JP2017014013A - プリプレグ搬送装置 - Google Patents

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Takashi Fukumoto
孝 福本
康夫 新倉
Yasuo Niikura
康夫 新倉
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Shinji Asami
真治 浅見
朋裕 古橋
Tomohiro Furuhashi
朋裕 古橋
俊宏 奥津
Toshihiro Okutsu
俊宏 奥津
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Hideaki Takahashi
秀明 高橋
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秀俊 児島
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Abstract

【課題】プリプレグを搬送する際に発生する粉が、ファン等の吸引部材周りの熱で溶けて固まり、この固まりが吸引部材に対して異常をもたらすのを未然に防止可能なプリプレグ搬送装置を提供する。【解決手段】積層されたプリプレグを吸引するファン32などの吸引手段と、吸引手段により吸引されたプリプレグを搬送する搬送ベルト28などの搬送手段と、吸引手段の周囲の温度上昇を抑制するヒートシンク41などの温度上昇抑制手段とを有するプリプレグ搬送装置100である。ヒートシンク41は、ファン32が設置されている設置面40に設けられている。ヒートシンク41は、ファン32の設置面40を挟んで搬送ベルト側43と反対の背面側42に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、プリプレグ搬送装置に関する。
従来、プリプレグを搬送することを可能としたプリプレグ搬送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、吸着搬送機の移動板に設けられた吸着部材がプリプレグを真空吸着により吸い上げ、その後、吸い上げたプリプレグを離してコンベアに配送された空きパレットに置いて、搬送する装置が開示されている。
積層したプリプレグを吸着搬送する際に、プリプレグの粉が発生する。これらの粉には、分離搬送以前に元々プリプレグの加工の際に出た粉や、搬送中にフェンスやガイド等に当たって発生した粉がある。この粉には、樹脂成分等が含まれており、吸引部材周りの熱で複数の粉が溶けてくっつき、大きくなり、吸引部材に対して問題を生じさせる。
より具体的には、吸引部材として吸着搬送用に例えばファンなどを用いている場合、室温が20〜25℃程度であってもファン駆動部周りは高温になる。この高温状態にて粉が溶けてまとまり、ファンがオフになり冷却されると、ある一定の大きさの固まりになる。この一定の大きさとなった固まりがファンに対し、異常をもたらす虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、積層されたプリプレグを吸引する吸引手段と、前記吸引手段により吸引されたプリプレグを搬送する搬送手段と、前記吸引手段の周囲の温度上昇を抑制する温度上昇抑制手段と、を有するプリプレグ搬送装置である。
本発明によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
(a)は実施形態1における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、(b)は実施形態1に係るプリプレグ搬送装置の要部を幾分模式的に示す分解斜視図である。 実施形態1に係るプリプレグ搬送装置からダクトとファンを取り外した状態を示す模式的な断面図である。 実施形態1に係るプリプレグ搬送装置からダクトとファンを取り外した状態を示す模式的な平面図である。 (a)は変形例1における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、(b)は変形例1に係るプリプレグ搬送装置の要部を幾分模式的に示す分解斜視図である。 実施例1に係るプリプレグ搬送装置を右斜め上方から見た斜視図である。 (a)は実施例1における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、(b)は同プリプレグ搬送装置を背面側から見た図であって、エア噴射ノズル装置の図示を省略した斜視図である。 実施例1で用いる吸着搬送装置の一部断面側面図である。 同吸着搬送装置を下側から見た斜視図である。 同吸着搬送装置の吸引エアの流れを説明する斜視図である。 同吸着搬送装置の複数の搬送ベルトのベルト保持エリアを説明する斜視図である。 実施例1の吸着搬送装置でプリプレグをさばいて分離している状態を示す正面図である。 実施例2に係るプリプレグ搬送装置の模式的な断面側面図である。 実施例2で用いる吸着搬送装置を右斜め上方から見た斜視図である。 (a)は実施例2における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、(b)は実施例2で用いる吸着搬送装置の側面図である。 実施例3に係る複数の吸着保持ユニットを備えたプリプレグ搬送装置を右斜め下から見た斜視図である。 同プリプレグ搬送装置を右斜め上から見た斜視図である。 同プリプレグ搬送装置の背面側を右斜め上から見た斜視図である。 プリプレグ搬送装置において各種エアの作用を説明する模式図である。 実施例4に係るプリプレグ搬送装置の模式的な断面側面図である。 実施例4で用いる吸引ユニットを右斜め上方から見た斜視図である。 実施例4で用いる吸引ユニットのファンを右斜め下方から見た斜視図である。 実施例4で用いる吸引ユニットのファン及びヒートシンクを右斜め下方から見た斜視図である。 別の実施形態例に係るプリプレグ分離装置を備えたプリプレグ搬送装置の模式的な正面図である。 図23のプリプレグ搬送装置の模式的な平面図である。 (a)〜(c)はプリプレグ搬送装置の動作推移状態を示す模式図である。 (a)〜(c)は図25(c)に続くプリプレグ搬送装置の動作推移状態を示す模式図である。
以下、図を参照して、本発明の実施例を含む本発明の実施の形態を詳細に説明する。各実施形態及び実施例等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り同一符号を付すことによりその説明を省略する。
(実施形態1)
図1〜図3を用いて、本発明の実施形態1に係るプリプレグ搬送装置について説明する。図1(a)は実施形態1における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、図1(b)は実施形態1に係るプリプレグ搬送装置の要部を幾分模式的に示す分解斜視図である。図2は実施形態1に係るプリプレグ搬送装置からダクトとファンを取り外した状態を示す模式的な断面図である。図3は実施形態1に係るプリプレグ搬送装置からダクトとファンを取り外した状態を示す模式的な平面図である。
本発明の分離・搬送対象物であるプリプレグは、薄板状の部材であり、公知の全てのプリプレグを含む。プリプレグとしては、例えば、炭素繊維やガラスクロスのような繊維状補強材に、硬化剤、着色剤などの添加物を混合した熱硬化性樹脂等を含浸させ、加熱又は乾燥して半硬化状態にしたシート状の強化プラスチック成形材料が含まれる。本発明の課題・目的から明らかなように、プリプレグは、広義に表現すると、分離・搬送対象物を搬送する際にプリプレグの粉が発生するような全ての分離・搬送対象物(例えば電子回路基板材等の回路基板用シートをも含む)を意味する。
プリプレグの幅サイズとしては、一例を挙げると約100mm〜700mm程度のものが用いられる。また、厚さとしては、0.02mm〜0.2mm程度のものが用いられる。
実施形態1で使用可能なプリプレグのサイズ・大きさは、例えば、幅方向Yの幅サイズが約148〜210mm、搬送方向Xの長さが約210〜297mmであり、このような比較的小サイズのプリプレグを分離し搬送できる構成を備えている。尚、前記プリプレグの幅サイズや厚さは、あくまでも一例であり、前記範囲以外のサイズや厚さのものが用いられるのは無論である(後述の大サイズも同じ)。
図1〜図3に示すように、実施形態1のプリプレグ搬送装置100は、プリプレグ1Aを浮上させる浮上手段としてのエア噴射ノズル装置300と、浮上したプリプレグ1Aを吸着保持・分離して搬送する吸着搬送装置23とを有する。
吸着搬送装置23は、本体フレーム24、駆動モータ25、回転駆動軸26、駆動ローラ26a、従動軸27、従動ローラ27a、搬送ベルト28、ガイド板29、ダクト31、ファン32等を具備している。
回転駆動軸26は、本体フレーム24に回転自在に支持されていて、回転駆動軸26の一端部にベルト及びプーリなどの駆動力伝達手段を介して連結された駆動モータ25によって回転駆動される。回転駆動軸26には、複数の駆動ローラ26aが固定されている。回転駆動軸26の搬送方向Xの上流側には、本体フレーム24に回転自在に支持された従動軸27が設けられている。従動軸27には、複数の従動ローラ27aが支持されている。駆動ローラ26aと従動ローラ27aとの間には、複数本の搬送ベルト28が掛け渡されていて、搬送ベルト28は駆動モータ25の回転駆動によって搬送方向Xに沿って回転駆動される。
これら搬送ベルト28のループをなす内側には、ガイド板29が配置されていて、複数本の搬送ベルト28はガイド板29に支えられている。ガイド板29には、ファン32を回転させたときに空気を吸い込んでプリプレグ1Aに対して吸着力を発生させるための多数の開口33が形成されている。
ガイド板29及び搬送ベルト28の上側には、吸引エアAdを案内するダクト31と、プリプレグ1Aを吸引する吸引エアAdを生成する吸引部材・吸引手段の一例としてのファン32が配置されている。ファン32は、図に示すとおり、吸引エアAdを吸引するエア吸引口32aと、吸引エアAdを吐出するエア吐出口32bとを備えた、例えば遠心送風機であるシロッコファンが用いられる。ダクト31は、複数の仕切板34を有し、これらの仕切板34の間には通風口35が形成されている。図1において二点鎖線で示す40は、ファン32が装置本体に設置される設置面を示している(後述の図4でも同じ)。
多翼ファンを備えた遠心送風機(シロッコファン)は、小型かつ安価であり、特に軸流式送風機と比べて、1段での圧力上昇を大きくとることが容易で騒音も少ないという利点がある。ファン32は、上記シロッコファンの利点を望まなくてもよいのであれば軸流式送風機を用いてもよい。
図2、図3に示すように、プリプレグ束1は、複数枚のプリプレグを積層状態にしたものである。プリプレグ搬送装置100において、プリプレグ束1は、底板である積載台136上に積層状態で積載・配置される。
積載台136は、プリプレグ積載部駆動手段である昇降機構で上下方向Zに移動可能である。また、プリプレグ搬送装置100は、プリプレグ束1の上面位置を検出するプリプレグ検出手段としての検知センサ20と、昇降機構の駆動を制御してプリプレグ束1の上面位置を制御するプリプレグ位置制御手段とを備える。これにより、積載台136上のプリプレグ束1の上面が検知センサ20によって検出される所定の高さ位置を占めると、後述する動作を介して、最上位のプリプレグ1Aが分離されて搬送される。
プリプレグ搬送装置100には、一対のプリプレグ位置規制部材であるサイドフェンス137、137、前端ガイド板138、エンドフェンス139が設けられている。サイドフェンス137、137は、積載台136の幅方向Yの両側に配置され、配置されたプリプレグ束1の搬送方向Xに交差(直交)する幅方向Yの位置決めを行う。前端ガイド板138は、プリプレグ束1の搬送方向Xに相当する長さ方向前端の位置決めを行う。さらに、エンドフェンス139は、同じく長さ方向後端の位置決めを行う。
図3に破線で示すサイドエアノズル370は、プリプレグ束1の側端部にサイドエアAcを噴出・吹き付けるサバキ用送風手段・エア噴出し手段である第2のエア噴出し部材として機能する。図3に示すように、サイドエアノズル370は、両方のサイドフェンス137、137に設けられており、サイドエアAcを生成するサイドエア生成手段ないしはサイドエア吹出手段であるサイドブロア380に接続されている。サイドブロア380としては、例えば遠心送風機であるシロッコファンなどが用いられるが、軸流式送風機を用いてもよい。
積載されたプリプレグ束1の前端に対向する位置には、エア吹き付け手段でもあるエア噴射ノズル装置300が配置される。エア噴射ノズル装置300には、外部の浮上ブロアから加圧された気体である空気(以下、エアともいう)が送られて溜めるエアチャンバ320が配置されている。また、図2、図3に示すように、エアチャンバ320には、2つの浮上ノズル322が設けられている。
上記したとおり、エア噴射ノズル装置300は、積載台136上に積載・準備されたプリプレグを浮上させる浮上手段として機能する。さらに、エア噴射ノズル装置300は、積載されたプリプレグにエア噴出しプリプレグの端部を浮上させるエア噴出し手段及び搬送方向Xと反対方向にエアを噴出す第1のエア噴出し部材として機能する。気体である空気には、除電された空気や、その他プリプレグを浮上させ、1枚ずつに分離するために用いられる気体なども含まれる。積層状態のプリプレグ同士が静電気の作用で密着していて容易に分離しにくいため、積層状態のプリプレグ束1に除電された空気を吹き付けることは有効である。
図3に示すように、浮上ノズル322は、プリプレグ束1の前端部に向けて浮上エアAaを吹き付け、プリプレグ束1からプリプレグを浮き上がらせる。尚、吹き出すエアを温風にすれば、プリプレグへの除湿効果も加わり、プリプレグの分離・サバキをより効果的に行うことができる。
次に、プリプレグ搬送装置100の主な動作・工程について説明する。
(1)まず、プリプレグを積層状態で準備する準備工程が行われる。具体的には、操作者によってプリプレグ束1は積載台136上に積載されるとともに、プリプレグサイズに合わせてセットすべく、その前端面が前端ガイド板138に突き当てられ基準面として揃えられる。また、サイドフェンス137、137及びエンドフェンス139を操作することによって、プリプレグ束1の側端面及び後端面がそれぞれ揃えられる。
プリプレグ搬送装置100に設けられている制御部からプリプレグ給送指令が来ると、エア噴射ノズル装置300の浮上ブロア、サイドブロアを含むサバキ用送風手段が作動する。これにより、プリプレグ各端部へのエアを吹き付ける浮上工程が開始される。エアチャンバ320の浮上ノズル322からの浮上エアAaと同時に、サイドエアノズル370からサイドエアAcが吹き付けられることで、準備された積載台136上の最上部のプリプレグ1A、1B、1Cを浮上させる。これにより、最上部のプリプレグ1A、1B、1C同士の接触面積が変えられる。同時に、浮上しているプリプレグを保持する保持工程が開始される。ファン32が作動することにより、ダクト31内のエアが吸引されて吸引エアAdの流れが生じてダクト31内が負圧となり、ガイド板29の複数の開口33を介してエア吸引が開始する。それにより最上位のプリプレグ1Aが浮上し、搬送ベルト28に最上位のプリプレグ1Aが吸着保持される。
上記のとおり、実施形態1では、浮上ノズル322からの浮上エアAaを噴射し、プリプレグ束1に均一に風圧をかけることで、過浮上や挙動の乱れを抑制して、吹き付け初めの重送を防止している。同時に、搬送ベルト28が保持したプリプレグをさばくサバキ工程が行われ、サイドエアノズル370を含むサバキ用送風手段によって行われる。
(2)次いで、搬送ベルト28の駆動が開始され、搬送ベルト28により保持されたプリプレグ1Aを搬送する搬送工程が行われる。
上記した構成により、プリプレグ1Aを吸着させて搬送中にばたつくことなく搬送することができる。また、搬送ローラ等でプリプレグ1Aを押し付けて搬送する必要もない。押圧跡や傷がプリプレグに付くと電子回路基板等を作製した際、厚さが均一にならず、電気抵抗の問題を生じることになり、そのプリプレグは採用されない。このような電子回路基板材・回路基板用シートに用いられる材料シートの特有の搬送問題に対し、実施形態1の吸着搬送は好適である。
ここで、回路基板用シートは、薄板状の部材であり、プリプレグが含まれているものを意味し、電子回路基板材を含む他、公知の全ての回路基板に用いられるシートが含まれる。
プリプレグ1Aの搬送中、プリプレグ1Aがフェンスやガイド等にあたって出た粉や、分離搬送以前に元々プリプレグの加工の際に出た粉が開口33から吸引され、通風口35を通り、ファン32近傍まで運ばれてしまう。ファン32近傍は高温になっているため、プリプレグの粉が溶けてまとまり、ファンがオフになり冷却されるとある一定の大きさの固まりになる。この一定の大きさとなった固まりがファン32に対し、異常をもたらす虞がある。
そこで、実施形態1では、上述したプリプレグの固まりを生じさせないようにファン32の周囲の温度上昇を抑制する温度上昇抑制手段を設ける。この温度上昇抑制手段の一例として、図1(a)に示すヒートシンク41を、ファン32が設置されている設置面40に設けている。このヒートシンク41により、ファン32の周囲の温度上昇を抑制する。ヒートシンク41は、ファン32の設置面40を挟んで搬送ベルト側43と反対の背面側42に設けている。
ヒートシンク41の設置部位である設置面40としては、基本的には熱源発生部位近傍であり、具体的には図1(a)に示すように、ファン32の回転駆動源であるファンモータの回転軸部32c近傍や、ファンケース部32dが挙げられる。
以上説明したとおり、実施形態1によれば、ファン32の設置面40に設けたヒートシンク41によって、ファン32の周囲の温度上昇が抑制される。従って、実施形態1によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
(変形例1)
図4を用いて、実施形態1の変形例1に係るプリプレグ搬送装置について説明する。図4(a)は変形例1における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、図4(b)は変形例1に係るプリプレグ搬送装置の要部を幾分模式的に示す分解斜視図である。
図4(a)、図4(b)に示す変形例1のプリプレグ搬送装置100Aは、実施形態1のプリプレグ搬送装置100と比較して、吸着搬送装置23に代えて、吸着搬送装置23Aを用いる点が相違する。さらに、吸着搬送装置23Aは、吸着搬送装置23と比較して、ヒートシンク41に代えて、放熱ガイド44を用いる点が相違する。即ち、図4(a)に示すように、変形例1ではファン32が設置されている設置面40に、温度上昇抑制手段として放熱ガイド部材の一例である放熱ガイド44を設け、ファン32の周囲の温度上昇を抑制する。放熱ガイド44は、ファン32の設置面40を貫通しており、その一部は設置面40の搬送ベルト28が位置していない背面側42に露出されている。
上記の構成のとおり、ファン32で暖められた熱を放熱ガイド44によって背面側42の空間に逃がすことができる。この際、ファン32と放熱ガイド44との距離が近い方がより放熱に適している。
以上説明したとおり、変形例1によれば、ファン32の設置面40を貫通して設けた放熱ガイド44によって、ファン32で暖められた熱を背面側42の空間に逃がすことができ、ファン32の周囲の温度上昇が抑制される。従って、変形例1によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
尚、実施形態1の吸着搬送装置23、及び変形例1の吸着搬送装置23Aは、これに限らず、搬送ベルト28に吸引エア通過用の多数の開口(吸引孔)に設けるとともに、ガイド板28の開口33を除去した構成のものでもよい。このように構成した場合、搬送ベルト28における幅方向Yの幅をガイド板28の幅よりも大きく設定することが好ましい。
(実施例1)
図5〜図13を用いて、本発明の実施例1に係るプリプレグ分離装置を備えたプリプレグ搬送装置について、実施形態1のプリプレグ搬送装置100と相違する点を中心に説明する。図5は実施例1に係るプリプレグ搬送装置を右斜め上方から見た斜視図、図6(a)は実施例1における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図である。図6(b)は同プリプレグ搬送装置を背面側から見た図であって、エア噴射ノズル装置300の図示を省略した斜視図である。図7は実施例1で用いる吸着搬送装置の一部断面側面図、図8は同吸着搬送装置を下側から見た斜視図である。図9は同吸着搬送装置の吸引エアの流れを説明する斜視図である。図10は同吸着搬送装置の複数の搬送ベルトのベルト保持エリアを説明する斜視図である。図11はプリプレグ分離装置でプリプレグをさばいて分離している状態を示す模式的な正面図である。各図において適宜示す実線矢印は、エアの流れ方向を表わしている。図5及び図6(b)では、ヒートシンク41を直方体状に模式的に示す(後述する実施例の図でも同じ)。
実施例1は、図1に示した実施形態1と比較して、プリプレグ搬送装置100に代えて、図5等に示すプリプレグ搬送装置100Bを用いる点が主に相違する。プリプレグ搬送装置100Bは、プリプレグ搬送装置100と比較して、吸着搬送装置23に代えて、吸着搬送装置160を用いる点が相違する。
吸着搬送装置160は、図1(b)の吸着搬送装置23と比較して、搬送ベルト28に代えて、図5〜図9に示すように、吸引孔164が形成された搬送ベルト161a、161b、161cを用いる点、ガイド板29を除去した点が相違する。また、吸着搬送装置160は、吸着搬送装置23と比較して、ダクト31に代えて、負圧エアチャンバ310及びこれに接続された吸引ダクト311を用いる点が相違する。さらに、吸着搬送装置160は、吸着搬送装置23と比較して、単一のファン32に代えて、吸引手段として2つのファン32A、32Bを用いる点、単一のヒートシンク41に代えて2つのヒートシンク41を用いる点が相違する。
図5〜図11に示すように、搬送ベルト161a、161b、161cは、3分割された同じ周長で共通の搬送ベルトであり、保持ユニット165を構成している。搬送ベルト161aと搬送ベルト161bとは、中央の搬送ベルト161cを挟んだ状態で幅方向Yの両外側に配置されている。搬送ベルト161cは、駆動ローラ162a及び駆動ローラ162bよりも径の小さなフリーローラ162cと、従動ローラ163a及び従動ローラ163bと同径の従動ローラ163cと、テンションローラ167との間に掛け渡されている。テンションローラ167は、搬送方向Xの下流側寄りの位置における搬送ベルト161a、161bの上部面よりもさらに上方に配置され、軸167sを介して本体フレームに回転自在に支持されている。搬送ベルト161aは、駆動ローラ162aと従動ローラ163aとの間に掛け渡されている。搬送ベルト161bは、駆動ローラ162bと従動ローラ163bとの間に掛け渡されている。
駆動ローラ162a、162bとフリーローラ162cとは、それぞれ同じ駆動軸162s上に配置されているが、フリーローラ162cだけは、駆動軸162sに対して所定の隙間をもって自由回転可能に案内支持されている。各駆動ローラ162a、162bは、駆動軸162sにそれぞれ固定されている。各従動ローラ163a、163b、163cは、それぞれ同じ従動軸163sと一体的に形成され、従動軸163s上に配置されている。駆動軸162s及び従動軸163sは、本体フレーム101に軸受を介して回転自在に支持されている。
上記のとおり、図7、図8に示すように、幅方向Yの中央に位置する搬送ベルト161cと、搬送ベルト161cの両外側に配置されている搬送ベルト161a及び搬送ベルト161bとの各ベルト保持面には、上下方向Zに段差Dが形成されている。
駆動軸162sは、回転伝達手段である歯付きプーリ及び歯付きベルトを介して搬送ベルト駆動手段である駆動モータ168に連結されている。この駆動モータ168によって駆動ローラ162a、162bを介して搬送ベルト161a及び搬送ベルト161bが回転駆動される。搬送ベルト161cは、搬送ベルト161a及び搬送ベルト161bが回転駆動されるのに伴って従動回転する従動ローラ163cの従動回転力によって、回転駆動される。これにより、搬送ベルト161a、161b、161cは、図7に矢印で示す同じ回転方向に同一の周速度で走行回転することとなる。
図8〜図10に示すように、搬送ベルト161a、161b、161cには、多数の吸引孔164が形成されていて、プリプレグを保持できるようになっている。尚、図8〜図10では、吸引孔164が搬送ベルト161a、161b、161cの図において下側の一部に形成されているように描かれているが、搬送ベルト161a、161b、161cの全周に渡って形成されていることは無論である。
負圧エアチャンバ310は、搬送ベルト161a、161b、161cのループの内側に設けられ、上下方向Zに開口している。図5に示すように、負圧エアチャンバ310の図において右側端部は、吸引ダクト311の図において下端部に連通接続している。吸引ダクト311の図において上端部は、上流側のファン32Aのエア吸引口32Aaに連通接続している。上流側のファン32Aのエア吐出口32Abは、隣合う下流側のファン32Bのエア吸引口32Baに連通接続し、ファン32Bのエア吐出口32Bbから吸引エアAdが吐出される。各ファン32A、32Bは、図1に示したファン32と比較して、エア吸引口及びエア吐出口の形状が主に相違するだけであり、静圧仕様等は同じである。
このように、例えばシロッコファンからなる上流側のファン32Aと下流側のファン32Bとは、直列に接続して配置されている。これにより、静圧・吸引力を上げてプリプレグを十分に吸引・保持して搬送できるようにしている。
図9に示すように、上流側のファン32Aと下流側のファン32B(図9では隠れていて見えない)が共に駆動されることにより吸引エアAdの流れが生じ、ファン32Aに接続された吸引ダクト311、吸引ダクト311に接続された負圧エアチャンバ310が負圧になる。これにより、搬送ベルト161a、161b、161cの吸引孔164から吸引エアAdが吸い込まれることで、プリプレグが各搬送ベルト161a、161b、161cのベルト保持面に吸着保持される。
図10に示すように、吸着搬送装置160の幅方向Yにおいて、プリプレグが保持される透明で示す保持エリア166が形成されている。保持エリア166は、搬送ベルト161a、161b、161cに多数の吸引孔164が形成されている領域である。
ここで、実施形態1の(2)で説明した浮上工程と略同様に行われる実施例1の浮上工程を補説する。図2、図3に示したように、エア噴射ノズル装置300の浮上ノズル322から浮上エアAaが吹き付けられると同時に、サイドエアノズル370からサイドエアAcが吹き付けられると、プリプレグは図11のように浮上分離する。分割された中央の搬送ベルト161cのベルト保持面からの吸引エアAdにより、プリプレグ1Aの先端中央部1Acのみが上に凸の形状(倒立したU形状)に湾曲変形する。図11には、プリプレグ1Aの先端中央部1Acが上に凸の形状で中央段差部の搬送ベルト161cに吸着保持されている状態が示されている。
中央両側の搬送ベルト161a、161bに対応したプリプレグ1Aの中央両側1Aa、1Abでは、ベルト保持面からの吸引エアAdにより、ベルト保持面の段差Dに沿ってプリプレグ1Aが吸着保持される。そして、ベルト保持面から離れた部分の先端部両側1Aaa、1Abbは、プリプレグ1Aの端部に向ってタレ下がった形状となる。
一方、1枚目のプリプレグ1Aは、プリプレグ1Aの後端部に向かって吸着搬送装置160による保持面がなくなることで、プリプレグ1Aはベルト保持面に対して略水平となる。さらに、プリプレグ1Aはプリプレグ後端に向い、サイドエアの流入により浮上形態を維持することで、プリプレグ1Aの中央部が膨らみ、プリプレグ1Aの後端部から見ると、上に凸のアーチ形状(半円形状)に変化する。
2枚目以降のプリプレグ1B,1Cは、図11に示すように、浮上エア、サイドエアによって、その先端中央部部分が上に凸の形状(倒立したU形状)に湾曲するとともに、先端部両側になるに従い自重で垂れ下がるように浮上している。図11に示す浮上分離状態は、或る材種のプリプレグの厚さが0.02mm〜0.2mm内のあくまでも一例である。即ち、材種にもよるが厚さが0.02mmに近づき薄くなるほど上記湾曲の程度が大きくなり、厚さが0.2mmに近づき厚くなるほど上記湾曲の程度が小さく略水平状態で浮上するようになる。そして、サイドエアが作用しなくなるとプリプレグ1B,1Cは浮上できなくなり、積載初期と同様の状態で保持される。
以上の浮上工程、保持工程及びサバキ工程において、分離状態として、1枚目のプリプレグ1Aと2枚目のプリプレグ1Bとの間に形状差が発生し、ベルト保持方向にプリプレグが変形することでプリプレグ同士が確実に分離される。従って、プリプレグの重送が確実に防止できる。
一方、1枚目のプリプレグ1Aの搬送時では、ベルト保持力により、1枚目のプリプレグ1Aの保持形状が維持される搬送とともに、1枚目のプリプレグ1Aの搬送形状が時々刻々と変化し、常に1枚目のプリプレグ1Aにストレスをかけ続けることでプリプレグを分離しやすい状況となる。浮上工程により浮上した後のプリプレグは、端部が保持工程により保持されたプリプレグ及び積層状態のプリプレグから離れる方向の形状であった。
吸着搬送装置160によるプリプレグ1Aの搬送中、フェンスやガイド等にあたって出た粉や分離搬送以前に元々プリプレグの加工の際に出た粉が搬送ベルト161a、161b、161cの吸引孔164から吸引エアAdと共に吸引される。このプリプレグの粉は負圧エアチャンバ310、吸引ダクト311を通り、ファン32A及びファン32B近傍まで運ばれてしまう。この際、ファン32A、ファン32B近傍が高温になっていると、プリプレグの粉が溶けてまとまり、ファン32A、ファン32Bがオフになり冷却されるとある一定の大きさの固まりになる。この一定の大きさとなった固まりがファン32A、ファン32Bに対し、異常をもたらす虞がある。
しかしながら、実施例1では、図5及び図6に示すように、各ファン32A、32Bが設置されている設置面40に対応して、ヒートシンク41、41をそれぞれ設けている。図6(a)の平面図のように、各ファン32A、32Bの設置面40を挟んで搬送方向Xの下流側47に各ファン32A、32Bを、搬送方向Xの上流側46に各ヒートシンク41、41を設けている。これらのヒートシンク41、41により、各ファン32A、32Bの周囲の温度上昇を抑制することができる。
以上説明したとおり、実施例1によれば、各ファン32A、32Bの設置面40に設けた各ヒートシンク41、41によって、各ファン32A、32Bの周囲の温度上昇が抑制される。従って、実施例1によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
尚、実施例1においても、図4に示したと同様の温度上昇抑制手段として放熱ガイド44を設け、各ファン32A、32Bの周囲の温度上昇を抑制して、上記効果を奏することができることは無論である。
実施例1の吸着搬送装置160において、上記したほどの分離性能向上を望まなくてもよいのであれば、段差を生じる搬送ベルト161a、161b、161cに代えて、段差を生じない後述の実施例2の3本の搬送ベルト161を用いてもよい。
(実施例2)
実施例1の吸着搬送装置160だけでは、吸着保持したプリプレグを目的とする場所に搬送しきれない場合(例えば、さらに遠くに搬送したり、向きを変えたりする場合など)があり、このような場合にはさらに吸着搬送装置を設置する必要がある。そこで、吸着保持したプリプレグを目的とする場所に搬送することができるように吸着搬送装置を追加設置した実施例2を創作した。
図12〜図14を用いて、本発明の実施例2に係るプリプレグ搬送装置100Cについて、実施例1のプリプレグ搬送装置100Bと相違する点を中心に説明する。図12は実施例2に係るプリプレグ搬送装置の模式的な断面側面図、図13は実施例2で用いる吸着搬送装置を右斜め上方から見た斜視図である。図14(a)は実施例2における搬送ベルト、ファン、設置面、ヒートシンクの配置状態を示す模式図、図14(b)は実施例2で用いる吸着搬送装置の側面図である。
実施例2は、図5〜図11に示した実施例1と比較して、プリプレグ搬送装置100Bに代えて、図12に示すプリプレグ搬送装置100Cを用いる点が主に相違する。プリプレグ搬送装置100Cは、プリプレグ搬送装置100Bと比較して、吸着搬送装置160の搬送方向Xの下流側に吸着搬送装置160Aを新設した点が相違する。
図12〜図14に示すように、吸着搬送装置160Aは、複数本(図13では3本)の搬送ベルト161、負圧エアチャンバ310、吸引ダクト311、吸引手段としての2つのファン32C、32Dを具備する。
吸着搬送装置160Aは、上流側の吸着搬送装置160と比較して、プリプレグ搬送経路XRを挟んで上下が逆になるよう配置されている。即ち、吸着搬送装置160Aでは、プリプレグ搬送経路XRの上方に設けられた搬送ベルト161a、161b、161cに代えて、プリプレグ搬送経路XRの下方に設けられた3本の搬送ベルト161を用いている。吸着搬送装置160の搬送ベルト161a、161b、161cでは段差を生じるよう保持ユニット165を構成していたが、実施例2の3本の搬送ベルト161では段差を生じない構成である。吸着搬送装置160Aは、吸着搬送装置160と同様の負圧エアチャンバ310及び吸引ダクト311を有するが、これら負圧エアチャンバ310及び吸引ダクト311の配置位置が吸着保持・搬送するプリプレグよりも下方に配置されている。
図13に示すように、3本の搬送ベルト161は、同じ周長で共通の搬送ベルトである。各搬送ベルト161は、駆動軸162s上に固定された駆動ローラ162と、従動軸163s上に支持された従動ローラ163との間に掛け渡されている。駆動軸162sは、回転伝達手段である歯付きプーリ及び歯付きベルトを介して搬送ベルト駆動手段である駆動モータ169に連結されている。
図12〜図14に示すように、負圧エアチャンバ310は、搬送ベルト161のループの内側に設けられ、上下方向Zに開口している。図13、図14(b)に示すように、負圧エアチャンバ310の図において下端部は、吸引ダクト311の図において上端部に連通接続している。吸引ダクト311の図において下端部は、ファン32C、32Dに連通接続している。さらにファン32C、32Dは、ファン32C、32Dのエア吐出口32が隣合う下流側のファン32D(図13では隠れていて見えない)のエア吸引口に連通接続し、ファン32C、32Dと32Dとは直列に接続されている。ファン32C、32Dは、例えばシロッコファンからなる。
上述のとおり、吸着搬送装置160Aは、吸着搬送装置160のように重力に抗してプリプレグを吸着保持し搬送するのではなく、吸着搬送装置160から搬送されてきたプリプレグを受け取り、スキューや位置ずれ等が生じないように吸着搬送する。尚、吸着搬送装置160Aによる搬送速度は、吸着搬送装置160のそれよりも若干速くなるよう制御されるようになっている。
図12、図14(b)において、ファン32C、32Dが駆動されることにより吸引エアAdの流れが生じ、負圧エアチャンバ310が負圧になる。これにより、各搬送ベルト161の吸引孔164から吸引エアAdが吸い込まれることで、プリプレグが各搬送ベルト161のベルト保持面に吸着保持される。
実施例2では、図14(a)、図14(b)に示すように、ファン32C、32Dが設置されている設置面40にヒートシンク41をそれぞれ設けている。このヒートシンク41により、ファン32C、32Dの周囲の温度上昇を抑制することができる。
以上説明したとおり、実施例2によれば、吸着搬送装置160Aにおいても、ファン32C、32Dの設置面40に設けたヒートシンク41によって、ファン32C、32Dの周囲の温度上昇が抑制される。従って、実施例2によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
また、吸着搬送装置160の下流側に設置された吸着搬送装置160Aによって吸着搬送されることにより、ローラ等でプリプレグ1Aを押し付けて搬送するのと比べ、押圧跡や傷がプリプレグに付くことがない。そのため、電子回路基板材に用いられる材料シートの特有の搬送問題を解消することができる。
尚、実施例2においても、図4に示したと同様の温度上昇抑制手段として放熱ガイド44を設け、ファン32C、32Dの周囲の温度上昇を抑制して、上記効果を奏することができることは無論である。
(実施例3)
本発明の実施例3に係る複数の吸着保持ユニットを備えたプリプレグ搬送装置100Dについて、図5〜図11に示した実施例1のプリプレグ搬送装置100Bと相違する点を中心に説明する。図15は実施例3に係る複数の吸着保持ユニットを備えたプリプレグ搬送装置を右斜め下から見た斜視図、図16は同プリプレグ搬送装置を右斜め上から見た斜視図である。図17は同プリプレグ搬送装置の背面側を右斜め上から見た斜視図、図18はプリプレグ搬送装置において各種エアの作用を説明する模式図である。
図15、図16に示すように、プリプレグ搬送装置100Dは、実施例1のプリプレグ搬送装置100Bと比較して、実施例1の吸着搬送装置160をユニット化した吸着保持ユニット3A、3B、3Cを幅方向Yに3つ並設した点が主に相違する。即ち、プリプレグ搬送装置100Dでは、吸着保持ユニット3A、3B、3Cを有することで、大サイズ(例えば横サイズ700mm×縦サイズ700mm)のプリプレグを分離して搬送することが可能に構成されている。図15〜図17では、図5、図6に示したエア噴射ノズル装置300等を取り外した状態を示しており、エア噴射ノズル装置300は吸着保持ユニット3A、3B、3C毎に配置されている。
図17に示すように、実施例3においても、吸着保持ユニット3A、3B、3C毎に各ファン32A、32Bが設置されている設置面40に対応して、各ヒートシンク41、41をそれぞれ設けている。吸着保持ユニット3A、3B、3C毎に、図6(a)、図6(b)に示したと同様に、各ファン32A、32Bの設置面40を挟んで搬送方向Xの下流側に各ファン32A、32Bを、搬送方向Xの上流側に各ヒートシンク41、41を設けている。吸着保持ユニット3A、3B、3C毎の各ファン32A、32Bに、各ヒートシンク41、41を設けていることで、吸着保持ユニット3A、3B、3C毎の各ファン32A、32Bの周囲の温度上昇を抑制することができる。
図18を用いて、プリプレグ搬送装置100Dの要部の動作を説明する。プリプレグ搬送装置100Dに設けられている制御部からプリプレグ給送指令が来ると、図15、図16において図示を省略した幅方向Yの3箇所に配置されたエア噴射ノズル装置の浮上ブロア、サイドブロアを含むサバキ用送風手段が作動する。これにより、プリプレグ各端部へのエアを吹き付ける浮上工程が開始される。浮上ノズルからの浮上エアAaと、同時にサイドエアノズルからサイドエアが吹き付けられることで、準備された積載台136上の最上部のプリプレグ1A、1B、1Cを浮上させる。これにより、最上部のプリプレグ1A、1B、1C同士の接触面積が変えられる。
同時に、浮上しているプリプレグを保持する保持工程が開始され、3箇所全ての吸着保持ユニット3A〜3Cにおける各ファン32A、32Bが作動することにより、吸引エアAdが生成される。これにより、吸着保持ユニット3A〜3Cの搬送ベルト161a、161b、161cによるエア吸引が開始する。これにより、全ての吸着保持ユニット3A〜3Cにおいて、最上位のプリプレグ1Aが浮上し、図18に示すように最上位のプリプレグ1Aが3箇所の搬送ベルト161a、161b、161cに吸着保持される。
次いで、全ての吸着保持ユニット3A〜3Cにおいて、3箇所の搬送ベルト161a、161b、161cの駆動が開始され、3箇所の搬送ベルト161a、161b、161cにより保持されたプリプレグ1Aを搬送する搬送工程が開始されることとなる。
上述した実施例1〜3では、保持ユニット165を構成する搬送ベルト161a、搬送ベルト161b及び搬送ベルト161cを共通部品化したものであったが、その利点を望まなくてもよいのであれば、長さだけを共通化した異なる幅のものでもよい。
実施例3の吸着保持ユニット3A、3B、3Cの配置構成は、種々のパターンが考えられる。吸着保持ユニット3A、3B、3Cを共通化した部品構成にすれば、部品点数及びコストの低減が可能となる。また、プリプレグのサイズに応じて、吸着保持ユニット3A、3B、3Cを着脱可能に構成したり、移動可能に構成したり、さらには搬送方向の下流側に増設したりしてもよい。また、プリプレグのサイズに応じて、吸着保持ユニット3A、3B、3Cを選択的に駆動するようにしてもよい。さらには、吸着搬送装置160をユニット化せずに、そのまま取り付け固定した状態で、プリプレグのサイズに応じて、吸着搬送装置160を選択的に駆動するようにしてもよい。
上述した実施例3では、保持ユニット165を構成する搬送ベルト161a及び搬送ベルト161bに対して搬送ベルト161cが上下方向Zに特有の段差を備える構成であった。その利点を望まなくてもよいのであれば、プリプレグのサイズに応じて、上下方向Zに段差がなく、且つ幅方向に複数の搬送ベルトなどの保持手段・搬送手段を有するものであってもよい。
実施例3では、各ファン32A、32Bなどの吸引手段は、プリプレグを吸引する方向と直交する幅方向Yに複数有し、各ヒートシンク41、41は複数の吸着保持ユニット3A、3B、3Cの各ファン32A、32B毎に配置されている。
以上説明したとおり、実施例3によれば、吸着保持ユニット3A、3B、3C毎に、各ファン32A、32Bの設置面40に設けた各ヒートシンク41、41によって、各ファン32A、32Bの周囲の温度上昇が抑制される。従って、実施例3によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
尚、実施例3においても、図4と同様の温度上昇抑制手段として放熱ガイド44を吸着保持ユニット3A、3B、3C毎の各ファン32A、32B毎に設け、各ファン32A、32Bの周囲の温度上昇を抑制して、上記効果を奏することができることは無論である。
(実施例4)
図19〜図22を用いて、本発明の実施例4に係るプリプレグ搬送装置100Eについて、実施例3のプリプレグ搬送装置100Dと相違する点を中心に説明する。図19は実施例4に係るプリプレグ搬送装置の模式的な断面側面図、図20は実施例4で用いる吸引ユニットを右斜め上方から見た斜視図である。図21は実施例4で用いる吸引ユニットのファンを右斜め下方から見た斜視図、図22は実施例4で用いる吸引ユニットのファン及びヒートシンクを右斜め下方から見た斜視図である。尚、図20〜図22では、吸着保持ユニット3A、3B、3C等の図示を省略し、吸引ユニット6A、6B、6Cのみを図示している。
図19、図20に示すように、プリプレグ搬送装置100Eは、実施例3のプリプレグ搬送装置100Dと比較して、吸着保持ユニット3A、3B、3Cの搬送方向Xの下流側に吸引ユニット6A、6B、6Cを幅方向Yに3つ並べて新設した点が主に相違する。
吸引ユニット6A、6B、6Cは、実施例2の吸着搬送装置160Aをユニット化したものであり、本体フレーム101にそれぞれ保持されている。吸着保持ユニット3A、3B、3Cに加えて、吸引ユニット6A、6B、6Cを有することで、大サイズのプリプレグを目的とする場所に吸着搬送することが可能に構成されている。
図22に示すように、実施例4においても、吸引ユニット6A、6B、6C毎に各ファン32C、32Dが設置されている設置面40に対応して、各ヒートシンク41、41をそれぞれ設けている。吸着保持ユニット3A、3B、3C毎に、図14(a)、図14(b)に示したと同様に、各ファン32C、32Dの設置面40を挟んで搬送方向Xの上流側に各ファン32C、32Dを、搬送方向Xの下流側に各ヒートシンク41、41を設けている。吸引ユニット6A、6B、6Cのファン32C、32D毎に設けられた各ヒートシンク41、41により、各ファン32C、32Dの周囲の温度上昇を抑制することができる。
以上説明したとおり、実施例4によれば、吸引ユニット6A、6B、6Cにおいても、ファン32C、32Dの設置面40に設けたヒートシンク41によって、ファン32C、32Dの周囲の温度上昇が抑制される。従って、実施例4によれば、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを抑制できる。
尚、実施例4においても、図4に示したと同様の温度上昇抑制手段として放熱ガイド44を設け、ファン32C、32Dの周囲の温度上昇を抑制することができることは無論である。また、吸着保持ユニット3A、3B、3Cの下流側に設置された吸引ユニット6A、6B、6Cによって吸着搬送されることにより、ローラ等でプリプレグ1Aを押し付けて搬送するのと比べ、押圧跡や傷がプリプレグに付くことがない。そのため、電子回路基板材に用いられる材料シートの特有の搬送問題を解消することもできる。
上述したヒートシンク41や放熱ガイド44等の温度上昇抑制手段は、以下の目的のために着脱可能とする構成を採ってもよい。即ち、プリプレグの粉の清掃をしやすくするため、温度上昇抑制手段は凹凸を少なくした形状や、取り付け側との着脱がネジ等での締結ではなく、ワンタッチで着脱可能とする留め具を採用した機構や、スライドにて可能とする着脱可能とする機構としてもよい。
図23〜図26を用いて、上述した図1〜図22に示した各種プリプレグ搬送装置とは別の実施形態例について説明する。図23は本発明の別の実施形態例に係るプリプレグ分離装置としての吸着搬送装置260を備えたプリプレグ搬送装置230の模式的な正面図である。図24は図23のプリプレグ搬送装置230の模式的な平面図、図25(a)〜図25(c)はプリプレグ搬送装置230の動作推移状態を示す模式図、図26(a)〜図26(c)は図25(c)に続くプリプレグ搬送装置230の動作推移状態を示す模式図である。
図23、図24に示す別の実施形態例は、図1〜図3のプリプレグ搬送装置100と比較して、プリプレグ搬送装置100に代えて、プリプレグ搬送装置230を用いる点が相違する。
プリプレグ搬送装置230は、図1〜図3のプリプレグ搬送装置100と同様の、検知センサ20、昇降機構の駆動を制御してプリプレグ束1の上面位置を制御するプリプレグ位置制御手段、前端ガイド板138を備えているが、図23等では図示を省略している。また、プリプレグ搬送装置230は、プリプレグ搬送装置100と同様の、一対のサイドフェンス137、エンドフェンス139、サイドエアノズル370、サイドブロア380等を備えているが、図23等では図示を省略している。同様に、プリプレグ搬送装置230は、プリプレグ搬送装置100と同様の、エアチャンバ320、浮上ノズル322を有するエア噴射ノズル装置300を備えているが、図23等では図示を省略している。
図23、図24に示すプリプレグ搬送装置230は、プリプレグ搬送装置100と比較して、図1〜図3の吸着搬送装置23に代えて、吸着搬送装置260を用いる点が相違する。吸着搬送装置260は、図1〜図3の吸着搬送装置23と比較して、搬送ベルト28に代えて、図23、図24に示す吸着ローラ261を用いる点が主に相違する。以下、吸着搬送装置23と相違する吸着搬送装置260の細部構成について説明する。
図23、図24に示すように、吸着搬送装置260は、吸着ローラ261と、負圧エアチャンバ263と、シャッタ270と、吸引ダクトであるエアパイプ235と、吸引エアを生成する吸引エア生成手段としての吸引ファン280とを備える。なお、吸引ファン280は、これに限らず、エアコンプレッサ等の吸引エア生成手段でもよい。
吸着ローラ261は、本体フレームに回転自在に支持された軸261sを有している。軸261sは、駆動手段としての駆動モータ268に連結されていて、駆動モータ268の回転駆動により、吸着ローラ261はプリプレグを繰り出し搬送する方向に回転する。
シャッタ270は、吸引ファン280の駆動により発生した吸引エアを下流側の負圧エアチャンバ263及び吸着ローラ261から流れるのをオン/オフ制御する弁部材である。
吸着ローラ261は、吸引孔264が外周部に多数形成されたローラ状の吸着回転部材である。吸着ローラ261の内部には、負圧エアチャンバ263が設けられている。負圧エアチャンバ263は、エアパイプ235にてシャッタ270に連通し、またエアパイプ235にて吸引ファン280に連通・接続されている。吸着ローラ261は、吸引孔264が、積載台136上に積層状態で積載されたプリプレグ束1の前端部に対向する上部位置に配置されている。このように、吸着ローラ261は、負圧エアチャンバ263に接続されたエアパイプ235を介して、シャッタ270に連通するとともに、吸引ファン280に接続されている。吸着ローラ261は、負圧エアチャンバ263が外部の吸引ファン280からエア吸引されて負圧状態を保つことで、吸着ローラ261の吸引孔264で最上位のプリプレグ1Aを吸引・吸着する。
上記したとおり、吸着搬送装置260の吸着ローラ261は、浮上したプリプレグをエア吸引による負圧で吸着して保持し分離させる保持手段・保持部材と、保持したプリプレグを搬送する搬送手段としての機能を有する。
尚、吸着搬送装置260は、プリプレグのサイズに応じて、吸着搬送装置260のサイズを大きくしてもよい。
図25、図26を用いて、吸着搬送装置260を備えたプリプレグ搬送装置230の動作を説明する。
図25のプリプレグ搬送装置230に設けられている制御部からプリプレグ給送指令が来ると、図25(a)において、積載台136が太矢印で示すように上昇し、所定位置で停止する。この所定位置とは、積載台136に積載されたプリプレグ束1の最上面のプリプレグ1Aが後述のように浮上して吸着ローラ261によって吸着可能となる位置である。このとき、シャッタ270は閉じている。
次いで、図25(b)に示すように、シャッタ270は閉じたままの状態で、積載台136に積載されたプリプレグ束1の前端面に向かってエアチャンバの浮上ノズルから浮上エアAaを吹き付けると同時に、サイドエアノズルにてサイドエアを吹き付ける。この風により、積載台136の上部のプリプレグ1A、1B、1Cを浮上させ、プリプレグ束1の最上面のプリプレグ1Aを吸着ローラ261(プリプレグ保持部)の高さ近傍まで浮上させる。準備された積載台136上の最上部のプリプレグ1A、1B、1Cを浮上させることで、最上部のプリプレグ1A、1B、1C同士の接触面積が変えられる(浮上工程)。
そして、シャッタ270を閉じたままで、吸引ファン280を起動・作動させることにより、吸引エアを生成することで負圧を発生させる。次いで、図25(c)に示すように、シャッタ270を開けることで、吸着ローラ261を負圧状態にし、吸着ローラ261によって最上面のプリプレグ1Aが吸着保持される(保持工程)。
この際、吸着ローラ261に保持した最上位のプリプレグ1Aは1枚だけになっているとは限らず、プリプレグ間が密着した状態で保持していることもある。そこでサイドフェンスに設けられたサバキ用送風手段であるサイドエアノズルにてサイドエアを吹き付け、吸着ローラ261に保持したプリプレグ1Aを1枚になるようにさばく(サバキ工程)。
その後、図26(a)に示すように、吸着ローラ261が図中矢印方向に回転駆動されることで、吸着保持・分離したプリプレグ1Aが搬送方向Xの下流側の目的とする搬送先へと搬送される(搬送工程)。
プリプレグ搬送装置230の搬送方向Xの下流に設けられたプリプレグ到達の検知を行う給送センサによって、プリプレグ1Aが目的とする搬送先へ到達したと判断されると、図26(b)に示すようにシャッタ270を閉じ、負圧エアチャンバ263内を大気圧にする。
所定の時間が経過後にプリプレグ1Aが吸着ローラ261を抜けた後、吸着ローラ261の回転搬送駆動を停止する(図26(c))。尚、プリプレグを連続して搬送する場合は、図26(a)の動作が連続することとなる。
上述の構成により、吸着搬送装置260を備えたプリプレグ搬送装置230においても、プリプレグ1Aを吸着させて搬送中にばたつくことなく搬送することができる。また、搬送ローラ等でプリプレグ1Aを押し付けて搬送する必要もない。押圧跡や傷がプリプレグに付くと電子回路基板等を作製した際、厚さが均一にならず、電気抵抗の問題を生じることになり、そのプリプレグは採用されない。このような電子回路基板材・回路基板用シートに用いられる材料シートの特有の搬送問題に対し、上記実施形態例の吸着搬送は好適である。
プリプレグ1Aの搬送中、上記したと同様にプリプレグ1Aから出た粉や、プリプレグの加工の際に出た粉が吸着ローラ261の吸引孔264から吸引され、負圧エアチャンバ263、エアパイプ235を通り、吸引ファン280近傍まで運ばれてしまう。吸引ファン280近傍は高温になっているため、プリプレグの粉が溶けてまとまり、吸引ファン280がオフになり冷却されるとある一定の大きさの固まりになる。この一定の大きさとなった固まりが吸引ファン280に対し、異常をもたらす虞がある。
そこで、上記実施形態例においても、上述したプリプレグの固まりを生じさせないように吸引ファン280の周囲の温度上昇を抑制する温度上昇抑制手段を設ける。この温度上昇抑制手段の一例として、ヒートシンクや放熱ガイドを上記したと同様に配置することが挙げられる。上記実施形態例においても、このように構成することにより、プリプレグを搬送する際に発生する粉が固まりになるのを未然に抑制できる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施形態や変形例等に記載した技術事項を適宜組み合わせたものであってもよい。
本発明の実施の形態に適宜記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 プリプレグ束
1A、1B、1C プリプレグ
2A、2B、2C エア噴射ノズル装置(浮上手段・エア噴出し手段)
3A、3B、3C 吸着保持ユニット(保持手段・搬送手段の一例、プリプレグ分離装置)
6A、6B、6C 吸引ユニット(搬送手段の一例)
28 搬送ベルト(保持手段、搬送手段の一例)
23、23A 吸着搬送装置(保持手段・搬送手段の一例、プリプレグ分離装置)
32、32A、32B、32C、32D ファン(吸引手段、吸引部材の一例、吸引エア生成手段)
40 設置面
41 ヒートシンク(温度上昇抑制手段の一例)
42 背面側
43 搬送ベルト側
44 放熱ガイド(放熱ガイド部材、温度上昇抑制手段の一例)
46 搬送方向上流側
47 搬送方向下流側
100、100A、100B、100C、100D プリプレグ搬送装置
101 本体フレーム
136 積載台(準備手段)
137 サイドフェンス
138 前端ガイド板
139 エンドフェンス
160、160A、160B 吸着搬送装置
161、161a、161b、161c 搬送ベルト(保持手段、搬送手段の一例)
162 駆動ローラ
163 従動ローラ
164 吸引孔
165 保持ユニット
166 保持エリア
310 負圧エアチャンバ
311 吸引ダクト
322 浮上ノズル(エア噴出し手段、第1のエア噴出し部材)
370 サイドエアノズル(サバキ用送風手段、エア噴出し手段、第2のエア噴出し部材)
380 サイドブロア(サイドエア生成手段、サイドエア吹出手段)
Aa 浮上エア
Ac サイドエア
Ad 吸引エア
X 搬送方向(プリプレグの搬送方向の一例)
Y 幅方向(プリプレグの搬送方向とプリプレグの積層方向に対して直交する方向の一例)
Z 上下方向(プリプレグの積層方向の一例)
特開平8−026482号公報

Claims (5)

  1. 積層されたプリプレグを吸引する吸引手段と、
    前記吸引手段により吸引されたプリプレグを搬送する搬送手段と、
    前記吸引手段の周囲の温度上昇を抑制する温度上昇抑制手段と、
    を有するプリプレグ搬送装置。
  2. 前記吸引手段は、プリプレグを吸引する方向と直交する方向に複数有し、
    前記温度上昇抑制手段は、前記複数の吸引手段毎に配置されていることを特徴とする請求項1記載のプリプレグ搬送装置。
  3. 前記温度上昇抑制手段は、前記吸引手段の周囲に配置されたヒートシンク又は放熱ガイド部材であることを特徴とする請求項1又は2記載のプリプレグ搬送装置。
  4. 前記温度上昇抑制手段は、ワンタッチで着脱可能であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1つに記載のプリプレグ搬送装置。
  5. 前記積層されたプリプレグにエア噴出しプリプレグの端部を浮上させるエア噴出し手段と、前記浮上したプリプレグを保持し分離させる保持手段と、を有するプリプレグ分離装置を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載のプリプレグ搬送装置。
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