JP2017077110A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】導通板をモータ外郭の外側から取付けることができ、モータ外郭と導通板の夫々の形状を簡単な構造にすることができること。【解決手段】モータ外郭6に圧入された反出力側ブラケット本体部421から外方に向けて形成された反出力側ブラケットフランジ423と、モータ外郭6を覆うように取付けられた固定用ブラケット本体部431の一方の開口434から外方に向けて形成された固定用ブラケットフランジ432が当接された状態で、固定用ブラケットフランジ432に対し反出力側ブラケットフランジ423の複数の爪部425a〜425hが固定されたモータであり、板状の導通帯51と、導通帯51の一端に設けられ出力側ブラケット41の出力側ベアリングハウス411に接合された第1接合部52と、導通帯51の他端に設けられ爪部425aと固定用ブラケットフランジ432の間に挟持された第2接合部53とを備えた導電性を有する導通板5を設けた。【選択図】図5

Description

本発明は、ベアリングに生じる電食を防ぐための導通板を備えたモータに関する。
従来のモータとして、ステータの内部にロータを回転可能に配置したインナーロータ型のモータが知られている。この型のモータには、例えば、空気調和機の室外機に搭載される送風ファンを回転駆動するためのブラシレスDCモータがある。
このブラシレスDCモータは、樹脂で形成されたモータ外郭で覆われた円筒形状のステータと、回転軸を有しステータの内周側に配置されたロータと、ロータの回転軸の出力側を支持する出力側ベアリングと、ロータの回転軸の反出力側を支持する反出力側ベアリングと、ロータの回転軸の出力側のモータ外郭に配置された金属製の出力側ブラケットと、ロータの回転軸の反出力側のモータ外郭に配置された金属製の反出力側ブラケットとを備えている。
モータ外郭の外周面には、ロータの回転軸の出力側に小径部、ロータの回転軸の反出力側に小径部より直径の大きい大径部が形成されており、小径部と大径部の境界は段差部となっている。出力側ブラケットは、出力側ベアリングを収容するための出力側ベアリングハウスと、出力側ベアリングハウスの周りに広がるフランジ部を有する。この出力側ブラケットのフランジ部は、樹脂で覆われモータ外郭と一体になっている。
一方、この反出力側ブラケットは、底面を有する円筒形状の反出力側ブラケット本体部と、底面に設けられ反出力側ベアリングを収容するための反出力側ベアリングハウスと、反出力側ブラケット本体部の開口の周縁から外方に向けて形成された円環状の反出力側ブラケットフランジと、反出力側ブラケットフランジの外周縁から外方に向けて突出する複数の爪部を有する。反出力側ブラケットの反出力側ブラケット本体部は、モータ外郭の外周面の大径部に圧入されている。出力側ベアリングは、出力側ブラケットに設けられた出力側ベアリングハウスに収容され、反出力側ベアリングは、反出力側ブラケットに設けられた出力側ベアリングハウスに収容されており、それぞれのベアリングとベアリングハウスは互いに電気的に導通している。
このブラシレスDCモータは、モータ外郭に圧入された反出力側ブラケットとモータ外郭の固定を強固にするための固定用ブラケットをさらに備えている。この固定用ブラケットは、円筒形状の固定用ブラケット本体部と、固定用ブラケット本体部の一方の開口の周縁から外方に向けて形成された円環状の固定用ブラケットフランジと、他方の開口の周縁を内方に向けて折り返した係止部を備えている。
この固定用ブラケットをモータ外郭に取り付ける場合、固定用ブラケットを固定用ブラケットフランジが設けられている側を先にして、ロータの回転軸の出力側からモータ外郭の外周面の大径部を覆うように取り付け、固定用ブラケットフランジと反出力側ブラケットフランジを当接させる。このとき、固定用ブラケットに設けられた係止部はモータ外郭の段差部に係止される。この後、反出力側ブラケットフランジに設けられた複数の爪部を固定用ブラケットフランジの側に折り返す。この結果、固定用ブラケットと反出力側ブラケットが連結されるとともに固定用ブラケットの係止部がモータ外郭の段差部に係止されるので、反出力側ブラケットがロータの回転軸の反出力側に抜けることを防ぎ、モータ外郭に圧入された反出力側ブラケットとモータ外郭の固定を強固にする。
このようなブラシレスDCモータでは、出力側ブラケットと反出力側ブラケットが電気的に導通していないため、出力側ベアリングと反出力側ベアリングの間で電位差が生じ、その結果、出力側ベアリングや反出力側ベアリングに電食が生じてしまうという問題があった。この電食を防止するため、出力側のブラケットと反出力側のブラケットを導電性のある導通板で接続し、電食の原因となる出力側ベアリングと反出力側ベアリングの間の電位差を無くす技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出力側ブラケットは、底面を有する円筒形状の出力側ブラケット本体部と、底面に設けられ出力側ベアリングを収容するための出力側ベアリングハウスを有する。出力側ブラケットの出力側ブラケット本体部は、モータ外郭の外周面に圧入されている。一方、反出力側ブラケットは、反出力側ベアリングハウスを収容するための反出力側ベアリングハウスと、反出力側ベアリングハウスの周りに広がるフランジ部を有する。この反出力側ブラケットのフランジ部は、樹脂で覆われモータ外郭と一体になっている。
そして、導通板は、板状の導通帯と、導通帯の一端に設けられたリング状端部と、導通帯の他端に設けられた接合端部とを備えている。リング状端部は、反出力側ブラケットの反出力側ベアリングハウスに圧入され、接合端部は、出力側ブラケットの出力側ブラケット本体部の内周側に挟持されている。このように構成された導通板は、接合端部を出力側ブラケットの出力側ブラケット本体部の内周側に挟持するため、モータ外郭の外周面には、接合端部を挟持させる箇所に溝部を形成する必要があり、接合端部の形状をモータ外郭の外周面に沿った形状に形成する必要があった。したがって、特許文献1に開示された導電性のある導通板を備えたブラシレスDCモータでは、出力側ブラケットと反出力側ブラケットとを導通させるため、モータ外郭と導通板のそれぞれの形状が複雑な構造になってしまう問題点があった。
特許第5741127号公報
本発明は上記問題点に鑑み、ベアリングに生じる電食を防ぐための導通板をモータ外郭の外側から取付けることができ、モータ外郭と導通板のそれぞれの形状を簡単な構造にすることができるモータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のモータは、樹脂で形成されたモータ外郭で覆われた円筒形状のステータと、回転軸を有しステータの内周側に配置されたロータと、ロータの回転軸の出力側を支持する出力側ベアリングと、ロータの回転軸の反出力側を支持する反出力側ベアリングと、ロータの回転軸の出力側のモータ外郭に配置された金属製の出力側ブラケットと、ロータの回転軸の反出力側のモータ外郭に配置された金属製の反出力側ブラケットとを備え、出力側ブラケットは、出力側ベアリングを収容するための出力側ベアリングハウスと、出力側ベアリングハウスの周りに広がりモータ外郭と一体になったフランジ部を有し、反出力側ブラケットは、モータ外郭の外周面に圧入された底面を有する円筒形状の反出力側ブラケット本体部と、底面に設けられ反出力側ベアリングを収容するための反出力側ベアリングハウスと、反出力側ブラケット本体部の開口の周縁から外方に向けて形成された反出力側ブラケットフランジと、反出力側ブラケットフランジの外縁から外方に向けて突出する爪部を有したモータであって、板状の導通帯と、導通帯の一端に設けられ出力側ブラケットの出力側ベアリングハウスに接合された第1接合部と、導通帯の他端に設けられ爪部と反出力側ブラケットフランジとで挟持された第2接合部とを備えた導電性を有する導通板を設けたことを特徴とする。
本発明のモータによれば、ベアリングに生じる電食を防ぐための導通板をモータ外郭の外側から取付けることができ、モータ外郭と導通板のそれぞれの形状を簡単な構造にすることができる。
本発明のモータにおいて固定用ブラケットフランジと反出力側ブラケットフランジを互いに当接させ、反出力側ブラケットフランジの複数の爪部がカシメられる前の状態を示す正面図である。 本発明のモータにおいて固定用ブラケットフランジと反出力側ブラケットフランジを互いに当接させ、反出力側ブラケットフランジの複数の爪部がカシメられる前の状態を示す側面図である。 本発明のモータにおいて固定用ブラケットフランジと反出力側ブラケットフランジを互いに当接させ、反出力側ブラケットフランジの複数の爪部がカシメられた後の状態を示す正面図である。 本発明のモータにおいて固定用ブラケットフランジと反出力側ブラケットフランジを互いに当接させ、反出力側ブラケットフランジの複数の爪部がカシメられた後の状態を示す側面図である。 本発明のモータにおいて図3に示すA−A断面を示す概略断面図である。 本発明のモータに有する導通板を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(b)に示すB−B断面を示す部分断面図、(d)は(b)の部分拡大図である。 本発明のモータに有する導通板に備えた第1接合部の付近を示す拡大図であり、(a)は図3の部分拡大図、(b)は図4の部分拡大図である。 本発明のモータに有する導通板に備えた第2接合部の付近を示す拡大図であり、(a)は図5の部分拡大図、(b)は図3の部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1乃至図8は、本実施形態におけるモータMの構成を説明する図である。図1乃至図5に示すように、このモータMは、例えば、空気調和機の室外機に搭載する送風ファンを回転駆動するためのブラシレスDCモータに適用されるものであり、ステータ1と、ロータ2と、出力側ベアリング31と、反出力側ベアリング32と、出力側ブラケット41と、反出力側ブラケット42と、固定用ブラケット43と、導通板5とを備えている。
ステータ1は、円筒形状のヨーク部とヨーク部から内径側に延びる複数のティース部とを有したステータコア13を備え、インシュレータ11を介してティース部に巻線12が巻回されている。ステータ1は、ステータコア13の内周面を除き、樹脂で形成されたモータ外郭6で覆われている。ロータ2は、回転軸21と複数の永久磁石(図示省略)とを有し、永久磁石は、N極とS極が等間隔に交互に表われるように回転軸21の周囲に一体的に形成されている。ロータ2は、ステータ1のステータコア13の内周側に所定の空隙(ギャップ)をもって回転自在に配置されている。出力側ベアリング31は、ロータ2の回転軸21の出力側(送風ファンを連結する側)を支持している。反出力側ベアリング32は、ロータ2の回転軸21の反出力側を支持している。出力側ベアリング31および反出力側ベアリング32は、例えば、ボールベアリングが用いられる。
出力側ブラケット41は、金属製(鋼板やアルミニウムなど)であり、ロータ2の回転軸21の出力側のモータ外郭6に配置されている。出力側ブラケット41は、出力側ベアリング31を収容するための出力側ベアリングハウス411と、出力側ベアリングハウス411の周りに広がるフランジ部412を有する。この出力側ブラケット41のフランジ部412は、樹脂で覆われモータ外郭6と一体になっている。出力側ベアリングハウス411は、底面を有する円筒形状に形成されており、底面の中央に孔を有し、この孔から回転軸21の出力側が突出している。この出力側ベアリングハウス411の外周面に後述する導通板5が接合されている。
一方、反出力側ブラケット42は、金属製(鋼板やアルミニウムなど)であり、ロータ2の回転軸21の反出力側のモータ外郭6に配置されている。反出力側ブラケット42は、底面を有する円筒形状の反出力側ブラケット本体部421と、底面に設けられ反出力側ベアリング32を収容するための反出力側ベアリングハウス422と、反出力側ブラケット本体部421の開口424の周縁から外方に向けて形成された円環状の反出力側ブラケットフランジ423と、反出力側ブラケットフランジ423の外周縁から外方に向けて突出する複数の爪部425a〜425hを有する。反出力側ブラケット42の反出力側ブラケット本体部421は、後述するモータ外郭6の外周面の大径部62に圧入されている。反出力側ブラケットフランジ423に設けられた複数の爪部425a〜425hは、図1、図2に示すように、回転軸21の出力側に突出した状態になっている。
出力側ベアリング31は、出力側ブラケット41に設けられた出力側ベアリングハウス411に収容され、反出力側ベアリング32は、反出力側ブラケット42に設けられた反出力側ベアリングハウス422に収容されており、出力側ベアリング31と出力側ベアリングハウス411、反出力側ベアリング32と反出力側ベアリングハウス422はそれぞれ電気的に導通している。
モータ外郭6の外周面には、ロータ2の回転軸21の出力側に小径部61、ロータ2の回転軸21の反出力側に小径部61より直径の大きい大径部62が形成されており、小径部61と大径部62の境界は段差部63となっている。
さらに、このモータMは、モータ外郭6の外周面に圧入された反出力側ブラケット42とモータ外郭6の固定を強固にするための固定用ブラケット43を備えている。この固定用ブラケット43は、円筒形状の固定用ブラケット本体部431と、固定用ブラケット本体部431の一方の開口434の周縁から外方に向けて形成された円環状の固定用ブラケットフランジ432と、他方の開口435の周縁を内方に向けて折り返した係止部433とを備えている。
この固定用ブラケット43をモータ外郭6に取り付ける場合、図1、図2および図5に示すように、固定用ブラケット43を固定用ブラケットフランジ432が設けられている側を先にして、ロータ2の回転軸21の出力側からモータ外郭6の外周面を覆うように取り付け、固定用ブラケットフランジ432と反出力側ブラケットフランジ423を互いに当接させる。このとき、固定用ブラケット43に設けられた係止部433はモータ外郭6の段差部63に係止される。そして、反出力側ブラケットフランジ423に設けられた複数の爪部425は回転軸21の出力側に突出した状態になっている。
この後、図3、図4および図5に示すように、反出力側ブラケットフランジ423に設けられた複数の爪部425a〜425hは固定用ブラケットフランジ432の側に折り返される。そして、反出力側ブラケットフランジ423に設けられた複数の爪部425a〜425hは固定用ブラケットフランジ432に対しカシメられた状態になっている。これらの複数の爪部425a〜425hは、言い換えると、固定用ブラケットフランジ423を反出力側ブラケットフランジ423との間で挟持した状態になっている。
この結果、固定用ブラケット43と反出力側ブラケット42が固定されるとともに、固定用ブラケット43の係止部433がモータ外郭6の段差部63に係止されるので、反出力側ブラケット42がロータ2の回転軸21の反出力側に抜けることを防ぎ、モータ外郭6の外周面に圧入された反出力側ブラケット42とモータ外郭6の固定を強固にしている。
導通板5は、図1乃至図8に示すように、出力側ベアリングハウス411と反出力側ブラケット42に接合されている。以下、導通板5について詳細に説明する。図5乃至図8に示すように、導通板5は、導電性のあるステンレス、鋼板、真鍮などの金属製であり、板状の導通帯51と、導通帯51の一端に設けられ出力側ブラケット41の出力側ベアリングハウス411に接合される第1接合部52と、導通帯51の他端に設けられ反出力側ブラケットフランジ423の複数の爪部425a〜425hのいずれか1つの爪部(例えば425a)と固定用ブラケット43の固定用ブラケットフランジ432との間に挟持される第2接合部53とを備えている。
導通帯51は、図1乃至図5に示すように、導通帯51の一端から他端までモータ外郭6と固定用ブラケット43の外形に沿って折れ曲がった形状に形成されている。第1接合部52は、図3乃至図7に示すように、出力側ベアリングハウス411の外周面に接合されている。この第1接合部52の形状は、例えば、導通帯51の一端から折り曲げられることなく延長線上に形成されたリング状になっており、リング状の第1接合部52の内周側が出力側ベアリングハウス411の外周面に圧入されている。このリング状の第1接合部52の内周側は、導通板5として薄い板から形成されているので、出力側ベアリングハウス411への圧入状態を保持して出力側ベアリングハウス411から外れ難くするため、凹凸形状に形成されている。
第2接合部53は、図3乃至図8に示すように、反出力側ブラケットフランジ423に設けられた複数の爪部425a〜425hのうち、1つの爪部425aと固定用ブラケットフランジ432との間に挟持されている。この第2接合部53は、例えば、導通帯51の他端から折り曲げられた状態に形成された平板部であって導通帯51の幅よりも広い幅に形成された長方形状になっており、この平板部が固定用ブラケットフランジ432とともに1つの爪部425aを折り曲げてカシメることで固定されている。そして、平板部には、この爪部425aとの接触を確保するために、平板部の中央に形成され爪部425aとカシメられたとき潰れて圧接される突起531を有している。また、平板部には、爪部425aと突起531との位置を決めるための目印になるとともに、突起531が爪部425aとカシメられる時、この爪部425aとの位置ズレを防ぐため、突起531の両側に形成され爪部425aに接合されない箇所に2つの突起532を有している。つまり、2つの突起532の間隔が爪部425aの幅よりも大きくなっている。この突起532は、突起531が爪部425aとカシメられる時、潰れる突起531の高さよりも高くなるので、爪部425aに対する平板部の横方向の位置ズレを防止している。
以上説明してきた本実施形態によるモータMによれば、導通帯51の一端に設けられたリング状の第1接合部52と出力側ベアリングハウス411が電気的に導通され、導通帯51の他端に設けられた第2接合部53である平板部と反出力側ベアリングハウス422が反出力側ブラケット42の爪部425aを通じて電気的に導通される。この結果、導通板5により、出力側ベアリングハウス411と反出力側ベアリングハウス422とを導通させることができるため、モータMの駆動時、出力側ベアリング31と反出力側ベアリング32の間の電位差を無くし、出力側ベアリング31や反出力側ベアリング32に電食が発生するのを防ぐことができる。
また、本実施形態によるモータMによれば、固定用ブラケットフランジ432と反出力側ブラケットフランジ423とを互いに当接させ、複数の爪部425a〜425hが固定用ブラケットフランジ432に対してカシメられたモータMにおいて、複数の爪部425a〜425hのいずれか1つの爪部(例えば425a)と、固定用ブラケットフランジ432で導通板5の導通帯51の他端に設けられた第2接合部53である平板部が挟持されカシメられる。このため、背景技術の示すように、モータ外郭の外周面には、導通板の導通帯の他端に設けられた接合端部を挟持させる箇所に溝部を形成しなくてもよく、この接合端部の形状をモータ外郭の外周面に沿った形状に形成しなくてもよいので、モータ外郭6の形状と導通板5の形状を簡単な構造にすることができる。
また、本実施形態によるモータMによれば、固定用ブラケットフランジ432と反出力側ブラケットフランジ423とを互いに当接させ、複数の爪部425a〜425hのうち、複数の爪部425b〜425hが固定用ブラケットフランジ432に対してカシメられた後、最後に1つの爪部425aと固定用ブラケットフランジ432で導通板5の他端に設けられた第2接合部53である平板部が挟持されカシメられるので、導通板5をモータ外郭6の外側から容易に取付けることができる。
また、導通板5は、複数の爪部425a〜425hのいずれか1つの爪部(例えば爪部425a)と、固定用ブラケットフランジ432で導通板5の導通帯51の他端に設けられた第2接合部53である平板部が挟持されカシメられる構造になっているため、モータ外郭6に対する導通板5の位置に制約がなく、導通板5をモータMの外側から取付ける際の作業性を良好にすることができ、導通板5の位置をモータMの用途に応じで選択することができる。
なお、本実施形態によるモータMでは、導通板5の第1接合部52として、導通帯51の一端から折り曲げられることなく延長線上に形成されたリング状になっているが、本発明はこれに限らず、出力側ベアリングハウス411に接合される構造であれば、導通板5の第1接合部52はリング状になっていなくてもよい。例えば、導通板5の構造は、導通板5の導通帯51として、モータ外郭6の回転軸21の軸方向端面に有する凸部に圧入される凹形状の部分を有し、導通板5の第1接合部52として、導通帯51の一端から折り曲げられることなく延長線上に形成された矩形状になっていてもよい。また、導通板5の第2接合部53として、導通帯51の他端から折り曲げられた状態に形成された平板部であって導通帯の幅よりも広い幅に形成された長方形状とし、第2接合部53である平板部が爪部425aと、固定用ブラケットフランジ432で挟持されカシメられているが、本発明はこれに限らず、複数の爪部425a〜425hのいずれか1つの爪部(例えば爪部425a)と固定用ブラケットフランジ432の間に挟持される構造であれば、導通板5の第2接合部53である平板部は長方形状でなくてもよい。例えば、導通板5の第2接合部53として、導通帯51の他端から折り曲げられた状態に形成された平板部であって導通帯の幅と同じ幅に形成された矩形状になっていてもよい。
さらに、モータ外郭6の外周面に圧入された反出力側ブラケット42とモータ外郭6の固定を強固にするための固定用ブラケット43を備えているが、本発明はこれに限らず、反出力側ブラケット42とモータ外郭6の固定を確保することができれば、固定用ブラケット43を省略することができる。例えば、この場合には、モータ外郭6の外周面は小径部と大径部を形成することが不要であり、モータ外郭6の外周面に圧入される反出力側ブラケット42があればよい。そして、この反出力側ブラケット42は、反出力側ブラケットフランジ423を円環状に形成しなくてもよく、反出力側ブラケットフランジ423には1つの爪部を有するものであればよい。導通板5の第2接合部は、反出力側ブラケットフランジの1つの爪部と反出力側ブラケットフランジとの間に挟持される。
1 ステータ
11 インシュレータ
12 巻線
13 ステータコア
2 ロータ
21 回転軸
31 出力側ベアリング
32 反出力側ベアリング
41 出力側ブラケット
411 出力側ベアリングハウス
412 フランジ部
42 反出力側ブラケット
421 反出力側ブラケット本体部
422 反出力側ベアリングハウス
423 反出力側ブラケットフランジ
424 開口
425a〜425h 爪部
43 固定用ブラケット
431 固定用ブラケット本体部
432 固定用ブラケットフランジ
433 係止部
434 開口
435 開口
5 導通板
51 導通帯
52 第1接合部
53 第2接合部
531 突起
532 突起
6 モータ外郭
61 小径部
62 大径部
63 段差部
M モータ

Claims (4)

  1. 樹脂で形成されたモータ外郭で覆われた円筒形状のステータと、回転軸を有し前記ステータの内周側に配置されたロータと、前記ロータの前記回転軸の出力側を支持する出力側ベアリングと、前記ロータの前記回転軸の反出力側を支持する反出力側ベアリングと、前記ロータの前記回転軸の出力側の前記モータ外郭に配置された金属製の出力側ブラケットと、前記ロータの前記回転軸の反出力側の前記モータ外郭に配置された金属製の反出力側ブラケットとを備え、
    前記出力側ブラケットは、前記出力側ベアリングを収容するための出力側ベアリングハウスと、前記出力側ベアリングハウスの周りに広がり前記モータ外郭と一体になったフランジ部を有し、
    前記反出力側ブラケットは、前記モータ外郭の外周面に圧入された底面を有する円筒形状の反出力側ブラケット本体部と、底面に設けられ反出力側ベアリングを収容するための反出力側ベアリングハウスと、前記反出力側ブラケット本体部の開口の周縁から外方に向けて形成された反出力側ブラケットフランジと、前記反出力側ブラケットフランジの外縁から外方に向けて突出する爪部を有したモータであって、
    板状の導通帯と、前記導通帯の一端に設けられ前記出力側ブラケットの前記出力側ベアリングハウスに接合された第1接合部と、前記導通帯の他端に設けられ前記爪部と前記反出力側ブラケットフランジとの間に挟持された第2接合部とを備えた導電性を有する導通板を設けたことを特徴とするモータ。
  2. 樹脂で形成されたモータ外郭で覆われた円筒形状のステータと、回転軸を有し前記ステータの内周側に配置されたロータと、前記ロータの前記回転軸の出力側を支持する出力側ベアリングと、前記ロータの前記回転軸の反出力側を支持する反出力側ベアリングと、前記ロータの前記回転軸の出力側の前記モータ外郭に配置された金属製の出力側ブラケットと、前記ロータの前記回転軸の反出力側の前記モータ外郭に配置された金属製の反出力側ブラケットと、前記反出力側ブラケットと前記モータ外郭を固定するための固定用ブラケットとを備え、
    前記出力側ブラケットは、前記出力側ベアリングを収容するための出力側ベアリングハウスと、前記出力側ベアリングハウスの周りに広がり前記モータ外郭と一体になったフランジ部を有し、
    前記反出力側ブラケットは、前記モータ外郭の外周面に圧入された底面を有する円筒形状の反出力側ブラケット本体部と、底面に設けられ反出力側ベアリングを収容するための反出力側ベアリングハウスと、前記反出力側ブラケット本体部の開口の周縁から外方に向けて形成された円環状の反出力側ブラケットフランジと、前記反出力側ブラケットフランジの外周縁から外方に向けて突出する複数の爪部を有し、
    前記固定用ブラケットは、前記モータ外郭の外周面を覆うように取付けられた円筒形状の固定用ブラケット本体部と、前記固定用ブラケット本体部の一方の開口の周縁から外方に向けて形成された円環状の固定用ブラケットフランジを有し、
    前記反出力側ブラケットフランジと前記固定用ブラケットフランジが当接された状態で前記固定用ブラケットフランジに対して前記複数の爪部が固定されたモータであって、
    板状の導通帯と、前記導通帯の一端に設けられ前記出力側ブラケットの前記出力側ベアリングハウスに接合された第1接合部と、前記導通帯の他端に設けられ前記複数の爪部のいずれか1つの爪部と前記固定用ブラケットの前記固定用ブラケットフランジとの間に挟持された第2接合部とを備えた導電性を有する導通板を設けたことを特徴とするモータ。
  3. 前記第2接合部は、前記導通帯の他端より折り曲げられた状態に形成された平板部であり、前記平板部の中央に突起を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ。
  4. 前記平板部は、前記突起の両側に突起を有することを特徴とする請求項3に記載のモータ。
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