JP2017008924A - タービンエンジン用ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】冗長ポンプ特徴要素を有するタービン用ポンプを提供すること。【解決手段】ガスタービンエンジン用のポンプが提供される。ポンプは、第1の駆動シャフトに各々が剛体的に取り付けられたスプライン及び第1のギアを有する第1の駆動トラックを含む。ポンプはまた、第2の駆動シャフトに剛体的に取り付けられた第2のギアを有する第2の駆動トラックを含む。第2のギアは、第1のギアに機械的に結合される。加えて、第1の潤滑供給ポンプは、第1の駆動シャフトに機械的に結合され、第2の潤滑供給ポンプは、第2の駆動シャフトに機械的に結合される。第1及び第2の潤滑供給ポンプは、所望の量の潤滑剤をガスタービンエンジンに提供するよう協働して構成される。【選択図】 図1

Description

本発明の主題は、全体的に、ガスタービンエンジン用ポンプに関し、より詳細には、冗長ポンプ特徴要素を有するポンプに関する。
航空機ガスタービンエンジンのような特定のガスタービンエンジンは、圧縮及びタービン空力ターボ機械を支持する1又はそれ以上の回転シャフトを含む。1又はそれ以上のシャフトは、動作中に加えられる推力荷重及び半径方向荷重を支持するために軸受を必要とする。軸受は、一般にサンプと呼ばれる筐体内に収容される。ガスタービンエンジンは通常、前方サンプ、中間サンプ、及び後方サンプを有する。加えて、特定のガスタービンエンジンは、軸受を必要とする多数のギアメッシュ(噛み合い部)及びシャフトを備えた補機駆動ギアボックスを含むことになる。シャフト及びギアボックス軸受並びにギアメッシュは、作動中に連続した潤滑を必要とする。加えて、潤滑は、潤滑部位の各々から排出されて、再利用のためにポンプによって潤滑貯蔵器/オイルタンクに戻す必要がある。
通常は、種々の軸受及びギアメッシュに潤滑を提供するため、並びにそれぞれのサンプから潤滑を排出するためにポンプ要素が含まれる。ポンプ要素の故障は、全ての重要箇所への潤滑流が停止する結果をもたらす可能性があり、排出要素の故障は、影響を受ける部位の氾濫を生じさせる可能性がある。その結果、影響を受ける部位の氾濫は、貯蔵器における潤滑の枯渇及びその後の軸受障害及び焼き付きをもたらすことになる。かかる故障は、例えば、特に単一エンジンの航空機用途において安全性が懸念されるものとなる可能性がある。
従って、より堅牢なポンプが有益となるであろう。より具体的には、故障後にポンプが連続して動作することができる1又はそれ以上の冗長特徴要素を有するガスタービンエンジン用のポンプが特に有用となる。
米国特許第8,230,835号明細書
本発明の態様及び利点は、その一部を以下の説明に記載しており、又はその説明から自明なものとすることができ、或いは本発明を実施することにより知ることができる。
1つの例示的な実施形態において、ガスタービンエンジン用のポンプが提供される。ポンプは、第1の駆動シャフト、スプライン及び第1のギアを有する第1の駆動トラックを含む。スプライン及び第1のギアは各々、第1の駆動シャフトに剛体的に取り付けられる。ポンプはまた、第2の駆動シャフト及び第2のギアを有する第2の駆動トラックを含む。第2のギアは、第2の駆動シャフトに剛体的に取り付けられ、第1のギアに機械的に結合される。ポンプはまた、第1の駆動シャフトに機械的に結合された第1の潤滑供給ポンプと、第2の駆動シャフトに機械的に結合された第2の潤滑供給ポンプと、を含む。第1の潤滑供給ポンプ及び第2の潤滑供給ポンプは、所望の量の潤滑剤をガスタービンエンジンに提供するよう協働して構成される。
別の例示的な実施形態において、ガスタービンエンジンが提供される。ガスタービンエンジンは、圧縮機セクションと、該圧縮機セクションに機械的に結合されたタービンセクションと、ポンプとを含む。ポンプは、第1の駆動シャフト、スプライン及び第1のギアを有する第1の駆動トラックを備える。スプライン及び第1のギアは各々、第1の駆動シャフトに剛体的に取り付けられる。ポンプはまた、第2の駆動シャフト及び第2のギアを有する第2の駆動トラックを含む。第2のギアは、第2の駆動シャフトに剛体的に取り付けられ、また、第1のギアに機械的に結合される。ポンプはまた、第1の駆動シャフトに機械的に結合された第1の潤滑供給ポンプと、第2の駆動シャフトに機械的に結合された第2の潤滑供給ポンプとを含む。第1の潤滑供給ポンプ及び第2の潤滑供給ポンプは、所望の量の潤滑剤をガスタービンエンジンに提供するよう協働して構成される。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、以下の説明及び添付の請求項を参照するとより理解できるであろう。本明細書に組み込まれ且つその一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を例証しており、本明細書と共に本発明の原理を説明する役割を果たす。
添付図を参照した本明細書において、当業者に対してなしたその最良の形態を含む本発明の完全且つ有効な開示を説明する。
本発明の主題の種々の実施形態による例示的なガスタービンエンジンの概略断面図。 本開示の例示的な実施形態によるポンプの概略図。 図2の例示的なポンプ内に含められた、閉鎖位置にある本開示の例示的な実施形態による第1のリターンラインの概略図。 開放位置にある図3の例示的な第1のリターンラインの概略図。
ここで、その1つ又はそれ以上の実施例が添付図面に例示されている本発明の実施形態について詳細に説明する。詳細な説明では、図面中の特徴部を示すために参照符号及び文字表示を使用している。本発明の同様の又は類似の要素を示すために、図面及び説明において同様の又は類似の記号表示を使用している。本明細書で使用される用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、ある構成要素を別の構成要素と区別するために同義的に用いることができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味することを意図したものではない。例えば、「上流」は、流体がそこから流れる方向を指し、「下流」は流体がそこに向けて流れ込む方向を指す。
次に、幾つかの図全体を通して同じ参照符号が同様の要素を表す図面を参照すると、図1は、本開示の例示的な実施形態による、ガスタービンエンジンの概略断面図である。より詳細には、図1の実施形態において、ガスタービンエンジンは、航空用ガスタービンエンジン10であり、本明細書では「ガスタービンエンジン10」と呼ばれる。しかしながら、図1に描かれた実施形態は、単に例証に過ぎないことを理解されたい。例えば、他の例示的な実施形態において、本開示の態様は、あらゆる好適なガスタービンエンジンに組み込むことができる。例えば、他の例示的な実施形態において、本開示の態様は、あらゆる好適なターボファンエンジン、ターボジェットエンジン、ターボプロップエンジン、その他に組み込むことができる。
図1に示すように、ガスタービンエンジン10は、一般に長手方向中心線12を定め、該長手方向中心線12に沿って前方部分16と後方部分18との間に延びるコア14を含む。加えて、ガスタービンエンジン10は、直列流れ関係で、低圧(LP)圧縮機22及び高圧(HP)圧縮機24を有する圧縮機セクション20と、燃焼セクション26と、タービンセクション28とを含む。圧縮機セクション20とタービンセクション28の駆動可能な接続の態様に対して、1又はそれ以上のシャフト(図示せず)を提供することができる。
ガスタービンエンジン10内には、1又はそれ以上のシャフトを支持するために複数の軸受が含まれる。このような軸受及びギアは、一般に、前方サンプ30、中間サンプ(又は「中央」サンプ)32、及び後方サンプ34において密閉される。加えて、図示の実施形態では、補機ギアボックス(「AGB」)36が設けられる。AGB36は、矢印37で示されるように、1又はそれ以上のシャフトと機械的に連通することができる。AGB36は、複数の軸受及びギアメッシュを含み、エンジン10及び航空機の様々な構成要素に動力を供給するのに使用される。
ガスタービンエンジン潤滑及び排出ポンプ100(本明細書で「ポンプ」と呼ばれる)は、種々のシャフト、軸受、及びギアメッシュに潤滑を提供するため、並びに前方サンプ30、中央サンプ32、後方サンプ34及びAGB36から潤滑を排出するために含まれる。例えば、概略的に図示されるように、ポンプ100は、出口ライン38に流体接続されて、該出口ライン38は、前方サンプ30、AGB36(複数のノズル40を通じて)、中央サンプ32、及び後方サンプ34における種々の軸受及びギアに潤滑を提供するよう、様々な箇所にて分割されている。加えて、ポンプ100は、複数の排出ライン42に流体接続されて、前方サンプ30、中央サンプ32,後方サンプ34、及びAGB36から潤滑を戻すようにする。しかしながら、種々のサンプの各々から潤滑を戻すために単一の排出ライン42が描かれているが、他の例示的な実施形態では、その代わりに複数の排出ラインを設けることができる点は理解されたい。
また、図1に示されるように、ポンプ100は、タンク44及び熱交換器46に流体接続される。ポンプ100は、ライン48を通じて排出された潤滑を熱交換器46に提供するよう構成することができ、この熱交換器において、一定量の熱を潤滑から取り除くことができる。次いで、冷却された潤滑は、ライン50を通じてタンク44に提供することができる。潤滑は、ポンプ100がライン52を介してタンク44からかかる潤滑を引き寄せて、この潤滑をエンジン10の種々の構成要素に戻すようするまで、タンク44に留まることができる。
図示されていないが、ガスタービンエンジン10の作動は、例えば、圧縮機セクション20,タービンセクション28、燃焼セクション26及び/又は周囲環境の様々な状況を検出する複数のセンサ(圧力及び/又は温度センサなど)によって監視することができる。加えて、コントローラは、ガスタービンエンジン10の特定の態様を制御するために含めることができる。コントローラは、一般に、タービンエンジンを本明細書で記載されるように制御及び/又は作動させることを可能にする当該技術分野で公知の何らかのタービンエンジン制御システムとすることができる。一般に、コントローラは、ガスタービンエンジン10を制御するためコンピュータで実現される様々な機能を実施するよう構成された1又はそれ以上のプロセッサ及び関連の1又は複数のメモリデバイスを有する何れかのコンピュータシステムを含むことができる。
ここで図2を参照すると、例示的なガスタービンエンジンの潤滑及び排出ポンプ(本明細書で「ポンプ」と呼ばれる)100の概略図と、図1の例示的なガスタービンエンジン10の概略図とが提供される。
図示のように、図2の例示的なポンプ100は、一般に、第1の駆動トラック102及び第2の駆動トラック104を含む。第1の駆動トラック102は、軸方向Aに沿って延びる第1の駆動シャフト106と、スプライン108と、第1のギア110とを含む。スプライン108は、第1の駆動シャフト106に剛体的に取り付けられ、ポンプ100の作動中に第1の駆動シャフト106がスプライン108によって軸方向Aの周りを回転するようになる。加えて、スプライン108は、1又はそれ以上のシャフトなど、ガスタービンエンジン10のコアエンジンの1又はそれ以上の構成要素と機械的に連通することができる。第1のギア110はまた、第1の駆動シャフト106に剛体的に取り付けられる。
第2の駆動トラック104は、第1の駆動トラック102と同様の方式で構成される。例えば、第2の駆動トラック104は、軸方向A2に沿って延びる第2の駆動シャフト112と、第2のギア114とを含む。第2のギア114は、第2の駆動シャフト112に剛体的に取り付けられ、また、第1の駆動トラック102の第1のギア110に機械的に結合される。従って、軸方向Aの周りのスプライン108及び第1の駆動シャフト106の回転に応じて第1のギア110が回転し、その結果、軸方向Aの周りで第2のギア114及び第2の駆動シャフト112が回転する。
図示の実施形態において、第1の駆動トラック102は、第2の駆動トラック104と並列に構成され、すなわち、軸方向Aは軸方向Aに実質的に平行である。従って、図示の実施形態では、第1のギア110は第1のスパーギア(平歯車)とすることができ、第2のギア114は、第2のスパーギアとすることができる。第1及び第2のギア110,114は、実質的に同じサイズであり、第1及び第2のギア110,114は、約1:1のギア比を定めるようになる。本明細書で使用される場合、「約」及び「実質的に」などの近似用語は、許容誤差の10%以内にあることを意味する。加えて、図示の実施形態では、第1の駆動トラック102は、第1のギア110に隣接して位置付けられた複数の軸受116によって支持され、第2の駆動トラック104は、第2のギア114に隣接して位置付けられた複数の軸受118によって支持される。軸受116,118は、線接触軸受、ローラ軸受、又はローラ軸受と線接触軸受の組み合わせとすることができる。軸受116,118は、第1の駆動シャフト106及び第2の駆動シャフト112が、ポンプ100の作動全体にわたって所望の位置及び向きに確実に留まるようにすることができる。
しかしながら、他の例示的な実施形態では、代替として、第1及び第2の駆動トラック102,104が互いに対して相対的な角度を定めることができ、及び/又は第1及び第2のギア110,114は、約1:1よりも大きいか又は小さいギア比を定めることができる点は理解されたい。また、他の例示的な実施形態において、第1及び第2の駆動トラック102,104は、追加として又は代替として、他の何れかの好適な方法で支持されてもよい点を理解されたい。例えば、他の例示的な実施形態において、第1の駆動トラック102及び/又は第2の駆動トラック104は、軸方向A及び/又は軸方向Aに沿った何れかの好適な箇所にて第1の駆動シャフト106及び/又は第2の駆動シャフト112それぞれに隣接して位置付けられた追加の軸受116,118を含むことができる。図2を更に参照すると、例示的なポンプ100は更に、第1の駆動シャフト106に機械的に結合された第1の潤滑供給ポンプ120と、第2の駆動シャフト112に機械的に結合された第2の潤滑供給ポンプ122とを含む。ガスタービンエンジン10及び例示的なポンプ100の通常作動中、第1の潤滑供給ポンプ120及び第2の潤滑供給ポンプ122は、ガスタービンエンジン10の潤滑剤の所望の量を提供するよう協働して構成される。本明細書で使用される場合、ガスタービンエンジン10に提供される(又は以下で検討されるように、ガスタービンエンジン10の1又はそれ以上のサンプから除去される)潤滑剤の量に関連した用語「所望の量」とは、ガスタービンエンジン10が通常の作動モード(例えば、高出力、低出力、着陸、離陸、その他)の間に安全に作動できるようにするのに必要な潤滑剤の量を指す。例えば、第1の潤滑供給ポンプ120及び第2の潤滑供給ポンプ122は、全ての作動モードの間にガスタービンエンジン10を作動させるのに必要とされる所定容積の潤滑剤をガスタービンエンジン10に提供するよう協働して構成される。加えて、ガスタービンエンジン10は、図2では明確にするためにポンプ100内にボックスとして概略的に描かれているが、上述のように、ポンプ100は、ガスタービンエンジン10に潤滑剤を提供するのにあらゆる好適な箇所に位置付けることができる。例えば、特定の例示的な実施形態において、ポンプ100は、ガスタービンエンジン10のコア14内に、或いは、ガスタービンエンジン10のコア14付近又は隣接したあらゆる好適な箇所に位置付けることができる。
より詳細には、図示の実施形態において、第1の潤滑供給ポンプ120は、ガスタービンエンジン10の通常作動中に最大で所望の量の約半分の潤滑剤をガスタービンエンジン10に提供するよう構成される。加えて、第2の潤滑供給ポンプ122もまた、ガスタービンエンジン10の通常作動中に最大で所望の量の約半分の潤滑剤をガスタービンエンジン10に提供するよう構成される。従って、第1の駆動トラック102又は第2の駆動トラック104の何れか一方が故障した場合でも、ポンプ100は、依然として潤滑剤の所望の量の少なくとも一部をガスタービンエンジン10に提供可能にすることができる。従って、図示の実施形態において、ガスタービンエンジン10が航空用ガスタービンエンジンである場合、本発明のガスタービンエンジン10は、ポンプ100の第1の駆動トラック102又は第2の駆動トラック104の何れか一方が故障しても、例えば、低出力レベルで運航を継続することができる。例えば、ガスタービンエンジン10のコントローラは、第1の駆動トラック102又は第2の駆動トラック104の何れか一方が何時故障したかを判定して、例えば、ガスタービンエンジン10の特定の作動を制限することができる。
特に、例示的なポンプ100は、第1の駆動トラック102又は第2の駆動トラック104の何れか一方が故障した場合に、ポンプ100が潤滑剤の所望の量の少なくとも一部をガスタービンエンジン10に継続して提供できるようにする追加の特徴要素を含む。例えば、第1の駆動トラック102の第1の駆動シャフト106は、第1の潤滑供給ポンプ120と第1のギア110及びスプライン108との間に位置付けられた剪断セクション124を含む。従って、第1の駆動シャフト106が故障した場合、第1の駆動シャフト106は剪断セクション124にて機能しなくなる可能性が高く、その結果、スプライン108及び第1のギア110が第2のギア114及び第2の駆動トラック104を継続して駆動することになる。同様に、第2の駆動シャフト112もまた、剪断セクション126を含む。第2の駆動シャフト112の剪断セクション126は、第2の潤滑供給ポンプ122と第2のギア114との間に位置付けられる。従って、第2の駆動シャフト112が故障した場合、第2の駆動シャフト112が剪断セクション126で機能しなくなる可能性が高く、その結果、第1のギア110及び第1の駆動トラック102が阻害されないようになる。すなわち、軸受116,118によって提供される支持に少なくとも部分的に起因して、それぞれの剪断セクション124,126での第1の駆動シャフト106又は第2の駆動シャフト112の機能不良は、残っている駆動シャフト及び駆動トラックに対して悪影響を及ぼさないことになる。図示の実施形態において、第1の駆動シャフト106及び第2の駆動シャフト112の剪断セクション124,126は各々、断面厚さが低減された領域である。しかしながら、他の例示的な実施形態では、第1及び第2の駆動シャフト110,112の剪断セクション124,126は、特定の箇所での機能不良を誘起させる他の何れかの好適な構造を有することができる。
加えて、図2で分かるように、ポンプ100は一般に、第1の潤滑供給ライン128及び第2の潤滑供給ライン130を含む。第1の潤滑供給ライン128は、第1の潤滑供給ポンプ120に流体接続されて、潤滑剤の流れを第1の潤滑供給ポンプ120からガスタービンエンジン10に提供する。同様に、第2の潤滑供給ライン130は、第2の潤滑供給ポンプ122に流体接続されて、潤滑剤の流れを第2の潤滑供給ポンプ122からガスタービンエンジン10に提供する。図示の実施形態において、第1の潤滑供給ライン128及び第2の潤滑供給ライン130は、連結部132にて合流し、第1及び第2の潤滑供給ポンプ120,122からの潤滑を単一の供給ライン(図1における出口ライン38のような)を通じてガスタービンエンジン10に提供することができるようになる。
更に、図示の例示的なポンプ100は、第1の潤滑供給ライン128に位置付けられた第1のチェックバルブ134と、第2の潤滑供給ライン130に位置付けられた第2のチェックバルブ136とを含む。第1のチェックバルブ134は、ガスタービンエンジン10から第1の潤滑供給ライン128を通って第1の潤滑供給ポンプ120への潤滑剤の流れを遮断するよう構成される。同様に、第2のチェックバルブ136は、ガスタービンエンジン10から第2の潤滑供給ライン130を通って第2の潤滑供給ポンプ122に向かう滑剤の流れを遮断するよう構成される。従って、第1の駆動トラック102又は第2の駆動トラック104の何れか一方が故障した場合に、依然として作動している潤滑供給ポンプは、作動していない潤滑供給ポンプの潤滑供給ラインを通じて潤滑剤をポンプで送給することがない。
ガスタービンエンジン10に潤滑を提供するための潤滑供給ポンプ120,122の冗長構成に加えて、図2の例示的なポンプ100は、ガスタービンエンジン10から潤滑を戻すための同様の冗長構成を含む。より詳細には、図示の例示的なガスタービンエンジン10は、例えば、ガスタービンエンジン10(図1を参照)のコア14の圧縮機セクション20及び/又はタービンセクション28において少なくとも部分的に位置付けられる複数のサンプを含む。具体的には、図1を参照して上記で検討したように、例示的なガスタービンエンジン10は、前方サンプ30、中間サンプ32、後方サンプ34及びAGB36を含む。加えて、例示的なポンプ100は、第1の駆動トラック102の第1の駆動シャフト106に機械的に結合された対応する第1の複数の排出ポンプと、第2の駆動トラック104の第2の駆動シャフト112に機械的に結合された対応する第2の複数の排出ポンプと、を含む。第1の複数の排出ポンプの各々は、複数のサンプ30,32,34,36のうちの1つに流体接続されて、所望の量の潤滑剤の一部をそれぞれのサンプから取り出すように構成される。同様に、第2の複数の排出ポンプの各々はまた、複数のサンプ30,32,34,36のうちの1つに流体接続されて、所望の量の潤滑剤の一部をそれぞれのサンプから取り出すように構成される。例えば、図示の実施形態において、第1の複数の排出ポンプのうちの幾つかは、それぞれのサンプから最大で所望の量の約半分の潤滑剤を取り出すよう構成され、第2の複数の排出ポンプのうちの幾つかは、それぞれのサンプから最大で所望の量の約半分の潤滑剤を取り出すよう構成される。従って、第1の複数の排出ポンプにおける幾つかの排出ポンプは、第2の複数の排出ポンプにおける対応する排出ポンプと共にそれぞれのサンプから所望の量の潤滑剤を取り出すよう構成される。
図2の例示的な実施形態を詳細に参照すると、例示的なポンプ100は、第1の駆動シャフト106に機械的に結合された第1の前方排出ポンプ146と、第2の駆動シャフト112に機械的に結合された第2の前方排出ポンプ148と、を含む。第1及び第2の前方排出ポンプ146,148は各々、排出ライン202(図示のように、2つの別個のラインに分割され、各々が第1又は第2の前方排出ポンプ146,148の一方につながっている)を介してガスタービンエンジン10の前方サンプ30と流体連通しており、ガスタービンエンジン10の前方サンプ30から所望の量の潤滑剤を取り出すよう協働して構成される。例えば、特定の実施形態において、第1の前方排出ポンプ146は、前方サンプ30から最大で所望の量の約半分の潤滑剤を取り出すよう構成され、第2の前方排出ポンプ148はまた、前方サンプ30から最大で所望の量の約半分の潤滑剤を取り出すよう構成される。図示の例示的なポンプ100はまた、図示の追加のサンプのための同様の排出ポンプを含む。例えば、例示的なポンプ100は、第1及び第2の駆動シャフト106,112それぞれに機械的に結合された第1及び第2の後方排出ポンプ150,152と、第1及び第2の駆動シャフト106,112それぞれに機械的に結合された第1及び第2の中間排出ポンプ154,156とを含む。第1及び第2の後方排出ポンプ150,152は各々、後方サンプ34と流体連通するよう構成され、排出ライン204(図示のように、これもまた2つの別個のラインに分割され、各々が第1又は第2の後方排出ポンプ150,152の一方につながっている)を介して後方サンプ34から所望の量の潤滑剤を取り出すように協働して構成される。加えて、第1及び第2の中間排出ポンプ154,156は、それぞれの独立した排出ライン206,208を介して中間サンプ32の第1の潤滑出口及び第2の潤滑出口それぞれと流体連通して構成される。第1及び第2の中間排出ポンプ154,156は、中間サンプ32から所望の量の潤滑剤を取り出すよう協働して構成される。
更に、図示の実施形態において、例示的なポンプ100はまた、第1の駆動シャフト106に取り付けられたAGB排出ポンプの第1のペア158,159と、第2の駆動シャフト112に取り付けられたAGB排出ポンプの第2のペア160,161とを含む。AGB排出ポンプの第1のペア158,159は、それぞれの独立した排出ライン210,212を介してAGB36の第1の潤滑出口及び第2の潤滑出口それぞれに流体接続される。同様に、AGB排出ポンプの第2のペア160,161は、それぞれの独立した排出ライン214,216を介してAGB36の第3の潤滑出口及び第4の潤滑出口それぞれに流体接続される。AGB排出ポンプの第1のペア158,159及びAGB排出ポンプの第2のペア160,161は、AGB36から所望の量の潤滑剤を取り出すよう協働して構成される。
図示の実施形態において、4つの個々の排出ライン210,212,214,216は、4つのAGB158,159,160,161の各々と、4つのAGB潤滑出口のうちの1つとの間に延びる点は理解されたい。同様に、2つの個々の排出ライン206,208は、2つの中間排出ポンプ154,156の各々と、2つの中間サンプ潤滑出口のうちの1つとの間に延びる。複数の独立した排出ラインとAGB36及び中間サンプ32の潤滑出口を含めることで、種々の飛行姿勢にてAGB36及び中間サンプ32からの潤滑の排出を可能にすることができる。より詳細には、このような構成は、例えば、例示的なガスタービンエンジン10を含む航空機が、上昇(すなわち、上傾斜)、降下(すなわち、下傾斜)又は巡航状態にあるときに、AGB36及び中間サンプ32からの潤滑の排出を可能にすることができる。
第1の複数の排出ポンプの各々は、それぞれの排出ライン202,204,206,210,212に流体接続された入口162と、第1のリターンライン168に流体接続された出口166とを含む。排出ライン202,204,206,210,212は各々、第1の複数の排出ポンプのうちのそれぞれの排出ポンプの入口162をそれぞれのサンプに流体接続するよう構成されている。加えて、第1のリターンライン168は、第1の複数の排出ポンプのうちのそれぞれの排出ポンプの出口166を例示的なガスタービンエンジン10のタンク44に流体接続するよう構成されている。
同様に、第2の複数の排出ポンプの各々は、それぞれの排出ライン202,204,208,214,216に流体接続された入口172と、第2のリターンライン178に流体接続された出口176とを含む。排出ライン202,204,208,214,216は各々、第2の複数の排出ポンプのうちの1つの排出ポンプの入口172をそれぞれのサンプに流体接続するよう構成されている。加えて、第2のリターンライン178は、第2の複数の排出ポンプのうちの1つの排出ポンプの出口176をガスタービンエンジン10のタンク44に流体接続するよう構成されている。
タンク44は、第1の複数の排出ポンプから排出された潤滑及び第2の複数の排出ポンプから排出された潤滑を受け取るよう構成される。加えて、タンク44は、このような排出された潤滑を第1の潤滑供給ポンプ120及び/又は第2の潤滑供給ポンプ122に提供するよう構成される。簡単にするために、2つの別個のタンク44として概略的に描かれているが、特定の例示的な実施形態において、ポンプ100は、単一の潤滑ポンプ44のみを含むことができる(図1を参照)。
上述のように、図示の例示的なポンプ100は更に、第1の駆動トラック102又は第2の駆動トラック104のうちの一方が故障した場合に、ポンプ100が複数のサンプから所望の量の潤滑剤のうちの少なくとも一部を取り出すことを可能にする特徴要素を含む。例えば、例示的なポンプ100は更に、第1のリターンライン168と流体連通して位置付けられた第1のリターンバルブ180と、第2のリターンライン178と流体連通して位置付けられた第2のリターンバルブ182とを含む。第1のリターンバルブ180は、第1のリターンライン168を通る流体の流れを可能にする開放位置と、第1のリターンライン168を通る流体の流れを遮断する閉鎖位置との間で移動可能である。同様に、第2のリターンバルブ182もまた、第2のリターンライン178を通る流体の流れを可能にする開放位置と、第2のリターンライン178を通る流体の流れを遮断する閉鎖位置との間で移動可能である。
ここで図3及び4を更に参照すると、例示的な第1のリターンバルブ180の概略接近図が示される。図3は、開放位置にある例示的な第1のリターンバルブ180を示し、図4は、閉鎖位置にある例示的な第1のリターンバルブ180を示している。図示の実施形態において、第1のリターンバルブ180は、第1の潤滑供給ポンプ120の前後の圧力差が所定の閾値よりも大きいときに開放位置に移動可能なバネ荷重式液圧バルブである。上述のように、第1のリターンバルブ180は、開放位置(図3)にあるときに第1のリターンライン168を通る流体の流れを可能にし、閉鎖位置(図4)にあるときに第1のリターンライン168を通る流体の流れを遮断する。
図示の第1のリターンバルブ180は、一般に、入口184、出口186、第1の基準ポート188、第2の基準ポート190、及びスプール192を含む。入口184及び出口186は各々、ポンプ100の第1のリターンライン168と流体連通している。ポンプ100の通常作動中、潤滑剤は、第1のリターンバルブ180の入口184から第1のリターンライン168を通って第1のリターンバルブ180の出口186に流れる。
スプール192は、第1の位置194(図3)と第2の位置196(図4)との間で移動可能である。スプール192が第1の位置194にあるときに、第1のリターンバルブ180は開放位置にあり、スプール192が第2の位置196にあるときには、第1のリターンバルブ180は閉鎖位置にある。加えて、第1の基準ポート188は、第1の潤滑供給ポンプ120の下流側で第1の潤滑供給ライン128に流体接続され、第2の基準ポート190は、第1の潤滑供給ポンプ120の上流側で第1の潤滑供給ライン198に流体接続される。第1の基準ポート188での圧力(すなわち、第1の潤滑供給ライン128の下流側の圧力)が、第2の基準ポート190での圧力(すなわち、第1の潤滑供給ライン128の上流側の圧力)よりも高い所定量を上回るときには、スプール192は、第1の位置194(図4)に移動し、第1のリターンバルブ180が開放位置になる。特に、第1の潤滑供給ポンプ120前後の圧力差(すなわち、第1の基準ポート188と第2の基準ポート190との間の圧力差)が所定の閾値よりも高いことは、第1の潤滑供給ポンプ120が適切に作動していること及び第1の駆動トラック102が故障していないことを示している。
対照的に、第1の潤滑供給ポンプ120前後の圧力差が所定の閾値よりも小さいとき、又はより詳細には、第1の基準ポート188と第2の基準ポート190との間の圧力差が所定の閾値よりも小さいときには、第1のリターンバルブ180におけるスプール192は第2の位置196(図4)に移動し、第1のリターンバルブ180が閉鎖位置になる。上記のことは、第1の潤滑供給ポンプ120が適切に作動していないこと、及び第1の駆動トラック102の少なくとも一部が故障した可能性があることを示している。従って、このような状況においては、第1の複数の排出ポンプへの流れを直ちに止めて、依然として作動している排出ポンプがガスタービンエンジン10の複数のサンプからの所望の量の潤滑の少なくとも一部を取り出すことを可能にすることが望ましい。
その上、図示のように、バルブ180は、付勢部材によって閉鎖位置(図4)に向けて付勢され、又はより詳細には、スプール192は、付勢部材によって第2の位置196に向けて付勢される。図示の実施形態において、付勢部材はバネである。具体的には、スプール192は、閉鎖位置に向けて付勢されて、例えば、第1の潤滑供給ポンプ120の前後の圧力差がゼロに等しいときに、第1のリターンバルブ180は、閉鎖位置に留まるか、又は閉鎖位置に移動するようになる。
その上、特定の例示的な実施形態において、第2のリターンバルブ182は、図3及び4に関して上記で説明された第1のリターンバルブ180と実質的に同じ方式で構成することができる。例えば、第1のリターンバルブ180及び第2のリターンバルブ182の各々は、第1の潤滑供給ポンプ120及び第2の潤滑供給ポンプ122それぞれの前後の圧力差に基づいて作動するバネ荷重式液圧バルブとして構成することができる。特定の例示的な実施形態において、液圧バルブ構成は、(チェックバルブのような)圧力損失の追加が生じないので、単純なチェックバルブよりも望ましい。特定の実施形態において、圧力損失の追加により、始動時にポンプ100の1つの駆動ラインが最良ではない原因となる。しかしながら、図示の例示的な実施形態において、第1のリターンバルブ180及び第2のリターンバルブ182が各々、液圧バルブとして構成されているが、他の例示的な実施形態において、第1のリターンバルブ180及び第2のリターンバルブ182の一方又は両方は、何らかの他の好適な構成を有することができる点は理解されたい。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、また、あらゆる当業者が、あらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる組み込み方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ターボファンジェットエンジン
12 長手方向又は軸方向中心線
14 コア
16 前方部分
18 後方部分
20 圧縮機セクション
22 低圧圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼セクション
28 タービンセクション
30 前方サンプ
32 中央サンプ
34 後方サンプ
36 補機ギアボックス(AGB)
38 出口ライン
40 AGBノズル
42 排出ライン
44 タンク
46 熱交換器
48 ライン
50 ライン
52 ライン
100 潤滑ユニット(ポンプ)
102 第1の駆動トラック
104 第2の駆動トラック
106 第1の駆動シャフト
108 スプライン
110 第1段ギア
112 第2の駆動シャフト
114 第2段ギア
116 第1の軸受
118 第2の軸受
120 第1の潤滑供給ポンプ
122 第2の潤滑供給ポンプ
124 第1の剪断セクション
126 第2の剪断セクション
128 第1の潤滑供給ライン
130 第2の潤滑供給ライン
132 連結部
134 第1のチェックバルブ
136 第2のチェックバルブ
138 前方サンプ
146 第1の前方排出ポンプ
148 第2の前方排出ポンプ
150 第1の後方排出ポンプ
152 第2の後方排出ポンプ
154 第1の中間排出ポンプ
156 第2の中間排出ポンプ
158 AGB排出ポンプの第1のセット
160 AGB排出ポンプの第2のセット
162 第1の排出ポンプの入口
164 第1の排出ライン
166 第1の排出ポンプの出口
168 第1のリターンライン
170 タンク
172 第2の排出ポンプの入口
174 第2の排出ライン
176 第2の排出ポンプの出口
178 第2のリターンライン
180 第1のリターンバルブ
182 第2のリターンバルブ
184 入口
186 出口
188 第1の基準ポート
190 第2の基準ポート
192 スプール
194 スプールの第1の位置
196 スプールの第2の位置
198 第1の潤滑供給ライン

Claims (20)

  1. ガスタービンエンジン(10)のためのポンプ(100)であって、
    第1の駆動シャフト(106)、スプライン(108)及び第1のギア(110)を含み、該スプライン及び第1のギアが各々、前記第1の駆動シャフトに剛体的に取り付けられる第1の駆動トラック(102)と、
    第2の駆動シャフト(112)及び第2のギア(114)を含み、該第2のギアが、前記第2の駆動シャフトに剛体的に取り付けられ且つ前記第1のギアに機械的に結合される、第2の駆動トラック(104)と、
    前記第1の駆動シャフトに機械的に結合された第1の潤滑供給ポンプ(120)と、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合された第2の潤滑供給ポンプ(122)と、
    を備え、
    前記第1の潤滑供給ポンプ及び前記第2の潤滑供給ポンプが、所望の量の潤滑剤を前記ガスタービンエンジンに提供するように協働して構成される、ポンプ(100)。
  2. 前記第1の潤滑供給ポンプが、最大で所望の量の約半分の潤滑剤を前記ガスタービンエンジンに提供するように構成され、前記第2の潤滑供給ポンプがまた、最大で所望の量の約半分の潤滑剤を前記ガスタービンエンジンに提供するように構成されている、請求項1に記載のポンプ(100)。
  3. 前記第1の駆動シャフトに機械的に結合された第1の排出ポンプと、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合された第2の排出ポンプと、
    を更に備え、
    前記第1及び第2の排出ポンプが各々、前記ガスタービンエンジンのサンプ(30,32,34,36)と流体連通されて、該ガスタービンエンジンのサンプから所望の量の潤滑剤を取り出すように構成されている、請求項1に記載のポンプ(100)。
  4. 前記第1の駆動シャフトに機械的に結合され且つ中央サンプ(32)の第1の潤滑出口に流体接続された第1の中間排出ポンプ(154)と、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合され且つ中央サンプ(32)の第2の潤滑出口に流体接続された第2の中間排出ポンプ(156)と、
    前記第1の駆動シャフトに機械的に結合され且つ補助ギアボックス(AGB)(36)の第1の潤滑出口に流体接続された第1のAGB排出ポンプ(158)と、
    前記第1の駆動シャフトに機械的に結合され且つ前記AGBの第2の潤滑出口に流体接続された第2のAGB排出ポンプ(159)と、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合され且つ前記AGBの第3の潤滑出口に流体接続された第3のAGB排出ポンプ(160)と、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合され且つ前記AGBの第4の潤滑出口に流体接続された第4のAGB排出ポンプ(161)と、
    を更に備える、請求項1に記載のポンプ(100)。
  5. 前記第1の駆動シャフトに機械的に結合され且つ出口(176)を含む第1の排出ポンプと、
    前記第1の排出ポンプの出口を前記ガスタービンエンジンのタンク(44)に流体接続する第1のリターンライン(168)と、
    前記第1のリターンラインと流体連通して位置付けられた第1のリターンバルブ(180)と、
    を更に備え、前記第1のリターンバルブが、前記第1のリターンラインを通る流体の流れを可能にする開放位置と、前記第1のリターンラインを通る流体の流れを遮断する閉鎖位置との間で移動可能である、請求項1に記載のポンプ(100)。
  6. 前記第1のリターンバルブは、前記第1の潤滑供給ポンプの前後の圧力差が所定閾値よりも大きいときに前記開放位置に移動可能な液圧バルブである、請求項5に記載のポンプ(100)。
  7. 前記第1の潤滑供給ポンプに流体接続されて、潤滑剤の流れを前記第1の潤滑供給ポンプから前記ガスタービンエンジンに提供する第1の潤滑供給ライン(198)と、
    前記ガスタービンエンジンから前記第1の潤滑供給ラインを通って前記第1の潤滑供給ポンプに向けた前記潤滑剤の流れを遮断するため、前記第1の潤滑供給ラインに位置付けられる第1のチェックバルブ(134)と、
    を更に備える、請求項1に記載のポンプ(100)。
  8. 前記第1の駆動トラックの第1の駆動シャフトが剪断セクション(124)を定め、前記第2の駆動トラックの第2の駆動シャフトもまた、剪断セクション(126)を定める、請求項1に記載のポンプ(100)。
  9. 前記第1のギアが第1のスパーギアであり、前記第2のギアが第2のスパーギアである、請求項1に記載のポンプ(100)。
  10. ガスタービンエンジン(10)であって、
    圧縮機セクション(20)と、
    前記圧縮機セクションに機械的に結合されたタービンセクション(28)と、
    ポンプ(100)と、
    を備え、前記ポンプが、
    第1の駆動シャフト(106)、スプライン(108)及び第1のギア(110)を含み、該スプライン及び第1のギアが各々、前記第1の駆動シャフトに剛体的に取り付けられる第1の駆動トラック(102)と、
    第2の駆動シャフト(112)及び第2のギア(114)を含み、該第2のギアが前記第2の駆動シャフトに剛体的に取り付けられ、且つ前記第1のギアに機械的に結合される第2の駆動トラック(104)と、
    前記第1の駆動シャフトに機械的に結合された第1の潤滑供給ポンプ(120)と、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合された第2の潤滑供給ポンプ(122)と、
    を備え、
    前記第1の潤滑供給ポンプ及び前記第2の潤滑供給ポンプが、所望の量の潤滑剤を前記ガスタービンエンジンに提供するように協働して構成される、ガスタービンエンジン(10)。
  11. 前記ガスタービンエンジンの圧縮機セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に位置付けられたサンプ(30,32,34,36)と、
    前記第1の駆動シャフトに機械的に結合された第1の排出ポンプと、
    前記第2の駆動シャフトに機械的に結合された第2の排出ポンプと、
    を更に備え、前記第1及び第2の排出ポンプが各々、前記サンプと流体連通されて、該サンプから所望の量の潤滑剤を取り出すように構成されている、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
  12. 前記第1の排出ポンプが、最大で所望の量の約半分の潤滑剤を前記サンプから取り出すよう構成され、前記第2の排出ポンプがまた、最大で所望の量の約半分の潤滑剤を前記サンプから取り出すよう構成されている、請求項11に記載のガスタービンエンジン(10)。
  13. 前記第1の潤滑供給ポンプが、最大で所望の量の約半分の潤滑剤を前記ガスタービンエンジンに提供するように構成され、前記第2の潤滑供給ポンプがまた、最大で所望の量の約半分の潤滑剤を前記ガスタービンエンジンに提供するように構成されている、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
  14. 前記圧縮機セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも1つに位置付けられた複数のサンプ(30,32,34,36)と、
    前記第1の駆動トラックの第1の駆動シャフトに機械的に結合され且つ前記複数のサンプのうちの1つに各々が流体接続されて、前記それぞれのサンプから最大で所望の量の約半分の潤滑剤を取り出すように構成される第1の複数の排出ポンプと、
    前記第2の駆動トラックの第2の駆動シャフトに機械的に結合され且つ前記複数のサンプのうちの1つに各々が流体接続されて、前記それぞれのサンプから最大で所望の量の約半分の潤滑剤を取り出すように構成される第2の複数の排出ポンプと、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
  15. 前記第1の駆動シャフトに機械的に結合され且つ出口(176)を含む第1の排出ポンプと、
    前記第1の排出ポンプの出口を前記ガスタービンエンジンのタンク(44)に流体接続する第1のリターンライン(168)と、
    前記第1のリターンラインと流体連通して位置付けられた第1のリターンバルブ(180)と、
    を更に備え、前記第1のリターンバルブが、前記第1のリターンラインを通る流体の流れを可能にする開放位置と、前記第1のリターンラインを通る流体の流れを遮断する閉鎖位置との間で移動可能である、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
  16. 前記第1のリターンバルブは、前記第1の潤滑供給ポンプの前後の圧力差が所定閾値よりも大きいときに前記開放位置に移動可能な液圧バルブである、請求項15に記載のガスタービンエンジン(10)。
  17. 前記第1の潤滑供給ポンプに流体接続されて、潤滑剤の流れを前記第1の潤滑供給ポンプから前記ガスタービンエンジンに提供する第1の潤滑供給ライン(198)と、
    前記ガスタービンエンジンから前記第1の潤滑供給ラインを通って前記第1の潤滑供給ポンプに向けた前記潤滑剤の流れを遮断するため、前記第1の潤滑供給ラインに位置付けられる第1のチェックバルブ(134)と、
    を更に備える、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
  18. 前記第1の駆動トラックの第1の駆動シャフトが剪断セクション(124)を定め、前記第2の駆動トラックの第2の駆動シャフトもまた、剪断セクション(126)を定める、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)
  19. 前記第1のギアが第1のスパーギアであり、前記第2のギアが第2のスパーギアである、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
  20. 前記ガスタービンエンジンが、航空機ガスタービンエンジンである、請求項10に記載のガスタービンエンジン(10)。
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