JP2017065732A - 注出ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 内容液が流れる様子を外部から視認できるようにして、使用時における使用者の知的好奇心を刺激し、面白味を倍加させることを可能とする注出ノズルを創出することを課題とする。
【解決手段】 基体正面部1と基体背面部2の少なくとも一方が透明又は半透明な合成樹脂材料で形成され、基体正面部1と基体背面部2とが組み立てられて成る注出ノズルであって、基体正面部1及び基体背面部2が、容器本体側のノズル本体Nの先端に連結される連結部4と、内容液Lを注出する注出口5と、連結部4と注出口5との間に内容液Lを迂回させる迂回部6と、連結部4を介してノズル本体N側から流入する内容液Lを迂回部6に導くと共に、迂回部6から流出する内容液Lを注出口5に導く案内片9と、を有する構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばポンプ式容器等のノズルの先端に取り付けて使用される注出ノズルに関する。
一般に、注出容器としてのポンプ式容器は、容器本体の内側に内容液が注入されるとともに、容器本体の上端部に設けたノズルヘッドを押圧操作することにより、容器本体内に設けられたポンプ部が吸い上げた内容液をノズルヘッドのノズル本体から注出するような構成となっている。
これらの商品を展開するに際しては、例えば、容器本体の側面にテレビアニメのキャラクター、愛玩具、動物等のデザインを印刷したり、例えば、特許文献1に示すような、ノズルヘッドにそのようなキャラクターを模したヘッドカバーを装着したりして意匠的な趣向を凝らし、購入者の興味を引くようにするといった手法が用いられてきた。
特開2004−268997号公報
しかし、上記のようなデザインやヘッドカバーを施すことは購入時の動機付けになったとしても、使用時に継続的に使用者の知的好奇心を刺激するには至らず、すぐに飽きられてしまうという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、内容液が流れる様子を外部から視認できるようにすることにより、使用時における使用者の知的好奇心を刺激し、面白味を倍加させることを可能とする注出ノズルを創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる手段は、
基体正面部と基体背面部の少なくとも一方が透明又は半透明な合成樹脂材料で形成され、基体正面部と基体背面部とが組み立てられて成る注出ノズルであって、基体正面部及び基体背面部が、容器本体側のノズル本体Nの先端に連結される連結部と、内容液を注出する注出口と、連結部と注出口との間に内容液を迂回させる迂回部と、連結部を介してノズル本体側から流入する内容液を迂回部に導くと共に、迂回部から流出する内容液を注出口に導く案内片と、を有することを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、内容液が注出ノズル内を流れる様子を外部から視認することを達成し得る。
また本発明の他の手段は、本発明の主たる手段に、迂回部は、連結部と注出口を結ぶ基準経路部から側方に突出形成されたものであり、迂回部と基準経路部との連結部分に幅狭部を設けた、との構成を加えたものである。
上記手段では、内容液は狭幅部を通過した後に幅広い迂回部に急激に流れ込むことになるため、内容液の流速増大を達成し得る。
また本発明の他の手段は、上記手段に、案内片は、基準経路部の幅狭部と対向する位置に設けられた側壁に基端部を有し、先端部が幅狭部を介して迂回部内に挿入する構成とした、との構成を加えたものである。
上記手段では、基準経路部内を流れる内容液を、迂回部内に確実に導くことを達成し得る。
また本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、案内片を略円弧状に形成した、との構成を加えたものである。
上記手段では、内容液は円弧状の案内片に沿って流れるようになるため、内容液を迂回部内にスムーズに導くことを達成し得る。
また本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、迂回部内に円弧状壁を形成すると共に、円弧状壁の凸壁部と案内片の先端部とがその間に設けられた隙間を介して対向する構成とした、との構成を加えたものである。
上記手段では、迂回部内を流れる内容液の一部を、迂回部の下流側から隙間を介して迂回部の上流部に戻すことを達成し得る。
また本発明の他の手段は、上記手段に、円弧状壁の近傍の位置に、支柱部を配置した、との構成を加えたものである。
上記手段では、口部を形成する円弧状壁と共に、キャラクターの顔を形成し得る。
また本発明の他の手段は、上記いずれかの手段に、基体正面部と基体背面部とがヒンジ部を介して連結されており、基体正面部と基体背面部とをヒンジ部を中心に折り返し、基体正面部の接合部と基体背面部の接合部とを対向させた状態で互いを合体させることにより一体的に組み立てられる、との構成を加えたものである。
または上記いずれかの手段に、基体正面部と基体背面部とが別体で形成されており、基体正面部と基体背面部とを対向させた状態から互いの接合部と接合部とを嵌合させることにより一体に組み立てられる、との構成を加えたものである。
あるいは上記いずれかの手段に、基体正面部と基体背面部とが別体で形成されており、基体正面部と基体背面部とを対向させた状態において、互いの接合部と接合部を超音波溶着することにより一体に組み立てられる、との構成を加えたものである。
上記各手段では、注出ノズルを容易に組み立てることを達成し得る。
本発明の注出ノズルでは、注出ノズル内を流れる内容液の様子を外部から視覚的に認識することが可能となるため、使用時における使用者の知的好奇心を刺激し、面白味を倍加させることができる。
本発明の一実施例を示す注出ノズルの側面図である。 注出ノズルの断面図である。 注出ノズルを展開した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施例を示す注出ノズルの側面図、図2は注出ノズルの断面図、図3は注出ノズルを展開した状態を示す斜視図である。
図1乃至図3に示す注出ノズルは、例えば内容液Lが充填されている容器本体(図示せず)側の頭部に設けられたノズルヘッド(図示せず)から延びるノズル本体Nの先端に組み付けられて使用されるものである。ノズルヘッドは、それ自体を下方に押し込むことにより内容液がノズル本体から注出される押し込み式であっても良いし、レバーを把持することにより内容液がノズル本体から注出されるレバー式であっても良い。
注出ノズル10は、例えば図3に示すように、ヒンジ部3を介して連結される基体正面部1と基体背面部2を有し、基体正面部1と基体背面部2とをヒンジ部3を中心に折り返し、基体正面部1の接合部1aと基体背面部2の接合部2aを対向させた状態で互いを合体させることにより、全体として管形状から成る注出ノズル10が一体的に組み立てられる構成である。基体正面部1と基体背面部2の少なくとも一方は、透明又は半透明な合成樹脂材料により形成されており、外部から注出ノズル10を目視することに内部の様子を視認することが可能となっている。
注出ノズル10には、上流側にノズル本体Nの先端に連結される管形状から成る連結部4が設けられ、下流側には内容液Lを注出する管形状から成る注出口5が設けられている。なお、連結部4の先端はノズル本体N内に挿入可能とされており、この先端にはノズル本体Nに係合するための係止突起4aが設けられている(図2参照)。
連結部4と注出口5との間には内容液Lを迂回するルートを形成する迂回部6が設けられている。迂回部6は、連結部4と注出口5とを直線的に結ぶ基準経路部7から側方にコブ状に突出する形状であり、迂回部6と基準経路部7との連結部分には管路幅を絞るように形成された幅狭部8が設けられている。
基準経路部7の側壁7Aで且つ迂回部6と対向する位置には、連結部4を介してノズル本体Nから上流側となる連結部4を介して流入する内容液Lを迂回部6に導くと共に、迂回部6から流出する内容液Lを下流側となる注出口5に導く案内片9が一体に形成されている。案内片9は略円弧状から成る側壁で形成されており、基準経路部7の幅狭部8と対向する位置に設けられた側壁7Aに基端部9aを有し、先端部9bは幅狭部8を介して迂回部6内に挿入されている。
迂回部6内には、凸壁部11a側が幅狭部8に対向し、凹壁部11b側が迂回部6側に対向する円弧状壁11が形成されており、凸壁部11aと案内片9の先端部9bとは、その間に設けられた隙間12を介して対向している。そして、円弧状壁11の凹壁部11b側の近傍の位置には一対の支柱部13が形成されている。図3に示すように、円弧状壁11は、基体正面部1側に設けられた嵌合凹部壁11Aと基体背面部2側に設けられた凸状の嵌合凸部壁11Bとから構成されており、組み立て時にこれらが互いに嵌合することにより円弧状壁11が形成されることになる。同様に、支柱部13は、基体正面部1側に設けられた円筒状の嵌合凹部13Aと基体背面部2側に設けられた凸状の嵌合凸部13Bとから構成されており、組み立て時にこれらが互いに嵌合することにより支柱部13が形成されることになる。
本実施例では、円弧状壁11がキャラクターの口部を構成し、一対の支柱部13がキャラクターの目部を構成し、さらに迂回部6を形成する側壁14がキャラクターの顔の輪郭を構成している。そして、側壁14の形状や大きさ、円弧状壁11及び一対の支柱部13の形、大きさ、あるいは配置を変えることにより、特定のキャラクターを模すことが可能となっている。これにより、購入者の購買意欲を刺激することが可能となる。
注出ノズル10がノズル本体Nの先端に装着された状態にあるノズルヘッド(図示せず)を押圧操作し、又はレバーを引く操作をして使用すると、内容液Lは図示しないパイプを介して容器本体内から吸い上げられ、発泡部材により発泡させた後、ノズル本体Nを介して注出ノズル10内に泡状の内容液Lとして吐出され、注出ノズル10の注出口5からも泡状の内容液Lが注出されることになる。
この際、泡状の内容液Lはノズル本体Nに接続された連結部4を通じて注出ノズル10内に吐出されるが、連結部4から上流側の基準経路部7を通った後、円弧状の案内片9に沿って迂回部6にスムーズに導かれ、幅狭部8を介して迂回部6の上流部6Aに達する。迂回部6の上流部6Aに達した泡状の内容液Lは、図2において反時計回り方向に流れ、迂回部6内の口部を構成する側壁14や目部を構成する一対の支柱部13の周囲を通って迂回部6の下流部6Bに達する。そして、泡状の内容液Lの一部は、迂回部6の下流部6Bから幅狭部8に至り、幅狭部8に設けられた案内片9に導かれて下流側の基準経路部7に達する。また泡状の内容液Lの他の一部は、迂回部6の下流部6Bから隙間12を通って迂回部6の上流部6A側に戻され、再び迂回部6内を上記同様反時計回りに流れることになる。いずれの場合も、泡状の内容液Lは最終的には下流側の基準経路部7から注出口5を介して外部に注出される。
そして、使用時に正面側から又は背面側から注出ノズル10を覗くことにより、透明又は半透明に形成された基体正面部1又は基体背面部2を介して注出ノズル10の内部を流れる泡状の内容液Lの様子を目視することができる。この際、泡状の内容液Lがキャラクターの顔が摸された迂回部6内をグルグルと回りながら流れるため、使用時における使用者の知的好奇心を刺激することが可能となる。
特に、泡状の内容液Lは案内片9によってさらに狭い幅寸法にある幅狭部8を通過した後に広い迂回部6に急激に流れ込むことになるため、泡状の内容液Lの流速を増大させることが可能であり、迂回部6内を勢い良く流れる泡状の内容液Lの様子は、さらに使用時における使用者の知的好奇心を刺激するので、面白味を倍加させることができる。
以上、上記実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では、基体正面部1と基体背面部2とがヒンジ部3を介して連結されており、このヒンジ部3で折り返すことにより、基体正面部1と基体背面部2とが一体に組み立てられる構成を示して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、基体正面部1と基体背面部2とが別体で形成されており、基体正面部1と基体背面部2とを対向させた状態から互いの接合部1aと接合部2aとを嵌合させることにより一体に組み立てられる構成としても良い。
あるいは、基体正面部1と基体背面部2とが別体で形成されており、基体正面部1と基体背面部2とを対向させた状態において、互いの接合部1aと接合部2aを超音波溶着などを使用することにより一体に組み立てられる構成としても良い。
また上記実施例では、一対の支柱部13によりキャラクターの目部を構成する場合について説明したが、支柱部13の数はこれに限られるのもではなく、採用するキャラクターに応じて適宜変更することが可能である。
また上記実施例では内容液Lの状態として泡状の場合を示して説明したが、内容液Lの状態は泡状に限られるものでない。
本発明の注出ノズルは、注出時における面白味を倍加させて付加価値を高めるノズルの分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 : 基体正面部
1a : 基体正面部の接合部
2 : 基体背面部
2a : 基体背面部の接合部
3 : ヒンジ部
4 : 連結部
5 : 注出口
6 : 迂回部
6A : 迂回部の上流部
6B : 迂回部の下流部
7 : 基準経路部
7A : 側壁
8 : 幅狭部
9 : 案内片
9a : 案内片の基端部
9b : 案内片の先端部
10 : 注出ノズル
11 : 円弧状壁
11A: 嵌合凹部壁
11B: 嵌合凸部壁
11a: 凸壁部
11b: 凹壁部
12 : 隙間
13 : 支柱部
13A: 嵌合凹部
13B: 嵌合凸部
14 : 側壁
L : 内容液
N : ノズル本体

Claims (9)

  1. 基体正面部(1)と基体背面部(2)の少なくとも一方が透明又は半透明な合成樹脂材料で形成され、前記基体正面部(1)と前記基体背面部(2)とが組み立てられて成る注出ノズルであって、
    前記基体正面部(1)及び前記基体背面部(2)が、容器本体側のノズル本体(N)の先端に連結される連結部(4)と、内容液(L)を注出する注出口(5)と、前記連結部(4)と前記注出口(5)との間に内容液(L)を迂回させる迂回部(6)と、前記連結部(4)を介して前記ノズル本体(N)側から流入する内容液(L)を前記迂回部(6)に導くと共に、前記迂回部(6)から流出する内容液(L)を前記注出口(5)に導く案内片(9)と、を有することを特徴とする注出ノズル。
  2. 迂回部(6)は、連結部(4)と注出口(5)を結ぶ基準経路部(7)から側方に突出形成されたものであり、前記迂回部(6)と前記基準経路部(7)との連結部分に幅狭部(8)を設けた請求項1記載の注出ノズル。
  3. 案内片(9)は、基準経路部(7)の幅狭部(8)と対向する位置に設けられた側壁(7A)に基端部(9a)を有し、先端部(9b)が幅狭部(8)を介して迂回部(6)内に挿入する構成とした請求項2記載の注出ノズル。
  4. 案内片(9)を略円弧状に形成した請求項1乃至3のいずれか一項に記載の注出ノズル。
  5. 迂回部(6)内に円弧状壁(11)を形成すると共に、該円弧状壁(11)の凸壁部(11a)と案内片(9)の先端部(9b)とがその間に設けられた隙間(12)を介して対向する構成とした請求項1乃至4のいずれか一項に記載の注出ノズル。
  6. 円弧状壁(11)の近傍の位置に、支柱部(13)を配置した請求項5記載の注出ノズル。
  7. 基体正面部(1)と基体背面部(2)とがヒンジ部(3)を介して連結されており、前記基体正面部(1)と前記基体背面部(2)とを前記ヒンジ部(3)を中心に折り返し、前記基体正面部(1)の接合部(1a)と前記基体背面部(2)の接合部(2a)とを対向させた状態で互いを合体させることにより一体的に組み立てられる請求項1乃至6のいずれか一項に記載の注出ノズル。
  8. 基体正面部(1)と基体背面部(2)とが別体で形成されており、前記基体正面部(1)と前記基体背面部(2)とを対向させた状態から互いの接合部(1a)と接合部(2a)とを嵌合させることにより一体に組み立てられる請求項1乃至6のいずれか一項に記載の注出ノズル。
  9. 基体正面部(1)と基体背面部(2)とが別体で形成されており、前記基体正面部(1)と前記基体背面部(2)とを対向させた状態において、互いの接合部(1a)と接合部(2a)を超音波溶着することにより一体に組み立てられる請求項1乃至6のいずれか一項に記載の注出ノズル。
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