JP2017008612A - 遮蔽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性が高められた遮蔽装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、引張コードを引くことによって遮蔽材を昇降させる遮蔽装置であって、前記引張コードは、前記遮蔽材側に設けられた複数の昇降コードに直接又は間接的に接続部において単一コードが接続されて構成されるか、又は前記遮蔽材側に設けられた複数の昇降コードが接続部において互いに接続されて単一コードになるように構成され、下記(1)〜(2)の何れかの構成を有する、遮蔽装置が提供される。
(1)複数の昇降コード及び接続部が中空棒内を挿通可能且つ前記単一コードが中空棒に挿通されるように構成される。
(2)接続部が常にヘッドボックス内にあるように構成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、昇降コードを用いて遮蔽材を昇降させる遮蔽装置に関するものである。
横型ブラインドの中には、複数の昇降コードの一端及び他端がヘッドボックスから吊下支持され、各昇降コードの一端がボトムレールに取着され、各昇降コードの他端が、ヘッドボックスから吊下支持された中空の操作棒及びその下端に設けられた中空のグリップ内に挿通されて垂下されているものがある(特許文献1を参照)。
実開昭57−123497号公報
特許文献1では、グリップから垂下された複数の昇降コードがつまみで束ねられることによってループが形成されている。このループ内に異物が引っ掛かる虞れがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、安全性が高められた遮蔽装置を提供するものである。
本発明によれば、引張コードを引くことによって遮蔽材を昇降させる遮蔽装置であって、前記引張コードは、前記遮蔽材側に設けられた複数の昇降コードに直接又は間接的に接続部において単一コードが接続されて構成されるか、又は前記遮蔽材側に設けられた複数の昇降コードが接続部において互いに接続されて単一コードになるように構成され、下記(1)〜(2)の何れかの構成を有する、遮蔽装置が提供される。
(1)複数の昇降コード及び接続部が中空棒内を挿通可能且つ前記単一コードが中空棒に挿通されるように構成される。
(2)接続部が常にヘッドボックス内にあるように構成される。
本発明の遮蔽装置では、複数の昇降コードが接続部において単一コードに接続されるか、又は複数の昇降コードが接続部において互いに接続されて単一コードになるように構成されており、かつ(1)複数の昇降コード及び接続部が中空棒内を挿通可能且つ単一コードが中空棒に挿通されているか、又は(2)接続部が常にヘッドボックス内にあるように構成されている。このため、遮蔽材が下限位置にある状態で、複数の昇降コードと単一コードの接続部は、中空棒内に配置されているか、又は中空棒の上端よりも遮蔽材側に配置されている。このように構成された遮蔽装置において遮蔽材を上限位置にまで引き上げると、その状態では、上記接続部は、中空棒の上端よりも遮蔽材側に(例えばヘッドボックス内に)配置されるか、中空棒内に配置されているか、又は中空棒の下端から引き出される。接続部が中空棒の上端よりも遮蔽材側に配置されるか又は中空棒内に配置される場合は、複数の昇降コードが接続部で束ねられることによって形成されるループが中空棒の下端側から外部に露出しないのでループの存在に起因する事故を防ぐことができる。一方、接続部が中空棒の下端から引き出される場合はループが外部に露出してしまうが、その場合でも、ループが従来技術よりも高い位置に配置されるとともにループの周長が従来技術よりも短くなるので、従来技術よりも安全性が高められる。
なお、本発明において、「単一コード」とは、1本のコードであれば、その材質や断面形状は特に限定されず、「単一コード」としては、中空棒に挿通可能なあらゆる索、帯状物、モノフィラメントが利用可能である。また、複数の昇降コードのうちの1本を単一コードとしてもよく、複数の昇降コードを編み込んだ編込コードを単一コードとしてもよい。つまり、昇降コードとは別体の1本のコードを昇降コードに接続したものを単一コードとしてもよく、昇降コードの延長部を1本にしたものを単一コードとしてもよい。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記遮蔽材が上限位置にある状態で、前記接続部が前記中空棒の下端側から外部に露出しないように構成される。
好ましくは、前記遮蔽装置は、前記引張コードの支持側と操作側が前記ヘッドボックスから導出され、前記操作側を引くことによって前記支持側の導出長を変化させて前記遮蔽材を昇降させる遮蔽装置であって、前記中空棒は、前記ヘッドボックスから吊下支持される。
本発明の第1実施形態の横型ブラインドを示す正面図である。 図1の横型ブラインドの右上部分の拡大図である。 図1から引張コード19及びその関連部材を抜き出して模式化した模式図であり、(a)はボトムレール4が下限位置にある状態を示し、(b)は引張コード19の操作側19oが引き下げられてボトムレール4が上限位置にまで上昇した状態を示す。 (a)〜(b)は、昇降コードの延長部が単一コードである変形例での、図3(a)〜(b)に対応する図である。 (a)〜(b)は、複数の昇降コードを編み込んだ編込コードが単一コードである変形例での、図3(a)〜(b)に対応する図である。 (a)〜(b)は、本発明の第2実施形態の横型ブラインドでの、図3(a)〜(b)に対応する図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
(第1実施形態)
以下、この発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。図1〜図3に示す横型ブラインドは、中空のヘッドボックス1から複数のラダーコード2を介して複数段のスラット3が吊下支持され、同ラダーコード2の下端にはボトムレール4が吊下支持されている。ラダーコード2は、「スラット支持コード」の一形態である。「スラット支持コード」は、スラット3を支持及び回動可能なものであればその構成は限定されず、例えば、互いに分離された2本の縦糸を備え、一方の縦糸がスラットの一方の縁に取着され、他方の縦糸がスラットの他方の縁に取着されるような構成であってもよい。
ヘッドボックス1内には支持部材5が複数個配設され、その支持部材5にはチルトドラム6が回転可能に支持される。ラダーコード2の上端部は、チルトドラム6に取着され、そのチルトドラム6の中心部には角度調節軸7が全てのチルトドラム6に嵌挿されている。従って、角度調節軸7が回転されると、全てのチルトドラム6が回転され、そのチルトドラム6の回転にともなって、ラダーコード2の縦糸の一方が引き上げられることにより、各スラット3及びボトムレール4が同位相で角度調節される。
ヘッドボックス1の一端部には中空の操作棒8が吊下支持されており、操作棒8の下端には中空のグリップ11が設けられている。グリップ11を把持して操作棒8を回転操作すると、ヘッドボックス1内に配設されるギヤ機構を介して角度調節軸7が回転される。従って、操作棒8の回転操作により、各スラット3を角度調節可能となっている。
ヘッドボックス1からは複数(本実施形態では3本)の昇降コード9l,9c,9r(区別が不要な場合は単に「昇降コード9」と称する。)が吊下されており、各昇降コード9の一端はボトムレール4に取着される。各支持部材5には転向滑車21が前後方向の軸心23で軸支され、ヘッドボックス1に導入された昇降コード9がヘッドボックスの左右方向に転向案内可能となっている。また、各支持部材5は他の昇降コードを左右方向に通過可能な空間を有している。従って、図2に示すように、右端の昇降コード9rの他端は支持部材5で転向案内され、非操作側の昇降コード(図2では、左端及び中央の昇降コード9l,9c)は各支持部材5を経て、ヘッドボックス1内を操作棒8方向に案内される。そして、ヘッドボックス1内に設けられるストッパ部16を経て、中空の操作棒8及びグリップ11内に挿通される。図3(a)に示すように、昇降コード9の他端は、接続部13において、ボールチェーン12の一端に接続されており、ボールチェーン12の他端がグリップ11内の通路を通ってコードイコライザ10に取着される。ボールチェーン12は、ベースコード12aに沿って多数のボール12bが略等間隔に配置されて構成される。本実施形態では、ボールチェーン12が、特許請求の範囲の「単一コード」に相当する。また、操作棒8及びグリップ11が特許請求の範囲の「中空棒」に相当する。昇降コード9とボールチェーン12の接続方法は特に限定されず、昇降コード9とベースコード12aの接続であっても、昇降コード9とボール12bとの接続であってもよい。昇降コード9とボールチェーン12の接続方法としては溶着、接着、縫製、かしめ、結び留め、結び玉と孔との係合などが挙げられる。また、コード端部にアウトサート成形や結び玉などで固定したオスメス樹脂組成物ジョイントをスナップ嵌合させることによって昇降コード9とボールチェーン12を接続してもよい。このような接続方法は、ボールチェーン12以外の単一コードを用いる場合にも適用可能である。本実施形態では、図3に示すように、昇降コード9とボールチェーン12が接続されたコードが引張コード19であり、ヘッドボックス1から導出されてボトムレール4に取着されている側が引張コード19の支持側19sであり、ヘッドボックス1から導出されてコードイコライザ10に取着されている側が引張コード19の操作側19oである。図3に示すように、支持側19sと操作側19oは、ヘッドボックス1の別々の位置から導出されている。この例では、引張コード19の操作側19oを昇降コード9の導出位置とは異なる位置から導出させているが、いずれかの昇降コード9の導出位置と同じ位置から引張コード19の操作側19oを導出させても良い。ボトムレール4の上昇に伴って、引張コード19の支持側19sの導出長が短くなり、引張コード19の操作側19oの導出長が長くなる。なお、引張コード19の支持側19sと操作側19oは、ボトムレール4の高さ位置により変動する機能概念であり、引張コード19のどの範囲が支持側19sでどの範囲が操作側19oであるか線引きできるものでなく、引張コードの同じ部位が支持側19sにも操作側19oにもなり得る。
ここで、本実施形態の横型ブラインドの動作について説明する。
図1に示すように、ボトムレール4が下限位置にある状態では、図1〜図3(a)に示すようにコードイコライザ10がグリップ11の下面に当接されている。この状態では、ボールチェーン12が操作棒8内に挿通されている。また、接続部13が操作棒8内の上端近傍に配置されている。接続部13は、操作棒8の上端よりも遮蔽材側に配置されるようにしてもよい。例えば、接続部13は、ヘッドボックス1内においてストッパ部16と操作棒8の間に配置されるようにしてもよい。
引張コード19の操作側19oが引き下げられてボトムレール4が上限位置にまで到達した後の状態を図3(b)に示す。この状態で引張コード19から手を離すとストッパ部16が作動してボトムレール4が自重下降しないようにストッパ部16が昇降コード9を保持する。この状態では、接続部13がグリップ11の下端から引き出されておらず、図3(b)に示すように、グリップ11の下端から接続部13までの間にループが形成されない。本実施形態では、ボトムレール4が下限位置にある状態でボールチェーン12が操作棒8及びグリップ11に挿通されており、ボールチェーン12を引き下げて、ボトムレール4が上限位置にまで上昇した状態では、昇降コード9が操作棒8及びグリップ11に挿通される。なお、上記のように設定せず、仮にボトムレール4が上限位置にある状態で接続部13が露出されるように構成しても、ボトムレール4が上限位置にあるときに形成されるループは下端位置が高く且つ周長が短いので、異物がループに引っ掛かりにくいので、安全性が高められる。
本発明は、以下の態様でも実施可能である。
本発明は、遮蔽材がスラット以外である遮蔽装置にも適用可能である。この場合は、チルトドラムやシャフト、チルト回転伝達機構を省略すればよい。この場合、操作棒(本実施例ではチルト操作)ではなくなり、操作機能を有さない中空棒となる。
・本発明は、ボトムレールを有さない遮蔽装置(たくし上げカーテン、ロールアップブラインドなど)にも適用可能である。このような遮蔽装置でも、引張コードの支持側の導出長を変化させることによって遮蔽材を昇降させることができるからである。
・ボールチェーン12でなく中空棒に挿通可能なあらゆる索、帯状物、モノフィラメントが利用可能である。
・接続部は複数の昇降コードが互いに離れる方向に作用する所定荷重で分離するよう構成とすることが好ましい。
・グリップ内にダンパを設けることによって、遮蔽材が下降する際にボールチェーンに抵抗をかけても良い。
・図4のように複数の昇降コード9のうちの1つの昇降コード9cに残りの昇降コード9l,9rを接続部13において接続して単一コードとしてもよい。
・図5のように複数の昇降コード9を編みこんで1本の編込コード26とし、単一コードとして用いてもよい。
(第2実施形態)
図6を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態に類似しており、以下、相違点を中心に説明する。
本実施形態では、プーリー14,20が、ヘッドボックス1内に配置されている。プーリー14,20は、ヘッドボックス1に対して回転可能に支持されている。
ストッパ部16は、昇降コード9を通過させるが、ボールチェーン12は通過させないように構成されているため、ボトムレール4の可動範囲においてボールチェーン12がストッパ部16に到達すると、ボールチェーン12がストッパ部16に干渉してしまう。そこで、本実施形態では、引張コード19は、ボトムレール4の可動範囲(上限位置と下限位置の間)においてボールチェーン12がストッパ部16に到達しないようにヘッドボックス1内で引き回されている。
また、本実施形態では、図6(a)に示すように、ボトムレール4が下限位置にある状態で、接続部13は、ヘッドボックス1内で操作棒8から離れた位置に配置されている。
ここで、図6(a)を用いて、具体的な構成例を説明する。図6(a)に示すように、ストッパ部16がヘッドボックス1の略左端に配置されており、ヘッドボックス1の左端側にはプーリー20が配置され、プーリー14がヘッドボックス1の右端側に配置されている。プーリー20は、プーリー14と同様の構成を有する。引張コード19は、プーリー20及びプーリー14に掛装され、その操作側19oがプーリー14側から導出され、その支持側19sがストッパ部16を経由して導出されている。
このような構成によれば、ストッパ部16と、操作棒8の下端の間での引張コード19の長さが長くなるので、図6(a)に示すようにボトムレール4が下限位置にある状態と、且つ図6(b)に示すようにボトムレール4が上限位置にある状態の間の任意の状態において、接続部13がヘッドボックス1内に配置されているので、昇降コード9と接続部13によって形成されるループが外部に全く露出せず、安全性が極めて高い。
本発明は、以下の態様でも実施可能である。
・プーリー14、20の少なくとも一方にダンパを内蔵してもよい。
・引張コード19は、操作棒8に挿通させなくてもよい。
・単一コードとしてボールチェーン12の代わりに、別の種類のコードを複数の昇降コード9に接続したり、複数の昇降コードの延長部を1本にして単一コードとして利用してもよい。
・ボトムレール4が上限位置にある状態で接続部13が操作棒8内に配置されるように構成してもよい。この場合でも、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。
・ボトムレール4が上限位置にある状態で接続部13が操作棒8の下端から引き出されるように構成してもよい。
1:ヘッドボックス、2:ラダーコード、213:スラット、4:ボトムレール、5:支持部材、6:ドラム、7:角度調節軸、8:操作棒、9:昇降コード、10:コードイコライザ、11:グリップ、12:ボールチェーン、13:接続部、14,20:プーリー、15:回転抵抗体、16:ストッパ部、19:引張コード、19s:引張コードの支持側、19o:引張コードの操作側、26:編込コード

Claims (3)

  1. 引張コードを引くことによって遮蔽材を昇降させる遮蔽装置であって、
    前記引張コードは、前記遮蔽材側に設けられた複数の昇降コードに直接又は間接的に接続部において単一コードが接続されて構成されるか、又は前記遮蔽材側に設けられた複数の昇降コードが接続部において互いに接続されて単一コードになるように構成され、下記(1)〜(2)の何れかの構成を有する、遮蔽装置。
    (1)複数の昇降コード及び接続部が中空棒内を挿通可能且つ前記単一コードが中空棒に挿通されるように構成される。
    (2)接続部が常にヘッドボックス内にあるように構成される。
  2. 前記遮蔽材が上限位置にある状態で、前記接続部が前記中空棒の下端側から外部に露出しないように構成される、請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. 前記遮蔽装置は、前記引張コードの支持側と操作側が前記ヘッドボックスから導出され、前記操作側を引くことによって前記支持側の導出長を変化させて前記遮蔽材を昇降させる遮蔽装置であって、
    前記中空棒は、前記ヘッドボックスから吊下支持される、請求項1又は請求項2に記載の遮蔽装置。
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JPS5675296U (ja) * 1979-11-16 1981-06-19
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