JP2017010706A - 回路遮断器 - Google Patents
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図27(a)は、3極の回路遮断器を用いた場合の一般的な配線図である。
電源側端子は、端子8a〜8cのうち8aと8cとを電源端子として使用し、負荷側端子は、端子9a〜9cのうち9aと9bとを負荷端子として使用し、電源側の端子8bと負荷側の端子9cを導線89bcにより接続し、すなわち2極を直列接続して使用していた。
電源側端子は、端子8a〜8dのうち8aと8dとを電源端子として使用し、負荷側端子は、端子9a〜9dのうち9bと9cとを負荷端子として使用し、電源側の端子8bと負荷側の端子9aとを導線89baにより接続し、また電源側の端子8cと負荷側の端子9dとを導線89cdにより接続し、それぞれ図27(b)の左右の2極を直列接続して、直流回路に回路遮断器を使用していた(特許文献1の図7参照)。
電源用端子及び負荷用端子は、各第1端子及び各第2端子のいずれかの端子によって構成されているものである。
また、多様な配線方法にも同じ部品の組合せにより対応することができ、従って、部品の共用化ができると共に、客先に応じた配線方法で予め構成することで配線ミスによる短絡事故を防止することができる。
また、絶縁体は、長手方向の上下を180度反転しても取り付けることができるため、案内溝も電源側と負荷側の両方に配置できる構造となっている。また、絶縁体は、各極で分離し長手方向を軸とする対称な2部品で構成され、回路遮断器本体の極数に依存せず取付可能な構成となっている。
この発明に係る回路遮断器は、可動接点又は固定接点に接続されて電源側の端子又は負荷側の端子となり得る第1端子、及びこの第1端子と対向し且つ可動接点又は固定接点に接続されて電源側の端子又は負荷側の端子となり得る第2端子を1組(1極)とする開閉機構を、3組(3極)以上備えたことを基本構成とし、開閉機構は筐体内に並設され且つ2組(2極)を1単位として直列接続可能に構成されている。
2組の開閉機構を直列接続すると共に、各第1端子及び各第2端子のいずれかの端子によって電源側端子及び負荷側端子が構成されている。なお、ノ字形接続導体とU字形接続導体とは、総称して適宜「接続用導体」という。
従って、案内溝は、2枚の板状絶縁部材のうち、一方の板状絶縁部材を水平面上で180度回転させて他方の板状絶縁部材に突合組み合わせることにより、一方のU字形溝部を他方のU字形溝部に連通させると共に一方のノ字形溝部を他方のノ字形溝部に連通させることによって構成されている。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図8に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における回路遮断器を背面側から見た斜視図、図2は回路遮断器を前面側から見た斜視図、図3は絶縁体の組合せ状態を示した説明図、図4はノ字形接続導体の接続後の状態を示した背面図、図5はこの発明の実施の形態1における回路遮断器において、(a)は電源側端子におけるノ字形接続導体の接続後の状態を示した断面図、(b)は負荷側端子におけるノ字形接続導体の接続後の状態を示した断面図、図6は絶縁体とノ字形接続導体を単体で示した斜視図で、(a)は一方の板状絶縁部材1を示す斜視図、(b)は他方の板状絶縁部材2を示す斜視図、(c)は一方のノ字形接続導体3を示す斜視図、(d)は他方のノ字形接続導体4を示す斜視図、図7は回路遮断器組立後の回路遮断器本体の背面図、図8は回路遮断器における配線状態を示し、(a)は外形図、(b)はその配線図の1例である。
ノ字形接続導体3、4は、回路遮断器50本体にボルト6で固定され、絶縁体102、絶縁体103は、回路遮断器50本体に取付ねじ7で固定されている。
なお、ノ字形接続導体3、4は、一方の電源側の端子50a、50dと、隣接する他方の対向する負荷側の端子50f、50g間を直列接続するものである。
また、ノ字形接続導体3は、図4において電源側左極から負荷側右極に接続され、ノ字形接続導体4は、電源側右極から負荷側左極に接続されている。
また、この案内溝102abcは、図6に示すようにU字形接続導体用溝部102b、102cの一半部1b、1cと、このU字形溝部の一半部1bから板状体長手側面の中央部に達する箇所まで延在させたノ字形溝部102aの一半部1aとを、次のように組み合わせることにより形成される。
すなわち、案内溝102abcは、例えば2枚の板状絶縁部材1のうち、一方の板状絶縁部材1を水平面上で180度回転させて他方の板状絶縁部材1に突合組み合わせることにより一方のU字形接続導体用溝部102b、102cの一半部1b、1cを他方のU字形接続導体用溝部102b、102cの一半部1b、1cに連通させると共に一方のノ字形溝部102aの一半部1aを他方のノ字形溝部102aの一半部1aに連通させることによって構成されている。
2枚の板状絶縁部材1を、180度反転した場合、板状絶縁部材1にある溝(1a、1b、1c)は、隣にくる同じ形状の板状絶縁部材1との組み合わせによって案内溝102abcが形成される。同様に、2枚の板状絶縁部材2を、180度反転した場合、板状絶縁部材2にある溝(2а、2b、2c)は、隣にくる同じ形状の板状絶縁部材1との組み合わせによって案内溝103abcが形成される
図6(c)に示すノ字形接続導体3は、図4において電源側の左極と負荷側の右極の接続に使用する。一方、図6(d)に示すノ字形接続導体4は、ノ字形接続導体3とは反対に電源側の右極と負荷側の左極の接続に使用できる形状となっている。
ノ字形接続導体3、4は、絶縁体102、103に形成された案内溝102abc、103abcに従って取り付けられているため、絶縁体102、103と干渉せず回路遮断器50本体の背面に取付可能である。
案内溝102abcは、絶縁体102の取付後にノ字形接続導体3との干渉を防止すると共に、大地との絶縁を保護する。また、案内溝103abcは、絶縁体103の取付後にノ字形接続導体4との干渉を防止すると共に、大地との絶縁を保護する。
この発明の実施の形態2を図9〜図14に基づいて説明する。
図9はこの発明の実施の形態2における回路遮断器を背面側から見た斜視図、図10は回路遮断器を前面側から見た斜視図、図11は回路遮断器のU字形接続導体の接続後の状態を示した背面図、図12は回路遮断器において、追加される構成部品(U字形接続導体)を示す斜視図、図13は回路遮断器の絶縁体とU字形接続導体との組合せ状態を示した、回路遮断器組立後の回路遮断器本体の背面図、14は回路遮断器の配線状態を示す外形図である。なお、図14の配線図は図示しない(図8(b)と同様の構成のため、以下の「実施の形態」の説明においても図示することを省略する)。
U字形接続導体5は、回路遮断器50本体にボルト6で固定され、絶縁体102、絶縁体103は、回路遮断器50本体に取付ねじ7で固定されている。
すなわち、左右対称とする2種類の2枚の板状絶縁部材1、2で構成され、また、絶縁体102、103は、例えば2枚の同一形状の板状絶縁部材1のうち、一方の板状絶縁部材1を水平面上で180度回転させて他方の板状絶縁部材1に突合組み合わせることにより2枚1組単位で使用される。
すなわち、U字形接続導体用溝部102b、102cは、2枚の板状絶縁部材1のうち、一方の板状絶縁部材1を水平面上で180度回転させて他方の板状絶縁部材1に突合組み合わせることにより一方のU字形溝部の一半部1b、1cを他方のU字形溝部の一半部1b、1cに連通させることによって構成されている。
U字形接続導体5は、絶縁体102、103によって形成された案内溝に従って取り付けられているため、絶縁体と干渉せず回路遮断器50本体の背面に取付可能である。
絶縁体102のU字形接続導体用溝部102b、103bによってU字形接続導体5の取付後に、U字形接続導体5との干渉を防止すると共に、大地との絶縁を保護する。
この発明の実施の形態3を、図15に基づいて説明する。
図15は、この発明の実施の形態3における回路遮断器の配線を示す説明図で、回路遮断器背面側から見た接続用導体の接続後の状態と結線を示す背面図と結線図である。
以下、実施の形態3として他の接続方法を説明する。
図15(a)は、実施の形態2のU字形接続導体5を負荷側に配置した場合に可能な配線例である。
図15(b)は、実施の形態1の絶縁体102と103の配置を互いに交換した場合に可能な配線例である。
図15(c)(d)は、絶縁体102又は103を2つ使用した場合に可能な配線例である。
以上にように、図15(a)〜(d)は、4極品の回路遮断器50に適用され、配線する端子数を8個から4個まで減少させることができる。
この発明の実施の形態4を図16から図21に基づいて説明する。
図16はこの発明の実施の形態4における回路遮断器を背面側から見た斜視図、図17は回路遮断器を前面側から見た斜視図、図18は絶縁体の組合せ状態を示した説明図、図19はノ字形接続導体の接続後の状態を示した背面図、図20は回路遮断器の絶縁体とノ字形接続導体との組合せ状態を示した、回路遮断器組立後の回路遮断器本体の背面図、図21は回路遮断器における配線状態を示す外形図である。
絶縁体102には、ノ字形接続導体3を誘い込むための案内溝102abcが設けられ、板状絶縁部材1の取付後にノ字形接続導体3との干渉を防止すると共に、大地との絶縁を保護する。
ノ字形接続導体3は、絶縁体102によって形成された案内溝102abcに従って取り付けられているため、絶縁体102と干渉せず回路遮断器51本体の背面に取付可能である。
この発明の実施の形態5を図22に基づいて説明する。
図22は、この発明の実施の形態5における回路遮断器の配線を示す説明図で、回路遮断器背面側から見た接続用導体の接続後の状態と結線を示す背面図と結線図である。
以下実施の形態5として他の接続方法を説明する。
図22(a)は、実施の形態4にU字形接続導体5を使用した場合に可能な配線例である。
図22(b)は、実施の形態4の絶縁体102を実施の形態1の103に変更した場合に可能な配線例である。
この発明の実施の形態6を図23から図24に基づいて説明する。
実施の形態6の絶縁体1と2は、これまでに説明した2種類の板状絶縁部材1、2に改造を施し、絶縁体102,103にU字形接続導体5を案内するための十字形溝部を更に追加することで実施の形態1〜5による場合より配線数を2つ減らすことができるものである。
図23はこの発明の実施の形態6における回路遮断器要部の構成部品である絶縁体を単体で示した分解図、図24は回路遮断器の絶縁体の組合せ状態を示した説明図、図25はこの発明の実施の形態6における回路遮断器(4極タイプ)の配線を示す説明図で、4極回路遮断器背面側から見た接続用導体の接続後の状態と結線を示す背面図と結線図、図26はこの発明の実施の形態6における回路遮断器(3極タイプ)の配線を示す説明図で、3極回路遮断器背面側から見た接続用導体の接続後の状態と結線を示す背面図と結線図である。
この追加したT字形溝部により、本体取付時に隣接する板状絶縁部材1と2の組合せや方向に依存せずに、U字形接続導体5を嵌め込むことが可能となる。
従って、U字形接続導体5による各端子の接続により、実施の形態1〜4より配線数を減少させることができ、更なる作業の容易化、配線スペースの省略化が可能な構造となっている。
4極タイプの回路遮断器の場合は、図25(a)(b)に示すように、絶縁体1、2間において、電源側の端子50b〜50c間、又は負荷側の端子50fと50g間をU字形接続導体5で接続する。
このように絶縁体1、2間がU字形接続導体5で接続できるため、配線する端子数を8個から2個まで減少させることができる。
3極タイプの回路遮断器の場合は、図26(a)(b)(c)(d)に示すように、電源側の端子51aと51b間、51bと50c間、又は負荷側の端子51dと51e間、51eと51f間をU字形接続導体5で接続する。
このようにU字形接続導体5で接続できるため、配線する端子数を6個から2個まで減少させることができる。
1:板状絶縁部材、 2:板状絶縁部材、 3:ノ字形接続導体、
4:ノ字形接続導体、 5:U字形接続導体、 50:4極の回路遮断器、
51:3極の回路遮断器、
50a、50b、50c、50d:電源側の端子、
50e、50f、50g、50h:負荷側の端子、
50a〜50d:4極の回路遮断器の電源側の端子、
50e〜50h:4極の回路遮断器の負荷側の端子、
102abc:案内溝、 103abc:案内溝、
102a:ノ字形溝部(第2溝部に相当),
102b、102c:U字形接続導体用溝部(第1溝部に相当),
103b、103c:U字形接続導体用溝部(第1溝部に相当),
8a〜8d:電源側の端子、 9a〜9d:負荷側の端子
Claims (3)
- 可動接点又は固定接点に接続された第1端子、
及び可動接点又は固定接点に接続された第2端子を1組とする少なくとも3組以上の開閉機構を備え、前記開閉機構は筐体に並設され且つ2組単位で直列接続される回路遮断器であって、
隣接する開閉機構の第1端子間又は第2端子間を接続するU字形接続導体、
一方の開閉機構の第1端子と、隣接する他方の開閉機構の第2端子間を接続するノ字形接続導体、及び
前記U字形導体及び前記ノ字形接続導体を嵌め込み収納する案内溝を有し、前記筐体の背面を覆う絶縁体を備え、
互いに隣接する開閉機構の各第1端子、各第2端子は、前記U字形接続導体及び前記ノ字形接続導体で選択的に接続されることによって2組の開閉機構を直列接続する共に、
電源用端子及び負荷用端子は、各第1端子及び各第2端子のいずれかの端子によって構成されていること特徴とする回路遮断器。 - 前記絶縁体は、前記開閉機構を覆う板状絶縁体で且つ2枚1組で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
- 前記板状絶縁体には、両端部に前記U字形接続導体を嵌め込む第1溝部の一半部、及びこの第1溝部から板状体長手側面の中央部に達して前記ノ字形接続導体を嵌め込む傾斜状の第2溝部の一半部が形成され、
前記案内溝は、2枚の前記板状絶縁体のうち、一方の板状絶縁体を水平面上で180度回転させて他方の板状絶縁体に突合させることにより、一方の第1溝部を他方の第1溝部に連通させると共に一方の第2溝部を他方の第2溝部に連通させることによって構成されていることを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
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