン製であり、側周部41の内側に形成した容器本体2の第一雄ねじ26と螺合する第一雌ねじ42と、頂部43の中央に形成した円状孔44と、円状孔44の内周に形成した内側係合部45とを備えている。
前記中栓5は、図3に示すように、外蓋4の側周部41の内側と間隙を有するとともに内部に環状空間51aを有する円柱状の中栓本体51と、中栓本体51の下方外周に設けた容器本体2の膨出部27内周に密着する第一パッキン52と、図2に示すように、中栓本体51の中心に上下を貫通して形成した通気孔53と、通気孔53の内周に形成した第二雌ねじ54と、中栓本体51の頂部中央に形成した上方に突出する第一円筒部55と、第一円筒部55の外周に形成した外蓋4の内側係合部45と係合する外側係合部56と、第一円筒部55の内周に形成した第三雌ねじ57とを備えている。
中栓5の中栓本体51における通気孔53は、図3に示すように、第二雌ねじ54の下端に内方に突出する段部58を形成して段部58に、第二雌ねじ54のねじ山の内径よりも小径とした5mmの下端孔59を形成している。
前記中栓本体51の下方外周に設けた第一パッキン52は、シリコーンゴム製であり、図5に示すように、高さ方向中央内周に内周溝52aを形成し、下端の厚み方向中央に環状の下端溝52bを形成するとともに下端溝52bの内側を短く形成している。
前記通気栓6は、通気栓本体61と、通気栓本体61の上端に形成した操作摘み62と、通気栓本体61の下方に設けた前記通気孔53を閉止するシリコーンゴム製の第二パッキン63と、通気栓本体61の中間に形成した前記第二雌ねじ54に螺合する第二雄ねじ64とを備えている。
そして、通気栓6は、第二雄ねじ64を第二雌ねじ54に操作摘み62を操作して、第二パッキン63を中栓5の通気孔53における段部58に密着させるとともに、下端65が中栓5の下端孔59から突出するように先細状に形成しており、通気孔53の通気栓6によるシールを確実にしている。
そして、固定具7は、中栓5を外蓋4の下方から外側係合部56(凹凸歯型56a)を内側係合部45(凹凸歯型45a)に係合させた状態で、第三雄ねじ73を第三雌ねじ57に螺合させることにより、中栓5を外蓋4に固定可能としている。
次に、本発明の実施の形態に係る保温容器1の作用を説明する。
そして、第一パッキン52を中栓本体51に固定して中栓5とし、第二パッキン63を通気栓本体61に固定して通気栓6として、通気栓6を中栓5に螺合し、中栓5と外蓋4とを固定具7で固定して開閉蓋3とする。
容器本体2内に、スープなどの温かい液体を適宜量注いで、開閉蓋3を螺合して保温容器1を密閉状態にする。
そして、保温容器1内の液体を飲食する際には、まず、通気栓6を開方向に回せば、第二雄ねじ64と第二雌ねじ54とが緩くなり、通気栓6を取外さなくても空気が保温容器1内に流入して、保温容器1内が大気圧となり、開閉蓋3を開方向に回すことにより、簡単に開閉蓋3を容器本体2から取外すことができるのである。
また、以上の実施の形態では、中栓の通気孔は第二雌ねじの下端に段部を形成して段部に第二雌ねじよりも小径の下端孔を形成して、通気栓は第二パッキンを段部に密着させ、下端が中栓の下端孔から突出するように先細状に形成したが、通気孔を第二パッキンによりシールできる各種構造に替えることができる。
また、以上の実施の形態では、開閉蓋は、外蓋と、中栓本体と、第一パッキンと、通気栓本体と、第二パッキンと、固定具とに分解して洗浄可能としたが、外蓋と中栓本体とを固定構造として分解不能としてもよい。
2 容器本体
21 開口部
26 第一雄ねじ
3 開閉蓋
4 外蓋
41 側周部
42 第一雌ねじ
43 頂部
44 円状孔
45 内側係合部
45a 凹凸歯型
5 中栓
51 中栓本体
51a 環状空間
52 第一パッキン
53 通気孔
54 第二雌ねじ
55 第一円筒部
56 外側係合部
56a 凹凸歯型
57 第三雌ねじ
58 段部
59 下端孔
6 通気栓
61 通気栓本体
62 操作摘み
62a 円盤部
62b 指あて
63 第二パッキン
64 第二雄ねじ
65 下端
7 固定具
71 円環状部
72 第二円筒部
73 第三雄ねじ
Claims (5)
- 上端に開口部を有する容器本体と、前記開口部を開閉する開閉蓋とを備えた液体を保温する保温容器において、
前記容器本体は上部外周に第一雄ねじを形成し、
前記開閉蓋は、外蓋と、中栓と、通気栓と、固定具とを備えており、
前記外蓋は、側周部内側に形成した前記容器本体の第一雄ねじと螺合する第一雌ねじと、頂部中央に形成した円状孔と、前記円状孔の内周に形成した内側係合部とを備えており、
前記中栓は、前記外蓋の側周部内側と間隙を有するとともに内部に環状空間を有する円柱状の中栓本体と、前記中栓本体の下方外周に設けた前記容器本体の内周に密着する第一パッキンと、前記中栓本体の中心に上下を貫通して形成した通気孔と、前記通気孔の内周に形成した第二雌ねじと、前記中栓本体の頂部中央に形成した上方に突出する第一円筒部と、前記第一円筒部の外周に形成した前記外蓋の内側係合部と係合する外側係合部と、前記第一円筒部の内周に形成した第三雌ねじとを備えており、
前記通気栓は、上端に操作摘みを形成した通気栓本体と、前記通気栓本体の下方に設けた前記通気孔を閉止する第二パッキンと、前記通気栓本体の中間に形成した前記第二雌ねじに螺合する第二雄ねじとを備えており、
前記固定具は、内周が前記通気孔の第二雌ねじの外方に位置する円環状部と、前記円環状部の下方に突出する第二円筒部と、前記第二円筒部の外周に形成した前記第一円筒部の第三雌ねじと螺合する第三雄ねじとを備えており、前記中栓を前記外蓋の下方から前記外側係合部を前記内側係合部に係合させた状態で、前記第三雄ねじを前記第三雌ねじに螺合させることにより固定可能としたことを特徴とする保温容器。 - 前記外蓋の内側係合部と、前記中栓の外側係合部とは、周面に同一ピッチの凹凸歯型を上下方向に平行に形成したことを特徴とする請求項1記載の保温容器。
- 前記中栓の通気孔は前記第二雌ねじの下端に段部を形成して前記段部に前記第二雌ねじよりも小径の下端孔を形成しており、前記通気栓は前記第二パッキンを前記段部に密着させ、下端が前記中栓の下端孔から突出するように先細状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の保温容器。
- 前記通気栓の操作摘みは、前記固定具の第二円筒部の内側に位置するように形成した円盤部と、前記円盤部の上方に中心から放射状に延びる3つの指あてとを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の保温容器。
- 前記開閉蓋は、外蓋と、中栓本体と、第一パッキンと、通気栓本体と、第二パッキンと、固定具とに分解して洗浄可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の保温容器。
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