JP2017017708A - 周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を用いる方法及びシステム - Google Patents

周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を用いる方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を用いる方法及びシステムを提供する。【解決手段】 周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を用いる方法及びシステムは、光スペクトルの帯域幅スライスに基づき、変調周波数を割り当てても良い。帯域幅スライスは、それぞれユニークな変調周波数に関連付けられる、等しいスペクトル帯域を有しても良い。帯域幅スライスと揃っている光キャリアは、該帯域幅スライスに割り当てられる変調周波数を用いて変調されても良い。さらに、帯域幅スライスは、伝送中の周波数ドリフトからのような、受信されるときの光キャリアの最大周波数エラーを決定するために使用されても良い。【選択図】 図11

Description

本開示は、概して、光通信ネットワークに関し、より詳細には、周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を用いる方法及びシステムに関する。
電気通信システム、ケーブルテレビシステム、データ通信ネットワークは、光ネットワークを用いて、遠隔地点間で大量の情報を迅速に伝達する。光ネットワークでは、情報は、光ファイバを通じて光信号の形式で伝達され得る。光ネットワークは、増幅器、分散補償器、マルチプレクサ/デマルチプレクサフィルタ、波長選択スイッチ、カプラ、等のような、ネットワーク内で種々の動作を実行する種々のネットワークノードを有しても良い。
光スーパーチャネルは、チャネル毎に400Gb/s及び1Tb/sのデータレートでの信号の送信のための新たなソリューションであり、将来のより高いデータレートも期待できる。標準的なスーパーチャネルは、単一波長チャネルを形成するよう周波数多重化されるサブキャリアのセットを有する。次に、スーパーチャネルは、ネットワークエンドポイントに渡る単一チャネルとして、光ネットワークを通じて伝送され得る。スーパーチャネルの中のサブキャリアは、高いスペクトル効率を達成するためにしっかりパックされる。
一態様では、開示の方法は、周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を使用するためのものである。前記方法は、光帯域を帯域幅スライスに分割するステップであって、前記帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有する、ステップと、前記帯域幅スライスの各々に、前記帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数を割り当てるステップと、を有しても良い。前記方法は、第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に、前記スペクトル位置に揃えられる第1の光キャリアを割り当てるステップを有しても良い。前記方法は、光トランスポートネットワークに渡り前記第1の光キャリアを送信するステップであって、第1の変調周波数を用いて前記第1の光キャリアを変調することを含む、ステップも有しても良い。前記方法において、前記第1の光キャリアは、前記光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれても良い。前記方法は、前記光トランスポートネットワークから、送信された前記光キャリアを受信するステップと、フィルタ済み信号を生成するために、周期的コムフィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り、前記周期的コムフィルタを用いて前記光キャリアを走査するステップと、を更に有しても良い。前記方法において、前記自由光スペクトル範囲Wfsは、K個の光キャリアに対応しても良く、Kは2以上であっても良い。前記方法は、前記第1の変調周波数について前記自由スペクトル範囲の中のパワースペクトルを生成するために、前記フィルタ済み信号を復調するステップを更に有しても良い。前記第1の変調周波数の前記第1の帯域幅スライス及び前記パワースペクトルに基づき、受信した前記第1の光キャリアの第1の中心光周波数fを識別するステップ、を更に有しても良い。
前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、前記方法は、第2の中心光周波数fn’を計算するステップと、fn’に基づき、第2のキャリア周波数エラーを計算するステップと、を有しても良い。前記第2のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、前記方法は、fn’は前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定するステップ、を有しても良い。
前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、前記方法は、第3の中心光周波数fn’’を計算するステップと、fn’’に基づき、第3のキャリア周波数エラーを計算するステップと、を有しても良い。前記第3のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、前記方法は、fn’’は前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定するステップ、を有しても良い。
前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、キャリア周波数fのキャリア周波数エラーは、fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最大周波数との間の差の絶対値、fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最小周波数との間の差の絶対値、のうちの少なくとも1つを用いて計算されても良い。
前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の光キャリアは、周波数変調(FM)を用いて変調されても良く、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極小であっても良い。前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の光キャリアは、振幅変調(AM)を用いて変調されても良く、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極大であっても良い。
前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記フィルタ済み信号を復調するステップは、デジタル信号プロセッサを用いて少なくとも前記第1の変調周波数を検出するステップ、を有しても良い。前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記フィルタ済み信号を復調するステップは、前記第1の変調周波数が前記フィルタ済み信号から検出されないとき、前記第1の光キャリアは受信した前記光キャリアに含まれないことを決定するステップ、を有しても良い。前記方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記光キャリアは、スーパーチャネルのサブキャリアであっても良く、前記自由光スペクトル範囲Wfsは少なくとも1つの最大光キャリア帯域幅に対応しても良い。
別の一態様では、開示の光トランスポートネットワークは、周期的光フィルタリングによる光チャネル監視のために変調周波数を使用するためのものである。当該光トランスポートネットワークは、制御システムと、送信機と、光チャネルモニタと、を有しても良い。前記光トランスポートネットワークでは、前記制御システムは、光帯域を帯域幅スライスに分割し、前記帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有し、前記帯域幅スライスの各々に、前記帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数を割り当てる、ことが可能であっても良い。前記光トランスポートネットワークでは、前記制御システムは、さらに、第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に、前記スペクトル位置に揃えられる第1の光キャリアを割り当てても良い。前記光トランスポートネットワークでは、前記送信機は、前記光トランスポートネットワークに渡り前記第1の光キャリアを送信し、第1の変調周波数を用いて前記第1の光キャリアを変調することを含んでも良い。前記光トランスポートネットワークにおいて、前記第1の光キャリアは、前記光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれても良い。光トランスポートネットワークでは、前記光チャネルモニタは、前記光トランスポートネットワークの少なくとも一部に渡り送信される前記光キャリアを受信し、フィルタ済み信号を生成するために、周期的光フィルタを用いて、前記周期的光フィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り前記光キャリアを走査しても良い。前記光トランスポートネットワークにおいて、前記自由光スペクトル範囲Wfsは、K個の光キャリアに対応しても良く、Kは2以上であっても良い。前記光トランスポートネットワークでは、前記光チャネルモニタは、さらに、前記第1の変調周波数について前記自由スペクトル範囲の中のパワースペクトルを生成するために、前記フィルタ済み信号を復調しても良い。前記光トランスポートネットワークにおいて、前記第1の変調周波数の前記第1の帯域幅スライス及び前記パワースペクトルに基づき、前記光チャネルモニタは、受信した前記第1の光キャリアの第1の中心光周波数fを識別しても良い。
前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、前記光チャネルモニタは、第2の中心光周波数fn’を計算し、fn’に基づき、第2のキャリア周波数エラーを計算しても良い。前記第2のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、前記光チャネルモニタは、fn’’は前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定しても良い。
前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、前記光チャネルモニタは、第3の中心光周波数fn’’を計算し、fn’’に基づき、第3のキャリア周波数エラーを計算しても良い。前記第3のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、前記光チャネルモニタは、fn’’は前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定しても良い。
前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、キャリア周波数fのキャリア周波数エラーは、fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最大周波数との間の差の絶対値、fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最小周波数との間の差の絶対値、のうちの少なくとも1つを用いて計算されても良い。
前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の光キャリアは、周波数変調(FM)を用いて変調されても良く、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極小であっても良い。前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記第1の光キャリアは、振幅変調(AM)を用いて変調されても良く、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極大であっても良い。
前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記光チャネルモニタが前記フィルタ済み信号を復調することは、デジタル信号プロセッサを用いて少なくとも前記第1の変調周波数を検出することを有しても良い。
前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記光チャネルモニタが前記フィルタ済み信号を復調することは、前記第1の変調周波数が前記フィルタ済み信号から検出されないとき、前記第1の光キャリアは受信した前記光キャリアに含まれないことを決定することを有しても良い。前記光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、前記光キャリアは、スーパーチャネルのサブキャリアであっても良く、前記自由光スペクトル範囲Wfsは少なくとも1つの最大光キャリア帯域幅に対応しても良い。
本発明並びにその特徴及び利点のより完全な理解のため、添付の図と共に以下の説明を参照する。
スーパーチャネルサブキャリア監視のための光トランスポートネットワークの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 スーパーチャネルパワースペクトルの一実施形態の選択された要素を示す。 FMトーン変調の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトルである。 AMトーン変調の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトルである。 FMトーン変調によるサブキャリア監視の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトルである。 AMトーン変調によるサブキャリア監視の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトルである。 FMトーン変調によるサブキャリア監視の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトルである。 AMトーン変調によるサブキャリア監視の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトルである。 FMトーン変調によるスーパーチャネルサブキャリア監視のための変調及び検出の一実施形態の選択された要素のブロック図である。 AMトーン変調によるスーパーチャネルサブキャリア監視のための変調及び検出の一実施形態の選択された要素のブロック図である。 スーパーチャネルサブキャリア監視のための光制御プレーンシステムの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 トーン変調された光信号を識別する周期的光フィルタリングの一実施形態の選択された要素のパワースペクトル及び伝送(transmittance)スペクトルである。 周期的光フィルタリングを用いるトーン変調及び検出の一実施形態の選択された要素のブロック図である。 光スペクトルの一実施形態の選択された要素の図である。 変調周波数を用いる方法の一実施形態の選択された要素のフローチャートである。
以下の説明では、開示の主題の議論を容易にするために例として詳細事項が説明される。しかしながら、当業者には、開示の実施形態が例示であること及び全ての可能な実施形態を網羅するものではないことが明らかである。
ここで用いられるように、ハイフンで結んだ形式の参照符号は、1つの要素の特定のインスタンスを表し、ハイフンを有しない形式の参照符号は、集合的又は総称的要素を表す。したがって、例えば、ウィジェット「72−1」は、ウィジェットクラスのインスタンスを表し、ウィジェット「72」として集合的に言及されても良く、それらのうちの任意のものがウィジェット「72」として一般的に言及されても良い。
図を参照すると、図1は、光通信システムを表し得る光トランスポートネットワーク(OTN)101の例示的な実施形態を示す。光トランスポートネットワーク101は、光トランスポートネットワーク101のコンポーネントにより通信される1又は複数の光信号を運ぶために、1又は複数の光ファイバ106を有する。光トランスポートネットワーク101のネットワーク要素は、ファイバ106により互いに結合され、1又は複数の送信機(Tx)102、1又は複数のマルチプレクサ(MUX)104、1又は複数の光増幅器108、1又は複数の光アド/ドロップマルチプレクサ(optical add/drop multiplexer:OADM)110、及び1又は複数のデマルチプレクサ(DEMUX)105、及び1又は複数の受信機(Rx)112を有しても良い。
光トランスポートネットワーク101は、端末ノードを有するポイントツーポイント型光ネットワーク、リング型光ネットワーク、メッシュ型光ネットワーク、又は任意の他の適切な光ネットワーク若しくは光ネットワークの組合せを有しても良い。光トランスポートネットワーク101は、短距離都市域ネットワーク、長距離都市間ネットワーク、又は任意の他の適切なネットワーク若しくはネットワークの組合せの中で用いられても良い。光トランスポートネットワーク101の容量は、例えば、100Gbit/s、400Gbit/s、又は1Tbit/sを有しても良い。光ファイバ106は、非常に低損失で長距離に渡り信号を伝達可能なガラスの細い紐を有しても良い。光ファイバ106は、光伝送のために種々の異なるファイバから選択される適切な種類のファイバを有しても良い。光ファイバ106は、標準的なSMF(Single−Mode Fiber)、E−LEAF(Enhanced Large Effective Area Fiber)、又はTW−RS(TrueWave(登録商標)Reduced Slope)ファイバのような任意の適切な種類のファイバを有しても良い。
光トランスポートネットワーク101は、光ファイバ106を介して光信号を送信する装置を有しても良い。情報は、波長に関する情報を符号化するために1又は複数の光の波長の変調により、光トランスポートネットワーク101を通じて送信及び受信されても良い。光ネットワークでは、光の波長は、光信号に含まれる「チャネル」とも称されても良い。各チャネルは、光トランスポートネットワーク101を通じて特定量の情報を伝達しても良い。
光トランスポートネットワーク101の情報容量及び伝送能力を増大するために、複数のチャネルで送信される複数の信号は、単一の広帯域光信号に結合されても良い。複数のチャネルで情報を通信するプロセスは、光学的にWDM(wavelength division multiplexing)として言及される。CWDM(Coarse wavelength division multiplexing)は、通常20nmより大きく16個の波長より少ない、少ないチャネル数を有する広く間隔の開けられた波長の、1本のファイバへの多重化を表す。また、DWDM(dense wavelength division multiplexing)は、通常0.8nmより狭い間隔で40個より多い、多くのチャネル数を有する密な間隔の波長の、1本のファイバへの多重化を表す。WDM又は他の複数波長多重送信技術は、光ファイバ当たりの集約帯域幅を増大するために、光ネットワークで用いられる。WDM無しでは、光ネットワークにおける帯域幅は、たった1波長のビットレートに制限され得る。より大きな帯域幅により、光ネットワークは、より多くの情報を送信できる。光トランスポートネットワーク101は、WDM又は何らかの他の適切な多チャネル多重化技術を用いて異なるチャネルを送信し、多チャネル信号を増幅しても良い。
近年、DWDMにおける進歩は、複数の光キャリアを結合して所望の容量の合成光信号を生成することを可能にした。複数キャリア光信号のこのような一例は、100Gb/s以上の伝送レートを達成できる高スペクトル効率(spectral efficiency:SE)の一例であるスーパーチャネルである。したがって、スーパーチャネルでは、サブキャリアは、従来のDWDMより密にパックされ少ない光スペクトルしか消費しない。スーパーチャネルの別の目立った特徴は、スーパーチャネルの中のサブキャリアが、単一エンティティとして、同じ送信元から同じ宛先へ伝搬し、通常、伝送中に伝統的なOADMを用いて追加又は除去されないことである。幾つかの実施形態では、スーパーチャネルの中のサブキャリアは、WSS(wavelength selective switch)を用いてアッド及びドロップされても良い。光ネットワークにおいて高スペクトル効率(SE)を達成する技術は、100Gb/s以上のデータレートでのLong−haul伝送のためにDP−QPSK(dual−polarization quadrature phase−shift keying)を用いて変調されたスーパーチャネルを含み得る。特定の実施形態では、N−WDM(Nyquist wavelength−division multiplexing)がスーパーチャネルで用いられても良い。N−WDMでは、ほぼ長方形スペクトルを有する光パルスは、ボード(Baud)レートに近付く帯域幅を有する周波数ドメインで一緒にパッキングされる(図2も参照)。
光トランスポートネットワーク101は、特定の波長又はチャネルで、光トランスポートネットワーク101を通じて光信号を送信する1又は複数の光送信機(Tx)102を有しても良い。送信機102は、電気信号を光信号に変換し該光信号を送信するシステム、機器、又は装置を有しても良い。例えば、送信機102は、それぞれ、レーザと、電気信号を受信し該電気信号に含まれる情報を特定の波長でレーザにより生成される光のビームに変調し光トランスポートネットワークを通じて信号を伝達するビームを送信する変調器と、を有しても良い。
マルチプレクサ104は、送信機102に結合されても良く、送信機102により、例えばそれぞれ個々の波長で送信される信号を、WDM信号に結合するシステム、機器又は装置であっても良い。
光増幅器108は、光トランスポートネットワーク101の中の多チャネル信号を増幅しても良い。光増幅器108は、特定長のファイバ106の前及び/又は後に置かれても良い。これは、「インライン増幅」と呼ばれる。光増幅器108は、光信号を増幅するシステム、機器又は装置を有しても良い。例えば、光増幅器108は、光信号を増幅する光リピータを有しても良い。この増幅は、光−電気又は電気−光変換により実行されても良い。幾つかの実施形態では、光増幅器108は、希土類元素をドープされた光ファイバを有し、ドープ光ファイバ増幅素子を形成しても良い。信号がファイバを通過するとき、外部エネルギがポンプ信号の形式で印可され、光ファイバのドープされた部分の原子を励起し、光信号の強度を増大する。一例として、光増幅器108は、エルビウムドープファイバ増幅器(erbium−doped fiber amplifier:EDFA)を有しても良い。しかしながら、半導体光増幅器(semiconductor optical amplifier:SOA)のような他の適切な増幅器が用いられても良い。
OADM110は、ファイバ106を介して光トランスポートネットワーク101に結合されても良い。OADM110は、ファイバ106から光信号を(つまり、個々の波長で)アッド又はドロップするシステム、機器又は装置を有しても良いアッド/ドロップモジュールを有しても良い。OADM110を通過した後に、光信号は、ファイバ106に沿って宛先へと直接進んでも良く、或いは、信号は、宛先に達する前に、1又は複数の追加OADM110及び/又は光増幅器108を通過しても良い。このように、OADM110は、異なるリング及び異なる直線的スパンのような、異なる光トランスポートネットワークトポロジを一緒に接続することを可能にできる。
光トランスポートネットワーク101の特定の実施形態では、OADM110は、WDM信号の個々の又は複数の波長をアッド又はドロップできるROADM(reconfigurable OADM)を表しても良い。個々の又は複数の波長は、例えば、ROADMに含まれ得るWSS(wavelength selective switch)(図示しない)を用いて光ドメインの中でアッド又はドロップされても良い。
多くの既存の光ネットワークは、OADMの従来の実装及びデマルチプレクサ105の従来の実装と互換性のある、固定グリッド間隔としても知られるITU(International Telecommunications Union)標準波長グリッドに従い50ギガヘルツ(GHz)のチャネル間隔を有し、10ギガビット毎秒(Gbps)又は40Gbps信号レートで動作する。しかしながら、データレートが100Gbpsを超えて増大すると、このような高データレート信号のより広いスペクトル要件は、益々チャネル間隔を増大することを要求する場合が多い。異なるレートの信号をサポートする伝統的な固定グリッドネットワークシステムでは、ネットワークシステム全体は、標準的に、最高レート信号に対応できる最も粗いチャネル間隔(100GHz、200GHz、等)で運用されなければならない。これは、低いレート信号及び低い全体的スペクトル利用に対して過度に準備されたチャネルスペクトルをもたらす場合がある。
したがって、特定の実施形態では、光トランスポートネットワーク101は、チャネル毎に特定の周波数スロットを指定可能な柔軟なグリッド光ネットワーキングと互換性のあるコンポーネントを利用しても良い。例えば、WDM送信の各々の波長のチャネルは、少なくとも1つの周波数スロットを使用して割り当てられても良い。したがって、1つの周波数スロットは、シンボルレートの低い波長チャネルに割り当てられ、一方で、複数の周波数スロットは、シンボルレートの高い波長チャネルに割り当てられても良い。したがって、光トランスポートネットワーク101では、ROADM110は、光ドメインでアッド又はドロップされるべきデータチャネルを運ぶ、WDM、DWDM、又はスーパーチャネル信号の個々の又は複数の波長をアッド又はドロップすることが可能であっても良い。特定の実施形態では、ROADM110は、WSS(wavelength selective switch)を含み又はそれに結合されても良い。
図1に示すように、光トランスポートネットワーク101は、ネットワーク101の1又は複数の宛先に、1又は複数のデマルチプレクサ105を有しても良い。デマルチプレクサ105は、単一の合成WDM信号をそれぞれの波長において個々のチャネルに分離することによりデマルチプレクサとして動作するシステム、機器又は装置を有しても良い。例えば、光トランスポートネットワーク101は、40チャネルDWDM信号を伝送しても良い。デマルチプレクサ105は、40個の異なるチャネルに従って、信号、40チャネルDWDM信号を40個の別個の信号に分割しても良い。理解されるように、種々の実施形態において、光トランスポートネットワーク101の中で、異なる数のチャネル又はサブキャリアが送信され逆多重化されても良い。
図1で、光トランスポートネットワーク101は、デマルチプレクサ105に結合される受信機112も有しても良い。各受信機112は、特定の波長又はチャネルで送信される光信号を受信し、該光信号をそれらが含む情報(データ)を得る(復調する)ために処理しても良い。したがって、ネットワーク101は、ネットワークの各チャネル毎に少なくとも1つの受信機112を有しても良い。
図1の光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークは、光ファイバを介して光信号の中で情報を伝達するために、変調技術を用いても良い。このような変調方式は、変調技術の他の例の中でも特に、PSK(phase−shift keying)、FSK(frequency−shift keying)、ASK(amplitude−shift keying)、及びQAM(quadrature amplitude modulation)を有しても良い。PSKでは、光信号により伝達される情報は、搬送波又は単にキャリアとしても知られる参照信号の位相を変調することにより変換されても良い。情報は、2レベル又はBPSK(binary phase−shift keying)、4レベル又はQPSK(quadrature phase−shift keying)、M−PSK(multi−level phase−shift keying)及びDPSK(differential phase−shift keying)を用いて信号自体の位相を変調することにより変換されても良い。QAMでは、光信号により運ばれる情報は、搬送波の振幅と位相の両方を変調することにより伝達されても良い。PSKは、QAMの一部であると考えられる。ここで、搬送波の振幅は、一定に維持される。
PSK及びQAM信号は、コンステレーション図上で実数軸及び虚数軸を有する複素平面を用いて表現できる。情報を運ぶシンボルを表すコンステレーション図上の点は、図の原点の周りに均一な角度で間隔を空けて位置付けられる。PSK及びQAMを用いて変調されるべきシンボルの数は増大し、したがって伝達できる情報が増加し得る。信号の数は、2の倍数で与えられ得る。追加シンボルが追加されると、それらは、元のシンボルの周りに均一に配置され得る。PSK信号は、コンステレーション図の上に円に配置される。これは、PSK信号が全てのシンボルに対して一定のパワーを有することを意味する。QAM信号は、PSK信号と同じ角度構成だが、異なる振幅構成を有しても良い。QAM信号は、複数の円の周りに配置されるシンボルを有しても良い。これは、QAM信号が異なるシンボルに対して異なるパワーを有することを意味する。この構成は、シンボルが可能な限り離されるとき、ノイズのリスクを低減し得る。したがって、シンボル数「m」が用いられ、「m−PSK」又は「m−QAM」と表す。
異なるシンボル数を有するPSK及びQAMの例は、コンステレーション図の上で0度及び180度(又は0及びπラジアン)の2つの位相を用いるBPSK(binary PSK又は2−PSK)、又は0度、90度、180度及び270度(又は0、π/2、π及び3π/2ラジアン)の4つの位相を用いるQPSK(quadrature PSK、4−PSK又は4−QAM)を含み得る。このような信号に含まれる位相は、オフセットされても良い。2−PSK及び4−PSK信号の各々は、コンステレーション図の上に配置され得る。特定のm−PSK信号は、DP−QPSK(dual−polarization QPSK)のような技術を用いて更に偏波されても良い。ここで、別個のm−PSK信号は、信号を直交偏波することにより多重化される。また、m−QAM信号は、DP−16−QAM(dual−polarization 16−QAM)のような技術を用いて偏波されても良い。ここで、別個のm−QAM信号は、信号を直交偏波することにより多重化される。
さらに、PDM(polarization division multiplexing)技術は、情報伝送のためにより大きなビットレートを達成可能にする。PDM伝送は、チャネルに関連付けられた光信号の種々の偏波成分への情報の変調を有する。光信号の偏波は、通常、光信号の振動方向を表し得る。用語「偏波」は、通常、光信号の伝搬方向に垂直な、空間内のある点における光信号の電場ベクトルの先端により追跡される経路を表し得る。
特定の実施形態では、光トランスポートネットワーク101は、スーパーチャネルを送信しても良い。スーパーチャネルの中では、複数のサブキャリア信号(又はサブチャネル若しくはチャネル)が、固定帯域幅に密にパックされ、400Gb/s、1Tb/s、又はそれより高いような非常に高いデータレートで送信されても良い。さらに、スーパーチャネルは、例えば数百キロメートルのような非常に長い距離に及ぶ送信に良好に適し得る。標準的なスーパーチャネルは、光トランスポートネットワーク101を通じて1つのエンティティとして送信される単一チャネルを形成するために周波数多重化されたサブキャリアのセットを有しても良い。スーパーチャネルの中のサブキャリアは、高いスペクトル効率を達成するためにしっかりパックされても良い。
図1の光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークでは、管理プレーン、制御プレーン、及びトランスポートプレーン(物理層と呼ばれることが多い)を言及することが通常である。中央管理ホスト(図示しない)は、管理プレーンに存在しても良く、制御プレーンのコンポーネントを構成し管理しても良い。管理プレーンは、トランスポートプレーン及び制御プレーンのエンティティ(例えば、ネットワーク要素)全てに渡る最終的な制御を有する。一例として、管理プレーンは、1又は複数の処理リソース、データ記憶コンポーネント、等を含む中央処理センタ(例えば、中央管理ホスト)を有しても良い。管理プレーンは、制御プレーンの要素と電気的に通信しても良く、トランスポートプレーンの1又は複数のネットワーク要素と電気的に通信しても良い。管理プレーンは、システム全体の管理機能を実行し、ネットワーク要素、制御プレーン及びトランスポートプレーンの間の調整を提供しても良い。例として、管理プレーンは、要素の観点から1又は複数のネットワーク要素を取り扱うEMS(element management system)、ネットワークの観点から多くの装置を取り扱うNMS(network management system)、又はネットワーク全体の動作を取り扱うOSS(operational support system)を有しても良い。
本開示の範囲から逸脱することなく、光トランスポートネットワーク101に対し変更、追加又は省略が行われても良い。例えば、光トランスポートネットワーク101は、図1に示すものより多くの又は少ない要素を有しても良い。また、上述のように、ポイントツーポイントネットワークとして図示されたが、光トランスポートネットワーク101は、リング、メッシュ、又は階層構造のネットワークトポロジのような光信号を送信する任意の適切なネットワークトポロジを有しても良い。
動作中、光トランスポートネットワーク101は、スーパーチャネルを送信するために使用されても良い。スーパーチャネルの中では、複数のサブキャリア信号が、固定帯域幅の帯域に密にパックされ、400Gb/s、1Tb/s、又はそれより高いような非常に高いデータレートで送信されても良い。さらに、スーパーチャネルは、例えば数百キロメートルのような非常に長い距離に及ぶ送信に良好に適し得る。標準的なスーパーチャネルは、ネットワーク全体を通じて1つのエンティティとして送信される単一チャネルを形成するために周波数多重化されたサブキャリアのセットを有しても良い。スーパーチャネルの中のサブキャリアは、高いスペクトル効率を達成するためにしっかりパックされる。スーパーチャネルの中の近隣のサブキャリア同士の線形クロストークを最小限に抑えるために、ナイキストフィルタリングが送信機において適用され、サブキャリア周波数帯を成形しても良い(図2も参照)。
上述のように、光スーパーチャネルは、チャネル毎に400Gb/s及び1Tb/sのデータレート、並びに更に高いデータレートで信号を送信する有望なソリューションを提示し得る。しかしながら、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアにより送信される光パワーは、変動することがある。これは望ましくない。スーパーチャネルによる種々の送信経験は、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアが近隣のサブキャリアとの異なる量の線形及び非線形相互作用を経験することがあり、その結果、異なる受信OSNR(optical signal−to−noise ratio)ペナルティを生じることを明らかにしている。例えば、中央サブキャリアは、端にあるサブキャリアと比べて、より大きな非線形相互作用に苦しみ得る。さらに、サブキャリアが1又は複数のROADMノードを通じて送信されるときに生じ得るPBN(passband narrowing)は、エッジサブキャリアにおいてパワー変動を導入し得る。さらに、送信機102において使用されるレーザ光源は、離調し、サブキャリア波長のパワー又はスペクトル変動に寄与し得る。また、スーパーチャネルに渡るパワーは、サブキャリアが失われるとき、変化し得る。
標準的に、OCM(optical channel monitor)は、スーパーチャネルのOSNRを測定するために使用される。しかしながら、OCMにより各々の個別のサブキャリアを検出することは困難な場合がある。例えば、特にナイキストフィルタリングが適用されているとき、スーパーチャネルの中のサブキャリアの密な空間的パッキングのために、OCMを用いて各々のサブキャリアの中心周波数を決定することは困難であり得る。さらに、サブキャリアが送信中にドロップされているか又は障害になったか、又は波長のスペクトル変動が生じているか否かを識別すること、或いは、これら2つの場合を区別することは、確実に困難であり得る。
以下に詳述するように、スーパーチャネルの中の個々のサブキャリアのパワー及びスペクトル監視のための様々な技術が開示されている。本願明細書に開示するスーパーチャネルサブキャリア監視技術は、スペクトル領域において個々のサブキャリアの精細且つ正確な検出を可能にできる。本願明細書に開示するスーパーチャネルサブキャリア監視技術は、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアのエッジ周波数の直接的測定を可能にできる。本願明細書に開示するスーパーチャネルサブキャリア監視技術は、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアの中心周波数の決定を可能にできる。本願明細書に開示するスーパーチャネルサブキャリア監視技術は、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアの中心周波数における光パワーの監視を可能にできる。本願明細書に開示するスーパーチャネルサブキャリア監視技術は、PBNにより引き起こされるような、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアのスペクトル狭窄化の監視を可能にできる。
1つの技術では、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアは、無線周波数(RF)範囲におけるような、ユニークな周波数を有する周波数変調(FM)トーンを割り当てられても良い。ユニークなFMトーン周波数は、次に、光送信機を用いて各々のサブキャリアに変調されても良い。FMトーンは、各々のサブキャリアにより送信されるデータペイロードを表す光信号と共に重畳されても良い。次に、光サブキャリアモニタは、FMトーンを精細に且つ正確に検出するために使用されても良い。これにより、以下に詳述するように、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアの監視を可能にする。
別の技術では、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアは、キロヘルツ(kHz)周波数範囲の又はそれより大きいようなユニークな周波数を有する振幅変調(AM)トーンを割り当てられても良い。ユニークなAMトーン周波数は、次に、光送信機を用いて各々のサブキャリアに変調されても良い。AMトーンは、各々のサブキャリアにより送信されるデータペイロードを表す光信号と共に重畳されても良い。次に、光サブキャリアモニタは、AMトーンを精細に且つ正確に検出するために使用されても良い。これにより、以下に詳述するように、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアの監視を可能にする。
幾つかの実施形態では、スーパーチャネルサブキャリア監視のために、FMトーン及びAMトーンの様々な組合せが用いられても良い。
図2を参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、5個のサブキャリアを示すスーパーチャネルパワースペクトル200として示される。スーパーチャネルパワースペクトル200のために使用されるデータは実際に測定された値ではないが、図示のパワースペクトルは、実際のスーパーチャネルの特徴であり得る。スーパーチャネルパワースペクトル200では、サブキャリアは、それぞれ、200Gb/s DP−16−QAM信号で変調されても良い。さらに、各々のサブキャリア帯域は、0.15のロールオフ(roll−off)係数を用いるルートレイズドコサイン方法を用いて、送信機において電気的ナイキストパルス成形を施されている。図2に示すように、BSCは、固定スーパーチャネル伝送帯域を表し、Δfは、サブキャリア周波数間隔を表す。特定の実施形態では、サブキャリア周波数間隔Δfは、35GHzであり、それぞれサブキャリア帯域に対応する各々の中心周波数f、f、f、f、fの間で均一であっても良い。サブキャリア周波数間隔Δfは、隣接サブキャリア間の有意な線形クロストークを防ぐために十分広くなるよう選択されても良い。各々のサブキャリアの光信号は、光カプラを用いて多重化され、例えば1Tb/sの集約データレートを有する固定伝送帯域BSCの中の単一のスーパーチャネルを形成しても良い。留意すべきことに、固定スーパーチャネル伝送帯域BSC、サブキャリア周波数間隔Δf、及び全体集約データレートの異なる値は、スーパーチャネルパワースペクトル200をもたらし得る。図2には、一定パワーレベルPSCも示される。PSCは、5個のサブキャリア帯域の各々と実質的に類似の又は等しいスーパーチャネルのパワーレベルである。したがって、PSCは、サブキャリア帯域の各々の平均パワーレベルに対応し得る。
標準的なDWDMネットワークでは、システム性能は、各々の波長チャネルの波長グリッドへの割り当てに依存し得ることが知られている。したがって、長い波長チャネルは、短い波長チャネルに比べて、少ない非線形機能障害にしか遭わない。スーパーチャネルに基づくWDMシステムの例では、伝送帯域BSCに渡るサブキャリアエラーレートの波長依存性に加えて、個々のサブキャリアエラーレート(又は受信機におけるOSNR)のスーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル割り当てへの依存性が、(クロストークのような)非線形機能障害の形で観察されている。線形クロストークは、2つの隣接サブキャリア帯域の間(サブキャリア間)で観察され、隣接サブキャリア帯域の周波数ドメインにおける重なり合いの程度又は範囲に依存し得る。ナイキストパルス成形の使用は、図2に示すように、少なくとも部分的には、周波数ドメインにおいて互いに実質的に重なり合わないナイキスト成形サブキャリア帯域(スペクトルパルス)のほぼ垂直なエッジにより、隣接サブキャリア間の最小レベルの線形クロストークを維持する効果的な手段を提示し得る。非線形クロストークも、観察され、光ファイバ伝送中に非線形相互作用から生じ得る。非線形相互作用は、特に、XPM(cross−phase modulation)、SPM(self−phase modulation)、及び4波混合、のような現象を含み得る。XPMは、1つのチャネルからの位相情報、振幅情報、又はそれら両者がスーパーチャネルの中の隣接チャネルに変調されるとき、生じ得る。SPMは、屈折率(又は屈折率の強度に対する依存性)の変動が各々のサブキャリアの中の位相シフトを生じるとき、生じ得る。4波混合では、3つの波長が相互作用して、サブキャリアの波長と一致する第4の波長を生成し、影響を受けるサブキャリアにおいてピークパワーの望ましくない変動又は他の種類の信号歪みを生じ得る。さらに、非線形クロストークは、サブキャリア間成分を有し得る。非線形相互作用はファイバ伝送中に生じ、サブキャリア周波数帯域の重なり合いの程度に依存しないので、ナイキストパルス成形は、スーパーチャネルにおける非線形クロストークに伴う問題を解決するには非効果的であり得る。
本願明細書において更に詳述するように、シミュレートされた周波数スペクトル200の中に示されるサブキャリア帯域のうちの少なくとも幾つかは、スーパーチャネルサブキャリア監視のために、ユニークなFMトーンにより変調されても良い。また、本願明細書において更に詳述するように、シミュレートされた周波数スペクトル200の中に示されるサブキャリア帯域のうちの少なくとも幾つかは、スーパーチャネルサブキャリア監視のために、ユニークなAMトーンにより変調されても良い。幾つかの実施形態では、スーパーチャネルサブキャリア監視のために、FMトーン及びAMトーンを用いる変調技術の特定の組合せが適用されても良い。
図3Aを参照すると、FMトーン変調の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトル300が示される。スーパーチャネルパワースペクトル300では、単一光サブキャリアがサブキャリア帯域302として示される。図3Aに示すように、サブキャリア帯域302は、説明の明確化のために、簡略化した形式で示されるが、依然として、スーパーチャネルパワースペクトル200(図2を参照)に示されるサブキャリア帯域に対応し得る。説明を目的としてサブキャリア帯域302の単一のインスタンスが図3Aに示されるが、サブキャリア帯域302は、スーパーチャネルに含まれる複数のサブキャリア帯域のうちの各々を表し得ることが理解されるだろう(図5Aも参照)。したがって、サブキャリアパワースペクトル300は、一般化された表現であり、縮尺通りに描かれていない。
サブキャリアパワースペクトル300では、サブキャリア帯域302は、中心周波数fを有し、先頭周波数fから最終周波数fまでに及ぶ。したがって、サブキャリア帯域302の通過帯域は、(f−f)により与えられる。図3Aには、中心周波数fにおけるサブキャリア帯域302を示す光パワーレベルを表すパワーレベルPも示される。図示のように、サブキャリア帯域302は、周波数範囲νΔFMを用いて周波数変調される。νΔFMは、スーパーチャネルの範囲内の又は複数のスーパーチャネルを伝送する光トランスポートネットワークの範囲内のサブキャリア帯域302のユニークな周波数νFMの周囲の変調範囲を表し得る。したがって、FM変調を用いる変調インデックスは、νΔFM/νFMにより与えられる。種々の実施形態において、νFM(又はνΔFMの範囲内の値)は、例えば図1に関して上述した様々な変調技術のうちの任意の技術を用いてサブキャリア帯域302に変調されるキャリアデータのデータストリームの光送信周波数(ボーレート)より小さくても良い。種々の実施形態において、νFM及びνΔFMは、スペクトルの無線周波数(RF)範囲の中にある。例えば、νFMは、約300MHzより小さくても良い。留意すべきことに、FM変調の大きさは、図3AにおいてνΔFMにより図解され、縮尺通りに示されないが、所与の用途又はFMトーン変調を用いるスーパーチャネルサブキャリア監視の実施形態のために必要に応じて及び適切に選択されても良い。したがって、キャリアデータにより及び周波数範囲νΔFMを用いるFMトーンにより変調されると、サブキャリア帯域302は、スーパーチャネルとして、他のサブキャリア帯域と一緒に、光トランスポートネットワーク101(図1を参照)の少なくとも特定の部分を介して送信されても良い。
次に、光トランスポートネットワーク101の中の種々の所望の場所において、光サブキャリア監視が実行されて、図4Aに更に詳述されるように、送信中又は送信後のサブキャリア帯域302の種々の特性を決定しても良い。光サブキャリア監視の目的のために、TBPF帯域304により表される可調帯域通過フィルタ(tunable bandpass filter:TBPF)は、f乃至fの走査範囲に渡るような光周波数範囲に渡り調整され、サブキャリア帯域の中でも特にサブキャリア帯域302を走査するために使用されても良い。図示のように、走査は、方向320に実行されても良い。他の実施形態では、サブキャリア帯域を走査する他の方向320又は方法が実施されても良い。TBPF帯域304がFMトーン変調されたサブキャリア帯域302を走査するために使用されるとき、TBPF帯域304の立ち下がり又は立ち上がりエッジは、周波数弁別子として機能し得る。したがって、図4Aに関して後述するように、TBPF帯域304がサブキャリア帯域302の立ち上がり又は立ち下がりエッジを通過するとき、可調帯域通過フィルタの出力は、νFMにおけるFMトーンのパワー変動への変換を示す。
図4Aは、FMトーン変調によるサブキャリア監視400の一実施形態の選択された要素を示す。ここで、図3Aに関して上述したように、パワー変動402は、TBPF帯域304を用いるサブキャリア帯域302の走査に起因する。図4Aでは、水平軸は、TBPF帯域304の中心を表す、TBPFの走査周波数である。TBPFの走査から、変調周波数νFMにおける帯域通過フィルタされたRFパワーを示すパワースペクトルとして、パワー変動402が生成される。例えば、サブキャリア監視の幾つかの実施形態では、νFMを中心とするRF帯域通過フィルタは、パワー変動402を得るために使用されても良い。したがって、パワー変動402は、光TBPFの畳み込み及び図3Aの変調サブキャリア帯域302の差分の絶対値に比例する。光TBPFは、変調周波数νFMの復調のための周波数弁別子として機能する。図示のように、パワー変動402は、第1のスペクトルピークが先頭周波数f’とほぼ揃い、第2のスペクトルピークが最終周波数f’とほぼ揃う、2つのピークの形状のパワースペクトルとして現れる。(f−f)により与えられる光信号の通過帯域は、観測されたf’及びf’の値に較正され、後の通過帯域の決定のために使用されても良い。f’にある第1のピークとf’にある第2のピークとの間で、中心周波数fとほぼ揃っているf’において、パワー変動402にスペクトルの谷が現れる。この方法では、パワー変動402は、スペクトル周波数及びサブキャリア帯域302の通過帯域を精細且つ正確な方法で直接的に測定するために使用できる。さらに、パワーレベルPFMは、fにある第1のピーク、fにある第2のピーク、又はそれらの組合せのような、パワー変動402から直接的に測定され得る。パワーレベルPFMは、νFMにおける最大パワーレベルを表し、サブキャリア帯域302のPに比例し又はそれを示し得る。この方法では、サブキャリア帯域302の光パワーPは、パワー変動402を用いて決定されても良い。
図3Bを参照すると、AMトーン変調の一実施形態の選択された要素を示すサブキャリアパワースペクトル301が示される。スーパーチャネルパワースペクトル301では、単一光サブキャリアがサブキャリア帯域302として示される。図3Bに示すように、サブキャリア帯域302は、説明の明確化のために、簡略化した形式で示されるが、依然として、スーパーチャネルパワースペクトル200(図2を参照)に示されるサブキャリア帯域に対応し得る。説明を目的としてサブキャリア帯域302の単一のインスタンスが図3Bに示されるが、サブキャリア帯域302は、スーパーチャネルに含まれる複数のサブキャリア帯域のうちの各々を表し得ることが理解されるだろう(図5Bも参照)。したがって、サブキャリアパワースペクトル301は、一般化された表現であり、縮尺通りに描かれていない。
サブキャリアパワースペクトル301では、サブキャリア帯域302は、中心周波数fを有し、先頭周波数fから最終周波数fまでに及ぶ。したがって、サブキャリア帯域302の通過帯域は、(f−f)により与えられる。図3Bには、中心周波数fにおけるサブキャリア帯域302を示す光パワーレベルを表すパワーレベルPも示される。図示のように、サブキャリア帯域302は、PΔAMにより与えられるピークツーピークパワー変調振幅により、周波数νAMを用いて振幅変調される。種々の実施形態において、νAMは、例えば図1に関して上述した様々な変調技術のうちの任意の技術を用いてサブキャリア帯域302に変調されるキャリアデータのデータストリームの光送信周波数(ボーレート)より実質的に小さくても良い。種々の実施形態において、νAMは、RF範囲のスペクトルである。例えば、νAMは、約300MHzより小さくても良い。留意すべきことに、PΔAMは、νΔAMについて図解され、図3Bにおいて縮尺通りに示されないが、所与の用途又はAMトーン変調を用いるスーパーチャネルサブキャリア監視の実施形態のために必要に応じて及び適切に選択されても良い。例えば、所与の実施形態において、PΔAMは、Pの約5%であっても良い。さらに、図6Bに関して更に詳述するように、周波数νAMにおけるAMトーンの位相は、サブキャリア帯域302のために選択されても良い。したがって、キャリアデータにより及び周波数範囲νAMにおけるAMトーンにより変調されると、サブキャリア帯域302は、スーパーチャネルとして、他のサブキャリア帯域と一緒に、光トランスポートネットワーク101(図1を参照)の少なくとも特定の部分を介して送信されても良い。
次に、光トランスポートネットワーク101の中の種々の所望の場所において、光サブキャリア監視が実行されて、図4Bに更に詳述されるように、送信中又は送信後のサブキャリア帯域302の種々の特性を決定しても良い。光サブキャリア監視の目的のために、TBPF帯域304により表される可調帯域通過フィルタ(tunable bandpass filter:TBPF)は、f乃至fの走査範囲に渡るような光周波数範囲に渡り調整され、サブキャリア帯域の中でも特にサブキャリア帯域302を走査するために使用されても良い。図示のように、走査は、方向320に実行されても良い。他の実施形態では、サブキャリア帯域を走査する他の方向320又は方法が実施されても良い。TBPF帯域304は、AMトーン変調によりサブキャリア帯域302を走査するために使用されると、光TBPFの畳み込みに比例するパワー変動プロファイル及び図3Bのサブキャリア帯域302の光スペクトルプロファイルが生成される。TBPF帯域304がサブキャリア帯域302の立ち上がり又は立ち下がりエッジを通過するとき、結果として生じるAMトーンのパワー変動は、サブキャリア帯域302の全体的光スペクトルプロファイルに従う。これは、図4Bに関して以下に説明される。
図4Bは、AMトーン変調によるサブキャリア監視401の一実施形態の選択された要素を示す。ここで、図3Bに関して上述したように、パワー変動404は、TBPF帯域304を用いるサブキャリア帯域302の走査に起因する。図4Bでは、水平軸は、TBPF帯域304の中心を表す、TBPFの走査周波数である。TBPFの走査から、変調周波数νAMにおける帯域通過フィルタされたRFパワーを示すパワースペクトルとして、パワー変動404が生成される。図示のように、パワー変動404は、サブキャリア帯域302と同様に成形されるパワースペクトル帯域として現れる。具体的には、パワー変動404は、中心周波数f’を中心として、通過帯域(f−f)に比例する又はそれを示す帯域幅406を示す。測定された中心周波数f’は、中心周波数fに揃えられ又は相関されても良い。さらに、パワーレベルPAMは、f’における振幅のようなパワー変動404から直接測定されても良い。パワーレベルPAMは、νAMにおける最大パワーレベルを表し、サブキャリア帯域302のPに比例し又はそれを示し得る。この方法では、サブキャリア帯域302の光パワーPは、パワー変動404を用いて決定されても良い。
図5Aを参照すると、図2のスーパーチャネルパワースペクトル200に対応するスーパーチャネルについて、FMトーン変調によるサブキャリア監視500の一実施形態が示される。サブキャリア監視500では、パワー変動502は、それぞれ中心周波数f、f、f、f、及びfにおける5個のサブキャリア帯域の走査により生じる。パワー変動502−1は、中心周波数fを有し及び周波数νFM1を有するFMトーンにより変調される第1のサブキャリア帯域についてである。パワー変動502−2は、中心周波数fを有し及び周波数νFM2を有するFMトーンにより変調される第2のサブキャリア帯域についてである。パワー変動502−3は、中心周波数fを有し及び周波数νFM3を有するFMトーンにより変調される第3のサブキャリア帯域についてである。パワー変動502−4は、中心周波数fを有し及び周波数νFM4を有するFMトーンにより変調される第4のサブキャリア帯域についてである。パワー変動502−5は、中心周波数fを有し及び周波数νFM5を有するFMトーンにより変調される第5のサブキャリア帯域についてである。留意すべきことに、FMトーン周波数νFM1、νFM2、νFM3、νFM4、νFM5、は、スーパーチャネルの中で又は光トランスポートネットワークの中でユニークな周波数であっても良い。図4Aにおけるように、パワー変動502は、各々の個々のサブキャリア帯域について二重ピーク型のパワー信号として現れる。パワー変動502の各々のインスタンスはユニークな周波数νFMnに特有であるので、各々のパワー変動502は、本願明細書に記載のように、FMトーン変調を用いて固有のサブキャリア帯域を検出し、ユニークに識別し、及び監視するために個々に決定(resolve)されても良い。
図5Bを参照すると、図2のスーパーチャネルパワースペクトル200に対応するスーパーチャネルについて、AMトーン変調によるサブキャリア監視501の一実施形態が示される。サブキャリア監視501では、パワー変動504は、それぞれ中心周波数f、f、f、f、及びfにおける5個のサブキャリア帯域の走査により生じる。パワー変動504−1は、中心周波数fを有し及び周波数νAM1を有するAMトーンにより変調される第1のサブキャリア帯域についてである。パワー変動504−2は、中心周波数fを有し及び周波数νAM2を有するAMトーンにより変調される第2のサブキャリア帯域についてである。パワー変動504−3は、中心周波数fを有し及び周波数νAM3を有するAMトーンにより変調される第3のサブキャリア帯域についてである。パワー変動504−4は、中心周波数fを有し及び周波数νAM4を有するAMトーンにより変調される第4のサブキャリア帯域についてである。パワー変動504−5は、中心周波数fを有し及び周波数νAM5を有するAMトーンにより変調される第5のサブキャリア帯域についてである。留意すべきことに、AMトーン周波数νAM1、νAM2、νAM3、νAM4、νAM5は、位相シフトに個々に関連付けられても良く、AMトーン周波数の特定のペアは、共通周波数であっても良い(図6Bも参照)。図4Bにおけるように、パワー変動504は、各々の個々のサブキャリア帯域について帯状(band shaped)パワー信号として現れる。パワー変動504の各々のインスタンスはサブキャリア帯域に特有であるので、各々のパワー変動504は、本願明細書に記載のように、AMトーン変調を用いて固有のサブキャリア帯域を検出し、ユニークに識別し、及び監視するために個々に決定(resolve)されても良い。
図6Aを参照すると、スーパーチャネルサブキャリア監視のためのFMトーン変調及び検出600の一実施形態の選択された要素のブロック図が示される。FMトーン変調及び検出600は、単一のサブキャリアを示すが、所与のスーパーチャネルについて、複数のサブキャリアがFMトーンにより変調され検出されても良いことが理解される。留意すべきことに、図6A及び6Bに関して記載された、それぞれFMトーン変調及びAMトーン変調を表す機能は、種々の実施形態において、結合されても良く、又は共通のコンポーネントにより実装されても良い。光サブキャリアモニタ620の少なくとも特定の部分は、光チャネルモニタ(optical channel monitor:OCM)に含まれても良い。
FMトーン変調及び検出600では、FMトーン変調は、図1の送信機102の一実施形態であり得る光送信機606−1を用いて実行される。したがって、光送信機606−1は、本願明細書に記載の種々の変調及びキャリア技術に従って、光サブキャリア上のキャリアデータを受信し及び変調しても良いさらに、光送信機606−1は、FMトーン604を光サブキャリアに変調しても良い。この光サブキャリアは、他のサブキャリアと結合されてスーパーチャネルにされ、光トランスポートネットワーク602を介して送信される。上述のように、FMトーン604は、スーパーチャネルの中で又は図1の光トランスポートネットワーク101の少なくとも特定部分を表し得る光トランスポートネットワーク602の中で、所与の光サブキャリアに対してユニークであっても良い。
光トランスポートネットワーク602の中のどこかの場所において、光サブキャリアモニタ620−1は、スーパーチャネルを受信するために、並びに個々の光サブキャリアを検出及び監視するために用いられても良い。したがって、光サブキャリアモニタ620−1は、図3Aに関して上述したように、TBPF帯域304を用いるスペクトル走査のために、TBPF(tunable bandpass filter)608を含む。TBPF608の出力は、光パワーセンサ610により受信される。光パワーセンサ610は、フォトダイオード又は同様の光電素子を表しても良く、電気信号をADC(analog−to−digital converter)に出力する。ADC612は、電気信号をデジタル化し、デジタル信号又はデータをFMトーン復調器614へ送信しても良い。FMトーン復調器614は、FMトーン604を復調し及び光サブキャリアを示すパワー変動402(図4Aを参照)を生成する、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor:DSP)及び関連する実行可能命令のようなハードウェア及びソフトウェアの種々の組合せを有しても良い。留意すべきことに、光サブキャリアモニタ620−1は、図7の制御システム700のようなネットワーク制御システムを用いて光送信機606−1と通信し、例えば、FMトーン604の周波数のような変調情報を受信しても良い。FMトーン604の周波数はユニークなので、光サブキャリアモニタ620−1による周波数の検出は、光サブキャリアをユニークに識別できる。反対に、光サブキャリアに割り当てられたFMトーン604のユニークな周波数が光サブキャリアモニタ620−1により検出されないとき、光サブキャリアはスーパーチャネルから失われていることが決定されても良い。
図6Bを参照すると、スーパーチャネルサブキャリア監視のためのAMトーン変調及び検出601の一実施形態の選択された要素のブロック図が示される。AMトーン変調及び検出601は、単一のサブキャリアを示すが、所与のスーパーチャネルについて、複数のサブキャリアがAMトーンにより変調され検出されても良いことが理解される。留意すべきことに、図6A及び6Bに関して記載された、それぞれFMトーン変調及びAMトーン変調を表す機能は、種々の実施形態において、結合されても良く、又は共通のコンポーネントにより実装されても良い。光サブキャリアモニタ620の少なくとも特定の部分は、光チャネルモニタ(optical channel monitor:OCM)に含まれても良い。
AMトーン変調及び検出601では、AMトーン変調は、図1の送信機102の一実施形態であり得る光送信機606−2を用いて実行される。したがって、光送信機606−2は、本願明細書に記載の種々の変調及びキャリア技術に従って、光サブキャリア上のキャリアデータを受信し及び変調しても良いさらに、光送信機606−2は、AMトーン603を光サブキャリアに変調しても良い。この光サブキャリアは、他のサブキャリアと結合されてスーパーチャネルにされ、図1の光トランスポートネットワーク101の少なくとも特定の部分を表し得る光トランスポートネットワーク602を介して送信される。さらに、光送信機606−2における変調の前に、位相遅延605がAMトーン603に適用されても良い。留意すべきことに、幾つかの実施形態では、位相遅延605は、AMトーン603又は光送信機606−2の中に統合されても良い。
光トランスポートネットワーク602の中のどこかの場所において、光サブキャリアモニタ620−2は、スーパーチャネルを受信するために、並びに個々の光サブキャリアを検出及び監視するために用いられても良い。したがって、光サブキャリアモニタ620−2は、図3Bに関して上述したように、TBPF帯域304を用いるスペクトル走査のために、TBPF(tunable bandpass filter)608を含む。TBPF608の出力は、光パワーセンサ610により受信される。光パワーセンサ610は、フォトダイオード又は同様の光電素子を表しても良く、電気信号をADC(analog−to−digital converter)に出力する。ADC612は、電気信号をデジタル化し、デジタル信号又はデータをAMトーン復調器616へ送信しても良い。AMトーン復調器616は、AMトーン603及び位相遅延605を復調し並びに光サブキャリアを示すパワー変動404(図4Bを参照)を生成する、DSP(digital signal processor)及び関連する実行可能命令のようなハードウェア及びソフトウェアの種々の組合せを有しても良い。留意すべきことに、光サブキャリアモニタ620−2は、図7の制御システム700のようなネットワーク制御システムを用いて光送信機606−2と通信し、例えば、AMトーン603の周波数及び位相遅延605のような変調情報を受信しても良い。AMトーン603の周波数及び位相の組み合わせはユニークなので、光サブキャリアモニタ620−2による周波数の検出は、光サブキャリアをユニークに識別できる。反対に、光サブキャリアに割り当てられたAMトーン603の周波数及び位相のユニークな組み合わせが光サブキャリアモニタ620−2により検出されないとき、光サブキャリアはスーパーチャネルから失われていることが決定されても良い。
図7を参照すると、例えば光トランスポートネットワーク101(図1を参照)におけるような光ネットワークにおける制御プレーン機能を実装する制御システム700の一実施形態の選択された要素のブロック図が示される。制御プレーンは、ネットワーク知能及び制御のための機能を有しても良く、更に詳細に記載するように発見、ルーティング、経路計算、及びシグナリングのためのアプリケーション又はモジュールを含むネットワークサービスを確立する能力をサポートするアプリケーションを有しても良い。制御システム700により実行される制御プレーンアプリケーションは、光ネットワークの中でサービスを自動的に確立するために一緒に動作しても良い。発見モジュール712は、近隣同士を接続するローカルリンクを発見しても良い。ルーティングモジュール710は、データベース704を移植する(populate)間に、光ネットワークノードへローカルリンク情報をブロードキャストしても良い。光ネットワークからのサービスに対する要求が受信されると、経路計算エンジン702は、データベース704を用いてネットワーク経路を計算するために呼び出されても良い。このネットワーク経路は、次に、要求されたサービスを確立するために、シグナリングモジュール706に提供されても良い。
図7に示すように、制御システム700は、プロセッサ708と、記憶媒体720とを有する。記憶媒体720は、記憶媒体720へのアクセスを有するプロセッサ708により実行可能な実行可能命令(つまり、実行可能コード)を格納しても良い。プロセッサ708は、制御システム700に本願明細書に記載の機能及び動作を実行させる命令を実行しても良い。本開示の目的のために、記憶媒体720は、少なくともある時間期間の間、データ及び命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体720は、永続的及び揮発性媒体、固定及び取り外し可能媒体、磁気及び半導体媒体を含み得る。記憶媒体720は、直接アクセス記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ又はフロッピーディスク)、順次アクセス記憶装置(例えば、テープディスクドライブ)、CD(compact disk)、RAM(random access memory)、ROM(read−only memory)、CD−ROM、DVD(digital versatile disc)、EEPROM(electrically erasable programmable read−only memory)、及びフラッシュメモリのような記憶媒体、非一時的媒体、又はこれらの種々の組合せを有してもよいが、これらに限定されない。記憶媒体720は、命令、データ、又はそれらの両方を格納するよう動作する。図示のような記憶媒体720は、実行可能コンピュータプログラム、つまり経路計算エンジン702、シグナリングモジュール706、発見モジュール712、及びルーティングモジュール710を表し得る命令のセット又はシーケンスを有する。
図7の制御システム700には、ネットワークインタフェース714も含まれる。ネットワークインタフェース714は、プロセッサ708とネットワーク730との間のインタフェースとして機能するよう動作する適切なシステム、機器又は装置であっても良い。ネットワークインタフェース714は、制御システム700が適切な送信プロトコル又は規格を用いてネットワーク730を介して通信することを可能にしても良い。幾つかの実施形態では、ネットワークインタフェース714は、ネットワーク730を介してネットワーク記憶リソースに通信可能に結合されても良い。幾つかの実施形態では、ネットワーク730は、光トランスポートネットワーク101の少なくとも特定の部分を表す。ネットワーク730は、ガルバニック又は電子媒体を用いるネットワークの特定部分を有しても良い。特定の実施形態では、ネットワーク730は、インターネットのような公共ネットワークの少なくとも特定部分を有しても良い。ネットワーク730は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの種々の組合せを用いて実装されても良い。
特定の実施形態では、制御システム700は、人(ユーザ)と相互作用し、光信号送信経路に関するデータを受信するよう構成されても良い。例えば、制御システム700は、ユーザからの光信号送信経路に関するデータの受信を実現するために及びユーザに結果を出力するために、1又は複数の入力装置及び出力装置を有し又はそれらに結合されても良い。1又は複数の入力又は出力装置(図示しない)は、キーボード、マウス、タッチパッド、マイクロフォン、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、オーディオスピーカ、等を有しても良いが、これらに限定されない。代替又は追加で、制御システム700は、例えばネットワーク730を介して、別のコンピューティング装置又はネットワーク要素のような装置から光信号送信経路に関するデータを受信するよう構成されても良い。
図7に示すように、幾つかの実施形態では、発見モジュール712は、光ネットワークにおける光信号送信経路に関するデータを受信するよう構成されても良く、近隣及び近隣同士の間のリンクの発見を担っても良い。言い換えると、発見モジュール712は、発見プロトコルに従って発見メッセージを送信しても良く、光信号送信経路に関するデータを受信しても良い。幾つかの実施形態では、発見モジュール712は、特に、ファイバ種類、ファイバ長、コンポーネントの数及び種類、データレート、データの変調フォーマット、光信号の入力パワー、信号搬送波長(つまり、チャネル)の数、チャネル間隔、トラフィック要求、及びネットワークトポロジ、のような特徴を決定しても良いが、これらに限定されない。
図7に示すように、ルーティングモジュール710は、光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークの中の種々のノードにリンク接続性情報を伝搬することを担っても良い。特定の実施形態では、ルーティングモジュール710は、リンク帯域幅可用性を含み得る、トラフィックエンジニアリングをサポートするためのリソース情報をデータベース704に移植しても良い。したがって、データベース704は、ルーティングモジュール710により、光ネットワークのネットワークトポロジを決定するのに有用な情報を移植されても良い。
経路計算エンジン702は、光信号送信経路の送信特性を決定するために、ルーティングモジュール710によりデータベース704に提供される情報を用いるよう構成されても良い。光信号送信経路の送信特性は、特に、色分散(chromatic dispersion:CD)、非線形(nonlinear:NL)効果、偏光モード分散(polarization mode dispersion:PMD)及び偏光依存損失(polarization dependent loss:PDL)のような偏光効果、並びに自然放出雑音(amplified spontaneous emission:ASE)のような送信劣化因子が、光信号送信経路内で光信号にどれ位影響を与え得るかについての見識を提供しても良い。光信号送信経路の送信特性を決定するために、経路計算エンジン702は、送信劣化因子の間の相互作用を検討しても良い。種々の実施形態では、経路計算エンジン702は、特定の送信劣化因子の値を生成しても良い。経路計算エンジン702は、光信号送信経路を記述するデータをデータベース704に更に格納しても良い。
図7で、シグナリングモジュール706は、光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークにかえるエンド−エンドサービスを設定、変更、及び取り壊しに関連する機能を提供しても良い。例えば、光ネットワーク内のイングレスノードがサービス要求を受信すると、制御システム100は、シグナリングモジュール706を用いて、帯域幅、コスト、等のような異なる基準に従って最適化され得る経路計算エンジン702からのネットワーク経路を要求しても良い。所望のネットワーク経路が識別されると、次に、シグナリングモジュール706は、要求されたネットワークサービスを確立するために、ネットワーク経路に沿って個々のノードと通信しても良い。異なる実施形態では、シグナリングモジュール706は、ネットワーク経路に沿ってノードへ及びノードから後続の通信を伝搬するために、シグナリングプロトコルを用いても良い。
制御システム700の動作では、図6A及び6Bに関して前述した光サブキャリアモニタ620は、スーパーチャネルの中の特定のサブキャリア又は全てのサブキャリアについて、FMトーン又はAMトーンの変調に関する情報を受信しても良い。例えば、本願明細書に記載のようにFMトーンを用いるスーパーチャネルサブキャリア監視が光送信機に実装されるとき、光サブキャリアモニタ620は、個々にユニークなFMトーンにより変調されている各々の個々のサブキャリアについて、制御システム700からユニークな周波数情報を受信しても良い。本願明細書に記載のようにAMトーンを用いるスーパーチャネルサブキャリア監視が光送信機に実装されるとき、光サブキャリアモニタ620は、AMトーンを用いて変調されている各々の個々のサブキャリアについて、制御システム700から周波数情報及び位相情報を受信しても良い。光サブキャリアモニタ620は、上述のように、TBPF608を調整するために、及び光サブキャリアを復調するために、受信した情報を用いても良い。
前述の例示的な実施形態において、光信号のスペクトル走査は、図6A及び6Bの可調帯域通過フィルタ608のような可調帯域通過フィルタを用いて説明された。特定の例では、多数の光チャネルが存在するとき、可調帯域通過フィルタを用いるスペクトル走査は、比較的長い走査動作又は走査時間に関連し得る。これは、特に繰り返して実行されるとき、望ましくないことがある。以下に詳述するように、光信号のスペクトル走査は、コムフィルタとしても参照される周期的光フィルタを用いて実行されても良い。周期的光フィルタの使用は、光信号のスペクトル走査範囲を限定するのに役立ち、一方で、周期的光フィルタの通過帯域の周期的特性を利用することにより、光信号全体のスペクトル走査は依然として可能なままである。
図8を参照すると、トーン変調された光信号を識別する周期的光フィルタが、パワースペクトル800及び透過率(transmittance)スペクトル801を用いて示される。図8に関して説明したように、周期的光フィルタリングは、各々の光キャリアに割り当てられる均一な帯域幅スライスを有する固定グリッド光ネットワークの中のDWDM光信号に対して実行されても良い。異なる実施形態では、周期的光フィルタリングは、フレックスグリッド信号及びスーパーチャネルのような他の種類の光信号と共に使用されても良いことが理解される。
図8において、パワースペクトル800は、多数の光チャネルについて周波数に対するパワーを示す。多数の光チャネルは、N個の光チャネルが与えられると1つの光信号を形成し、各々の光チャネルfに対して中心周波数により指定される。ここで、nは1乃至Nの値を有する。種々の実施形態において、光スペクトル800は、DWDM光信号を示しても良い。光スペクトル800の中に示される光信号は、それぞれ各々の光チャネルに割り当てられるνとして示されるN個のトーン変調周波数にも関連する。図示のように及び図8に関して後述するように、周波数νは、光信号の中のN個の光チャネルの各々のFM又はAM変調のために使用される各々のユニークな周波数であると課程する。
図8において、パワースペクトル800は、周波数軸に沿って透過率スペクトル801にスペクトル的に揃えられて示される。透過率スペクトル801は、周期的光フィルタのフィルタ機能を表す周期的通過帯域810を有する。個々の通過帯域810の間の周波数範囲は、周期的光フィルタの自由スペクトル範囲Wfsとして定められる。自由スペクトル範囲Wfsは、K個の光チャネルとして指定される整数個の光チャネルを収容するように選択されても良い。図8に示す例示的な実施形態では、K=3であり、3個の光チャネルが自由スペクトル範囲Wfsに適合される。異なる実施形態では、Kは2以上の整数値を有するよう選択されても良い。透過率スペクトル801では、第1の通過帯域810−1は、最初に、パワースペクトル800の中の光信号の先頭周波数に対応する周波数WC1を中心とする。第1の通過帯域810−1に続く通過帯域810は、WC2、WC3、等として与えられ、自由スペクトル範囲Wfsに従って互いに間隔を開けられる。
走査が周期的光フィルタを用いて実行されるとき、通過帯域810は、自由スペクトル範囲Wfsに渡り方向820に走査されても良い。自由スペクトル範囲Wfsは光信号の周波数範囲よりも実質的に狭いので、周期的光フィルタを用いる光信号の走査は、前述の可調帯域通過フィルタを使用するような他の方法よりも実質的に速い。周期的光フィルタが自由スペクトル範囲Wfsに渡り走査されるとき、各々の個々の周波数νに対応するパワースペクトルは、FM変調(図4A)及びAM変調(図4B)について前述したように、記録されても良い。さらに、周波数νのパワースペクトルは、方向820に関して周期的である。FM又はAMパワースペクトルが各々の周波数νに対して生成されるとき、Wfsに対する光周波数シフトΔWは、所与の周波数νについて各々の個々のパワースペクトルにおける中央アライメント特性が検出されるスペクトル位置から生じる。前述のように、FM変調が用いられるとき、周波数νのパワースペクトルは、パワー変動402の形式で成形され(図4Aを参照)、中央アライメント特性は極小である(relative minima)。前述のように、AM変調が用いられるとき、周波数νのパワースペクトルは、パワー変動404の形式で成形され(図4Bを参照)、中央アライメント特性は極大である(relative maxima)。WC1に関して生成されるとき、光周波数シフトΔWは、ΔW、ΔW、ΔWのような最初の3個の光チャネルについて示される。
光周波数シフトΔWは、周期的光フィルタリングの後に自由スペクトル範囲Wfsに対して決定されるので、光チャネルnの中心光周波数fは、式(1)を用いて計算できる。
=m*Wfs+WC1+ΔW 式(1)
式(1)において、m=floor((n−1)/K)であり、WC1は周期的コムフィルタの第1の周期的通過帯域の初期走査周波数であり、ΔWは、周波数νのパワースペクトルにおける中央アライメント特性が検出されるWfsに対する光周波数シフトである。
留意すべきことに、幾つかの実施形態では、自由光スペクトル範囲Wfsに追加基準が適用されても良い。例えば、フレックスグリッド光ネットワーク(図8に図示しない)では、特定の光キャリアは他の光キャリアよりも大きな又は小さな帯域幅スライスを割り当てられても良く、自由光スペクトル範囲Wfsの値は、最大帯域幅スライスに基づき選択されても良い(図10も参照)。例えば、自由光スペクトル範囲Wfsは、少なくとも、フレックスグリッド光ネットワークの中の任意の光キャリアの最大帯域幅スライスになるよう指定されても良い。
図9を参照すると、周期的光フィルタを用いるトーン変調及び検出900の一実施形態の選択された要素のブロック図が示される。トーン変調及び検出900は、単一のサブキャリアを示すが、複数のサブキャリアが変調され検出されても良いことが理解される。トーン変調及び検出900は、FMトーン変調、AMトーン変調、又はそれらの組合せを用いて実施されても良い。図示のように、トーン変調及び検出900は、定められた光グリッドの中のDWDMと共に、又はスーパーチャネルを送信できるフレックスグリッド光トランスポートネットワークと共に、使用されても良い。
トーン変調及び検出900では、トーン変調は、図1の送信機102の一実施形態であり得る光送信機906を用いて実行される。したがって、光送信機906は、本願明細書に記載の種々の変調及びキャリア技術に従って、光チャネル上のデータを受信し及び変調しても良いさらに、光送信機906は、トーン904を光チャネルに変調しても良い。トーン904は、上述のようなFMトーン又はAMトーンを表し得る。光チャネルは、他の光チャネルと結合されて、光トランスポートネットワーク902に渡り送信される光信号を形成しても良い。上述のように、トーン904は、光信号の中で又は図1の光トランスポートネットワーク101の少なくとも特定部分を表し得る光トランスポートネットワーク902の中で、所与の光チャネルに対してユニークであっても良い。
光トランスポートネットワーク902の中のどこかの場所において、光チャネルモニタ920は、光信号を受信するために、並びに個々の光チャネルを検出及び監視するために用いられても良い。図示のように、光チャネルモニタ920は、図8に関して上述したように、通過帯域810を用いるスペクトル走査のために、周期的光フィルタ908を含む。周期的光フィルタ908の出力は、光パワーセンサ910により受信される。光パワーセンサ910は、フォトダイオード又は同様の光電素子を表しても良く、電気信号をADC(analog−to−digital converter)912に出力する。ADC912は、電気信号をデジタル化し、デジタル信号又はデータを周期的トーン復調器914へ送信しても良い。周期的トーン復調器914は、トーン904を復調し及び図8に関して記載したような自由スペクトル範囲Wfsに渡る各々の変調周波数νのパワースペクトルを生成する、DSP(digital signal processor)及び関連する実行可能命令のようなハードウェア及びソフトウェアの種々の組合せを有しても良い。幾つかの実施形態では、RF検出器(図示しない)が、変調周波数νを検出するために使用されても良い。留意すべきことに、光チャネルモニタ920は、図7の制御システム700のようなネットワーク制御システムを用いて光送信機906と通信し、例えば、トーン904の周波数νのような変調情報を受信しても良い。トーン904の周波数νはユニークであっても良く、光チャネルモニタ920による周波数の検出は、光チャネルをユニークに識別できる。反対に、光チャネルに割り当てられたトーン904のユニークな周波数νが光チャネルモニタ920により検出されないとき、光チャネルは光チャネルモニタ920により受信された光信号から失われていることが決定されても良い。
図10を参照すると、光スペクトル1000の一部が示される。光スペクトル1000は、Cバンドのような光通信のために使用される光スペクトルの一部を表し得る。図示のように、光スペクトル1000は、例示的な実施形態では、中心周波数f、f、f、及びf又はそれぞれの光帯域において示される種々の光キャリア(又はチャネル)を有する。種々の実施形態において、多数の光キャリアは、必要に応じて、光スペクトル1000の範囲内で割り当てられても良い。図10では、光キャリアは、光帯域幅の柔軟な割り当てを有するフレックスグリッドの中で示される。したがって、光スペクトル1000の中に示される光キャリアは、スーパーチャネルを有しても良い。幾つかの実施形態では、光スペクトル1000は、フレックスグリッド構成の中でDWDM光信号のために使用されても良い。
図10では、光キャリアのための最小帯域幅は、BWminにより与えられる。これは、光スペクトル1000を用いる光通信のために定められるパラメータであっても良い。最小帯域幅BWminは、光キャリアの最小ボーレートに対応しても良い。また、光キャリアの最大帯域幅は、BWmaxにより与えられる。これは、光キャリアの最大ボーレートに対応しても良い。留意すべきことに、Wfsの値は、例えば、フレックスグリッド光ネットワークが用いられるとき、少なくともBWmaxになるよう選択されても良い。
また、光スペクトル1000の中には、特にν、ν、ν、ν、ν、νとして示される、それぞれの変調周波数νに関連付けられる帯域幅スライスも示される。Cバンドのような光スペクトル1000の所望の部分は、帯域幅スライス及び対応する変調周波数νに割り当てられても良い。図示のように、帯域幅スライスは、各々の帯域幅スライスについて等しい固定スペクトル帯域(又はスペクトル幅)Bにより定められる。等しいスペクトル帯域Bは、BWminより小さく又はそれに等しく定められても良い。この方法で、帯域幅スライスBのうちの1つに含まれる任意の光キャリアは、それぞれの光キャリアにユニークである関連変調周波数νを割り当てられても良い。この方法では、トーン変調が光キャリアと共に使用されるとき、ユニークな変調周波数νは、各々の光キャリアに割り当てられても良い。
本願明細書に記載のように、光キャリアがそれぞれの変調周波数νにより変調された後、光キャリアは、光トランスポートネットワークを渡り送信されても良い。光キャリアが光トランスポートネットワークから所望の場所において受信されるとき、光チャネルモニタは、変調周波数νを復調し、光キャリアを検出するために用いられても良く、図9に関して記載したように、例えば、上述の式(1)を用いるような光キャリアの中心周波数fの検出を含む。しかしながら、光キャリアの中心周波数fは、伝送中に特定量の周波数ドリフトをお越しやすいので、式(1)は、中心周波数fについて正しい結果をもたらさないことがある。例えば、周期的光フィルタが用いられ、Kが2より大きい又はそれに等しく、キャリア中心周波数fが自由光スペクトル範囲Wfsの端にあるとき、周波数ドリフトは、中心周波数fを自由光スペクトル範囲Wfsの端を超えてドリフトさせ得る。この状況では、ΔWの検出される値は、中心周波数fの誤った値を生じ得る。しかしながら、以下に詳述するように、伝送中に生じ得る最大周波数ドリフトのような、光キャリアの特定の知られている特性を用いて、光キャリアについて正確な実際の中心周波数fnを得る方法が利用されても良い。
具体的には、伝送中の周波数ドリフトにより引き起こされるようなキャリア周波数エラーは、固定スペクトル帯域Bにより制限され得ると想定される。言い換えると、伝送中の光キャリアの周波数ドリフトは、固定スペクトル帯域Bより少ないことが想定される。したがって、例えば、式(1)を用いて計算されるような推定中心周波数fは、不等式(1)を用いて検証されても良い。
f(ν min)≦f≦f(ν max) 不等式(1)
不等式(1)において、f(ν max)、f(ν min)は、それぞれ、νに関連する固定スペクトル帯域Bの最大周波数、最小周波数である。計算されるキャリア周波数fは、不等式(1)が満たされるとき、有効である。計算されるキャリア周波数fが不等式(1)を満たさず、有効ではないとき、式(2)及び(3)を用いて、例えば異なる値のmを用いて、中心周波数fn’及びfn’’の追加の可能な値が計算されても良い。
n’=(m+1)*Wfs+WC1+ΔW 式(2)
n’’=(m−1)*Wfs+WC1+ΔW 式(3)
次に、fn’及びfn’’は、以下の不等式(2)及び(3)を用いて検証されても良い。
|fn’−f(ν max)|≦w max 不等式(2)
|fn’’−f(ν min)|≦w max 不等式(3)
不等式(2)及び(3)において、w maxは、Bより小さくても良い、送信機レーザの最大可能キャリア周波数ドリフトである。特定の実施形態では、2.5GHzのような所与の値がwe maxについて用いられても良い。
次に、fn’及びfn’’は、少なくとも1つの中心周波数がw maxより小さいキャリア周波数エラーに対応するか否かを決定するために、式(1)及び(2)を用いて評価されても良い。最大周波数エラーw maxより小さい、不等式(2)及び(3)に従うキャリア周波数エラーを有する、f、fn’、又はfn’’のような中心周波数は、キャリアnの実際の中心周波数であると決定されても良い。最大周波数エラーw maxより小さい、不等式(2)及び(3)に従うキャリア周波数エラーを有する中心周波数が決定されないとき、エラーは報告されなくても良い。留意すべきことに、不等式(2)及び(3)は、異なる実施形態においては、単独で又は異なる順序で適用されても良い。この方法で、図10に示す帯域幅スライスを用いる変調周波数νのスペクトル割り当ては、光スペクトル1000の所望の領域に渡り実行されても良い。
図11を参照すると、変調周波数を用いる方法が、フローチャートの形式で示される。図示のように、方法1100は、光チャネルモニタ920(図9を参照)及び光制御プレーンシステム700(図7を参照)と連携して、光トランスポートネットワーク101(図1を参照)を用いて実行されても良い。特に、方法1100は、図10に関して説明したキャリア周波数エラー推定を用いて実施されても良い。留意すべきことに、方法1100に関して記載される工程は、異なる実施形態では省略されても良く或いは再配置されても良い。
方法1100は、光帯域を帯域幅スライスに分割するステップであって、帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有する、ステップ(工程1102)により開始しても良い。帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数は、帯域幅スライスの各々に割り当てられも良い(工程1104)。工程1104における変調周波数の割り当ては、データベース704(図7を参照)を用いるような後のアクセス又は参照のために記録されても良い。第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、スペクトル位置に揃えられる第1の光キャリアは、第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に割り当てられても良い(工程1106)。第1の光キャリアは、光トランスポートネットワークに渡り送信されても良い(工程1108)。これは、第1の変調周波数を用いて第1の光キャリアを変調することを含む。したがって、第1の光キャリアは、光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれる。送信される光キャリアは、光トランスポートネットワークから受信されても良い(工程1110)。光キャリアは、フィルタ済み信号を生成するために、周期的光フィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り周期的光フィルタを用いて走査されても良い(工程1112)。したがって、自由光スペクトル範囲WfsはK個の光キャリアに対応し、Kは2以上である。フレックスグリッド光ネットワークが用いられるとき、自由光スペクトル範囲Wfsは、少なくとも最大光キャリア帯域幅に対応しても良い。第1の変調周波数について自由スペクトル範囲の中のパワースペクトルを生成するために、フィルタ済み信号が復調されても良い(工程1114)。第1の変調周波数の第1の帯域幅スライス及びパワースペクトルに基づき、第1の光キャリアの第1の中心光周波数が識別されても良い(工程1116)。工程1116は、図10に関して上述したような、本願明細書に開示のような式(1)、(2)及び(3)と一緒に不等式(1)、(2)及び(3)を用いるキャリア周波数エラー分析を含んでも良い。
本願明細書の主題は1又は複数の例示的な実施形態に関連して記載されたが、これは、いずれの請求項も前述の特定の形式に限定されるものではない。反対に、本開示を対象とするいずれの請求項も、このような代替、変更、及び等価物を、本開示の精神及び範囲の中に含まれるものとして包含するものとする。
以上の実施形態に加えて、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 変調周波数を用いる方法であって、
光帯域を帯域幅スライスに分割するステップであって、前記帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有する、ステップと、
前記帯域幅スライスの各々に、前記帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数を割り当てるステップと、
第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、前記第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に、前記スペクトル位置に揃えられた第1の光キャリアを割り当てるステップと、
光トランスポートネットワークに渡り前記第1の光キャリアを送信するステップであって、第1の変調周波数を用いて前記第1の光キャリアを変調するステップを含み、前記第1の光キャリアは、前記光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれる、ステップと、
前記光トランスポートネットワークから、送信された前記光キャリアを受信するステップと、
フィルタ済み信号を生成するために、周期的光フィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り前記周期的光フィルタを用いて前記光キャリアを走査するステップであって、前記自由光スペクトル範囲Wfsは、K個の光キャリアに対応し、Kは2以上である、ステップと、
前記第1の変調周波数について前記自由光スペクトル範囲の中のパワースペクトルを生成するために、前記フィルタ済み信号を復調するステップと、
前記第1の変調周波数の前記第1の帯域幅スライス及び前記パワースペクトルに基づき、受信した前記第1の光キャリアの第1の中心光周波数を識別するステップと、
を有する方法。
(付記2) 光キャリアnの前記第1の中心光周波数fは、式(A)を用いて計算され、
=m*Wfs+WC1+ΔW 式(A)、
m=floor((n−1)/K)であり、
C1は、前記周期的光フィルタの第1の周期的通過帯域の初期走査周波数であり、
ΔWは、前記パワースペクトルの中の中央アライメント特性が検出される、Wfsに対する光周波数シフトである、
付記1に記載の方法。
(付記3) 前記第1の中心光周波数を識別するステップは、
前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
式(B)を用いて、前記第1の光キャリアの第2の中心光周波数fn’を計算し、
n’=(m+1)*Wfs+WC1+ΔW 式(B)
n’に基づき、第2のキャリア周波数エラーを計算し、
前記第2のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
付記2に記載の方法。
(付記4) 前記第1の中心光周波数を識別するステップは、
前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
式(C)を用いて、前記第1の光キャリアの第3の中心光周波数fn’’を計算し、
n’’=(m−1)*Wfs+WC1+ΔW 式(C)
n’’に基づき、第3のキャリア周波数エラーを計算し、
前記第3のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
付記2に記載の方法。
(付記5) キャリア周波数fのキャリア周波数エラーは、
fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最大周波数との間の差の絶対値、
fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最小周波数との間の差の絶対値、
のうちの少なくとも1つを用いて計算される、付記2に記載の方法。
(付記6) 前記第1の光キャリアは、周波数変調(FM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極小である、付記1に記載の方法。
(付記7) 前記第1の光キャリアは、振幅変調(AM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極大である、付記1に記載の方法。
(付記8) 前記フィルタ済み信号を復調するステップは、
デジタル信号プロセッサを用いて、少なくとも前記第1の変調周波数を検出するステップ、
を有する、付記7に記載の方法。
(付記9) 前記フィルタ済み信号を復調するステップは、
前記第1の変調周波数が前記フィルタ済み信号から検出されないとき、前記第1の光キャリアは受信した前記光キャリアに含まれないことを決定するステップ、
を有する、付記1に記載の方法。
(付記10) 前記光キャリアは、スーパーチャネルのサブキャリアであり、前記自由光スペクトル範囲Wfsは少なくとも1つの最大光キャリア帯域幅に対応する、付記1に記載の方法。
(付記11) 変調周波数を使用可能な光トランスポートネットワークであって、
制御システムであって、
光帯域を帯域幅スライスに分割し、前記帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有し、
前記帯域幅スライスの各々に、前記帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数を割り当て、
第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、前記第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に、前記スペクトル位置に揃えられた第1の光キャリアを割り当てる、制御システムと、
送信機であって、
前記光トランスポートネットワークに渡り前記第1の光キャリアを送信し、第1の変調周波数を用いて前記第1の光キャリアを変調することを含み、前記第1の光キャリアは、前記光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれる、送信機と、
光チャネルモニタであって、
前記光トランスポートネットワークの少なくとも一部に渡り送信された前記光キャリアを受信し、
フィルタ済み信号を生成するために、周期的光フィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り、前記周期的光フィルタを用いて前記光キャリアを走査し、前記自由光スペクトル範囲Wfsは、K個の光キャリアに対応し、Kは2以上であり、
前記第1の変調周波数について前記自由光スペクトル範囲の中のパワースペクトルを性制すrうために、前記フィルタ済み信号を復調し、
前記第1の変調周波数の前記第1の帯域幅スライス及び前記パワースペクトルに基づき、受信した前記第1の光キャリアの第1の中心光周波数を識別する、光チャネルモニタと、
を有する光トランスポートネットワーク。
(付記12) 前記光チャネルモニタは、式(A)を用いて、光キャリアnの前記第1の中心光周波数fを計算し、
=m*Wfs+WC1+ΔW 式(A)、
m=floor((n−1)/K)であり、
C1は、前記周期的光フィルタの第1の周期的通過帯域の初期走査周波数であり、
ΔWは、前記パワースペクトルの中の中央アライメント特性が検出される、Wfsに対する光周波数シフトである、
付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記13) 前記光チャネルモニタが前記第1の中心光周波数を識別することは、
前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
式(B)を用いて、前記第1の光キャリアの第2の中心光周波数fn’を計算し、
n’=(m+1)*Wfs+WC1+ΔW 式(B)
n’に基づき、第2のキャリア周波数エラーを計算し、
前記第2のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
ことを更に含む、付記12に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記14) 前記光チャネルモニタが前記第1の中心光周波数を識別することは、
前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
式(C)を用いて、前記第1の光キャリアの第3の中心光周波数fn’’を計算し、
n’’=(m−1)*Wfs+WC1+ΔW 式(C)
n’’に基づき、第3のキャリア周波数エラーを計算し、
前記第3のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
ことを更に含む、付記12に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記15) キャリア周波数fのキャリア周波数エラーは、
fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最大周波数との間の差の絶対値、
fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最小周波数との間の差の絶対値、
のうちの少なくとも1つを用いて計算される、付記13に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記16) 前記第1の光キャリアは、周波数変調(FM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極小である、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記17) 前記第1の光キャリアは、振幅変調(AM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極大である、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記18) 前記光チャネルモニタは、デジタル信号プロセッサを用いて少なくとも前記第1の変調周波数を検出する、付記17に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記19) 前記光チャネルモニタが前記フィルタ済み信号を復調することは、
前記第1の変調周波数が前記フィルタ済み信号から検出されないとき、前記第1の光キャリアは受信した前記光キャリアに含まれないことを決定する、
ことを更に含む、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記20) 前記光キャリアは、スーパーチャネルのサブキャリアであり、前記自由光スペクトル範囲Wfsは少なくとも1つの最大光キャリア帯域幅に対応する、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
600 FMトーン変調及び検出
601 AMトーン変調及び検出
602 光トランスポートネットワーク(OTN)
603 AMトーン
604 FMトーン
605 位相遅延
606−1 光TX
606−2 光TX
608 可調帯域通過フィルタ
610 光パワーセンサ
612 ADC
614 FMトーン復調器
616 AMトーン復調器
620−1 光サブキャリアモニタ
620−2 光サブキャリアモニタ

Claims (20)

  1. 変調周波数を用いる方法であって、
    光帯域を帯域幅スライスに分割するステップであって、前記帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有する、ステップと、
    前記帯域幅スライスの各々に、前記帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数を割り当てるステップと、
    第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、前記第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に、前記スペクトル位置に揃えられた第1の光キャリアを割り当てるステップと、
    光トランスポートネットワークに渡り前記第1の光キャリアを送信するステップであって、第1の変調周波数を用いて前記第1の光キャリアを変調するステップを含み、前記第1の光キャリアは、前記光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれる、ステップと、
    前記光トランスポートネットワークから、送信された前記光キャリアを受信するステップと、
    フィルタ済み信号を生成するために、周期的光フィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り前記周期的光フィルタを用いて前記光キャリアを走査するステップであって、前記自由光スペクトル範囲Wfsは、K個の光キャリアに対応し、Kは2以上である、ステップと、
    前記第1の変調周波数について前記自由光スペクトル範囲の中のパワースペクトルを生成するために、前記フィルタ済み信号を復調するステップと、
    前記第1の変調周波数の前記第1の帯域幅スライス及び前記パワースペクトルに基づき、受信した前記第1の光キャリアの第1の中心光周波数を識別するステップと、
    を有する方法。
  2. 光キャリアnの前記第1の中心光周波数fは、式(A)を用いて計算され、
    =m*Wfs+WC1+ΔW 式(A)、
    m=floor((n−1)/K)であり、
    C1は、前記周期的光フィルタの第1の周期的通過帯域の初期走査周波数であり、
    ΔWは、前記パワースペクトルの中の中央アライメント特性が検出される、Wfsに対する光周波数シフトである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の中心光周波数を識別するステップは、
    前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
    式(B)を用いて、前記第1の光キャリアの第2の中心光周波数fn’を計算し、
    n’=(m+1)*Wfs+WC1+ΔW 式(B)
    n’に基づき、第2のキャリア周波数エラーを計算し、
    前記第2のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の中心光周波数を識別するステップは、
    前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
    式(C)を用いて、前記第1の光キャリアの第3の中心光周波数fn’’を計算し、
    n’’=(m−1)*Wfs+WC1+ΔW 式(C)
    n’’に基づき、第3のキャリア周波数エラーを計算し、
    前記第3のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
    請求項2に記載の方法。
  5. キャリア周波数fのキャリア周波数エラーは、
    fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最大周波数との間の差の絶対値、
    fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最小周波数との間の差の絶対値、
    のうちの少なくとも1つを用いて計算される、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第1の光キャリアは、周波数変調(FM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極小である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の光キャリアは、振幅変調(AM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極大である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記フィルタ済み信号を復調するステップは、
    デジタル信号プロセッサを用いて、少なくとも前記第1の変調周波数を検出するステップ、
    を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記フィルタ済み信号を復調するステップは、
    前記第1の変調周波数が前記フィルタ済み信号から検出されないとき、前記第1の光キャリアは受信した前記光キャリアに含まれないことを決定するステップ、
    を有する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記光キャリアは、スーパーチャネルのサブキャリアであり、前記自由光スペクトル範囲Wfsは少なくとも1つの最大光キャリア帯域幅に対応する、請求項1に記載の方法。
  11. 変調周波数を使用可能な光トランスポートネットワークであって、
    制御システムであって、
    光帯域を帯域幅スライスに分割し、前記帯域幅スライスの各々は、最小光キャリア帯域幅より小さい、等しいスペクトル帯域を有し、
    前記帯域幅スライスの各々に、前記帯域幅スライスの各々にそれぞれユニークな変調周波数を割り当て、
    第1の帯域幅スライスのスペクトル位置に基づき、前記第1の帯域幅スライスに対応する第1の変調周波数に、前記スペクトル位置に揃えられた第1の光キャリアを割り当てる、制御システムと、
    送信機であって、
    前記光トランスポートネットワークに渡り前記第1の光キャリアを送信し、第1の変調周波数を用いて前記第1の光キャリアを変調することを含み、前記第1の光キャリアは、前記光トランスポートネットワークに渡り送信される複数の光キャリアと共に含まれる、送信機と、
    光チャネルモニタであって、
    前記光トランスポートネットワークの少なくとも一部に渡り送信された前記光キャリアを受信し、
    フィルタ済み信号を生成するために、周期的光フィルタの自由光スペクトル範囲Wfsに渡り、前記周期的光フィルタを用いて前記光キャリアを走査し、前記自由光スペクトル範囲Wfsは、K個の光キャリアに対応し、Kは2以上であり、
    前記第1の変調周波数について前記自由光スペクトル範囲の中のパワースペクトルを性制すrうために、前記フィルタ済み信号を復調し、
    前記第1の変調周波数の前記第1の帯域幅スライス及び前記パワースペクトルに基づき、受信した前記第1の光キャリアの第1の中心光周波数を識別する、光チャネルモニタと、
    を有する光トランスポートネットワーク。
  12. 前記光チャネルモニタは、式(A)を用いて、光キャリアnの前記第1の中心光周波数fを計算し、
    =m*Wfs+WC1+ΔW 式(A)、
    m=floor((n−1)/K)であり、
    C1は、前記周期的光フィルタの第1の周期的通過帯域の初期走査周波数であり、
    ΔWは、前記パワースペクトルの中の中央アライメント特性が検出される、Wfsに対する光周波数シフトである、
    請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  13. 前記光チャネルモニタが前記第1の中心光周波数を識別することは、
    前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
    式(B)を用いて、前記第1の光キャリアの第2の中心光周波数fn’を計算し、
    n’=(m+1)*Wfs+WC1+ΔW 式(B)
    n’に基づき、第2のキャリア周波数エラーを計算し、
    前記第2のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
    ことを更に含む、請求項12に記載の光トランスポートネットワーク。
  14. 前記光チャネルモニタが前記第1の中心光周波数を識別することは、
    前記第1の中心光周波数の第1のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より大きいとき、
    式(C)を用いて、前記第1の光キャリアの第3の中心光周波数fn’’を計算し、
    n’’=(m−1)*Wfs+WC1+ΔW 式(C)
    n’’に基づき、第3のキャリア周波数エラーを計算し、
    前記第3のキャリア周波数エラーが前記等しいスペクトル帯域より小さいとき、fn’’が前記第1の光キャリアの実際の中心光周波数であると決定する、
    ことを更に含む、請求項12に記載の光トランスポートネットワーク。
  15. キャリア周波数fのキャリア周波数エラーは、
    fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最大周波数との間の差の絶対値、
    fと前記変調周波数fに対応する帯域幅スライスの最小周波数との間の差の絶対値、
    のうちの少なくとも1つを用いて計算される、請求項13に記載の光トランスポートネットワーク。
  16. 前記第1の光キャリアは、周波数変調(FM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極小である、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  17. 前記第1の光キャリアは、振幅変調(AM)を用いて変調され、前記中央アライメント特性は、前記パワースペクトルの中の極大である、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  18. 前記光チャネルモニタは、デジタル信号プロセッサを用いて少なくとも前記第1の変調周波数を検出する、請求項17に記載の光トランスポートネットワーク。
  19. 前記光チャネルモニタが前記フィルタ済み信号を復調することは、
    前記第1の変調周波数が前記フィルタ済み信号から検出されないとき、前記第1の光キャリアは受信した前記光キャリアに含まれないことを決定する、
    ことを更に含む、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  20. 前記光キャリアは、スーパーチャネルのサブキャリアであり、前記自由光スペクトル範囲Wfsは少なくとも1つの最大光キャリア帯域幅に対応する、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
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