以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1〜図3に示すように、遊技機1は、いわゆるパチスロ機である。遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークン等の他、遊技者に付与された又は付与される、遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技可能なものであるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
なお、以後の説明において、遊技機1から遊技者に向かう側(方向)を遊技機1の前側(前方向)と称し、前側とは逆側を後側(後方向、奥行方向)と称し、遊技者から見て右側及び左側を遊技機1の右側(右方向)及び左側(左方向)とそれぞれ称する。また、前側及び後側を含む方向は、前後方向又は厚み方向と称し、右側及び左側を含む方向は、左右方向又は幅方向と称する。前後方向(厚み方向)及び左右方向(幅方向)に直交する方向を上下方向又は高さ方向と称する。
(遊技機の構成)
図1に示すように、遊技機1の外観は、矩形箱状の筐体2により構成されている。図2において、筐体2は、遊技機本体として前面側に矩形状の開口部G5を有する金属製のキャビネットGと、キャビネットGの前面上部に配置された上ドア機構UDと、キャビネットGの前面下部に配置された下ドア機構DDとを有している。ここで、開口部G5は、本発明の本体を構成する。また、開口部G5は、キャビネットGの前面側ではなく、後面側に設けられてもよく、前面及び後面の両方に設けられてもよい。
図1において、キャビネットGの上面壁G4には、左右方向に関して所定間隔隔てて、上下方向に貫通する2つの開口G41が形成されている。そして、この2つの開口G41それぞれを塞ぐように木製の板部材G42が上面壁G4に取付けられている。
図2に示すように、上ドア機構UD及び下ドア機構DDは、キャビネットGの開口部G5の形状及び大きさに対応するように形成されている。上ドア機構UD及び下ドア機構DDは、キャビネットGにおける開口部G5の上部及び下部を閉塞可能に設けられている。上ドア機構UDは、図1において、上側表示窓UD1を中央部に有している。上側表示窓UD1には、光を透過する透明パネルUD11が設けられている。
下ドア機構DDには、上部の略中央部に、矩形状の開口部として形成されたメイン表示窓DD4が設けられている。メイン表示窓DD4の裏面側には、図2に示すように、キャビネットGの内部側から取付けられたリールユニットRUが装着されている。さらに、リールユニットRUの背面には、主制御基板MSが取付けられている。
リールユニットRUは、複数種類の図柄が各々の外周面に描かれた3個のリールRL(左リール)、RC(中リール)、RR(右リール)を主体に構成されている。これらのリールRL、RC、RRは、それぞれが縦方向に一定の速度で回転できるように並列状態(横一列)に配設される。リールRL、RC、RRは、メイン表示窓DD4を通じて、各リールRL、RC、RRの動作や各リールRL、RC、RR上に描かれている図柄が視認可能となる。
図1において、メイン表示窓DD4には、その表面部に、矩形状のアクリル板等からなる透明パネルが取付け固定されており、遊技者等がリールユニットRUに触れることができないようになっている。メイン表示窓DD4の下方には、略水平面の第1、第2、第3台座部DD2a、DD2b、DD2cが形成されている。メイン表示窓DD4の右側に位置する第1台座部DD2aには、メダルを投入するためのメダル投入口DD5が設けられている。メダル投入口DD5は、遊技者によりメダルが投入される開口である。メダル投入口DD5から投入されたメダルは、クレジットされるか又はゲームに賭けられる。
メイン表示窓DD4の左側に位置する第2台座部DD2bには、クレジットされているメダルを賭けるための、有効ライン設定手段としての最大BETボタンDD8(MAXBETボタンともいう)が設けられている。最大BETボタンDD8が押されると、メダルの投入枚数として「3」が選択される。
メイン表示窓DD4の前面側に位置する第3台座部DD2cには、サブ表示装置DD20が設けられている。サブ表示装置DD20は、例えば入賞成立時のメダルの払出枚数やクレジットされている残メダル枚数を表示する。遊技機1にクレジットされるメダルの最大枚数は、通常50枚であるため、サブ表示装置DD20には、50以下のクレジット枚数が表示される。なお、最大枚数となる50枚のメダルがクレジシットされている状態では、投入されたメダルがそのままメダル払出口DD14より払出される。
最大BETボタンDD8の前面側には、遊技者の操作によりリールRL、RC、RRを回転駆動させるとともに、メイン表示窓DD4内で図柄の変動表示を開始させるスタートレバーDD6が設けられている。スタートレバーDD6は、所定の角度範囲で傾動自在に取付けられる。
スタートレバーDD6の右側で、サブ表示装置DD20の前面側には、遊技者の押下操作(停止操作)により3個のリールRL、RC、RRの回転をそれぞれ停止させるための3個のストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rが設けられている。
最大BETボタンDD8の左側には、C/PボタンDD13が設けられている。C/PボタンDD13は、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるものである。このC/PボタンDD13の切り換えにより払出しが選択されている状態(非クレジット状態)においては、下ドア機構DDの下部側のコインガードプレート部に設けたメダル払出口DD14(キャンセルシュート)からメダルが払出され、払出されたメダルは、メダル受け部DD15に溜められる。
スタートレバーDD6、及び、ストップボタンDD7L、DD7C、DD7Rの下部側には、腰部パネルDD18(腰部導光板)が配置されている。腰部パネルDD18は、アクリル板等を使用した化粧用パネルとして構成される。腰部パネルDD18には、遊技機1の機種を表す名称や種々の模様等が印刷により描かれている。
また、メダル払出口DD14の左側にはスピーカDD25Lが、右側にはスピーカDD25Rが、それぞれ設けられている。スピーカDD25L、DD25Rは、遊技者に遊技に関する種々の情報を声や音楽等の音により報知する。また、メイン表示窓DD4の右側には、サブ液晶表示装置DD19が配置されている。サブ液晶表示装置DD19は、液晶表示パネル(液晶パネル)のパネル面にタッチ式の位置入力装置としてのタッチセンサパネルが配されてなる、いわゆるタッチパネルDD19Tとなっている。
なお、タッチセンサパネルとしては、例えば、人体の一部(指先等)や静電ペン等の接触を検知して、その検知信号を出力する静電容量方式のものであってもよく、又は、ペン先等の堅い物質の接触を検知して、その検知信号を出力する方式のもの、あるいは、その他の方式のものや構造のもの(インセル構造等)であってもよい。本実施形態においては、サブ液晶表示装置DD19及びタッチパネルDD19Tを用いて後述するプロジェクタ装置B2の光学調整を行うことができるようになっている。
サブ液晶表示装置DD19は、SUI(スマート・ユーザ・インターフェース)として機能するもので、その表示画面上に、例えば、遊技の進行に伴って遊技回数等の遊技情報が表示されるとともに、遊技者による選択又は入力を求めるためのメッセージや入力キー等が表示される。
なお、サブ液晶表示装置DD19においては、その表示画面上に、例えば、遊技の進行に伴って、遊技に関する演出に応じた内容(演出情報)を表示することも可能である。また、サブ液晶表示装置DD19としては、例えば、演出役物としての機能を有するアタッチメントや、専用のアタッチメントとして、ジョグダイヤル又はプッシュボタン等を装着できるようにしてもよい。
また、サブ液晶表示装置DD19は、その機能を、後述する表示ユニットA等に振り分けることにより、省略することもできる。また、メイン表示窓DD4の左側には、サブ液晶表示装置DD19とは別のサブ液晶表示装置を配置するようにしてもよい。このような別のサブ液晶表示装置としては、その裏側にフルカラーLEDが複数個実装されたLED基板を設け、演出を行うことが可能に透過性を有して装飾が施されたパネルにより表示面を形成するようにしてもよい。
図2、図3に示すように、キャビネットG内は、中間支持板G1により上部空間と下部空間とに仕切られている。すなわち、中間支持板G1は、キャビネットG内を上部空間と下部空間とに仕切る仕切板として機能している。上部空間は、キャビネットG内の上ドア機構UDの後側となる空間であり、表示ユニットA等が収容される。また、下部空間は、キャビネットG内の下ドア機構DDの後側となる空間であり、リールユニットRUや、遊技機1全体の動作を司る主制御基板MS等が収容される。
(表示ユニットA)
図3に示すように、表示ユニットAは、キャビネットGの開口部G5を通してキャビネットG内の中間支持板G1上に着脱可能(交換可能)に載置される。表示ユニットAは、映像表示用の照射光を出射する照射ユニットBと、照射ユニットBからの照射光が照射されることにより映像を出現させるスクリーン装置Cとを有したいわゆるプロジェクションマッピング装置である。ここで、本実施形態の表示ユニットAは、本発明の表示部を構成する。
ここで、プロジェクションマッピング装置は、構造物や自然物等の立体物の表面に映像を投影するためのものであって、例えば、後述のスクリーンである役物に対して、その位置(投影距離や角度等)や形状に基づいて生成される、演出情報に応じた映像を投影することにより、高度で、かつ迫力のある演出を可能とする。
表示ユニットAは、前方に開口が形成された筐体A1を有する。この筐体A1は、照射ユニットBの上部を形成するプロジェクタカバーB1、及び、スクリーン装置Cのスクリーン筐体C10とで構成されている。スクリーン筐体C10は、底板C1、右側板C2、左側板C3、及び背板C4を有した箱方形状をなしている。プロジェクタカバーB1は、スクリーン筐体C10の上面に交換可能に取付けられる。
図4に示すように、照射ユニットBは、照射光を前方に出射するプロジェクタ装置B2と、プロジェクタ装置B2の前方に配置され、プロジェクタ装置B2からの照射光を斜め下後方に配置されたスクリーン装置Cの方向に反射するミラー機構B3と、プロジェクタ装置B2及びミラー機構B3を収容したプロジェクタカバーB1とを有している。
プロジェクタ装置B2は、ケースB22によって外装されつつプロジェクタカバーB1に取付けられ、キャビネットG内の後部に配置されている。ケースB22には図示しない投射レンズや複数のLED光源が位置する。投射レンズは、複数のLED光源から出射してDMD(Digital Micromirror Device)で反射した照射光を、レンズ等を介して前方のミラー機構B3に向けて出射するように配置されている。
プロジェクタ装置B2の前方(照射光の出射方向)には、ミラー機構B3が配置されている。ミラー機構B3は、ミラーホルダB31により光学ミラーB32を保持している。このミラー機構B3は、プロジェクタカバーB1におけるリフレクタ保持部B11の内側面に設けられている。リフレクタ保持部B11は、プロジェクタカバーB1の前面中央部に形成されており、上ドア機構UDを開いたときに前側に露出するように配置されている。なお、ミラー機構B3は、リフレクタ保持部B11に対してその間隔が調整可能に取付けられている。これにより、プロジェクタ装置B2から出射した照射光の進行方向に対する光学ミラーB32の反射角度を微調整することができる。
プロジェクタ装置B2及びミラー機構B3は、プロジェクタカバーB1に収容されている。なお、プロジェクタ装置B2の下面B2aは、その前部に、後方から前方に向けて上方に傾斜する傾斜面B2a1を有している。プロジェクタカバーB1は、水平配置された上壁部B12と、上壁部B12の前側に配置されたリフレクタ保持部B11と、上壁部B12の左右方向において左右対称に配置された側壁部B13、B13(図3、図5参照)とを有している。上壁部B12は、前部がキャビネットGよりも前方に突出するように構成されている。上壁部B12の前部の中央部には、リフレクタ保持部B11が前方に突出した形態に形成されており、突出により形成された空間部に上述のミラー機構B3が角度調整可能に保持されている。
図5において、側壁部B13、B13は、下端部から左右水平方向に突出した突出部B131を有している。突出部B131は、前部側の第1突出部B131aと、後部側の第2突出部B131bとを有している。第1突出部B131aは、プロジェクタカバーB1がキャビネットGに装着されたときに、キャビネットGの開口部G5に対応するように位置する。
スクリーン筐体C10の内部には、照射ユニットBからの照射光の照射により映像を出現させる複数のスクリーン機構が照射対象を切り替え可能に設けられている。具体的には、図4に示すように、複数のスクリーン機構としては、固定スクリーン機構D、フロントスクリーン機構E1、及びリールスクリーン機構F1が設けられている。固定スクリーン機構Dの投影面、フロントスクリーン機構E1の投影面E11a及びリールスクリーン機構F1の投影面F1aは、映像表現を多様化するために、互いに異なる形状をなしている。また、フロントスクリーン機構E1及びリールスクリーン機構F1は、プロジェクタ装置B2やミラー機構B3に対して相対的に位置が変位する可動式のスクリーンであり、それぞれ、フロントスクリーン駆動機構E2及びリールスクリーン駆動機構F2(図7参照)により駆動される。
図3において、底板C1の前部C14は、下方に曲折することによって、先端部が底板C1の下面よりも下方に位置されている。前部C14は、表示ユニットAがキャビネットGの中間支持板G1に載置されながら組み込まれる際に、中間支持板G1の前面に当接することによって、キャビネットG内の後方への位置決めを行うことを可能にしている。そして、表示ユニットAは、前部C14に形成された貫通穴を介してキャビネットGの前面にネジ締結されることによって、キャビネットGの前面側からの表示ユニットAの組み込み作業及び据え付け作業を行うことが可能になっている。
図5に示すように、スクリーン筐体C10の背板C4は、平板状に形成されており、その背面の下部には、スクリーン駆動制御基板CSを位置決め配置するための凹部COが形成されている。スクリーン駆動制御基板CSは、フロントスクリーン駆動機構E2及びリールスクリーン駆動機構F2との間で信号等をやり取りする。
図4において、固定スクリーン機構Dは、照射光の照射方向に存在する固定露出位置に固定状態で設けられている。フロントスクリーン機構E1は、フロント露出位置とフロント待機位置との間を回動可能に設けられている。固定露出位置とフロント露出位置との位置関係は、フロント露出位置が照射光の照射方向であって且つ固定露出位置よりも前方に存在するように設定されている。
これにより、フロントスクリーン機構E1がフロント露出位置に移動した場合は、フロントスクリーン機構E1が固定スクリーン機構Dを前方から覆い隠した状態にすることによって、照射光による映像をフロントスクリーン機構E1だけに出現可能にしている。フロントスクリーン機構E1がフロント待機位置に移動した場合は、固定スクリーン機構Dを露出させることによって、照射光による映像を固定スクリーン機構Dに出現可能にしている。つまり、フロントスクリーン機構E1がフロント露出位置に配置されると、フロントスクリーン機構E1がプロジェクタ装置B2の投影対象となる。これに対して、フロントスクリーン機構E1がフロント待機位置に配置されると、固定スクリーン機構Dがプロジェクタ装置B2の投影対象となる。
リールスクリーン機構F1は、リール露出位置とリール待機位置との間を回動可能に設けられている。リール露出位置と固定露出位置との位置関係は、リール露出位置が照射光の照射方向であって且つ固定露出位置よりも前方に存在するように設定されている。これにより、リールスクリーン機構F1がリール露出位置に移動した場合は、リールスクリーン機構F1が固定スクリーン機構Dを前方から覆い隠した状態にすることによって、照射光による映像をリールスクリーン機構F1だけに出現可能にしている。
リールスクリーン機構F1がリール待機位置に移動した場合は、固定スクリーン機構Dを露出させることによって、照射光による映像を固定スクリーン機構Dに出現可能にしている。つまり、リールスクリーン機構F1がリール露出位置に配置されると、リールスクリーン機構F1がプロジェクタ装置B2の投影対象となる。これに対して、リールスクリーン機構F1がフロント待機位置に配置されると、固定スクリーン機構Dがプロジェクタ装置B2の投影対象となる。
リールスクリーン機構F1は、湾曲形状の平板からなる。リールスクリーン機構F1は、回動方向に近似した形状に湾曲された、側面視円弧状の形状をなしている。リールスクリーン機構F1の表面は、周縁部に模様が形成されているとともに、周縁部の内周領域が投影面F1aとされている。この投影面F1aは、リールスクリーン機構F1がリール露出位置に配置されたときに、プロジェクタ装置B2からの光の照射方向上流側に凸となる円弧面である。また、リールスクリーン機構F1における、回動中心側である裏面には、模様が形成されている。この裏面の模様は、リールスクリーン機構F1がリール待機位置に位置されたときに、前方の遊技者から目視可能にされている。
リールスクリーン機構F1は、リールスクリーン駆動機構F2の駆動力により、リール待機位置とリール露出位置との間で回動可能にされている。そして、リールスクリーン機構F1がリール露出位置に位置されたときに、その投影面F1aは、照射光の照射により映像を出現可能になっている。
(表示ユニットAの電気的及び光学的構成)
図6に示すように、プロジェクタ装置B2は、電気的な構成要素として、プロジェクタ制御基板B23、光学機構B24を備えている。プロジェクタ装置B2には、キャビネットGに設けられたスケーラ基板SKを介してキャビネットGに設けられた副制御基板SSが接続される(図7及び図13参照)。副制御基板SSは、スクリーンや役物の演出動作に応じて、プロジェクタ制御基板B23を制御し、光学機構B24を介して、スクリーンや役物に照射光を投影することにより、視覚的な演出として映像を表示する。
プロジェクタ制御基板B23は、制御LSI230、EEPROM(登録商標)231、DLP(登録商標)制御回路232、LED(Light Emitting Diode)ドライバ233、V−by−one(登録商標)HSレシーバ234、受光回路(図中、「OPT1」と記す)235及び受発光回路(図中、「OPT2」と記す)236を備える。光学機構B24は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を発するLED光源、DMD(Digital Micromirror Device)、投射レンズについてフォーカス調整を行うためのフォーカス機構等を備える。
制御LSI230は、スケーラ基板SKを経由した副制御基板SSの指令に基づいて、照射光を投影するようにDLP制御回路232を制御する。制御LSI230は、スケーラ基板SKを経由した副制御基板SSの指令に基づいて、フォーカス機構を制御して投射レンズを光軸方向に移動させることにより、照射光の投影に際してフォーカス調整を行う。EEPROM231には、制御LSI230によるプロジェクタ装置B2の設定・調整に関わるデータが記憶されている。なお、特に図示しないが、制御LSI230には、制御プログラム等が格納されたROM、プロジェクタ装置B2の設定・調整等に関わる作業領域に使用されるDRAMが内蔵されている。
受光回路235は、フォトダイオードなどのように光信号を電気信号に変換する光電変換素子を含んで構成される。受光回路235は、スケーラ基板SKによって一対の光ファイバケーブル71、72(図16参照)を介して光信号として送信された画像信号をV−by−one HS方式の電気信号に変換する。V−by−one HSレシーバ234は、受光回路235によってV−by−one HS方式で送信された画像信号を受信し、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)信号に変換してDLP制御回路232に送信する。なお、本実施形態では、画像信号をV−by−one HS形式で光信号として送信しているが、これに限らず、差動シリアルインターフェースであれば、DisplayPort、iDP(Internal DisplayPort)、eDP(Embedded Display Port)、CLOCKKESS LINK、FPD(Flat Panel Display)−LinkII、AdvancedPPml(Point to Point mini−LVDS)等を採用してもよい。
受発光回路236は、LEDなどのように電気信号を光信号に変換する光電変換素子と、フォトダイオードなどのように光信号を電気信号に変換する光電変換素子とを含んで構成される。受発光回路236は、スケーラ基板SKと制御LSI230との間で送受信される制御信号の光電変換を行う。詳細には、受発光回路236は、スケーラ基板SKから制御LSI230に光ファイバケーブル73(図16参照)を介して送信された下りの制御信号を光信号から電気信号に変換する。また、受発光回路236は、制御LSI230からスケーラ基板SKに光ファイバケーブル74(図16参照)を介して送信する上りの制御信号を電気信号から光信号に変換する。上り及び下りの制御信号は、UARTによるシリアル通信で構成されている。なお、本実施形態では、発光素子にLEDを使用しているが、これに限らず、半導体レーザを使用してもよい。
プロジェクタ装置B2のDLPシステムは、主として、DLP制御回路232、LEDドライバ233、並びに光学機構B24のLED光源及びDMDにより構成される。光学機構B24のLED光源及びDMDの近傍には、例えばサーミスタからなる温度センサB25が設けられている。
DMDは、半導体チップの主面上に、表示解像度に応じたピクセル相当のミラーを集積したものである。DMDは、各ミラーの直下にあるメモリー素子の静電界作用により、主面に対して各ミラーが対角線に沿う軸周りに+10°又は−10°傾くように構成されたものである。このような構成により、DMDの各ミラーは、ON状態(所定方向に光を反射する状態)とOFF状態(所定方向外に光を反射する状態)とに切り換えられる。
すなわち、DMDの各ミラーは、ON状態のとき、LED光源から図示しないダイクロイックミラー等を介して入射した光を、再びダイクロイックミラー等を介して投射レンズへと導く一方、OFF状態のとき、LED光源からダイクロイックミラー等を介して入射した光を投射レンズ以外の方向に向けて反射する。
DLP制御回路232は、LED光源を駆動するLEDドライバ233を制御し、LED光源からのRGB各色の光を図示しないダイクロイックミラー等を介して時分割方式でDMDに入射させる。このとき、DLP制御回路232は、投影する映像に応じて、どのタイミングでどのピクセルに対応したミラーをON状態又はOFF状態とするか、すなわち、RGB各色の光のうちどの色の光をどのタイミングで所定方向に反射させるかを判定し、DMDの各ミラーのON・OFF状態を制御する。
このようなDLP制御回路232の制御により、DMDで所定方向に反射した光は、投射レンズへと進み、投射レンズを透過することでミラー機構B3に入射し、最終的にミラー機構B3で反射することによって投影対象へと導かれる。これにより、投影対象となるスクリーンや役物に対して照射光が投影され、演出に応じた映像が形成される。
本実施形態において、プロジェクタ装置B2は、いわゆるDLPプロジェクタとして構成される。また、プロジェクタ装置B2は、ミラー機構B3によって照射光を折り返すことにより投影対象までの投影距離を稼ぐとともに、例えばコントラスト比を1000:1とすることによって、照射光の投影距離をできるだけ短くするようにしている。これにより、プロジェクタ装置B2を備えた表示ユニットAは、より安価かつ小型に構成されるとともに、遊技機1のキャビネットGにおける限られたスペースに対して容易に搭載される。
(遊技機1のシステム構成)
図7に示すように、遊技機1は、システムに含まれる主な基板として、主制御基板MS、副制御基板SS、リールドライブ基板RD、ドア中継基板DS、副中継基板SN、スケーラ基板SK、プロジェクタ制御基板B23、サブ液晶I/F基板SL、スクリーン駆動制御基板CSを備える。
これら主制御基板MSや副制御基板SS等の各基板には、電源装置DEの電源基板DE1から電源スイッチDE2がオンの場合に電力が供給される。図16において、特に、プロジェクタ制御基板B23には、電源基板DE1から副中継基板SN(図7参照)を経由してスケーラ基板SKに供給された直流+12Vの電力が導電性ケーブル75を介して供給される。
また、スケーラ基板SKのグランド層(又はグランドパターン)は、副中継基板SNを経由して電源基板DE1の直流+12Vのグランド層(又はグランドパターン)に接続されており、プロジェクタ制御基板B23のグランド層(又はグランドパターン)は、導電性ケーブル76を介してスケーラ基板SKのグランド層(又はグランドパターン)に接続されることにより、電源基板DE1の直流+12Vのグランド層(又はグランドパターン)に導通される。
遊技機1は、システムに含まれる先述したもののほか既知の構成要素として、デジタル表示用の7セグ表示器30、外部表示器等を接続するための外部集中端子板31、グラフィック基板40、サブRAM基板41、サブROM基板42、メダル識別用のセレクタ50、ドア開閉監視スイッチ51、BETスイッチ52、精算スイッチ53、スタートスイッチ54、ストップスイッチ基板55、設定用鍵型スイッチ56、LED基板60、演出や装飾用のLED群61、演出用のスピーカ群62、24hドア監視ユニット63、ドア監視スイッチ64を備える。これら既知の構成要素については、説明を省略する。
各基板等の接続には、一般的なハーネスと光ファイバケーブルとが用いられる。例えば、主制御基板MSは、リールドライブ基板RD及び7セグ表示器30の夫々へと一方向に制御信号を出力するように、これらの基板等とハーネスHを介して接続される。リールドライブ基板RDは、ドア中継基板DSへと光学的に一方向に各種の信号を伝えるように、このドア中継基板DSと第1光ファイバケーブルFC1を介して接続される。ドア中継基板DSは、主制御基板MSへと光学的に一方向に各種の信号を伝えるように、この主制御基板MSと第2光ファイバケーブルFC2を介して接続される。
これにより、主制御基板MS、リールドライブ基板RD、及びドア中継基板DSは、単に一方向にコマンド等を伝送するように、ハーネスH及び光ファイバケーブルFC1、FC2を通じてループ接続されている。副中継基板SNは、主制御基板MSの後述するセキュリティIC306に光ファイバケーブル(不図示)を介して接続され、外部集中端子板31は、主制御基板MSの後述するセキュリティIC307に光ファイバケーブル(不図示)を介して接続されている。主制御基板MSのセキュリティIC306及び307は、例えば平文の送信コマンドをAES方式で暗号化することにより通信データを秘匿化する。
主制御基板MSは、遊技機1の主たる遊技動作を制御するための基板である。図8に示すように、主制御基板MSは、メインCPU300、メインRAM301、メインROM302、クロックパルス発生回路303、分周器304、マスタとなるI/O通信LSI305、セキュリティIC306、307を有する。例えば、メインCPU300は、リールの回転動作やメダル払出動作を制御するためのコマンドを、I/O通信LSI305を通じてリールドライブ基板RDへと送信する。また、メインCPU300は、ドア中継基板DSに接続された各種スイッチ等(50〜56)からの信号を、I/O通信LSI305を通じて光学的に受信し、これらの信号に基づいて所定の処理を行う。
副制御基板SSは、主として遊技機1の遊技に伴う演出を制御するための基板である。副制御基板SSは、副中継基板SNとコネクタ(BtoB:基板対基板用)を介して接続され、副中継基板SNとスケーラ基板SKとは、ハーネスHを介して接続されており、基本的にこれらと双方向に各種の信号をやり取りする。
図9に示すように、副制御基板SSは、サブCPU400、バックアップ機能を有するSRAM(Static Random Access Memory)401、日時の計時回路であるリアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)402を有し、交換可能な拡張カードとして、グラフィック基板40、サブRAM基板41、サブROM基板42をバス接続により実装している。グラフィック基板40は、GPU(Graphics Processing Unit)440及びVRAM(ビデオメモリ)441を有する。
例えば、サブCPU400は、投影面E11a、F1aを変位させるための信号を、副中継基板SN及びスクリーン駆動制御基板CSを通じてフロントスクリーン駆動機構E2やリールスクリーン駆動機構F2へと送信する(図12参照)。また、サブCPU400は、プロジェクタ装置B2やサブ液晶表示装置DD19等に映像を表示させるための画像信号を、スケーラ基板SKを通じてプロジェクタ制御基板B23やサブ液晶I/F基板SLへと送信する(図13参照)。
リールドライブ基板RDは、リールユニットRUにおけるリールRL、RC、RRの回転動作を制御するとともに、ホッパ機構HPによるメダル払出動作を制御するための基板である。図10に示すように、リールドライブ基板RDは、主制御基板MSのマスタとなるI/O通信LSI305に対してスレーブとなるI/O通信LSI310、リールモータドライバ311、ホッパモータドライバ312を有する。
例えば、I/O通信LSI305は、ホッパ機構HPからの払出信号、ホッパ機構HPへのメダル投下を検出するメダル補給機構スイッチMHSからの検出信号、リールの回転状態を示すリールユニットRUからの信号等を、所定の光通信方式に応じた光信号に変換し、これらの光信号を第1光ファイバケーブルFC1及びドア中継基板DSを介して主制御基板MSへと送信する。また、I/O通信LSI305は、主制御基板MSからのリール回転開始や回転停止、メダルの払い出し等を指示する制御信号をハーネスHを介して入力し、これらの制御信号に応じた制御信号を、リールモータドライバ311やホッパモータドライバ312を通じてリールユニットRUやホッパ機構HPへと出力する。
このように、主制御基板MSからは、電気信号による制御信号が出力され、主制御基板MSへの入力は、光ファイバケーブルFC1、FC2を介して通信により行われるが、これは、リールユニットRU及びホッパ機構HPとの即応性の問題(コマンド送信による伝送時間の問題)があるためである。要するに、例えばストップボタン押下からリール停止する場合の遅延で図柄の停止位置に大幅なズレを発生させないようにするために、主制御基板Mとリールドライブ基板RDとは、光ファイバケーブルを介して接続されないようになっている。
ドア中継基板DSは、リールドライブ基板RDやドア側に設けられた各種のスイッチ(50〜56)等からキャビネットG側に設けられた主制御基板MSへと各種の信号を一方向に中継するための基板である。図11に示すように、ドア中継基板DSは、主制御基板MSのマスタとなるI/O通信LSI305に対してスレーブとなるI/O通信LSI500及び外部入力ドライバ501を有する。例えば、I/O通信LSI500は、各種のスイッチ等(50〜56)からの信号を、外部入力ドライバ501を通じて受信するとともに所定の光通信方式に応じた光信号に変換し、これらの光信号を第2光ファイバケーブルFC2を介して主制御基板MSへと送信する。また、I/O通信LSI500は、リールドライブ基板RDからの信号も受信するとともに、所定の光通信方式に応じた光信号に変換し、この光信号を第2光ファイバケーブルFC2を介して主制御基板MSへと送信する。
副中継基板SNは、主として主制御基板MSからのコマンドを副制御基板SSへと中継するとともに、演出用の機構等と副制御基板SSとの間で各種の信号を中継するための基板である。図12に示すように、副中継基板SNは、セキュリティIC600、サウンドIC601、デジタルアンプ602、及びI2Cコントローラ603を有する。例えば、副中継基板SNは、副制御基板SSからの画像信号をバイパス信号としてスケーラ基板SKへと送信するとともに、副制御基板SSからのスクリーン駆動信号をI2Cコントローラ603を介してスクリーン駆動制御基板CSへと送信し、24hドア監視ユニット63との間でドア監視スイッチ64の検出信号等をやり取りする。
セキュリティIC600は、主制御基板MSからセキュリティコマンド(暗号化された主制御基板MSからの各種コマンド等)を受信し、このセキュリティコマンドを平文に変換(暗号化されたコマンドの復号化)した上で副制御基板SSに送信する。サウンドIC601は、副制御基板SSからの演出用のサウンド信号を受信し、このサウンド信号に応じた信号をデジタルアンプ602を通じてスピーカ群62に送信する。I2Cコントローラ603は、副制御基板SSからの演出用の点灯信号を受信し、この点灯信号に応じた信号をLED基板60に送信するとともに、副制御基板SSとスクリーン駆動制御基板CSとの間で制御信号やセンサ信号をやり取りする。
スケーラ基板SKは、主として副制御基板SSから演出用の画像信号を受信するとともに、当該画像信号を分割して複数の映像表示数に応じた画像信号を生成し、これらの画像信号をプロジェクタ装置B2やサブ液晶表示装置DD19へと送信するための基板である。図13に示すように、スケーラ基板SKは、MCU(Micro Control Unit)(制御LSI)700、多出力スケーラLSI(解像度変換LSIともいう)710、V−by−one HSトランスミッタ711、713、SDRAM(DDR SDRAM/DDR2 SDRAM/DDR3 SDRAM等)712、受発光回路(図中、「OPT3」と記す)714及び発光回路(図中、「OPT4」と記す)715を有する。MCU700は、副中継基板SN及び多出力スケーラLSI710が接続されるとともに、サブ液晶I/F基板SL及び受発光回路714が接続される。
受発光回路714は、LEDなどのように電気信号を光信号に変換する光電変換素子と、フォトダイオードなどのように光信号を電気信号に変換する光電変換素子とを含んで構成される。また、受発光回路714は、光ファイバケーブル73、74(図16参照)を介してプロジェクタ制御基板B23に接続されており、副制御基板SSがスケーラ基板SKを経由してプロジェクタ制御基板B23との間でやりとりされる制御信号を光電変換する。
多出力スケーラLSI710は、入力元として副制御基板SSが接続されるとともに、MCU700、V−by−one HSトランスミッタ711、713及びSDRAM712が接続される。V−by−one HSトランスミッタ711は、出力先としてサブ液晶I/F基板SLが接続される。V−by−one HSトランスミッタ713は、出力先として発光回路715が接続される。発光回路715は、LEDなどの光電変換素子を含んで構成され、光ファイバケーブル71、72(図16参照)を介して出力先であるプロジェクタ制御基板B23に接続される。
図14に示すように、多出力スケーラLSI710は、図外のMCU700及びSDRAM712と接続されるMCUインターフェース(例えば、PCI Express)800及びSDRAMインターフェース(例えば、PCI Express)820、解像度変換出力ブロックを構成する、複数のセレクトエリア(SelectArea)A〜D801〜804、差動シリアルインターフェースとしてのLVDS(Low Voltage Differential Signaling)(1)、(2)811、812、入出力インターフェースとしてのLVTTL(Low Voltage TransistorTransistor Logic)(1)、(2)813、814、並びに映像分割ブロックを構成するDSF(Double Scaling Filter)(α)821、DSF(β)822を有する。
多出力スケーラLSI710は、例えば画像信号としてのLVDS信号を分割及び解像度変換して出力するものである。具体的にいうと、多出力スケーラLSI710は、副制御基板SSからのディファレンシャル伝送による一対のLVDS信号(LDVS Dual:InPutA、InPutB)をDSF(α)821、DSF(β)822で2分割し、さらに4つのセレクトエリアA〜D801〜804のそれぞれにより所定の解像度に変換する。その後、多出力スケーラLSI710は、主として、LVDS(1)、(2)811、812を通じてプロジェクタ表示用のLVDS信号(LVDS1及びLVDS2のシングル信号)を出力するとともに、LVTTL(1)、(2)813、814を通じてサブ液晶表示用のLVTTL信号(LVTTL1及びLVTTL2のRGB信号)を出力する。多出力スケーラLSI710から出力された一対のLVDS信号は、V−by−one HSトランスミッタ713及び発光回路715を経由した後、光ファイバケーブル71、72を介して一対の光信号としてプロジェクタ制御基板B23へと送信され、LVTTL信号は、V−by−one HSトランスミッタ711あるいはMCU700を通じてサブ液晶I/F基板SLへと送信される。
サブ液晶I/F基板SLは、主としてスケーラ基板SKからの画像信号(LVTTL信号)をサブ液晶表示装置DD19へと中継するとともに、スケーラ基板SKを介して副制御基板SSとタッチパネルDD19Tとの間で各種の信号を中継するための基板である。図15に示すように、サブ液晶I/F基板SLは、MCU900、V−by−one HSレシーバ901、液晶ドライバIC902、及びLEDドライバIC903を有する。
例えば、サブ液晶I/F基板SLは、スケーラ基板SKからの画像信号をV−by−one HSレシーバ901及びMCU900で受信し、この画像信号に基づいて液晶ドライバIC902が液晶駆動用の制御信号をサブ液晶表示装置DD19へと送信するとともに、LEDドライバIC903が液晶表示バックライト駆動用の制御信号をサブ液晶表示装置DD19へと送信する。
これにより、サブ液晶表示装置DD19においては、画像信号に基づく所定の解像度で映像が表示される。また、MCU900は、タッチパネルDD19Tからの操作信号を受信し、この操作信号に応じた信号をスケーラ基板SKを介して副制御基板SSへと送信する。これにより、副制御基板SSのサブCPU400は、タッチパネルDD19Tからの操作信号に応じた入力操作が認識される。なお、特に図示しないが、サブ液晶表示装置DD19には、サーミスタ等の温度センサが組み込まれており、この温度センサからの温度検出信号がサブ液晶I/F基板SLに伝えられることにより、サブ液晶I/F基板SLのMCU900が動作時の温度を認識可能となっている。
(スケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23との接続)
図16に示すように、スケーラ基板SKは、発光回路715及び受発光回路714を有し、プロジェクタ制御基板B23は、受光回路235及び受発光回路236を有する
スケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とは、光ファイバケーブル71〜74及び導電性ケーブル75、76を介して接続されており、光ファイバケーブル71〜74及び導電性ケーブル75、76は、雌コネクタ93及び雄コネクタ94を有する。
光ファイバケーブル71は、光ファイバケーブル81、87から構成されている。光ファイバケーブル81は、一端部が発光回路715に接続されており、他端部が雌コネクタ93に接続されている。光ファイバケーブル87は、一端部が受光回路235に接続されており、他端部が雄コネクタ94に接続されている。
光ファイバケーブル72は、光ファイバケーブル82、88から構成されている。光ファイバケーブル82は、一端部が発光回路715に接続されており、他端部が雌コネクタ93に接続されている。光ファイバケーブル88は、一端部が受光回路235に接続されており、他端部が雄コネクタ94に接続されている。
光ファイバケーブル73は、光ファイバケーブル83、89から構成されている。光ファイバケーブル83は、一端部が受発光回路714に接続されており、他端部が雌コネクタ93に接続されている。光ファイバケーブル89は、一端部が受発光回路236に接続されており、他端部が雄コネクタ94に接続されている。
光ファイバケーブル74は、光ファイバケーブル84、90から構成されている。光ファイバケーブル84は、一端部が受発光回路714に接続されており、他端部が雌コネクタ93に接続されている。光ファイバケーブル90は、一端部が受発光回路236に接続されており、他端部が雄コネクタ94に接続されている。
導電性ケーブル75は、導電性ケーブル85、91から構成されている。電源ラインに割り当てられている導電性ケーブル85は、一端部が副中継基板SNを経由(図7参照)してスケーラ基板SKを介して電源基板DE1の直流+12V電源に接続されており、他端部が雌コネクタ93に接続されている。電源ラインに割り当てられている導電性ケーブル91は、一端部がプロジェクタ制御基板B23の電源(直流+12V)に接続されており、他端部が雄コネクタ94に接続されている。
導電性ケーブル76は、導電性ケーブル86、92から構成されている。グランドラインに割り当てられている導電性ケーブル86は、一端部が副中継基板SNを経由(図7参照)してスケーラ基板SKを介して電源基板DE1の直流+12V電源用のグランド層(又はグランドパターン)に接続されており、他端部が雌コネクタ93に接続されている。グランドラインに割り当てられている導電性ケーブル92は、一端部がプロジェクタ制御基板B23のグランド層(又はグランドパターン)に接続されており、他端部が雄コネクタ94に接続されている。
すなわち、本実施形態の光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86は、雌コネクタ93に一体で接続されており、光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92は、雄コネクタ94に一体で接続されている。
これにより、雌コネクタ93及び雄コネクタ94が接続された状態において、導電性ケーブル75、76によってスケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とが電気的に接続され、光ファイバケーブル71〜74によってスケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とが光学的に接続される。
光ファイバケーブル71、72は、スケーラ基板SKからプロジェクタ制御基板B23に画像データを光信号で送信する画像データ用の光ファイバケーブルである。光ファイバケーブル73は、スケーラ基板SKからプロジェクタ制御基板B23に制御信号を光信号で送信する下りの制御信号用の光ファイバケーブルであり、光ファイバケーブル74は、プロジェクタ制御基板B23からスケーラ基板SKに制御信号を光信号で送信する上りの制御信号用の光ファイバケーブルから構成されている。
ここで、本実施形態の光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86は、本発明の第1の配線57を構成し、光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92は、本発明の第2の配線58を構成する。また、第1の配線57及び第2の配線58は、配線59を構成する。
また、雌コネクタ93は、本発明の第1の接続部を構成し、雄コネクタ94は、本発明の第2の接続部を構成する。さらに、スケーラ基板SKおよびスケーラ基板SKに接続される副制御基板SSは、本発明の制御部を構成し、プロジェクタ制御基板B23を有する表示ユニットAは、本発明の表示部を構成する。なお、本実施形態の遊技機1において、第1の接続部を雌コネクタから構成し、第2の接続部を雄コネクタから構成しているが、第1の接続部を雄コネクタから構成し、第2の接続部を雌コネクタから構成してもよい。
(光ファイバケーブル71〜74、導電性ケーブル85、86、雌コネクタ93及び雄コネクタ94の構成)
図17、図18において、雌コネクタ93は、中央部に貫通孔95A、95B(図22、図25参照)が形成された平板部95を備えており、平板部95の幅方向の幅方向両側には上下方向に離隔するボルト挿通孔95Cが形成され(図20参照)、ボルト挿通孔95Cには円筒部材96が挿通されている。
図32に示すように、円筒部材96の軸線方向の両端にはフランジ部96a、96bが形成されており、フランジ部96a、96bの外径は、ボルト挿通孔95Cの内径よりも大径に形成されている。円筒部材96の外周部とボルト挿通孔95Cの内周部との間には隙間S1(直径方向で約1.5mm〜2mm程度)が形成されており、円筒部材96は、ボルト挿通孔95Cの径方向に移動可能となっている。また、雌コネクタ94の突出部98とブラケット141に形成された窓141aとの間には、上述の隙間S1に応じて隙間S2(垂直方向及び水平方向にそれぞれ約1.5mm〜2mm程度)が形成されている。これにより、雌コネクタ93がキャビネットGに対して一定の可動領域内において可動可能とされる。
図17において、平板部95の一方の面には平板部95から前方に突出する突出部97が形成されており、図22、図23に示すように、突出部97には凹部97Aが形成されている。
図17、図20において、平板部95の他方の面には平板部95から後方に突出する突出部98が形成されている。突出部98には複数(本実施形態では6つ)の挿通穴99〜104が形成されており、挿通穴99〜104にはそれぞれ光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86が挿通される。ここで、本実施形態の挿通穴99〜104は、本発明の挿通穴を構成する。
図17において、光ファイバケーブル81〜84の他端部には端子プラグ105が設けられている。端子プラグ105は、光ファイバケーブル81〜84の他端部が取付けられるプラグ本体106を備えている。プラグ本体106にはプラグ本体106よりも幅が狭い端子部107A〜107Dが設けられており、端子部107A〜107Dは、それぞれ雌コネクタ93の挿通穴99〜102に挿通可能となっている。
プラグ本体106には揺動プレート108が設けられており、揺動プレート108は、揺動支点部108aを介してプラグ本体106に取付けられている。揺動プレート108の先端部には係止片108bが設けられており、作業者が揺動プレート108の基端部108cをプラグ本体106側に押圧すると、揺動プレート108が揺動支点部108aを支点として揺動することにより、係止片108bが端子部107A〜107Dから離隔する。
突出部98には係止穴98Aが形成されている。図20、図22に示すように、係止穴98Aは、突出部98の上下面に形成されている。図23、図24に示すように、係止片108bは、端子部107C、107D(及び図示しない端子部107A、107B)が挿通穴101、102(及び図示しない挿通穴99、100)にそれぞれ挿通された状態において、係止穴98Aに係止する。
これにより、端子プラグ105が雌コネクタ93に抜け止め係止される。ここで、本実施形態の係止片108bは、本発明の係止片を構成し、係止穴98Aは、本発明の係止穴を構成する。なお、揺動プレート108の先端部に係止穴を形成するとともに、突出部97に係止片を形成し、端子部107A〜107Dが挿通穴99〜102にそれぞれ挿通された状態において、係止片を係止穴に係止させることにより、端子プラグ105を雌コネクタ93に抜け止め係止してもよい。
図17において、端子部107A〜107Dには円筒状の光ファイバ部109が取付けられている。図23、図24において、端子部107C、107D(及び図示しない端子部107A、107B)が挿通穴101、102(及び図示しない挿通穴99、100)にそれぞれ挿通された状態において、光ファイバ部109は、平板部95の貫通孔95Aに挿通され、先端が突出部97の凹部97Aまで延びている。
ここで、本実施形態の光ファイバケーブル81〜84、87〜90は、コアと、コアを覆うクラッドと、クラッドを覆う樹脂被膜から構成されており、光ファイバ部109は、コア109aと、コア109aを覆うクラッド109bと、クラッド109bを覆い、光ファイバケーブル81〜84よりも硬い樹脂材料から構成される樹脂被膜109cとから構成されている(図28参照)。
図20において、挿通穴99〜102は、形状がそれぞれ異なる多角形状に形成されている。挿通穴99は、下端に切欠き99aを有し、挿通穴100は、上下端に切欠き100a、100bを有する。挿通穴101は、下端及び幅方向両端に切欠き101a〜101cを有し、挿通穴102は、上端に切欠き102aを有する。
図28において、光ファイバケーブル81の端子部107Aにおいて、挿通穴99の切欠き99aに対応する位置には係合凸部107aが形成されており、光ファイバケーブル81の端子部107Aが挿通穴99に挿通されたときに、係合凸部107aが切欠き99aに係合する。
光ファイバケーブル82の端子部107Bにおいて、挿通穴100の切欠き100a、100bに対応する位置には係合凸部107b、107cが形成されており、光ファイバケーブル82の端子部107Bが挿通穴100に挿通されたときに、係合凸部107bが切欠き100aに係合するとともに、係合凸部107cが切欠き100bに係合する。
光ファイバケーブル83の端子部107Cにおいて、挿通穴101の切欠き101a〜101cに対応する位置には係合凸部107d〜107fが形成されており、光ファイバケーブル83の端子部107Cが挿通穴101に挿通されたときに、係合凸部107d〜107fがそれぞれ切欠き101a〜101cに係合する。
光ファイバケーブル84の端子部107Dにおいて、挿通穴102の切欠き102aに対応する位置には係合凸部107gが形成されており、光ファイバケーブル84の端子部107Dが挿通穴102に挿通されたときに、係合凸部107gが切欠き102aに係合する。
このように本実施形態の遊技機1は、挿通穴99〜102の形状をそれぞれ異なる形状に形成し、端子部107A〜107Dの形状を挿通穴99〜102の形状に合わせてそれぞれ異なる形状に形成している。
図20において、導電性ケーブル85、86が挿通される挿通穴103、104は、同一の四角形状に形成されており、挿通穴103、104は、挿通穴99〜102とは異なる形状に形成されている。図17、図25、図26、図27において、導電性ケーブル85、86の他端部には端子プラグ110が設けられており、端子プラグ110は、係止片110a及びばね端子110bを有する。
突出部97の凹部97Aには係止部97Bが形成されており、端子プラグ110が挿通穴103、104及び貫通孔95Bに挿通された状態において、係止片110aが係止部97Bに係止することにより、端子プラグ110が挿通穴103、104に抜け止め係止される。
図17、図18において、雄コネクタ94は、中央部に貫通孔111A、111B(図22〜図27参照)が形成された平板部111を備えており、平板部111の幅方向の幅方向両側には上下方向に離隔するボルト挿通孔111Cが形成されている。
平板部111の一方の面には平板部111から前方に突出する突出部112(図21、図22参照)が形成されており、平板部111の他方の面には平板部111から後方に突出する突出部113が形成されている。
図21において、突出部112には複数(本実施形態では6つ)の挿通穴114〜119が形成されており、挿通穴114〜119にはそれぞれ光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92が挿通される。ここで、本実施形態の挿通穴114〜119は、本発明の挿通穴を構成する。
図17において、光ファイバケーブル87〜90の他端部には端子プラグ120が設けられている。
端子プラグ120は、光ファイバケーブル87〜90の他端部が取付けられるプラグ本体121を備えている。プラグ本体121にはプラグ本体121よりも幅が狭い端子部122A〜122Dが設けられており、端子部122A〜122Dは、それぞれ雄コネクタ94の挿通穴114〜119に挿通可能となっている。
プラグ本体121には揺動プレート123が設けられており、揺動プレート123は、揺動支点部123aを介してプラグ本体121に取付けられている。揺動プレート123の先端部には係止片123bが設けられており、作業者が揺動プレート123の基端部123cをプラグ本体121側に押圧したときに、揺動プレート123が揺動支点部123aを支点として揺動することで、係止片123bが端子部122A〜122Dから離隔する。
図21において、突出部112の上下面には係止穴112Aが形成されており、図23、図24に示すように端子部122C、122D(及び図示しない端子部122A、122B)が挿通穴116、117(及び図示しない挿通穴114、115)にそれぞれ挿通された状態において、係止片123bが係止穴112Aに係止する。
これにより、端子プラグ120が雄コネクタ94に抜け止め係止される。ここで、本実施形態の係止片123bは、本発明の係止片を構成し、係止穴112Aは、本発明の係止穴を構成する。なお、揺動プレート123の先端部に係止穴を形成するとともに、突出部112に係止片を形成し、端子部122A〜122Dが挿通穴114〜117にそれぞれ挿通された状態において、係止片を係止穴に係止させることにより、端子プラグ120を雄コネクタ94に抜け止め係止してもよい。
図17において、端子部122には円筒状の光ファイバ部124が取付けられている。光ファイバ部124は、コア124aと、コア124aを覆うクラッド124bと、クラッド124bを覆い、光ファイバケーブル87〜90よりも硬い樹脂材料から構成される樹脂被膜124cとから構成されている(図29参照)。
図17、図22〜図27において、突出部113には貫通孔113A及び嵌合溝113Bが形成されており、貫通孔113A及び嵌合溝113Bは、それぞれ平板部111の貫通孔111Aと軸線方向に対向して貫通孔111Aに連通している。
図23、図24において、端子部122C、122D(及び図示しない端子部122A、122B)が挿通穴116、117(及び図示しない挿通穴114、115)にそれぞれ挿通された状態において、光ファイバ部124は、平板部111の貫通孔111Aに挿通され、先端が貫通孔113Aの開口端まで延びている。
図21に示すように、挿通穴114〜119は、それぞれ形状の異なる多角形状に形成されている。挿通穴114は、下端及び幅方向両端に切欠き114a〜114cを有し、挿通穴115は、上端に切欠き115aを有する。挿通穴116は、下端に切欠き116aを有し、挿通穴117は、上端及び下端に切欠き117a、117bを有する。
図29において、光ファイバケーブル87の端子部122Aにおいて、挿通穴114の切欠き114a〜144cに対応する位置には係合凸部122a〜122cが形成されており、光ファイバケーブル87の端子部122Aが挿通穴114に挿通されたときに、係合凸部122a〜122cが切欠き114a〜114cに係合する。
光ファイバケーブル88の端子部122Bにおいて、挿通穴115の切欠き115aに対応する位置には係合凸部122dが形成されており、光ファイバケーブル88の端子部122Bが挿通穴115に挿通されたときに、係合凸部122dが切欠き115aに係合する。
光ファイバケーブル89の端子部122Cにおいて、挿通穴116の切欠き116aに対応する位置には係合凸部122eが形成されており、光ファイバケーブル89の端子部122Cが挿通穴116に挿通されたときに、係合凸部122eが切欠き116aに係合する。
光ファイバケーブル89の端子部122Dにおいて、挿通穴117の切欠き117a、117bに対応する位置には係合凸部122f、122gが形成されており、光ファイバケーブル89の端子部122Dが挿通穴117に挿通されたときに、係合凸部122f、122gが切欠き117a、117bに係合する。
このように本実施形態の遊技機1は、挿通穴114〜117の形状をそれぞれ異なる形状に形成し、端子部122A〜122Dの形状を挿通穴114〜117の形状に合わせてそれぞれ異なる形状に形成している。
図21において、導電性ケーブル91、92が挿通される挿通穴118、119は、同一の四角形状に形成されており、挿通穴118、119は、挿通穴114〜117とは異なる形状に形成されている。挿通穴118、119は、それぞれ貫通孔111Bを通して嵌合溝113Bに連通している(図25参照)。
図17、図25において、導電性ケーブル91、92の他端部には端子プラグ125が設けられており、端子プラグ125は、係止片125a及びばね端子125bを有する。 図25、図26、図27において、平板部111と突出部113の境には係止部118a、119aが形成されており、端子プラグ125が挿通穴118、119に挿通された状態において、係止片125aが係止部118a、119aに係止することにより、端子プラグ125が挿通穴118、119に抜け止め係止される。
図24において、雌コネクタ93及び雄コネクタ94は、雄コネクタ94の突出部113が雌コネクタ93の凹部97Aに挿入されることで、接続される。このとき、光ファイバケーブル81〜84の端子プラグ105の光ファイバ部109の先端と、光ファイバケーブル87〜90の端子プラグ120の光ファイバ部124の先端とは、一定の隙間(例えば、数mμ程度)を介して対向している。
このように一定の隙間を設けることで、雌コネクタ93及び雄コネクタ94を接続したときに、雌コネクタ93及び雄コネクタ94に対する光ファイバケーブル81〜84及び光ファイバケーブル87〜90の組み付け誤差等により、光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端とが接触して光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端との伝送面が傷付くことや、接触によって光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端との伝送面に圧力が掛かることによる伝送面の歪みを防止することができる。さらに、光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端とが過度に接触して雌コネクタ93及び雄コネクタ94が接続できないような事態が発生すること等を防止できる。なお、光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端との伝送面の傷や歪みの発生は、光ファイバケーブル81〜84及び光ファイバケーブル87〜90を流れる画像信号及び制御信号に大きな損傷を与えることになり、プロジェクタ装置B2から投射される映像に影響を与えることになる。
なお、図24では、隙間が開いていることを強調するために、光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端との距離を大きく描いているが、実際は、数μmに満たない程度の隙間である。なお、光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端とが接触しても傷付くことがない圧力を担保可能であれば、光ファイバ部109の先端の伝送面と光ファイバ部124の先端の伝送面とが密着してもよい。
また、光ファイバ部109及び光ファイバ部124は、それぞれのコア109a、124aが樹脂被膜109c、124cで覆われている上に、雌コネクタ93及び雄コネクタ94によって覆われているので、雌コネクタ93及び雄コネクタ94の外部と光ファイバ部109及び光ファイバ部124との間を光学的に遮断することができる。これにより、光ファイバ部109及び光ファイバ部124が外来光の影響を受けることを防止できる。
このように本実施形態の遊技機1は、雌コネクタ93及び雄コネクタ94が接続されたときに、光ファイバ部109の先端と光ファイバ部124の先端とが一定の隙間を介して対向するこで、光ファイバケーブル81〜84及び光ファイバケーブル87〜90が光学的に接続される。
一方、図27に示すように、雌コネクタ93及び雄コネクタ94が接続された状態において、導電性ケーブル85、86の端子プラグ110のばね端子110bは、導電性ケーブル91、92の端子プラグ125にそれぞれ上下方向から弾性的に接触する。これにより、導電性ケーブル85、86と導電性ケーブル91、92とが電気的に接続される。
図17、図20において、雌コネクタ93の平板部95には貫通孔95Dが形成されており、貫通孔95Dは、平板部95の幅方向において突出部98とボルト挿通孔95Cとの間に位置している。
図17、図18において、雄コネクタ94の平板部111にはピン部材111Dが形成されており、ピン部材111Dは、平板部111の幅方向において突出部113とボルト挿通孔111Cとの間に位置し、平板部111の他方の面から後方に突出している。
ピン部材111Dは、平板部111から突出する突出部113の突出方向長さよりも長く形成されており、ピン部材111Dは、貫通孔95Dに挿入可能になっている。
ピン部材111D及び貫通孔95Dの位置は、雄コネクタ94の突出部113が雌コネクタ93の凹部97Aに位置ずれすることなく正規の位置で嵌合されるような位置関係となっている。
これにより、凹部97Aに突出部113が挿入される前にピン部材111Dの先端が貫通孔95Dに貫通された状態では、凹部97Aと突出部113とが位置決めされる。すなわち、本実施形態の遊技機1は、ピン部材111Dによって雄コネクタ94と雌コネクタ93とが位置決めされる。なお、ピン部材111Dは、雄コネクタ94ではなく、雌コネクタ93に設けられてもよく、雌コネクタ93及び雄コネクタ94の両方に設けられてもよい。但し、ピン部材111Dが雌コネクタ93及び雄コネクタ94の両方に設けられる場合には、雄コネクタ94にピン部材が挿入される貫通孔を形成する。なお、本実施形態のピン部材111Dは、本発明の位置決め部材を構成する。
図3において、キャビネットGの後壁部G6の上部には表示ユニットAに対向するようにしてブラケット141が設置されており、ブラケット141は、ボルト142によって後壁部G6に固定されている(図30、図31参照)。
図30において、ブラケット141は、コの字形状に形成されており、図32に示すように、ブラケット141の前面に窓141aが形成されている。雌コネクタ93は、突出部98がブラケット141の窓141aに挿通されており、図3に示すように、突出部97は、表示ユニットAに対向している。
光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86は、雌コネクタ93からブラケット141の背面とキャビネットGの後壁部G6との間を通してスケーラ基板SKまで延びている。
図32において、ブラケット141にはボルト穴141bを通してボルト143が挿通されている。ボルト143は、円筒部材96を介してボルト挿通孔95Cに挿通されており、ボルト143は、ナット144に締結されている。これにより、雌コネクタ93は、ブラケット141に固定される。
ここで、ボルト143の外周部と円筒部材96の内周部とは密着しており、円筒部材96は、ボルト143に対して相対的に移動しない。また、ブラケット141の窓141aと突出部98との間には隙間S2が形成されており、円筒部材96とボルト挿通孔95Cとの間には隙間S1が形成されている。これにより、雌コネクタ93は、円筒部材96の径方向に移動可能となっている。すなわち、本実施形態の雌コネクタ93は、キャビネットGに対して一定の可動領域内において可動可能となっている。この可動領域により、表示ユニットAの取付位置の公差(誤差)を吸収するとともに、表示ユニットAをキャビネットGに固定した際の、雌コネクタ93及び雄コネクタ94に掛かる接点、すなわち、端子プラグ110、125のストレスが軽減されるとともに、光ファイバ部109及び光ファイバ部124の対向位置のずれが発生しない。
図4、図5において、雄コネクタ94は、表示ユニットAに取付けられている。表示ユニットAの後部において、スクリーン筐体C10の上面と照射ユニットBのプロジェクタカバーB1の下面との間に空間G7が形成されており、スクリーン筐体C10及びプロジェクタカバーB1には板状のブラケット145が取付けられている。
図33に示すように、ブラケット145には図示しない窓が形成されており、この窓に雄コネクタ94の突出部112が挿通されている。雄コネクタ94は、ブラケット145を通して平板部111のボルト挿通孔111Cにボルト146が挿通され、このボルトに図示しないナットが螺合されることで、ブラケット145に固定される。
光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92は、雄コネクタ94からブラケット145の背面を通してプロジェクタ制御基板B23まで延びている。
雄コネクタ94の突出部113は、ブラケット145からキャビネットG側に突出しており、表示ユニットAがキャビネットGの前面側の開口部B5を通してキャビネットG内の中間支持板G1上に装着されたときに、雄コネクタ94が雌コネクタ93に接続される。
本実施形態の遊技機1によれば、遊技に関する制御を実行するスケーラ基板SKと、画像の表示を行う表示ユニットAと、一端部がスケーラ基板SKに接続され、他端部が雌コネクタ93に一体で接続される光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86と、一端部が表示ユニットAのプロジェクタ制御基板B23に接続され、他端部が雄コネクタ94に一体で接続される光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92とを備えている。
そして、本実施形態の遊技機1は、雌コネクタ93及び雄コネクタ94を接続することにより、導電性ケーブル85、86、91、92によってスケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とを電気的に接続し、光ファイバケーブル81〜84、87〜90によってスケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とを光学的に接続している。
これにより、スケーラ基板SKに取付けられる第1の配線57とプロジェクタ制御基板B23に取付けられる第2の配線58とのそれぞれを、導電性ケーブル85、86と電磁波の影響を受けない独立した光ファイバケーブル81〜84とで纏めることができるとともに、導電性ケーブル91、92と電磁波の影響を受けない独立した光ファイバケーブル87〜90とで纏めることができる。このため、配線59の引き回しを簡素化して、配線59の配線作業の作業性を向上できる。
特に、本実施形態の遊技機1によれば、光ファイバケーブル81、82、87、88が、スケーラ基板SKからプロジェクタ制御基板B23に画像データを送信する画像データ用の光ファイバケーブルから構成され、光ファイバケーブル83、84、89、90が、スケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23との間で制御信号のやりとりを行う制御信号用の光ファイバケーブルから構成される。これにより、スケーラ基板SK及びプロジェクタ制御基板B23との間で、高速で大容量の画像データと画像データに比べて比較的に低速な制御信号とを並走できる。
これにより、高速な画像信号ラインを構成する画像データ用の光ファイバケーブル81、82、87、88から低速な制御信号ラインを構成する制御信号用の光ファイバケーブル83、84、89、90に電気的なノイズの影響が与えられることを防止できる。
また、本実施形態の遊技機1によれば、何らかの原因で光ファイバケーブル81〜84、87〜90、または雌コネクタ93、雄コネクタ94に外力が加わってもスケーラ基板SKと表示ユニットAとの光学的な接続を維持することができる。さらに、配線に電磁波(外来ノイズ)が照射されても、スケーラ基板SKと表示ユニットAとが光ファイバケーブル81〜84、87〜90によって接続されていることで、画像信号及び制御信号が電磁波の影響を受けることがなく、鮮明な画像を維持できる。これにより、遊技機1の信頼性が低下することを防止できる。
特に、本実施形態の遊技機1にあっては、何らかの原因で光ファイバケーブル81〜84、87〜90または雌コネクタ93、雄コネクタ94に外力が加わっても、光ファイバケーブル81〜84、87〜90によってスケーラ基板SKと表示ユニットAとの光学的な接続を維持するために、雌コネクタ93の平板部95に形成されたボルト挿通穴95Cに設けられた円筒部材96の隙間S1と、雌コネクタ93の突出部97とブラケット141に形成された窓141aとの隙間S2により、光ファイバケーブル81〜84、87〜90、雌コネクタ93または雄コネクタ94に加わった外力を吸収するフローティング機構を形成することで、光ファイバケーブル81〜84及び光ファイバケーブル87〜90の光学的な接続を維持できる。すなわち、隙間S1及び隙間S2によってスケーラ基板SKと表示ユニットAとの間の画像信号、制御信号及び電力の供給を継続できる。これにより、遊技機1の信頼性が低下することをより確実に防止できる。
また、本実施形態の遊技機1によれば、光ファイバケーブル81〜84の端子プラグ105が、光ファイバケーブル81〜84の他端部が取付けられるプラグ本体106と、プラグ本体106よりも狭い幅を有し、雌コネクタ93の挿通穴99〜102に挿通可能な端子部107と、揺動支点部108aを介してプラグ本体106に取付けられた揺動プレート108と、揺動プレート108の先端部に設けられた係止片108bとを備え、作業者が揺動プレート108の基端部108cをプラグ本体106側に押圧すると、揺動プレート108が揺動支点部108aを支点として揺動することにより、係止片108bが、端子部107A〜107Dから離隔するように構成される。また、雌コネクタ93の突出部98に係止穴98Aが形成されており、係止穴98Aに係止片108bが係止される。
このように端子プラグ105を用いて光ファイバケーブル81〜84を雌コネクタ93に接続するときには、作業者が揺動プレート108の基端部108cをプラグ本体106側に押圧することにより、係止片108bを端子部107から離隔させて、端子部107と係止片108bとの隙間を大きくする。
この状態で、端子部107を挿通穴99〜102に挿通した後に、揺動プレート108の押圧を解除することにより、係止片108bを係止穴98Aに係止させる。これにより、端子プラグ105が雌コネクタ93に抜け止め係止され、光ファイバケーブル81〜84が雌コネクタ93に抜け止め係止される。
また、本実施形態の遊技機1によれば、光ファイバケーブル87〜90の端子プラグ120が、光ファイバケーブル87〜90の他端部が取付けられるプラグ本体121と、プラグ本体121よりも狭い幅を有し、雄コネクタ94の挿通穴114〜117に挿通可能な端子部122と、揺動支点部123aを介してプラグ本体121に取付けられた揺動プレート123と、揺動プレート123の先端部に設けられた係止片123bとを備え、作業者が揺動プレート123の基端部123cをプラグ本体121側に押圧すると、揺動プレート123が揺動支点部123aを支点として揺動することにより、係止片123bが、端子部122A〜122Dから離隔する。また、雄コネクタ94の突出部112に係止穴112Aが形成されており、係止穴112Aに係止片123bが係止される。
このように端子プラグ120を用いて光ファイバケーブル87〜90を雄コネクタ94に接続するときには、作業者が揺動プレート123の基端部123cをプラグ本体121側に押圧することにより、係止片123bを端子部122から離隔させて、端子部122と係止片123bとの隙間を大きくする。
この状態で、端子部122を挿通穴114〜117に挿通した後に、揺動プレート123の押圧を解除することにより、係止片123bを係止穴112Aに係止させる。これにより、端子プラグ120が雄コネクタ94に抜け止め係止され、光ファイバケーブル87〜90が雄コネクタ94に抜け止め係止される。
この結果、光ファイバケーブル81〜84、87〜90を雌コネクタ93及び雄コネクタ94から外れ難くして、スケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とを光学的に安定して接続できる。
また、本実施形態の遊技機1によれば、雌コネクタ93が、光ファイバケーブル81〜84が挿通される挿通穴99〜102と、導電性ケーブル85、86が挿通される挿通穴103、104とを有し、挿通穴99〜102の形状と挿通穴103、104の形状とがそれぞれ異なる形状に形成されている。
また、雄コネクタ94が、光ファイバケーブル87〜90が挿通される挿通穴114〜117と、導電性ケーブル91、92が挿通される挿通穴118、119とを有し、挿通穴114〜117の形状と挿通穴118、119の形状とそれぞれ異なる形状に形成されている。
これにより、雌コネクタ93及び雄コネクタ94に対して導電性ケーブル85、86、91、92と光ファイバケーブル81〜84、87〜90とを正規の位置に取付けることができ、導電性ケーブル85、86、91、92と光ファイバケーブル81〜84、87〜90との差し間違いが発生することを防止できる。
このため、遊技機1の組み立て工程において、予め、導電性ケーブル85、86、91、92及び光ファイバケーブル81〜84、87〜90が正規の位置に取付けられていない雌コネクタ93及び雄コネクタ94がスケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とに接続されてしまうことを防止できる。
したがって、スケーラ基板SK及びプロジェクタ制御基板B23に対する雌コネクタ93及び雄コネクタ94の差し間違いの検査や雌コネクタ93及び雄コネクタ94の差し間違いによる遊技機1の再組み立て等の工程を無くすことができる。この結果、遊技機1の製造時間を短縮でき、遊技機1の製造コストを低減できる。
また、光ファイバケーブル81〜84の端子プラグ105が、画像信号用の光ファイバケーブル81、82と制御信号用の光ファイバケーブル83、84とで用途の異なる挿通穴99〜102に誤接続されることを防止できる。さらに、光ファイバケーブル87〜90の端子プラグ120が、画像信号用の光ファイバケーブル87、88と制御信号用の光ファイバケーブル89、90とで用途の異なる挿通穴114〜117に誤接続されることを防止できる。
例えば、雌コネクタ93、94を接続したときに、スケーラ基板SKからプロジェクタ制御基板B23に制御信号を下りの制御信号用の光ファイバケーブル83と、プロジェクタ制御基板B23からスケーラ基板SKに上りの制御信号用を送信する光ファイバケーブル90とが光学的に接続されてしまうことを防止できる。
また、本実施形態の遊技機1によれば、光ファイバケーブル81〜84が挿通される雌コネクタ93の挿通穴99〜102の形状がそれぞれ異なる形状に形成されているとともに、光ファイバケーブル87〜90が挿通される雄コネクタ94の挿通穴114〜117の形状がそれぞれ異なる形状に形成されている。
これにより、雌コネクタ93及び雄コネクタ94に対して光ファイバケーブル81〜84、87〜90を正規の位置に取付けることができ、光ファイバケーブル81〜84、87〜90の差し間違いが発生することを防止できる。
このため、遊技機1の組み立て工程において、予め、光ファイバケーブル81〜84、87〜90が正規の位置に取付けられていない雌コネクタ93及び雄コネクタ94がスケーラ基板SKとプロジェクタ制御基板B23とに接続されてしまうことを防止できる。
このため、スケーラ基板SK及びプロジェクタ制御基板B23に対する雌コネクタ93及び雄コネクタ94の差し間違いによる検査不良及び差し間違いによる遊技機1の再組み立てと再組み立て後の再検査等の工程を無くすことができる。この結果、遊技機1の製造時間をより効果的に短縮でき、遊技機1の無駄な製造コストの発生を抑制することができる。
特に、本実施形態の遊技機1においては、スケーラ基板SKからプロジェクタ制御基板B23に下りの制御信号用を送信する光ファイバケーブル83、89と、プロジェクタ制御基板B23からスケーラ基板SKに上りの制御信号用を送信する上りの制御信号用の光ファイバケーブル84、90とを有する。
このため、それぞれの雌コネクタ93及び雄コネクタ94において、光ファイバケーブル83、84の端子プラグ105が挿通される挿通穴101、102を異なる形状に形成し、光ファイバケーブル89、90の端子プラグ120が挿通される挿通穴116、117を異なる形状に形成することで、雌コネクタ93及び雄コネクタ94の正規の位置に下りの制御信号用の光ファイバケーブル83、89及び上りの制御信号用の光ファイバケーブル84、90を接続することができる。
これにより、スケーラ基板SK及びプロジェクタ制御基板B23に対する雌コネクタ93及び雄コネクタ94の差し間違いの検査や差し間違いによる遊技機1の再組み立て等の工程をより効果的に無くすことができる。この結果、遊技機1の製造時間をより効果的に短縮でき、遊技機1の製造コストをより効果的に低減できる。
また、本発明の遊技機1によれば、前面側に開口部G5を有するキャビネットGを備え、表示ユニットAが、開口部G5を通してキャビネットGに着脱可能に設けられ、キャビネットGに雌コネクタ93が設けられるとともに、表示ユニットAに雄コネクタ94が設けられている。
これにより、表示ユニットAをキャビネットGに装着したときに、光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86が纏められた雌コネクタ93に、光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92が纏められた雄コネクタ94を接続することができる。
このため、雌コネクタ93及び雄コネクタ94を介して光ファイバケーブル81〜84及び導電性ケーブル85、86と光ファイバケーブル87〜90及び導電性ケーブル91、92とを容易に接続することができ、配線59の引き回しをより効果的に簡素化して、配線59の配線作業の作業性をより効果的に向上できる。
また、本実施形態の遊技機1によれば、雌コネクタ93が円筒部材96を有し、雌コネクタ93が円筒部材96を介してキャビネットGに対して一定の可動領域内(隙間S1内)において可動可能に取付けられている。
これにより、表示ユニットAをキャビネットGに装着し、雌コネクタ93の凹部97Aに雄コネクタ94の突出部113を挿入して、雌コネクタ93を雄コネクタ94に接続する際に、雌コネクタ93を雄コネクタ94に対して一定の可動領域内で可動させることで、雌コネクタ93と雄コネクタ94とを円滑に接続できる。
このため、表示ユニットAとキャビネットGとの組み付け誤差等を吸収することができ、キャビネットGに対する表示ユニットAの組み付け作業の作業性を向上できる。
また、本発明の遊技機1によれば、雄コネクタ94の平板部111にピン部材111Dを設け、雌コネクタ93に、ピン部材111Dが挿入される貫通孔95Dを形成した。
これにより、雌コネクタ93及び雄コネクタ94を接続する際に、雌コネクタ93の凹部97Aに雄コネクタ94の突出部113が挿入される前にピン部材111Dの先端が貫通孔95Dに貫通された状態において、凹部97Aと突出部113とを位置決することができる。
この後、ピン部材111Dを貫通孔95Dにさらに挿入するに連れて突出部97を凹部97Aに円滑に挿入して、雌コネクタ93と雄コネクタ94とを円滑に接続することができる。特に、本実施形態の遊技機1においては、ピン部材111Dの位置決めと相俟って雌コネクタ93を一定の可動範囲で可動自在とすることで、雌コネクタ93と雄コネクタ94とをより効果的に円滑に接続することができる。
なお、本実施形態の遊技機1においては、雌コネクタ93及び雄コネクタ94のそれぞれの挿通穴99〜104、113〜119の形状をそれぞれ異なる形状に形成し、光ファイバケーブル81〜84、87〜90の形状を挿通穴99〜102、114〜116の形状に合わせることで、光ファイバケーブル81〜84、87〜90及び導電性ケーブル85、86、91、92が挿通穴99〜104、113〜119に誤接続されることを防止しているが、これに限定されるものではない。
例えば、図34において、雌コネクタ93の平板部95の貫通孔95Aに代えて、平板部95の貫通孔95F、95G、95H、95Iの内周形状をそれぞれ円形、四角形、六角形、菱形に形成する。
また、図35に示すように、光ファイバケーブル81〜84の端子プラグ105の端子部107を同一の四角形状に形成し、光ファイバ部109の樹脂被膜109cに代えて、樹脂被膜109d、109e、109f、109gの外径形状をそれぞれ円形、四角形、六角形、菱形に形成してもよい。このようにしても光ファイバケーブル81〜84の端子プラグ105が、画像信号用の光ファイバケーブル81、82と制御信号用の光ファイバケーブル83、84とで用途の異なる挿通穴99〜102に誤接続されることを防止できる。
また、図36に示すように、雄コネクタ94の平板部111の貫通孔111A及び貫通孔111Aに連通する突出部113の貫通孔113Aに代えて、雄コネクタ94の平板部111の貫通孔111F、111G、111H、111I及び貫通孔111F、111G、111H、111Iに連通する突出部113の図示しない貫通孔(図22〜図24の貫通孔113Aに相当する)の内周形状をそれぞれ円形、四角形、六角形、菱形に形成する。
また、図37に示すように、光ファイバケーブル87〜90の端子プラグ120の端子部122を同一の四角形状に形成し、光ファイバ部124の樹脂被膜124cに代えて、樹脂被膜124d、124e、124f、124gの外径形状をそれぞれ円形、四角形、六角形、菱形に形成してもよい。このようにしても光ファイバケーブル87〜90の端子プラグ120が、画像信号用の光ファイバケーブル87、88と制御信号用の光ファイバケーブル89、90とで用途の異なる挿通穴114〜117に誤接続されることを防止できる。
なお、本実施形態の雌コネクタ93、94のそれぞれは、光ファイバケーブルが挿通された4つの挿通穴が形成され、導電性ケーブルが挿通される2つの挿通穴が形成されているが、挿通穴の数は、これに限定されるものではなく、必要に応じて任意の数の挿通穴が形成されてもよい。
また、雌コネクタ93、94のそれぞれにおいて、挿通穴99〜102及び挿通穴114〜117の形状を全て異なる形状に形成しているが、挿通穴99〜102及び挿通穴114〜117の形状は、一部が異なる形状であればよい。
さらに、本実施形態の遊技機1において、制御部を副制御基板SSから構成し、表示部を表示ユニットAから構成しているが、これに限定されるものではなく、制御部としては、遊技に関する制御を実行するものであれば、他の装置に適用でき、表示部としては、画像の表示を行うものであれば、他の装置に適用できる。また、表示部として、前面扉に液晶表示装置を配置し、制御部をキャビネットG側に配置した場合であれば、前面扉に第2の接続部を配置し、キャビネットG(本体)に第1の接続部を配置するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、本発明に係る遊技機としてパチスロ機を例に説明したが、これに限定されず、本発明に係る遊技機は、パチンコ遊技機等、他の遊技機にも適用することができる。また、遊技機に限定されるものでもない。例えば、パチンコ遊技機に本発明を適用する場合であれば、パチンコ遊技機の本体枠と遊技盤面側との接続に適用してもよい。また、接続される機器は、制御部と表示部に限定されるものではなく、例えば、パチンコ遊技機であれば、本体枠に配置される払出制御基板と遊技盤面側に配置される主制御基板の接続に適用してもよい。