JP2017012731A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】よりハイパワーで利便性の高い掃除機を実現する。【解決手段】掃除機内部で吸引力を発生させる吸引ファン部5に斜流ファン又は遠心ファンの一方からなる第1ファン5aと、軸流ファンからなる第2ファン5bとを同軸心上に対向して配設する。それぞれのファン5a,5bをデュアルロータ4a,4bを備えるDCモータ部4によって互いに逆方向に回転させて2重反転ファンを構成することで、吸引のための空気流をより安定した形で大量に発生させる。【選択図】図2
Description
本発明は、電気掃除機、特に好ましくはコードレススティック型電気掃除機に関する。
近年、リチウムイオン電池の性能向上に伴って小型で軽量大出力のバッテリーが比較的安価に入手できるようになったため、コードレスタイプのスティック掃除機が実用的になっている。この掃除機は、電源コードがなく軽量であるため利便性がきわめて高いとして人気を博しており、例えば、特許文献1にコードレススティック型電気掃除機の技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1のような既存のコードレススティック型電気掃除機は、強モードでも吸込仕事率が通常25W〜100W程度で低く、吸込仕事率が通常180W程度であるキャニスター型電気掃除機と比べると吸引力が低い。
そのため、コードレススティック型電気掃除機はサブ掃除機として所有し、メイン掃除機としてのキャニスター型電気掃除機と合わせて2台の掃除機を持つユーザーが多いのが現状となっている。しかし当然ながら、ユーザーとしては所有する掃除機は1台で済む方が好ましい。このことから、利便性がよくハイパワーなコードレススティック型掃除機の開発が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、掃除機内部で吸引力を発生させるファンの構造に工夫を加えることによって、特にコードレススティック型電気掃除機において、ハイパワーな吸引力を実現しようとすることにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、掃除機内部で吸引力を発生させる吸引ファン部に着目し、その吸引ファン部として2つのファンを同軸心上に並べて配設し、それぞれのファンを回転させる2重ファンで吸引ファン部を構成することとした。
具体的には、第1の発明は、吸引ファン部と、該吸引ファン部を駆動する駆動部とを備えた電気掃除機であって、前記駆動部は、それぞれ回転する2つのロータを駆動する駆動モータによって構成され、前記吸引ファン部は、一方のロータによって回転駆動される第1ファンと、前記駆動モータの他方のロータによって回転駆動される第2ファンとを備えることを特徴とする。
上記構成とすることで、吸引ファン部の第1ファンが駆動モータの一方のロータにより駆動されて回転し、第2ファンは他方のロータにより駆動されて回転し、これら第1ファンと第2ファンとの2つのファンによって吸引のための空気流が発生することとなる。このため、ファンが1つの場合に比べてより多くの空気流を発生させることができ、掃除機の吸引力を向上させることが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1ファン及び第2ファンのうち、少なくとも一方は軸流ファンであることを特徴とする。
上記構成とすることで、軸流ファンの特性である多くの空気流の発生が可能となり、掃除機の吸引力を向上させることができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記第1ファン及び第2ファンのうち、一方が軸流ファンであり、他方が斜流ファン又は遠心ファンであることを特徴とする。
上記構成とすることで、多くの空気量を発生可能な軸流ファンと、径方向全体に亘って空気流を発生させる羽根が設けられている斜流ファン又は遠心ファンとを用いて多くの空気量を発生させることができ、掃除機の吸引力を向上させることが可能となる。
第4の発明は、第1〜3の発明のいずれか1つにおいて、前記第1ファン及び第2ファンは、互いに逆方向に回転する2重反転ファンであることを特徴とする。
上記構成とすることで、第1ファンと第2ファンとを逆方向に回転させることで、第1ファンが発生させた空気流の乱れを第2ファンによって整流させることができ、吸引のための空気流をより多く安定した形で発生させることができる。これにより、掃除機の吸引力を向上させることが可能となる。
第5の発明は、吸入口に連通するように設けられた吸引ファン部と、を備えた電気掃除機であって、前記吸引ファン部は、斜流ファン又は遠心ファンの一方からなる第1ファンと、軸流ファンからなる第2ファンとの2重反転ファンを備え、前記第1ファンは、前記第2ファンよりも前記吸入口に近い側に設けられていることを特徴とする。
上記構成とすることで、径方向全体に亘って空気流を発生させる羽根が設けられている斜流ファン又は遠心ファンのいずれかが第1ファンとして吸入口に近い側に配設されているため、第1ファンと接触する空気をより多く該羽根間に取り込むことができる。また、ファンの軸方向に空気流を発生させる軸流ファンが第2ファンとして第1ファンの下流側にそれと同軸心に配設されているため、第1ファンで発生した空気流を増加させると共に、より安定した流れとすることができる。
第6の発明は、吸入口に連通するように設けられた吸引ファン部と、を備えた電気掃除機であって、前記吸引ファン部は、斜流ファン又は遠心ファンの一方からなる第1ファンと、軸流ファンからなる第2ファンとの2重反転ファンを備え、前記第1ファンは、前記第2ファンよりも前記吸入口に近い側に設けられ、前記第1ファンの外径は前記第2ファンの外径以下であり、前記第1ファンの回転軸心に沿った方向の長さは、前記第2ファンの回転軸心に沿った方向の長さよりも長いことを特徴とする。
上記構成とすることで、第5の発明と同様に、径方向全体に亘って空気流を発生させる羽根が設けられている斜流ファン又は軸流ファンのいずれかが第1ファンとして吸入口に近い側に配設されているため、第1ファンと接触する空気をより多く該羽根間に取り込むことができる。また、第1ファンは、第2ファンに比べ回転軸心に沿って長く構成されているため、回転軸心に沿った方向に亘ってより多くの空気を取り込むことができる。そして、第1ファンで発生した空気流が第1ファンの羽根を通過して径方向に流出したとき、第2ファンの方が第1ファンよりも大きな外径で構成されているため、該発生した空気流を確実に第2ファンの羽根間へと誘導することができ、2重反転ファンの性能を高めることができる。
第7の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、前記駆動モータはブラシレスDCモータであり、前記駆動モータの一方のロータはアウターロータであり、他方のロータはインナーロータであり、共通の1つのステータを持つことを特徴とする。
上記構成とすることで、第1〜第4の発明における2重ファンを望ましい形で具体的に実現することができる。
第8の発明は、第1〜第4又は第7の発明のいずれか1つにおいて、前記駆動モータの両ロータを回転制御する1つのインバータ回路が設けられていることを特徴とする。
上記構成とすることで、1つのインバータ回路でありながら、1つのロータを回転する場合と同様の構成で駆動モータの両ロータを駆動させることができ、駆動モータを制御する回路の構成を簡易にすることができる。
第9の発明は、第1〜第4又は第7又は第8の発明のいずれか1つにおいて、前記駆動モータに電気を供給するためのバッテリー及びAC−DCコンバータを有する電源部を備えていることを特徴とする。
上記構成とすることで、バッテリーから駆動モータに電気を供給して掃除機を使用しているときに、仮にバッテリーが切れると、その後は商用電源からAC−DCコンバータを介して駆動モータに電気を供給して、その商用電源を利用できるようになり、ユーザーはバッテリーの連続運転可能時間を気にせずに掃除機を使用することができる。
第10の発明は、第9の発明において、前記AC−DCコンバータは非絶縁型のバックコンバータであり、前記駆動モータ及び前記AC−DCコンバータはそれぞれ内部にDC出力用のコンデンサを有しており、前記駆動モータ内のコンデンサの電気容量は、前記AC−DCコンバータ内のコンデンサの電気容量の40倍以上であることを特徴とする。
上記構成とすることで、回路構成がシンプルである非絶縁型の電源部を備えることにより、小型でかつ高出力の交直両用型の掃除機を実現することができる。また、共用コンデンサのうちの大部分の容量を有する第2共用コンデンサを駆動回路側(駆動モータ側)に設けることで、特にバッテリーによってDCモータを駆動する際に、駆動回路に入力される電源の安定度を高めることができる。さらに、共用コンデンサの容量の一部(第2共用コンデンサの1/40以下の容量)を有する第1共用コンデンサを電源部側に設けることにより、電源部と駆動回路との間において配線等によるインピーダンスがあるような場合においても、電源部側の回路にその影響が出ないようにすることができる。
第11の発明は、第9の発明において、電気掃除機は、その運転を開始するためのスタートスイッチと、前記スタートスイッチが押されると、前記バッテリーと前記AC−DCコンバータとのいずれか一方から電気を前記駆動モータに供給する制御部とを備えていることを特徴とする。
上記構成とすることで、スタートスイッチが押されて電気掃除機の運転が開始された際に制御部がバッテリー及び電源の少なくともいずれか一方から電気を供給するようにしているため、仮に、バッテリー又は電源の一方のみからしか電気が供給されないような場合、例えば、AC電源が接続されていない場合や、バッテリーの残量がゼロである場合においても、確実に電気を供給することができる。これにより、例えば、待機時に電気供給を遮断した場合においても、スタートボタンが押された際の起動動作を確実に実施できるようにすることができる。
第12の発明は、第9の発明において、前記駆動モータの筐体は金属部を備えている一方、前記電源部は放熱のためのヒートシンクを備えており、前記ヒートシンクと前記駆動モータの筐体の金属部とは伝熱可能に接続されていることを特徴とする。
上記構成とすることで、電源部で発生した熱をヒートシンクにより効率的に放熱することができる。さらに、モータの筐体の一部を金属製にして、該金属部にヒートシンクが伝熱可能に接続されていることにより、より放熱効果を向上させることができる。これにより、放熱に起因する電源部のサイズの増大を防ぐことができる。
第13の発明は、第1〜第8の発明のいずれか1つにおける掃除機はコードレススティック型掃除機であることを特徴とする。
上記発明によって、コードレススティック型掃除機について本発明を適用することとなり、高い吸引力を備えるコードレススティック型掃除機を実現することができる。
以上説明したように、本発明によれば、掃除機内部で吸引力を発生させる吸引ファン部を2重ファン、特に斜流ファン又は遠心ファンの一方からなる第1ファンと軸流ファンからなる第2ファンとの2重反転ファンで構成したことにより、高い吸引力を備える掃除機を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態に係る電気掃除機Aはコードレススティック型のサイクロンタイプであり、図1に示すように、図示しない掃除機ハウジング内に機電一体型モータ1と、バッテリー8とを備えており、電源コード9を介して商用電源に接続可能に構成され、ハウジングには吸込口が開口している。
なお、本開示において、「前」とは掃除機Aの先端側(ハウジングの吸込口側)を指すものとし、「後」とは、掃除機Aの把持部(図示しない)側を指すものとする。
機電一体型モータ1は、商用電源からのAC電源供給を受けて直流変換する非絶縁型の電源部6と、吸引力を発生させるブラシレスのDCモータ部4と、DCモータ部4を駆動する駆動回路3と、DCモータ部4の軸41,43の前側に一体的に取り付けられた吸引ファン部5を備えている。
駆動回路3は、バッテリー8又は電源部6からの電源供給を受けて、DCモータ部4を駆動するインバータ31と、インバータ31を制御する制御回路32とを備えている。そして、電源部6とインバータ31との間を接続するAC側電源ラインN11には、両者間の接続をオンオフ可能に構成されたスイッチSW31が設けられ、バッテリー8とインバータ31との間を接続するDC側電源ラインN12には、両者間の接続をオンオフ可能に構成されたスイッチSW32が設けられている。
AC側電源ラインN11とDC側電源ラインN12との間は、各々ダイオードD11,D12で逆流しないように接続され、両ダイオード間の中間ノードN13と制御回路32との間には、両者間の接続をオンオフ可能に構成されたスイッチSW1が接続されている。また、中間ノードN13は、制御回路32内に設けられたリレーRL33に接続されており、リレーRL33がオンすると中間ノードN13と制御回路32の制御基板の電源とが接続されるように構成されている。
バッテリー8は、昇圧回路7を介して電源部6に接続されており、電源コード9が商用電源に接続された際に、充電されるように構成されている。
図2〜図4に示すように、機電一体型モータ1は、掃除機ハウジングの吸込口に連通する吸入口2が前端に開口する筺体としてのモータケース11を有し、このモータケース11内に、吸引ファン部5、DCモータ部4、駆動回路3及び電源部6は、DCモータ部4の軸方向に対して、上記記載の順で前後方向に前から順に並べて配設されている。すなわち、これらは同一径Φ1(例えば、Φ1=70mm)のものであり、高さがH(例えば、H=110mm)のモータケース11で覆うことで機電一体型に構成している。なお、一般的な小型のブラシレスDCモータのモータケースは、Φ=70mmの場合、高さが90mm程度であるため、駆動回路3及び電源部6を機電一体化したことによるモータケースの高さ増加分を20mm以内に抑えた構成になっている。
吸引ファン部5は、図2に示すように、DCモータ部4の軸41,43を同軸心とするように前後方向に並べて配設された第1ファン5aと第2ファン5bとの2重反転ファンで構成されている。具体的には、図11に示すように、第1ファン5aは前側に、また第2ファン5bは第1ファン5aの後側にそれぞれDCモータ部4の軸41,43を回転中心として互いに所定の間隔をあけて配設されている。
第1ファン5aはDCモータ部4の軸心を回転中心とする遠心ファンであり、DCモータ部4の第1軸41に回転一体に固定された基部51を有する。この基部51は、前端から後端に行くにつれて軸心からの径が大きくなる円錐面が外周に形成された円錐台形状のものであり、該基部51の円錐面には径方向外側へ突出する複数の主羽根52,52,…及び副羽根53,53,…が周方向に交互に並んで設けられている。
各主羽根52は短冊状のもので、基部51の前側に向かうにつれて周方向一側に向かうように湾曲状に捩れて傾いた方向に延び、基部51の円周面上に周方向に所定の間隔をあけて配置されている。そして、主羽根52,52,…の間には、副羽根53,53,…が配置されている。各副羽根53は主羽根52よりも前後方向の長さが短い三角板状のものであり、基部51の前後方向の中央付近から後側までの範囲に亘って主羽根52と同じ向きに傾いた状態で延びている。
一方、第2ファン5bはDCモータ部4の軸心を回転中心とする軸流ファンであり、DCモータ部4の円筒状の第2軸43に回転一体に固定された円板形状の基部56と、該基部56の外周面に周方向に所定の間隔をあけて径方向外側へ突出するように設けられた複数の軸流羽根57,57,…とを備える。各軸流羽根57は短冊状で、基部56の前側に向かうにつれて周方向他側(第1ファン5aの主羽根52及び副羽根53が前側に向かって捩れる方向とは逆方向)に向かうように少し湾曲して傾いて延びている。
ここで、第1ファン5aと第2ファン5bとは2重反転ファンとして設けられている。すなわち、上述の如く、第1ファン5aにおける各主羽根52及び各副羽根53の回転中心に対する傾きと、第2ファン5bにおける軸流羽根57の回転中心に対する傾きとは反対向きとなっている。より具体的には、第1ファン5aにおける各主羽根52及び各副羽根53は、後方へ向かって第1軸41の周方向一側へ傾いて形成されている一方、第2ファン5bにおける軸流羽根57は、後方へ向かって第2軸43の周方向他側へ傾いて形成されている。
そして、第1ファン5a及び第2ファン5bの大きさについて比較すると、回転中心方向に沿った前後方向の長さについては、第1ファン5aが第2ファン5bよりも長く、外径については、第2ファン5bの方が第1ファン5aよりも大径になっている。
図2に示すように、DCモータ部4は、ブラシレスDCモータで構成されたデュアルロータタイプのもので、図2に示すように、インナーロータ4aとアウターロータ4bとステータ4cとで構成されている。
インナーロータ4aは円柱状の第1軸41に回転一体に固定され、この第1軸41は吸引ファン部5の第1ファン5aと連結されている。そして、インナーロータ4aが第1軸41に対して一方向に回転することにより、第1ファン5aが第1軸41を介して同方向に回転することとなる。その一方でアウターロータ4bは円筒状の第2軸43に回転一体に固定され、この第2軸43には第1軸41が相対回転可能に挿通されている。第2軸43は吸引ファン部5の第2ファン5bと連結されており、アウターロータ4bが第2軸43に対して他方向に回転することにより、第2ファン5bが第2軸43を介して同方向に回転することとなる。インナーロータ4aとアウターロータ4bとは、所定の比率、例えば1:1や1:2、2:1等の回転速度で互いに逆方向に回転するようになっている。
モータケース11は、吸引ファン部5とDCモータ部4の軸方向外周を覆うケース本体11aと、ケース本体11aの後側に連続一体的に連結された金属ケース部11b(金属部)と、金属ケース部11bの後側に連続一体的に連結された後ケース部11cとを備えている。より具体的には、ケース本体11aと金属ケース部11bとは、ケース本体11aに一体的に設けられた連結部11dの外側を金属ケース部11bが覆うようにして連結され(図3参照)、金属ケース部11bと後ケース部11cとは、金属ケース部11bに設けられた連結部11eの外側を後ケース部11cが覆うようにして連結される(図4参照)。なお、図3では金属ケース部11bの図示を省略しており、図4では後ケース部11c及び電源部6(後述するヒートシンクを除く)の図示を省略している。
ケース本体11aは、例えば、絶縁性材料で形成又は被覆されており、これによりDCモータ部4との間で絶縁距離を保ち安全性を確保している。金属ケース部11bは、例えば、アルミニウム製であり、駆動回路3と電源部6の前側との外周を覆うように構成されており、電源部6の後側の外周は、後ケース部11cによって覆われている。後ケース部11cには、機電一体型モータ1内の空間とその外側の空間とを径方向に連通させる複数の通気孔11f,11f,…が周方向全体に亘って等ピッチで設けられている。
駆動回路3は一般的にモータを駆動させるインバータであり、モータが単相の場合はH−Bridge回路とし、3相の場合は6素子駆動回路とすることができる。ここで、DCモータ部4はインナーロータ4aとアウターロータ4bとの2つのロータを駆動するにも拘わらず、1台のモータを回す場合と同様に1つのインバータのみが配設されている。
駆動回路3及び電源部6は、それぞれ多層基板38,61(例えば、4層基板)上に実装されており、多層基板38,61がDCモータ部4の軸方向と直交するように、前から駆動回路3、電源部6の順で配設されている。多層基板38,61は、それぞれ平面視で円形であり、基板サイズはΦ2(Φ2<Φ1であり、例えばΦ2=65mm)である。このような多層基板を用いることにより、大電流に対応することができる。
また、金属ケース部11bの内側において、DCモータ部4の軸方向の中間部分に、金属ケース部11bから連続一体的に内側に向かって突設されかつ周方向に等ピッチで配設された複数のリブを有するフィン39が設けられている。また、多層基板38とDCモータ部4とは、連結部材(支柱)37,37によって一体的に連結されている。
電源部6は、部品点数が最小となるように非絶縁型であるのが好ましい。図5〜図7には、非絶縁型のうちでも部品点数の少ないバックコンバータ方式の電源部6を例示しており、図5及び6は部品配置図を示し、図7は回路図を示している。
図7に示すように、電源部6は、電源コード9を介してAC電源の供給を受けるブリッジ型の整流部DB6と、整流された電圧を平滑化する平滑コンデンサC62と、平滑コンデンサC62の後段において電源−グランド間に直列接続されたダイオードD6及びスイッチング素子Q6と、共振回路62と、スイッチング素子Q6を制御する制御部65を備えている。制御部65は、スイッチング素子Q6のゲートに制御信号を与えてスイッチングさせるものであり、例えば、疑似発振用のICが適用されてもよい。また、スイッチング素子Q6は、ON抵抗が低いのが好ましく、例えば、低ON抵抗型のハイブリッドMOSFETやIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等を採用することができる。
共振回路62は、電源部6の一対の出力端子OUT間に接続された第1コンデンサC61と、出力端子のうちのいずれか一方に接続された信号線上に設けられたインダクタL6とからなる。なお、インダクタL6は、小型で高性能なものが望ましく、例えば小型かつ高性能のコイルを採用することができる。
このようなバックコンバータ方式の電源部6において、スイッチング素子Q6及びダイオードD6には、比較的高周波でかつ大きな電流が流れ、発熱量が大きくなる。したがって、本態様では、図5及び図6に示すように、これらの発熱量の高い素子である、スイッチング素子Q6及びダイオードD6等を多層基板61の外周近傍に配設するとともに、各素子Q6,D6に対して、それぞれの外側から伝熱可能に接触するヒートシンク63,64を設けている。さらに、ヒートシンク63,64を金属ケース部11bに伝熱可能に接続させて放熱効果をより高めるように構成している(図4参照)。
図8に示すように、駆動回路3は、一対の入力端子IN間に接続されたバッテリー駆動時の安定化用の第2コンデンサC3と、DCモータ部4を駆動するモータ駆動部36と、モータ駆動部36の動作を制御する制御部33とを備えている。制御部33は、DCモータ部4の近傍に設けられた位置センサ35からの位置情報や、DCモータ部4の駆動に関わる電流情報SA及び電圧情報SVに基づいて、モータ駆動部36を介してDCモータ部4の駆動を制御する。具体的には、制御信号SC1〜SC4をモータ駆動部36に設けられたドライバに与えてDCモータ部4を駆動させる。
ところで、バッテリー駆動時に高い吸込仕事率(例えば、180W以上)を実現しようとした場合、一般的には、その消費電力は600W程度になることが想定される。例えば、内蔵バッテリーとしてリチウムイオンバッテリーを適用した場合、少なくともDC30V、20Aの能力が必要である。
商用電源に接続した場合においても、バッテリー駆動時と同様の出力(吸込仕事率)を実現するためには、商用電源からのAC電源をバッテリー駆動時と同様のDC電圧(例えばDC30V)まで降圧し、かつ600Wの出力ができるようにする必要がある。
掃除機Aにおいて、上記のような性能を実現する、すなわち、大きな出力を得るためには、電源部6に設けられた第1コンデンサC61及び駆動回路3に設けられた第2コンデンサC3が共に大きな容量値(例えば、4000μF)を必要とする。そのため、第1コンデンサC61及び第2コンデンサC3のサイズが、掃除機Aのコンパクト化に対する課題であった。
そこで、発明者らは、駆動回路3の第2コンデンサC3と、電源部6の第1コンデンサC61とを一部共用化し、上記課題を解決して、機電一体型モータ1の小型化、すなわち掃除機Aのコンパクト化を実現した。
より具体的には、電源部6の第1コンデンサC61の容量値を、駆動回路3の第2コンデンサC3の容量値の1/40以下にし、それをインダクタL6近傍に配置した。バックコンバータ方式の電源部6は、第1コンデンサC61とインダクタL6とのLC共振で成立するものであるため、該LC間にラインインピーダンス等のインピーダンスがあると安定的な発振ができなくなる可能性があるためである。
図9は電源部6の第1コンデンサC61の容量値変化に伴う出力電圧の変化を示している。図9において、実線は無負荷運転時の出力電圧、破線は定格負荷時の出力電圧、一点鎖線は定格負荷時の電圧降下を示している。また、駆動回路3の第2コンデンサC3は、4000μFである。
図9に示すように、第1コンデンサC61を、第2コンデンサC3の容量値の1/40である100μFにしても、共振回路62が安定的に発振し、電圧降下がほとんどない状態で所望の電圧を出力することができている。図9の例では、第1コンデンサC61を60μF程度にした場合においても、すなわち、第2コンデンサC3の容量値の約1/65程度にした場合においても、所望の電圧を出力することができている。
これにより、比較的大きな部品(例えば、平滑コンデンサC62、インダクタL6及び整流部DB6等)の多い電源部6において、第1コンデンサC61の容量を大幅に削減することができる。すなわち、第1コンデンサC61のサイズを大幅に縮小することができるため、DCモータ部4を覆うモータケース11と同一径以下の多層基板61に電源部6が搭載できるようになり、かつDCモータ部4に対する高さの増加分を抑制することができる。
以下において、本実施形態に係る電気掃除機の動作について説明する。
まず、ユーザーが図外のスタートスイッチを押し操作して掃除機Aの電源をONすると、図1に示したSW1がON制御される(S1)。これにより、電源部6と制御回路32の間及びバッテリー8と制御回路32の間がそれぞれダイオードを介して接続される。
ここで、AC電源が電源部6に供給されておらず、かつバッテリー8の残量がないような場合(S2でNO)、制御回路32には電源が供給されず、掃除機Aは動作しない(S3)。したがって、ユーザーは、バッテリー8の残量がないか、電源コード9を挿していないことが原因で動作しないことがすぐにわかるため、電源供給のための対応をすることができる。
一方で、電源部6又はバッテリー8から制御回路32に電源が供給されていた場合(S2でYES)、制御回路32内のリレーRL33がONして、瞬間的に制御回路32の基板に電源が投入される(S4)。
その後、制御回路32は、AC電源が接続されているか否かの検知を行う。そして、AC電源が接続されている場合(S5でYES)、制御回路32はスイッチSW31をオン制御し、電源部6がインバータ31に電源を供給できるようにする(S6)。その後、電源部6からの電源供給を受けたインバータ31は、DCモータ部4を駆動する(S8)。
一方で、AC電源が接続されていない場合(S5でNo)、制御回路32は、スイッチSW31をオン制御し、バッテリー8がインバータ31に電源を供給できるようにする(S7)。その後、バッテリー8からの電源供給を受けたインバータ31は、DCモータ部4を駆動する(S8)。
これにより、掃除機Aの待機電力をゼロにすることを目的として、各種回路への電源供給を停止しておくような場合においても、ユーザーによる運転開始操作(電源ON)に応じて制御回路32等の各回路に電源が供給されるようにし、DCモータ部4等を駆動することができる。ここで、AC電源のみを検知しているのは、AC電源が接続されている場合にはユーザーがAC動作を希望していると判断していることに基づくが、バッテリー8の供給の有無に基づいてS5の判定を行ってもよい。
そして、DCモータ部4が駆動されてインナーロータ4aとアウターロータ4bとが逆方向に回転し、これらロータ4a,4bにそれぞれ軸41,43を介して駆動連結された吸引ファン部5の第1及び第2ファン5a,5bが駆動されて逆方向に回転することとなる。これにより、吸引ファン部5前側(上流側)の空間に負圧が発生して吸入口2前方からモータケース11内に空気が取り込まれる。この際、吸引ファン部5は、第1ファン5aと第2ファン5bとによる2重反転ファンで構成されているため、シングルファンの場合と比較してより多くの空気を取り込むことができる。そして、該空気はDCモータ部4の軸方向に沿って後側に進み、通気孔11f,11f,…から外部に向かって排出される(図3の破線矢印参照)。
この空気流により、前後方向に並べて配設された駆動回路3及び電源部6の冷却効果を高めることができる。また、同じ空気流により、掃除機外のダストが掃除機ハウジングの吸入口から空気と共に吸い込まれ、このダストは、ダストボックス収納空間のダストボックスに溜められる。このことで、掃除機Aが集塵する。
−効果−
したがって、この実施形態においては、吸引ファン部5が第1ファン5aと第2ファン5bとによる2重回転ファンで構成されているので、従来のシングルファンの場合と比較して、吸引のための空気流をより大量に安定した形で発生させることができ、掃除機の吸引力を高めることができる。
したがって、この実施形態においては、吸引ファン部5が第1ファン5aと第2ファン5bとによる2重回転ファンで構成されているので、従来のシングルファンの場合と比較して、吸引のための空気流をより大量に安定した形で発生させることができ、掃除機の吸引力を高めることができる。
この際、第1ファン5aは斜流ファンで構成され、第2ファン5bが軸流ファンで構成されているため、第1ファン5aと接触する空気をより多く該羽根52,53間に取り込むことができるとともに、第1ファン5aで発生した空気流をより安定した流れとすることができる。また、第1ファン5aの外径は前記第2ファン5bの外径以下であり、第1ファン5aの前後方向の長さは、前記第2ファン5bよりも長いため、第1ファン5aで発生した空気流を確実に第2ファン5bへと誘導案内することができ、2重反転ファンの性能を向上させることができる。その結果、サイクロン型のスティック掃除機であっても吸込仕事率を180W以上にまで向上させることができ、その高効率化を実現することができる。
そして、この吸引ファン部5の2重反転ファンで発生した空気流がモータケース11内を流れることとで、モータケース11内に前後方向に並べて配設された駆動回路3及び電源部6の冷却効果を高めることができ、電源部6及び駆動回路3を高出力にしつつそのサイズをコンパクトにすることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、吸引ファン部5の2重反転ファンは第1ファン5aが遠心ファン、第2ファン5bが軸流ファンとしているが、第1ファン5aは遠心ファンに代えて斜流ファン、又は軸流ファンとすることもでき、第1ファン5aと第2ファン5bとを同じ方向に回転させるように構成することもできる。
上記実施形態では、吸引ファン部5の2重反転ファンは第1ファン5aが遠心ファン、第2ファン5bが軸流ファンとしているが、第1ファン5aは遠心ファンに代えて斜流ファン、又は軸流ファンとすることもでき、第1ファン5aと第2ファン5bとを同じ方向に回転させるように構成することもできる。
また、第1ファン5aにおける主羽根52,52,…の数及び副羽根53,53,…の数、そして第2ファン5bにおける軸流羽根57,57,…の数は任意の数とすることができる。
また、上記実施形態で用いたデュアルロータタイプの駆動モータではなく、1つのロータを備える駆動モータを2つ用いて、第1ファン5a及び第2ファン5bを回転駆動させるように構成してもよい。
さらに、駆動回路3の第2コンデンサC3と、電源部6の第1コンデンサC61とを一部共用化するものとしたが、電源部6のインダクタL6と駆動回路3の第2コンデンサC3との間のラインインピーダンスを極小化することで、その全部を駆動回路3の第2コンデンサC3に共用化することもできる。より具体的には、駆動回路3の基板裏面と電源部6の基板裏面とが近接するように対向配置させる、例えば絶縁シート等の絶縁層を介して駆動回路3及び電源部6の両基板裏面を密着させるとともに、インダクタL6と第2コンデンサC3との間の配線が短くなるような位置にそれぞれを配置すればよい。これにより、電源部6をさらに小型化することができるようになる。
これらの場合においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下において、具体的な本発明の実施例について説明する。
(実施例)
本発明の実施形態に係る電気掃除機について風量−静圧特性の測定を行った。この測定では、吸引ファン部に所定の風量を送風させ、その際に吸引ファン部が達成できる静圧の最大値を測定した。測定結果を図12に示した。
本発明の実施形態に係る電気掃除機について風量−静圧特性の測定を行った。この測定では、吸引ファン部に所定の風量を送風させ、その際に吸引ファン部が達成できる静圧の最大値を測定した。測定結果を図12に示した。
(比較例)
従来のシングルファンを備える電気掃除機について、実施例と同様の測定を行った。ここで、シングルファンとして実施形態における第1ファン(遠心ファン)を単独で用いた。その実験結果を図12に併せて示した。
従来のシングルファンを備える電気掃除機について、実施例と同様の測定を行った。ここで、シングルファンとして実施形態における第1ファン(遠心ファン)を単独で用いた。その実験結果を図12に併せて示した。
(測定結果の評価)
図12に示すように、送風量にかかわらず概ね2重反転ファンを備える掃除機の方がシングルファンのみを備える掃除機と比べて、風量−静圧が向上していることを読み取ることができる。
図12に示すように、送風量にかかわらず概ね2重反転ファンを備える掃除機の方がシングルファンのみを備える掃除機と比べて、風量−静圧が向上していることを読み取ることができる。
このことより、本発明によって電気掃除機の吸引力を向上させることができることが明らかである。
以上説明したように本発明は、特にコードレススティック型の掃除機において高い吸込仕事率を実現することができ、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
A コードレススティック型掃除機
1 機電一体型モータ
2 吸入口
3 駆動回路
32 制御回路(制御部)
4 DCモータ部(駆動部)
4a インナーロータ
4b アウターロータ
4c ステータ
5 吸引ファン部
5a 第1ファン
5b 第2ファン
6 電源部
63,64 ヒートシンク
11 モータケース(筺体)
C3 第2コンデンサ(第2共用コンデンサ)
C61 第1コンデンサ(第1共用コンデンサ)
IN 入力端子
OUT 出力端子
1 機電一体型モータ
2 吸入口
3 駆動回路
32 制御回路(制御部)
4 DCモータ部(駆動部)
4a インナーロータ
4b アウターロータ
4c ステータ
5 吸引ファン部
5a 第1ファン
5b 第2ファン
6 電源部
63,64 ヒートシンク
11 モータケース(筺体)
C3 第2コンデンサ(第2共用コンデンサ)
C61 第1コンデンサ(第1共用コンデンサ)
IN 入力端子
OUT 出力端子
Claims (13)
- 吸引ファン部と、該吸引ファン部を駆動する駆動部とを備えた電気掃除機であって、
前記駆動部は、それぞれ回転する2つのロータを駆動する駆動モータによって構成され、
前記吸引ファン部は、一方のロータによって回転駆動される第1ファンと、前記駆動モータの他方のロータによって回転駆動される第2ファンとを備えることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1において、
前記第1ファン及び第2ファンのうち、少なくとも一方は軸流ファンであることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1において、
前記第1ファン及び第2ファンのうち、一方が軸流ファンであり、他方が斜流ファン又は遠心ファンであることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
前記第1ファン及び第2ファンは、互いに逆方向に回転する2重反転ファンであることを特徴とする電気掃除機。 - 吸入口に連通するように設けられた吸引ファン部と、を備えた電気掃除機であって、
前記吸引ファン部は、斜流ファン又は遠心ファンの一方からなる第1ファンと、軸流ファンからなる第2ファンとの2重反転ファンを備え、
前記第1ファンは、前記第2ファンよりも前記吸入口に近い側に設けられていることを特徴とする電気掃除機。 - 吸入口に連通するように設けられた吸引ファン部と、を備えた電気掃除機であって、
前記吸引ファン部は、斜流ファン又は遠心ファンの一方からなる第1ファンと、軸流ファンからなる第2ファンとの2重反転ファンを備え、
前記第1ファンは、前記第2ファンよりも前記吸入口に近い側に設けられ、
前記第1ファンの外径は前記第2ファンの外径以下であり、
前記第1ファンの回転軸心に沿った方向の長さは、前記第2ファンの回転軸心に沿った方向の長さよりも長いことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
前記駆動モータはブラシレスDCモータであり、
前記駆動モータの一方のロータはアウターロータであり、他方のロータはインナーロータであり、共通の1つのステータを持つことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1〜4又は7のいずれか1つにおいて、
前記駆動モータの両ロータを回転制御する1つのインバータ回路が設けられていることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1〜4又は7又は8のいずれか1つにおいて、
前記駆動モータに電気を供給するためのバッテリー及びAC−DCコンバータを有する電源部を備えていることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項9において、
前記AC−DCコンバータは非絶縁型のバックコンバータであり、
前記駆動モータ及び前記AC−DCコンバータはそれぞれ内部にDC出力用のコンデンサを有しており、
前記駆動モータ内のコンデンサの電気容量は、前記AC−DCコンバータ内のコンデンサの電気容量の40倍以上であることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項9において、
運転を開始するためのスタートスイッチと、
前記スタートスイッチが押されると、前記バッテリーと前記AC−DCコンバータとのいずれか一方から電気を前記駆動モータに供給する制御部とを備えていることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項9において、
前記駆動モータの筐体は金属部を備えている一方、前記電源部は放熱のためのヒートシンクを備えており、
前記ヒートシンクと前記駆動モータの筐体の金属部とは伝熱可能に接続されていることを特徴とする電気掃除機。 - コードレススティック型掃除機であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つの電気掃除機。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190312 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
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| A02 | Decision of refusal |
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