JP2017016013A - コネクタ用ブーツ、コネクタおよびコネクタ付き光ファイバ心線 - Google Patents
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Abstract
Description
前記コネクタ本体の内部に挿入される先端部分は、前記挿通孔の側面が側方に開口している。
前記コネクタ本体の後端に開口するように形成された光ファイバ挿入口に装着される前記コネクタ用ブーツと、を備える。
前記コネクタと、を備え、
前記光ファイバ心線は前記コネクタ用ブーツの前記挿通孔に挿通され、前記複数のファイバ孔には、前記少なくとも1本以上の光ファイバ心線のいずれかに含まれる複数本の光ファイバが並列に挿入されている。
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。
本発明の実施形態に係るコネクタ用ブーツは、
(1) 複数本の光ファイバが並列に配列されて保持されるコネクタ本体の光ファイバ挿入口に、前記光ファイバを保護するように装着され、前記光ファイバの挿通孔を有するコネクタ用ブーツであって、
前記コネクタ本体の内部に挿入される先端部分は、前記挿通孔の側面が側方に開口している。
上記(1)のコネクタ用ブーツは、コネクタ本体の内部に挿入される先端部分において、挿通孔の側面が側方に開口している。すなわち、上記先端部分に、例えば配列される光ファイバの本数が多い場合に生じる肉厚が薄い側壁が無い。可撓性のある材料が必要なコネクタ用ブーツにおいて、製造が困難な肉厚が薄い部分を設けなくてもよいので、配列される光ファイバの本数が多いコネクタ本体に装着するコネクタ用ブーツであっても、樹脂成型により製造可能なコネクタ用ブーツを提供できる。
前記係止部の前方に、前記コネクタ本体に係止された際に前記コネクタ本体の内部に挿入される挿入部を有し、
前記係止部の後方に、前記コネクタ本体に係止された際に前記コネクタ本体の外部に露出される露出部を有し、
前記挿入部における前記光ファイバの配列方向の外幅は、前記露出部における前記光ファイバの配列方向の外幅より小さい。
上記(2)のコネクタ用ブーツは、挿入部における光ファイバの配列方向の外幅が、露出部における光ファイバの配列方向の外幅より小さいので、装着作業が容易であり、かつ、装着時にコネクタ本体に対して係止部によって確実に係止することができる。
上記(3)のコネクタ用ブーツは、挿入部の光ファイバの配列方向の外幅が、光ファイバの挿入方向の先端に向かって狭くなるようにテーパ形状になっているので、コネクタ本体への装着時の作業性がさらに良くなる。
上記(4)のコネクタ用ブーツは、露出部の側面に係止部に連続する凹部があるので、例えば光ファイバをコネクタ本体に固定するための接着剤をコネクタ本体内に充填する際に、コネクタ本体の後端へ接着剤が伝わっても、この凹部内に接着剤が留まる。これにより、コネクタ本体の後端面にガイドピン孔が設けられている場合でも、ガイドピン孔への接着剤の侵入を抑制することができる。
(5) 光ファイバが挿入される複数のファイバ孔が並列に形成されたコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の後端に開口するように形成された光ファイバ挿入口に装着される(1)から(4)の何れか一に記載のコネクタ用ブーツと、を備える。
上記(5)のコネクタは、配列される光ファイバの本数が多いコネクタ本体であっても樹脂成型により製造可能なコネクタ用ブーツを装着できる。また、例えばコネクタ本体内に接着剤を注入した場合、接着剤がコネクタ用ブーツの挿通孔の側方からコネクタ用ブーツ内に浸入する。これにより、光ファイバをコネクタ用ブーツと共にコネクタ本体内に固定することができるので、コネクタに接続された光ファイバの引っ張りに対する機械強度を強くすることができる。
(6) 少なくとも1本以上の光ファイバ心線と、
(5)に記載のコネクタと、を備え、
前記光ファイバ心線は前記コネクタ用ブーツの前記挿通孔に挿通され、前記複数のファイバ孔には、前記少なくとも1本以上の光ファイバ心線のいずれかに含まれる複数本の光ファイバが並列に挿入されている。
上記(6)のコネクタ付き光ファイバ心線は、配列される光ファイバの本数が多いコネクタ付き光ファイバ心線であっても樹脂成型により製造可能なコネクタ用ブーツを装着できる。また、上記(5)と同様に、光ファイバ心線の引っ張りに対する機械強度を強くすることができる。
上記(7)のコネクタ付き光ファイバ心線は、一列に少なくとも16個並列して設けられているファイバ孔を有する多心型のコネクタ本体に光ファイバが保持されている。このような多心型のコネクタ本体に対しても、樹脂成型により製造可能なコネクタ用ブーツを装着できる。また、上記(6)のコネクタ付き光ファイバ心線と同様に、光ファイバ心線の引っ張りに対する機械強度を強くすることができる。
本発明の実施形態に係るコネクタ用ブーツ、コネクタおよびコネクタ付き光ファイバ心線の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
コネクタ本体11は、光ファイバが挿入される複数のファイバ孔13と、ガイドピン孔14と、を有する多心のコネクタ(例えば、一列が16心配列のMTコネクタ)である。図1から図3に示す例では、ファイバ孔13の配列が二列になっている。また、コネクタ本体11は、その上面に接着剤注入用の窓15が開けられている。光ファイバを挿入した後に、窓15から接着剤を注入して硬化させることにより、光ファイバをコネクタ10内に固定することができる。
なお、ファイバ孔13には、光ファイバ(被覆が施されていないガラスファイバ)、或いは被覆が施された光ファイバ心線のいずれが挿入されてもよい。
本実施形態に係るコネクタ付き光ファイバ心線20は、図4に示すように、光ファイバテープ心線22と、コネクタ10と、を備える。
光ファイバテープ心線22は、例えば16心の光ファイバを並列させて一体化した光ファイバテープ心線であり、図4の例では、2本の光ファイバテープ心線22が、コネクタ用ブーツ1の挿通孔2にそれぞれ挿通されている。そして、コネクタ10内では、各光ファイバテープ心線22に含まれる16本の光ファイバは単心にばらされ、更に保護被覆を除去して露出した光ファイバ21とされている。計32本の光ファイバ21は、図1から図3で示したファイバ孔13にそれぞれ挿通されている。
そして、係止部3の前方(光ファイバの挿入方向の前方)に、コネクタ本体11に係止された際にコネクタ本体11の内部に挿入される挿入部4を有している。また、係止部3の後方(光ファイバの挿入方向の後方)に、コネクタ本体11に係止された際にコネクタ本体11の外部に露出される露出部5を有している。
このような構成により、コネクタ用ブーツ1の挿入部4を光ファイバ挿入口12に挿入すると、係止部3が光ファイバ挿入口12の端部に当接して係止される。
例えば前述のように、光ファイバを挿通させた後に窓15から接着剤が注入された場合、コネクタの光ファイバ挿入口12とコネクタ用ブーツ1との間に隙間があると、この隙間から溢れ出た接着剤がガイドピン孔14へ浸入してしまうおそれがある。ところが、係止部3に連続する凹部5aを設けることにより、溢れ出た接着剤が凹部5aに流れて留まり、ガイドピン孔14へ浸入することを抑制することができる。
また、ファイバ孔13が一列に少なくとも16個並列して設けられているコネクタ本体11を有するもの(例えば一列16心配列のMTコネクタの国際規格など)であっても以上の効果を奏することができる。なお、ファイバ孔13が16心配列であっても、その全てに光ファイバが挿入されなくてもよい。
2 挿通孔
3 係止部
4 挿入部
4a 開口部
4b 先端
4c 端部
5 露出部
5a 凹部
10 コネクタ
11 コネクタ本体
12 光ファイバ挿入口
13 ファイバ孔
14 ガイドピン孔
15 窓
20 コネクタ付き光ファイバ心線
21 光ファイバ
22 光ファイバテープ心線
Claims (7)
- 複数本の光ファイバが並列に配列されて保持されるコネクタ本体の光ファイバ挿入口に、前記光ファイバを保護するように装着され、前記光ファイバの挿通孔を有するコネクタ用ブーツであって、
前記コネクタ本体の内部に挿入される先端部分は、前記挿通孔の側面が側方に開口している、コネクタ用ブーツ。 - 前記コネクタ本体への装着時に前記光ファイバ挿入口の端部に係止される係止部を備え、
前記係止部の前方に、前記コネクタ本体に係止された際に前記コネクタ本体の内部に挿入される挿入部を有し、
前記係止部の後方に、前記コネクタ本体に係止された際に前記コネクタ本体の外部に露出される露出部を有し、
前記挿入部における前記光ファイバの配列方向の外幅は、前記露出部における前記光ファイバの配列方向の外幅より小さい、請求項1に記載のコネクタ用ブーツ。 - 前記挿入部は、前記光ファイバの配列方向の外幅が前記光ファイバの挿入方向の先端に向かって小さくなるように、テーパ形状に形成されている、請求項2に記載のコネクタ用ブーツ。
- 前記露出部は、前記光ファイバの配列方向の側面に、前記係止部に連続する凹部を有する、請求項2または請求項3に記載のコネクタ用ブーツ。
- 光ファイバが挿入される複数のファイバ孔が並列に形成されたコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の後端に開口するように形成された光ファイバ挿入口に装着される請求項1から請求項4の何れか一項に記載のコネクタ用ブーツと、を備えるコネクタ。 - 少なくとも1本以上の光ファイバ心線と、
請求項5に記載のコネクタと、を備え、
前記光ファイバ心線は前記コネクタ用ブーツの前記挿通孔に挿通され、前記複数のファイバ孔には、前記少なくとも1本以上の光ファイバ心線のいずれかに含まれる複数本の光ファイバが並列に挿入されている、コネクタ付き光ファイバ心線。 - 前記複数のファイバ孔は、一列に少なくとも16個設けられている、請求項6に記載のコネクタ付き光ファイバ心線。
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