JP2017014466A - コーティング材用表面調整剤 - Google Patents
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Abstract
Description
CH2=C(R1)COO−(CmH2mO)n−R2 ・・・(I)
(式(I)中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子又は炭素数1〜22のアルキル基、mは2〜4の数、nは1〜100の数)で表されるエーテル基含有アルキル(メタ)アクリレートモノマー(A1)、N−ビニルラクタムモノマー(A2)、及び下記化学式(II)
CH2=C(R3)CO−N−R4R5 ・・・(II)
(式(II)中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R5は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基)で表される(メタ)アクリルアミドモノマー(A3)から選ばれる少なくとも何れかの親水性モノマー(A)と、
下記化学式(III)
CH2=C(R6)COO−R7 ・・・(III)
(式(III)中、R6は水素原子又はメチル基、R7は炭素数1〜30のアルキル基)で表されるアルキル(メタ)アクリレートモノマー(B)とが共重合しており、その重量平均分子量を3000〜400000とする共重合物を、含有していることを特徴とする。
CH2=C(R1)COO−(CmH2mO)n−R2 ・・・(I)
式(I)中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子又は炭素数1〜22のアルキル基、mは2〜4の数、nは1〜100の数を示す。好ましくは、R2が前記アルキル基であり、nが1〜30である。
CH2=C(R3)CO−N−R4R5 ・・・(II)
式(II)中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R5は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。
CH2=C(R6)COO−R7 ・・・(III)
式(III)中、R6は水素原子又はメチル基、R7は炭素数1〜30で直鎖状、分岐鎖状、又は環状のアルキル基を示す。アルキル(メタ)アクリレートモノマー(B)のアルキル鎖は、直鎖状であっても分岐鎖状であっても求める特性を発揮することが可能であるが、より大きな特性の発現には分岐していることが好ましい。
撹拌装置、還流冷却管、滴下ロート、温度計及び窒素ガス吹き込み口を備えた1000mLの反応容器に、オクタノールを100質量部加えて、窒素ガス雰囲気下で100℃に昇温した。オクタノールの温度を100℃に維持し、下記表1に示す滴下溶液(a−1)を滴下ロートにより2時間で等速滴下して、モノマー溶液を合成した。滴下終了後、モノマー溶液を、115℃まで昇温させ、2時間反応させて共重合物を合成した。その後、残分が50%となるようにオクタノールで希釈し、共重合物を含有するコーティング材用表面調整剤を得た。異なる分子量の分子を分離できるゲル浸透クロマトグラフィー(カラム:TSKgelSuperMutiporeHZ−M(東ソー株式会社製)、溶出溶媒:THF)で、このコーティング材用表面調整剤中の共重合物を分子量ごとに溶出し、分子量分布を求めた。予め分子量既知のポリスチレン標準物質から校正曲線を得ておき、このコーティング材用表面調整剤中の共重合物の分子量分布と比較して、共重合物の重量平均分子量を求めた。その結果、このコーティング材用表面調整剤中の共重合物の重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、11.5であった。
合成例1中の滴下溶液を(а−2)に変更し、滴下温度を90℃に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で120000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、10.0であった。
合成例1中の滴下溶液を(а−3)に変更し、滴下温度を110℃に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で5000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、12.0であった。
合成例1中の滴下溶液を(а−4)に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、10.5であった。
合成例1中の滴下溶液を(а−5)に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、13.0であった。
合成例1中の滴下溶液を(а−6)に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、11.5であった。
合成例1中の滴下溶液を下記表2の(b−1)に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、11.0であった。
合成例1中の滴下溶液を下記表2の(b−2)に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、10.0であった。
合成例1中の滴下溶液を下記表2の(b−3)に変更し、滴下温度を120℃に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で2000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、12.0であった。
合成例1中の滴下溶液を下記表2の(b−4)に変更し、滴下温度を90℃に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で150000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、7.5であった。
合成例1中の滴下溶液を下記表2の(b−5)に変更し、滴下温度を110℃に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で5000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、16.5であった。
合成例1中の滴下溶液を下記表2の(b−6)に変更したこと以外は、合成例1と同様の方法で、コーティング材用表面調整剤を得た。このコーティング材用表面調整剤中の共重合物について合成例1と同様の方法により求めた重量平均分子量は、ポリスチレン換算で50000であった。また、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値は、12.0であった。
ウレタンアクリレートのUA−306I(共栄社化学株式会社の製品名)の100質量部と、メチルエチルケトンの40質量部と、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・ジャパン株式会社の製品名;イルガキュアはチバ・ジャパン株式会社の登録商標)の3質量部と、合成例1のコーティング材用表面調整剤の0.6質量部とを、ラボディスパーを用いて1000rpmで2分間混練し、紫外線硬化性コーティング材を調製した。このコーティング材をポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに塗装し、80℃で1分乾燥させた後、80W高圧水銀灯活性エネルギー照射装置(日本電池株式会社の製品)を用いて、600mJ/cm2の活性エネルギーを基材との距離10cmで照射し、硬化塗膜を得た。
実施例1中のコーティング材用表面調整剤を、合成例2〜6、比較合成例1〜6のコーティング材用表面調整剤に変更した以外は、実施例1と同様の方法で、実施例2〜6、及び比較例1〜6の紫外線硬化性コーティング材、及び塗膜を調製した。
相溶性試験は、実施例1〜6、比較例1〜6で得られた紫外線硬化性コーティング材の透過率を測定し、その透明性からコーティング材中での共重合物の相溶性を評価するというものである。分光測色計(ヘイズメーターCM−3600(コニカミノルタオプティクス株式会社製))で得られた透過率の結果が、添加剤なしの場合が100%と基準におき、それと比較して透過率が95%以上の場合を○、透過率が90〜95%の場合を△、透過率が90%未満の場合を×とする3段階で評価した。
密着性試験は、実施例1〜6、比較例1〜6で得られた紫外線硬化性コーティング材を、22番のバーコーターで塗装し、実施例1に記載した方法で硬化させ塗膜を得た。塗膜に切り込みを入れ、透明感圧付着テープを貼り付けてから引き剥がして、剥がれの程度を目視で確認することで密着性を評価した。塗膜が全て剥離した場合を○、一部でも塗膜が残った場合を△、剥離が全く起こらないものを×とする3段階で評価した。
Claims (9)
- 下記化学式(I)
CH2=C(R1)COO−(CmH2mO)n−R2 ・・・(I)
(式(I)中、R1は水素原子又はメチル基、R2は水素原子又は炭素数1〜22のアルキル基、mは2〜4の数、nは1〜100の数)で表されるエーテル基含有アルキル(メタ)アクリレートモノマー(A1)、N−ビニルラクタムモノマー(A2)、及び下記化学式(II)
CH2=C(R3)CO−N−R4R5 ・・・(II)
(式(II)中、R3は水素原子又はメチル基、R4は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R5は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基)で表される(メタ)アクリルアミドモノマー(A3)から選ばれる少なくとも何れかの親水性モノマー(A)と、
下記化学式(III)
CH2=C(R6)COO−R7 ・・・(III)
(式(III)中、R6は水素原子又はメチル基、R7は炭素数1〜30のアルキル基)で表されるアルキル(メタ)アクリレートモノマー(B)とが共重合しており、その重量平均分子量を3000〜400000とする共重合物を、含有していることを特徴とするコーティング材用表面調整剤。 - 前記共重合物が、前記親水性モノマー(A)の10〜80質量部と、前記アルキル(メタ)アクリレートモノマー(B)の20〜90質量部とを共重合していることを特徴とする請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤。
- 前記アルキル(メタ)アクリレートモノマー(B)のアルキルが、分岐鎖アルキル基であることを特徴とする請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤。
- 前記共重合物が、ヘキサントレランス法で求めた溶解性パラメーター値を8.0〜16.0とするものであることを特徴とする請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤。
- 請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤からなることを特徴とする剥離剤。
- 請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤からなることを特徴とする離型剤。
- 請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤からなることを特徴とするブロッキング防止剤。
- 請求項1に記載のコーティング材用表面調整剤と、コーティング成分とが、含まれていることを特徴とするコーティング材。
- 請求項8に記載のコーティング材が塗装されて乾燥又は硬化していることを特徴とする塗装膜。
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