JP2017013017A - 太陽光発電パネル洗浄用ブラシおよび太陽光発電パネル洗浄システム - Google Patents

太陽光発電パネル洗浄用ブラシおよび太陽光発電パネル洗浄システム Download PDF

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Abstract

【課題】使用する洗浄水の量を削減しつつ、十分な洗浄効果を得ることのできる太陽光発電パネル洗浄用ブラシを提供する。【解決手段】洗浄流体を貯留するチャンバ28と、チャンバ28に設けられた貫通孔に固定されたブラシ束26と、被洗浄面とチャンバ28との距離を調整する調整機構46とを備え、ブラシ束26には、前記洗浄流体を通水させる透水性繊維束が含まれていることを特徴とする。また、ブラシ束26を構成する前記透水性繊維束は、中空糸24であるようにすると良い。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電パネル洗浄用ブラシ、および太陽光発電パネル洗浄システムに係り、特に、洗浄に際して使用する洗浄流体の使用量削減に好適な太陽光発電パネル洗浄用ブラシ、および太陽光発電パネル洗浄システムに関する。
近年、世界各地において再生可能エネルギーの導入が進んでおり、特に中東、アフリカ、インドにおいては、太陽光発電需要の大幅な伸張が予測されている。このような地域における太陽光発電システムは、日射量の多さ(雨天の少なさ)、土地の有効利用などの観点から、インフラ設備自体が脆弱な砂漠地帯に建設されることも少なくない。しかし、そのような土地では、砂塵などによる太陽光パネル表面の汚れが発生しやすく、それらに起因する発電効率の低下が問題となってくる。さらに、そのメンテナンスには多大なコストが必要であるとともに、パネル表面汚れを洗浄する洗浄水の確保も容易ではないという課題があり、それらが原因となり、太陽光発電システムの導入が十分に進んでいないというのが実状である。このため、電力、水などのインフラ設備が脆弱な地域における太陽光発電システムにおいては、極力小水量での太陽光発電パネルを洗浄することが課題とされている。
このような課題に対し、例えば特許文献1や2のように、使用水量を抑制して太陽光発電パネルの洗浄を行う技術が提案されている。特許文献1に開示されている技術は、傾斜して設置された太陽光発電パネル群に対し、その上端部に設けられた散水手段から洗浄水を噴射するというものである。そして、特許文献1では、散水手段から噴射する洗浄水の圧力を調整することで、洗浄水の落下位置を制御し、無駄無くパネルの洗浄を成すという点を特徴としている。
また、特許文献2に開示されている技術は、洗浄時の水量を少なくするために、ブラシによる汚れの掻き取りを行った後、太陽光発電パネル状に付着した洗浄水を洗い流すのでは無く、ブレードにより掻き取るというものである。そして、特許文献2に開示されている技術では、洗浄の際に噴射される洗浄水をブレードに向けて噴射することで、汚れた洗浄水を掻き取るブレードに、汚れが堆積することを防止するという点を特徴としている。
特開2011−146442号公報 特開2014−138922号公報
特許文献1、2に開示されている技術では、確かに、人手による洗浄や、節水を意識しないで行う洗浄に比べれば、使用する洗浄水を少なくし、労力も削減することができる。しかし、例えば特許文献1に開示されているような洗浄水の噴射による太陽光発電パネルの洗浄では、十分な洗浄効果を得ることができない可能性がある。
また、特許文献2に開示されている技術では、単に仕上げの洗い流しに用いる洗浄水を削減することができるというだけで、ブラシ洗浄に用いる洗浄水の量が削減できる訳ではない。
このため、いずれの技術においても、十分な洗浄性と節水性を両立するという点が解決されていない。
本発明では、使用する洗浄水の量を削減しつつ、十分な洗浄効果を得ることのできる太陽光発電パネル洗浄用ブラシ、およびこの洗浄用ブラシを用いた太陽光発電パネル洗浄システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る太陽光発電パネル洗浄用ブラシは、洗浄流体を貯留するチャンバと、前記チャンバに設けられた貫通孔に固定されたブラシ束と、被洗浄面と前記チャンバとの距離を調整する高さ調整機構とを備え、前記ブラシ束には、前記洗浄流体を通水させる透水性繊維束が含まれていることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する太陽光発電パネル洗浄用ブラシは、前記透水性繊維束を前記チャンバにおける前記ブラシ束配置面に点在させるようにすると良い。このような構成とした場合、被洗浄面に常時供給される洗浄流体の量を削減することができ、節水性を高めることができる。
また、上記のような特徴を有する太陽光発電パネル洗浄用ブラシにおいて前記透水性繊維束は、中空糸により構成されるようにすると良い。このような構成とすることで、チャンバに貯留された洗浄流体は、中空糸の内部を通って被洗浄面に到達することとなる。このため、洗浄流体が蒸気等の気体であった場合でも、洗浄流体を被洗浄面に効率的に供給することが可能となる。
また、上記のような特徴を有する太陽光発電パネル洗浄用ブラシは、前記チャンバを前記被洗浄面と平行に揺動させる揺動手段を備えるようにすると良い。このような構成とすることで、被洗浄面をブラシで払拭することができる。よって、洗浄効果を高めることができる。
さらに、上記のような特徴を有する太陽光発電パネル洗浄用ブラシは、洗浄に用いた前記洗浄流体を払拭するためのスクレーパを備えるようにすると良い。このような構成とすることにより、洗浄後に砂塵が混入した洗浄流体を別途拭き取る工程が不要となる。また、被洗浄面に洗浄流体が残留することによるシミ(水滴跡)の発生を防止することができる。
また、上記目的を達成するための太陽光発電パネル洗浄システムは、上記いずれかの太陽光発電パネル洗浄用ブラシを走行させるガイドレールと、前記ガイドレール上を転動するガイドローラと、前記太陽光発電パネル洗浄用ブラシを前記ガイドレールに沿って移動させるための移動手段と、を備えたことを特徴とする。
さらに、上記のような特徴を有する太陽光発電パネル洗浄用ブラシは、前記チャンバに前記洗浄流体を供給する流体供給ラインを備えるようにすると良い。
上記のような特徴を有する太陽光発電パネル洗浄用ブラシによれば、太陽光発電パネルを洗浄する際に、使用する洗浄水の量を削減しつつ、十分な洗浄効果を得ることができる。
実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄用ブラシの正面構成を示す図である。 実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄用ブラシの正面底面右側面から成る斜視図である。 実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄用ブラシの正面平面左側面から成る斜視図である。 ブラシ単体を示す斜視図である。 ブラシ単体の断面構成を示す図である。 実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄システムの構成を示す斜視図である。 実施形態に用いる中空糸の構成を示す斜視図である。 実施形態に係るブラシを構成するブラシ束の部分拡大図である。 実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄システムを用いた太陽光発電パネルの洗浄の様子を示す図である。 従来の洗浄方法による太陽光発電パネル洗浄時の使用水量との比較を表すグラフである。 第1の応用形態に係るブラシ構成を示す部分拡大図である。 第2の応用形態に係るブラシ構成を示す部分拡大図である。 ガイドフレームに流体受けを設けた様子を示す側面図である。 太陽光発電パネル洗浄システムの実用化形態を示す図である。
以下、本発明の太陽光発電パネル洗浄用ブラシ、および太陽光発電パネル洗浄システムに係る実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図1は、実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄システムを構成する太陽光発電パネル洗浄用ブラシの正面構成を示す図である。また、図2、図3は、同下面側斜視図、上面側斜視図をそれぞれ示す。また、図4は、ブラシ単体の構成を示す斜視図であり、図5は、ブラシ単体の断面構成を示す図である。さらに、図6は、実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄システムの全体構成を示す図である。
本実施形態に係る太陽光発電パネル洗浄システム(以下、単に洗浄システム10と称す)は、図6に示すように、太陽光発電パネル洗浄用ブラシ(以下、単に洗浄用ブラシ20と称す)と、この洗浄用ブラシ20を走行させるガイドフレーム50とを基本として構成されている。
洗浄用ブラシ20は、少なくとも、ブラシ22とチャンバ28、およびケーシング34を有する。本実施形態におけるブラシ22は、複数のブラシ繊維を束ねて構成されたブラシ束26を複数配置することで構成されている。また、本実施形態においては、ブラシ束26を構成するブラシ繊維を、図7に示すような中空糸24とし、透水性繊維束を構成している。中空糸24の構成部材は、特に限定するものでは無いが、耐久性、耐候性、可撓性等の観点から、シリコン樹脂とすると良い。ブラシ束26を中空糸24により構成することにより、ブラシ束26の内部を挿通させた極少量の洗浄流体で、被洗浄面の洗浄を行うことが可能となる。
ここで、中空糸24としては、外径φを0.5〜3mm(好ましくは1〜2mm)とし、肉厚dを0.2〜0.7mmの範囲として、内径を0.1〜1.5mm(好ましくは0.2〜1mm)程度とするものを採用すると良い。
チャンバ28は、洗浄流体を貯留可能な容器であり、ブラシ配置面28aに、図示しない複数の貫通孔が設けられている。貫通孔は、所定の間隔、配置によって形成され、各貫通孔に対してブラシ束26が配置されることで、ブラシ22が構成されることとなる。チャンバ28におけるブラシ配置面28aに対するブラシ束26の固定は、ブラシ繊維(中空糸24)を構成する部材と同じ樹脂30を用いたポッティングによると良い。このような手法を用いることにより、ブラシ束26と固定に用いる樹脂30との一体化を図ることができ、ブラシ束26や中空糸24の抜けを防ぎ、ブラシ22の耐久性を高めることが可能となる。なお、チャンバ28には、内部に洗浄流体を供給するための流体供給ライン32が設けられている。
ケーシング34は、チャンバ28を保持するための躯体である。実施形態に係るケーシング34は、ケーシング本体36とサイドプレート42とから成る。ケーシング本体36は、チャンバ28を保持すると共に、少なくとも、揺動手段38と移動手段40が備えられている。
揺動手段38は、ブラシ22を進行方向と交差する方向(図1における矢印Aの方向)に往復動させるための手段である。揺動手段38についての具体的構成は、限定するものでは無いが、例えばモータとカム、および減速ギアなどを用いて揺動機構を構成することで、ブラシ22に対して任意の周期の往復動を付与することが可能となる。
移動手段40は、ケーシング34を含めた洗浄用ブラシ20自体を移動させるための手段である。本実施形態では、洗浄用ブラシ20の移動方向を詳細を後述するガイドレール52(図6参照)の配置方向に沿う方向としている。例えばガイドレール52を太陽光発電パネル60の傾斜方向(高さ方向)に沿って配置した場合には、当該傾斜方向が移動方向となる。移動手段40の具体的構成も、揺動手段38と同様に、限定するものでは無い。一例を挙げるとするならば、モータ40aとプーリ40bを用いるものとすることができる。すなわち、図6や図9に示すように、ガイドレール52を構成するガイドフレーム50に、ガイドレール52の配置方向に沿って張り渡されたワイヤ54をプーリ40bに巻掛け、ワイヤ54を巻掛けたプーリ40bをモータ40aで回動させるというものである。このような構成とすることで、ワイヤ54に沿って洗浄用ブラシ20を移動させることが可能となる。また、プーリ50bにワイヤ54を巻掛けることで、傾斜している被洗浄面から、洗浄用ブラシ20が落下するといった虞が無くなる。
サイドプレート42には、詳細を後述するガイドレール52に対する走行を成すガイドローラ44が備えられている。ガイドレール52を転動するガイドローラ44を配置することで、洗浄用ブラシ20の移動をスムーズなものとすることができる。
ケーシング本体36とサイドプレート42の間には、ケーシング本体36の高さ位置を調整するための調整機構46が設けられている。調整機構46を設けることにより、被洗浄面に対するブラシ22の接触圧を調整することが可能となる。図2、図3に示す例では、調整機構46は、サイドプレート42に設けられた長孔46aと、この長孔46aを介してケーシング本体36の位置決めを成す固定ボルト46bによって構成している。しかしながら、調整機構46の構成形態は、このようなものに限定されるものでは無い。例えば、図示しないバネなどを用いて、被洗浄面に対するブラシ22の押し付け圧を自動調整する構成としても良い。
また、本実施形態に係る洗浄システム10では、洗浄用ブラシ20のケーシング34に、スクレーパ48を設けている。ブラシ22と別にスクレーパ48を設けることで、砂塵などが混入した洗浄後の洗浄流体を掻き取ることができる。これにより、被洗浄面の拭き取り作業が不要となると共に、水滴の残留に起因したシミ(水滴跡など)が生じ、太陽光発電パネルによる発電効率の低下を生じさせる虞が無い。
ガイドフレーム50は、洗浄対象とする太陽光発電パネル60の外周に配置されるフレームであり、被洗浄面を跨ぐように、ガイドレール52を掛け渡すための基礎とされている。図6に示す形態では、洗浄対象とする太陽光発電パネル60を単体とし、ガイドフレーム50を太陽光発電パネル60の外周辺に引っ掛ける形態としている。ガイドフレーム50の上下間には、洗浄用ブラシ20の移動に用いるワイヤ54が張り渡されている。
このような構成の洗浄システム10では、まず、移動手段40を介して洗浄用ブラシ20が洗浄初期位置に移動される。ここで、洗浄初期位置とは、例えば、傾斜配置された太陽光発電パネル60における被洗浄面の上端側とすると良い。洗浄に用いた洗浄流体は、重力により下端側へ流れ落ちるからである。次に、洗浄用ブラシ20のチャンバ28に供給された純水などの洗浄流体が、中空糸24により構成されたブラシ束26を介して被洗浄面に、微量に、かつ均等に供給される。被洗浄面に洗浄流体が供給された状態で、揺動手段38が稼働すると、ブラシ22により、太陽光発電パネル60の被洗浄面が払拭される。これにより、太陽光発電パネル60における被洗浄面に付着した砂塵などが払拭される。また、ブラシ束26の先端からは、微量の洗浄流体が供給され続けているため、湿気を帯びた砂塵などの汚れが、ブラシ束26の先端に付着し続けることが無い。これにより、洗浄後、あるいは洗浄中に、別途、ブラシ22を洗浄する工程が不要となる。
ブラシ22により太陽光発電パネル60における被洗浄面のブラッシングが成された後は、移動手段40により洗浄用ブラシ20を移動させることで、スクレーパ48による洗浄流体の掻き取りが成される。これにより、太陽光発電パネル60の被洗浄面に、洗浄流体の残留に起因した水滴跡を残すことが無い。
このような技術を用いた太陽光発電パネル60の洗浄によれば、図10に示すように、発電効率を所定値以上にまで回復させるための洗浄に必要とされる水量(使用水量)を削減することができる。具体的には、水スプレーのみによる洗浄に比べて、約1/2の水量で洗浄が完了することとなる。また、スポンジブラシを用いる場合と比較すると、約2/5の水量となる。さらに、手作業による高圧洗浄と比較した場合には、使用水量を約1/5とすることができる。なお、図10に示す使用水量は、実施形態に係る洗浄用ブラシ20を用いて太陽光発電パネル60の洗浄を行った場合の使用水量を100とした場合における相対的な使用水量である。
また、太陽光発電パネル60の洗浄とは別に、洗浄に用いるブラシ22を洗浄する必要も無いため、洗浄流体の総使用量としては、更なる削減を図ることができる。また、洗浄流体の使用量を少なくする事で、太陽光発電パネル60の被洗浄面を洗浄する頻度を上げることができる。このため、太陽光発電パネル60による発電の安定化を図ることができる。
[応用形態]
上記実施形態に係る洗浄システム10では、ブラシ22を構成するブラシ束26は、全て、中空糸24により構成されるように記載した。しかしながら、必ずしもブラシ束26を構成する全てのブラシ繊維を中空糸24としなくても良い。すなわち、図11に示すように、ブラシ束26を構成するブラシ繊維の一部を中空糸24とし、その他を非透水性素材24aにより構成するというものである。このような構成とした場合であっても、ブラシ束26の先端への洗浄流体の供給が可能となる。よって、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、中空糸24の配置形態については、複数のブラシ束26の全てに中空糸24を配置するものでなくとも良い。すなわち、図12に示すように、ブラシ束26を構成するブラシ繊維を中空糸24とするものと、非透水性素材24aをブラシ繊維としてブラシ束26が構成されているものを混在させて、ブラシ22を構成するというものである。このような構成とする場合、中空糸24を用いたブラシ束26の配置を分散させ、ブラシ束26先端から供給される洗浄流体が、ブラシ22による払拭面(被洗浄面)に均等に供給されるようにすると良い。このような構成とした場合であっても、上記実施形態に係るブラシ22と同様な効果を得ることができる。なお当然に、図11に示す形態と、図12に示す形態とを適宜組み合わせるようにしても良い。
上記実施形態では、使用後の洗浄流体に関しては、スクレーパ48により掻き取るという点のみを記載した。しかしながら、傾斜配置された太陽光発電パネル60や、ガイドフレーム50の下端側に、流体受け56を配置し、洗浄後に流れ落ちる洗浄流体を回収する構成とすることもできる。流体受け56により回収された洗浄流体には、太陽光発電パネル60に付着した砂塵等が含まれている。このため、沈殿法や膜分離、膜蒸留などの技法を用いて固液分離を成すことで、洗浄流体の再利用が可能となる。このように、使用後の洗浄流体を回収し、再利用を図るようにすることで、洗浄流体の使用量をさらに削減することが可能となる。
また、図6に示す例では、単体の太陽光発電パネル60を対象として、ガイドフレーム50を配置する例を示した。しかしながら、太陽光発電パネル60が複数配置されている太陽光発電施設において、太陽光発電パネル60の洗浄を行う場合には、図14に示すように、複数の太陽光発電パネル60を跨いで配置されるガイドフレーム50を採用し、このガイドフレーム50に沿ってガイドレール52を移動可能な構成とすると良い。このような構成とした場合には、膨大な数を誇る太陽光発電施設の太陽光発電パネル60を全自動で洗浄することが可能となる。よって、人手による洗浄に比べ、洗浄に要する費用(ランニングコスト)の抑制も図ることができる。
さらに、図14に示すような構成とする場合、ガイドフレーム50の脇に、洗浄用ブラシ20(ガイドレール52)の退避格納庫58を設けるようにしても良い。このような構成とすることで、ブラシ22と被洗浄面とが非接触な状態となる。よって、ブラシ22の変形を防ぐことができ、ブラシ22の寿命を向上させることができる。また、退避格納庫58には、カバーなどを設けるようにすることで、日光や砂塵などの影響による劣化を防ぐことが可能となる。
また、上記実施形態では、洗浄流体について、純水を例に挙げて説明した。しかしながら、洗浄流体としては、蒸気などであっても良い。洗浄流体として蒸気を用いることによれば、使用洗浄水の量をさらに削減することが可能となるからである。
10………洗浄システム、20………洗浄用ブラシ、22………ブラシ、24………中空糸、24a………非透水性素材、26………ブラシ束、28………チャンバ、28a………ブラシ配置面、30………樹脂、32………流体供給ライン、34………ケーシング、36………ケーシング本体、38………揺動手段、40………移動手段、40a………モータ、40b………プーリ、42………サイドプレート、44………ガイドローラ、46………調整機構、46a………長孔、46b………固定ボルト、48………スクレーパ、50………ガイドフレーム、52………ガイドレール、54………ワイヤ、56………流体受け、58………退避格納庫、60………太陽光発電パネル。

Claims (7)

  1. 洗浄流体を貯留するチャンバと、
    前記チャンバに設けられた貫通孔に固定されたブラシ束と、
    被洗浄面と前記チャンバとの距離を調整する高さ調整機構とを備え、
    前記ブラシ束には、前記洗浄流体を通水させる透水性繊維束が含まれていることを特徴とする太陽光発電パネル洗浄用ブラシ。
  2. 前記透水性繊維束を前記チャンバにおける前記ブラシ束配置面に点在させたことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電パネル洗浄用ブラシ。
  3. 前記透水性繊維束は、中空糸により構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽光発電パネル洗浄用ブラシ。
  4. 前記チャンバを前記被洗浄面と平行に揺動させる揺動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の太陽光発電パネル洗浄用ブラシ。
  5. 洗浄に用いた前記洗浄流体を払拭するためのスクレーパを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の太陽光発電パネル洗浄用ブラシ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の太陽光発電パネル洗浄用ブラシを走行させるガイドレールと、
    前記ガイドレール上を転動するガイドローラと、
    前記太陽光発電パネル洗浄用ブラシを前記ガイドレールに沿って移動させるための移動手段と、を備えたことを特徴とする太陽光発電パネル洗浄システム。
  7. 前記チャンバに前記洗浄流体を供給する流体供給ラインを備えたことを特徴とする請求項6に記載の太陽光パネル洗浄システム。
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