JP2017014671A - かつらベース、及び、かつら - Google Patents

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Abstract

【課題】かつらベース及びかつらにおいて、簡単な構成でかつらの外観を自然にする。【解決手段】かつらベースは、毛髪が植毛されるかつらベースであって、第1の方向D1に延びる複数の第1の線状部11aと、第1の方向D1に交差する第2の方向D2に延びる複数の第2の線状部11bと、隣接する2つの第2の線状部11bに架け渡される複数の第3の線状部11cと、複数の第3の線状部11cと交差しないように、隣接する2つの第1の線状部11aに架け渡される複数の第4の線状部11dと、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、毛髪が植毛されるかつらベース、及びかつらに関する。
従来、毛髪が植毛されるかつらベースにおいて、多数の毛束が編み込まれた毛編糸によって構成されるものではあるが、かつらベースの周方向に延びる複数の毛編糸と、この周方向に延びる毛編糸の間をジグザグに架け渡される複数の毛編糸と、を備えることによって三角形状の網目を構成するかつらベースが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−93010号公報
しかしながら、上述のように三角形状の網目を構成するかつらベースは、隣接する2つの三角形状の網目が連続的に配列される。そのため、かつらベースに植毛される毛髪も規則的に配列されることになる。したがって、かつらの外観が不自然になる。
また、かつらベースの網目の配列を不規則にすると、それに伴いかつらベースの構成が複雑化する。
本発明の目的は、簡単な構成でかつらの外観を自然にすることができるかつらベース及びかつらを提供することである。
1つの観点では、かつらベースは、毛髪が植毛されるかつらベースであって、第1の方向に延びる複数の第1の線状部と、前記第1の方向に交差する第2の方向に延びる複数の第2の線状部と、隣接する2つの前記第2の線状部に架け渡される複数の第3の線状部と、前記複数の第3の線状部と交差しないように、隣接する2つの前記第1の線状部に架け渡される複数の第4の線状部と、を含む。
また、前記かつらベースにおいて、前記複数の第3の線状部は、前記第1の方向に延び、前記複数の第4の線状部は、前記第2の方向に延びるとよい。
また、前記かつらベースにおいて、前記複数の第3の線状部は、隣接する2つの前記第1の線状部と隣接する2つの前記第2の線状部とで囲まれた領域に単一の前記第3の線状部が位置するように配置され、前記複数の第4の線状部は、隣接する2つの前記第1の線状部と隣接する2つの前記第2の線状部とで囲まれた領域に単一の前記第4の線状部が位置するように配置されているとよい。
また、前記かつらベースにおいて、前記複数の第3の線状部と前記複数の第4の線状部とは、前記第1の方向に交互に且つ前記第2の方向に交互に配置されているとよい。
他の観点では、かつらは、前記かつらベースと、前記かつらベースに植毛された前記毛髪と、を備える。
本発明によれば、簡単な構成でかつらの外観を自然にすることができる。
本発明の一実施の形態に係るかつらを示す平面図である。 図1のA部拡大図である。
以下、本発明の一実施の形態に係るかつらベース及びかつらについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るかつら1を示す平面図である。
図1に示すかつら1は、かつらベース10と、毛髪20と、を備える。かつら1は、図1に示すようにかつら装着者の頭部の全体に配置される全頭かつらであってもよいし、かつら装着者の頭部の一部に配置される部分かつらであってもよい。
かつらベース10は、本体部11と、周縁部12と、分け目部13と、を有する。かつらベース本体部11には、毛髪20が植毛されている。毛髪20は、例えば人工毛髪であるが、加工人毛などの人工毛髪以外の毛髪であってもよい。なお、図1において、毛髪20は、本体部11、周縁部12、及び分け目部13のそれぞれに数本のみ図示するが、実際には、例えば密集するようにかつらベース10に植毛される。
周縁部12は、本体部11とは異なる部材から形成されているか、或いは、本体部11を折り返すことで形成されている。
分け目部13は、例えば、合成樹脂からなる人工皮膚により形成されている。また、分け目部13は、本体部11を刳り貫いた部分に配置されているか、或いは、本体部11上に重なるように配置されている。
なお、本実施の形態では、周縁部12及び分け目部13が設けられたかつらベース10を一例として説明しているが、かつらベース10としては、本体部11を有するものであればよい。
図2は、図1のA部拡大図である。このA部は、本体部11の一部である。
図2に示すように、本体部11は、複数の第1の線状部11aと、複数の第2の線状部11bと、複数の第3の線状部11cと、複数の第4の線状部11dと、を含む。これらの第1〜第4の線状部11a〜11dは、例えば、複数本の糸を撚り合わせた撚り糸であり、撚り糸の一部の糸に対して毛髪20が結び付けられる。撚り糸の他の一部の糸は、毛髪20が撚り糸に沿って移動するのを抑える。
複数の第1の線状部11aは、例えば、かつら1の前後方向(図1及び図2では上下方向)から45°傾いた第1の方向D1に延びる。また、複数の第1の線状部11aは、例えば一定間隔で本体部11の全体に亘って配列されている。
複数の第2の線状部11bは、第1の方向D1に直交(交差の一例)する第2の方向D2に延びる。この第2の方向D2は、例えば、かつら1の前後方向から第1の方向D1とは反対側に45°傾いた方向である。また、複数の第2の線状部11bは、例えば一定間隔で本体部11の全体に亘って配列されている。
なお、第1の方向D1及び第2の方向D2は、かつら1の前後方向から45°傾いた方向に限られず、例えば、第1の方向D1及び第2の方向D2のうち一方が、かつら1の前後方向と平行であってもよい。
複数の第3の線状部11cは、隣接する2つの第2の線状部11bに架け渡される。つまり、複数の第3の線状部11cの長さは、隣接する2つの第2の線状部11bの間隔と同一である。また、複数の第3の線状部11cは、例えば第1の方向D1に延びる。なお、複数の第3の線状部11cは、隣接する2つの第1の線状部11aと隣接する2つの第2の線状部11bとで囲まれた領域に単一の第3の線状部11cが位置するように配置されることが望ましい。但し、上記の領域に複数本の第3の線状部11cが位置していてもよい。
複数の第4の線状部11dは、複数の第3の線状部11cと交差しないように、隣接する2つの第1の線状部11aに架け渡される。つまり、複数の第4の線状部11dの長さは、隣接する2つの第1の線状部11aの間隔と同一である。ここで、複数の第4の線状部11dは、複数の第3の線状部11cと交差しない複数の第4の線状部11dを含めば、複数の第3の線状部11cと交差する第4の線状部11dを含んでいてもよい。また、複数の第4の線状部11dは、例えば第2の方向D2に延びる。なお、複数の第4の線状部11dは、隣接する2つの第2の線状部11aと隣接する2つの第2の線状部11bとで囲まれた領域に単一の第4の線状部11dが位置するように配置されることが望ましい。但し、上記の領域に複数本の第4の線状部11dが位置していてもよい。
複数の第3の線状部11cと複数の第4の線状部11dとは、図2に示すように第1の方向D1に交互に且つ第2の方向D2に交互に配置されていることが望ましい。
なお、第1〜第4の線状部11a〜11dは、それぞれが独立した部材でなくともよい。例えば、単一の線状の部材が、屈曲するように設けられることによって、第1〜第4の線状部11a〜11dのうちの2つ以上の全体又は一部を構成してもよい。
また、第1の線状部11aは、第4の線状部11dが架け渡されることによって、或いは、第2の線状部11bに交差する部分で第2の線状部11bと互いに固定されることによって、直線状を呈さなくなり得る。また、第2の線状部11bは、第3の線状部11cが架け渡されることによって、或いは、第1の線状部11aに交差する部分で第1の線状部11aと互いに固定されることによって、直線状を呈さなくなり得る。
そして、第1の線状部11aに第4の線状部11dが架け渡されることによって、或いは、第2の線状部11bに第3の線状部11cが架け渡されることによって、第1の線状部11aと第2の線状部11bと第3の線状部11c又は第4の線状部11dとによって構成される網目は、四角形状ではなく、ほぼ四角形状の五角形状になりうる。
以上説明した本実施の形態では、毛髪20が植毛されるかつらベース10、及び、このかつらベース10と毛髪20とを備えるかつら1は、第1の方向D1に延びる複数の第1の線状部11aと、第1の方向D1に交差する第2の方向D2に延びる複数の第2の線状部11bと、隣接する2つの第2の線状部11bに架け渡される複数の第3の線状部11cと、複数の第3の線状部11cと交差しないように、隣接する2つの第1の線状部11aに架け渡される複数の第4の線状部11dと、を含む。
そのため、一般的なネット状のかつらベースに設けられる互いに交差する第1の線状部11a及び第2の線状部11bに加えて、第3の線状部11c及び第4の線状部11dを付加するという簡単な構成によって、かつらベース10において、特定の形状の網目が連続的に配列されるのを防ぐことができる。これにより、第1〜第4の線状部11a〜11dに植毛される毛髪20が不規則に配列されるため、かつらの外観が不自然になるのを防ぐことができる。よって、本実施の形態によれば、簡単な構成でかつら1の外観を自然にすることができる。
また、本実施の形態では、複数の第3の線状部11cは、第1の方向D1に延び、複数の第4の線状部11dは、第2の方向D2に延びる。そのため、第3の線状部11cと第1の線状部11aとが平行になること、及び、第4の線状部11dと第2の線状部11bとが平行になることによって、第1〜第4の線状部11a〜11dに植毛される毛髪20の方向性がばらつくのを抑えることができる。したがって、かつら1の外観をより一層自然にすることができる。
また、本実施の形態では、複数の第3の線状部11cは、隣接する2つの第1の線状部11aと隣接する2つの第2の線状部11bとで囲まれた領域に単一の第3の線状部11cが位置するように配置されている。また、複数の第4の線状部11dは、隣接する2つの第1の線状部11aと隣接する2つの第2の線状部11bとで囲まれた領域に単一の第4の線状部11dが位置するように配置されている。そのため、隣接する2つの第1の線状部11aと隣接する2つの第2の線状部11bとで囲まれた領域において、複数の第3の線状部11c又は複数の第4の線状部11dが位置する場合よりも、第3の線状部11c又は第4の線状部11dに植毛される毛髪20が特定の部分に密集するのを防ぐことができる。したがって、かつら1の外観をより一層自然にすることができる。
また、本実施の形態では、複数の第3の線状部11cと複数の第4の線状部11dとは、第1の方向D1に交互に且つ第2の方向D2に交互に配置されている。そのため、第1の方向D1及び第2の方向D2において、第3の線状部11c又は第4の線状部11dが連続して配置される場合よりも、第3の線状部11c又は第4の線状部11dに植毛される毛髪20の位置をばらつかせることができる。したがって、かつら1の外観をより一層自然にすることができる。
1 かつら
10 かつらベース
11 本体部
11a 第1の線状部
11b 第2の線状部
11c 第3の線状部
11d 第4の線状部
12 周縁部
13 分け目部
20 毛髪

Claims (5)

  1. 毛髪が植毛されるかつらベースであって、
    第1の方向に延びる複数の第1の線状部と、
    前記第1の方向に交差する第2の方向に延びる複数の第2の線状部と、
    隣接する2つの前記第2の線状部に架け渡される複数の第3の線状部と、
    前記複数の第3の線状部と交差しないように、隣接する2つの前記第1の線状部に架け渡される複数の第4の線状部と、を含む、
    ことを特徴とするかつらベース。
  2. 前記複数の第3の線状部は、前記第1の方向に延び、
    前記複数の第4の線状部は、前記第2の方向に延びる、
    ことを特徴とする請求項1記載のかつらベース。
  3. 前記複数の第3の線状部は、隣接する2つの前記第1の線状部と隣接する2つの前記第2の線状部とで囲まれた領域に単一の前記第3の線状部が位置するように配置され、
    前記複数の第4の線状部は、隣接する2つの前記第1の線状部と隣接する2つの前記第2の線状部とで囲まれた領域に単一の前記第4の線状部が位置するように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のかつらベース。
  4. 前記複数の第3の線状部と前記複数の第4の線状部とは、前記第1の方向に交互に且つ前記第2の方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項3記載のかつらベース。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のかつらベースと、
    前記かつらベースに植毛された前記毛髪と、
    を備えることを特徴とするかつら。
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