JP2017014372A - 処理液組成物、インクジェット用インク組成物、及びインクセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カチオン変性セルロースを含み、
該カチオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜1000であるセルロースファイバーを含む、
処理液組成物。
【選択図】なし
Description
〔1〕
カチオン変性セルロースを含み、
該カチオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜1000であるセルロースファイバーを含む、
処理液組成物。
〔2〕
前記カチオン変性セルロースの長さ/直径が20〜250であるセルロースファイバーを含む、
前項〔1〕に記載の処理液組成物。
〔3〕
色材と、アニオン変性セルロースと、を含み、
該アニオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜250であるセルロースファイバーを含む、
インクジェット用インク組成物。
〔4〕
前処理液である、前項〔1〕又は〔2〕に記載の処理液組成物と、
前項〔3〕に記載のインクジェット用インク組成物と、を備える、
インクセット。
〔5〕
前項〔3〕に記載のインクジェット用インク組成物と、
後処理液である、前項〔1〕又は〔2〕に記載の処理液組成物と、を備える、
インクセット。
〔6〕
前処理液である、前項〔1〕又は〔2〕に記載の処理液組成物と、
前項〔3〕に記載のインクジェット用インク組成物と、
後処理液である、前項〔1〕又は〔2〕に記載の処理液組成物と、を備える、
インクセット。
本実施形態の前処理液は、カチオン変性セルロースを含み、該カチオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜1000であるセルロースファイバーを含む。
カチオン変性セルロースは、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜1000であるセルロースファイバーを含む。
カチオン変性セルロースとして含まれるセルロースファイバーは、カチオン変性されたものである。セルロースファイバーの直径は、20nm以下であり、好ましくは4〜16nmである。セルロースファイバーは、植物の基本骨格物質として4nm程がシングルセルロースなのファイバーとなるため、必然的に4nmが最小単位として存在する。また、セルロースファイバーの直径が20nm以下であることにより、相対的な表面積が増大するため、カチオン機能より向上する。セルロースファイバーの直径は、実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態の前処理液は、溶剤、界面活性剤、及びカチオン性樹脂などをさらに含んでもよい。
溶剤としては、特に限定されないが、例えば、水及び有機溶剤が挙げられる。
界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、及びポリシロキサン系界面活性剤が挙げられる。
前処理液は、その保存安定性及びヘッドからの吐出安定性を良好に維持するため、目詰まり改善のため、又はインク組成物の劣化を防止するため、溶解助剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、腐食防止剤、及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、種々の添加剤を適宜添加することもできる。
本実施形態のインクジェット用インク組成物は、色材と、アニオン変性セルロースと、を含み、該アニオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜250であるセルロースファイバーを含む。
色材としては、顔料又は染料が挙げられる。
ブラック顔料としては、特に限定されないが、例えば、No.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B等(以上、三菱化学社(Mitsubishi Chemical Corporation)製)、Raven 5750、Raven 5250、Raven 5000、Raven 3500、Raven 1255、Raven 700等(以上、コロンビアカーボン(Carbon Columbia)社製)、Rega1 400R、Rega1 330R、Rega1 660R、Mogul L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400等(キャボット社(CABOT JAPAN K.K.)製)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black FW18、Color Black FW200、Color B1ack S150、Color Black S160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、Printex 140U、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、Special Black 4(以上、デグッサ(Degussa)社製)が挙げられる。
染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.アシッドイエロー、C.I.アシッドレッド、C.I.アシッドブルー、C.I.アシッドオレンジ、C.I.アシッドバイオレット、C.I.アシッドブラックのような酸性染料;C.I.ベーシックイエロー、C.I.ベーシックレッド、C.I.ベーシックブルー、C.I.ベーシックオレンジ、C.I.ベーシックバイオレット、C.I.ベーシックブラックのような塩基性染料;C.I.ダイレクトイエロー、C.I.ダイレクトレッド、C.I.ダイレクトブルー、C.I.ダイレクトオレンジ、C.I.ダイレクトバイオレット、C.I.ダイレクドブラックのような直接染料;C.I.リアクティブイエロー、C.I.リアクティブレッド、C.I.リアクティブブルー、C.I.リアクティブオレンジ、C.I.リアクティブバイオレット、C.I.リアクティブブラックのような反応性染料;C.I.ディスパースイエロー、C.I.ディスパースレッド、C.I.ディスパースブルー、C.I.ディスパースオレンジ、C.I.ディスパースバイオレット、C.I.ディスパースブラックのような分散染料が挙げられる。
アニオン変性セルロースは、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜250であるセルロースファイバーを含む。
アニオン変性セルロースとして含まれるセルロースファイバーは、アニオン変性されたものである。セルロースファイバーの直径は、20nm以下であり、好ましくは4〜16nmである。セルロースファイバーは、植物の基本骨格物質として4nm程がシングルセルロースなのファイバーとなるため、必然的に4nmが最小単位として存在する。また、セルロースファイバーの直径が20nm以下であることにより、相対的な表面積が増大するため、アニオン機能より向上する。セルロースファイバーの直径は、実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態のインクジェット用インク組成物は、溶剤、界面活性剤、及び樹脂エマルションなどをさらに含んでもよい。溶剤、界面活性剤、としては、前処理液で挙げたものと同様のものを挙げることができる。また樹脂エマルションは、分散がノニオン系、アニオン系の材料から適宜使用する事ができる。
本実施形態の後処理液は、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜1000であるセルロースファイバーを含む。後処理液で用いられるセルロースファイバーは、カチオン変性されたものであっても、アニオン変性されたものであっても、無変性のものであってもよい。
セルロースファイバーの直径は、20nm以下であり、好ましくは4〜16nmである。セルロースファイバーは、植物の基本骨格物質として4nm程がシングルセルロースなのファイバーとなるため、必然的に4nmが最小単位として存在する。また、セルロースファイバーの直径が20nm以下であることにより、相対的な表面積が増大するため、カチオン機能より向上する。セルロースファイバーの直径は、実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態の後処理液は、溶剤、界面活性剤、及び樹脂エマルションなどをさらに含んでもよい。溶剤、界面活性剤、及び樹脂エマルションとしては、前処理液で挙げたものと同様のものを挙げることができる。
本実施形態のインクセットには、上記前処理液と、上記インクジェット用インク組成物と、を備える第1の態様と、上記インクジェット用インク組成物と、上後処理液と、を備える第2の態様と、上記前処理液と、上記インクジェット用インク組成物と、上記後処理液と、を備える第3の態様とがある。このように、前処理液、インク組成物、後処理液の2つ以上がセルロース材料を含むことにより、得られる記録物の耐水性及び耐摩擦性がより向上する傾向にある。
第1の態様においては、前処理液を被記録媒体に付着させて第1の記録領域を形成し、第1の記録領域にインクジェット用インク組成物を付着させて第2の記録領域を形成することにより、記録物を得ることができる。このようにして得られる記録物の第2の記録領域形成される画像は、耐ブリード性、発色性、密着性、耐水性、及び耐摩擦性に優れるものとなる。
第2の態様においては、インクジェット用インク組成物を被記録媒体に付着させて第2の記録領域を形成し、第2の記録領域に後処理液を付着させて第3の記録領域を形成することにより、記録物を得ることができる。このようにして得られる記録物の第3の記録領域形成される画像は、耐水性及び耐摩擦性に優れるものとなる。
第3の態様においては、前処理液を被記録媒体に付着させて第1の記録領域を形成し、第1の記録領域にインクジェット用インク組成物を付着させて第2の記録領域を形成し、第2の記録領域に後処理液を付着させて第3の記録領域を形成することにより、記録物を得ることができる。このようにして得られる記録物の第3の記録領域形成される画像は、耐ブリード性、発色性、密着性、耐水性、及び耐摩擦性に優れるものとなる。
被記録媒体としては、例えば、吸収性又は非吸収性の被記録媒体が挙げられる。このなかでも吸収性被記録媒体が好ましい。
下記の実施例及び比較例において使用した主な材料は、以下の通りである。
二酸化チタン:金属酸化物 NanotekR Slurry シーアイ化成製
シアン顔料:C.I.ピグメントブルー15:3
〔界面活性剤〕
BYK348(シリコーン系界面活性剤、ビックケミー・ジャパン)
〔樹脂エマルション〕
ジョンクリル62J (アクリルスチレン系樹脂BASF)
〔カチオン性樹脂エマルション〕
アローベースCD−1200(ユニチカ社製)
〔有機溶剤〕
プリピレングリコール
トリエチレングリコールモノブチルエーテル(TEGmBE)
〔保湿剤〕
プロピレングリコール
グリセリン
〔カチオン変性セルロース〕
カチオン変性セルロースA(下記、「製造例1」参照)
カチオン変性セルロースB(下記、「製造例2」参照)
カチオン変性セルロースC(下記、「製造例3」参照)
カチオン変性セルロースD(下記、「製造例4」参照)
〔アニオン変性セルロース〕
アニオン変性セルロースE(下記、「製造例5」参照)
アニオン変性セルロースF(下記、「製造例6」参照)
アニオン変性セルロースG(下記、「製造例7」参照)
アニオン変性セルロースH(下記、「製造例8」参照)
粉砕セルロース(ドイツJRS社製、ARBOCEL UFC100)200質量部、99%イソプロピルアルコール570質量部、水酸化ナトリウム12質量部、及び水30質量部を、30℃で90分間混合した。その後、3-クロロ-2-ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドの50%水溶液56質量部を添加した。そして、70℃に昇温して90分間反応した。冷却後、反応物を取り出して80%メタノールで2回洗浄し、中和、洗浄、乾燥、カチオン変性セルロースを得た。得られたカチオン変性セルロースを0.1質量部含む水溶液を作成し、ビーズミル(アシザワファインテック製DMS65)、0.03mmジルコニアビーズを用い、10時間1Passの粉砕処理を実施した。得られたセルロース水溶液を乾燥し、 カチオン変性セルロースAの直径及び長さ/直径を表1に示す。
ビーズミルの処理時間を2時間としたこと以外は、製造例1と同様の方法により、カチオン変性セルロースBを得た。カチオン変性セルロースBの直径及び長さ/直径を表1に示す。
ビーズミルを実施しないこと以外は、製造例1と同様の方法により、カチオン変性セルロースCを得た。カチオン変性セルロースCの直径及び長さ/直径を表1に示す。
粉砕セルロース(ドイツJRS社製、ARBOCEL UFC100)に代えて、粉砕セルロース(ドイツJRS社製、ARBOCEL BE 600−10TG)を用いたこと以外は、製造例1と同様の方法により、カチオン変性セルロースBを得た。カチオン変性セルロースBの直径及び長さ/直径を表1に示す。
粉砕セルロース(ドイツJRS社製、ARBOCEL UFC100)60質量部、水酸化ナトリウム150質量部、及び水2850質量部を、30℃で1時間混合した。その後、モノクロロ酢酸を179質量部添加し、さらに30分間攪拌した。そして、70℃まで昇温した後に1時間化反応を実施した。冷却後反応物を取り出して中和、洗浄、乾燥してアニオン変性セルロースEを得た。得られたアニオン変性セルロースを0.1質量部含む水溶液を作成し、ビーズミル(アシザワファインテック製DMS65)、0.03mmジルコニアビーズを用い、10時間1Passの粉砕処理を実施した。得られたセルロース水溶液を乾燥し、アニオン変性セルロースEの直径及び長さ/直径を表1に示す。
ビーズミルの処理時間を2時間としたこと以外は、製造例5と同様の方法により、アニオン変性セルロースFを得た。アニオン変性セルロースFの直径及び長さ/直径を表1に示す。
ビーズミルの処理時間を60分としたこと以外は、製造例5と同様の方法により、アニオン変性セルロースGを得た。アニオン変性セルロースGの直径及び長さ/直径を表1に示す。
ビーズミルの処理時間を30分としたこと以外は、製造例5と同様の方法により、アニオン変性セルロースHを得た。アニオン変性セルロースHの直径及び長さ/直径を表1に示す。
以上のようにして得られたカチオン変性セルロース及びアニオン変性セルロースを親水化処理済みのカーボン膜被覆グリッド上にキャスト後、2%ウラニルアセテートでネガティブ染色したTEM像を示した。得られたTEM画像より平均繊維径を算出し、直径とした。
以上のようにして得られたカチオン変性セルロース及びアニオン変性セルロースを固形分濃度が、10ppm(0.0001%)となる様に、オルフィンE1010 1%(エアプロダクツ社製)、残り純水で希釈して、各サンプル溶液を得た。得られたサンプル溶液をバーコーター#2を用いて、シリコン基板上に塗布し、乾燥させた。そして、シリコン基板上のサンプルを走査型電子顕微鏡 S-4800(日立ハイテクフィールディング社製)を用いて観察し、SEM画像を得た。得られたSEM画像より、10本のカチオン変性セルロース又はアニオン変性セルロース繊維の平均値を算出し、長さとした。
各材料を下記の表2に示す組成で混合し、十分に撹拌し、各前処理液及び後処理液を得た。なお、下記の表2中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
各材料を下記の表3に示す組成で混合し、十分に撹拌し、各インクジェット用インク組成物を得た。なお、下記の表3中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製のPX−G930)を用いて評価を行った。上記で調製した各前処理液、後処理液、及びインクジェット用インク組成物をそれぞれヘッドに充填し、全てのノズルより吐出可能であることを確認した。その後、ホームポジション外の位置、即ちヘッドがプリンターに備えたキャップの位置からずれておりヘッドがキャップされていない状態で、40℃の下、1週間放置した。その後、吐出を行い、以下の評価基準に従い、インクジェット吐出性を評価した。結果を表1〜2に示す。
(評価基準)
○:安定に吐出ができた。
△:ノズル抜けが発生した。
×:全ノズルでまったく吐出出来なかった。
上記で調製した各インクジェット用処理液、及びインクジェット用インク組成物をバーコーター#4(第一理化株式会社製)を用いて、東レ製PETフィルム「ルミラー S10」上に塗布し、乾燥させた。得られたサンプルを目視にて観察し、下記評価基準により評価した。結果を表1〜2に示す。
(評価基準)
○:均一な塗布膜が得られた。
△:得られた塗布膜に若干のムラが確認された。
×:チキソ性が高く、均一な塗布膜が形成できなかった。
〔前処理工程〕
布帛として綿100%のTシャツ(HANES社製のヘビーウェイト、黒色生地)を用い、A4サイズに裁断した。これに上記で調製した各処理剤を、A4サイズ当たり18〜20gになるようにスプレーを用いて均一に塗布、もしくは、インクジェットプリンター(セイコーエプソン社(Seiko Epson Corporation)製のPX−G930)を用い、記録解像度を1440dpi×1440dpiとし、ベタパターン画像を1層塗りし、40mg/inch2ので付着させた。各実施例及び各比較例における、前処理工程で用いた前処理剤と、塗布方法の組み合わせは、下記の表4に示すとおりである。塗布後、ヒートプレス機を用いて160℃で1分間加熱処理を行った。
なお、本明細書における「ベタパターン画像」とは、記録解像度で規定される最小記録単位領域である画素の全ての画素に対してドットを記録した画像を意味する。
前処理工程を経た布帛に対して、インクジェットプリンター(セイコーエプソン社(Seiko Epson Corporation)製のPX−G930)を用いて上記で調製した各インクを布帛に付着させた。このとき、各実施例及び各比較例における、前処理工程で用いた前処理剤及び付着させたインク組成物の組み合わせは、下記の表4に示すとおりである。記録条件としては、記録解像度を1440dpi×1440dpiとし、ベタパターン画像を4層重ね塗りし、180mg/inch2の白色インクを付着させた。このようにしてインクジェット捺染を行った。なお、本明細書における「ベタパターン画像」とは、記録解像度で規定される最小記録単位領域である画素の全ての画素に対してドットを記録した画像を意味する。
付着工程を経た布帛に対して、インクジェットプリンター(セイコーエプソン社(Seiko Epson Corporation)製のPX−G930)を用いて上記で調製した処理液を布帛に付着させた。
各インクが付着した布帛を、ヒートプレス機を用いて160℃で1分間加熱処理を行い、当該インクを布帛に定着させた。このようにして、布帛に白色の画像が形成された(白色インクが印捺された)記録物を製造した。
記録後の布帛に対して、市販の測色機(X−Rite社製のGretag Macbeth Spectrolino)を用いて、CIE/L*a*b*表色系における、L*値を測定した。評価基準は以下のとおりである。評価結果を表4に示す。
(評価基準)
◎:L*値が94以上であった。
○:L*値が92以上94未満であった。
△:L*値が90以上92未満であった。
×:L*値が90未満であった。
学振式摩擦堅牢度試験機(テスター産業社(TESTER SANGYO CO., LTD.)製)を用いて、上記で得られた各印捺物の摩擦堅牢性試験を行った。試験は、乾燥した黒色の平織綿布を画像面に乗せ、荷重500gをかけて100回擦り、擦った後の平織綿布の汚れ具合と擦られた白色の印捺部(画像)の表面状態とを目視で観察した。評価基準は以下のとおりである。評価結果を表4に示す。
(評価基準)
◎:平織綿布の着色は殆どなかった。白色印捺部の擦過痕は線状であり、1箇所以下であった。
○:平織綿布の着色が僅かにあった。白色印捺部の擦過痕は線状であり、2〜4箇所であった。
△:平織綿布の着色があった。白色印捺部の擦過痕は線状であり、5〜9箇所であった。
×:平織綿布の着色があった。白色印捺部の擦過痕は線状又は面状であり、当該擦過痕が線状の場合には10箇所以上であった(面状の当該擦過痕は1箇所でもあれば本基準となる。)。
記録後、常温で2か月放置した記録物を用いたこと以外は初期耐擦性の評価と同様にして耐擦性を評価した。評価結果を表4に示す。
Claims (6)
- カチオン変性セルロースを含み、
該カチオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜1000であるセルロースファイバーを含む、
処理液組成物。 - 前記カチオン変性セルロースの長さ/直径が20〜250であるセルロースファイバーを含む、
請求項1に記載の処理液組成物。 - 色材と、アニオン変性セルロースと、を含み、
該アニオン変性セルロースが、直径が20nm以下であり、かつ長さ/直径が20〜250であるセルロースファイバーを含む、
インクジェット用インク組成物。 - 前処理液である、請求項1又は2に記載の処理液組成物と、
請求項3に記載のインクジェット用インク組成物と、を備える、
インクセット。 - 請求項3に記載のインクジェット用インク組成物と、
後処理液である、請求項1又は2に記載の処理液組成物と、を備える、
インクセット。 - 前処理液である、請求項1又は2に記載の処理液組成物と、
請求項3に記載のインクジェット用インク組成物と、
後処理液である、請求項1又は2に記載の処理液組成物と、を備える、
インクセット。
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