JP2017013849A - 吐出面に内容物を吐出する吐出容器 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明の吐出容器は、内容物が収容される容器体と、前記容器体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、前記ステムの上方に配置されるとともに複数の吐出孔が容器軸方向に貫通する頂壁部を有し、前記吐出孔から、前記頂壁部において上方を向く吐出面に内容物を吐出する有頂筒状の外装体と、前記外装体内に、上方付勢状態で下方移動可能に設けられ、前記頂壁部との間に、前記ステムからの内容物を径方向に拡散する拡散室を形成する中皿と、を備え、前記中皿には、前記ステムに係止され、前記中皿の下降にともなって前記ステムを下降させる係止部が形成され、前記外装体の周壁部には、前記周壁部を径方向に貫通する窓孔が形成されるとともに、前記窓孔内を通して径方向内側に押し込み可能な操作部が備えられ、前記操作部及び前記中皿のうちのいずれか一方には、摺動壁が設けられ、他方には、前記操作部が径方向内側へ押し込まれたときに、前記摺動壁に摺接しつつ、前記外装体に対して前記中皿を下方移動させる摺接部が設けられることを特徴とする。
さらに押し込み操作して中皿を下降させると、中皿の下降にともなって、係止部がステムを上方付勢力に抗して下降させ、中皿は吐出位置に配置されるとともに、容器体内の内容物がステムを通して拡散室に供給される。
つまり、操作部の径方向内側への押し込み操作を解除することにより、中皿が上方の待機位置に復元変位し、これにより拡散室内に残留していた内容物を、拡散室から押し出すことができるので、外装体内における内容物の残量を低減することができる。このように、外装体内における内容物の残量を低減することで、例えば、外装体内を清浄に保持しやすくすることができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る吐出容器10について、図1〜図4を参照して説明する。
図1〜図4に示されるように、吐出容器10は、容器体11と、吐出器12と、固定部材13と、外装体14と、中皿15と、を備えている。吐出容器10は、例えば泡体や高粘性材料など、吐出後に少なくとも一定時間、形状を保持可能な内容物を吐出する。
なお、本実施形態では、例えば図2(a)に示される吐出容器10の横断面視(容器軸Oに垂直な断面視)において、上記径方向のうち、外装体14の後述する操作部32が延在する方向(操作部32が進退する方向)を左右方向といい、左右方向に直交する方向を前後方向という。
なお、容器体11及び吐出器12は、容器体11内に収容された内容物をステム19から吐出する吐出容器本体20を構成している。本実施形態の例では、吐出容器本体20として、内部に液状の内容物が収容されたエアゾール缶を採用している。
固定部材13は、外筒部21と、内筒部22と、連結部23と、フランジ部24と、ステム囲繞筒部25と、を備えている。
本実施形態では、外筒部21、内筒部22、連結部23及びフランジ部24が、ステム19の上端よりも下方に配置されている。
頂壁部26は、円形板状に形成されている。頂壁部26には、該頂壁部26を容器軸O方向に貫通する吐出孔28が複数形成されている。頂壁部26において容器軸O上に位置する部分には、該頂壁部26から下方に向けて芯体29が垂下設されている。図示の例では、芯体29が、頂壁部26から下方に向かうに従い漸次縮径している。頂壁部26において上方を向く面(上面)は、吐出孔28から吐出させられた内容物が保持される吐出面30とされている。本実施形態の例では、吐出面30が、容器軸Oに垂直な平面状をなしている。
なお、吐出孔28の形状は、上記長孔状に限定されるものではなく、それ以外の例えば円形孔状、多角形孔状、楕円形孔状、スリット状等であってもよい。吐出孔28の形状及び配置は、吐出面30上に吐出される所期する所定形状の内容物に合わせて、適宜設定される。
周壁部27には、この周壁部27を径方向に貫通する窓孔31が形成されるとともに、該窓孔31内を通して径方向内側に押し込み可能な操作部32が備えられる。本実施形態では、外装体14の周壁部27に対して、操作部32が別体に設けられている。
一対の操作部32のうち、一方の操作部32Aの前壁部34及び後壁部35同士の間(前後方向の内側)には、他方の操作部32Bの前壁部34及び後壁部35が摺接するように、又は近接して配置される。また、一方の操作部32Aの上壁部33の下方には、他方の操作部32Bの上壁部33が摺接するように、又は近接して配置される。そして、図4(a)(b)に示されるように、一対の操作部32A、32B同士が左右方向に接近移動させられたときに、一方の操作部32A内に、他方の操作部32Bが収容されるように配置される。
スライド突起40、41がスライド溝38、39内にスライド移動自在に係合していることにより、一対の操作部32A、32B同士は、左右方向の所定範囲内において、相対的にスライド移動可能である。
拡散板47は、円形板状をなしており、外装体14の頂壁部26に対してその下方から当接又は近接している。本実施形態では、拡散板47が頂壁部26の下面に当接しており、該頂壁部26から下方に向けて離間移動可能とされている。拡散板47の外周縁は、外装体14の頂壁部26に形成された複数の吐出孔28のうち、最も径方向外側に配置された吐出孔28よりも径方向外側に位置している。拡散板47における容器軸O上には、筒部50が垂下設されており、該筒部50は、流通筒45の上端部内に嵌合している。つまり、図3(b)及び図4(b)に示されるように、拡散板47の筒部50内を通して、該拡散板47の上方空間である拡散室46と、流通筒45内とが連通する。図2(b)に示されるように、筒部50内には、外装体14の芯体29が挿入される。
下壁44は、有頂筒状をなしており、頂壁51と、周壁52と、これらを接続するテーパ壁53と、を備える。
図2(b)に示される待機位置において、中皿15は、外装体14の頂壁部26に対して、その下方から当接又は近接して配置される。中皿15が待機位置に位置するときには、芯体29が筒部50内に挿入される。また、流通筒45の係止部56とステム19の上端開口縁との間には、隙間が形成される。また、図2(a)(b)に示されるように操作部32は、径方向に沿う所定の移動範囲のうち、最も径方向外側に配置される。
そして、図3の係止位置から図4の吐出位置へ向けたさらなる中皿15の下降にともなって、係止部56はステム19を下降させ、これにより内容物がステム19から流通筒45内を通して、拡散室46内に流出させられる。図3の係止位置において、係止部56がステム19にその上方から当接することにより、流通筒45内を通したステム19から拡散室46内への隙間のない流路が画成される。
すなわちこの場合、外装体14の窓孔31内を通して操作部32を径方向内側に押し込んだときに、操作部32に設けられたテーパ壁(摺動壁)42に対して、中皿15に設けられたテーパ壁(摺接部)53が摺接しつつ、外装体14に対して中皿15が下方移動させられる。つまり、傾斜したテーパ壁42に対して摺接部が摺接させられるため、中皿15を安定して下方移動させることができる。また、操作部32の押し込み操作を解除したときに、該操作部32を元の初期位置に安定して戻すことができる。
さらに押し込み操作して中皿15を下降させると、中皿15の下降にともなって、係止部56がステム19を上方付勢力に抗して下降させ、中皿15は図4(b)に示される吐出位置に配置されるとともに、容器体11内の内容物がステム19を通して拡散室46に供給される。
つまり、操作部32の径方向内側への押し込み操作を解除することにより、中皿15が上方の待機位置に復元変位し、これにより拡散室46内に残留していた内容物を、拡散室46から押し出すことができるので、外装体14内における内容物の残量を低減することができる。このように、外装体14内における内容物の残量を低減することで、例えば、外装体14内を清浄に保持しやすくすることができる。
すなわちこの場合、外装体14の頂壁部26と、中皿15の上壁43との間に拡散室46を画成し、この上壁43よりも下方に離れた中皿15の下壁44にテーパ壁(摺接部)53を設けて、操作部32のテーパ壁(摺動壁)42に対して摺接させることができる。これにより、本実施形態とは異なり、例えば拡散室46内に操作部32を配置するような複雑な構成が不要となり、本実施形態の上述した作用効果がより安定して奏功される。
すなわちこの場合、外装体14の周壁部27に対して、操作部32を径方向に大きく進退移動させる構成とすることが容易である。これにより、例えば、操作部32を押し込む際に必要な力を低減して、操作性を向上することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る吐出容器60について、図5〜図8を参照して説明する。
なお、前述の実施形態と同じ構成要素については詳細な説明を省略し、主として異なる点についてのみ、下記に説明する。
なお、本実施形態では、例えば図7(a)に示される吐出容器60の横断面視において、径方向のうち、外装体14の後述する操作部64が、内容物の吐出時において径方向内側へ向けて押し込み操作される向き(図7(a)における左側)を前方といい、これとは逆に、操作部64が、径方向外側へ向けて移動する向き(図7(a)における右側)を後方といい、前後方向に直交する向き(図7(a)における上側及び下側)を左右方向という。
図6及び図7(b)に示されるように、操作部64の上壁部65には、該上壁部65を容器軸O方向に貫通する長孔状の切り欠き部69が形成されている。切り欠き部69は、上壁部65において前後方向に延びており、該上壁部65の前方の端縁に開口され、後方の端縁及び左右方向の端縁には達していない。切り欠き部69内には、中皿15の流通筒45が容器軸O方向に挿通される。
下壁44は、有頂筒状をなしており、頂壁75と、周壁76と、を備える。
頂壁75は、円形板状をなしている。図6及び図7(b)において、頂壁75の上面には、操作部64の側内壁部68の下端縁が当接している。また、頂壁75の上面は、固定部材13の連結部23の上面と面一(つまり容器軸O方向の位置が同一)とされている。具体的に、頂壁75の上面位置、連結部23の上面位置、及び、窓孔31の下端位置は、互いに同じ高さとされている。
周壁76の外径は、固定部材13の内筒部22の内径よりも小さくされている。
そして、流通筒45には、操作部64が径方向内側へ押し込まれたときに、該操作部64のテーパ壁(摺動壁)74に摺接しつつ、外装体14に対して中皿15を下方移動させる摺接部77が設けられている。摺接部77は、流通筒45の外周面から径方向外側(左右方向の容器外側)へ向けて突設されており、操作部64の切り欠き部71内に配置されていて、該切り欠き部71のテーパ壁74に対して摺接させられる。本実施形態の例では、摺接部77が円柱状をなしている。
中皿15の下降にともなって、中皿15の係止部56に係止されたステム19が下降することにより、容器体11内の内容物が、ステム19を通して拡散室46内に流入する。拡散室46に流入した内容物は、拡散室46内において径方向に拡散された後に、複数の吐出孔28に供給され、吐出孔28から吐出面30上に吐出させられる。
また、操作部64全体が外装体14内に収容されているので、吐出容器60をよりコンパクトに形成できる。
次に、本発明の第3実施形態に係る吐出容器80について、図9〜図12を参照して説明する。
なお、前述の実施形態と同じ構成要素については詳細な説明を省略し、主として異なる点についてのみ、下記に説明する。
なお、本実施形態では、吐出容器80の径方向のうち、外装体14の一対の操作部81が、内容物の吐出時において径方向内側へ向けて押し込み操作される向き(図9(a)における左側及び右側)を左右方向といい、これに直交する向き(図9(b)における左側及び右側)を前後方向という。
周壁部27には、窓孔31の内周縁のうち上端と、操作部81の外周縁のうち上端と、を接続するヒンジ部82が設けられている。ヒンジ部82は、周壁部27における該ヒンジ部82以外の部位よりも薄肉に形成されていて、弾性変形可能とされている。操作部81は、ヒンジ部82を中心として回動させられることにより、周壁部27の窓孔31に対して、径方向内側へ向けて押し込み操作可能とされている。
つまり本実施形態においては、中皿15の下壁44に、径方向内側に向かうに従い上方へ向けて傾斜するテーパ壁53が設けられており、このテーパ壁53が、中皿15の摺動壁とされている。また、外装体14の操作部81に、この操作部81が径方向内側へ押し込まれたときに、テーパ壁53に摺接しつつ、外装体14に対して中皿15を下方移動させる摺接部83が設けられている。
図10に示される待機位置において、中皿15は、外装体14の頂壁部26に対して、その下方から当接又は近接して配置される。図12に示される吐出位置において、中皿15の流通筒45の係止部56は、ステム19に係止されるとともに、ステム19を下降させて、ステム19からの内容物を拡散室46内に供給する。本実施形態では、待機位置から吐出位置に移行するときに、中皿15は、外装体14の頂壁部26から下方に離れて、該頂壁部26との間に拡散室46を形成する。中皿15が待機位置から吐出位置に配置されるときに、流通筒45の係止部56がステム19に係止される。具体的には、中皿15が図10の待機位置から図12の吐出位置へ移行する間の、図11に示される係止位置において、流通筒45の係止部56が、ステム19の上端開口縁に対してその上方から当接する。
なお、図12に示される吐出位置において、操作部81への径方向内側へ向けた押し込み操作を解除すると、吐出位置に位置する中皿15が、ステム19及び付勢部材55の上方付勢力により図11に示される係止位置まで上昇し、さらに付勢部材55の上方付勢力により図10に示される待機位置まで上昇する。
中皿15の下降にともなって、中皿15の係止部56に係止されたステム19が下降することにより、容器体11内の内容物が、ステム19を通して拡散室46内に流入する。拡散室46に流入した内容物は、拡散室46内において径方向に拡散された後に、複数の吐出孔28に供給され、吐出孔28から吐出面30上に吐出させられる。
また、外装体14の構成要素を減らして、容器の構造を簡素化できる。
また、前述の実施形態では、待機位置において中皿15の上壁43が、外装体14の頂壁部26に対して、その下方から当接している構成を用いて説明したが、この待機位置において、上壁43と頂壁部26との間に若干の隙間(つまり拡散室46)が予め形成されていてもよい。ただし前述の実施形態のように、待機位置において上壁43と頂壁部26とが当接していると、中皿15が吐出位置から待機位置に戻ったときに、拡散室46の内部に内容物が残されるようなことが顕著に抑制されるため、好ましい。
また、流通筒45の下端部内には、この下端部内にステム19の上端部が挿入されたときに、該ステム19の上端開口縁に係止される係止部56が形成されているとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、係止部56が、待機位置の状態においてステム19の上端開口縁に係止されていてもよい。この場合、付勢部材55を設けずに、ステム19の上方付勢力のみによって、吐出位置とされた中皿15を待機位置まで上昇させることとしてもよい。
つまり本発明は、操作部32及び中皿15のうちのいずれか一方に、摺動壁が設けられ、他方に、操作部32が径方向内側へ押し込まれたときに、前記摺動壁に摺接しつつ、外装体14に対して中皿15を下方移動させる摺接部が設けられていればよい。
11 容器体
12 吐出器
14 外装体
15 中皿
16 口部
19 ステム
26 頂壁部
27 周壁部
28 吐出孔
30 吐出面
31 窓孔
32、64、81 操作部
42 テーパ壁(摺動壁、摺接部)
43 上壁
44 下壁
46 拡散室
53 テーパ壁(摺接部、摺動壁)
55 付勢部材
56 係止部
74 テーパ壁(摺動壁)
77、83 摺接部
O 容器軸
Claims (6)
- 内容物が収容される容器体と、
前記容器体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、
前記ステムの上方に配置されるとともに複数の吐出孔が容器軸方向に貫通する頂壁部を有し、前記吐出孔から、前記頂壁部において上方を向く吐出面に内容物を吐出する有頂筒状の外装体と、
前記外装体内に、上方付勢状態で下方移動可能に設けられ、前記頂壁部との間に、前記ステムからの内容物を径方向に拡散する拡散室を形成する中皿と、を備え、
前記中皿には、前記ステムに係止され、前記中皿の下降にともなって前記ステムを下降させる係止部が形成され、
前記外装体の周壁部には、前記周壁部を径方向に貫通する窓孔が形成されるとともに、前記窓孔内を通して径方向内側に押し込み可能な操作部が備えられ、
前記操作部及び前記中皿のうちのいずれか一方には、摺動壁が設けられ、他方には、前記操作部が径方向内側へ押し込まれたときに、前記摺動壁に摺接しつつ、前記外装体に対して前記中皿を下方移動させる摺接部が設けられることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1に記載の吐出容器であって、
前記摺動壁は、径方向内側に向かうに従い上方へ向けて傾斜するテーパ壁であることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1又は2に記載の吐出容器であって、
前記外装体内において前記中皿は、
前記頂壁部に対してその下方から当接又は近接する、上方の待機位置と、
前記係止部が前記ステムに係止されるとともに、前記ステムを下降させて、前記ステムからの内容物を前記拡散室内に供給する、下方の吐出位置と、の間を移動自在に配設され、
前記容器体と前記中皿との間には、前記吐出位置に位置する前記中皿を上方付勢して前記待機位置まで上昇させる付勢部材が設けられていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の吐出容器であって、
前記中皿は、
前記外装体の前記頂壁部に対して、その下方から対向する上壁と、
前記上壁から下方に離れて配置される下壁と、を備え、
前記操作部が、容器軸方向に沿う前記上壁と前記下壁との間に配置されることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の吐出容器であって、
前記外装体の前記周壁部に対して、前記操作部が別体に設けられることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の吐出容器であって、
前記外装体の前記周壁部に対して、前記操作部が一体に形成されることを特徴とする吐出容器。
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| JP2018058591A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | 株式会社ダイゾー | 発泡体の吐出製品および吐出方法 |
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- 2015-06-30 JP JP2015132045A patent/JP6490518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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