JP2017013823A - ポンプ付き注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手での注出操作を容易に実施可能でありながら、ノズルヘッドの押下げ操作を小さい力で行えるポンプ付き注出容器を創出すること。【解決手段】容器本体1の口筒部2に有頂円筒状の組付きキャップ21により手動押下げポンプを組付け固定したポンプ付き注出容器であって、該組付きキャップ21の頂壁22内の開口部23を挿通して上方に突出したポンプ41のステム42の上端部に、ノズル筒36を延出したノズルヘッド31を嵌着しており、該容器本体1は、肩部3付近から上方に起立したレバー受け部4を有し、該レバー受け部4を軸支として該ノズルヘッド31の頂部32の押下げ操作を発揮するレバー部材11を備えたことを特徴とするポンプ付き注出容器。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体の口筒部に手動押下げ式のポンプを組付け固定したポンプ付き注出容器に関する。
例えば特許文献1には、容器本体の口筒部に容器本体に収納された内容液を注出する手動押下げポンプを取付キャップで組付け固定したポンプ付き注出容器に係る発明が開示されている。
この種のポンプ付き注出容器、特に据置きタイプの注出容器では、通常、一方の手でノズルヘッドを押圧しながら、他方の手の、手の平で注出される内容液を受け取るようにして注出操作を実施することが多い。その一方で、実際の使用では片方の手が塞がった状態で注出操作をする必要がある場面もあり、片手での注出操作を容易に実施可能なポンプ付き注出容器の要望が高まっていた。片手だけの操作では、例えば、子供や高齢者等の力のない弱者にあってはノズルヘッドの押下げ力が足りず注出がスムーズに行えない場合があることから、注出が容易にできるようにノズルヘッドの押下げ操作を小さい力で行えるポンプ付き注出容器が求められていた。
特開2010−83527号公報
そこで、本発明は、片手での注出操作を容易に実施可能でありながら、ノズルヘッドの押下げ操作を小さい力で行えるポンプ付き注出容器を創出することを技術的な課題とするものである。
上記課題の解決手段として、本発明に係るポンプ付き注出容器は、
容器本体の口筒部に有頂円筒状の組付きキャップにより手動押下げポンプを組付け固定したポンプ付き注出容器であって、
該組付きキャップの頂壁内の開口部を挿通して上方に突出したポンプのステムの上端部に、ノズル筒を延出したノズルヘッドを嵌着しており、
該容器本体は、肩部付近から上方に起立したレバー受け部を有し、
該レバー受け部を軸支として該ノズルヘッドの頂部の押下げ操作を発揮するレバー部材を備えた
ことを特徴とする。
また、本発明に係る別のポンプ付き注出容器において、レバー部材はレバー受け部に着脱自在である。
更に、本発明に係る別のポンプ付き注出容器において、レバー受け部及びレバー部材は一体成形により成形され、ヒンジを介して連結されている。
また更に、本発明に係る別のポンプ付き注出容器において、レバー部材は底面に突起を突設している。
本発明の上記した構成においては、以下に示す効果を奏する。
レバー受け部を軸支としてノズルヘッドの頂部の押下げ操作を発揮するレバー部材を備えているため、テコの原理をレバー部材に適用できることで、ノズルヘッドの押し下げを小さな力で達成することができた。また、片手での注出操作を容易に達成することが可能である。
また、本発明では、レバー部材の底面に突起が突設されていることによりノズルヘッドの頂部に接したときに、レバー部材の先端部分が上向きになり指先で押し下げ易くなっている。
本発明に係るポンプ付き注出容器の第1の実施形態を部分的に断面として示す側面図である。 図1の第1の実施形態のポンプ付き注出容器の上面図である。 図1の第1の実施形態のポンプ付き注出容器の使用態様を示す概略説明図である。 本発明の第2の実施形態における容器本体を部分的に断面として示す側面図である。 本発明に係るポンプ付き注出容器の第2の実施形態を部分的に断面として示す側面図である。 図5の第2の実施形態のポンプ付き注出容器の使用態様を示す概略説明図である。
以下、本発明にかかる実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3は本発明のポンプ付き注出容器の第1の実施形態を示すものであり、図1は部分的に縦断して示す側面図、図2は上面図、図3は使用態様を示す概略説明図である。なお、以降の説明での部材の相対的な向きを明確にするため、前は内容液の注出方向に相当し、後はその逆方向、そしてこの前後方向に直角な方向を左右方向とする。
手動押下げポンプ付き注出容器は、ブロー成型による容器本体1、ポンプ41、このポンプ41の上端部に配設されるノズルヘッド31、ポンプ41を容器本体1の口筒部2に組付け固定する組付きキャップ21の部材から構成されている。
容器本体1は、例えば合成樹脂材料をブロー成型することにより成型され、上端の口筒部2の下方に肩部3を備えると共に、肩部3付近から上方に起立したレバー受け部4を有する構造となっている。レバー受け部4は、ポンプ使用時にあって後述のノズル筒36から内容液Lが注出する前方に対向する、容器本体1の後方に形成されている(図2参照)。
本第1の実施形態において、レバー部材11はレバー受け部4に着脱自在であり、レバー受け部4の左右側面に突設している軸受部5にレバー基部11aを装着することができる。そしてレバー部材11は、保管、輸送又は陳列などの流通時には、図1中の一点破線で示されるように、レバー受け部4の後方に収まるかたちで装着されており、ポンプ使用時には、レバー部材11をレバー受け部4から一旦取り外し、図1中の実線で示されるようにレバー部材11の底面をノズルヘッド31に載置するように、レバー基部11aを軸受部5に装着させる。このように、別体のレバー部材11をレバー受け部4が軸支する構造となっている。そして、レバー部材11の底面には突起12が突設している。
組付きキャップ21は、有頂円筒状で頂壁22内に開口部23が形成されている。組付きキャップ21の上方には、後述のポンプ41のシリンダー上端部に嵌合したリング部材23aが配設されている。リング部材23aの内周面には螺溝が形成されている。そして、側周壁24の内周面には螺溝が形成されており、図1に示されているように、この組付きキャップ21を容器本体1の口筒部2に螺合組付けする際に、ポンプ41のシリンダーの外鍔状のフランジ部を、組付きキャップ21の頂壁22と容器本体1の口筒部2の上端面でパッキンを介して挟持することにより、ポンプ41を容器本体1にしっかりと組付け固定することができる。このように、リング部材23aとポンプ41のシリンダーが嵌合し、リング部材23aとシリンダーとの間に組付きキャップ21を設けることで、組付きキャップ21は360度自由に回転可能である。なお、組付きキャップ21とリング部材23aは一体構造であっても構わない。
ノズルヘッド31は有頂円筒状で、側壁33の端部から横方向(前方)にノズル筒36を延出したものであり、頂部32から垂下設した嵌合筒34がポンプ41のステム42の上端部の外側に嵌着し、組付き固定される。そして、嵌合筒34の外周面にはリング部材23aの内周面の螺溝に螺合する螺条35が形成されている。
ポンプ41は、縦長円筒状のシリンダー中のスプリングにより上方に付勢しているピストンにステム42が嵌着した状態で、ステム42とピストンを密摺動可能に配設したものである。
本実施形態のポンプ付き注出容器は、内容液Lを充填した製品の保管、輸送又は陳列段階などの流通時にはノズルヘッド31を下降変位した状態で、嵌合筒34の外周面の螺条35をリング部材23aの内周面の螺溝に螺合により固定され、誤操作により内容液Lが注出しないように構成したタイプのものである。このポンプ付き注出容器の使用時には、図2に示されるように時計の1時方向と2時方向の間で固定されているノズルヘッド31を反時計回りに回動することによって螺合状態を解消すると、ポンプ41内に配設されたスプリングの上方への付勢作用によりノズルヘッド31は上方に上昇変位し(図1の状態)、この状態からノズルヘッド31を押し下げることにより内容液Lを注出することが可能となる。
図3に示されるポンプ付き注出容器の使用態様においては、レバー部材11のノズル筒36に近い先端部を手Hの指先で押し下げると、この押し下げ箇所が力点、軸受部5が支点となるテコの原理によって、作用点となるレバー部材11の底面の突起12には増幅された押圧力が作用し、これによりノズルヘッド31は押し下げられる。本発明では、テコの原理を利用することによって、小さい押圧力で軽快に押下げ操作をすることが可能となり、例えば子供や高齢者等の力のない弱者のレバー部材11の小さな押し下げ力であっても、ノズルヘッド31に対する押圧力を効果的に利用できる。これにより、内容液Lをノズル筒36から注出、図3ではスポンジの上に注出することが、片手であっても注出作業を容易に達成することができる。レバー部材11の底面に突起12が突設されていることでノズルヘッド31の頂部32に接したとき、レバー部材11の先端部分が上向きになり手Hの指先で押し下げ易くなっている。なお、レバー部材11の押し下げ時において、押下げ当初はレバー部材11底面の突起12がノズルヘッド31の頂部32を押し下げているが、レバー部材11が押し下がるにつれてレバー部材11の底面がノズル筒36にも接して押し下げる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
図4〜図6は第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態のポンプ付き注出容器と異なる点は、主としてレバー受け部4とレバー部材11の構成である。
第2の実施形態のポンプ付き注出容器の容器本体1は、図4に示されるようにレバー受け部4とレバー部材11が一体成形により成形されている。そして、レバー受け部4及びレバー部材11はヒンジ13を介して連結され、レバー受け部4が軸支する構造となっている。レバー部材11は、流通時には薄い切片状の係止片14によりレバー受け部4の後方に固定さているが、使用時には、係止片14を切取り、図5に示されるようにレバー部材11をノズルヘッド31に載置する。そして、レバー部材11の先端部を手Hの指先で押し下げると、この押し下げ箇所が力点、ヒンジ13が支点となるテコの原理で、作用点となるレバー部材11の底面の突起12には増幅された押圧力が作用するため、ノズルヘッド31はレバー部材11の小さな押圧力で押し下げることができる(図6参照)。
上記実施形態では、テコの原理を利用するレバー部材11を備えるが、レバー部材11を取り外したり、レバー部材11をレバー受け部4の後方に移動させたりして、従来通りノズルヘッド31を押圧するポンプ付き注出容器として使用することもできる。
以上、実施形態に沿って本発明の構成とその作用や効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、ノズルヘッド31の螺合様式は本実施形態の他にも、本実施形態のノズルヘッド31の側壁33の内周面に相当する部分に螺溝を形成し、リング部材23aの外周面に相当する部分に螺条を形成し、両者を螺合する構成とすることもできる。
なお、上記実施形態における組付けキャップ21、ノズルヘッド31、ポンプ41などからなるポンプ機構は、従来から使用されている公知技術の構造であれば、どのような形態のものを使用しても構わない。
以上説明したように、本発明のポンプ付き注出容器はノズルヘッドの押し下げを小さな力で達成することができ、かつ片手での注出操作を容易に実現できるものであり、幅広い用途に展開することが期待される。
1 ;容器本体
2 ;口筒部
3 ;肩部
4 ;レバー受け部
5 ;軸受部
11;レバー部材
11a;レバー基部
12;突起
13;ヒンジ部
14;係止片
21;組付きキャップ
22;頂壁
23;開口部
23a;リング部材
24;側周壁
31;ノズルヘッド
32;頂部
33;側壁
34;嵌合筒
35;螺溝
36;ノズル筒
41;ポンプ
42;ステム
H ;手
L ;内容液

Claims (4)

  1. 容器本体(1)の口筒部(2)に有頂円筒状の組付きキャップ(21)により手動押下げポンプを組付け固定したポンプ付き注出容器であって、
    該組付きキャップ(21)の頂壁(22)内の開口部(23)を挿通して上方に突出したポンプ(41)のステム(42)の上端部に、ノズル筒(36)を延出したノズルヘッド(31)を嵌着しており、
    該容器本体(1)は、肩部(3)付近から上方に起立したレバー受け部(4)を有し、
    該レバー受け部(4)を軸支として該ノズルヘッド(31)の頂部(32)の押下げ操作を発揮するレバー部材(11)を備えた
    ことを特徴とするポンプ付き注出容器。
  2. 前記レバー部材(11)は、前記レバー受け部(4)に着脱自在である請求項1に記載のポンプ付き注出容器。
  3. 前記レバー受け部(4)及び前記レバー部材(11)は一体成形により成形され、ヒンジ(13)を介して連結されている請求項1に記載のポンプ付き注出容器。
  4. 前記レバー部材(11)は、底面に突起(12)を突設している請求項1〜3のいずれかに記載のポンプ付き注出容器。
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